JP7309597B2 - 作業機 - Google Patents

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Description

本発明は、作業機に関する。
従来、特許文献1に開示された作業機が知られている。
特許文献1に開示された作業機は、機体に搭載された原動機を有している。
特開2017-66787号公報
ところで、原動機に供給される燃料として液化石油ガス(LPG;Liquefied Petroleum Gas)等の燃料ボンベに収容された燃料を用いることが考えられる。また、一般に、燃料ボンベを用いる装置では、燃料の残量が多い状態で燃料ボンベを交換するのは不経済であるので、燃料をギリギリまで使い切りたいという要望がある。
ところが、燃料ボンベには燃料残量を検出する検出装置が備えられていない場合が多い。そこで、燃料残量を把握するために、燃料ボンベからエンジンまでの燃料供給経路にリザーブタンクを設置し、リザーブタンク内の燃料液面が所定高さまで低下したときに通知を行う方法が考えられる。この方法では、燃料ボンベの燃料残量が十分にある場合には燃料ボンベからリザーブタンクに燃料が液体で供給されるのでリザーブタンク内は液体で満たされるが、燃料ボンベの燃料残量が低下して燃料ボンベからリザーブタンクに燃料が気体で供給されるようになるとリザーブタンク内の液面が低下するという現象を利用し、リザーブタンク内の液面が所定高さまで低下したことを検知して通知を行う。
しかしながら、この方法では、リザーブタンク内の液面が所定高さまで低下したことは把握できるものの、その後の燃料残量の推移を把握することができず、燃料をギリギリまで使い切ることが困難である。
本発明は、前記問題点に鑑み、リザーブタンク内の燃料残量が所定量に達したことを検出した後の燃料残量を把握することのできる作業機を提供することを目的とする。
本発明の一態様に係る作業機は、機体と、前記機体に搭載された原動機と、前記原動機に供給される燃料を収容する燃料ボンベと、前記燃料ボンベから供給される燃料を貯留し、前記燃料ボンベ内の燃料残量が所定量以下に低下した場合に、前記原動機に燃料を供給するリザーブタンクと、前記リザーブタンク内の燃料残量が所定量に達したことを検出する残量センサと、前記残量センサが前記検出を行った後に、所定の報知態様で残りの燃料の減少変化を報知する報知部と、を備え、前記残量センサは、前記リザーブタンク内の燃料残量が所定量に達したか否かの二つの値を出力するオンオフセンサであり、前記報知部は、前記リザーブタンク内の燃料残量が所定量に達したことを前記オンオフセンサである前記残量センサが出力した後の残りの燃料の減少変化を所定の報知態様で報知するものであって、前記残量センサが前記検出を行った後の前記原動機の駆動時間に応じて前記報知態様を変化させる報知制御部を有している。
上記の作業機によれば、報知部による報知によって、リザーブタンク内の燃料が所定量に達したことを検出した後の燃料残量を把握することができる。
作業機を示す概略側面図である。 作業機を示す概略平面図である。 エンジン及び燃料供給系を示す構造図である。 制御系の構成図である。 警告音のクロック信号を示す図である。 メータで構成された報知器の図である。
以下、本発明の一実施形態について、図面を適宜参照しつつ説明する。
図1は、本実施形態に係る作業機(旋回作業機)1であるバックホーの全体構成を示す概略側面図である。図2は、旋回作業機1の全体構成を示す概略平面図である。
以下に説明する実施形態では本発明を作業機1であるバックホーに適用する例について説明するが、本発明の適用対象はこれに限らず、各種の建設機械、土木機械、農業機械等、多様な作業機に適用できる。
図1に示すように、作業機1は、機体(旋回台)2と、走行装置10と、作業装置20と、を備えている。機体2上には運転席8が設けられており、当該運転席8の周囲は、保護機構60によって覆われている。
本実施形態においては、作業機1の運転席8に着座した作業者(オペレータ)の前側の方向(図1、図2の矢印A1方向)を前方、作業者の後側の方向(図1、図2の矢印A2方向)を後方、作業者の左側の方向(図1の手前側、図2の矢印B1方向)を左方、作業者の右側の方向(図1の奥側、図2の矢印B2方向)を右方として説明する。
また、前後方向に直交する方向である水平方向を機体幅方向(機体2の幅方向)として説明する。機体2の幅方向の中央部から右部、或いは、左部へ向かう方向を外方として説明する。言い換えれば、外方とは、機体幅方向であって機体2の幅方向の中心から離れる方向のことである。外方とは反対の方向を、内方(内側)として説明する。言い換えれば、内方とは、機体幅方向であって機体2の幅方向の中心に近づく方向である。
図1に示すように、機体2は、走行フレーム11上に旋回ベアリング3を介して縦軸(上下方向に延伸する軸心)廻りに回転可能(左側及び右側に旋回可能)に支持されている。旋回ベアリング3の中心は、旋回軸心(旋回中心)である。機体2には、油圧モータからなる旋回モータ(図示略)が取り付けられている。この旋回モータは、機体2を旋回軸心廻りに回転駆動するモータである。
図2に示すように、機体2には、原動機4、油圧ポンプ5が設けられている。即ち、原動機4は、機体2に搭載され、詳しくは、機体2の後部に配置されている。原動機4は、燃料によって駆動可能する火花点火式のエンジンである。また、原動機4は、電子制御可能なエンジンである。原動機4の機体幅方向の他方側の部分(右部)は、フライホイール4cであり、当該フライホイール4cの右側には、油圧ポンプ5が連結されている。油圧ポンプ5は、原動機4の駆動力で駆動され、作業機1に装備された油圧モータ及び油圧シリンダ等の油圧アクチュエータ(作動油を用いて駆動される油圧装置)を駆動させる作動油(油圧)を吐出する。
図1に示すように、走行装置10は、走行フレーム11と、走行機構12とを有する。走行機構12は、例えば、クローラ式である。図2に示すように、走行機構12は、走行フレーム11の機体幅方向の一方側(左側)と他方側(右側)とにそれぞれ設けられている。図1に示すように、走行機構12は、アイドラ13と、駆動輪14と、複数の転輪15と、エンドレスのクローラベルト16と、油圧モータからなる走行モータ17と、を有する。アイドラ13は、走行フレーム11の前部に配置され、駆動輪14は、走行フレーム11の後部に配置されている。複数の転輪15は、アイドラ13と駆動輪14との間に設けられている。クローラベルト16は、アイドラ13、駆動輪14、及び転輪15に亘って巻掛けられている。走行モータ17は、駆動輪14を駆動することでクローラベルト16を周方向に循環回走させる。走行装置10の前部には、ドーザ装置18が装着されている。
作業装置20は、機体2に設けられている。詳しくは、作業装置20は、機体2の前部に設けられ、且つ原動機4の駆動によって作動する。図1、図2に示すように、作業装置20は、ブーム23と、アーム25と、バケット(作業具)27とを有する。ブーム23の基端側は、スイングブラケット21に横軸(機体幅方向に延伸する軸心)廻りに回動可能に枢着されている。これによって、ブーム23が上下方向(鉛直方向)に揺動可能とされている。アーム25は、ブーム23の先端側に横軸廻りに回動可能に枢着されている。これによって、アーム25が前後方向或いは上下方向に揺動可能とされている。バケット27は、アーム25の先端側にスクイ動作及びダンプ動作可能に設けられている。作業機1は、バケット27に代えて、或いは加えて、油圧アクチュエータにより駆動可能な他の作業具(油圧アタッチメント)を装着することが可能である。この他の作業具としては、油圧ブレーカ、油圧圧砕機、アングルブルーム、アースオーガ、パレットフォーク、スイーパー、モア、スノーブロア等が例示できる。
図1に示すように、スイングブラケット21は、機体2の前部に前方突出状に設けられた支持ブラケット29に縦軸回りに回動可能に支持されている。スイングブラケット21は、機体2の右側に備えられたスイングシリンダ22の伸縮によって左及び右に揺動可能とされている。ブーム23は、ブームシリンダ24の伸縮によって揺動可能とされている。アーム25は、アームシリンダ26の伸縮によって揺動可能とされている。バケット27は、バケットシリンダ(作業具シリンダ)28の伸縮によってスクイ動作及びダンプ動作可能とされている。スイングシリンダ22、ブームシリンダ24、アームシリンダ26、及びバケットシリンダ28は、油圧シリンダ(油圧アクチュエータ)によって構成されており、油圧ポンプ5が吐出した作動油、即ち原動機4の駆動によって駆動する。
図1、図2に示すように、作業機1は、燃料を収容する燃料ボンベ130(燃料収容容器)を備えている。燃料ボンベ130は、例えば有底の円柱状の容器であり、内部に、ガスを圧縮して液化された燃料(液化燃料ガス)を液体の状態で収容する。即ち、燃料ボンベ130は、高圧ガス容器である。燃料ボンベ130は、機体2に着脱可能(交換可能)に装着されている。つまり、本実施形態の作業機1は、燃料ボンベ130内の燃料が少なくなったら燃料を補給するタイプの作業機1ではなく、燃料ボンベ130を交換するタイプの作業機1である。燃料は、原動機4を駆動させる燃料であり、例えば、液化石油ガス(LPG)、液化天然ガス(LNG)等である。燃料ボンベ130に収容された燃料は、当該燃料ボンベ130に接続されたホースを介してベーパライザ39に供給され、ベーパライザ39で気化されて、インジェクタまたはガスミキサ等の燃料供給手段(図示せず)により原動機4または原動機4の吸気経路に供給される。燃料ボンベ130の収容空間の後方側は、カバー87によって覆われていてもよい。
図3に示すように、原動機4は、クランクケース31内に設けられたシリンダ32を有している。シリンダ32の内部は、燃料と空気とを含む混合気を燃焼させる空間である燃焼室32Aを構成する。シリンダ32の上部には、燃焼室32A内の混合気に点火する点火プラグ33が取り付けられている。点火プラグ33には、イグニッションコイル34が接続されている。イグニッションコイル34は、点火プラグ33に高電圧を印加して放電させる。点火プラグ33は、この放電による火花によって燃焼室32A内の混合気を燃焼させる。つまり、イグニッションコイル34は、点火プラグ33による点火を制御し、原動機4の回転を制御する。
また、図示を省略しているが、シリンダ32内にはピストンが収容され、該ピストンはコネクティングロッドを介して回転動力を出力するクランク軸に接続されており、燃焼室32A内の混合気が燃焼されることでピストンがシリンダ32内を往復運動し、この往復運動がコンロッドを介して回転運動に変換されてクランク軸に伝達されて回転動力が出力される。
クランクケース31には、シリンダ32に接続される吸気路35及び排気路36が設けられている。吸気路35は、エアクリーナを介して取り入れられた空気をシリンダ32内に供給する。排気路36は、シリンダ32内で燃焼された後の排気ガスを、マフラ等を介して大気に排出する。吸気路35には、スロットルバルブ38が設けられている。スロットルバルブ38は、例えば、バタフライバルブを含んで構成され、開閉することで吸気路35を介してシリンダ32へ吸入される吸入空気の流量を調整する。吸気路35におけるスロットルバルブ38とシリンダ32との間には、インジェクタ37が設けられている。インジェクタ37は、スロットルバルブ38を通過した吸入空気に燃料を噴射する燃料噴射装置である。なお、ベーパライザ39で気化させた燃料を原動機4に供給する手段は、インジェクタ37に限るものではなく、例えばガスミキサ等の他の手段を用いてもよい。また、ベーパライザ39で気化させた燃料を原動機4に直接供給するようにしてもよく、原動機4の吸気経路に供給するようにしてもよい。
図3に示すように、インジェクタ37には、ベーパライザ39が接続されている。ベーパライザ39は、燃料ボンベ130に接続されており、燃料ボンベ130から送られる燃料を気化して原動機4(インジェクタ37)に供給する気化器である。詳しくは、燃料ボンベ130内の燃料は、原動機4に対して燃料ボンベ130から液体状態で供給され、ベーパライザ39で暖められて気化し、気化状態でインジェクタ37に供給される。インジェクタ37に供給された気化状態の燃料は、インジェクタ37から噴射され、空気と混合して燃焼室32Aに供給される。
また、ベーパライザ39には、原動機4の冷却水(エンジン冷却水)が通っており、エンジン冷却水の熱によって燃料(LPG等)を気化する。つまり、ベーパライザ39には、エンジン冷却水を循環させる冷却水循環路40が接続されており、この冷却水循環路40を循環するエンジン冷却水によって液体状態の燃料を暖める。
燃料ボンベ130とベーパライザ39との間の燃料供給経路41には、リザーブタンク42が設けられている。リザーブタンク42は、燃料ボンベ130から供給される燃料を内部に収容(貯留)し、燃料ボンベ130内の燃料残量が所定量以下に低下した(残り少なくなった)場合に、原動機4に燃料を供給する。リザーブタンク42から原動機4に燃料が供給されているときにでも、燃料ボンベ130からリザーブタンク42へ燃料は流れる。そして、燃料ボンベ130内の燃料が空になっても、作業機1は、リザーブタンク42内の燃料を用いて駆動を継続することができる。つまり、燃料ボンベ130内の燃料残量が少なくなった場合であっても、作業機1は、即時に作業を停止することなく、作業を継続することができる。リザーブタンク42には、該リザーブタンク42内の燃料が少なくなったことを検出する残量センサ43が設けられている。残量センサ43は、リザーブタンク42内の燃料残量が所定量に達したことを検出する。具体的には、残量センサ43は、例えば、リザーブタンク42内の燃料の液面を検出する光センサであり、リザーブタンク42内の燃料の液面が所定高さよりも下がると、光センサが露出してリザーブタンク42内の燃料の残量が所定量に達したことを検出する。つまり、残量センサ43の出力は、OFF(残量あり)、ON(残量なし)の2値である。
図3に示すように、作業機1は、ベーパライザ39の温度低下と相関のある温度を検出する温度検出器44を有する。温度検出器44の検出対象としては、例えば、エンジン冷却水である。この場合、温度検出器44は、エンジン冷却水の水温を検出する水温センサ44Aである。エンジン冷却水は、ベーパライザ39を暖めるものであるので、エンジン冷却水の温度が低いと、ベーパライザ39の気化能力が低く、ベーパライザ39で気化する燃料の気化熱によってベーパライザ39の温度が徐々に低下する。つまり、エンジン冷却水の温度は、ベーパライザ39の温度低下と相関がある。また、検出対象としては、ベーパライザ39で気化された燃料であってもよい。この場合、温度検出器44は、ベーパライザ39で気化された燃料の温度を検出するガス温センサ44Bである。ガス温センサ44Bは、ベーパライザ39とインジェクタ37とを接続するガス供給路46に設けられる。ベーパライザ39で気化された燃料の温度が低いということは、ベーパライザ39の温度低下と直接関係する。つまり、ベーパライザ39で気化された燃料の温度は、ベーパライザ39の温度低下と相関がある。また、検出対象としては、作動油であってもよい。この場合、温度検出器44は、例えば、作動油タンク45に貯留された作動油の温度を検出する油温センサ44Cである。また、油温センサ44Cは、油圧ポンプ5と作動油タンク45との間の油圧管路を流れる作動油の油温を検出するものであってもよい。油圧ポンプ5は、原動機4と直結しており、原動機4によって駆動される。また、寒冷時にあっては、作動油は、温度が低いため粘度が高く抵抗が大きいので、油圧ポンプ5の負荷が高い。このため原動機4の冷間始動時に燃料をたくさん吹いてしまってベーパライザ39の温度が低下する。つまり、作動油の油温は、ベーパライザ39の温度低下と相関がある。
図4に示すように、作業機1は、制御装置47を有している。制御装置47は、集積回路(ICチップ)等に形成された論理回路(ハードウェア)によって実現してもよいし、コンピュータを用いてソフトウェアによって実現してもよい。後者の場合、上記コンピュータは、制御装置47の各機能を実現するソフトウェアであるプログラムおよび作業機1に関する各種データがコンピュータで読み取り可能に記録された記録媒体と、上記プログラムの命令を実行するCPU(Central Processing Unit)等の演算回路と、上記プログラムおよび各種データを展開するRAM(Random Access Memory)などを備えている。そして、演算回路が上記プログラムを上記記録媒体から読み取って実行することにより、制御装置47の機能が実現される。
制御装置47は、原動機4に接続されている。原動機4は制御装置47によって制御される。具体的には、例えば、制御装置47は、イグニッションコイル34、インジェクタ37、スロットルバルブ38を制御し、原動機4の回転数、出力を制御する。
制御装置47には、アクセルダイヤル48が接続されている。アクセルダイヤル48は、原動機4の回転数を、ローアイドル(例えば、1350rpm)からハイアイドル(例えば、2600rpm)まで変化させるアクセル操作具である。制御装置47は、アクセルダイヤル48の操作を取得し、原動機4の回転数をアクセルダイヤル48の操作量に対応する回転数に制御する。アクセルダイヤル48は、操作した位置に自己保持可能である。
制御装置47には、温度検出器44(水温センサ44A、ガス温センサ44B又は油温センサ44C)が接続されている。制御装置47は、温度検出器44が検出した検出情報を取得可能である。
ところで、寒冷地で原動機4が冷えている状態では、エンジン冷却水の温度も低いため、ベーパライザ39の気化能力が低い。気化能力が低い(エンジン冷却水が温まっていない)状態で、原動機4に負荷を掛けたり、原動機4の回転数を上げて燃料が増量されると、燃料であるLPG等の気化が追いつかなくなり、LPG等がエンジンに液体状態で供給されようになるため、燃料過多になって空燃比が小さくなりすぎて(燃料リッチになりすぎて)原動機4がストール(エンジンストール)を起こす。燃料がLPGの場合、LPGはプロパンとブタンとを主成分とする混合燃料なので各成分の配合比率によって沸点は異なるが、ベーパライザ39の温度がLPGの沸点よりも高い場合には、LPGは気化する。しかしながら、ベーパライザ39の気化能力が低いまま気化していくと、気化熱によってだんだんと(徐々に)ベーパライザ39が冷えていき、ベーパライザ39がLPGの沸点以下になるとLPGを十分に気化できなくなって、エンジンストールを起こす。このような原因でエンジンストールを起こす場合、原動機4は、一旦は簡単に始動して回転数がスムーズに上がるが、その後にエンジンストールが起こるので、突然のエンジンストールにオペレータは、違和感を感じる(オペレータは、故障かガス欠と感じる)。
そこで、本実施形態では、原動機4の冷間始動時において、制御装置47によって、温度検出器44が検出した温度が第1温度以下の低温の場合に、ベーパライザ39から原動機4へ流れる燃料の流量を抑制している。ベーパライザ39から原動機4へ流れる燃料の流量が抑制されることにより、燃料の気化を継続することができ、原動機4のストールを防止することができる。
ベーパライザ39から原動機4へ流れる燃料の流量を抑制する方法として、原動機4の回転数の上限を制限する方法がある。詳しくは、制御装置47は、原動機4の回転数の上限を制限する回転数制限部47Aを有する。回転数制限部47Aは、原動機4の始動時において、温度検出器44が検出した温度が第1温度以下の低温の場合に、原動機4の回転数の上限を、例えば、2000rpmに制限する。したがって、アクセルダイヤル48の操作によって、原動機4の回転数が2000rpmを超える回転数に設定されていても、原動機4の回転数は、2000rpmを超える回転数にならない。原動機4の回転数の上限を制限することにより、ベーパライザ39から原動機4へ流れる燃料の流量を抑制できる。なお、制限される回転数は、2000rpmに限定されることはなく、適宜変更できる。
上記の回転数制限の制御において、温度検出器44として、水温センサ44Aを採用した場合、原動機4の始動時において、エンジン冷却水の水温が、第1温度(例えば、-10℃)以下の場合に、回転数制限部47Aは、原動機4の回転数の上限を制限する。この場合、水温が、例えば、5℃(第2温度)に達したら回転数の制限が解除される。つまり、制御装置47は、解除部47Cを有し、解除部47Cは、水温センサ44A(温度検出器44)が検出した温度が第1温度よりも高い第2温度以上になると回転数の制限(ベーパライザ39から原動機4へ流れる燃料の流量の抑制)を解除する。温度検出器44として、原動機4に予め装備された水温センサ44Aを利用することで、安価に構成することができる。
また、温度検出器44として、ガス温センサ44Bを採用した場合、原動機4の始動時において、ベーパライザ39で気化された燃料の温度(ガス温度)が、例えば、-35℃(第1温度)以下の場合に、回転数制限部47Aは、原動機4の回転数の上限を制限する。この場合は、ガス温度が-30℃(第2温度)に達したら回転数の制限が解除される。
また、温度検出器44として、油温センサ44Cを採用した場合、原動機4の始動時において、作動油の温度(油温)が、例えば、-10℃(第1温度)以下の場合に、回転数制限部47Aは、原動機4の回転数の上限を制限する。この場合は、油温が5℃(第2温度)に達したら回転数の制限が解除される。
第1温度、第2温度は、上記した数値に限定されることはなく、例えば、燃料の組成やベーパライザ39の特性等に応じて適宜変更してもよい。
また、原動機4を始動してから、ある程度の時間が経過すると、エンジン冷却水の水温(原動機4の温度)が上昇していることが予想されるので、解除部47Cは、原動機4を始動してから所定時間経過後に回転数の制限(燃料の流量の抑制)を解除するものであってもよい。この所定時間は、例えば、120秒である。つまり、解除部47Cは、原動機4を始動してから120秒経過したら回転数の制限を解除する。所定時間は、120秒に限定されることはない。また、原動機4を始動してから回転数の制限を解除するまでの時間は、一定でなくてもよい。つまり、原動機4を始動してから回転数の制限を解除するまでの時間は、原動機4の始動時に温度検出器44が検出した温度(水温、ガス温、油温)に応じて変更してもよい。
また、ベーパライザ39から原動機4へ流れる燃料の流量を抑制する方法として、原動機4の出力(スロットルバルブ38の開度)を制限する方法がある。詳しくは、制御装置47は、原動機4の出力を制限する出力制限部47Bを有し、出力制限部47Bは、原動機4の始動時において、温度検出器44が検出した温度が第1温度以下の低温の場合に、例えば、スロットルバルブ38の開度を上限20%とすることで、原動機4の出力を制限する。吸入空気と燃料の割合は略一定で、スロットルバルブ38を制限すれば燃料の量も制限される。これにより、ベーパライザ39から原動機4へ流れる燃料の流量を抑制することができる。
この場合も、温度検出器44としては、水温センサ44A、ガス温センサ44B又は油温センサ44Cのいずれであってもよい。また、出力の制限の解除も上記と同様に行われる。
図4に示すように、制御装置47には、原動機4へ流れる燃料の流量が抑制されていることを表示する表示部49が接続されている。制御装置47は、原動機4の回転数の上限が制限されている場合、又は原動機4の出力が制限されている場合に、これら制限が行われていることを表示部49に表示する。表示部49は、運転席8の近傍のオペレータが視認することができる場所に設けられる。表示部49は、例えば、ランプ等で構成されるインジケータである。また、表示部49は、運転席8の近傍に設けられたディスプレイに表示されるものであってもよい。表示部49の表示は、回転数の上限の制限、出力の制限が解除されるときに解除される。
原動機4としては、電子制御されるエンジンでなくてもよく、LPG等を燃料としたモータであってもよい。
図4に示すように、制御装置47には、残量センサ43が接続されている。制御装置47は、残量センサ43が検出した検出情報を取得可能である。また、制御装置47には、報知器50が接続されている。制御装置47は、報知器50を制御する報知制御部47Dを有する。報知制御部47Dは、残量センサ43が検出した検出情報を取得可能である。報知器50と報知制御部47Dとは、残量センサ43が、リザーブタンク42内の燃料残量が所定量に達したことの検出を行った後に、所定の報知態様で残りの燃料の減少変化を報知する報知部51を構成している。
報知器50は、例えば、「ピッピッピッ」というブザー音(警告音)を周期的に鳴らすブザー等の発音装置で構成される。したがって、この場合の報知態様は、警告音を鳴らすことである。報知器50は、報知制御部47Dから出力される図5に示す指令信号(クロック信号)52に基づいて警告音を発する。
報知部51(報知制御部47D)は、残りの燃料の量の減少に応じて報知態様を段階的に変化させる。即ち、図5に示すように、残量センサ43がリザーブタンク42内の燃料残量が所定量に達したことを検出していない非検出状態53では、報知部51(報知器50)は警告音を発しなく、残量センサ43がリザーブタンク42内の燃料残量が所定量に達したことを検出した検出状態54で報知部51(報知器50)は警告音を発する。本実施形態の場合は、報知態様(警告音)を4段階55A~55Dに変化させる。第1段階55Aは、非検出状態53から検出状態54に切り換わったときの状態である。第1段階55Aでは、警告音を所定間隔56A(例えば、1分間隔)で繰り返すように構成されている。第2段階55Bは、警告音を第1段階55Aよりも短い間隔56B(例えば、10秒間隔)で繰り返すように構成されている。第3段階55Cは、警告音を第2段階55Bよりも短い間隔56C(例えば、5秒間隔)で繰り返すように構成されている。第4段階55Dは、警告音を連続的に発するように構成されている。
図4に示すように、制御装置47には、残量センサ43が検出を行ったことを表示する給油ランプ57が接続されている。給油ランプ57は、運転席8の近傍に設けられる。給油ランプ57は、非検出状態53では消灯しており、第1段階55A~第3段階55C(最初の段階から最終段階に至る前の段階)までは、点滅し、第4段階55D(最終段階)では、点灯する。給油ランプ57の点滅間隔は、第1段階55A~第3段階55Cで異なるようにしてもよい。この場合、警告音の間隔と対応させてもよい。
また、報知制御部47Dは、残量センサ43が検出を行った後の原動機4の駆動時間(原動機4が駆動中(回転中)である状態の経過時間)に応じて報知態様を変化させる。詳しくは、報知制御部47Dは、残量センサ43が検出を行ったときから、原動機4が回転していることを条件に時間のカウントを始め、経過時間に応じて(例えば、数分間隔で)、警告音の間隔を第1段階55Aから第4段階55Dに変化させる。
なお、第1段階55Aから第4段階55Dに移行中に、原動機4を停止した場合は、停止したときに、時間のカウントを止めると共に該カウントを制御装置47に記憶させておき、燃料ボンベ130を交換せずに、再び原動機4を始動したときからカウントを再開するようにしてもよい。燃料ボンベ130が交換されたとき、即ち、残量センサ43が非検出状態53であるときは、前記カウントをクリアする。
また、報知制御部47Dは、残量センサ43が検出を行った後の燃料消費量を算出し、算出した燃料消費量に基づいて報知態様を変化させるようにしてもよい。燃料消費量の算出は、例えば、下記特性を利用して、「燃料に混合される空気量」、「原動機4の回転数」、「スロットルバルブ38の開度」、「原動機4の運転時間」のうちの1つ又は複数の算出条件に基づいて行われる。
(特性)
原動機4の運転時間:大→燃料消費:大
スロットルバルブ38の開度:大→燃料消費:大
原動機4の回転速度:大→燃料消費:大
シリンダ32へ流れる空気流量:大→燃料消費:大
空燃比:大→燃料消費:小
原動機4の出力:大→燃料消費:大
図6に示すように、報知器50は、指示針58を有するメータ(針メータ)50Aであってもよい。メータ50Aは、運転席8の近傍のオペレータが視認できる場所に設けられる。メータ50Aは、複数(5つ)の目盛線(第1目盛線59a~第5目盛線59e)を含む表示面61を有している。残量センサ43が非検出状態であるときには、指示針58は、第1目盛線59aを指し示している。残量センサ43が検出状態に切り換わると、指示針58は、第2目盛線59b(第1段階)を指し示す。その後、指示針58は、時間の経過又は燃料消費量に応じて、第3目盛線59c(第2段階)、第4目盛線59d(第3段階)、第5目盛線59e(第4段階、最終段階)へと段階的に移行する。したがって、この報知器50がメータ50Aである場合の報知態様は、指示針58が第2目盛線59b~第5目盛線59eを指し示す状態である。また、この場合も、報知態様は、4段階に段階的に変化する。
本実施形態では、報知態様を4段階に変化させるようにしているが、これに限定されることはない。つまり、報知態様の変化の段階数は、5段階以上であってもよいし、2段階又は3段階であってもよい。また、報知器50がメータ50Aである場合、報知態様を段階的に変化させる必要はなく、連続的に変化するものであってもよい。
ところで、燃料補給の際に、燃料ボンベ130を交換するタイプの作業機1にあっては、燃料ボンベ130の充填量はボンベサイズによって異なるので、交換直後からの運転時間で燃料残量を推定するのは、困難である。
また、燃料ボンベ130内の燃料残量が所定量以下に低下した場合に、原動機4に燃料を供給するリザーブタンク42を備えた作業機1にあっては、リザーブタンク42の燃料残量が所定量に達したことを検出することで燃料が少なくなったことを警告することができるが、この段階で交換すると、燃料ボンベ130に燃料が残っているので、残っている燃料が無駄になる。また、燃料供給がリザーブタンク42に切り換わっても燃料ボンベ130に残った燃料はリザーブタンク42に供給されるので、リザーブタンク42の燃料残量が所定量に達したことを検出した後であっても、作業機1を運転することはできる。また、燃料の残量が多い状態で燃料ボンベ130を交換するのは不経済であるので、燃料をギリギリまで使い切りたいという要望がある。言い換えると、燃料残量が少なくなってから(リザーブタンク42内の燃料が所定量に達したことが検出されてから)、作業機1がどのくらい動く(どのくらい動いた)のか把握したいという要望がある。
本実施形態にあっては、残量センサ43が検出を行った後に、燃料残量の報知を行う報知態様を、残りの燃料の量の減少に応じて段階的に又は連続的に変化させることにより、オペレータは、リザーブタンク42内の燃料が所定量に達したことを検出した後の燃料残量を把握することができる。つまり、報知態様が段階的又は連続的に変化することで、オペレータが燃料残量の変化を確認することができ、燃料ボンベ130の交換タイミングを把握できる。これにより、燃料を極力使い切ることができ且つ原動機4がストールする前に燃料ボンベ130を交換することができる。また、現状の作業終了や交換場所への移動などのタイミングの判断の手助けとなる。また、燃料ボンベ130の交換の必要性を認識することができ、燃料ボンベ130を交換しようとする意識が働くので、原動機4のストールを予防できる。
上記の作業機1は、機体2と、機体2に搭載された原動機4と、燃料を収容する燃料ボンベ130と、燃料ボンベ130から送られる燃料を気化して原動機4に供給するベーパライザ39と、ベーパライザ39の温度低下と相関のある温度を検出する温度検出器44と、温度検出器44が検出した温度が第1温度以下の場合にベーパライザ39から原動機4へ流れる燃料の流量を抑制する制御装置47と、を備えている。
この構成によれば、原動機4の冷間始動時において、温度検出器44が検出した温度が第1温度以下の低温の場合に、ベーパライザ39から原動機4へ流れる燃料の流量が抑制されるので、燃料の気化を継続することができ、原動機4のストールを防止することができる。
また、原動機4へ流れる燃料の流量が抑制されていることを表示する表示部49を備えている。
この構成によれば、燃料の流量が抑制されていることをオペレータに認識させることができる。
また、制御装置47は、原動機4へ流れる燃料の流量を抑制すべく原動機4の回転数の上限を制限する回転数制限部47Aを有している。
この構成によれば、原動機4の回転数の上限を制限することで、ベーパライザ39から原動機4へ流れる燃料の流量が抑制でき、原動機4のストールを防止することができる。
また、制御装置47は、原動機4へ流れる燃料の流量を抑制すべく原動機4の出力を制限する出力制限部47Bを有している。
この構成によれば、原動機4の出力を制限することで、ベーパライザ39から原動機4へ流れる燃料の流量が抑制でき、原動機4のストールを防止することができる。
また、制御装置47は、温度検出器44が検出した温度が第1温度よりも高い第2温度以上になると抑制を解除する解除部47Cを有している。
この構成によれば、原動機4へ流れる燃料の流量の抑制を自動的に解除することができる。
また、制御装置47は、原動機4を始動してから所定時間経過後に抑制を解除する解除部47Cを有している。
この構成によれば、原動機4へ流れる燃料の流量の抑制を自動的に解除することができる。
また、温度検出器44は、原動機4の冷却水の温度を検出する水温センサ44Aである。
この構成によれば、原動機4の冷却水の温度を検出することで、燃料の気化を良好に行えるか否かの判別を適切に行える。
また、温度検出器44は、ベーパライザ39で気化された燃料の温度を検出するガス温センサ44Bである。
この構成によれば、ベーパライザ39で気化された燃料の温度を検出することで、燃料の気化を良好に行えるか否かの判別を適切に行える。
また、作動油を用いて駆動される油圧装置を備え、温度検出器44は、作動油の温度を検出する油温センサ44Cである。
この構成によれば、作動油の温度を検出することで、燃料の気化を良好に行えるか否かの判別を適切に行える。
また、上記の作業機1は、機体2と、機体2に搭載された原動機4と、原動機4に供給される燃料を収容する燃料ボンベ130と、燃料ボンベ130から供給される燃料を貯留し、燃料ボンベ130内の燃料残量が所定量以下に低下した場合に、原動機4に燃料を供給するリザーブタンク42と、リザーブタンク42内の燃料残量が所定量に達したことを検出する残量センサ43と、残量センサ43が検出を行った後に、所定の報知態様で残りの燃料の減少変化を報知する報知部51と、を備えている。
この構成によれば、報知部51による報知によって、リザーブタンク42内の燃料が所定量に達したことを検出した後の燃料残量を把握することができる。
また、報知部51は、残量センサ43が検出を行った後の原動機4の駆動時間に応じて報知態様を変化させる報知制御部47Dを有している。
この構成によれば、残量センサ43が検出を行った後に、原動機4の駆動時間をカウントすることにより、報知態様を変化させることができる。
また、報知部51は、残量センサ43が検出を行った後の燃料消費量を算出し、算出した燃料消費量に基づいて報知態様を変化させる報知制御部47Dを有している。
この構成によれば、残量センサ43が検出を行った後に、燃料消費量を算出することにより、報知態様を変化させることができる。
報知制御部は、報知態様を段階的に変化させるものであってもよい。
また、報知部51は、警告音を発する報知器50を有し、報知態様は、警告音を周期的に鳴らすことであり、報知制御部47Dは、残りの燃料の減少変化に応じて警告音の間隔を狭める指令信号52を報知器50に送ることで報知態様を変化させる
この構成によれば、リザーブタンク42内の燃料が所定量に達したことを検出した後の燃料残量を、音によってオペレータに認識させることができる。
また、報知制御部47Dは、燃料に混合される空気量、原動機4の回転数、スロットルバルブ38の開度、原動機4の運転時間のうちの1つ又は複数の算出条件に基づいて燃料消費量を算出する。
この構成によれば、残量センサ43が検出を行った後の燃料消費量を算出することができる。
また、残量センサ43が検出を行ったことを表示する給油ランプ57を備え、報知制御部47Dは、給油ランプ57を、報知態様の最初の段階(第1段階55A)から最終段階に至る前の段階(第3段階55C)まで点滅させ、報知態様の最終段階(第4段階55D)で点灯させる。
この構成によれば、リザーブタンク42内の燃料が所定量に達したことを検出した後の燃料残量を、給油ランプ57によってもオペレータに認識させることができる。
以上、本発明の一実施形態について説明したが、今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味及び範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
2 機体
4 原動機
38 スロットルバルブ
42 リザーブタンク
43 残量センサ
47D 報知制御部
50 報知器
51 報知部
52 指令信号
55A 最初の段階(第1段階)
55C 最終段階に至る前の段階(第3段階)
55D 最終段階(第4段階)
57 給油ランプ
130 燃料ボンベ

Claims (6)

  1. 機体と、
    前記機体に搭載された原動機と、
    前記原動機に供給される燃料を収容する燃料ボンベと、
    前記燃料ボンベから供給される燃料を貯留し、前記燃料ボンベ内の燃料残量が所定量以下に低下した場合に、前記原動機に燃料を供給するリザーブタンクと、
    前記リザーブタンク内の燃料残量が所定量に達したことを検出する残量センサと、
    前記残量センサが前記検出を行った後に、所定の報知態様で残りの燃料の減少変化を報知する報知部と、
    を備え、
    前記残量センサは、前記リザーブタンク内の燃料残量が所定量に達したか否かの二つの値を出力するオンオフセンサであり、
    前記報知部は、前記リザーブタンク内の燃料残量が所定量に達したことを前記オンオフセンサである前記残量センサが出力した後の残りの燃料の減少変化を所定の報知態様で報知するものであって、前記残量センサが前記検出を行った後の前記原動機の駆動時間に応じて前記報知態様を変化させる報知制御部を有している作業機。
  2. 機体と、
    前記機体に搭載された原動機と、
    前記原動機に供給される燃料を収容する燃料ボンベと、
    前記燃料ボンベから供給される燃料を貯留し、前記燃料ボンベ内の燃料残量が所定量以下に低下した場合に、前記原動機に燃料を供給するリザーブタンクと、
    前記リザーブタンク内の燃料残量が所定量に達したことを検出する残量センサと、
    前記残量センサが前記検出を行った後に、所定の報知態様で残りの燃料の減少変化を報知する報知部と、
    を備え、
    前記残量センサは、前記リザーブタンク内の燃料残量が所定量に達したか否かの二つの値を出力するオンオフセンサであり、
    前記報知部は、前記リザーブタンク内の燃料残量が所定量に達したことを前記オンオフセンサである前記残量センサが出力した後の残りの燃料の減少変化を所定の報知態様で報知するものであって、前記残量センサが前記検出を行った後の燃料消費量を算出し且つ算出した燃料消費量に基づいて前記報知態様を変化させる報知制御部を有している作業機。
  3. 前記報知制御部は、前記報知態様を段階的に変化させる請求項1または2に記載の作業機。
  4. 前記報知部は、警告音を発する報知器を有し、
    前記報知態様は、警告音を周期的に鳴らすことであり、
    前記報知制御部は、残りの燃料の減少変化に応じて前記警告音の間隔を狭める指令信号を前記報知器に送ることで前記報知態様を変化させる請求項1~3のいずれか1項に記載の作業機。
  5. 前記報知制御部は、燃料に混合される空気量、原動機の回転数、スロットルバルブの開度、原動機の運転時間のうちの1つ又は複数の算出条件に基づいて前記燃料消費量を算出する請求項に記載の作業機。
  6. 前記残量センサが前記検出を行ったことを表示する給油ランプを備え、
    前記報知制御部は、前記給油ランプを、前記報知態様の最初の段階から最終段階に至る前の段階まで点滅させ、前記報知態様の最終段階で点灯させる請求項に記載の作業機。
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