JP6640313B1 - 情報処理方法、情報処理装置、及びプログラム - Google Patents

情報処理方法、情報処理装置、及びプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】複数のユーザで代金の支払いを分担することが容易にできるようにすること。【解決手段】情報処理装置は、第1ユーザがイベントに参加している第1時間、及び第2ユーザが前記イベントに参加している第2時間をそれぞれ特定する処理と、前記第1時間及び前記第2時間に基づいて、前記イベントの代金のうち、前記第1ユーザの第1負担額及び前記第2ユーザの第2負担額をそれぞれ算出する処理と、を実行する。【選択図】図4B

Description

本開示は、情報処理方法、情報処理装置、及びプログラムに関する。
従来、複数のユーザで飲食や商品の購入をした場合に、一のユーザが店舗のレジ等で代金をまとめて(一括で)支払い、他のユーザが当該一のユーザに、オンラインで決済等を行う決済サービスを用いて送金(個人間送金)することにより、当該複数のユーザで代金の支払いを分担(割り勘)できるようにする技術が知られている(例えば、特許文献1を参照)。この技術において、各ユーザの負担額(分担額、割り勘額)は、代金の均等割り、またはユーザの操作で設定することができる。
特開2013−238998号公報
しかしながら、従来技術では、例えば、イベントの途中で帰る等したユーザに対する負担額を設定することが煩わしい場合がある。本開示は、複数のユーザで代金の支払いを分担することが容易にできるようにする技術を提供することを目的とする。
本開示の一実施形態に係る情報処理装置は、第1ユーザがイベントに参加している第1時間、第2ユーザが前記イベントに参加している第2時間、及び第3ユーザが前記イベントに参加している第3時間を特定する処理と、前記第1時間、前記第2時間、及び前記第3時間に基づいて、前記イベントの代金のうち、前記第1ユーザの第1負担額、前記第2ユーザの第2負担額、及び前記第3ユーザの第3負担額を算出する処理と、前記第1ユーザにより前記第1負担額よりも高い第1金額が支払われた場合、前記第1金額と前記第1負担額との差額の少なくとも一部を前記第2ユーザ、及び前記第3ユーザに分配する処理と、前記第3ユーザの前記第3負担額の少なくとも一部である第2金額に対する決済が、前記第2ユーザから要求された場合、前記第2ユーザの残高から前記第2金額を減算し、
前記第2金額が前記第2ユーザにより代理で支払われたことを示す情報を、前記第1ユーザに対応付けられた第1情報処理端末及び前記第3ユーザに対応付けられた第3情報処理端末の少なくとも一方に送信する処理と、を実行する。
本開示の一実施形態に係る通信システムの構成を示す図である。 実施形態に係るサーバ、及び端末のハードウェア構成の一例を示す図である。 実施形態に係るサーバ、及び端末の機能的な構成を示すブロック図の一例を示す図である。 実施形態に係る通信システムの処理のシーケンスの一例を示す図である。 実施形態に係る通信システムの処理のシーケンスの一例を示す図である。 実施形態に係る割り勘情報記憶部に記憶されている割り勘情報の一例を示す図である。 実施形態に係るユーザ情報記憶部に記憶されているユーザ情報の一例を示す図である。 実施形態に係る端末の表示画面の一例について説明する図である。 実施形態に係る端末の表示画面の一例について説明する図である。 実施形態に係る端末の表示画面の一例について説明する図である。 実施形態に係る端末の表示画面の一例について説明する図である。 実施形態に係る端末の表示画面の一例について説明する図である。 実施形態に係る割り勘額を算出する処理の一例を示すフローチャートである。 実施形態に係る端末の表示画面の一例について説明する図である。 実施形態に係る端末の表示画面の一例について説明する図である。 第2実施例に係るサーバ、及び端末の機能的な構成を示すブロック図の一例を示す図である。 第2実施例に係るメッセージング情報記憶部に記憶されるメッセージング情報の一例を示す図である。 第2実施例に係る端末の表示画面の一例を示す図である。
<法令遵守>
本明細書に記載の開示は、実施される場合、本開示を実施する各国の法令を遵守のうえで実施される。また、本明細書に記載の開示は、各国の法令を遵守するために必要な、当業者が成し得る全ての変更、置換、変形、改変、および修正をもって実施される。
本開示に係る複数のユーザでの代金の支払いの分担(割り勘)を実施するための形態について、図面を参照して説明する。
<システム構成>
図1は、本開示の一実施形態に係る通信システム1の構成を示す図である。図1に開示されるように、通信システム1では、ネットワーク130を介してサーバ110A、サーバ110Bと、端末120A、端末120B、端末120Cとが接続される。
本開示において、サーバ110Aと、サーバ110Bとをそれぞれ区別する必要がない場合は、サーバ110Aとサーバ110Bとは、それぞれサーバ110と表現されてもよい。
本開示において、端末120Aと、端末120Bと、端末120Cとをそれぞれ区別する必要がない場合は、端末120Aと端末120Bと端末120Cとは、それぞれ端末120(「情報処理端末」の一例。)と表現されてもよい。
本開示において、サーバ110と、端末120とをそれぞれ区別する必要がない場合は、サーバ110と端末120とは、それぞれ情報処理装置200と表現されてもよい。なお、ネットワーク130に接続される情報処理装置200の数は図1の例に限定されない。
サーバ110は、ネットワーク130を介してユーザが利用する端末120に、所定のサービスを提供する。所定のサービスは、限定でなく例として、決済サービス、金融サービス、電子商取引サービス、インスタントメッセンジャー等を用いるメッセージングサービスを代表とするSNS(Social Networking Service)、楽曲・動画・書籍などのコンテンツ提供サービス等を含む。ユーザが端末120を介して所定のサービスを利用することで、サーバ110は1以上の端末120に所定のサービスを提供することができる。端末120は、例えば、ユーザのスマートフォン等の端末であり、サーバ110により提供される決済サービス等を用いた割り勘等を行う。
必要に応じて、ユーザXが利用する端末を端末120Xと表現し、ユーザXまたは端末120Xに対応づけられた、所定のサービスにおけるユーザ情報をユーザ情報Xと表現する。なお、ユーザ情報とは、所定のサービスにおいてユーザが利用するアカウントに対応付けられたユーザの情報である。ユーザ情報は、限定でなく例として、ユーザにより入力される、または、所定のサービスにより付与される、ユーザの名前、ユーザのアイコン画像、ユーザの年齢、ユーザの性別、ユーザの住所、ユーザの趣味趣向、ユーザの識別子などのユーザに対応づけられた情報、ユーザに対応付けられた電子バリュー(電子マネー)の残高情報、ユーザに対応付けられたクレジットカード情報(クレジットカード番号など)を含み、これらのいずれか一つまたは、組み合わせであってもよい。
ネットワーク130は、2以上の情報処理装置200を接続する役割を担う。ネットワーク130は、端末120がサーバ110に接続した後、データを送受信することができるように接続経路を提供する通信網を意味する。
ネットワーク130のうちの1つまたは複数の部分は、有線ネットワークや無線ネットワークであってもよい。ネットワーク130は、限定でなく例として、アドホック・ネットワーク(Ad Hoc Network)、イントラネット、エクストラネット、仮想プライベート・ネットワーク(Virtual Private Network:VPN)、ローカル・エリア・ネットワーク(Local Area Network:LAN)、ワイヤレスLAN(Wireless LAN:WLAN)、広域ネットワーク(Wide Area Network:WAN)、ワイヤレスWAN(Wireless WAN:WWAN)、大都市圏ネットワーク(Metropolitan Area Network:MAN)、インターネットの一部、公衆交換電話網(Public Switched Telephone Network:PSTN)の一部、携帯電話網、ISDNs(Integrated Service Digital Networks)、無線LANs、LTE(Long Term Evolution)、CDMA(Code Division Multiple Access)、ブルートゥース(Bluetooth(登録商標))、衛星通信など、または、これらの2つ以上の組合せを含むことができる。ネットワーク130は、1つまたは複数のネットワーク130を含むことができる。
情報処理装置200は、本開示に記載される機能および方法を実現できる情報処理装置であればどのような情報処理装置であってもよい。
情報処理装置200は、限定ではなく例として、スマートフォン、携帯電話(フィーチャーフォン)、コンピュータ(限定でなく例として、デスクトップ、ラップトップ、タブレットなど)、サーバ装置、メディアコンピュータプラットホーム(限定でなく例として、ケーブル、衛星セットトップボックス、デジタルビデオレコーダなど)、ハンドヘルドコンピュータデバイス(限定でなく例として、PDA(Personal Digital Assistant)、電子メールクライアントなど)、ウェアラブル端末(限定でなく例として、メガネ型デバイス、時計型デバイスなど)、他種のコンピュータ、またはコミュニケーションプラットホームを含む。
<ハードウェア構成>
図2を用いて、通信システム1に含まれる情報処理装置200のハードウェア構成について説明する。図2は、実施形態に係る情報処理装置200のハードウェア構成の一例を示す図である。
情報処理装置200は、プロセッサ201と、メモリ202と、ストレージ203と、入出力インタフェース(入出力I/F)204と、通信インタフェース(通信I/F)205とを含む。情報処理装置200のハードウェアの各構成要素は、限定でなく例として、バスBを介して相互に接続される。
情報処理装置200は、プロセッサ201と、メモリ202と、ストレージ203と、入出力I/F204と、通信I/F205との協働により、本開示に記載される機能、および/または、方法を実現する。
プロセッサ201は、ストレージ203に記憶されるプログラムに含まれるコードまたは命令によって実現する機能および方法を実行する。プロセッサ201は、限定でなく例として、中央処理装置(CPU)、MPU(Micro Processing Unit)、GPU(Graphic s Processing Unit)、マイクロプロセッサ(microprocessor)、プロセッサコア(processor core)、マルチプロセッサ(multiprocessor)、ASIC(Application-Specific Integrated Circuit)、FPGA(Field Programmable Gate Array)等を含み、集積回路(IC(Integrated Circuit)チップ、LSI(Large Scale Integration))等に形成された論理回路(ハードウェア)や専用回路によって各実施形態に開示される各処理を実現してもよい。また、これらの回路は、1または複数の集積回路により実現されてよく、各実施形態に示す複数の処理を1つの集積回路により実現されることとしてもよい。また、LSIは、集積度の違いにより、VLSI、スーパーLSI、ウルトラLSIなどと呼称されることもある。
メモリ202は、ストレージ203からロードしたプログラムを一時的に記憶し、プロセッサ201に対して作業領域を提供する。メモリ202には、プロセッサ201がプログラムを実行している間に生成される各種データも一時的に格納される。メモリ202は、限定でなく例として、RAM(Random Access Memory)、ROM(Read Only Memory)などを含む。
ストレージ203は、プログラムを記憶する。ストレージ203は、限定でなく例として、HDD(Hard Disk Drive)、SSD(Solid State Drive)、フラッシュメモリなどを含む。
通信I/F205は、ネットワーク130を介して各種データの送受信を行う。当該通信は、有線、無線のいずれで実行されてもよく、互いの通信が実行できるのであれば、どのような通信プロトコルを用いてもよい。通信I/F205は、ネットワーク130を介して、他の情報処理装置との通信を実行する機能を有する。通信I/F205は、各種データをプロセッサ201からの指示に従って、他の情報処理装置に送信する。また、通信I/F205は、他の情報処理装置から送信された各種データを受信し、プロセッサ201に伝達する。
入出力I/F204は、情報処理装置200に対する各種操作を入力する入力装置、および、情報処理装置200で処理された処理結果を出力する出力装置を含む。入出力I/F204は、入力装置と出力装置が一体化していてもよいし、入力装置と出力装置とに分離していてもよい。
入力装置は、ユーザからの入力を受け付けて、当該入力に係る情報をプロセッサ201に伝達できる全ての種類の装置のいずれか、または、その組み合わせにより実現される。入力装置は、限定でなく例として、タッチパネル、タッチディスプレイ、キーボード等のハードウェアキーや、マウス等のポインティングデバイス、カメラ(画像を介した操作入力)、マイク(音声による操作入力)を含む。
出力装置は、プロセッサ201で処理された処理結果を出力することができる全ての種類の装置のいずれか、または、その組み合わせにより実現される。当該処理結果を映像または動画像として出力する場合、出力装置は、フレームバッファに書き込まれた表示データに従って、当該表示データを表示することができる全ての種類の装置のいずれかまたはその組み合わせにより実現される。出力装置は、限定でなく例として、タッチパネル、タッチディスプレイ、モニタ(限定でなく例として、液晶ディスプレイ、OELD(Organic Electroluminescence Display)など)、ヘッドマウントディスプレイ(HDM:Head Mounted Display)、プロジェクションマッピング、ホログラム、空気中など(真空であってもよい)に画像やテキスト情報等を表示可能な装置、スピーカ(音声出力)、プリンターなどを含む。なお、これらの出力装置は、3Dで表示データを表示可能であってもよい。
本開示の各実施形態のプログラムは、コンピュータに読み取り可能な記憶媒体に記憶された状態で提供されてもよい。記憶媒体は、「一時的でない有形の媒体」に、プログラムを記憶可能である。プログラムは、限定でなく例として、ソフトウェアプログラムやコンピュータプログラムを含む。
記憶媒体は適切な場合、1つまたは複数の半導体ベースの、または他の集積回路(IC)(限定でなく例として、フィールド・プログラマブル・ゲート・アレイ(FPGA)、特定用途向けIC(ASIC)など)、ハード・ディスク・ドライブ(HDD)、ハイブリッド・ハード・ドライブ(HHD)、光ディスク、光ディスクドライブ(ODD)、光磁気ディスク、光磁気ドライブ、フロッピィ・ディスケット、フロッピィ・ディスク・ドライブ(FDD)、磁気テープ、固体ドライブ(SSD)、RAMドライブ、セキュア・デジタル・カードもしくはドライブ、任意の他の適切な記憶媒体、またはこれらの2つ以上の適切な組合せを含むことができる。記憶媒体は、適切な場合、揮発性、不揮発性、または揮発性と不揮発性の組合せでよい。
また、本開示のプログラムは、当該プログラムを伝送可能な任意の伝送媒体(通信ネットワークや放送波等)を介して、情報処理装置200に提供されてもよい。
また、本開示の各実施形態は、プログラムが電子的な伝送によって具現化された、搬送波に埋め込まれたデータ信号の形態でも実現され得る。
なお、本開示のプログラムは、限定でなく例として、JavaScript(登録商標)、Pythonなどのスクリプト言語、C言語、Go言語、Swift、Kotlin、Java(登録商標)などを用いて実装される。
情報処理装置200における処理の少なくとも一部は、1以上のコンピュータにより構成されるクラウドコンピューティングにより実現されていてもよい。
情報処理装置200における処理の少なくとも一部を、他の情報処理装置により行う構成としてもよい。この場合、プロセッサ201により実現される各機能部の処理のうち少なくとも一部の処理を、他の情報処理装置で行う構成としてもよい。
<その他>
明示的な言及のない限り、本開示の実施形態における判定の構成は必須でなく、判定条件を満たした場合に所定の処理が動作されたり、判定条件を満たさない場合に所定の処理がされたりしてもよい。
本開示では、明記されていない限り、または文脈によって示されない限り、「AおよびBの少なくとも一方」は、「A、B、またはその両方」を意味する。さらに、明記されない限り、または文脈によって示されない限り、「a」、「an」、または「the」は「1つまたは複数」を意味するものとする。したがって、本明細書では、別段に明記されない限り、または文脈によって示されない限り、「an A」または「the A」は「1つまたは複数のA」を意味する。
本開示は、本開示の実施形態および実施例に対して、当業者が成し得る全ての変更、置換、変形、改変、または修正を包含する。また、添付の特許請求の範囲は、本開示の実施形態および実施例に対して、当業者が成し得る全ての変更、置換、変形、改変、または修正を包含する。さらに、本開示は、当業者が成し得る、本開示における実施形態または実施例の1以上の特徴と、本開示における他の実施形態または実施例の1以上の特徴との任意の組合せを包含する。
加えて、特定の機能を実施するように適合される、配置される、能力を有する、構成される、使用可能である、動作可能である、または動作できる装置またはシステムあるいは装置またはシステムの構成要素に対する添付の特許請求の範囲での参照は、その装置、システム、または構成要素がそのように適合される、配置される、能力を有する、構成される、使用可能にされる、動作可能にされる、または動作できる限り、その装置、システム、構成要素またはその特定の機能がアクティベートされ、オンにされ、またはロック解除されているか否かに関わらず、その装置、システム、構成要素を包含する。
本開示は、明示されない限り、いずれの実施形態または実施例を実施するに際して、事前に、または、実施の直前にユーザからの同意を取得してもよい。また、取得する同意は、包括的なものでもよく、都度取得するものでもよい。
<実施形態>
本開示の実施形態は、各ユーザがイベントに参加していた時間に基づいて割り勘額を算出する実施形態である。
実施形態により、容易に割り勘を行うことができる。また、より適正な割り勘額を算出することができるため、結果的に端末120Aやサーバ110の負荷、及び端末120Aとサーバ110間のネットワーク130の負荷を軽減できるという効果が得られる。
<実施形態の機能構成>
図3を用いてサーバ110および端末120の機能構成を説明する。図3は、実施形態に係るサーバ110、及び端末120の機能的な構成を示すブロック図の一例を示す図である。図3に開示の機能部は、情報処理装置200が備えるプロセッサ201と、メモリ202と、ストレージ203と、入出力I/F204と、通信I/F205との協働により実現される。
(1)サーバの機能構成
サーバ110は、受付部311と、送受信部312と、制御部313と、表示制御部314と、記憶部315とを有する。なお、各機能部の機能または処理は、実現可能な範囲において、機械学習またはAI(Artificial Intelligence)により実現されてもよい。
受付部311は、サーバ110により提供される各種のサービスを運営する事業者からの各種の設定操作等を受け付ける。
送受信部312は、制御部313の指示に従い、端末120とのデータの送受信を行う。なお、送受信部312は、例えば、端末120等からのログイン要求に含まれるユーザID、及びパスワードにより端末120等のユーザが認証された際、端末120等とのHTTPS等を用いた通信用のセッションを接続する。そして、接続した通信用のセッションのIDに対応付けて、端末120等の通信用のアドレス、及びユーザID等を記憶しておく。そして、接続した通信用のセッションを用いて、端末120等にデータを送信する。
制御部313は、決済サービス、電子クーポン配信サービス、金融サービス、及び電子商取引サービス等のサービスを、端末120のユーザに提供する処理を行う。
表示制御部314は、制御部313の指示に従い、端末120の表示画面を制御する情報を、送受信部312に送信させる。
記憶部315は、割り勘情報を記憶する割り勘情報記憶部3151、及び端末120のユーザの情報を記憶するユーザ情報記憶部3152等を有する。
(2)端末の機能構成
端末120は、受付部321と、送受信部322と、制御部323と、表示制御部324と、記憶部325と、位置情報測定部326とを有する。なお、各機能部の機能または処理は、実現可能な範囲において、機械学習またはAI(Artificial Intelligence)により実現されてもよい。
受付部321は、端末120のユーザからの各種の操作等を受け付ける。
送受信部322は、制御部323の指示に従い、サーバ110等とのデータの送受信を行う。なお、送受信部322は、例えば、サーバ110にログインした際、サーバ110とのHTTPS等を用いた通信用のセッションを接続する。そして、接続した通信用のセッションのIDに対応付けて、サーバ110の通信用のアドレス等を記憶しておく。そして、接続した通信用のセッションを用いて、サーバ110にデータを送信する。
制御部323は、サーバ110により提供される決済サービス、金融サービス、及び電子商取引サービス等の各種のサービスを利用する処理を行う。
表示制御部324は、制御部323の指示に従い、サーバ110から受信した情報等に基づいて、端末120の表示画面を制御する。
記憶部325は、サーバ110により提供される決済サービス等を利用するための情報を記憶する。
位置情報測定部326は、端末120の現在位置の位置情報を測定する機能を備える。位置情報測定部326は、限定でなく例として、GPS(Global Positioning System)を用いて、端末120の現在位置の位置情報として、該端末120の緯度および経度を測定する。なお、位置情報測定部326による端末120の位置情報の測定は、端末120の位置情報を測定できれば、どのような方法を用いてもよい。限定でなく例として、位置情報測定部326は、IMES(Indoor MEssaging System)、Wi−Fi、RFID(Radio Frequency Identifier)、NFC(Near Field Communication)、BLE(Bluetooth Low Energy)、超音波などの近距離無線通信、LTEやCDMAなどの移動体通信システムなどを利用して、端末120の位置情報を測定してもよい。
<実施形態の処理>
図4Aから図5Bを参照し、実施形態に係る通信システム1の処理について説明する。図4A及び図4B(以下で、適宜「図4」と総称する。)は、実施形態に係る通信システム1の処理のシーケンスの一例を示す図である。図5Aは、実施形態に係る割り勘情報記憶部3151に記憶されている割り勘情報の一例を示す図である。図5Bは、実施形態に係るユーザ情報記憶部3152に記憶されているユーザ情報の一例を示す図である。図6Aから図6Eは、実施形態に係る端末120の表示画面の一例について説明する図である。なお、端末120は、サーバ110との通信を行う際、ユーザのアカウントを用いてサーバ110の認証を受けているものとする。
ステップS1において、端末120Aの表示制御部324は、ユーザAの操作に応答して、代金の少なくとも一部の支払いを要求する各ユーザ(割り勘対象の各ユーザ)を選択する割り勘対象選択画面を表示する。ここで、端末120Aの表示制御部324は、図6Aの例では、割り勘対象選択画面601の領域602において、割り勘対象の候補であるユーザBからEと、XからZの各ユーザに対して、割り勘対象として指定するためのラジオボタン(チェックボックス)603Bから603E、及び603Xから603Zを表示させている。また、各ユーザのアイコン604Bから604E、及び604Xから604Zと、各ユーザの名称605Bから605E、及び605Xから605Zと、決定ボタン606を表示させている。図6Aの例では、端末120AのユーザAは、デフォルトで割り勘対象のユーザとして指定されるものとする。なお、割り勘対象のユーザの候補を抽出する処理の例については後述する。
続いて、端末120Aの受付部321は、割り勘対象の各ユーザ等を指定する操作をユーザAから受け付ける(ステップS2)。以下では、図6Aのラジオボタン603Bから603EがユーザAにより選択操作され、決定ボタン606が押下されたことにより、ユーザBからユーザEの4名が指定されたものとして説明する。
続いて、端末120Aの送受信部322は、指定された各ユーザの情報をサーバ110に送信する(ステップS3)。続いて、サーバ110の制御部313は、指定された各ユーザ、及びユーザAの情報を割り勘情報記憶部3151に記憶する(ステップS4)。
(割り勘情報記憶部3151)
図5Aの例では、割り勘情報記憶部3151には、割り勘IDに対応付けて、イベント名称、イベント日時、幹事ユーザのユーザID、割り勘対象の各ユーザのユーザID、及び代金が記憶され、割り勘ID及び割り勘対象の各ユーザのユーザIDに対応付けて、滞在時間、割り勘額、及び決済状態が記憶されている。
割り勘IDは、割り勘を行う決済の識別情報(ID)である。割り勘IDは、サーバ110により生成されてもよい。イベント名称及びイベント日時は、それぞれ、割り勘による決済を行うイベントの名称及び開催日時である。イベント名称及びイベント日時は、例えば、ステップS2の処理の際に、ユーザAにより設定されてもよい。幹事ユーザのユーザIDは、当該決済を一括で行うユーザのユーザIDである。代金は、当該決済により店舗等に支払われる代金である。滞在時間は、割り勘対象の各ユーザがイベントに参加している時間である。割り勘額は、割り勘対象の各ユーザに対して割り勘により請求される金額である。決済状態は、割り勘対象の各ユーザの決済の状態を示す情報である。
サーバ110の制御部313は、ステップS4の処理で、割り勘ID、イベント名称、イベント日時、幹事ユーザのユーザID、割り勘対象の各ユーザのユーザIDを記憶してもよい。また、サーバ110の送受信部312は、生成した割り勘IDの情報を端末120Aに返信してもよい。
続いて、サーバ110の送受信部312は、ユーザAにより割り勘対象のユーザとして指定されたことを示す通知を、指定された各ユーザの端末120B、端末120C、端末120D、端末120Eにそれぞれ送信する(ステップS5−1〜4)。
続いて、端末120B、端末120C、端末120D、端末120E(以下で、「端末B等」と称する。)の表示制御部324は、それぞれ、受信した通知を表示させる(ステップS6−1〜4)。ここで、端末120B等の表示制御部324は、図6Bの例では、割り勘対象承認画面611において、ユーザAの名称、及びユーザAに指定されたイベント名称である「新年会A」の情報を含むメッセージ612を表示している。また、領域613において、ユーザAにより割り勘対象として指定された各ユーザのアイコン604Bから604E、及び604Xから604Zと、各ユーザの名称605Bから605E、及び605Xから605Zと、「拒否」ボタン614、及び「承認」ボタン615を表示させている。
続いて、端末120B等の受付部321は、割り勘対象として指定されたことを承認する操作を、それぞれ、ユーザB等から受け付ける(ステップS7−1〜4)。ここで、端末120B等の受付部321は、図6Bの「承認」ボタン615の押下操作を受け付ける。
続いて、端末120B等の送受信部322は、承認応答をサーバ110に返信する(ステップS8−1〜4)。ここで、サーバ110の制御部313は、図5Aの割り勘情報記憶部3151に記憶されている割り勘情報において、各ユーザの決済状態を「未支払い」に更新してもよい。なお、図6Bの「拒否」ボタン614の押下操作を受け付けた場合、端末120の送受信部322は、非承認応答をサーバ110に返信する。この場合、サーバ110の制御部313は、図5Aの割り勘情報記憶部3151に記憶されている割り勘情報において、当該端末120のユーザの決済状態を「拒否」に更新してもよい。
続いて、端末120Aの受付部321は、指定した各ユーザで割り勘をする操作をユーザAから受け付ける(ステップS9)。ステップS9の処理は、ユーザAが店舗等にて代金を一括で支払う前に実行されてもよい。この場合、端末120Aの受付部321は、例えば、当該代金の情報の入力をユーザAから受け付けてもよい。
また、ステップS9の処理は、例えば、サーバ110により提供される決済サービスを用いて、ユーザAにより店舗等にて代金を一括で支払った後で実行されてもよい。この場合、例えば、端末120Aの制御部323は、決済履歴から、割り勘対象とする決済を指定できるようにしてもよい。端末120Aの表示制御部324は、図6Cの例では、決済履歴画面621において、決済情報622、決済情報623を表示している。決済情報622には、決済日時622A、決済した店舗名または事業者名622B、決済額623Cが含まれている。決済情報622の表示領域を押下されると、端末120Aの表示制御部324は、図6Dのイベント選択画面631において、決済情報622と、ステップS2の処理で指定された割り勘対象の各ユーザを含むイベント情報633を表示させている。イベント情報633には、ステップS2の処理で指定された割り勘対象の各ユーザのIDまたは表示名633A、及びイベント名称633Bが含まれている。イベント情報633の表示領域を押下されると、端末120Aは、以下の処理を実行してもよい。または、イベント情報633の表示領域を押下されると、端末120Aの表示制御部324は、各ユーザの滞在時間の確認及び修正を行う表示画面を表示させ、確認ボタン等が押下されると、以下の処理を実行してもよい。これにより、端末120の電池切れ等により当該端末120のユーザの滞在時間が不正確な場合等に、ユーザAが確認、及び修正を行うことができる。
続いて、端末120Aの送受信部322は、指定した各ユーザで割り勘をする要求をサーバ110に送信する(ステップS10)。この要求には、割り勘ID、及び代金の情報が含まれてもよい。
続いて、サーバ110の制御部313は、当該各ユーザに対する割り勘額(負担額、分担額、請求額)を、当該各ユーザの滞在時間等に基づいて算出する(ステップS11)。なお、この処理については後述する。
続いて、サーバ110の送受信部312は、各ユーザに対して算出した割り勘額の支払い要求を、端末120B等にそれぞれ送信する(ステップS12−1〜4)。ここで、サーバ110の送受信部312は、図5Aの割り勘情報記憶部3151において当該割り勘IDに対応付けて記憶されている情報を、当該支払い要求に含めて送信してもよい。
続いて、端末120B等の表示制御部324は、それぞれ、受信した支払い要求を表示させる(ステップS13−1〜4)。ここで、端末120Bの表示制御部324は、図6Eの例では、割り勘情報表示画面641において、イベント名称642、代金643を表示させている。また、割り勘対象の各ユーザの情報を表示させる領域644から648において、それぞれ、ユーザID644Aから648Aに対応付けて、各ユーザの割り勘額645Bから648B、各ユーザの滞在時間645Cから648C、各ユーザの決済状態645Dから648Dを表示させている。なお、図5Aの例ではユーザBの決済状態が「未支払い」であるため、決済状態を「支払う」と表示し、「支払う」ボタン645Eを表示させている。なお、端末120Bの表示制御部324は、図5A、及び図6Eの例では、ユーザCに対しては、以下のステップS14−1からステップS17の処理が既に行われているため、ユーザCの決済状態は「支払い済み」と表示させている。
また、端末120Bの表示制御部324は、決済状態が「未支払い」、及び「未承認」であるユーザの情報は、決済状態が「支払い済み」のユーザの情報とは異なる表示態様で表示させてもよい。端末120Bの表示制御部324は、図6Eの例では、決済状態が「未支払い」であるユーザBの情報を表示させる領域645、及びユーザDの情報を表示させる領域647を、赤色等で表示させている。また、決済状態が「未承認」であるユーザEの情報を表示させる領域648を、黄色等で表示させている。なお、サーバ110の制御部313は、所定期間以上、割り勘額の支払いを行わないユーザの端末120に、リマインドのメッセージを送信してもよい。
続いて、端末120B等の受付部321は、各ユーザに対する割り勘額の支払いを承認する操作(決済操作)を、各ユーザからそれぞれ受け付ける(ステップS14−1〜4)。ここで、端末120Bの受付部321は、図6Eの「支払う」ボタン645Eの押下をユーザBから受け付ける。
続いて、端末120B等の送受信部322は、支払の承認応答をサーバ110に返信する(ステップS15−1〜4)。ここで、サーバ110の制御部313は、図5Aの割り勘情報記憶部3151に記憶されている割り勘情報において、各ユーザの決済状態を「支払い済み」に更新する。そして、サーバ110の送受信部312は、各端末120に、更新後の決済状態を通知する。これにより、以降では各端末120で表示される割り勘情報表示画面641において、支払いが完了したユーザの決済状態は「支払い済み」と表示されるため、各ユーザは、誰が既に払いを完了し、誰が未払いであるかを知ることができる。
続いて、サーバ110の制御部313は、ユーザ情報記憶部3152に記憶されているユーザ情報において、端末120B等のユーザB等の残高から、各ユーザに対する割り勘額を減算する(ステップS16)。
(ユーザ情報記憶部3152)
図5Bの例では、ユーザ情報記憶部3152には、ユーザIDに対応付けて、残高、所定の関係が設定されているユーザのユーザID、及び位置情報の履歴が記憶されている。ユーザIDはユーザの識別情報である。残高は、サーバ110により提供される決済サービスにおけるユーザの残高である。残高には、例えば、銀行口座、またはコンビニエンスストア等の店舗から入金(チャージ)された金額が含まれてもよい。所定の関係が設定されているユーザのユーザIDは、例えば、サーバ110により提供されるSNS等において友達として設定されているユーザのユーザIDである。位置情報の履歴は、ユーザの端末120で取得された現在位置の履歴である。
続いて、サーバ110の制御部313は、各ユーザの残高から減算した割り勘額を、ユーザAの残高に加算する(ステップS17)。なお、図4の例では、ユーザAがまず一括して代金を支払うことにより各ユーザの負担額を立て替える例について説明したが、これに変えて、各ユーザが、店舗のアカウントに対して割り勘額を決済するようにしてもよい。
なお、各端末120の表示制御部324は、ユーザの操作に応答し、サーバ110から取得した情報に基づいて、図6Eの割り勘情報表示画面641を表示してもよい。また、端末120Aの表示制御部324は、図6Eの割り勘情報表示画面641において、各ユーザの決済状態を「支払い済み」に更新するためのボタン(「支払い済み」ボタン)を、各ユーザに対応付けて表示させてもよい。一のユーザに対応付けられた「支払い済み」ボタンが押下されると、端末120Aの送受信部322は、当該一のユーザの決済状態を「支払い済み」に更新する要求をサーバ110に送信する。そして、サーバ110の制御部313は、図5Aの割り勘情報記憶部3151に記憶されている割り勘情報において、当該一のユーザの決済状態を「支払い済み」に更新する。これにより、例えば、幹事であるユーザAが、他のユーザから現金等で割り勘額を受け取った場合に、ユーザAの操作により当該他のユーザの決済状態を「支払い済み」に設定することができる。
≪割り勘対象候補の抽出処理≫
次に、図4のステップS1における割り勘対象選択画面を表示する際の、割り勘対象候補を抽出する処理の一例について説明する。
図4のステップS1で、端末120Aの送受信部322は、割り勘対象のユーザの候補の情報をサーバ110から取得し、表示制御部324は、取得した候補のユーザを図6Aの割り勘対象選択画面601に表示させてもよい。この場合、サーバ110の送受信部312は、所定のタイミング(例えば、定期的なタイミング)で各端末120の位置情報を各端末120から受信する。そして、サーバ110の制御部313は、基準位置から所定範囲(例えば、半径20m以内)に位置する端末120のユーザを選択し、選択したユーザの情報を送受信部322により端末120Aに送信してもよい。この場合、サーバ110の制御部313は、端末120Aの現在位置、またはユーザAにより指定された店舗等の住所の位置を、当該基準位置としてもよい。これにより、ユーザAの近くまたは会場の店舗内等にいる他のユーザを、割り勘対象のユーザの候補として抽出することができる。
また、サーバ110の制御部313は、ソーシャルグラフに基づいて、割り勘対象のユーザの候補を選択してもよい。
この場合、サーバ110の制御部313は、例えば、端末120Aの現在位置から所定範囲に位置する端末120のユーザのうち、図5Bのユーザ情報記憶部3152に記憶されている所定の関係が設定されているユーザのユーザIDに基づいて、割り勘対象のユーザの候補を選択してもよい。この場合、例えば、サーバ110の制御部313は、ユーザAと所定の関係が設定されているユーザ(友達のユーザ)、及びユーザAと所定の関係が設定されているユーザと所定の関係が設定されているユーザ(友達の友達のユーザ)を選択してもよい。これにより、ユーザAの近くにいる他のユーザのうち、ユーザAと飲食等を共にしていると考えられるユーザを、割り勘対象のユーザの候補として抽出することができる。なお、所定の関係とは、サーバ110または端末120が、2以上のユーザ間の所定の関係を記憶していることを意味する。限定でなく例として、所定の関係は、相互に関係構築を承認した関係、少なくとも一方が関係構築を申し入れた関係、ユーザ情報に基づき構築された関係、ユーザ行動に基づき構築された関係、所定の条件が満たされたことにより関係構築がなされた状態を含んでもよい。なお、ユーザ情報に基づき構築された関係とは、1以上の同一または類似するユーザ情報を有するユーザ同士を関係づけた関係を含んでもよいし、ユーザ行動に基づき構築された関係とは、1以上の同一または類似するユーザ行動を有するユーザ同士を関係づけた関係を含んでもよい。また、限定でなく例として、第1ユーザと所定の関係が設定されているユーザには、第1ユーザと所定の関係が設定されている第2ユーザのみならず、第2ユーザと所定の関係が設定されている第3ユーザ(友達の友達)も含まれてもよい。
また、ユーザと所定の関係が設定されているユーザ(ユーザと所定の関係にあるユーザ)は、限定ではなく例として、ユーザと所定の関係にある全てのユーザでもよいし、予め定められた所定の人数のユーザであってもよいし、親密度が所定の度合い以上のユーザであってもよい。
ここで、親密度とは、所定の期間内(1か月間や2か月間などの予め固定された期間でもよいし、所定の関係を構築してから現在までの期間でもよい)においてユーザとの間で送受信したメッセージの送受信量が多い順に親密度が高くなるように決定される度合いであってもよい。また、所定の期間内においてユーザ間で行われた取引(商品の売買や、資産の送受信・両替等などを含む)の回数が多い順に親密度が高くなるように決定される度合いでもよい。
また、親密度とは、所定の関係が構築されてから現在までの期間の長さが長いほど親密度が高くなるように決定される度合いであってもよい。所定の関係を構築してから現在までの期間の長さは、絶対値であってもよいし、ユーザと所定の関係にある1以上のユーザの中での相対値であってもよい。
また、親密度とは、ユーザと所定の関係にある複数の他のユーザについて、他のユーザがユーザの位置から所定の範囲内にいる時間の長さが長いほど、親密度が高くなるように決定される度合いであってもよい。また、親密度とは、ユーザと所定の関係にある複数のユーザについて、所定の関係が構築されてから現在までの期間と、各ユーザの位置情報とに基づいて推定される関係性(例えば家族関係にあると推定される等が高いほど親密度が高くなるように決定される度合いであってもよい。
また、親密度とは、ユーザと所定の関係にある複数の他のユーザについて、ユーザと共通のユーザの数(共通の友達の人数)が多いほど親密度が高くなるように決定される度合いであってもよい。
また、親密度とは、ユーザとコミュニケーションをとっているユーザと所定の関係を構築しているユーザのうち、ユーザ自身と所定の関係にあるユーザの数が多いほど親密度が高くなるように決定される度合いであってもよい。
また、親密度とは、ユーザ自身の属性と、ユーザと所定の関係にある複数のユーザの各々の属性との間における類似度が高いほど親密度が高くなるように決定される度合いであってもよい。ユーザの属性とは、限定ではなく例として、興味又は関心であってもよい。
また、図4のステップS1で、端末120Aの制御部323は、近距離無線通信により、割り勘対象のユーザの候補の情報を他の端末120から取得し、取得した他の端末120のユーザを表示制御部324により図6Aの割り勘対象選択画面601に表示させてもよい。この場合、当該近距離無線通信は、比較的近距離において端末120間で無線通信を確立できるものであればどのようなものであってもよい。近距離無線通信は、限定でなく例として、Wi−Fi、RFID(Radio Frequency Identifier)、NFC(Near Field Communication)、BLE(Bluetooth Low Energy)、超音波などを含む。
これにより、ユーザAの近くにいる他のユーザを、割り勘対象のユーザの候補として抽出することができる。また、端末120Aの制御部323は、ソーシャルグラフに基づいて、割り勘対象のユーザの候補を選択してもよい。この場合、端末120Aの制御部323は、例えば、近距離無線通信で検出した他の端末120のユーザのうち、ユーザAと所定の関係が設定されているユーザ(友達のユーザ)を選択し、選択したユーザを表示制御部324により図6Aの割り勘対象選択画面601に表示させてもよい。
また、図4のステップS1で、端末120Aの制御部323は、ユーザAの操作に応答して、イベントに参加している各ユーザの集合写真等または動画を撮影し、撮影した画像(静止画または動画)から各ユーザの顔を画像認識して各ユーザを特定し、特定した各ユーザを表示制御部324により図6Aの割り勘対象選択画面601に表示させてもよい。なお、この画像認識の処理は、サーバ110により実行されてもよい。この場合、端末120Aの制御部323は、撮影した画像をサーバ110に送信し、サーバ110の制御部313は、受信した画像から各ユーザの顔を画像認識して各ユーザを特定し、特定した各ユーザの情報を端末120Aに送信してもよい。
≪割り勘額の算出処理≫
次に、図7を参照し、図4のステップS11におけるサーバ110の制御部313が割り勘額を算出する処理の一例について説明する。図7は、実施形態に係る割り勘額を算出する処理の一例を示すフローチャートである。
ステップS101において、サーバ110の制御部313は、割り勘対象とするイベントの開始日時、及び終了日時を特定する。ここで、サーバ110の制御部313は、例えば、図4のステップS2の処理でユーザAにより指定されたイベントの開始日時、及び終了日時の情報を端末120Aから受信してもよい。または、図4のステップS9の処理でユーザAにより各ユーザで割り勘をする操作を端末120AがユーザAから受け付けた日時をイベントの終了日時としてもよい。または、各端末120から、サーバ110が提供する当該イベント用の画像共有サイトにアップロードされた各画像にメタデータとして付加されている撮影日時を参照し、最も古い撮影日時及び最も新しい撮影日時を、それぞれ、イベントの開始日時及び終了日時としてもよい。
続いて、サーバ110の制御部313は、割り勘対象の各ユーザの、イベントに参加している時間(滞在時間)を特定する(ステップS102)。ここで、サーバ110の制御部313は、図5Bのユーザ情報記憶部3152に記憶されている各ユーザの位置情報の履歴に基づいて、各ユーザの滞在時間を特定してもよい。これにより、各ユーザは自動で滞在時間をサーバ110に特定させることができる。
この場合、サーバ110の制御部313は、例えば、まず、各ユーザの端末120の位置情報を、定期的等のタイミングで各ユーザの端末120から取得し、取得した各ユーザの位置情報を管理してもよい。そして、サーバ110の制御部313は、イベントの開始日時から終了日時の間で、各ユーザが所定の場所に滞在していた時間を算出してもよい。ここで、サーバ110の制御部313は、当該所定の場所を、例えば、図4のステップS2等の処理でユーザAにより指定された位置から所定範囲内(例えば、半径20m以内)としてもよい。または、サーバ110の制御部313は、当該所定の場所を、例えば、図4のステップS2またはステップS9等の処理が行われた際の端末120Aの位置から所定範囲内(例えば、半径20m以内)としてもよい。
または、サーバ110の制御部313は、例えば、端末120AにおいてユーザAから入力を受け付けた各ユーザの参加時刻、及び退席時刻の情報に基づいて、各ユーザの滞在時間を特定してもよい。これにより、例えば、位置情報の通知を拒否しているユーザに対しても、滞在時間をサーバ110に特定させることができる。
続いて、サーバ110の制御部313は、各ユーザの滞在時間に基づいて、各ユーザに対する割り勘額を算出する(ステップS103)。ここで、サーバ110の制御部313は、滞在時間が長いほど、割り勘額が高くなるように算出する。この場合、サーバ110の制御部313は、例えば、各ユーザの滞在時間の比を、各ユーザの割り勘額の比として、各ユーザの割り勘額を算出してもよい。この場合、図5Aの例では、ユーザAからユーザEの各ユーザの滞在時間の比は、2:2:1:1:1である。そのため、例えば、ユーザAの割り勘額は、代金の25480円の2/7の額である7280円と算出されている。
なお、サーバ110の制御部313は、ユーザA等から各ユーザの割り勘額の基本料が設定されている場合は、代金と、各ユーザの基本料の合計額との差額分に対して、各ユーザの滞在時間に基づいて、各ユーザに対する負担額を算出してもよい。この場合、サーバ110の制御部313は、基本料と、差額分に対する負担額との合計額を、各ユーザの割り勘額とする。これにより、例えば、食事のみのコース料理を注文し、飲料は各自で注文する場合に、コース料理の代金は滞在時間に関わらずに各ユーザに支払わせることができる。なお、代金が割り切れない場合には、サーバ110の制御部313は、各ユーザの割り勘額の小数点以下の金額を繰り上げてもよい。または、サーバ110の制御部313は、各ユーザの小数点以下の金額を切り捨て、不足分をサーバ110の事業者(決済事業者)により負担させるようにしてもよい。
以下で、実施形態における処理の一例について説明する。以下の各実施例の処理は、他の実施例の処理と組み合わせて実行させることもできる。
<<第1実施例>>
第1実施例は、一のユーザが、他のユーザの割り勘額の少なくとも一部を代わりに支払えるようにする実施例である。第1実施例により、例えば、上司が部下の割り勘額の少なくとも一部を奢る、先輩が後輩の割り勘額の少なくとも一部を奢る等の場合の処理を実行できる。
<<第1実施例の処理>>
図8A、及び図8Bを参照し、第1実施例の処理について説明する。図8A、及び図8Bは、実施形態に係る端末120の表示画面の一例について説明する図である。
以下では、端末120BのユーザBが、ユーザDの割り勘額の少なくとも一部を支払う例について説明する。なお、以下の処理は、ユーザBがユーザBの割り勘額を支払い済みでも未支払いでもよく、ユーザDはユーザDの割り勘額を支払い済みでも未支払いでもよい。ユーザB以外のユーザが、他のユーザの割り勘額の少なくとも一部を支払う場合も、以下の処理と同様である。
端末120Bの表示制御部324は、図6Eの割り勘情報表示画面641を表示している際に、ユーザDの領域647をユーザBにより押下された場合、端末120Bは、図8Aの支払額指定画面811を表示させる。端末120Bの表示制御部324は、図8Aの例では、ユーザD対して算出された割り勘額を示すメッセージ812、ユーザD対して算出された割り勘額のうちユーザBが代わりに支払う金額を入力する入力欄813、及び「支払う」ボタン814を表示させている。図8Aの例では、入力欄813に2000円がユーザBにより入力されている。
ここで、「支払う」ボタン814が押下されると、端末120Bの送受信部322は、代理支払い要求をサーバ110に送信する。ここで、代理支払い要求には、ユーザDのユーザID、及び入力欄813に入力された金額の情報が含まれる。
そして、サーバ110の制御部313は、図5Aの割り勘情報記憶部3151に記憶されている割り勘情報において、ユーザDの決済状態を「未支払い(ユーザBにより2000円が代理で支払われた)」に更新する。そして、サーバ110の制御部313は、各端末120に、更新後の決済状態を通知する。そして、各端末120の表示制御部324は、表示画面を、図6Eの割り勘情報表示画面641から図8Bの割り勘情報表示画面821に更新する。各端末120の表示制御部324は、図8Bの例では、図6Eの例と比較して、ユーザDの本来の割り勘額822Aに取り消し線を引いて見え消しで表示させ、ユーザDに割り当てられた残りの割り勘額822Bを表示している。残りの割り勘額822Bは、本来の割り勘額である3640円からユーザBにより代理で支払われた2000円を減算した額である1640円である。また、ユーザBにより2000円がユーザDの代理で支払われたことを示すメッセージ823を表示させている。これにより、以降では各端末120で表示される割り勘情報表示画面641において、ユーザDの決済状態は「未支払い(ユーザBにより2000円が代理で支払われた)」と表示されるため、各ユーザは、ユーザBがユーザDの割り勘額の一部を奢ったことを知ることができる。
そして、サーバ110の制御部313は、ユーザ情報記憶部3152に記憶されているユーザ情報において、端末120BのユーザBの残高から、入力欄813に入力された金額を減算する。そして、サーバ110の制御部313は、ユーザDが既にユーザDの割り勘額を支払い済みであるか否かを判定し、支払い済みの場合、減算した当該金額をユーザDの残高に加算する。一方、支払い済みでない場合、減算した当該金額をユーザAの残高に加算する。
なお、一のユーザが、奢る対象のユーザを指定せずに、当該一のユーザに対する割り勘額よりも多い金額を支払えるようにしてもよい。以下では、ユーザBに対して算出された割り勘額が7280円の場合に、ユーザBが10000円を支払う例について説明する。
まず、端末120Bの受付部321は、図8Aの支払額指定画面811等において、ユーザBに対して算出された割り勘額よりも多い金額を支払う操作を受け付ける。そして、端末120Bの送受信部322は、ユーザBに指定された額の支払い要求をサーバ110に送信する。
そして、サーバ110の制御部313は、ユーザBの決済状態を「支払い済み」に更新し、ユーザBに指定された額である10000円とユーザBに対して算出された割り勘額である7280円との差額2720円を算出する。そして、サーバ110の制御部313は、算出した差額2720円をユーザB以外の各ユーザで均等割りした額、または各ユーザの滞在時間の比に基づいて分配した額を、各ユーザの割り勘額から減算する。なお、この場合、サーバ110の制御部313は、イベントの幹事であるユーザAに所定の割合または所定の金額だけ多い額を分配してもよい。また、サーバ110の制御部313は、支払った順が早い程、多い額を分配してもよい。またはイベントの終了日時から割り勘額を支払った日時までが短い程、多い額を分配してもよい。この場合、割り勘額を支払ったユーザに対しては、当該ユーザの残高に、分配された額を加算してもよい。これにより、各ユーザに対し、早く支払うことのインセンティブを与えることができる。
そして、サーバ110の制御部313は、当該各ユーザの決済状態に、ユーザBにより各ユーザに対して減算された額が代理で支払われたことを示す情報を記憶し、当該各ユーザの決済状態を各端末120に表示させる。
なお、サーバ110の制御部313は、決済状態が「未支払い」、または「未承認」の一のユーザの端末120から、支払い拒否要求を受信すると、割り勘対象の各ユーザのうち、当該一のユーザ以外のユーザの端末に、支払い拒否要求をそれぞれ転送する。そして、当該一のユーザ以外のユーザの端末120から承認応答を受信すると、当該一のユーザに対する割り勘額を、割り勘対象の各ユーザのうち当該一のユーザ以外のユーザで、滞在時間に基づいて分担するよう、各ユーザの割り勘額を再度算出してもよい。なお、この場合、サーバ110の制御部313は、割り勘対象の各ユーザのうち、決済状態が「未支払い」であるユーザの端末にのみ、支払い拒否要求をそれぞれ転送してもよい。これにより、支払い済みのユーザは、支払った後に割り勘が増額されることを免れることができる。
<<第2実施例>>
第2実施例は、サーバ110により提供されるメッセージングサービスの情報も用いて、割り勘額を算出する実施例である。第2実施例により、例えば、複数のユーザで代金の支払いを分担することが容易にできる。
<第2実施例の機能構成>
図9は、第2実施例に係るサーバ110、及び端末120の機能的な構成を示すブロック図の一例を示す図である。図9の例では、図3の例と比較して、サーバ110の記憶部315にメッセージング情報記憶部3153を有し、サーバ110がメッセージング処理部316を有する点が異なる。
メッセージング処理部316は、例えば、SNSによるメッセージングサービスを端末120のユーザに提供する処理を行う。
<<第2実施例の処理>>
図10、及び図11を参照し、第2実施例の処理について説明する。図10は、第2実施例に係るメッセージング情報記憶部3153に記憶されるメッセージング情報の一例を示す図である。図11は、第2実施例に係る端末120の表示画面の一例を示す図である。
第2実施例では、まず、図4のステップS2で、端末120Aの受付部321は、例えば、イベント名称、及びイベントに参加する各ユーザを指定する操作を受け付ける。そして、サーバ110のメッセージング処理部316は、ユーザAに指定されて情報に基づき、イベントのためのメッセージングサービス用のグループを設定する。そして、当該グループに含まれる各ユーザは、サーバ110により提供されるメッセージングサービスを用いてメッセージ、及び画像等のコンテンツの送受信を行う。ここで、サーバ110のメッセージング処理部316は、当該グループで送受信されたコンテンツをメッセージング情報記憶部3153に記憶しておく。
(メッセージング情報記憶部3153)
図10の例では、メッセージング情報記憶部3153には、グループIDに対応付けて、参加する各ユーザのユーザID、割り勘ID、及び送受信履歴が記憶されている。グループIDは、例えば、割り勘を行う飲食等のイベントに参加する各ユーザのグループの識別情報である。参加する各ユーザのユーザIDは、割り勘を行う飲食等のイベントに参加する各ユーザのユーザIDである。送受信履歴は、各コンテンツ、各コンテンツの送信日時、及び各コンテンツを送信したユーザのユーザIDの情報を含む。
各端末120の表示制御部324は、図11の例では、インスタントメッセージング画面1101において、イベント名称1102、イベントに参加する各ユーザのIDまたは表示名1103、各コンテンツ1104Cから1107Cを送信した各ユーザのIDまたは表示名1104Aから1107A、当該各ユーザのアイコン1104Bから1107B、各コンテンツが送信された日時である送信日時1104Dから1107Dを表示させている。なお、1106Aの「店舗A」は、当該イベントが行われる店舗のBot用のアカウントのユーザであり、ユーザがコンテンツ1105Cの「○○飲料を4つ」等のメッセージを送信すると、当該店舗はAIにより注文を受け付ける。
そして、図4のステップS11で、サーバ110の制御部313は、メッセージング情報記憶部3153に記憶されている当該グループで送受信されたコンテンツに基づいて、割り勘対象の各ユーザの滞在時間を特定し、各ユーザに対する割り勘額を算出する。
ここで、サーバ110の制御部313は、図7のステップS101において、各メッセージの意味をAI等により分析することにより、割り勘対象とするイベントの開始日時、及び終了日時を特定してもよい。この場合、例えば、ユーザAにより送信された「これから開始します」というコンテンツ1104Cの送信日時1104Dを、イベントの開始日時として特定してもよい。
また、サーバ110の制御部313は、図7のステップS102において、各メッセージの意味をAI等により分析することにより、割り勘対象の各ユーザの、イベントに参加している時間を特定してもよい。この場合、例えば、ユーザDにより送信された「到着しました」というコンテンツ1107Cの送信日時1107Dを、ユーザDのイベントへの参加開始日時として特定してもよい。また、ユーザから送信された「先に帰ります」等のメッセージの送信日時を、当該ユーザのイベントへの参加終了日時として特定してもよい。
以上の説明に関し、更に以下の項を開示する。
(付記1)
情報処理装置が、
第1ユーザがイベントに参加している第1時間、及び第2ユーザが前記イベントに参加している第2時間をそれぞれ特定する処理と、
前記第1時間及び前記第2時間に基づいて、前記イベントの代金のうち、前記第1ユーザの第1負担額及び前記第2ユーザの第2負担額をそれぞれ算出する処理と、を実行する情報処理方法。
(付記2)
前記第1時間と、前記第2時間とは互いに異なる時間である、付記1に記載の情報処理方法。
(付記3)
前記第1ユーザの残高から前記イベントの代金を決済する処理と、
前記第2負担額の決済が前記第2ユーザに承認された場合、前記第2負担額を前記第2ユーザの残高から減算し、前記第2負担額を前記第1ユーザの残高に加算する処理と、を実行する付記1または2に記載の情報処理方法。
(付記4)
前記特定する処理は、
前記第2ユーザに対応付けられた第2情報処理端末の位置情報、または、メッセージングサービスを用いて前記第1ユーザと前記第2ユーザとを含むグループ内で送受信されたコンテンツに基づいて、前記第2時間を特定する、
付記1から3のいずれか一項に記載の情報処理方法。
(付記5)
前記イベントの代金を分担するユーザの候補として、前記第1ユーザに対応付けられた第1情報処理端末の位置または前記イベントの位置から、所定範囲内に位置する前記第2ユーザの情報を前記第1情報処理端末に表示させる情報を送信する第1送信処理を実行する、付記1から4のいずれか一項に記載の情報処理方法。
(付記6)
前記第1送信処理は、
前記第1ユーザと所定の関係が設定されているユーザのうち、前記第1情報処理端末の位置または前記イベントの位置から、所定範囲内に位置する前記第2ユーザの情報を送信する、付記5に記載の情報処理方法。
(付記7)
前記特定する処理は、第3ユーザが前記イベントに参加している第3時間を特定し、
前記算出する処理は、前記第1時間、前記第2時間、及び前記第3時間に基づいて、前記イベントの代金のうち、前記第3ユーザの第3負担額を算出する、付記1から6のいずれか一項に記載の情報処理方法。
(付記8)
前記第3負担額の少なくとも一部の金額に対する決済が、前記第2ユーザから要求された場合に、前記第3負担額から当該金額を減算する処理を実行する、付記7に記載の情報処理方法。
(付記9)
前記第2ユーザの残高から前記第3負担額の少なくとも一部の金額を減算し、当該金額を前記第1ユーザの残高に加算する処理を実行する、付記8に記載の情報処理方法。
(付記10)
前記第3ユーザの前記第3負担額の決済状況を表示させる情報を、前記第1ユーザに対応付けられた第1情報処理端末及び前記第2ユーザに対応付けられた第2情報処理端末の少なくとも1つに送信する第2送信処理を実行する、付記7から9のいずれか一項に記載の情報処理方法。
(付記11)
前記第1負担額と、前記第2負担額と、前記第3負担額との合計である合計金額が、前記イベントの代金よりも大きい場合に、当該合計金額と前記イベントの代金との差額の少なくとも一部を、前記第1ユーザの残高、前記第2ユーザの残高、前記第3ユーザの残高のうち少なくとも1つに加算する処理を実行する、付記7から10のいずれか一項に記載の情報処理方法。
(付記12)
第1ユーザがイベントに参加している第1時間、及び第2ユーザが前記イベントに参加している第2時間をそれぞれ特定し、
前記第1時間及び前記第2時間に基づいて、前記イベントの代金のうち、前記第1ユーザの第1負担額及び前記第2ユーザの第2負担額をそれぞれ算出する制御部を有する情報処理装置。
(付記13)
情報処理装置に、
第1ユーザがイベントに参加している第1時間、及び第2ユーザが前記イベントに参加している第2時間をそれぞれ特定する処理と、
前記第1時間及び前記第2時間に基づいて、前記イベントの代金のうち、前記第1ユーザの第1負担額及び前記第2ユーザの第2負担額をそれぞれ算出する処理と、を実行させるプログラム。
100 通信システム
110 サーバ
311 受付部
312 送受信部
313 制御部
314 表示制御部
315 記憶部
3151 割り勘情報記憶部
3152 ユーザ情報記憶部
3153 メッセージング情報記憶部
316 メッセージング処理部
120 端末
321 受付部
322 送受信部
323 制御部
324 表示制御部
325 記憶部
326 位置情報測定部

Claims (16)

  1. 情報処理装置が、
    第1ユーザがイベントに参加している第1時間、第2ユーザが前記イベントに参加している第2時間、及び第3ユーザが前記イベントに参加している第3時間を特定する処理と、
    前記第1時間、前記第2時間、及び前記第3時間に基づいて、前記イベントの代金のうち、前記第1ユーザの第1負担額、前記第2ユーザの第2負担額、及び前記第3ユーザの第3負担額を算出する処理と、
    前記第1ユーザにより前記第1負担額よりも高い第1金額が支払われた場合、前記第1金額と前記第1負担額との差額の少なくとも一部を前記第2ユーザ、及び前記第3ユーザに分配する処理と、
    前記第3ユーザの前記第3負担額の少なくとも一部である第2金額に対する決済が、前記第2ユーザから要求された場合、前記第2ユーザの残高から前記第2金額を減算し、
    前記第2金額が前記第2ユーザにより代理で支払われたことを示す情報を、前記第1ユーザに対応付けられた第1情報処理端末及び前記第3ユーザに対応付けられた第3情報処理端末の少なくとも一方に送信する処理と、を実行する情報処理方法。
  2. 情報処理装置が、
    第1ユーザがイベントに参加している第1時間、第2ユーザが前記イベントに参加している第2時間、及び第3ユーザが前記イベントに参加している第3時間を特定する処理と、
    前記第1時間、前記第2時間、及び前記第3時間に基づいて、前記イベントの代金のうち、前記第1ユーザの第1負担額、前記第2ユーザの第2負担額、及び前記第3ユーザの第3負担額を算出する処理と、
    前記第1ユーザにより前記第1負担額よりも高い第1金額が支払われた場合、前記第1金額と前記第1負担額との差額のうち、前記第2ユーザ、及び前記第3ユーザが支払った順または日時に応じた各金額を前記第2ユーザ、及び前記第3ユーザに分配する処理と、を実行する情報処理方法。
  3. 前記分配する処理は、前記第1金額と前記第1負担額との差額を上限とした金額を、前記第2負担額、及び前記第3負担額から減額する処理を含む、請求項1または2に記載の情報処理方法。
  4. 前記分配する処理は、前記第1金額と前記第1負担額との差額を上限とした金額を、前記第2ユーザの残高、及び前記第3ユーザの残高に加算する処理を含む、請求項1から3のいずれか一項に記載の情報処理方法。
  5. 前記特定する処理では、
    メッセージングサービスを用いて前記第1ユーザと前記第2ユーザとを含むグループ内で送受信されたメッセージの内容に基づいて、前記第2時間を特定する、請求項1から4のいずれか一項に記載の情報処理方法。
  6. 前記第1時間と、前記第2時間とは互いに異なる時間である、請求項1からのいずれか一項に記載の情報処理方法。
  7. 前記第1ユーザの残高から前記イベントの代金を決済する処理と、
    前記第2負担額の決済が前記第2ユーザに承認された場合、前記第2負担額を前記第2ユーザの残高から減算し、前記第2負担額を前記第1ユーザの残高に加算する処理と、を実行する請求項1からのいずれか一項に記載の情報処理方法。
  8. 前記特定する処理は、
    前記第2ユーザに対応付けられた第2情報処理端末の位置情報に基づいて、前記第2時間を特定する、
    請求項1からのいずれか一項に記載の情報処理方法。
  9. 前記イベントの代金を分担するユーザの候補として、前記第1ユーザに対応付けられた第1情報処理端末の位置または前記イベントの位置から、所定範囲内に位置する前記第2ユーザの情報を前記第1情報処理端末に表示させる情報を送信する第1送信処理を実行する、請求項1からのいずれか一項に記載の情報処理方法。
  10. 前記第1送信処理は、
    前記第1ユーザと所定の関係が設定されているユーザのうち、前記第1情報処理端末の位置または前記イベントの位置から、所定範囲内に位置する前記第2ユーザの情報を送信する、請求項に記載の情報処理方法。
  11. 前記第3ユーザの前記第3負担額の決済状況を表示させる情報を、前記第1ユーザに対応付けられた第1情報処理端末及び前記第2ユーザに対応付けられた第2情報処理端末の少なくとも一方に送信する第2送信処理を実行する、請求項1から10のいずれか一項に記載の情報処理方法。
  12. 前記第1負担額と、前記第2負担額と、前記第3負担額との合計である合計金額が、前記イベントの代金よりも大きい場合に、当該合計金額と前記イベントの代金との差額の少なくとも一部を、前記第1ユーザの残高、前記第2ユーザの残高、前記第3ユーザの残高のうち少なくとも1つに加算する処理を実行する、請求項1から11のいずれか一項に記載の情報処理方法。
  13. 第1ユーザがイベントに参加している第1時間、第2ユーザが前記イベントに参加している第2時間、及び第3ユーザが前記イベントに参加している第3時間を特定し、
    前記第1時間、前記第2時間、及び前記第3時間に基づいて、前記イベントの代金のうち、前記第1ユーザの第1負担額、前記第2ユーザの第2負担額、及び前記第3ユーザの第3負担額を算出し、
    前記第1ユーザにより前記第1負担額よりも高い第1金額が支払われた場合、前記第1金額と前記第1負担額との差額の少なくとも一部を前記第2ユーザ、及び前記第3ユーザに分配し、
    前記第3ユーザの前記第3負担額の少なくとも一部である第2金額に対する決済が、前記第2ユーザから要求された場合、前記第2ユーザの残高から前記第2金額を減算し、
    前記第2金額が前記第2ユーザにより代理で支払われたことを示す情報を、前記第1ユーザに対応付けられた第1情報処理端末及び前記第3ユーザに対応付けられた第3情報処理端末の少なくとも一方に送信する制御部を有する情報処理装置。
  14. 第1ユーザがイベントに参加している第1時間、第2ユーザが前記イベントに参加している第2時間、及び第3ユーザが前記イベントに参加している第3時間を特定し、
    前記第1時間、前記第2時間、及び前記第3時間に基づいて、前記イベントの代金のうち、前記第1ユーザの第1負担額、前記第2ユーザの第2負担額、及び前記第3ユーザの第3負担額を算出し、
    前記第1ユーザにより前記第1負担額よりも高い第1金額が支払われた場合、前記第1金額と前記第1負担額との差額のうち、前記第2ユーザ、及び前記第3ユーザが支払った順または日時に応じた各金額を前記第2ユーザ、及び前記第3ユーザに分配する制御部を有する情報処理装置。
  15. 情報処理装置に、
    第1ユーザがイベントに参加している第1時間、第2ユーザが前記イベントに参加している第2時間、及び第3ユーザが前記イベントに参加している第3時間を特定する処理と、
    前記第1時間、前記第2時間、及び前記第3時間に基づいて、前記イベントの代金のうち、前記第1ユーザの第1負担額、前記第2ユーザの第2負担額、及び前記第3ユーザの第3負担額を算出する処理と、
    前記第1ユーザにより前記第1負担額よりも高い第1金額が支払われた場合、前記第1金額と前記第1負担額との差額の少なくとも一部を前記第2ユーザ、及び前記第3ユーザに分配する処理と、
    前記第3ユーザの前記第3負担額の少なくとも一部である第2金額に対する決済が、前記第2ユーザから要求された場合、前記第2ユーザの残高から前記第2金額を減算し、
    前記第2金額が前記第2ユーザにより代理で支払われたことを示す情報を、前記第1ユーザに対応付けられた第1情報処理端末及び前記第3ユーザに対応付けられた第3情報処理端末の少なくとも一方に送信する処理と、を実行させるプログラム。
  16. 情報処理装置に、
    第1ユーザがイベントに参加している第1時間、第2ユーザが前記イベントに参加している第2時間、及び第3ユーザが前記イベントに参加している第3時間を特定する処理と、
    前記第1時間、前記第2時間、及び前記第3時間に基づいて、前記イベントの代金のうち、前記第1ユーザの第1負担額、前記第2ユーザの第2負担額、及び前記第3ユーザの第3負担額を算出する処理と、
    前記第1ユーザにより前記第1負担額よりも高い第1金額が支払われた場合、前記第1金額と前記第1負担額との差額のうち、前記第2ユーザ、及び前記第3ユーザが支払った順または日時に応じた各金額を前記第2ユーザ、及び前記第3ユーザに分配する処理と、を実行させるプログラム。
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