JP6634862B2 - 排水の処理方法、および排水の処理装置 - Google Patents
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Description
窒素処理としては、硝化液循環法、内性脱窒法、間欠曝気法などの方法が知られている。
内性脱窒法では、硝化工程の後段でメタノール等の有機物を添加することによって脱窒処理を行うため、高い窒素除去率を得ることが可能である。しかし、メタノール添加によるコスト上昇が問題となっている。
間欠曝気膜分離活性汚泥法では、例えば図12に示すように、間欠曝気槽10と膜分離槽20とを備えた排水の処理装置2を用い、間欠曝気槽10において活性汚泥により生物処理が行われ、膜分離槽20において膜濾過が行われる。具体的には、窒素含有排水等の被処理水を間欠曝気槽10に導き、間欠的に曝気処理を行う。曝気している間は硝化反応が進行し、曝気を停止している間は脱窒反応が進行する。間欠曝気槽10内の生物処理水と活性汚泥とからなる汚泥含有水は膜分離槽20に移送され、膜分離槽20に設置された膜モジュール22に備わる濾過膜により膜濾過される。また、膜濾過の継続に伴い活性汚泥が濃縮されてしまうため、通常、膜濾過を行っている間は、返送流路27により膜分離槽20から間欠曝気槽10に膜分離槽20内の汚泥含有水の一部を返送して、間欠曝気槽10と膜分離槽20との間で汚泥含有水を循環させる。
通常、膜濾過中は膜モジュール22の下方に設置された散気管21によりエアを吐出して、膜分離槽20内を曝気する。そのため、膜分離槽20から間欠曝気槽10に返送される汚泥含有水は、溶存酸素量(DO)が高い。
例えば図13(a)に示すように、間欠曝気と膜分離活性汚泥法とを組合せた窒素含有排水の処理方法において、曝気停止中(脱窒中)にも汚泥含有水の循環を行い、膜分離槽20から間欠曝気槽10に高DOの汚泥含有水を返送すると、脱窒に必要な無酸素状態が間欠曝気槽10内において形成されにくく、十分に窒素が除去されなくなる。
しかし、曝気停止中に膜濾過も停止するとその分、膜濾過時間が短くなるため、処理効率が低下する。処理効率を維持するために濾過膜の膜面積を大きくすることも考えられるが、コスト上昇となるため経済的ではない。
また、リン処理を行う場合も嫌気条件が必須であるため、上記と同様の問題が生じる。
[1] 被処理水を間欠曝気槽に導き、曝気と曝気停止とを繰り返して、活性汚泥により生物処理する間欠曝気工程と、間欠曝気槽内の生物処理水と活性汚泥とからなる汚泥含有水を膜分離槽に移送して膜濾過する膜濾過工程と、膜分離槽から間欠曝気槽に、膜分離槽内の汚泥含有水の一部を返送させる返送工程とを有する、間欠曝気膜分離活性汚泥法により排水を処理する方法において、前記間欠曝気槽を複数用い、排水処理を行っている間は1槽以上の間欠曝気槽が曝気状態となるように、各間欠曝気槽の運転を制御し、汚泥含有水の移送および返送を曝気状態にある間欠曝気槽と膜分離槽との間で行う、排水の処理方法。
[2] 間欠曝気槽の数をnとし、間欠曝気工程における曝気時間をt1、曝気停止時間をt2とし、t1とt2の最大公約数をaとしたときに、下記式(1)を満たす、[1]に記載の排水の処理方法。
n=t1/a+t2/a ・・・(1)
[3] 曝気状態にある間欠曝気槽と膜分離槽との間で行われる汚泥含有水の移送および返送の開始を、その間欠曝気槽での曝気開始から遅らせる、[2]に記載の排水の処理方法。
[4] 全ての間欠曝気槽の運転のタイミングが異なるように、各間欠曝気槽の曝気を制御する、[1]〜[3]のいずれか1つに記載の排水の処理方法。
[6] 全ての間欠曝気槽の運転のタイミングが異なるように、各間欠曝気槽の曝気が制御されている、[5]に記載の排水の処理装置。
また、本発明の排水の処理装置によれば、効率的に窒素処理やリン処理と、膜濾過処理とを達成できる。
[排水の処理装置]
図1は、本発明の排水の処理装置の一例を示す概略構成図である。
図1に示す排水の処理装置1は、2槽の間欠曝気槽10と、1槽の膜分離槽20とを具備する。以下、2槽の間欠曝気槽10のうち、一方を「第一の間欠曝気槽」といい、他方を「第二の間欠曝気槽」ともいう。
間欠曝気槽10は、槽内を間欠曝気するための散気管11と、槽内を攪拌するための攪拌手段12を備える。
散気管11には、散気管11にエアを供給する導入管13が接続され、導入管13にブロア14が設置されている。ブロア14には、ブロア制御装置15が接続されている。
散気管11としては、ブロア14から供給されるエアを上方へ吐出できるものであれば特に限定されないが、例えば、穴あきの単管や、メンブレンタイプのものが挙げられる。
被処理水流路16は、被処理水を貯留する原水タンク(図示略)から被処理水を間欠曝気槽10に供給するための流路である。被処理水流路16には原水ポンプ18が設置されている。
汚泥含有水流路17は、間欠曝気槽10から引き抜かれた生物処理水と活性汚泥とからなる汚泥含有水を膜分離槽20に移送するための流路である。
膜分離槽20は、槽内を曝気するための散気管21と、濾過膜を備える膜モジュール22とを備える。
散気管21には、散気管21にエアを供給する導入管23が接続され、導入管23にブロア24が設置されている。
散気管21としては、ブロア24から供給されるエアを上方へ吐出できるものであれば特に限定されないが、例えば、穴あきの単管や、メンブレンタイプのものが挙げられる。
濾過膜としては、濾過能を有するものであれば特に限定されないが、例えば、中空糸膜、平膜、チューブラ膜、モノリス型膜などが挙げられる。これらの中でも、容積充填率が高いことから、中空糸膜が好ましい。
濾過膜としてモノリス型膜を用いる場合は、セラミック製の膜を用いることが好ましい。
また、図示例の排水の処理装置1は、2槽の間欠曝気槽10で1つのブロア14を共有しているが、各間欠曝気槽10にブロア14を個々に設置してもよい。
<第一の実施形態>
次に、本発明の排水の処理方法の第一の実施形態例について、被処理水として窒素を含む排水を例にとり、図1および図2に示すタイムチャートを参照しながら説明する。
なお、以下に説明する排水の処理方法は、間欠曝気槽10が2槽の場合であるが、間欠曝気槽10は3槽以上であってもよい。
被処理水は、予め原水タンク(図示略)に貯留されており、被処理水の量的および質的な変動を吸収し、さらにスクリーンを経て粗大な夾雑物を除去した後に、間欠曝気槽10に導かれるのが好ましい。
MLSSは高濃度である方が生物処理効率の観点では好ましいが、20,000mg/Lを超えると汚泥粘度が過剰に高くなり、膜モジュール22の濾過膜への汚泥固着の原因となることがある。
所定の時間が経過したら、第二の間欠曝気槽の曝気を停止し、被処理水を導く(曝気停止工程)。一方、第一の間欠曝気槽には被処理水を流入せずに曝気を開始する(曝気工程)。さらに、第一の間欠曝気槽と膜分離槽との間で汚泥含有水を循環させつつ、膜分離槽において汚泥含有水を膜濾過する。
このように、所定の時間が経過する度に、第一の間欠曝気槽および第二の間欠曝気槽において曝気と曝気停止とを繰り返す。
以下、間欠曝気、膜濾過、および循環の流れを具体的に説明する。
被処理水は、曝気停止工程の開始直後に短時間で第一の間欠曝気槽10aに供給されることが好ましい。これは、被処理水の供給時間が短くなるほど、曝気停止工程において生じる脱窒反応の時間が長くなり、より効率よく窒素除去を行うことができるためである。そのため、予め設定された所定量の被処理水が第一の間欠曝気槽10aに供給された後は、原水ポンプ18を止めて、被処理水の供給を停止することが好ましい。
有機物の一部は、水と二酸化炭素にまで分解される。また、有機物の一部は、活性汚泥を構成する微生物の増殖に使用され、最終的に余剰汚泥となって排出される。
また、脱窒反応により活性汚泥のpHが変動する場合がある。そのような場合には、pH調整手段(図示略)によりアルカリや酸を添加し、活性汚泥のpHを生物処理に適した中性付近に調整することが好ましい。
窒素成分は、タンパク質、アミノ酸、尿素などの有機体窒素;アンモニア、硝酸、亜硝酸などの無機体窒素として被処理水に含まれている。タンパク質などの有機体窒素は生物的な加水分解や酸化作用によってアンモニアとなる。アンモニアはさらに活性汚泥に含まれるアンモニア酸化細菌、亜硝酸酸化細菌等の微生物によって、硝酸および亜硝酸にまで酸化される。そのため、活性汚泥中のアンモニアおよび有機物の濃度は、曝気工程の時間の経過とともに低くなる。
間欠曝気槽10と膜分離槽20との間を循環する汚泥含有水の流量は、膜濾過される汚泥含有水の量に対して2〜5倍程度が好ましい。2倍未満であると膜分離槽20内で活性汚泥が過剰に濃縮する傾向にあり、5倍を超えると循環に要する動力が過剰となり、運転コストが増大する傾向にある。
被処理水は、曝気停止工程の開始直後に短時間で第二の間欠曝気槽10bに供給されることが好ましい。そのため、予め設定された所定量の被処理水が第二の間欠曝気槽10bに供給された後は、原水ポンプ18を止めて、被処理水の供給を停止することが好ましい。
なお、排水処理中、ブロア14、24、膜濾過ポンプ26および循環ポンプ28は作動させたままである。
また、曝気工程の間は、第一の間欠曝気槽10aと膜分離槽20との間で汚泥含有水を循環させる。第一の間欠曝気槽10aから膜分離槽20へ移送された汚泥含有水は、膜分離槽20の膜モジュール22により膜濾過される。膜モジュール22の濾過膜を透過した透過水は、透過水流路25を通って膜分離槽20から排出される。また、膜分離槽20内の汚泥含有水の一部は第一の間欠曝気槽10aに返送される。
n=t1/a+t2/a ・・・(1)
なお、t1およびt2の単位が「時間」であり、かつ整数でない場合は、「時間」を「分」に換算して整数にした後にt1とt2の最大公約数を求め、上記式(1)に代入する。
膜濾過を効率よく行うためには、膜分離槽内の汚泥含有水の水質が安定していることが好ましい。膜分離槽中での汚泥含有水の水質を安定させるには、各間欠曝気槽と膜分離槽との間で行われる汚泥含有水の循環中に、各間欠曝気槽から膜分離槽に移送される汚泥含有水中のアンモニアおよび有機物のトータルの濃度を略一定にすればよい。間欠曝気槽の数(n)と、間欠曝気工程における曝気時間(t1)および曝気停止時間(t2)とが上記式(1)を満たせば、各間欠曝気槽から膜分離槽に移送される汚泥含有水中のアンモニアおよび有機物のトータルの濃度を略一定にでき、膜分離槽内の汚泥含有水の水質が安定しやすい。
以下、図2〜9に示すタイムチャートを参照しながら具体的に説明する。
また、間欠曝気槽が3槽(n=3)であり、間欠曝気槽の数(n)と、間欠曝気工程における曝気時間(t1)および曝気停止時間(t2)とが上記式(1)を満たす場合、各間欠曝気槽の運転のタイミングは、例えば図3に示すタイムチャートとなる。
また、間欠曝気槽が4槽(n=4)であり、間欠曝気槽の数(n)と、間欠曝気工程における曝気時間(t1)および曝気停止時間(t2)とが上記式(1)を満たす場合、各間欠曝気槽の運転のタイミングは、例えば図4に示すタイムチャートとなる。
よって、曝気状態にある間欠曝気槽と膜分離槽との間で行われる汚泥含有水の循環の開始時間と、その曝気状態にある間欠曝気槽の曝気工程の開始時間との差を「繰り下げ時間」としたときに、各間欠曝気槽において繰り下げ時間を一致させることができる。例えば図3、4において、第一の間欠曝気槽における汚泥含有水の循環の開始が、その第一の間欠曝気槽における曝気開始からα時間経過後の場合は、残りの間欠曝気槽(第二、第三、第四の間欠曝気槽)における汚泥含有水の循環の開始もその間欠曝気槽における曝気開始からα時間経過後となる。
図3に示すタイムチャートの場合、繰り下げ時間αは「t1×1/2」時間であり、図4に示すタイムチャートの場合、繰り下げ時間αは「t1×2/3」時間である。図3、4に示すタイムチャートの場合、全ての間欠曝気槽において、曝気状態にある間欠曝気槽と膜分離槽との間での汚泥含有水の循環を、曝気状態にある間欠曝気槽での曝気工程の後半で行っている。図3、4において、汚泥含有水の循環は間欠曝気槽での曝気工程の前半に行われてもよいが、上述したように活性汚泥中のアンモニアおよび有機物の濃度は、曝気工程の時間の経過とともに低くなるため、曝気工程の前半よりも後半の方が濃度は低い。よって、特に間欠曝気槽が3槽以上の場合は、汚泥含有水の循環の開始を間欠曝気槽での曝気開始から遅らせることが好ましい。
条件(i):排水を処理している間、曝気状態にある間欠曝気槽の数が一定である。
条件(ii):排水を処理している間、曝気状態にあるいずれかの間欠曝気槽と膜分離槽との間で汚泥含有水を循環する。
条件(iii):各間欠曝気槽において、運転条件が同じである。ここで、運転条件とは、曝気時間(t1)、曝気停止時間(t2)、原水流入のタイミング、汚泥含有水の循環時間、繰り下げ時間αなどである。
条件(ii)を満たせば、排水を処理している間、常に膜濾過工程を実施できるので膜濾過時間が長くなる。また、透過流束を小さくすることもできる。よって、濾過膜の負荷を軽減しつつ、長期間の安定運転を実現できる。
条件(iii)を満たせば、処理水の水質を一定に保持しやすいため、排水の処理装置の処理能力や規模を小さくすることができる。
排水処理中、膜濾過を停止しないためには、膜濾過ポンプおよび循環ポンプを常に作動させるため、汚泥含有水の循環は常に何れかの間欠曝気槽と膜分離槽との間で行われることになる。そのため、間欠曝気槽の数(n)と、間欠曝気工程における曝気時間(t1)および曝気停止時間(t2)とが上記式(1)を満たさない場合は、図5に示すように、各間欠曝気槽において繰り下げ時間αが異なってしまう。図5に示すタイムチャートでは、第一の間欠曝気槽と膜分離槽との間での汚泥含有水の循環の開始が、第一の間欠曝気槽での曝気工程の開始直後(すなわち、繰り下げ時間が「0」時間)であるのに対し、第二の間欠曝気槽と膜分離槽との間での汚泥含有水の循環の開始が、第二の間欠曝気槽での曝気工程の途中である(繰り下げ時間αが生じている。)。そのため、第一の間欠曝気槽から膜分離槽に移送される汚泥含有水中のアンモニアおよび有機物のトータルの濃度は、第二の間欠曝気槽から膜分離槽に移送される汚泥含有水中のアンモニアおよび有機物のトータルの濃度に比べて高くなり、膜分離槽内の汚泥含有水の水質が安定しにくい。
さらに、ブロアの処理能力を考慮した場合、排水処理を行っている間、1槽以上の間欠曝気槽が曝気停止状態となるように、各間欠曝気槽の運転を制御することが好ましく、1槽の間欠曝気槽が曝気停止状態となるように、各間欠曝気槽の運転を制御することがより好ましい。
また、間欠曝気槽が5槽(n=5)であり、間欠曝気槽の数(n)と、間欠曝気工程における曝気時間(t1)および曝気停止時間(t2)とが上記式(1)を満たし、かつt1<t2の場合、各間欠曝気槽の曝気と曝気停止のサイクルは、例えば図11に示すタイムチャートとなる。
図10、11に示すように、間欠曝気槽の数(n)と、間欠曝気工程における曝気時間(t1)および曝気停止時間(t2)とが上記式(1)を満たし、かつt1<t2の場合でも、各間欠曝気槽において繰り下げ時間を一致させやすくできる。よって、どの間欠曝気槽から膜分離槽に汚泥含有水が移送されても、汚泥含有水中のアンモニアおよび有機物のトータルの濃度が一定となりやすく、膜分離槽内の汚泥含有水の水質が安定しやすい。
図10に示すタイムチャートの場合、繰り下げ時間は「0」時間である。図11に示すタイムチャートの場合、繰り下げ時間は「t1×1/2」時間である。
本発明の第二の実施形態の排水の処理方法は、第一の実施形態と同様、被処理水を間欠曝気槽10に導き、曝気と曝気停止とを繰り返して、活性汚泥により生物処理する間欠曝気工程と、間欠曝気槽10内の生物処理水と活性汚泥とからなる汚泥含有水を膜分離槽20に移送して膜濾過する膜濾過工程と、膜分離槽20から間欠曝気槽10に、膜分離槽20内の汚泥含有水の一部を返送させる返送工程とを有する、間欠曝気膜分離活性汚泥法により排水を処理する方法である。
t1/t2=n−1 ・・・(2)
間欠曝気槽が3槽(n=3)であり、間欠曝気槽の数(n)と、間欠曝気工程における曝気時間(t1)および曝気停止時間(t2)とが上記式(2)を満たす場合、各間欠曝気槽の運転のタイミングは、例えば図3に示すタイムチャートとなる。
間欠曝気槽が4槽(n=4)であり、間欠曝気槽の数(n)と、間欠曝気工程における曝気時間(t1)および曝気停止時間(t2)とが上記式(2)を満たす場合、各間欠曝気槽の運転のタイミングは、例えば図4に示すタイムチャートとなる。
間欠曝気槽が3槽(n=3)であり、間欠曝気槽の数(n)と、間欠曝気工程における曝気時間(t1)および曝気停止時間(t2)とが上記式(2)を満たさない場合、各間欠曝気槽の曝気と曝気停止のサイクルは、例えば図6に示すタイムチャートとなる。
なお、図2〜6に示すタイムチャートは第一の実施形態と同じであるため、その説明を省略する。
t2/t1=n−1 ・・・(3)
なお、図10に示すタイムチャートは第一の実施形態と同じであるため、その説明を省略する。
さらに、ブロアの処理能力を考慮した場合、排水処理を行っている間、1槽以上の間欠曝気槽が曝気停止状態となるように、各間欠曝気槽の運転を制御することが好ましく、1槽の間欠曝気槽が曝気停止状態となるように、各間欠曝気槽の運転を制御することがより好ましい。
以上説明した本発明の排水の処理方法および排水の処理装置では、間欠曝気槽を複数用い、排水処理を行っている間は1槽以上の間欠曝気槽が曝気状態となるように、各間欠曝気槽の運転を制御する。加えて、汚泥含有水の循環を曝気状態にある間欠曝気槽と膜分離槽との間で行う。よって、排水処理を行っている間、膜濾過を連続して実施しても曝気停止状態の間欠曝気槽には高DOの汚泥含有水が返送されない。そのため、曝気停止状態の間欠曝気槽内を脱窒に必要な無酸素状態またはリン除去に必要な嫌気状態として維持できるので、安定した窒素処理またはリン処理が可能となる。加えて、排水処理を行っている間は膜濾過を停止することなく連続して実施することができるため、排水の処理効率(1日当たりの処理水量)を高くできる。また、本発明であれば排水の処理効率が高いので、濾過膜の膜面積を必要以上に大きくしなくて済む。また、フラックス(透過流束)を低くすることもできる。
間欠曝気槽の数(n)と、間欠曝気工程における曝気時間(t1)および曝気停止時間(t2)とが上記式(1)〜(3)のいずれかを満たせば、排水処理を行っている間、1槽以上の間欠曝気槽が曝気停止状態となるように、各間欠曝気槽の運転を制御しやすい。例えば、2槽の間欠曝気槽を用いて曝気を交互に行えば、排水処理を行っている間、曝気状態にある間欠曝気槽は常に1槽である。そのため、間欠曝気槽の数が1槽から2槽に増えても(倍になっても)、1槽分の間欠曝気槽を曝気するだけの処理能力を有するブロアを用いればよいので、経済的である。特に、間欠曝気槽の数(n)と、間欠曝気工程における曝気時間(t1)および曝気停止時間(t2)とが上記式(1)を満たせば、上記条件(i)〜(iii)の全てを容易に満たしやすい。よって、初期投資などの費用を抑えることができる、濾過膜の負荷を軽減しつつ長期間の安定運転を実現できる、処理水の水質を一定に保持しやすい、などの効果も得られやすい。
図1に示す排水の処理装置1を用い、以下のようにして排水の処理を行った。
排水としては、養豚畜舎から排出された、窒素含有排水を用いた。
第一の間欠曝気槽10aおよび第二の間欠曝気槽10bとしては、容積が10m3のものを用いた。また、膜モジュール22としては、中空糸膜モジュールを用いた。中空糸膜としては、膜面積が20m2のものを用いた。
なお、間欠曝気槽10全体に対する1日当たりの原水投入量が10m3となるようにした。
また、1回の曝気と曝気停止を1サイクルとすると、上記条件の場合、1日のサイクル数が3回となり、1サイクルにおける各間欠曝気槽への原水投入量は、1.67m3(=10m3/d÷3回÷2槽)となる。
また、t1とt2の最大公約数(a)は4であることから、t1/a+t2/a=2であり、上記式(1)を満たしていた。
さらに、t1/t2=1であり、上記式(2)も満たしていた。
また、中空糸膜の膜面積が20m2であることから、10m3/dの処理水を得るための平均膜濾過フラックスは0.5m/d(=10m3/d÷20m2)であり、安定した膜濾過の継続が可能であった。
また、実施例1の場合、第一の間欠曝気槽と第二の間欠曝気槽とが同時に曝気される時間帯が生じない(すなわち、上記条件(i)を満たす)。よって、間欠曝気槽は2槽であるが、1槽分の間欠曝気槽を曝気するだけの処理能力を有するブロアで全ての間欠曝気槽を曝気処理でき、初期コストを削減できた。
また、実施例1の場合、上記条件(ii)、(iii)も満たしていた。
間欠曝気槽を3槽とし、各間欠曝気槽の容積を6.7m3に変更し、かつ各間欠曝気槽において、曝気時間(t1)を4時間、曝気停止時間(t2)を2時間とし、図3に示すタイムチャートとなるように、各間欠曝気槽の運転を制御し、かつ汚泥含有水の循環の開始のタイミング(繰り下げ時間α)を設定した以外は、実施例1と同様にして排水の処理を行った。
なお、実施例2の場合、1日のサイクル数が4回となり、1サイクルにおける各間欠曝気槽への原水投入量は、0.83m3(=10m3/d÷4回÷3槽)となる。
また、t1とt2の最大公約数(a)は2であることから、t1/a+t2/a=3であり、上記式(1)を満たしていた。
さらに、t1/t2=2であり、上記式(2)も満たしていた。
また、中空糸膜の膜面積が20m2であることから、10m3/dの処理水を得るための平均膜濾過フラックスは0.5m/d(=10m3/d÷20m2)であり、安定した膜濾過の継続が可能であった。
また、実施例2の場合、2槽の間欠曝気槽が同時に曝気される時間帯は生じるものの、全ての間欠曝気槽が同時に曝気される時間帯は生じず、曝気状態にある間欠曝気槽の数が常に一定である(すなわち、上記条件(i)を満たす)。よって、間欠曝気槽は3槽であるが、2槽分の間欠曝気槽を曝気するだけの処理能力を有するブロアで全ての間欠曝気槽を曝気処理でき、初期コストを削減できた。
また、実施例2の場合、上記条件(ii)、(iii)も満たしていた。
各間欠曝気槽において、曝気時間(t1)を4時間、曝気停止時間(t2)を2時間とし、図5に示すタイムチャートとなるように、各間欠曝気槽の運転を制御し、かつ汚泥含有水の循環の開始のタイミング(繰り下げ時間α)を設定した以外は、実施例1と同様にして排水の処理を行った。
なお、実施例3の場合、1日のサイクル数が4回となり、1サイクルにおける各間欠曝気槽への原水投入量は、1.25m3(=10m3/d÷4回÷2槽)となる。
また、t1とt2の最大公約数(a)は2であることから、t1/a+t2/a=3であり、上記式(1)を満たさなかった。
さらに、t1/t2=2であり、上記式(2)も満たさなかった。
また、中空糸膜の膜面積が20m2であることから、10m3/dの処理水を得るための平均膜濾過フラックスは0.5m/d(=10m3/d÷20m2)であり、安定した膜濾過の継続が可能であった。
また、実施例3の場合、第一の間欠曝気槽と第二の間欠曝気槽とが同時に曝気される時間帯が生じた(すなわち、上記条件(i)を満たさない)。よって、実施例1の場合と間欠曝気槽の数は同じであるが、実施例3では2槽分の間欠曝気槽を曝気するだけの処理能力を有するブロアが必要であり、実施例1に比べて初期コストが増加した。
また、実施例3の場合、上記条件(iii)も満たさなかった。
間欠曝気槽を3槽とし、各間欠曝気槽の容積を6.7m3に変更し、かつ各間欠曝気槽において、曝気時間(t1)を6時間、曝気停止時間(t2)を2時間とし、図6に示すタイムチャートとなるように、各間欠曝気槽の運転を制御し、かつ汚泥含有水の循環の開始のタイミング(繰り下げ時間α)を設定した以外は、実施例1と同様にして排水の処理を行った。
なお、実施例4の場合、1日のサイクル数が3回となり、1サイクルにおける各間欠曝気槽への原水投入量は、1.11m3(=10m3/d÷3回÷3槽)となる。
また、t1とt2の最大公約数(a)は2であることから、t1/a+t2/a=4であり、上記式(1)を満たさなかった。
さらに、t1/t2=3であり、上記式(2)も満たさなかった。
また、中空糸膜の膜面積が20m2であることから、10m3/dの処理水を得るための平均膜濾過フラックスは0.5m/d(=10m3/d÷20m2)であり、安定した膜濾過の継続が可能であった。
また、実施例4の場合、全ての間欠曝気槽が同時に曝気される時間帯が生じた(すなわち、上記条件(i)を満たさない)。よって、実施例2の場合と間欠曝気槽の数は同じであるが、実施例4では3槽分の間欠曝気槽を曝気するだけの処理能力を有するブロアが必要であり、実施例2に比べて初期コストが増加した。
また、実施例4の場合、上記条件(iii)も満たさなかった。
図12に示す排水の処理装置2を用い、間欠曝気槽を1槽とし、間欠曝気槽の容積を20m3に変更し、図13(b)に示すタイムチャートとなるように、曝気を停止している間は汚泥含有水の循環を停止した以外は実施例1と同様にして排水の処理を行った。図12において、図1と同じ構成要素には同じ符号を付してその説明を省略する。
なお、比較例1の場合、1日のサイクル数が3回となり、1サイクルにおける間欠曝気槽への原水投入量は、3.33m3(=10m3/d÷3回÷1槽)となる。
また、t1とt2の最大公約数(a)は4であることから、t1/a+t2/a=2であり、上記式(1)を満たさなかった。
さらに、t1/t2=1であり、上記式(2)も満たさなかった。
しかし、1日当たりの膜濾過時間は12時間であり、各実施例に比べて濾過時間が著しく制限された。
一般的に、産業排水を膜分離活性汚泥法で処理する場合の平均膜濾過フラックスは0.3〜0.6m/d程度が適切とされている。よって、比較例1における平均膜濾過フラックス(1.0m/d)は非常に高い値であり、安定した膜濾過が継続できないおそれがある。
なお、間欠曝気槽の容積が20m3であるため、20m3を曝気するだけの処理能力を有するブロアが必要であり、10m3分を交互に曝気する場合と比較して初期費用が増加することとなる。
図12に示す排水の処理装置2を用い、比較例1と同様の条件で排水の処理を行った。ただし、1日あたりの処理水量は5m3/dとした。
比較例2の場合、1日のサイクル数が3回となり、1サイクルにおける間欠曝気槽への原水投入量は、1.67m3(=5m3/d÷3回÷1槽)となる。
また、t1とt2の最大公約数(a)は4であることから、t1/a+t2/a=2であり、上記式(1)を満たさなかった。
さらに、t1/t2=1であり、上記式(2)も満たさなかった。
しかし、1日当たりの膜濾過時間は12時間であり、各実施例に比べて濾過時間が著しく制限された。
なお、間欠曝気槽の容積が20m3であるため、20m3を曝気するだけの処理能力を有するブロアが必要であり、10m3分を交互に曝気する場合と比較して初期費用が増加することとなる。
図12に示す排水の処理装置2を用い、比較例1と同様の条件で排水の処理を行った。ただし、中空糸膜の膜面積は40m2とした。
比較例3の場合、1日のサイクル数が3回となり、1サイクルにおける間欠曝気槽への原水投入量は、3.33m3(=10m3/d÷3回÷1槽)となる。
また、t1とt2の最大公約数(a)は4であることから、t1/a+t2/a=2であり、上記式(1)を満たさなかった。
さらに、t1/t2=1であり、上記式(2)も満たさなかった。
しかし、1日当たりの膜濾過時間は12時間であり、各実施例に比べて濾過時間が著しく制限された。
なお、間欠曝気槽の容積が20m3であるため、20m3を曝気するだけの処理能力を有するブロアが必要であり、10m3分を交互に曝気する場合と比較して初期費用が増加することとなる。
2 排水の処理装置
10 間欠曝気槽
10a 第一の間欠曝気槽
10b 第二の間欠曝気槽
11 散気管
12 攪拌手段
13 導入管
13a 開閉バルブ
13b 開閉バルブ
14 ブロア
15 ブロア制御装置
16 被処理水流路
16a 開閉バルブ
16b 開閉バルブ
17 汚泥含有水流路
18 原水ポンプ
20 膜分離槽
21 散気管
22 膜モジュール
23 導入管
24 ブロア
25 透過水流路
26 膜濾過ポンプ
27 返送流路
27a 開閉バルブ
27b 開閉バルブ
28 循環ポンプ
Claims (6)
- 被処理水を間欠曝気槽に導き、曝気と曝気停止とを繰り返して、活性汚泥により生物処理する間欠曝気工程と、
間欠曝気槽内の生物処理水と活性汚泥とからなる汚泥含有水を膜分離槽に移送して膜濾過する膜濾過工程と、
膜分離槽から間欠曝気槽に、膜分離槽内の汚泥含有水の一部を返送させる返送工程とを有する、間欠曝気膜分離活性汚泥法により排水を処理する方法において、
前記間欠曝気槽を複数用い、排水処理を行っている間は1槽以上の間欠曝気槽が曝気状態となるように、各間欠曝気槽の運転を制御し、
汚泥含有水の移送および返送を曝気状態にある間欠曝気槽と膜分離槽との間で行う、排水の処理方法。 - 間欠曝気槽の数をnとし、間欠曝気工程における曝気時間をt1、曝気停止時間をt2とし、t1とt2の最大公約数をaとしたときに、下記式(1)を満たす、請求項1に記載の排水の処理方法。
n=t1/a+t2/a ・・・(1) - 曝気状態にある間欠曝気槽と膜分離槽との間で行われる汚泥含有水の移送および返送の開始を、その間欠曝気槽での曝気開始から遅らせる、請求項2に記載の排水の処理方法。
- 全ての間欠曝気槽の運転のタイミングが異なるように、各間欠曝気槽の曝気を制御する、請求項1〜3のいずれか一項に記載の排水の処理方法。
- 被処理水が導かれ、曝気と曝気停止とを繰り返して、活性汚泥により生物処理する間欠曝気槽と、
間欠曝気槽内の生物処理水と活性汚泥とからなる汚泥含有水を膜濾過する膜分離槽と、
膜分離槽から間欠曝気槽に、膜分離槽内の汚泥含有水の一部を返送させる返送手段とを備えた、間欠曝気膜分離活性汚泥法により排水を処理する装置において、
前記間欠曝気槽を複数備え、排水処理を行っている間は1槽以上の間欠曝気槽が曝気状態となるように、各間欠曝気槽の運転が制御され、
汚泥含有水の移送および返送が曝気状態にある間欠曝気槽と膜分離槽との間で行われる、排水の処理装置。 - 全ての間欠曝気槽の運転のタイミングが異なるように、各間欠曝気槽の曝気が制御されている、請求項5に記載の排水の処理装置。
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