JP7249305B2 - 電動送液ポンプ - Google Patents

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Description

本発明は、吸入口を有するポンプケーシングに固定的に支持される支軸に、電動モータのロータとともに回転する円筒状の駆動スリーブが軸受を介して回転自在に支持され、前記吸入口および前記ロータ間で前記支軸の軸線方向に前記吸入口側から順に並ぶ1段目羽根車および2段目羽根車が、前記駆動スリーブに相対回転不能に結合される電動送液ポンプに関する。
支軸に回転自在に支持される駆動スリーブに、永久磁石および2段目羽根車が相対回転不能に結合され、前記支軸に軸受ブッシュを介して回転自在に支持される1段目羽根車が、クラウン型成形部によってトルクを伝達するようにして前記駆動スリーブに結合される構成を有する2段式の渦巻きポンプが、特許文献1で知られている。
特許第5599463号公報
2段式の送液ポンプは、揚程については有利であるが、1段目羽根車および2段目羽根車にはともに吸入口側に向けてのスラスト力が作用するので、その対策が必要であるが、上記特許文献1で開示されたものでは、前記駆動スリーブに対して1段目羽根車が軸方向に揺れ動くことが許容されているので、歳差運動を生じ易い。このため長期使用時に軸受ブッシュの偏磨耗によるがたつきを生じたり、作動時の異音発生を生じたりする虞がある。
本発明は、かかる事情に鑑みてなされたものであり、長期使用によってもがたつきや異音の発生を抑制し得るようにした電動送液ポンプを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明は、吸入口を有するポンプケーシングに固定的に支持される支軸に、電動モータのロータとともに回転する円筒状の駆動スリーブが回転自在に支持され、前記吸入口および前記ロータ間で前記支軸の軸線方向に前記吸入口側から順に並ぶ1段目羽根車および2段目羽根車が、前記駆動スリーブに相対回転不能に結合される電動送液ポンプにおいて、前記ロータは、磁石支持部材に当該磁石支持部材を覆う磁石が支持されて成り、前記1段目羽根車および前記2段目羽根車を貫通する前記駆動スリーブが前記磁石支持部材に一体に連なった単一の部材で形成され、当該駆動スリーブに、前記1段目羽根車および前記2段目羽根車が軸方向相対移動不能かつ相対回転不能に結合され、前記支軸と、前記駆動スリーブおよび前記磁石支持部材との間に、前記駆動スリーブとの軸方向相対移動を不能とした軸受部材が介設されることを第1の特徴とする。
また本発明は、第1の特徴の構成に加えて、前記1段目羽根車に、L字状の第1係合部を有しつつ前記駆動スリーブの外周の一部に沿って前記2段目羽根車側に延びる第1取付け腕が一体に設けられ、前記2段目羽根車に、L字状の第2係合部を有しつつ前記駆動スリーブの外周の一部に沿って前記ロータ側に延びる第2取付け腕が一体に設けられるとともに前記1段目羽根車側に臨む平坦な第1受け部が設けられ、前記駆動スリーブもしくは前記ロータに前記2段目羽根車側に臨む平坦な第2受け部が設けられ、前記1段目羽根車および前記2段目羽根車間での前記駆動スリーブの外周に、前記第1受け部との間に前記駆動スリーブの軸方向で前記第1係合部を挟むとともに前記第1取付け腕に前記駆動スリーブの周方向の一方から当接する第1係合突起と、前記第1取付け腕に前記周方向の他方から当接して前記第1取付け腕を前記周方向で前記第1係合突起との間に挟む第1規制突起とが設けられ、前記2段目羽根車および前記ロータ間での前記駆動スリーブの外周に、前記第2受け部との間に前記軸方向で前記第2係合部を挟むとともに前記第2取付け腕に前記周方向の一方から当接する第2係合突起と、前記第2取付け腕に前記周方向の他方から当接して前記第2取付け腕を前記周方向で前記第2係合突起との間に挟む第2規制突起とが設けられることを第2の特徴とする。
さらに本発明は、第1または第2の特徴の構成に加えて、前記1段目羽根車および前記2段目羽根車の中央部には、前記駆動スリーブを挿通させる挿通孔がそれぞれ設けられ、前記1段目羽根車の前記挿通孔の内周面と前記駆動スリーブの外周面との間に、液体の流通を可能とする第1バランス通路が形成され、前記2段目羽根車の前記挿通孔の内周面と前記駆動スリーブの外周面との間に、液体の流通を可能とする第2バランス通路が形成されることを第3の特徴とする。
本発明の第1の特徴によれば、1段目羽根車および2段目羽根車を貫通する駆動スリーブが、磁石とともにロータを構成して当該磁石を支持する磁石支持部材に一体に連なった単一の部材で形成され、その駆動スリーブに1段目羽根車および2段目羽根車が軸方向相対移動不能かつ相対回転不能に結合され、駆動スリーブおよび磁石支持部材と、支軸との間に介設される軸受部材は駆動スリーブとの軸方向相対移動不能であるので、ロータ、駆動スリーブ、1段目羽根車、2段目羽根車および軸受部材を軸方向および周方向にともに作動する1つのユニットとして構成することができ、長期使用によっても軸受部材に偏磨耗は生じ難く、がたつきや、作動時の異音発生を抑制することができる。
また本発明の第2の特徴によれば、1段目羽根車が一体に有する第1取付け腕を、駆動スリーブの外周に設けられた第1係合突起と2段目羽根車に設けられた第1受け部との間に挟むとともに駆動スリーブの外周に設けられた第1規制突起および第1係合突起間で挟むことによって、駆動スリーブに対する1段目羽根車の軸方向相対移動および相対回転を不能とし、2段目羽根車が一体に有する第2取付け腕を、駆動スリーブの外周に設けられた第2係合突起と駆動スリーブもしくはロータに設けられる第2受け部との間に挟むとともに駆動スリーブの外周に設けられた第2規制突起および第2係合突起間で挟むことによって、駆動スリーブに対する2段目羽根車の軸方向相対移動および相対回転を不能とすることができる。したがって1段目羽根車および2段目羽根車を駆動スリーブに軸方向相対移動および相対回転を不能として取付けるのに、取付け専用の部品が不要であり、部品点数の増大を抑えることができる。
さらに本発明の第3の特徴によれば、1段目羽根車が有する挿通孔の内周面および駆動スリーブの外周面間に形成される第1バランス通路によって1段目羽根車の吸入口側から背面側へと短絡的に液体を流通することが可能であり、また2段目羽根車が有する挿通孔の内周面および駆動スリーブの外周面間に形成される第2バランス通路によって2段目羽根車の吸入口側から背面側へと短絡的に液体を流通させることが可能であるので、1段目羽根車の吸入口側に臨む端面にかかる面圧と、2段目羽根車側に臨む端面にかかる面圧との差を小さくし、2段目羽根車の1段目羽根車側に臨む端面にかかる面圧と、ロータ側に臨む端面にかかる面圧との差を小さくすることができ、1段目羽根車および2段目羽根車に作用するスラスト力をそれぞれ小さく抑えることができ、前記軸受部材の偏磨耗をより生じ難くすることができる。
電動送液ポンプの縦断面図である。 ロータに連なる駆動スリーブに1段目羽根車および2段目羽根車が取付けられた状態を示す側面図である。 第1の羽根車本体を図2の3-3線矢視方向から見た図である。 第1の補間部材を図2の4-4線矢視方向から見た図である。 電動送液ポンプの要部を図3および図4の5-5線に対応する部分で切断して示す縦断面図である。 支軸が挿通された状態のロータおよび駆動スリーブを示す斜視図である。 1段目羽根車を下方から見た斜視図である。 2段目羽根車の駆動スリーブへの取付け前(a)および取付け後(a)を図2の8-8線で切断された状態で対比して示す斜視図である。 ポンプケーシングおよびデフューザの図示を省略した状態で2段目羽根車および1段目羽根車を駆動スリーブに取付ける過程を順次示す図である。
本発明の実施の形態について添付の図1~図9を参照しながら説明すると、先ず図1において、この電動送液ポンプは、共通の支軸11で回転可能に支持される1段目羽根車12および2段目羽根車13がポンプケーシング14内に収容される送液ポンプ15と、前記1段目羽根車12および前記2段目羽根車13に同軸にかつ相対回転不能に連結されて前記ポンプケーシング14内に収容されるロータ16ならびに当該ロータ16を囲繞しつつ前記ポンプケーシング14外に配置されるステータ17を有する電動モータ18とを備える。
前記ポンプケーシング14は、ポンプケーシング主体19と、そのポンプケーシング主体19の上部に結合されるカバー部材20と、前記ポンプケーシング主体19の下部に結合される缶状のケース部材21とで構成される。
前記ポンプケーシング主体19は、上下方向に延びる円筒状の筒部19aと、その筒部19aの軸線方向中間部から半径方向内方に張り出す内向き張り出し部19bとを一体に有して、合成樹脂により形成される。また前記カバー部材20は、前記ポンプケーシング主体19における前記筒部19aの上端部に液密に結合される円板状のカバー部材主部20aと、吸入口22を形成しつつ上下方向に延びて前記カバー部材主部20aの中央部に一体に連設される吸入筒部20bとを一体に有して、合成樹脂により形成される。さらに前記ケース部材21は、前記ポンプケーシング主体19における前記筒部19aの内径よりも小さな内径を有して上方を開放した有底円筒部21aと、その有底円筒部21aの上端部から半径方向外方に張り出して前記筒部19aの下端部に液密に結合されるフランジ部21bとを一体に有して合成樹脂により形成される。
前記カバー部材20の前記カバー部材主部20aと、前記ポンプケーシング主体19の前記内向き張り出し部19bとの間にはデフューザ23が挟持される。前記カバー部材主部20aおよび前記デフューザ23間には、前記吸入口22に通じる第1のポンプ室24が形成される。また前記ポンプケーシング主体19の前記内向き張り出し部19bと、前記ケース部材21との間には第2のポンプ室25が形成される。
前記1段目羽根車12は、縦断面視で裁頭円錐状をなす第1の羽根車本体27と、前記支軸11の軸線方向両側から前記第1の羽根車本体27を挟む第1の補間部材28および第1の前面プレート29とが接合されて成り、前記第1のポンプ室24に回転可能に収容される。また前記2段目羽根車13は、縦断面視で裁頭円錐状をなす第2の羽根車本体30と、前記支軸11の軸線方向両側から前記第2の羽根車本体30を挟む第2の補間部材31および第2の前面プレート32とが接合されて成り、前記第2のポンプ室25に回転可能に収容される。
前記1段目羽根車12、前記デフューザ23、前記内向き張り出し部19bおよび前記2段目羽根車13は、前記吸入口22および前記ロータ16間で、前記支軸11の軸線方向にこの順に並んで配置されており、前記支軸11は、前記1段目羽根車12、前記デフューザ23、前記内向き張り出し部19bおよび前記2段目羽根車13を貫通する。この支軸11の上端部は、前記カバー部材20に設けられて前記吸入口22の内側に配置される保持部33に保持される。前記保持部33は、前記吸入筒部20bの前記第1のポンプ室24側端部の中央部に配置されるものであり、前記吸入筒部20bの前記第1のポンプ室24側の端部内周に、周方向に間隔をあけて配置される複数の支持腕部35を介して一体に連設される。前記保持部33は、下方に開放した嵌合凹部34を有しており、前記支軸11の前記上端部が前記嵌合凹部34に嵌合、固定される。一方、前記ケース部材21は、前記有底円筒部21aの下端閉塞部中央から上方に延びる円筒状の支持筒部21cを一体に有しており、前記支軸11の下端部は前記支持筒部21c内に嵌合される。すなわち前記支軸11の両端部は、前記ポンプケーシング14における前記保持部33および前記支持筒部21cで固定的に支持されることになる。
前記ロータ16は、前記支持筒部21cを同軸に囲繞する円筒状の磁石支持部材37と、その磁石支持部材37で支持される磁石とから成り、前記ポンプケーシング14内に形成されるロータ室26に収容される。この実施の形態で前記磁石はボンド磁石38であり、このボンド磁石38は、前記磁石支持部材37を覆って当該磁石支持部材37の外周にアウトサート成形される。前記ロータ室26は、前記第2のポンプ室25に連なりつつ前記ポンプケーシング14における前記ケース部材21の前記有底円筒部21a内に形成される。
前記磁石支持部材37には、前記吸入口22に一端部を臨ませつつ前記1段目羽根車12および前記2段目羽根車13を貫通する円筒状の駆動スリーブ39が同軸にかつ一体に連なって、単一の部材で形成される。この実施の形態で前記磁石支持部材37および前記駆動スリーブ39は、非磁性の合成樹脂材で一体に連なった単一部材として構成されるものであり、この磁石支持部材37と一体である前記駆動スリーブ39に、前記1段目羽根車12および前記2段目羽根車13が軸方向相対移動不能かつ相対回転不能に結合される。
前記駆動スリーブ39は、前記デフューザ23の中央部に前記支軸11と同軸に形成される第1の中央孔43と、前記ポンプケーシング主体19の前記内向き張り出し部19bの内周で前記支軸11と同軸に形成される第2の中央孔44とを貫通しつつ、第1および第2のポンプ室24,25の中央部に配設される。
また前記支軸11と、前記駆動スリーブ39および前記磁石支持部材37との間には、前記駆動スリーブ39との軸方向相対移動を不能とした軸受部材が介設されるものであり、この実施の形態では、前記支軸11および前記駆動スリーブ39間に、軸受部材である第1の滑り軸受40が介設され、前記支軸11および前記磁石支持部材37間に軸受部材である第2の滑り軸受41が介設される。この実施の形態では、前記第1の滑り軸受40は、前記保持部33との間にワッシャ42を介在させて前記駆動スリーブ39の上部に圧入され、前記第2の滑り軸受41は、前記支持筒部21cの上端との間にわずかな隙間(図示せず)を生じさせて、前記磁石支持部材37に圧入される。
前記電動モータ18の作動時に前記1段目羽根車12で遠心方向に向かって生じた加圧液体の主流は、前記デフューザ23によって向心方向に方向転換された後、前記第2の中心孔44の内周および前記駆動スリーブ39の外周間の環状通路を経て前記第2のポンプ室25に送り込まれ、2段目羽根車13で加圧された液体は、前記ポンプケーシング主体19に設けられて前記第2のポンプ室25に通じる吐出管(図示せず)から吐出される。
前記ステータ17は、前記ロータ16を囲繞して前記ポンプケーシング14の外側に配置され、この実施の形態では、前記ステータ17は、前記ポンプケーシング14の前記ケース部材21における前記有底円筒部21aの外側に配置され、このステータ17を囲繞するモータケーシング46に当該ステータ17が固設される。
前記ステータ17は、ステータコア47にインシュレータ48を介して3相のコイル49が巻装されて成るものであり、前記ステータコア47は、筒状に形成されるヨーク47aと、そのヨーク47aの内周の周方向に等間隔をあけた複数箇所から半径方向内方に突出するT字状のティース47bとを一体に有する。
前記インシュレータ48は、前記ヨーク47aの一部および前記ティース47bの内周側先端部を前記有底円筒部21aの外側に臨ませるために露呈しつつ前記ステータコア47を被覆する。一方、前記モータケーシング46は、この実施の形態では前記インシュレータ48をインサートした電気絶縁性樹脂材で成形され、これにより前記ステータ17は、その少なくとも一部が前記モータケーシング46で鋳包まれて固定される。
前記モータケーシング46の外周寄り上面は、環状である第1のシール部材50を介して前記ケース部材21における前記フランジ部21bの外周寄り下面に結合される。また前記モータケーシング46の下部には、上方に開いた碗状のケーシングカバー51が環状である第2のシール部材52を介して液密に結合される。前記ケーシングカバー51および前記モータケーシング46間には、前記コイル49の通電制御を行なうための制御基板53が収容され、この制御基板53は、前記ロータ16に関して前記1段目羽根車12および前記2段目羽根車13とは反対側で、前記ポンプケーシング14の前記ケース部材21における前記有底円筒部21aの閉塞端に隣接して配置される。
前記第1のシール部材50よりも内方で、前記モータケーシング46の上端部には、3相の前記コイル49間にわたる渡り線を電着するための3つの通電端子54が植設される。
前記モータケーシング46には、当該モータケーシング46内に通じる一端開口部56ならびに外部に開口した他端開口部57を両端に有する通気路55が形成される。前記一端開口部56は、前記第1のシール部材50よりも内方で前記モータケーシング46の上端部に開口するものであり、前記他端開口部57は、前記一端開口部56よりも下方で前記モータケーシング46の外側面に開口する。
しかも前記通気路55は、前記一端開口部56から前記ステータコア47の外側面すなわち前記ヨーク47aの外側面に沿って下方に延びる加熱通路部58と、その加熱通路部58の下端部および前記他端開口部57間を結ぶ外側通路部59とで、L字状の縦断面を有する形状に形成される。
前記一端開口部56は、前記加熱通路部58の上端部との間に上方に臨む環状段部を形成しつつ前記加熱通路部58よりも大径に形成される。また前記外側通路部59および前記他端開口部57は矩形の同一形状に形成される。
前記通気路55の前記一端開口部56には、通気透湿を可能とするとともに浸水防止を可能とした透湿防水手段としての呼吸フィルタ61が配設されるものであり、合成樹脂フィルムからの切り出しで円形に形成される前記呼吸フィルタ61は、前記加熱通路部58の上部を封止しつつ、前記一端開口部56および前記加熱通路部58間の前記環状段部に溶着される。
上述のように前記モータケーシング46内に通じる一端開口部56ならびに外部に開口した他端開口部57を両端に有する通気路55が前記モータケーシング46に形成され、通気透湿を可能とするとともに浸水防止を可能とした呼吸フィルタ61が、前記通気路55の前記一端開口部56に配設されることにより、電動モータ18の作動時に最も熱くなるステータ17のコイル49からの熱が通気路55側に効率よく(スムーズに)伝達されることになり、モータケーシング46内で膨張した空気が前記呼吸フィルタ61を透過して外部に放出される際、通気路55内の空気が冷却されることはない。このため冷却による結露は通気路55の外部で生じることになり、モータケーシング46内に液滴が溜まる虞はなく、電動送液ポンプの信頼性を高めることができる。しかも前記一端開口部56は前記他端開口部57よりも上方に在るので、前記通気路55の外部での結露によって生じた液滴が前記呼吸フィルタ61側に流れ戻ることはない。
また前記通気路55が、前記一端開口部56から前記ステータコア47の外側面に沿って下方に延びる加熱通路部58と、その加熱通路部58の下端部および前記他端開口部57間を結ぶ外側通路部59とで、L字状の縦断面を有する形状に形成されるので、前記加熱通路部58を前記ステータ17のコイル49からの熱で効率よく加熱することができるとともに、前記通気路55をL字状のラビリンス構造として前記呼吸フィルタ61に対する外部からの被水を抑制することができる。
前記モータケーシング46には、前記制御基板53の一面53aの周縁部に弾性的に係合するスナップフィット爪68を先端部に有する複数の片持ち梁部67と、前記制御基板53の他面53bに先端部を当接させる複数の支柱部69とが設けられる。
前記片持ち梁部67および前記支柱部69は、前記第1の羽根車12、前記第2の羽根車13および前記ロータ16の回転軸線方向から見た平面視で前記制御基板53の周縁部に点在して配置されるものであり、この実施の形態で前記片持ち梁部67は前記モータケーシング46の周方向に等間隔をあけた6箇所に配置される。
前記片持ち梁部67および前記支柱部69は、射出成形により前記モータケーシングとともに一体成形されるものであり、前記片持ち梁部67の先端部の前記スナップフィット爪68の投影を含む断面形状の切り抜き孔70が、前記モータケーシング46を貫通して形成される。
しかも前記支柱部69は、前記モータケーシング46の周方向で前記切り抜き孔70に隣接した位置に配置されるものであり、この実施の形態で、前記支柱部69は、前記片持ち梁部67および前記切り抜き孔70を周方向両側から挟みつつ、前記モータケーシング46の周方向に等間隔をあけた6箇所に一対ずつ配置される。
一方、前記ケーシングカバー51は、前記制御基板53の前記一面53aに対向する端壁部51aと、この端壁部51aの周縁部に一端を連ならせる筒部51bと、当該筒部51bの他端部から外側方に張り出すフランジ部51cとを一体に有し、前記フランジ部51cが前記モータケーシング46に第2のシール部材52を介して液密に結合される。
また前記制御基板53の前記一面53aは、前記ケーシングカバー51の前記端壁部51aに伝熱性を有する隙間埋め材72を介して支持される。この実施の形態では、前記ケーシングカバー51における前記端壁部51aの内面には、前記制御基板53の発熱位置に対応して、たとえば2つの受け突部73が一体に突設されており、前記制御基板53の前記一面53aは、前記隙間埋め材72を介して前記受け突部73に支持される。
ところで前記隙間埋め材72は、たとえば熱伝導グリス、シリコン材および熱伝導シート等であり、ケーシングカバー51の前記モータケーシング46への組み付け前に前記受け突部73に塗布もしくは貼付される。
上述のように前記片持ち梁部67および前記支柱部69が前記制御基板53の周縁部に点在して配置され、前記制御基板53の前記一面53aが、伝熱性を有する隙間埋め材72を介して前記端壁部51aに支持されることにより、前記制御基板53の周縁部を確実に保持しつつ当該制御基板53の中央寄りの部分が前記端壁部51a側に彎曲してしまうのを阻止することが可能である。この結果、集積度の高い電子部品を用いて制御基板53を製作することができ、制御基板53ひいては電動送液ポンプの小型軽量化に寄与することができる。また前記隙間埋め材72が伝熱性を有するものであるので、制御基板53の熱を効率よく放散することができる。
また前記片持ち梁部67および前記支柱部69が前記モータケーシング46に一体に形成され、前記スナップフィット爪68の投影を含む断面形状の切り抜き孔70が、前記モータケーシング46を貫通して形成されるので、前記スナップフィット爪68を先端部に有する前記片持ち梁部67および前記支柱部69を前記モータケーシング46とともに射出成形する際にアンダーカットを生じさせないようにして、スライドコアを不要とし、射出成形金型を安価とし、コスト低減を図ることができる。しかも前記切り抜き孔70は、モータケーシング46内で膨張した空気を外部に放出するために前記モータケーシング46に形成される通気路55に、送液ポンプ15および電動モータ18と、ケーシングカバー51との間に形成される基板収容空間を通じさせる機能も果たすことになり、前記基板収容空間の呼吸も可能となる。
図2を併せて参照して、前記1段目羽根車12が有する第1の補間部材28の周方向に等間隔をあけた2箇所には、L字状の第1係合部75aを有しつつ前記駆動スリーブ39の外周の一部に沿って前記2段目羽根車13側に延びる第1取付け腕75が一体に設けられる。また前記2段目羽根車13が有する第2の補間部材31の周方向に等間隔をあけた2箇所には、L字状の第2係合部76aを有しつつ前記駆動スリーブ39の外周の一部に沿って前記ロータ16側に延びる第2取付け腕76が一体に設けられ、前記第2の羽根車本体30の裁頭状の上端部には、軸線方向に前記1段目羽根車12を臨ませる平坦な第1受け部77が前記駆動スリーブ39と同軸にして環状に設けられる。さらに前記駆動スリーブ39もしくは前記ロータ16、この実施の形態では前記ロータ16における前記磁石支持部材37の上端部には、軸線方向に前記2段目羽根車13を臨ませる平坦な第2受け部78が前記駆動スリーブ39と同軸にして環状に設けられる。
前記1段目羽根車12は、前記第1取付け腕75を前記第1受け部77に当接させた状態で軸方向および周方向での相対移動を不能として前記駆動スリーブ39に取付けることで前記駆動スリーブ39に固定され、前記2段目羽根車13は、前記第2取付け腕76を前記第2受け部78に当接させた状態で軸方向および周方向での相対移動を不能として前記駆動スリーブ39に取付けることで前記駆動スリーブ39に固定される。而して前記第1取付け腕75は、前記駆動スリーブ39の外周に沿って前記1段目羽根車12から前記2段目羽根車13側に向けて延びつつ、前記第1の中央孔43および前記第2の中央孔44に挿通される。また前記電動モータ18の作動時に前記ロータ16および前記駆動スリーブ39は、矢印74で示す回転方向に回転する。
図3~図5を併せて参照して、前記1段目羽根車12が有する前記第1の羽根車本体27の中央部には前記駆動スリーブ39を挿通させる第1の挿通孔86が設けられ、前記1段目羽根車12が有する前記第1の補間部材28の中央部には前記駆動スリーブ39を挿通させる第2の挿通孔87が設けられ、前記第2の挿通孔87が前記第1の挿通孔86よりも大径に形成される。しかも前記第1の挿通孔86の内周の周方向に等間隔をあけた2箇所には当該第1の挿通孔86の軸方向全長にわたる第1の溝88が形成される。
同様にして前記2段目羽根車13が有する前記第2の羽根車本体30の中央部には前記駆動スリーブ39を挿通させる第3の挿通孔89が設けられ、前記2段目羽根車12が有する前記第2の補間部材31の中央部には前記駆動スリーブ39を挿通させる第4の挿通孔90が設けられ、前記第4の挿通孔90が前記第3の挿通孔89よりも大径に形成される。しかも前記第3の挿通孔89の内周の周方向に等間隔をあけた2箇所には当該挿通孔89の軸方向全長にわたる第2の溝91が形成される。
図6を併せて参照して、前記1段目羽根車12および前記2段目羽根車13間での前記駆動スリーブ39の外周には、前記第1受け部77との間に前記駆動スリーブ39の軸方向で前記第1係合部75aを挟むとともに前記第1取付け腕75に前記駆動スリーブ39の周方向の一方(回転方向74と同一方向)から当接する第1係合突起79と、前記第1取付け腕75に前記周方向の他方(回転方向74と反対方向)から当接して前記第1取付け腕75を前記周方向で前記第1係合突起79との間に挟む第1規制突起81とが、2つの前記第1取付け腕75にそれぞれ対応して設けられる。また前記2段目羽根車13および前記ロータ16間での前記駆動スリーブ39の外周には、前記第2受け部78との間に前記軸方向で前記第2係合部76aを挟むとともに前記第2取付け腕76に前記周方向の一方から当接する第2係合突起80と、前記第2取付け腕76に前記周方向の他方から当接して前記第2取付け腕76を前記周方向で前記第2係合突起80との間に挟む第2規制突起82とが、2つの前記第2取付け腕76にそれぞれ対応して設けられる。
ところで前記1段目羽根車12における前記第1の羽根車本体27の中央部の前記挿通孔86の内周面の周方向に等間隔をあけた2箇所には前記第1の溝88が形成されているが、それらの第1の溝88の周方向幅は前記第1の挿通孔86への前記駆動スリーブ39の挿通時に前記第1係合突起79および前記第1規制突起81の挿通を可能とする大きさに設定され、前記1段目羽根車12における前記第1の補間部材28の中央部の前記第2の挿通孔87の内径は、当該第2の挿通孔87への前記駆動スリーブ39の挿通時に前記第1係合突起79および前記第1規制突起81の挿通を可能とする大きさに設定される。また前記2段目羽根車13の前記第2の羽根車本体30の中央部の前記挿通孔89の内周面の周方向に等間隔をあけた2箇所には溝91が形成されているが、それらの溝91の周方向幅は、前記挿通孔89への前記駆動スリーブ39の挿通時に前記第1係合突起79および前記第1規制突起81ならびに前記第1係合突起80および前記第2規制突起82の挿通を可能とする大きさに設定され、前記2段目羽根車13における前記第2の補間部材31の中央部の前記挿通孔90の内径は、前記挿通孔90への前記駆動スリーブ39の挿通時に前記第1係合突起79および前記第1規制突起81ならびに前記第1係合突起80および前記第2規制突起82の挿通を可能とする大きさに設定される。
図7を併せて参照して、前記第1取付け腕75は、前記第1の補間部材28に一体に連なって下方に延びる前記第1係合部75aと、側面視で前記第1の補間部材28の下面との間にわずかな間隙83をあけて前記第1係合部75aから前記周方向の他方側に延びる第1周方向延長部75bと、この第1周方向延長部75bの前記第1係合部75aとは反対側の端部に一体に設けられる第1規制部75cとを一体に有する。
前記第1係合部75aの上端部は、その上面を前記第1の補間部材28の上面と面一としつつ前記第1の補間部材28における前記挿通孔87の内周面から半径方向内方に突出しつつ当該第1の補間部材28に一体に連なって形成される。また前記第1周方向延長部75bは、前記駆動スリーブ39の外周との間に間隔をあけて前記第1係合部75aから周方向に延出されるものであり、前記第1規制部75cは、前記駆動スリーブ39の外周に当接可能としつつ前記第1周方向延長部75bの前記第2係合部75aとは反対側の端部から前記駆動スリーブ39の外周面に向かって突設される。これにより前記第1係合部75aおよび前記第1規制部75c間で前記第1取付け腕75の前記駆動スリーブ39に対向する内面には第3の溝92が形成され、この第3の溝92は、前記1段目羽根車12を前記駆動スリーブ39に挿通する際に前記第1規制突起81の通過を許容する大きさに形成される。さらに前記第1周方向延長部75bは、前記第1規制部75cが前記第1規制突起81を乗り越えることができるように撓むことができる。
このように第1取付け腕75が構成されることにより、前記第1係合部75a、前記第1周方向延長部75bおよび前記第1規制部75cが、前記第1係合突起79および前記第1規制突起81とに干渉しないように前記1段目羽根車11を前記ロータ16側に軸方向移動させることが可能であり、また第1規制突起81は、前記第1規制部75cの乗り越えを容易とするために、前記周方向の一方側に向かうにつれて、すなわち当該第1規制突起81と対をなす前記第1係合突起79に近づくにつれて、前記駆動スリーブ39の外周面からの突出量が大きくなるように傾斜してスロープ状に形成される。
図8を併せて参照して、前記第2取付け腕76は、前記第2の補間部材31の下面に一体に連なって下方に延びる前記第2係合部76aと、側面視で前記第2の補間部材31の下面との間にわずかな間隙84(図2参照)をあけて前記第2係合部76aから前記駆動スリーブ39の前記周方向の他方側に延びる第2周方向延長部76bと、この第2周方向延長部76bの前記第2係合部76aとは反対側の端部に一体に設けられる第2規制部76cとを一体に有し、前記第1取付け腕75と相似形状に形成される。すなわち第2周方向延長部76bは、前記駆動スリーブ39の外周との間に間隔をあけて前記第2係合部76aから周方向に延出されるものであり、前記第2規制部76cは、前記駆動スリーブ39の外周に当接可能としつつ前記第2周方向延長部76bの前記第2係合部76aとは反対側の端部から前記駆動スリーブ39の外周面に向かって突設される。これにより前記第2係合部76aおよび前記第2規制部76c間で前記第2取付け腕76の前記駆動スリーブ39に対向する内面には第4の溝93が形成され、この第4の溝93は、前記2段目羽根車13を前記駆動スリーブ39に挿通する際に前記第1係合突起79および前記第2規制突起82の通過を許容する大きさに形成される。さらに前記第2周方向延長部76bは、前記第2規制部76cが前記第2規制突起82を乗り越えることができるように撓むことができる。
而して前記第2規制突起82は、前記第2規制部76cの乗り越えを容易とするために、前記駆動スリーブ39の前記周方向の一方側に向かうにつれて、すなわち当該第2規制突起82と対をなす前記第2係合突起80に近づくにつれて、前記駆動スリーブ39の外周面からの突出量が大きくなるように傾斜するスロープ状に形成される。
前記駆動スリーブ39の外周面に沿う前記第2取付け腕76の長さは、図8(a)で示すように、前記第2係合部76aを前記周方向で前記駆動スリーブ39の前記他方側に配置したときには前記第2規制部76cも前記周方向で前記第2規制突起82の前記他方側に在り、図8(b)で示すように、前記第2係合部76aを前記第2係合突起80に係合したときには前記第2規制部76cが前記周方向一方側から前記第2規制突起82に当接する位置に在るように設定される。
すなわち前記第2係合部76a、前記第2周方向延長部76bおよび前記第2規制部76cが、前記第1係合突起79および前記第1規制突起81と、前記第2係合突起80および前記第2規制突起82とに干渉しないように前記2段目羽根車13を前記ロータ16側に軸方向移動させることが可能であり、第2受け部78に第2係合部76aを当接させた状態で前記2段目羽根車13を前記周方向の一方側に回動操作すると、前記第2周方向延長部76bを撓ませて第2規制部76cが前記第2規制突起82を乗り越える。これにより前記第2受け部78との間に前記第2係合部76aが軸方向で挟まれて前記駆動スリーブ39に対する前記2段目羽根車13の軸方向相対移動が不能となるとともに、第2取付け腕76が周方向で前記第2係合突起80および前記第2規制突起82間で挟まれて相対回転不能に結合されることになる。
一方、前記1段目羽根車12の第1の補間部材28に設けられた前記第1取付け腕75は前記第2取付け腕76の前記駆動スリーブ39への取付け完了後に前記第2取付け腕76の取付けと同様にして前記駆動スリーブ39に取付けられるものであり、前記第1受け部77に第1係合部75aを当接させた状態で前記1段目羽根車12を前記周方向の一方側に回動操作することで、前記第1周方向延長部75bを撓ませて第1規制部75cが前記第1規制突起81を乗り越える。これにより前記第1受け部77との間に前記第1係合部75aが軸方向で挟まれて前記駆動スリーブ39に対する前記1段目羽根車12の軸方向相対移動が不能となるとともに、第1取付け腕75が周方向で前記第1係合突起79および前記第1規制突起81間で挟まれて相対回転不能に結合されることになる。
図9を併せて参照して、前記2段目羽根車13を前記駆動スリーブ39に取付けるにあたっては、図9(a)で示すように、ロータ16から駆動スリーブ39が上方に延びる姿勢に前記ロータ16を配置した状態で前記駆動スリーブ39の上方に前記2段目羽根車13を準備し、図9(b)で示すように、第2取付け腕76が第2係合突起80および第2規制突起82の干渉を生じない周方向位置に前記2段目羽根車13をセットし、図9(c)で示すように、第2受け部78に第2係合部76aの下端部が当接するまで前記2段目羽根車13を駆動スリーブ39の外周に沿って降下させる。次いで前記2段目羽根車13を回動操作することで、図9(d)で示すように、前記第2受け部78および前記第2係合突起80との間に前記第2係合部76aが軸方向で挟まれるととともに、第2取付け腕76が周方向で前記第2係合突起80および前記第2規制突起82間で挟まれることになり、前記2段目羽根車13が前記駆動スリーブ39に取付けられる。
続いて前記1段目羽根車12を前記駆動スリーブ39に取付けるにあたっては、図9(d)および図1から諒解されるように、前記第1の中央孔43および前記第2の中央孔44に前記駆動スリーブ39を通す姿勢で前記デフューザ23を前記内向き張り出し部19bの上面に嵌め込んだ前記ポンプケーシング主体19を前記2段目羽根車13の上方に準備し、さらに第1係合突起79および第1規制突起81との第2取付け腕75の干渉が生じない周方向位置で1段目羽根車12を前記駆動スリーブ39にセットし、前記2段目羽根車13の上面に露呈している前記第1受け部77に前記第1取付け腕75の下端部が当接するまで前記1段目羽根車12を前記駆動スリーブ39の外周に沿って降下させる。次いで前記1段目羽根車12を回動操作することで、図9(e)で示すように、前記第1受け部77および前記第1係合突起79との間に前記第1係合部75aが軸方向で挟まれるととともに、第1取付け腕75が周方向で前記第1係合突起79および前記第1規制突起81間で挟まれることになる。かくして前記2段目羽根車13の上方で前記1段目羽根車12が前記駆動スリーブ39に取付けられるとともに、前記ポンプケーシング主体19の内方で前記1段目羽根車12が第1のポンプ室24内に配備され、前記2段目羽根車13が第2のポンプ室25内に配備されることになる。
ところで前記第2受け部78に第2取付け腕76の下端部が当接するまで前記2段目羽根車13を駆動スリーブ39の外周に沿って降下させた後の回動操作によって、前記2段目羽根車13が前記駆動スリーブ39に取付けられた状態で、前記第2係合突起80および前記第2規制突起82間では、第2取付け腕76の第2周方向延長部76bおよび2段目羽根車13間に生じて一対の第2取付け腕76間に通じる前記間隙84が前記第2の溝91に通じた前記第4の挿通孔90に連通する。したがって前記2段目羽根車13を前記駆動スリーブ39に取付けた状態で、前記第2の溝91、前記第4の挿通孔90および前記間隙84を通して液体が流通することが可能となり、前記2段目羽根車13が有する前記第3および第4の挿通孔89,90の内周面と、前記駆動スリーブ39の外周面との間には、前記2段目羽根車13の前記吸入口22側から背面側へと短絡的に液体を流通させ得る第2バランス通路95(図1および図2参照)が形成されることになる。
また前記第1受け部77に前記第1取付け腕75の下端部が当接するまで前記1段目羽根車12を前記駆動スリーブ39の外周に沿って降下させた後の回動操作によって、前記1段目羽根車12が前記駆動スリーブ39に取付けられた状態で、前記第1係合突起79および前記第1規制突起81間では、第1取付け腕75の第1周方向延長部75bおよび1段目羽根車12間に生じて一対の第1取付け腕76間に通じる前記間隙83が前記第1の溝88に通じた前記第2の挿通孔87に連通する。したがって前記1段目羽根車12を前記駆動スリーブ39に取付けた状態で、前記第1の溝88、前記第2の挿通孔87および前記間隙83を通して液体が流通することが可能となり、前記1段目羽根車12が有する前記第1および第2の挿通孔86,87の内周面と、前記駆動スリーブ39の外周面との間には、前記1段目羽根車12の前記吸入口22側から背面側へと短絡的に液体を流通させ得る第1バランス通路94が形成されることになる。
次にこの実施の形態の作用について説明すると、電動送液ポンプのロータ16は、磁石支持部材37に当該磁石支持部材37を覆うボンド磁石38が支持されて成り、1段目羽根車12および2段目羽根車13を貫通する駆動スリーブ39が前記磁石支持部材37に一体に連なった単一の部材で形成され、当該駆動スリーブ39に、前記1段目羽根車12および前記2段目羽根車13が軸方向相対移動不能かつ相対回転不能に結合され、ポンプケーシング14に固定的に支持される支軸11と、前記駆動スリーブ39および前記磁石支持部材37との間に、前記駆動スリーブ39との軸方向相対移動を不能とした第1および第2の滑り軸受40,41が介設されるので、前記ロータ16、前記駆動スリーブ39、前記1段目羽根車12、前記2段目羽根車13、前記第1の滑り軸受40および前記第2の滑り軸受41を軸方向および周方向にともに作動する1つのユニットとして構成することができ、長期使用によっても前記第1の滑り軸受40および前記第2の滑り軸受41に偏磨耗は生じ難く、がたつきや、作動時の異音発生を抑制可能となる。
また前記1段目羽根車12に、L字状の第1係合部75aを有しつつ前記駆動スリーブ39の外周の一部に沿って前記2段目羽根車13側に延びる第1取付け腕75が一体に設けられ、前記2段目羽根車13に、L字状の第2係合部76aを有しつつ前記駆動スリーブ39の外周の一部に沿って前記ロータ16側に延びる第2取付け腕76が一体に設けられるとともに前記1段目羽根車12側に臨む平坦な第1受け部77が設けられ、前記駆動スリーブ39もしくは前記ロータ16(この実施の形態ではロータ16)に前記2段目羽根車13側に臨む平坦な第2受け部78が設けられ、前記1段目羽根車12および前記2段目羽根車13間での前記駆動スリーブ39の外周に、前記第1受け部77との間に前記駆動スリーブ39の軸方向で前記第1係合部75aを挟むとともに前記第1取付け腕75に前記駆動スリーブ39の周方向の一方から当接する第1係合突起79と、前記第1取付け腕75に前記周方向の他方から当接して前記第1取付け腕75を前記周方向で前記第1係合突起79との間に挟む第1規制突起81とが設けられ、前記2段目羽根車13および前記ロータ16間での前記駆動スリーブ39の外周に、前記第2受け部78との間に前記軸方向で前記第2係合部76aを挟むとともに前記第2取付け腕76に前記周方向の一方から当接する第2係合突起80と、前記第2取付け腕76に前記周方向の他方から当接して前記第2取付け腕76を前記周方向で前記第2係合突起80との間に挟む第2規制突起82とが設けられる。したがって前記1段目羽根車12が一体に有する第1取付け腕75を、前記第1係合突起79および前記第1受け部77間に挟むとともに前記第1規制突起81および前記第1係合突起79間で挟むことによって、前記駆動スリーブ39に対する前記1段目羽根車12の軸方向相対移動および相対回転を不能とし、前記2段目羽根車13が一体に有する第2取付け腕76を、前記第2係合突起80および前記第2受け部78間に挟むとともに前記第2規制突起82および前記第2係合突起80間で挟むことによって、前記駆動スリーブ39に対する2段目羽根車13の軸方向相対移動および相対回転を不能とすることができる。これにより前記1段目羽根車12および前記2段目羽根車13を前記駆動スリーブ39に軸方向相対移動および相対回転を不能として取付けるのに、取付け専用の部品が不要であり、部品点数の増大を抑えることができる。
さらに前記1段目羽根車12および前記2段目羽根車13の中央部には、前記駆動スリーブ39を挿通させる第1、第2、第3および第4の挿通孔86,87,89,90がそれぞれ設けられ、前記1段目羽根車12の前記第1および第2の挿通孔86,87の内周と前記駆動スリーブ39の外周面との間に、液体の流通を可能とする第1バランス通路94が形成され、前記2段目羽根車13の前記第3および第4の挿通孔89,90の内周面と前記駆動スリーブ39の外周面との間に、液体の流通を可能とする第2バランス通路95が形成される。したがって前記第1バランス通路94によって1段目羽根車12の吸入口22側から背面側へと短絡的に液体を流通させることが可能となり、また第2バランス通路95によって2段目羽根車13の前記吸入口22側から背面側へと短絡的に液体を流通させることが可能となるので、前記1段目羽根車12の前記吸入口22側液体に臨む面すなわち前記第1の前面プレート29の上面にかかる面圧と、前記1段目羽根車12で加圧された前記第2の中央孔44側液体に臨む面すなわち前記第1の補間部材28の下面にかかる面圧との差を小さくするとともに、前記2段目羽根車13の前記1段目羽根車12側(第2の中央孔44側)液体に臨む面すなわち第2の前面プレート32の上面にかかる面圧と、前記2段目羽根車13で昇圧された前記吐出管側液体に臨む面すなわち第2の補間部材31の下面にかかる面圧との差を小さくすることが可能であり、それにより前記1段目羽根車12および前記2段目羽根車13に作用するスラスト力をそれぞれ小さく抑えることができ、前記第1の滑り軸受40および前記第2の滑り軸受41の偏磨耗をより生じ難くすることができる。
以上、本発明の実施の形態について説明したが、本発明は上記実施の形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明を逸脱することなく種々の設計変更を行うことが可能である。
たとえば上述の実施の形態では、予め作成された駆動スリーブ39に、第1の滑り軸受40および第2の滑り軸受41を圧入するように構成したが、これに限定されず、前記駆動スリーブ39の射出成形時に、インサート成形で当該駆動スリーブ39の内側に第1および第2の滑り軸受40,41が配置される構成とすることも可能である。また上述の実施の形態では、ボンド磁石38が、磁石支持部材37を覆って当該磁石支持部材38にアウトサート成形されるようにしたが、これに限定されず、予め作成しておいたボンド磁石38の内側に磁石支持部材37および駆動スリーブ39を射出成形するように構成することも可能である。いずれの形態においてもロータ、駆動スリーブ、1段目羽根車、2段目羽根車および軸受部材を軸方向および周方向にともに作動する1つのユニットとして構成することができ、したがって長期使用によっても軸受部材に偏磨耗は生じ難く、がたつきや、作動時の異音発生を抑制可能とした電動送液ポンプを提供することができる。
11・・・支軸
12・・・1段目羽根車
13・・・2段目羽根車
14・・・ポンプケーシング
16・・・ロータ
18・・・電動モータ
22・・・吸入口
37・・・磁石支持部材
38・・・磁石
39・・・駆動スリーブ
40,41・・・軸受部材である滑り軸受
75・・・第1取付け腕
75a・・・第1係合部
76・・・第2取付け腕
76a・・・第2係合部
77・・・第1受け部
78・・・第2受け部
79・・・第1係合突起
80・・・第2係合突起
81・・・第1規制突起
82・・・第2規制突起
83,84・・・間隙
86,87,89,90・・・挿通孔
94・・・第1バランス通路
95・・・第2バランス通路

Claims (3)

  1. 吸入口(22)を有するポンプケーシング(14)に固定的に支持される支軸(11)に、電動モータ(18)のロータ(16)とともに回転する円筒状の駆動スリーブ(39)が回転自在に支持され、前記吸入口(22)および前記ロータ(16)間で前記支軸(11)の軸線方向に前記吸入口(22)側から順に並ぶ1段目羽根車(12)および2段目羽根車(13)が、前記駆動スリーブ(39)に相対回転不能に結合される電動送液ポンプにおいて、前記ロータ(16)は、磁石支持部材(37)に当該磁石支持部材(37)を覆う磁石(38)が支持されて成り、前記1段目羽根車(12)および前記2段目羽根車(13)を貫通する前記駆動スリーブ(39)が前記磁石支持部材(37)に一体に連なった単一の部材で形成され、当該駆動スリーブ(39)に、前記1段目羽根車(12)および前記2段目羽根車(13)が軸方向相対移動不能かつ相対回転不能に結合され、前記支軸(11)と、前記駆動スリーブ(39)および前記磁石支持部材(37)との間に、前記駆動スリーブ(39)との軸方向相対移動を不能とした軸受部材(40,41)が介設されることを特徴とする電動送液ポンプ。
  2. 前記1段目羽根車(12)に、L字状の第1係合部(75a)を有しつつ前記駆動スリーブ(39)の外周の一部に沿って前記2段目羽根車(13)側に延びる第1取付け腕(75)が一体に設けられ、前記2段目羽根車(13)に、L字状の第2係合部(76a)を有しつつ前記駆動スリーブ(39)の外周の一部に沿って前記ロータ(16)側に延びる第2取付け腕(76)が一体に設けられるとともに前記1段目羽根車(12)側に臨む平坦な第1受け部(77)が設けられ、前記駆動スリーブ(39)もしくは前記ロータ(16)に前記2段目羽根車(13)側に臨む平坦な第2受け部(78)が設けられ、前記1段目羽根車(12)および前記2段目羽根車(13)間での前記駆動スリーブ(39)の外周に、前記第1受け部(77)との間に前記駆動スリーブ(39)の軸方向で前記第1係合部(75a)を挟むとともに前記第1取付け腕(75)に前記駆動スリーブ(39)の周方向の一方から当接する第1係合突起(79)と、前記第1取付け腕(75)に前記周方向の他方から当接して前記第1取付け腕(75)を前記周方向で前記第1係合突起(79)との間に挟む第1規制突起(81)とが設けられ、前記2段目羽根車(13)および前記ロータ(16)間での前記駆動スリーブ(39)の外周に、前記第2受け部(78)との間に前記軸方向で前記第2係合部(76a)を挟むとともに前記第2取付け腕(76)に前記周方向の一方から当接する第2係合突起(80)と、前記第2取付け腕(76)に前記周方向の他方から当接して前記第2取付け腕(76)を前記周方向で前記第2係合突起(80)との間に挟む第2規制突起(82)とが設けられることを特徴とする請求項1に記載の電動送液ポンプ。
  3. 前記1段目羽根車(12)および前記2段目羽根車(13)の中央部には、前記駆動スリーブ(39)を挿通させる挿通孔(86,87;89,90)がそれぞれ設けられ、前記1段目羽根車(12)の前記挿通孔(86,87)の内周面と前記駆動スリーブ(39)の外周面との間に、液体の流通を可能とする第1バランス通路(94)が形成され、前記2段目羽根車(13)の前記挿通孔(89,90)の内周面と前記駆動スリーブ(39)の外周面との間に、液体の流通を可能とする第2バランス通路(95)が形成されることを特徴とする請求項1または2に記載の電動送液ポンプ。
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