JP7138590B2 - 水田作業機 - Google Patents

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Description

本発明は、乗用型田植機や乗用型直播機等のように、例えば、農用の肥料、薬剤及び種子等の粉粒体を圃場に供給する粉粒体供給装置を備えている水田作業機に関する。
上記粉粒体供給装置には、粉粒体を貯留する貯留部、貯留部から粉粒体を繰り出す繰り出し部、繰り出された粉粒体を圃場に案内する案内ホース、供給ダクトを介して案内ホースに粉粒体搬送風を送風するブロア等が備えられている。又、ブロアにて送風されるダクトとして、供給ダクトの他に、作業終了後に供給ダクトに残留している粉粒体をブロアの風を利用して排出させるための排出ダクトが備えられている。そして、従来では、貯留部が、繰り出し部に接続された作業位置と、作業位置から略40~45度程度傾斜するように横軸芯周りで回動することにより繰り出し部から分離して上方を開放する非作業位置とに切り換え可能に構成されたものがあった(例えば、特許文献1参照)。
特開2018-59号公報
上記従来構成では、貯留部を非作業位置に切り換えると、繰り出し部の上方が開放されるので、繰り出し部の内部の清掃等のメンテナンス作業は行い易いものになる。しかし、供給ダクトや排出ダクトは繰り出し部の下方側にそのまま残っている。そのうち、排出ダクト内の肥料は、ブロアの風を利用して排出できるが、供給ダクトは繰り出し部の下方側に位置しているので、メンテナンス作業が行い難いものとなっていた。
そこで、粉粒体供給装置を備えている水田作業機において、繰り出し部や排出ダクトだけでなく供給ダクトについてもメンテナンス作業を行い易いものにすることが要望されていた。
本発明に係る水田作業機の特徴構成は、圃場に粉粒体を供給する粉粒体供給装置が、機体側の固定フレームに横軸芯周りで回動可能に支持され、前記粉粒体供給装置に、粒状体を貯留する貯留部と、前記貯留部に貯留される粒状体を下方に繰り出す複数の繰り出し部と、繰り出された粉粒体を供給対象箇所に案内する複数の案内ホースと、前記案内ホースに搬送風を供給するブロアと、前記貯留部の下方に位置して前記ブロアから複数の前記案内ホースあに搬送風を供給する供給ダクトと、前記供給ダクト内に残留する粉粒体を前記ブロアからの送風により排出させる排出ダクトと、が備えられ、前記粉粒体供給装置を、粉粒体供給用の作業位置、前記作業位置から前記横軸芯周りで所定方向に回動した第一位置、前記第一位置よりも前記横軸芯周りで所定方向に回動した第二位置、の夫々にて位置保持可能な位置保持機構が備えられ、前記粉粒体供給装置が前記第一位置にあると、少なくとも前記排出ダクトが外方に臨む状態で露出し、前記粉粒体供給装置が前記第二位置にあると、前記排出ダクト及び前記供給ダクトが前記第一位置にあるときよりも高い位置に位置して外方に臨む状態で露出する点にある。
本発明によれば、粉粒体供給装置を第一位置に切り換えると、排出ダクトについての清掃その他のメンテナンス作業を容易に行うことができる。又、第一位置では、粉粒体供給装置は作業位置から横軸芯周りで所定方向に回動しているので、排出ダクトだけでなく貯留部の下方側が開放されるので、貯留部と繰り出し部とを分離可能に構成しておくと、繰り出し部の内部のメンテナンス作業も行い易いものになる。
さらに、粉粒体供給装置を第二位置に切り換えると、排出ダクトだけでなく、供給ダクトも外方に臨む状態で露出することになる。その結果、排出ダクト及び供給ダクトの夫々に対するメンテナンス作業を容易に行うことができる。しかも、この第二位置では、第一位置よりもさらに大きく回動するので、貯留部の下方側が大きく開放されることになり、排出ダクトや供給ダクトだけでなく、繰り出し部の内部のメンテナンス作業もさらに行い易いものになる。
第二位置にまで大きく回動させる場合には、大型の装置である粉粒体供給装置が大きく回動するので、労力負担が大になるおそれがある。そこで、簡単な清掃作業や作動途中における一時的な点検等においては、第一位置における作業で対応することが可能である。
このように、メンテナンス作業の内容に応じて、第一位置と第二位置とを使い分けて作業することで、メンテナンス作業が行い易いものになる。
従って、本発明によれば、粉粒体供給装置を備えている水田作業機において、繰り出し部や排出ダクトだけでなく供給ダクトについてもメンテナンス作業を行い易いものにすることが可能となった。
本発明においては、前記粉粒体供給装置が前記作業位置から前記第一位置あるいは前記第二位置に姿勢変更するのに伴って、前記案内ホースが前記繰り出し部から分離可能であると好適である。
本構成によれば、粉粒体供給装置を姿勢変更するのに伴って案内ホースが繰り出し部から着脱可能であるから、事前に案内ホースを繰り出し部から取り外しておく等の煩わしい作業が不要となり、メンテナンス作業がさらに行い易いものになる。
本発明においては、前記粉粒体供給装置が前記作業位置から前記第一位置あるいは前記第二位置に姿勢変更するのに伴って、前記繰り出し部と前記排出ダクトを連結する排出具が前記繰り出し部から着脱可能であると好適である。
本構成によれば、粉粒体供給装置を姿勢変更するのに伴って排出具を繰り出し部から着脱可能であるから、事前に排出具を繰り出し部から取り外しておく等の煩わしい作業が不要となり、メンテナンス作業がさらに行い易いものになる。
本発明においては、前記粉粒体供給装置は、横軸芯周りに揺動して前記作業位置から前記第一位置に傾斜したとき、前記繰り出し部と前記排出ダクトを連結する排出具が、前記繰り出し部よりも機体前方に位置し且つ前記繰り出し部から着脱可能であり、前記第二位置に傾斜したとき、前記繰り出し部から機体後方にある前記案内ホースが前記繰り出し部から着脱可能であると好適である。
本構成によれば、粉粒体供給装置が作業位置から第一位置へ姿勢変更したときに、排出具を繰り出し部から取り外すことにより排出ダクトを取り外すことができる。このとき、排出具は繰り出し部よりも機体前方に位置しているから、機体前方側から着脱作業を容易に行える。又、粉粒体供給装置が第二位置へ姿勢変更したときに、案内ホースを繰り出し部から取り外すことができる。このとき、案内ホースは繰り出し部よりも機体後方に位置しているから、機体後方側から着脱作業を容易に行える。
本発明においては、前記第二位置は、前記案内ホースへの前記供給ダクトからの供給口が圃場を向いている位置であると好適である。
本構成によれば、案内ホースを取り外した状態で供給口が圃場を向いている。つまり、供給口が下方に向いているので、供給ダクト内に残っている粉粒体がそのまま外方に落下排出されるので、清掃作業の手間が少ない。
本発明においては、前記排出ダクトと前記供給ダクトとを一体的に保持するダクト保持具が備えられていると好適である。
本構成によれば、排出ダクトと供給ダクトとはダクト保持具により一体的に保持されているから、メンテナンス作業において、排出ダクトと供給ダクトとを同時に取り外すことができ、それらを各別に取り外す場合に比べて効率よく作業を行うことができる。
本発明においては、前記位置保持機構は、機体側の姿勢保持具が前記粉粒体供給装置側の単一の被係止部材に係合することにより、前記第一位置と前記第二位置との夫々にて位置保持可能であると好適である。
本構成によれば、第一位置と第二位置との夫々において、単一の被係止部材を用いることで位置保持される構成としたから、部材を兼用することにより、位置保持機構の構成を簡素化することができる。
本発明においては、前記姿勢保持具が、機体側の座席支持フレームに、機体側に引退する非作用状態と、前記粉粒体供給装置に張り出す作用状態とに姿勢変更可能に支持されていると好適である。
本構成によれば、強度の大きい座席支持フレームを利用して、姿勢保持具を強固に安定的に支持することができる。
乗用型田植機の全体側面図である。 乗用型田植機の全体平面図である。 施肥装置の背面図である。 施肥装置の正面図である。 施肥装置の側面図である。 ステップ支持フレームの後部と施肥フレームとを示す斜視図である。 施肥装置の通風経路と車体との関係を示す平面図である。 第2支持部を示す平面図である。 第2支持部を示す斜視図である。 施肥条数切替クラッチの操作構造を示す図である。 全条停止機構の部材の取付構造を示す分解斜視図である。 第一位置にあるときの施肥装置の側面図である。 第二位置にあるときの施肥装置の側面図である。 ダクト保持具を装着した状態の施肥装置の一部縦断側面図である。 ダクト保持具を装着した状態の施肥装置の一部横断平面図である。 別実施形態の第一位置にあるときの施肥装置の側面図である。 別実施形態の第二位置にあるときの施肥装置の側面図である。
以下、本発明を実施するための形態の一例として、本発明を、水田作業機の一例である乗用型田植機に適用した実施形態を図面に基づいて説明する。
本実施形態では、以下の説明において、図1、図2、図5、図12、図13、図16、図17に示す矢印Fの方向を「前」、矢印Bの方向を「後」として、図2、図3、図4に示す矢印Lの方向を「左」、矢印Rの方向を「右」とする。また、図1、図3、図4、図5、図12、図13、図16、図17に示す矢印Uの方向を「上」、矢印Dの方向を「下」とする。
〔全体構成〕
乗用型田植機の全体構成について説明する。
図1に示すように、右及び左の前輪1、右及び左の後輪2で支持された走行車体3の後部に、上下揺動自在なリンク機構4が備えられて、リンク機構4の後部に4条植型式の苗植付装置5が昇降自在に支持され、リンク機構4を昇降駆動する油圧シリンダ6が備えられて、水田作業機の一例である乗用型田植機が構成されている。
走行車体3に、前後方向に沿って延びる右及び左の機体フレーム7が設けられている。
機体フレーム7の前部にミッションケース8が連結され、ミッションケース8の前部にエンジン9が支持されている。走行車体3の後部側に搭乗運転部10が備えられている。図2に示すように、搭乗運転部10は、前輪操舵用のステアリングハンドル11、搭乗ステップ12、運転座席13、及び、後部ステップ14、などを備えている。搭乗運転部10の後部側には、施肥装置15が備えられている。
図5,6に示すように、機体フレーム7に支持される状態で搭乗ステップ12及び後部ステップ14を支持するステップ支持フレーム16が備えられている。ステップ支持フレーム16は、パイプ材からなり、搭乗ステップ12の左右両側部に沿って前後方向に延び、且つ、後側部が連結されて略ループ状に設けられている。ステップ支持フレーム16は、搭乗運転部10の横側において上方に延び、後部ステップ14を下方から支持する構成となっている。又、ステップ支持フレーム16の後部は、左右の後輪2の車輪間隔よりも長い横幅を有しており、後輪フェンダ兼用のカバー部17(図1参照)を備えている。図6に示すように、ステップ支持フレーム16の後端部における左右両側に断面略U字形の連結部材18が備えられ、左右の連結部材18に亘って後部側の横向きフレーム体19が連結されている。横向きフレーム体19は、左右の機体フレーム7の上端部にて受止め支持されている。
図6に示すように、左右の機体フレーム7の後部は上下方向に幅広に形成され、その上端部から前上方に向けて左右の支持部材20が延設されている。左右の支持部材20の前端部同士に亘って運転座席13の前部側を支持する前部側の座席支持フレーム21が架設連結されている。左右の支持部材20の基端部同士に亘って、運転座席13の後部側を支持する正面視で略U字状の後部側の座席支持フレーム22が架設連結されている。
図1に示すように、エンジン9からの動力は、ベルトテンション式の主クラッチ23などを介して、主変速装置として備えた静油圧式無段変速装置24に伝達している。そして、静油圧式無段変速装置24による変速後の動力を、ミッションケース8の内部において第1動力と第2動力とに分岐している。第1動力は、ミッションケース8に内蔵したギア式の副変速装置(図示せず)に伝達している。そして、副変速装置による変速後の第1動力を、ミッションケース8の内部において走行用と施肥用とに分岐している。走行用の動力は、前輪伝動系(図示せず)を介して左右の前輪1に伝達し、後輪伝動系(図示せず)を介して左右の後輪2に伝達している。施肥用の動力は、ミッションケース8に内蔵した施肥クラッチ(図示せず)などを介して施肥装置15に伝達している。第2動力は、ミッションケース8に内蔵したギア式の株間変速装置(図示せず)、植付クラッチ(図示せず)及びPTO軸25を介して苗植付装置5に伝達している。
〔苗植付装置〕
図1及び図2に示すように、苗植付装置5は、PTO軸25から動力が伝達され且つその動力を各部に分配供給する動力分配機構26、2個の植付伝動ケース27、植付伝動ケース27の後部の右及び左部に備えられた植付機構28、田面を整地する整地フロート29、植付用のマット状苗が載置される苗載せ台30等、が備えられている。植付機構28は、回転ケース31と、回転ケース31の両端部に備えられた一対の植付アーム32等を備えている。
図示はしていないが、苗植付装置5には、苗載せ台30を左右方向に一定ストロークで往復移動させる横送り機構、及び、苗載せ台30に備えられた縦送りベルト33を駆動する縦送り機構が備えられ、動力分配機構26は、走行車体3からの動力を、各植付機構28、横送り機構、縦送り機構に分配供給する。各植付機構28は、動力分配機構26からの動力により、苗載せ台30とともに左右方向に往復移動するマット状苗の下端から所定量ずつの植付苗を切り取って整地フロート29による整地後の圃場泥土部に植え付ける。
各縦送り機構は、苗載せ台30が左右のストローク端に達するごとに、動力分配機構26からの動力により、対応するマット状苗を苗載せ台30の下端に向けて所定ピッチで縦送りする。これらの作動により、苗植付装置5を最大4条の苗植えが可能な4条用に構成している。
〔施肥装置〕
次に、施肥装置15について説明する。
図1~5に示すように、施肥装置15には、施肥装置全体を支持する施肥フレーム35、粉粒体の一例としての肥料を貯留する貯留部としてのホッパー36、貯留されている肥料をホッパー36の下部から繰り出す左右の繰り出し部としての繰出機構37、左右の繰出機構37にわたる左右向きの駆動軸38、左右の繰出機構37による肥料繰り出し量を一括した調節を行う繰出量調節機構39、繰り出された肥料を圃場に案内する4本の案内ホース40、圃場に施肥用の溝を形成する4つの作溝器41、案内ホース40に搬送風を供給するブロア42、ホッパー36の下方に位置してブロア42から複数の案内ホース40に搬送風を供給する供給ダクト43、供給ダクト43内に残留する肥料をブロア42からの送風により排出させる排出ダクト44等が備えられている。尚、詳述はしないが、繰出量調節機構39は、ハンドル操作により、駆動軸38の繰り出し用回動量(繰り出し量に対応する)を変更することができる。
施肥フレーム35について説明する。
図6に示すように、施肥フレーム35は、繰出機構37の後側に位置して左右方向に長く延びる後部側フレーム体45、繰出機構37の前側に位置して左右方向に長く延びる前部側フレーム体46、左右方向の適宜箇所において後部側フレーム体45と前部側フレーム体46とを連結する複数の前後連結体47を備えている。施肥フレーム35は、機体フレーム7の後端部に支持されている。
機体フレーム7から延出して施肥装置15を下方から支持する左右の第1支持部B1と、後部側の座席支持フレーム22から後方に延出して施肥装置15を前方から支持する第2支持部B2とが備えられている。
左右の第1支持部B1は、丸パイプ鋼材からなる支持アーム48、機体フレーム7に連結する第1連結部材49、及び、施肥フレーム35に連結する第2連結部材50、などを備えている。各支持アーム48は、側面視で略U字状に湾曲形成されている。左右の第1連結部材49は、横向き開口状態で略U字形に形成されており、支持アーム48に溶接されている。各第1連結部材49は、機体フレーム7における略U字状に形成された連結部材18に嵌め込んだ状態でボルト連結されている。左右の第2連結部材50は、上向き開口状態で略U字形に形成されており、支持アーム48に溶接されている。
図3に示すように、左右の支持アーム48は、機体フレーム7に対する連結箇所に対して、施肥装置15側の連結箇所が右側に寄った位置となるように、施肥装置15側ほど右側方に向けて湾曲する形状となっている。その結果、左右の支持アーム48の施肥装置15に対する取付位置の左右中央位置が、施肥フレーム35の左右中央位置に対して右側端部に近付いた配置構成となっている。このことにより、繰出量調節機構39に近い位置を支持することができ、余計な振動を抑制して繰り出し量の調節の精度が向上する。
図8,9に示すように、第2支持部B2は、後端部が施肥フレーム35における前部側フレーム体46にボルト連結され、前後方向に延びる左右の前後向き連結部52と、左右の前後向き連結部52が一体的に連絡され且つ左右方向に延びる横向き連結部53と、横向き連結部53に一体的に連絡され且つ前方に延びる前側連結部54とを備えている。前側連結部54は、正面視で略U字形に形成され、左右両側の縦面部54Aとそれらに亘って延びる水平面部54Bとを有している。
ハンドル付きのボルト55を用いて、前側連結部54の水平面部54Bと後部側の座席支持フレーム22とが連結されている。ハンドル付きのボルト55を手動で操作することで、前側連結部54の水平面部54Bと後部側の座席支持フレーム22との連結及び連結解除を簡単に行えるようにしている。第2支持部B2における左右の前後向き連結部52は、平面視で前側に位置するほど右側に位置するように折れ曲がる形状となっている。
次に、施肥装置15の各部の構成について説明する。
図2,3,7に示すように、2つの繰出機構37が、機体の後部に左右方向に沿って配置されている。2つの繰出機構37の上部に亘ってホッパー36が備えられている。電動式のブロア42が施肥装置15の左の横側部に備えられている。ブロア42に吸入ダクト57が接続されており、吸入ダクト57が搭乗運転部10の下側のエンジン9の近くにまで延出されている。
図7に示すように、ブロア42に供給ダクト43が接続されており、供給ダクト43は、施肥装置15の左の横側部から右の横側部にわたって左右方向に延びる状態で備えられている。供給ダクト43は、2つの繰出機構37の下部に接続されている。夫々の繰出機構37の下部には、一対の案内ホース40が接続されており、各案内ホース40は、整地フロート29に各植付条に隣接させて設けられた作溝器41に接続されている。従って、繰出機構37と作溝器41とに亘って4本の案内ホース40が接続されている。
植付作業状態においては、ブロア42の吸入作用により、空気が吸入ダクト57を介してブロア42に吸入され、ブロア42の搬送風が供給ダクト43を介して繰出機構37に供給される。このとき、排出ダクト44は蓋体によって閉塞されており、搬送風が排出ダクト44から外方に漏れ出ないようにしている。繰出機構37が駆動されると、ホッパー36から肥料が所定量ずつ繰り出され、ブロア42の搬送風により肥料が案内ホース40を通って作溝器41に供給され、作溝器41によって田面に形成された溝に、肥料が作溝器41を介して供給される。
植付作業が終了したのちに、ホッパー36の内部や繰出機構37の内部に肥料が残留している場合に、その残留している肥料を、ブロア42からの送風により排出ダクト44を通して外部に排出させて回収することができる。繰出機構37の前部から排出ダクト44の内部に連なる状態で排出具58が備えられている(図14参照)。排出具58の内部には、繰出機構37の内部と排出具58の内部とを連通接続する開状態と、接続を遮断する閉状態とに切り換え可能なシャッター(図示せず)が備えられている。植付作業状態では、シャッターを閉状態に切り換えておく。残留肥料を排出するときは、シャッターを開状態に切り換え、且つ、排出ダクト44の蓋体を取り外して、ブロア42からの送風により肥料を排出ダクト44の先端部から外方に排出させる。このとき、図示しない回収容器を用いて残留肥料を回収することができる。
2つの繰出機構37は、夫々各別に作動状態と作動停止状態とに切り換え可能に構成されている。説明を加えると、施肥装置15には、左右の繰出機構37にわたる左右向きの駆動軸38が備えられている。図1,5に示すように、駆動軸38に対して、走行車体3の施肥動力取出し軸59から動力が伝達される。すなわち、図3,5に示すように、施肥動力取出し軸59の回転に伴って押し引き操作される押引きリンク60、押引きリンク60が連係される第1連係アーム61、第1連係アーム61が左端部に固定された左右向きの連係軸62、連係軸62の右端部に固定された第2連係アーム63、第1連係アーム61及び第2連係アーム63の揺動運動を駆動軸38の一方向回転に変換する2つのワンウェイクラッチ64,65等が備えられている。押引きリンク60は、第1連係アーム61に対して左側面に接続されており、右側面に接続する場合に比較して車体横方向に沿うオーバーハング量をできるだけ少なくして、撓み変形が発生し難くなるようにしている。
図4に示すように、駆動軸38には、各繰出機構37に備えた入力ギア66と噛み合い連動する2つの出力ギア67が相対回転可能に外嵌装着されている。又、駆動軸38から対応する出力ギア67への伝動を断続する2つの施肥条数切替クラッチ68が外嵌装着されている。各施肥条数切替クラッチ68は、搭乗運転部10に備えた2本の条数切替レバー69が操作ワイヤ70を介して連係され、対応する条数切替レバー69による断続操作を可能にしている。
図10に示すように、施肥条数切替クラッチ68に操作アーム71が備えられている。
図11に示すように、操作アーム71には、断面U字型の本体部71aと、操作ピン71bと、操作ワイヤ70のインナワイヤ70aの端部を支持するインナ受け部71cと、が備えられている。操作アーム71の本体部71a、及び、施肥フレーム35における後部側フレーム体45には、上下方向に沿った支軸ピン72が挿通されており、操作アーム71は、後部側フレーム体45に対して支軸ピン72周りに回動可能に支持されている。操作ピン71bは、本体部71aから下方に向けて突設されている。
支軸ピン72には、アウター受け具73も回動可能に支持されている。アウター受け具73は、支軸ピン72が挿通する支点部73aと、操作ワイヤ70におけるアウターワイヤ70bの端部を支持するワイヤ受け部73bとを備えている。条数切替レバー69の操作により操作ワイヤ70が引き操作されると、アウター受け具73が後述する連係部材74に形成された接当部74aに当たり、それ以上の揺動が規制される。その後、更に、操作ワイヤ70が引き操作されると、操作ワイヤ70のインナワイヤ70aによりインナ受け部71cが引き操作されて、施肥条数切替クラッチ68がバネ75の付勢力に抗して切り操作される。このように、アウター受け具73も回動可能に支持することで、施肥フレーム35に溶接する必要がなく、施肥フレーム35を、例えばアルミ材等、溶接に不向きな材料で構成する場合であっても対応できる。
図10に示すように、施肥条数切替クラッチ68の他にも、2条分の植付機構28への伝動を断続する2つの植付条数切替クラッチ76、及び、2条分の縦送り機構への伝動を断続する2つの縦送り条数切替クラッチ77が備えられ、これらも、条数切替レバー69に連係されている。その結果、植付機構28、縦送り機構も、繰出機構37と同様に、2条分毎に動力を断続することができる。
施肥装置15には、各条数切替レバー69の操作位置にかかわらず、各繰出機構37が停止状態又は作動状態に切り替え可能な全条停止機構78が備えられている。図10に示すように、全条停止機構78は、後部側フレーム体45の上面に沿って位置しており、施肥停止用の停止切替レバー79と、切替レバー79の操作に伴って左右方向にスライド可能な連係部材74とが備えられている。停止切替レバー79は、施肥装置15の右側部に設けられ、縦軸芯周りで回動操作可能に支持されている。連係部材74は、施肥装置15の左右端部にわたって左右方向に沿って延び、且つ、クラッチ用の操作アーム71に接当作用する接当作用部80が備えられている。左側の接当作用部80は、連係部材74に一体的に形成され、右側の接当作用部80は長手方向に位置変更調節可能に連係部材74に支持されている。
停止切替レバー79の回動操作に伴って、連係部材74が右方向にスライドすると、それに伴って、接当作用部80が操作アーム71に接当して、各施肥条数切替クラッチ68が切り操作され、各条数切替レバー69の操作位置にかかわらず、各繰出機構37を停止状態に切り換えることができる。停止切替レバー79は、デテント機構により右位置と左位置との夫々にて位置保持可能に構成されている。
図11に示すように、連係部材74は、後部側フレーム体45の上面に形成された案内溝81によって機体左右方向にのみスライド可能に載置支持されている。案内溝81は、後部側フレーム体45を加工形成する際に、絞り加工によって一体的に形成されるものである。このように構成することで、例えば、後部側フレーム体45とは別にスライド方向規制用の案内部材を備えて、その案内部材を溶接する構成のように、加工の手間が掛かったり、部材の追加によりコスト高を招いたりすることを回避できる。
図3,5に示すように、施肥フレーム35における左右の第2連結部材50に対応する箇所に連結用ブラケット82が備えられ、連結用ブラケット82は左右向きの連結ピン83を介して第2連結部材50に対して横軸芯P1周りで回動可能に支持されている。
上述したハンドル付きのボルト55を手動で操作することで、前側連結部54の水平面部54Bと後部側の座席支持フレーム22との連結及び連結解除を簡単に行えるようにしている。
ハンドル付きのボルト55を操作して、前側連結部54の水平面部54Bと後部側の座席支持フレーム22との連結を解除することにより、施肥装置15を、施肥フレーム35と左右の第1支持部B1とを連結する左右向きの連結ピン83の横軸芯P1周りで、後方のメンテナンス位置に揺動変位させることができる。これにより、施肥装置15に備えた各繰出機構37などに対する清掃などのメンテナンス作業を容易に行うことができる。
〔施肥装置の姿勢切り換え構成〕
施肥装置15を、肥料供給用の作業位置、作業位置から横軸芯P1周りで所定方向(後方)に回動して排出ダクト44が外方に臨む状態で露出する第一位置、第一位置よりも横軸芯P1周りで所定方向(後方)に回動して排出ダクト44及び供給ダクト43が外方に臨む状態で露出する第二位置の夫々にて位置保持可能な位置保持機構IHが備えられている。
図5に示すように、ハンドル付きのボルト55を用いて、前側連結部54の水平面部54Bと後部側の座席支持フレーム22とを連結すると、施肥装置15が肥料供給用の作業位置にて位置固定される。これが通常の作業状態である。
そして、運転座席13を前部側に倒したのちハンドル付きのボルト55を操作して、前側連結部54の水平面部54Bと後部側の座席支持フレーム22との連結を解除すると、施肥フレーム35が左右の第1支持部B1と連結する左右向きの連結ピン83の横軸芯P1周りで、回動可能な状態になる。従って、施肥フレーム35にて全体が支持される施肥装置15は、連結ピン83の横軸芯P1周りで、後方に回動させることができる。
図12に示すように、後部側フレーム体45の下面から下方に向けて一体的に係止部材86が固定延設されており、係止部材86の先端部に2つの係止凹部86a,86bが形成されている。施肥装置15を、後方に向けて傾斜するように回動させ、且つ、後部側の座席支持フレーム22に備えられている平面視略U字形の係止アーム84(姿勢保持具の一例)を、図5に示すように機体側に引退する非作用姿勢から端部の横軸芯P2周りで上方に回動させる。そして、係止部材86における2つの係止凹部86a,86bのうち後部側に位置する係止凹部86bに係止アーム84の遊端部を係止させる。係止アーム84が係止凹部86bに係止すると、施肥装置15が作業位置から略45度傾斜した第一位置に位置保持される。
図13に示すように、施肥装置15を第一位置よりも更に後方に向けて傾斜させるように回動させ、且つ、係止アーム84を、係止部材86における2つの係止凹部86a,86bのうち前部側に位置する係止凹部86aに係止させると、施肥装置15が作業位置から略90度傾斜した第二位置に位置保持される。第一位置及び第二位置に切り換わった状態が、係止アーム84が施肥装置15側に張り出した作用姿勢に対応する。
従って、座席支持フレーム22に備えられている係止アーム84、及び、後部側フレーム体45の下面から固定延設された係止部材86により、位置保持機構IHが構成されている。このように、単一の部材である係止部材86を用いて第一位置と第二位置との夫々にて位置保持することができる。
施肥装置15は、作業位置から第一位置あるいは第二位置に姿勢変更するのに伴って、案内ホース40が繰出機構37から着脱可能に構成されている。図5に示すように、4本の案内ホース40は、供給ダクト43に備えられた接続筒体87に対して抜き差し可能に接続される構成となっている。そして、図3,5に示すように、各案内ホース40の端部を保持するホース保持具88が、左右の支持アーム48から延設される状態で備えられている。施肥装置15を作業位置から第一位置あるいは第二位置に姿勢変更させるために、横軸芯P1周りで回動させると、各案内ホース40の端部がホース保持具88により支持されているから、案内ホース40を接続筒体87から抜き外すことができる。
施肥装置15を第一位置に回動させて位置保持しておくと、図12に示すように、排出ダクト44が外方に臨む状態で露出する。このとき、排出具58が繰出機構37よりも機体前方に位置している。又、排出具8は、繰出機構37から着脱可能に設けられている。
その結果、例えば、排出ダクト44を取り外して、排出ダクト44の内部の清掃その他のメンテナンス作業を容易に行うことができる。又、施肥装置15を第二位置に回動させて位置保持しておくと、図13に示すように、排出ダクト44だけでなく供給ダクト43も共に外方に臨む状態で露出することになる。すなわち、施肥装置15が第二位置にあると、排出ダクト44及び供給ダクト43が第一位置にあるときよりも高い位置に位置して外方に臨む状態で露出する。その結果、ブロア42との接続を解除して、排出ダクト44だけでなく供給ダクト43も取り外して、それらの各ダクト43,44の内部の清掃等の大掛かりなメンテナンス作業を行う場合であっても、容易に行うことができる。この場合、各ダクト43,44の内部の清掃に限らず、繰出機構37の上方が大きく開放された状態となるので、繰出機構37のケースを開放させて繰出機構37の内部を清掃する作業等も行い易いものになる。又、図17に示すように、第二位置に切り換えた状態では、供給ダクト43に備えられた接続筒体87の先端開口(案内ホースへの供給口)が圃場を向いている。すなわち、下方に向いた状態となり、供給ダクトや接続筒体の内部に残留している肥料がそのまま外方に落下放出される。
図14,15に示すように、左右方向すなわちダクト長手方向に間隔をあけた複数の箇所において、排出ダクト44と供給ダクト43とを一体的に保持する側面視略C形のダクト保持具89が備えられる構成としてもよい。このようなダクト保持具89を備えると、排出ダクト44と供給ダクト43とを手間なく一体的に取り外すことができ、作業能率の向上を図ることができる。
〔別実施形態〕
(1)上記実施形態では、位置保持機構IHが、座席支持フレーム22側に備えられた係止アーム84及び係止部材86により構成するものを示したが、この構成に代えて、図16に示すように、係止アーム84の遊端部を前側連結部54の水平面部54Bの前端部に形成されている被係止部85に係止させることにより、第一位置にて位置保持させる構成とし、図17に示すように、第二位置では、係止アーム84の遊端部を、係止部材86の先端部に形成した1つの係止凹部86aに係止させる構成としてもよい。この実施形態では、係止アーム84、前側連結部54に形成されている被係止部85、及び、係止部材86等により、位置保持機構IHが構成されている。位置保持機構としては、上記構成以外にも、例えば、施肥フレーム35の回動支点部に、回動姿勢を作業位置、第一位置、第二位置の夫々に切り換え可能な回動角調節機構を備える構成としてもよく、位置保持の構成は種々変更して実施することができる。
(2)上記実施形態では、施肥装置15が作業位置から第一位置あるいは第二位置に姿勢変更するのに伴って、案内ホース40が繰出機構37から着脱可能となる構成としたが、このような構成に代えて、施肥装置15の姿勢変更にかかわらず案内ホース40が繰出機構37と接続される状態が維持される構成として手作業によって抜き外すようにしてもよい。
(3)上記実施形態では、施肥装置15が作業位置から第一位置あるいは第二位置に姿勢変更しても、排出ダクト44との繰出機構37とが排出具58を介して接続される構成としたが、この構成に代えて、施肥装置15が作業位置から第一位置あるいは第二位置に姿勢変更するのに伴って、排出具58が繰出機構37から着脱可能な構成としてもよい。
(4)上記実施形態では、排出ダクト44と供給ダクト43とを一体的に保持するダクト保持具89が備えられる構成としたが、このようなダクト保持具89が備えられていない構成としてもよい。
(5)上記実施形態では、2つの繰出機構37が備えられているものが示されているが、この構成に代えて、3つ以上の複数の繰出機構37が備えられていてもよい。
(6)上記実施形態では、粉粒体供給装置として、粉粒体の一例である肥料を供給する施肥装置15が示されているが、この構成に代えて、圃場や苗等へ粉粒体の一例である薬剤を散布する薬剤散布装置、圃場へ粉粒体の一例である種籾を直播する直播装置等の他の粉粒体供給装置であってもよい。
本発明は、例えば、農用の肥料、薬剤及び種子等の粉粒体を圃場に供給する粉粒体供給装置を備えている水田作業機に適用できる。
15 粉粒体供給装置
37 繰り出し部
40 案内ホース
42 ブロア
43 供給ダクト
44 排出ダクト
89 ダクト保持具
IH 位置保持機構

Claims (8)

  1. 圃場に粉粒体を供給する粉粒体供給装置が、機体側の固定フレームに横軸芯周りで回動可能に支持され、
    前記粉粒体供給装置に、
    粒状体を貯留する貯留部と、前記貯留部に貯留される粒状体を下方に繰り出す複数の繰り出し部と、繰り出された粉粒体を供給対象箇所に案内する複数の案内ホースと、前記案内ホースに搬送風を供給するブロアと、前記貯留部の下方に位置して前記ブロアから複数の前記案内ホースに搬送風を供給する供給ダクトと、前記供給ダクト内に残留する粉粒体を前記ブロアからの送風により排出させる排出ダクトとが備えられ、
    前記粉粒体供給装置を、粉粒体供給用の作業位置、前記作業位置から前記横軸芯周りで所定方向に回動した第一位置、前記第一位置よりも前記横軸芯周りで所定方向に回動した第二位置、の夫々にて位置保持可能な位置保持機構が備えられ、
    前記粉粒体供給装置が前記第一位置にあると、少なくとも前記排出ダクトが外方に臨む状態で露出し、前記粉粒体供給装置が前記第二位置にあると、前記排出ダクト及び前記供給ダクトが前記第一位置にあるときよりも高い位置に位置して外方に臨む状態で露出する水田作業機。
  2. 前記粉粒体供給装置が前記作業位置から前記第一位置あるいは前記第二位置に姿勢変更するのに伴って、前記案内ホースが前記繰り出し部から着脱可能である請求項1に記載の水田作業機。
  3. 前記粉粒体供給装置が前記作業位置から前記第一位置あるいは前記第二位置に姿勢変更するのに伴って、前記繰り出し部と前記排出ダクトを連結する排出具が前記繰り出し部から着脱可能である請求項1又は2に記載の水田作業機。
  4. 前記粉粒体供給装置は、横軸芯周りに揺動して前記作業位置から前記第一位置に傾斜したとき、前記繰り出し部と前記排出ダクトを連結する排出具が、前記繰り出し部よりも機体前方に位置し且つ前記繰り出し部から着脱可能であり、前記第二位置に傾斜したとき、前記繰り出し部から機体後方にある前記案内ホースが前記繰り出し部から着脱可能である請求項1から3のいずれか1項に水田作業機。
  5. 前記第二位置は、前記案内ホースへの前記供給ダクトからの供給口が圃場を向いている位置である請求項1から4のいずれか1項に記載の水田作業機。
  6. 前記排出ダクトと前記供給ダクトとを一体的に保持するダクト保持具が備えられている請求項1から5のいずれか1項に記載の水田作業機。
  7. 前記位置保持機構は、機体側の姿勢保持具が前記粉粒体供給装置側の単一の被係止部材に係合することにより、前記第一位置と前記第二位置との夫々にて位置保持可能である請求項1から6のいずれか1項に記載の水田作業機。
  8. 前記姿勢保持具が、機体側の座席支持フレームに、機体側に引退する非作用状態と、前記粉粒体供給装置に張り出す作用状態とに姿勢変更可能に支持されている請求項7に記載の水田作業機。
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