JP7005421B2 - 電動ブレーキ装置 - Google Patents

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Description

本発明は、例えば自動車等の車両に制動力を付与する電動ブレーキ装置に関する。
電動ブレーキ装置は、ディスクに押圧されるブレーキパッドを移動させるピストンに電動モータの駆動により発生する推力を伝達する。電動ブレーキ装置は、推力を検出する推力センサ、電動モータに供給する電流を検出する電流センサ、電動モータの回転位置を検出する回転角センサを備えている。特許文献1には、推力センサ、電流センサ、回転角センサの異常を検出することが開示されている。
特開2007-45271号公報
電動ブレーキ装置は、推力センサが正常の場合、推力センサによって取得した推力値に基づいて制動力の演算を行い、車両状態や運転状況に合った制動力を発生させる。
これに対し、推力センサに異常が発生した場合には、推力値が不定になったことで、最適な制動力を演算することが困難になる。この場合、特許文献1に記載された電動ブレーキ装置では、車両状態や運転状況に合わない制動力を発生させる。この結果、左右輪での制動力に差が生じる原因となり、車両挙動を不安定にする虞れがある。
本発明は、上述した従来技術の問題に鑑みなされたもので、本発明の目的は、推力検出手段に異常が生じたときでも、車両挙動を安定化させることができる電動ブレーキ装置を提供することにある。
上述した課題を解決するために、本発明は、制動部材を推進し被制動部材を押圧するピストンに推力を与える電動機と、前記ピストンの推力を検出する複数の推力検出手段と、前記電動機の電流値を検出する電流検出手段と、前記電動機を制御する制御装置と、前記推力検出手段の異常を判断する異常診断装置と、を備える電動ブレーキ装置において、前記異常診断装置は、前記制御装置から送信される前記複数の推力検出手段の検出値と前記電流検出手段の検出値との比較結果により、前記推力検出手段の異常を判断し、前記推力検出手段が異常であると判断した場合に、前記制御装置へ推力の推定値を送り、該推定値に基づいて前記制御装置に前記電動機の制御をさせることとし、前記推力検出手段の検出値および前記電流検出手段の検出値に対して検出しうる最大値と最小値の関係を予め設定し、検出される推力の検出値および検出される電流の検出値を予め設定された関係に対して線形補間することで、制動部材の経年劣化に基づいた推力値の劣化補正値を演算し、電流値と劣化補正値の関係から、前記推力の推定値を演算することを特徴としている。
また、他の発明は、制動部材を推進し被制動部材を押圧するピストンに推力を与える電動機と、前記ピストンの推力を検出する複数の推力検出手段と、前記電動機の電流値を検出する電流検出手段と、前記電動機を制御する複数の制御装置と、前記推力検出手段の異常を判断する異常診断装置と、を備える電動ブレーキ装置において、前記異常診断装置は、前記制御装置から送信される車輪毎の前記推力検出手段の検出値と前記電流検出手段の検出値との相関関係を取得し、車輪毎に所定の関係にあるか否かにより前記推力検出手段の異常を判断し、前記推力検出手段が異常であると判断した場合には、異常と判定された車輪における前記相関関係に基づいた推力の推定値に基づいて前記制御装置に前記電動機の制御をさせることとし、前記推力検出手段の検出値および前記電流検出手段の検出値に対して検出しうる最大値と最小値の関係を予め設定し、検出される推力の検出値および検出される電流の検出値を予め設定された関係に対して線形補間することで、制動部材の経年劣化に基づいた推力値の劣化補正値を演算し、電流値と劣化補正値の関係から、前記推力の推定値を演算することを特徴としている。

本発明によれば、推力検出手段に異常が生じたときでも、推力の推定値に基づいて制御装置に電動機の制御をさせることでき、車両挙動を安定化させることができる。
本発明の実施形態による電動ブレーキ装置のシステム構成を示すブロック図である。 電動ブレーキ装置が3つの制御装置を備えた構成を示すブロック図である。 モータ電流と推力との関係を示す特性線図である。 推力検出部の異常を検出した例を示す説明図である。 失陥時制御処理を示す流れ図である。 推力異常検出処理を示す流れ図である。 異常通知処理を示す流れ図である。 推力推定学習処理を示す流れ図である。 モータ電流と推定推力との関係を示す特性線図である。 変形例による電動ブレーキ装置が4つの制御装置を備えた構成を示すブロック図である。
以下、実施形態による電動ブレーキ装置を、四輪自動車に適用した場合を例に挙げ、添付図面を参照して説明する。
図1にシステム全体の構成図を示す。左右前輪には、キャリパ1FL,1FRが設けられている。左右後輪には、キャリパ1RL,1RRが設けられている。電動ブレーキ装置2は、左右前輪に対応して設けられた前輪ブレーキ装置3と、左右後輪に対応して設けられた後輪ブレーキ装置4L,4Rと、を備えている。
前輪ブレーキ装置3は、前2輪分のみの制動力を発生させる。前輪ブレーキ装置3は、油圧によって制動力を発生させる油圧式ブレーキ装置によって構成され、キャリパ1FL,1FRの動作を制御する。前輪ブレーキ装置3は、油圧ユニット、マスタシリンダ(M/C)圧センサ、システム圧センサ、ソレノイド(いずれも図示せず)を備え、油圧制御を行う。前輪ブレーキ装置3は、油圧制御が実現できない場合は、ブレーキペダル操作による倍力無しで増圧できる構成としている。キャリパ1FL,1FRは、前輪ブレーキ装置3から付与される油圧に応じた制動力を発生させる。
図2に示すように、後輪ブレーキ装置4L,4Rは、キャリパ1RL,1RRの動作を制御し、後2輪分の制動力を発生させる。左側の後輪ブレーキ装置4Lは、電動機5L、推力検出部8L、電流検出部9Lを備えている。電動機5Lは、制動部材となるブレーキパッド6Lを推進して被制動部材となるディスクDを押圧するピストン7Lに推力を与える。同様に、右側の後輪ブレーキ装置4Rは、電動機5R、推力検出部8R、電流検出部9Rを備えている。電動機5Rは、ブレーキパッド6Rを推進してディスクDを押圧するピストン7Rに推力を与える。後輪ブレーキ装置4L,4Rは、電動機5L,5Rによってブレーキパッド6L,6Rを移動させることで制動力を発生させる電気式ブレーキ装置である。
推力検出部8L,8Rは、ピストン7L,7Rの推力を検出する。推力検出部8Lは、2系統による推力検出手段を構成している。2系統による推力検出手段は、例えば1個の推力検出部8Lの出力を分岐させ、A/D変換とSENT(Single Edge Nibble Transmission)通信の両方を用いた取得による2系統となっている。なお、2系統による推力検出手段は、推力検出部8Lをピストン7Lの周囲に位置して異なる角度に2個設け、それぞれがA/D変換とSENT通信を用いる2系統としてもよい。推力検出部8Rも、推力検出部8Lと同様に、2系統による推力検出手段を構成している。電流検出部9L,9Rは、電流検出手段をそれぞれ構成し、電動機5L,5Rの電流を検出する。
車両には、車両制御演算および車両状態を推定するための手段として、ヨーイングと加速度を検出するYaw/G検出部10が設けられている。なお、車両には、Yaw/G検出部10に代えて、操舵角情報を取得する操舵角センサを設けられていてもよい。Yaw/G検出部10は、第1演算装置31に接続されている。
また、車輪速検出部11FL,11FR,11RL,11RRは、キャリパ1FL,1FR,1RL,1RRに付設され、4輪それぞれの車輪速を検出する。第1演算装置31は、左右前輪の車輪速検出部11FL,11FRに接続され、左右前輪の車輪速度を検出することができる。第2演算装置36は、左右後輪の車輪速検出部11RL,11RRに接続され、左右後輪の車輪速度を検出することができる。
車両には、ドライバのブレーキペダル操作量を検出する手段として、ストローク量検出部12が設けられている。車両には、ストローク量検出部12に代えて、ペダルの踏力を検出する踏力検出部が設けられていてもよい。ストローク量検出部12は、第2演算装置36に接続されている。
第1演算装置31、第2演算装置36、第3演算装置42、第4演算装置48は、相互に通信可能な状態で接続されている。このため、これらの演算装置31,36,42,48は、ネットワーク13~15によって接続されている。ネットワーク13~15の通信手段は、CAN(Controller Area Network)やP2P(Pear to Pear)、SPI(Serial Peripheral Interface)通信のいずれでもよい。演算装置31,36,42,48は、取得したセンサ信号、検出情報、算出した制動力指令を、通信によって残余の演算装置に伝達することが可能である。これにより、推力検出部8L,8Rの検出値と、電流検出部9L,9Rの検出値は、制御装置21の第1演算装置31、第2演算装置36と制御装置22,23の第3演算装置42、第4演算装置48との間で、常に情報が共有されている。
第1演算装置31および第2演算装置36は、推力検出部8L,8R、電流検出部9L,9R、Yaw/G検出部10、車輪速検出部11FL,11FR,11RL,11RRからの信号を受けて、定められた制御プログラムにより4輪に対しての制動力演算を行う。第1演算装置31は、左右前輪2輪に対しての指令を、前輪ブレーキ装置3に送信する。第2演算装置36は、左右後輪2輪に対しての指令を、後輪ブレーキ装置4L,4Rに送信する。
電動ブレーキ装置2は、ブレーキ装置を制御するために、例えば3つの制御装置21~23を備えている。図2は電動ブレーキ装置2の構成例を示している。
制御装置21は、前輪ブレーキ装置3を制御する第1演算装置31と後輪ブレーキ装置4L,4Rを制御する第2演算装置36を備えている。
制御装置22は、後輪ブレーキ装置4Lに設けられ、後輪ブレーキ装置4Lを制御する第3演算装置42、推力検出部8L、電流検出部9Lを備えている。
制御装置23は、後輪ブレーキ装置4Rに設けられ、後輪ブレーキ装置4Rを制御する第4演算装置48、推力検出部8R、電流検出部9Rを備えている。
電動ブレーキ装置2が3つの制御装置21~23を備える場合、前後のブレーキ装置3,4L,4Rを3つの制御装置21~23で制御することが可能になる。このため、演算装置31,36,42,48に対応して4つの制御装置を備えた場合に比べて、電動ブレーキ装置2全体の部品点数を削減し、車両コストを低減する上で有利となる。
図1の第1演算装置31は、第1制御部32、第1異常検出部33、第1異常判定部34、第1通信機能部35を備えている。第1演算装置31は、第1制御部32で演算された制動力に基づいて、前輪ブレーキ装置3に備わっている油圧ユニット、ソレノイドを制御する。前輪ブレーキ装置3が異常の場合、第1異常検出部33で異常を検出し、第1異常判定部34で異常を判定する。第1通信機能部35は、演算装置36,42,48と通信する。
図1の第2演算装置36は、第2制御部37、失陥時制御演算部38、第2異常検出部39、第2異常判定部40、第2通信機能部41を備えている。第2制御部37は、例えばYaw/G検出部10からの情報に基づいて車両状態を想定し、車両状態に合わせて後輪ブレーキ装置4L,4Rが発生させるべき制動力を演算する。第2演算装置36は、演算された制動力に基づいて、後輪ブレーキ装置4L,4Rの第3演算装置42、第4演算装置48へ指令を出す。後輪ブレーキ装置4L,4Rが異常の場合、第2異常検出部39で異常を検出し、第2異常判定部40で異常を判定する。第2通信機能部41は、演算装置31,42,48と通信する。失陥時制御演算部38は、推力異常検出時に制御演算を行う。
第2演算装置36は、他の演算装置24と通信可能になっている。第2演算装置36は、例えば操舵角情報、衝突防止のような自動ブレーキに必要な指令の認識も、CANやP2P、SPI通信といった通信手段を用いて、取得する。
図1の第3演算装置42は、推定推力学習部43、推力異常検出部44、推力異常通知部45、通信機能部46、第3制御部47を備えている。推定推力学習部43は、推力推定のために、図3に示すようなモータ電流[A]と推定推力[kN]の相関関係を示したグラフ(推定推力グラフG0)を更新する。推力異常検出部44は、推力検出部8Lの異常を判定する。推力異常通知部45は、第2演算装置36に対して、通信機能部46を介して推力検出部8Lの異常を通知する。通信機能部46は、演算装置31,36,48と通信する機能を備えている。第3制御部47は、第2演算装置36からの制動力指令に基づいて、後輪ブレーキ装置4Lの制御を行う。
図1の第4演算装置48も、第3演算装置42をほぼ同様に構成されている。このため、第4演算装置48は、推定推力学習部49、推力異常検出部50、推力異常通知部51、通信機能部52、第4制御部53を備えている。推定推力学習部49は、推力推定のために、図3に示すようなモータ電流[A]と推定推力[kN]の相関関係を示したグラフ(推定推力グラフG0)を更新する。推力異常検出部50は、推力検出部8Rの異常を判定する。推力異常通知部51は、第2演算装置36に対して、通信機能部52を介して推力検出部8Rの異常を通知する。通信機能部52は、演算装置31,36,42と通信する機能を備えている。第4制御部53は、第2演算装置36からの制動力指令に基づいて、後輪ブレーキ装置4Rの制御を行う。
図5ないし図8は、電動ブレーキ装置2を制御する処理およびそれに付随する処理を示している。
なお、図5ないし図8に示す流れ図のステップは、それぞれ「S」という表記を用い、例えばステップ1を「S1」として示すものである。また、図5ないし図8に示す処理は、予め決められた制御周期でそれぞれ別個に並行して実行させる。
まず、電動ブレーキ装置2を制御する処理について、図5を参照して説明する。図5は、第2演算装置36が実行する失陥時制御処理を示している。
S1~S3では、後輪ブレーキ装置4L,4Rに設けている推力検出部8L,8Rに異常が発生しているか否かを判定する。
具体的には、S1では、第2演算装置36は、後輪ブレーキ装置4L,4Rの推力異常通知部45,51からの推力検出部8L,8Rの異常通知および通知途絶があるかを判定する。S1で「NO」と判定したときには、異常通知がないから、そのまま処理を終了する。一方、S1で「YES」と判定したときには、異常通知があるから、S2に移行する。
実際は、ビット化けやネットワーク断線による推力検出部8L,8R以外の異常の可能性もある。このため、S2では、3つのネットワーク経路から取得した情報を常に取得し、3つの経路からの結果を多数決による比較検証を行う。
図4は、推力検出部8Lの異常を検出した例を示している。第3演算装置42に接続された推力検出部8Lの異常が発生した場合、第3演算装置42から第1演算装置31を経由して第2演算装置36に入力される経路61、第3演算装置42から第2演算装置36へ入力される経路62、第3演算装置42から第4演算装置48を経由して第2演算装置36に入力される経路63の合計3つの経路を通じて、異常通知情報が第2演算装置36に伝達される。このため、第2演算装置36は、これら3つの経路61~63から伝達された異常通知情報を比較し、2つの経路以上からの異常通知情報が異常の場合に、推力検出部8Lの異常を確定する。この点は、推力検出部8Rの異常が発生した場合も同様である。
1つの経路からの異常通知情報が異常の場合、S3で「NO」と判定し、S7に移行する。S7では、推力検出部8L,8R以外の異常または推力検出部8L,8Rは正常と判定する。
推力検出部8L,8Rの異常があると判定した場合、S3で「YES」と判定し、S4に移行する。S4では、推力推定のために、異常が発生している側の後輪ブレーキ装置の電流検出部からモータ電流値を取得する。即ち、後輪ブレーキ装置4Lに異常が発生しているときには、電流検出部9Lからモータ電流値を取得する。同様に、後輪ブレーキ装置4Rに異常が発生しているときには、電流検出部9Rからモータ電流値を取得する。
S5では、取得したモータ電流値を用いて、異常が生じた後輪ブレーキ装置(例えば後輪ブレーキ装置4L)の推定推力学習部(例えば推定推力学習部43)のモータ電流を用いて、推定推力グラフG0から発生している推力を推定する。推定推力グラフG0は、図9中に実線で示すように、モータ電流値の大きさに対して、推定推力値を規定したものである。
続くS6では、推定した推力値を第2制御部37へ送る。第2制御部37は、後輪ブレーキ装置4L,4Rからの推定値に基づいて、演算を行い、制御指令を出力する。推定した推力値を第2制御部37へ送ることで、左右の推力差を考慮した指令を後輪ブレーキ装置4L,4Rへ送り、正常時と同様に制動力を発生させることが可能となる。
次に、推力異常検出部44,50による推力異常検出処理について、図6を参照して説明する。図6は、推力異常検出部44,50がそれぞれ実行する推力異常検出処理を示している。なお、推力異常検出部44,50は、同じ推力異常検出処理を実行する。このため、ここでは、推力異常検出部44が推力異常検出処理を実行する場合を例に挙げて説明する。
S11では、2系統の推力検出部8Lから推力値をそれぞれ取得する。続くS12では、推力検出部8Lから取得した2系統の推力値を比較する。続くS13では、2系統の推力値が固着した状態か否か、即ちモータ電流が増加しても推力値が変化しない状態か否かを判定する。S13で「NO」と判定したときには、推力値が固着していないから、そのまま処理を終了する。
一方、S13で「YES」と判定したときには、推力値が固着しているから、S14に移行する。S14では、固着している推力検出部8Lを特定する。続くS15では、推力異常検出部44は、異常通知を推力異常通知部45に発行する。
次に、推力異常通知部45,51による推力異常通知処理について、図7を参照して説明する。図7は、推力異常通知部45,51がそれぞれ実行する推力異常通知処理を示している。図7は、推力異常通知部45,51がそれぞれ実行する推力異常通知処理を示している。なお、推力異常通知部45,51は、同じ推力異常通知処理を実行する。このため、ここでは、推力異常通知部45が推力異常通知処理を実行する場合を例に挙げて説明する。
S21では、推力異常検出部44によって発行された異常通知の有無を判定する。S21で「NO」と判定したときには、異常通知が発行されていないから、そのまま処理を終了する。一方、S21で「YES」と判定したときには、異常通知が発行されているから、S22に移行する。S22では、推力異常通知部45は、異常通知を異常通知情報として、第1演算装置31および第2演算装置36へ送信する。これにより、異常通知は、第2演算装置36の失陥時制御演算部38に送信される。
次に、推定推力学習部43,49による推定推力学習処理について、図8を参照して説明する。図8は、推定推力学習部43,49がそれぞれ実行する推定推力学習処理を示している。推定推力学習処理は、図5に示す失陥時制御演算処理のS5で使用するモータ電流[A]と推力[kN]との相関関係を示す推定推力グラフG0を更新するものである。なお、推定推力学習部43,49は、同じ推定推力学習処理を実行する。このため、ここでは、推定推力学習部43が推定推力学習処理を実行する場合を例に挙げて説明する。
まず、モータ電流[A]と推力[kN]との相関関係を示すグラフについて説明する。モータ電流[A]と発生推力[kN]の間には、例えば図3に示すような1次的な比例関係がある。従って、ブレーキパッド6LとディスクDが接触したときに、モータ電流値[A]を取得すれば、推定推力[kN]が得られることになる。
しかし、実際にはブレーキパッド6Lに経年劣化や摩耗が生じるのに加え、例えば温度のような環境の違いも生じる。これらの要因によって、モータ電流値[A]が一定値であっても、実際の推力値[kN]は異なる可能性がある。そのため、推定推力学習部43は、モータ電流[A]と推力[kN]との相関関係を示すグラフ(推定推力グラフG0)の更新を行い、実際の推力(実推力)と推定推力の差を抑制している。
図8のS31では、電流検出部9Lからのモータ電流[A]の最大値Imaxと最小値Iminと、推力検出部8Lからの推力値[kN]の最大値Fmaxと最小値Fminとを走行中に常時取得し、更新する。車両の走行中は、制動動作が繰り返し実行される。このとき、電流検出部9Lからのモータ電流[A]と推力検出部8Lからの推力値[kN]とを取得することによって、これらの最大値Imax,Fmaxと最小値Imin,Fminをそれぞれ取得することができる。
推定推力グラフG0の更新は、車両の停車時に行う。このため、S32では、車輪速検出部11RLからの車輪速を取得する。続くS33では、ストローク量検出部12からのストローク操作量を取得する。続くS34では、車輪速およびストローク操作量に基づいて車両の停車判定を行う。
S34で「NO」と判定したときには、車両は走行状態であるから、そのまま処理を終了する。一方、S34で「YES」と判定したときには、車両は停車状態であるから、S35に移行する。S35では、取得したモータ電流値[A]の最大値Imaxおよび最小値Iminと、推力値[kN]の最大値Fmaxおよび最小値Fminとを参照して、2点間での線形補間を行う。これにより、図9中に破線で示す線形補間グラフG1を作成する。
続くS36では、推力検出部8Lの2系統のうち正常な方のモータ電流値[A]と推力値[kN]との関係を示すグラフG2(図9中の一点鎖線)と線形補間グラフG1を使用し、モータ電流値[A]に対する推定推力値[kN]の中間値を演算する。この中間値に基づいて、図9中に実線で示す推定推力グラフG0を作成する。
このように、推定推力学習部43は、推力検出部8Lの2系統のうち正常な方のモータ電流値[A]と推力値[kN]のグラフG2と線形補間グラフG1の中間値を用いて、推定推力グラフG0を作成する。このとき、失陥時制御演算部38は、推定推力グラフG0を用いて、電流検出部9Lからのモータ電流[A]から、ブレーキパッド6L,6R(制動部材)の経年劣化に基づいた推力値の劣化補正値を演算する。このように、失陥時制御演算部38は、電流値と劣化補正値の関係から、推力の推定値を演算する。これにより、実際に発生している推力(実推力)と、推定推力グラフG0に基づいて算出する推定推力との間に、大きな差が生じないようにしている。
S37では、以前に作成された推定推力グラフG0を、S36で作成された新たな推定推力グラフG0に更新する。S36およびS37は、車両の停車状態で実行される。このため、電流値と劣化補正値の関係は、ブレーキパッド6L,6R(制動部材)を推進してディスクD(被制動部材)を押圧し制動力を発生させた車両が停車した静的な状態で、取得した電流値と推力値を用いて更新される。更新された推定推力グラフG0は、第2演算装置36に送信される。これにより、第2演算装置36の失陥時制御演算部38は、推定推力グラフG0を用いて、電流検出部9Lが検出した電流値から推力値を推定することができる。
第2演算装置36は、2系統の推力検出部8Lがいずれも正常である場合には、推力検出部8Lが正常であると判定する。この場合、第2演算装置36は、図9の推定推力グラフG0に従わず、推力検出部8Lから出力された推力値[kN]を用いて、後輪ブレーキ装置4Lを制御する。これに対し、第2演算装置36は、2系統の推力検出部8Lのうちいずれか一方が異常である場合には、推力検出部8Lが異常であると判定する。この場合、第2演算装置36は、推定推力グラフG0に基づいて算出した推力の推定値に基づいて、後輪ブレーキ装置4Lを制御する。
かくして、本実施形態では、電動ブレーキ装置2は、ブレーキパッド6L,6R(制動部材)を推進しディスクD(被制動部材)を押圧するピストン7L,7Rに推力を与える電動機5L,5Rと、ピストン7L,7Rの推力を検出する複数系統の推力検出部8L,8Rと、電動機5L,5Rの電流値を検出する電流検出部9L,9Rと、電動機5L,5Rを制御する制御装置22,23と、を後輪の車輪毎に備えている。これに加え、電動ブレーキ装置2は、推力検出部8L,8Rの異常を判断する異常診断装置としての第2演算装置36を備えている。
そして、第2演算装置36は、制御装置22,23から送信される複数系統の推力検出部8L,8Rの検出値と電流検出部9L,9Rの検出値との比較結果により、推力検出部8L,8Rの異常を判断し、推力検出部8L,8Rが異常であると判断した場合に、制御装置22,23へ推力の推定値を送り、該推定値に基づいて制御装置21,22に電動機5L,5Rの制御をさせる。
具体的には、第2演算装置36は、制御装置22,23から送信される車輪毎の推力検出部8L,8Rの検出値と電流検出部9L,9Rの検出値との相関関係を取得し、車輪毎に所定の関係にあるか否かにより推力検出部8L,8R手段の異常を判断し、推力検出部8L,8Rが異常であると判断した場合には、異常と判定された車輪における相関関係に基づいた推力の推定値に基づいて制御装置22,23に電動機5L,5Rの制御をさせる。
これにより、推力検出部8L,8Rに異常が生じたときでも、電流検出部9L,9Rの検出値に基づく推力の推定値を用いて、電動機5L,5Rを制御し、車両挙動を安定化させることができる。
また、推力検出部8L,8Rの検出値と、電流検出部9L,9Rの検出値は、第2演算装置36(制御装置21)と制御装置22,23の間で常に情報が共有されている。
このため、推力検出部8L,8Rが正常な場合には、第2演算装置36は、推力検出部8L,8Rの検出値に基づいて、後輪ブレーキ装置4L,4Rを制御することができる。また、推力検出部8L,8Rが異常な場合には、第2演算装置36(失陥時制御演算部38)は、電流検出部9L,9Rの検出値から求めた推力の推定値に基づいて、後輪ブレーキ装置4L,4Rを制御することができる。
また、推力検出部8L,8Rの検出値および電流検出部9L,9Rの検出値に対して検出可能な最大値Fmax,Imaxと最小値Fmin,Iminの関係を予め設定し、検出される推力の検出値および検出される電流の検出値を予め設定された関係に対して線形補間することで、ブレーキパッド6L,6R(制動部材)の経年劣化に基づいた推力値の劣化補正値を演算し、電流値と劣化補正値の関係から、推力の推定値を演算する。
これにより、実際に発生している推力(実推力)に、電流値と劣化補正値の関係から演算される推力の推定値を近付けることができ、実推力と推力の推定値との差異を抑制することができる。
また、電流値と劣化補正値の関係は、ブレーキパッド6L,6R(制動部材)を推進してディスクD(被制動部材)を押圧し制動力を発生させた車両が停車した静的な状態である場合に、取得した電流値と推力値を用いて更新する。
車両の走行状態で電流値と劣化補正値の関係を更新すると、更新に伴って制動力が変化し、車両が不安定になる虞れがある。これに対し、車両の停車状態で電流値と劣化補正値の関係を更新するから、更新に伴って制動力が変化しても、車両を安定状態に保持することができる。
また、車両の走行中に推力検出部8L,8Rが正常状態から異常状態に変化しても、車両が停車状態になるまで、電流値と劣化補正値の関係は更新されない。これに対し、本実施形態では、第2演算装置36が異常と判定する直前の、正常と判定している際の最新の電流値と劣化補正値を用いて推力の推定値を求める。このため、実推力と推力の推定値との差異を抑制することができるから、推力の推定値に基づいて制御装置22,23に電動機5L,5Rの制御をさせたときでも、車両挙動を安定化させることができる。
なお、前記実施形態では、電動ブレーキ装置2は、3つの制御装置21~23を備えるものとした。本発明はこれに限らず、例えば図10に示す変形例の電動ブレーキ装置70のように、4つの制御装置71,72,22,23を備える構成としてもよい。この場合、前輪ブレーキ装置3を制御する第1演算装置31と後輪ブレーキ装置4L,4Rを制御する第2演算装置は別個の制御装置71,72に設けられる。
前記実施形態では、後輪に電動式の後輪ブレーキ装置4L,4Rを適用するものとしたが、前輪に電動式の前輪ブレーキ装置を適用してもよく、4輪全てに電動式のブレーキ装置を適用してもよい。
以上説明した実施態様に基づく電動ブレーキ装置として、例えば以下に述べる態様のものが考えられる。
第1の態様としては、制動部材を推進し被制動部材を押圧するピストンに推力を与える電動機と、前記ピストンの推力を検出する複数の推力検出手段と、前記電動機の電流値を検出する電流検出手段と、前記電動機を制御する制御装置と、前記推力検出手段の異常を判断する異常診断装置と、を備える電動ブレーキ装置において、前記異常診断装置は、前記制御装置から送信される前記複数の推力検出手段の検出値と前記電流検出手段の検出値との比較結果により、前記推力検出手段の異常を判断し、前記推力検出手段が異常であると判断した場合に、前記制御装置へ推力の推定値を送り、該推定値に基づいて前記制御装置に前記電動機の制御をさせることを特徴としている。
第2の態様としては、制動部材を推進し被制動部材を押圧するピストンに推力を与える電動機と、前記ピストンの推力を検出する複数の推力検出手段と、前記電動機の電流値を検出する電流検出手段と、前記電動機を制御する複数の制御装置と、前記推力検出手段の異常を判断する異常診断装置と、を備える電動ブレーキ装置において、前記異常診断装置は、前記制御装置から送信される車輪毎の前記推力検出手段の検出値と前記電流検出手段の検出値との相関関係を取得し、車輪毎に所定の関係にあるか否かにより前記推力検出手段の異常を判断し、前記推力検出手段が異常であると判断した場合には、異常と判定された車輪における前記相関関係に基づいた推力の推定値に基づいて前記制御装置に前記電動機の制御をさせることを特徴としている。
第3の態様としては、第1または第2の態様において、前記推力検出手段の検出値と、前記電流検出手段の検出値は、前記異常診断装置と制御装置の間で常に情報を共有することを特徴としている。
第4の態様としては、第1ないし第3のいずれかの態様において、前記推力検出手段の検出値および前記電流検出手段の検出値に対して検出しうる最大値と最小値の関係を予め設定し、検出される推力の検出値および検出される電流の検出値を予め設定された関係に対して線形補間することで、制動部材の経年劣化に基づいた推力値の劣化補正値を演算し、電流値と劣化補正値の関係から、前記推力の推定値を演算することを特徴としている。
第5の態様としては、第4の態様において、前記電流値と劣化補正値の関係は、制動部材を推進して被制動部材を押圧し制動力を発生させた車両が停車した静的な状態である場合に、取得した電流値と推力値を用いて更新することを特徴としている。
第6の態様としては、第4の態様において、前記推力の推定値は、前記異常診断装置が異常と判定する直前の、正常と判定している際の最新の電流値と劣化補正値を用いて演算されることを特徴としている。
2,70 電動ブレーキ装置
3 前輪ブレーキ装置
4L,4R 後輪ブレーキ装置
5L,5R 電動機
6L,6R ブレーキパッド
7L,7R ピストン
8L,8R 推力検出部
9L,9R 電流検出部
21~23,71,72 制御装置
31 第1演算装置
36 第2演算装置
38 失陥時制御演算部
39 第2異常検出部
40 第2異常判定部
42 第3演算装置
43,49 推定推力学習部
44,50 推力異常検出部
45,51 推力異常通知部
48 第4演算装置

Claims (5)

  1. 制動部材を推進し被制動部材を押圧するピストンに推力を与える電動機と、
    前記ピストンの推力を検出する複数の推力検出手段と、
    前記電動機の電流値を検出する電流検出手段と、
    前記電動機を制御する制御装置と、
    前記推力検出手段の異常を判断する異常診断装置と、を備える電動ブレーキ装置において、
    前記異常診断装置は、
    前記制御装置から送信される前記複数の推力検出手段の検出値と前記電流検出手段の検出値との比較結果により、前記推力検出手段の異常を判断し、
    前記推力検出手段が異常であると判断した場合に、前記制御装置へ推力の推定値を送り、該推定値に基づいて前記制御装置に前記電動機の制御をさせることとし、
    前記推力検出手段の検出値および前記電流検出手段の検出値に対して検出しうる最大値と最小値の関係を予め設定し、検出される推力の検出値および検出される電流の検出値を予め設定された関係に対して線形補間することで、制動部材の経年劣化に基づいた推力値の劣化補正値を演算し、電流値と劣化補正値の関係から、前記推力の推定値を演算することを特徴とする電動ブレーキ装置。
  2. 制動部材を推進し被制動部材を押圧するピストンに推力を与える電動機と、
    前記ピストンの推力を検出する複数の推力検出手段と、
    前記電動機の電流値を検出する電流検出手段と、
    前記電動機を制御する複数の制御装置と、
    前記推力検出手段の異常を判断する異常診断装置と、を備える電動ブレーキ装置において、
    前記異常診断装置は、
    前記制御装置から送信される車輪毎の前記推力検出手段の検出値と前記電流検出手段の検出値との相関関係を取得し、車輪毎に所定の関係にあるか否かにより前記推力検出手段の異常を判断し、
    前記推力検出手段が異常であると判断した場合には、異常と判定された車輪における前記相関関係に基づいた推力の推定値に基づいて前記制御装置に前記電動機の制御をさせることとし、
    前記推力検出手段の検出値および前記電流検出手段の検出値に対して検出しうる最大値と最小値の関係を予め設定し、検出される推力の検出値および検出される電流の検出値を予め設定された関係に対して線形補間することで、制動部材の経年劣化に基づいた推力値の劣化補正値を演算し、電流値と劣化補正値の関係から、前記推力の推定値を演算することを特徴とする電動ブレーキ装置。
  3. 請求項1または2に記載の電動ブレーキ装置において、
    前記推力検出手段の検出値と、前記電流検出手段の検出値は、前記異常診断装置と前記制御装置の間で常に情報を共有することを特徴とする電動ブレーキ装置。
  4. 請求項1ないし3のいずれかに記載の電動ブレーキ装置において、
    前記電流値と劣化補正値の関係は、制動部材を推進して被制動部材を押圧し制動力を発生させた車両が停車した静的な状態である場合に、取得した電流値と推力値を用いて更新することを特徴とする電動ブレーキ装置。
  5. 請求項1ないし3のいずれかに記載の電動ブレーキ装置において、
    前記推力の推定値は、前記異常診断装置が異常と判定する直前の、正常と判定している際の最新の電流値と劣化補正値を用いて演算されることを特徴とする電動ブレーキ装置。
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