JP6798145B2 - 竪型ミル用清掃具 - Google Patents

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本発明は、竪型ミル用清掃具に関する。特に、石炭などを粉砕ローラで粉砕して微粉炭を製造する竪型ミルにおいて、内壁に付着した硫酸アンモニウムなどの化合物を除去するのに好適な竪型ミル用清掃具の構造に関する。
微粉炭をボイラーの燃料とする発電所などでは、竪型ミルを用いて、塊状の石炭を粉砕ボール又は粉砕ローラで粉砕して微粉炭を製造している。この竪型ミルは、ケーシングの底部から高温の空気を上方に吹き付けて、粉砕された微粉炭をケーシングの上方に移動させている。
しかし、高温の空気を供給する空気供給管の水平底部に、粉砕された微粉炭が堆積すると、高温の空気の熱で微粉炭が引火する心配があった。このような不具合を解消するため、空気供給管の水平底部に向けて、複数の空気噴射孔を開口したブロー管をケーシングの底部に配置することで、空気供給管から微粉炭を除去することを可能とした竪型ミルが開示されている(例えば、特許文献1参照)。
実開平7−17339号公報
図3は、一例による竪型ミルの構成を示す縦断面図である。図4は、図3の要部を拡大した縦断面図である。
図3又は図4を参照すると、一例による竪型ミル90は、その竪型容器となる本体9を備えている。本体9は、分級部91と粉砕部92で構成されている。分級部91は、本体9の上部をドーム状に覆っている。粉砕部92は、堅牢な円筒状の外殻で本体9の下部を囲っている。
図3を参照すると、本体9は、床面FLに設置された脚台93によって支持されている。粉砕部92の下部には、水平面が回転する円盤状の粉砕テーブル94を設置している。床面FLには、電動機95と減速器96を設置している。電動機95の出力軸は、減速器96に連結している。減速器96の出力軸は、粉砕テーブル94に連結している。そして、電動機95を駆動すると、粉砕テーブル94を回転できる。
図3又は図4を参照すると、粉砕テーブル94は、円弧状の溝を有する下部リング94dを上面に固定している。下部リング94dは、複数の粉砕ボール94bを転動自在に支持している。複数の粉砕ボール94bは、トップリング94tで覆われている。トップリング94tは、複数のスパイダーアーム94sで揺動自在に支持されている。トップリング94tは、複数のスパイダーアーム94sを介して、複数の粉砕ボール94bを下部リング94dに向かって押圧している。そして、粉砕テーブル94を回転すると、複数の粉砕ボール94bを転動できる。この場合、複数の粉砕ボール94bが互いに衝突又は反発する運動も含んでいる。
図3又は図4を参照すると、粉砕部92の下部には、粉砕テーブル94の下部を包囲するように密閉した、環状の一次空気室941を形成している。一次空気室941には、一次空気供給管94pを介して、外部から一次空気A1を供給している。そして、一次空気室941からは、粉砕テーブル94の周囲に配置され、断続した隔壁94wを介して(図4参照)、一次空気A1を分級部91に向けて吹き込んでいる。なお、一次空気室941は、異物排出管94fに連通している(図3参照)。
図3を参照すると、本体9の頂部には、逆円錐台状の密閉された分配器91aを取り付けている。分配器91aの内部は、分級部91及び粉砕部92と連通している。又、分配器91aの上面には、四つの二次空気供給管91pを取り付けている。更に、これらの二次空気供給管91pには、分配器91aの内部から二次空気供給管91pの流路を開閉するカットダンパ91dを設けている。
図3を参照すると、一次空気A1により吹き上げられた微粉炭cfは、分級部91で分級されて、分配器91aまで上昇する。そして、微粉炭cfは、二次空気A2に送風されて、二次空気供給管91pに回収され、二次空気供給管91pを介して、図示しないボイラーへと供給される。
図3を参照すると、本体9の中心部には、給炭管91bを配置している。給炭管91bの上端は、分配器91aから突出している。又、給炭管91bの下端は、粉砕テーブル94より上方に開口している。又、給炭管1bは、逆円錐状のリジェクトシュート11cで周囲を囲われている。
図3を参照して、塊状の石炭Cを外部から給炭管91bに供給すると、これらの石炭Cは、粉砕テーブル94の中央部に落下する。粉砕テーブル94を回転した状態では、これらの石炭Cは、遠心力により粉砕テーブル94の外周部側に移動し、下部リング94dと複数の粉砕ボール94bとの間にかみこまれて粉砕される。そして、粉砕された石炭Cは、粉砕テーブル94の更に外周側に移動し、隔壁9wへと導入される(図4参照)。
図3又は図4を参照すると、粉砕された石炭Cは、一次空気供給管94pから供給された高温の一次空気A1により、上方に吹き上げられる。粉砕された石炭Cが上昇する過程では、粒径の大きい微粉炭(いわゆる、一次分級部戻り炭)cfは、自重により落下し、粉砕テーブル94に戻される。
図3を参照すると、粉砕された石炭Cが上昇する過程では、粒径の小さい微粉炭(いわゆる、二次分級部戻り炭)cfは、所定の粒径未満の微粉炭cfと所定の粒径以上の微粉炭cfに分離盤911で分級される。そして、所定の粒径以上の微粉炭cfは、リジェクトシュート11cの内壁に沿って落下し、再粉砕される。一方、所定の粒径未満の微粉炭cfは、二次空気供給管91pに回収される。
ところで、図3又は図4に示した一次空気A1は、図示しない押込通風機(FDF)から排出された冷空気と、図示しないユングストローム式の空気予熱器(AH)から抽出した熱空気をミックスすることで最適な温度となるように調節している。
空気予熱器(AH)は、図示しないボイラーから排出された排ガスと押込通風機(FDF)からの空気を回転するエレメントを介して熱交換するため、ボイラーの排ガスが一次空気A1に混入する。この場合、脱硝装置にて注入されるアンモニアの残留分と燃料に含まれる硫黄分が化合することから、排ガス中には、硫酸アンモニウムを形成している。
図3又は図4を参照して、一次空気A1の温度が低下すると、竪型ミル90の内部で硫酸アンモニウムを析出し、本体9の内壁に硫酸アンモニウムが堆積することから、特に、隔壁94wで覆われた粉砕部92の内壁に(図4参照)、硫酸アンモニウムが付着して堆積すると、竪型ミル90の内部の差圧が上昇する事象が発生している。
竪型ミル90の内部に析出した硫酸アンモニウムは、非常に硬いため、サンドブラスト法による清掃具を用いて、粉砕部92の内壁から硫酸アンモニウムを除去していた。
図5は、従来技術による竪型ミル用清掃具の構成を示す図であり、図5(A)は、竪型ミル用清掃具の平面図、図5(B)は、竪型ミル用清掃具の正面図である。図6は、従来技術による竪型ミル用清掃具の使用状態を示す正面図である。
図5を参照すると、従来技術による竪型ミル用清掃具(以下、清掃具と略称する)8は、湾曲した本管81と直管からなるノズル82で構成している。本管81は、ホースHを基端部に接続している。本管81は、その延びる方向に対して略直角に屈曲した第1屈曲部811を先端部に有している。そして、本管81は、第1屈曲部811の先端部にノズル82を着脱自在に接続している。又、本管81は、一対一組の取っ手81g・81gを中間部に有している。
図5を参照して、ホースHには、圧縮空気と共にアルミナ又はガラスビーズなどの研磨材Sが供給されている。そして、ノズル82の先端部から研磨材Sを噴射できる。
図4を参照すると、粉砕部92には、複数のスロートプレート95pを下部に取り付けている。スロートプレート95pを開くと、一次空気室941の内部に清掃具8を配置できる。そして、一組の取っ手81g・81gを把持して、粉砕部92の内壁に沿って、本管81を移動できる(図5参照)。又、ノズル82の先端部から研磨材Sを噴射することで(図5(B)参照)、粉砕部92の内壁に付着した硫酸アンモニウムなどの化合物を除去していた。
しかし、図6を参照すると、従来技術による清掃具8のノズル82は、直管で構成しているので、隔壁94wに遮られて、粉砕部92の内壁に付着した硫酸アンモニウムなどの化合物Phに研磨材Sを直接噴射することが困難であった。
竪型ミルの粉砕テーブルの周囲に配置された隔壁に遮られることなく、粉砕部の内壁に付着した硫酸アンモニウムなどの化合物を除去することが容易な竪型ミル用清掃具が求められている。そして、以上のことが本発明の課題といってよい。
本発明は、このような課題に鑑みてなされたものであり、竪型ミルの粉砕部の内壁に付着した硫酸アンモニウムなどの化合物を除去することが容易な竪型ミル用清掃具を提供することを目的とする。
本発明者は、竪型ミルの粉砕部の内壁に沿って移動自在に湾曲した本管と、本管の先端部に着脱自在なノズルで清掃具を構成し、本管が延びる方向に対して略直角に屈曲した第1屈曲部を本管の先端部に構成し、本管の外周方向に屈曲する第2屈曲部をノズルの先端部に構成し、ノズルの先端部から圧縮空気と共に研磨材を噴射することで、粉砕部の内壁に付着した硫酸アンモニウムなどの化合物を容易な除去できることを見出し、これに基づいて、以下のような新たな竪型ミル用清掃具を発明するに至った。
(1)本発明による竪型ミル用清掃具は、竪型ミルの粉砕テーブルの周囲に配置された隔壁と対向配置された粉砕部の内壁に付着した化合物を除去するための竪型ミル用清掃具であって、前記粉砕部の内壁に沿って移動自在に湾曲し、圧縮空気と共に研磨材を基端部から供給する本管と、前記本管の先端部に着脱自在に取り付けたノズルと、を備え、前記本管は、その延びる方向に対して略直角に屈曲した第1屈曲部を先端部に有し、前記ノズルは、先端部側に形成し、前記本管の外周方向に屈曲する第2屈曲部と、前記第2屈曲部の先端部に形成し、前記粉砕部の内壁に向けて、前記研磨材を噴射する噴射口と、を有している。
(2)前記ノズルは、前記噴射口に向かって内径を縮径していることが好ましい。
(3)前記本管の先端部と前記ノズルの基端部を着脱自在に接続し、前記第1屈曲部を中間部に有する継手を更に備え、前記継手は、その一端側に形成し、前記本管の先端部をその軸回りに回動自在に接続した第1接続部と、他端部側に形成し、前記ノズルの基端部をその軸回りに回動自在に接続した第2接続部と、を有していることが好ましい。
本発明による竪型ミル用清掃具は、竪型ミルの粉砕部の内壁に沿って移動自在に湾曲した本管と、本管の先端部に着脱自在なノズルと、を備え、本管は、その延びる方向に対して略直角に屈曲した第1屈曲部を先端部に有し、ノズルは、本管の外周方向に屈曲する第2屈曲部と、粉砕部の内壁に向けて、研磨材を噴射する噴射口と、を有しているので、粉砕部の内壁に付着した化合物を容易に除去できる。
本発明の一実施形態による竪型ミル用清掃具の構成を示す図であり、図1(A)は、竪型ミル用清掃具の平面図、図1(B)は、竪型ミル用清掃具の正面図である。 前記実施形態による竪型ミル用清掃具の使用状態を示す正面図である。 一例による竪型ミルの構成を示す縦断面図である。 図3の要部を拡大した縦断面図である。 従来技術による竪型ミル用清掃具の構成を示す図であり、図5(A)は、竪型ミル用清掃具の平面図、図5(B)は、竪型ミル用清掃具の正面図である。 従来技術による竪型ミル用清掃具の使用状態を示す正面図である。
以下、図面を参照して本発明を実施するための形態を説明する。
[竪型ミル用清掃具の構成]
最初に、本発明の一実施形態による竪型ミル用清掃具の構成を説明する。
図1は、本発明の一実施形態による竪型ミル用清掃具の構成を示す図であり、図1(A)は、竪型ミル用清掃具の平面図、図1(B)は、竪型ミル用清掃具の正面図である。図2は、前記実施形態による竪型ミル用清掃具の使用状態を示す正面図である。
図1を参照すると、本発明の一実施形態による竪型ミル用清掃具(以下、清掃具と略称する)10は、湾曲した本管1、ノズル2、及び継手3を備えている。本管1は、ホースHを基端部に接続している。ホースHには、圧縮空気と共にアルミナ又はガラスビーズなどの研磨材Sが供給されている。
図1を参照すると、継手3は、本管1の先端部とノズル2の基端部を着脱自在に接続している。そして、圧縮空気と共に研磨材Sが本管1の基端部に供給されると、ノズル2の先端部から研磨材Sを噴射できる。
図4を参照して、スロートプレート95pを開くと、一次空気室941の内部に清掃具10を配置できる。図1を参照すると、本管81は、一対一組の取っ手11g・11gを中間部に有している。そして、一組の取っ手11g・11gを把持して、粉砕部92の内壁に沿って、本管1を移動できる(図4参照)。
図1(B)を参照すると、継手3は、略直角に屈曲した第1屈曲部31を中間部に有している。又、継手3は、第1接続部3aを一端側に形成している。更に、継手3は、第2接続部3bを他端側に形成している。
図1を参照すると、第1接続部3aには、本管1の先端部をその軸回りに回動自在に接続できる。本管1の先端部を第1接続部3aに接続することで、本管1の延びる方向に対して第1屈曲部31を本管1の先端部に配置できる。一方、第2接続部3bには、ノズル2の基端部をその軸回りに回動自在に接続できる。
図1又は図2を参照すると、ノズル2は、略直角に屈曲した第2屈曲部21を先端部側に有している。ノズル2の基端部を第2接続部3bに接続することで、ノズル2の先端部を本管1の外周方向に屈曲できる。
図1又は図2を参照すると、ノズル2は、第2屈曲部21の先端部に噴射口21vを形成している。そして、粉砕部92の内壁に向けて、噴射口21vから研磨材Sを噴射できる(図2参照)。
図1を参照すると、ノズル2は、噴射口21vに向かって内径を縮径している。これにより、研磨材Sの噴出圧力を高めることができる。図2を参照して、粉砕部92の内壁に向けて、噴射口21vから研磨材Sを噴射することで、粉砕部92の内壁に付着した硫酸アンモニウムなどの化合物Phを容易に除去できる。
図1又は図2を参照すると、実施形態による清掃具10は、竪型ミル90の粉砕部92の内壁に沿って移動自在に湾曲した本管1と、本管1の先端部に着脱自在なノズル2と、を備え、本管1は、その延びる方向に対して略直角に屈曲した第1屈曲部31を先端部に有し、ノズル2は、本管1の外周方向に屈曲する第2屈曲部21と、粉砕部92の内壁に向けて、研磨材Sを噴射する噴射口21vと、を有しているので、粉砕部92の内壁に付着した硫酸アンモニウムなどの化合物Phを容易に除去できる。
[竪型ミル用清掃具の作用]
次に、実施形態による清掃具10の使用例を説明しながら、清掃具10の作用及び効果を説明する。図1を参照して、一組の取っ手11g・11gを把持して、スロートプレート95p(図4参照)の左側に清掃具10を配置する。そして、ノズル2の噴射口21vが粉砕部92の内壁に対向配置した状態で(図2参照)、噴射口21vから研磨材Sを噴射しながら、粉砕部92の内壁に沿って清掃具10を移動することで、粉砕部92の内壁に付着した化合物Phを容易に除去できる。
一方、図1を参照して、本管1に対して、継手3を本管1の軸回りに180度反転する(図1(B)の想像線参照)。次に、継手3に対して、ノズル2を継手3の軸回りに180度反転し、ノズル2の先端部側が本管1の外周方向に向くように配置する。これにより、清掃具10をスロートプレート95p(図4参照)の右側に配置できる。
次に、図2を参照して、ノズル2の噴射口21vが粉砕部92の内壁に対向配置した状態で、噴射口21vから研磨材Sを噴射しながら、粉砕部92の内壁に沿って清掃具10を移動することで、粉砕部92の内壁に付着した化合物Phを容易に除去できる。
図4を参照すると、スロートプレート95pは、粉砕部92の外周に三カ所設けている。上述した清掃動作を三つのスロートプレート95pで繰り返すことで、粉砕部92の内壁の全域に亘り、粉砕部92の内壁に付着した化合物Phを除去できる。
実施形態による清掃具10は、本管1の先端部に着脱自在に取り付けできるノズル2を備えて、内径が異なる他のノズルと交換することもできる。又、ノズル2の中間部の屈曲角度が直角以外の他のノズルと交換することもできる。
本発明による竪型ミル用清掃具は、直管からなるノズルを備えた従来の竪型ミル用清掃具と異なり、奥まった個所に直接研磨材を噴射でき、効率的に硫酸アンモニウムなどの化合物を除去できる。
本発明による竪型ミル用清掃具は、次のような効果が奏される。
(1)清掃品質を向上できる。
(2)作業効率を向上できる。
本発明は、発電所などに設置した竪型ミルの内壁に付着した硫酸アンモニウムなどの化合物を除去するのに好適な竪型ミル用清掃具を開示したが、本発明による竪型ミル用清掃具は、例えば、タンクの内壁に付着した化合物を除去することに応用できる。
1 本管
2 ノズル
10 清掃具(竪型ミル用清掃具)
21 第2屈曲部
21v 噴射口
31 第1屈曲部
90 竪型ミル
92 粉砕部
94 粉砕テーブル
94w 隔壁
S 研磨材

Claims (3)

  1. 竪型ミルの粉砕テーブルの周囲に配置された隔壁と対向配置された粉砕部の内壁に付着した化合物を除去するための竪型ミル用清掃具であって、
    前記粉砕部の内壁に沿って移動自在に湾曲し、圧縮空気と共に研磨材を基端部から供給する本管と、
    前記本管の先端部に着脱自在に取り付けたノズルと、を備え、
    前記本管は、その延びる方向に対して略直角に屈曲した第1屈曲部を先端部に有し、
    前記ノズルは、
    先端部側に形成し、前記本管の外周方向に屈曲する第2屈曲部と、
    前記第2屈曲部の先端部に形成し、前記粉砕部の内壁に向けて、前記研磨材を噴射する噴射口と、を有している、竪型ミル用清掃具。
  2. 前記ノズルは、前記噴射口に向かって内径を縮径している、請求項1記載の竪型ミル用清掃具。
  3. 竪型ミルの粉砕テーブルの周囲に配置された隔壁と対向配置された粉砕部の内壁に付着した化合物を除去するための竪型ミル用清掃具であって、
    前記粉砕部の内壁に沿って移動自在に湾曲し、圧縮空気と共に研磨材を基端部から供給する本管と、
    前記本管の先端部に着脱自在に取り付け、前記研磨材を噴射する噴射口を先端部に有するノズルと、
    前記本管の先端部と前記ノズルの基端部を着脱自在に接続し、前記本管の延びる方向に対して略直角に屈曲した第1屈曲部を中間部に有する継手と、を備え、
    前記ノズルは、先端部側に形成し、前記本管の外周方向に屈曲する第2屈曲部を有し、
    前記継手は、
    その一端側に形成し、前記本管の先端部をその軸回りに回動自在に接続した第1接続部と、
    他端部側に形成し、前記ノズルの基端部をその軸回りに回動自在に接続した第2接続部と、を有し、
    前記第1接続部を回動して、前記本管の先端部に対して前記ノズルを起立した状態に配置すると共に、前記第2接続部を回動して、前記噴射口を前記粉砕部の内壁に向かって配置した状態では、前記隔壁と前記粉砕部の内壁の間に前記ノズルを進入して、前記隔壁と対向配置された粉砕部の内壁に向かって、研磨材を噴射でき、
    前記第1接続部を回動して、前記本管の先端部に対して前記ノズルを起立した状態から180度反転すると共に、前記第2接続部を回動して、前記噴射口を前記粉砕部の内壁に向かって配置した状態では、前記隔壁の下部に配置された前記粉砕部の内壁に向かって、研磨材を噴射できる、竪型ミル用清掃具。
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