JP7263518B2 - 加熱アセンブリおよび香味吸引器 - Google Patents

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Description

本発明は、加熱アセンブリおよび香味吸引器に関する。
従来、香味源を含有する基材の燃焼をすることなく香味を吸引するための香味吸引器が知られている。このような香味吸引器として、加熱部から断熱部への熱伝導を抑制するために、断熱部を加熱部から離間して配置した装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。
国際公開第2017/194763号
本発明の目的は、新たな構造を有する加熱アセンブリおよび香味吸引器を提供することである。
本発明の一実施形態によれば、加熱アセンブリが提供される。この加熱アセンブリは、第1方向に延在し、香味発生物品を加熱するように構成された加熱部と、第1方向に延在するとともに、第1方向と直交する第2方向において加熱部から離間する断熱部と、加熱部の第1端部および第2端部の少なくとも一方に配置され、加熱部と断熱部との間の空隙から流体が流出するのを阻害するように構成された隔壁と、を備える。
本発明の他の一実施形態によれば、上記加熱アセンブリを備えた香味吸引器が提供される。
実施形態1に係る香味吸引器の全体斜視図である。 香味発生物品を保持した状態の実施形態1に係る香味吸引器の全体斜視図である。 香味発生物品の断面図である。 図1Aに示した矢視3-3における断面図である。 加熱部の断面図である。 加熱部と挿入ガイド部材との係合部分の拡大断面図である。 加熱部とインレット管との係合部分の拡大断面図である。 実施形態2に係る加熱部と挿入ガイド部材との係合部分の拡大断面図である。 実施形態2に係る加熱部とインレット管との係合部分の拡大断面図である。
以下、本発明の実施形態について図面を参照して説明する。以下で説明する図面において、同一のまたは相当する構成要素には、同一の符号を付して重複した説明を省略する。
図1Aは、実施形態1に係る香味吸引器の全体斜視図である。図1Bは、香味発生物品を保持した状態の実施形態1に係る香味吸引器の全体斜視図である。本実施形態に係る香味吸引器10は、例えば、エアロゾル源を含んだ香味源を有する香味発生物品110を加熱することで、香味を含むエアロゾルを生成するように構成される。
図1Aおよび図1Bに示すように、香味吸引器10は、トップハウジング11Aと、ボトムハウジング11Bと、カバー12と、スイッチ13と、蓋部14と、第1通気口15と、キャップ16と、を有する。トップハウジング11Aとボトムハウジング11Bとは、互いに接続されることで、香味吸引器10の最外のアウタハウジング11を構成する。アウタハウジング11は、使用者の手に収まるようなサイズである。使用者が香味吸引器10を使用する際は、香味吸引器10を手で保持して、香味を吸引することができる。
トップハウジング11Aは、図示しない開口を有し、カバー12は、当該開口を閉じるようにトップハウジング11Aに結合される。図1Bに示すように、カバー12は、香味発生物品110を挿入可能な開口12aを有する。蓋部14は、カバー12の開口12aを開閉するように構成される。具体的には、蓋部14は、カバー12に取り付けられ、開口12aを閉鎖する第1位置と開口12aを開放する第2位置との間を、カバー12の表面に沿って移動可能に構成される。これにより、蓋部14は、香味吸引器10の内部(図4に示す挿入ガイド部材60の開口60b)への香味発生物品110のアクセスを許可または制限することができる。
スイッチ13は、香味吸引器10の作動のオンとオフとを切り替えるために使用される。例えば、使用者は、図1Bに示すように香味発生物品110を開口12aに挿入した状態でスイッチ13を操作することで、図示しない加熱要素に図示しない電源から電力が供給され、香味発生物品110を燃焼させずに加熱することができる。香味発生物品110が加熱されると、香味発生物品110に含まれるエアロゾル源からエアロゾルが蒸発し、エアロゾルに香味源の香味が取り込まれる。使用者は、香味発生物品110の香味吸引器10から突出した部分(図1Bにおいて図示された部分)を吸引することで、香味を含んだエアロゾルを吸引することができる。
第1通気口15は、アウタハウジング11の内部空間に格納される加熱アセンブリ41(図3参照)の内部に空気を導入するための通気口である。キャップ16は、ボトムハウジング11Bに着脱自在に構成されている。キャップ16がボトムハウジング11Bに取り付けられることで、ボトムハウジング11Bとキャップ16との間に第1通気口15が形成される。キャップ16は、例えば図示しない貫通孔または切欠き等を有し得る。なお、本明細書において、香味吸引器10の長手方向(第1方向)とは、香味発生物品110が開口12aに挿入される方向をいう。また、本明細書の香味吸引器10において、空気等の流体が流入する側(例えば、第1通気口15側)を上流側とし、流体が流出する側(例えば開口12a側)を下流側とする。
次に、本実施形態に係る香味吸引器10に使用される香味発生物品110の構成について説明する。図2は、香味発生物品110の断面図である。図2に示す実施形態においては、香味発生物品110は、充填物111と、充填物111を巻装する第1の巻紙112と、を含む基材部110Aと、基材部110Aとは反対側の端部を形成する吸口部110Bと、を有する。基材部110Aと吸口部110Bとは、第1の巻紙112とは異なる第2の巻紙113によって連結されている。ただし、第2の巻紙113を省略し、第1の巻紙112を用いて基材部110Aと吸口部110Bとを連結することもできる。
図2中の吸口部110Bは、紙管部114と、フィルタ部115と、紙管部114とフィルタ部115との間に配置された中空セグメント部116と、を有する。中空セグメント部116は、例えば、1つまたは複数の中空チャネルを有する充填層と、充填層を覆うプラグラッパーとで構成される。充填層は、繊維の充填密度が高いため、吸引時、空気やエアロゾルは、中空チャンネルのみを流れることになり、充填層内はほとんど流れない。香味発生物品110において、フィルタ部115でのエアロゾル成分の濾過による減少を少なくしたいときに、フィルタ部115の長さを短くして中空セグメント部116で置き換えることは、エアロゾルのデリバリ量を増大させるために有効である。
図2中の吸口部110Bは、3つのセグメントから構成されているが、本実施形態において、吸口部110Bは、1つまたは2つのセグメントから構成されていてもよいし、4つまたはそれ以上のセグメントから構成されていてもよい。例えば、中空セグメント部116を省略し、紙管部114とフィルタ部115とを互いに隣接配置して吸口部110Bを形成することもできる。
図2に示す実施形態において、香味発生物品110の長手方向の長さは、40mm~90mmであることが好ましく、50mm~75mmであることがより好ましく、50mm~60mmであることがさらに好ましい。香味発生物品110の円周は、15mm~25mmであることが好ましく、17mm~24mmであることがより好ましく、20mm~23mmであることがさらに好ましい。また、香味発生物品110における基材部110Aの長さは20mm、第1の巻紙112の長さは20mm、中空セグメント部116の長さは8mm、フィルタ部115の長さは7mmであってよいが、これら個々のセグメントの長さは、製造適性、要求品質等に応じて、適宜変更できる。
本実施形態において、香味発生物品110の充填物111は、所定温度で加熱されてエアロゾルを発生するエアロゾル源を含有し得る。エアロゾル源の種類は、特に限定されず、用途に応じて種々の天然物からの抽出物質および/またはそれらの構成成分を選択することができる。エアロゾル源として、例えば、グリセリン、プロピレングリコール、トリアセチン、1,3-ブタンジオール、およびこれらの混合物を挙げることができる。充填物111中のエアロゾル源の含有量は、特に限定されず、十分にエアロゾルを発生するとともに、良好な香喫味の付与の観点から、通常5重量%以上であり、好ましくは10重量%以上であり、また、通常50重量%以下であり、好ましくは20重量%以下である。
本実施形態における香味発生物品110の充填物111は、香味源としてたばこ刻みを含有し得る。たばこ刻みの材料は特に限定されず、ラミナや中骨等の公知のものを用いることができる。香味発生物品110における充填物111の含有量の範囲は、円周22mm、長さ20mmの場合、例えば、200mg~400mgであり、250mg~320mgであることが好ましい。充填物111の水分含有量は、例えば、8重量%~18重量%であり、10重量%~16重量%であることが好ましい。このような水分含有量であると、巻染みの発生を抑制し、基材部110Aの製造時の巻上適性を良好にする。充填物111として用いるたばこ刻みの大きさやその調製法については特に制限はない。例えば、乾燥したたばこ葉を、幅0.8mm~1.2mmに刻んだものを用いてもよい。また、乾燥したたばこ葉を平均粒径が20μm~200μm程度になるように粉砕して均一化したものをシート加工し、それを幅0.8mm~1.2mmに刻んだものを用いてもよい。さらに、上記のシート加工したものについて刻まずにギャザー加工したものを充填物111として用いてもよい。また、充填物111は、1種または2種以上の香料を含んでいてもよい。当該香料の種類は特に限定されないが、良好な喫味の付与の観点から、好ましくはメンソールである。
本実施形態において、香味発生物品110の第1の巻紙112および第2の巻紙113は、坪量が例えば20gsm~65gsmであり、好ましくは25gsm~45gsmである原紙から作られることができる。第1の巻紙112および第2の巻紙113の厚みは、特に限定されないが、剛性、通気性、および製紙時の調整の容易性の観点から、10μm~100μmであり、好ましくは20μm~75μmであり、より好ましくは30μm~50μmである。
本実施形態において、香味発生物品110の第1の巻紙112および第2の巻紙113には、填料が含まれ得る。填料の含有量は、第1の巻紙112および第2の巻紙113の全重量に対して10重量%~60重量%を挙げることができ、15重量%~45重量%であることが好ましい。本実施形態において、好ましい坪量の範囲(25gsm~45gsm)に対して、填料が15重量%~45重量%であることが好ましい。填料としては、例えば、炭酸カルシウム、二酸化チタン、カオリン等を使用することができる。このような填料を含む紙は、香味発生物品110の巻紙として利用する外観上の観点から好ましい白色系の明るい色を呈し、恒久的に白さを保つことができる。そのような填料を多く含有させることで、例えば、巻紙のISO白色度を83%以上にすることができる。また、香味発生物品110の巻紙として利用する実用上の観点から、第1の巻紙112および第2の巻紙113は、8N/15mm以上の引張強度を有することが好ましい。この引張強度は、填料の含有量を少なくすることで高めることができる。具体的には、上記で例示した各坪量の範囲において示した填料の含有量の上限よりも填料の含有量を少なくすることで、引張強度を高めることができる。
次に、図1Aおよび図1Bに示した香味吸引器10の内部構造について説明する。図3は、図1Aに示した矢視3-3における断面図である。図3に示すように、香味吸引器10は、アウタハウジング11およびインナハウジング17の内部空間に、電源部20と、回路部30と、加熱装置40と、を有する。アウタハウジング11を構成するトップハウジング11Aおよびボトムハウジング11Bは、インナハウジング17を取り囲んで、インナハウジング17を内部空間に格納する。
回路部30は、互いに電気的に接続された第1回路基板31と、第2回路基板32と、第3回路基板33と、を有する。第1回路基板31は、例えば、図示のように矩形状の電源21の一面に隣接して長手方向に延びて配置される。第1回路基板31と加熱装置40との間には、隔壁34が設けられており、これにより、電源部20と第1回路基板31とを収容する領域の少なくとも一部が区画される。隔壁34には、電源部20側の空間と加熱装置40側の空間とを流体連通する切欠きや貫通孔等が設けられてもよい。
第2回路基板32は、トップハウジング11Aの内側でカバー12と電源部20との間に配置され、第1回路基板31の延在方向と直交する方向に延びる。スイッチ13は、第2回路基板32と隣接して配置される。使用者がスイッチ13を押下したとき、スイッチ13の一部が、第2回路基板32と接触し得る。第3回路基板33は、加熱装置40に対して、開口12a(図1B参照)の反対側に形成された空間において、長手方向に延びて配置される。
第3回路基板33は、種々の電子部品が取り付けられた主面を有する。例えば、第3回路基板33は、その主面が長手方向に対して傾斜するように、ボトムハウジング11B内に配置されてもよい。これにより、第3回路基板33の主面を大きくすることができ、ボトムハウジング11B内の空間を有効活用することができる。
第1回路基板31、第2回路基板32および第3回路基板33は、例えばマイクロプロセッサ等を含み、電源部20から加熱装置40への電力の供給を制御することができる。これにより、第1回路基板31、第2回路基板32および第3回路基板33は、加熱装置40による香味発生物品110の加熱を制御することができる。
電源部20は、第1回路基板31、第2回路基板32および第3回路基板33に電気的に接続される電源21を有する。電源21は、例えば、充電式バッテリまたは非充電式のバッテリであり得る。電源21は、第1回路基板31、第2回路基板32および第3回路基板33の少なくとも1つを介して、加熱装置40と電気的に接続される。これにより、電源21は、香味発生物品110を適切に加熱するように、加熱装置40に電力を供給することができる。また、図示のように、電源21は、加熱装置40と並列に配置される。これにより、電源21の大きさを大きくしても、香味吸引器10の長手方向の長さが長くなることを抑制することができる。
また、香味吸引器10は、外部電源と接続可能な端子22を有する。端子22は、例えばマイクロUSB等のケーブルと接続することができる。電源21が充電式バッテリである場合は、端子22に外部電源を接続することで、外部電源から電源21に電流を流し、電源21を充電することができる。また、端子22にマイクロUSB等のデータ送信ケーブルを接続することにより、香味吸引器10の作動に関連するデータを外部装置に送信できるようにしてもよい。
加熱装置40は、図示のように、長手方向に延びる加熱アセンブリ41と、断面L字状のインレット管50と、略筒状の挿入ガイド部材60と、を有する。加熱アセンブリ41は、複数の筒状の部材を含み、全体として筒状体をなしている。加熱アセンブリ41は、その内部に香味発生物品110の一部を収納可能に構成され、香味発生物品110へ供給する空気の流路を画定する機能、および香味発生物品110を外周から加熱する機能を有する。インレット管50は、例えば樹脂材料により形成され、加熱部42(図4参照)に空気を導入する。挿入ガイド部材60は、例えば樹脂材料により形成され、開口12a(図1B参照)を有するカバー12と加熱アセンブリ41の下流端との間に設けられて、加熱部42(図4参照)への香味発生物品110の挿入を案内する。
ボトムハウジング11Bには、加熱アセンブリ41の内部に空気を導入するための第1通気口15および第2通気口18が形成される。具体的には、第1通気口15は、インレット管50を貫通して加熱アセンブリ41に至る流路の上流端と流体連通する。つまり、第1通気口15は、インレット管50の貫通流路を介して加熱アセンブリ41の上流端と流体連通する。また、第2通気口18は、アウタハウジング11とインナハウジング17との間に形成される空気流路18Aの上流端と流体連通する。さらに、空気流路18Aの下流端は、インレット管50を貫通する流路の上流端と流体連通するので、第1通気口15と同じく、第2通気口18も最終的には加熱アセンブリ41と流体連通する。
加熱アセンブリ41の下流端は、挿入ガイド部材60を貫通して図1Bに示した開口12aに至る流路の上流端と流体連通する。香味発生物品110は、図1Bに示すようにカバー12の開口12aから香味吸引器10の内部に挿入されると、挿入ガイド部材60を通過し、香味発生物品110の一部が加熱アセンブリ41の内部に配置される。このため、挿入ガイド部材60は、加熱アセンブリ41の下流側の開口の大きさよりも、カバー12側の開口の方が大きくなるように形成されることが好ましい。これにより、香味発生物品110を開口12aから挿入ガイド部材60の内部に挿入し易くなる。
図1Bに示すように、香味発生物品110が開口12aから香味吸引器10内に挿入された状態で、使用者が、香味発生物品110の香味吸引器10から突出した部分、即ち図2に示したフィルタ部115から吸引すると、第1通気口15および第2通気口18から加熱アセンブリ41の内部に空気が流入する。流入した空気は、加熱アセンブリ41の内部を通過して、香味発生物品110から生じるエアロゾルと共に、使用者の口内に到達する。したがって、加熱アセンブリ41の第1通気口15および第2通気口18に近い側(インレット管50に近い側)は上流側であり、加熱アセンブリ41の開口12aに近い側(挿入ガイド部材60に近い側)は下流側である。
次に、図3に示した加熱装置40の構成について説明する。図4は、加熱装置40の断面図である。図4に示すように、加熱装置40は、加熱アセンブリ41と、インレット管50と、挿入ガイド部材60と、を有する。加熱アセンブリ41は、加熱部42と、断熱部43と、第1壁44と、第2壁45と、を有する。ここで、第1壁44は、挿入ガイド部材60の上流側で、挿入ガイド部材60と一体に形成されている。また、第2壁45は、インレット管50の下流側で、インレット管50と一体に形成されている。なお、第1壁44および第2壁45の少なくとも一方は、挿入ガイド部材60またはインレット管50と別体に設けられてもよい。また、第1壁44および第2壁45は、いずれか一方のみが配置されてもよい。
加熱部42は、長手方向に延在するとともに、香味発生物品110を加熱するように構成されている。加熱部42は、香味発生物品110を挿入可能な第1開口42aを第1端部に有し、かつ香味発生物品110に向けて空気を供給可能な第2開口42bを第2端部に有して、香味発生物品110を収容可能に構成される。加熱部42は、容器(熱伝導部材)46と、加熱要素47と、熱収縮チューブ48と、を有する。
容器46は、カップ状であり、香味発生物品110を収容するチャンバを形成する。また、第1開口42aおよび第2開口42bは、容器46に形成されている。本実施形態では、容器46は、第1開口42aから挿入された香味発生物品110の外壁の少なくとも一部と接触するように構成された内壁を有する。さらに、容器46は、第1開口42aから挿入された香味発生物品110の先端が突き当てられる底壁46aを有する。第2開口42bは、容器46の底壁46aに形成された貫通孔である。第2開口42bは、空気流の上流側に位置し、第1開口42aは、下流側に位置する。また、容器46の第1開口42a側の内周面には、挿入された香味発生物品110の外壁を径方向(第1方向と直交する第2方向)内向きに押圧するように構成されたボス46bが形成されている。
加熱要素47は、例えば2枚のPI(ポリイミド)等のフィルムで発熱抵抗体を挟み込んで構成される、可撓性のフィルムヒータであり得る。加熱要素47は、容器46に接触するように配置される。具体的には、図示の例では、加熱要素47が容器46の外周面に配置され、加熱要素47の内部表面が容器46の外部表面に密着している。加熱要素47は、容器46の外周面に沿って配置されるので、全体として略筒状に変形される。
加熱要素47は、香味発生物品110に加えられる熱を発生する。容器46は、例えばSUS等の熱伝導性の高い金属材料により形成される。そのため、加熱要素47で発生した熱が容器46全体に伝達され、その結果、容器46に挿入された香味発生物品110が加熱される。
熱収縮チューブ48は、筒状であり、加熱要素47が容器46に密着した状態を維持する。具体的には、熱収縮チューブ48は、加熱要素47の外周側に配置された状態で熱が加えられることにより熱収縮しており、これにより、加熱要素47を容器46に押し付けるように加熱要素47に応力を与える。ここで、熱収縮チューブ48は、インレット管50の下流側に形成された後述する位置決め部50cを覆って熱収縮しており、これにより、容器46とインレット管50とを密着させることができる。
断熱部43は、長手方向に延在するとともに、径方向において加熱部42から離間し、加熱部42の外周を取り囲む筒状体である。具体的には、断熱部43は、二重管構造を有する筒状の部材であり、熱収縮チューブ48から径方向外向きに所定の間隔を隔てて配置されている。また、断熱部43は、容器46と同様にSUS等の金属材料により形成される。断熱部43は、内側管状部材43a、外側管状部材43b、第1環状部材43cおよび第2環状部材43dを有する。内側管状部材43aおよび外側管状部材43bは、挿入された香味発生物品110の径方向に並んで配置されている。
第1環状部材43cは、内側管状部材43aおよび外側管状部材43bの下流側に配置され、第2環状部材43dは、内側管状部材43aおよび外側管状部材43bの上流側に配置されている。例えば、断熱部43は、二重管構造の内側に減圧空気または真空を有する真空断熱材であり得る。具体的には、内側管状部材43aおよび外側管状部材43bと、第1環状部材43cおよび第2環状部材43dとで形成された空間を減圧することにより、加熱要素47から発生する熱が、加熱アセンブリ41の外側に伝わりにくくなる。
第1壁44は、加熱部42の第1端部に配置され、加熱部42と断熱部43との間の空隙から流体が流出するのを阻害するように構成された隔壁である。第1壁44は、加熱部42と断熱部43との間の空隙を跨いで加熱部42および断熱部43と当接する環状の部材である。つまり、第1壁44は、加熱部42の下流側の端部と断熱部43の下流側の端部との間に、周方向に延在している。
第2壁45は、加熱部42の第2端部に配置され、加熱部42と断熱部43との間の空隙から流体が流出するのを阻害するように構成された隔壁である。第2壁45は、加熱部42と断熱部43との間の空隙を跨いで加熱部42および断熱部43と当接する環状の部材である。つまり、第2壁45は、加熱部42の上流側の端部と断熱部43の上流側の端部との間に、周方向に延在している。
加熱部42の第1端部に第1壁44を設け、加熱部42の第2端部に第2壁45を設けることで、加熱部42と断熱部43との間の空隙から空気が流出することが阻害される。これにより、加熱部42と断熱部43との間の空隙で生じた対流によってこの空隙から空気が流出し、高温空気が香味吸引器10内部で拡散することを抑制することができる。その結果、加熱部42周囲の高温空気を加熱部42周囲に留めておくことができるので、加熱部42による香味発生物品110の加熱効率を向上させることができる。なお、第1壁44および第2壁45のいずれか一方のみを設けた場合であっても、加熱部42と断熱部43との間の空隙で生じた対流によってこの空隙から空気が流出し、高温空気が香味吸引器10内部で拡散することを抑制することができる。
インレット管50は、容器46の上流端(第2開口42b側の端部)と係合する下流端50aと、下流端50aの反対側の上流端50bと、を有する配管を形成する部材である。インレット管50は、容器46の第2開口42bに向けて空気を導入する内部流路を形成する。図4に示したインレット管50は、L字状に曲がった内部流路を形成する。また、インレット管50の上流端50bは、図3に示した第1通気口15および空気流路18Aと近接または隣接して配置される。また、インレット管50は、容器46を位置決めする位置決め部50cを有する。
挿入ガイド部材60は、容器46の下流端(第1開口42a側の端部)と係合する上流端60aと、上流端60aの反対側の開口60bと、を有する略筒状の部材である。開口60bは、カバー12の開口12a(図1B参照)と流体連通し、香味発生物品110を挿入可能に構成される。
第1壁44が一体に形成された挿入ガイド部材60、および第2壁45が一体に形成されたインレット管50は、加熱アセンブリ41を香味吸引器10のインナハウジング17に固定する。このとき、断熱部43は、インナハウジング17に非接触の状態で、インナハウジング17に固定されている。これにより、断熱部43からインナハウジング17への熱伝達を抑制することができる。
次に、加熱部42と挿入ガイド部材60との係合部分、および加熱部42とインレット管50との係合部分の詳細について説明する。図5は、加熱部42と挿入ガイド部材60との係合部分の拡大断面図である。図6は、加熱部42とインレット管50との係合部分の拡大断面図である。図5および図6に示すように、容器46は、第2端部から第1端部に向かう方向に加熱要素47から延出した第1延出部46c、および第1端部から第2端部に向かう方向に加熱要素47から延出した第2延出部46dを有している。
すなわち、第1壁44は、第1延出部46cと断熱部43との間の空隙を跨いで配置され、第2壁45は、第2延出部46dと断熱部43との間の空隙を跨いで配置されている。これにより、第1壁44および第2壁45が加熱要素47と接触しないので、第1壁44および第2壁45を介した加熱部42から断熱部43への熱伝達を抑制することができる。
また、第1延出部46cは、加熱部42の第1端部のみで第1壁44と当接し、第2延出部46dは、加熱部42の第2端部のみで第2壁45と当接する。これにより、加熱部42と第1壁44および第2壁45との接触面積が小さくなるので、第1壁44および第2壁45を介した加熱部42から断熱部43への熱伝達をより抑制することができる。なお、第1延出部46cおよび第2延出部46dは、いずれか一方のみが形成されてもよい。
また、第1壁44は、加熱部42と断熱部43との間の空隙内に配置され、第1壁44から空隙内に突出した突出部である第1突出部44aを有している。第1突出部44aは、第1壁44から、加熱要素47において第1端部に近接する第1縁部まで延在し、加熱部42から離間して配置されている。これにより、第1突出部44aが設けられていない場合と比較して、加熱部42、断熱部43、第1壁44および第2壁45によって形成される空間の容積を小さくすることができるので、この空間内の空気を減少させることができる。その結果、対流による加熱部42から断熱部43への熱伝達を抑制することができる。また、第1突出部44aを設けたことにより、高温空気が第1壁44近くまで到達することを阻害することができる。仮に、高温空気が第1壁44の近くまで到達したとしても、第1突出部44aと加熱部42との間の狭い空間に閉じ込められるので、第1壁44を介した加熱部42から断熱部43への熱伝達を抑制することができる。
なお、図示していないが、第2壁45が、加熱部42と断熱部43との間の空隙内に配置され、第2壁45から空隙内に突出した突出部である第2突出部を有していてもよい。第2突出部は、第2壁45から、加熱要素47において第2端部に近接する第2縁部まで延在し、加熱部42から離間して配置される。また、第1突出部44aおよび第2突出部に代えて、加熱部42と断熱部43との間の空隙内に配置され、加熱部42から離間して長手方向に延在する充填部材が設けられてもよい。充填部材は、例えば断熱部43の内周面に固定されてもよい。さらに、加熱部42、断熱部43、第1壁44および第2壁45で画定される空間に、充填部材としてエアロゲルを密封してもよい。これらの場合も、対流による加熱部42から断熱部43への熱伝達を抑制するとともに、第1壁44または第2壁45を介した加熱部42から断熱部43への熱伝達を抑制することができる。
以下、本発明の実施形態2について説明する。以下においては、上記実施形態1に対する相違点について説明する。
図7は、実施形態2に係る加熱部42と挿入ガイド部材60との係合部分の拡大断面図である。図8は、実施形態2に係る加熱部42とインレット管50との係合部分の拡大断面図である。図7および図8に示すように、加熱部42と断熱部43との間の空隙内には、フィン71~74が設けられている。フィン71~74は、断熱部43の内周面を起点に延在する樹脂製、またはゴム製の環状部材であり、加熱部42、断熱部43、第1壁44および第2壁45によって形成される空間を区切る機能を有する。また、フィン71~74は、加熱部42から離間し、長手方向について、加熱要素47が延在する範囲内に配置されている。なお、フィンは、少なくとも1つ設けられていればよい。
加熱部42と断熱部43との間の空隙内にフィン71~74を設けることで、加熱部42と断熱部43との間の空隙から空気が流出することがさらに阻害される。これにより、加熱部42と断熱部43との間の空隙で生じた対流によってこの空隙から空気が流出し、高温空気が香味吸引器10内部で拡散することをより抑制することができる。その結果、加熱部42周囲の高温空気を加熱部42周囲に留めておくことができるので、加熱部42による香味発生物品110の加熱効率を向上させることができる。
また、フィン73は、加熱要素47において第1端部に近接する第1縁部に配置され、フィン74は、加熱要素47において第2端部に近接する第2縁部に配置されている。具体的には、フィン73およびフィン74は、断熱部43の内周面を起点に、加熱要素47から遠ざかるように、長手方向に対して斜めに延在している。
上記構成によれば、フィン73およびフィン74の加熱部42側の端部のそれぞれが、加熱要素47が配置されていない第1延出部46cおよび第2延出部46dと対向する。これにより、対流による加熱要素47からフィン73およびフィン74への熱伝達の影響が小さくなるので、フィン73およびフィン74の径方向長さをフィン71およびフィン72よりも長くして、加熱部42により近づけることができる。その結果、加熱部42と断熱部43との間の空隙から空気が流出することがいっそう阻害される。
以上に本発明の実施形態を説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲、および明細書と図面に記載された技術的思想の範囲内において種々の変形が可能である。なお直接明細書および図面に記載のない何れの形状や材質であっても、本願発明の作用・効果を奏する以上、本願発明の技術的思想の範囲内である。
以下に本明細書が開示する形態のいくつかを記載しておく。
第1形態によれば、第1方向に延在し、香味発生物品を加熱するように構成された加熱部と、第1方向に延在するとともに、第1方向と直交する第2方向において加熱部から離間する断熱部と、加熱部の第1端部および第2端部の少なくとも一方に配置され、加熱部と断熱部との間の空隙から流体が流出するのを阻害するように構成された隔壁と、を備えた加熱アセンブリが提供される。
第2形態によれば、第1形態の加熱アセンブリにおいて、加熱部は、香味発生物品を挿入可能な第1開口を、第1端部に有し、断熱部は、加熱部の外周を取り囲む筒状体である。
第3形態によれば、第1形態または第2形態の加熱アセンブリにおいて、加熱部は、香味発生物品に向けて空気を供給可能な第2開口を、第2端部に有する。
第4形態によれば、第1形態から第3形態までいずれかの加熱アセンブリにおいて、加熱部は、香味発生物品に加えられる熱を発生する加熱要素と、加熱要素で発生した熱を香味発生物品に伝える熱伝導部材と、を有し、熱伝導部材は、第2端部から第1端部に向かう方向に加熱要素から延出した第1延出部、および第1端部から第2端部に向かう方向に加熱要素から延出した第2延出部の少なくとも一方を有し、隔壁は、第1延出部と断熱部との間の空隙を跨いで配置される第1壁と、第2延出部と断熱部との間の空隙を跨いで配置される第2壁と、を含む。
第5形態によれば、第4形態の加熱アセンブリにおいて、第1延出部は、加熱部の第1端部のみで第1壁と当接し、第2延出部は、加熱部の第2端部のみで第2壁と当接する。
第6形態によれば、第4形態または第5形態の加熱アセンブリにおいて、第1壁は、加熱部への香味発生物品の挿入を案内する挿入ガイド部材と一体に形成されている。
第7形態によれば、第4形態から第6形態までいずれかの加熱アセンブリにおいて、第2壁は、加熱部に空気を導入するインレット管と一体に形成されている。
第8形態によれば、第1形態から第7形態までのいずれかの加熱アセンブリにおいて、加熱部と断熱部との間の空隙内に配置され、加熱部から離間して第1方向に延在する充填部材を有する。
第9形態によれば、第8形態の加熱アセンブリにおいて、充填部材は、隔壁から空隙内に突出した突出部を含む。
第10形態によれば、第1形態から第9形態までのいずれかの加熱アセンブリにおいて、加熱部と断熱部との間の空隙内に配置され、加熱部、断熱部、および隔壁によって形成される空間を区切るフィンを有する。
第11形態によれば、第10形態の加熱アセンブリにおいて、フィンは、加熱部から離間して配置されている。
第12形態によれば、第10形態または第11形態の加熱アセンブリにおいて、フィンは、第1方向について、加熱部の加熱要素が延在する範囲内に配置される。
第13形態によれば、第10形態から第12形態までのいずれかの加熱アセンブリにおいて、フィンは、加熱部の加熱要素において第1端部に近接する第1縁部および第2端部に近接する第2縁部の少なくとも一方に配置される。
第14形態によれば、第13形態の加熱アセンブリにおいて、フィンは、断熱部の内周面を起点に、加熱要素から遠ざかるように前記第1方向に対して斜めに延在する。
第15形態によれば、第1形態から第14形態までのいずれかの加熱アセンブリを備えた香味吸引器が提供される。
第16形態によれば、第15形態の香味吸引器において、隔壁は、加熱部および断熱部を香味吸引器のハウジングに固定する支持部材と一体に形成されている。
第17形態によれば、第16形態の香味吸引器において、断熱部は、支持部材によって、ハウジングと非接触の状態で、ハウジングに固定されている。
10…香味吸引器
41…加熱アセンブリ
42…加熱部
42a…第1開口
42b…第2開口
43…断熱部
43a…内側管状部材
43b…外側管状部材
43c…第1環状部材
43d…第2環状部材
44…第1隔壁
44a…第1突出部
45…第2隔壁
46…容器
46a…底壁
46b…ボス
46c…第1延出部
46d…第2延出部
47…加熱要素
48…熱収縮チューブ
50…インレット管
50a…下流端
50b…上流端
50c…位置決め部
60…挿入ガイド部材
60a…上流端
60b…開口
71…フィン
72…フィン
73…フィン
74…フィン
110…香味発生物品

Claims (16)

  1. 第1方向に延在し、香味発生物品を加熱するように構成された加熱部と、
    前記第1方向に延在するとともに、前記第1方向と直交する第2方向において前記加熱部から離間する断熱部と、
    前記加熱部の第1端部および第2端部の少なくとも一方に配置され、前記加熱部と前記断熱部との間の空隙から流体が流出するのを阻害するように構成された隔壁と、を備え
    前記加熱部は、
    前記香味発生物品に加えられる熱を発生する加熱要素と、
    前記加熱要素で発生した熱を前記香味発生物品に伝える熱伝導部材と、を有し、
    前記熱伝導部材は、前記第2端部から前記第1端部に向かう方向に、前記加熱要素の端部よりも前記第1端部側に延出した第1延出部、および前記第1端部から前記第2端部に向かう方向に、前記加熱要素の端部よりも前記第2端部側に延出した第2延出部の少なくとも一方を有し、
    前記隔壁は、前記第1延出部と前記断熱部との間の空隙を跨いで配置される第1壁と、前記第2延出部と前記断熱部との間の空隙を跨いで配置される第2壁と、を含む
    加熱アセンブリ。
  2. 請求項1に記載の加熱アセンブリであって、
    前記加熱部は、前記香味発生物品を挿入可能な第1開口を、前記第1端部に有し、
    前記断熱部は、前記加熱部の外周を取り囲む筒状体である
    加熱アセンブリ。
  3. 請求項1または請求項2に記載の加熱アセンブリであって、
    前記加熱部は、前記香味発生物品に向けて空気を供給可能な第2開口を、前記第2端部に有する
    加熱アセンブリ。
  4. 請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の加熱アセンブリであって、
    前記第1延出部は、前記加熱部の前記第1端部のみで前記第1壁と当接し、
    前記第2延出部は、前記加熱部の前記第2端部のみで前記第2壁と当接する
    加熱アセンブリ。
  5. 請求項1から請求項4までのいずれか1項に記載の加熱アセンブリであって、
    前記第1壁は、前記加熱部への前記香味発生物品の挿入を案内する挿入ガイド部材と一体に形成されている
    加熱アセンブリ。
  6. 請求項から請求項のいずれか1項に記載の加熱アセンブリであって、
    前記第2壁は、前記加熱部に空気を導入するインレット管と一体に形成されている
    加熱アセンブリ。
  7. 請求項1から請求項までのいずれか1項に記載の加熱アセンブリであって、
    前記加熱部と前記断熱部との間の前記空隙内に配置され、前記加熱部から離間して前記第1方向に延在する充填部材を有する
    加熱アセンブリ。
  8. 請求項に記載の加熱アセンブリであって、
    前記充填部材は、前記隔壁から前記空隙内に突出した突出部を含む
    加熱アセンブリ。
  9. 請求項1から請求項までのいずれか1項に記載の加熱アセンブリであって、
    前記加熱部と前記断熱部との間の前記空隙内に配置され、前記加熱部、前記断熱部、および前記隔壁によって形成される空間を区切るフィンを有する
    加熱アセンブリ。
  10. 請求項に記載の加熱アセンブリであって、
    前記フィンは、前記加熱部から離間して配置されている
    加熱アセンブリ。
  11. 請求項または請求項10に記載の加熱アセンブリであって、
    前記フィンは、前記第1方向について、前記加熱部の加熱要素が延在する範囲内に配置される
    加熱アセンブリ。
  12. 請求項から請求項11までのいずれか1項に記載の加熱アセンブリであって、
    前記フィンは、前記加熱部の加熱要素において前記第1端部に近接する第1縁部および前記第2端部に近接する第2縁部の少なくとも一方に配置される
    加熱アセンブリ。
  13. 請求項12に記載の加熱アセンブリであって、
    前記フィンは、前記断熱部の内周面を起点に、加熱要素から遠ざかるように前記第1方向に対して斜めに延在する
    加熱アセンブリ。
  14. 請求項1から請求項13までのいずれか1項に記載の加熱アセンブリを備えた香味吸引器。
  15. 請求項14に記載の香味吸引器であって、
    前記隔壁は、前記加熱部および前記断熱部を前記香味吸引器のハウジングに固定する支持部材と一体に形成されている
    香味吸引器。
  16. 請求項15に記載の香味吸引器であって、
    前記断熱部は、前記支持部材によって、前記ハウジングと非接触の状態で、前記ハウジングに固定されている
    香味吸引器。
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