JP7100506B2 - テーピング装置およびテーピング方法 - Google Patents

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Description

本発明は、部品収納テープの作製に用いられるテーピング装置およびテーピング方法に関する。
部品収納テープは、キャリアテープの部品収納凹部に部品を挿入した後に当該キャリアテープにカバーテープを付着して部品収納凹部を閉塞することによって作製されており、当該部品収納テープは一般にリールに巻き付けられた形態で機器製造業者等の需要者に提供されている。ちなみに、部品収納テープが巻き付けられたリールの総部品数は、部品が小型の場合で数万個に達する。
ところで、機器生産量が多くないことや生産前の評価を行うこと等を理由として、需要者から、総部品数が例えば数百個程度の少部品リール(部品収納テープの巻き付け長さが短いリール)が求められることがある。しかしながら、少部品リールの場合であっても、当該リールに巻き付けられる部品収納テープの作製方法は、総部品数が多い多部品リール(部品収納テープの巻き付け長さが長いリール)の場合と変わらない。
すなわち、少部品リールの場合であっても、多部品リールと場合と同様のテーピング装置(例えば特許文献1~3を参照)を準備しなければならないため、当該準備に要する時間および費用を含むトータルコストが少部品リールの提供によって得られる対価と釣り合わないために損失が生じる懸念がある。
特開2002-029505号公報 特開2006-168754号公報 特開2010-070271号公報
本発明が解決しようとする課題は、需要者から総部品数が少ない少部品リール(部品収納テープの巻き付け長さが短いリール)が求められた場合でも損失懸念を極力軽減できるテーピング装置およびテーピング方法を提供することにある。
前記課題を解決するため、本発明に係るテーピング装置は、多数の部品が種類別に散在する複数種のトレイのうちの指定トレイを供給するためのトレイ保管手段と、前記部品の種類に対応する複数種のキャリアテープのうちの指定キャリアテープを間欠移動させるためのキャリアテープ送り手段と、前記トレイ保管手段から供給された前記指定トレイの散在部品を撮像するための第1カメラと、前記第1カメラによって得た前記散在部品の画像に基づいて当該散在部品それぞれの中心を認識するための第1画像認識手段と、前記第1画像認識手段によって認識された前記散在部品それぞれの中心に基づいて当該散在部品を回転可能な複数の吸着ノズルに個別に吸着するための回転ヘッドと、前記回転ヘッドの前記吸着ノズルに吸着されている吸着部品を撮像するための第2カメラと、前記第2カメラによって得た前記吸着部品の画像に基づいて当該吸着部品それぞれの向きを認識するための第2画像認識手段と、前記第2画像認識手段によって認識された前記吸着部品それぞれの向きに基づいて当該吸着部品の向きを前記吸着ノズルの回転によって前記指定キャリアテープの部品収納凹部に挿入可能な向きに調整してから当該部品収納凹部に挿入する部品挿入手段とを備えている。
一方、本発明に係るテーピング方法は、トレイ保管手段を用いて多数の部品が種類別に散在する複数種のトレイのうちの指定トレイを供給するステップと、第1カメラを用いて前記トレイ保管手段から供給された前記指定トレイの散在部品を撮像するステップと、第1画像認識手段を用いて前記第1カメラによって得た前記散在部品の画像に基づいて当該散在部品それぞれの中心を認識するステップと、回転ヘッドを用いて前記第1画像認識手段によって認識された前記散在部品それぞれの中心に基づいて当該散在部品を回転可能な複数の吸着ノズルに個別に吸着するステップと、第2カメラを用いて前記回転ヘッドの前記吸着ノズルに吸着されている吸着部品を撮像するステップと、第2画像認識手段を用いて前記第2カメラによって得た前記吸着部品の画像に基づいて当該吸着部品それぞれの向きを認識するステップと、キャリアテープ送り手段を用いて前記部品の種類に対応する複数種のキャリアテープのうちの指定キャリアテープを間欠移動させるステップと、部品挿入手段を用いて前記第2画像認識手段によって認識された前記吸着部品それぞれの向きに基づいて当該吸着部品の向きを前記吸着ノズルの回転によって前記指定キャリアテープの部品収納凹部に挿入可能な向きに調整してから当該部品収納凹部に挿入するステップとを備えている。
本発明に係るテーピング装置およびテーピング方法によれば、需要者から総部品数が少ない少部品リール(部品収納テープの巻き付け長さが短いリール)が求められた場合でも損失懸念を極力軽減することができる。
図1(A)~図1(C)はキャリアテープの例を示すキャリアテープの部分平面図である。 図2は本発明を適用したテーピング装置の平面図である。 図3(A)は図2に示したトレイの斜視図、図3(B)は図3(A)に示したトレイの積み重ね状態を示す側面図、図3(C)は図2に示したトレイ保管手段の部分斜視図である。 図4は図2に示した第1テーブルの斜視図である。 図5(A)は図2に示した回転ヘッドの側面図、図5(B)は図5(A)の部分拡大断面図、図5(C)は図5(B)の部分拡大断面図、図5(D)は図5(A)に示した回転ヘッドの拡大底面図である。 図6は図2に示したテーピング装置の制御系ブロック図である。 図7は図2に示したテーピング装置の動作に係る部品挿入条件設定の流れ図である。 図8(A)は図2に示したテーピング装置に係るトレイ供給の流れ図、図8(B)は同トレイ供給に係る図2対応の動作説明図である。 図9(A)は図2に示したテーピング装置に係る第1の画像認識の流れ図、図9(B)は同第1の画像認識に係る図2対応の動作説明図である。 図10(A)は図2に示したテーピング装置に係る部品吸着の流れ図、図10(B)は同部品吸着に係る図2対応の動作説明図である。 図11(A)は図2に示したテーピング装置に係る第2の画像認識の流れ図、図11(B)は同第2の画像認識に係る図2対応の動作説明図である。 図12(A)は図2に示したテーピング装置に係る部品挿入の流れ図、図12(B)は同部品挿入に係る図2対応の動作説明図である。 図13(A)は図11に示した第2の画像認識を補助する図5(D)対応の動作説明図、図13(B)は図12に示した部品挿入を補助する図5(D)対応の動作説明図である。 図14(A)は図2に示したテーピング装置に係るトレイ回収の流れ図、図13(B)は同トレイ回収に係る図2対応の動作説明図である。 図15(A)および図15(B)は図5(C)に示したノズル支持部および吸着ノズルの変形例を示す図5(C)の部分拡大断面図である。
まず、図1を引用して、キャリアテープの例と、当該キャリアテープに挿入可能な部品の例について説明する。なお、ここで説明するキャリアテープおよび部品はあくまでも例であって、後述のテーピング装置に使用可能なキャリアテープおよび部品の種類を制限するものではない。
図1(A)~図1(C)に例示した3種類のキャリアテープCT1~CT3において、Wはテープ幅、CTaは直方体状の部品収納凹部、CTbは円状のテープ送り孔、Paは部品収納凹部CTaのピッチ、Pbはテープ送り孔CTbのピッチである。キャリアテープCT2がキャリアテープCT1と異なるところは、テープ幅Wが2倍である点と、テープ送り孔CTbのピッチPbが2倍である点と、部品収納凹部CTaとテープ送り孔CTbのサイズが相違する点にある。また、キャリアテープCT3がキャリアテープCT2と異なるところは、部品収納凹部CTaのピッチPaが2倍である点と、部品収納凹部CTaのサイズが相違する点にある。
具体的な数値例を挙げると、キャリアテープCT1のテープ幅Wは4mm、ピッチPaは1mm、ピッチPbが2mmであり、部品収納凹部CTaには、長さが0.4mmで幅および高さが0.2mm(いずれも公差を含まない基準寸法)の直方体状の部品C1(図2を参照)を収納可能である。また、キャリアテープCT2のテープ幅Wは8mm、ピッチPaは1mm、ピッチPbが4mmであり、部品収納凹部CTaには、長さが0.6mmで幅および高さが0.3mm(いずれも公差を含まない基準寸法)の直方体状の部品C2(図2を参照)を収納可能である。さらに、キャリアテープCT3のテープ幅Wは8mm、ピッチPaは2mm、ピッチPbが4mmであり、部品収納凹部CTaには、長さが0.6mmで幅が0.3mmで高さが0.15mm(いずれも公差を含まない基準寸法)の直方体状の部品C3(図2を参照)を収納可能である。部品C1~C3はコンデンサ素子やバリスタ素子やインダクタ素子等の直方体状の電子部品を主とするが、直方体状であれば電子部品以外の部品であってもよいし、部品収納凹部CTaへの挿入に向き制御が必要なものであれば直方体状以外の部品であってもよい。
次に、図2~図5を引用して、本発明を適用したテーピング装置の構成について説明する。なお、図2には、説明の便宜上、前述のキャリアテープCT1~CT3と前述の部品C1~C3を描いているが、本発明に係るテーピング装置に使用可能なキャリアテープおよび部品の種類および種類数を制限するものではない。
図2に示したテーピング装置において、BPは台板、10はトレイ保管手段、20はトレイ、30はトレイ移送手段、40は回転ヘッド移送手段、50は第1カメラ、60は回転ヘッド、70は第2カメラ、80はキャリアテープ送り手段である。図示を省略したが、このーピング装置はカバーテープ付着手段も備えている。
トレイ20は、図3(A)に示したように、上面視が矩形状であり、下面の相対する端縁に脚部21を有し、上面の周縁を除く区域に合成ゴムや合成樹脂等から成る軟質のマット22を有している。このトレイ20は、図3(B)に示したように、マット22上に空間が生じるように、脚部21を利用して上下方向に積み重ねることができる。
図2に示したテーピング装置は3種類の部品C1~C3に対応したものであるため、多数の部品C1~C3が種類別にマット22上に散在する3種類のトレイ20が事前に用意される。ちなみに、ここでの「散在」は部品(C1~C3のそれぞれ)が重ならずにばらまかれている様子を意味する。また、マット22が軟質であるため、当該マット22上の散在部品(C1~C3のそれぞれ)は、トレイ20が移動しても当該マット22との接触によって滑動を抑制される。
トレイ保管手段10は、台板BPに配置された上面視が矩形状の本体11に、前述の3種類のトレイ20を種別に、かつ、上下方向に積み重ねて保管する3個のトレイ保管部12と、使用済みのトレイ20を上下方向に積み重ねて回収する1個のトレイ回収部13とを有している。各トレイ保管部12とトレイ回収部13がY方向に並ぶように設けられており、各トレイ保管部12およびトレイ回収部13は後述の第1テーブル31と向き合う面、好ましくは当該面の上部のみを開放している。
各トレイ保管部12には、最上位のトレイ20を後述の第1テーブル31に向かって押し出すためのトレイ供給機構14が設けられている。このトレイ供給機構14は、図3(C)に示したように、エアシリンダ14aと、当該エアシリンダ14aのロッド14bに取り付けられた押圧子14cとによって構成されており、押圧子14cを凹部12aから+X方向に移動させることによって、各トレイ保管部12に積み重ねて保管されている最上位のトレイ20を第1テーブル31に向かって押し出して供給することができる。図示を省略したが、各トレイ保管部12には、最上位のトレイ20を供給した後に2番目のトレイ20を最上位に上昇させる仕組み、例えばモータを用いた昇降機構が設けられている。
トレイ回収部13は、使用済みのトレイ20を上下方向に積み重ねて収容可能な空洞でも構わないが、使用済みのトレイ20を回収した後に全体をトレイ1個分降下させる仕組み、例えばモータを用いた昇降機構を設けてもよい。また、トレイ回収部13の数をトレイ保管部12と同数の3個とし、前述の3種類のトレイ20(使用済み)を種別に収容するようにしてもよい。
トレイ移送手段30は、台板BPに配置され、モータ30a(図6を参照)を用いた直線駆動機構の可動部(いずれも図示省略)がY方向に移動するようになっており、当該可動部には第1テーブル31が固定されている。
第1テーブル31は、トレイ20を収容可能なトレイ収容凹部31aを上面に有しており、当該トレイ収容凹部31aは各トレイ保管部12およびトレイ回収部13と向き合う面を開放している。第1テーブル31のトレイ収容凹部31aの上下方向位置は、各トレイ保管部12に保管されている最上位のトレイ20の上下方向位置と同じであるため、トレイ保管手段10のいずれかのトレイ保管部12から供給された最上位のトレイ20をトレイ収容凹部31aで受け取って収容することができる。
また、第1テーブル31には、トレイ収容凹部31aに収容されているトレイ20をトレイ回収部13に向かって押し出すためのトレイ回収機構32が設けられている。このトレイ回収機構32は、図4に示したように、エアシリンダ32aと、当該エアシリンダ32aのロッド32bに取り付けられた押圧子32cとによって構成されており、押圧子32cを凹部31bから-X方向に移動させることによって、トレイ収容凹部31aに収容されているトレイ20をトレイ回収部13に向かって押し出して回収することができる。
回転ヘッド移送手段40は、台板BPに配置され、モータ40a(図6を参照)を用いた直線駆動機構の可動部(いずれも図示省略)がX方向に移動できるようになっており、当該可動部には第2テーブル41が固定されている。第2テーブル41の下面には第1カメラ50と回転ヘッド60がY方向に並べて下向きに設けられているため、後述の散在部品(C1~C3のいずれか)の撮像と後述の部品(C1~C3のいずれか)の吸着に支障が生じないように、回転ヘッド移送手段40の上下方向位置はトレイ移送手段30の上下方向位置よりも高い位置に在る。
第1カメラ50は、第1テーブル31に収容されたトレイ20が+Y方向に移動して当該第1カメラ50の下方に来たときに、当該トレイ20のマット22上に散在する部品(C1~C3のいずれか)を撮像する。
回転ヘッド60は、図5(A)に示したように、円柱状のヘッド本体61が、第2テーブル41に設けられたヘッド回転機構62によって回転できるようになっている。このヘッド回転機構62は、モータ62aによって構成されており、当該モータ62aのシャフト41aが第2テーブル41の孔41aを通じてヘッド本体61の上面に連結されている。
また、図5(B)および図5(D)に示したように、ヘッド本体61の下面に設けられた計8個の孔61aそれぞれには、円柱状のノズルホルダ63が回転可能に配置されており、当該ノズルホルダ63の下部はヘッド本体61の下面から突出している。ヘッド本体61の回転中心から各ノズルホルダ63の回転中心までの寸法は同じであり、ヘッド本体61の回転中心と隣接する2個のノズルホルダ63の回転中心とが成す角度(図5(D)では45°)も同じである。
さらに、図5(C)に示したように、各ノズルホルダ63の下部に設けられた孔63aには、円柱状のノズル支持部64が上下移動可能に配置されており、当該ノズル支持部64の下部はノズルホルダ63の下面から突出している。加えて、ノズル支持部64は多角柱状(好ましくは4角柱状または6角柱状)の回転規制部64aを上部に有しており、当該回転規制部64aはノズルホルダ63内の多角柱状(好ましくは4角柱状または6角柱状)の空洞63bに上下移動可能に配置され、かつ、圧縮バネ64cによって上方に付勢されている。
さらに、図5(C)に示したように、各ノズルホルダ63には、ノズル支持部64を昇降させるためのノズル昇降機構65が設けられている。このノズル昇降機構65は、エアシリンダ65aによって構成されており、当該エアシリンダ65aのロッド65bはノズル支持部64の上面に接している。ちなみに、ノズル支持部64の下降はエアシリンダ65aのロッド65bの下方移動によって行われ、ノズル支持部64の上昇はロッド65aの上方移動と圧縮バネ64bの付勢力によって行われる。
さらに、図5(A)~図5(D)に示したように、各ノズル支持部64の下端には、部品C1~C3の吸着に共用される円柱状または四角柱状の吸着ノズル66が一体に設けられている。図示を省略したが、各ノズル支持部64の内部と各吸着ノズル66の内部には、当該吸着ノズル66の下面に至る吸引孔が設けられており、当該吸引孔には負圧または正圧を付与可能なエアーチューブが接続されている。
さらに、図5(B)に示したように、ヘッド本体61の内部には、各ノズルホルダ63を回転させるためのノズル回転機構67が個別に設けられている。このノズル回転機構67は、モータ67aと、当該モータ67aのシャフト67bに固定された歯車67cと、当該歯車67cが噛合するようにノズルホルダ63の上部外面に形成された歯車状部67dとによって構成されており、歯車67cを回転させることによってノズルホルダ63を回転させることができる。
すなわち、回転ヘッド60は、ヘッド本体61の回転の他、各ノズル66の昇降と回転が可能である。
第2カメラ70は、台板BPに配置され、第2テーブル41の回転ヘッド60が+X方向に移動して当該第2カメラ70の上方に来たときに、当該回転ヘッド60の計8個の吸着ノズル66に吸着されている部品(C1~C3のいずれか)を撮像する。
キャリアテープ送り手段80は、図2に示したように、台板BPに配置された1対の支持部81と、当該支持部81に支持されたシャフト82とを有しており、当該シャフト83には3種類の供給リールTR1~TR3がスペーサリング83を介して回転自在に、かつ、着脱自在に取り付けられるようになっている。また、シャフト82の両端には、当該シャフト82の抜けを防止するためのキャップ84が設けられている。ちなみに、3種類の供給リールTR1~TR3のうち、供給リールTR1にはキャリアテープCT1が巻き付けられ、供給リールTR2にはキャリアテープCT2が巻き付けられ、供給リールTR3にはキャリアテープCT3が巻き付けられている。
また、キャリアテープ送り手段80は、図2に示したように、各供給リールTR1~TR3から引き出されたキャリアテープCT1~CT3を個別に案内するテープガイド85~87を有しており、当該テープガイド85~87にはキャリアテープCT1~CT3のテープ幅Wに対応したガイド溝85a~85cがそれぞれ設けられている。ちなみに、テープガイド85~87を横切るように描いたX方向の2本の2点鎖線は部品挿入位置IPとカバーテープ付着位置APをそれぞれ示している。図2および図5(D)から分かるように、部品挿入位置IPを示す2点鎖線の延長線は、回転ヘッド60の計8個の吸着ノズル66のうちの1個(図5(D)では最も下の吸着ノズル66)の中心を通っている。
さらに、キャリアテープ送り手段80は、部品C1~C3が挿入され、かつ、カバーテープ(図示省略)が付着された後のキャリアテープCT1~CT3(部品収納テープ)を個別に巻き取るための3種類の巻き取りリール(図示省略)を有するとともに、各巻き取りリールを個別に間欠回転させるための3個のモータ105(図6を参照)を有している。
図示省略のカバーテープ付着手段は、部品C1~C3が挿入された後のキャリアテープCT1~CT3に、カバーテープ付着位置APにおいて、カバーテープを個別に付着して部品収納凹部CTaを閉塞するためのものである。このカバーテープ付着手段は、キャリアテープCT1~CT3それぞれに対応したヒータ内蔵の加熱部および当該加熱部を個別に昇降させるためのソレノイド106(図6を参照)を有するとともに、キャリアテープCT1~CT3それぞれに対応したカバーテープを供給する3種類のカバーテープ供給リールを有している。
次に、図6を引用して、図2に示したテーピング装置の制御系について説明する。
図6に示した制御系において、101は主制御部、102は入力部、103は表示部、14aは前述のトレイ供給機構14のエアシリンダ、30aは前述のトレイ移送手段30のモータ、32aは前述のトレイ回収機構32のエアシリンダ32a、40aは前述の回転ヘッド移送手段40のモータ、50は前述の第1カメラ、70は前述の第2カメラ、104はデータ記憶部である。
また、62aは前述の回転ヘッド60のヘッド回転機構62のモータ、65aは前述の回転ヘッド60のノズル昇降機構65のエアシリンダ、67aは前述の回転ヘッド60のノズル回転機構67のモータ、105は前述のキャリアテープ送り手段80の各巻き取りリール用のモータ、106は前述のカバーテープ付着手段の各加熱部昇降用のソレノイドである。
主制御部101は、マイクロコンピュータ、各種ドライバおよび各種インターフェース等を有しており、ROMに格納された動作制御用のプログラムに従って各接続デバイスに動作信号を送出する。入力部102はキーボード等から成り、起動後に表示部103に表示される画面に従って後述の部品挿入条件等を入力するためのものである。データ記憶部104は、第1カメラ50の撮像データと第2カメラ70の撮像データを記憶する他、入力された後述の部品挿入条件等を記憶するためのものである。
次に、図7~図14を引用して、図2に示したテーピング装置の動作例について説明する。なお、ここで説明する動作はあくまでも例であって、図2に示したテーピング装置の動作を制限するものではない。
図2に示したテーピング装置は3種類の部品C1~C3に対応したものであるため、多数の部品C1~C3が種類別にマット22上に散在する3種類のトレイ20を用意し、当該3種類のトレイ20をトレイ保管手段10の3個のトレイ保管部12それぞれに上下方向に積み重ねて保管する(図2を参照)。
なお、各トレイ20のマット22上に散在する部品C1~C3の数に特段の制限はないが、散在する部品C1~C3の間隔が小さいと、後述の第1の画像認識や後述の部品の吸着に支障を生じる懸念があるため、マット22のサイズに応じて部品散在数に上限を設定してもよい。ちなみに、上限設定方法としては、当該上限を、回転ヘッド60の吸着ノズル66の数(計8個)の倍数(例えば80個や160個や240個)やその近似値とする方法を例示することができる。
また、図2に示したテーピング装置は3種類のキャリアテープCT1~CT3に対応したものであるため、キャリアテープCT1が巻き付けられた供給リールTR1と、キャリアテープCT2が巻き付けられた供給リールTR2と、キャリアテープCT3が巻き付けられたリール供給TR3を用意し、当該3種類の供給リールTR1~TR3をキャリアテープ送り手段80のシャフト82に回転自在に取り付け、各供給リールTR1~TR3からキャリアテープCT1~CT3を引き出してテープガイド85~87に配置するとともに、各キャリアテープCT1~CT3の引き出し端を3種類の巻き取りリール(図示省略)に粘着テープ等を用いてそれぞれ止着する。
3種類のトレイ20の保管と、3種類の供給リールTR1~TR3の取り付けと3種類のキャリアテープCT1~CT3の止着が完了した後は、図7に示したステップS101~S104に従って部品挿入条件の設定を行う。すなわち、表示部103(図6を参照)に表示された画面に従い、入力部102(図6を参照)によって、部品C1~C3の種類をトレイ保管手段10の各トレイ保管部12に対応付けて入力し、キャリアテープCT1~CT3の種類をキャリアテープ送り手段80の各供給リールTR1~TR3に対応付けて入力し、各キャリアテープCT1~CT3に挿入する部品C1~C3の個数と挿入順序を入力して、入力データを記憶する(図7のステップS101~S104を参照)。
ステップS104における部品C1~C3の個数(挿入個数)の入力について補足すると、部品C1とキャリアテープCT1の組み合わせに基づく部品収納テープが巻き付けられた巻き取りリールとして総部品数が例えば500個のものが必要な場合には、挿入する部品C1の個数として500を入力する。また、部品C2とキャリアテープCT2の組み合わせに基づく部品収納テープが巻き付けられた巻き取りリールとして総部品数が例えば800個のものが必要な場合には、挿入する部品C2の個数として800を入力する。さらに、部品C3とキャリアテープCT3の組み合わせに基づく部品収納テープが巻き付けられた巻き取りリールとして総部品数が例えば1000個のものが必要な場合には、挿入する部品C3の個数として1000を入力する。なお、挿入個数を入力するときには、各部品収納テープを機器製造業者等の需要者が使用するときに部品不足を生じないようにするための配慮として、各総部品数の5%~20%程度の余剰分を付加した数値を入力してもよい。
部品挿入条件の設定が完了した後に、入力部102(図6を参照)によって、動作開始を入力すると、図2に示したテーピング装置において部品収納テープの作製に係る一連の動作が開始される。
前記の挿入順序が、部品C1の挿入が1番目、部品C2の挿入が2番目、部品C3の挿入が3番目に指定されている場合には、最初に、図8(A)に示したステップS111およびS112に従って1番目に指定されたトレイ20の供給が行われる。すなわち、図8(B)に示したように、第1テーブル31が、トレイ移送手段30によって+Y方向に移動し、部品C1が散在するトレイ20が保管されているトレイ保管部12と向き合う位置で停止する。そして、このトレイ保管部12の最上位のトレイ20が、トレイ供給機構14の動作によって第1テーブル31の向かって押し出され、トレイ収容凹部31aに収容される。
続いて、図9(A)に示したステップS121~S123に従って第1の画像認識が行われる。すなわち、図9(B)に示したように、1番目指定のトレイ20が収容された第1テーブル31がトレイ移送手段30によって+Y方向に移動し、当該トレイ20が第1カメラ50の下に来たところで停止する。そして、このトレイ20のマット22上の散在部品C1が第1カメラ50によって撮像され、当該第1カメラ50によって得た画像に基づいて当該散在部品C1それぞれの中心が認識され、かつ、記憶される。ちなみに、ステップS123における散在部品C1それぞれの中心の認識はパターン検出法またはエッジ検出法に基づいて行われ、認識された各中心はXY座標として記憶される。
続いて、図10(A)に示したステップS131およびS132に従って部品吸着が行われる。すなわち、図10(B)に示したように、第2テーブル41が回転ヘッド移送手段40によって-X方向に移動し、回転ヘッド60が1番目指定のトレイ20の上に来たところ停止する。そして、先に認識された散在部品C1それぞれの中心(XY座標)に基づいて、当該散在部品C1が回転ヘッド60の計8個の吸着ノズル66それぞれに吸着される。
ステップS132における計8個の吸着ノズル66への部品C1の吸着について補足すると、当該吸着は、計8個の吸着ノズル66のうち、図5(D)に示した部品挿入位置IPを示す2点鎖線の延長線上において行われる。つまり、初期状態では1個の吸着ノズル66が前記2点鎖線の延長線上にあるため、1個目の吸着ノズル66への部品C1の吸着は、当該吸着ノズル66の中心が吸着対象となる部品C1の中心(XY座標)と一致するように第1テーブル31を+Y方向または-Y方向に移動させ、かつ、第2テーブル41を+Y方向または-Y方向に移動させて行う。2個目以降の吸着ノズル66への部品C1の吸着は、ヘッド本体61を45°回転させて2個目以降の吸着ノズル66を前記2点鎖線の延長線上に位置させるとともに、当該吸着ノズル66の中心が吸着対象となる部品C1の中心(XY座標)と一致するように第1テーブル31を+Y方向または-Y方向に移動させ、かつ、第2テーブル41を+Y方向または-Y方向に移動させて行う。また、各吸着ノズル66への部品C1の吸着は、少なくとも前記2点鎖線上にある吸着ノズル66の吸引孔に負圧を作用させるともに、ノズル昇降機構65によって当該吸着ノズル66を降下させ、吸着後に上昇復帰させて行う。
続いて、図11(A)に示したステップS141~S143に従って第2の画像認識が行われる。すなわち、図11(B)に示したように、前述の部品吸着後に第2テーブル41が、回転ヘッド移送手段40によって+X方向に移動し、回転ヘッド60が第2カメラ70の上に来たところで停止する。そして、回転ヘッド60の各吸着ノズル66に吸着されている部品C1全てが第2カメラ70によって撮像され、当該第2カメラ70によって得た画像に基づいて当該吸着部品C1それぞれの向きが認識され、かつ、記憶される。ちなみに、ステップS143における吸着部品C1それぞれの向きはパターン検出法またはエッジ検出法に基づいて行われ、図13(A)に示したように、認識された各向きはXY座標系に定めた基準線(図13(A)では部品挿入位置IPを示す2点鎖線の延長線)に対する角度θとして記憶される。
続いて、図12(A)に示したステップS151およびS152に従って部品挿入が行われる。すなわち、図12(B)に示したように、第2テーブル41が回転ヘッド移送手段40によって+X方向に移動し、回転ヘッド60の前記2点鎖線の延長線上にある1個の吸着ノズル66が、1番目に指定されたキャリアテープCT1の部品収納凹部CTaの上に来たところで停止する。そして、先に認識された吸着部品C1の向き(角度θ)に基づいて各吸着ノズル66を回転させて。吸着部品C1が部品収納凹部CTaに挿入できる向きに調整してから部品収納凹部CTaに挿入するとともに、挿入が完了する度に1番目指定のキャリアテープCT1を部品収納凹部CTaの1ピッチPa分だけ+Y方向に間欠移動させる。
ステップS152における計8個の吸着ノズル66から部品収納凹部CTaへの部品C1の挿入について補足すると、当該挿入は、計8個の吸着ノズル66のうち、図12に示した部品挿入位置IPにおいて行われる。つまり、初期状態では1個の吸着ノズル66が部品挿入位置IPにあるため、例えば1個目の吸着ノズル66の吸着部品C1の向きが図13(A)に示した角度θを有するときには、図13(B)に示したように、この角度θが零になるようにノズル回転機構67によって1個目の吸着ノズル66を回転させてから部品挿入を行う。2個目以降の吸着ノズル66からの部品C1の挿入は、ヘッド本体61を45°回転させて2個目以降の吸着ノズル66を部品挿入位置IPに位置させるとともに、当該部品挿入位置IPにおける吸着部品C1の向きを先に認識された吸着部品C1の向き(角度θ)に基づいて演算し、当該演算値(角度)が零になるようにノズル回転機構67によって吸着ノズル66を回転させてから部品挿入を行う。また、各吸着ノズル66からの部品C1の挿入は、部品挿入位置IPにある吸着ノズル66をノズル昇降機構65によってを降下させるとともに、当該吸着ノズル66の吸引孔に正圧を作用させ、挿入後に吸着ノズル66を上昇復帰させて行う。
なお、部品C1が挿入された後のキャリアテープCT1には、図12(B)に示したカバーテープ付着位置APにおいてカバーテープ(図示省略)が付着され、カバーテープ付着後のキャリアテープCT1(部品収納テープ)は巻き取りリール(図示省略)に巻き付けられる。
図10を引用して説明した部品吸着と、図11を引用して説明した第2の画像認識と、図13を引用して説明した部品挿入は、1個目のトレイ20のマット22上の部品C1の個数に応じて繰り返し実行される。理想的にはマット22上の部品C1全てを吸着して挿入することが好ましいが、現実的には前述の第1の画像認識の精度や前述の部品吸着の精度等によって当該部品C1全てを吸着することは難しいため、実際上の部品C1の挿入数はマット22上の散在部品C1の数よりも少なくても構わない。
1個目のトレイ20を用いた部品C1の吸着および挿入が完了した後は、図14(A)に示したステップS161~S163に従ってトレイ回収が行われる。すなわち、図14(B)に示したように、第1テーブル31が、トレイ移送手段30によって-Y方向に移動し、トレイ回収部13と向き合う位置で停止する。そして、この第1テーブル31のトレイ収容凹部31aにあるトレイが、トレイ回収機構32供給機構14の動作によってトレイ回収部13の向かって押し出され、当該トレイ回収部13に収容される。そして、第2テーブル41が、回転ヘッド移送手段40によって-X方向に移動して復帰する。続いて、図8を引用して説明したトレイ供給と、図9を引用して説明した第1の画像認識が実行される。ちなみに、1個のトレイ20のみにて所期の個数の部品挿入が可能な場合には、図8を引用して説明したトレイ供給と図9を引用して説明した第1の画像認識は実行されない。
1番目指定の部品C1の1番目指定のキャリアテープCT1の部品収納凹部CTaへの挿入は、総部品挿入数が指定数に達したところで完了するため、完了後はカバーテープ付着後のキャリアテープCT1(部品収納テープ)を切断し、総部品数が指定数である巻き取りリールを装置から取り出し出荷に備える。
前記の挿入順序が、部品C1の挿入が1番目、部品C2の挿入が2番目、部品C3の挿入が3番目に指定されている場合には、1番目指定の部品C1の1番目指定のキャリアテープCT1の部品収納凹部CTaへの挿入が完了した後に2番目指定の部品C2の2番目指定のキャリアテープCT1の部品収納凹部CTaへの挿入が前記同様に実行され、2番目指定の部品C2の2番目指定のキャリアテープCT1の部品収納凹部CTaへの挿入が完了した後に3番目指定の部品C3の3番目指定のキャリアテープCT3の部品収納凹部CTaへの挿入が前記同様に実行される。すなわち、1番目指定の部品C1の総部品挿入数が例えば500で、2番目指定の部品C2の総部品挿入数が例えば800で、3番目指定の部品C3の総部品挿入数が例えば1000の場合には、部品がC1で総部品数が500の巻き取りリールと、部品がC2で総部品数が800の巻き取りリールと、部品がC3で総部品数が1000の巻き取りリール、つまり、総部品数が少ない3種類の少部品リール(1個ずつ計3個)が1台のテーピング装置で連続して作製されることになる。
前記の挿入順序は任意に設定することができるため、例えば部品C1の挿入が1番目、部品C2の挿入が2番目、部品C3の挿入が3番目、部品C1の挿入が4番目、部品C2の挿入が5番目、部品C3の挿入が6番目のように指定すれば、総部品数が少ない3種類の少部品リール(2個ずつで計6個)が1台のテーピング装置で連続して作製されることになる。また、例えば部品C1の挿入が1番目、部品C2の挿入が2番目、部品C3の挿入が3番目、部品C1の挿入が4番目、部品C3の挿入が5番目のように指定するば、総部品数が少ない3種類の少部品リール(2個と1個と2個の計5個)が1台のテーピング装置で連続して作製されることになる。さらに、部品C1の挿入が1番目、部品C2の挿入が2番目、部品C1の挿入が3番目、部品C2の挿入が4番目のように指定するば、総部品数が少ない2種類の少部品リール(2個ずつで計4個)が1台のテーピング装置で連続して作製されることになる。
次に、前述のテーピング装置の変形例について説明する。
〈変形例1〉図2には、3種類の部品C1~C3とこれら部品C1~C3を種別に挿入可能な3種類のキャリアテープCT1~CT3とに対応したテーピング装置を示したが、部品種類を4種類以上とし、これら4種類の部品を種別に挿入可能な同種類数のキャリアテープに対応したものとすれば、具体的にはトレイ20の種類を増加し、トレイ保管手段10のトレイ保管部12を増加し、キャリアテープ送り手段80の供給リール等を増加すれば、前記の挿入順序の設定によって、総部品数が少ない4種類以上の少部品リールを必要数だけ1台のテーピング装置で作製することもできる。
〈変形例2〉図2および図5には昇降と回転を可能とした計8個の吸着ノズル66を有する回転ヘッド60を示したが、吸着ノズル66の数はヘッド本体61のサイズに応じて適宜増減することができる。また、回転ヘッド60の吸着ノズル66の数を9個以上とすれば、1個の回転ヘッド60で挿入可能な部品数を増加して少部品リールを1個作製するトータル時間を短縮することができる。
〈変形例3〉図2には第2テーブル41に第1カメラ50を設けたものを示したが、第2テーブル41の第1カメラ50の位置に回転ヘッド60を設け、かつ、その上方に第1カメラ50を第2テーブル41と非接触で固定配置して、図9を引用して説明した第1の画像認識のときに第2テーブル41を-X方向または+X方向に一時的に移動させるようにしてもよい。
〈変形例4〉図5には各ノズル支持部64に吸着ノズル66を一体に設けたものを示したが、挿入対象となる部品の種類によって共用ノズルの使用が難しい場合には、吸着ノズル66を着脱自在に取り付けられるようにしてもよい。例えば図15(A)に示したように、ノズル支持部64の下部にノズル差込孔64cとボール配置孔64dとバネ支持部64eと圧縮バネ64fを設ける一方、吸着ノズル66にボール係止溝66aを設け、ボール配置孔64dに係止ボール67を設けて、ノズル支持部64の下部に内面にボール待避溝68aを有する操作筒68を抜け落ちないように配置すれば、図15(B)に示したように、ボール待避溝68aに係止ボール67が入り込む位置まで操作筒68を押し上げることにより、吸着ノズル66をノズル支持部64のノズル差込孔64cを抜き出すことができる。
前掲のように各ノズル支持部64に吸着ノズル66を着脱自在に取り付けられた構成を採用する場合には、回転ヘッド60の各吸着ノズル66に対応したノズル受容孔を有する昇降可能なノズル回収器(図示省略)と、別の吸着ノズルが抜き出せるように構成された昇降可能なノズル供給器(図示省略)とを、第2テーブル41の可動範囲で、かつ、回転ヘッド60に下方に設けておくとよい。このようにすれば、回転ヘッド60がノズル回収器の上に来たときに当該ノズル回収器を上昇させて全ての吸着ノズル66をノズル支持部64のノズル差込孔64cから抜き出し、回転ヘッド60がノズル供給器の上に来たときに当該ノズル供給器を上昇させて全てのノズル支持部64のノズル差込孔64cに別の吸着ノズルを差し込んで取り付けることができる。すなわち、回転ヘッド60の全ての吸着ノズル66を別の吸着ノズルに一括で自動交換することができる。
C1,C2,C3…部品、CT1,CT2,CT3…キャリアテープ、10…トレイ保管手段、12…トレイ保管部、13…トレイ回収部、14…トレイ供給機構、20…トレイ、22…マット、30…トレイ移送手段、31…第1テーブル、32…トレイ回収機構、40…回転ヘッド移送手段、41…第2テーブル、50…第1カメラ、60…回転ヘッド、61…ヘッド本体、62…ヘッド回転機構、63…ノズルホルダ、64…ノズル支持部、65…ノズル昇降機構、66…吸着ノズル、67…ノズル回転機構、70…第2カメラ、80…キャリアテープ送り手段、TR1,TR2,TR3…供給リール。

Claims (12)

  1. 多数の部品が種類別に散在する複数種のトレイのうちの指定トレイを供給するためのトレイ保管手段と、
    前記部品の種類に対応する複数種のキャリアテープのうちの指定キャリアテープを間欠移動させるためのキャリアテープ送り手段と、
    前記トレイ保管手段から供給された前記指定トレイの散在部品を撮像するための第1カメラと、
    前記第1カメラによって得た前記散在部品の画像に基づいて当該散在部品それぞれの中心を認識するための第1画像認識手段と、
    前記第1画像認識手段によって認識された前記散在部品それぞれの中心に基づいて当該散在部品を回転可能な複数の吸着ノズルに個別に吸着するための回転ヘッドと、
    前記回転ヘッドの前記吸着ノズルに吸着されている吸着部品を撮像するための第2カメラと、
    前記第2カメラによって得た前記吸着部品の画像に基づいて当該吸着部品それぞれの向きを認識するための第2画像認識手段と、
    前記第2画像認識手段によって認識された前記吸着部品それぞれの向きに基づいて当該吸着部品の向きを前記吸着ノズルの回転によって前記指定キャリアテープの部品収納凹部に挿入可能な向きに調整してから当該部品収納凹部に挿入する部品挿入手段と、
    前記トレイ保管手段から供給された前記指定トレイを第1テーブルで受け取って当該第1テーブルをY方向に移送するためのトレイ移送手段とを備え、
    前記トレイ保管手段には、前記トレイを種別に保管するための複数のトレイ保管部と、前記指定トレイを前記第1テーブルに供給するためのトレイ供給機構が設けられている、
    テーピング装置。
  2. 多数の部品が種類別に散在する複数種のトレイのうちの指定トレイを供給するためのトレイ保管手段と、
    前記部品の種類に対応する複数種のキャリアテープのうちの指定キャリアテープを間欠移動させるためのキャリアテープ送り手段と、
    前記トレイ保管手段から供給された前記指定トレイの散在部品を撮像するための第1カメラと、
    前記第1カメラによって得た前記散在部品の画像に基づいて当該散在部品それぞれの中心を認識するための第1画像認識手段と、
    前記第1画像認識手段によって認識された前記散在部品それぞれの中心に基づいて当該散在部品を回転可能な複数の吸着ノズルに個別に吸着するための回転ヘッドと、
    前記回転ヘッドの前記吸着ノズルに吸着されている吸着部品を撮像するための第2カメラと、
    前記第2カメラによって得た前記吸着部品の画像に基づいて当該吸着部品それぞれの向きを認識するための第2画像認識手段と、
    前記第2画像認識手段によって認識された前記吸着部品それぞれの向きに基づいて当該吸着部品の向きを前記吸着ノズルの回転によって前記指定キャリアテープの部品収納凹部に挿入可能な向きに調整してから当該部品収納凹部に挿入する部品挿入手段と、
    前記回転ヘッドが設けられた第2テーブルをX方向に移送するための回転ヘッド移送手段とを備えている、
    テーピング装置。
  3. 前記トレイには、前記散在部品の滑動を抑制するためのマットが設けられている、
    請求項1または2に記載のテーピング装置。
  4. 前記トレイ保管手段から供給された前記指定トレイを第1テーブルで受け取って当該第1テーブルをY方向に移送するためのトレイ移送手段をさらに備えている、
    請求項2に記載のテーピング装置。
  5. 前記トレイ保管手段には、使用済みの前記指定トレイを回収するためのトレイ回収部が設けられており、
    前記第1テーブルには、使用済みの前記指定トレイを当該第1テーブルから前記トレイ回収部に回収するためのトレイ回収機構が設けられている、
    請求項1または4に記載のテーピング装置。
  6. 前記第1画像認識手段によって認識される前記散在部品それぞれの中心はXY座標である、
    請求項1~5のいずれか1項に記載のテーピング装置。
  7. 前記第2画像認識手段によって認識される前記吸着部品それぞれの向きはXY座標系に定めた基準線に対する角度である、
    請求項1~のいずれか1項に記載のテーピング装置。
  8. 前記部品は、直方体状の電子部品である、
    請求項1~のいずれか1項に記載のテーピング装置。
  9. トレイ保管手段を用いて多数の部品が種類別に散在する複数種のトレイのうちの指定トレイを供給するステップと、
    第1カメラを用いて前記トレイ保管手段から供給された前記指定トレイの散在部品を撮像するステップと、
    第1画像認識手段を用いて前記第1カメラによって得た前記散在部品の画像に基づいて当該散在部品それぞれの中心を認識するステップと、
    回転ヘッドを用いて前記第1画像認識手段によって認識された前記散在部品それぞれの中心に基づいて当該散在部品を回転可能な複数の吸着ノズルに個別に吸着するステップと、
    第2カメラを用いて前記回転ヘッドの前記吸着ノズルに吸着されている吸着部品を撮像するステップと、
    第2画像認識手段を用いて前記第2カメラによって得た前記吸着部品の画像に基づいて当該吸着部品それぞれの向きを認識するステップと、
    キャリアテープ送り手段を用いて前記部品の種類に対応する複数種のキャリアテープのうちの指定キャリアテープを間欠移動させるステップと、
    部品挿入手段を用いて前記第2画像認識手段によって認識された前記吸着部品それぞれの向きに基づいて当該吸着部品の向きを前記吸着ノズルの回転によって前記指定キャリアテープの部品収納凹部に挿入可能な向きに調整してから当該部品収納凹部に挿入するステップとを備え、
    回転ヘッド移送手段によって前記回転ヘッドが設けられた第2テーブルをX方向に移送するステップをさらに備えている、
    テーピング方法。
  10. トレイ移送手段によって前記トレイ保管手段から供給された前記指定トレイを第1テーブルで受け取って当該第1テーブルをY方向に移送するステップをさらに備えている、
    請求項に記載のテーピング方法。
  11. 前記第1画像認識手段によって認識される前記散在部品それぞれの中心はXY座標である、
    請求項9または10に記載のテーピング方法。
  12. 前記第2画像認識手段によって認識される前記吸着部品それぞれの向きはXY座標系に定めた基準線に対する角度である、
    請求項9~11のいずれか1項に記載のテーピング方法。
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