JP7204941B2 - 乗員監視装置、乗員監視システム、及び乗員監視方法 - Google Patents

乗員監視装置、乗員監視システム、及び乗員監視方法 Download PDF

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Description

この発明は、乗員監視装置、乗員監視システム、及び乗員監視方法に関するものである。
特許文献1には、ルームミラーのケース内に収容されたカメラによって助手席に搭乗した乗員を撮像し、撮像した画像を用いて当該乗員を監視する乗員監視装置が記載されている。この乗員監視装置は、運転席に搭乗した乗員が後方を視認しやすいようにルームミラーを適切な姿勢に調整した場合に撮像されるフロントピラーを、当該ルームミラーに内蔵されたカメラが撮像した画像から検出する。そして、乗員監視装置は、フロントピラーが画像中の所定の位置に検出された場合、助手席に搭乗した乗員を撮像できていると判定する。
特開2000-264128号公報
しかしながら、運転席に搭乗した乗員が後方を視認できるルームミラーの姿勢には一定の許容範囲があるため、助手席に搭乗した乗員が常に画像中の特定の位置に写るとは限らない。そのため、特許文献1に記載された乗員監視装置は、画像に映る乗員が監視対象の乗員ではない場合であっても、画像に映る当該乗員を監視対象の乗員として誤って検出してしまう可能性があった。
この発明は、上記のような課題を解決するためになされたもので、姿勢調整可能なルームミラーに内蔵されたカメラによって撮像された画像から、監視対象の運転者を検出することを目的とする。
この発明に係る乗員監視装置は、姿勢調整可能なルームミラーに内蔵されたカメラによって撮像された車室内の画像を取得する画像取得部と、運転者が後方を視認しやすいように前記ルームミラーの姿勢を調整した場合、前記画像取得部により取得された画像の予め定められた位置に設備検出領域を設定してリアウィンドウを前記設備検出領域から検出する設備検出部と、前記設備検出部により前記リアウィンドウが検出された場合、前記リアウィンドウの画像位置を基準にして、前記画像に対して乗員監視領域を設定する監視領域設定部と、前記画像取得部により取得された画像のうちの前記監視領域設定部により設定された前記乗員監視領域の画像を用いて前記運転者を監視する乗員監視部とを備えるものである。
この発明によれば、姿勢調整可能なルームミラーに内蔵されたカメラによって撮像された画像から監視対象の運転者を検出できる。
実施の形態1に係るルームミラーの構成例を示す斜視図である。 図1のルームミラーが設置された車両の例を示す斜視図である。 実施の形態1に係るルームミラーに内蔵された赤外線カメラが撮像した画像の例を示す図である。 実施の形態1に係る乗員監視システムの構成例を示すブロック図である。 実施の形態1に係る乗員監視システムによるルームミラー初期姿勢調整の動作例を示すフローチャートである。 図6Aは、設備検出部がリアウインドウを検出できない画像の例を示し、図6Bは、監視領域設定部が設定した乗員監視領域の一部がはみ出た画像の例を示す。 実施の形態1に係る乗員監視システムによる乗員監視の動作例を示すフローチャートである。 図8A及び図8Bは、実施の形態1に係る乗員監視装置のハードウェア構成例を示す図である。
以下、この発明をより詳細に説明するために、この発明を実施するための形態について、添付の図面に従って説明する。
実施の形態1.
図1は、実施の形態1に係るルームミラー1の構成例を示す斜視図である。図2は、図1のルームミラー1が設置された車両10の例を示す斜視図である。ここでは、車両10の左右方向がX軸、前後方向がY軸、上下方向がZ軸である。ルームミラー1は、車両10のフロントウインドウ(図示せず)又はその付近の天井に設置された車載機器であり、運転者11が後方を視認するために使用される。図2に矢印で示されるように、運転者11は、ルームミラー1を介してリアウインドウ12を見ることで、車両10の後方を確認する。
ルームミラー1は、ミラーケース2、アーム3、赤外線フィルタ4、ハーフミラー5、赤外線発光部6a,6b、赤外線カメラ7、及び仕切り部材8を含む。ミラーケース2の背面にはアーム3が設けられている。アーム3は、ミラーケース2をフロントウインドウ(図示せず)又はその付近の天井に固定する。また、このアーム3は、ルームミラー1の姿勢をX軸方向及びZ軸方向に変化させる。運転者11がルームミラー1を手で掴んでルームミラー1の姿勢を調整してもよい。または、アーム3にアクチュエータが内蔵されている場合、運転者11がアクチュエータを操作することによりルームミラー1の姿勢を調整してもよい。
ミラーケース2の正面には、ハーフミラー5が装着されている。ハーフミラー5の裏面かつミラーケース2の内部には、赤外線フィルタ4が配置されている。赤外線フィルタ4の裏面かつミラーケース2の内部には、赤外線発光部6a,6b及び赤外線カメラ7が配置されている。図1の例は、1つの赤外線カメラ7の両脇に赤外線発光部6aと赤外線発光部6bとが配置された構成であるが、赤外線発光部6a又は赤外線発光部6bのいずれか一方のみが配置された構成であってもよい。
赤外線発光部6a,6bは、車両10内に向けて赤外線を照射する。赤外線カメラ7は、赤外線発光部6a,6bが照射した赤外線のうち、車両10内で反射しハーフミラー5及び赤外線フィルタ4を透過した赤外線を受光し、画像として出力する。なお、赤外線発光部6a、赤外線発光部6b、及び赤外線カメラ7が仕切り部材8で仕切られている。そのため、赤外線発光部6a,6bは、照射した赤外線がハーフミラー5及び赤外線フィルタ4に反射して赤外線カメラ7に入射しない。
赤外線フィルタ4の裏面側に、赤外線発光部6a,6b、赤外線カメラ7、及び仕切り部材8が配置されている。そのため、赤外線発光部6a,6b、赤外線カメラ7、及び仕切り部材8は、ルームミラー1の外部から見えない。そのため、被写体である運転者11及び同乗者に、赤外線カメラ7及び赤外線発光部6a,6bの存在を意識させることなく、乗員監視用の赤外線カメラ7を車両10に配置することができる。
図3は、実施の形態1に係るルームミラー1に内蔵された赤外線カメラ7が撮像した画像の例を示す図である。図3に示される画像は、運転者11が後方を視認しやすいようにルームミラー1を適切な姿勢に調整した場合に、赤外線カメラ7によって撮像された画像である。この画像には、運転席に搭乗している運転者11、助手席、リアウインドウ12、左右のリアサイドウインドウ14、左右のリアピラー16、及びルーフライニング17等が写っている。赤外線カメラ7の撮像範囲は、ルームミラー1の姿勢が本来の目的で使用するために調整された場合に、リアウインドウ12と乗員監視装置20の監視対象である運転者11が搭乗する運転席とが含まれる範囲に設定されているものとする。
図4は、実施の形態1に係る乗員監視システム30の構成例を示すブロック図である。乗員監視システム30は、ルームミラー1と、乗員監視装置20とを含む。乗員監視装置20には、ルームミラー1に内蔵された赤外線カメラ7と、車両10に設けられた警告機器26とが接続されている。この警告機器26は、スピーカ又はディスプレイ等を有しており、音声又は表示等によって運転者11に対して警告する。乗員監視装置20は、画像取得部21、設備検出部22、監視領域設定部23、乗員監視部24、及び警告部25を備える。
画像取得部21は、姿勢調整可能なルームミラー1に内蔵された赤外線カメラ7によって撮像された車両10内の画像を、赤外線カメラ7から取得する。画像取得部21は、取得した画像を、設備検出部22及び乗員監視部24へ出力する。
設備検出部22は、画像取得部21から画像を受け取り、この画像の予め定められた位置に設備検出領域13を設定する。ここで、運転者11が後方を視認しやすいようにルームミラー1を適切な姿勢に調整した場合に、つまり車載機器であるルームミラー1の姿勢が本来の目的で使用するために調整された場合に、赤外線カメラ7によって撮像される車室内の第1設備をリアウインドウ12とする。設備検出領域13は、第1設備であるリアウインドウ12を検出するための領域であり、画像内の固定位置に予め設定されている。設備検出部22は、赤外線カメラ7が撮像した画像に設備検出領域13を設定し、リアウインドウ12を設備検出領域13から検出する。設備検出領域13からリアウインドウ12を検出できた場合、運転者11がルームミラー1を介して後方を視認できていることになる。設備検出領域13からリアウインドウ12を検出できなかった場合、運転者11がルームミラー1を介して後方を視認できない状態である可能性が高い。設備検出部22は、設備検出領域13からリアウインドウ12を検出できた場合、画像とリアウインドウ12の画像位置とを監視領域設定部23へ出力する。一方、設備検出領域13から画像とリアウインドウ12を検出できなかった場合、設備検出部22は、検出できなかった旨を警告部25に通知する。
監視領域設定部23は、画像とリアウインドウ12の画像位置とを、設備検出部22から受け取る。監視領域設定部23は、設備検出部22から通知されたリアウインドウ12の画像位置を基準にして、画像に対して乗員監視領域15を設定する。なお、監視領域設定部23は、リアウインドウ12の位置を基準とした乗員監視領域15の位置に関する情報を予め保持している。監視対象の乗員が運転者11である場合の、リアウインドウ12と乗員監視領域15の位置関係は、図3に例示されている。監視領域設定部23は、設定した乗員監視領域15の画像位置を、乗員監視部24へ通知する。監視領域設定部23は、設定した乗員監視領域15の一部又は全部(以下、「少なくとも一部」と称する)が画像からはみ出る場合、その旨を警告部25に通知する。
乗員監視部24は、画像取得部21から画像を受け取り、監視領域設定部23から通知された乗員監視領域15をこの画像に設定する。乗員監視部24は、画像取得部21から受け取った画像のうちの乗員監視領域15の画像を用いて、運転者11を監視する。例えば、乗員監視部24は、運転者11の眠気、脇見、又は疲労等の状態を判定し、運転者11が異常な状態であると判定した場合、その旨を警告部25に通知する。
警告部25は、設備検出部22、監視領域設定部23、又は乗員監視部24からの通知を受けた場合、警告機器26に対して警告を発するよう指示する。警告機器26は、警告部25から指示を受けると警告を発する。
次に、乗員監視システム30の動作を説明する。
図5は、実施の形態1に係る乗員監視システム30によるルームミラー初期姿勢調整の動作例を示すフローチャートである。例えば、乗員監視システム30は、車両10の発車前に毎回、図5のフローチャートに示される動作を行う。
ステップST1において、画像取得部21は、赤外線発光部6a,6bが赤外線を照射した状態で赤外線カメラ7が撮像した画像を、赤外線カメラ7から取得する。
ステップST2において、設備検出部22は、画像取得部21により取得された画像の予め定められた位置に設備検出領域13を設定し、設備検出領域13からリアウインドウ12を検出する。
設備検出部22が設備検出領域13からリアウインドウ12を検出できた場合(ステップST2“YES”)、監視領域設定部23は、設備検出部22が検出したリアウインドウ12の画像位置を基準にして、ステップST1で取得された画像に対して乗員監視領域15を設定する(ステップST3)。
設備検出部22が設備検出領域13からリアウインドウ12を検出できなかった場合(ステップST2“NO”)、運転者11がルームミラー1を介して後方を視認できない状態である可能性が高い。そのため、ステップST5において、設備検出部22は、ルームミラー1の姿勢調整を運転者11に促す警告を発するよう、警告部25に対して指示する。警告部25は、この指示に従い、警告機器26から警告を発する。
図6Aは、設備検出部22が設備検出領域13からリアウインドウ12を検出できない画像の例を示す。ルームミラー1が下を向いているため、この画像にはリアウインドウ12が写っていない。例えば、設備検出部22は、リアウインドウ12が設備検出領域13内に収まっている場合、設備検出領域13からリアウインドウ12を検出できたとし、リアウインドウ12の少なくとも一部が設備検出領域13からはみ出した場合、設備検出領域13からリアウインドウ12を検出できなかったとする。
ステップST4において、監視領域設定部23は、設定した乗員監視領域15が画像内に収まるか否かを判定する。乗員監視領域15が画像内に収まる場合(ステップST4“YES”)、監視領域設定部23は、乗員監視領域15の画像位置を、乗員監視部24へ通知する。
監視領域設定部23は、設定した乗員監視領域15の少なくとも一部が画像からはみ出る場合(ステップST4“NO”)、乗員監視部24が運転者11を監視できない状態である可能性が高い。そのため、ステップST6において、監視領域設定部23は、ルームミラー1の姿勢調整を運転者11に促す警告を発するよう、警告部25に対して指示する。警告部25は、この指示に従い、警告機器26から警告を発する。
図6Bは、監視領域設定部23が設定した乗員監視領域15の一部がはみ出た画像の例を示す。リアウインドウ12の画像位置を基準にして設定された乗員監視領域15の半分が、画像からはみ出した状態となっている。この例において、運転者11は、ルームミラー1を介して後方を視認できない可能性が高い。
ステップST5又はステップST6において警告機器26が警告を発した後、乗員監視装置20は、運転者11がルームミラー1の姿勢を調整したと仮定して、図5のフローチャートに示される動作を行う。なお、ステップST5又はステップST6において警告機器26によって警告が発せられるような場合は、運転者11の顔が乗員監視領域15内に収まらない可能性が高いため、乗員監視部24による運転者11の監視が困難となる。
乗員監視装置20が、車両10の発車前に運転者11に対してルームミラー1の姿勢を調整するよう促すので、運転者11がルームミラー1の姿勢調整を忘れて発車して走行中にルームミラー1の姿勢を調整することを抑制できる。そのため、運転者11を運転に集中させることができる。また、例えば、複数人で車両10をシェアする場合、発車前に、交代後の運転者が自身にとって適切な姿勢にルームミラー1を調整できる。
図7は、実施の形態1に係る乗員監視システム30による乗員監視の動作例を示すフローチャートである。乗員監視システム30は、図5に示されるルームミラー初期位置調整の動作を行った後、図7のフローチャートに示される動作を開始する。図7のフローチャートに示される動作の開始前に、乗員監視部24は、乗員監視領域15の画像位置を監視領域設定部23から受け取り済みである。
ステップST11において、画像取得部21は、赤外線発光部6a,6bが赤外線を照射した状態で赤外線カメラ7が撮像した画像を、赤外線カメラ7から取得する。
ステップST12において、設備検出部22は、画像取得部21により取得された画像の予め定められた位置に設備検出領域13を設定し、設備検出領域13からリアウインドウ12を検出する。
設備検出部22が設備検出領域13からリアウインドウ12を検出できなかった場合(ステップST12“NO”)、車両10の走行中に運転者11がルームミラー1の姿勢を再調整した可能性がある。そのため、ステップST16において、設備検出部22は、ルームミラー1の姿勢調整を運転者11に促す警告を発するよう、警告部25に対して指示する。警告部25は、この指示に従い、警告機器26から警告を発する。
設備検出部22は、設備検出領域13からリアウインドウ12を検出できた場合(ステップST12“YES”)、検出したリアウインドウ12の画像位置が、前回のステップST12で検出したリアウインドウ12の画像位置から変化したか否かを判定する(ステップST13)。なお、初回のステップST13においては、設備検出部22は、初回のステップST13で検出したリアウインドウ12の画像位置が図5のステップST2で検出したリアウインドウ12の画像位置から変化したか否かを判定すればよい。
リアウインドウ12の画像位置が変化した場合(ステップST13“YES”)、車両10の走行中に運転者11がルームミラー1の姿勢を再調整した可能性がある。そのため、ステップST17において、設備検出部22は、乗員監視領域15を再設定するよう、監視領域設定部23に通知する。監視領域設定部23は、この通知に従い、ステップST12で検出されたリアウインドウ12の画像位置を基準にして、ステップST11で取得された画像に対して乗員監視領域15を再設定する。そして、監視領域設定部23は、再設定した乗員監視領域15の画像位置を、乗員監視部24に通知する。
リアウインドウ12の画像位置が変化していない場合(ステップST13“NO”)、乗員監視部24は、ステップST11で取得された画像のうちの乗員監視領域15の画像を用いて運転者11を監視する(ステップST14)。赤外線カメラ7が内蔵されたルームミラー1の姿勢が変化した場合でも、この赤外線カメラ7が撮像した画像に設定する乗員監視領域15の位置がルームミラー1の姿勢に応じて変更される。そのため、姿勢が変化するルームミラー1の内部に乗員監視用の赤外線カメラ7を配置しても、画像から運転者11を検出できる。
運転者11の異常が認められた場合(ステップST15“YES”)、乗員監視部24は、運転者11に警告を発するよう、警告部25に対して指示する。警告部25は、この指示に従い、警告機器26から警告を発する(ステップST18)。一方、乗員監視部24において運転者の異常が認められなければ(ステップST15“NO”)、乗員監視装置20は、図7のフローチャートに示される動作を行う。
最後に、実施の形態1に係る乗員監視装置20のハードウェア構成を説明する。
図8A及び図8Bは、実施の形態1に係る乗員監視装置20のハードウェア構成例を示す図である。乗員監視装置20における画像取得部21、設備検出部22、監視領域設定部23、乗員監視部24、及び警告部25の機能は、処理回路により実現される。即ち、乗員監視装置20は、上記機能を実現するための処理回路を備える。処理回路は、専用のハードウェアとしての処理回路100であってもよいし、メモリ102に格納されるプログラムを実行するプロセッサ101であってもよい。
図8Aに示されるように、処理回路が専用のハードウェアである場合、処理回路100は、例えば、単一回路、複合回路、プログラム化したプロセッサ、並列プログラム化したプロセッサ、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)、FPGA(Field Programmable Gate Array)、又はこれらを組み合わせたものが該当する。画像取得部21、設備検出部22、監視領域設定部23、乗員監視部24、及び警告部25の機能を複数の処理回路100で実現してもよいし、各部の機能をまとめて1つの処理回路100で実現してもよい。
図8Bに示されるように、処理回路がプロセッサ101である場合、画像取得部21、設備検出部22、監視領域設定部23、乗員監視部24、及び警告部25の機能は、ソフトウェア、ファームウェア、又はソフトウェアとファームウェアとの組み合わせにより実現される。ソフトウェア又はファームウェアはプログラムとして記述され、メモリ102に格納される。プロセッサ101は、メモリ102に格納されたプログラムを読みだして実行することにより、各部の機能を実現する。即ち、乗員監視装置20は、プロセッサ101により実行されるときに、図5及び図7のフローチャートで示されるステップが結果的に実行されることになるプログラムを格納するためのメモリ102を備える。また、このプログラムは、画像取得部21、設備検出部22、監視領域設定部23、乗員監視部24、及び警告部25の手順又は方法をコンピュータに実行させるものであるとも言える。
ここで、プロセッサ101とは、CPU(Central Processing Unit)、処理装置、演算装置、又はマイクロプロセッサ等のことである。
メモリ102は、RAM(Random Access Memory)、ROM(Read Only Memory)、EPROM(Erasable Programmable ROM)、又はフラッシュメモリ等の不揮発性もしくは揮発性の半導体メモリであってもよいし、ハードディスク又はフレキシブルディスク等の磁気ディスクであってもよいし、CD(Compact Disc)又はDVD(Digital Versatile Disc)等の光ディスクであってもよい。
なお、画像取得部21、設備検出部22、監視領域設定部23、乗員監視部24、及び警告部25の機能について、一部を専用のハードウェアで実現し、一部をソフトウェア又はファームウェアで実現するようにしてもよい。このように、乗員監視装置20における処理回路は、ハードウェア、ソフトウェア、ファームウェア、又はこれらの組み合わせによって、上述の機能を実現することができる。
以上のように、実施の形態1に係る乗員監視装置20は、画像取得部21、設備検出部22、監視領域設定部23、及び乗員監視部24を備える。画像取得部21は、姿勢調整可能なルームミラー1に内蔵された赤外線カメラ7によって撮像された車両10内の画像を取得する。設備検出部22は、ルームミラー1の姿勢が本来の目的で使用するために調整された場合に赤外線カメラ7によって撮像される車両10内の設備をリアウインドウ12とし、画像取得部21により取得された画像の予め定められた位置に設備検出領域13を設定してリアウインドウ12を設備検出領域13から検出する。監視領域設定部23は、設備検出部22によりリアウインドウ12が検出された場合、リアウインドウ12の画像位置を基準にして、画像に対して乗員監視領域15を設定する。乗員監視部24は、画像取得部21により取得された画像のうちの監視領域設定部23により設定された乗員監視領域15の画像を用いて運転者11を監視する。この構成により、乗員監視装置20は、姿勢調整可能なルームミラー1に内蔵された赤外線カメラ7によって撮像された画像から、監視対象の運転者11を検出できる。
また、実施の形態1に係る乗員監視装置20は、警告部25を備える。警告部25は、設備検出部22がリアウインドウ12を検出できない場合、又は監視領域設定部23が設定した乗員監視領域15の少なくとも一部が画像からはみ出る場合の少なくとも一方であれば、警告機器26に対して警告を発するよう指示する。この構成により、乗員監視装置20は、車両10内に設けられた運転者11がルームミラー1を介して後方を視認できない状態、又は、乗員監視部24が運転者11を監視できない状態である場合に、運転者11に対してルームミラー1の姿勢を再調整するように促すことができる。したがって、乗員監視装置20は、ルームミラー1に内蔵された赤外線カメラ7が監視対象の運転者11を撮像できる姿勢と、ルームミラー1を本来の目的で使用するために適切な姿勢とを両立させることができる。
なお、車両10内に荷物等が存在することによりリアウインドウ12が隠された場合、ステップST2,ST12において、設備検出部22はリアウインドウ12を検出できない。その場合、設備検出部22は、車両10内の予め定められた第2設備を画像から検出し、第2設備の画像位置を基準にして第1設備であるリアウインドウ12の画像位置を推定してもよい。例えば、左右のリアサイドウインドウ14が第2設備である場合、設備検出部22は、左側のリアサイドウインドウ14又は右側のリアサイドウインドウ14の少なくとも一方を画像から検出する。設備検出部22は、リアサイドウインドウ14の形状又はリアピラー16の角度等に基づいて、検出したリアサイドウインドウ14が車両10の左側か右側かを判定すればよい。設備検出部22は、左側のリアサイドウインドウ14又は右側のリアサイドウインドウ14の少なくとも一方を画像から検出した場合、検出したリアサイドウインドウ14の画像位置を基準にして、リアウインドウ12の画像位置を推定する。なお、左側のリアサイドウインドウ14とリアウインドウ12との位置関係、及び右側のリアサイドウインドウ14とリアウインドウ12との位置関係は、設備検出部22に対して予め設定されている。監視領域設定部23は、設備検出部22が推定したリアウインドウ12の画像位置を基準にして、画像に対して乗員監視領域15を設定する。
また、夜間に車両10が走行している場合等、車外が暗い場合、設備検出部22が設備検出領域13からリアウインドウ12を検出するのが困難な可能性がある。そこで、リアウインドウ12周辺のリアピラー16及びルーフライニング17等は、赤外線を吸収しない素材で構成されていることが望ましい。これにより、赤外線発光部6a,6bが照射した赤外線は、リアウインドウ12を透過する一方、リアウインドウ12の周辺で反射するようになり、リアウインドウ12とその周辺とで画素値の差が大きくなるため、設備検出部22におけるリアウインドウ12の検出が容易になる。
また、実施の形態1では、乗員監視部24が運転者11を監視したが、運転者11以外の乗員を監視してもよい。その場合、監視領域設定部23は、リアウインドウ12の位置を基準とした乗員監視領域15の位置として、助手席等の監視対象の乗員が搭乗する座席に相当する画像位置に関する情報を予め保持する。また、赤外線カメラ7の撮像範囲は、ルームミラー1の姿勢が本来の目的で使用するために調整された場合に、リアウインドウ12と監視対象の乗員が搭乗する座席とが含まれる範囲に設定される。
なお、乗員監視部24が2人以上の乗員を同時に監視してもよい。その場合、監視領域設定部23は、リアウインドウ12の位置を基準として、2つ以上の乗員監視領域15を画像に設定する。また、赤外線カメラ7の撮像範囲は、ルームミラー1の姿勢が本来の目的で使用するために調整された場合に、リアウインドウ12と監視対象の乗員が搭乗する全座席とが含まれる範囲に設定される。
また、実施の形態1では、乗員監視用の赤外線カメラ7がルームミラー1に内蔵されたが、ルームミラー1以外の車載機器に内蔵されてもよい。赤外線カメラ7を内蔵する車載機器としては、前席の天井に設置されて姿勢調整可能なディスプレイ、又は前席の天井に設置されて開閉するオーバヘッドコンソール等がある。その場合、設備検出部22は、上記ディスプレイ等の姿勢が本来の目的で使用するために調整された場合に、上記ディスプレイ等に内蔵された赤外線カメラ7によって撮像される車室内の設備を、第1設備とする。また、赤外線カメラ7の撮像範囲は、上記ディスプレイ等の姿勢が本来の目的で使用するために調整された場合に、第1設備と監視対象の乗員が搭乗する座席とが含まれる範囲に設定される。
また、実施の形態1では、乗員監視用のカメラとして赤外線カメラ7が使用されたが、可視光カメラが使用されてもよい。
また、実施の形態1では、画像取得部21、設備検出部22、監視領域設定部23、乗員監視部24、及び警告部25の機能が、車両10に搭載される乗員監視装置20に集約された構成であったが、これらの機能がネットワーク上のサーバ装置、スマートフォン等の携帯端末、又は乗員監視装置20のうちの2つ以上の装置に分散されていてもよい。また、乗員監視装置20がネットワーク上のサーバ装置として構築されていてもよい。
なお、本発明はその発明の範囲内において、実施の形態の任意の構成要素の変形、又は実施の形態の任意の構成要素の省略が可能である。
この発明に係る乗員監視システムは、姿勢調整可能な車載機器に内蔵されたカメラが撮像した画像を用いて乗員を監視するようにしたので、車両、鉄道、船舶、又は航空機を含む移動体等の乗員を監視する乗員監視システムに用いるのに適している。
1 ルームミラー(車載機器)、2 ミラーケース、3 アーム、4 赤外線フィルタ、5 ハーフミラー、6a,6b 赤外線発光部、7 赤外線カメラ、8 仕切り部材、10 車両、11 運転者、12 リアウインドウ(第1設備)、13 設備検出領域、14 リアサイドウインドウ、15 乗員監視領域、16 リアピラー、17 ルーフライニング、20 乗員監視装置、21 画像取得部、22 設備検出部、23 監視領域設定部、24 乗員監視部、25 警告部、26 警告機器、30 乗員監視システム、100 処理回路、101 プロセッサ、102 メモリ。

Claims (6)

  1. 姿勢調整可能なルームミラーに内蔵されたカメラによって撮像された車室内の画像を取得する画像取得部と、
    運転者が後方を視認しやすいように前記ルームミラーの姿勢を調整した場合、前記画像取得部により取得された画像の予め定められた位置に設備検出領域を設定してリアウィンドウを前記設備検出領域から検出する設備検出部と、
    前記設備検出部により前記リアウィンドウが検出された場合、前記リアウィンドウの画像位置を基準にして、前記画像に対して乗員監視領域を設定する監視領域設定部と、
    前記画像取得部により取得された画像のうちの前記監視領域設定部により設定された前記乗員監視領域の画像を用いて前記運転者を監視する乗員監視部とを備える乗員監視装置。
  2. 前記設備検出部が前記リアウィンドウを検出できない場合、又は前記監視領域設定部が設定した前記乗員監視領域の少なくとも一部が前記画像からはみ出る場合の少なくとも一方であれば、前記車室内に設けられた警告機器に対して警告を発するよう指示する警告部を備えることを特徴とする請求項1記載の乗員監視装置。
  3. 前記設備検出部は、前記リアウィンドウを検出できない場合、前記車室内の予め定められた左右のリアサイドウインドウを前記画像から検出し、前記左右のリアサイドウインドウの画像位置を基準にして前記リアウィンドウの画像位置を推定することを特徴とする請求項1記載の乗員監視装置。
  4. 前記設備検出部は、前記リアウインドウを検出できない場合、左側のリアサイドウインドウ又は右側のリアサイドウインドウの少なくとも一方を前記画像から検出し、検出したリアサイドウインドウの画像位置を基準にして前記リアウインドウの画像位置を推定することを特徴とする請求項記載の乗員監視装置。
  5. カメラが内蔵された、姿勢調整可能なルームミラーと、
    請求項1記載の乗員監視装置とを備えることを特徴とする乗員監視システム。
  6. 画像取得部が、姿勢調整可能なルームミラーに内蔵されたカメラによって撮像された車室内の画像を取得し、
    設備検出部が、運転者が後方を視認しやすいように前記ルームミラーの姿勢を調整した場合、前記画像取得部により取得された画像の予め定められた位置に設備検出領域を設定して前記リアウィンドウを前記設備検出領域から検出し、
    監視領域設定部が、前記設備検出部により前記リアウィンドウが検出された場合、前記リアウィンドウの画像位置を基準にして、前記画像に対して乗員監視領域を設定し、
    乗員監視部が、前記画像取得部により取得された画像のうちの前記監視領域設定部により設定された前記乗員監視領域の画像を用いて前記運転者を監視する乗員監視方法。
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