JP6374519B2 - ユニバーサル移動体通信システム(umts)ネットワークと無線ローカルエリアネットワーク(wlan)との間のインタワーキングのためのシステム、装置及び方法 - Google Patents

ユニバーサル移動体通信システム(umts)ネットワークと無線ローカルエリアネットワーク(wlan)との間のインタワーキングのためのシステム、装置及び方法 Download PDF

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Description

本開示の実施例は、一般に、無線通信の分野に関し、より詳細には、ユニバーサル移動体通信システム(UMTS)及び無線ローカルエリアインタワーキングのためのシステム、装置及び方法に関する。
本出願は、“Stage-2 and Stage-3 Details of UMTS/WLAN Radio Interworking”と表題を付けられ2014年5月8日に出願された米国仮特許出願第61/990,693号、及び“Amendment to WLAN/3GPP Interworking RAN Rules”と表題を付けられ2014年7月28日に出願された米国仮特許出願第62/029,936号の利益を主張する“SYSTEMS,DEVICES,AND METHODS FOR INTERWORKING BETWEEN A UNIVERSAL MOBILE TELECOMMUNICATIONS SYSTEM (UMTS) NETWORK AND A WIRELESS LOCAL AREA NETWORK (WLAN)”と表題を付けられ2014年12月24日に出願された米国特許出願第14/583,057号の利益を主張する。上記に記載された出願の全体は、この結果、参照によりここに組み込まれる。
セルラネットワークは、ユーザ装置(UE)に、ネットワークトラフィックを無線ローカルエリアネットワーク(WLAN)に転送するように指示し得る。ネットワークトラフィックをWLANに転送することは、セルラネットワークからトラフィックをオフロードし、それにより、他のUEのためにセルラネットワーク上のリソースを解放する。
実施例は、添付の図面と併せて下記の詳細な説明により容易に理解されることになる。この説明を容易にするために、同様の参照番号は、同様の構造要素を指定する。実施例は、添付の図面の図において、限定の目的ではなく、一例として例示される。
様々な実施例による無線通信環境を概略的に例示する。 様々な実施例による、ユニバーサル地上無線アクセスネットワーク(UTRAN)から無線ローカルエリアネットワーク(WLAN)にトラフィックをステアリングするためにユーザ装置により実行されるトラフィックステアリング方法のフローチャートである。 様々な実施例による、WLANからUTRANにトラフィックをステアリングするためにユーザ装置により実行されるトラフィックステアリング方法のフローチャートである。 様々な実施例による、ネットワークノードにより実行されるトラフィックステアリングを管理するための方法のフローチャートである ここで説明された様々な実施例を実践するために使用され得る実例のコンピューティング装置の構成図である。
下記の詳細な説明では、全体を通して同様の番号が同様の部品を指定するとともに、実践され得る例示的な実施例により示されている、本明細書の一部分を形成する添付図面に対して参照が行われる。本開示の範囲から逸脱することなく、他の実施例が利用され得るとともに、構造的又は論理的な変更が実行され得る、ということが理解されるべきである。
同様に、様々な動作は、特許請求の範囲の主題を理解する上で最も有効である方法で、複数の別々の行動又は動作として説明され得る。しかしながら、説明の順序は、これらの動作が必ずしも順序に依存していることを意味すると解釈されるべきではない。特に、これらの動作は、提示の順序で実行されなくてもよい。説明された動作は、説明された実施例とは異なる順序で実行されてもよい。様々な追加の動作が実行され得るか、又は、説明された動作はさらなる実施例では省略されてもよい。
本開示の目的のために、“又は”という用語が、用語によって結合された成分のうちの少なくとも1つを意味する包括的な用語として使用される。例えば、“A又はB”という言いまわしは、(A)、(B)、又は(A及びB)を意味し、“A、B、又はC”という言いまわしは、(A)、(B)、(C)、(A及びB)、(A及びC)、(B及びC)、又は(A、B、及びC)を意味する。
説明は、“一実施例において”又は“実施例において”という言いまわしを使用することができ、それは、それぞれ同一又は異なる実施例のうちの1つ又は複数を指すことができる。さらに、本開示の実施例に関連して使用されるように、“備える(comprising)”、“含む(including)”、“有する(having)”などという用語は同義である。
ここで使用されるように、“回路”という用語は、特定用途向け集積回路(ASIC)、電子回路、1つ若しくは複数のソフトウェア又はファームウェアプログラムを実行するプロセッサ(共有、専用、若しくはグループ)又はメモリ(共有、専用、若しくはグループ)、組み合わせ論理回路、あるいは、説明された機能を提供する他の適切なハードウェアコンポーネントのことを指し得るか、これらの一部であり得るか、又はこれらを含み得る。
図1は、様々な実施形態による無線通信環境100を概略的に例示する。環境100は、セルラネットワーク及び無線ローカルエリアネットワーク(WLAN)を含む少なくとも2つの無線通信ネットワークを介して通信することが可能であるユーザ装置(UE)104を含み得る。セルラネットワークは、例えば、第3世代パートナーシッププロジェクト(3GPP)ユニバーサル移動体通信システム(UMTS)プロトコルに従うユニバーサル地上無線アクセスネットワーク(UTRAN)であり得る。UE104は、UMTS無線装置112及びWLAN無線装置120に接続された制御回路108を含み得る。UE104は、UTRANの1つ又は複数のノード、例えばNodeB116と無線で通信するためにUMTS無線装置112を使用し得る。UE104は、WLANの1つ又は複数のノード、例えばアクセスポイント(AP)124と無線で通信するためにWLAN無線装置120を使用し得る。
AP124は、制御回路132に接続された無線トランシーバ128を含み得る。制御回路132は、AP124の動作及び通信を制御し得る。いくつかの実施例において、制御回路132は、無線トランシーバ128、及び有線又は無線とすることができる1つ若しくは複数の追加のトランシーバを介した通信を制御し得る。
NodeB116は、同様に、無線トランシーバ136、及び制御回路140を含み得る。制御回路140は、NodeB116の動作及び通信を制御し得る。NodeB116は、UTRANの一部であり得るとともに、UTRANの1つ又は複数のノード、例えばネットワーク制御装置148と通信するためのトランシーバ144を含み得る。eNB116は、有線又は無線とすることができる1つ若しくは複数の追加のトランシーバを含み得る。
ネットワーク制御装置148は、NodeB116のトランシーバ144と通信するためのトランシーバ152を含み得る。ネットワーク制御装置148は、トランシーバ152と接続される管理回路156を更に含み得る。いくつかの実施例において、ネットワーク制御装置148は、UTRANの複数のNodeB116を管理し得る。その代りに、又は、さらに、ネットワーク制御装置148のうちのいくつか又は全て(例えば、管理回路156のうちのいくつか又は全て)は、NodeB116に含まれ得る。
ネットワーク制御装置148は、NodeB116、別のUTRAN、又はNodeB116のUTRANと連結される進化型パケットコア(EPC)と共に、UTRANの一部であり得る。EPCは、UEが、3GPPアクセスネットワークに加えて、データ通信のために使用することができる非3GPPアクセスネットワークを発見するのを支援するために、アクセスネットワーク発見選択機能(ANDSF)を含み得るとともに、これらのネットワークに対する接続を規制するルールをUEに提供し得る。EPCは、同様に、様々な無線アクセスネットワーク(RAN)と他のネットワークと間の通信インタフェースを提供し得る。例えば、EPCは、ここで説明されたUTRANとWLANとの間の通信インタフェースを提供し得る。
様々な実施例は、UTRANと1つ又は複数のWLANとの間の、RANにより支援されたUEベースの双方向性のトラフィックステアリングを提供する。様々な実施例において、ネットワーク制御装置148の管理回路156は、UTRANとWLANとの間のトラフィックステアリングのためのUE104による使用のために、(例えばNodeB116によって)RANパラメータ情報をUE104に送信し得る。RANパラメータ情報は、1つ又は複数のRAN支援パラメータを含み得る。RAN支援パラメータは、UTRANとWLANとの間のトラフィックステアリングのためのUE104による使用のために、1つ又は複数のしきい値を含み得る。いくつかの実施例において、RAN支援パラメータは、1つ若しくは複数のWLAN識別子及び/又はオフロード選択指示子(offload preference indicator:OPI)を更に含み得る。WLAN識別子は、トラフィックステアリングのためにUE104が利用可能であるAP及び/又はWLANを識別し得る。
OPIは、UE104に対する1つ又は複数のANDSFポリシーのために使用され得る。例えば、ANDSFサーバは、ANDSFポリシーの複数のセットをUE104に提供し得る。ネットワークは、UE104がどのANDSFポリシーを現在使用するべきであるかをUE104に指示するためにOPIを使用し得る。
RAN支援パラメータは、ブロードキャストシグナリング(それは複数のUEを対象にする)及び/又は専用シグナリング(それはUE104に指定される)によってUE104に送信され得る。例えば、RAN支援パラメータは、ブロードキャストシグナリングによって送信されるシステム情報ブロック(SIB)に含まれ得る。さらに、又はその代わりに、RAN支援パラメータは、UE104に対して専用に提供された、UTRANモビリティ情報メッセージ又はセル更新確認メッセージに含まれ得る。
様々な実施例において、UE104の制御回路108は、RAN支援パラメータを受信し得る。制御回路108は、しきい値に基づいて、UMTS無線装置とWLAN無線装置との間でトラフィックをステアリングし得る。制御回路108は、下記で更に論じられるように、しきい値を使用する1つ又は複数のトラフィックステアリングルールに基づいて、UMTS無線装置とWLAN無線装置との間でトラフィックをステアリングし得る。いくつかの実施例において、RAN支援パラメータは、トラフィックステアリングルールの評価において使用されるタイマ値を更に含み得る。例えば、タイマ値は、UTRANとWLANとの間のトラフィックステアリングを開始する前にトラフィックステアリングルールが満たされなければならない時間の長さを示し得る。
いくつかの実施例において、UE104は、アイドルモード、CELL_DCH状態、CELL_FACH状態、CELL_PCH状態、又はURA_PCH状態のような、NodeB116との1つ又は複数の無線リソース制御(RRC)状態において、UMTSとWLANとの間でトラフィックをステアリングし得る。
いくつかの実施例において、もしUE104がANDSFポリシーを提供されるならば、UE104は、現在のRAN支援パラメータをUEの上位レイヤに転送し得る。いくつかの実施例において、もしUE104がアイドルモードにあり、そしてUE104が有効性のタイマがまだ動いている間にブロードキャストRAN支援パラメータを受信するならば、UEは受信されたパラメータを転送しないかもしれず、むしろ専用シグナリングによって以前に受信された記憶されたパラメータを(もしあるならば)転送し得る。もしUE104がANDSFポリシーを提供されないならば、UE104は、下記で更に論じられるトラフィックステアリングルールに従って、トラフィックステアリングのためにRAN支援パラメータを使用し得る。
いくつかの実施例において、UE104は、ブロードキャストシグナリングによって、及び専用シグナリングによって、RAN支援パラメータを受信し得る。そのような状況において、UE104は、専用シグナリングによって受信されたRAN支援パラメータを使用するかもしれず、そしてブロードキャストシグナリングによって受信されたRAN支援パラメータを使用しないかもしれない。RAN支援パラメータに関してのUE104のいくつかの行動は、UE104のRRC状態によって変わり得る。
例えば、いくつかの実施例において、もしUE104がCELL_DCH状態にあるならば、UE104は、専用シグナリングのみによって取得されたパラメータを使用するかもしれず、そしてブロードキャストシグナリングによって取得されたパラメータを使用しないかもしれない。UTRANのサービングセルからターゲットセルへのハンドオーバ(例えば、UTRANのNodeB116から別のNodeBへのハンドオーバ)の際に、もしRAN支援パラメータがハンドオーバの間にUTRANにより再構成されないか、又は削除されるならば、UE104は、専用シグナリングによって取得されたRAN支援パラメータを保持し得る。UE104は、UE104がCELL_DCH状態に入る場合に、ブロードキャストシグナリングによって取得されたRAN支援パラメータを廃棄し得る。さらに、又はその代わりに、UE104は、無線ネットワークサブシステム(SRNS)再配置の際に、専用シグナリングによって取得されたRAN支援パラメータを廃棄し得る。
いくつかの実施例において、もしUE104がCELL_FACH状態にあるならば、UE104は、もしUE104がサービングセルから専用シグナリングによってRAN支援パラメータを受信したならば、ブロードキャストシグナリングによって取得されたRAN支援パラメータの代わりに、専用シグナリングによって取得されたRAN支援パラメータをトラフィックステアリングに適用し得る。もしUE104がサービングセルから専用シグナリングによってRAN支援パラメータを受信しなかったならば、UE104は、ブロードキャストシグナリングによって取得されたRAN支援パラメータをトラフィックステアリングに適用し得る。CELL_FACH状態におけるUE104は、セル再選択の際に、(例えば、新しいセルをサービングセルとして選択するために)専用パラメータを廃棄し得る。その結果、UE104は、UE104が新しいサービングセルからRAN支援パラメータを受信するまで、又は、UE104が新しいサービングセルからRAN支援パラメータを受信しない限り、ブロードキャストシグナリングによって取得されたRAN支援パラメータを使用し得る。
いくつかの実施例において、もしUE104が、アイドルモード、CELL_PCH状態、又はURA_PCH状態にあるならば、UE104は、専用シグナリングによって取得されたRAN支援パラメータを適用し得る。もしUE104が専用シグナリングによってRAN支援パラメータを受信しなかったならば、UE104は、ブロードキャストシグナリングによって取得されたRAN支援パラメータを適用し得る。セル再選択の際に、UE104は、専用シグナリングによって取得されたRAN支援パラメータを廃棄し得るとともに、新しいRAN支援パラメータが専用シグナリングによって取得されるまで、ブロードキャストシグナリングによって取得されたRAN支援パラメータを使用し得る。
UE104がアイドルモードに入る場合に、UE104は、タイマを起動し得る。UE104は、タイマが満了するまで、専用シグナリングによって受信されたRAN支援パラメータを使用し得る。タイマが満了した場合に、UE104は、専用シグナリングによって受信されたRAN支援パラメータを廃棄し得るとともに、ブロードキャストシグナリングによって取得されたRAN支援パラメータを適用し得る。いくつかの実施例において、UE104は、さらに、又はその代わりに、CELL_PCH状態又はURA_PCH状態のような他のRRC状態においてタイマを使用し得る。
いくつかの実施例において、UTRANは、複数の地上波公共移動通信ネットワーク(PLMN)により共有され得る。いくつかのそのような実施例において、UTRANを共有する個々のPLMNは、RAN支援パラメータの独立したセットを送信し得る。
様々な実施例において、RAN支援パラメータは、UTRANからWLANにトラフィックをステアリングするためにUE104により使用されることができる第1のしきい値のセット、及びWLANからUTRANにトラフィックをステアリングするためにUE104により使用されることができる第2のしきい値のセットを含み得る。第1及び第2のしきい値のセットのしきい値は、UTRAN信号強度しきい値、UTRAN信号品質しきい値、WLAN使用率しきい値、WLANバックホールデータ速度しきい値(アップリンク及び/若しくはダウンリンク)、並びに/又はWLANビーコン受信信号強度インジケータ(RSSI)しきい値のうちの1つ又は複数を含み得る。上記で論じられたように、RAN支援パラメータは、1つ若しくは複数のWLAN識別子(アクセスネットワーク選択及びトラフィックステアリングルールにおいて使用される)、OPI(ANDSFポリシーにおいて使用される)、及び/又はタイマ値(トラフィックステアリングルールにおいて使用される)を更に含み得る。UE104は、ここで説明されたトラフィックステアリングルールの評価においてRAN支援パラメータを使用して、EUTRANとWLANとの間のトラフィックステアリング判定を実行し得る。
例えば、UTRANからWLANへのトラフィックステアリングのための第1のしきい値のセットは、下位UTRAN受信信号品質しきい値(ThreshServingOffloadWLAN,LowQ)、下位UTRAN受信信号電力しきい値(ThreshServingOffloadWLAN,LowP)、下位WLANチャネル使用率しきい値(ThreshChUtilWLAN,Low)、上位WLANダウンリンクバックホール速度しきい値(ThreshBackhRateDlWLAN,High)、上位WLANアップリンクバックホール速度しきい値(ThreshBackhRateUlWLAN,High)、及び/又は上位ビーコン受信信号強度インジケータ(RSSI)しきい値(ThreshRSSIWLAN,High)を含み得る。WLANからUTRANへのトラフィックステアリングのための第2のしきい値のセットは、上位UTRAN受信信号品質しきい値(ThreshServingOffloadWLAN,HighQ)、上位UTRAN受信信号電力しきい値(ThreshServingOffloadWLAN,HighP)、上位WLANチャネル使用率しきい値(ThreshChUtilWLAN,High)、下位WLANダウンリンクバックホール速度しきい値(ThreshBackhRateDlWLAN,Low)、下位WLANアップリンクバックホール速度しきい値(ThreshBackhRateUlWLAN,Low)、及び/又は下位ビーコンRSSIしきい値(ThreshRSSIWLAN,Low)を含み得る。しきい値の一方のセットうちの“上位の”しきい値は、一般に、しきい値のもう一方のセットのうちの対応する“下位のしきい値”より大きい値を有し得る。その結果、しきい値の2つのセットのうちの対応するしきい値は、UTRANとWLANとの間の頻繁な切り替え(例えば、ピンポン現象)を回避する/減少させるために、異なる値を有し得る。
いくつかの実施例において、しきい値ThreshServingOffloadWLAN,LowPは、WLANへのトラフィックステアリングのためのUE104による使用のために、UTRANの周波数分割複信(FDD)セルに対する共通パイロットチャネル(CPICH)受信信号符号電力(RSCP)しきい値(dBmで測定された)、及び/又はUTRANの時間分割複信(TDD)セルに対するプライマリ共通制御物理チャネル(P−CCPCH)RSCPを指定し得る。しきい値ThreshServingOffloadWLAN,HighPは、UTRANへのトラフィックステアリングのためのUE104による使用のために、FDDセルに対するCPICH RSCP、及び/又はTDDセルに対するP−CCPCH RSCPを指定し得る。しきい値ThreshServingOffloadWLAN,LowQは、WLANへのトラフィックステアリングのためのUE104による使用のために、FDDセルに対するCPICH Ec/N0(トータルの受信電力スペクトル密度分のチップ当たりの品質エネルギー)を指定し得る。しきい値ThreshServingOffloadWLAN,HighQは、UTRANへのトラフィックステアリングのためのUE104による使用のために、FDDセルに対するCPICH Ec/N0を指定し得る。
いくつかの実施例において、ThreshChUtilWLAN,Lowは、WLANへのトラフィックステアリングのためにUE104により使用されるWLANチャネル使用率(BSS負荷)しきい値であり得るとともに、ThreshChUtilWLAN,Highは、UTRANへのトラフィックステアリングのためにUE104により使用されるWLANチャネル使用率(BSS負荷)しきい値であり得る。指示されたWLAN識別子に対するWLANチャネル使用率は、指示されたWLAN識別子のためのIEEE802.11(ビーコン又はプローブ応答)シグナリングから取得される基本サービスセット(BSS)負荷情報要素(IE)からのWLANチャネル使用率値に対応し得る。
いくつかの実施例において、ThreshBackhRateDlWLAN,Highは、WLANへのトラフィックステアリングのためにUE104により使用されるバックホール利用可能ダウンリンク帯域幅のしきい値に対応するとともに、ThreshBackhRateDlWLAN,Lowは、UTRANへのトラフィックステアリングのためにUE104により使用されるバックホール利用可能ダウンリンク帯域幅のしきい値であり得る。WLANのためのバックホール利用可能ダウンリンク帯域幅は、ダウンリンク速度*(1−ダウンリンク負荷/255)として計算されることができ、ここで、ダウンリンク速度とダウンリンク負荷パラメータは、(IEEE802.11u及びWFA拡張機能に基づいて)Wi−Fiアライアンス(WFA)ホットスポット(HS)2.0からアクセスネットワーククエリプロトコル(ANQP)シグナリングによって取得される広域ネットワーク(WAN)メトリック要素から取り出され得る。
いくつかの実施例において、ThreshBackhRateUlWLAN,Highは、WLANへのトラフィックステアリングのためにUE104により使用されるバックホール利用可能アップリンク帯域幅のしきい値であり得るとともに、ThreshBackhRateUlWLAN,Lowは、UTRANへのトラフィックステアリングのためにUE104により使用されるバックホール利用可能アップリンク帯域幅のしきい値であり得る。バックホール利用可能アップリンク帯域幅は、アップリンク速度*(1−アップリンク負荷/255)として計算されることができ、ここで、アップリンク速度とアップリンク負荷パラメータは、WFA HS2.0からANQPシグナリングによって取得されるWANメトリック要素から取り出され得る。
いくつかの実施例において、ThreshRSSIWLAN,Highは、WLANへのトラフィックステアリングのためにUE104により使用されるビーコンRSSIしきい値に対応するとともに、ThreshRSSIWLAN,Lowは、UTRANへのトラフィックステアリングのためにUE104により使用されるビーコンRSSIしきい値であり得る。WLANのためのビーコンRSSIは、WLANビーコンに関してUE104により測定されたRSSIであり得る。
いくつかの実施例において、WLAN識別子は、ターゲットWLAN、例えばトラフィックがステアリングされ得るとともにAP124と関連付けられたWLANを識別し得る。WLAN識別子は、サービスセット識別子(SSID)、基本サービスセット識別子(BSSID)、及び/又は均一の拡張サービスセット識別子(homogeneous extended service set identifiers:HHID)を含み得る。トラフィックステアリングルールは、ターゲットWLANに適用でき得る。いくつかの実施例において、もしUE104がUTRANとWLANとの間のトラフィックステアリングが可能であるとともに、上記で説明されたように、UE104が有効なANDSFポリシーを提供されないならば、これらのトラフィックステアリングルールが単に適用され得る。
トラフィックステアリングルールの第1のセットは、トラフィックがUTRANからWLANにステアリングされ得る状況を説明し得る。これらの状況は、RAN支援パラメータにおいて提供された様々なしきい値と比較した、測定された又はそうでなければ取得されたUTRAN及びWLANにおける動作状態に基づき得る。いくつかの実施例において、もし(例えば、タイマ値TsteeringWLANにより指示された時間間隔において)トラフィックステアリングルールの第1のセットが満たされるならば、その場合に、制御回路108におけるアクセス層は、制御回路108の上位レイヤ、例えば非アクセス層に対して、いつ、及び、(RANアクセスパラメータにおいて提供されるWLAN識別子のリストの中の)どのWLAN識別子に関して、トラフィックステアリングルールの第1のセットが満たされたかを指示し得る。
制御回路108(例えば、制御回路108の上位レイヤ)は、条件が満たされているという指示に基づいて、UTRANからWLANにトラフィックをステアリングし得る。いくつかの実施例において、上位レイヤは、もしアクセス層により提供された指示がユーザの好みに反するならば、又はもしUE104が有効なANDSFポリシーを提供されているならば、アクセス層により提供された指示を無視し得る。
WLANにトラフィックをステアリングするためのトラフィックステアリングルールの第1のセットは、UTRANサービングセル条件及びターゲットWLAN条件を含み得る。EUTRANサービングセル条件は、Qrxlevmeas<ThreshServingOffloadWLAN,LowP、又はQqualmeas<ThreshServingOffloadWLAN,LowQを含み得る。値Qrxlevmeasは、UTRANセルの受信信号電力(例えば、FDDセルに対するCPICH RSCP又はTDDセルに対するP−CCPCH RSCP)であり得る。値Qqualmeasは、UTRANセルにおける(dBで)測定された基準信号受信品質(RSRQ)(例えば、FDDセルに対するCPICH Ec/N0)であり得る。したがって、制御回路108は、もしUTRANセルの測定された受信信号電力値が対応する受信信号電力しきい値より小さいか、又はUTRANの測定された受信信号品質値が対応する受信信号品質しきい値より小さいならば、トラフィックステアリングルールの第1のセットのUTRANサービングセル条件が満たされる、ということを判定し得る。いくつかの実施例において、受信信号電力値、及び/又は受信信号品質値は、UE104により測定され得る。
ターゲットWLAN条件は、ChannelUtilizationWLAN<ThreshChUtilWLAN,Low、BackhaulRateDlWLAN>ThreshBackhRateDlWLAN,High、BackhaulRateUlWLAN>ThreshBackhRateUlWLAN,High、及びBeaconRSSI>ThreshRSSIWLAN,Highを含むことができ、ここで、ChannelUtilizationWLANは、指示されたWLAN識別子のためのIEEE802.11(ビーコン又はプローブ応答)シグナリングから取得されるBSS IEからのWLANチャネル使用率値であり得る。BackhaulRateDlWLANは、ダウンリンク速度*(1−ダウンリンク負荷/255)として計算され得るバックホール利用可能ダウンリンク帯域幅であることができ、ここで、ダウンリンク速度とダウンリンク負荷パラメータは、(IEEE802.11u及びWFA拡張機能に基づいて)WFA HS2.0からANQPシグナリングによって取得されるWANメトリック要素から取り出されることができ、BackhaulRateUlWLANは、アップリンク速度*(1−アップリンク負荷/255)として計算され得るバックホール利用可能アップリンク帯域幅であることができ、ここで、アップリンク速度とアップリンク負荷パラメータは、WFA HS2.0からANQPシグナリングによって取得されるWANメトリック要素から取り出されることができ、そしてBeaconRSSIは、WLANビーコンに関してUE104により測定されたRSSIであり得る。したがって、制御回路108は、もしWLANチャネル使用率が対応するWLANチャネル使用率しきい値より小さく、WLANダウンリンクバックホール速度が対応するWLANダウンリンクバックホール速度しきい値より大きく、WLANアップリンクバックホール速度が対応するWLANアップリンクバックホール速度しきい値より大きく、ビーコンRSSIが対応するWLANビーコンRSSIしきい値より大きいならば、WLAN条件が満たされる、ということを判定し得る。
いくつかの実施例において、UE104は、ここで論じられたしきい値のサブセットのみ受信し得る。そのような実施例において、UE104の制御回路108は、対応するしきい値が提供されなかった測定値の評価を除外し得る。その結果、ネットワーク制御装置148は、どのしきい値をRAN支援パラメータに入れるかを選択することにより、トラフィックステアリングのために使用されることができる条件を選択し得る。
1つより多いターゲットWLANが上記の条件を満たす実施例において、利用可能なターゲットWLANのうちの1つを選択することは、UE104次第であり得る。いくつかの実施例において、ターゲットWLANのそれぞれは、それによりUE104が関連するWLANを選択する関連する優先順位を有し得る。関連する優先順位は、RAN支援パラメータにおいてWLAN識別子とともに送信され得る。他の実施例において、ターゲットWLANは、関連する優先順位を有していない可能性があり、UE104は、1つ若しくは複数の他の考慮事項に基づいて、又はランダムに、ターゲットWLANのうちの1つを選択し得る。
トラフィックステアリングルールの第2のセットは、トラフィックがWLANからUTRANセルへステアリングされ得る状況を説明し得る。上記の議論と同様に、これらの状況は、RAN支援パラメータにおいて提供された様々なしきい値と比較した、WLAN及びUTRANセルにおける動作状態に基づき得る。いくつかの実施例において、もし予め定義された条件が満たされるならば、その場合に、制御回路108におけるアクセス層は、制御回路108の上位レイヤ、例えば非アクセス層に対して、いつWLANからEUTRANセルにトラフィックをステアリングするための特定の条件が所定の時間間隔TsteeringWLANの間満たされているかを指示し得る。いくつかの実施例において、WLANからUTRANへのトラフィックステアリングのために使用される時間間隔は、UTRANからWLANへのトラフィックステアリングのために使用される時間間隔と同じであり得る。他の実施例において、RAN支援パラメータは、UTRANへのトラフィックステアリングのための、及びWLANへのトラフィックステアリングのための、それぞれの時間間隔を指示するために、別個のタイマ値を含み得る。制御回路108(例えば、制御回路108の上位レイヤ)は、条件が満たされているという指示に基づいて、WLANからUTRANにトラフィックをステアリングし得る。いくつかの実施例において、上位レイヤは、もしアクセス層により提供された指示がユーザの好みに反するならば、又はもしUE104がANDSFポリシーを提供されているならば、アクセス層により提供された指示を無視し得る。
WLANにトラフィックをステアリングするためのトラフィックステアリングルールの第2のセットは、WLAN条件及びターゲットUTRANセル条件を含み得る。WLANからターゲットUTRANセルにトラフィックをステアリングするためのWLAN条件は、ChannelUtilizationWLAN>ThreshChUtilWLAN,High、BackhaulRateDlWLAN<ThreshBackhRateDlWLAN,Low、BackhaulRateUlWLAN<ThreshBackhRateUlWLAN,Low、又はBeaconRSSI<ThreshRSSIWLAN,Lowを含み得る。したがって、制御回路108は、もしWLANチャネル使用率が対応するWLANチャネル使用率しきい値より大きく、WLANダウンリンクバックホール速度が対応するWLANダウンリンクバックホール速度しきい値より小さく、WLANアップリンクバックホール速度が対応するWLANアップリンクバックホール速度しきい値より小さいか、又はビーコンRSSIが対応するWLANビーコンRSSIしきい値より小さいならば、ターゲットUTRANセルにトラフィックをステアリングするためのWLAN条件が満たされる、ということを判定し得る。
WLANからターゲットUTRANセルにトラフィックをステアリングするためのUTRAN条件は、Qrxlevmeas>ThreshServingOffloadWLAN,HighP、及びQqualmeas>ThreshServingOffloadWLAN,HighQを含み得る。したがって、制御回路108は、もしUTRANの測定された受信信号電力値が対応する受信信号電力しきい値より大きく、UTRANの測定された受信信号品質値が対応する受信信号品質しきい値より大きいならばターゲットUTRANセルにトラフィックをステアリングするためのUTRAN条件が満たされる、ということを判定し得る。
上記で論じられたように、RAN支援パラメータは、システム情報メッセージに(例えば、1つ又は複数のSIBに)含まれ得る。いくつかの実施例において、RAN支援パラメータは、SystemInformationBlockType23及びSystemInformationBlockType24において送信され得る。一例において、RAN支援パラメータの様々なしきい値は、SystemInformationBlockType23に含まれ得るとともに、ターゲットWLAN識別子のリストは、SystemInformationBlockType24に含まれ得る。SystemInformationBlockType23及びSystemInformationBlockType24は、下記の表1に従った特性を有し得る。他の実施例において、しきい値とターゲットWLAN識別子のリストの両方が、SystemInformationBlockType23に含まれ得る。
Figure 0006374519
いくつかの実施例において、表2において示されたように、SystemInformationBlockType23は、UTRANとWLANとの間のトラフィックステアリングのためのパラメータを含み得る。
Figure 0006374519
いくつかの実施例において、表3において示されたように、SystemInformationBlockType24は、WLAN識別子のリストを含み得る。
Figure 0006374519
UE104は、システム情報ブロックに含まれる全ての関連したIEを記憶し得る。もしUE104が有効なANDSFポリシーを有しているならば、UE104は、上位レイヤに対して、アクセスネットワーク選択、及びUTRANとWLANとの間のトラフィックステアリングのためのRAN支援パラメータを提供し得る。
上記で論じられたように、RAN支援パラメータは、さらに、又はその代わりに、UTRANモビリティ情報メッセージ又はセル更新確認メッセージにおいて送信され得る。UTRANモビリティ情報メッセージは、新しいRNTIを割り当てるとともに、UE104に他のUTRANモビリティ関連の情報を伝達するために、UTRANにより使用され得る。UTRANモビリティ情報メッセージのための無線リンク制御サービスアクセスポイント(RLC−SAP)は、肯定応答モード(acknowledged mode:AM)又は非肯定応答モード(unacknowledged mode:UM)であり得る。UTRANモビリティ情報メッセージは、UTRAN(例えば、NodeB116)から専用制御チャネル(DCCH)論理チャネルによってUE104に送信され得る。RAN支援パラメータは、UTRANモビリティ情報メッセージの任意の要素であり得る。実施例において、UTRANモビリティ情報メッセージは、表4において概説された要素を含み得る。
Figure 0006374519
Figure 0006374519
セル更新確認メッセージは、セル更新手順を保証し得るとともに、新しいセルにおいて有効であるUE104のための新しいRNTI情報を再度割り当てるために使用されることができる。セル更新確認メッセージのためのRLC−SAPは、AM又はUMであり得る。セル更新確認メッセージは、共通制御チャネル(CCCH)又はDCCHによってUTRAN(例えば、NodeB116)からUE104に送信され得る。RAN支援パラメータは、セル更新確認メッセージの任意の要素であり得る。実施例において、セル更新確認メッセージは、表5において概説された要素を含み得る。
Figure 0006374519
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セル更新確認メッセージは、表6において概説された条件を前提とし得る。
Figure 0006374519
システム情報メッセージ、UTRANモビリティ情報メッセージ、及び/又はセル更新確認メッセージに含まれるRAN支援パラメータは、表7において説明された特性を有し得る。“タイプ及び参照”の列は、対応するしきい値によって指示される可能な値のサイズ及び/又は数を示し得る。しきい値のそれぞれは、対応するメッセージに任意に含まれるかもしれない(又は、含まれないかもしれない)。
Figure 0006374519
図2は、様々な実施例による、UE(例えばUE104)により実行され得るUTRANからWLANへのトラフィックステアリングのための方法200を例示する。いくつかの実施例において、UEは、命令が記憶された1つ若しくは複数の非一時的なコンピュータ読み取り可能な媒体を含むことができるか、又は命令が記憶された1つ若しくは複数の非一時的なコンピュータ読み取り可能な媒体に対するアクセスを有することができ、命令は実行された場合にUEに方法200を実行させる。
方法200の204において、UEは、RAN支援パラメータを取得し得る。RAN支援パラメータは、例えば、システムブロードキャストメッセージ、セル更新確認メッセージ、又はUTRANモビリティ情報メッセージから取得され得る。RAN支援パラメータは、UTRAN受信信号品質しきい値、UTRAN受信信号電力しきい値、WLANチャネル使用率しきい値、WLANダウンリンクバックホール速度しきい値、WLANアップリンクバックホール速度しきい値、及びWLANビーコンRSSIしきい値を含み得る。
方法200の208において、UEは、UTRANのサービングセルと関連付けられた受信信号符号電力測定値がUTRAN受信信号電力しきい値より小さいか、又はUTRANのサービングセルと関連付けられたパイロットチャネル品質測定値がUTRAN受信信号品質しきい値より下であることを判定し得る。
方法200の212において、UEは、WLANのターゲットアクセスポイントと関連付けられたWLANチャネル使用率値がWLANチャネル使用率しきい値より小さく、ターゲットアクセスポイントと関連付けられた利用可能バックホールダウンリンク帯域幅がWLANダウンリンクバックホール速度しきい値より大きく、ターゲットアクセスポイントと関連付けられた利用可能バックホールアップリンク帯域幅がWLANアップリンクバックホール速度しきい値より大きく、ターゲットアクセスポイントと関連付けられたビーコンRSSIがWLANビーコンRSSIしきい値より大きいことを判定し得る。
方法200の216において、UEは、208における判定と212における判定とに基づいて、UTRANからWLANにトラフィックをステアリングし得る。
図3は、様々な実施例による、UE(例えばUE104)により実行され得るWLANからUTRANへのトラフィックステアリングのための方法300を例示する。いくつかの実施例において、UEは、命令が記憶された1つ若しくは複数の非一時的なコンピュータ読み取り可能な媒体を含むことができるか、又は命令が記憶された1つ若しくは複数の非一時的なコンピュータ読み取り可能な媒体に対するアクセスを有することができ、命令は実行された場合にUEに方法300を実行させる。
方法300の304において、UEは、RAN支援パラメータを取得し得る。RAN支援パラメータは、例えば、システムブロードキャストメッセージ、セル更新確認メッセージ、又はUTRANモビリティ情報メッセージから取得され得る。RAN支援パラメータは、UTRAN受信信号品質しきい値、UTRAN受信信号電力しきい値、WLANチャネル使用率しきい値、WLANダウンリンクバックホール速度しきい値、WLANアップリンクバックホール速度しきい値、及びWLANビーコンRSSIしきい値を含み得る。
方法300の308において、UEは、WLANのサービングアクセスポイントと関連付けられたWLANチャネル使用率値がWLANチャネル使用率しきい値より大きく、アクセスポイントと関連付けられた利用可能バックホールダウンリンク帯域幅がWLANダウンリンクバックホール速度しきい値より小さく、アクセスポイントと関連付けられた利用可能バックホールアップリンク帯域幅がWLANアップリンクバックホール速度しきい値より小さいか、又はアクセスポイントと関連付けられたビーコンRSSIがWLANビーコンRSSIしきい値より小さいことを判定し得る。
方法300の312において、UEは、UTRANのターゲットセルと関連付けられた受信信号符号電力測定値がUTRAN受信信号電力しきい値より大きく、UTRANのターゲットセルと関連付けられたパイロットチャネル品質測定値がUTRAN受信信号品質しきい値より大きいことを判定し得る。
方法300の316において、UEは、308における判定と312における判定とに基づいて、WLANからUTRANにトラフィックをステアリングし得る。
図4は、様々な実施例による、ネットワークノードにより実行され得るトラフィックステアリングを管理するための方法400を例示する。例えば、方法400は、UTRANの無線ネットワーク制御装置(RNC、例えばネットワーク制御装置148)により実行され得る。いくつかの実施例において、ネットワークノードは、命令が記憶された1つ若しくは複数の非一時的なコンピュータ読み取り可能な媒体を含むことができるか、又は命令が記憶された1つ若しくは複数の非一時的なコンピュータ読み取り可能な媒体に対するアクセスを有することができ、命令は実行された場合にネットワークノードに方法400を実行させる。
404において、方法400は、UTRANとWLANとの間のトラフィックステアリングのための第1のRAN支援パラメータを判定するステップを含み得る。いくつかの実施例において、第1のRAN支援パラメータは、UTRANからWLANにトラフィックをステアリングするためにUEが使用する第1のしきい値のセット、及びWLANからUTRANにトラフィックをステアリングするためにUEが使用する第2のしきい値のセットを含むことができ、第2のしきい値のセットは、第1のしきい値のセットと異なる。いくつかの実施例において、ネットワークノードは、別のネットワークノードからRAN支援パラメータのうちの1つ又は複数を受信し得る。例えば、RNCは、運用・管理・保守(operations,administration,and maintenance:OAM)システムからWLAN識別子を受信し得る。
408において、方法400は、ブロードキャストシステム情報メッセージにおいて、第1のRAN支援パラメータを複数のUEに送信するステップを含み得る。例えば、第1のRAN支援パラメータは、システム情報メッセージの1つ又は複数のシステム情報ブロックに含まれ得る。
412において、方法400は、複数のUEのうちの1つ又は複数の特定のUEのための第2のRAN支援パラメータを判定するステップを含み得る。
416において、方法400は、専用のシグナリングによって、第2のRAN支援パラメータを1つ又は複数の特定のUEに送信するステップを含み得る。例えば、第2のRAN支援パラメータは、UTRANモビリティ情報メッセージ又はセル更新確認メッセージに含まれ得る。
ここで説明されたUE104、NodeB116、又はネットワーク制御装置148は、希望通りに構成されたあらゆる適切なハードウェア、ファームウェア、又はソフトウェアを使用してシステムに実装され得る。図5は、一実施例として、図示されたように相互に接続される、無線周波数(RF)回路504、ベースバンド回路508、アプリケーション回路512、メモリ/記憶装置516、ディスプレイ520、カメラ524、センサ528、入力/出力(I/O)インタフェース532、又はネットワークインタフェース536を含む一例のシステム500を例示する。
アプリケーション回路512は、下記には限定されないが、1つ若しくは複数のシングルコア又はマルチコアプロセッサのような回路を含み得る。(複数の)プロセッサは、汎用プロセッサ及び専用プロセッサ(例えば、グラフィックスプロセッサ、アプリケーションプロセッサなど)のあらゆる組み合わせを含み得る。それらのプロセッサは、メモリ/記憶装置516と接続され得るとともに、システム500上で動作する様々なアプリケーション又はオペレーティングシステムを有効にするために、メモリ/記憶装置516に記憶される命令を実行するように構成され得る。
ベースバンド回路508は、下記には限定されないが、1つ若しくは複数のシングルコア又はマルチコアプロセッサ、例えばベースバンドプロセッサなどのような回路を含み得る。ベースバンド回路508は、RF回路504を通した1つ又は複数の無線アクセスネットワークとの通信を可能にする様々な無線制御機能を処理し得る。無線制御機能は、下記には限定されないが、信号変調、符号化、復号、無線周波数シフトなどを含み得る。いくつかの実施例において、ベースバンド回路508は、1つ又は複数の無線通信技術と互換性がある通信を提供し得る。例えば、いくつかの実施例において、ベースバンド回路508は、EUTRAN若しくは他の無線メトロポリタンエリアネットワーク(WMAN)、無線ローカルエリアネットワーク(WLAN)、又は無線パーソナルエリアネットワーク(WPAN)との通信をサポートし得る。ベースバンド回路508が1つより多い無線プロトコルの無線通信をサポートするように構成されている実施例は、マルチモードベースバンド回路と呼ばれ得る。
様々な実施例において、ベースバンド回路508は、厳密にベースバンド周波数であると考えられない信号で動作する回路を含み得る。例えば、いくつかの実施例において、ベースバンド回路508は、ベースバンド周波数と無線周波数との間にある中間周波数を有する信号で動作する回路を含み得る。
いくつかの実施例において、制御回路108若しくは140、又は管理回路156は、アプリケーション回路512又はベースバンド回路508に統合され得る。
RF回路504は、非固形媒体を通る変調された電磁放射を使用して無線ネットワークとの通信を可能にし得る。様々な実施例において、RF回路504は、無線ネットワークとの通信を容易にするために、スイッチ、フィルタ、増幅器などを含み得る。
様々な実施例において、RF回路504は、厳密に無線周波数であると考えられない信号で動作する回路を含み得る。例えば、いくつかの実施例において、RF回路504は、ベースバンド周波数と無線周波数との間にある中間周波数を有する信号で動作する回路を含み得る。
いくつかの実施例において、UMTS無線装置112、WLAN無線装置120、又は無線トランシーバ136は、RF回路504に統合され得る。
いくつかの実施例において、ベースバンド回路508、アプリケーション回路512、又はメモリ/記憶装置516の構成要素のコンポーネントのうちのいくつか又は全ては、システムオンチップ(SOC)に一緒に実装され得る。
メモリ/記憶装置516は、例えばシステム500のためのデータ又は命令をロードして記憶するために使用され得る。一実施例のためのメモリ/記憶装置516は、適切な揮発性メモリ(例えば、ダイナミックランダムアクセスメモリ(DRAM))又は不揮発性メモリ(例えば、フラッシュメモリ)のあらゆる組み合わせを含み得る。
様々な実施例において、I/Oインタフェース532は、システム500とユーザとの対話処理を可能にするように設計された1つ若しくは複数のユーザインタフェース、又はシステム500と周辺機器との対話処理を可能にするように設計された周辺機器インタフェースを含み得る。ユーザインタフェースは、下記には限定されないが、物理的なキーボード若しくはキーパッド、タッチパッド、スピーカ、マイクロフォンなどを含み得る。周辺コンポーネントインターフェイスは、下記には限定されないが、不揮発性メモリポート、ユニバーサルシリアルバス(USB)ポート、オーディオジャック、及び電源インタフェースを含み得る。
様々な実施例において、センサ528は、システム500に関連する環境条件又は位置情報を判定するための1つ若しくは複数の検出装置を含み得る。いくつかの実施例において、センサは、下記には限定されないが、ジャイロセンサ、加速度計、近接センサ、周囲光センサ、及び測位ユニットを含み得る。測位ユニットは、同様に、測位ネットワークのコンポーネント、例えば全地球測位システム(GPS)衛星と通信するために、ベースバンド回路508若しくはRF回路504の一部であり得るか、又はベースバンド回路508若しくはRF回路504と相互作用し得る。
様々な実施例において、ディスプレイ520は、ディスプレイ(例えば、液晶表示装置、タッチスクリーンディスプレイなど)を含み得る。
様々な実施例において、ネットワークインタフェース536は、1つ又は複数の有線ネットワークを介して通信するための回路を含み得る。トランシーバ144又は152は、ネットワークインタフェース536に統合され得る。
様々な実施例において、システム500は、下記には限定されないが、ラップトップコンピューティング装置、タブレットコンピューティング装置、ネットブック、ウルトラブック、スマートフォンなどのモバイルコンピューティング装置、又はネットワークノード、例えばeNB若しくはネットワーク制御装置であり得る。様々な実施例において、システム500は、より多くの構成要素若しくはより少ない構成要素、又は異なる構造を有することができる。
様々な実施例のいくつかの非限定的な実例を下記に示す。
実例1はユーザ装置(UE)により使用される装置であって、当該装置は、ユニバーサル地上無線アクセスネットワーク(UTRAN)によって通信するためのユニバーサル移動体通信システム(UMTS)無線装置と、無線ローカルエリアネットワーク(WLAN)によって通信するためのWLAN通信装置と、上記UMTS無線装置及び上記WLAN無線装置に接続された制御回路とを備える。上記制御回路は、ブロードキャストシステム情報ブロックにおいて、上記UEに対して専用に提供されたUTRANモビリティ情報メッセージ若しくは上記UEに対して専用に提供されたセル更新確認メッセージ、上記UTRANと上記WLANとの間のトラフィックステアリングのための1つ又は複数のしきい値を含む無線アクセスネットワーク(RAN)パラメータ情報、を受信するとともに、上記しきい値に基づいて、上記UMTS無線装置と上記WLAN無線装置との間でトラフィックをステアリングすることができる。
実例2は実例1の装置であって、上記RANパラメータ情報は、上記UTRANモビリティ情報メッセージ又は上記セル更新確認メッセージにおいて受信される第1のRANパラメータ情報であり、上記制御回路は、更に、上記ブロードキャストシステム情報ブロックにおいて第2のRANパラメータ情報を受信するとともに、上記第2のRANパラメータ情報の代わりに上記第1のRANパラメータ情報を使用して、上記UMTS無線装置と上記WLAN無線装置との間でトラフィックをステアリングすることができる。
実例3は実例2の装置であって、もし上記UEが上記UTRANにおけるCELL_FACH状態にあるならば、上記制御回路は、セル再選択の際に、上記第1のRANパラメータ情報を廃棄することができる。
実例4は実例2の装置であって、もし上記UEが上記UTRANにおけるCELL_DCH状態にあるならば、上記制御回路は、上記UTRANのサービングセルからターゲットセルへのハンドオーバの際に、上記第1のRANパラメータ情報を使用し続けることができる。
実例5は実例2の装置であって、上記制御回路は、更に、上記UTRANにおけるアイドルモード、CELL_PCH状態、又はURA_PCH状態に入ると、タイマを起動し、上記タイマが満了したことを判定するとともに、上記判定に基づいて、上記第1のRANパラメータ情報を廃棄し、上記第2のRANパラメータ情報を使用して、上記UMTS無線装置と上記WLAN無線装置との間でトラフィックをステアリングすることができる。
実例6は実例1から実例5のいずれか1つの装置であって、上記RANパラメータ情報のうちの上記1つ又は複数のしきい値は、第1のWLANビーコン受信信号強度インジケーション(RSSI)しきい値、及び上記第1のWLANビーコンRSSIしきい値より小さい値を有する第2のWLANビーコンRSSIしきい値を含み、上記制御回路は、上記第1のWLANビーコンRSSIしきい値に基づいて、上記UTRANから上記WLANにトラフィックをステアリングするとともに、上記第2のWLANビーコンRSSIしきい値に基づいて、上記WLANから上記UTRANにトラフィックをステアリングすることができる。
実例7は実例1の装置であって、上記RANパラメータ情報は、トラフィックステアリングのために上記UEが利用可能であるWLANアクセスポイントを識別するための1つ又は複数のWLAN識別子を更に含む。
実例8は実例1から実例5のいずれか1つの装置であって、上記RANパラメータ情報のうちの上記1つ又は複数のしきい値は、UTRAN受信信号品質しきい値、UTRAN受信信号電力しきい値、WLANチャネル使用率しきい値、WLANダウンリンクバックホール速度しきい値、及びWLANアップリンクバックホール速度しきい値を含み、上記制御回路は、上記UTRANのサービングセルと関連付けられた受信信号符号電力測定値が上記UTRAN受信信号電力しきい値より小さいか、又は上記UTRANの上記サービングセルと関連付けられたパイロットチャネル品質測定値が上記UTRAN受信信号品質しきい値より下であり、そして、上記WLANのターゲットアクセスポイントと関連付けられたWLANチャネル使用率値が上記WLANチャネル使用率しきい値より小さく、上記ターゲットアクセスポイントと関連付けられた利用可能バックホールダウンリンク帯域幅が上記WLANダウンリンクバックホール速度しきい値より大きく、上記ターゲットアクセスポイントと関連付けられた利用可能バックホールアップリンク帯域幅が上記WLANアップリンクバックホール速度しきい値より大きいことを判定することができる。実例8の制御回路は、更に、上記判定に基づいて、上記UTRANから上記WLANにトラフィックをステアリングすることができる。
実例9は実例8の装置であって、上記UTRAN受信信号品質しきい値、上記UTRAN受信信号電力しきい値、上記WLANチャネル使用率しきい値、上記WLANダウンリンクバックホール速度しきい値、及び上記WLANアップリンクバックホール速度しきい値は、上記WLANから上記UTRANにトラフィックをステアリングするために上記制御回路により使用される対応するしきい値と異なる。
実例10は実例8の装置であって、上記RANパラメータ情報のうちの上記1つ又は複数のしきい値は、UTRAN受信信号品質しきい値、UTRAN受信信号電力しきい値、WLANチャネル使用率しきい値、WLANダウンリンクバックホール速度しきい値、及びWLANアップリンクバックホール速度しきい値を含み、上記制御回路は、上記WLANのサービングアクセスポイントと関連付けられたWLANチャネル使用率値が上記WLANチャネル使用率しきい値より大きく、上記サービングアクセスポイントと関連付けられた利用可能バックホールダウンリンク帯域幅が上記WLANダウンリンクバックホール速度しきい値より小さいか、又は上記サービングアクセスポイントと関連付けられた利用可能バックホールアップリンク帯域幅が上記WLANアップリンクバックホール速度しきい値より小さく、そして、上記UTRANのターゲットセルと関連付けられた受信信号符号電力測定値が上記UTRAN受信信号電力しきい値より大きく、上記UTRANの上記ターゲットセルと関連付けられたパイロットチャネル品質測定値が上記UTRAN受信信号品質しきい値より大きいことを判定することができる。実例10の制御回路は、更に、上記判定に基づいて、上記WLANから上記UTRANにトラフィックをステアリングすることができる。
実例11はユニバーサル地上無線アクセスネットワーク(UTRAN)のネットワーク制御装置により使用される装置であって、当該装置は、上記UTRANによってユーザ装置(UE)と通信するためのトランシーバ回路と、上記トランシーバ回路に接続された管理回路とを備える。実例11の上記管理回路は、上記トランシーバ回路によって、ブロードキャストシステム情報ブロック、上記UEに対して専用に提供されたUTRANモビリティ情報メッセージ若しくは上記UEに対して専用に提供されたセル更新確認メッセージ、上記UTRANから無線ローカルエリアネットワーク(WLAN)にトラフィックをステアリングするために上記UEが使用する第1のしきい値のセット及び上記WLANから上記UTRANにトラフィックをステアリングするために上記UEが使用する第2のしきい値のセットを含む無線アクセスネットワーク(RAN)パラメータ情報、を送信することができ、上記第2のしきい値のセットは、上記第1のしきい値のセットと異なる。
実例12は実例11の装置であって、上記第1のしきい値のセットは、下位UTRAN受信信号品質しきい値、下位UTRAN受信信号電力しきい値、下位WLANチャネル使用率しきい値、上位WLANダウンリンクバックホール速度しきい値、及び上位WLANアップリンクバックホール速度しきい値を含み、上記第2のしきい値のセットは、上位UTRAN受信信号品質しきい値、上位UTRAN受信信号電力しきい値、上位WLANチャネル使用率しきい値、下位WLANダウンリンクバックホール速度しきい値、及び下位WLANアップリンクバックホール速度しきい値を含む。
実例13は実例12の装置であって、上記第1のしきい値のセットは、上位WLANビーコン受信信号強度インジケータ(RSSI)しきい値を更に含み、上記第2のしきい値のセットは、下位WLANビーコンRSSIしきい値を更に含む。
実例14は実例11の装置であって、上記管理回路は、更に、上記トランシーバ回路によって、上記UEに、トラフィックステアリングのために上記UEが利用可能である1つ又は複数のWLANアクセスポイントを識別するための1つ又は複数のWLAN識別子を送信することができる。
実例15は実例11から実例14のいずれか1つの装置であって、上記RANパラメータ情報は、上記セル更新確認メッセージに含まれる。
実例16は実例11の装置であって、上記管理回路は、更に、上記第1のしきい値のセット及び上記第2のしきい値のセットのしきい値のための値を判定することができる。
実例17は実例11の装置であって、上記ネットワーク制御装置は、上記UTRANのNodeBである。
実例18は命令が記憶された1つ又は複数の非一時的なコンピュータ読み取り可能な媒体であって、上記命令は実行された場合にユーザ装置(UE)に、ユニバーサル地上無線アクセスネットワーク(UTRAN)受信信号品質しきい値、UTRAN受信信号電力しきい値、無線ローカルエリアネットワーク(WLAN)チャネル使用率しきい値、WLANダウンリンクバックホール速度しきい値、WLANアップリンクバックホール速度しきい値、及びWLANビーコンRSSIしきい値を含む無線アクセスネットワーク(RAN)パラメータ情報を、上記UEに対して指定されたセル更新確認メッセージから取得させ、上記UTRANのサービングセルと関連付けられた受信信号符号電力測定値が上記UTRAN受信信号電力しきい値より小さいか、又は上記UTRANの上記サービングセルと関連付けられたパイロットチャネル品質測定値が上記UTRAN受信信号品質しきい値より下であり、そして、上記WLANのターゲットアクセスポイントと関連付けられたWLANチャネル使用率値が上記WLANチャネル使用率しきい値より小さく、上記ターゲットアクセスポイントと関連付けられた利用可能バックホールダウンリンク帯域幅が上記WLANダウンリンクバックホール速度しきい値より大きく、上記ターゲットアクセスポイントと関連付けられた利用可能バックホールアップリンク帯域幅が上記WLANアップリンクバックホール速度しきい値より大きく、上記ターゲットアクセスポイントと関連付けられたビーコンRSSIが上記WLANビーコンRSSIしきい値より大きいことを判定させるとともに、上記判定に基づいて、上記UTRANから上記WLANにトラフィックをステアリングさせる。
実例19は実例18の1つ又は複数の媒体であって、上記UTRAN受信信号品質しきい値、上記UTRAN受信信号電力しきい値、上記WLANチャネル使用率しきい値、上記WLANダウンリンクバックホール速度しきい値、及び上記WLANアップリンクバックホール速度しきい値は、上記WLANから上記UTRANにトラフィックをステアリングするために上記UEにより使用される対応するしきい値と異なる。
実例20は実例18又は実例19の1つ又は複数の媒体であって、上記RANパラメータ情報は、第1のRANパラメータ情報であり、上記命令は、実行された場合に、上記UEに、更に、ブロードキャストシステム情報ブロックメッセージから第2のRANパラメータ情報を取得させるとともに、上記第2のRANパラメータ情報の代わりに上記第1のRANパラメータ情報を使用して、上記UMTS無線装置と上記WLAN無線装置との間でトラフィックをステアリングさせる。
実例21は実例20の1つ又は複数の媒体であって、上記命令は、実行された場合に、上記UEに、更に、上記UEが上記UTRANにおけるCELL_FACH状態にあることを判定させ、サービングセルを変更するために上記UTRANにおけるセル再選択を実行させるとともに、上記UEが上記CELL_FACH状態にあるという上記判定に基づいて、上記セル再選択の際に、上記第1のRANパラメータ情報を廃棄させる。
実例22は実例20の1つ又は複数の媒体であって、上記命令は、実行された場合に、上記UEに、更に、上記UEが上記UTRANにおけるCELL_DCH状態にあることを判定させ、上記UTRANのサービングセルからターゲットセルへのハンドオーバを実行させるとともに、上記ハンドオーバのあとで、上記第1のRANパラメータ情報を使用し続けさせる。
実例23はユーザ装置(UE)であって、ユニバーサル地上無線アクセスネットワーク(UTRAN)受信信号品質しきい値、UTRAN受信信号電力しきい値、無線ローカルエリアネットワーク(WLAN)チャネル使用率しきい値、WLANダウンリンクバックホール速度しきい値、WLANアップリンクバックホール速度しきい値、及びWLANビーコンRSSIしきい値を含む無線アクセスネットワーク(RAN)パラメータ情報を、当該UEに対して指定されたセル更新確認メッセージから取得する手段と、上記UTRANのサービングセルと関連付けられた受信信号符号電力測定値が上記UTRAN受信信号電力しきい値より小さいか、又は上記UTRANの上記サービングセルと関連付けられたパイロットチャネル品質測定値が上記UTRAN受信信号品質しきい値より下であり、そして、上記WLANのターゲットアクセスポイントと関連付けられたWLANチャネル使用率値が上記WLANチャネル使用率しきい値より小さく、上記ターゲットアクセスポイントと関連付けられた利用可能バックホールダウンリンク帯域幅が上記WLANダウンリンクバックホール速度しきい値より大きく、上記ターゲットアクセスポイントと関連付けられた利用可能バックホールアップリンク帯域幅が上記WLANアップリンクバックホール速度しきい値より大きく、上記ターゲットアクセスポイントと関連付けられたビーコンRSSIが上記WLANビーコンRSSIしきい値より大きいことを判定する手段と、上記判定に基づいて、上記UTRANから上記WLANにトラフィックをステアリングする手段とを備える。
実例24は実例23のUEであって、上記UTRAN受信信号品質しきい値、上記UTRAN受信信号電力しきい値、上記WLANチャネル使用率しきい値、上記WLANダウンリンクバックホール速度しきい値、及び上記WLANアップリンクバックホール速度しきい値は、上記WLANから上記UTRANにトラフィックをステアリングするために当該UEにより使用される対応するしきい値と異なる。
実例25は実例23又は実例24のUEであって、上記RANパラメータ情報は、第1のRANパラメータ情報であり、当該UEは、ブロードキャストシステム情報ブロックメッセージから第2のRANパラメータ情報を取得する手段と、上記第2のRANパラメータ情報の代わりに上記第1のRANパラメータ情報を使用して、上記UMTS無線装置と上記WLAN無線装置との間でトラフィックをステアリングする手段とを更に備える。
実例26は実例25のUEであって、当該UEが上記UTRANにおけるCELL_FACH状態にあることを判定する手段と、サービングセルを変更するために上記UTRANにおけるセル再選択を実行する手段と、当該UEが上記CELL_FACH状態にあるという上記判定に基づいて、上記セル再選択の際に、上記第1のRANパラメータ情報を廃棄する手段とを更に備える。
実例27は実例25のUEであって、当該UEが上記UTRANにおけるCELL_DCH状態にあることを判定する手段と、上記UTRANのサービングセルからターゲットセルへのハンドオーバを実行する手段と、上記ハンドオーバのあとで、上記第1のRANパラメータ情報を使用し続ける手段とを更に備える。
要約書に記載されているものを含む例示された実装例の本明細書における説明は、網羅的であること、又は本開示を開示された正確な形態に限定することを意図していない。例示の目的のために特定の実装例及び実施例が本明細書に記載される一方、当業者が認識することになるように、様々な等価の変更が本開示の範囲内で可能である。これらの変更は、上記の詳細な説明に照らして本開示に対して行われ得る。

Claims (20)

  1. ユーザ装置(UE)により使用される装置であって、当該装置が、
    ユニバーサル地上無線アクセスネットワーク(UTRAN)によって通信するためのユニバーサル移動体通信システム(UMTS)無線装置と、
    無線ローカルエリアネットワーク(WLAN)によって通信するためのWLAN無線装置と、
    前記UMTS無線装置及び前記WLAN無線装置に接続された制御回路であって、
    ブロードキャストシグナリングによって、前記UTRANと前記WLANとの間のトラフィックステアリングのための第1の無線アクセスネットワーク(RAN)支援パラメータを取得し、
    前記UTRANのサービングセルにおける専用シグナリングによって、前記UTRANと前記WLANとの間のトラフィックステアリングのための第2のRAN支援パラメータを取得するとともに、
    前記第2のRAN支援パラメータに基づいて、前記UMTS無線装置と前記WLAN無線装置との間でトラフィックをステアリングするための前記制御回路とを備え、
    前記第2のRAN支援パラメータがWLANビーコン受信信号強度インジケーション(RSSI)しきい値を含み、前記制御回路が、前記WLANビーコンRSSIしきい値に基づいて、前記UTRANから前記WLANにトラフィックをステアリングすることができ、
    もし前記UEが前記UTRANの前記サービングセルによってCELL_DCH状態にあるならば、前記制御回路が、前記UTRANの前記サービングセルからターゲットセルへのハンドオーバの際に、前記第2のRAN支援パラメータを使用し続けることができる、装置。
  2. もし前記UEが前記UTRANにおけるCELL_FACH状態にあるならば、前記制御回路が、セル再選択の際に、前記第のRAN支援パラメータを廃棄することができる、請求項に記載の装置。
  3. もし前記UEが前記UTRANにおける前記CELL_DCH状態にあるならば、前記制御回路が、前記UEのためのSRNS再配置の際に、前記第2のRAN支援パラメータを廃棄するとともに、前記UMTS無線装置と前記WLAN無線装置との間でトラフィックをステアリングするために前記第1のRAN支援パラメータを適用することができる、請求項2に記載の装置。
  4. 前記制御回路が、更に、
    前記UTRANにおけるアイドルモード、CELL_PCH状態、又はURA_PCH状態に入ると、タイマを起動し、
    前記タイマが満了したことを判定するとともに、
    前記判定に基づいて、前記第のRAN支援パラメータを廃棄し、前記第のRAN支援パラメータを使用して、前記UMTS無線装置と前記WLAN無線装置との間でトラフィックをステアリングすることができる、請求項に記載の装置。
  5. 前記WLANビーコンRSSIしきい値が、第1のWLANビーコンRSSIしきい値であり、前記第1のRAN支援パラメータが、前記第1のWLANビーコンRSSIしきい値より小さい値を有する第2のWLANビーコンRSSIしきい値を更に含み、前記制御回路が、前記第2のWLANビーコンRSSIしきい値に基づいて、前記WLANから前記UTRANにトラフィックをステアリングすることができる、請求項1から請求項のいずれか一項に記載の装置。
  6. 前記第1のRAN支援パラメータが、トラフィックステアリングのために前記UEが利用可能であるWLANアクセスポイントを識別するための1つ又は複数のWLAN識別子を更に含む、請求項1に記載の装置。
  7. 前記第2のRAN支援パラメータが前記第2のRAN支援パラメータに基づいてトラフィックをステアリングするために、UTRAN受信信号品質しきい値、UTRAN受信信号電力しきい値、WLANチャネル使用率しきい値、WLANダウンリンクバックホール速度しきい値、及びWLANアップリンクバックホール速度しきい値を更に含み、前記制御回路が、
    前記UTRANのサービングセルと関連付けられた受信信号符号電力測定値が前記UTRAN受信信号電力しきい値より小さいか、又は前記UTRANの前記サービングセルと関連付けられたパイロットチャネル品質測定値が前記UTRAN受信信号品質しきい値より下であり、そして、
    前記WLANのターゲットアクセスポイントと関連付けられたWLANチャネル使用率値が前記WLANチャネル使用率しきい値より小さく、前記ターゲットアクセスポイントと関連付けられた利用可能バックホールダウンリンク帯域幅が前記WLANダウンリンクバックホール速度しきい値より大きく、前記ターゲットアクセスポイントと関連付けられた利用可能バックホールアップリンク帯域幅が前記WLANアップリンクバックホール速度しきい値より大きいことを判定するとともに、
    前記判定に基づいて、前記UTRANから前記WLANにトラフィックをステアリングすることができる、請求項1から請求項のいずれか一項に記載の装置。
  8. 前記UTRAN受信信号品質しきい値、前記UTRAN受信信号電力しきい値、前記WLANチャネル使用率しきい値、前記WLANダウンリンクバックホール速度しきい値、及び前記WLANアップリンクバックホール速度しきい値が、前記WLANから前記UTRANにトラフィックをステアリングするために前記制御回路により使用される対応するしきい値と異なる、請求項に記載の装置。
  9. 前記第2のRAN支援パラメータが前記第2のRAN支援パラメータに基づいてトラフィックをステアリングするために、UTRAN受信信号品質しきい値、UTRAN受信信号電力しきい値、WLANチャネル使用率しきい値、WLANダウンリンクバックホール速度しきい値、及びWLANアップリンクバックホール速度しきい値を更に含み、前記制御回路が、さらに、
    前記WLANのサービングアクセスポイントと関連付けられたWLANチャネル使用率値が前記WLANチャネル使用率しきい値より大きく、前記サービングアクセスポイントと関連付けられた利用可能バックホールダウンリンク帯域幅が前記WLANダウンリンクバックホール速度しきい値より小さいか、又は前記サービングアクセスポイントと関連付けられた利用可能バックホールアップリンク帯域幅が前記WLANアップリンクバックホール速度しきい値より小さく、そして、
    前記UTRANのターゲットセルと関連付けられた受信信号符号電力測定値が前記UTRAN受信信号電力しきい値より大きく、前記UTRANの前記ターゲットセルと関連付けられたパイロットチャネル品質測定値が前記UTRAN受信信号品質しきい値より大きいことを判定するとともに、
    前記判定に基づいて、前記WLANから前記UTRANにトラフィックをステアリングすることができる、請求項に記載の装置。
  10. ユニバーサル地上無線アクセスネットワーク(UTRAN)のネットワーク制御装置により使用される装置であって、当該装置が、
    前記UTRANによってユーザ装置(UE)と通信するためのトランシーバ回路と、
    前記トランシーバ回路に接続された管理回路であって、前記トランシーバ回路によって、前記UTRANから無線ローカルエリアネットワーク(WLAN)にトラフィックをステアリングするために前記UEが使用する第1のしきい値のセット及び前記WLANから前記UTRANにトラフィックをステアリングするために前記UEが使用する第2のしきい値のセットを含む無線アクセスネットワーク(RAN)パラメータ情報を含んでいる、ブロードキャストシステム情報ブロック、前記UEに対して専用に提供されたUTRANモビリティ情報メッセージ若しくは前記UEに対して専用に提供されたセル更新確認メッセージを送信するための前記管理回路とを備え、前記第2のしきい値のセットが、前記第1のしきい値のセットと異なり、前記第1のしきい値のセットが、上位WLANビーコン受信信号強度インジケータ(RSSI)しきい値を含み、前記第2のしきい値のセットが、下位WLANビーコンRSSIしきい値を含み、
    前記第1のしきい値のセットが、下位UTRAN受信信号品質しきい値、下位UTRAN受信信号電力しきい値、下位WLANチャネル使用率しきい値、上位WLANダウンリンクバックホール速度しきい値、及び上位WLANアップリンクバックホール速度しきい値を更に含み、前記第2のしきい値のセットが、上位UTRAN受信信号品質しきい値、上位UTRAN受信信号電力しきい値、上位WLANチャネル使用率しきい値、下位WLANダウンリンクバックホール速度しきい値、及び下位WLANアップリンクバックホール速度しきい値を更に含む、装置。
  11. 前記管理回路が、更に、前記トランシーバ回路によって、前記UEに、トラフィックステアリングのために前記UEが利用可能である1つ又は複数のWLANアクセスポイントを識別するための1つ又は複数のWLAN識別子を送信することができる、請求項10に記載の装置。
  12. 前記RANパラメータ情報が、前記セル更新確認メッセージに含まれる、請求項10又は請求項11のいずれか一項に記載の装置。
  13. 前記管理回路が、更に、前記第1のしきい値のセット及び前記第2のしきい値のセットのしきい値のための値を判定することができる、請求項10に記載の装置。
  14. 前記ネットワーク制御装置が、前記UTRANのNodeB又は無線ネットワーク制御装置(RNC)である、請求項10に記載の装置。
  15. 命令を有する1つ又は複数のコンピュータプログラムであって、前記命令が実行された場合にユーザ装置(UE)に、
    ユニバーサル地上無線アクセスネットワーク(UTRAN)受信信号品質しきい値、UTRAN受信信号電力しきい値、無線ローカルエリアネットワーク(WLAN)チャネル使用率しきい値、WLANダウンリンクバックホール速度しきい値、WLANアップリンクバックホール速度しきい値、及びWLANビーコンRSSIしきい値を含む無線アクセスネットワーク(RAN)パラメータ情報を、前記UEに対して指定されたセル更新確認メッセージから取得させ、
    前記UTRANのサービングセルと関連付けられた受信信号符号電力測定値が前記UTRAN受信信号電力しきい値より小さいか、又は前記UTRANの前記サービングセルと関連付けられたパイロットチャネル品質測定値が前記UTRAN受信信号品質しきい値より下であり、そして、
    前記WLANのターゲットアクセスポイントと関連付けられたWLANチャネル使用率値が前記WLANチャネル使用率しきい値より小さく、前記ターゲットアクセスポイントと関連付けられた利用可能バックホールダウンリンク帯域幅が前記WLANダウンリンクバックホール速度しきい値より大きく、前記ターゲットアクセスポイントと関連付けられた利用可能バックホールアップリンク帯域幅が前記WLANアップリンクバックホール速度しきい値より大きく、前記ターゲットアクセスポイントと関連付けられたビーコンRSSIが前記WLANビーコンRSSIしきい値より大きいことを判定させるとともに、
    前記判定に基づいて、前記UTRANから前記WLANにトラフィックをステアリングさせる、1つ又は複数のコンピュータプログラム。
  16. 前記UTRAN受信信号品質しきい値、前記UTRAN受信信号電力しきい値、前記WLANチャネル使用率しきい値、前記WLANダウンリンクバックホール速度しきい値、及び前記WLANアップリンクバックホール速度しきい値が、前記WLANから前記UTRANにトラフィックをステアリングするために前記UEにより使用される対応するしきい値と異なる、請求項15に記載の1つ又は複数のコンピュータプログラム。
  17. 前記RANパラメータ情報が、第1のRANパラメータ情報であり、前記命令が、実行された場合に、前記UEに、更に、
    ブロードキャストシステム情報ブロックメッセージから第2のRANパラメータ情報を取得させるとともに、
    前記第2のRANパラメータ情報の代わりに前記第1のRANパラメータ情報を使用して、UMTS無線装置とWLAN無線装置との間でトラフィックをステアリングさせる、請求項15又は請求項16に記載の1つ又は複数のコンピュータプログラム。
  18. 前記命令が、実行された場合に、前記UEに、更に、
    前記UEが前記UTRANにおけるCELL_FACH状態にあることを判定させ、
    サービングセルを変更するために前記UTRANにおけるセル再選択を実行させるとともに、
    前記UEが前記CELL_FACH状態にあるという前記判定に基づいて、前記セル再選択の際に、前記第1のRANパラメータ情報を廃棄させる、請求項17に記載のコンピュータプログラム。
  19. 前記命令が、実行された場合に、前記UEに、更に、
    前記UEが前記UTRANにおけるCELL_DCH状態にあることを判定させ、
    前記UTRANのサービングセルからターゲットセルへのハンドオーバを実行させるとともに、
    前記ハンドオーバのあとで、前記第1のRANパラメータ情報を使用し続けさせる、請求項17に記載の1つ又は複数のコンピュータプログラム。
  20. 請求項15から請求項19のいずれか一項に記載の1つ又は複数のコンピュータプログラムを記憶したコンピュータ読み取り可能な記憶媒体。
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