JP7002230B2 - 電子デバイスの製造方法 - Google Patents

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Description

本発明は、光透過性基板上に電子部品を搭載した電子デバイスの製造方法に関する。
従来、電子部品の基板への実装方法としては、予め回路パターンが形成された基板にAuワイヤなどでバンプボールを形成し、その上に電子部品を搭載し、熱と超音波の照射により電気的に接続するとともに、電子部品を回路パターンに固着する方法が知られている。また、基板上の回路パターンにはんだペーストなどを塗布し、その上に電子部品を搭載し、加熱してはんだを溶融することで電気的に接続するとともに、電子部品を回路パターンに固着する方法も知られている。
回路パターンの形成方法としては、銅箔をマスキングしてエッチングする方法が広く用いられている。また、特許文献1には、金属ナノ粒子とポリマー等の分散剤とを液状媒体に分散させた導電性インクによって配線パターンの塗膜を基板上に印刷等で形成した後、配線パターンの塗膜上に電子部品をその外部端子が没入するように搭載し、さらに基板の裏面側から光を照射することにより配線パターンの塗膜の金属ナノ粒子を光焼成する技術が開示されている。このとき、特許文献1の技術では、配線パターンを印刷した後、液状媒体の含有量が0.01~3質量%の範囲になるように、液状媒体を除去した後、電子部品を搭載している。これにより、電子部品を配線パターンに搭載する際に配線パターンが崩れるのを防ぐとともに、光焼成時に配線パターンの内部に空孔が生じるのを防いでいる。
特開2014-17364号公報
特許文献1の技術では、導電性インクで印刷した配線パターン上に電子部品の外部端子が没入するように搭載した後、導電性インクの液状媒体を所定量まで除去し、その後光焼成を行う。そのため、電子部品を搭載した状態で、光焼成までの間に、液状媒体の除去を行うため、導電性インクで形成した配線パターン塗膜の体積が収縮し、電子部品に位置ずれが生じたり、電子部品の端子と配線パターンの接合面積が大きい場合には、塗膜の収縮により基板に応力が加わることがある。また、電子部品の端子と収縮した塗膜との間に空隙が生じて接合不良を生じることもある。
本発明の目的は、導電性粒子を光焼成することにより、配線パターンに電子部品を接合する際、電子部品や基板に加わる応力を低減することにある。
上記目的を達成するために、本発明の電子デバイスの製造方法は、光透過性基板上の配線パターンの、電子部品の電極を接合すべき部分に、導電性粒子が溶液に分散された導電性インクを塗布し、接合用塗膜を形成する塗布工程と、接合用塗膜上に電極が搭載されるように、電子部品を光透過性基板に搭載する搭載工程と、1つの電極の接合用塗膜に対して接合用塗膜中の導電性粒子を焼結することにより、電極と配線パターンとを接合する電極接続領域を、1つの電極について2か所以上形成する焼結工程とを含む。
本発明の製造方法によれば、導電性粒子を光焼成することにより、配線パターンに電子部品を接合する際、基板に加わる応力を低減することができる。
(a)~(f)第1の実施形態の電子デバイスの製造方法を示す説明図。 図1(f)の工程で形成される電極接続領域の説明図。 (a-1)および(a-2)は、第2の実施形態の電子デバイスの製造工程を示す説明図および電極接続領域の説明図、(b)は、第2の実施形態の電子デバイスのさらに別の製造工程を示す説明図。 第3の実施形態の電子デバイスの製造装置の構成を示す説明図。 第3の実施形態の電子デバイスの製造装置の構成を示す説明図。 第3の実施形態の電子デバイスの製造装置のシステム制御部の制御動作を示すフローチャート。 第3の実施形態の電子デバイスの製造装置を用いて電子デバイスを製造する工程を示す工程図。 (a)~(c)第3の実施形態の電子デバイスの製造装置の光束分割部の例をそれぞれ示す説明図。 (a)~(h)第3の実施形態の電子デバイスの製造装置の光束の照射スポットの形状の例をそれぞれ示す説明図。 本実施形態のデバイス製造方法を示す説明図。 第3の実施形態の製造装置にミラー105dを配置して光透過性基板10に光を照射する構成例を示す説明図。
本発明の一実施形態の電子デバイスの製造方法について説明する。
第1の実施形態の電子デバイスの製造方法を図1(a)~(f)を用いて説明する。
まず、配線パターン11が形成された光透過性基板10を用意する。
ここでは、図1(a)~(c)の工程により、光透過性基板10上の配線パターン11を形成する。具体的には、光透過性基板10を用意し(図1(a))、導電性粒子と絶縁材料とが分散された溶液(導電性インク)を、光透過性基板10の表面に所望の配線パターンの形状に印刷等の手法により塗布する(図1(b))。これにより、光透過性基板10の表面に、導電性インクの塗膜11aを形成する。必要に応じて塗膜11aを加熱し、溶媒を蒸発させて乾燥させる。
つぎに、図1(c)のように、塗膜11aに光透過性基板10の裏面側から光透過性基板10を透過させて電磁波(ここでは光束)12を照射する。光束12は、光透過性基板10を透過する波長で、かつ、導電性インクの導電性粒子に吸収される波長のものを用いる。このとき、光透過性基板10を光束12に対して光透過性支持材9に搭載してもよい。これにより、薄い光透過性基板10を用いる場合でも安定して光束12を照射することができる。光束12は、所定のスポット径に集束させたものであってもよいし、所望の配線パターン11の形状にマスク等により成形されたものでもよい。また、光透過性基板10の全体に照射してもよい。塗膜11aの光束12が照射された領域は、導電性粒子が光のエネルギーを吸収して温度が上昇し、導電性粒子は、その粒子を構成する材料のバルクの融点よりも低い温度で溶融する。導電性粒子の温度上昇に伴い、溶融した導電性ナノ粒子は、隣接する粒子と直接融合する。これにより、導電性粒子同士が焼結され、導電性の配線パターン11が形成される。このとき、溶融した導電性粒子は、光透過性基板10の表面に固着するため、光透過性基板10に直接固着した配線パターン11を形成することができる。また、必要に応じて、光が照射されていない塗膜11aを除去してもよい。
つぎに、図1(d)のように、配線パターン11の、電子部品30の電極31を接合すべき部分に導電性インクを塗布し、塗膜40aを形成する。
そして、図1(e)のように、電子部品30を電極31が塗膜40aに接するように搭載する。そして、図1(f)のように、電極31の直下の光透過性基板10の裏面側から、光透過性基板10を透過させて、電極31のサイズよりも小さい照射径の光束12を2か所以上に同時に照射し、各照射箇所において、図1(c)の工程と同様に導電性粒子を焼結する。これにより、1つの電極31について2か所以上の電極接続領域40を形成することにより、電極31と配線パターン11とを接合する。なお、図1(e)および図1(f)の工程において、電子部品30に荷重をかけて、電極31を導電性インクの塗膜40aに押し付け、荷重をかけた状態で焼結してもよい。
また、複数の接合箇所に対してまとめて照射出来る様な照射サイズで照射することで、複数個所の接合を同時に行う事も可能である。
塗膜40aが焼結されて電極接続領域40に変化する際に体積が収縮するため、塗膜40aの焼結により光透過性基板10や電子部品に応力が加わるが、本実施形態では照射径の光束を2か所以上同時に照射し、1つの電極31について2か所以上の電極接続領域40を形成することにより応力を緩和することができる。すなわち、複数の電極接続領域40の間の焼結されない塗膜40aの領域が、焼結される複数領域(電極接続領域40)の間に配置されているため、塗膜40a全体の体積収縮の緩和領域となり、電極31全体として見た場合の電極接続領域40形成時の光透過性基板10や電子部品に加わる応力を緩和する。また、塗膜40aの2か所以上を同時に焼結することにより、1回の焼結で電極31と配線パターン11とを接合できる。よって、塗膜40aの収縮によって電子部品30に位置ずれが生じるのを防ぐことができる。
また、塗膜40aが焼結されて電極接続領域40に変化する際の体積収縮により、電極接続領域40と電極31との間に空隙が生じる可能性があるが、荷重をかけて電子部品30を塗膜40aに押し付けることにより、電極31と電極接続領域40との間に空隙等を生じさせることなく、信頼性高く、両者を接合することができる。
また、本実施形態の方法では、塗膜40aのサイズを、電極31のサイズ以下にすることができるため、従来のバンプでは到達するのが難しい、隣り合う電極31が近接している構成であっても、ショートさせることなく、それぞれの電極を配線パターン11に接続することができるため、電極31の密度を向上させることができる。
なお、荷重の大きさとしては、一例としては、電極31の単位面積当たり1g/mm以上10000g/mm以下であり、1g/mm以上5000g/mm以下が望ましく、5g/mm以上1000g/mm以下がより好ましい。
このように、本実施形態の電子デバイスの製造方法によれば、電子部品の配線パターン11に対する位置精度および接合品質を向上させることができる。
また、図1(c)~(f)のように光透過性支持材9によって光透過性基板10を支持することにより、光透過性基板10が薄く剛性が小さい場合で、荷重をかけて電子部品30を塗膜40aに押し付けることができる。
光透過性支持材9は、光束12を透過する材質であって、荷重に耐えられる剛性を有するものを用いる。
1つの電極接続領域40の大きさは、例えば直径1mm以下、厚みは、1nm~50μm程度に形成することが可能である。2以上の電極接続領域40の間隔は、5~200μm程度にすることができる。また、電極接続領域40の電気抵抗値は、10-4Ω・cm以下であることが望ましく、特に、10-6Ω・cmオーダーの低抵抗であることが望ましい。
荷重の大きさは、例えば、1g/mm以上10000g/mm以下程度に設定することができる。
また、図1(b)または図1(d)の工程で、塗膜11aまたは塗膜40aを形成する方法は、所望の膜厚の膜が形成できる方法であれば、どのような方法を用いてもよい。印刷により塗膜11a,40aを形成する場合、グラビア印刷、フレキソ印刷、スクリーン印刷などを用いることができる。他にはインクジェット方式、転写方式等を用いる事が出来る。
なお、上記説明では、図1(a)~(c)の工程により、導電性インクを用いて光透過性基板10上の配線パターン11を形成しているが、他の方法で形成してもよい。例えば、光透過性基板10の表面に銅箔等の金属物質を貼り付けた後にエッチング法等で所望の配線形状にし、必要に応じてめっき付けすることにより配線パターン11を形成してもよい。
また、上記説明では、図1(a)~(d)の工程により導電性インクを用いて光透過性基板10上に塗膜11aを形成した後、光束12を照射して導電性粒子を焼結し、配線パターン11を形成してから、電極接続領域40となる塗膜40aを塗布しているが、本実施形態はこの方法に限られるものではない。図1(a),(b)により塗膜11aを形成した後、必要に応じて乾燥工程を行い、図1(c)の光束12の照射を行うことなく、図1(d)~(f)の工程を行って、図1(f)の工程で、塗膜11aへの光照射と塗膜40aへの光照射とを同時または連続して行って、配線パターン11と電極接続領域40を同じ工程で形成してもよい。
なお、照射する光束12の波長は、塗膜11a、40aに含まれる導電性粒子に吸収される波長を用いる。照射する光は、紫外、可視、赤外いずれの光であってもよいし、マイクロ波であってもよい。例えば導電性粒子として、Ag、Cu、Au、Pdなどを用いた場合、400~600nmの可視光を用いることができる。
導電性インクについてさらに説明する。このインクは、導電性粒子が分散された溶液である。導電性粒子は、Au、Ag、Cu、Pd、ITO、Ni、Pt、Feなどの導電性金属および導電性金属酸化物のうちの1つ以上を用いることができる。電磁波による焼結を効率的に行うため、導電性粒子を含むインクの電磁波吸収特性を高める事が望ましく、導電性粒子の一部または全部がナノサイズ形状となっていることが望ましい。含まれる粒子サイズは一例として10~150nmである。さらに説明すると、導電性粒子の粒子径は、1μm未満のナノ粒子のみであってもよいし、1μm未満のナノ粒子と1μm以上のマイクロ粒子とが混合されていてもよい。
導電性インクの導電性粒子を分散させる溶液としては、有機溶媒や水を用いる事が好ましいが、エポキシやシリコーン、ウレタン樹脂に含有させても良い。溶媒には、分散性を向上させる添加剤(ポリマー成分等)を添加し、また固着力を向上させるために樹脂成分(エポキシやシリコーン、ウレタンなど)を添加しても良い。
導電性粒子の焼結に用いる電磁波としては、紫外光、可視光、赤外光、マイクロ波の波長域のものを含むものを用いることができる。電磁波を集束して、配線パターン11上の塗膜40aに照射することにより、加熱領域が、集束された電磁波のスポット径程度と極めて局所的になり、局所的な熱を周囲の光透過性基板10に熱伝導させ、空気中に放熱することができる。この手法を実施することにより、光透過性基板10の温度上昇を抑制することができ、光透過性基板10にダメージを与えることなく、配線パターン11を形成することができる。したがって、光透過性基板10として樹脂等も用いることができる。
本実施形態において、光透過性基板10としては、例えば10~1000μm厚さの薄い光透過性基板やフィルムを用いることができる。そのような薄い光透過性基板10であっても本実施形態のように電磁波焼結により電子部品30を実装できる。光透過性基板10の材質としては、例えば、ガラス、PS(ポリスチレン)、PP(ポリプロピレン)、PC(ポリカーボネート)、PET(ポリエチレンテレフタレート)、PEN(ポリエチレンナフタレート)、ポリイミド、アクリル、エポキシ、シリコーンなどの有機成分を主体とした物などを用いることができる。光透過性基板10と配線パターン11との密着性を向上させるために、光透過性基板10に表面処理を施してもよい。例えば、プラズマ処理、UV(紫外線)処理、カップリング剤を塗布等する処理を行う。
また、図1(a)~(c)の工程で形成される配線パターン11は、比較的厚みを厚くすることが望ましい。特に、配線パターン11の幅に対する厚みの比率は、厚み/幅=1/100以上であることが望ましく、厚み/幅=5/100以上であるとより望ましく、厚み/幅=10/100以上である場合には特に望ましい。また、配線パターン11に大電流を供給する場合は、厚み/幅=20/100以上であることが望ましい。配線パターン11の大きさは、一例としては、幅1μm以上、厚み1nm~50μm程度に形成する。また、配線パターン3の電気抵抗率は、10-4Ω・cm以下であることが望ましく、特に、10-6Ω・cmオーダーの低抵抗であることが望ましい。
図1(a)~(c)の工程では、形成される配線パターン11は、多孔質(ポーラス)となるように形成することが望ましい。すなわち、隣接する導電性粒子同士は、全体が完全に溶融して混ざりあうのではなく、接触する界面で焼結され、焼結後の導電性粒子間の少なくとも一部に空孔を形成するような温度で電磁波焼結することが望ましい。例えば、光束12として、レーザー光を用い、透過する光透過性基板10を溶融させない程度の照射強度で塗膜11aに照射することにより、光束12が照射された塗膜11aの領域に短時間に比較的大きなエネルギーを投入でき、導電性粒子を加熱して溶融させ焼結できるとともに、レーザー光の光束12の照射を停止することにより、周囲の塗膜11aや光透過性基板10への熱伝導により速やかに冷却することができるため、多孔質の配線パターンを形成することができる。言い換えると、塗膜11aをレーザー光の光束12で焼結するときに、塗膜11aが適切な温度になるように、光束12の照射強度を調節することで、多孔質の配線パターン11を形成できる。具体例としては、光透過性基板10として、延伸されたポリエチレンテレフタレート(PET)フィルム(融点250℃程度、耐熱温度150℃程度)を用い、光透過性基板10の形状が維持されるようにレーザー光の光束12の強度を調整して光透過性基板10の裏面から塗膜11aに照射し、塗膜11aの導電性粒子を焼結した場合、多孔質の配線パターン11を形成することができる。
配線パターン11が多孔質である場合には、上述したように、配線パターン11自体が追随性(可撓性)を有するため、フレキシブルな光透過性基板10を変形させた場合にも、それに伴って配線パターン11が追随するため、配線パターン11が光透過性基板10からはがれにくく、ひび割れ等も生じにくい。よって、断線の生じにくい、フレキシブルな光透過性基板10を提供することができる。
図1(c)の工程において、光束12を光透過性基板10の塗膜11aが設けられている側の面から照射することももちろん可能である。
電子部品30としては、どのようなものを用いてもよいが、一例としては、発光素子(LED,LD)、受光素子、集積回路、表示素子(液晶ディスプレイ、プラズマディスプレイ、ELディスプレイ等)を用いることができる。また、図1では、光透過性基板10上に、電子部品30を一つのみ搭載しているが、2以上の電子部品30を搭載することももちろん可能である。
<第2の実施形態>
第2の実施形態について図2、図3を用いて説明する。
第1の実施形態では、1つの電極31に対して、複数の電極接続領域40を設けたが、光束12の同時照射により、複数の電極31に対して、それぞれ1以上の電極接続領域40を形成し、複数の電極31を同時に配線パターン11に接合してもよい。
例えば、図3(a-1),(a-2)に示したように、一つの電子部品30に備えられた一対の電極31に対応するように、それぞれ塗膜40aを形成し、光束12を同時に照射して、一対の電極31を同時に配線パターン11に接合することができる。
これにより、一対の電極31の下部の塗膜40aに順に光束12を照射して、順番に電極接続領域40を形成する場合よりも、一対の電極接続領域40間の距離の精度を向上させることができ、接合精度を高めることができる。
また、図3(a-1),(a-2)の接合方法において、電極31ごとの電極接続領域40を図2のように複数の電極接続領域40に分割してもよい。
また、図3(b)のように、複数の電子部品30の電極31に対応するように、それぞれ塗膜40aを配置し、各塗膜40aにそれぞれ光束12を同時に照射して、各電子部品30を同時に配線パターン11に接合することができる。
この場合、電子部品30に荷重をかける場合には、各電子部品30に同時に荷重をかけることが望ましい。
これら以外の構成及び工程は、第1の実施形態と同様であるので説明を省略する。
<第3の実施形態>
第3の実施形態について図4~図7を用いて説明する。
図4および図5に示した装置は、第1の実施形態の製造方法を実現する製造装置である。
この製造装置は、配線パターン11が形成された光透過性基板10を支持する光透過性基板支持部(ステージ)101と、ディスペンサー102と、電子部品移動部103と、荷重部104と、電磁波(光束)照射部105とを備えている。ディスペンサー102は、導電性粒子が溶液に分散された導電性インクを光透過性基板10上に塗布して塗膜40aを形成する。電子部品移動部103は、電子部品30をもち上げて光透過性基板10の塗膜40aの位置まで移動させ、塗膜40a上に搭載する。電磁波(光束)照射部105は、光透過性基板10の裏面側から、塗膜40aの2か所以上に同時に電磁波を照射して塗膜40a中の導電性粒子を焼結する。荷重部104は、塗膜40a上に搭載された電子部品30を塗膜40aに押し付ける荷重を必要に応じて加える。この装置により、第1の実施形態で説明した図1(c)~(d)の工程を実行することにより、電子デバイスを製造する。
図4、図5の装置において、また、光透過性基板支持部101をディスペンサー102の位置から電子部品移動部103の位置まで移動させる光透過性基板支持部駆動機構106がさらに備えられている。なお、電子部品移動部103は、持ち上げた電子部品30を塗膜40aに対して押圧することにより、必要に応じて荷重をかける構成である。これにより、電子部品移動部103は、荷重部104を兼用している。
さらに詳しく説明する。光透過性基板支持部101には、光透過性基板10を搭載するための光透過性支持材9が備えられている。ディスペンサー102は、導電性インクを蓄え、指示された量を送り出すタンク102aと、タンク102aから送り出された導電性インクを吐出するノズル102bと、ノズル102bの高さを調節するz方向駆動部102cと、これら駆動部を制御する駆動制御部103fと、タンク102aを制御するディスペンス制御部102dとを有する。
また、タンク102aはノズル102bと一体になった構造になっていても良い。また、ディスペンサー102は、ノズル102bを光透過性基板10に対して移動させる駆動機構をさらに備えてもよい。駆動機構は、ノズル102bを光透過性基板10に対してx,y方向に移動可能な構造にする。これにより、ノズル102bを光透過性基板10に対して精密に移動させることが可能になるため、塗膜40aや塗膜11aをより微細に、かつ、精度よく形成することができる。
電子部品移動部103は、複数の電子部品30が予め配列されて配置されたテーブル103hと、吸着ヘッド103aと、吸着ヘッド103a内を減圧するポンプ103bと、吸着ヘッド103aをx,y,z方向に移動させる駆動部103c,103d,103eと、これら駆動部を制御する駆動制御部103fと、ポンプ103bを制御するポンプ制御部103gとを有する。z方向駆動部103eは、荷重部104を兼用している。
電磁波(光束)照射部105は、レーザー光源105aと、レーザー光源105aから出射された光を2以上の光束に分割する光束分割部105c、レーザー光源105aを制御する光源制御部105bとを備えている。
光透過性基板支持部駆動機構106は、支持部101をx、y方向にそれぞれ移動させる光透過性基板支持部駆動部106a,106bを含む。駆動制御部103fは、光透過性基板支持部駆動部106a,106bの動作も制御する。
なお、支持部駆動部106が、支持部101をz方向にも駆動することができるように構成してもよい。これにより、支持部101の位置をより精密に制御することが可能になる。
ディスペンス制御部102d、ポンプ制御部103g、駆動制御部103fおよび光源制御部105bは、全体の動作を制御するシステム制御部107に接続されている。
導電性インクを塗膜40a形成する方法として転写方式を用いる場合、ディスペンス機構部を転写機構部にする事で実現可能になる。
本実施形態の製造装置を用いて、電子デバイスを製造する方法について説明する。図6は、システム制御107による制御動作を示すフローチャートであり、図7は、製造工程を示す工程図である。システム制御部107は、CPUとメモリを備えて構成され、メモリに予め格納されたプログラムをCPUが読み込んで実行することにより、図6のフローのように動作することによりシステム制御部107としての機能を実現する。
まず、第1の実施形態の図1(a)、(b)の工程により、光透過性基板10上の導電性インクにより、配線パターン11の形状の塗膜11aを印刷し(工程701)、必要に応じて塗膜11aを加熱して溶媒を蒸発させて乾燥させる。この段階では、塗膜11aの光焼結は行わない。
操作者は、塗膜11aを形成した光透過性基板10を、図4の製造装置の光透過性基板支持部101の光透過性支持材9上にセットする(工程702)。なお、支持材9は、工程701の時からセットしておく事も可能である。
以下の工程は、図4および図5の製造装置を用いて行う。システム制御部107は、駆動制御部103fに指示して、x、y方向の光透過性基板支持部駆動部106a、106bを動作させ、光透過性基板支持部101を移動させることにより、ディスペンサー102のノズル102bの滴下位置まで光透過性基板10を移動させる(ステップ61)。続けて、システム制御部107は、駆動制御部103に指示して、ディスペンサー102のz方向駆動部102cを動作させ、ノズル102bを光透過性基板10に対して所定の距離まで接近させる。そして、システム制御部107は、ディスペンス制御部102dに指示して、タンク102aから所定量だけ導電性インクを送り出させる。これにより、ノズル102bの先端から導電性インクが吐出され、光透過性基板10の塗膜11a上の所定の位置に滴下される(ステップ62)。上記ステップ61、62により、光透過性基板10の塗膜11aの所定の位置に塗膜40aを形成する(工程703)。
システム制御部107は、駆動制御部103に指示して、x、y方向の光透過性基板支持部駆動部106a、106bを動作させて、光透過性基板支持部101を移動させることにより、図5のように、電子部品移動部103の位置まで光透過性基板10を移動させる(ステップ63)。つぎに、システム制御部107は、駆動制御部103fに指示して、駆動部103c,103d,103eを動作させ、吸着ヘッド103aをx,y,z方向に移動させることにより、吸着ヘッド103aをテーブル103h上の1つの電子部品30の座標まで移動させる(ステップ64)。そして、システム制御部107は、ポンプ制御部103gに指示してポンプ103bにより吸着ヘッド103a内を減圧させて、電子部品30を吸着ヘッド103aの先端に吸着させる(ステップ65)。さらに、システム制御部107は、駆動制御部103fに指示して、駆動部103c,103d,103eを動作させ、吸着ヘッド103aを光透過性基板支持部101上の光透過性基板10の塗膜40aの座標まで移動させ、電子部品30の電極と塗膜40aとを位置合わせし、塗膜40a上に電子部品30を配置する(ステップ66)。続けて駆動制御部103fは、操作者から荷重をかけることが指示されている場合には、z方向の駆動部103eを動作させて、吸着ヘッド103aを下降させ、吸着ヘッド103aにより電子部品30を押圧して、所定の荷重をかけた状態を維持する(ステップ67)。この状態で、システム制御部107は、光源制御部105bに指示してレーザー光源105aからレーザー光を出射させる(ステップ68)。出射されたレーザー光は、光束分割部105cにより複数の光束12に分割される。複数の光束12は、光透過性支持材9および光透過性基板10を透過して塗膜40aの複数個所に同時に、所定時間照射され、塗膜40a内の複数個所の導電性粒子が光焼結されて、複数の電極接続領域40が形成される。電極接続領域40が形成されたならば、ポンプ制御部103gは、ポンプ103bの減圧を停止して、電子部品30の吸着をオフにするとともに、駆動制御部103fは、z方向の駆動部103eを動作させ、吸着ヘッド103aを上昇させることにより、電子部品30への荷重の印加を停止させる(ステップ69)。これらステップ63~69により、電子部品をピックアップして光透過性基板10の上まで移動させ(工程704)、塗膜40a上に搭載し(工程705)、必要に応じて荷重を掛けながら、複数の光束12を同時に照射して焼結し(工程706)、電極接続領域40を形成して電極31と配線パターン11とを接合する(工程707)という各工程を実行することができる(図1(e)、(f))。
なお、1つの塗膜40aの複数個所に光を照射するのではなく、複数の塗膜40aに対してまとめて照射する事で複数の電極接合領域40を形成することも可能である。
この後、連続して塗膜11aにも光源105aからレーザー光を照射し、塗膜11a内の導電性粒子を光焼結して配線パターン11を形成する。このとき、配線パターン11の全体が焼結されるように、必要に応じて、駆動制御部103fが光透過性基板支持部駆動部106a,106bを動作させて、光透過性基板10を移動させ、塗膜11aの焼結すべき領域全体にレーザー光が照射されるようにする。
以上のように、第3の実施形態の製造装置を用いることにより、第1の実施形態の製造方法によって電子デバイスを製造することができる。
なお、光束分割部105cとしては、レーザー光源105aからのレーザー光を複数光束12に分割できるものであればどのような構成であってもよい。例えば、図8(a)のように、ハーフミラー81aとミラー81bとを組み合わせたものを光束分割部105cとして用いることができる。また、図8(b)は、プリズムを光束分割部105cとして用いる例を示す。図8(c)は、複数の開口を有するマスクを光束分割部105cとして用い、マスクの開口を透過した複数光束12のみを塗膜40aに照射する構成である。
また、図9(a)~(g)のように、光束12の形状としては、照射スポットの形状が、円形、リング、楕円、楕円リング、正方形、正方形フレーム形状、長方形、長方形フレーム形状等、所望の形状のものを用いることができる。リング、楕円リング、正方形フレーム形状、長方形フレーム形状は、図8(c)のようなマスクを光束分割部105cとして用いることにより形成できる。
なお、荷重部104は、吸着ヘッド103aに下向きの荷重を加えることができる構造であればどのようなものでもよく、重りやばねを用いてもよい。
塗膜11aに光を照射して配線パターン11を形成するタイミングは、第3の実施形態のように電極接続領域40を形成した後でよいが、図7の工程702と703の間でもよい。
なお、基板支持部101が動かない方式を取ることも可能である。この場合、ディスペンサー102にノズル102aをx,y,z方向に駆動する機構を設ける事で、光透過性基板10に電子部品30を高精度に実装することが可能になる。
なお、上述してきた第1~第3の実施形態では、光透過性基板上の配線パターンと電子部品の電極とを光焼結により接合して電子デバイスを製造する方法について説明したが、本実施形態の方法で接合する対象は、電子部品の電極に限られない。例えば、図10のように光透過性基板10上にレンズ等の光学部品81を接合することも可能である。この場合の製造方法は、以下のようになる。まず、光透過性基板10上の、光学部品81を接合すべき部分に、導電性粒子が溶液に分散された導電性インクを塗布し、接合用塗膜40aを形成する。つぎに、接合用塗膜40a上に、光学部品81の接合すべき部位(図10では縁部)を搭載する。このとき、必要に応じて光透過性基板10を光透過性支持材9に搭載する。さらに必要に応じて、光学部品81に荷重をかけて、接合すべき部位(縁部)を接合用塗膜40aに押し付けながら、接合用塗膜40aに、複数の光束12を照射して接合用塗膜40a中の導電性粒子を焼結することにより、光学部品81の部位(縁部)と光透過性基板10とを接合する接合領域(40)を形成する。光束12は、例えば、図10のように、光透過性支持材9および光透過性基板10の裏面側から透過させて照射してもよいし、光透過性基板10の上方から照射してもよい。
なお、第3の実施形態の製造装置において、図11のようにレーザー光源105aの出射したレーザー光を、例えば、所望の方向に反射する可動ミラー105dを配置してもよい。これにより、光透過性基板10の位置を変えることなく、複数の塗膜40aに順次光を照射することができる。これにより、複数の電子部品30を光透過性基板10上に接合することができる。特に、図11の可動ミラー105dを用いた構成は、光透過性基板10が、光源105aに対して凹面の湾曲した形状である場合には、複数個所の塗膜40aに同等の条件(照射角度、照射強度)で光束12を照射することができるというメリットがある。
本実施形態の電子デバイスは、電子部品を光透過性基板に搭載したデバイスであればどのようなものでも適用可能である。例えば、自動車のインストルメント・パネル(計器表示盤)やゲーム機の表示部等に適用できる。また、基板を湾曲させることができるため、ウエアラブル(体に装着可能な)な電子デバイス(メガネ、時計、ディスプレイ、医療機器等)や、湾曲したディスプレイに適用可能である。
また、これら以外にも、照明機器(点発光/面発光照明、フレキシブル照明、自動車用照明(インテリア、エクステリア)など)、表示機器(シースルーディスプレイ、ウェアラブルディスプレイ、ヘッドアップディスプレイなど)、演出機器(遊技機器(パチンコ)用の演出照明・表示など)等に好適に用いることができる。
9…光透過性支持材、10…光透過性基板、11a…塗膜、11…配線パターン、40a…塗膜、40…電極接続領域、101…光透過性基板支持部(ステージ)、102…ディスペンサー、103…電子部品移動部、104…荷重部、105…電磁波(光束)照射部、106…光透過性基板支持部駆動機構、107…システム制御部

Claims (7)

  1. 光透過性基板上に、配線パターン又は前記配線パターンの形状を有する配線用塗膜を形成する配線パターン形成工程と、
    前記配線パターン形成工程後に、前記配線パターン又は配線用塗膜の、電子部品の電極を接合すべき部分に、導電性粒子が溶液に分散された導電性インクを塗布し、接合用塗膜を形成する塗布工程と、
    前記接合用塗膜上に前記電極が搭載されるように、前記電子部品を前記光透過性基板に搭載する搭載工程と、
    前記搭載工程後に、1つの前記電極の前記接合用塗膜に対して電磁波を照射して前記接合用塗膜中の導電性粒子を焼結することにより、前記電極と前記配線パターンとを接合する電極接続領域を、1つの前記電極について2か所以上形成する焼結工程とを含むことを特徴とする電子デバイスの製造方法。
  2. 請求項1に記載の電子デバイスの製造方法であって、前記焼結工程は、1つの前記電極の前記接合用塗膜に対して2か所以上に電磁波を同時に照射して前記接合用塗膜中の導電性粒子を焼結することにより、前記1つの前記電極について2か所以上の前記電極接続領域を形成する焼結工程とすることを特徴とする電子デバイスの製造方法。
  3. 請求項2に記載の電子デバイスの製造方法であって、前記焼結工程は、前記電子部品に荷重を加えて、前記電極を前記接合用塗膜に対して押し付けながら前記電磁波を2か所以上同時照射することを特徴とする電子デバイスの製造方法。
  4. 請求項1または2に記載の電子デバイスの製造方法であって、前記配線パターン形成工程は、前記光透過性基板上に前記導電性インクを塗布して前記配線パターンの形状を有する配線用塗膜を形成する配線パターン塗布工程であることを特徴とする電子デバイスの製造方法。
  5. 請求項4に記載の電子デバイスの製造方法であって、前記焼結工程では、前記配線用塗膜と前記接合用塗膜の両方に電磁波を照射して焼結することを特徴とする電子デバイスの製造方法。
  6. 請求項3に記載の電子デバイスの製造方法であって、前記焼結工程では、前記荷重に対して前記光透過性基板を支持機構により支持することを特徴とする電子デバイスの製造方法。
  7. 光透過性基板上の部品を接合すべき部分に、導電性粒子が溶液に分散された導電性インクを塗布し、接合用塗膜を形成する塗布工程と、
    前記接合用塗膜上に前記部品の接合すべき部位が搭載されるように、前記部品を前記光透過性基板に搭載する搭載工程と、
    前記搭載工程後に、1つの前記接合すべき部位の前記接合用塗膜に対して、2か所以上に電磁波を同時に照射して前記接合用塗膜中の導電性粒子を焼結することにより、前記部位と前記光透過性基板とを接合する接合領域を、1つの前記接合すべき部位について2か所以上形成する焼結工程とを含むことを特徴とする電子デバイスの製造方法。
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