JP6769841B2 - 感震遮断システム - Google Patents

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Description

本発明は、感震リレーを備えて所定震度以上の地震が発生したら電路を遮断する感震遮断システムに関する。
通電火災の発生を防ぐために、感震器(感震リレー)を分電盤に設けて一定震度以上の地震が発生したら主幹ブレーカを遮断動作させる分電盤の普及が進んでいる。例えば、特許文献1では、分電盤内に地震の発生を受けて一定時間後に擬似漏電を発生させて主幹ブレーカを遮断させる、即ち遅延遮断を実施する漏電出力部を備えた感震リレーを設置して、一定時間後に電路全体を遮断させた。
一方で、壁面に設置されるコンセットユニットに電路を遮断する遮断機能を備えたものがある(例えば、特許文献2参照)。
特開2015−173522号公報 特開2006−351207号公報
感震リレーを備えた上記分電盤では、遅延して擬似漏電を発生させる漏電出力部に加えて、地震の発生を感知したら即時に信号を出力する信号出力部を備えており、この信号により特定の分岐ブレーカのみ即時に遮断することが可能であった。
また、この信号を利用することで、上記特許文献2に開示されているような遮断機能を備えたコンセントユニットを遮断動作させることも可能となった。
しかしながら、外部信号により遮断動作する機能を備えた機器の動作テストをする場合は、個々に設けられているテストボタンを操作して動作確認することになり面倒であった。
そこで、本発明はこのような問題点に鑑み、感震リレーの地震検出信号により遮断動作する分岐ブレーカの遮断機能のテストを感震リレーの操作で可能とすること、更に感震リレーの地震検出信号により遮断動作するコンセントユニットに関しても感震リレーの操作でテストできる感震遮断システムを提供することを目的としている。
上記課題を解決する為に、請求項1の発明は、商用電源に接続された主電路を遮断するための主幹ブレーカと、主幹ブレーカの二次側から分岐された分岐電路を遮断するための複数の分岐ブレーカと、地震発生を感知する感震リレーとを備えて、感震リレーが所定の震度以上の地震を感知したら、その後主幹ブレーカを遅延遮断させる感震遮断システムであって、感震リレーは、遅延遮断を実施する遅延遮断出力部に加えて、所定の震度以上の地震を検知したら即時に地震検出信号を出力する信号出力部と、テスト信号として信号出力部から地震検出信号を出力させるテスト操作部とを有する一方、一部の分岐電路には、コンセントを電源から遮断する遮断機構と、遮断機構の遮断を制御する遮断制御部とを備えた遮断機能付コンセントユニットが接続されており、遮断制御部は、地震検出信号を受けて遮断機構を遮断動作させると共に、一部の分岐ブレーカが、地震検出信号を受けて遮断動作する外部遮断機能付ブレーカであることを特徴とする。
この構成によれば、テスト操作部の操作により、外部遮断機能付ブレーカは遮断動作するため、外部遮断機能付ブレーカを直接テスト操作することなく動作テストでき、外部遮断機能付ブレーカを複数備えていてもテストは1回の操作で済む。
更に、テスト操作部の操作により、遮断機能付コンセントユニットは遮断動作する。よって、遮断機能付コンセントユニットを直接テスト操作することなく動作テストでき、遮断機能付コンセントユニットを複数備えていてもテストは1回の操作で済む。
請求項の発明は、請求項に記載の構成において、遮断機能付コンセントユニットは、コンセントのトラッキング現象を検出するトラッキング検出部を有し、遮断制御部は、トラッキング現象が検出されたら遮断機構を遮断動作させることを特徴とする。
この構成によれば、遮断機能付コンセントユニットは、地震発生に加えてトラッキングが発生した場合も遮断動作するため、電路異常による火災の発生を確実に防止できる。
本発明によれば、テスト操作部の操作により、外部遮断機能付ブレーカは遮断動作するため、外部遮断機能付ブレーカを直接テスト操作することなく動作テストでき、外部遮断機能付ブレーカを複数備えていてもテストは1回の操作で済む。
また、遮断機能付コンセントユニットを備えている場合は、テスト操作部の操作により、遮断機能付コンセントユニットも遮断動作するため、遮断機能付コンセントユニットを直接テスト操作することなく動作テストでき、遮断機能付コンセントユニットを複数備えていてもテストは1回の操作で済む。
本発明に係る感震遮断システムの一例を示すシステム構成図である。 感震リレーのブロック図である。 通信計測ユニットのブロック図である。 感震通信ユニットのブロック図である。 コンセント制御ユニットの接続説明図である。 遮断機能付コンセントユニットのブロック図である。
以下、本発明を具体化した実施の形態を、図面を参照して詳細に説明する。図1は本発明に係る感震遮断システムの一例を示す構成図であり、1は住戸内に引き込まれた単相3線式電路(電圧相X,Yと中性相N)から成る商用電源が一次側に接続された主幹ブレーカ、2は主幹ブレーカ1の二次側に形成された主電路Mから分岐された個々の分岐電路を遮断するための分岐ブレーカ、3は所定の震度以上の地震を感知したら地震検出信号を出力すると共に主電路Mに擬似漏電を発生させる感震リレー、4は住戸内の使用電力情報を外部のHEMS機器11に送信する通信計測ユニット、5は感震リレー3から出力された地震検出信号を受けて特定の分岐ブレーカ2を遮断操作する感震通信ユニット、6は分岐電路の先に設けられた複数の遮断機能付コンセントユニット12を遮断動作させるコンセント制御ユニットである。
分岐ブレーカ2は分岐電路毎に設置され、外部信号による制御を受けないブレーカ群(第1のブレーカ2aの群)と、感震通信ユニット5の制御によって遮断動作するブレーカ群(第2のブレーカ2bの群)との2つの群から構成されている。
そのため、第1のブレーカ2aは従来よりある単純な構造の分岐ブレーカであるが、第2のブレーカ2bは感震通信ユニット5の制御信号を入力する外部制御端子(図示せず)を備えた外部遮断機能付ブレーカである。
感震リレー3、通信計測ユニット4、感震通信ユニット5、コンセント制御ユニット6は分電盤Bの内部に組み付けられている。尚、感震リレー3、通信計測ユニット4、感震通信ユニット5は、主幹ブレーカ1の二次側に配設された主電路Mを構成する主幹バー9に、第1のブレーカ2a及び第2のブレーカ2bと共に連結されて電源が供給されるが、コンセント制御ユニット6は接点のみで構成され電源を必要としないため、分電盤Bの外に配置しても良い。
そして、感震リレー3は、伝送線L1を介して主幹ブレーカ1の1次側の一方の電圧相Yに接続され、伝送線L3を介して感震通信ユニット5に接続されている。また、感震通信ユニット5は伝送線L4を介して通信計測ユニット4に接続され、伝送線L6を介してコンセント制御ユニット6に接続されている。
図2は感震リレー3のブロック図を示している。感震リレー3は、図2に示すように加速度センサ31、地震発生と判定する震度を設定する震度設定部33、地震発生から一定時間後に擬似漏電を発生させて主幹ブレーカ1を遅延遮断動作させる時間を設定する遮断時間設定部34、擬似漏電を発生させる擬似漏電出力部35、警報音を発報するブザー36a、発光通知するLED36b、地震検出動作のテスト/リセットを行うテスト/リセットボタン37、地震発生と判断したら地震検出信号を出力する外部通信部38、加速度センサ31の出力から地震の震度を判定して、設定された震度以上であると判断したら地震発生と判断して各種制御信号を出力すると共に、感震リレー3全体を制御するMCU(Micro Controller Unit)39等を備えている。
尚、MCU39は、ROMやRAMなどのメモリ39a、I/O関連等の周辺機能を内蔵した集積回路であり、メモリ39aには例えば設定された震度の閾値や擬似漏電を発生させる遅延遮断の時間等が記憶される。
そして、擬似漏電出力部35が伝送線L1により主幹ブレーカ1の一次側の主電路Mの一方の電圧相Yに接続されている。更に外部通信部38が伝送線L3を介して感震通信ユニット5に接続されている。この外部通信部38は、外部への信号出力に加えて、外部から所定の信号を受信したらMCU39に送信するインターフェース回路を備えている。
感震リレー3は、震度設定部33により地震検出信号を出力する震度(所定の震度)が設定され、例えば震度5弱、6等が設定される。遮断時間設定部34では、擬似漏電を発生させて遅延遮断させる時間が設定される。例えば、MCU39が地震発生と判断したら即時に外部通信部38から地震検出信号を出力するが、擬似漏電出力部35からは、例えば地震検出信号を出力してから一定の時間(例えば、3分)が経過した後に、主電路Mに擬似漏電を発生させる擬似漏電信号が出力される。そして、地震検出信号が出力されたら、ブザー36aが鳴動し、LED36bが点滅動作する。
MCU39は、感震リレー3全体の制御に加えて、感震通信ユニット5及び通信計測ユニット4を介して外部のHEMS機器11と通信を実施し、地震検出信号の送信に加えて検出した震度情報をHEMS機器11に送信する。一方、HEMS機器11から地震検出信号を出力する閾値となる震度設定や、擬似漏電を発生させて遅延遮断する時間の設定を可能としている。
ここで、感震リレー3の擬似漏電出力部35が出力する擬似漏電信号について説明する。擬似漏電出力部35が主幹ブレーカ1の一次側に伝送線L1を介して接続されることで、主幹ブレーカ1の二次側電路と一次側電路との間に主幹ブレーカ1を介さない電路(擬似漏電回路)が形成され、この擬似漏電回路を感震リレー3がオンさせて通電させることで、主幹ブレーカ1は漏電発生と判断して遮断動作する。このオン操作を擬似漏電信号を出力するという。
図3は通信計測ユニット4のブロック図を示している。通信計測ユニット4は図3に示すように、主幹ブレーカ1に流れる電流を検出する主幹電流センサ13及び個々の分岐ブレーカ2に設置されて個々の分岐電流を検出する分岐電流センサ14の電流情報が入力される電流情報入力部41、感震通信ユニット5が接続される内部通信IF42、HEMS機器11と例えばLAN接続されて通信する外部通信IF43、通信計測ユニット4全体を制御する通信計測ユニットCPU44等を備えている。
尚、21は図示しない太陽光発電等の分散発電機器に対してその発電電力を計測してデータを出力する拡張計測ユニット、22は水道/ガスの使用量を算出するパルス計測ユニットであり、これらの計測ユニットも内部通信IF42に接続されて、通信計測ユニットCPU44により受信した発電電力情報や水道/ガスの使用量データがHEMS機器11に送信される。
このように通信計測ユニット4は、接続された外部のHEMS機器11に対して、使用電力情報や発電電力情報、水道/ガスの使用量情報を送信する。そして、通信計測ユニットCPU44はHEMS機器11と感震リレー3との間の通信を管理し、感震通信ユニット5を介して受信した感震リレー3が出力した地震検出信号や震度情報等の感震情報をHEMS機器11に送信する一方で、HEMS機器11から感震リレー3の地震発生を判定する所定の震度の設定、或いは遅延動作時間の設定等の設定信号を受信したら感震通信ユニット5を介して感震リレー3に送信する。
図4は感震通信ユニット5のブロック図を示している。感震通信ユニット5は図4に示すように、感震リレー3と伝送線L3を介して通信する第1通信IF51、通信計測ユニット4と伝送線L4を介して通信する第2通信IF52、地震検出信号を受けて特定の分岐ブレーカ(第2のブレーカ2bの群)2を即時遮断するための第1出力部53、遮断機能付コンセントユニット12を遮断するための第2出力部54、状態を表示するLED55、感震通信ユニット5を制御する感震通信ユニットCPU56等を備えている。
第1出力部53は伝送線L5を介して第2のブレーカ2bに接続され、第2出力部54は伝送線L6を介してコンセント制御ユニット6に接続されている。コンセント制御ユニット6を介して複数の遮断機能付コンセントユニット12が接続され、これらの遮断動作が制御される。
尚、感震通信ユニット5から第2のブレーカ2bに対して出力される制御信号はa接点信号であり、第2のブレーカ2bはa接点信号を受けて遮断動作する。
そして、感震通信ユニットCPU56は、HEMS機器11と感震リレー3との間の通信を管理し、通信計測ユニット4を介してHEMS機器11から受信した感震リレー3の所定の震度設定等の設定信号を感震リレー3に送信する。尚、このとき感震リレー3が認識可能な信号に変換されて送信される。
図5はコンセント制御ユニット6の接続説明図であり、感震通信ユニット5及び個々の遮断機能付コンセントユニット12との具体的接続を示している。コンセント制御ユニット6は、中継端子台としての機能を有し、制御対象の遮断機能付コンセントユニット12とそれぞれ伝送線L7により接続されている。
感震通信ユニット5からコンセント制御ユニット6へは、具体的に遮断信号としてb接点信号が送信され、コンセント制御ユニット6の各出力部は直列接続されており、このb接点信号が中継されて出力される。
図6は遮断機能付コンセットユニット12のブロック図を示している。図6に示すように、遮断機能付コンセントユニット12は、負荷から延びたプラグ(図示せず)が接続されるコンセント121に至る分岐電路を遮断する遮断機構122を備え、外部の操作(ここでは感震通信ユニット5の操作)でコンセント121の出力を遮断する機能を備えている。
具体的に、遮断機能付コンセントユニット12は、コンセント121、遮断機構122に加えて、遮断機構122を遮断動作(トリップ)させる電源トリップ回路123、コンセント121でのトラッキング現象を検出するトラッキング検出部124、トリップ動作信号を外部から入力する外部入力部125、テスト動作させるテストスイッチ126、動作状態を初期状態へ戻す停止スイッチ127、遮断機能付コンセントユニット12を制御するコンセントユニットCPU128、電源回路129等を備えている。
そして、外部入力部125はb接点入力部として構成され、コンセント制御ユニット6が出力するb接点信号を受けて、コンセントユニットCPU128は遮断制御を実施する。詳しくは、外部入力部125から信号が入力されたら、コンセントユニットCPU128は電源トリップ回路123を起動して遮断機構122をトリップ動作させコンセント121の出力を遮断させる。また、トラッキング検出部124がトラッキング現象を検出したら同様に遮断機構122をトリップ動作させる。
以上の如く構成された感震遮断システムは、地震の発生を受けて以下の様に動作する。住戸内の電気機器に商用電力が通電されている状態で地震が発生したら、加速度センサ31がそれを検知して、MCU39により震度が判定される。この判定した震度が閾値として予め震度設定部33等で設定された震度以上(例えば震度5弱以上)の地震である場合は、MCU39により以下の制御が実施される。
まず、即時に外部通信部38から地震検出信号が出力され、ブザー36aが鳴動して、LED36bが点滅する。そして、出力された地震検出信号は、感震通信ユニット5に伝送される。
その後、予め遮断時間設定部34等で設定されている一定の時間(遅延遮断時間)が経過したら、擬似漏電出力部35から擬似漏電が出力される。即ち、擬似漏電発生の動作を開始する。この結果、主幹ブレーカ1が遮断動作して主電路Mが商用電源から遮断され、全ての分岐電路は遮断される。
一方、地震検出信号を受信した感震通信ユニット5では、第1出力部53に接続されている第2のブレーカ2bの群に対して遮断信号を出力して遮断動作させる。また、第2出力部54からコンセント制御ユニット6を介して、遮断機能付コンセントユニット12に対して遮断信号を出力する。この結果、主幹ブレーカ1が遮断動作する前に、第2のブレーカ2bの群及びコンセント制御ユニット6に接続されている全ての遮断機能付コンセントユニット12が遮断動作する。
更に、感震通信ユニット5は、通信計測ユニット4に対して地震発生情報を送信する。この地震発生情報を受信した通信計測ユニット4は、その情報をHEMS機器11に対して送信する。
また感震リレー3のテスト/リセットボタン37が操作されると、以下の様に動作する。テスト/リセットボタン37が操作されると、MCU39の制御により外部通信部38から地震検出信号が出力される。尚、再度操作されるとMCU39はリセットされたと判断して信号の出力を停止する。
地震検出信号が出力されることで、地震が発生した場合と同様に、地震検出信号を受けて第2のブレーカ2bが遮断動作するし、遮断機能付コンセントユニット12も遮断動作する。
このように、テスト/リセットボタン37の操作により、第2のブレーカ2bは遮断動作するため、第2のブレーカ2bを直接テスト操作することなく動作テストでき、第2のブレーカ2bを複数備えていてもテストは1回の操作で済む。
また、テスト/リセットボタン37の操作により、遮断機能付コンセントユニット12は遮断動作するため、遮断機能付コンセントユニット12を直接テスト操作することなく動作テストでき、遮断機能付コンセントユニット12を複数備えていてもテストは1回の操作で済む。
更に、遮断機能付コンセントユニット12は、地震発生に加えてトラッキングが発生した場合も遮断動作するため、電路異常による火災の発生を確実に防止できる。
加えて、地震が発生したら遮断機能付コンセントユニット12は即時遮断するため、即時遮断操作が必要な電気機器をオフさせるために共通する分岐電路に接続されている他の電気機器も連動してオフしてしまう問題を解消でき、利便性がよい。
また、感震リレー3が地震を感知して地震検出信号を出力したら、感震通信ユニット5が分岐ブレーカ2を遮断動作させる遮断信号を出力するため、遅延遮断に加えて即時遮断も実施でき、地震の発生により火災等を引き起こしやすい電気ストーブ等を即時に遮断できる。また、HEMS機器11により地震発生と判断する震度及び遅延遮断させる時間の設定ができるため、簡易な操作で感震リレーの設定ができる。
尚、上記実施形態では、遮断機能付コンセントユニット12は、感震リレー3が出力した地震検出信号を感震通信ユニット5及びコンセント制御ユニット6を介して受信して遮断動作するが、遮断機能付コンセントユニット12の外部入力部125同士を直列に接続しても良く、その場合はコンセント制御ユニット6を介さず、一端を感震通信ユニット5に直接接続することも可能となる。
また、感震リレー3は信号を送信/受信する外部通信部38を備えているが、地震検出信号を出力するだけの端子であって良い。
1・・主幹ブレーカ、2・・分岐ブレーカ、2b・・第2のブレーカ(外部遮断機能付ブレーカ)、3・・感震リレー、4・・通信計測ユニット、5・・感震通信ユニット、6・・コンセント制御ユニット、12・・遮断機能付コンセントユニット、33・・震度設定部、34・・遮断時間設定部、35・・擬似漏電出力部(遅延遮断出力部)、37・・テスト/リセットボタン(テスト操作部)、38・・外部通信部(信号出力部)、39・・MCU、39a・・メモリ、44・・通信計測ユニットCPU、121・・コンセント、122・・遮断機構、123・・電源トリップ回路、124・・トラッキング検出部、125・・外部入力部、128・・コンセントユニットCPU(遮断制御部)、B・・分電盤、M・・主電路。

Claims (2)

  1. 商用電源に接続された主電路を遮断するための主幹ブレーカと、前記主幹ブレーカの二次側から分岐された分岐電路を遮断するための複数の分岐ブレーカと、地震発生を感知する感震リレーとを備えて、前記感震リレーが所定の震度以上の地震を感知したら、その後前記主幹ブレーカを遅延遮断させる感震遮断システムであって、
    前記感震リレーは、前記遅延遮断を実施する遅延遮断出力部に加えて、所定の震度以上の地震を検知したら即時に地震検出信号を出力する信号出力部と、テスト信号として前記信号出力部から前記地震検出信号を出力させるテスト操作部とを有する一方、
    一部の前記分岐電路には、コンセントを電源から遮断する遮断機構と、前記遮断機構の遮断を制御する遮断制御部とを備えた遮断機能付コンセントユニットが接続されており、前記遮断制御部は、前記地震検出信号を受けて前記遮断機構を遮断動作させると共に、
    一部の前記分岐ブレーカが、前記地震検出信号を受けて遮断動作する外部遮断機能付ブレーカであることを特徴とする感震遮断システム。
  2. 前記遮断機能付コンセントユニットは、前記コンセントのトラッキング現象を検出するトラッキング検出部を有し、
    前記遮断制御部は、前記トラッキング現象が検出されたら前記遮断機構を遮断動作させることを特徴とする請求項記載の感震遮断システム。
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