JP6868382B2 - 加熱機器 - Google Patents

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Description

本発明は、加熱機器に関する。特に、本発明は、加熱機器における加熱部の出力を設定表示する設定表示部の改良に関する。
従来、加熱部と、加熱部の出力を設定するための出力設定部とを有する加熱機器が知られている。例えば、加熱調理器は、バーナなどの加熱部と、火力設定用の調節レバーまたは点消火及び火力設定機能を兼備する回転子などからなる火力設定部とを備えており、使用者が調節レバーを移動させたり、回転子を正転または逆転方向に回転させたりすることによって、火力を増減させている。
ところで、上記のような火力設定部は物理スイッチであるため、所定の火力を得るための設定位置を使用者が判断し難い。そのため、加熱部が設けられている天板上に、現在火力を表示させるための表示部を設けた加熱調理器も知られている。このような表示部を有する加熱調理器であれば、使用者は表示部に表示される設定火力を見ながら、火力を変更できる。
しかしながら、これらの火力設定部は、一般に、使用時の温度を考慮して、加熱部から離間した加熱調理器本体の前面パネルに設けられているため、設置箇所が使用者から見え難い。特に、複数の加熱部を有し、各加熱部に対応して火力設定部が設けられている加熱調理器を、その加熱調理器に不慣れな使用者が操作する場合、火力設定部の選択に迷ったり、誤った火力設定部を操作したりする可能性があり、操作性に劣る。また、不慣れな使用者である場合、表示部に現在火力が表示されていても、火力設定部をどの程度、動かせば、所定の火力が得られるのか判断が難しい。
特開2012−7765号公報 特開2011−257136号公報 特開2016−84959号公報
本発明は上記課題を解決するものであり、本発明の目的は、直感的な操作で加熱部の出力設定を容易に行える加熱機器を提供することにある。
本発明によれば、
加熱部と、
加熱部の出力の開始及び停止を行う操作部と、
加熱部の出力を設定表示するタッチパネル式の設定表示部と、
設定表示部の表示を制御する制御部と、を備える加熱機器であって、
設定表示部は、操作部と隣接配置されており、
制御部は、操作部で加熱部の出力の開始操作が行われると、操作部側から設定表示部に出現するように設定表示部に加熱部の出力を変更する出力設定キーをアニメーションで表示させる加熱機器が提供される。
上記加熱機器によれば、加熱部の出力の開始及び停止を行う操作部での出力の開始操作に応じて、設定表示部に加熱部の出力を設定するための出力設定キーがアニメーションで表示されるから、使用者の開始操作によって出力設定キーが設定表示部に表示されたことを認識させることができる。そして、出力設定キーはタッチパネル式の設定表示部に表示されるから、加熱部の出力の変更方法を知らない使用者であっても、設定表示部を見ながら、迷わずに出力設定キーにより出力を変更することができる。また、使用者が加熱部の出力の開始操作をする場合、その操作部に使用者の目が向いている。従って、設定表示部と操作部とが隣接配置された加熱機器において、操作部で出力の開始操作が行われると、その操作部側から設定表示部に出現するように出力設定キーをアニメーションで表示させることにより、出力の開始の操作に応じた出力設定キーの出現であることを使用者にさらに容易に認識させることができる。
好ましくは、上記加熱機器において、
制御部は、操作部で加熱部の出力の停止操作が行われると、設定表示部から操作部側へ戻るように設定表示部に表示させている出力設定キーをアニメーションで消去させる。
上記加熱機器によれば、加熱部の出力の開始及び停止を行う操作部での出力の停止操作
に応じて、設定表示部に表示されていた出力設定キーがアニメーションで消去されるから、使用者の停止操作によって出力設定キーが設定表示部から消去されたことを認識させることができる。また、加熱部が作動しているときのみ出力設定キーが設定表示部に表示されるから、誤操作も防止できる。また、使用者が加熱部の出力の停止操作をする場合、その操作部に使用者の目が向いている。従って、設定表示部と操作部とが隣接配置された加熱機器において、操作部で出力の停止操作が行われると、設定表示部からその操作部側へ戻るように出力設定キーをアニメーションで消去させることにより、出力の停止の操作に応じた出力設定キーの消去であることを使用者にさらに容易に認識させることができる。なお、本明細書において、アニメーションとは、一定時間ごとに設定表示部に表示された図形や文字のイメージを少しずつ移動させて表示することによって、イメージが動いているかのように認識される表示形式をいう。
上記加熱機器によれば、設定表示部に表示されている出力設定キーを操作すると、設定表示部の表示色(彩度、明度、及び色相の少なくともいずれか1つ)が変更されるから、使用者は色覚で出力の変更を認識できる。また、設定表示部の出力設定キーの出力変更位置に変更後の出力が文字表示されれば、使用者は文字認識により出力の変更を認識できる。このため、使用者は所定の出力に容易に設定できるとともに、色覚異常があっても、確実に出力設定キーが操作されたことを使用者に認識させることができる。
また、本発明によれば、
加熱部と、
加熱部の出力の開始及び停止を行う操作部と、
加熱部の出力を設定表示するタッチパネル式の設定表示部と、
設定表示部の表示を制御する制御部と、を備える加熱機器であって、
予め決められた所定の条件に基づいて、加熱部の出力が自動で調整される自動調整運転を選択可能に構成されており、
制御部は、自動調整運転が選択されずに操作部で加熱部の出力の開始操作が行われると、設定表示部に加熱部の出力を変更する出力設定キーをアニメーションで表示させ、
自動調整運転が選択されて操作部で加熱部の出力の開始操作が行われると、設定表示部に加熱部の出力を変更する出力設定キーを表示させないか、または設定表示部に加熱部の出力を変更する出力設定キーをアニメーションで表示させた後、出力設定キーの操作を無効とする加熱機器が提供される
上記加熱機器によれば、使用者が自動調整運転を選択していないときに操作部で加熱部の出力の開始操作を行うと、設定表示部に加熱部の出力を変更する出力設定キーをアニメーションで表示させるから、使用者の出力の開始操作によって出力設定キーが設定表示部に表示されたことを認識させることができる。
また、上記加熱機器によれば、使用者が加熱部の出力を手動で設定することなく、加熱部の出力が自動で調整される自動調整運転を選択しているときに操作部で加熱部の出力の開始操作を行うと、設定表示部に加熱部の出力を変更する出力設定キーを表示させないか、または設定表示部に加熱部の出力を変更する出力設定キーをアニメーションで表示させた後、出力設定キーの操作を無効とするから、自動調整運転中の誤操作も防止できる。
また、本発明によれば、
加熱部としてのバーナと、
バーナの燃焼炎の有無を検知する炎検知器と、
バーナの出力の開始及び停止を行う操作部と、
バーナの出力を設定表示するタッチパネル式の設定表示部と、
設定表示部の表示を制御する制御部と、を備える加熱機器であって、
制御部は、操作部でバーナの出力の開始操作が行われ、且つ炎検知器でバーナの燃焼炎が検知されると、設定表示部にバーナの出力を変更する出力設定キーをアニメーションで表示させる加熱機器が提供される
上記加熱機器によれば、使用者が自動調整運転を選択していないときに操作部で加熱部の出力の開始操作を行っても、炎検知器でバーナの燃焼炎が検知されなければ、設定表示部にバーナの出力を変更する出力設定キーをアニメーションで表示させないから、使用者にバーナの未点火を早期に認識させることができる。また、炎検知器で燃焼炎が検知されたときのみ、設定表示部に出力設定キーを表示させるから、点火されたバーナの出力を変更するための出力設定キーであることを使用者に容易に認識させることができる。
以上のように、本発明によれば、使用者が操作部で加熱部の出力を開始させる開始操作を実行することによって、タッチパネル式の設定表示部に加熱部の出力設定キーをアニメーションで表示させるから、使用者は、設定表示部に現れた表示が開始操作を行った加熱部のための設定キーであることを直感的に認識できる。また、出力設定キーをタッチパネル式の設定表示部に表示させるから、表示させた出力設定キーを操作することにより、その加熱部の出力を変更できることも、使用者は直感的に認識できる。従って、本発明によれば、加熱機器に不慣れな使用者であっても、加熱部の出力を変更するにあたって、操作に迷うことなく、また設定表示部を見ながら、加熱部の出力を所定の出力に容易に変更できる。
図1は、本発明の実施の形態に係る加熱機器の一例を示す概略斜視図である。 図2は、本発明の実施の形態に係る加熱機器の制御回路の一例を示すブロック図である。 図3は、本発明の実施の形態に係る加熱機器の制御動作の一例を示すフローチャートの一部である。 図4は、本発明の実施の形態に係る加熱機器の制御動作の一例を示すフローチャートの一部である。 図5は、本発明の実施の形態に係る加熱機器の設定表示部の画面の一例を示す概略説明図であり、(a)は、点火前を、(b)は、点火検知時を、(c)は、点火検知後をそれぞれ示す。 図6は、本発明の実施の形態に係る加熱機器の設定表示部の画面の一例を示す概略説明図であり、(d)は、火力変更時を、(e)は、火力変更後を、(f)は、消火時をそれぞれ示す。
以下、図面を参照しながら本実施の形態に係る加熱機器を具体的に説明する。
図1は、システムキッチンのカウンタトップに配設されるビルトインコンロタイプの加熱調理器に適用した本実施の形態の加熱機器の一例を示す概略斜視図である。
この加熱調理器では、カウンタトップCT内に収容されている加熱調理器本体(図示せず)の上方開放部を覆うように矩形状のトッププレート2が配設され、トッププレート2の上面には、大火力用の左右のコンロバーナ11,12及び小火力用の中央部のコンロバーナ13と、各コンロバーナ11,12,13の周囲に調理器具を支持する五徳91,92,93とが配設されている。加熱部としては、電磁誘導型加熱部や加熱ヒータを用いてもよいし、異なる種類の加熱部を組み合わせてもよい。また、加熱部は2つ以下であってもよいし、3つ以上であってもよい。なお、本明細書では、使用者が位置するトッププレート2の手前側を前方、奥側を後方といい、前後方向に幅方向に直交する方向を左右方向といい、前後方向に高さ方向に直交する方向を上下方向という。
各コンロバーナ11,12,13は、図示しないガス供給管と接続されており、ガス供給管から供給されるガスを空気と混合して燃焼させる。各コンロバーナ11,12,13の炎孔形成部の近傍には、燃焼炎の有無を検知する炎検知センサ21,22,23と、炎孔形成部の近傍で火花放電させる点火電極31,32,33とが設けられている。また、各コンロバーナ11,12,13の中央部には、調理器具の底面に当接し、調理器具の温度を検知する鍋底温度センサ41,42,43が設けられている。炎検知センサ21,22,23及び鍋底温度センサ41,42,43はそれぞれ、後述する制御装置と接続されており、検知信号を制御装置に出力する。また、点火電極31,32,33は、後述するイグナイタを介して制御装置と接続されており、制御装置からの指示信号に応じてイグナイタが作動され、イグナイタからの印加電圧により火花放電する。
図示しないが、トッププレート2の下方には、人感センサが設けられている。人感センサは、赤外線センサや超音波センサ等により構成され、加熱調理器の前面付近に存在する人体を検知し、検知信号を制御装置に出力する。
トッププレート2は、化粧耐熱ガラスや化粧琺瑯板等の装飾性の高い板から構成されている。トッププレート2の上面の前方には、横幅略全体に渡ってタッチパネル式の設定表示部51,52,53が連接されており、各設定表示部51,52,53の前方に隣接して、各コンロバーナ11,12,13の点火及び消火を行うための物理スイッチである点消火操作スイッチ71,72,73が配設されている。なお、点消火操作スイッチ71,72,73は、ソフトスイッチから構成してもよい。
各設定表示部51,52,53は、各コンロバーナ11,12,13に対応しており、図示しないが、各設定表示部51,52,53は、カラー液晶パネル上にタッチパネルを重ねて構成されている。なお、液晶パネルの代わりに、有機ELなどの他の表示デバイスを用いてもよいし、カラー液晶の代わりに、モノクロ液晶を用いてもよい。
カラー液晶パネルは、文字、数字、写真等をカラー表示できる表示デバイスであり、調理の種類、加熱時間及び温度、火力等を設定する設定キーや、自動調理が選択された場合に料理名や料理の写真の他、種々の警告情報等を表示する。タッチパネルは、各設定表示部51,52,53の表面を使用者が指や操作ペン等でタッチすると、表面電荷を変化させる透明素材からなる静電容量型のタッチパネルである。例えば、使用者が設定表示部51のカラー液晶パネルに表示されているタイマ設定キー上のタッチパネルをタッチすると、調理時間設定キーが表示されたり、自動調理設定キー上のタッチパネルをタッチすると、自動調理で選択可能な料理の料理名等が表示された調理設定キーが複数、表示されたりして、各設定キーに対して階層を深くして実行するように構成されている。なお、タッチパネルは、例えば、抵抗膜方式、表面弾性波方式、赤外線光学イメージング方式、電磁誘導方式等のタッチパネルを用いてもよい。
図2は、加熱調理器のブロック図である。図2に示すように、加熱調理器本体内には、メインガス供給管Lから供給されるガスを各コンロバーナ11,12,13に導くガス供給管L1,L2,L3が配設されている。メインガス供給管Lには、点消火操作スイッチ71,72,73で点火操作がなされれば開き、消火操作がなされれば閉じる元ガス弁Vaが介設されている。また、メインガス供給管Lから各コンロバーナ11,12,13に分岐する各ガス供給管L1,L2,L3には、点消火操作スイッチ71,72,73で点火操作がなされれば開き、炎検知センサ21,22,23で燃焼炎が検知されなければ閉じる電磁弁V1,V2,V3と、制御装置Cからの指示信号に応じて開度調整される流量調整弁S1,S2,S3とが介設されている。
加熱調理器全体の動作を制御する制御装置Cには、点消火操作スイッチ71,72,73、人感センサ40、炎検知センサ21,22,23、鍋底温度センサ41,42,43、設定表示部51,52,53、イグナイタ80、元ガス弁Va、電磁弁V1,V2,V3、流量調整弁S1,S2,S3等が有線接続されており、上記点消火操作スイッチ71,72,73等からの操作信号、各種センサ21,22,23,40,41,42,43等からの検知信号が入力される。
制御装置Cは、マイクロコンピュータや記憶装置を備えて構成される電子ユニットであり、記憶装置のプログラム格納部には、各種の制御用プログラムが格納されており、上記の入力信号に基づいて、制御用プログラムが実行される。また、図示しないが、制御装置Cは、コンロバーナ11,12,13の点火や消火を行う点消火制御部、コンロバーナ11,12,13の点火や消火を判定する点消火判定部、設定表示部51,52,53の表示を制御する表示制御部、後述する設定表示部51,52,53に表示されるコンロバーナ11,12,13の火力設定キーの操作に応じて、コンロバーナ11,12,13の火力を制御する火力制御部、予め決められた所定の条件に基づいて火力を自動で調整する自動調整運転の1つである自動調理を実行する自動調理制御部等の回路構成を有している。
次に、本実施の形態の加熱調理器における制御動作について、図3〜図4のフローチャート及び図5〜図6の設定表示部の表示画面を参照しながら具体的に説明する。本実施の形態の加熱調理器は、常時、電源供給されているが、不使用時には低電力モードまたはスリープ状態で設定表示部51,52,53は非表示となっており、人感センサ40で人体が検知されると、低電力モードまたはスリープ状態から運転待機状態となるように構成されている。なお、左右のコンロバーナ11,12用の設定表示部51,52と中央部のコンロバーナ13用の設定表示部53とでは表示される画像が若干異なるが、火力設定キーの表示及びその操作についてはいずれも同一であるため、以下では左のコンロバーナ11を使用して調理を行う場合について説明する。
使用者が加熱調理器に近づき、人感センサ40で人体が検知されると、制御装置Cの主制御プログラムが起動し、設定表示部51のカラー液晶パネルに所定のトップメニュー画面(点火前画面)を表示させて、運転待機状態とする(ステップST1〜ST2,図5(a))。本実施の形態の加熱調理器におけるトップメニュー画面には、お湯を沸かす湯沸かし設定キー55、タイマ調理を実行するためのタイマ設定キー56、加熱温度を設定する温度設定キー57、自動調理を設定する自動調理設定キー58、及び携帯等の情報端末から調理レシピをダウンロードする転送設定キー59が表示される。このとき、運転待機状態におけるカラー液晶パネルの背景色は白色で表示される。
次いで、所定の待機時間(例えば、30秒間)内に、使用者が、自動調理設定キー58を操作することなく、点消火操作スイッチ71を押す点火操作を行うと、元ガス弁Va及び電磁弁V1が開弁されるとともに、流量調整弁S1が所定の点火開度(例えば、弱火の開度)に調整され、イグナイタ80を作動させて点火電極31から火花放電を生じさせる点火処理が実行される(ステップST3〜ST6)。この点火操作時には、炎検知センサ21で燃焼炎は検知されていないため、カラー液晶パネルにはトップメニュー画面が表示される。なお、所定の待機時間内にいずれの操作も行われなければ、画面が消去される(ステップST20)。
上記点火処理によって、所定の通電時間(例えば、3秒間)内に炎検知センサ21で燃焼炎が検知されると、点火検知時画面が表示される(ステップST7〜ST9)。この点火検知時画面では、カラー液晶パネルに点消火操作スイッチ71が設けられている前縁から前後方向の中央に向かって、操作可能なポインタ62を含んだ横長バー状の火力設定キー61が上昇するようにアニメーションで表示される(図5(b))。なお、図5(b)において破線で示されている火力設定キー61は、前方からの移動途中を示す。これにより、使用者は、自分が操作した点消火操作スイッチ71から火力設定キー61が出現するため、使用しようとするコンロバーナ11用の設定キーであることを認識できる。また、他のコンロバーナ12,13の不使用時には、出力設定キー61は設定表示部51のみに表示され、設定表示部52,53に表示されないから、火力変更の操作に迷うこともない。
また、点火検知時画面では、炎検知センサ21で点火が検知されると、カラー液晶パネルの背景色が暖色系の赤色の淡色で表示される(図5(b))。これにより、使用者は色覚により直感的にコンロバーナ11が点火されたことを認識できる。さらに、この点火検知時画面では、火力設定キー61のポインタ62の上方に現在火力の文字表示63(例えば、「弱火」の文字表示を含む吹き出しイメージ)が、所定の文字表示時間(例えば、3秒間)表示される(図5(b))。これにより、赤色を認識できない色覚異常の使用者であっても、確実に点火及び現在火力を認識できる。なお、文字表示63は、英字、数値等を用いてもよい。この現在火力の文字表示63は、文字表示時間が経過すると消去される(ステップST10〜ST11,図5(c))。これにより、設定表示部51上の画像数が低減され、すっきりとした画面が形成される。
図示しないが、所定の通電時間内に炎検知センサ21で燃焼炎が検知されない場合、カラー液晶パネルの前後左右の中央部に、「点火エラー」の文字表示を表示させる(ステップST12)。
次いで、使用者が、火力変更のために火力設定キー61のポインタ62に指をあてた状態で左右にスライドさせるかまたは火力設定キー61上の所定位置をタッチして、ポインタ62を移動させると、ポインタ62の位置によって流量調整弁S1の開度が変更されて火力が増減されるとともに、カラー液晶パネルに火力変更時画面が表示される(ステップST13〜ST14,図6(d))。このように、使用者の点火操作によって設定表示部51にアニメーションで表示させる火力設定キー61に操作可能なポインタ62が設けられているため、直感的にポインタ62を操作することにより火力を変更可能であることを認識できる。
また、火力変更時画面におけるカラー液晶パネルの背景色は、使用者が火力設定キー61を操作すると、設定される火力に応じて濃淡が変更される(図6(d))。具体的には、火力が大きくなるに従って、濃色の赤色になるように背景色が変更され、火力が小さくなるに従って、淡色の赤色となるように背景色が変更される。すなわち、カラー液晶パネルの背景色と、タッチパネルの操作による火力とが同期するように構成されている。これにより、設定表示部51からの色覚により、使用者は直感的に火力の増減を認識できる。
さらに、この火力変更時画面において、使用者がポインタ62を操作している間、現在火力の文字表示63が再表示され、設定される火力に応じた文字表示63(例えば、「強火」の文字表示を含む吹き出しイメージ)が火力設定キー61の上方に表示される(図6(d))。これにより、赤色を認識できない色覚異常の使用者であっても、確実に現在火力を認識できる。なお、使用者が、ポインタ62から手を離して、所定の文字表示時間が経過すると、背景色を維持した状態で、上記と同様に、現在火力の文字表示63が消去される(ステップST15〜ST16,図6(e))。
調理が終了して、使用者が点消火操作スイッチ71を押す消火操作を行うと(ステップST17で、Yes)、元ガス弁Va及び電磁弁V1が閉弁されて、コンロバーナ11が消火すると、カラー液晶パネルの背景色が白色に戻され、消火時の文字表示65(例えば、「消火しました」の文字表示)を表示させる(ステップST18,図6(f))。そして、所定の文字表示時間(例えば、5秒間)が経過すると(ステップST19で、Yes)、トップメニュー画面に戻る(図5(a))。なお、消火操作後、待機時間内に人感センサ40で人体が検知されず、またいずれの点消火操作スイッチ71,72,73も操作されなければ、設定表示部51,52,53が非表示となる低電力モードまたはスリープ状態に戻る(ステップST20)。
また、図示しないが、使用者が点消火操作スイッチ71を操作する前に自動調理設定キー58により自動調理を選択した場合、火力設定キー61がアニメーションで表示されることなく、自動調理で選択可能な料理名や料理の写真等が表示された調理設定キーが現れ、選択する調理の種類に応じた自動調理プログラムが起動される(ステップST21)。これにより、自動調理中の誤操作による火力変更を防止できる。なお、自動調理が選択された場合も、点火が検知された後、火力設定キー61を表示させてもよい。この場合、火力設定キー61の操作を無効とすることにより、同様に、誤操作を防止できる。
(その他の実施の形態)
(1)上記実施の形態では、加熱調理器のバーナの火力設定を例に挙げて説明したが、本発明は電磁誘導型加熱調理器の出力設定のための入力装置にも適用できる。また、本発明は、加熱調理器以外の出力設定が行われる加熱部を有する加熱機器、例えば、給湯器や暖房機等にも適用できる。
(2)上記実施の形態では、横長バー状の火力設定キーが表示されているが、出力設定キーは任意の形態を設定できる。例えば、文字表示や数値表示等により出力設定キーを表示させてもよい。
11,12,13 コンロバーナ(加熱部)
51,52,53 設定表示部
61 火力設定キー(出力設定キー)
71,72,73 点消火操作スイッチ(操作部)
21,22,23 炎検知センサ(炎検知器)
C 制御装置

Claims (4)

  1. 加熱部と、
    加熱部の出力の開始及び停止を行う操作部と、
    加熱部の出力を設定表示するタッチパネル式の設定表示部と、
    設定表示部の表示を制御する制御部と、を備える加熱機器であって、
    設定表示部は、操作部と隣接配置されており、
    制御部は、操作部で加熱部の出力の開始操作が行われると、操作部側から設定表示部に出現するように設定表示部に加熱部の出力を変更する出力設定キーをアニメーションで表示させる加熱機器。
  2. 請求項1に記載の加熱機器において、
    制御部は、操作部で加熱部の出力の停止操作が行われると、設定表示部から操作部側へ戻るように設定表示部に表示させている出力設定キーをアニメーションで消去させる加熱機器。
  3. 加熱部と、
    加熱部の出力の開始及び停止を行う操作部と、
    加熱部の出力を設定表示するタッチパネル式の設定表示部と、
    設定表示部の表示を制御する制御部と、を備える加熱機器であって、
    予め決められた所定の条件に基づいて、加熱部の出力が自動で調整される自動調整運転を選択可能であり、
    制御部は、自動調整運転が選択されずに操作部で加熱部の出力の開始操作が行われると、設定表示部に加熱部の出力を変更する出力設定キーをアニメーションで表示させ、
    自動調整運転が選択されて操作部で加熱部の出力の開始操作が行われると、設定表示部に加熱部の出力を変更する出力設定キーを表示させないか、または設定表示部に加熱部の出力を変更する出力設定キーをアニメーションで表示させた後、出力設定キーの操作を無効とする加熱機器。
  4. 加熱部としてのバーナと、
    バーナの燃焼炎の有無を検知する炎検知器と、
    バーナの出力の開始及び停止を行う操作部と、
    バーナの出力を設定表示するタッチパネル式の設定表示部と、
    設定表示部の表示を制御する制御部と、を備える加熱機器であって、
    制御部は、操作部でバーナの出力の開始操作が行われ、且つ炎検知器でバーナの燃焼炎が検知されると、設定表示部にバーナの出力を変更する出力設定キーをアニメーションで表示させる加熱機器。
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