JP6378538B2 - 画像形成装置 - Google Patents
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Description
感光体を露光する光ビームをそれぞれが出力する複数の発光点を備えた光源と、
前記複数の発光点が個別に出力した光ビームを受光し、受光した当該光ビームの光量に応じた検出信号を出力する受光手段と、
前記感光体上を走査するように前記光ビームを偏向する偏向手段と、
前記感光体上に画像を形成するために前記偏向手段によって偏向された光ビームが前記感光体上を走査する画像期間と前記偏向手段によって偏向された光ビームが前記感光体上を走査していない非画像期間とからなる走査周期のうち当該画像期間においては画像データに応じて前記複数の発光点それぞれに駆動電流を供給し、当該非画像期間における第一区間においては前記複数の発光点の光量を制御するための駆動電流を供給して前記複数の発光点をスイッチング駆動する駆動手段と、
前記非画像期間において前記複数の発光点が個別に出力した光ビームについて前記受光手段が出力する前記検出信号に基づいて、前記複数の発光点をスイッチング駆動するための駆動電流の値を決定する決定手段と、
前記非画像期間の第二区間において画像データを生成する生成手段と
を有し、
前記決定手段は前記非画像期間において前記受光手段に入射する光ビームの光量を第1目標光量にするための第1駆動電流の値を決定するとともに、前記受光手段に入射する光ビームの光量を前記第1目標光量と異なる第2目標光量にするための第2駆動電流の値を決定することで前記画像期間に画像データに関わらず少なくとも前記複数の発光点に流されるバイアス電流の値を決定し、さらに、前記非画像期間の前記第二区間において前記生成手段により画像データが生成されると前記第1駆動電流と前記バイアス電流に応じた駆動電流であって、前記画像データに基づいて前記複数の発光点をスイッチング駆動するための駆動電流の値を決定することを特徴とする画像形成装置を提供する。
感光体を露光する光ビームをそれぞれが出力する複数の発光点を備えた光源と、
前記複数の発光点が個別に出力した光ビームを受光し、受光した当該光ビームの光量に応じた検出信号を出力する受光手段と、
前記感光体上を走査するように前記光ビームを偏向する偏向手段と
前記感光体上に画像を形成するために前記偏向手段によって偏向された光ビームが前記感光体上を走査する画像期間と前記偏向手段によって偏向された光ビームが前記感光体上を走査していない非画像期間とからなる走査周期のうち当該画像期間においては画像データに応じて前記複数の発光点それぞれに駆動電流を供給し、当該非画像期間における第一区間においては前記複数の発光点の光量を制御するための駆動電流を供給して前記複数の発光点をスイッチング駆動する駆動手段と、
前記非画像期間において前記複数の発光点が個別に出力した光ビームについて前記受光手段が出力する前記検出信号に基づいて、前記複数の発光点をスイッチング駆動するための駆動電流の値を決定する決定手段と、
前記駆動手段の動作モードを、前記複数の発光点を点灯させて画像を形成可能な第1モードと、前記複数の発光点を消灯させる第2モードと、前記複数の発光点を個別に点灯させて前記複数の発光点のそれぞれの光量を制御する第3モードとのいずれかに切り替える切替手段とを有し、
前記決定手段は、前記非画像期間の前記第一区間において前記第3モードに遷移すると前記受光手段に入射する光ビームの光量が第2目標光量になるように前記駆動電流を制御することで待機時に前記複数の発光点に流されるバイアス電流の値を決定し、さらに、前記非画像期間の第二区間において前記第1モードに遷移すると、前記受光手段に入射する光ビームの光量を第1目標光量にするための第1駆動電流の値と前記第一区間において決定された前記バイアス電流の値とに基づき前記複数の発光点をスイッチング駆動するための駆動電流の値を決定することを特徴とする画像形成装置を提供する。
以下、電子写真方式のカラー画像形成装置を例に実施例を説明する。図1はカラー画像形成装置の概略断面図である。図1に示す画像形成装置100は複数色のトナーを用いて画像形成するフルカラープリンターである。なお、以下の説明では画像形成装置の一例としてフルカラープリンターを例に挙げて説明するが、他の画像形成装置、例えば、単色(例えば、ブラック)のトナーで画像形成するモノクロプリンター、読取装置を備えるカラーあるいはモノクロの複写機であってもよい。
図2は光走査装置104Y、104M、104C、104Bkの概略構成図である。各光走査装置は同一構成であるため、図2(及び後述する図3)では光走査装置104Yを例示する。図2において半導体レーザ200は感光体を露光する光ビームをそれぞれが出力する複数の発光点を備えた光源の一例である。半導体レーザ200から出射した発散光であるレーザ光はコリメータレンズ201によって略平行光とされ、絞り202によってレーザ光の通過が制限される。これによりレーザ光が成形される。絞り202を通過したレーザ光はビームスプリッタ203に入射する。ビームスプリッタ203は絞り202を通過したレーザ光を、フォトセンサ204に入射するレーザ光と、偏向手段の一例である回転多面鏡205(以下、回転多面鏡205と称す。)に入射するレーザ光とに分離する。フォトセンサ204は受光手段の一例である。具体的には、フォトセンサ204は、複数の発光点から時系列に個別に出射されたレーザ光それぞれを受光することによって、受光結果として受光した各レーザ光の光量に応じた値(電圧)の検出信号を出力する。ビームスプリッタ203を通過したレーザ光はシリンドリカルレンズ206を通過して回転多面鏡205に入射する。回転多面鏡205は複数の反射面(本実施例では4面)を備える。回転多面鏡205はモータ207によって駆動されることで矢印Cの方向に回転する。回転多面鏡205はレーザ光が感光ドラム102Yを矢印Dの方向に走査するように、レーザ光を偏向する。回転多面鏡205によって偏向されたレーザ光はfθ特性を有する結像光学系(fθレンズ)208を透過し、ミラー209を介して感光ドラム102Y上(感光体上)に導かれる。このように、回転多面鏡205は複数の発光点301〜332から出射された複数のレーザ光が感光ドラム102Yを走査するよう、当該複数のレーザ光を偏向する。光走査装置104Yはビームセンサ210を備える。ビームセンサ210はレーザ光の走査経路上の位置であって、感光ドラム102Y上の画像形成領域から外れた位置に配置されている。ビームセンサ210は回転多面鏡205によって偏向されたレーザ光を受光したことに応じて、レーザ光を検出したことを示す検出信号(BD信号)を、(水平)同期信号として生成及び出力する。
次に、光走査装置104Y、104M、104C、104Bkが備える光源(レーザ光源)について説明する。図3(a)は図2に示す半導体レーザ200が備える複数の発光点を示しており、図3(b)は当該複数の発光点からレーザ光が同時に出射された場合の、感光ドラム102Y上におけるレーザスポットの配列イメージを示す図である。図3(a)に示すように、本実施例の半導体レーザ200は32個の発光点301〜332を備える垂直共振器型面発光レーザ(VCSEL:Vertical Cavity Surface Emitting Laser)である。なお、半導体レーザとして、VCSELだけでなく、端面発光型の半導体レーザが用いられてもよい。発光点301〜332は基板上にアレイ状に配置されている。図3(a)のように各発光点が配列されているため、各発光点を同時に点灯させた場合、各発光点から出射されたレーザ光L1〜L32は図3(b)の結像位置S1〜S32のように、主走査方向において感光ドラム102Y上の異なる位置を露光する。また、各発光点を同時に点灯させた場合、各発光点から出射されたレーザ光L1〜L32は図3(b)の結像位置S1〜S32のように副走査方向において異なる位置を露光する。なお、図3(a)では複数の発光点が一列に配置された例(一次元配置)を示しているが、複数の発光点の配置は2次元配置であってもよい。図3(c)はレーザ光の走査経路上の位置に配置されるビームセンサ210の概略的な構成と、半導体レーザ200の発光点301〜332(LD1〜LD32)から出射されたレーザ光L1〜L32)によるビームセンサ210上の走査位置とを示す図である。ビームセンサ210は光電変換素子が平面状に配置された受光面210aを備える。受光面210aにレーザ光が入射すると、ビームセンサ210はレーザ光を検出したことを示す検出信号(BD信号)を生成して出力する。図3(c)では発光点301〜332のうち発光点301(LD1)のみが点灯しており、当該発光点から出射されたレーザ光L1が受光面210aに入射した状態を、一例として示している。後述するBD間隔測定では発光点301及び332(LD1及びLD32)から出射されたレーザ光L1及びL32をビームセンサ210に順に入射させることによって、それぞれのレーザ光に対応する2つのBD信号を、ビームセンサ210から順に出力させる。
図4は図1に示す画像形成装置100で用いられる制御系の一例を説明するための制御ブロック図である。なお、光走査装置104Y、104M、104C及び104Bkの構成は同一であるので、以下の説明では添え字Y、M、C、Bkを省略する。なお、図4及び後述する図6では32ビームに関する構成を、並列繰返しであるので一部省略して示している。
・DISモード(Disableモード)
DISモードは画像形成装置100の電源ON直後の初期状態において設定される。また、DISモードは画像形成装置のメンテナンスのために、メンテナンス用の扉を開いた状態におけるインターロックのために設定される。DISモードは後述するホールドコンデンサから電荷が放電され、発光点からレーザ光が出射しない状態である。
・OFFモード
OFFモードは画像形成中のレーザ光が感光ドラム上の画像形成領域を走査する期間(画像期間)以外の期間(非画像期間)及びレーザドライバ405A及び405BがLVDSの入力を待機する状態において設定されるモードである。OFFモードは各発光点にバイアス電流Ibが供給されるが、スイッチング電流Iswは供給されないモードである。
・ACC(Automatic Current Control)モード
ACCモードは発光点を強制点灯させるモードである。本実施例の画像形成装置100におけるACCモードはAPCモードにおいて決定された駆動電流Il,Im,Ihに補正係数αnを乗算して得られる値の電流を用いて発光点を強制点灯させるモードである。
・VDOモード
VDOモード(VIDEOモード)は画像期間に設定されるモードである。各発光点にバイアス電流Ibが供給され、レーザドライバ405A及び405Bに入力されるLVDSから生成されるPWM信号に基づいてスイッチング電流IswがON・OFF制御されるモードである。ただし、本実施例では最新の補正係数αによって補正されたスイッチング電流Iswを決定するために、画像期間においても短時間にわたってVDOモードに遷移する。
・APCモード
APCモードはAPCを実行するモードである。バイアス電流Ibの値は後述するAPCM及びAPCLの結果に基づいて制御され、スイッチング電流Iswの値は後述するAPCHの結果に基づいて制御される。APCモードは非画像期間において、OFFモード以外の期間にAPCM、APCL及びAPCHを実行するために設定されるモードである。
次に、本実施例の画像形成装置100において実行されるAPCについて詳しく説明する。まず、バイアス電流Ib及びスイッチング電流Iswについて説明する。図5は半導体レーザ200におけるある発光点の発光特性を示す図であり、横軸は発光点に供給される電流の値を示し、縦軸は発光点から出射されるレーザ光の光量を示している。図5に示す曲線は各発光点に供給される電流の値とレーザ光の光量との関係を表す発光特性を示す。なお、この発光特性は各発光点固有の特性であり、また、発光点の温度によって変化し、かつ経時変化する。そのため、電子写真方式の画像形成装置は発光特性の変動に伴う画像濃度むらの発生を抑制するために、発光点ごとにAPCを高い頻度で実行する必要がある。
次に、上述のAPCM、APCL及びAPCHを実行するためのレーザドライバ405及び405Bの構成について説明する。図6はレーザドライバ405Aの内部構成を示す図である。レーザドライバ405Bの内部構成はレーザドライバ405Aの内部構成と同一であるため、レーザドライバ405Bの説明を省略する。
CPU401はMホールドコンデンサ647の電圧を制御するAPCMを実行するために、モードセレクト信号及びチャンネルセレクト信号を制御する。モードチャネルデコーダ633はCPU401からのモードセレクト信号及びチャンネルセレクト信号に基づいて発光点301に対するAPCMを実行するためのAPCモード信号apcM_on1をセレクタ634、セレクタ640及びセレクタ650に出力する。
次に、CPU401はLホールドコンデンサ648の電圧を制御するAPCLを実行するために、モードセレクト信号を制御する。モードチャネルデコーダ633はCPU401からのモードセレクト信号に基づいて、発光点301に対するAPCLを実行するためのAPCモード信号apcL_on1をセレクタ634、セレクタ640及びセレクタ650に出力する。
上述したAPCM及びAPCLが完了したことに応じて、バイアス電流制御ユニットであるIb演算部649はAPCMの制御結果とAPCLの制御結果とに基づいてバイアス電流Ibの値を演算する。即ち、Ib演算部649はMホールドコンデンサ647の電圧と、Lホールドコンデンサ648の電圧とに基づいて、上述した演算方法によってバイアス電流Ibの値を演算する。
スイッチング電流Iswの値はHホールドコンデンサ646の電圧によって規定される。CPU401はスイッチング電流Iswの値を制御するために、Hホールドコンデンサ646の電圧を制御するAPCHを実行する。発光点301に対するAPCHは発光点301にバイアス電流Ibが供給された状態で実行される。
次に、図8(a)、図8(b)を参照して、本実施例の画像形成装置100(光走査装置104)において、APCモードとACCモードについて説明する。図8(a)、図8(b)はAPCモード及びACCモードでそれぞれ発光点(発光点301〜332のいずれか)の光量制御を行った場合の、発光点から出射されるレーザ光の光量Pの時間変化の一例を示す図である。図8(a)はAPCとして、第3の光量Phを目標光量として用いる上述のAPCHを実行した場合の、発光点から出射されるレーザ光の光量の時間変化を示している。また、図8(b)はAPCHを実行してから一定時間の経過後に、ACCモードで発光点を発光させた場合の、発光点から出射されるレーザ光の光量の時間変化を示している。
図9と図10を用いてサイクルAPCについて説明する。図9(a)、図9(b)、図9(c)及び図9(d)はそれぞれサイクル数が異なる4つのモードを示している。CPU401によっていずれかのモードが選択される。図9(a)、図9(b)、図9(c)及び図9(d)において、H、M、LはAPCH、APCM、APCLを表している。H、M、Lの添え字は発光点を示している。
Isw演算部670はIh−Ith=Iswという式を用いてIswを算出し、算出した値のスイッチング電流Iswが流れるようにスイッチング電流源645を制御する。Iswを更新するタイミングはAPCHにてIhが確定しており、かつ、APCL及びAPCMが完了してIthが算出されたときである。Ithが確定すると、IhからIthを減算することでIswが更新される。Ithを算出した後にAPCHを行わずにVDOモードに遷移することがある。この場合、一走査周期においてLVDS信号である画像データが初めて入力されたときに、Hホールドコンデンサ646に保持されているIhを用いて、Isw演算部670がIswを演算する。Hホールドコンデンサ646には前回のAPCHにて検出された最新のIhが保持されている。
環境温度等に依存して感光ドラムの感度が変動すると、感光ドラム上に形成されるトナー画像の濃度が変動する。そこでCPU401は、画像形成前に感度センサ450を用いて感光ドラムの感度を検知して、各発光点の光量を制御する。具体的にはCPU401はレーザドライバ405Aおよび405Bのレジスタ635に感度に対応した各発光点についての補正係数αnを設定する。ACCモードまたはVDOモードのときに、補正部671はIswに補正係数αを乗算し、Isw×αとなるスイッチング電流を引き込むようスイッチング電流源645を制御し、発光点301を駆動する。Isw×αの演算はACCが開始されたタイミングまたはVDOモードに遷移した後であって一走査周期において初めてLVDS信号が入力されたタイミングで実行される。
図11は実施例1のサイクルAPCの5走査分のBD信号と制御モードの変遷を示している。図11が示すように5つのBD信号8001、8011、8013、8015、8017が存在し、各BD信号が走査周期の始点となっている。CPU401はビームセンサ210からBD信号が入力されて割り込みが発生すると、BD信号からの経過時間をタイマー451により計測する。CPU401はタイマー451により計時された時間が図11に示すように予め定められた各制御モードの切り替えタイミングになると、APC信号群である信号線407A、407B、408、409を制御して制御モードを切り替える。図11では第一期間8002でVDOモードに遷移して画像形成が実行される。第二期間8003でOFFモードに遷移し、各発光点の発光が禁止される。第三期間8010はAPCを実施可能な期間であり、上述したサイクルAPCが実行される。ここでは説明の便宜上、24サイクルで32個の発光点が順番にAPCを実行される。第四期間8020はOFFモードに遷移する期間であり、二つ目の発光禁止期間である。CPU401はBD信号8011の直前ではBD信号を取得するために発光点301を光量Phとなるように強制的に発光させるACCHモードに遷移する。またCPU401はBD信号8011の直後ではACCHモードを終了し、発光点301を消灯させる。
図5ではAPCMとAPCLを実行することで取得された光量と電流値との関係からIthを算出する例を示した。電流―光量特性(I-L特性)が線形である場合にはAPCHとAPCLを実行することで取得された光量と電流値との関係からIthを算出しても十分な精度が得られる。APCMを行わないことで、サイクルAPCにおけるサイクル数を減少させることができる。さらに、Mホールドコンデンサ647からのリーク電流量を減少させることができるため、APCの精度を向上させる効果も得られよう。
本実施例によれば、レーザドライバ405Aは非画像期間において複数の発光点が個別に出力した光ビームについてフォトセンサ204が出力する検出信号に基づいて、複数の発光点をスイッチング駆動するための駆動電流を決定する決定手段として機能する。また、CPU401やLVDSレシーバ601〜616は非画像期間の第二区間において画像データを生成する生成手段として機能する。レーザドライバ405Aは、非画像期間において予め定められた第1目標光量Phを達成するための第1駆動電流Ihを決定するとともに、予め定められた第2目標光量Plが得られるように駆動電流を制御することで待機時に複数の発光点に流される待機電流を決定する。さらに、レーザドライバ405AのIsw演算部670および補正部671は、非画像期間の第二区間において画像データが生成されると第1駆動電流Ihと待機電流に応じた駆動電流Iswを決定する。このように、画像形成装置は、非画像期間であっても画像を形成可能なVDOモードに一時的に遷移することで、スイッチング電流Iswを早期に確定させる。よって、画像期間においてVDOモードに遷移したときに、スイッチング電流を確定させる処理が不要となり、画像期間における駆動電流の立ち上がりの遅れを低減できるようになる。なお、非画像期間の第二区間で生成される画像データは画像形成対象ではなく、単に、駆動電流Iswを確定させるためのものにすぎない。また、非画像期間の第二区間で画像データが供給されて発光点が光ビームを出力するが、感光ドラムが露光されることはない。非画像期間において光ビームは感光ドラムが存在していない場所を走査しているからである。
Claims (10)
- 感光体を露光する光ビームをそれぞれが出力する複数の発光点を備えた光源と、
前記複数の発光点が個別に出力した光ビームを受光し、受光した当該光ビームの光量に応じた検出信号を出力する受光手段と、
前記感光体上を走査するように前記光ビームを偏向する偏向手段と、
前記感光体上に画像を形成するために前記偏向手段によって偏向された光ビームが前記感光体上を走査する画像期間と前記偏向手段によって偏向された光ビームが前記感光体上を走査していない非画像期間とからなる走査周期のうち当該画像期間においては画像データに応じて前記複数の発光点それぞれに駆動電流を供給し、当該非画像期間における第一区間においては前記複数の発光点の光量を制御するための駆動電流を供給して前記複数の発光点をスイッチング駆動する駆動手段と、
前記非画像期間において前記複数の発光点が個別に出力した光ビームについて前記受光手段が出力する前記検出信号に基づいて、前記複数の発光点をスイッチング駆動するための駆動電流の値を決定する決定手段と、
前記非画像期間の第二区間において画像データを生成する生成手段と
を有し、
前記決定手段は前記非画像期間において前記受光手段に入射する光ビームの光量を第1目標光量にするための第1駆動電流の値を決定するとともに、前記受光手段に入射する光ビームの光量を前記第1目標光量と異なる第2目標光量にするための第2駆動電流の値を決定することで前記画像期間に画像データに関わらず少なくとも前記複数の発光点に流されるバイアス電流の値を決定し、さらに、前記非画像期間の前記第二区間において前記生成手段により画像データが生成されると前記第1駆動電流と前記バイアス電流に応じた駆動電流であって、前記画像データに基づいて前記複数の発光点をスイッチング駆動するための駆動電流の値を決定することを特徴とする画像形成装置。 - 前記決定手段は、
前記第1駆動電流の値から前記バイアス電流の値を減算する減算手段と、
前記減算手段の減算結果を前記感光体の感度に応じた補正係数で補正することで前記駆動電流の値を決定する補正手段とをさらに有し、
前記減算手段は、前記非画像期間における前記第一区間において前記バイアス電流の値が決定されると、前記複数の発光点をスイッチング駆動するための駆動電流の値を決定し、
前記補正手段は、前記非画像期間の前記第二区間において前記補正係数により補正された前記駆動電流の値を決定することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。 - 前記感光体の感度を検出する検出手段と、
前記検出手段により検出された感度に対応した前記補正係数を前記補正手段に設定する設定手段をさらに有することを特徴とする請求項2に記載の画像形成装置。 - 前記決定手段は、前記第2目標光量を得るために必要となる第2駆動電流の値と、前記第2目標光量よりも多い第3目標光量を得るために必要となる第3駆動電流の値とに基づき光量と駆動電流との関係を示す線形関数を求め、当該線形関数に基づき前記バイアス電流の値を決定することを特徴とする請求項1ないし3のいずれか1項に記載の画像形成装置。
- 前記決定手段は、前記第1駆動電流の値と、前記第2目標光量を得るために必要となる第2駆動電流の値とに基づき光量と駆動電流との関係を示す線形関数を求め、当該線形関数に基づき前記バイアス電流の値を決定することを特徴とする請求項1ないし3のいずれか1項に記載の画像形成装置。
- 前記決定手段は、i−1番目の走査周期の前記非画像期間において決定した前記第1目標光量を達成するための駆動電流の値と、i番目の走査周期の前記非画像期間において決定した前記バイアス電流の値とに基づき、前記複数の発光点をスイッチング駆動するための駆動電流の値を決定し、
前記駆動手段は、前記複数の発光点それぞれについて前記決定手段により決定された前記駆動電流の値にしたがって、i+1番目の走査周期の前記画像期間において前記複数の発光点を駆動することを特徴とする請求項1ないし5のいずれか1項に記載の画像形成装置。 - 前記決定手段は、i−1番目以前の走査周期の前記非画像期間において決定した、前記第1目標光量を達成するための駆動電流の値と、i番目の走査周期の前記非画像期間において決定した前記バイアス電流の値とに基づき、前記i番目の走査周期の前記非画像期間において前記複数の発光点をスイッチング駆動するための駆動電流の値を決定し、
前記駆動手段は、前記複数の発光点それぞれについて前記決定手段により決定された前記駆動電流の値にしたがって前記i番目の走査周期の前記画像期間において前記複数の発光点を駆動することを特徴とする請求項1ないし5のいずれか1項に記載の画像形成装置。 - 前記駆動手段は、前記非画像期間の前記第二区間において前記生成手段により画像データが生成されると、前記複数の発光点のすべてを点灯させることで、前記決定手段に、前記複数の発光点のそれぞれについてスイッチング駆動するための駆動電流の値を決定することを請求項1ないし7のいずれか1項に記載の画像形成装置。
- 感光体を露光する光ビームをそれぞれが出力する複数の発光点を備えた光源と、
前記複数の発光点が個別に出力した光ビームを受光し、受光した当該光ビームの光量に応じた検出信号を出力する受光手段と、
前記感光体上を走査するように前記光ビームを偏向する偏向手段と
前記感光体上に画像を形成するために前記偏向手段によって偏向された光ビームが前記感光体上を走査する画像期間と前記偏向手段によって偏向された光ビームが前記感光体上を走査していない非画像期間とからなる走査周期のうち当該画像期間においては画像データに応じて前記複数の発光点それぞれに駆動電流を供給し、当該非画像期間における第一区間においては前記複数の発光点の光量を制御するための駆動電流を供給して前記複数の発光点をスイッチング駆動する駆動手段と、
前記非画像期間において前記複数の発光点が個別に出力した光ビームについて前記受光手段が出力する前記検出信号に基づいて、前記複数の発光点をスイッチング駆動するための駆動電流の値を決定する決定手段と、
前記駆動手段の動作モードを、前記複数の発光点を点灯させて画像を形成可能な第1モードと、前記複数の発光点を消灯させる第2モードと、前記複数の発光点を個別に点灯させて前記複数の発光点のそれぞれの光量を制御する第3モードとのいずれかに切り替える切替手段とを有し、
前記決定手段は、前記非画像期間の前記第一区間において前記第3モードに遷移すると前記受光手段に入射する光ビームの光量が第2目標光量になるように前記駆動電流を制御することで待機時に前記複数の発光点に流されるバイアス電流の値を決定し、さらに、前記非画像期間の第二区間において前記第1モードに遷移すると、前記受光手段に入射する光ビームの光量を第1目標光量にするための第1駆動電流の値と前記第一区間において決定された前記バイアス電流の値とに基づき前記複数の発光点をスイッチング駆動するための駆動電流の値を決定することを特徴とする画像形成装置。 - 前記決定手段は
前記第1駆動電流の値から前記バイアス電流の値を減算する減算手段と、
前記減算手段の減算結果を前記感光体の感度に応じた補正係数で補正することで前記複数の発光点をスイッチング駆動するための駆動電流の値を決定する補正手段とをさらに有し、
前記減算手段は前記バイアス電流の値が決定されると、前記複数の発光点をスイッチング駆動するための駆動電流の値を決定し、
前記補正手段は前記非画像期間の前記第二区間において前記補正係数により補正された前記駆動電流の値を決定することを特徴とする請求項9に記載の画像形成装置。
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