JP6889652B2 - 圧縮機 - Google Patents

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Description

本発明は、ガスを圧縮する圧縮機に関する。
従来、往復動式の多段圧縮機が知られている。例えば、特許文献1には、クランクシャフトと、ガスを圧縮する第1圧縮部と、第1圧縮部で圧縮されたガスをさらに圧縮する第2圧縮部とを備える圧縮機が開示されている。第1圧縮部は第1ないし第3圧縮室を有する。第2圧縮部は第4および第5圧縮室を有する。この圧縮機では、クランクシャフトの回転に伴って第1往復動変換部を介して第1加圧部が直線状に往復運動するとともに、第2往復動変換部を介して第2加圧部が直線状に往復運動する。これにより、5つの圧縮室内でガスが圧縮される。
特開2016−113907号公報
特許文献1に記載される圧縮機では、例えば、第1圧縮室及び第2圧縮室においてガスの吸込み及び吐出が同じタイミングで行われるため、第1圧縮室と第2圧縮室とを接続する流路には、第1圧縮室から吐出されたガスが第2圧縮室に吸い込まれるまでの間、一時的に第1圧縮室から吐出されたガスを貯留するための部位(ボリューム)が必要となる。第2圧縮室と第3圧縮室とを接続する流路及び第4圧縮室と第5圧縮室とを接続する流路についても同様である。
このように、従来、低圧側の圧縮室から吐出されたガスが高圧側の圧縮室に吸い込まれるまでの間、圧縮室を繋ぐ接続部内に一時的にガスが留まる。滞留したガスの圧力は高段側の圧縮室の吸込圧力よりも高くなり動力ロスが発生する。また、接続部内の圧力上昇を吸収するため接続部上にボリュームを設けようとすると、接続部上における部品点数の増大によりガスの漏洩の可能性を高めてしまうことになる。スペース上の制約によりボリュームを設けることができない場合もある。
本発明の目的は、上記課題に鑑みなされたものであり、各圧縮室同士を接続する接続部にボリュームを設けることを回避可能な圧縮機を提供することである。
前記課題を解決するための手段として、本発明は、圧縮機であって、クランクシャフトと、直線状に並ぶ少なくとも2つの圧縮室を有する第1シリンダ体と、前記クランクシャフトの回転に応じて前記第1シリンダ体内で往復動することにより、前記少なくとも2つの圧縮室においてガスを圧縮可能な第1加圧部と、少なくとも1つの圧縮室を有する第2シリンダ体と、前記少なくとも1つの圧縮室において前記第1加圧部に対して所定の位相のずれを有した状態で前記クランクシャフトの回転に応じて前記第2シリンダ体内で往復動することにより、ガスを圧縮可能な第2加圧部と、各圧縮室同士を接続する接続部と、を備え圧縮機を提供する。前記第1シリンダ体は、前記少なくとも2つの圧縮室のうち最も低段側の圧縮室である第1圧縮室と、前記第1圧縮室よりも2つ高段側の圧縮室である第3圧縮室と、を有している。前記第1加圧部は、前記第1圧縮室及び前記第3圧縮室において同時にガスを圧縮可能である。前記第2シリンダ体は、前記少なくとも1つの圧縮室として前記第1圧縮室よりも1つ高段側の圧縮室である第2圧縮室と、前記第2圧縮室と直線状に並ぶように配置されかつ前記第3圧縮室よりも1つ高段側の圧縮室である第4圧縮室と、を含んでいる。前記第2加圧部は、前記第2圧縮室及び前記第4圧縮室において同時にガスを圧縮可能である。前記接続部は、前記第1圧縮室と前記第2圧縮室とを接続する第1接続流路と、前記第2圧縮室と前記第3圧縮室とを接続する第2接続流路と、前記第3圧縮室と前記第4圧縮室とを接続する第3接続流路と、を含む。前記第1〜第4圧縮室のそれぞれに関して、各圧縮室からガスが吐出されるタイミングが、その一つ高段側の圧縮室にガスが吸い込まれるタイミングと同じになるように、各圧縮室が配置されている。
本圧縮機では、圧縮室のそれぞれに関して、各圧縮室からガスが吐出されるタイミングが、その一つ高段側の圧縮室にガスが吸い込まれるタイミングと同じになるように各圧縮室が配置されているので、接続部へのボリュームの設置を回避することが可能となる。この態様では、第1圧縮室から第1接続流路にガスが吐出されるタイミングが第1接続流路から第2圧縮室にガスが吸い込まれるタイミングと同じになり、かつ、第2圧縮室から第2接続流路にガスが吐出されるタイミングが第2接続流路から第3圧縮室にガスが吸い込まれるタイミングと同じになる。よって、第1接続流路及び第2接続流路へのボリュームの設置を回避することが可能となる。また、第3圧縮室から第3接続流路にガスが吐出されるタイミングが第3接続流路から第4圧縮室にガスが吸い込まれるタイミングと同じになる。よって、第3接続流路へのボリュームの設置を回避しつつ第4圧縮室においてさらにガスを圧縮することが可能となる。
また、前記第1シリンダ体は、前記第3圧縮室と直線状に並ぶように配置されかつ前記第4圧縮室よりも1つ高段側の圧縮室である第5圧縮室を有する第1高段シリンダをさらに含み、前記第1加圧部は、前記第1圧縮室、前記第3圧縮室及び前記第5圧縮室において同時に前記ガスを圧縮可能であり、前記接続部は、前記第4圧縮室と前記第5圧縮室とを接続する第4接続流路をさらに含むことが好ましい。
この態様では、第4圧縮室から第4接続流路にガスが吐出されるタイミングが第4接続流路から第5圧縮室にガスが吸い込まれるタイミングと同じになる。よって、第4接続流路へのボリュームの設置を回避しつつ第5圧縮室においてさらにガスを圧縮することが可能となる。
本発明の他の局面に係る圧縮機は、直線状に並ぶ少なくとも2つの圧縮室を有する第1シリンダ体と、前記少なくとも2つの圧縮室においてガスを圧縮可能な第1加圧部と、少なくとも1つの圧縮室を有する第2シリンダ体と、前記少なくとも1つの圧縮室において前記第1加圧部に対して所定の位相のずれを有した状態でガスを圧縮可能な第2加圧部と、各圧縮室同士を接続する接続部と、を備えている。前記第1シリンダ体は、前記少なくとも2つの圧縮室のうち最も低段側の圧縮室である第1圧縮室と、前記第1圧縮室よりも1つ高段側の圧縮室である第2圧縮室と、前記第2圧縮室と直線状に並ぶように配置されかつ前記第2圧縮室よりも2つ高段側の圧縮室である第4圧縮室と、有し、前記第1加圧部は、前記第1加圧部の摺動方向における一方側に変位したときに前記第1圧縮室内でガスを圧縮するとともに、前記摺動方向における他方側に変位したときに前記第2圧縮室及び前記第4圧縮室内で同時にガスを圧縮し、前記第2シリンダ体は、前記少なくとも1つの圧縮室として前記第2圧縮室よりも1つ高段側の圧縮室である第3圧縮室を有、前記第2加圧部は、前記第1加圧部が前記第1圧縮室においてガスを圧縮するのと同時に前記第3圧縮室内でガスを圧縮し、前記接続部は、前記第1圧縮室と前記第2圧縮室とを接続する第1接続流路と、前記第2圧縮室と前記第3圧縮室とを接続する第2接続流路と、前記第3圧縮室と前記第4圧縮室とを接続する第3接続流路と、を含む。前記第1〜第4圧縮室のそれぞれに関して、各圧縮室からガスが吐出されるタイミングが、その一つ高段側の圧縮室にガスが吸い込まれるタイミングと同じになるように、各圧縮室が配置されている。
この態様では、第1圧縮室から第1接続流路にガスが吐出されるタイミングが第1接続流路から第2圧縮室にガスが吸い込まれるタイミングと同じになり、かつ、第2圧縮室から第2接続流路にガスが吐出されるタイミングが第2接続流路から第3圧縮室にガスが吸い込まれるタイミングと同じになる。よって、第1接続流路及び第2接続流路へのボリュームの設置を回避することが可能となる。しかも、単一の第1低段シリンダ内に2つの圧縮室が形成されるので、各圧縮室に応じた2つのシリンダが設けられる場合に比べて第1シリンダ体が小型化される。また、第3圧縮室から第3接続流路にガスが吐出されるタイミングが第3接続流路から第4圧縮室にガスが吸い込まれるタイミングと同じになる。よって、第3接続流路へのボリュームの設置を回避しつつ第4圧縮室においてさらにガスを圧縮することが可能となる。
また、前記第2シリンダ体は、前記第3圧縮室と直線状に並ぶように配置されかつ前記第4圧縮室よりも1つ高段側の圧縮室である第5圧縮室を有する第2高段シリンダをさらに含み、前記第2加圧部は、前記第3圧縮室及び前記第5圧縮室において同時に前記ガスを圧縮可能であり、前記接続部は、前記第4圧縮室と前記第5圧縮室とを接続する第4接続流路をさらに含むことが好ましい。
この態様では、第4圧縮室から第4接続流路にガスが吐出されるタイミングが第4接続流路から第5圧縮室にガスが吸い込まれるタイミングと同じになる。よって、第4接続流路へのボリュームの設置を回避しつつ第5圧縮室においてさらにガスを圧縮することが可能となる。
以上のように、本発明によれば、各圧縮室同士を接続する接続部にボリュームを設けることを回避可能な圧縮機を提供することができる。
本発明の第1実施形態の圧縮機の構成の概略を示す図である。 図1に示す圧縮機の各圧縮部を概略的に示す断面図である。 各圧縮部の変形例を概略的に示す断面図である。 各圧縮部の変形例を概略的に示す断面図である。
以下、本発明を実施するための形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。
(第1実施形態)
本発明の第1実施形態の圧縮機1について、図1及び図2を参照しながら説明する。図1に示されるように、圧縮機1は、図略のクランクシャフトと、クランクケース20と、ガスを圧縮する第1圧縮部100と、ガスを圧縮する第2圧縮部200と、接続部300とを備えている。圧縮対象となるガスは例えば水素である。本実施形態では第1圧縮部100および第2圧縮部200は重力方向(図1の上下方向)に伸びている。ただし、第1圧縮部100および第2圧縮部200は水平方向などに伸びてもよい。第1圧縮部100および第2圧縮部200が水平方向に伸びるように配置される場合には、これらの水平面内における向きは互いに同じでもよく、互いに反対でもよい。後述する他の実施形態においても同様である。
クランクケース20は、クランクシャフトを保持するとともに図1の上向きに開口する箱状の本体22と、本体22の開口を塞ぐ形状を有する蓋部24とを有している。
第1圧縮部100は、第1往復動変換部110と、第1シリンダ体120と、第1加圧部130(図2を参照)とを有している。
第1往復動変換部110は、図略のクランクシャフトに接続されており、クランクシャフトの回転に伴ってクランクシャフトの軸方向に対して直交する方向(図1の上下方向)に沿って直線状に往復運動する。
第1シリンダ体120は、第1低段シリンダ121と、第1中段シリンダ123と、第1高段シリンダ125とを有している。各シリンダ121,123,125の内部は、円筒状に加工されている。
第1低段シリンダ121は、蓋部24の上部に接続されている。図2に示すように、第1低段シリンダ121は、最も低段の圧縮室である第1圧縮室121Sを有している。
第1中段シリンダ123は、第1低段シリンダ121の上部に接続されている。第1中段シリンダ123の内径は、第1低段シリンダ121の内径よりも小さく設定されている。第1中段シリンダ123は、第1圧縮室121Sよりも2つ高段側の圧縮室である第3圧縮室123Sを有している。第3圧縮室123Sの体積は、第1圧縮室121Sの体積よりも小さい。
第1高段シリンダ125は、第1中段シリンダ123の上部に接続されている。第1高段シリンダ125の内径は、第1中段シリンダ123の内径よりも小さく設定されている。第1高段シリンダ125は、第3圧縮室123Sよりも2つ高段側の圧縮室である第5圧縮室125Sを有している。第5圧縮室125Sの体積は、第3圧縮室123Sの体積よりも小さい。第1シリンダ体120では、3つの圧縮室121S,123S,125Sが直線状に並ぶ。
第1加圧部130は、第1低段ピストン131と、第1中段ピストン133と、第1高段ピストン135とを有する。第1加圧部130は、第1往復動変換部110に接続されている。
第1低段ピストン131は円柱状に形成され、第1往復動変換部110の第1ピストンロッド116の上端部に接続されている。第1低段ピストン131は、第1低段シリンダ121内に配置されており、第1ピストンロッド116が摺動方向(すなわち、図2の上下方向)における一方側(図2の上側)に変位したときに第1圧縮室121Sにおいてガスを圧縮する。
第1中段ピストン133は円柱状に形成され、第1低段ピストン131の上端部に接続されている。第1中段ピストン133の外径は、第1低段ピストン131の外径よりも小さく設定されている。第1中段ピストン133は、第1中段シリンダ123内に配置されており、第1中段ピストン133が摺動方向における一方側(図2の上側)に変位したときに第3圧縮室123Sにおいてガスを圧縮する。
第1高段ピストン135は円柱状に形成され、第1中段ピストン133の上端部に接続されている。第1高段ピストン135の外径は、第1中段ピストン133の外径よりも小さく設定されている。第1高段ピストン135は、第1高段シリンダ125内に配置されており、第1高段ピストン135が摺動方向における一方側(図2の上側)に変位したときに第5圧縮室125Sにおいてガスを圧縮する。
第1圧縮部100では、各ピストン131、133、135が同時に同じ方向に摺動することにより、第1圧縮室121S、第3圧縮室123S及び第5圧縮室125Sにおいて同時にガスを圧縮可能である。
第2圧縮部200は、第2往復動変換部210と、第2シリンダ体220と、第2加圧部230とを有している。
第2往復動変換部210は、第1往復動変換部110と180度位相がずれた状態でクランクシャフトに接続されており、クランクシャフトの回転に伴ってクランクシャフトの軸方向に対して直交する方向(図1の上下方向)に沿って直線状に往復運動する。なお、第2往復動変換部210の第1往復動変換部110に対する位相のずれは厳密に180度である必要はなく、数度ないし十数度ずれていてもよい(他の実施形態においても同様)。第2往復動変換部210の構造は、基本的に第1往復動変換部110の構造と同じである。
第2シリンダ体220は、第2低段シリンダ222と、第2高段シリンダ224とを有している。各シリンダ222,224の内部は、円筒状に加工されている。第2低段シリンダ222は、蓋部24の上部に接続されている。第2低段シリンダ222は第2圧縮室222Sを有する。第2圧縮室222Sは第1圧縮室121Sよりも1つ高段側の圧縮室である。
第2高段シリンダ224は、第2低段シリンダ222の上部に接続されている。第2高段シリンダ224の内径は、第2低段シリンダ222の内径よりも小さく設定されている。第2高段シリンダ224は、第2圧縮室222Sの体積よりも小さい第4圧縮室224Sを有する。第4圧縮室224Sは第3圧縮室123Sよりも1つ高段側の圧縮室である。第2シリンダ体220内では、2つの圧縮室222S,224Sが直線状に並んでいる。
第2加圧部230は、第2往復動変換部210に接続されている。第2加圧部230は、第2低段ピストン232と、第2高段ピストン234とを有する。
第2低段ピストン232は、円柱状に形成され、第2往復動変換部210の第2ピストンロッド216の上端部に接続されている。第2低段ピストン232は、第2低段シリンダ222内に配置されており、第2低段ピストン232が摺動方向(図2の上下方向)における一方側(図2の上側)に変位したときに第2圧縮室222Sにおいてガスを圧縮する。
第2高段ピストン234は、円柱状に形成され、第2低段ピストン232の上端部に接続されている。第2高段ピストン234の外径は、第2低段ピストン232の外径よりも小さく設定されている。第2高段ピストン234は、第2高段シリンダ224内に配置されており、第2高段ピストン234が摺動方向における一方側(図2の上側)に変位したときに第4圧縮室224Sにおいてガスを圧縮する。
第2圧縮部200では、各ピストン232、234が同時に同じ方向に摺動することにより、第2圧縮室222S及び第4圧縮室224Sにおいて同時にガスを圧縮可能である。
接続部300は、各圧縮室同士を接続している。具体的に、接続部300は、第1圧縮室121Sと第2圧縮室222Sとを接続する第1接続流路301及びその流路上に配置されてガスを冷却する図略の第1ガスクーラと、第2圧縮室222Sと第3圧縮室123Sとを接続する第2接続流路302及びその流路上に配置されてガスを冷却する図略の第2ガスクーラと、第3圧縮室123Sと第4圧縮室224Sとを接続する第3接続流路303及びその流路上に配置されてガスを冷却する図略の第3ガスクーラと、第4圧縮室224Sと第5圧縮室125Sとを接続する第4接続流路304及びその流路上に配置されてガスを冷却する図略の第4ガスクーラとを有する。これにより、第1圧縮室121Sから第2圧縮室222S、第3圧縮室123S、第4圧縮室224Sおよび第5圧縮室125Sへと続くガスの流路が形成される。
既述のように、第2往復動変換部210の位相は第1往復動変換部110の位相と180度ずれていることから、第2圧縮室222S及び第4圧縮室224Sにガスが吸い込まれるタイミングは、第1圧縮室121S、第3圧縮室123S及び第5圧縮室125Sからガスが吐出されるタイミングと同じになる。また、第2圧縮室222S及び第4圧縮室224Sからガスが吐出されるタイミングは、第1圧縮室121S、第3圧縮室123S及び第5圧縮室125Sにガスが吸い込まれるタイミングと同じになる。このため、圧縮機1の駆動時には、第1圧縮室121Sに吸い込まれたガスは圧縮された後、第1圧縮室121Sから吐出されるのと同じタイミングで第2圧縮室222Sに吸い込まれる。第2圧縮室222Sに吸い込まれたガスは圧縮された後、第2圧縮室222Sから吐出されるのと同じタイミングで第3圧縮室123Sに吸い込まれる。さらに、第3圧縮室123S内のガスは吐出されるのと同じタイミングで第4圧縮室224Sに吸い込まれる。第4圧縮室224S内のガスは吐出されるのと同じタイミングで第5圧縮室125Sに吸い込まれる。
以上、本実施形態の圧縮機1について説明したが、圧縮室のそれぞれに関して、各圧縮室からガスが吐出されるタイミングが、その一つ高段側の圧縮室にガスが吸い込まれるタイミングと同じになるように各圧縮室が配置されている。なお、ここで言う「同じ」という用語は、必ずしも厳密に同時であるという意味に捉える必要はなく、ガスの吐出の動作と吸込の動作とが少なくとも一部の期間において並行して行われるという意味として捉えてよい(他の実施形態においても同様)。これにより、ガスを接続部300内に一時的に蓄える必要がなくなり、接続部300へのボリュームの設置を回避することが可能となる。
(第2実施形態)
次に、図3を参照しながら、本発明の第2実施形態の圧縮機1について説明する。なお、第2実施形態では、第1実施形態と異なる部分についてのみ説明を行い、第1実施形態と同じ構造、作用及び効果の説明は省略する。
本実施形態では、第1圧縮部100の第1シリンダ体120は、第1低段シリンダ122と、第1高段シリンダ124とを有する。第2圧縮部200の第2シリンダ体220は、第2低段シリンダ223と、第2高段シリンダ225とを有する。
第1加圧部130は、第1低段ピストン132と、第1高段ピストン134とを有する。第1低段ピストン132は、第1低段シリンダ122内に配置されている。第1低段シリンダ122内において第1低段ピストン132よりも図3の下側の空間が第1圧縮室121Sとなっており、図3の上側の空間が第1圧縮室121Sよりも1つ高段側の圧縮室である第2圧縮室122Sとなっている。第1シリンダ体120では、第1低段ピストン132が摺動方向における一方側(図3の下側)に変位したときに第1圧縮室121S内でガスを圧縮する。第1低段ピストン132が摺動方向における他方側(図3の上側)に変位したときに第2圧縮室122S内でガスを圧縮する。
本実施形態では、第1低段シリンダ122のうち第2圧縮室122Sを構成する部位には、ピストン132の上死点の上部に追加クリアランス部122aが設けられている。追加クリアランス部122aの内径は、第1低段ピストン132の外径よりも小さくてもよい。第1低段シリンダ122では、第1低段ピストン132が上死点に位置したときに第2圧縮室122S内に追加クリアランス部122aのクリアランスが形成される。クリアランスが設けられることにより、第2圧縮室122Sの吸込効率(体積効率)が小さくなり、第1圧縮室121Sからのガスの吐出量と第2圧縮室122Sへのガスの吸込量とを適切な圧力範囲で(例えば、第1圧縮室121Sでの圧縮比が1.5〜4程度で)バランスさせることが可能となる。吸込効率は、以下の式によって表される。
吸込効率=100−クリアランス%×A
クリアランス%=クリアランス体積/行程体積×100
行程体積=ピストン面積×ピストンのストローク・・・(I)
ただし、Aは、ガスの圧力、温度等の状態によって変化する値である。このため、クリアランスが大きくなるほど、吸込効率は小さくなる。
第1高段ピストン134は、第1低段ピストン132の上部に接続されており、第1高段シリンダ124内に配置されている。第1高段シリンダ124は、後述の第3圧縮室223Sよりも1つ高段側の圧縮室である第4圧縮室124Sを有する。第1高段ピストン134は摺動方向における他方側(図3の上側)に変位したときに第4圧縮室124S内でガスを圧縮する。
各ピストン132、134は同時に同じ方向に摺動するため第2圧縮室122S及び第4圧縮室124Sではガスが同時に圧縮される。また、第1圧縮室121Sおよび第2圧縮室122Sは第1低段ピストン132の両側に形成されることから、第1圧縮室121Sの吸込及び吐出のタイミングはそれぞれ、第2圧縮室122Sにおける吐出及び吸込のタイミングと同じとなる。
第2圧縮部200では、第2低段シリンダ223が第2圧縮室122Sよりも1つ高段側の圧縮室である第3圧縮室223Sを有している。第2高段シリンダ225は、第2低段シリンダ223の上部に接続され、第4圧縮室124Sよりも1つ高段側の圧縮室である第5圧縮室225Sを有している。
第2加圧部230は、第2低段ピストン233と、第2高段ピストン235とを有する。第2低段ピストン233は、摺動方向における他方側(図3の上側)に変位したときに第3圧縮室223S内でガスを圧縮する。第2高段ピストン235も摺動方向における他方側に変位したときに第5圧縮室225S内でガスを圧縮する。第3圧縮室223S及び第5圧縮室225Sではガスが同時に圧縮される。また、第2往復動変換部210の位相は第1往復動変換部110の位相と180度ずれており、第2加圧部230が第3圧縮室223S及び第5圧縮室225Sにおいてガスを圧縮するのと同時に、第1加圧部130が第1圧縮室121Sにおいてガスを圧縮する。
第1圧縮室121Sと第2圧縮室122Sとの間、第2圧縮室122Sと第3圧縮室223Sとの間、第3圧縮室123Sと第4圧縮室124Sとの間、および、第4圧縮室124Sと第5圧縮室225Sとの間はそれぞれ、第1ないし第4接続流路301〜304により接続される。これにより、第1圧縮室121Sから第2圧縮室122S、第3圧縮室223S、第4圧縮室124Sおよび第5圧縮室225Sへと続くガスの流路が形成される。
圧縮機1の駆動時には、第1圧縮室121Sに吸い込まれたガスは圧縮された後、第1圧縮室121Sから吐出されるのと同じタイミングで第2圧縮室122Sに吸い込まれる。第2圧縮室122Sに吸い込まれたガスは圧縮された後、第2圧縮室122Sから吐出されるのと同じタイミングで第3圧縮室223Sに吸い込まれる。さらに、第3圧縮室223S内のガスは吐出されるのと同じタイミングで第4圧縮室124Sに吸い込まれる。第4圧縮室124S内のガスは吐出されるのと同じタイミングで第5圧縮室225Sに吸い込まれる。
以上に説明したように、この実施形態においても、圧縮室のそれぞれに関して、各圧縮室からガスが吐出されるタイミングが、その一つ高段側の圧縮室にガスが吸い込まれるタイミングと同じになるように各圧縮室が配置されているので、接続部300へのボリュームの設置を回避することが可能となる。
さらに、単一の第1低段シリンダ122内に2つの圧縮室121S,122Sが形成されるので、各圧縮室121S,122Sに応じた2つのシリンダが設けられる場合に比べて第1シリンダ体120が小型化される。
図4は図3に示す圧縮機1の他の例を示す図である。圧縮機1では追加クリアランス部122aが省略される。第1高段ピストン134の外径は第1往復動変換部110の第1ピストンロッド116の外径よりも大きく設定される。第1低段シリンダ122内では、引き側(図4における下側)の行程体積>押し側(図4における上側)の行程体積となっている。
ここで、上記引き側の行程体積に関して、上述した式(I)中のピストン面積は(第1低段ピストン132の面積−第1ピストンロッド116の断面積)として与えられる。また、押し側の行程体積に関して、上記式(I)に対応するピストン面積は(第1低段ピストン132の面積−第1高段ピストン134の面積)として与えられ、引き側の行程体積に関する上記ピストン面積よりも小さい。
このように、圧縮機1では、第1低段ピストン132の両側にて行程体積が異なることから、1つの第1低段シリンダ122内において、図3の下側の空間を第1圧縮室121Sとし、図3の上側の空間を第2圧縮室122Sとして使うことが可能となる。
以上、本発明の実施形態について説明したが、今回開示された実施形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は、上記した実施形態の説明ではなく特許請求の範囲によって示され、さらに特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれる。
例えば、上記実施形態では、図3及び図4に示す実施形態において、第4圧縮室124Sおよび第5圧縮室225Sが省略されてもよい。すなわち、第1シリンダ体120が少なくとも2つの圧縮室を有し、第2シリンダ体220が少なくとも1つの圧縮室を有する構造であれば、各圧縮室からガスが吐出されるタイミングが、その一つ高段側の圧縮室にガスが吸い込まれるタイミングと同じになるように各圧縮室を配置することが可能である。同様に、図2に示す実施形態においても、第4圧縮室224Sおよび第5圧縮室125Sが省略されてもよい。
第2加圧部230の第1加圧部130に対する位相のずれは必ずしも180度である必要はなく、90度〜270度の間で適宜設定されてよい。
1 圧縮機
100 第1圧縮部
110 第1往復動変換部
120 第1シリンダ体
121 第1低段シリンダ
122 第1低段シリンダ
121S 第1圧縮室
122S 第2圧縮室
123 第1中段シリンダ
123S 第3圧縮室
124 第1高段シリンダ
124S 第4圧縮室
125 第1高段シリンダ
125S 第5圧縮室
130 第1加圧部
131 第1低段ピストン
132 第1低段ピストン
133 第1中段ピストン
134 第1高段ピストン
135 第1高段ピストン
200 第2圧縮部
210 第2往復動変換部
220 第2シリンダ体
222 第2低段シリンダ
222S 第2圧縮室
223 第2低段シリンダ
223S 第3圧縮室
224 第2高段シリンダ
224S 第4圧縮室
225 第2高段シリンダ
225S 第5圧縮室
230 第2加圧部
232 第2低段ピストン
233 第2低段ピストン
234 第2高段ピストン
235 第2高段ピストン
300 接続部
301 第1接続流路
302 第2接続流路
303 第3接続流路
304 第4接続流路

Claims (4)

  1. 圧縮機であって、
    クランクシャフトと、
    直線状に並ぶ少なくとも2つの圧縮室を有する第1シリンダ体と、
    前記クランクシャフトの回転に応じて前記第1シリンダ体内で往復動することにより、前記少なくとも2つの圧縮室においてガスを圧縮可能な第1加圧部と、
    少なくとも1つの圧縮室を有する第2シリンダ体と、
    前記少なくとも1つの圧縮室において前記第1加圧部に対して所定の位相のずれを有した状態で前記クランクシャフトの回転に応じて前記第2シリンダ体内で往復動することにより、ガスを圧縮可能な第2加圧部と、
    各圧縮室同士を接続する接続部と、を備え、
    前記第1シリンダ体は、前記少なくとも2つの圧縮室のうち最も低段側の圧縮室である第1圧縮室と、前記第1圧縮室よりも2つ高段側の圧縮室である第3圧縮室と、を有し、
    前記第1加圧部は、前記第1圧縮室及び前記第3圧縮室において同時にガスを圧縮可能であり、
    前記第2シリンダ体は、前記少なくとも1つの圧縮室として前記第1圧縮室よりも1つ高段側の圧縮室である第2圧縮室と、前記第2圧縮室と直線状に並ぶように配置されかつ前記第3圧縮室よりも1つ高段側の圧縮室である第4圧縮室と、を有し、
    前記第2加圧部は、前記第2圧縮室及び前記第4圧縮室において同時にガスを圧縮可能であり、
    前記接続部は、前記第1圧縮室と前記第2圧縮室とを接続する第1接続流路と、前記第2圧縮室と前記第3圧縮室とを接続する第2接続流路と、前記第3圧縮室と前記第4圧縮室とを接続する第3接続流路と、を含み
    前記第1〜第4圧縮室のそれぞれに関して、各圧縮室からガスが吐出されるタイミングが、その一つ高段側の圧縮室にガスが吸い込まれるタイミングと同じになるように、各圧縮室が配置されている、圧縮機。
  2. 請求項に記載の圧縮機において、
    前記第1シリンダ体は、前記第3圧縮室と直線状に並ぶように配置されかつ前記第4圧縮室よりも1つ高段側の圧縮室である第5圧縮室を有する第1高段シリンダをさらに含み、
    前記第1加圧部は、前記第1圧縮室、前記第3圧縮室及び前記第5圧縮室において同時にガスを圧縮可能であり、
    前記接続部は、前記第4圧縮室と前記第5圧縮室とを接続する第4接続流路をさらに含む、圧縮機。
  3. 圧縮機であって、
    直線状に並ぶ少なくとも2つの圧縮室を有する第1シリンダ体と、
    前記少なくとも2つの圧縮室においてガスを圧縮可能な第1加圧部と、
    少なくとも1つの圧縮室を有する第2シリンダ体と、
    前記少なくとも1つの圧縮室において前記第1加圧部に対して所定の位相のずれを有した状態でガスを圧縮可能な第2加圧部と、
    各圧縮室同士を接続する接続部と、を備え、
    前記第1シリンダ体は、前記少なくとも2つの圧縮室のうち最も低段側の圧縮室である第1圧縮室と、前記第1圧縮室よりも1つ高段側の圧縮室である第2圧縮室と、前記第2圧縮室と直線状に並ぶように配置されかつ前記第2圧縮室よりも2つ高段側の圧縮室である第4圧縮室と、有し
    前記第1加圧部は、前記第1加圧部の摺動方向における一方側に変位したときに前記第1圧縮室内でガスを圧縮するとともに、前記摺動方向における他方側に変位したときに前記第2圧縮室及び前記第4圧縮室内で同時にガスを圧縮し、
    前記第2シリンダ体は、前記少なくとも1つの圧縮室として前記第2圧縮室よりも1つ高段側の圧縮室である第3圧縮室を有
    前記第2加圧部は、前記第1加圧部が前記第1圧縮室においてガスを圧縮するのと同時に前記第3圧縮室内でガスを圧縮し、
    前記接続部は、前記第1圧縮室と前記第2圧縮室とを接続する第1接続流路と、前記第2圧縮室と前記第3圧縮室とを接続する第2接続流路と、前記第3圧縮室と前記第4圧縮室とを接続する第3接続流路と、を含み、
    前記第1〜第4圧縮室のそれぞれに関して、各圧縮室からガスが吐出されるタイミングが、その一つ高段側の圧縮室にガスが吸い込まれるタイミングと同じになるように、各圧縮室が配置されている、圧縮機。
  4. 請求項に記載の圧縮機において、
    前記第2シリンダ体は、前記第3圧縮室と直線状に並ぶように配置されかつ前記第4圧縮室よりも1つ高段側の圧縮室である第5圧縮室を有する第2高段シリンダをさらに含み、
    前記第2加圧部は、前記第3圧縮室及び前記第5圧縮室において同時にガスを圧縮可能であり、
    前記接続部は、前記第4圧縮室と前記第5圧縮室とを接続する第4接続流路をさらに含む、圧縮機。
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