JP7139724B2 - 差圧調整装置 - Google Patents

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Description

本発明は、差圧調整装置に関し、より詳細には、例えば店舗のような室の内部と外部との差圧を調整する差圧調整装置の改良に関するものである。
従来、例えば店舗のような室の内部と外部との差圧を調整する差圧調整装置が特許文献1に提案されている。この特許文献1では、店舗の内部と外部とを連通する態様でダクトが設けられ、該ダクトに設けられた差圧検知部にて店舗の内部と外部との差圧を検知するようにしている。
特開2001-153441号公報
ところで、上述した差圧調整装置では、店舗の内部と外部とを連通する態様でダクトが設けられ、該ダクトに設けられた差圧検知部にて店舗の内部と外部との差圧を検知するので、次のような問題があった。すなわち、店舗の外部で強風等がある場合、該強風等が外乱要因となって差圧検知部での検知に悪影響を与える虞れがあった。
本発明は、上記実情に鑑みて、差圧を良好に検知することができる差圧調整装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明に係る差圧調整装置は、対象となる室の内部と外部とを連通する態様で配設されたダクトと、前記ダクトの内部に設けられ、任意の差圧を与える基準圧力損失部と、前記基準圧力損失部の室内側と室外側との差圧を検知する差圧検知部とを備え、前記室の内部と外部との差圧を調整するための差圧調整装置であって、前記ダクトの内部であって前記基準圧力損失部より室外側となる個所に少なくとも1つ設けられ、かつ該基準圧力損失部よりも与える差圧が小さい低圧力損失部を備えたことを特徴とする。
また本発明は、上記差圧調整装置において、前記基準圧力損失部は、1つの第1オリフィスにより構成され、前記低圧力損失部は、前記第1オリフィスよりも拡径となる1つの第2オリフィスにより構成されたことを特徴とする。
また本発明は、上記差圧調整装置において、前記差圧検知部は、前記ダクトの内部の空気の流通方向に対して直交する垂直成分で差圧を検知することを特徴とする。
また本発明は、上記差圧調整装置において、前記室の外部より内部に空気を供給する給気手段と、前記差圧検知部による検知結果が予め設定された圧力差に近接する態様で前記給気手段を駆動させる制御部とを備えたことを特徴とする。
また本発明は、上記差圧調整装置において、前記制御部は、前記室の外部の温度が予め決められた温度範囲にある場合、前記差圧検知部の検知結果に関わらず前記給気手段を駆動停止にさせることを特徴とする。
また本発明は、上記差圧調整装置において、前記制御部は、現在の日時が予め決められた月日の夜間にあると判断した場合、前記室の内部の圧力が該室の外部の圧力よりも大きくなる態様で前記給気手段を駆動させることを特徴とする。
本発明によれば、基準圧力損失部よりも与える差圧が小さい低圧力損失部が、ダクトの内部であって基準圧力損失部より室外側となる個所に少なくとも1つ設けられているので、差圧検知部にて差圧を検知する領域では、低圧力損失部で十分に圧力が損失した状態の空気の差圧を検知することができ、室の外部の環境(強風等)やダクトの形状等に影響を受けずに、差圧を良好に検知することができるという効果を奏する。
図1は、本発明の実施の形態である差圧調整装置を模式的に示す模式図である。 図2は、本発明の実施の形態である差圧調整装置の特徴的な制御系を示すブロック図である。 図3は、図1に示したダクトの要部を拡大して示す拡大図である。 図4は、図2に示した制御部が実施する処理内容を示すフローチャートである。 図5は、図4に示した差圧調整処理の処理内容を示すフローチャートである。 図6は、図2に示した制御部が実施する運転決定処理の処理内容を示すフローチャートである。 図7は、図6に示した防虫運転処理の処理内容を示すフローチャートである。 図8は、図6に示した通常運転処理の処理内容を示すフローチャートである。
以下に添付図面を参照して、本発明に係る差圧調整装置の好適な実施の形態について詳細に説明する。
図1は、本発明の実施の形態である差圧調整装置を模式的に示す模式図であり、図2は、本発明の実施の形態である差圧調整装置の特徴的な制御系を示すブロック図である。
ここで例示する差圧調整装置10は、店舗内部(以下、店内ともいう)1と店舗外部(以下、店外ともいう)2との差圧を調整するもので、ダクト20、基準圧力損失部21、差圧検知部30、給気ファン40、外気温度センサ50及び制御部60を備えて構成してある。
ダクト20は、店内1と店外2とを連通する態様で設置してある。このダクト20は、一端の開口20aが店内1を臨み、他端の開口20bが店外2を臨んでいる。かかるダクト20は、自身の軸方向に沿って空気を流通させるものである。
基準圧力損失部21は、ダクト20の内部に配置され、かつダクト20の内部を閉塞する態様で設けられた平板状部材である。この基準圧力損失部21には、1つの基準オリフィス(第1オリフィス)21aが形成してある。かかる基準圧力損失部21は、自身を基準として、店内1側と店外2側とに任意の差圧(圧力差)を与えるものである。
差圧検知部30は、基準圧力損失部21の店内1側と店外2側との差圧を検知するものである。この差圧検知部30は、図3にも示すように、基準圧力損失部21よりも店内1側のダクト20の側面に形成された第1導入口221と、基準圧力損失部21よりも店外2側のダクト20の側面に形成された第2導入口222とに連通して設けてある。
つまり、差圧検知部30は、第1導入口221から導入する空気と、第2導入口222から導入する空気との圧力差を検知するものである。そして、第1導入口221及び第2導入口222はダクト20の側面に形成されており、ダクト20の内部の空気は該ダクト20の軸方向に沿って流通することから、差圧検知部30は、ダクト20の内部の空気の流通方向に対して直交する垂直成分で差圧を検知するものである。かかる差圧検知部30は、検知結果である差圧検知値を差圧信号として制御部60に与えるものである。
ところで、上記ダクト20の内部には、基準圧力損失部21よりも店外2側に第1低圧力損失部22及び第2低圧力損失部23が設けてある。
第1低圧力損失部22は、ダクト20の内部であって第2導入口222よりも店外2側に配置され、かつダクト20の内部を閉塞する態様で設けられた平板状部材である。この第1低圧力損失部22には、1つの第1低圧オリフィス(第2オリフィス)22aが形成してある。
第2低圧力損失部23は、ダクト20の内部であって第1低圧力損失部22よりも店外2側に配置され、かつダクト20の内部を閉塞する態様で設けられた平板状部材である。この第2低圧力損失部23には、1つの第2低圧オリフィス(第2オリフィス)23aが形成してある。
ここで、第1低圧オリフィス22aと第2低圧オリフィス23aとは、内径d2の大きさが同じであり、基準オリフィス21aの内径d1に対する比が1.3~3.0の大きさとされている。
つまり、第1低圧オリフィス22a及び第2低圧オリフィス23aの内径d2は、基準オリフィス21aの内径d1よりも大きく、これにより、第1低圧力損失部22び第2低圧力損失部23は、基準圧力損失部21よりも与える差圧が小さいものである。
給気ファン40は、駆動源であるモータ41が制御部60から与えられる指令に応じて駆動する場合に回転し、店外2の空気を店内1に供給する給気手段である。外気温度センサ50は、店外2の温度を検出する温度検出手段である。この外気温度センサ50は、検出結果である外気温度を温度信号として制御部60に与えるものである。
制御部60は、記憶部70に記憶されたプログラムやデータに従って差圧調整装置10の動作を統括的に制御するものであり、設定処理部61、入力処理部62、比較処理部63、出力処理部64、運転決定処理部65を備えている。尚、制御部60は、例えば、CPU(Central Processing Unit)等の処理装置にプログラムを実行させること、すなわち、ソフトウェアにより実現してもよいし、IC(Integrated Circuit)等のハードウェアにより実現してもよいし、ソフトウェア及びハードウェアを併用して実現してもよい。
設定処理部61は、例えばリモートコントローラ等の専用端末やスマートフォンやタブレット等の携帯情報端末等の入力部80を通じて設定入力が行われた場合に、各種の設定を行いつつその設定内容を記憶部70に記憶させるものである。これにより、記憶部70には、後述する処理での閾値となる差圧目標値や、駆動停止温度情報(例えば、下限値が15℃で上限値が25℃となる駆動停止温度範囲を含む情報)が格納されることとなる。
入力処理部62は、差圧検知部30から差圧信号として与えられた差圧検知値や、外気温度センサ50から温度信号として与えられた外気温度を入力するものである。比較処理部63は、後述する処理において、入力処理部62を通じて入力した外気温度と、駆動停止温度範囲の下限値及び上限値とを比較したり、入力処理部62を通じて入力した差圧検知値と、差圧目標値とを比較したりするものである。
出力処理部64は、給気ファン40の駆動源であるモータ41に対して、駆動停止指令、回転数増大指令、回転数低減指令等を与えるものである。運転決定処理部65は、後述する運転決定処理現在の日時が予め決められた月日の夜間にあるにあるか否かを判断して、運転決定を行うものである。
図4は、図2に示した制御部60が実施する処理内容を示すフローチャートである。かかる処理内容を説明しながら、差圧調整装置10の動作について説明する。
制御部60は、入力処理部62を通じて外気温度(T)を入力したか否かを判断する(ステップS101)。外気温度(T)を入力したと判断した場合(ステップS101:Yes)、制御部60は、比較処理部63を通じて記憶部70より駆動停止温度情報を読み出す(ステップS102)。その一方、外気温度(T)を入力していないと判断した場合(ステップS101:No)、制御部60は、上述したステップS101の処理を繰り返す。
駆動停止温度情報を読み出した制御部60は、比較処理部63を通じて、外気温度(T)が駆動停止温度範囲の下限値(15℃)以上であるか否か、並びに外気温度(T)が駆動停止温度範囲の上限値(25℃)以下であるか否かを比較する(ステップS103,ステップS104)。すなわち、制御部60は、外気温度(T)が駆動停止温度範囲(15℃以上25℃以下)にあるか否かを比較する。
外気温度(T)が駆動停止温度範囲の下限値(15℃)以上で上限値(25℃)以下である場合(ステップS103:Yes,ステップS104:Yes)、制御部60は、出力処理部64を通じて給気ファン40に駆動停止指令を与えて駆動停止にさせ(ステップS105)、その後に今回の処理を終了する。
一方、外気温度(T)が駆動停止温度範囲の下限値(15℃)未満、あるいは上限値(25℃)を上回る場合(ステップS103:No,ステップS104:No)、制御部60は、差圧調整処理を実施する。
図5は、図4に示した差圧調整処理の処理内容を示すフローチャートである。この差圧調整処理において制御部60は、入力処理部62を通じて差圧信号を入力したか否かを判断する(ステップS111)。差圧信号を入力したと判断した場合(ステップS111:Yes)、制御部60は、比較処理部63を通じて記憶部70より差圧目標値を読み出す(ステップS112)。その一方、差圧信号を入力していないと判断した場合(ステップS111:No)、制御部60は、上述したステップS111の処理を繰り返す。
差圧目標値を読み出した制御部60は、比較処理部63を通じて、差圧信号に含まれる差圧検知値が差圧目標値以下であるか否かを比較する(ステップS113)。差圧検知値が差圧目標値以下である場合(ステップS113:Yes)、制御部60は、出力処理部64を通じてモータ41に回転数増大指令を送出して給気ファン40の回転数を増大させ(ステップS114)、その後に手順をリターンさせて今回の処理を終了する。これによれば、店外2から店内1への給気量が増大し、店内1の圧力が上昇する方向に推移する。
その一方、差圧検知値が差圧目標値以下でない場合(ステップS113:No)、制御部60は、出力処理部64を通じてモータ41に回転数低減指令を送出して給気ファン40の回転数を低減させ(ステップS115)、その後に手順をリターンさせて今回の処理を終了する。これによれば、店外2から店内1への給気量が減少し、店内1の圧力が下降する方向に推移する。このような差圧調整処理を実施した制御部60は、その後に今回の処理を終了する。
また上述した制御部60は、図4及び図5に例示した処理に変えて、次のような運転決定処理を行ってもよい。
図6は、図2に示した制御部60が実施する運転決定処理の処理内容を示すフローチャートである。かかる処理内容を説明しながら、差圧調整装置10の動作について説明する。
運転決定処理において制御部60は、運転決定処理部65を通じて、現在の日時が6月1日~9月30日に該当するか否か、並びに現在の日時が夜間(19時~7時)に該当するか否かを判断する(ステップS210,ステップS220)。
現在の日時が6月1日~9月30日で、かつ夜間(19時~7時)に該当する場合(ステップS210:Yes,ステップS220:Yes)、制御部60は、防虫運転処理を実施する(ステップS230)。
図7は、図6に示した防虫運転処理の処理内容を示すフローチャートである。尚、この防虫運転処理は、上述した差圧調整処理と同様の処理内容であり、差圧目標値が例えば5Paと規定されている。
この防虫運転処理において制御部60は、入力処理部62を通じて差圧信号を入力したか否かを判断する(ステップS231)。差圧信号を入力したと判断した場合(ステップS231:Yes)、制御部60は、比較処理部63を通じて記憶部70より差圧目標値(5Pa)を読み出す(ステップS232)。その一方、差圧信号を入力していないと判断した場合(ステップS231:No)、制御部60は、上述したステップS231の処理を繰り返す。
差圧目標値を読み出した制御部60は、比較処理部63を通じて、差圧信号に含まれる差圧検知値が5Pa以下であるか否かを比較する(ステップS233)。差圧検知値が5Pa以下である場合(ステップS233:Yes)、制御部60は、出力処理部64を通じてモータ41に回転数増大指令を送出して給気ファン40の回転数を増大させ(ステップS234)、その後に手順をリターンさせて今回の処理を終了する。これによれば、店外2から店内1への給気量が増大し、店内1の圧力が上昇する方向に推移する。
その一方、差圧検知値が5Pa以下でない場合(ステップS233:No)、制御部60は、出力処理部64を通じてモータ41に回転数低減指令を送出して給気ファン40の回転数を低減させ(ステップS235)、その後に手順をリターンさせて今回の処理を終了する。これによれば、店外2から店内1への給気量が減少し、店内1の圧力が下降する方向に推移する。このような防虫運転処理を実施した制御部60は、その後に今回の運転決定処理を終了する。
ところで、現在の日時が6月1日~9月30日ではない場合(ステップS210:No)、あるいは夜間(19時~7時)に該当しない場合(ステップS220:No)、制御部60は、通常運転処理を実施する(ステップS240)。
図8は、図6に示した通常運転処理の処理内容を示すフローチャートである。尚、この通常運転処理は、上述した差圧調整処理と同様の処理内容であり、差圧目標値が例えば0Paと規定されている。
この通常運転処理において制御部60は、入力処理部62を通じて差圧信号を入力したか否かを判断する(ステップS241)。差圧信号を入力したと判断した場合(ステップS241:Yes)、制御部60は、比較処理部63を通じて記憶部70より差圧目標値(0Pa)を読み出す(ステップS242)。その一方、差圧信号を入力していないと判断した場合(ステップS241:No)、制御部60は、上述したステップS241の処理を繰り返す。
差圧目標値を読み出した制御部60は、比較処理部63を通じて、差圧信号に含まれる差圧検知値が0Pa以下であるか否かを比較する(ステップS243)。差圧検知値が0Pa以下である場合(ステップS243:Yes)、制御部60は、出力処理部64を通じてモータ41に回転数増大指令を送出して給気ファン40の回転数を増大させ(ステップS244)、その後に手順をリターンさせて今回の処理を終了する。これによれば、店外2から店内1への給気量が増大し、店内1の圧力が上昇する方向に推移する。
その一方、差圧検知値が0Pa以下でない場合(ステップS243:No)、制御部60は、出力処理部64を通じてモータ41に回転数低減指令を送出して給気ファン40の回転数を低減させ(ステップS245)、その後に手順をリターンさせて今回の処理を終了する。これによれば、店外2から店内1への給気量が減少し、店内1の圧力が下降する方向に推移する。このような通常運転処理を実施した制御部60は、その後に今回の運転決定処理を終了する。
以上説明したように、本発明の実施の形態である差圧調整装置10によれば、基準圧力損失部21よりも与える差圧が小さい第1低圧力損失部22及び第2低圧力損失部23が、ダクト20の内部であって基準圧力損失部21より店外2側となる個所に設けられているので、差圧検知部30にて差圧を検知する領域では、第1低圧力損失部22及び第2低圧力損失部23で段階的に十分に圧力が損失した状態の空気の差圧を検知することができ、店外2の環境(強風等)やダクト20の形状等に影響を受けずに、差圧を良好に検知することができる。
上記差圧調整装置10によれば、差圧検知部30が、ダクト20の内部の空気の流通方向に対して直交する垂直成分で差圧を検知するので、空気の流通方向成分の影響を受けない。従って、基準圧力損失部21の店内1側の静圧と店外2側の静圧との差圧を良好に検知することができる。
また上記差圧調整装置10によれば、制御部60が、外気温度が駆動停止温度範囲(15℃以上25℃以下)である場合に、給気ファン40の駆動を駆動停止にさせるので、外気が例えば店内1の温度を管理する空調装置の負荷が小さい温度にあるときに、給気ファン40の駆動を停止させて消費電力を低減させて省エネルギー化を図ることができる。
更に上記差圧調整装置10によれば、制御部60が、現在の日時が6月1日から9月30日で、かつ夜間(19時~7時)に該当する場合、防虫運転処理を実施して差圧検知値が5Paとなるよう給気ファン40を駆動させるので、店内1への虫等の侵入を規制することができる。
以上、本発明の好適な実施の形態について説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、種々の変更を行うことができる。
上述した実施の形態では、基準圧力損失部21の店外2側に第1低圧力損失部22及び第2低圧力損失部23を設けていたが、本発明においては、基準圧力損失部の室外側に少なくとも1つの低圧力損失部が設けられていればよい。
上述した実施の形態では、基準圧力損失部21は、1つの基準オリフィス21aが形成されて構成され、第1低圧力損失部22及び第2低圧力損失部23は、それぞれ1つの第1低圧オリフィス22a及び第2低圧オリフィス23aが形成されていたが、本発明においては、基準圧力損失部及び低圧力損失部は、差圧を与えることができればよいので、複数のオリフィスが形成されて構成されていてもよいし、メッシュ材等により構成されていてもよい。
上述した実施の形態では、外気温度が駆動停止温度範囲にある場合に、給気ファン40の駆動を停止させていたが、本発明においては、外気温度が駆動停止温度範囲にあっても、給気ファンを駆動させてもよい。
1 店舗内部
2 店舗外部
10 差圧調整装置
20 ダクト
21 基準圧力損失部
21a 基準オリフィス
22 第1低圧力損失部
22a 第1低圧オリフィス
23 第2低圧力損失部
23a 第2低圧オリフィス
30 差圧検知部
40 給気ファン
50 外気温度センサ
60 制御部
61 設定処理部
62 入力処理部
63 比較処理部
64 出力処理部
65 運転決定処理部
70 記憶部

Claims (5)

  1. 対象となる室の内部と外部とを連通する態様で配設されたダクトと、
    前記ダクトの内部に設けられ、任意の差圧を与える基準圧力損失部と、
    前記基準圧力損失部の室内側と室外側との差圧を検知する差圧検知部と
    を備え、
    前記室の内部と外部との差圧を調整するための差圧調整装置であって、
    前記ダクトの内部であって前記基準圧力損失部より室外側となる個所に少なくとも1つ設けられ、かつ該基準圧力損失部よりも与える差圧が小さい低圧力損失部を備え
    前記基準圧力損失部は、1つの第1オリフィスにより構成され、
    前記低圧力損失部は、前記第1オリフィスよりも拡径となる1つの第2オリフィスにより構成されたことを特徴とする差圧調整装置。
  2. 前記差圧検知部は、前記ダクトの内部の空気の流通方向に対して直交する垂直成分で差圧を検知することを特徴とする請求項1に記載の差圧調整装置。
  3. 前記室の外部より内部に空気を供給する給気手段と、
    前記差圧検知部による検知結果が予め設定された圧力差に近接する態様で前記給気手段を駆動させる制御部と
    を備えたことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の差圧調整装置。
  4. 前記制御部は、前記室の外部の温度が予め決められた温度範囲にある場合、前記差圧検知部の検知結果に関わらず前記給気手段を駆動停止にさせることを特徴とする請求項に記載の差圧調整装置。
  5. 前記制御部は、現在の日時が予め決められた月日の夜間にあると判断した場合、前記室の内部の圧力が該室の外部の圧力よりも大きくなる態様で前記給気手段を駆動させることを特徴とする請求項に記載の差圧調整装置。
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