JP6777877B1 - 電子機器 - Google Patents

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Abstract

【課題】支持部材からのキーボードカバーの取り外しがしやすい新規な構成の電子機器を得る。【解決手段】電子機器は、キーボードと、キーボードを収容する収容部と受部とを有した支持部材と、キーボードの被固定部を支持部材に固定した第1の固定部と、キーボードカバーと、キーボードカバーを受部に着脱可能に固定した第2の固定部と、を備える。受部とキーボードカバーとの間に、第2の方向からのキーボードカバーの第3の端部に対する押圧によってキーボードカバーの第4の端部がキーボードの第1の面から離間するキーボードカバーの弾性変形を許容する第1の空間が設けられている。【選択図】図8

Description

本発明は、電子機器に関する。
従来、キーボードと、キーボードのキーが露出した状態でキーボードを収容した支持部材と、キーボードを支持部材に固定した固定部と、固定部を覆った状態で支持部材に着脱可能に固定されたキーボードカバーと、を備えた電子機器が知られている。
特開2019−40560号公報
この種の電子機器では、例えば、支持部材からのキーボードカバーの取り外しがしやすい新規な構成が得られれば、有益である。
そこで、本発明の課題の一つは、支持部材からのキーボードカバーの取り外しがしやすい新規な構成の電子機器を得ることである。
本発明の第1の態様にかかる電子機器は、第1の端部と、前記第1の端部の反対側の第2の端部と、前記第1の端部と前記第2の端部とに亘った第1の面と、前第1の面の反対側の第2の面と、前記第1の面に配列された複数のキーと、前記第2の端部から前記第1の端部に向かう第1の方向に前記第1の端部から突出した被固定部と、を有した、キーボードと、前記キーを露出させた状態で前記キーボードを収容する収容部と、前記収容部に収容された前記キーボードの前記第1の端部に対して前記第1の方向に位置された受部と、を有した支持部材と、前記被固定部を前記支持部材に固定した第1の固定部と、前記第1の方向の第3の端部と、前記第1の端部における前記第1の面に重ねられた、前記第3の端部の反対の第4の端部と、を有し、前記受部に対して、前記第2の面から前記第1の面に向かう第2の方向側、に位置され、前記被固定部と前記第1の固定部とを覆ったキーボードカバーと、前記キーボードカバーに設けられた第1の引掛部と、前記受部に設けられた第2の引掛部と、を有し、前記第1の引掛部と前記第2の引掛部との引っ掛かりにより前記キーボードカバーを前記受部に着脱可能に固定した第2の固定部と、を備え、前記受部と前記キーボードカバーとの間に、前記第2の方向からの前記キーボードカバーの前記第3の端部に対する押圧によって前記キーボードカバーの前記第4の端部が前記キーボードの前記第1の面から離間する前記キーボードカバーの弾性変形を許容する第1の空間が設けられている。
前記電子機器では、例えば、前記収容部に、前記第1の空間に対して前記第1の方向の反対方向かつ前記第1の端部の前記第2の方向の反対方向に位置され、前記第2の方向からの前記第1の端部に対する押圧によって前記第1の端部が前記第2の方向の反対方向に弾性変形することを許容する、前記第1の空間とは別の空間が設けられている。
前記電子機器では、例えば、キーボードカバーは、前記受部に面する第3の面を有し、前記第1の空間は、前記第3の面に設けられた凹部である。
前記電子機器では、例えば、前記第1の端部は、前記第1の方向および前記第2の方向と交差する第3の方向に延び、前記第2の固定部は、前記第3の方向に互いに間隔を空けて複数設けられ、前記第1の空間は、隣り合う二つの前記第2の固定部の中間に位置されている。
前記電子機器では、例えば、前記第1の空間は、前記第1の方向と交差する第3の方向における前記キーボードカバーの中央部に設けられている。
前記電子機器では、例えば、前記受部に、前記第1の空間と前記第1の端部との間に位置し、前記第2の方向からの前記キーボードカバーの前記第3の端部に対する押圧によって前記キーボードカバーの前記第4の端部が前記キーボードの前記第1の面から離間した場合に、前記第4の端部と前記第1の面との間の隙間と通じる、前記第1の空間とは別の空間が設けられている。
本発明の上記態様によれば、支持部材からのキーボードカバーの取り外しがしやすい新規な構成の電子機器を得ることができる。
図1は、実施形態の電子機器の正面側からの例示的な斜視図であって、ディスプレイ部が展開位置に位置された状態の図である。 図2は、実施形態の電子機器におけるベース部の例示的な平面図である。 図3は、図2のIII-III断面図である。 図4は、図2のIV-IV断面図である。 図5は、実施形態の電子機器における第1の筐体のアッパーカバーの例示的な斜視図である。 図6は、実施形態の電子機器における第1の筐体のアッパーカバーの例示的な斜視図であって、図5とは異なる方向からの斜視図である。 図7は、実施形態の電子機器におけるベース部の例示的な平面図であって、キーボードカバーが取り外された状態の図である。 図8は、図3のVIII部の拡大図である。 図9は、図4のIX部の拡大図である。 図10は、実施形態の電子機器におけるキーボードの例示的な斜視図である。 図11は、実施形態の電子機器におけるキーボードの例示的な平面図である。 図12は、実施形態の電子機器におけるキーボードカバーの例示的な斜視図であって、キーボードカバーの上面側を示す図である。 図13は、実施形態の電子機器におけるキーボードカバーの例示的な斜視図であって、キーボードカバーの下面側を示す図である。
以下、本発明の例示的な実施形態が開示される。以下に示される実施形態の構成、ならびに当該構成によってもたらされる作用および効果は、一例である。本発明は、以下の実施形態に開示される構成以外によっても実現可能である。また、本発明によれば、構成によって得られる種々の効果(派生的な効果も含む)のうち少なくとも一つを得ることが可能である。
なお、本明細書では、序数は、部品や、部材、部位、位置、方向等を区別するためだけに用いられており、順番や優先度を示すものではない。
図1は、実施形態の電子機器1の正面側からの例示的な斜視図であって、ディスプレイ部3が展開位置に位置された状態の図である。
図1に示すように、電子機器1は、例えば、ノートブック型(クラムシェル型)のパーソナルコンピュータとして構成され、ベース部2と、ディスプレイ部3と、を備えている。ベース部2は、例えば机や、台、棚等の載置部の平面に載置される。ディスプレイ部3は、ベース部2に対して回転中心軸C回りに回転可能にベース部2に支持され、展開位置(図1)と閉じ位置(不図示)との間を移動可能である。具体的には、ディスプレイ部3は、ヒンジ5を介してベース部2に連結されている。
なお、本実施形態では、便宜上、方向が定義されている。X1方向は、ベース部2の前後方向の前方と同じである。X2方向は、X1方向の反対方向であって、ベース部2の前後方向の後方と同じである。Y1方向は、ベース部2の幅方向(左右方向、長手方向)に沿う方向である。Y2方向は、Y1方向の反対方向である。Z1方向は、ベース部2の高さ方向(上下方向の上方)と同じである。Z2方向は、Z1方向の反対方向である。X1方向、Y1方向、およびZ1方向は、互いに直交している。また、X2方向、Y2方向、およびZ1方向は、互いに直交している。X2方向は、第1の方向の一例であり、Z1方向は、第2の方向の一例であり、Y1方向は、第3の方向の一例である。
図2は、実施形態の電子機器1におけるベース部2の例示的な平面図である。図2に示すように、ベース部2は、第1の筐体11と、第1の筐体11に支持されたキーボード12と、キーボード12の一部を覆うキーボードカバー31と、を有している。キーボード12は、上方から操作可能な状態に第1の筐体11に支持されている。また、第1の筐体11内には、基板が収容されている。基板には、CPU(Central Processing Unit)や、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)等の複数の電子部品が実装されている。基板に設けられた配線と基板に実装された複数の電子部品とによって、電子機器1の電子回路の少なくとも一部が構成されている。
図1に示すように、ディスプレイ部3は、第2の筐体21と、ディスプレイユニット22と、を有している。ディスプレイユニット22は、表示画面22aが前方から視認可能な状態に、第2の筐体21に支持されている。
ディスプレイ部3(第2の筐体21)が展開位置(図1)に位置した状態では、第1の筐体11の上面11aおよびキーボード12と、第2の筐体21の前面21aおよびディスプレイユニット22の表示画面22aとが対向せず、第1の筐体11の上面11a、キーボード12、第2の筐体21の前面21a、ディスプレイユニット22の表示画面22aが露出する。このとき、第2の筐体21の前面21aおよび後面21bは、それぞれ、前方および後方を向く。
一方、ディスプレイ部3(第2の筐体21)が閉じ位置(不図示)に位置した状態では、第1の筐体11の上面11aおよびキーボード12と、第2の筐体21の前面21aおよびディスプレイユニット22の表示画面22aとが対向する。
第1の筐体11の形状は、上下方向に扁平な略直方体である。第1の筐体11は、例えば、下壁11cや、上壁11d、前壁11e、後壁11f、左壁11g、右壁11h等の複数の壁を有している。
下壁11cは、下面11bを含み、上壁11dは、上面11aを含む。下壁11cおよび上壁11dは、いずれも、Z1方向と直交する方向に沿って延びており、Z1方向に間隔をあけて互いに平行に設けられている。
前壁11eおよび後壁11fは、いずれも、X1方向と直交する方向に沿って延びており、X1方向に間隔をあけて互いに平行に設けられている。前壁11eおよび後壁11fは、それぞれ、第1の筐体11の前端部11iおよび後端部11jを構成している。前端部11iは、回転中心軸Cと離間している。後端部11jは、前端部11iに対して回転中心軸C側に設けられている。
左壁11gおよび右壁11hは、いずれも、Y1方向と直交する方向に沿って延びており、Y1方向に間隔をあけて互いに平行に設けられている。左壁11gおよび右壁11hは、それぞれ、第1の筐体11の左端部11kおよび右端部11mを構成している。
また、第1の筐体11には、四つの角部11na〜11ndが設けられている。角部11naは、前壁11eと左壁11gとの交差部によって構成されている。角部11nbは、左壁11gと後壁11fとの交差部によって構成されている。角部11ncは、後壁11fと右壁11hとの交差部によって構成されている。角部11ndは、右壁11hと前壁11eとの交差部によって構成されている。
図3は、図2のIII-III断面図である。図4は、図2のIV-IV断面図である。図5は、実施形態の電子機器1における第1の筐体11のアッパーカバー14の例示的な斜視図である。図6は、実施形態の電子機器1における第1の筐体11のアッパーカバー14の例示的な斜視図であって、図5とは異なる方向からの斜視図である。図7は、実施形態の電子機器におけるベース部の例示的な平面図であって、キーボードカバーが取り外された状態の図である。図8は、図3のVIII部の拡大図である。図9は、図4のIX部の拡大図である。
図2〜6に示すように、第1の筐体11は、収容部15を有する。収容部15は、キーボード12のキー12gを露出させた状態でキーボード12を収容する。
図5,6に示すように、収容部15は、上面11aからZ2方向に凹んだ形状に構成されている。収容部15は、底面15a、前面15b、後面15c、左面15d、および右面15eを有する。底面15aは、Z1方向を向いている。前面15b、後面15c、左面15d、および右面15eは、底面15aの外縁部からZ1方向に延びている。前面15bは、X2方向を向いてY1方向に延びている。後面15cは、前面15bのX2方向に位置し、X1方向を向いてY1方向に延びている。左面15dは、Y2方向を向いてX1方向に延びている。右面15eは、左面15dのY2方向に位置し、Y1方向を向いてX1方向に延びている。
図5〜7に示すように、収容部15の後面15cには、受部15fが設けられている。受部15fは、Y1方向に互いに間隔を空けて並べられた複数の突出部15faを有する。突出部15faは、底面15aからX1方向に突出している。
突出部15faは、Z1方向を向いた上面15fbと、X1方向を向いた前面15fcと、を有する。また、突出部15faには、Z1方向に突出部15fa(上面15fb)を貫通した孔15feが設けられている。突出部15faにおける孔15feの周囲の部分は、引掛部15fdを構成している。引掛部15fdは、第2の引掛部の一例である。受部15fには、Y1方向に互いに間隔を空けて並べられた複数の孔15feおよび引掛部15fdが設けられている。
図5,8に示すように、複数の突出部15faのうち中央に位置された突出部15faには、凹部15fgが設けられている。凹部15fgは、上面15fbと前面15fcとに開口している。すなわち、凹部15fgは、X1方向およびZ1方向に開放されている。凹部15fgは、凹状面15fhによって形成されている。換言すると、凹状面15fhは、凹部15fgに面している。凹部15fgは、別の空間の一例である。
また、複数の突出部15faのうち中央に位置された突出部15faのX1方向側に位した底面15aには、孔15gが設けられている。孔15gは、収容部15(底面15a)を貫通している。孔15gは、別の空間の一例である。
また、収容部15には、隣り合う二つの突出部15fa間に、雌ネジ16が設けられている。雌ネジ16は、Y1方向に間隔を空けて複数設けられている。
また、図6に示すように、収容部15の前面15bには、収容部15を貫通した複数の孔15iが設けられている。収容部15における孔15iの周囲の部分は、引掛部15hを構成している。
また、第1の筐体11は、ロアカバー13と、アッパーカバー14と、を含む複数の部材の組み合わせによって構成さている。ロアカバー13は、少なくとも下壁11cおよびを含む。アッパーカバー14は、少なくとも上壁11dおよび収容部15を含む。アッパーカバー14は、支持部材の一例である。
図10は、実施形態の電子機器1におけるキーボード12の例示的な斜視図である。図11は、実施形態の電子機器1におけるキーボード12の例示的な平面図である。
図10,11に示すように、キーボード12は、前端部12cと、後端部12dと、左端部12eと、右端部12fと、を有する。前端部12cは、X1方向の端部であり、後端部12dは、X2方向の端部である。すなわち、前端部12cと後端部12dとは、互いに反対側に設けられている。前端部12cおよび後端部12dは、X2方向およびZ1方向と交差するY1方向に延びている。左端部12eは、Y1方向の端部であり、右端部12fは、Y2方向の端部である。すなわち、左端部12eと右端部12fとは、互いに反対側に設けられている。左端部12eと右端部12fとは、X1方向に延びている。
また、キーボード12は、Z1方向を向いた上面12aと、Z2方向を向いた、上面12aの反対側の下面12bと、を有する。上面12aおよび下面12bは、それぞれ、前端部12cと後端部12dとに亘るとともに、左端部12eと右端部12fとに亘って設けられている。上面12aには、複数のキー12gが配列されている。複数のキー12gは、上面12aからZ1方向に突出している。
また、キーボード12は、板状の複数の被固定部12hを有する。複数の被固定部12hは、後端部12dからX2方向に突出している。複数の被固定部12hは、Y1方向に互いに間隔を空けて並べられている。被固定部12hには、孔12ha(図11)が設けられている。
図7に示すように、複数の被固定部12hは、複数の雄ネジ部材41によって収容部15に固定されている。雄ネジ部材41は、孔12haに入れられるとともに雌ネジ16と結合している。雄ネジ部材41および雌ネジ16は、被固定部12hをアッパーカバー14に着脱可能に固定した固定部42を構成している。本実施形態では、複数の固定部42が、Y1方向に互いに間隔を空けて並べられている。固定部42は、第1の固定部の一例である。
また、図10,11に示すように、キーボード12は、板状の複数の引掛部12jを有する。複数の引掛部12jは、前端部12cからX1方向に突出している。複数の引掛部12jは、Y1方向に互いに間隔を空けて並べられている。引掛部12jは、収容部15の孔15iに入れられた状態で収容部15の引掛部15hに引っ掛けられている。
図12は、実施形態の電子機器1におけるキーボードカバー31の例示的な斜視図であって、キーボードカバー31の上面側を示す図である。図13は、実施形態の電子機器1におけるキーボードカバー31の例示的な斜視図であって、キーボードカバー31の下面側を示す図である。
図12,13に示すように、キーボードカバー31は、Y1方向を長手方向とし、X1方向を短手方向とする板状に構成されている。キーボードカバー31は、前端部31cと、後端部31dと、左端部31eと、右端部31fと、を有する。前端部31cは、X1方向の端部であり、後端部31dは、X2方向の端部である。すなわち、前端部31cと後端部31dとは、互いに反対側に設けられている。前端部31cおよび後端部31dは、X2方向およびZ1方向と交差するY1方向に延びている。左端部31eは、Y1方向の端部であり、右端部31fは、Y2方向の端部である。すなわち、左端部31eと右端部31fとは、互いに反対側に設けられている。左端部31eと右端部31fとは、X1方向に延びている。前端部31cは、第4の端部の一例であり、後端部31dは、第3の端部の一例である。キーボードカバー31は、例えば合成樹脂材料によって構成されている。
また、キーボードカバー31は、Z1方向を向いた上面31aと、Z2方向を向いた、上面31aの反対側の下面31bと、を有する。上面31aおよび下面31bは、それぞれ、前端部31cと後端部31dとに亘るとともに、左端部31eと右端部31fとに亘って設けられている。
また、図13に示すように、下面31bには、複数の引掛部31gと、複数の位置決め突起31hと、複数のリブ31iと、が設けられている。
複数の引掛部31gは、下面31bからZ2方向に突出している。複数の引掛部31gは、Y1方向に互いに間隔を空けて設けられている。引掛部31gは、弾性変形可能な爪である。図9に示すように、引掛部31gは、受部15fに設けられた引掛部15fdに引っ掛けられている。引掛部31gと引掛部15fdとは、固定部51を構成している。固定部51は、引掛部31gと引掛部15fdとの引っ掛かりによりキーボードカバー31を受部15fに着脱可能に固定している。本実施形態では、複数の固定部51が、Y1方向に互いに間隔を空けて並べられている。引掛部31gは、第1の引掛部の一例であり、引掛部15fdは、第2の引掛部の一例であり、固定部51は、第2の固定部の一例である。
また、図13に示すように、後端部31dにおける下面31bには、凹部31jが設けられている。凹部31jは、Z2方向とX2方向とに開放されている。凹部31Jは、凹状面31mによって形成されている。換言すると、凹状面31mは、凹部31jに面している。凹部31jは、受部15fとキーボードカバー31との間に設けられている。凹部31jは、Y1方向におけるキーボードカバー31の中央部に設けられている。また、凹部31jは、隣り合う二つの固定部51の中間に位置されている。凹部31jは、第1の空間の一例である。
複数の位置決め突起31hは、下面31bからZ2方向に突出している。複数の位置決め突起31hは、Y1方向に互いに間隔を空けて設けられている。位置決め突起31hは、受部15fの孔15ffに入れられて、受部15fに対するキーボードカバー31の位置決めを行なう。
複数のリブ31iは、下面31bからZ2方向に突出している。複数のリブ31iは、Y1方向に互いに間隔を空けて設けられている。
上記構成のキーボードカバー31は、下面12bから上面12aに向かうZ1方向から被固定部12hと固定部42とを覆った状態で受部15fのZ1方向に位置され、固定部51によって受部15fに着脱可能に固定されている。
図8に示すように、上記構成のキーボードカバー31に設けられた凹部31jは、Z1方向からのキーボードカバー31の後端部31dに対するZ2方向に沿うD1方向の押圧によってキーボードカバー31の前端部31cがキーボード12の上面12aから離間するキーボードカバー31の弾性変形を許容する。図8では、弾性変形したキーボードカバー31が二点鎖線で示されている。このとき、キーボードカバー31は、凹部31jの縁部31nを支点として弾性変形することにより、前端部31cの一部がZ1方向に沿うD2方向に移動する。この弾性変形により、キーボードカバー31の前端部31cとキーボード12の上面12aとの間に隙間S1が生じる。
また、収容部15の孔15gは、凹部31jに対してX1方向かつ後端部12dのZ2方向に位置され、Z1方向からの後端部12dに対する押圧によって後端部12dがZ2方向に弾性変形することを許容する。また、受部15fの凹部15fgは、凹部31jと後端部12dとの間に位置し、Z1方向からのキーボードカバー31の後端部31dに対する押圧によってキーボードカバー31の前端部31cがキーボード12の上面12aから離間した場合に、前端部31cと上面12aとの間の隙間S1と通じる。
例えば、キーボード12の交換のために、上記構成のキーボードカバー31を取り外す場合、作業者は、指でZ1方向からキーボードカバー31の後端部31dを押圧することにより、キーボードカバー31の前端部31cとキーボード12の上面12aとの間に隙間S1を生じさせる。次に、作業者は、隙間S1に上記指とは別の指を入れて、キーボードカバー31をZ21方向に押し上げて、引掛部31gと引掛部15fdとの引っ掛かりを外す。これにより、キーボードカバー31をアッパーカバー14から取り外すことができる。この際、作業者は、更に凹部15fgに指を入れることができる。
以上のように、本実施形態では、電子機器1は、キーボード12と、アッパーカバー14(支持部材)と、固定部42(第1の固定部)と、キーボードカバー31と、固定部51(第2の固定部)と、を備える。キーボード12は、後端部12d(第1の端部)と、後端部12dの反対側の前端部12c(第2の端部)と、後端部12dと前端部12cとに亘った上面12a(第1の面)と、上面12aの反対側の下面12b(第2の面)と、上面12aに配列された複数のキー12gと、前端部12cから後端部12dに向かうX2方向(第1の方向)に後端部12dから突出した被固定部12hと、を有する。アッパーカバー14は、キー12gを露出させた状態でキーボード12を収容する収容部15と、後端部12dのX2方向に位置された受部15fと、を有する。固定部42は、被固定部12hをアッパーカバー14に着脱可能に固定している。キーボードカバー31は、X2方向の後端部31dと、後端部12dにおける上面12aに重ねられた、後端部31dの反対の前端部31cと、を有し、下面12bから上面12aに向かうZ1方向(第2の方向)から被固定部12hと固定部42とを覆った状態で受部15fのZ1方向に位置されている。固定部51は、キーボードカバー31に設けられた引掛部31g(第1の引掛部)と、受部15fに設けられた引掛部15fd(第2の引掛部)と、を有し、引掛部31gと引掛部15fdとの引っ掛かりによりキーボードカバー31を受部15fに着脱可能に固定している。受部15fとキーボードカバー31との間に、Z1方向からのキーボードカバー31の後端部31d(第3の端部)に対する押圧によってキーボードカバー31の前端部31c(第4の端部)がキーボード12の上面12aから離間するキーボードカバー31の弾性変形を許容する凹部31j(第1の空間)が設けられている。
このような構成によれば、例えば、作業者は、指でZ1方向からキーボードカバー31の後端部31dを押圧することにより、キーボードカバー31の前端部31cとキーボード12の上面12aとの間に隙間S1を比較的容易に生じさせることができる。作業者は、隙間S1に上記指とは別の指を入れて、キーボードカバー31をアッパーカバー14から取り外すことができる。したがって、アッパーカバー14からのキーボードカバー31の取り外しがしやすい。また、上記構成によれば、例えば、キーボードカバー31の前端部31cとキーボード12の上面12aとの間に隙間を作るために、キーボード12の上面12aに外部に露出する凹部を設けた場合に比べて、電子機器1の美観が向上する。
また、本実施形態では、例えば、前記収容部15に、凹部31jに対してX1方向かつ後端部12dのZ2方向に位置され、Z1方向からの後端部12dに対する押圧によって後端部12dがZ2方向に弾性変形することを許容する、凹部31jとは別の孔15gが設けられている。
このような構成によれば、例えば、キーボードカバー31の前端部31cとキーボード12の上面12aとの間に隙間S1をより大きくしやすい。
また、本実施形態では、例えば、キーボードカバー31は、受部15fに面する下面31b(第3の面)を有し、第1の空間は、下面31bに設けられた凹部31jである。
このような構成によれば、アッパーカバー14に第1の空間を形成するための構成を設けなくて済む。
また、本実施形態では、例えば、後端部12dは、X2方向およびZ1方向と交差するY1方向(第3の方向)に延び、固定部51は、Y1方向に互いに間隔を空けて複数設けられ、凹部31jは、隣り合う二つの固定部51の中間に位置されている。
このような構成によれば、例えば、凹部31jが、隣り合う二つの固定部51のうち一方に寄って位置されている場合に比べて、キーボードカバー31を弾性変形させやすい。
また、本実施形態では、例えば、凹部31jは、Y1方向(第3の方向)におけるキーボードカバー31の中央部に設けられている。
このような構成によれば、例えば、凹部31jがキーボードカバー31の中央部に設けられている旨が知らされれば、凹部31jがキーボードカバー31の左右の一方の端部に設けられている場合に比べて、作業者は、凹部31jが分かりやすい。
また、本実施形態では、例えば、受部15fに、凹部31jと後端部12dとの間に位置し、Z1方向からのキーボードカバー31の後端部31dに対する押圧によってキーボードカバー31の前端部31cがキーボード12の上面12aから離間した場合に、前端部31cと上面12aとの間の隙間S1と通じる、凹部31jとは別の凹部15fg(別の空間)が設けられている。
このような構成によれば、作業者は、凹部31jから別の凹部15fgにさらに指を入れることができるので、アッパーカバー14からのキーボードカバー31の取り外しがしやすい。
なお、上記実施形態では、第1の空間がキーボードカバーに設けられた例が示されたが、これに限定されない。第1の空間は、受部に設けられていてもよい。この場合、第1の空間は、凹部や孔であってもよい。
以上、本発明の実施形態が例示されたが、上記実施形態は一例であって、発明の範囲を限定することは意図していない。上記実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、組み合わせ、変更を行うことができる。また、各構成や、形状、等のスペック(構造や、種類、方向、形式、大きさ、長さ、幅、厚さ、高さ、数、配置、位置、材質等)は、適宜に変更して実施することができる。
1…電子機器、12…キーボード、12a…上面(第1の面)、12b…下面(第2の面)、12c…前端部(第2の端部)、12d…後端部(第1の端部)、12g…キー、12h…被固定部、14…アッパーカバー(支持部材)、15…収容部、15f…受部
15fd…引掛部(第2の引掛部)、15fg…凹部(別の空間)、15g…孔(別の空間)、31…キーボードカバー、31b…下面(第3の面)、31c…前端部(第4の端部)、31d…後端部(第3の端部)、31g…引掛部(第1の引掛部)、31j…凹部(第1の空間)、42…固定部(第1の固定部)、51…固定部(第2の固定部)。

Claims (6)

  1. 第1の端部と、前記第1の端部の反対側の第2の端部と、前記第1の端部と前記第2の端部とに亘った第1の面と、前第1の面の反対側の第2の面と、前記第1の面に配列された複数のキーと、前記第2の端部から前記第1の端部に向かう第1の方向に前記第1の端部から突出した被固定部と、を有した、キーボードと、
    前記キーを露出させた状態で前記キーボードを収容する収容部と、前記収容部に収容された前記キーボードの前記第1の端部に対して前記第1の方向に位置された受部と、を有した支持部材と、
    前記被固定部を前記支持部材に固定した第1の固定部と、
    前記第1の方向の第3の端部と、前記第1の端部における前記第1の面に重ねられた、前記第3の端部の反対の第4の端部と、を有し、前記受部に対して、前記第2の面から前記第1の面に向かう第2の方向側、に位置され、前記被固定部と前記第1の固定部とを覆ったキーボードカバーと、
    前記キーボードカバーに設けられた第1の引掛部と、前記受部に設けられた第2の引掛部と、を有し、前記第1の引掛部と前記第2の引掛部との引っ掛かりにより前記キーボードカバーを前記受部に着脱可能に固定した第2の固定部と、
    を備え、
    前記受部と前記キーボードカバーとの間に、前記第2の方向からの前記キーボードカバーの前記第3の端部に対する押圧によって前記キーボードカバーの前記第4の端部が前記キーボードの前記第1の面から離間する前記キーボードカバーの弾性変形を許容する第1の空間が設けられた、電子機器。
  2. 前記収容部に、前記第1の空間に対して前記第1の方向の反対方向かつ前記第1の端部の前記第2の方向の反対方向に位置され、前記第2の方向からの前記第1の端部に対する押圧によって前記第1の端部が前記第2の方向の反対方向に弾性変形することを許容する、前記第1の空間とは別の空間が設けられた、請求項1に記載の電子機器。
  3. 前記キーボードカバーは、前記受部に面する第3の面を有し、
    前記第1の空間は、前記第3の面に設けられた凹部である請求項1または2に記載の電子機器。
  4. 前記第1の端部は、前記第1の方向および前記第2の方向と交差する第3の方向に延び、
    前記第2の固定部は、前記第3の方向に互いに間隔を空けて複数設けられ、
    前記第1の空間は、隣り合う二つの前記第2の固定部の中間に位置された、請求項1〜3のうちいずれか一つに記載の電子機器。
  5. 前記第1の空間は、前記第1の方向と交差する第3の方向における前記キーボードカバーの中央部に設けられた、請求項1〜4のうちいずれか一つに記載の電子機器。
  6. 前記受部に、前記第1の空間と前記第1の端部との間に位置し、前記第2の方向からの前記キーボードカバーの前記第3の端部に対する押圧によって前記キーボードカバーの前記第4の端部が前記キーボードの前記第1の面から離間した場合に、前記第4の端部と前記第1の面との間の隙間と通じる、前記第1の空間とは別の空間が設けられた、請求項1〜5のうちいずれか一つに記載の電子機器。
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