JP7243210B2 - 操作装置 - Google Patents

操作装置 Download PDF

Info

Publication number
JP7243210B2
JP7243210B2 JP2019008061A JP2019008061A JP7243210B2 JP 7243210 B2 JP7243210 B2 JP 7243210B2 JP 2019008061 A JP2019008061 A JP 2019008061A JP 2019008061 A JP2019008061 A JP 2019008061A JP 7243210 B2 JP7243210 B2 JP 7243210B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
toilet seat
user
contact
unit
operation device
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2019008061A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2020119106A (ja
Inventor
聡洋 杉山
さやか 青木
真緒 神出
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toto Ltd
Original Assignee
Toto Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toto Ltd filed Critical Toto Ltd
Priority to JP2019008061A priority Critical patent/JP7243210B2/ja
Publication of JP2020119106A publication Critical patent/JP2020119106A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7243210B2 publication Critical patent/JP7243210B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Bidet-Like Cleaning Device And Other Flush Toilet Accessories (AREA)
  • User Interface Of Digital Computer (AREA)
  • Selective Calling Equipment (AREA)

Description

開示の実施形態は、操作装置に関する。
従来、トイレルームに設置された局部洗浄機能を有する便座装置を操作するためのタッチパネル式の装置が知られている(例えば、特許文献1、特許文献2参照)。
このような、タッチパネル式の装置は、その装置の画面に表示されたオブジェクトに使用者が触れたことを感知し、そのオブジェクトに関連する制御指示を便座装置に実行させる。
特開平10-110458号公報 特開2008-002151号公報 登録実用新案第3097791号公報
しかしながら、タッチパネル式の装置の場合、視覚障害者が操作することが難しいといった問題がある。例えば、全盲の人など、装置の画面に表示されるオブジェクトを視覚によって認識することが困難な視覚障害者の方がタッチパネル式の操作装置を使用して便座装置を操作する場合、所望の制御が実行されるまで、操作装置の表示部(表示面)を手探りで触っていかなければならず、意図しない制御を実行してしまうという課題がある。このため、タッチパネル式の装置においては、視覚障害者が実行中の制御を停止したい場合に、実行中の制御を停止する可能性を高めることが課題となる。
開示の実施形態は、視覚障害者が実行中の制御を停止したい場合に、実行中の制御を停止する可能性を高めることができる操作装置を提供することを目的とする。
実施形態の一態様に係る操作装置は、局部洗浄機能を有する便座装置が備えられたトイレルーム内に設置され、前記便座装置を操作するための操作装置であって、前記操作装置は、前記便座装置に対する制御指示に関連する複数のオブジェクトを表示する表示部と、前記表示部に対する使用者の接触を検知する接触検知部と、前記表示部に表示されたオブジェクトへの前記使用者の接触が前記接触検知部により検知された場合に、前記オブジェクトと関連する前記制御指示により前記便座装置を操作するための信号を送信する送信部と、を備え、前記表示部は、前記便座装置による制御を停止する停止制御指示に関連するオブジェクトであって、前記複数のオブジェクトの中で前記表示部に占める領域が最大のオブジェクトである停止オブジェクトを含む前記複数のオブジェクトを表示することを特徴とする。
視覚障害者、特に全盲の人が便座装置を操作するためのタッチパネル式の操作装置を使用した際に、意図しない制御が実行されてしまった場合、実行中の制御を停止する停止制御指示に関連するオブジェクトに接触することを試みて、表示面に対してランダムに接触する対応を行うことが多い。例えば、本発明者らは、全盲の方々を対象に、便座装置を操作するためのタッチパネル式の操作装置を使用した際に、意図しない制御が実行されてしまった場合、どのような対応を図っているのかヒアリングを行った。その結果、実行中の制御を停止する停止制御指示に関連するオブジェクトに接触することを試みて、表示画面に対してランダムに接触する対応を取られている方が多いことが分かった。実施形態の一態様に係る操作装置において、操作装置の表示部(表示面)に表示される複数の制御指示に関連する複数のオブジェクトの内、便座装置による制御を停止する停止制御指示に関連するオブジェクトの表示面積が最も大きい。これによって、全盲の人が、タッチパネル式の操作装置に触れることにより、意図しない制御が実行されてしまったとしても、制御を停止する停止制御指示に関連するオブジェクトの面積が最も大きいため、全盲の人が表示部にランダムに接触することで実行中の制御を速やかに停止できる可能性を高めることができる。したがって、常に音声案内装置を用いずとも、全盲の人が従来よりも実行中の制御を速やかに停止することが可能であり、且つ健常者の使用感も損ねることが無いタッチパネル式の操作装置を提供することができる。このように、実施形態の一態様に係る操作装置によれば、視覚障害者が実行中の制御を停止したい場合に、実行中の制御を停止する可能性を高めることができる。
実施形態の一態様に係る操作装置は、局部洗浄機能を有する便座装置が備えられたトイレルーム内に設置され、前記便座装置を操作するための操作装置であって、前記操作装置は、前記便座装置に対する制御指示に関連するオブジェクトを表示する表示部と、前記表示部に対する使用者の接触を検知する接触検知部と、前記表示部に表示された前記オブジェクトへの前記使用者の接触が前記接触検知部により検知された場合に、前記オブジェクトと関連する前記制御指示により前記便座装置を操作するための信号を送信する送信部と、を備え、前記送信部は、前記接触検知部が、前記使用者による前記オブジェクトが表示された前記表示部への接触を検知した後の所定期間内に、前記接触の位置を含む前記表示部の所定の範囲内への前記使用者による接触を検知した場合、前記便座装置が実行中の制御を停止するための前記信号を送信することを特徴とする。
操作装置のオブジェクトが表示された表示部(表示面)に対して、使用者が接触したことを接触検知部が検知した後の所定時間内に、接触の位置を含む表示部の所定の範囲内に対して使用者が接触したことを接触検知部が検知したとき、送信部は、便座装置が実行中の制御を停止するための信号を送信する。これによって、視覚障害者、特に全盲の人が、タッチパネル式の操作装置に触れることにより、意図しない制御が実行されてしまったとしても、直前に接触した表示部の同じ位置に対して再び接触することで実行中の制御を停止することができる。したがって、実行中の制御を停止する停止制御指示に関連するオブジェクトを探す必要がなくなるため、常に音声案内装置を用いずとも、全盲の方が従来よりも実行中の制御を速やかに停止することが可能であり、且つ健常者の使用感も損ねることが無いタッチパネル式の操作装置を提供することができる。このように、実施形態の一態様に係る操作装置によれば、視覚障害者が実行中の制御を停止したい場合に、実行中の制御を停止する可能性を高めることができる。
実施形態の一態様に係る操作装置は、局部洗浄機能を有する便座装置が備えられたトイレルーム内に設置され、前記便座装置を操作するための操作装置であって、前記操作装置は、前記便座装置に対する制御指示に関連するオブジェクトを表示する表示部と、前記表示部に対する使用者の接触を検知する接触検知部と、前記表示部に表示された前記オブジェクトへの前記使用者の接触が前記接触検知部により検知された場合に、前記オブジェクトと関連する前記制御指示により前記便座装置を操作するための信号を送信する送信部と、を備え、前記表示部には、前記便座装置による制御を停止する停止制御指示に関連し、前記オブジェクトに比して透明度が高い隠れオブジェクトが配置され、前記送信部は、前記表示部において前記隠れオブジェクトが配置された領域への前記使用者の接触が前記接触検知部により検知された場合、前記便座装置が実行中の制御を停止するための前記信号を送信することを特徴とする。
操作装置の表示部(表示面)に、オブジェクトに比して透明度が高く、視覚により認知し難い、若しくは視覚により認知することができない隠れオブジェクトを設けると共に、接触検知部が、その隠れオブジェクトに使用者が接触したことを検知したとき、送信部は、便座装置が実行中の制御を停止するための信号を送信する。これによって、表示部に表示されている、広告やオブジェクトに接触することで実行される便座装置の制御説明などの映像に対する視認性を損ねることなく、表示部における便座装置の制御を停止するための停止制御指示に関連するオブジェクトの占有面積を増やすことができるため、全盲の人が表示部にランダムに接触することで実行中の制御を速やかに停止できる可能性を高めることができる。したがって、常に音声案内装置を用いずとも、全盲の方が従来よりも実行中の制御を速やかに停止することが可能であり、且つ健常者の使用感も損ねることが無いタッチパネル式の操作装置を提供することができる。このように、実施形態の一態様に係る操作装置によれば、視覚障害者が実行中の制御を停止したい場合に、実行中の制御を停止する可能性を高めることができる。
また、実施形態の一態様に係る操作装置において、前記表示部は、前記隠れオブジェクトの配置前において、前記便座装置による制御を停止する停止制御指示に関連する停止オブジェクト以外の所定のオブジェクトへの前記使用者の接触が前記接触検知部により検知された場合に、前記隠れオブジェクトを配置することを特徴とする。
操作装置の表示部(表示面)において、最初は隠れオブジェクトを配置せず、便座装置による制御を停止する停止制御指示に関連する停止オブジェクト以外の所定のオブジェクトへの使用者の接触が検知された場合に、隠れオブジェクトを配置することにより、視覚障害者が実行中の制御を停止しようとした場合に、停止するオブジェクトに接触する可能性を高めることができる。したがって、実施形態の一態様に係る操作装置によれば、視覚障害者が実行中の制御を停止したい場合に、実行中の制御を停止する可能性を高めることができる。
実施形態の一態様に係る操作装置は、局部洗浄機能を有する便座装置が備えられたトイレルーム内に設置され、前記便座装置を操作するための操作装置であって、前記操作装置は、前記便座装置に対する制御指示に関連するオブジェクトを表示する表示部と、前記表示部の外周部に設けられる枠部と、前記枠部に設けられ、使用者が押下可能なスイッチ部と、前記表示部に対する前記使用者の接触を検知する接触検知部と、前記表示部に表示された前記オブジェクトへの前記使用者の接触が前記接触検知部により検知された場合に、前記オブジェクトと関連する前記制御指示により前記便座装置を操作するための信号を送信する送信部と、を備え、前記送信部は、前記使用者によって前記スイッチ部が押下された場合、前記便座装置が実行中の制御を停止するための前記信号を送信することを特徴とする。
視覚障害者、特に全盲の人は、便座に着座した状態で触れる位置にあるトイレルーム内の壁面を触りながら、操作装置の表示部の外側に形成されたフレームを触ることで操作装置の全体形状を把握してから当たりを付けることで操作装置を使用することが多い。そこで、操作装置の表示部(表示面)の外側に形成された枠部(フレーム)に押しボタンスイッチ等のスイッチ部を設けると共に、使用者によって押しボタンスイッチが押し下げられたとき、送信部は、便座装置が実行中の制御を停止するための信号を送信する。これにより、全盲の方が、操作装置の全体形状を把握するために操作装置のフレームを触る際に、便座装置が実行中の制御を停止するための信号を送信可能な押しボタンスイッチの位置を触覚により認識することが可能である。そのため、意図しない制御が実行されてしまったとしても、便座装置が実行中の制御を速やかに停止することが可能となる。したがって、常に音声案内装置を用いずとも、全盲の方が従来よりも実行中の制御を速やかに停止することが可能であり、且つ健常者の使用感も損ねることが無いタッチパネル式の操作装置を提供することができる。このように、実施形態の一態様に係る操作装置によれば、視覚障害者が実行中の制御を停止したい場合に、実行中の制御を停止する可能性を高めることができる。
実施形態の一態様に係る操作装置は、局部洗浄機能を有する便座装置が備えられたトイレルーム内に設置され、前記便座装置を操作するための操作装置であって、前記操作装置は、前記便座装置に対する制御指示に関連する複数のオブジェクトを表示する表示部と、前記表示部に対する使用者の接触を検知する接触検知部と、前記表示部に表示されたオブジェクトへの前記使用者の接触が前記接触検知部により検知された場合に、前記オブジェクトと関連する前記制御指示により前記便座装置を操作するための信号を送信する送信部と、前記接触検知部により検知された前記使用者による前記表示部への第1接触と、前記第1接触の後において、前記接触検知部により検知された前記使用者による前記表示部への第2接触との関係を判定する判定部と、を備え、前記送信部は、前記判定部により判定された前記関係に基づいて、前記使用者による操作が異常であると判定された場合、前記便座装置が実行中の制御を停止するための前記信号を送信することを特徴とする。
このように、接触検知部によって使用者による接触が検知された第1のオブジェクトと、その次に接触検知部によって使用者による接触が検知された第2のオブジェクトとの関係を判定する判定部を備え、判定部によって、第1のオブジェクトと第2のオブジェクトとの関係が異常であると判定された場合、送信部は、便座装置が実行中の制御を停止するための信号を送信する。これによって、全盲の方が表示部にランダムに接触することで実行中の制御を停止できる可能性を高めることができる。したがって、常に音声案内装置を用いずとも、全盲の方が従来よりも実行中の制御を速やかに停止することが可能であり、且つ健常者の使用感も損ねることが無いタッチパネル式の操作装置を提供することができる。このように、実施形態の一態様に係る操作装置によれば、視覚障害者が実行中の制御を停止したい場合に、実行中の制御を停止する可能性を高めることができる。
また、実施形態の一態様に係る操作装置において、前記判定部は、前記使用者による前記表示部に表示された第1オブジェクトへの前記第1接触と、前記第2接触との関係を判定することを特徴とする。
このように、操作装置は、使用者による表示部に表示された第1オブジェクトへの第1接触と、第2接触との関係を判定することにより、オブジェクトに接触した第1接触とその後の第2接触との関係に基づいて適切に判定を行うことができる。したがって、操作装置によれば、視覚障害者が実行中の制御を停止したい場合に、実行中の制御を停止する可能性を高めることができる。
また、実施形態の一態様に係る操作装置において、前記判定部は、前記第1接触と、前記使用者による前記表示部に表示された第2オブジェクトへの前記第2接触とにより、前記第1オブジェクトと前記第2オブジェクトとの関係を判定することを特徴とする。
このように、操作装置は、第1接触と、使用者による表示部に表示された第2オブジェクトへの第2接触との関係を判定することにより、第1接触とその後のオブジェクトに接触した第2接触との関係に基づいて適切に判定を行うことができる。したがって、操作装置によれば、視覚障害者が実行中の制御を停止したい場合に、実行中の制御を停止する可能性を高めることができる。
また、実施形態の一態様に係る操作装置において、前記判定部は、前記第1オブジェクトと前記第2オブジェクトとの関連性に基づいて、前記使用者による操作が異常であるかどうかを判定することを特徴とする。
このように、操作装置は、第1接触と、第1オブジェクトと第2オブジェクトとの関連性に基づいて、前記使用者による操作が異常であるかどうかを判定することにより、第1接触とその後のオブジェクトに接触した第2接触との関係に基づいて適切に判定を行うことができる。したがって、操作装置によれば、視覚障害者が実行中の制御を停止したい場合に、実行中の制御を停止する可能性を高めることができる。
実施形態の一態様によれば、視覚障害者が実行中の制御を停止したい場合に、実行中の制御を停止する可能性を高めることができる。
図1は、第1の実施形態に係る操作装置の一例を示す図である。 図2は、トイレシステムの外観構成の一例を示す模式斜視図である。 図3は、トイレシステムの構成の一例を示すブロック図である。 図4は、便座装置の機能構成の一例を示すブロック図である。 図5は、操作装置が実行する処理の手順の一例を示すフローチャートである。 図6は、第2の実施形態に係る操作装置の一例を示す図である。 図7は、第2の実施形態に係る操作装置の機能構成の一例を示す図である。 図8は、第2の実施形態に係る操作装置が実行する処理の手順の一例を示すフローチャートである。 図9は、第3の実施形態に係る操作装置の情報処理の一例を示す図である。 図10は、第3の実施形態に係る操作装置の機能構成の一例を示す図である。 図11は、第3の実施形態に係る操作装置が実行する処理の手順の一例を示すフローチャートである。 図12は、第3の実施形態に係る操作装置が実行する処理の手順の一例を示すフローチャートである。 図13は、便座装置の他の構成の一例を示すブロック図である。 図14は、トイレシステムが実行する処理の手順の一例を示すフローチャートである。 図15は、操作装置が実行する画面遷移の一例を示す図である。 図16は、操作装置が実行する機能説明の処理の手順の一例を示すフローチャートである。 図17は、操作装置が実行するロック解除における画面遷移の一例を示す図である。 図18は、操作装置が実行するロック解除における画面遷移の他の一例を示す図である。
以下、添付図面を参照して、本願の開示する操作装置の実施形態を詳細に説明する。なお、以下に示す実施形態によりこの発明が限定されるものではない。
[第1の実施形態]
<1.情報処理>
まず、第1の実施形態に係る操作装置において実行される情報処理の内容について図1を参照して説明する。図1は、第1の実施形態に係る操作装置の一例を示す図である。図1に示す操作装置10は、局部洗浄機能を有する便座装置2(図2参照)を操作するための情報処理装置である。操作装置10は、タッチパネルの機能を有するタッチパネル式の操作装置であり、ディスプレイである表示部13への使用者の接触に応じて操作を受け付ける。また、操作装置10は、トイレルームR(図2参照)等のトイレ室に配置されるが詳細は後述する。
図1の例では、操作装置10の長手方向を横に向けて使用する表示態様により、操作装置10の短手方向を上下方向とし、表示部13の長手方向を左右方向として説明するが、操作装置10の方向を規定するものではない。図1に示すように、操作装置10は、表示部13の外周部131に沿って枠部18が設けられる。枠部18は、表示部13の周囲を囲むフレームである。なお、図1では、枠部18と表示部13との境界を明示し、枠部18の内側全体が表示部13であることを明示するために、枠部18にハッチングを付す。
図1の操作装置10は、表示部13に操作画面が表示された状態を示す。操作画面には、便座装置2の局部洗浄機能に対する制御指示に関連するオブジェクトOB1~OB7や広告や機能説明等の種々のコンテンツが表示される情報表示エリアCTが含まれる。図1に示すように、操作画面が表示された表示部13には、上側に情報表示エリアCTが配置され、オブジェクトOB1~OB7等が下側に配置される。
ここで、オブジェクトOB1は、便座装置2により実行中の制御を止めるためのオブジェクトである。オブジェクトOB2は、便座装置2による局部洗浄の実行を開始するためのオブジェクトである。オブジェクトOB3は、便座装置2に所定の音を出力させるためのオブジェクトである。オブジェクトOB4は、便座装置2のノズル部6(図2参照)を除菌水で殺菌する殺菌処理を行うためのオブジェクトである。
オブジェクトOB5は、便座装置2による局部洗浄時の吐水の勢いを調整するためのオブジェクトである。オブジェクトOB6は、便座装置2が出力する音の音量を調整するためのオブジェクトである。オブジェクトOB7は、トイレの利用に関する情報を操作装置10に表示したり音声出力したりする際の言語を選択するためのオブジェクトである。
オブジェクトOB2~OB4の右下に配置された機能説明オブジェクトIO2~IO4は、対応するオブジェクトの機能の説明を行うためのオブジェクトである。例えば、機能説明オブジェクトIO2に使用者が接触した場合、情報表示エリアCTにオブジェクトOB2に関する機能説明のコンテンツが表示される。
操作装置10は、表示部13に表示されたオブジェクトOB1に使用者が接触したことを検知した場合、実行中の制御を便座装置2に止めさせるための信号を便座装置2へ送信する。また、操作装置10は、表示部13に表示されたオブジェクトOB2に使用者が接触したことを検知した場合、局部洗浄の実行を便座装置2に開始させるための信号を便座装置2へ送信する。また、操作装置10は、表示部13に表示されたオブジェクトOB3に使用者が接触したことを検知した場合、トイレの音消し用等の所定の音を便座装置2に出力させるための信号を便座装置2へ送信する。また、操作装置10は、表示部13に表示されたオブジェクトOB4に使用者が接触したことを検知した場合、ノズル部6の殺菌処理を便座装置2に実行させるための信号を便座装置2へ送信する。
また、操作装置10は、表示部13に表示されたオブジェクトOB5に使用者が接触したことを検知した場合、局部洗浄時の吐水の勢いを調整するための信号を便座装置2へ送信する。例えば、操作装置10は、オブジェクトOB5の「+」が表示された部分に使用者が接触したことを検知した場合、局部洗浄時の吐水の勢いを強めるための信号を便座装置2へ送信する。また、例えば、操作装置10は、オブジェクトOB5の「-」が表示された部分に使用者が接触したことを検知した場合、局部洗浄時の吐水の勢いを弱めるための信号を便座装置2へ送信する。
また、操作装置10は、表示部13に表示されたオブジェクトOB6に使用者が接触したことを検知した場合、出力する音の音量を調整するための信号を便座装置2へ送信する。例えば、操作装置10は、オブジェクトOB6の「+」が表示された部分に使用者が接触したことを検知した場合、出力する音の音量を強めるための信号を便座装置2へ送信する。また、例えば、操作装置10は、オブジェクトOB6の「-」が表示された部分に使用者が接触したことを検知した場合、出力する音の音量を弱めるための信号を便座装置2へ送信する。例えば、操作装置10は、オブジェクトOB1~OB7の範囲を示す情報を記憶部14(図3参照)に記憶し、使用者の接触位置との比較に基づいて、使用者がオブジェクトOB1~OB7に接触したかを判定する。
図1に示すように、表示部13に表示された複数のオブジェクトOB1~OB7のうち、便座装置2による制御を停止する停止制御指示に関連する停止オブジェクトであるオブジェクトOB1が最も大きい。すなわち、表示部13に表示された複数のオブジェクトOB1~OB7のうち、オブジェクトOB1の面積が最大である。このように、操作画面が表示された表示部13は、複数のオブジェクトOB1~OB7のうち、オブジェクトOB1を最も大きく表示することにより、視覚障害者等が無作為に表示面13に接触した場合に、複数のオブジェクトOB1~OB7のうち、オブジェクトOB1に接触する可能性を最も高くする。これにより、操作装置10は、視覚障害者が実行中の制御を停止したい場合に、実行中の制御を停止する可能性を高めることができる。
また、表示部13は、情報表示エリアCTやオブジェクトOB1~OB7の周囲の余白部BSに、オブジェクトOB1~OB7に比して透明度が高い隠しオブジェクトを設ける。このように、表示部13は、便座装置2による制御を停止する停止制御指示に関連する隠しオブジェクトを情報表示エリアCTや余白部BSに設ける。例えば、隠しオブジェクトは、使用者により指定(接触)された場合、オブジェクトOB1と同じ制御を行う。操作装置10は、表示部13において隠しオブジェクトが配置されたエリアに使用者が接触したことを検知した場合、実行中の制御を便座装置2に止めさせるための信号を便座装置2へ送信する。
図1の例では、表示部13は、領域AR1~AR3に透明な隠しオブジェクトを設ける場合を示す。そのため、図1の例では、隠しオブジェクトが不図示であるが、隠しオブジェクトは、透明に限らず、オブジェクトOB1~OB7よりも視認性が低ければどのような態様であってもよい。隠しオブジェクトは、オブジェクトOB1~OB7に比して透明度が高く、視覚により認知し難い、または認知することが出来ないオブジェクトであればどのような態様であってもよい。
図1の例では、表示部13は、余白部BSのうち、オブジェクトOB1~OB7の下部に位置する領域AR1に隠しオブジェクトを配置する。表示部13は、オブジェクトOB1~OB7と枠部18との間に位置する領域AR1に隠しオブジェクトを設ける。すなわち、表示部13は、オブジェクトOB1~OB7よりも枠部18に隣接する領域AR1に隠しオブジェクトを設ける。これにより、操作装置10は、視覚障害者の手探りにより操作装置10を探す場合であっても、オブジェクトOB1~OB7よりも隠しオブジェクトに接触する可能性を高め、視覚障害者が実行中の制御を停止したい場合に、実行中の制御を停止する可能性を高めることができる。
また、表示部13は、情報表示エリアCTの左側の領域AR2や右側の領域AR3に隠しオブジェクトを設ける。これにより、操作装置10は、便座装置2による制御を停止する停止制御指示に関連するオブジェクトの面積を増大させ、視覚障害者が実行中の制御を停止したい場合に、実行中の制御を停止する可能性を高めることができる。操作装置10は、種々の従来技術を適宜用いて、情報表示エリアCTに配置された隠しオブジェクトへの使用者の接触を検知可能にしてもよい。例えば、操作装置10は、情報表示エリアCTに表示されるコンテンツよりも隠しオブジェクトを上位のレイヤーに配置することにより、情報表示エリアCTに配置された隠しオブジェクトへの使用者の接触を検知可能にしてもよい。なお、操作装置10は、隠しオブジェクトへの使用者の接触を検知可能でれば、どのような手段により、隠しオブジェクトへの使用者の接触を検知にしてもよい。
また、操作装置10は、使用者が押下可能なスイッチ部17を枠部18に有する。例えば、スイッチ部17は、電源ボタンであってもよいし、便座装置2による制御を停止する停止制御指示に関連するボタンであってもよい。このように、操作装置10は、機械的機構であるスイッチ部17を設けることにより、そのスイッチ部17の位置を触覚により使用者が認識することが可能となるため、視覚障害者が実行中の制御を停止したい場合に、実行中の制御を停止する可能性を高めることができる。また、操作装置10は、健常者にとっても違和感が少ない操作画面を提供することができる。すなわち、操作装置10は、健常者への影響を抑制し、かつ視覚障害者が装置を誤操作する可能性を低減することができる。
例えば、操作装置の表示部(表示面)上に点字を設けたとしても、所望の制御に対応する点字を見つけるまでに表示部に触れなければならず、視覚障害者、特に全盲の人が実行中の制御を停止したい場合に、実行中の制御を停止する可能性を高めることが難しい。また、トイレルーム内は、プライベート空間であるが故に周りにサポートしてくれる方がいないという事に加え、トイレルーム内に設置される操作装置10の表示部に表示されるオブジェクトのレイアウトが各トイレルームで統一されていないため、視覚障害者、特に全盲の人が実行中の制御を停止したい場合に、実行中の制御を停止する可能性を高めることが難しい。
一方で、操作装置10は、表示部13を表示した複数のオブジェクトのうち、便座装置2による制御を停止する停止制御指示に関連する停止オブジェクトの面積を最も大きくする。これにより、視覚障害者、特に全盲の人が誤って便座装置2による制御を開始させた場合であっても、実行中の制御を停止したい場合に、停止オブジェクトに接触する可能性を高めることができるため、実行中の制御を停止する可能性を高めることができる。
また、例えば、全盲の人の利便性向上のために、トイレルーム内に設けられたスイッチを操作することによりトイレルーム内の機器の位置、および操作方法を音声にて案内を行う音声案内装置が知られている(たとえば特許文献3参照)。この場合、音声案内にはスイッチの操作が必要であるため、スイッチの位置を視覚によって認識することができない全盲の人には利便性が高いとは言い難い。また、人体検知センサによる人の検知に応じて音声案内を行うことは、健常者に対しても音声案内が出力されるため、トイレルーム内での自分の操作を他人に聞かれたくない健常者にとって使用感を損ねてしまうため、採用することは困難である。一方で、操作装置10によれば、常に音声案内を行わずとも、従来よりも全盲の人が実行中の制御を停止するなど便座装置をスムーズに操作することが可能であり、かつ健常者の使用感も損ねないタッチパネル式の操作装置を提供することができる。
なお、操作装置10は、上記のような表示部13による表示や操作の受付け等の処理を所定のアプリケーションにより実現してもよい。また、操作装置10は、所定のソフトウェアアプリケーション上で実行されるスクリプトを取得し、取得したスクリプト等の制御情報により、上記のような情報表示や操作受付等の情報処理を実行してもよい。例えば、制御情報は、第1の実施形態に係る操作装置10による情報表示や操作受付等の情報処理を実現するプログラムに対応するものであり、例えば、CSS(Cascading Style Sheets)、JavaScript(登録商標)、HTML(Hyper Text Markup Language)、あるいは、上述した操作装置10による情報表示や操作受付等の情報処理を記述可能な任意の言語によって実現される。
<2.トイレシステムの外観構成>
次に、トイレシステムの外観構成について図2を参照して説明する。図2は、トイレシステムの外観構成の一例を示す模式斜視図である。
図2に示すように、トイレシステム1は、便座装置2と、操作装置10とを備える。図2に示すように、トイレルームRには、床面Fに、洋式大便器(以下「便器」と記載する)7が設置されており、便座装置2は、便器7の上部に設けられる。
便器7は、例えば、陶器製である。便器7には、ボウル部8が形成される。ボウル部8は、下方に凹んだ形状であり、使用者の***物を受ける部位である。なお、便器7は、図示のような床置き式に限らず、トイレシステム1を適用可能であれば、どのような形式でもよく、壁掛け式等のような形式であってもよい。便器7には、ボウル部8が臨む開口の端部の全周にわたってリム部9が設けられる。トイレルームRには、例えば、便器7付近に洗浄水を貯留する洗浄水タンクが設置されてもよいし、洗浄水タンクが設置されない、いわゆるタンクレス式でもよい。
例えば、トイレルームRに設けられた洗浄用の洗浄操作部(図示省略)が使用者により操作されると、便器7のボウル部8への洗浄水の供給による便器洗浄が実施される。洗浄操作部は操作レバーや、操作装置10に表示された便器洗浄オブジェクトに対するタッチ操作であってもよい。なお、洗浄操作部は、操作レバーなどのような使用者の手動によって便器洗浄を実施させるものに限らず、着座センサのような使用者を検知するセンサの人体検知によって便器洗浄を実施させるものでもよい。
便座装置2は、便器7の上部に取り付けられ、本体部3と、便蓋4と、着座部5と、ノズル部6とを備える。なお、便座装置2は、便器7に対して着脱可能に取り付けられてもよいし、便器7と一体化するように取り付けられてもよい。
図2に示すように、着座部5は、いわゆる便座であり、中央に開口を有する環状に形成され、リム部9に沿って、便器7の開口に重なる位置に配置される。そして、着座部5は、着座した使用者の臀部を支持する。また、図2に示すように、便蓋4及び着座部5は、それぞれの一端部が本体部3に軸支され、本体部3の軸支部分を中心として回動可能(開閉可能)に取り付けられる。なお、便蓋4は、便座装置2に必要に応じて取り付けられ、便座装置2は、便蓋4を有しなくてもよい。
ノズル部6は、局部洗浄用のノズルである。ノズル部6は、図示しない電動モータなどの駆動源の駆動により、本体部3の筐体に対して進退可能に構成される。また、ノズル部6は、図示しない水道管などの水源に接続される。そして、ノズル部6は、図2に示すように、本体部3の筐体に対して進出した位置にあるときに、水源からの水を使用者の身体へ噴出させて局部を洗浄する。
操作装置10は、トイレルームR内に設けられる。操作装置10は、使用者が操作可能な位置に設けられる。操作装置10は、使用者が着座部5に着座時において、操作可能な位置に設けられる。図2に示す例において、操作装置10は、着座部5に着座した使用者から見て右側方の壁面Wに配置される。なお、操作装置10は、着座部5に着座した使用者が利用可能であれば、壁面に限らず、種々の態様により配置されてもよい。例えば、操作装置10は、便座装置2と一体に設けられてもよいが、この点については後述する。また、トイレシステム1には、操作装置10に限らず、後述する操作装置10A、10B等の操作装置が含まれてもよい。
<3.トイレシステムの構成及び操作装置の機能構成>
次に、トイレシステム1の構成及び操作装置10の機能構成について図3を参照して説明する。図3は、トイレシステムの構成の一例を示すブロック図である。具体的には、図3は、トイレシステム1の構成及びトイレシステム1に含まれる操作装置10の機能構成を示す。トイレシステム1は、便座装置2と、操作装置10とが含まれる。
便座装置2と、操作装置10とは所定のネットワークNを介して、有線または無線により通信可能に接続される。例えば、便座装置2と操作装置10とは、情報の送受信が可能であれば、どのような接続であってもよく、有線により通信可能に接続されてもよいし、無線により通信可能に接続されてもよい。
トイレシステム1に、音声出力装置50が含まれる場合、例えば、音声出力装置50はトイレルームR内に設けられる。例えば、操作装置10や便座装置2が音声案内を行う機能を有していてもよい。なお、図3では、音声出力装置50を図示するが、トイレシステム1には、音声出力装置50が含まれなくてもよい。例えば、音声出力装置50は、便座装置2と、操作装置10と所定のネットワークNを介して、有線または無線により通信可能に接続され、トイレルームR内に音声を出力する便座装置2や操作装置10とは異なる構成であってもよい。
まず、操作装置10の構成について説明する。図3に示すように、操作装置10は、通信部11と、入力部12と、表示部13と、記憶部14と、制御部15と、接触検知部16と、スイッチ部17と、枠部18(図1参照)とを有する。
通信部11は、例えば、通信回路等によって実現される。そして、通信部11は、所定のネットワークNと有線または無線で接続され、外部の情報処理装置との間で情報の送受信を行う。例えば、通信部11は、ネットワークNと有線または無線で接続され、便座装置2や音声出力装置50との間で情報の送受信を行う。
入力部12は、使用者から各種操作が入力される。入力部12は、タッチパネル機能により表示面(例えば表示部13)を介して使用者からの各種操作を受け付ける。また、入力部12は、操作装置10に設けられたスイッチやボタン等により各種操作を受け付けてもよい。
入力部12は、接触検知部16により実現されるタッチパネルの機能によりタブレット端末等のディスプレイ(表示面、表示画面)を介して使用者から各種操作を受け付ける。すなわち、入力部12は、操作装置10の表示部13を介して使用者から各種操作を受け付ける。例えば、入力部12は、操作装置10の表示部13を介して使用者のオブジェクトの指定操作等の操作を受け付ける。言い換えると、入力部12は、タッチパネルの機能により使用者の操作を受け付ける受付部として機能する。なお、入力部12による使用者の操作の検知方式には、タブレット端末では主に静電容量方式が採用されるが、他の検知方式である抵抗膜方式、表面弾性波方式、赤外線方式、電磁誘導方式など、使用者の操作を検知できタッチパネルの機能が実現できればどのような方式を採用してもよい。また、操作装置10は、操作装置10にスイッチやボタン等が設けられる場合、スイッチやボタン等による操作も受け付ける入力部を有してもよい。
表示部13は、例えば液晶ディスプレイや有機EL(Electro-Luminescence)ディスプレイ等によって実現されるタブレット端末等の表示画面であり、各種情報を表示するための表示装置である。つまり、操作装置10は、表示部13である表示画面により使用者の入力を受け付け、使用者への出力も行う。表示部13は、各種情報を表示する。なお、表示部13における表示の制御は、表示部13が行ってもよいし、制御部15の表示制御部等が行ってもよい。
表示部13は、便座装置2に対する制御指示に関連する複数のオブジェクトを表示する。表示部13は、便座装置2による制御を停止する停止制御指示に関連するオブジェクトであって、複数のオブジェクトの中で表示部13に占める領域が最大のオブジェクトである停止オブジェクトを含む複数のオブジェクトを表示する。表示部13には、便座装置2による制御を停止する停止制御指示に関連し、オブジェクトに比して透明度が高い隠れオブジェクトが配置される。表示部13は、隠れオブジェクトの配置前において、便座装置2による制御を停止する停止制御指示に関連する停止オブジェクト以外の所定のオブジェクトへの使用者の接触が接触検知部16により検知された場合に、隠れオブジェクトを配置する。
表示部13は、使用者によるロック解除の操作を受け付けるロック画面を表示し、使用者による操作に応じたロック解除後において、便座装置2に対する制御指示に関連するオブジェクトを表示する。表示部13は、所定の領域への使用者の接触が検知された場合、所定の領域とは異なる他の領域に、使用者によるロック解除の操作を受け付ける解除オブジェクトを表示する。表示部13は、トイレルームRへの使用者の入室が検知された場合に、使用者による操作を受け付けない他の画面を表示し、入室から所定の期間経過後に、他の画面からロック画面に表示を変更する。
記憶部14は、例えば、RAM(Random Access Memory)、フラッシュメモリ(Flash Memory)等の半導体メモリ素子、または、ハードディスク、光ディスク等の記憶装置によって実現される。記憶部14は、例えば、操作装置10にインストールされているアプリケーション(例えばトイレ機器操作用アプリ等)に関する情報、例えばプログラム等を記憶する。記憶部14は、操作画面等の各種画面に関する情報を記憶する。記憶部14は、便座装置2を操作するための信号を生成するために用いる情報を記憶する。記憶部14は、オブジェクトと制御指示とを対応付けた情報を記憶する。
また、記憶部14は、使用者が指定したオブジェクトに対応する制御指示を行うかを判定するための情報を記憶する。例えば、記憶部14は、使用者の接触がいずれの操作であるかを判定するための情報を記憶する。
制御部15は、CPU(Central Processing Unit)やMPU(Micro Processing Unit)等によって、記憶部14に記憶されているプログラムがRAMを作業領域として実行されることにより実現される。例えば、この各種プログラムは、表示処理や判定処理等の各種情報処理を行うアプリケーション(例えばトイレ機器操作用アプリ等)のプログラムが含まれる。また、制御部15は、例えば、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)やFPGA(Field Programmable Gate Array)等の集積回路により実現される。
図3に示すように、制御部15は、取得部151と、判定部152と、生成部153と、送信部154とを有し、以下に説明する判定処理の機能や作用を実現または実行する。なお、制御部15の内部構成は、図3に示した構成に限られず、後述する判定処理を行う構成であれば他の構成であってもよい。また、制御部15が有する各処理部の接続関係は、図3に示した接続関係に限られず、他の接続関係であってもよい。
取得部151は、各種情報を取得する。例えば、取得部151は、外部の情報処理装置から各種情報を取得する。例えば、取得部151は、便座装置2や音声出力装置50から各種情報を取得する。例えば、取得部151は、記憶部14から各種情報を取得する。例えば、取得部151は、接触検知部16により検知されたセンサ情報を取得する。
判定部152は、種々の情報を判定する。例えば、判定部152は、取得部151により取得された各種情報を用いて種々の情報を判定する。例えば、判定部152は、記憶部14に記憶された各種情報を用いて種々の情報を判定する。例えば、判定部152は、接触検知部16により検知されたセンサ情報に基づいて、種々の判定を行う。
例えば、判定部152は、センサ情報に基づいて、使用者が接触したオブジェクトを特定する。例えば、判定部152は、センサ情報に基づいて、使用者の操作がタップ、ダブルタップ、ドラッグ、スワイプ、フリック、ピンチ、ロングタップ等のいずれの種別の操作であるかを特定する。
生成部153は、種々の生成を行なう。例えば、生成部153は、制御指示の信号を生成する。例えば、生成部153は、便座装置2を操作するための信号を生成する。例えば、生成部153は、使用者が接触したオブジェクトと関連する制御指示に対応する信号を生成する。
生成部153は、記憶部14に記憶された情報を用いて、使用者が接触したオブジェクトと関連する制御指示に対応する信号を生成する。生成部153は、記憶部14に記憶されたオブジェクトと制御指示とを対応付けた情報を用いて、便座装置2を操作するための信号を生成する。生成部153は、使用者が接触したオブジェクトを示す情報と、記憶部14に記憶されたオブジェクトと制御指示とを対応付けた情報を用いて、便座装置2を操作するための信号を生成する。
送信部154は、種々の情報を送信する。例えば、送信部154は、通信部11を制御することにより、種々の情報を送信する。送信部154は、通信部11を介して、他の装置へ種々の情報を送信する。なお、送信部154は、制御部15ではなく通信部11に含まれてもよい。送信部154は、各種情報を便座装置2や音声出力装置50へ送信する。送信部154は、記憶部14に記憶された各種情報を他の装置へ送信する。送信部154は、取得部151により取得された各種情報を他の装置へ送信する。送信部154は、判定部152により判定された各種情報を他の装置へ送信する。送信部154は、生成部153により生成された各種情報を他の装置へ送信する。
送信部154は、表示部13に表示されたオブジェクトへの使用者の接触が接触検知部16により検知された場合に、オブジェクトと関連する制御指示により便座装置2を操作するための信号を送信する。送信部154は、接触検知部16が、使用者による表示部13の隠しオブジェクトが配置された領域への接触を検知した場合、便座装置2による制御を停止する停止制御指示を便座装置2に送信する。送信部154は、表示部13において隠れオブジェクトが配置された領域への使用者の接触が接触検知部16により検知された場合、便座装置が実行中の制御を停止するための信号を送信する。送信部154は、使用者によってスイッチ部17が押下された場合、便座装置2が実行中の制御を停止するための信号を送信する。
なお、上述した制御部15による各種の処理は、所定のアプリケーションにより行われる場合、制御部15の各部は、例えば、所定のアプリケーションにより実現されてもよい。例えば、制御部15による各種の処理は、外部の情報処理装置から受信した制御情報により実現されてもよい。
接触検知部16は、タッチパネルの機能を実現するためのセンサである。例えば、接触検知部16は、圧力センサを含む。例えば、接触検知部16は、使用者が画面に接触する圧力を示す圧力情報を検知するセンサを含む。例えば、接触検知部16は、画面における使用者の接触範囲(座標)を検知するセンサを含む。例えば、接触検知部16は、画面において使用者が接触する位置を示す位置情報を検知するセンサを含む。例えば、接触検知部16は、画面において使用者が接触する面積を示す面積情報を検知するセンサを含む。例えば、接触検知部16は、種々の他の構成と連携してタッチセンサの機能を実現する。
接触検知部16と、表示部13に対する使用者の接触を検知する。接触検知部16は、ロック画面の表示時における表示部13の所定の領域への使用者の接触を、ロック解除の操作として検知する。接触検知部16は、表示部13に表示された言語選択のための言語選択オブジェクトへの使用者の接触を、ロック解除の操作として検知する。
スイッチ部17は、枠部18に設けられ、使用者が押下可能である。例えば、スイッチ部17は、押しボタンであってもよい。スイッチ部17は、使用者の押下に応じて、対応する処理を実行する。スイッチ部17は、電源ボタンである場合、使用者に押下された場合、操作装置10の電源をOFFにする。また、スイッチ部17は、停止オブジェクトに対応する処理用のボタンである場合、便座装置2が実行中の制御を停止するための信号を送信部154に送信させる。
枠部18は、表示部13の外周部131に設けられるフレームである。枠部18は、表示部13の外周部131を全周に亘った囲むフレームである。枠部18は、種々の材料により形成されてもよい。
なお、操作装置10は、音声を出力する場合、音声出力部(スピーカ)を有してもよい。また、操作装置10は、振動を出力する場合、振動出力部(例えば振動モータ等により実現されるバイブレータ)を有してもよい。
<4.便座装置の機能構成>
次に、便座装置2の機能構成について図4を参照して説明する。図4は、便座装置の機能構成の一例を示すブロック図である。図4に示すように、便座装置2は、本体部3と、便蓋4と、着座部5と、ノズル部6とを備える。なお、図2で説明した便座装置2の外観構成の点についての説明は省略する。
便座装置2の本体部3は、通信部31と、人体検知部32と、着座検知部33と、制御部34とを有する。
通信部31は、例えば、通信回路等によって実現される。そして、通信部31は、図示しない所定の通信網(ネットワークN)と有線または無線で接続され、外部の情報処理装置との間で情報の送受信を行う。例えば、通信部31は、ネットワークNと有線または無線で接続され、操作装置10や音声出力装置50との間で情報の送受信を行う。
人体検知部32は、人体を検知する機能を有する。例えば、人体検知部32は、赤外線信号を用いた焦電センサ等により実現される。例えば、人体検知部32は、μ(マイクロ)波を用いた焦電センサ等により実現されてもよい。なお、上記は一例であり、人体検知部32は、上記に限らず、種々の手段により人体を検知してもよい。例えば、人体検知部32は、トイレルームR(図2参照)内に入室した人(使用者など)を検知する。人体検知部32は、検知信号を制御部34へ出力する。
着座検知部33は、便座装置2への人の着座を検知する機能を有する。着座検知部33は、使用者が着座部5に着座したことを検知する。例えば、着座検知部33は、荷重センサにより使用者が着座部5に着座したことを検知する。例えば、着座検知部33は、赤外線投受光式の測距センサであり、人(使用者)が着座部5に着座する直前において着座部5の付近に存在する人体や、着座部5に着座した使用者を検知してもよい。なお、上記は一例であり、着座検知部33は、上記に限らず、種々の手段により便座装置2への人の着座を検知してもよい。着座検知部33は、着座検知信号を制御部34へ出力する。
制御部34は、便蓋4や着座部5やノズル部6を制御する。制御部34は、操作装置10から送信された信号に基づいて、便蓋4や着座部5やノズル部6を制御する。制御部34は、操作装置10から送信された局部洗浄に関する制御指示の信号に基づいて、ノズル部6を制御する。制御部34は、操作装置10から送信された便蓋開閉に関する制御指示の信号に基づいて、便蓋4を制御する。制御部34は、操作装置10から送信された着座部開閉に関する制御指示の信号に基づいて、着座部5を制御する。制御部34は、有線により、便蓋4や着座部5やノズル部6に制御情報を送信する。なお、制御部34は、無線により、便蓋4や着座部5やノズル部6に制御情報を送信してもよい。
制御部34は、人体検知部32による使用者の入室が検知されたか否かを判定する。制御部34は、人体検知部32によるトイレルームRへの使用者の入室が検知されたか否かを判定する。制御部34は、着座検知部33による使用者の着座が検知されたか否かを判定する。制御部34は、着座検知部33による着座部5への使用者の着座が検知されたか否かを判定する。制御部34は、例えば、CPUやMPUやASICやFPGA等の集積回路等の種々の手段により実現されてもよい。
なお、便座装置2には、上記に限らず種々の構成が含まれてもよい。例えば、便座装置2には、音声出力部(トイレ用擬音装置)が含まれてもよい。
<5.操作装置の具体的動作>
ここで、操作装置10は、使用者が所定の操作を行った場合、便座装置2の制御を停止させる信号を便座装置2に送信してもよい。この点について図5を用いて説明する。図5は、操作装置が実行する処理の手順の一例を示すフローチャートである。なお、操作装置10が行う場合を一例として説明するが、この処理は操作装置10に限らず、後述する操作装置10A、10B等の操作装置が行ってもよい。
図5に示す例では、操作装置10は、ステップS1の前に表示面への接触を検知している状態であるものとする。まず、操作装置10は、表示面への接触を検知した場合(ステップS1:Yes)、前回の接触後の所定期間内かどうかを判定する(ステップS2)。例えば、操作装置10は、ステップS1での接触と前回の接触との間の期間(連続操作時間)がダブルタップとして検知される第1時間(数百ミリ秒等の任意の時間)を超え、かつ第2時間(数秒等の任意の時間)以下であるかどうかを判定する。例えば、操作装置10は、連続操作時間が第1時間を超え、第2時間以下の範囲内である場合、前回の接触後の所定期間内であると判定する。なお、操作装置10は、上記に限らず、種々の期間を用いて、判定を行ってもよい。
また、操作装置10は、表示面への接触を検知していない場合(ステップS1:No)、ステップS1の処理を繰り返す。また、操作装置10は、前回の接触後の所定期間内でないと判定した場合(ステップS2:No)、処理を終了する。なお、操作装置10は、ステップS1に戻って処理を繰り返してもよい。
一方、操作装置10は、前回の接触後の所定期間内であると判定した場合(ステップS2:Yes)、前回の接触の位置から所定範囲内かどうかを判定する(ステップS3)。例えば、操作装置10は、ステップS1での接触の位置と前回の接触の位置との間の距離が所定の閾値以下である場合、前回の接触の位置から所定範囲内であると判定してもよい。例えば、操作装置10は、ステップS1で接触したオブジェクトと前回の接触したオブジェクトとが同じである場合、前回の接触の位置から所定範囲内であると判定してもよい。なお、操作装置10は、上記に限らず、種々の範囲を用いて、判定を行ってもよい。
また、操作装置10は、前回の接触の位置から所定範囲内でないと判定した場合(ステップS3:No)、処理を終了する。なお、操作装置10は、ステップS1に戻って処理を繰り返してもよい。
一方、操作装置10は、前回の接触の位置から所定範囲内であると判定した場合(ステップS3:Yes)、便座装置が実行中の制御を停止する信号を送信する(ステップS4)。例えば、前回の接触の位置から所定範囲内であると判定した場合、操作装置10の生成部153は、停止制御指示に対応する信号を生成する。そして、操作装置10の送信部154は、便座装置2が実行中の制御を停止する信号を便座装置2に送信する。このように、操作装置10の送信部154は、接触検知部16が使用者によるオブジェクトが表示された表示部13への接触を検知した後の所定期間内に、接触の位置を含む表示部13の所定の範囲内への使用者による接触を検知した場合、便座装置2が実行中の制御を停止するための信号を送信する。
これにより、操作装置10は、視覚障害者、特に全盲の人が、表示部13に触れ、意図しない制御が実行されてしまったとしても、直前に接触した表示部13の位置の近傍の位置に対して再び接触することで実行中の制御を停止することができる。したがって、操作装置10は、視覚障害者が実行中の制御を停止したい場合に、実行中の制御を停止する可能性を高めることができる。
[第2の実施形態]
<6.情報処理>
操作装置は、図1に示す操作装置10に限らず種々の態様であってもよい。例えば、操作装置10Aは、1つのオブジェクトを表示し、使用者によりオブジェクトへの接触に応じてオブジェクトの表示を変更してもよい。この点について、図6~図8を用いて説明する。なお、第1の実施形態に係る操作装置10と同様の点については、適宜説明を省略する。
図6の例では、操作装置10Aの短手方向を横に向けて使用する表示態様により、操作装置10Aの長手方向を上下方向とし、表示部13Aの短手方向を左右方向として説明するが、操作装置10Aの方向を規定するものではない。なお、図6においては、操作装置10Aに表示される画面に応じて、操作装置10A-1、10A-2として説明するが、特に区別して説明を行う場合以外は、単に「操作装置10A」とする。
図6の操作装置10Aは、表示部13Aに操作画面が表示された状態を示す。図6の操作装置10A-1には、便座装置2による局部洗浄の実行を開始するためのオブジェクトOB2や広告や機能説明等の種々のコンテンツが表示される情報表示エリアCTAが含まれる。図6に示すように、操作装置10A-1の表示部13Aには、上側に情報表示エリアCTAが配置され、オブジェクトOB2が下側に配置される。このように、操作装置10A-1は、1つのオブジェクトOB2のみを表示する。
そして、図6の例では、操作装置10Aは、オブジェクトOB2への使用者の接触を検知する(ステップS11)。これにより、操作装置10Aは、局部洗浄の実行を便座装置2に開始させるための信号を便座装置2へ送信する。また、操作装置10Aは、表示を変更する(ステップS12)。
図6の例では、操作装置10Aは、操作装置10A-1のオブジェクトOB2を表示した操作画面から、操作装置10A-2のオブジェクトOB11を表示した操作画面に表示を遷移させる。ここで、オブジェクトOB11は、便座装置2により実行中の制御を止めるためのオブジェクトである。
例えば、操作装置10Aは、オブジェクトOB11への使用者の接触を検知した場合、実行中の制御を便座装置2に止めさせるための信号を便座装置2へ送信する。そして、操作装置10Aは、操作装置10A-2のオブジェクトOB11を表示した操作画面から、操作装置10A-1のオブジェクトOB2を表示した操作画面に表示を遷移させる。
このように、操作装置10Aは、使用者の接触に応じてオブジェクトの表示を動的に変更することにより、使用者が同じ位置を連続して接触することで、制御の実行、停止を行うことが可能となる。したがって、操作装置10Aは、視覚障害者が実行中の制御を停止したい場合に、実行中の制御を停止する可能性を高めることができる。
<7.操作装置の機能構成>
次に、第2の実施形態に係る情報処理を実行する操作装置10Aの構成について説明する。図7は、第2の実施形態に係る操作装置の機能構成の一例を示す図である。
図7に示すように、操作装置10Aは、通信部11と、入力部12と、表示部13Aと、記憶部14と、制御部15と、接触検知部16と、枠部18A(図6参照)とを有する。
表示部13Aは、図3に示す表示部13と同様に各種情報を表示するための表示装置である。つまり、操作装置10Aは、表示部13Aである表示画面により使用者の入力を受け付け、使用者への出力も行う。表示部13Aは、便座装置に対する制御指示に関連するオブジェクトを表示する。表示部13Aは、使用者のオブジェクトへの接触に応じて、表示を変更する。
枠部18Aは、図3に示す枠部18と同様に、表示部13Aの外形に応じた形状を有するフレームである。枠部18Aは、表示部13Aの外周を囲むフレームである。
<8.操作装置の具体的動作>
次に、操作装置10Aの具体的動作について図8を参照して説明する。図8は、第2の実施形態に係る操作装置が実行する処理の手順の一例を示すフローチャートである。
図8に示す例では、操作装置10Aは、ステップS21の前にオブジェクトが表示されている状態であるものとする。操作装置10Aは、オブジェクトへの接触を検知した場合(ステップS21:Yes)、接触されたオブジェクトを停止オブジェトに表示を変更する(ステップS22)。例えば、操作装置10Aは、表示部13Aに表示したオブジェクトOB2が使用者に接触された場合、オブジェクトOB2を停止オブジェクトであるオブジェクトOB11に変更する。また、操作装置10Aは、オブジェクトへの接触を検知していない場合(ステップS21:No)、ステップS21の処理を繰り返す。
[第3の実施形態]
<9.情報処理>
操作装置は、図1に示す操作装置10に限らず種々の態様であってもよい。例えば、操作装置10Bは、使用者による接触の関係性に基づいて操作が異常かどうかを判定してもよい。この点について、図9~図12を用いて説明する。なお、第1の実施形態に係る操作装置10と同様の点については、適宜説明を省略する。
まず、第3の実施形態に係る操作装置において実行される情報処理の内容について図9を参照して説明する。図9は、第3の実施形態に係る操作装置の一例を示す図である。
図9の操作装置10Bは、表示部13に操作画面が表示された状態を示す。操作画面には、種々の機能を実行するオブジェクトB1~B20が含まれる。なお、図9に示すオブジェクトB1~B20は、一例であり、オブジェクトB1~B20に限らず、種々のオブジェクトが含まれてもよい。また、図9の例では、オブジェクト間の関係性の説明のために、各機能のオブジェクトB1~B20を単純な矩形で示すが、各オブジェクトは、オブジェクトの選択に応じて実行される機能に応じて種々の表示態様であってもよい。例えば、温度設定機能に関するオブジェクトB13~B15には、温度を上下させるための「+」や「-」といった表示が含まれてもよい。また、図9に示す操作装置10Bの表示部13には、上側に情報表示エリアが配置されてもよい。
オブジェクトB1~B3は、局部洗浄機能に関するオブジェクトである。オブジェクトB1は、便座装置2に局部洗浄を実行させるためのオブジェクトである。オブジェクトB2は、所定の態様で便座装置2に局部洗浄を実行させるためのオブジェクトである。オブジェクトB3は、所定の態様で便座装置2に局部洗浄を実行させるためのオブジェクトである。以下では、オブジェクトB1~B3を併せて「局部洗浄機能オブジェクト」と記載する場合がある。
また、オブジェクトB4~B7は、局部洗浄補助機能に関するオブジェクトである。オブジェクトB4は、便座装置2による局部洗浄の水勢を調整するためのオブジェクトである。オブジェクトB5は、便座装置2による局部洗浄の洗浄位置を調整するためのオブジェクトである。オブジェクトB6は、便座装置2による局部洗浄の態様を調整するためのオブジェクトである。オブジェクトB7は、便座装置2による局部洗浄の態様を調整するためのオブジェクトである。以下では、オブジェクトB4~B7を併せて「局部洗浄補助機能オブジェクト」と記載する場合がある。
オブジェクトB8は、停止機能に関するオブジェクトである。オブジェクトB8は、便座装置2により実行中の制御を止めるためのオブジェクトである。以下では、オブジェクトB8を「停止機能オブジェクト」と記載する場合がある。
オブジェクトB9は、乾燥機能に関するオブジェクトである。オブジェクトB9は、便座装置2に乾燥機能を実行させるためのオブジェクトである。以下では、オブジェクトB9を「乾燥機能オブジェクト」と記載する場合がある。
オブジェクトB10は、便座開閉機能に関するオブジェクトである。オブジェクトB10は、便座装置2に便座(着座部5)やふた(便蓋4)の開閉を実行させるためのオブジェクトである。以下では、オブジェクトB10を「便座開閉機能オブジェクト」と記載する場合がある。
オブジェクトB11、B12は、お掃除機能に関するオブジェクトである。オブジェクトB11は、便座装置2のノズル部6を除菌水で殺菌する殺菌処理を行うためのオブジェクトである。オブジェクトB12は、便座装置2の便器7のボウル部8を除菌水で殺菌する殺菌処理を行うためのオブジェクトである。以下では、オブジェクトB11、B12を併せて「お掃除機能オブジェクト」と記載する場合がある。
オブジェクトB13~B15は、温度設定機能に関するオブジェクトである。オブジェクトB13は、便座装置2が実行する吐水の温度を設定するためのオブジェクトである。オブジェクトB14は、便座装置2が実行する乾燥の温度を設定するためのオブジェクトである。オブジェクトB15は、便座装置2の便座(着座部5)の温度を設定するためのオブジェクトである。以下では、オブジェクトB13~B15を併せて「温度設定機能オブジェクト」と記載する場合がある。温度設定機能オブジェクトであるオブジェクトB13~B15には、温度を上下させるための「+」や「-」といった表示が含まれてもよい。
オブジェクトB16は、音声出力機能に関するオブジェクトである。オブジェクトB16は、便座装置2に所定の音を出力させるためのオブジェクトである。以下では、オブジェクトB16を「音声出力機能オブジェクト」と記載する場合がある。
オブジェクトB17は、言語選択機能に関するオブジェクトである。オブジェクトB17は、トイレの利用に関する情報を操作装置10Bに表示したり音声出力したりする際の言語を選択するためのオブジェクトである。以下では、オブジェクトB17を「言語選択機能オブジェクト」と記載する場合がある。
オブジェクトB18、B19は、便器洗浄機能に関するオブジェクトである。オブジェクトB18は、便座装置2の便器7(例えばボウル部8)の洗浄を行うためのオブジェクトである。オブジェクトB19は、便座装置2の便器7(例えばボウル部8)の洗浄を所定の態様で行うためのオブジェクトである。以下では、オブジェクトB18、B19を併せて「便器洗浄機能オブジェクト」と記載する場合がある。
オブジェクトB20は、脱臭機能に関するオブジェクトである。オブジェクトB20は、便座装置2に脱臭機能を実行させるためのオブジェクトである。以下では、オブジェクトB20を「脱臭機能オブジェクト」と記載する場合がある。
操作装置10Bは、表示部13に表示された各オブジェクトB1~B20への使用者の接触(選択)に応じて、選択されたオブジェクトに対応する機能を実行するための処理を行う。例えば、操作装置10Bは、表示部13に表示されたオブジェクトB1に使用者が接触したことを検知した場合、局部洗浄の実行を便座装置2に開始させるための信号を便座装置2へ送信する。また、操作装置10Bは、表示部13に表示されたオブジェクトB8に使用者が接触したことを検知した場合、実行中の制御を便座装置2に止めさせるための信号を便座装置2へ送信する。
ここで、操作装置10Bは、最初に接触したオブジェクト(以下「第1オブジェクト」ともいう)と第1オブジェクトの次に接触したオブジェクト(以下「第2オブジェクト」ともいう)との関連性に基づいて、使用者による操作が異常であるかどうかを判定する。このように、操作装置10Bは、ある接触(第1の接触)に対応する第1オブジェクトと、その次の接触(第2の接触)に対応する第2オブジェクトとの関連性に基づいて、使用者による操作が異常であるかどうかを判定する。この点について以下説明する。
図9の例では、操作装置10Bは、オブジェクトB1への使用者の接触を検知する(ステップS41)。この場合、操作装置10Bは、局部洗浄機能オブジェクトであるオブジェクトB1への使用者の接触(第1の接触)に応じて、局部洗浄の実行を便座装置2に開始させるための信号を便座装置2へ送信する。
そして、操作装置10Bは、オブジェクトB11への使用者の接触を検知する(ステップS42)。操作装置10Bは、お掃除機能オブジェクトであるオブジェクトB11への使用者の接触(第2の接触)に応じて、使用者の操作が異常かどうかを判定する。
操作装置10Bは、オブジェクトB1を第1オブジェクトとし、オブジェクトB11を第2オブジェクトとした場合、第1オブジェクトと第2オブジェクトとの関連性に基づいて、使用者による操作が異常であるかどうかの判定(以下「異常判定」ともいう)を行う。例えば、操作装置10Bは、記憶部14B(図10参照)に記憶された情報(以下「判定用情報」ともいう)を用いて異常判定を行う。
例えば、判定用情報は、第1オブジェクトと第2オブジェクトとの対応付けごとに、その関係性が異常であるか否かを示す一覧情報を含んでもよい。判定用情報は、第1オブジェクトが局部洗浄機能オブジェクトであり、第2オブジェクトが局部洗浄補助機能オブジェクトである場合、その関係性が正常であることを示す情報を含む。また、判定用情報は、第1オブジェクトが局部洗浄機能オブジェクトであり、第2オブジェクトが停止機能オブジェクトである場合、その関係性が正常であることを示す情報を含む。判定用情報は、第1オブジェクトが局部洗浄機能オブジェクトであり、第2オブジェクトが乾燥機能オブジェクトである場合、その関係性が正常であることを示す情報を含む。
また、判定用情報は、第1オブジェクトが局部洗浄機能オブジェクトであり、第2オブジェクトが温度設定機能オブジェクトである場合、その関係性が正常であることを示す情報を含む。判定用情報は、第1オブジェクトが局部洗浄機能オブジェクトであり、第2オブジェクトが音声出力機能オブジェクトである場合、その関係性が正常であることを示す情報を含む。判定用情報は、第1オブジェクトが局部洗浄機能オブジェクトであり、第2オブジェクトが言語選択機能オブジェクトである場合、その関係性が正常であることを示す情報を含む。判定用情報は、第1オブジェクトが局部洗浄機能オブジェクトであり、第2オブジェクトが便器洗浄機能オブジェクトである場合、その関係性が正常であることを示す情報を含む。判定用情報は、第1オブジェクトが局部洗浄機能オブジェクトであり、第2オブジェクトが脱臭機能オブジェクトである場合、その関係性が正常であることを示す情報を含む。
また、判定用情報は、第1オブジェクトが局部洗浄機能オブジェクトであり、第2オブジェクトが便座開閉機能オブジェクトである場合、その関係性が異常であることを示す情報を含む。判定用情報は、第1オブジェクトが局部洗浄機能オブジェクトであり、第2オブジェクトがお掃除機能オブジェクトである場合、その関係性が異常であることを示す情報を含む。なお、上記第1オブジェクトと第2オブジェクトとの関係性が異常かどうかは一例であり、用途や機能により種々設定されてもよい。
図9の例では、操作装置10Bは、判定用情報のうち、局部洗浄機能オブジェクトが第1オブジェクトである場合に、第2オブジェクトがお掃除機能オブジェクトであれば、その関係性が異常であることを示す情報が含まれるため、使用者による操作が異常であると判定する(ステップS43)。そのため、操作装置10Bは、便座装置2が実行中の局部洗浄を停止させるための信号を便座装置2へ送信する(ステップS44)。このように、操作装置10Bは、お掃除機能を実行するための信号ではなく、便座装置2が実行中の局部洗浄を停止させるための信号を便座装置2へ送信する。
このように、操作装置10Bは、使用者が接触したオブジェクト間の関係性に基づいて、使用者の操作が異常かどうかを判定することにより、全盲の人等の視覚障害者が誤って操作した場合であっても、即時に実行を停止することができる。これにより、操作装置10Bは、視覚障害者が実行中の制御を停止したい場合に、実行中の制御を停止する可能性を高めることができる。
なお、図9の例では、使用者の1回の第2オブジェクトの操作に基づいて、異常を判定する例を示したが、操作装置10Bは、種々の態様により異常を判定してもよい。例えば、操作装置10Bは、局部洗浄機能オブジェクトの選択後の吐水実行中において、局部洗浄機能オブジェクトとの関係性が異常であるオブジェクトが所定の回数(例えば3回等)以上選択された場合、吐水を停止する機能を実行してもよい。また、図9の例では、局部洗浄機能オブジェクトと他のオブジェクトの関係性を一例として説明したが、操作装置10Bは、局部洗浄機能オブジェクト以外のオブジェクト間の関係性に基づいて、異常判定を行ってもよい。
また、操作装置10Bは、第1オブジェクトと第2オブジェクトとの関係性が正常である場合、第2オブジェクトに基づいて対応する処理が実行される。例えば、操作装置10Bは、局部洗浄機能オブジェクトの選択後の吐水実行中において、停止機能オブジェクト、または乾燥機能オブジェクトが選択された場合、吐水を停止して、対応する処理が実行される。
また、操作装置10Bは、局部洗浄機能オブジェクトの選択後の吐水実行中において、局部洗浄補助機能オブジェクト、温度設定機能オブジェクト、音声出力機能オブジェクト、言語選択機能オブジェクト、便器洗浄機能オブジェクト、脱臭機能オブジェクトのいずれかが選択された場合、吐水を維持したまま、対応する処理が実行される。
また、操作装置10Bは、オブジェクトの関係性に基づいて、表示態様を変更してもよい。例えば、操作装置10Bは、局部洗浄機能オブジェクトの選択後の吐水実行中において、便座開閉機能オブジェクトやお掃除機能オブジェクトを表示しなくてもよい。
なお、図9の例では、操作装置10Bは、接触したオブジェクトの関係性に基づいて、使用者の操作が異常かどうかを判定したが、オブジェクトに限らず、使用者の接触位置の関係性に基づいて、操作が異常かどうかを判定してもよい。例えば、操作装置10Bは、使用者が同じ位置に連続して接触する場合、操作が異常であると判定してもよい。
<10.操作装置の機能構成>
次に、第3の実施形態に係る情報処理を実行する操作装置10Bの構成について説明する。図10は、第3の実施形態に係る操作装置の機能構成の一例を示す図である。
図10に示すように、操作装置10Bは、通信部11と、入力部12と、表示部13と、記憶部14Bと、制御部15Bと、接触検知部16と、枠部18とを有する。
記憶部14Bは、例えば、RAM、フラッシュメモリ等の半導体メモリ素子、または、ハードディスク、光ディスク等の記憶装置によって実現される。記憶部14Bは、異常判定を行うために用いる情報を記憶する。記憶部14Bは、図9で説明した判定用情報を記憶する。例えば、記憶部14Bは、第1オブジェクトと第2オブジェクトとの対応付けごとに、その関係性が異常であるか否かを示す一覧情報を記憶する。
制御部15Bは、取得部151と、判定部152Bと、生成部153と、送信部154とを有する。
判定部152Bは、図3に示す判定部152と同様に種々の判定を行う。例えば、判定部152Bは、接触検知部16により検知された使用者による表示部13への第1接触と、第1接触の後において、接触検知部16により検知された使用者による表示部13への第2接触との関係を判定する。判定部152Bは、使用者による表示部13に表示された第1オブジェクトへの第1接触と、第2接触との関係を判定する。判定部152Bは、第1接触と、使用者による表示部13に表示された第2オブジェクトへの第2接触とにより、第1オブジェクトと第2オブジェクトとの関係を判定する。判定部152Bは、第1オブジェクトと第2オブジェクトとの関連性に基づいて、使用者による操作が異常であるかどうかを判定する。
送信部154は、判定部152Bにより判定された関係に基づいて、使用者による操作が異常であると判定された場合、便座装置2が実行中の制御を停止するための信号を送信する.
<11.操作装置の具体的動作>
次に、操作装置10Bの具体的動作について図11及び図12を参照して説明する。図11及び図12は、第3の実施形態に係る操作装置が実行する処理の手順の一例を示すフローチャートである。
図11に示す例では、操作装置10Bは、接触検知部16が使用者による第1の接触を検知する(ステップS51)。操作装置10Bは、制御部15Bにより表示画面を変更する(ステップS52)。例えば、操作装置10Bは、第1の接触に応じて、表示部13の表示を変更する。なお、操作装置10Bは、第1の接触に応じて表示を変更しない場合、ステップS52の処理を行わなくてもよい。
操作装置10Bは、接触検知部16が使用者による第2の接触を検知する(ステップS53)。そして、操作装置10Bは、ステップS51の第1の接触とステップS53の第2の接触とに基づいて、停止判定処理を実行する(ステップS60)。操作装置10Bは、図12に示すような停止判定処理を実行する。
操作装置10Bは、第2の接触が停止制御に関連するか否かを判定する(ステップS61)。操作装置10Bは、第2の接触が停止制御に関連しないと判定した場合(ステップS61:No)、第1の接触と、第2の接触の関係性を判定する(ステップS62)。操作装置10Bは、第1の接触と、第2の接触の関係性が異常でない場合(ステップS63:No)、停止判定処理を終了する。なお、この場合、操作装置10Bは、第2の接触に対応する信号を便座装置2に送信してもよい。例えば、第2の接触がオブジェクトの選択である場合、操作装置10Bは、選択されたオブジェクトに対応する制御を行わせるための信号を便座装置2に送信してもよい。
一方、操作装置10Bは、第1の接触と、第2の接触の関係性が異常である場合(ステップS63:Yes)、停止制御信号を便座装置に送信する(ステップS64)。そして、操作装置10Bは、停止判定処理を終了する。また、操作装置10Bは、第2の接触が停止制御に関連すると判定した場合(ステップS61:Yes)、停止制御信号を便座装置2に送信する(ステップS64)。そして、操作装置10Bは、停止判定処理を終了する。
<12.他の装置構成例>
なお、装置構成は上記に限らず、種々の構成であってもよい。例えば、便座装置は、操作装置と一体であってもよい。図13は、便座装置の他の構成の一例を示すブロック図である。なお、図4と同様の点については適宜説明を省略する。
図13に示すように、便座装置2Aは、操作装置10を含む。例えば、便座装置2Aにおいて、操作装置10は、本体部3に情報の送受信可能に接続される。例えば、操作装置10は、本体部3と有線により接続されてもよいし、制御部34に直接接続されてもよい。便座装置2Aにおいて、操作装置10は、着座部5の側部に配置されてもよい。なお、図13に示す便座装置2Aに含まれる操作装置は、操作装置10に限らず、前述した操作装置10A、10B等の操作装置であってもよい。また、上述したトイレシステム1には、便座装置2に替えて、便座装置2Aが含まれてもよい。
以下では、図14~図18についての処理を操作装置10が行う場合を一例として説明するが、図14~図18に示す処理は、操作装置10に限らず、前述した操作装置10A、10B等の操作装置が行ってもよい。
<13.操作装置の表示>
なお、上記例では、操作装置10が操作画面を表示する場合を示したが、操作装置10は種々の画面を表示してもよい。この点について、図14及び図15を用いて説明する。図14は、トイレシステムが実行する処理の手順の一例を示すフローチャートである。具体的には、図14は、使用者の入室から操作画面の表示までにトイレシステム1が実行する処理の手順の一例を示すフローチャートである。図15は、操作装置が実行する画面遷移の一例を示す図である。なお、図15においては、操作装置10に表示される画面に応じて、操作装置10-1~10-4として説明するが、特に区別して説明を行う場合以外は、単に「操作装置10」とする。図15に示す操作装置10-1は、使用者の入室を検知する前の待機画面の状態を示す。操作装置10-1の待機画面は何も表示されていない状態であってもよい。
図14に示すように、トイレシステム1は、入室を検知した場合(ステップS101:Yes)、ウェルカム画面に表示を変更する(ステップS102)。例えば、便座装置2は、トイレルームR(図2参照)への使用者の入室を検知した場合、入室の検知を示す情報を操作装置10に送信する。なお、入室の検知が可能であれば、どのような手段により検知が行われてもよく、操作装置10が入室を検知してもよいし、トイレのドアセンサ等により、使用者の入室を検知してもよい。
入室の検知を示す情報を取得した操作装置10は、ウェルカム画面に表示を変更する。図15の例では、操作装置10は、操作装置10-1の待機画面から、操作装置10-2のウェルカム画面に表示を遷移させる。操作装置10-2のウェルカム画面には、「Welcome XX Toilet」といった所定の情報が含まれる。例えば、トイレシステム1は、ウェルカム画面を表示する際に、「ようこそ、XXトイレへ」といった所定の音声を出力してもよい。
なお、トイレシステム1は、入室を検知していない場合(ステップS101:No)、ステップS101の処理を繰り返す。操作装置10は、操作装置10-1の待機画面の状態を継続する。
そして、トイレシステム1は、ウェルカム画面の表示後に、ロック画面に表示を変更する(ステップS103)。ウェルカム画面を表示した操作装置10は、ウェルカム画面の表示から所定の時間(例えば5秒や10秒等の任意の時間)が経過した後、ロック画面に表示を変更する。図15の例では、操作装置10は、操作装置10-2のウェルカム画面から、操作装置10-3のロック画面に表示を遷移させる。操作装置10-3のロック画面には、「Let’s try」や「ロック解除」といった所定の情報が含まれる。
なお、操作装置10は、ロック画面の表示時において、便座装置2に対する制御指示に関連するオブジェクトの表示状態はいずれでもよい。例えば、操作装置10は、オブジェクトを表示する場合、オブジェクトに触れられたとしても、信号(通信信号)を生成しなくてもよいし、信号(通信信号)を送信しなくてもよい。
トイレシステム1は、ロック解除を検知した場合(ステップS104:Yes)、操作画面に表示を変更する(ステップS105)。図15の例では、操作装置10は、操作装置10-3のロック画面から、操作装置10-4の操作画面に表示を遷移させる。例えば、操作装置10は、オブジェクトが配置される第1の領域やオブジェクトが配置されない第2の領域を含む操作画面を表示する。例えば、操作画面中の映像表示画面は操作可能であってもよいし、不可能であってもよい。なお、トイレシステム1は、ロック解除を検知しなかった場合(ステップS104:No)、ステップS103の処理を繰り返す。操作装置10は、操作装置10-3のロック画面の状態を継続する。
例えば、トイレシステム1は、種々の態様により、ロック解除を受け付けてもよい。例えば、トイレシステム1は、操作装置10に7種のタッチ操作(タップ、ダブルタップ、ロングタップ、ドラッグ、スワイプ、フリック、ピンチ)のいずれかにより解除されるロックオブジェクトを表示し、表示したロックオブジェクトによりロック解除を受け付けてもよい。また、トイレシステム1は、使用者の音声による指示でロック解除を受け付けてもよい。また、トイレシステム1は、便座装置2への着座をロック解除として検知してもよい。なお、上記のロック解除は一例であり、どのような手段によりロック解除が行われてもよい。ロック解除の他の例についての詳細は後述する。
なお、図15の例では、使用者の入室から操作画面の表示までの画面の遷移について図示したが、操作装置10は、使用者のトイレの利用から退室までについても同様に画像を遷移させてもよい。
例えば、操作画面の表示後において、操作装置10は、使用者の退室の検知が行われた場合、操作画面から所定の画面(サンキュー画面)に表示を遷移する。サンキュー画面は、「Thank you」といった所定の情報が含まれてもよい。また、トイレシステム1は、サンキュー画面を表示する際に、「XXトイレのご利用ありがとうございました」といった所定の音声を出力してもよい。
例えば、操作装置10は、使用者の着座状態の解除が検知された場合、使用者の退室が行われるとして、サンキュー画面を表示してもよい。例えば、操作装置10は、トイレのドアセンサ等により使用者のドアへの操作が検知された場合、サンキュー画面を表示してもよい。
サンキュー画面を表示した操作装置10は、サンキュー画面の表示から所定の時間(例えば3秒や15秒等の任意の時間)が経過した後、待機画面に表示を変更する。
<14.機能説明の動作例>
操作装置10は、オブジェクトの機能を説明する動画等を表示してもよい。この点について、図16を用いて説明する。図16は、操作装置が実行する機能説明の処理の手順の一例を示すフローチャートである。
図16の例では、操作装置10は、操作画面を表示する(ステップS201)。例えば、操作装置10は、使用者によるロック解除後において操作画面を表示する。
図16に示すように、操作装置10は、機能説明オブジェクトに接触を検知していない場合(ステップS202:No)、操作装置10が使用されることなく所定時間経過したかどうかを判定する(ステップS203)。例えば、操作装置10は、操作画面が表示された時点または最後に操作装置10が使用された時点から、操作装置10が使用されることなく所定時間(例えば30秒や1分等)経過したかどうかを判定する。
操作装置10は、操作装置10が使用されることなく所定時間経過したと判定した場合(ステップS203:Yes)、機能説明の映像を表示する(ステップS204)。例えば、操作装置10は、操作装置10が使用されることなく所定時間経過したと判定した場合、所定の機能説明オブジェクトに対応するオブジェクトの機能を説明する動画を再生する。例えば、操作装置10は、操作装置10が使用されることなく所定時間経過したと判定した場合、ランダムに選択した機能説明オブジェクトに対応するオブジェクトの機能を説明する動画を再生する。
一方、操作装置10は、操作装置10が使用されることなく所定時間経過していないと判定した場合(ステップS203:No)、ステップS202に戻って処理を繰り返す。
また、操作装置10は、機能説明オブジェクトに接触を検知した場合(ステップS202:Yes)、機能説明の映像を表示する(ステップS204)。例えば、操作装置10は、機能説明オブジェクトに接触を検知した場合、その機能説明オブジェクトに対応するオブジェクトの機能を説明する動画を再生する。操作装置10は、図1に示すオブジェクトOB2~OB4の右下に配置された機能説明オブジェクトIO2~IO4のいずれかに使用者が接触した場合、接触した機能説明オブジェクトに対応するオブジェクトの機能を説明する動画を情報表示エリアCTに表示(再生)する。例えば、操作装置10は、機能説明オブジェクトIO4に使用者が接触した場合、情報表示エリアCTにオブジェクトOB4に関する機能説明のコンテンツを表示する。
そして、操作装置10は、他のオブジェクトに接触したか否かを判定する(ステップS205)。操作装置10は、他のオブジェクトに接触していない場合(ステップS205:No)、機能説明オブジェクトに接触してから所定時間経過したかどうかを判定する(ステップS206)。例えば、操作装置10は、機能説明オブジェクトIO2~IO4のいずれかに使用者が接触した時点または機能説明の映像の表示開始の時点から、所定時間(例えば機能説明の映像の再生時間等)経過したかどうかを判定する。
操作装置10は、機能説明オブジェクトに接触してから所定時間経過していないと判定した場合(ステップS206:No)、ステップS205に戻って処理を繰り返す。
一方、操作装置10は、機能説明オブジェクトに接触してから所定時間経過したと判定した場合(ステップS206:Yes)、機能説明の表示を終了する(ステップS207)。また、操作装置10は、他のオブジェクトに接触したと判定した場合(ステップS205:Yes)、機能説明の表示を終了する(ステップS207)。そして、操作装置10は、ステップS207後、ステップS201に戻って処理を繰り返す。なお、操作装置10は、ステップS207後において操作画面の表示の変更が無い場合、ステップS202に戻って処理を繰り返してもよい。
<15.ロックの解除例>
操作装置10は、種々の態様により使用者にロック解除を行わせてもよい。この点について、図17を用いて説明する。図17は、操作装置が実行するロック解除における画面遷移の一例を示す図である。
図17に示すように、操作装置10は、使用者に2段階のロック解除操作を行わせてもよい。なお、図17においては、操作装置10に表示される画面に応じて、操作装置10-3、10-31、10-4として説明するが、特に区別して説明を行う場合以外は、単に「操作装置10」とする。図17に示す操作装置10-3及び操作装置10-4は、図15に示す操作装置10-3及び操作装置10-4と同様である。
図17に示す操作装置10-3には第1ロック画面が表示されており、表示部13の領域AR31には、使用者の接触をロック解除の操作として検知するオブジェクトOB31が表示される。操作装置10は、オブジェクトOB31が表示された領域AR31への使用者の接触を検知する(ステップS31)。
これにより、操作装置10は、画面を遷移する(ステップS32)。図17の例では、操作装置10は、操作装置10-3の第1ロック画面から、操作装置10-31の第2ロック画面に表示を遷移させる。
操作装置10-31の第2ロック画面には、表示部13の領域AR31とは異なる位置にある表示部13の領域AR32に、使用者によるロック解除の操作を確定するロック解除オブジェクトOB32が配置される。操作装置10の表示部13において、領域AR31の範囲と領域AR32の範囲とは重ならない。図17の例では、操作装置10-31の第2ロック画面において、ロック解除オブジェクトOB32が配置される領域AR32は、表示部13の端部に配置される。これにより、操作装置10は、全盲の人等の視覚障害者が操作装置10を触って、意図せずにロック画面を解除してしまう可能性をさらに低減することができる。
また、操作装置10-31の第2ロック画面には、「画面のスタートボタンにタッチしてロックを解除してください」といった使用者へロック解除方法を示す文字情報が表示される。これにより、操作装置10は、健常者にはロック解除する方法を具体的に通知することができるため、健常者がロック画面を解除できない可能性を低減することができる。
操作装置10は、ロック解除オブジェクトOB32が表示された領域AR32への使用者の接触を検知する(ステップS33)。
これにより、操作装置10は、ロックを解除する(ステップS34)。例えば、操作装置10は、画面を遷移する。図17の例では、操作装置10は、操作装置10-31の第2ロック画面から、操作装置10-4の操作画面に表示を遷移させる。
<16.他の操作を利用したロックの解除例>
操作装置10は、使用者による他の操作をロック解除として受け付けてもよい。この点について、図18を用いて説明する。図18は、操作装置が実行するロック解除における画面遷移の他の一例を示す図である。
図18に示すように、操作装置10は、使用者による言語選択をロック解除操作として受け付けてもよい。なお、図18においては、操作装置10に表示される画面に応じて、操作装置10-35、10-36、10-4として説明するが、特に区別して説明を行う場合以外は、単に「操作装置10」とする。図18に示す操作装置10-4は、図15に示す操作装置10-4と同様である。なお、図18に示す操作装置10-35のロック画面(以下「第1ロック画面」ともいう)は、図17に示す操作装置10-3の第1ロック画面と、オブジェクトが言語選択のオブジェクトである点で相違する。例えば、図18に示す言語選択のオブジェクトOB7は、図1中のオブジェクトOB7と同様であり、トイレの利用に関する情報を操作装置10に表示したり音声出力したりする際の言語を選択するためのオブジェクトである。
図18に示す操作装置10-35には第1ロック画面が表示されており、表示部13の領域AR35には、使用者が言語選択を行うためのオブジェクトOB7が表示される。操作装置10は、オブジェクトOB7が表示された領域AR35への使用者の接触を検知する(ステップS35)。
これにより、操作装置10は、選択可能言語を表示する(ステップS36)。図18の例では、操作装置10は、操作装置10-35の第1ロック画面(第1言語選択画面)から、操作装置10-36の言語選択画面(以下「第2ロック画面」ともいう)に表示を遷移させる。なお、操作装置10は、表示を遷移させることなく、言語選択オブジェクトOB36を表示させることにより、操作装置10-35の第1ロック画面(第1言語選択画面)から、操作装置10-36の第2ロック画面(第2言語選択画面)に表示を変更してもよい。
操作装置10-36の第2ロック画面には、表示部13の領域AR35とは異なる位置にある表示部13の領域AR36に、使用者による一の言語の選択を受け付ける言語選択オブジェクトOB36が配置される。言語選択オブジェクトOB36には、「日本語」、「English」、「French」といった選択可能な言語の一覧が含まれる。操作装置10の表示部13において、領域AR35の範囲と領域AR36の範囲とは重ならない。これにより、操作装置10は、使用者の言語選択の操作をロック解除の操作として受け付けることができるため、健常者の利便性の低下を抑制しつつ、全盲の人等の視覚障害者が操作装置10を触って、意図せずにロックが解除される可能性をさらに低減することができる。
操作装置10は、言語選択オブジェクトOB36が表示された領域AR36への使用者の接触を検知する(ステップS37)。図17の例では、操作装置10は、言語選択オブジェクトOB36が表示された領域AR36のうち、「English」への使用者の接触を検知する。
これにより、操作装置10は、ロックを解除する(ステップS38)。例えば、操作装置10は、選択された言語により情報が表示される画面に遷移する。図18の例では、操作装置10は、操作装置10-36の第2ロック画面から、英語で表記された操作装置10-4の操作画面に表示を遷移させる。このように、操作装置10は、使用者の言語選択の操作をロック解除の操作と同じ操作で受け付けることができるため、健常者の利便性を向上させつつ、視覚障害者が実行中の制御を停止したい場合に、実行中の制御を停止する可能性を高めることができる。なお、上述してきた各実施形態及び変形例は、処理内容を矛盾させない範囲で適宜組み合わせることが可能である。
さらなる効果や変形例は、当業者によって容易に導き出すことができる。このため、本発明のより広範な態様は、以上のように表しかつ記述した特定の詳細および代表的な実施形態に限定されるものではない。したがって、添付の特許請求の範囲およびその均等物によって定義される総括的な発明の概念の精神または範囲から逸脱することなく、様々な変更が可能である。
R トイレルーム
1 トイレシステム
2 便座装置
3 本体部
31 通信部
32 人体検知部
33 着座検知部
34 制御部
4 便蓋
5 着座部
6 ノズル部
7 洋式大便器(便器)
8 ボウル部
9 リム部
10 操作装置
11 通信部
12 入力部
13 表示部
131 外周部
14 記憶部
15 制御部
151 取得部
152 判定部
153 生成部
154 送信部
16 接触検知部
17 スイッチ部
18 枠部

Claims (7)

  1. 局部洗浄機能を有する便座装置が備えられたトイレルーム内に設置され、前記便座装置を操作するための操作装置であって、
    前記操作装置は、
    前記便座装置に対する制御指示に関連するオブジェクトを表示する表示部と、
    前記表示部に対する使用者の接触を検知する接触検知部と、
    前記表示部に表示された前記オブジェクトへの前記使用者の接触が前記接触検知部により検知された場合に、前記オブジェクトと関連する前記制御指示により前記便座装置を操作するための信号を送信する送信部と、
    を備え、
    前記表示部には、前記便座装置による制御を停止する停止制御指示に関連し、前記オブジェクトに比して透明度が高い隠れオブジェクトが配置され、
    前記送信部は、
    前記表示部において前記隠れオブジェクトが配置された領域への前記使用者の接触が前記接触検知部により検知された場合、前記便座装置が実行中の制御を停止するための前記信号を送信することを特徴とする操作装置。
  2. 前記表示部は、
    前記隠れオブジェクトの配置前において、前記便座装置による制御を停止する停止制御指示に関連する停止オブジェクト以外の所定のオブジェクトへの前記使用者の接触が前記接触検知部により検知された場合に、前記隠れオブジェクトを配置することを特徴とする請求項に記載の操作装置。
  3. 局部洗浄機能を有する便座装置が備えられたトイレルーム内に設置され、前記便座装置を操作するための操作装置であって、
    前記操作装置は、
    前記便座装置に対する制御指示に関連するオブジェクトを表示する表示部と、
    前記表示部の外周部に設けられる枠部と、
    前記枠部に設けられ、使用者が押下可能なスイッチ部と、
    前記表示部に対する前記使用者の接触を検知する接触検知部と、
    前記表示部に表示された前記オブジェクトへの前記使用者の接触が前記接触検知部により検知された場合に、前記オブジェクトと関連する前記制御指示により前記便座装置を操作するための信号を送信する送信部と、
    を備え、
    前記送信部は、
    前記使用者によって前記スイッチ部が押下された場合、前記便座装置が実行中の制御を停止するための前記信号を送信することを特徴とする操作装置。
  4. 局部洗浄機能を有する便座装置が備えられたトイレルーム内に設置され、前記便座装置を操作するための操作装置であって、
    前記操作装置は、
    前記便座装置に対する制御指示に関連する複数のオブジェクトを表示する表示部と、
    前記表示部に対する使用者の接触を検知する接触検知部と、
    前記表示部に表示されたオブジェクトへの前記使用者の接触が前記接触検知部により検知された場合に、前記オブジェクトと関連する前記制御指示により前記便座装置を操作するための信号を送信する送信部と、
    前記接触検知部により検知された前記使用者による前記表示部への第1接触と、前記第1接触の後において、前記接触検知部により検知された前記使用者による前記表示部への第2接触との関係を判定する判定部と、
    を備え、
    前記送信部は、
    前記判定部により判定された前記関係に基づいて、前記使用者による操作が異常であると判定された場合、前記便座装置が実行中の制御を停止するための前記信号を送信することを特徴とする操作装置。
  5. 前記判定部は、
    前記使用者による前記表示部に表示された第1オブジェクトへの前記第1接触と、前記第2接触との関係を判定することを特徴とする請求項に記載の操作装置。
  6. 前記判定部は、
    前記第1接触と、前記使用者による前記表示部に表示された第2オブジェクトへの前記第2接触とにより、前記第1オブジェクトと前記第2オブジェクトとの関係を判定することを特徴とする請求項に記載の操作装置。
  7. 前記判定部は、
    前記第1オブジェクトと前記第2オブジェクトとの関連性に基づいて、前記使用者による操作が異常であるかどうかを判定することを特徴とする請求項に記載の操作装置。
JP2019008061A 2019-01-21 2019-01-21 操作装置 Active JP7243210B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2019008061A JP7243210B2 (ja) 2019-01-21 2019-01-21 操作装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2019008061A JP7243210B2 (ja) 2019-01-21 2019-01-21 操作装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2020119106A JP2020119106A (ja) 2020-08-06
JP7243210B2 true JP7243210B2 (ja) 2023-03-22

Family

ID=71890800

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2019008061A Active JP7243210B2 (ja) 2019-01-21 2019-01-21 操作装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP7243210B2 (ja)

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013023913A (ja) 2011-07-21 2013-02-04 Lixil Corp 携帯情報端末、温水洗浄便座及び温水洗浄便座システム
JP2015137478A (ja) 2014-01-22 2015-07-30 三洋電機株式会社 温水洗浄便座装置

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0555189U (ja) * 1991-12-26 1993-07-23 山武ハネウエル株式会社 制御装置

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013023913A (ja) 2011-07-21 2013-02-04 Lixil Corp 携帯情報端末、温水洗浄便座及び温水洗浄便座システム
JP2015137478A (ja) 2014-01-22 2015-07-30 三洋電機株式会社 温水洗浄便座装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2020119106A (ja) 2020-08-06

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6624316B1 (ja) 操作装置
TWI695240B (zh) 衛浴設備及其控制方法
JP5273370B2 (ja) 操作入力装置及び吐水装置
JP7243210B2 (ja) 操作装置
JP7326751B2 (ja) トイレシステム
JP2005168719A (ja) トイレ装置
JP6645597B1 (ja) 操作装置
JP5707733B2 (ja) 便器洗浄装置
JP6669283B1 (ja) 操作装置
JP6792867B2 (ja) 離座検知型ナースコールシステム
JP7449725B2 (ja) 便器装置
JP7380317B2 (ja) トイレ用案内装置
JP5263706B2 (ja) 局部洗浄装置
JP7432145B2 (ja) トイレ用案内装置
JP7461759B2 (ja) 便器装置
JP7503918B2 (ja) 便器装置
KR101127546B1 (ko) 온수세정기의 정보 디스플레이장치 및 디스플레이방법
JP2024092247A (ja) 端末装置、情報処理方法及び情報処理プログラム
JP2022065936A (ja) トイレ用案内装置
JP6857387B2 (ja) 離座検知型ナースコールシステム
JP7443801B2 (ja) 操作装置
JP7205764B2 (ja) トイレ用音声案内装置
JP2024092615A (ja) 端末装置、情報処理方法及び情報処理プログラム
JP7274120B2 (ja) トイレ用音声案内装置
JP2021134507A (ja) トイレ用案内装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20211117

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20220914

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20221004

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20221201

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20230207

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20230220

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 7243210

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150