JP6940154B2 - 管理装置、管理システム、管理方法、及びプログラム - Google Patents

管理装置、管理システム、管理方法、及びプログラム Download PDF

Info

Publication number
JP6940154B2
JP6940154B2 JP2018110283A JP2018110283A JP6940154B2 JP 6940154 B2 JP6940154 B2 JP 6940154B2 JP 2018110283 A JP2018110283 A JP 2018110283A JP 2018110283 A JP2018110283 A JP 2018110283A JP 6940154 B2 JP6940154 B2 JP 6940154B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
work
education
attendance
people
candidate
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2018110283A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2019212213A (ja
Inventor
美雪 名取
美雪 名取
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Fielding Ltd
Original Assignee
NEC Fielding Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NEC Fielding Ltd filed Critical NEC Fielding Ltd
Priority to JP2018110283A priority Critical patent/JP6940154B2/ja
Publication of JP2019212213A publication Critical patent/JP2019212213A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6940154B2 publication Critical patent/JP6940154B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)
  • General Factory Administration (AREA)

Description

本発明は、管理装置、管理システム、管理方法、及びプログラムに関する。
装置、システム等に関して保守(障害対応を含む)を行うサービスを提供する場合、保守作業等を行う作業者は、当該装置、システムに関して、保守作業を行うために必要な知識を有することが求められる。そこで、当該サービスを提供する事業者が、自社の従業員(作業者)に対して、必要な教育を受けさせることで、作業者は、必要な知識を得ることができる。ここで、作業者が、業務内容(保守作業等)に応じた教育を、効率的に受講することが望ましい。そのため、作業者に必要に応じた教育を受けさせるための技術が提案されている(特許文献1、2)。さらに、必要な作業者(保守員)の人数を算出する技術が提案されている(特許文献3)。
特許文献1においては、作業員の能力、作業履歴、作業要請の履歴に基づいて、各作業員に対する教育内容の教育優先度を判定する教育支援装置が記載されている。
特許文献2においては、受注した装置を特定する装置情報と、受注規模を示す規模情報とに基づいて、必要な作業員数を算出し、受注した装置に対応するスキルを有する社員の数を特定する教育スケジュール管理システムが記載されている。さらに、特許文献2に記載された教育スケジュール管理システムは、特定した社員の数が必要な作業員数より少なく、受注した装置に対応するスキルを得るための教育コースの開催予定がない場合、教育コースの設定を促す電子メールを、端末に送信する。
特許文献3においては、製品の出荷前における予想出荷数、目標品質に基づいて、予想保守員数を算出し、製品の出荷後における出荷状況と、保守作業履歴とに基づいて、予想保守員数を補正し、新たな保守員数を算出する保守員数算出システムが記載されている。
特開2014−178449号公報 特開2007−316990号公報 特開2007−148513号公報
なお、上記先行技術文献の開示を、本書に引用をもって繰り込むものとする。以下の分析は、本発明の観点からなされたものである。
上記の通り、作業者が業務内容に応じた教育を効率的に受けることが望ましい。さらに、作業者は、必要な知識を得るためには、確実に教育を修了することが必要である。
ここで、作業者が、指定された教育を修了するために、所定の日数を要する場合がある。しかし、作業者が、保守作業等の業務を行うことに時間を費やし、所定の期間内に、指定された教育を修了できない可能性がある。
特許文献1に記載された技術においては、作業員が教育を修了することは保証できない。特許文献2に記載された技術においては、受注した装置に応じた教育コースが開講されても、作業員が、開催された教育コースを修了することは保障できない。特許文献3に記載された技術は、保守員が必要な知識を得るために、保守員に教育を受けさせる技術ではない。特許文献3に記載された技術においては、保守員が業務内容に応じた知識を有していることが前提である。そのため、特許文献1乃至3に記載された技術においては、業務内容に応じた教育を、作業者に受けさせる場合に、作業者が確実に教育を修了しない可能性がある。
そこで、本発明は、需要に応じて、作業者を適切に育成することに貢献する管理装置、管理システム、管理方法、及びプログラムを提供することを目的とする。
本発明の第1の視点によれば、管理装置が提供される。前記管理装置は、作業対象と作業との組み合わせと、前記組み合わせに関する作業を可能な登録作業者を識別する情報とを対応付けて管理すると共に、前記登録作業者に関して、教育受講の予定を含む業務予定を管理し、さらに、前記組み合わせと、教育を識別する情報と、受講所要期間とを対応付けて管理する、記憶部を備える。
さらに、前記管理装置は、判断対象の作業対象と作業との組み合わせに応じて、作業必要人数と作業可能人数とを算出し、前記作業必要人数が前記作業可能人数より多い場合、前記作業必要人数と前記作業可能人数との差分を、教育受講必要人数として決定する、需要判断部を備える。
さらに、前記管理装置は、前記受講所要期間と前記業務予定とに基づいて、所定の期間内に、判断対象の作業対象と作業との組み合わせに対応する、第1の教育の受講完了が可能である、前記教育受講必要人数分の教育受講候補者を、前記登録作業者から選定する、受講候補者選定部を備える。
本発明の第2の視点によれば、管理システムが提供される。前記管理システムは、管理装置と、端末とを含んで構成される。前記端末は、ユーザの操作に基づいて、判断対象の作業対象と作業とを特定し、前記判断対象の作業対象と作業との組み合わせを、前記管理装置に送信する。
前記管理装置は、作業対象と作業との組み合わせと、前記組み合わせに関する作業を可能な登録作業者を識別する情報とを対応付けて管理すると共に、前記登録作業者に関して、教育受講の予定を含む業務予定を管理し、さらに、前記組み合わせと、教育を識別する情報と、受講所要期間とを対応付けて管理する、記憶部を備える。
さらに、前記管理装置は、判断対象の作業対象と作業との組み合わせを、前記端末から受信する、通信部を備える。
さらに、前記管理装置は、前記通信部が受信した前記組み合わせに応じて、作業必要人数と作業可能人数とを算出し、前記作業必要人数が前記作業可能人数より多い場合、前記作業必要人数と前記作業可能人数との差分を、教育受講必要人数として決定する、需要判断部を備える。
さらに、前記管理装置は、前記受講所要期間と前記業務予定とに基づいて、所定の期間内に、判断対象の作業対象と作業との組み合わせに対応する、第1の教育の受講完了が可能である、前記教育受講必要人数分の教育受講候補者を、前記登録作業者から選定する、受講候補者選定部を備える。
本発明の第3の視点によれば、管理方法が提供される。前記管理方法は、作業対象と作業との組み合わせと、前記組み合わせに関する作業を可能な登録作業者を識別する情報とを対応付けて管理すると共に、前記登録作業者に関して、教育受講の予定を含む業務予定を管理し、さらに、前記組み合わせと、教育を識別する情報と、受講所要期間とを対応付けて管理する、記憶部を備える、管理装置が実行する。
前記管理方法は、判断対象の作業対象と作業との組み合わせに応じて、作業必要人数と作業可能人数とを算出する工程を含む。
さらに、前記管理方法は、前記作業必要人数が前記作業可能人数より多い場合、前記作業必要人数と前記作業可能人数との差分を、教育受講必要人数として決定する工程を含む。
さらに、前記管理方法は、前記受講所要期間と前記業務予定とに基づいて、所定の期間内に、判断対象の作業対象と作業との組み合わせに対応する、第1の教育の受講完了が可能である、前記教育受講必要人数分の教育受講候補者を、前記登録作業者から選定する工程を含む。
本発明の第4の視点によれば、プログラムが提供される。前記プログラムは、作業対象と作業との組み合わせと、前記組み合わせに関する作業を可能な登録作業者を識別する情報とを対応付けて管理すると共に、前記登録作業者に関して、教育受講の予定を含む業務予定を管理し、さらに、前記組み合わせと、教育を識別する情報と、受講所要期間とを対応付けて管理する、記憶部を備える、管理装置を制御するコンピュータに実行させるプログラムである。
前記プログラムは、前記判断対象の作業対象と作業との組み合わせに応じて、作業必要人数と作業可能人数とを算出する処理を、前記コンピュータに実行させる。
さらに、前記プログラムは、前記作業必要人数が前記作業可能人数より多い場合、前記作業必要人数と前記作業可能人数との差分を、教育受講必要人数として決定する処理を、前記コンピュータに実行させる。
さらに、前記プログラムは、前記受講所要期間と前記業務予定とに基づいて、所定の期間内に、判断対象の作業対象と作業との組み合わせに対応する、第1の教育の受講完了が可能である、前記教育受講必要人数分の教育受講候補者を、前記登録作業者から選定する処理を、前記コンピュータに実行させる。
なお、これらのプログラムは、コンピュータが読み取り可能な記憶媒体に記録することができる。記憶媒体は、半導体メモリ、ハードディスク、磁気記録媒体、光記録媒体等の非トランジェント(non-transient)なものとすることができる。本発明は、コンピュータプログラム製品として具現することも可能である。
本発明の各視点によれば、需要に応じて、作業者を適切に育成することに貢献する管理装置、管理システム、管理方法、及びプログラムが提供される。
一実施形態の概要を説明するための図である。 管理システム1の全体構成の一例を示すブロック図である。 作業者データベース401の一例を示す図である。 装置情報データベース402の一例を示す図である。 作業可能者データベース403の一例を示す図である。 離職率データベース404の一例を示す図である。 業務予定データベース405の一例を示す図である。 教育データベース406の一例を示す図である。 単元データベース407の一例を示す図である。 受講記録データベース408の一例を示す図である。 教育受講候補者データベース409の一例を示す図である。 教育データベース406に格納される情報と、単元データベース407に格納される情報とを模式的に示す図である。 装置情報データベース402に格納される情報と、作業可能者データベース403に格納される情報とを、一つのテーブルを用いて示す図である。 教育受講候補者を選定する処理の一例を示すフローチャートである。 教育受講候補者の選定結果を出力する処理の一例を示すフローチャートである。 教育受講必要人数を算出する処理の一例を示すフローチャートである。 教育受講候補者を追加する処理の一例を示すフローチャートである。 教育受講候補者を追加する処理の一例を示すフローチャートである。 教育受講候補者を追加する処理の一例を示すフローチャートである。 ハードウェア構成の一例を示すブロック図である。
初めに、図1を用いて一実施形態の概要について説明する。なお、この概要に付記した図面参照符号は、理解を助けるための一例として各要素に便宜上付記したものであり、この概要の記載はなんらの限定を意図するものではない。また、各ブロック図のブロック間の接続線は、双方向及び単方向の双方を含む。一方向矢印については、主たる信号(データ)の流れを模式的に示すものであり、双方向性を排除するものではない。さらに、本願開示に示す回路図、ブロック図、内部構成図、接続図などにおいて、明示は省略するが、入力ポート及び出力ポートが各接続線の入力端及び出力端のそれぞれに存在する。入出力インターフェイスも同様である。
上記の通り、需要に応じて、作業者を適切に育成することに貢献する管理装置が望まれる。
そこで、一例として、図1に示す管理装置1000を提供する。管理装置1000は、記憶部1001と、需要判断部1002と、受講候補者選定部1003とを備える。
以下の説明において、「教育を受ける」とは、教育を受ける者(以下、教育受講候補者と呼ぶ)が、学習内容の資料(以下、教育資料と呼ぶ)を、各自の都合に応じて学習することを意味するものとする。以下の説明では、教育を受けることを、教育受講とよぶ。
記憶部1001は、作業対象と作業との組み合わせと、当該組み合わせに関する作業を可能な作業者を識別する情報とを対応付けて管理する。以下の説明では、記憶部1001が管理する作業者を、登録作業者と呼ぶ。
また、記憶部1001は、1又は2以上の登録作業者の業務予定を管理する。さらに、記憶部1001は、作業対象と作業との組み合わせと、教育を識別する情報と、受講所要期間とを対応付けて管理する。ここで、受講所要期間とは、作業対象と作業との組み合わせに対応する教育に関して、教育の受講開始から受講完了までに必要となる期間を意味する。
需要判断部1002は、判断対象の作業対象と作業との組み合わせに応じて、作業必要人数と作業可能人数とを算出する。ここで、作業必要人数とは、対応する作業対象に対して、対応する作業を行うために必要な人数である。また、作業可能人数とは、対応する作業対象に対して、対応する作業を行うことが可能な人数である。
そして、需要判断部1002は、作業必要人数が作業可能人数より多い場合、作業必要人数と作業可能人数との差分を、教育受講必要人数として決定する。ここで、教育受講必要人数とは、作業対象と作業との組み合わせに対応する教育に関して、当該教育の受講が必要である、登録作業者の人数である。換言すると、教育受講必要人数とは、判断対象の作業対象に関して、判断対象の作業を行うために不足している人数である。
受講候補者選定部1003は、受講所要期間と業務予定とに基づいて、所定の期間内に、判断対象の作業対象と作業との組み合わせに対応する、教育の受講完了が可能である、教育受講必要人数分の教育受講候補者を、1又は2以上の登録作業者から選定する。
そのため、管理装置1000は、所定の期間内に、判断対象の教育(第1の教育)の受講完了が可能である、登録作業者を、教育を受けさせる者(即ち、教育受講候補者)として選定する。換言すると、管理装置1000は、判断対象の教育の受講完了ができないと予想される作業者を、教育受講候補者から除外する。
さらに、管理装置1000は、判断対象の作業対象に関して、判断対象の作業を行うために不足している人数分(教育受講必要人数分)の作業者を、教育受講候補者として選定する。つまり、管理装置1000は、必要な人数を越える作業者に対して、不要な教育を受けさせることを回避できる。なお、「不要な教育を受けさせる」とは、作業者が、教育で得た知識等を用いて、実際に作業を行わないにも関わらず、作業者に教育を受けさせることを意味する。
従って、管理装置1000は、判断対象の教育の受講完了が可能である作業者を、過不足なく教育受講候補者として選定する。よって、管理装置1000は、需要に応じて、作業者を適切に育成することに貢献する。
[第1の実施形態]
第1の実施形態について、図面を用いて詳細に説明する。
上記の通り、「教育を受ける」とは、教育受講候補者が、教育資料を、各自の都合に応じて学習することを意味するものとする。
例えば、本実施形態において、教育を提供する側は、WEB(World Wide Web)を利用して、教育資料を教育受講候補者に提供してもよい。教育資料は、動画、静止画、音声、文字情報(文書等)であってもよい。また、教育資料は、講師が行う講義を撮影した映像(動画)であってもよい。教育受講候補者は、WEBを利用して提供される教育資料を閲覧することで学習する。
なお、教育を提供する側は、WEBを利用して、教育資料を教育受講候補者に提供する場合、教育を提供する側は、教育受講候補者の理解度を確認するために、WEBを利用して試験を実施してもよい。
以下、説明の便宜上、WEBを利用して、教育資料を教育受講候補者に提供する形態を例示して説明する。
本実施形態において、一つの「教育」とは、複数の異なる内容の単元を組み合わせて構成されるものとする。
本実施形態において、「単元」とは、1つの教育内において、教育の内容に応じた区分け可能な単位を意味する。
本実施形態において、単元の受講完了とは、教育受講候補者が、当該単元の教育資料を全て閲覧したことを意味するものとする。例えば、教育資料が、2以上のページを含む文書であるとする。その場合、教育受講候補者が、当該単元の文書に含まれる、全てのページを閲覧した場合、その単元を受講完了したものとする。
また、教育を提供する側が、教育受講候補者の理解度を確認するために、単元に応じた内容の試験を実施するとする。その場合、教育受講候補者が、単元に応じた内容の試験において、所定の基準を満たす得点を獲得した場合、その教育受講候補者が単元を受講完了したものとしてもよい。
教育の受講完了とは、教育に含まれる所定の単元(例えば、全ての単元)を受講完了することを意味するものとする。
また、教育を提供する側が、教育に含まれる所定の単元(例えば、全ての単元)に対応する試験を実施してもよい。その場合、教育受講候補者が、試験において、所定の基準を満たす得点を獲得した場合、当該教育受講候補者が、教育を受講完了したものとしてもよい。
本実施形態に係る作業対象とは、1又は2以上の装置を含んで構成される、作業対象のシステム、作業対象の装置の少なくともいずれかであるものとする。判断対象の作業対象とは、判断対象の装置(又はシステム)であるものとする。
以下の説明において、本実施形態に係る作業として、障害対応作業と、定期点検作業と、設置設定作業とを例示して説明する。ただし、これは、作業を、障害対応作業と、定期点検作業と、設置設定作業とに限定する趣旨ではない。
障害対応作業とは、装置(又はシステム)に障害が発生した場合に、障害復旧等を行う作業である。定期点検作業とは、作業対象の装置(又はシステム)を所定の期間毎に点検する作業である。設置設定作業とは、装置(又はシステム)の設置、移設等を行う作業である。
また、以下の説明においては、教育受講と、障害対応作業と、定期点検作業と、設置設定作業等を、業務として例示して説明する。また、以下の説明においては、説明の便宜上、「装置」とは、1又は2以上の装置を含んで構成されるシステム、又は、一の装置の少なくともいずれかを示すものとする。また、以下の説明においては、判断対象の作業対象と作業との組み合わせに対応する教育(即ち、上記の第1の教育)を、「判断対象の教育」と呼ぶ。
[管理システム]
以下、管理システム1について詳細に説明する。
図2は、本実施形態に係る管理システム1の全体構成の一例を示すブロック図である。管理システム1は、管理装置100と、端末200とを含んで構成される。なお、図2においては、説明の便宜上、一つの端末200を示す。しかし、これは、管理システム1が、一つの端末200を含むことに限定する趣旨ではない。管理システム1は、2以上の端末200を含んで構成されてもよい。
管理装置100は、ネットワーク300を介して、1又は2以上の端末200と接続する。ネットワーク300は、インターネット、イントラネット、ローカルネットワーク等であってもよく、その詳細は問わない。
管理装置100は、教育受講を管理する情報処理装置(コンピュータ)である。管理装置100は、PC(Personal Computer)、ワークステーション、サーバ等であってもよく、本書で説明する機能を実現できれば、その詳細は問わない。
端末200は、ユーザの操作に基づいて、判断対象の作業対象、判断対象の作業の少なくともいずれかを特定する、情報処理装置(コンピュータ)である。端末200は、PC、スマートフォン、タブレット端末等であってもよく、本書で説明する機能を実現できれば、その詳細は問わない。
[端末の構成]
以下、端末200の構成について詳細に説明する。
端末200は、通信部201と、制御部202と、入力部203と、出力部204とを含んで構成される。なお、端末200は、図示しないハードウェア、ソフトウェアを含んでもよいことは勿論である。
通信部201は、ネットワーク300と接続し、管理装置100と通信する。通信部201は、NIC(Network Interface Card)等を用いて実現される。
制御部202は、端末200の全体を制御する。制御部202は、通信部201、入力部203、出力部204を制御する。例えば、制御部202は、CPU(Central Processing Unit)等を用いて実現される。
入力部203は、ユーザの操作に基づいて、情報を受け付ける。具体的には、入力部203は、ユーザの操作に基づいて、判断対象の作業対象、判断対象の作業を特定する。例えば、入力部203は、キーボード、タッチパネル、音声入力手段等を用いて実現される。入力部203は、ユーザの操作に基づいて、情報を受け付けることができれば、その詳細は問わない。
出力部204は、情報を出力する。例えば、通信部201が、管理装置100から、判断対象の作業対象、判断対象の作業に対応する教育に関して、教育受講候補者を識別する情報(名前、所属等)を受信したとする。その場合、出力部204は、管理装置100から受信した情報を出力してもよい。その場合、出力部204は、ディスプレイ(図示せず)に、教育受講候補者を識別する情報等を表示させてもよい。また、例えば、出力部204は、プリンタ(図示せず)に、教育受講候補者を識別する情報等を印刷させてもよい。また、例えば、出力部204は、所定の端末(図示せず)に、通信部201を介して、教育受講候補者を識別する情報等を通知してもよい。
[管理装置の構成]
次に、管理装置100の構成について詳細に説明する。
管理装置100は、通信部101と、制御部102と、入力部103と、出力部104と、記憶部105と、需要判断部106と、受講候補者選定部107と、受講管理部108とを含んで構成される。なお、管理装置100は、図示しないハードウェア、ソフトウェアを含んでもよいことは勿論である。
通信部101は、ネットワーク300と接続し、端末200と通信する。通信部101は、NIC等を用いて実現される。
制御部102は、管理装置100の全体を制御する。制御部102は、通信部101、入力部103、出力部204、記憶部205、需要判断部106、受講候補者選定部107、受講管理部108を制御する。例えば、制御部102は、CPU等を用いて実現される。
入力部103は、ユーザの操作に基づいて、情報を受け付ける。具体的には、例えば、入力部103は、キーボード、タッチパネル、音声入力手段等を用いて実現される。入力部103は、ユーザの操作に基づいて、情報を受け付けることができれば、その詳細は問わない。
出力部104は、情報を出力する。例えば、出力部104は、ディスプレイ(図示せず)に教育受講候補者を識別する情報等を表示させてもよい。また、例えば、出力部104は、プリンタ(図示せず)に教育受講候補者を識別する情報等を印刷させてもよい。また、例えば、出力部104は、所定の端末(図示せず)に、通信部101を介して、教育受講候補者を識別する情報等を通知してもよい。
記憶部105は、管理装置100を動作させるために必要な情報を記憶する。記憶部105は、作業者データベース401と、装置情報データベース402と、作業可能者データベース403と、離職率データベース404と、業務予定データベース405とを格納する。さらに、記憶部105は、教育データベース406と、単元データベース407と、受講記録データベース408と、教育受講候補者データベース409とを格納する。記憶部105は、磁気ディスク装置や光ディスク装置、半導体メモリ等によって実現される。
制御部102は、記憶部105が記憶する、各データベースの読み込み処理、書き込み処理、検索処理を制御する。
需要判断部106は、判断対象の作業対象と作業との組み合わせに応じて、作業必要人数と作業可能人数とを算出する。そして、需要判断部106は、作業必要人数が作業可能人数より多い場合、作業必要人数と作業可能人数との差分を、教育受講必要人数として決定する。
具体的には、需要判断部106は、第1の時点(例えば、現時点)に対応する、第1の作業必要人数(第1の作業必要人数)と作業可能人数(第1の作業可能人数)とを算出する。そして、第1の作業必要人数が前記第1の作業可能人数より多い場合、需要判断部106は、第1の作業必要人数と第1の作業可能人数との差分を、教育受講必要人数として決定する。一方、第1の作業必要人数が第1の作業可能人数より少ない場合、需要判断部106は、第1の時点より後である第2の時点に対応する、作業必要人数(第2の作業必要人数)と作業可能人数(第2の作業可能人数)とを算出する。そして、需要判断部106は、第2の作業必要人数と、第2の作業可能人数とに基づいて、教育受講必要人数を算出する。
受講候補者選定部107は、受講所要期間と、登録作業者の業務予定とに基づいて、所定の期間内に、判断対象の教育の受講完了が可能である、教育受講必要人数分の教育受講候補者を、登録作業者から選定する。
具体的には、受講候補者選定部107は、教育受講より優先度が高い業務に、登録作業者が割当てられる優先業務回数を算出する。そして、受講候補者選定部107は、登録作業者の業務予定と、優先業務回数とに基づいて、第1の選定候補者を選定する。そして、受講候補者選定部107は、第1の選定候補者から、教育受講候補者を選定する。
より具体的には、受講候補者選定部107は、判断対象の教育の受講可能要件に基づいて、登録作業者から判断対象者を選択する。そして、受講候補者選定部107は、判断対象者に関して、優先業務回数を算出する。そして、受講候補者選定部107は、優先業務回数が所定の閾値を越える判断対象者を、第1の選定候補者から除外する。
そして、受講候補者選定部107は、第1の選定候補者の人数が、教育受講必要人数より多い場合、第1の選定候補者に対して第1の優先順位を設定する。そして、受講候補者選定部107は、第1の優先順位に基づいて、第1の選定候補者から、教育受講必要人数分の教育受講候補者を選定する。
一方、第1の選定候補者の人数が、教育受講必要人数以下である場合、受講候補者選定部107は、第1の選定候補者を、教育受講候補者として選定する。
教育受講候補者の人数が、教育受講必要人数より少ない場合、受講候補者選定部107は、教育受講候補者の人数と、教育受講必要人数との差分を、不足人数として算出する。そして、受講候補者選定部107は、判断対象者に対応する業務予定と、優先業務回数とに基づいて、第2の選定候補者を選定する。そして、受講候補者選定部107は、算出した不足人数分の第2の選定候補者を、教育受講候補者として追加する。
また、教育受講候補者が教育受講必要人数より少ない場合であると共に、第2の教育に関する教育受講の予定を変更することで、判断対象の教育を受講完了することが可能である場合、受講候補者選定部107は、判断対象者を、教育受講候補者として追加する。ここで、第2の教育とは、判断対象の教育(第1の教育)とは異なる教育であるものとする。
また、登録作業者が、所定の期間内に、判断対象の教育に対応する受講可能要件を満たすことが可能であると共に、判断対象の教育を受講完了することが可能である場合、受講候補者選定部107は、当該登録作業者を、教育受講候補者として追加する。
受講管理部108は、教育受講を含む2以上の業務に対して、優先順位を設定する。以下の説明では、障害対応作業と定期点検作業とが、教育受講より優先順位が高い場合を例示して説明する。
需要判断部106、受講候補者選定部107、受講管理部108は、コンピュータプログラムにより実現してもよい。そして、記憶部105は、需要判断部106、受講候補者選定部107、受講管理部108を実現するコンピュータプログラムを記憶してもよい。
次に、記憶部105が格納する、各データベースについて詳細に説明する。
[作業者データベース]
まず、作業者データベース401について詳細に説明する。作業者データベース401は、1又は2以上の作業者に関する情報を管理する。例えば、作業者データベース401は、作業者識別情報と、氏名と、生年月日と、退職予定年月日とを対応付けた情報を格納する。以下の説明では、作業者データベース401に登録された作業者を、「登録作業者」と呼ぶ。
作業者識別情報は、作業者を識別する情報である。氏名は、作業者の氏名である。生年月日は、作業者の生年月日である。退職予定年月日は、作業者が、退職予定の年月日である。例えば、作業者が正社員の場合には、退職予定年月日とは、定年退職予定の年月日であってもよい。また、例えば、作業者が派遣社員、契約社員等の場合には、退職予定年月日とは、契約期間満了の年月日であってもよい。
図3は、作業者データベース401の一例を示す図である。図3に示す作業者データベース401は、作業者識別情報「W0001」〜「W0006」の作業者に関する情報を格納する。
[装置情報データベース]
次に、装置情報データベース402について詳細に説明する。装置情報データベース402は、1又は2以上の装置に関する情報を管理する。例えば、装置情報データベース402は、装置識別情報と、装置名称と、定期点検間隔と、契約台数と、契約台数変化率と、障害発生頻度と、一日あたりの作業者の人数とを対応付けた情報を格納する。例えば、一日あたりの作業者の人数は、障害対応作業における1日当たりの作業者の人数と、定期点検作業における1日当たりの作業者の人数とを含む。以下の説明では、装置情報データベース402に登録された装置を、「登録された装置」と呼ぶ。
装置識別情報は、装置の種類を識別する情報である。装置名称は、装置の名称である。装置名称は、装置の型番等であってもよい。定期点検間隔は、定期点検作業が必要な装置に関して、定期点検作業が行われる時間間隔である。また、契約台数は、保守契約を締結した装置の台数である。なお、保守契約とは、装置の保守を行う契約である。
契約台数変化率は、過去の所定の期間(例えば、過去1年間)において、契約台数が変化した割合である。例えば、契約台数変化率は、所定の期間(例えば、過去1年間)において、契約台数が変化した割合の平均値であってもよい。または、契約台数変化率は、所定の期間(例えば、過去1年間)内において、契約台数が変化した割合の平均値の最大値(又は当該平均値の最小値)であってもよい。以下の説明では、契約台数が増加した場合、契約台数変化率を、正の値として表現する。一方、契約台数が減少した場合、契約台数変化率を、負の値として表現する。
例えば、直近の過去1年間における契約台数変化率が3.5%であるとする。さらに、2年前から1年前までにおける契約台数変化率が3.0%であるとする。さらに、3年前から2年前までにおける契約台数変化率が3.3%であるとする。その場合、過去3年間における契約台数変化率(契約台数が変化した割合の平均値)は、(3.5+3.0+3.3)/3=3.3%である。
障害発生頻度は、過去の所定の期間(例えば、1年間)において、対応する装置に関して、障害対応作業のための作業が発生した頻度である。例えば、障害発生頻度は、障害対応作業が発生した回数を、契約台数で割った値であってもよい。例えば、契約台数500台の装置に関して、障害対応作業が1年間に50回発生したとする。その場合、障害発生頻度は、50回/500台=10%である。
障害対応作業における1日当たりの作業者の人数は、過去の所定の期間(例えば1年間)において、対応する装置に関して、障害対応作業において、1日当たりに必要であった作業者の人数である。例えば、障害対応作業における1日当たりの作業者の人数は、障害対応作業において、1日当たりに必要であった作業者の人数の平均値であってもよい。
定期点検作業における1日当たりの作業者の人数は、過去の所定の期間(例えば1年間)において、対応する装置に関して、定期点検作業において、1日当たりに必要であった作業者の人数である。例えば、定期点検作業における一日当たりの作業者の人数は、定期点検作業において、1日当たりに必要であった作業者の人数の平均値であってもよい。
図4は、装置情報データベース402の一例を示す図である。図4に示す装置情報データベース402は、「装置A」、「装置B」、「装置C」、「装置D」、「装置E」の装置に関する情報を格納する。なお、図4に示すPOS(Point Of Sales)レジとは、販売時点における情報管理、及び入出金の記録を行う装置である。また、図4に示すページプリンタとは、電子写真方式等を用いて、ページ単位で印刷する装置である。
[作業可能者データベース]
次に、作業可能者データベース403について詳細に説明する。
作業可能者データベース403は、作業対象と作業との組み合わせと、その組み合わせに関する作業を可能である、登録作業者を識別する情報とを対応付けて管理する。以下の説明では、作業可能者とは、対応する作業に関する教育を受講完了した者、又は当該作業を経験した者の少なくともいずれかである者とする。
例えば、作業可能者データベース403は、作業者識別情報と、装置識別情報と、作業の種類とを対応付けた情報を格納する。
管理装置100の制御部102が、作業者が、単元を受講完了したことを、受講記録データベース408に登録したとする。その場合、管理装置100の制御部102は、当該作業者の作業者識別情報と、当該単元に対応する装置と、当該単元に対応する作業とを対応づけて、作業可能者データベース403に登録してもよい。
図5は、作業可能者データベース403の一例を示す図である。図5に示す作業可能者データベース403は、装置識別情報「装置A」、「装置B」、「装置C」、「装置D」、「装置E」の装置に対応する、作業の種類「設置設定作業」、「定期点検作業」、「障害対応作業」に関して、作業可能者の作業者識別情報を格納する。
[離職率データベース]
次に、離職率データベース404について詳細に説明する。離職率データベース404は、離職率に関する情報を管理する。例えば、離職率データベース404は、作業者の年代毎(例えば、10歳毎)に、所定の期間(例えば、1年)に、離職する割合を格納する。説明の便宜上、離職率データベース404は、退職予定ではない理由に起因して、離職する割合を格納するものとする。
図6は、離職率データベース404の一例を示す図である。図6に示す離職率データベース404は、20代、30代、40代、50代の年代に関して、夫々、離職率を格納する。
[業務予定データベース]
次に、業務予定データベース405について詳細に説明する。業務予定データベース405は、登録作業者に関して、教育受講の予定を含む業務予定を管理する。例えば、業務予定データベース405は、作業者識別情報と、業務予定時間と、業務の種類と、業務の内容とを対応付けた情報を格納する。
例えば、作業者、作業者の業務を管理する者(作業者の上司等)が、端末200の入力部203を用いて、登録作業者に対応する、業務予定に関する情報(作業者識別情報、業務予定時間、業務の種類、業務の内容)を入力してもよい。その場合、端末200は、入力された業務予定に関する情報を、管理装置100に送信する。そして、管理装置100の制御部102は、通信部101を介して受信した、業務予定に関する情報を、業務予定データベース405に登録する。
図7は、業務予定データベース405の一例を示す図である。図7に示す業務予定データベース405は、作業者識別情報と、開始日時と、終了日時と、業務の種類と、業務の内容とを対応付けて格納する。ここで、「開始日時」とは、対応する業務の種類及び業務の内容に関して、開始予定日時を示すものとする。また、「終了日時」とは、対応する業務の種類及び業務の内容に関して、終了予定日時を示すものとする。
例えば、図7の2行目は、「2018年4月2日9時0分」(2018/04/02 09:00)から「2018年4月2日18時0分」(2018/04/02 18:00)に、作業者識別情報「W0003」の作業者が、「K002」の教育を受講する予定であることを示す。また、例えば、図7の4行目は、「2018年4月3日9時0分」(2018/04/03 09:00)から「2018年4月3日18時0分」(2018/04/03 18:00)に、作業者識別情報「W0002」の作業者が、顧客Pの装置Cに関して、障害対応作業を行う予定であることを示す。
[教育データベース]
次に、教育データベース406について詳細に説明する。教育データベース406は、教育に関する情報を格納する。具体的には、教育データベース406は、作業対象と作業との組み合わせと、教育を識別する情報と、受講可能要件とを対応付けて管理する。例えば、教育データベース406は、教育識別情報と、装置識別情報と、作業の種類と、受講完了許容期間と、受講所要期間と、受講可能要件とを対応付けた情報を格納する。
教育識別情報は、教育を識別する情報である。
受講完了許容期間は、対応する教育に関して、教育受講の開始日時から終了日時までの許容期間である。
受講所要期間は、例えば、登録作業者が、当該教育の受講完了までに要した期間の平均値であってもよい。または、教育を提供する側が、管理装置100に、受講所要期間を入力してもよい。
受講可能要件は、対応する教育を受講する前に、受講完了が求められる、1又は2以上の教育を含んで構成される。
図8は、教育データベース406の一例を示す図である。図8に示す教育データベース406は、教育識別情報と、装置識別情報と、作業の種類と、受講完了許容期間と、教育受講所要期間と、受講可能要件とを対応付けて格納する。
例えば、図8に示す4行目は、教育識別情報「K003」の教育は、装置Aに関する障害対応作業に関する教育であることを示す。さらに、図8に示す4行目は、教育識別情報「K003」の教育は、教育識別情報「K002」及び「K001」の教育を受講完了していることが必要であることを示す。
[単元データベース]
次に、単元データベース407について詳細に説明する。単元データベース407は、単元に関する情報を管理する。例えば、単元データベース407は、教育識別情報と、単元識別情報と、単元名と、標準学習時間とを対応付けた情報を格納する。
単元識別情報は、単元を識別する情報である。単元名は、単元の名称である。単元学習標準期間は、対応する単元に関して、単元の受講開始から受講完了までに必要となる、標準的な期間である。例えば、単元学習標準期間は、登録作業者が、当該単元の受講完了までに要した時間の平均値であってもよい。または、教育を提供する側が、管理装置100に、単元学習標準期間を入力してもよい。
図9は、単元データベース407の一例を示す図である。図9に示す単元データベース407は、教育識別情報と、単元識別情報と、単元名と、単元学習標準期間とを対応付けて格納する。
例えば、図9の2行目は、単元識別情報「T001」の単元が、単元名「装置Aの概要」であり、教育識別情報「K001」の教育に含まれることを示す。さらに、図9の2行目は、単元受講の受講開始から受講完了までに必要となる、標準的な期間が、2時間であることを示す。また、図9の2〜4行目は、教育識別情報「K001」の教育は、単元識別情報「T001」、「T002」、「T003」の単元を含んで構成されることを示す。
[受講記録データベース]
次に、受講記録データベース408について詳細に説明する。受講記録データベース408は、登録作業者に関して、単元の受講の状態に関する情報を管理する。例えば、受講記録データベース408は、作業者識別情報と、教育識別情報と、単元識別情報と、受講開始日時と、受講停止日時と、受講の状態とを対応付けた情報を格納する。
受講開始日時は、対応する作業者識別情報の作業者が、対応する単元識別情報の単元の受講を開始した日時である。受講停止日時は、対応する作業者識別情報の作業者が、対応する単元識別情報の単元の受講を停止した日時である。または、受講停止日時は、対応する単元識別情報の単元に関して、受講中断した日時、又は受講完了した日時である。
受講の状態は、対応する単元識別情報の単元に関して、「受講中」、「受講完了」、「中断」のうち、少なくともいずれかの状態を含む。受講の状態が「中断」である場合、受講停止日時は、対応する作業者識別情報の作業者が、対応する単元識別情報の単元の受講を中断した日時である。受講の状態が「受講完了」である場合、受講停止日時は、対応する作業者識別情報の作業者が、対応する単元識別情報の単元を受講完了した日時である。
図10は、受講記録データベース408の一例を示す図である。図10に示す受講記録データベース408は、作業者識別情報と、教育識別情報と、単元識別情報と、受講開始日時と、受講停止日時と、受講の状態とを対応付けて格納する。
例えば、図10の2行目は、作業者識別情報「W0002」の作業者が、教育識別情報「K003」の教育に含まれる、単元識別情報「T008」の単元を、「2018年4月2日10時0分」(2018/04/02 10:00)に受講開始したことを示す。さらに、図10の2行目は、作業者識別情報「W0002」の作業者が、教育識別情報「K003」の教育に含まれる、単元識別情報「T008」の単元を、「2018年4月2日12時0分」(2018/04/02 12:00)に受講完了したことを示す。
また、例えば、図10の3行目は、作業者識別情報「W0002」の作業者が、教育識別情報「K003」の教育に含まれる、単元識別情報「T009」の単元を、「2018年4月2日14時0分」(2018/04/02 14:00)に、受講中断したことを示す。
[教育受講候補者データベース]
次に、教育受講候補者データベース409について詳細に説明する。教育受講候補者データベース409は、教育受講候補者に関する情報を格納する。例えば、教育受講候補者データベース409は、作業者識別情報と、装置識別情報と、作業の種類と、受講完了目標期限とを対応付けて格納する。
教育受講候補者データベース409において、作業者識別情報は、作業対象と作業とに関して、教育受講の候補である作業者を識別する情報である。教育受講候補者データベース409において、装置識別情報は、作業対象を識別する情報である。教育受講候補者データベース409において、作業の種類は、作業の種類を示す情報である。受講完了目標期限は、対応する作業対象と作業とに関して、教育の受講完了が望まれる期限である。
図11は、教育受講候補者データベース409の一例を示す図である。図11に示す教育受講候補者データベース409は、作業者識別情報と、装置識別情報と、作業の種類と、受講完了目標期限とを対応付けて格納する。
例えば、図11の2行目は、作業者識別情報「W0003」の作業者は、装置識別情報「装置A」及び作業の種類「定期点検作業」に対応する、教育を、2018年4月2日までに受講完了することが望まれることを示す。
次に、図12を参照しながら、作業対象と、教育と、単元との関係を例示して説明する。
図12は、図8に示す教育データベース406に格納される情報と、図9に示す単元データベース407に格納される情報とを模式的に示す図である。
教育識別情報「K001」の教育は、「装置A」に関して「設置設定作業」を作業可能となるように、作業者を育成するための教育である。教育識別情報「K001」の教育は、単元識別情報「T001」、「T002」、「T003」の単元を含んで構成される。教育識別情報「K001」の教育に関して、受講可能要件は設定されていない。即ち、教育識別情報「K001」の教育を受講するために、受講完了が要求される教育はない。
教育識別情報「K002」の教育は、「装置A」に関して「定期点検作業」を作業可能となるように、作業者を育成するための教育である。教育識別情報「K002」の教育は、単元識別情報「T004」、「T005」、「T006」、「T007」の単元を含んで構成される。教育識別情報「K002」の教育を受講するためには、教育受講候補者が、教育識別情報「K001」の教育を受講完了していることが必要である。
次に、図13を参照しながら、作業対象と、作業の種類と、作業可能人数との関係を例示して説明する。
図13は、図4に示す装置情報データベース402に格納される情報と、図5に示す作業可能者データベース403に格納される情報とを、一つのテーブルを用いて示す図である。
作業者識別情報「W0001」の作業者は、「装置A」に関して、「設置設定作業」、「定期点検作業」、「障害対応作業」を行うことができる。また、作業者識別情報「W0001」の作業者は、「装置B」に関して、「設置設定作業」を行うことができる。また作業者識別情報「W0001」の作業者は、「装置D」に関して、「設置設定作業」、「定期点検作業」を行うことができる。
また、「装置A」に関して、「設置設定作業」を行うことができる作業者は、作業者識別情報「W0001」、「W0002」、「W0003」、「W0005」の作業者である。つまり、「装置A」に関して、「設置設定作業」を行うことができる作業者は、4人である。
次に、管理装置100の動作について詳細に説明する。
図14は、教育受講候補者を選定する処理の一例を示すフローチャートである。
ステップS1において、需要判断部106は、教育受講必要人数を算出する。教育受講必要人数を算出する処理の詳細は、図16を参照して後述する。
ステップS2において、教育受講必要人数が1人以上であるか否かを、需要判断部106は判断する。教育受講必要人数が1人以上である場合(ステップS2のYes分岐)には、ステップS3に遷移する。一方、教育受講必要人数が0人である場合(ステップ2のNo分岐)には、管理装置100は、教育受講候補者を選定する処理を終了する。
ステップS3において、判断対象の作業対象と作業との組み合わせに対応する、教育受講候補者が、既に登録されているか否かを、受講候補者選定部107は判断する。具体的には、判断対象の作業対象と作業との組み合わせに対応する、教育受講候補者が、教育受講候補者データベース409に登録されているか否かを、受講候補者選定部107は判断する。
判断対象の作業対象と作業との組み合わせに対応する、教育受講候補者が、既に登録されている場合(ステップS3のYes分岐)には、ステップS4に遷移する。一方、判断対象の作業対象と作業との組み合わせに対応する、教育受講候補者が登録されていない場合(ステップS3のNo分岐)には、ステップS11に遷移する。
ステップS4において、受講候補者選定部107は、判断対象の作業対象と作業との組み合わせに対応する、教育受講候補者を、第1の選定候補者として決定する。つまり、受講候補者選定部107は、判断対象の作業対象と作業との組み合わせに対応する、教育受講候補者データベース409に登録されている作業識別情報の作業者を、第1の選定候補者として決定する。
ステップS5において、受講候補者選定部107は、第1の選定候補者のうち、業務予定に基づいて、所定の期間内に、受講完了できない作業者を、第1の選定候補者から除外する。
具体的には、受講候補者選定部107は、教育データベース406を参照し、判断対象の装置識別情報と作業の種類とに対応する教育識別情報を特定する。そして、受講候補者選定部107は、特定した教育識別情報に対応する、受講可能許容期間と、受講所要期間とを特定する。そして、受講候補者選定部107は、第1の選定候補者に関して、業務予定データベース405を参照する。受講候補者選定部107は、特定した受講所要期間と、第1の選定候補者の業務予定(業務の開始日時と終了日時)とに基づいて、特定した受講可能許容期間内に、特定した教育識別情報に対応する教育を、受講完了できるか否かを判断する。そして、受講候補者選定部107は、当該教育を受講完了できない作業者を、第1の選定候補者から除外する。
ステップS6において、受講候補者選定部107は、第1の選定候補者のうち、所定の期間内における優先業務回数が、所定の閾値を超える作業者を第1の選定候補者から除外する。作業者が所定の期間内における優先業務回数を算出する方法については、後述する。
ステップS7において、教育受講必要人数が、第1の選定候補者の人数を超えるか否かを、受講候補者選定部107は判断する。教育受講必要人数が、第1の選定候補者の人数以下である場合(ステップS7のNo分岐)には、ステップS8に遷移する。
ステップS8において、受講候補者選定部107は、第1の選定候補者に第1の優先順位を設定する。具体的には、受講候補者選定部107は、所定の期間内における優先業務回数が低い作業者ほど、優先順位が高くなるように、第1の優先順位を設定する。作業者が所定の期間内における優先業務回数を算出する方法については、後述する。
ステップS9において、受講候補者選定部107は、第1の優先順位に基づいて、第1の選定候補者から、教育受講候補者を選定する。具体的には、受講候補者選定部107は、第1の優先順位が高い第1の選定候補者ほど、優先的に、教育受講候補者として選定する。そして、受講候補者選定部107は、教育受講必要人数分の教育受講候補者を選定する。受講管理部108は、業務予定データベース405に、選定した教育受講候補者に対応する業務の種類として、「教育受講」を登録すると共に、業務の内容として、判断対象の作業対象と作業との組み合わせに対応する、教育識別情報を登録する。さらに、受講管理部108は、登録した教育識別情報に対応する、開始時刻及び終了時刻を、業務予定データベース405に登録する。そして、図15に示すステップS22に遷移する。
一方、教育受講必要人数が、第1の選定候補者の人数を超える場合(ステップS7のYes分岐)には、ステップS10に遷移する。
ステップS10において、受講候補者選定部107は、第1の選定候補者を、教育受講候補者として決定する。そして、受講候補者選定部107は、登録作業者から、所定の条件に基づいて、教育受講候補者を追加する(ステップS11)。教育受講候補者を選定する処理の詳細は、図17、図18、図19を参照して後述する。
図15は、教育受講候補者の選定結果を出力する処理の一例を示すフローチャートである。
ステップS21において、教育受講必要人数分の教育受講候補者を選定したか否かを、受講候補者選定部107は判断する。教育受講必要人数分の教育受講候補者を選定していない場合(ステップS21のNo分岐)には、制御部102は、出力部104を介して、教育受講必要人数分の教育受講候補者を選定できなかったことを出力する(ステップS23)。一方、教育受講必要人数分の教育受講候補者を選定した場合(ステップS21のYes分岐)には、ステップS22に遷移する。
ステップS22において、制御部102は、出力部104を介して、教育受講必要人数分の教育受講候補者を選定できたことを出力する。
次に、教育受講必要人数を算出する処理について詳細に説明する。
図16は、教育受講必要人数を算出する処理の一例を示すフローチャートである。
ステップA101において、需要判断部106は、判断対象の作業対象と作業との組み合わせに関して、第1の時点における第1の作業必要人数を算出する。
具体的には、需要判断部106は、判断対象の作業対象と作業との組み合わせに関して、第1の時点において、1日あたりに必要であった作業者の人数を、第1の作業必要人数として算出する。例えば、需要判断部106は、第1の時点において、1日あたりに必要であった作業者の人数の平均値を、第1の作業必要人数として算出してもよい。より具体的には、需要判断部106は、装置情報データベース402を参照し、第1の時点において、判断対象の作業対象と作業との組み合わせに対応する、1日当たりの必要人数を特定する。
例えば、判断対象の作業対象の装置識別情報が「装置A」であるとする。また、判断対象の作業の種類が、「障害対応作業」であるとする。そして、需要判断部106が、図4に示す装置情報データベース402を参照するとする。その場合、需要判断部106は、判断対象の作業対象と作業との組み合わせに関して、第1の時点において、第1の作業必要人数を2人として算出する。
ステップA102において、需要判断部106は、判断対象の作業対象と作業との組み合わせに関して、第1の時点における第1の作業可能人数を算出する。
具体的には、需要判断部106は、判断対象の作業対象と作業との組み合わせに関して、第1の時点における作業可能者の人数を、作業可能人数として算出する。より具体的には、需要判断部106は、作業可能者データベース403を参照し、判断対象の作業対象と作業との組み合わせに対応する、第1の時点における作業可能者の人数を、作業可能人数として算出する。
例えば、判断対象の作業対象の装置識別情報が「装置A」であるとする。また、判断対象の作業の種類が、「障害対応作業」であるとする。そして、需要判断部106が、図5に示す作業可能者データベース403を参照するとする。その場合、作業可能者は、作業識別情報「W0001」の作業者、1人である。そこで、需要判断部106は、判断対象の作業対象と作業との組み合わせに関して、第1の時点において、作業可能人数を1人として算出する。
ステップA103において、第1の作業必要人数が、第1の作業可能人数を超えているか否かを、需要判断部106は判断する。第1の作業必要人数が、第1の作業可能人数を超えている場合(ステップA103のYes分岐)には、ステップA104に遷移する。
ステップA104において、需要判断部106は、第1の作業必要人数と、第1の作業可能人数との差分を、教育受講必要人数として算出する。そして、図14に示すステップS2に遷移する。
例えば、判断対象の作業対象の装置識別情報が「装置A」であるとする。また、判断対象の作業の種類が、「障害対応作業」であるとする。その場合、上記の通り、第1の作業必要人数は2人である。また、上記の通り、第1の作業可能人数は1人である。そのため、需要判断部106は、教育受講人数を、1人として算出する。
一方、第1の作業必要人数が、第1の作業可能人数以下である場合(ステップA103のNo分岐)には、ステップA105に遷移する。
ステップA105において、需要判断部106は、第1の時点より後の時点を、第2の時点として決定する。以下の説明では、第1の時点から1年後を、第2の時点として例示して説明する。
ステップA106において、第2の時点が、所定の処理対象期間内であるか否かを、需要判断部106は判断する。処理対象期間は、作業対象の装置毎に、予め設定しておいてもよい。または、処理対象期間は、作業対象の装置の保守契約が終了するまでの期間であってもよい。
第2の時点が、所定の処理対象期間内ではない場合(ステップA106のNo分岐)には、需要判断部106は、教育受講必要人数は0人であると判断する(ステップA107)。そして、図14に示すステップS2に遷移する。一方、第2の時点が、所定の処理対象期間内である場合(ステップA106のYes分岐)には、ステップA108に遷移する。
ステップA108において、需要判断部106は、判断対象の作業対象と作業との組み合わせに関して、第2の時点における第2の作業必要人数を算出する。
具体的には、需要判断部106は、装置情報データベース402を参照し、判断対象の作業対象に対応する、契約台数変化率を特定する。ここで、説明の便宜上、契約台数変化率は、第1の時点から第2の時点までの期間における、契約台数の変化した割合であるものとする。その場合、需要判断部106は、第1の作業必要人数と、特定した契約台数変化率との積を算出する。そして、需要判断部106は、第1の作業必要人数と、算出した積との和を、第2の時点における第2の作業必要人数として算出する。なお、上記の通り、契約台数は、保守契約を締結した装置の台数である。そのため、説明の便宜上、契約台数変化率は、第1の時点から第2の時点までの期間において、保守契約を締結した装置の台数が変化した割合であるものとする。以下の説明においても同様であるものとする。
例えば、判断対象の作業対象が「装置C」であるとする。さらに、判断対象の作業が「障害対応作業」であるとする。その場合、需要判断部106は、装置情報データベース402を参照し「装置C」に対応する契約台数変化率が10%であると特定する。また、需要判断部106は、装置情報データベース402を参照し、「装置C」の「障害対応作業」に関して、第1の作業者必要人数が3人であると特定する。その場合、需要判断部106は、3×1.1=3.3人を、第2の時点における第2の作業必要人数として算出する。
ステップA109において、需要判断部106は、判断対象の作業対象と作業との組み合わせに関して、第2の時点における第2の作業可能人数を算出する。
具体的には、需要判断部106は、作業者データベース401を参照し、判断対象の作業対象と作業との組み合わせに対応する、作業可能者の生年月日と、退職予定年月日を特定する。そして、需要判断部106は、離職率データベース404を参照し、特定した生年月日の作業可能者の年代に対応する、離職率を特定する。ここで、説明の便宜上、離職率は、第1の時点から第2の時点までの期間において、離職する作業者の割合であるものとする。また、上記の通り、離職率データベース404は、退職予定ではない理由に起因して、離職する割合を格納するものとする。
需要判断部106は、特定した離職率と、当該離職率の年代に対応する作業可能者の人数との積を算出する。さらに、需要判断部106は、第2の時点までに退職予定である、作業可能者の人数を算出する。そして、需要判断部106は、第1の作業可能人数から、第2の時点までに退職予定である、作業可能者の人数を引いた人数を算出する。そして、需要判断部106は、特定した離職率と、第1の作業可能人数とに基づいて、第2の時点までに離職する人数を推定する。そして、需要判断部106は、第2の時点までに退職予定である作業可能者の人数と、第2の時点までに、所定の退職理由とは異なる理由に起因して離職する人数とを、第1の作業可能人数から引いた人数を、第2の作業可能人数として算出する。
例えば、判断対象の作業対象が「装置C」であるとする。さらに、判断対象の作業が「障害対応作業」であるとする。また、第1の時点を、2018年4月2日であるとする。また、第2の時点を、2019年4月2日であるとする。その場合、需要判断部106は、作業可能者データベース403を参照し、作業者識別情報「W0002」、「W0003」、「W0005」の作業者を、「装置C」の「障害対応作業」に関する、作業可能者として特定する。つまり、需要判断部106は、第1の作業可能人数が3人であると特定する。
そして、需要判断部106は、作業者識別情報「W0002」、「W0003」、「W0005」の作業者に関して、退職予定日を抽出する。そして、需要判断部106は、第2の時点(即ち、2019年4月2日)において、作業者識別情報「W0002」、「W0003」、「W0005」の作業者が、在籍予定であると判断する。
ここで、需要判断部106は、作業者データベース401を参照し、生年月日に基づいて、作業者識別情報「W0002」、「W0003」の作業者が20代であると特定する。同様に、需要判断部106は、作業者データベース401を参照し、生年月日に基づいて、作業者識別情報「W0005」の作業者が50代であると特定する。そして、需要判断部106は、離職率データベース404を参照し、20代の離職率が10%であり、50代の離職率が3%であると特定する。需要判断部106は、(第1の作業可能人数−(20代の作業可能者×20代の離職率+50代の作業可能者×50代の離職率))=3−(2×0.1+1×0.03)=2.77人を、第2の時点における第2の作業可能人数として算出する。
ステップA110において、第2の作業必要人数が第2の作業可能人数を超えているか否かを、需要判断部106は判断する。第2の作業必要人数が第2の作業可能人数を超えている場合(ステップA110のYes分岐)には、需要判断部106は、第2の作業必要人数と、第2の作業可能人数との差分を、教育受講必要人数として算出する(ステップA111)。そして、図14に示すステップS2に遷移する。
例えば、需要判断部106は、第2の作業必要人数を、3.3人として算出したとする。また、需要判断部106は、第2の作業可能人数を、2.77人として算出したとする。その場合、需要判断部106は、(第2の作業必要人数−第2の作業可能人数)=3.3−2.77=0.53人を教育受講必要人数として算出する。ここで、需要判断部106は、算出した教育必要人数を満たす、最小の自然数を、教育受講必要人数として算出するものとする。つまり、需要判断部106は、1人を、教育受講必要人数として算出する。
一方、第2の作業必要人数が第2の作業可能人数を超えていない場合(ステップA110のNo分岐)には、需要判断部106は、現在の第2の時点より後の時点を、新たな第2の時点として決定する(ステップA112)。そして、ステップA106に戻り、処理を継続する。
次に、所定の期間内における優先業務回数を算出する方法について詳細に説明する。
一の作業者が作業可能である、一の作業対象に関して、所定の期間における優先業務回数は、当該期間内における当該作業対象に関する作業発生回数の予測値を、当該作業者と同一の拠点における、当該作業対象の作業可能人数で割った値である。そのため、一の作業者が作業可能である、2以上の作業対象に関して、所定の期間内における優先業務回数は、当該期間内における、作業対象毎の優先業務回数の総和である。
所定の期間における当該作業対象に関する作業発生回数の予測値は、例えば、過去の同一期間における当該作業対象に関して、当該作業が発生した回数であってもよい。
以下の説明では、障害対応作業と定期点検作業とを、優先業務であるものとして説明する。ただし、これは、優先業務を、障害対応作業と定期点検作業とに限定する趣旨ではない。
障害対応作業に関して、一の作業対象に関する優先業務回数は、当該作業対象に関する当該期間内における障害対応作業の発生回数の予測値を、当該作業者と同一の拠点における、当該作業対象に関して障害対応作業の作業可能人数で割った値である。そのため、一の作業者が作業可能である、2以上の作業対象に関して、所定の期間内における、障害対応作業の優先業務回数は、当該期間内における、作業対象毎の障害対応作業の優先業務回数の総和である。
また、定期点検作業に関して、一の作業対象に関する優先業務回数は、当該作業対象に関する当該期間内における定期点検作業の発生回数の予測値を、当該作業者と同一の拠点における、当該作業対象に関して定期点検作業の作業可能人数で割った値である。そのため、一の作業者が作業可能である、2以上の作業対象に関して、所定の期間内における、定期点検作業の優先業務回数は、当該期間内における、作業対象毎の定期点検作業の優先業務回数の総和である。
例えば、一の作業者に対応する、所定の期間における優先業務回数は、当該作業者に対応する、所定の期間内における、障害対応作業の優先業務回数と、定期点検作業の優先業務回数との和である。
以下、障害対応作業に関して、優先業務回数の算出方法について、具体的に説明する。なお、以下の説明では、作業者識別情報「W0002」の作業者を例示して説明する。また、以下の説明では、説明の便宜上、記憶部105が格納する各データベースは、同一の拠点の作業者に対応する情報を格納するものとする。
受講候補者選定部107は、作業可能者データベース403を参照し、障害対応作業に関して、作業者識別情報「W0002」の作業者が作業可能である、作業対象として、「装置C」と「装置E」とを特定する。そして、受講候補者選定部107は、装置情報データベース402を参照し、「装置C」及び「装置E」に関して、障害発生頻度と契約台数とに基づいて、所定の期間内に、障害対応作業の発生回数の予測値を算出する。
例えば、判断対象の教育に対応する受講完了許容期間が20日であるとする。その場合、受講候補者選定部107は、「装置C」に関する障害対応作業の発生回数の予測値を、契約台数1500台×1年間の障害発生頻度10%×(受講完了許容期間20日/365日)=8.22回と算出する。
さらに、受講候補者選定部107は、作業可能者データベース403を参照し、「装置C」に対応する障害対応作業の作業可能人数(第1の作業可能人数)は、3人であると特定する。
そして、受講候補者選定部107は、作業者識別情報「W0002」の作業者が、「装置C」に関する、障害対応作業の優先業務回数を、8.22回/3人=2.74回と算出する。
また、受講候補者選定部107は、「装置E」に関する障害対応作業の発生回数の予測値を、契約台数400台×1年間の障害発生頻度30%×(受講完了許容期間20日/365日)=6.57回と算出する。
さらに、受講候補者選定部107は、作業可能者データベース403を参照し、「装置E」に対応する作業可能人数(第1の作業可能人数)は、2人であると特定する。
そして、受講候補者選定部107は、作業者識別情報「W0002」の作業者が、「装置E」に関する、障害対応作業の優先業務回数を、6.57回/2人=3.29回と算出する。
そして、受講候補者選定部107は、作業者識別情報「W0002」の作業者が、「装置C」と「装置E」とに関して、1年間における障害対応作業の優先業務回数を、2.74+3.29=6.03回と算出する。
次に、定期点検作業に関して、優先業務回数の算出方法について、具体的に説明する。なお、引き続き、以下の説明では、作業者識別情報「W0002」の作業者を例示して説明する。
受講候補者選定部107は、作業可能者データベース403を参照し、定期点検作業に関して、作業者識別情報「W0002」の作業者が作業可能である、作業対象として、「装置A」と「装置E」とを特定する。そして、受講候補者選定部107は、装置情報データベース402を参照し、「装置A」及び「装置E」に関して、定期点検間隔と契約台数とに基づいて、所定の期間内に、定期点検作業の発生回数の予測値を算出する。
例えば、上記の通り、判断対象の教育に対応する受講完了許容期間が20日であるとする。その場合、受講候補者選定部107は、「装置A」に関する定期点検作業の発生回数の予測値を、契約台数1500台×1年間の定期点検作業の回数1回×(受講完了許容期間20日/365日)=82.19回と算出する。
さらに、受講候補者選定部107は、作業可能者データベース403を参照し、「装置A」に対応する定期点検作業の作業可能人数(第1の作業可能人数)は、3人であると特定する。
そして、受講候補者選定部107は、作業者識別情報「W0002」の作業者が、「装置A」に関する、定期点検作業の優先業務回数を、82.19回/3人=27.40回と算出する。
また、受講候補者選定部107は、「装置E」に関する定期点検作業の発生回数の予測値を、契約台数400台×1年間の定期点検作業の回数2回×(受講完了許容期間20日/365日)=43.84回であると算出する。
さらに、受講候補者選定部107は、作業可能者データベース403を参照し、「装置E」に対応する定期点検作業の作業可能人数(第1の作業可能人数)は、4人であると特定する。
そして、受講候補者選定部107は、作業者識別情報「W0002」の作業者が、「装置E」に関する、定期点検作業の優先業務回数を、43.84回/4人=10.96回と算出する。
そして、受講候補者選定部107は、作業者識別情報「W0002」の作業者が、「装置A」と「装置E」とに関して、1年間における定期点検作業の優先業務回数を、27.40+10.96=38.36回と算出する。
そして、受講候補者選定部107は、作業者識別情報「W0002」の作業者に対応する、1年間における優先業務回数を、6.03+38.36=44.39回と算出する。
次に、教育受講候補者を追加する処理について詳細に説明する。
図17は、教育受講候補者を追加する、第1の処理の一例を示すフローチャートである。
ここで、受講候補者選定部107は、第1の選定候補者を、教育受講候補者として決定しているものとする(図14に示すステップS10)。その場合、受講候補者選定部107は、登録作業者のうち、受講可能要件を満たし、教育受講候補者とは異なる者を、第2の選定候補者として選定する(ステップB101)。
例えば、判断対象の作業対象が「装置A」であるとする。また、判断対象の作業が「障害対応作業」であるとする。判断対象の教育が、教育識別情報「K003」の教育であるとする。その場合、受講候補者選定部107は、教育データベース406を参照し、教育識別情報「K003」の教育に対応する、受講可能要件として、教育識別情報「K002」、「K001」の教育を特定する。そして、受講候補者選定部107は、受講記録データベース408を参照し、教育識別情報「K003」の教育に対応する、受講可能要件を満たす作業者を特定する。その結果、受講候補者選定部107は、作業者識別情報「W0002」の作業者が当該受講可能要件を満たす、と判断する。そして、受講候補者選定部107は、作業可能者データベース403を参照し、作業者識別情報「W0002」の作業者が、「障害対応作業」の作業可能者であるか否かを判断する。ここで、作業者識別情報「W0002」の作業者は、「障害対応作業」の作業可能者ではない。さらに、作業者識別情報「W0002」の作業者は、第1の選定候補者ではないとする。その場合、受講候補者選定部107は、作業者識別情報「W0002」の作業者を、第2の選定候補者として選定する。
ステップB102において、受講候補者選定部107は、第2の選定候補者のうち、業務予定に基づいて、判断対象の教育を、所定の期間内に受講完了できない者を、第2の選定候補者から除外する。業務予定に基づいて、判断対象の教育を、所定の期間内に受講完了できない者を特定する処理は、上記のステップS5の処理と同様であるため、詳細は省略する。
ステップB103において、受講候補者選定部107は、第2の選定候補者のうち、所定の期間内における優先業務回数が、所定の閾値を超える者を第2の選定候補者から除外する。作業者が所定の期間内における優先業務回数を算出する方法は、上記の通りであるため、詳細は省略する。
ステップB104において、受講候補者選定部107は、第2の選定候補者に対して、第2の優先順位を設定する。具体的には、受講候補者選定部107は、所定の期間内における優先業務回数が低い第2の選定候補者ほど、優先順位が高くなるように、第2の優先順位を設定する。作業者が所定の期間内における優先業務回数を算出する方法は、上記の通りであるため、詳細は省略する。
ステップB105において、受講候補者選定部107は、第2の優先順位に基づいて第2の選定候補者から、教育受講候補者を選定、追加する。具体的には、受講候補者選定部107は、第2の優先順位が高い第2の選定候補者ほど、優先的に選定し、教育受講候補者として追加する。受講管理部108は、業務予定データベース405に、選定した教育受講候補者に対応する業務の種類として、「教育受講」を登録すると共に、業務の内容として、判断対象の作業対象と作業との組み合わせに対応する、教育識別情報を登録する。さらに、受講管理部108は、登録した教育識別情報に対応する、開始時刻及び終了時刻を、業務予定データベース405に登録する。
ステップB106において、教育受講必要人数分の教育受講候補者を選定したか否かを、受講候補者選定部107は判断する。教育受講必要人数分の教育受講候補者を選定した場合(ステップB106のYes分岐)には、図15に示すステップS22に遷移する。一方、教育受講必要人数分の教育受講候補者を選定していない場合(ステップB106のNo分岐)には、図18に示すステップB201に遷移する。
図18は、教育受講候補者を追加する、第2の処理の一例を示すフローチャートである。
ステップB201において、受講候補者選定部107は、登録作業者のうち、受講可能要件を満たし、教育受講候補者とは異なる者を、第3の選定候補者として選定する。
ステップB202において、受講候補者選定部107は、第3の選定候補者のうち、判断対象の作業対象と作業との組み合わせに対応しない教育の受講予定を変更することで、判断対象の教育を所定の期間内に受講完了できる者を、第4の選定候補者として選定する。
ステップB203において、受講候補者選定部107は、第4の選定候補者に対して、第3の優先順位を設定する。具体的には、受講候補者選定部107は、第4の選定候補者のうち、所定の期間内における優先業務回数が低い作業者ほど、優先順位が高くなるように、第3の優先順位を設定する。所定の期間内における優先業務回数を算出する方法は、上記の通りであるため、詳細は省略する。
ステップB204において、受講候補者選定部107は、第3の優先順位に基づいて、第4の選定候補者から、教育受講候補者を選定、追加する。具体的には、受講候補者選定部107は、第3の優先順位が高い第4の選定候補者ほど、優先的に選定し、教育受講候補者として追加する。
受講管理部108は、業務予定データベース405に、選定した教育受講候補者に対応する業務の種類として、「教育受講」を登録すると共に、業務の内容として、判断対象の作業対象と作業との組み合わせに対応する、教育識別情報を登録する。さらに、受講管理部108は、登録した教育識別情報に対応する、開始時刻及び終了時刻を、業務予定データベース405に登録する。
さらに、受講管理部108は、選定した教育受講候補者に対応する「教育受講」のうち、変更された受講予定に関する情報を、業務予定データベース405から削除、又は開始日時及び終了日時を変更する。ここで、受講管理部108は、選定した教育受講候補者に対応する「教育受講」の開始日時及び終了日時を変更する場合には、当該教育受講候補者が、教育を受講できる日時に、「教育受講」の開始日時及び終了日時を変更することは勿論である。
ステップB205において、教育受講必要人数分の教育受講候補者を選定したか否かを、受講候補者選定部107は判断する。教育受講必要人数分の教育受講候補者を選定した場合(ステップB205のYes分岐)には、図15に示すステップS22に遷移する。一方、教育受講必要人数分の教育受講候補者を選定していない場合(ステップB205のNo分岐)には、図19に示すステップB301に遷移する。
図19は、教育受講候補者を追加する、第3の処理の一例を示すフローチャートである。
ステップB301において、受講候補者選定部107は、登録作業者のうち、受講可能要件を満たさず、教育受講候補者とは異なる者を、第5の選定候補者として選定する。
ステップB302において、受講候補者選定部107は、第5の選定候補者のうち、基礎教育の受講完了と、判断対象の教育の受講完了とを、所定の期間内に可能な者を、第6の選定候補者として選定する。ここで、判断対象の教育とは、判断対象の作業対象と作業との組み合わせに対応する教育である。また、基礎教育とは、判断対象の教育に関して、受講可能要件として指定された、1又は2以上の教育である。
具体的には、受講候補者選定部107は、教育データベース406を参照し、判断対象の装置識別情報と作業の種類とに対応する教育識別情報と、受講可能要件とを特定する。そして、受講候補者選定部107は、特定した教育識別情報に対応する、受講可能許容期間と、受講所要期間とを特定する。
さらに、受講候補者選定部107は、第5の選定候補者に関して、受講記録データベース408を参照する。受講候補者選定部107は、第5の選定候補者に関して、単元の受講の状態と、特定した受講可能要件とに基づいて、必要な基礎教育を特定する。そして、受講候補者選定部107は、教育データベース406を参照し、第5の選定候補者に対応する必要な基礎教育に関して、受講完了許容期間と、受講所要期間とを特定する。さらに、受講候補者選定部107は、必要な基礎教育に関して、受講完了許容期間と、受講所要期間と、第5の選定候補者の業務予定(業務の開始日時と終了日時)とに基づいて、受講完了できるか否かを判断する。
さらに、受講候補者選定部107は、対象教育に関して、受講完了許容期間と、受講所要期間と、第5の選定候補者の業務予定(業務の開始日時と終了日時)とに基づいて、受講完了できるか否かを判断する。そして、受講候補者選定部107は、第5の選定候補者のうち、基礎教育の受講完了と、判断対象の教育の受講完了とを、所定の期間内に可能な者を、第6の選定候補者として選定する。
ステップB303において、受講候補者選定部107は、第6の選定候補者に対して、第4の優先順位を設定する。具体的には、受講候補者選定部107は、第6の選定候補者のうち、所定の期間内における優先業務回数が低い作業者ほど、優先順位が高くなるように、第4の優先順位を設定する。所定の期間内における優先業務回数を算出する方法は、上記の通りであるため、詳細は省略する。
ステップB304において、受講候補者選定部107は、第4の優先順位に基づいて、第6の選定候補者から、教育受講候補者を選定、追加する。具体的には、受講候補者選定部107は、第4の優先順位が高い第6の選定候補者ほど、優先的に選定し、教育受講候補者として追加する。
受講管理部108は、業務予定データベース405に、選定した教育受講候補者に対応する業務の種類として、「教育受講」を登録すると共に、業務の内容として、必要な基礎教育の教育識別情報と、判断対象の教育に対応する教育識別情報とを登録する。さらに、受講管理部108は、必要な基礎教育と、判断対象の教育とに関して、開始時刻及び終了時刻を、業務予定データベース405に登録する。そして、図15に示すステップS21に遷移する。
以上のように、本実施形態に係る管理装置100は、教育の所要時間と、作業者の業務予定とに基づいて、判断対象の教育の受講完了が可能である、教育受講必要人数分の教育受講候補者を選定する。そのため、第1の効果として、本実施形態に係る管理装置100は、需要に応じて、作業者を適切に育成することに貢献する。また、第2の効果として、本実施形態に係る管理装置100は、教育を受けさせる作業者に、教育を受講完了させることに貢献すると共に、不要な教育を受けさせることを回避することに貢献する。
また、本実施形態に係る管理装置100は、教育受講より優先度が高い業務に、将来的に割当てられる回数(優先業務回数)を算出(推定)する。そして、本実施形態に係る管理装置100は、優先業務回数を考慮して、作業者が、判断対象の教育を受講完了することが可能であるか否かを判断する。つまり、本実施形態に係る管理装置100は、現在の業務予定と、将来的な業務予定とを考慮して、作業者が、判断対象の教育を受講完了することが可能であるか否かを判断する。そのため、第3の効果として、本実施形態に係る管理装置100は、教育を受けさせる作業者が、教育受講を中断することを防止することに貢献する。
また、本実施形態に係る管理装置100は、所定の時点における、作業必要人数及び作業可能人数を算出すると共に、所定の時点より後の時点における、作業必要人数及び作業可能人数を算出する。そして、本実施形態に係る管理装置100は、所定の時点より後の時点において、作業必要人数が作業可能人数を超える、と予測した場合、教育受講候補者を選定する。そのため、第4の効果として、本実施形態に係る管理装置100は、将来的な需要を考慮して、作業者に教育を受けさせることに貢献する。
また、教育受講候補者が不足した場合であっても、本実施形態に係る管理装置100は、判断対象の教育とは異なる教育の受講予定を変更することで、所定の期間内に、判断対象の教育を受講完了できる者を、教育受講候補者として追加(選定)する。そのため、第5の効果として、本実施形態に係る管理装置100は、教育受講候補者が不足した場合であっても、予定変更を柔軟に考慮した上で、適切な教育受講候補者を追加(選定)することに貢献する。
また、作業者が、判断対象の教育に関して受講可能要件を満たさない場合であっても、本実施形態に係る管理装置100は、所定の期間内に、判断対象の教育と、当該教育の基礎教育とを受講完了できる者を、教育受講候補者として追加(選定)する。そのため、第6の効果として、本実施形態に係る管理装置100は、教育受講候補者が不足した場合であっても、作業者を確実に育成し、適切な人数の作業者をする育成することに貢献する。
次に、第1の実施形態に係る管理装置100のハードウェアについて説明する。
図20は、第1の実施形態に係る管理装置100のハードウェアの一例を示すブロック図である。管理装置100は、管理装置100は、コンピュータにより構成可能であり、図20に例示する構成を備える。例えば、管理装置100は、内部バスにより相互に接続される、CPU11、メモリ12、入出力インターフェイス13、通信インターフェイスであるNIC14等を備える。
なお、図20に示す構成は、管理装置100のハードウェア構成を限定する趣旨ではない。管理装置100は、図示しないハードウェアを含んでもよい。あるいは、管理装置100に含まれるCPU等の数も図20の例示に限定する趣旨ではなく、例えば、複数のCPUが管理装置100に含まれていてもよい。
メモリ12は、磁気ディスク装置や光ディスク装置、半導体メモリ等である。
入出力インターフェイス13は、ディスプレイや入力装置のインターフェイスである。入力装置は、キーボード、タッチパネル、マイク等である。
管理装置100の機能は、メモリ12に格納されプログラムをCPU11が実行することで実現される。あるいは、管理装置100の機能の全部又は一部は、FPGA(Field Programmable Gate Array)、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)等のハードウェアにより実現(ハードウェアに実装)されてもよい。また、上記プログラムは、ネットワークを介してダウンロードするか、あるいは、プログラムを記憶した記憶媒体を用いて、更新することができる。さらに、管理装置100の機能は、半導体チップにより実現されてもよい。即ち、管理装置100の機能は、何らかのハードウェアにおいてソフトウェアが実行されることによって実現できればよい。
なお、端末200の基本的なハードウェア構成も管理装置100と同様とすることができるので詳細は説明を省略する。
また、上記の説明で用いた複数のフローチャートでは、複数の工程(処理)が順番に記載されているが、各実施形態で実行される工程の実行順序は、その記載の順番に制限されない。各実施形態では、例えば各処理を並行して実行する等、図示される工程の順番を内容的に支障のない範囲で変更することができる。また、上述の各実施形態は、内容が相反しない範囲で組み合わせることができる。
また、記憶部105が格納するデータベースのうち、2以上のデータベースを組み合わせて、一のデータベースを構成してもよい。例えば、記憶部105が格納するデータベースのうち、2以上のデータベースに格納される情報が、一つのテーブル(同じテーブル)に含まれるように、データベースを構成してもよいことは勿論である。
また、上記においては、管理装置100が、データベースを備える形態について説明した。しかし、これは、管理装置100が、データベースを備える形態に限定する趣旨ではない。管理装置100とは異なる情報処理装置(コンピュータ)(図示せず)が、上記に説明するデータベースを備えてもよい。その場合、例えば、管理装置100は、ネットワーク300を介して、当該データベースを格納する情報処理装置にアクセスしてもよい。
また、上記においては、端末200が、判断対象の作業対象、判断対象の作業の少なくともいずれかを特定する操作を受け付ける形態について説明した。しかし、端末200に替えて、管理装置100が、判断対象の作業対象、判断対象の作業の少なくともいずれかを特定する操作を受け付けてもよい。
また、上記においては、管理装置100が、所定の期間内に優先業務に割当てられる回数が低い作業者ほど、優先順位が高くなるように、優先順位を設定し、優先順位が高い選定候補者ほど、優先的に、教育受講候補者として選定する形態について説明した。しかし、これは、教育受講候補者の選定方法を限定する趣旨ではない。例えば、管理装置100は、所定の期間内に優先業務に割当てられる回数が高い作業者ほど、優先順位が高くなるように、優先順位を設定してもよい。そして、管理装置100は、優先順位が低い選定候補者ほど、優先的に、教育受講候補者として選定してもよい。
また、管理装置100は、所定の期間内に優先業務に割当てられる回数が高い作業者ほど、優先順位が高くなるように、優先順位を設定し、優先順位が高い選定候補者ほど、優先的に、教育受講候補者から除外して、教育受講候補者を選定してもよい。
上述の実施形態の一部又は全部は、以下の付記のようにも記載され得るが、以下には限られない。
(付記1)上記第1の視点に係る管理装置の通りである。
(付記2)教育受講を含む2以上の業務に対して、優先順位を設定する、受講管理部をさらに備え、前記受講候補者選定部は、前記教育受講より優先度が高い業務に、前記登録作業者が割当てられる優先業務回数を算出し、前記登録作業者の前記業務予定と、前記優先業務回数とに基づいて、第1の選定候補者を選定し、前記第1の選定候補者から、前記教育受講候補者を選定する、付記1に記載の管理装置。
(付記3)前記記憶部は、作業対象と作業との組み合わせと、教育を識別する情報と、受講所要期間と、受講可能要件とを対応付けて管理する、前記受講候補者選定部は、前記第1の教育の前記受講可能要件と前記受講所要期間と、前記業務予定と、前記優先業務回数とに基づいて、前記登録作業者から判断対象者を選択し、前記教育受講候補者が前記教育受講必要人数より少ない場合であると共に、前記判断対象者が、前記第1の教育とは異なる、第2の教育に関する教育受講の予定を変更することで、前記第1の教育を受講完了することが可能である場合、前記判断対象者を、前記教育受講候補者として追加する、付記2に記載の管理装置。
(付記4)前記受講候補者選定部は、前記受講所要期間と、前記業務予定と、前記優先業務回数とに基づいて、前記登録作業者が、前記所定の期間内に、前記第1の教育に対応する前記受講可能要件を満たすことが可能であると共に、前記第1の教育を受講完了することが可能である場合、前記登録作業者を、前記教育受講候補者として追加する、付記3に記載の管理装置。
(付記5)前記受講候補者選定部は、前記第1の選定候補者の人数が、前記教育受講必要人数より多い場合、前記第1の選定候補者に対して第1の優先順位を設定し、前記第1の優先順位に基づいて、前記第1の選定候補者から、前記教育受講必要人数分の前記教育受講候補者を選定し、前記第1の選定候補者の人数が、前記教育受講必要人数以下である場合、前記第1の選定候補者を、前記教育受講候補者として選定する、付記2乃至4のいずれか一に記載の管理装置。
(付記6)前記需要判断部は、第1の時点に対応する、第1の作業必要人数と第1の作業可能人数とを算出し、前記第1の作業必要人数が前記第1の作業可能人数より多い場合、前記第1の作業必要人数と前記第1の作業可能人数との差分を、前記教育受講必要人数として決定し、前記第1の作業必要人数が前記第1の作業可能人数より少ない場合、第1の時点より後である第2の時点に対応する、第2の作業必要人数と第2の作業可能人数とを算出し、前記第2の作業必要人数と、前記第2の作業可能人数とに基づいて、前記教育受講必要人数を算出する、請求項1乃至5のいずれか一に記載の管理装置。
(付記7)上記第2の視点に係る管理システムの通りである。
(付記8)上記第3の視点に係る管理方法の通りである。
(付記9)上記第4の視点に係るプログラムの通りである。
なお、上記の特許文献の開示を、本書に引用をもって繰り込むものとする。本発明の全開示(請求の範囲を含む)の枠内において、さらにその基本的技術思想に基づいて、実施形態の変更・調整が可能である。また、本発明の全開示の枠内において種々の開示要素(各請求項の各要素、各実施形態の各要素、各図面の各要素等を含む)の多様な組み合わせ、ないし、選択(部分的削除を含む)が可能である。すなわち、本発明は、請求の範囲を含む全開示、技術的思想にしたがって当業者であればなし得るであろう各種変形、修正を含むことは勿論である。特に、本書に記載した数値範囲については、当該範囲内に含まれる任意の数値ないし小範囲が、別段の記載のない場合でも具体的に記載されているものと解釈されるべきである。本発明で、アルゴリズム、ソフトウェア、ないしフローチャート或いは自動化されたプロセスステップが示された場合、コンピュータが用いられることは自明であり、またコンピュータにはプロセッサ及びメモリないし記憶装置が付設されることも自明である。よってその明示を欠く場合にも、本願には、これらの要素が当然記載されているものと解される。
1 管理システム
11 CPU
12 メモリ
13 入出力インターフェイス
14 NIC
100、1000 管理装置
101、201 通信部
102、202 制御部
103、203 入力部
104、204 出力部
105、1001 記憶部
106、1002 需要判断部
107、1003 受講候補者選定部
108 受講管理部
200 端末
300 ネットワーク
401 作業者データベース
402 装置情報データベース
403 作業可能者データベース
404 離職率データベース
405 業務予定データベース
406 教育データベース
407 単元データベース
408 受講記録データベース
409 教育受講候補者データベース

Claims (9)

  1. 作業対象と作業との組み合わせと、前記組み合わせに関する作業を可能な登録作業者を識別する情報とを対応付けて管理すると共に、前記登録作業者に関して、教育受講の予定を含む業務予定を管理し、さらに、前記組み合わせと、教育を識別する情報と、受講所要期間とを対応付けて管理する、記憶部と、
    判断対象の作業対象と作業との組み合わせに応じて、作業必要人数と作業可能人数とを算出し、前記作業必要人数が前記作業可能人数より多い場合、前記作業必要人数と前記作業可能人数との差分を、教育受講必要人数として決定する、需要判断部と、
    前記受講所要期間と前記業務予定とに基づいて、所定の期間内に、判断対象の作業対象と作業との組み合わせに対応する、第1の教育の受講完了が可能である、前記教育受講必要人数分の教育受講候補者を、前記登録作業者から選定する、受講候補者選定部と、
    を備える管理装置。
  2. 教育受講を含む2以上の業務に対して、優先順位を設定する、受講管理部をさらに備え、
    前記受講候補者選定部は、前記教育受講より優先度が高い業務に、前記登録作業者が割当てられる優先業務回数を算出し、前記登録作業者の前記業務予定と、前記優先業務回数とに基づいて、第1の選定候補者を選定し、前記第1の選定候補者から、前記教育受講候補者を選定する、請求項1に記載の管理装置。
  3. 前記記憶部は、作業対象と作業との組み合わせと、教育を識別する情報と、受講所要期間と、受講可能要件とを対応付けて管理する、
    前記受講候補者選定部は、
    前記第1の教育の前記受講可能要件と前記受講所要期間と、前記業務予定と、前記優先業務回数とに基づいて、前記登録作業者から判断対象者を選択し、
    前記教育受講候補者が前記教育受講必要人数より少ない場合であると共に、前記判断対象者が、前記第1の教育とは異なる、第2の教育に関する教育受講の予定を変更することで、前記第1の教育を受講完了することが可能である場合、前記判断対象者を、前記教育受講候補者として追加する、請求項2に記載の管理装置。
  4. 前記受講候補者選定部は、
    前記受講所要期間と、前記業務予定と、前記優先業務回数とに基づいて、前記登録作業者が、前記所定の期間内に、前記第1の教育に対応する前記受講可能要件を満たすことが可能であると共に、前記第1の教育を受講完了することが可能である場合、前記登録作業者を、前記教育受講候補者として追加する、請求項3に記載の管理装置。
  5. 前記受講候補者選定部は、
    前記第1の選定候補者の人数が、前記教育受講必要人数より多い場合、前記第1の選定候補者に対して第1の優先順位を設定し、前記第1の優先順位に基づいて、前記第1の選定候補者から、前記教育受講必要人数分の前記教育受講候補者を選定し、
    前記第1の選定候補者の人数が、前記教育受講必要人数以下である場合、前記第1の選定候補者を、前記教育受講候補者として選定する、請求項2乃至4のいずれか一に記載の管理装置。
  6. 前記需要判断部は、
    第1の時点に対応する、第1の作業必要人数と第1の作業可能人数とを算出し、
    前記第1の作業必要人数が前記第1の作業可能人数より多い場合、前記第1の作業必要人数と前記第1の作業可能人数との差分を、前記教育受講必要人数として決定し、
    前記第1の作業必要人数が前記第1の作業可能人数より少ない場合、第1の時点より後である第2の時点に対応する、第2の作業必要人数と第2の作業可能人数とを算出し、前記第2の作業必要人数と、前記第2の作業可能人数とに基づいて、前記教育受講必要人数を算出する、請求項1乃至5のいずれか一に記載の管理装置。
  7. 管理装置と、
    ユーザの操作に基づいて、判断対象の作業対象と作業とを特定し、前記判断対象の作業対象と作業との組み合わせを、前記管理装置に送信する端末と、
    を含んで構成され、
    前記管理装置は、
    作業対象と作業との組み合わせと、前記組み合わせに関する作業を可能な登録作業者を識別する情報とを対応付けて管理すると共に、前記登録作業者に関して、教育受講の予定を含む業務予定を管理し、さらに、前記組み合わせと、教育を識別する情報と、受講所要期間とを対応付けて管理する、記憶部と、
    判断対象の作業対象と作業との組み合わせを、前記端末から受信する、通信部と、
    前記通信部が受信した前記組み合わせに応じて、作業必要人数と作業可能人数とを算出し、前記作業必要人数が前記作業可能人数より多い場合、前記作業必要人数と前記作業可能人数との差分を、教育受講必要人数として決定する、需要判断部と、
    前記受講所要期間と前記業務予定とに基づいて、所定の期間内に、判断対象の作業対象と作業との組み合わせに対応する、第1の教育の受講完了が可能である、前記教育受講必要人数分の教育受講候補者を、前記登録作業者から選定する、受講候補者選定部と、
    を備える管理システム。
  8. 作業対象と作業との組み合わせと、前記組み合わせに関する作業を可能な登録作業者を識別する情報とを対応付けて管理すると共に、前記登録作業者に関して、教育受講の予定を含む業務予定を管理し、さらに、前記組み合わせと、教育を識別する情報と、受講所要期間とを対応付けて管理する、記憶部を備える、管理装置が実行し、
    判断対象の作業対象と作業との組み合わせに応じて、作業必要人数と作業可能人数とを算出する工程と、
    前記作業必要人数が前記作業可能人数より多い場合、前記作業必要人数と前記作業可能人数との差分を、教育受講必要人数として決定する工程と、
    前記受講所要期間と前記業務予定とに基づいて、所定の期間内に、判断対象の作業対象と作業との組み合わせに対応する、第1の教育の受講完了が可能である、前記教育受講必要人数分の教育受講候補者を、前記登録作業者から選定する工程と、
    を含む管理方法。
  9. 作業対象と作業との組み合わせと、前記組み合わせに関する作業を可能な登録作業者を識別する情報とを対応付けて管理すると共に、前記登録作業者に関して、教育受講の予定を含む業務予定を管理し、さらに、前記組み合わせと、教育を識別する情報と、受講所要期間とを対応付けて管理する、記憶部を備える、管理装置を制御するコンピュータに、
    判断対象の作業対象と作業との組み合わせに応じて、作業必要人数と作業可能人数とを算出する処理と、
    前記作業必要人数が前記作業可能人数より多い場合、前記作業必要人数と前記作業可能人数との差分を、教育受講必要人数として決定する処理と、
    前記受講所要期間と前記業務予定とに基づいて、所定の期間内に、判断対象の作業対象と作業との組み合わせに対応する、第1の教育の受講完了が可能である、前記教育受講必要人数分の教育受講候補者を、前記登録作業者から選定する処理と、
    を実行させるプログラム。
JP2018110283A 2018-06-08 2018-06-08 管理装置、管理システム、管理方法、及びプログラム Active JP6940154B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018110283A JP6940154B2 (ja) 2018-06-08 2018-06-08 管理装置、管理システム、管理方法、及びプログラム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018110283A JP6940154B2 (ja) 2018-06-08 2018-06-08 管理装置、管理システム、管理方法、及びプログラム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2019212213A JP2019212213A (ja) 2019-12-12
JP6940154B2 true JP6940154B2 (ja) 2021-09-22

Family

ID=68844120

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2018110283A Active JP6940154B2 (ja) 2018-06-08 2018-06-08 管理装置、管理システム、管理方法、及びプログラム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6940154B2 (ja)

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003271796A (ja) * 2002-03-12 2003-09-26 Ntt Comware Corp 業務支援装置、業務支援方法、コンピュータプログラムおよび記録媒体
JP4411294B2 (ja) * 2006-05-26 2010-02-10 Necフィールディング株式会社 教育スケジュール管理システムおよび教育スケジュール管理方法
JP5453334B2 (ja) * 2011-02-23 2014-03-26 株式会社日立製作所 作業計画作成装置及び作業計画作成方法
JP2014191390A (ja) * 2013-03-26 2014-10-06 Hitachi Systems Ltd 作業員自動割当管理システム及び作業員自動割当管理方法
US20150242979A1 (en) * 2014-02-25 2015-08-27 University Of Maryland, College Park Knowledge Management and Classification in a Quality Management System

Also Published As

Publication number Publication date
JP2019212213A (ja) 2019-12-12

Similar Documents

Publication Publication Date Title
Aguirre et al. Electronic health record implementation: a review of resources and tools
de Mast et al. Process improvement in healthcare: Overall resource efficiency
US20220310214A1 (en) Methods and apparatus for data-driven monitoring
Gialama et al. The implementation process of the Workload Indicators Staffing Need (WISN) method by WHO in determining midwifery staff requirements in Greek Hospitals
US20120078669A1 (en) Computer-assisted data collection, organization and analysis system
JP4925641B2 (ja) 要員管理支援装置、要員管理支援装置の制御方法及びプログラム
Cox III Using the theory of constraints’ processes of ongoing improvement to address the provider appointment scheduling system execution problem
Huaccho Huatuco et al. Comparing the impact of different rescheduling strategies on the entropic-related complexity of manufacturing systems
Wijnhoven et al. Reducing waste in administrative services with lean principles
JP5843902B2 (ja) 介護職員キャリアパス形成装置
JP2021144756A (ja) プロジェクト計画策定システム
US20190266544A1 (en) Techniques for managing process-flows across an enterprise
JP6940154B2 (ja) 管理装置、管理システム、管理方法、及びプログラム
WO2018029642A1 (en) Scenario based scheduling system with predictive intelligence
Pfeiffer et al. Simulation as one of the core technologies for digital enterprises: assessment of hybrid rescheduling methods
JP2006163514A (ja) 要員選定支援システム及びそれに適用されるプログラム
Wnorowski Simulation-based patient-centered shared service resource planning and staffing
JP7433365B2 (ja) 業務割当装置、業務割当方法及び業務割当プログラム
Macieira Managing a Robotic Process Automation Project Implementation
JP2011170705A (ja) 作業計画管理装置、作業計画管理方法及び作業計画管理装置の制御プログラム
JP2009087273A (ja) 予定管理装置、予定管理システム、及び予定管理プログラム
KOVAČEVIĆ Impact of Digital Technology in The Development of Human Resources
SIPES NURSING INFORMATICS: PROJECT MANAGEMENT
Snijkers et al. Planning the survey
Strode Fostering Independence: Project Work for Student Technicians

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20191002

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20200821

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20201201

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20210803

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20210826

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6940154

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150