JP6751732B2 - 設備状態診断装置、設備状態診断方法及びそのプログラム、設備状態表示方法 - Google Patents

設備状態診断装置、設備状態診断方法及びそのプログラム、設備状態表示方法 Download PDF

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Description

本発明は、例えば、電柱や信号柱等の、主として屋外に設置された管理対象となる柱状物体の設備の状態を検出するための設備状態診断装置、設備状態診断方法及びそのプログラム、設備状態表示方法に関する。
管理対象となる設備が電柱の場合、電柱には複数のケーブルが多方面から架渉されており、各ケーブルの張力が作用している。張力のバランスが取れない場合は支線を設置する等の対処を行い平衡状態を保っているが、支線が必要であるにも関わらず設置されていない等の理由により、不平衡となる電柱も存在している。また不平衡な電柱は不平衡荷重によってたわみが発生すると考えられている。
従来の電柱点検は目視で行うため、電柱のたわみを定量的に測定することは出来なかった。そのため、設備構成を目視確認し、不平衡な電柱を探していた。
一方、検査車両に3次元レーザスキャナ(3Dレーザ測量機)、カメラ、GPS、IMU(慣性計測装置)、およびオドメータ(走行距離計)を搭載し、路上を走行しながら周囲の建物、道路、橋梁などを含む屋外構造物の3次元測量を網羅的に行い、当該屋外構造物の表面上の多数の点の3次元座標を収集することにより、屋外構造物の3次元形状を把握するモービルマッピングシステム(Mobile Mapping System:MMS)が知られている(例えば非特許文献1を参照)。このシステムは、屋外構造物の表面に当てるレーザ光により、その照射された地点の絶対的な3次元座標を点群データ(以下、点群データ)として取得するものであり、照射点が多いほど、精密な3次元形状を再現することができる。
このMMSを用いて取得した点群データより物体の立体データを生成し、この立体データより設備の状態を検出する方法が知られている(例えば特許文献1を参照)。この方法により、物体の立体データを生成し、この物体の形状、例えば、電柱の中心軸の傾き、たわみ等の形状に関するデータを精度良く測定することが可能となる。また、この測定データは、設備管理データベースに電柱毎に登録されることが可能である。
現行の点検では設備構成から不平衡な電柱を探していたが、MMSによりたわみを直接計測することが可能となったため、たわみ値のみで対処が必要な電柱を絞り込むことが可能と考えられている。(例えば非特許文献2を参照)
特開2015−078849号公報
"三菱モービルマッピングシステム 高精度GPS移動計測装置"、[online]、平成25年7月、三菱電機株式会社、[平成25年9月24日検索]、インターネット<URL:http://www.mitsubishielectric.co.jp/mms/> "アクセス設備運用をイノベーションする技術開発"、2017年2月、NTT技術開発ジャーナル、[平成30年2月13日検索]、インターネット<URL:http://www.ntt.co.jp/journal/1702/files/jn20170251.pdf#search=%27%E3%81%9F%E3%82%8F%E3%81%BF+%E9%9B%BB%E6%9F%B1+%EF%BC%AE%EF%BC%B4%EF%BC%B4%27>
しかし、実際は、設備構成上は平衡であるにも関わらずたわみが発生していたり、逆に設備構成上は不平衡状態であるにも関わらず、たわみが発生していない電柱が存在する。そのため、設備構成情報のみ、またはたわみのみで電柱の状態を評価した場合、適切な対処が出来ない恐れがある。
本発明は、上記実情に鑑みてなされたものであり、管理対象となる柱状物体の設備構成情報のみ、またはたわみ量のみでは判断することができない、柱状物体の設備状態を診断することができる設備状態診断装置、設備状態診断方法及びそのプログラム、設備状態表示方法を提供することを目的とする。
第1の発明は、電柱の位置座標、支持線情報、接続先電柱情報、支線情報及び突出金物情報を含む電柱の設備構成情報及びたわみ量が記憶されたデータベースから得られた前記電柱の設備構成情報に基づいて、前記電柱の設備状態を設備構成パターンに分類する分類部と、前記分類部により分類された前記電柱の設備構成パターンと、前記データベースから得られた前記電柱のたわみ量とから前記電柱の診断方法を決定する診断方法決定部とを具備する設備状態診断装置、である。
第1の発明によれば、電柱の様々な設備構成情報(電柱の位置座標、支持線情報、接続先電柱情報、支線情報及び突出金物情報)に基づいて、電柱の設備構成情報を設備構成パターンに分類し、この分類されたパターンと電柱のたわみ量との双方を勘案した上で電柱の診断方法を決定することができるので、電柱の設備構成情報のみ、またはたわみ量のみでは見逃していた設備状態に対しても正確に診断方法を決定することができる。
第2の発明は、第1の発明において、前記診断方法決定部により決定された電柱の診断方法を端末に表示させるための表示データを生成する表示制御部をさらに具備する。
第2の発明によれば、決定された診断方法を表示するための表示データを生成するので、電柱の診断方法をユーザが確認することができる。
第3の発明は、第2の発明において、前記表示制御部により生成される表示データは、
前記決定された電柱の診断方法を地図上に表示させるためのデータである。
第3の発明によれば、電柱の診断方法を地図上に表示させることができるため、優先的に診断するエリアを作業者が視覚的に判断することができる。
第4の発明は、第3の発明において、前記診断方法決定部は、前記決定された診断方法のスコアを算出するスコア算出部を有し、前記表示制御部により生成される表示データは、前記スコア算出部により算出されたスコアに応じた表示態様で、前記電柱の診断方法を地図上に表示させるためのデータである。
第4の発明によれば、同じ診断方法であっても、スコアに応じて診断方法の軽重を判断することができるので、最も症状が悪い設備から優先的に対処を実施することができる。
第5の発明は、第2乃至第5の発明において、前記表示制御部により生成される表示データは、前記設備構成情報に基づいて、電柱間の線路情報を地図上に表示させるためのデータである。
第5の発明によれば、診断方法に加えて、地図上に電柱間の線路情報を表示させることができるため、電柱単体でなく相互影響しあう線路全体の設備状況を把握することが可能となり、線路全体の最適化を考えた対策を採ることができる。
第6の発明は、電柱の位置座標、支持線情報、接続先電柱情報、支線情報及び突出金物情報を含む電柱の設備構成情報及びたわみ量が記憶されたデータベースから得られた前記電柱の設備構成情報に基づいて、前記電柱の設備状態を設備構成パターンに分類し、分類された前記電柱の設備構成パターンと、前記データベースから得られた前記電柱のたわみ量とから前記電柱の診断方法を決定する、設備状態診断方法である。
第7の発明は、第6の発明の設備状態診断方法をコンピュータに実行させるためのプログラムである。
第6及び第7の発明によれば、第1の発明と同様に、電柱の設備構成情報のみ、またはたわみ量のみでは見逃していた設備状態に対しても正確に診断方法を決定することができる。
第8の発明は、電柱の位置座標、支持線情報、接続先電柱情報、支線情報及び突出金物情報を含む電柱の設備構成情報に基づいて、前記電柱の設備状態が設備構成パターンに分類され、この分類された前記電柱の設備構成パターンと、前記電柱のたわみ量とから診断された電柱の診断方法及び他の電柱の診断方法を含む表示データを受信し、前記受信した表示データを前記電柱の診断方法及び前記他の電柱の診断方法を、診断方法毎に区分けされた可視化グラフとして前記電柱及び前記他の電柱の線路情報とともに、地図上に表示する、設備状態表示方法である。
第8の発明によれば、電柱の診断方法を可視化グラフとして、電柱及び他の電柱の線路情報とともに、地図上に表示するので、ユーザは電柱単体でなく相互影響しあう線路全体の設備状況を把握することが可能となり、線路全体の最適化を考えた対策を採ることができる。
本発明によれば、管理対象となる柱状物体の設備構成情報のみ、またはたわみ量のみでは判断することができない、柱状物体の設備状態を診断することができる。
実施形態に係る設備状態診断システムSを示す図である。 計測データ(点群データ、画像データ)を取得するMMS1の一例を示す図である。 設備データベース5に格納される設備データを示す図である。 設備状態診断システムSのサーバ3の動作を説明するためのフローチャートである。 対象電柱Aの設備状態を示す図である。 対象電柱Aのケーブルペア#1を示す図である。 対象電柱Aのケーブルペア#2、#3を示す図である。 設備構成パターンを分類するためのフローチャートである。 図6に示したケーブルペア#1が設備構成パターンI(中間柱)と判定される場合を説明するための図である。 図7に示したケーブルペア#2が設備構成パターンBと判定される場合を説明するための図である。 中間分岐の有無を判定するための方法を説明するための図である。 4象限分類により決定される診断手法を説明するための図である。 たわみ量と不平衡度との四象限スコアの決定方法を示す図である。 四象限スコアとカラーバーの対応を示す図である。 ヒートマップ生成部3−2−3により生成された表示データによりユーザ端末2−2に表示されるヒートマップと線路情報とが地図上に表示される画面の一例を示す図である。 たわみヒートマップと不平衡ヒートマップとを重ね合わせ、地図上に表示した画面の変形例を示す図である。
以下、図面を参照して、本発明の実施形態に係る電柱の設備状態診断システムについて説明する。なお、実施形態では、電柱について説明するが、電柱に限らず、管理対象となる設備が柱状物体であっても良い。
図1は、実施形態に係る設備状態診断システムSを示す図である。
同図に示すように、設備状態診断システムSは、3次元の位置座標(X、Y、Z)により表わされる点群データ、画像データなどを含む計測データを取得するMMS1と、MMS1にて計測された計測データを取得する計測拠点端末2−1と、計測拠点端末2−1及びユーザ端末2−2にネットワークを介して接続され、計測拠点端末2−1からの計測データを解析するとともに、設備の状態を示すヒートマップを表示するための表示データをユーザ端末2−2に送信するサーバ3と、サーバ3とネットワークを介して接続された地図情報データベース4及び設備データベース5とを有する。
サーバ3は、データ解析機能部3−1及び設備状態診断部3−2を有する。
データ解析機能部3−1は、計測拠点端末2−1からの計測データの点群データを解析して、電柱のたわみ量を含む設備の構造劣化を定量的に判断し、設備データベース5を更新する処理などを行なう。
データ解析機能部3−1における電柱のたわみ量の算出は、計測拠点端末2−1から送信された計測データに含まれる点群データを3次元オブジェクトに変換し、三次元モデルデータを生成する。この三次元モデルデータには上記3次元(X、Y、Z)の位置座標データが含まれる。そして、データ解析機能部3−1は、この3次元(X、Y、Z)の位置座標データに基づいて、電柱のたわみ量を算出する。
また、データ解析機能部3−1は、計測拠点端末2−1から送信された計測データに含まれる点群データに基づいて、電柱の設備構成情報を取得し、設備データベース5に格納されている設備構成情報を更新しても良い。設備構成情報については、後述する。
設備状態診断部3−2は、設備データベース5に格納された電柱の設備構成情報及びたわみ量に基づいて、電柱の設備状態を診断し、診断方法を決定し、決定された診断方法のヒートマップを生成して、生成されたヒートマップを表示するための表示データをユーザ端末2−2に送信する。
設備状態診断部3−2は、設備構成パターン分類部3−2−1、診断方法決定部3−2−2及びヒートマップ生成部3−2−3を有する。
設備構成パターン分類部3−2−1は、設備データベース5に格納された設備構成情報から、後述する図8のフローチャートの処理を行なうことにより、各電柱の設備構成を10個の設備構成パターン(設備構成パターンA〜J)に分類する。
診断方法決定部3−2−2は、設備構成パターン分類部3−2−1により分類された設備構成パターンと、設備構成パターン分類部3−2−1により分類された設備構成パターンの電柱の設備データベース5に格納されたたわみ量とに基づいて、診断方法を決定する。
ヒートマップ生成部3−2−3は、設備構成情報に基づいて、各電柱を結ぶ線路情報を作成する。そして、この作成された線路情報を含み、かつ診断方法決定部3−2−2によって決定された各電柱の診断方法を含むヒートマップを作成し、この作成されたヒートマップを地図情報データベース4に格納された地図情報によって示される地図上に表示するための表示データを作成し、この表示データをユーザ端末2−2に送信する。
図2は、計測データ(点群データ、画像データ)を取得するMMS1の一例を示す図である。
このMMS1は、検査車両MBに搭載されるもので、計測部としての3次元のレーザスキャナ11と、撮像部としてのカメラ12と、GPS(Global Positioning System)受信機13と、慣性計測装置としてのIMU14と、走行距離計としてのオドメータ15と、記憶媒体20と、通信装置21とを備えている。
MMS1は、検査車両MBの走行中に、3次元のレーザスキャナ11、カメラ12、GPS受信機13、IMU14およびオドメータ15により周囲の3次元測量を行い、これにより得られた各データを点群データ保存装置としての記憶媒体20に記憶する。
なお、記憶媒体20は、例えば、HDD(Hard Disk Drive)またはSSD(Solid State Drive)により構成される。またカメラ12としては、パン・チルト機構により撮像方向を任意に可変可能で、かつズーム機能により撮像範囲を可変なカメラが使用される。
3次元のレーザスキャナ11は、上記GPS受信機13により算出された位置座標と連動して、電柱16A,16B,16Cやケーブル17、クロージャ18などの設備(屋外構造物)、または樹木19などの自然物の、表面上の複数点の位置座標データ、つまり上記GPS受信機13により検出された位置座標を反映した3次元(X,Y,Z)の位置座標データを取得する。取得された3次元の位置座標データは、点群データとして計測時刻を表す情報と関連付けられて記憶媒体20に記憶される。
カメラ12は、上記屋外構造物または自然物を含む領域を撮影する。この撮影により得られた画像データは、撮影時刻と、上記GPS受信機13により検出された位置座標と関連付けられて記憶媒体20に記憶される。なお、上記IMU14およびオドメータ15からそれぞれ出力された検査車両MBの加速度データおよび検査車両MBの走行距離データも、計測時刻および上記位置座標と関連付けられて記憶媒体20に記憶される。
GPS受信機13は、図示しない複数のGPS衛星から送信されるGPS信号を受信して検査車両MBの位置座標(緯度経度)を算出する。
通信装置21は、記憶場体20に格納された点群データ、画像データなどを含む計測データを計測拠点端末2−1に送信する。
図3は、設備データベース5に格納される設備データを示す図である。
同図に示すように、設備データベース5は、電柱ID31に関連付けて、設備構成情報32及び電柱のたわみ量33を格納する。なお、設備データベース5に格納されるデータには、図3において示されていないMMS1からの計測データに含まれる画像データなども格納される。
また、たわみ量は、電柱の所定の高さ(例えば、5[m])での基準軸の点と、電柱の中心軸との距離を示す。基準軸は、電柱の中心軸の最下点(x,y,0)から電柱の中心軸の高さ(例えば、2[m])までの点(4[cm]刻み)に対する近似曲線を意味する。
設備構成情報32は、電柱の位置座標41、電柱に接続されるケーブル情報42、接続先電柱情報43、支線情報44及び突出金物情報45を含む。これら情報は、予め設備管理者により設定された値が使用されるが、MMS1からの計測データから設備構成情報を得て、設定された設備構成情報を更新しても良い。
電柱に接続されるケーブル情報42は、対象電柱に接続されるケーブルの種類を示す情報(例えば、光ケーブル、メタルケーブルなど)であり、支持線(つり線)の有無の情報を含む。
接続先電柱情報43は、対象電柱に接続される電柱の情報である。支線情報44は、対象電柱に接続される支線の有無を示す情報である。突出金物情報45は、対象電柱に設けられる突出金物の有無を示す情報である。
次に、本発明の実施形態に係る設備状態診断システムSのサーバ3における設備状態診断方法について説明する。図4は、設備状態診断システムSのサーバ3の動作を説明するためのフローチャートである。
図4に示すように、サーバ3の設備状態診断部3−2は、まず、設備データベース5から対象電柱の設備構成情報32を抽出する(S1)。次に、抽出された設備構成情報32に基づいて、対象電柱の設備状態を認識する(S2)。
図5は、対象電柱Aの設備状態を示す図である。
図5に示すように、対象電柱Aは、ケーブル#1、#2により電柱Cに接続され、ケーブル#3により電柱Dに接続され、ケーブル#4により電柱Eに接続され、ケーブル#5により電柱Bに接続される。この状態は、対象電柱Aの電柱ID31に関連付けられた設備構成情報32の電柱に接続されるケーブル情報42及び接続先電柱情報43により認識される。
また、各ケーブル#1〜#5のケーブル方向が、対象電柱A及び電柱B〜Eの設備構成情報32の電柱の位置座標41から認識される。さらに、対象電柱Aの設備構成情報32のケーブル情報42、支線情報44及び突出金物情報45から支持線、支線、突出金物の有無が認識される。ここでは、対象電柱Aについては、支持線「あり」、支線「なし」、突出金物「なし」であるものとする。
次に、180°に近い順にケーブルのペアの組み合わせを抽出する(S3)。
具体的には、ケーブル#1〜#5(中間分岐ケーブルは除く)のケーブルペア(ケーブル2本)の全ての組み合わせから、ケーブルペアの内角(0°以上180°以下)が最も大きいものから順にケーブルペアを抜き出す。その際、採用されたケーブルペアを都度除外しながら次のケーブルペアを探索する。
なお、内角は、ケーブルペアのケーブルが接続される対象電柱の設備構成情報32の電柱の位置座標41及び設備構成情報32の接続先電柱情報43によって示される接続先電柱の位置座標41によって求められる。
なお、ケーブルが1本残った場合、当該ケーブルと同一空間を通過するケーブルペアが存在する場合は、そのケーブルペアに含め、逓減有りフラグを立てる。存在しない場合は、引留柱と判定される。
図6は、対象電柱Aのケーブルペア#1を示す図である。
図6に示すように、ケーブルペア#1は、対象電柱Aと電柱Bとを接続するケーブル#5と、対象電柱Aと電柱Dとを接続するケーブル#3とのペアである。
図7は、対象電柱Aのケーブルペア#2、#3を示す図である。
図7に示すように、ケーブルペア#2は、対象電柱Aと電柱Cとを接続するケーブル#1と、対象電柱Aと電柱Eとを接続するケーブル#4とのペアである。ケーブルペア#3は、対象電柱Aと電柱Cとを接続するケーブル#2である。ここで、ケーブルペア#3は、ケーブルペア#2と同一空間ACを通過するため、ケーブルペア#2に含め、ケーブルペア#2に逓減有りフラグを立てる。
図4に戻り説明する。S3において、対象電柱についてケーブルペアを抽出した後、抽出したケーブルペア毎に、設備構成パターンを分類するための処理を行なう(S4)。設備構成パターンを分類するための処理については、後述する。S4において、ケーブルペア毎に、設備構成パターンが分類された後、対象電柱について一番不平衡度が高い設備構成パターンが選択される(S5)。
図8は、設備構成パターンを分類するためのフローチャートである。
設備構成パターンの分類は、対象電柱の抽出されたケーブルペア毎に行なわれる。
まず、対象電柱の抽出されたケーブルペアについて、設備構成情報32のケーブル情報(支持線情報)を参照して、支持線が接続されているかの判断が行なわれる(S11)。
S11において、支持線が接続されていないと判断された場合、対象電柱の抽出されたケーブルペアは、設備構成パターンJの「引き込み柱」と判断される(S12)。一方、S11において支持線が接続されていると判断された場合、対象電柱の抽出されたケーブルペアについて、設備構成情報32の支線情報44を参照して、支線が接続されているかの判断が行なわれる(S13)。
S13において、支線が接続されていないと判断された場合、対象電柱の抽出されたケーブルペアについて、設備構成情報32の位置情報41を参照して、抽出されたケーブルペアの内角から柱種の判定を行なう(S14)。
具体的には、対象電柱の抽出されたケーブルペアについて、設備構成情報32の位置情報41を参照して、内角を判定し、内角xが120°以上であれば、対象電柱の抽出されたケーブルペアは、設備構成パターンAの「引き込み柱、支線なし」と判断される(S15)。
内角xが120°よりも大きく、175°以下であれば、設備構成パターンBの「曲柱、支線なし」と判断される(S16)。内角xが175°よりも大きい場合、対象電柱の抽出されたケーブルペアについて、逓減有りフラグが立っているかの判断が行なわれる(S17)。すなわち、ケーブルペアのケーブルと同一空間を通過するケーブルペアが存在するかの判断が行なわれる。
S17において、抽出されたケーブルペアについて、逓減有りフラグが立っていると判断された場合、対象電柱の抽出されたケーブルペアは、設備構成パターンCの「逓減、支線なし」と判断される(S18)。
一方、S13において、支線が接続されていると判断された場合、及びS17において逓減有りフラグが立っていないと判断された場合、対象電柱の抽出されたケーブルペアについて、中間分岐の有無の判断が行なわれる(S19)。
S19における中間分岐の有無の判断は、亘長よりもケーブル実長の方が長い場合、中間分岐ケーブルであると判断される。
図11は、中間分岐の有無を判定するための方法を説明するための図である。
図11において、ケーブルペア(対象電柱Aと電柱Bとの間のケーブル、対象電柱Aと電柱Cとの間のケーブル)について、
亘長(c)<実長(a+b)の場合、中間分岐ケーブル有と判断され、
亘長(c)≧実長(a+b)の場合、中間分岐なしと判断される。
具体的には、三角形BCXの頂点の頂点Xが線分AB上に存在する場合、電柱A、電柱Bは中間分岐があると判断される。
S19において、中間分岐があると判断された場合、設備構成パターンDの「中間分岐」と判断される(S20)。S19において、中間分岐がないと判断された場合、対象電柱の設備構成情報32の突出金物情報45を参照して突出金物の有無が判断される(S21)。
S21において、対象電柱の突出金物があると判断された場合、設備構成パターンEの「突出金物」と判断される(S22)。S21において、対象電柱の突出金物が無いと判断された場合、対象電柱の抽出されたケーブルペアについて、内角xから柱種の判定が行なわれる(S23)。
S23において、内角xが120°以上であれば、対象電柱の抽出されたケーブルペアは、設備構成パターンFの「引留柱、支線あり」と判断される(S24)。内角xが120°よりも大きく、175°以下であれば、設備構成パターンGの「曲柱、支線あり」と判断される(S25)。内角xが175°よりも大きい場合、対象電柱の抽出されたケーブルペアについて、逓減有りフラグが立っているかの判断が行なわれる(S26)。
S26において、対象電柱の抽出されたケーブルペアについて、逓減有りフラグが立っている場合、対象電柱の抽出されたケーブルペアは、設備構成パターンHの「逓減、支線有」と判断される(S27)。一方、対象電柱の抽出されたケーブルペアについて、逓減有りフラグが立っていない場合、対象電柱の抽出されたケーブルペアは、設備構成パターンIの「中間柱」と判断される(S28)。
図9は、図6に示したケーブルペア#1が設備構成パターンI(中間柱)と判定される場合を説明するための図である。
ここで、対象電柱Aの設備構成情報32のケーブル情報42は「支持線あり」、支線情報44は「支線なし」、突出金物情報45は「突出金物なし」を示し、中間分岐なし、逓減なしであるとする。この場合、ケーブルペア#1の設備構成パターンは、図9の太線に示したように、S11、S13、S14、S17、S19、S21、S23、S26、S28を経て、設備構成パターンIの「中間柱」と判定される。
図10は、図7に示したケーブルペア#2が設備構成パターンBと判定される場合を説明するための図である。
ここで、対象電柱Aの設備構成情報32のケーブル情報42は「支持線あり」、支線情報44は「支線なし」、突出金物情報45は「突出金物なし」を示し、中間分岐なし、逓減ありであるとする。この場合、ケーブルペア#2の設備構成パターンは、図10の太線に示したように、S11、S13、S14、S16を経て、設備構成パターンBの「曲柱、支線無し」と判定される。
なお、ケーブルペア#3は、ケーブルペア#2と同一区間ACを通過するため、ケーブルペア#2に含め、ケーブルペア#2に逓減有りフラグを立てている。
図4に戻り説明する。S5において、一番不平衡度が高い設備構成パターンが選択された後、選択された設備構成パターンと、対象電柱のたわみ量とに基づいて、対象電柱の診断方法が決定される(S6)。
図12は、4象限分類により決定される診断手法を説明するための図である。この診断方法の決定は、図3に示した診断方法決定部3−2−2により行なわれる。診断方法の決定は、診断方法決定部3−2−2が図12に示したように、設備構成パターンA〜J及びたわみ量とを診断方法に対応付けた診断テーブルを有し、この診断テーブルを使用して診断方法を決定しても良いし、診断テーブルを使用せずにプログラムにより決定しても良い。
同図に示すように、設備構成パターンA〜Jは、設備構成パターンAが一番不平衡度が大きく、設備構成パターンAから設備構成パターンJにかけて順に小さくなり、設備構成パターンJが最も不平衡度が小さくなる。
従って、図4のS5では、一番不平衡度が高いパターンは、ケーブルペア#1〜#3の判定では、図12に示すように、不平衡度はI<Bであるため、電柱Aは設備構成パターンBと判定される。
また、設備データベース5には、電柱毎に電柱のたわみ量33が格納されている。このたわみ量33は、上述のように、電柱の所定の高さ(例えば、5[m])での基準軸の点と、電柱の中心軸との距離を示す。
図12に示すように、対象電柱の設備構成パターン及びたわみ量に応じて、対象電柱の設備状態を4象限に分類し、象限ごとに最適な診断方法を明示する。
すなわち、対象電柱が設備構成パターンA〜Eのいずれかであって、たわみ量が大きい場合には、対象電柱について「対策要」であると診断される。対象電柱が設備構成パターンA〜Eのいずれかであって、たわみ量が小さい場合には、対策が必要となる恐れがある「見守り」であると診断される。
対象電柱が設備構成パターンF〜Jのいずれかであって、たわみ量が大きい場合には、対象電柱について原因究明が必要であって「プロ診断が必要」であると診断される。対象電柱が設備構成パターンF〜Jのいずれかであって、たわみ量が小さい場合には、対策が不要で「安全」であると診断される。
図13は、たわみ量と不平衡度との四象限スコアの決定方法を示す図である。
図12において説明したように、診断方法はたわみ量と設備構成パターンによって決定されるが、その際に、診断方法のスコアも決定される。このスコアは、たわみ量と設備構成パターンから得られる。
スコアの算出は、例えば、図13に示すように、設備構成パターンを横軸とし、たわみ量を縦軸とし、決定された設備構成パターンとたわみ量の交点から決定された診断方法のカラーバーに垂線を降ろした点がスコアとなる。 図13では、設備構成パターンとたわみ量とから決定される交点Pから診断方法が「プロ診断」のカラーバーC2に垂線を降ろした状態を示している。カラーバーC1〜C4は、それぞれ4象限の中心から4隅までの線であり、4象限の中心をスコア0として4象限の4隅を1としている。
スコアは、後述するヒートマップ上における診断方法の種別に応じた色の濃淡処理に使用される。図14は、四象限スコアとカラーバーの対応を示す図である。
診断方法が「対策要」の場合、例えば、赤色を使用して、スコア0から1にかけて赤色を濃くしていく。診断方法が「プロ診断」の場合、例えば、黄色を使用して、スコア0から1にかけて黄色を濃くしていく。診断方法が「見守り」の場合、例えば、緑色を使用して、スコア0から1にかけて緑色を濃くしていく。診断方法が「安全」の場合には、白色を使用する。このようにして、診断方法決定部3−2−2は、各電柱毎に診断方法を決定し、かつ決定された診断方法を示す色及びその濃度を決定する。
図4に戻り説明する。S6において診断方法が決定された後、ヒートマップ生成部3−2−3はユーザ端末2−2の画面に表示するための表示データを生成し(S7)、生成した表示データをユーザ端末2−2に送信する(S8)。
具体的には、ヒートマップ生成部3−2−3は、決定された診断方法の色及びその濃度を色の付いた円、電柱、電柱を結ぶ線路などを地図上に示した画像を含む表示データを生成し、ユーザ端末2−2に送ることにより、ユーザ端末2−2の画面上に表示させる。
図15は、ヒートマップ生成部3−2−3により生成された表示データによりユーザ端末2−2に表示されるヒートマップと線路情報とが地図上に表示される画面の一例を示す図である。
同図に示すように、地図上に各電柱Eの線路情報が表示されるとともに、各電柱には矢印が表示される。この矢印の方向は傾きを示し、大きさはたわみ量を示す。これらの情報は、対象電柱の設備構成情報32及びたわみ量33から得られる。
また、診断方法が判定された電柱に対して、診断方法の種別及びそのスコアが分かるように、対象電柱を色及びその濃度に分けて円で表示している。例えば、診断方法が「対策要」の電柱の場合、赤色の円MRを対象電柱に対して表示する。診断方法が「プロ診断」の電柱の場合、黄色の円MYを対象電柱に対して表示する。診断方法が「見守り」の電柱の場合、緑色の円MGを対象電柱に対して表示する。診断方法が「安全」の電柱の場合、白色の円MHを対象電柱に対して表示する。
このように、4象限情報のヒートマップに加え、線路情報(電柱とケーブルの繋がり)も併せて描画することで、電柱単体ではなく線路全体の状態を把握することができる。例えば、線で囲まれた部分Dについては、複数の線路が引き止められており、線路全体でたわみが大きくなっていることが分かる。
図16は、たわみヒートマップと不平衡ヒートマップとを重ね合わせ、地図上に表示した画面の変形例を示す図である。ヒートマップ生成部3−2−3は、図15に示す表示データに代えて、図16に示した画面の表示データを作成しても良い。
この場合、ヒートマップ生成部3−2−3は、各電柱のたわみ量の大きさに応じて、例えば、黄色の円MYを地図上にたわみ量に応じた濃度で対象電柱に表示するたわみヒートマップの表示データを生成する。また、不平衡の大きさ(設備構成パターン)に応じて、例えば、緑色の円MGを設備構成パターンに応じた濃度で対象電柱に表示する不平衡ヒートマップの表示データを生成する。
そして、これらたわみヒートマップの表示データと、不平衡ヒートマップの表示データとを重ね合わせ、たわみヒートマップと不平衡ヒートマップとが地図上に表示される表示データを生成する。この時、たわみ量及び不平衡が大きい対象電柱の場合には、例えば、赤色の円MRで表示する。
従って、本発明の実施形態によれば、設備状態を4象限に分類し、象限毎に適した対策を施すことで、設備の健全化を実現することができる。例えば、たわみは無いが、設備構成上は不平衡である電柱は、今後たわみが大きくなる恐れがあるので、継続的に見守るという対策が示される。
また、設備構成情報は平衡であるが、たわみが発生している電柱は、設備構成パターンからは想定出来ない不平衡荷重が発生していることが想定されるため、現地にスキル者を派遣するという対策を示すことができる。
さらに、設備構成パターンの振り分け作業について、従来は現地写真や設備データベース5の情報を閲覧しながら人手で分類していたため膨大な稼働時間がかかっていたが、実施形態によれば、設備データベース5の情報から自動で設備構成パターンを判定することにより、大幅に稼働時間を削減することができる。
加えて、4象限の情報がヒートマップとして地図上にマッピングされることで、優先的に診断を行なうべきエリアを作業者が視覚的に認識しやすくなるとともに、線路情報(電柱やケーブルの繋がり)も同時に描画されることにより、電柱単体ではなく相互影響しあう線路全体の設備状況を把握することが可能となり、線路状態の最適を考えた対策をとることが可能となる。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
1…MMS、2−1…計測拠点端末、2−2…ユーザ端末、3…サーバ、3−1…データ解析機能部、3−2…設備状態診断部、3−2−1…設備構成パターン分類部、3−2−2…診断方法決定部、3−2−3…ヒートマップ生成部、4…地図情報データベース、5…設備データベース、31…電柱ID、32…設備構成情報、33…たわみ量、41…電柱の位置座標、42…ケーブル情報、43…接続先電柱情報、44…支線情報、45…突出金物情報。

Claims (8)

  1. 電柱の位置座標、支持線情報、接続先電柱情報、支線情報及び突出金物情報を含む電柱の設備構成情報及びたわみ量が記憶されたデータベースから得られた前記電柱の設備構成情報に基づいて、前記電柱の設備状態を設備構成パターンに分類する分類部と、
    前記分類部により分類された前記電柱の設備構成パターンと、前記データベースから得られた前記電柱のたわみ量とから前記電柱の診断方法を決定する診断方法決定部と
    を具備する設備状態診断装置。
  2. 前記診断方法決定部により決定された電柱の診断方法を端末に表示させるための表示データを生成する表示制御部
    をさらに具備する、請求項1記載の設備状態診断装置。
  3. 前記表示制御部により生成される表示データは、
    前記決定された電柱の診断方法を地図上に表示させるためのデータである、
    請求項2記載の設備状態診断装置。
  4. 前記診断方法決定部は、前記決定された診断方法のスコアを算出するスコア算出部を有し、
    前記表示制御部により生成される表示データは、
    前記スコア算出部により算出されたスコアに応じた表示態様で、前記電柱の診断方法を地図上に表示させるためのデータである、
    請求項3記載の設備状態診断装置。
  5. 前記表示制御部により生成される表示データは、
    前記設備構成情報に基づいて、電柱間の線路情報を地図上に表示させるためのデータである、
    請求項2乃至請求項4いずれか1項に記載の設備状態診断装置。
  6. 電柱の位置座標、支持線情報、接続先電柱情報、支線情報及び突出金物情報を含む電柱の設備構成情報及びたわみ量が記憶されたデータベースから得られた前記電柱の設備構成情報に基づいて、前記電柱の設備状態を設備構成パターンに分類し、
    分類された前記電柱の設備構成パターンと、前記データベースから得られた前記電柱のたわみ量とから前記電柱の診断方法を決定する、
    設備状態診断方法。
  7. 請求項6記載の設備状態診断方法をコンピュータに実行させるためのプログラム。
  8. 電柱の位置座標、支持線情報、接続先電柱情報、支線情報及び突出金物情報を含む電柱の設備構成情報に基づいて、前記電柱の設備状態が設備構成パターンに分類され、この分類された前記電柱の設備構成パターンと、前記電柱のたわみ量とから診断された電柱の診断方法及び他の電柱の診断方法を含む表示データを受信し、
    前記受信した表示データを前記電柱の診断方法及び前記他の電柱の診断方法を、診断方法毎に区分けされた可視化グラフとして前記電柱及び前記他の電柱の線路情報とともに、地図上に表示する、
    設備状態表示方法。
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