JP6860778B2 - プリフォームカバー、複合プリフォーム、容器の製造方法 - Google Patents

プリフォームカバー、複合プリフォーム、容器の製造方法 Download PDF

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本発明は、プリフォームカバー、複合プリフォーム、及び容器の製造方法に関する。
プラスチック製の容器(ボトル)の成形方法としては、射出成形されたプリフォームを金型内にセットし、エアーを吹き込んで金型キャビティの形状に成形する二軸延伸ブロー成形法等が知られている。
近年、プラスチック容器の分野においては、多様な機能、性能が求められることが多く、使用する材料や成形方法に工夫が求められている。例えば、ガスバリア性や遮光性、保温性等が要求される場合、使用する材料をガスバリア性を有するものとしたり、プラスチック材料に着色剤や紫外線吸収剤を添加すること等が行われている。
しかしながら、材料の工夫等にも限度があり、プラスチック容器を多層化することで様々な機能を付与することも行われている。各層の構成材料等を最適化すれば、ガスバリア性に優れた遮光容器等、複合的な機能を有するプラスチック容器を実現することができるものと期待される。
多層のプラスチック容器を成形するには、多層プリフォームを射出成形し、これを二軸延伸ブロー成形すればよいものと考えられ、多層プリフォームの成形方法も種々提案されている。しかしながら、多層プリフォームの成形には高度な技術が必要であり、成形装置に多くの設備投資が必要となる等、コスト等の点で課題がある。
このような状況から、プリフォームの外側に別途成形したプリフォームカバーを重ねて複合プリフォームを形成し、これを二軸延伸ブロー成形することで容器を成形することが提案されている(特許文献1等を参照)。プリフォームカバーを利用することで、多層プリフォームを成形する必要がなくなり、コストの削減等に繋がるものと考えられる。
特開2016−097669号公報
ところで、本発明者が、プリフォームカバーによってガスバリア性を付与するために、ガスバリア性を有するEVOH層を有するプリフォームカバーを開発すべく鋭意検討を行っていたところ、複合プリフォームの成形条件によっては、EVOH層が均一に延伸されず、二軸延伸ブロー成形によって得られる容器においてEVOH層が過度に薄くなっている部位が形成される場合があることに気がついた。
本発明はこのような事情に鑑みてなされたものであり、EVOH層を均一に延伸させることが可能なプリフォームカバーを提供するものである。
本発明によれば、EVOH樹脂からなるEVOH層を備えるプリフォームカバーであって、前記EVOH樹脂は、温度180℃、歪み速度10s−1で測定した一軸伸長粘度の最大値が3.0×10(Pa・s)以上である、プリフォームカバーが提供される。
本発明者は、複合プリフォームの二軸延伸ブロー成形においてプリフォームカバーに含まれるEVOH層が均一に延伸されない場合がある原因について検討を行ったところ、複合プリフォームの二軸延伸ブロー成形では、通常、プリフォームの樹脂にとって好適な温度で二軸延伸ブロー成形が行われ、その温度がEVOH樹脂には好適ではないために、EVOH層の延伸が不均一になることが分かった。そこで、EVOH層を構成するEVOH樹脂についてさらに検討を行ったところ、その一軸伸長粘度の最大値が3.0×10(Pa・s)以上であるEVOH樹脂を用いた場合には、プリフォームにとって好適な条件で二軸延伸ブロー成形が行われた場合にもEVOH層を均一に延伸させることができることが分かることを見出し、本発明の完成に到った。
以下、本発明の種々の実施形態を例示する。以下に示す実施形態は互いに組み合わせ可能である。
好ましくは、前記EVOH樹脂は、エチレン含有量が32mol%以下である。
好ましくは、前記EVOH樹脂は、温度210℃、荷重2.16kgの条件で測定されたMFRが6g/10min以下である。
好ましくは、前記EVOH層は、一対のポリオレフィン層によって挟まれている。
好ましくは、前記EVOH層は、厚さが0.3〜1mmである。
本発明の別の観点によれば、プリフォームと、これに重ねられたプリフォームカバーを備える複合プリフォームであって、前記プリフォームカバーは、上記のプリフォームカバーである、複合プリフォームが提供される。
本発明のさらに別の観点によれば、上記の複合プリフォームを二軸延伸ブロー成形する工程を備える容器の製造方法が提供される。
本発明の第1実施形態を示し、(a)は分離された状態のプリフォーム1とプリフォームカバー11を示し、(b)はプリフォーム1にプリフォームカバー11を重ねて得られた複合プリフォーム10を示す。 本発明の第2実施形態を示し、(a)は分離された状態のプリフォーム1とプリフォームカバー11を示し、(b)はプリフォーム1にプリフォームカバー11を重ねて得られた複合プリフォーム10を示す。 実施例・比較例で使用したEVOH樹脂についての測定開始からの経過時間と一軸伸長粘度との関係を示すグラフである。
以下、本発明の実施形態について説明する。以下に示す実施形態中で示した各種特徴事項は、互いに組み合わせ可能である。また、各特徴事項について独立して発明が成立する。
1.第1実施形態
図1は、本発明の第1実施形態を示し、(a)は分離された状態のプリフォーム1とプリフォームカバー11を示し、(b)はプリフォーム1にプリフォームカバー11を重ねて得られた複合プリフォーム10を示す。
プリフォーム1は、筒状(好ましくは円筒状)の胴部2を備える。胴部2の一端には口部3が設けられ、口部3には、図示しないキャップを取り付けるための係合部3aが設けられている。キャップは、打栓式で装着するものであってもよく、ネジ式で装着するものであってもよい。胴部2の他端がプリフォームカバー11に挿入される挿入端4であり、挿入端4がプリフォーム1の底部5となっている。底部5は、一例では半球形状であるが、その形状は特に限定されない。プリフォーム1は、樹脂材料を射出成形して形成することができる。樹脂材料としては、熱可塑性樹脂、特にPE(ポリエチレン)、PP(ポリプロピレン)、PET(ポリエチレンテレフタレート)、PEN(ポリエチレンナフタレート)、PC(ポリカーボネート)を使用することが好ましい。
プリフォームカバー11は、筒状(好ましくは円筒状)の胴部12を備える。胴部12の一端には被挿入端13が設けられており、被挿入端13を通じてプリフォーム1がプリフォームカバー11内に挿入される。胴部12の他端が、被挿入端13の反対側の端部である反対端14であり、反対端14がプリフォームカバー11の底部15となっている。底部15は、一例では半球形状であるが、その形状は特に限定されない。プリフォームカバー11の形成方法は特に限定されないが、一例では、溶融樹脂を円筒状に押し出して冷却固化する押出成形や、溶融状態の円筒パリソンをそのままブロー成形するダイレクトブロー成形によって形成される。尚、押出成形の場合、円筒状の成形物の一端を溶着して閉じた状態にすることもできる。プリフォームカバー11を形成するための樹脂材料は、プリフォーム1と同一であっても異なっていてもよい。
プリフォームカバー11は、EVOH樹脂(エチレン−ビニルアルコール共重合体)からなるEVOH層を備える。一般に、EVOH層は、延伸性が良好でないために、成形条件によっては不均一に延伸されやすいという性質を有する。このため、例えば、PETで構成されるプリフォーム1と、EVOH層を有するプリフォームカバー11を重ねて二軸延伸ブロー成形する際に、PETに好適な成形温度である100〜120℃で二軸延伸ブロー成形すると、プリフォームカバー11のEVOH層が不均一に延伸されて、二軸延伸ブロー成形によって得られる容器においてEVOH層が過度に薄くなっている部位が形成されやすいという問題がある。このような問題を解消するために、本実施形態では、温度180℃、歪み速度10s−1で測定した一軸伸長粘度の最大値が3.0×10(Pa・s)以上である特定のEVOH樹脂を用いてEVOH層を構成している。このようなEVOH層を使用した場合には、二軸延伸ブロー成形の際のEVOH層の延伸性が良好になり、プリフォーム1の材料にとって好適な温度で二軸延伸ブロー成形を行った場合でもEVOH層が均一に延伸されやすい。一軸伸長粘度は、温度180℃、歪み速度10s−1で試験片を伸長変形させたときの荷重の経時変化に基づいて測定することができ、一軸伸長粘度の測定を行うと、図3に示すような、経過時間と一軸伸長粘度の関係を示すグラフが得られる。一軸伸長粘度の測定は、試験片が切断されるまで継続され、測定中に観測された一軸伸長粘度の最大値が特許請求の範囲における「一軸伸長粘度の最大値」である。
一軸伸長粘度の最大値は、例えば3.0×10〜3.0×10(Pa・s)であり、具体的には例えば、3.0×10、4.0×10、5.0×10、6.0×10、7.0×10、8.0×10、9.0×10、1.0×10、2.0×10、3.0×10、3.0×10(Pa・s)であり、ここで例示した数値の何れか2つの間の範囲内であってもよい。
EVOH層を構成するEVOH樹脂のエチレン含有量は、特に規定されず、例えば25〜50mol%である。EVOH樹脂はエチレン含有量が小さいほどEVOH樹脂のガスバリア性が高くなる傾向があるので、EVOH樹脂のエチレン含有量は、32mol%以下が好ましく、30mol%以下がさらに好ましい。エチレン含有量は、具体的には例えば、25、26、27、28、29、30、31、32、33、34、35、40、45、50mol%であり、ここで例示した数値の何れか2つの間の範囲内であってもよい。
EVOH樹脂はエチレン含有量が小さいほど剛性が大きくなって二次加工性が悪くなる傾向があるが、エチレン含有量が32mol%以下であり且つ一軸伸長粘度の最大値が3.0×10(Pa・s)以上であるEVOH樹脂を用いることにより、良好なガスバリア性と延伸性を両立させることができる。
EVOH層を構成するEVOH樹脂は、温度210℃、荷重2.16kgの条件で測定されたMFR(メルトフローレート)が6g/10min以下であることが好ましい。この場合に、EVOH層が適度に流動して均一に延伸されやすいからである。このEVOH樹脂のMFRは、例えば2〜6g/10minであり、具体的には例えば、2、2.5、3、3.5、4、4.5、5、5.5、6g/10minであり、ここで例示した数値の何れか2つの間の範囲内であってもよい。
プリフォームカバー11は、EVOH層の単層構成であっても、EVOH層を含む多層構成であってもよい。多層構成の場合、EVOH層が一対のポリオレフィン層で挟まれている構成が好ましい。EVOH層は、吸湿するとガスバリア性が低下する傾向があり、EVOH層が一対のポリオレフィン層で挟まれることによってEVOH層の吸湿を抑制することができる。ポリオレフィン層を構成するポリオレフィンとしては、低密度ポリエチレン、直鎖状低密度ポリエチレン、高密度ポリエチレン、ポリプロピレン、エチレン−プロピレン共重合体及びその混合物などが挙げられる。ポリオレフィン層は、リプロ層と、バージン層の積層構成であってもよい。ここで、リプロ層とは、容器の成形時にでたバリをリサイクルして使用した層をいい、バージン層は、バージン材で形成された層をいう。ポリオレフィン層がリプロ層を含む場合、プリフォームカバー11の最内面と最外面を構成する層は、バージン層であることが好ましい。
EVOH層が一対のポリオレフィン層で挟まれる構成の場合、EVOH層の厚さに対する外面側及び内面側のポリオレフィン層の厚さの比は、それぞれ、0.5〜3が好ましい。この場合、ポリオレフィン層によってEVOH層の吸湿を防ぎつつ、EVOH層がガスバリア性を発揮するのに十分にEVOH層を厚くすることができる。この比は、具体的には例えば、具体的には例えば、0.5、0.6、0.7、0.8、0.9、1、1.1、1.2、1.3、1.4、1.5、1.6、1.7、1.8、1.9、2、2.1、2.2、2.3、2.4、2.5、2.6、2.7、2.8、2.9、3であり、ここで例示した数値の何れか2つの間の範囲内であってもよい。であり、ここで例示した数値の何れか2つの間の範囲内であってもよい。
EVOH層とポリオレフィン層の間には、両者の接着強度を高めるために接着層を設けることが好ましい。接着層は、例えば上述したポリオレフィンにカルボキシル基を導入した酸変性ポリオレフィン(例:無水マレイン酸変性ポリエチレン)を添加したものや、エチレン酢酸ビニル共重合体(EVA)である。接着層13cの一例は、低密度ポリエチレン又は直鎖状低密度ポリエチレンと、酸変性ポリエチレンの混合物である。
EVOH層の厚さは、厚さが0.3〜1mmが好ましく、0.4〜0.7mmがさらに好ましい。このような厚さであれば、プリフォームカバー11が5倍以上に延伸された場合でも、ガスバリア性を発揮するのに十分な厚さが確保されるからである。
プリフォームカバー11は、図1(a)〜(b)に示すように、プリフォーム1の挿入端4をプリフォームカバー11の被挿入端13からプリフォームカバー11に挿入することによって、プリフォーム1に重なるように装着することができる。プリフォームカバー11は、プリフォーム1の全体を覆うように形成してもよいが、本実施形態では、プリフォームカバー11は、プリフォーム1を部分的に(具体的には胴部2の大部分及び底部5)を覆うように構成されている。
プリフォームカバー11の内面形状は、プリフォーム1の外面形状とほぼ一致し、プリフォーム1をプリフォームカバー11内に挿入した状態では、プリフォームカバー11の内面の略全面がプリフォーム1の外面に接触する状態となり、外観上、プリフォーム1とプリフォームカバー11が一体化される。
プリフォーム1にプリフォームカバー11が重ねられて得られる複合プリフォーム10は、金型内にセットされて二軸延伸ブロー成形されて金型内部のキャビティ形状に対応した容器となる。複合プリフォーム10は金型にセットされる前又はセットされた後に加熱されて軟化された状態で二軸延伸ブロー成形される。本実施形態では、プリフォームカバー11に含まれるEVOH層を構成するEVOH樹脂の一軸伸長粘度の最大値が3.0×10(Pa・s)以上であるので、EVOH層が均一に延伸されることによって、ガスバリア性に優れた容器が得られる。延伸後のEVOH層の厚さは、特に規定されないが、例えば、40μm以上であり、50μm以上が好ましい。延伸倍率は、特に規定されないが、例えば、5〜10倍である。
2.第2実施形態
図2を用いて、本発明の第2実施形態について説明する。本実施形態では、プリフォームカバー11は、胴部12のみを有するパイプ状である。本実施形態では、プリフォームカバー11がパイプ状であるので、押出成形などによって安価に製造可能である。
<一軸伸長粘度の最大値の測定>
表1に示すEVOH樹脂(何れも日本合成化学社製)からなるペレットを230℃の熱板上で加熱し、このペレットを熱板でプレスして厚さ500μmのシートを作成し、このシートを18mm×10mmにカットすることによって、18mm×10mm×0.5mmの試験片を作成した。この試験片をMCRレオメータ(型式: MCR302、アントンパール社製)にセットし、200℃で溶融させた後に180℃まで下げ、歪み速度10s−1で一軸伸長粘度の測定を行うことによって、図3に示す経過時間と一軸伸長粘度の関係を示すグラフを得て、各EVOH樹脂について一軸伸長粘度の最大値を得た。得られた値を表1に示す。
<延伸性評価>
表1に示すEVOH樹脂を用いて、外側から順に、ポリプロピレン層(厚さ125μm)/接着層(厚さ10μm)/EVOH層(厚さ50μm)/接着層(厚さ10μm)/リプロ層(厚さ200μm)/ポリプロピレン層(厚さ105μm)の層構成のプリフォームカバー11をダイレクトブロー成形によって形成した。プリフォームカバー11をPET製のプリフォーム1に重ねて複合プリフォーム10を形成し、複合プリフォーム10を100℃に加熱した状態で延伸倍率が約7倍になるように二軸延伸ブロー成形を行って容器を形成した。得られた容器の高さ方向の中央において、周方向に均等間隔に配置された8点においてEVOH層の厚さを測定し、最大厚さ/最小厚さによって定まる厚さ比に基づいて、延伸性を以下の基準で評価した。
◎:厚さ比が1.5未満
○:厚さ比が1.5以上2.0未満
×:厚さ比が2.0以上
Figure 0006860778
<考察>
表1に示すように、一軸伸長粘度の最大値が3.0×10(Pa・s)以上である実施例では、延伸性が優れていて二軸延伸ブロー成形においてEVOH層が均一に延伸されていたが、一軸伸長粘度の最大値が3.0×10(Pa・s)未満である比較例では、延伸性が悪く、二軸延伸ブロー成形においてEVOH層が不均一に延伸されていた。
1 :プリフォーム
2 :胴部
3 :口部
3a :係合部
4 :挿入端
5 :底部
10 :複合プリフォーム
11 :プリフォームカバー
12 :胴部
13 :被挿入端
13c:接着層
14 :反対端
15 :底部

Claims (6)

  1. EVOH樹脂からなるEVOH層を備えるプリフォームカバーであって、
    前記EVOH樹脂は、温度180℃、歪み速度10s−1で測定した一軸伸長粘度の最大値が3.0×10(Pa・s)以上であり、
    前記EVOH樹脂は、温度210℃、荷重2.16kgの条件で測定されたMFRが6g/10min以下である、プリフォームカバー。
  2. 前記EVOH樹脂は、エチレン含有量が32mol%以下である、請求項1に記載のプリフォームカバー。
  3. 前記EVOH層は、一対のポリオレフィン層によって挟まれている、請求項1又は請求項2に記載のプリフォームカバー。
  4. 前記EVOH層は、厚さが0.3〜1mmである、請求項1〜請求項3の何れか1つに記載のプリフォームカバー。
  5. プリフォームと、これに重ねられたプリフォームカバーを備える複合プリフォームであって、
    前記プリフォームカバーは、請求項1〜請求項4の何れか1つに記載のプリフォームカバーである、複合プリフォーム。
  6. 請求項5に記載の複合プリフォームを二軸延伸ブロー成形する工程を備える容器の製造方法。
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