JP6338676B2 - 能動的直線復帰機構を有するカテーテル - Google Patents

能動的直線復帰機構を有するカテーテル Download PDF

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Description

関連出願の相互参照
本出願は、2013年9月30日に出願された米国出願第61/884,897についての利益を主張するものであり、その全内容は、参照により本明細書に組み込まれるものとする。
本開示は、操向可能な医用デバイスのためのアクチュエータに関する。詳細には、本開示は、1つ又は複数の張力部材を使用した能動的直線復帰機構を備えるアクチュエータに関する。
電気生理学カテーテルは、例えば異所性心房頻拍、心房細動、及び心房粗動などを含む心房性不整脈などの症状を診断及び/又は矯正するための様々な診断処置、治療処置、及び/又はマッピング及び切除処置において使用される。不整脈は、心拍数不整、房室収縮同期不全、及び心腔内の血行停止を含む様々な症状をもたらす恐れがあり、これはまた、様々な症候性及び無症候性の病気ならびにさらには死にもつながる恐れがある。
典型的には、カテーテルは、例えば患者の心臓内の部位などの対象部位に患者の血管系を通して展開され操作される。カテーテルは、典型的には、例えば心臓マッピングもしくは心臓診断、切除、及び/又は他の治療送達モード、あるいは両方のために使用され得る1つ又は複数の電極を有する。対象部位に到達したときには、治療は、例えば高周波(RF)アブレーション、冷凍アブレーション、レーザ・アブレーション、化学アブレーション、高密度焦点式超音波アブレーション、マイクロ波アブレーション、及び/又は他のアブレーション治療などを含み得る。処置によっては、カテーテルは、心臓組織に切除エネルギーを与えることによって心臓組織に1つ又は複数の損傷部を形成する。これらの損傷部は、望ましくない心臓活性化経路を途絶させ、それにより不整脈の基礎(basis)を形成し得る誤った伝導信号を制限し、囲い込み、又は防止する。
体内で所望の部位にカテーテルを位置決めするためには、カテーテル(又は誘導シース)に組み込まれた機械的な操向特徴部を使用するなど、何らかのタイプのナビゲーションを使用しなければならない。いくつかの例では、医療スタッフが機械的な操向特徴部を使用して手動でカテーテルを操作及び/又は運用する場合がある。
患者の血管系を通したカテーテルの前進を容易にするために、カテーテルの近位端部にトルクを印加するのと同時に、カテーテルの遠位先端部を所望の方向へと選択的に偏向させることが可能であることによって、医療スタッフは、カテーテルの遠位端部の前進方向を調節し、電気生理学的処置時にカテーテルの遠位部分を選択的に位置決めすることが可能となり得る。カテーテルの近位端部は、患者の血管系を通してカテーテルを案内するように操作することができる。この遠位先端部は、カテーテルの遠位端部に装着又は固定された、及び制御ハンドル内のアクチュエータへと近位方向に延在したプル・ワイヤ又は他の引張部材によって偏向され得る。この制御ハンドルは、プル・ワイヤに対する張力印加を制御する。
前述の説明は、本分野を示すことを専ら意図されるものであり、特許請求の範囲を否定するものとして解釈されるべきではない。
医療処置の進行と共にカテーテルの応答性が低くなった場合でも、医療処置中の任意の所望の時点にてカテーテル・シャフトの偏向可能部分を実質的に直線状の構成へと確実に戻し得ることが望ましい。また、カテーテル遠位部分の全偏向性を調整し、目標とする全偏向性にかかわらず任意の所望の時点にてカテーテル・シャフトの偏向可能遠位部分を実質的に直線状の構成へと戻す能力を維持することが可能であることが望ましい。
一実施形態において、装置は、初期位置からのカテーテルの遠位部分の偏向を生じさせるように構成された偏向アクチュエータと、前記カテーテルの前記遠位部分の前記偏向を部分的に戻すように構成された第1の復帰アクチュエータと、前記初期位置へと前記カテーテルの前記遠位部分の前記偏向を戻すのを継続するように構成された第2の復帰アクチュエータと、を備える。
他の一実施形態において、偏向可能カテーテルは、カテーテルシャフトと、偏向アクチュエータと、前記偏向アクチュエータが少なくとも部分的に内部に取り付けられるハンドル・ハウジングと、を備えることができる。前記カテーテルシャフトは、シャフト近位端部と、シャフト遠位端部、シャフト偏向可能遠位部分、ならびに前記シャフト近位端部から前記シャフト偏向可能遠位部分に延在する第1の張力部材及び第2の張力部材を備える。前記偏向アクチュエータは、前記第1の張力部材及び前記第2の張力部材に動作的に結合され、(i)一次復帰アクチュエータすなわち粗動復帰アクチュエータ及び(ii)二次復帰アクチュエータすなわち微動復帰アクチュエータを備える能動的直線復帰機構を備える。
本明細書に開示される、記述の及び他の態様、特徴、詳細、ユーティリティ及び利点は、以下の説明、特許請求の範囲を読むことにより、また、添付する図面を参照することにより、明らかになるであろう。
上方ハンドル・ハウジングが除去され、先端部分が完全に偏向された構成にある状態を示す、能動的直線復帰機構を有さないプランジャ・タイプ・カテーテルを示す図である。
カテーテル・アクチュエータの内部動作を示すために上方ハンドル・ハウジングが除去された状態を示す、図1にも示したハンドルの部分拡大図である。
完全に偏向された構成にあるカテーテル先端部分を示す、図1に示すカテーテルの遠位先端部セクションの部分拡大図である。
図2と同様の破断等角図である。
図1〜図4にも示しているが、プランジャがハンドル内に完全に引き戻されたニュートラル位置にあるカテーテルを示す図である。
図2と同様であるが、ハンドル内に完全に引き戻されたプランジャを示す図である。
プランジャがニュートラル(すなわち完全に引き戻された)位置に戻っているにもかかわらず、カテーテル先端部が直線状構成に戻ることができない様子を示す図である。
図4と同様ではあるが、完全に引き戻された構成にあるプランジャを示す、部分等角図である。
プランジャ機構が完全に作動された位置にある状態の、下方ハンドル・ハウジング内のプランジャ・タイプ機構の部分等角図である。
図9と同様の部分等角図であるが、完全に引き戻された位置すなわちニュートラル位置にあるプランジャを示す図である。
図1と同様に、完全に作動された構成にあるプランジャ・タイプ・カテーテルを示すが、能動的直線復帰機構がハンドルの近位端部付近にて視認可能な図である。
カテーテル先端部が完全に偏向された構成にある一方で、上方ハンドル・ハウジングが能動的直線復帰機構を示すために除去された状態の、図11に示すハンドルの部分拡大図である。
図3と同様の、完全に偏向された構成にあるカテーテルの遠位セクションを示す図である。
図12にも示すように、完全に偏向された構成にあるカテーテルの部分等角図である。
図5に殆ど同様であるが、図11〜図14においても示されるカテーテルを、プランジャがハンドル・ハウジング内に部分的に引き戻された半ニュートラル位置にて示す図である。
図15に示すハンドルの部分拡大図である。
図15にも示す休止位置にあるカテーテル先端部分の部分拡大図である。
ハンドルが完全に引き戻された構成にあり、その遠位先端部分がそのニュートラル構成(すなわち直線状構成又は実質的に直線状の構成)にある状態の、図11〜図17に示すカテーテルを示す図である。
上方ハンドル・ハウジングが除去された状態にあり、作動位置にある能動的直線復帰機構をより明確に示す、図18に示すハンドルの部分拡大図である。
実質的に直線状の構成にあるカテーテルの先端部分を示す、及びプランジャがハンドル・ハウジング内に完全に引き戻された場合に、カテーテルの遠位部分を逆方向へと若干偏向させるように能動的直線復帰機構が事前設定され得ることを仮想線で示す、図18に示すカテーテル・シャフトの遠位偏向可能部分の部分拡大図である。
図19にも示す構成にあるカテーテル・ハンドルの部分等角図である。
図11〜図21にも示すカテーテル・アクチュエータを備える構成要素の分解等角図である。
図22にも示す圧縮リングの拡大等角図である。
図11〜図14にも示す配向において下方ハンドル・ハウジング内に摺動可能に取り付けられたプランジャの部分等角図である。
プランジャ・アセンブリが下方ハンドル・ハウジング内に取り付けられ、能動的直線復帰機構が非作動構成にある状態を示す、図24の線25−25に沿った部分断面図である。
図24と同様の部分等角図であるが、直線復帰機構が図18〜図21にも示されているように作動された場合のプランジャ・アセンブリ及び直線復帰機構を示す図である。
図26にも示す構成にあるプランジャ・アセンブリ及び直線復帰機構を示す、図26の線27−27に沿った部分断面図である。
例えば図26及び図27などにも示されているような作動構成にある直線復帰機構の部分等角断面図である。
例えば図12、図14、図16、図19、図21、図22、及び図24〜図28などに示す直線復帰機構の一部を構成するレバーの等角図である。
図24と殆ど同様であるが、代替的な直線復帰機構の一部を構成する代替的なレバーを示す図である。
図26と殆ど同様であるが、作動された構成において図30のレバーを示す図である。
図29と殆ど同様であるが、図30及び図31にも示す代替的なレバーの拡大等角図である。
図11と同様であるが、代替的なレバーが下方ハンドル・ハウジングに枢動可能に取り付けられた直線復帰機構の代替的な構成を示す図である。 図12と同様であるが、代替的なレバーが下方ハンドル・ハウジングに枢動可能に取り付けられた直線復帰機構の代替的な構成を示す図である。 図13と同様であるが、代替的なレバーが下方ハンドル・ハウジングに枢動可能に取り付けられた直線復帰機構の代替的な構成を示す図である。 図14と同様であるが、代替的なレバーが下方ハンドル・ハウジングに枢動可能に取り付けられた直線復帰機構の代替的な構成を示す図である。
図15と同様であるが、例えば図34及び図36などにも示される直線復帰機構が作動される前に、プランジャが半ニュートラル構成にある場合の(すなわちプランジャがハンドル・ハウジング内に部分的に引き戻された場合の)、図34及び図36に良好に示されるアクチュエータを示す図である。 図16と同様であるが、例えば図34及び図36などにも示される直線復帰機構が作動される前に、プランジャが半ニュートラル構成にある場合の(すなわちプランジャがハンドル・ハウジング内に部分的に引き戻された場合の)、図34及び図36に良好に示されるアクチュエータを示す図である。 図17と同様であるが、例えば図34及び図36などにも示される直線復帰機構が作動される前に、プランジャが半ニュートラル構成にある場合の(すなわちプランジャがハンドル・ハウジング内に部分的に引き戻された場合の)、図34及び図36に良好に示されるアクチュエータを示す図である。
図18と同様であるが、例えば図34及び図36などにも良好に示される直線復帰機構が作動された後に、プランジャがニュートラル構成にある場合の(すなわちプランジャがハンドル・ハウジング内に完全に引き戻された場合の)、図34及び図36に良好に示されるアクチュエータを示す図である。 図19と同様であるが、例えば図34及び図36などにも良好に示される直線復帰機構が作動された後に、プランジャがニュートラル構成にある場合の(すなわちプランジャがハンドル・ハウジング内に完全に引き戻された場合の)、図34及び図36に良好に示されるアクチュエータを示す図である。 図20と同様であるが、例えば図34及び図36などにも良好に示される直線復帰機構が作動された後に、プランジャがニュートラル構成にある場合の(すなわちプランジャがハンドル・ハウジング内に完全に引き戻された場合の)、図34及び図36に良好に示されるアクチュエータを示す図である。 図21と同様であるが、例えば図34及び図36などにも良好に示される直線復帰機構が作動された後に、プランジャがニュートラル構成にある場合の(すなわちプランジャがハンドル・ハウジング内に完全に引き戻された場合の)、図34及び図36に良好に示されるアクチュエータを示す図である。
能動的直線復帰機構を有する別の実施形態によるカテーテル・ハンドルの部分図である。
一次復帰アクチュエータすなわち粗動復帰アクチュエータが二次復帰アクチュエータすなわち微動復帰アクチュエータを自動的に始動させる、いくつかの実施形態による直線復帰機構の基本機能を示す概略図である。
一次復帰アクチュエータすなわち粗動復帰アクチュエータが二次復帰アクチュエータすなわち微動復帰アクチュエータを直接的には始動させない実施形態を示す、図45の一部分の部分図である。
例えば図33などと同等であるが、カテーテル・シャフトが完全に偏向された構成にある場合の(例えばプランジャがハンドル・ハウジングから完全に延出した場合の)第2の手動アクチュエータを備える能動的直線復帰機構を示す図である。 例えば図34などと同等であるが、カテーテル・シャフトが完全に偏向された構成にある場合の(例えばプランジャがハンドル・ハウジングから完全に延出した場合の)第2の手動アクチュエータを備える能動的直線復帰機構を示す図である。 例えば図35などと同等であるが、カテーテル・シャフトが完全に偏向された構成にある場合の(例えばプランジャがハンドル・ハウジングから完全に延出した場合の)第2の手動アクチュエータを備える能動的直線復帰機構を示す図である。 例えば図36などと同等であるが、カテーテル・シャフトが完全に偏向された構成にある場合の(例えばプランジャがハンドル・ハウジングから完全に延出した場合の)第2の手動アクチュエータを備える能動的直線復帰機構を示す図である。
図47と同様であるが、第2の手動アクチュエータが作動される前にハンドル・ハウジング内に完全に引き戻されたプランジャを示す図である。 図48と同様であるが、第2の手動アクチュエータが作動される前にハンドル・ハウジング内に完全に引き戻されたプランジャを示す図である。 図49と同様であるが、第2の手動アクチュエータが作動される前にハンドル・ハウジング内に完全に引き戻されたプランジャを示す図である。 図50と同様であるが、第2の手動アクチュエータが作動される前にハンドル・ハウジング内に完全に引き戻されたプランジャを示す図である。
図51と同様であるが、カテーテルの遠位先端部分(又はセクション)を図55及び図57に示す実質的に直線状の構成へと戻す完全に作動された構成において第2の手動アクチュエータを示す図である。 図52と同様であるが、カテーテルの遠位先端部分(又はセクション)を図55及び図57に示す実質的に直線状の構成へと戻す完全に作動された構成において第2の手動アクチュエータを示す図である。 図53と同様の図である。 図54と同様であるが、カテーテルの遠位先端部分(又はセクション)を図55及び図57に示す実質的に直線状の構成へと戻す完全に作動された構成において第2の手動アクチュエータを示す図である。
図47と殆ど同様であるが、非作動構成にて代替的な第2の手動アクチュエータを示す図である。 図48と殆ど同様であるが、非作動構成にて代替的な第2の手動アクチュエータを示す図である。 図49と殆ど同様であるが、非作動構成にて代替的な第2の手動アクチュエータを示す図である。 図50と殆ど同様であるが、非作動構成にて代替的な第2の手動アクチュエータを示す図である。
図51と殆ど同様であるが、第2の手動アクチュエータが作動される前に、プランジャがハンドル・ハウジング内に完全に引き戻された状態を示す図である。 図52と殆ど同様であるが、第2の手動アクチュエータが作動される前に、プランジャがハンドル・ハウジング内に完全に引き戻された状態を示す図である。 図53と殆ど同様であるが、第2の手動アクチュエータが作動される前に、プランジャがハンドル・ハウジング内に完全に引き戻された状態を示す図である。 図54と殆ど同様であるが、第2の手動アクチュエータが作動される前に、プランジャがハンドル・ハウジング内に完全に引き戻された状態を示す図である。
図55と殆ど同様であり、プランジャがハンドル・ハウジング内に完全に引き戻された状態にあるが、第2の手動アクチュエータが作動され、それにより図67及び図69に示す実質的に直線状の構成へとカテーテル・シャフトの遠位偏向可能セクションが配置されるのを示す図である。 図56と殆ど同様であり、プランジャがハンドル・ハウジング内に完全に引き戻された状態にあるが、第2の手動アクチュエータが作動され、それにより図67及び図69に示す実質的に直線状の構成へとカテーテル・シャフトの遠位偏向可能セクションが配置されるのを示す図である。 図57と殆ど同様であり、プランジャがハンドル・ハウジング内に完全に引き戻された状態にあるが、第2の手動アクチュエータが作動され、それにより図67及び図69に示す実質的に直線状の構成へとカテーテル・シャフトの遠位偏向可能セクションが配置されるのを示す図である。 図58と殆ど同様であり、プランジャがハンドル・ハウジング内に完全に引き戻された状態にあるが、第2の手動アクチュエータが作動され、それにより図67及び図69に示す実質的に直線状の構成へとカテーテル・シャフトの遠位偏向可能セクションが配置されるのを示す図である。
初めに図1〜図10を参照として、能動的直線復帰機構を有さない一方向性プランジャ・タイプ・カテーテル10の一実施形態が最初に説明される。本明細書では、様々な実施形態が、一方向性カテーテルのコンテクストにおいて説明されるが、開示される原理は、偏向の中の少なくとも1つがその偏向とは逆方向に及び「無偏向」位置、すなわちニュートラル位置を越えて偏向するようには構成されない2方向以上に偏向可能なカテーテルにも同様に適用可能である点を理解されたい。例えば、本明細書で説明される原理は、実質的に直線状の構成から(本明細書では、「直線復帰」などの場合における「実質的に直線状の」及び「直線状の」という用語は、カテーテル・シャフトの遠位先端部分が遠位先端部分の直ぐ近位のカテーテル・シャフトの部分と整列される又は実質的に整列されるカテーテル・シャフトの構成を説明する)第1の面内の第1の円弧へと偏向するように、及びまた実質的に直線状の構成から第2の面内の第2の円弧(例えば第1の面から90度離れた)へと偏向するように構成され、これにより偏向の一方又は両方が、実質的に直線状の配向を大幅に越えて各面内で逆方向には偏向しないように構成された、カテーテルにも適用可能である。別の例では、本明細書で説明される原理は、「ニュートラル位置」で幾分かの遠位偏向を呈し、作動された場合にこの事前に偏向されたニュートラル位置に向かって、このニュートラル位置から離れるように、又はこのニュートラル位置に対して別の方向へと偏向するように、及び初めに偏向されたニュートラル位置への復帰作動を実質的に完了させるように構成されたカテーテル・シャフトにも適用可能である。また、本明細書で開示される原理は、プランジャ・タイプ機構以外の偏向機構にも同様に適用可能であるが、本明細書では、様々な実施形態が、軸方向に作動されるプランジャ・タイプ・カテーテルのコンテクストで説明される点に留意されたい。
図1は、完全に作動された構成にあるカテーテル10全体を示す。プランジャ・アセンブリ12は、ハンドル・ハウジング14から完全に前進されており(すなわち遠位方向に押され完全に延出されており)、これにより、図1及び図3に良好に示されるようにカテーテル・シャフト18の遠位先端部セクション16が完全に偏向される。プランジャ・アセンブリ12は、図2で両矢印20により示されるようにハンドル・ハウジング14の内外へとそれぞれ近位方向に及び遠位方向に移動され得る。この構成では、能動的偏向要素22(例えば能動的張力部材又はプル・ワイヤ又はプーラー・ワイヤ又は張力ストランド又は張力コード又は張力繊維など)が、完全に作動されており、それによりカテーテル先端部セクション16が完全に偏向される。図1では、ならびに図2及び図4では、上方ハンドル・ハウジングは、ハンドル又はアクチュエータ24の内部のいくつかの特徴を露呈させるために除去されている。
図2及び図4において良好に示されるように、プランジャ・アセンブリ12が図示するように遠位方向に押された状態では、プランジャ・アセンブリ12は、ハンドル・ハウジング14内でプランジャ・アセンブリを摺動可能に支持するスリーブ軸受26、28に対して最遠位位置にある。図4では、プランジャ・アセンブリ12の近位部分を構成するプランジャ・キャップ30が明確に示される。また、ワイヤ・アンカ34を備えるグリッパ32が、図2及び図4の両方で視認可能である。プランジャ・アセンブリ12の遠位端部には、親指用ボス又は親指用グリッパ36が位置する。一般的に、カテーテルの使用時には、大概の場合は電気生理学医又は他の医師であるユーザは、片手の指でハンドル・ハウジングを把持し、把持している手の親指で親指用ボス36を押す又は引っ張る。図2及び図4でも示されているように、親指用ボスの遠位には、カテーテル・シャフト18の近位部分を支持する張力逃し部38が位置する。図3で良好に示されるように、この構成では、カテーテル・シャフト18の遠位セクション16は、シャフト長手方向軸40に対して完全に偏向される。特に、図3の角度ファイ(Φ)は、カテーテル・シャフト18の遠位セクション16の最大偏向角度に相当する。この特定の図では、最大偏向角度ファイは、約190度である。しかし、本発明においては、最大偏向角度は、多様であり得る。
次に、特にとりわけ図5〜図8を参照として、能動的直線復帰機構を備えないカテーテル10のさらなる態様が説明される。図5〜図8に示す構成では、プランジャ・アセンブリ12は、図6及び図8において最も良く示されるように(例えば図2を図6と又は図4を図8と比較されたい)ハンドル・ハウジング14内に完全に引き戻されている。しかし、図5及び図7に示されているように、プランジャ・アセンブリ12は、最大限までハンドル・ハウジング14内に完全に引き込まれているが、カテーテル・シャフト18の遠位セクション16は、図7で印をつけられた角度シータ(Θ)だけカテーテル長手方向軸40に対して部分的に偏向された状態に留まる。
図9は、図1〜図4に示すものと同様の、プランジャ・アセンブリ12が完全に作動された位置にある状態におけるハンドル・ハウジング14A内のプランジャ・タイプ機構12の部分等角図である。しかし、図9では、ハンドル・ハウジング14Aは、例えば図2及び図4などに示すハンドル・ハウジング14の構成とは若干異なる構成を有する。図10は、図9と同様の部分等角図であるが、完全に引き戻された位置すなわちニュートラル位置にあるプランジャ・アセンブリ12を示す。
カテーテル・シャフト18の遠位先端部セクション16を、図5及び図7に示す若干曲がった構成にだけではなく実質的に直線状の構成へと復帰させることが可能であることが非常に望ましい又は好ましい状況では、以下で説明されるものなどの能動的直線復帰機構が使用され得る。
図11〜図29は、第1の実施形態による能動的直線復帰機構42を有する一方向性カテーテル10Aを示す。図11〜図14では、一方向性カテーテル10Aは、完全に作動された構成で図示され、その遠位先端部セクション(すなわちシャフト偏向可能遠位セクション)16Aは、完全に偏向された構成にある。シャフト偏向可能遠位部分は、シャフト偏向可能遠位部分16Aの近位端部に位置する偏向開始点44(例えば図13を参照)から起始する。図11は、この完全に作動された構成にあるカテーテル10A全体を示し、上方ハンドル・ハウジングは、ハンドル24A内の詳細を露呈させるために除去されている。図12は、図11に示すハンドル24Aの拡大図である。この図では、プランジャ・アセンブリ12Aは、遠位方向に完全に前進されている。この図では、能動的直線復帰機構42の一部を構成するレバー46の第1の実施形態が、非作動構成で図示され、この実施形態ではハンドル・ハウジング14Bの一部を構成する(又はハンドル・ハウジング14Bに取り付けられた)作動ボス48からある空間をおいて離間される。図13は、完全に偏向された構成で示されたカテーテルの遠位先端部セクション16Aの部分拡大図である。図13は、図3と同様である。図14は、図11及び図12にも示すアクチュエータ24Aの部分等角図であり、直線復帰機構42のレバー46が作動されていないことも明確に示す。
図15〜図17は、図11〜図13のそれぞれと殆ど同様であり対応する。しかし、図15〜図17では、プランジャ・アセンブリ12Aは、ハンドル・ハウジング14B内に部分的に引き戻されている。これは、図16を図12と比較し、親指用ボス36とハンドル・ハウジング14Bの遠位端部との間の距離に注目することによって明確に示される。特に、図16では、親指用ボス36は、図12の場合よりもハンドル・ハウジング14Bにより近い。プランジャ・アセンブリ12Aが、図16で最も良く示される構成にある場合に、直線復帰機構42は、依然として作動されていない。例えば、プランジャ・アセンブリ12Aの近位端部に枢動(pivot)可能に取り付けられたレバー46は、依然としてプランジャ・キャップ30Aから離れるように枢動されていない。カテーテル10Aがこの構成にある状態では、カテーテルの遠位先端部セクション16Aは、例えば図11及び図13などに示される構成から直線状へと復帰しているが、カテーテル先端部セクション16Aは、図15及び図17に示されているように部分的に偏向された状態に留まる。
次に図18〜図21を参照として、能動的直線復帰機構42の一実施形態の作動を説明する。図18は、ニュートラル位置にあるカテーテル10A全体を示し、プランジャ・アセンブリ12Aは、ハンドル・ハウジング14B内に完全に引き戻され、カテーテル・シャフト18Aは、実質的に直線状である。図19は、図18に示すハンドル24Aの部分拡大図である。再び、プランジャ・アセンブリ12Aは、この構成においてハンドル・ハウジング内に完全に引き戻されている。これは、例えば、図19を図12及び図16と比較することにより明確に示される。特に、図19では、親指用ボス36は、図12及び図16の場合よりもハンドル・ハウジング14Bにより近い。
図19及び図21において良好に示されるように、プランジャ・アセンブリ12Aが完全に引き戻される場合に、能動的直線復帰機構42は作動されている。特に、ハウジング14Bに取り付けられた(又はその一体部分を構成する)作動ボス48は、作動ピンすなわちレバーの一部を構成するセグメント50に係合しており(例えば図29を参照)、これにより枢動ピン52を中心としてレバー46が枢動され、プランジャ・キャップ30Aから離れるようにチューナ・ドラム54(図29を参照)が移動され、非能動的偏向要素56(図26を参照)が近位方向に引っ張られることによって、カテーテル・シャフト18Aの遠位先端部セクション16Aを図18及び図20に示される実質的に直線状の構成へと完全に直線化させる。
いくつかの実施形態では、復帰機構は、ユーザ作動機構(例えばプランジャ・アセンブリ)がニュートラル位置に戻されている場合に、実質的に直線状の位置へとカテーテル・シャフトを復帰させるように構成され得るが、一方で他の実施形態では、復帰機構は、幾分か直線状未満に又は幾分か直線状を超えて(すなわち偏向可能セクション16Aがカテーテル・シャフトの長手方向軸を若干越えて偏向するように)カテーテル・シャフトを復帰させるように構成され得る。この後者の可能性は、例えば図20で破線58及び角度ガンマ(γ)によって示される。
図20で破線58により示されるようにカテーテル・シャフトを逆方向に偏向させ得るように直線復帰機構を設計することによって、医療処置全体の間にカテーテル・シャフトを実質的に直線状の構成に復帰させることが不可能となり得る。特に、カテーテルが処置時に使用される場合には、その性能は、カテーテル・シャフトが流体を受けるにつれて、又はプル・ワイヤが伸張するにつれて、又は偏向機構が損耗するにつれて低下し得る。したがって、医師が処置全体にわたってカテーテル・シャフト18Aを実質的に直線状の構成へと復帰させ得ることを確保するために、少なくとも使用開始時には図20に示す小角度ガンマ(γ)だけ直線を越えて偏向可能セクション16Aを復帰させ得るように一方向性カテーテルを設計することが望ましい場合がある。すなわち、能動的直線復帰機構は、処置の開始時には若干「過剰機能する」ように設計されてもよい。図11〜図21を見ることにより明快に理解され得るように、この能動的直線復帰機構は、プランジャ・アセンブリ12Aがハンドル・ハウジング14B内に引き戻されることによって自動的に始動又は作動される。すなわち、医師は、プランジャ・アセンブリ(又は粗動復帰アクチュエータすなわち一次アクチュエータ)をそのニュートラル位置に復帰させる(例えばプランジャ・アセンブリ12Aをハンドル・ハウジング14B内に完全に引き戻す)ことが必要であるにすぎず、これにより能動的直線復帰機構42(又は微動復帰アクチュエータすなわち二次アクチュエータ)が作動され、それにより例えば図18及び図20などに示される実質的に直線状の構成へとカテーテル・シャフトの遠位偏向可能セクション16Aが引っ張られる。
図22は、第1の実施形態による、また図12、図14、図16、図19、及び図21でも良好に図示される能動的直線復帰機構42を有するカテーテル・ハンドル24Aの分解等角図である。図22に示されているように、アクチュエータは、下方ハンドル・ハウジング60及び上方ハンドル・ハウジング62を備え、それらの間に挟まれた複数の構成要素を有する。この図の中心部分に示されているように、プランジャ・アセンブリは、2つのスリーブ軸受26、28内に摺動可能に取り付けられる。プランジャの近位端部には、プランジャ・キャップ30Aが存在する。能動的直線復帰機構42の一部を構成するレバー46は、プランジャ・キャップ30Aの近位側に枢動可能に取り付けられる。図22には、レバーチューナ64が示される。組み立てられた機構においては、このチューナは、レバーのチューナ・ドラム54(図29を参照)内に螺入されて、レバー46に他の非能動的偏向要素56を装着する。
さらに図22に示されているように、プランジャ12Aの遠位端部には、シャフト・ラグ66及び張力逃がし部38が存在しており、親指用ボス36は、プランジャ本体68に螺着する。前述のグリッパ32及びワイヤ・アンカ34は、この図ではプランジャ・アセンブリ12Aの中間セクションに示される。ハンドル・ハウジングの近位端部には、コネクタ70が存在する。図22においても良好に示されているように、流体ルーメン72が、潅注構成のために存在してもよい。下方ハンドル・ハウジング60及び上方ハンドル・ハウジング62は、スリップ・ワッシャ74、圧縮リング76、及びハンドル・ハウジングの遠位端部に螺着するハンドル・キャップ78によって、ならびにハンドル・ハウジングの近位端部のアセンブリ・リング80によって共に保持される。
図23は、圧縮リング76の一実施形態の拡大図であり、この圧縮リングの斜角面内方前縁82をより明確に示す。この斜角面前縁は、プランジャ・アセンブリ12Aがハンドル・ハウジング14B(ここでは下方ハンドル・ハウジング60及び上方ハンドル・ハウジング62を備える)内に引き込まれる場合の平滑な移動を容易にするのを助ける。より具体的には、斜角面圧縮リング76は、ある方向へのプランジャ12Aの移動が、逆方向へのプランジャの移動よりも低い摩擦力を有するような、方向依存摩擦力としての役割を果たし得る。例えば、圧縮リングの斜角面内方前縁82が遠位方向を向く場合には、遠位方向へのプランジャ作動(例えば遠位シャフトを偏向させる場合)は、プランジャが近位方向に作動される場合(例えばそのニュートラル位置に偏向を復帰させる場合)よりも低い摩擦を受ける。圧縮リングの斜角面エッジは、プランジャが遠位方向に移動される場合に、斜角面エッジにより空隙内に歪むことが可能となる。圧縮リング76の非斜角面エッジ84は、プランジャが近位方向に移動されると、1つ又は複数の拘束層に当接し、その結果として偏向作動力よりも高い偏向復帰力が得られる。これにより、例えば偏向力の容易さが助長される一方で、より高い復帰力に対して偏向「ロック」機構を維持することができる。
図24〜図29は、第1の実施形態による能動的直線復帰機構42のさらなる詳細を示す。図24及び図25は、非作動構成にあるレバー46を示す。能動的直線復帰機構の残りの部分から切り離されたレバー46の第1の実施形態の等角図である図29において最もよく示されるように、このレバーは、チューナ・ドラム54、プル・ワイヤ引張アーム86、作動ピン又はセグメント50、ピン・キャリア・セグメント88、及び枢動ピン52を備える。図24〜図28に示されているように、この実施形態では、レバー46は、プランジャ・キャップ30Aの後方表面から近位方向に延在するピン・チャネル90内にレバー枢動ピン52を摩擦係合させることによって、プランジャ・キャップ30Aに取り付けられる。図25、図27、及び図28は、ピン・チャネル90内において定位置にある枢動ピン52を明確に示す。
図24及び図25に戻り参照すると、能動的直線復帰機構42が非作動構成にある場合に、チューナ・ドラム54は、プランジャ・キャップ30Aの後方表面(すなわち近位表面)の近くに位置するか又は対接する。直線復帰機構が、図26〜図28に良好に示されているように作動されると、作動ボス48(この実施形態では下方ハンドル・ハウジング60の一部)が、レバー作動セグメント50を押圧し、それによりレバー46を近位方向に(すなわち図26〜図28では右方向に)枢動させ、これにより非能動的偏向要素56が引き寄せられる(例えば図26を参照)。したがって、前述のように、能動的直線復帰機構42のこの構成では、ユーザが、完全引き戻し構成すなわち完全ニュートラル構成へとハンドル・ハウジング内にプランジャ12Aを引き戻すと、能動的直線復帰機構42は、自動的に作動されて非能動的偏向要素56を引っ張り、それにより例えば図18及び図20などに示す実質的に直線状の構成へとカテーテル・シャフト18Aの遠位偏向可能セクション16Aを引っ張る。
図30〜図32は、図24、図26、及び図29とそれぞれ同様であるが、第2の実施形態によるレバー46Aを示す。図32において最も良く示されるように、この実施形態によるレバー46Aは、チューナ・ポート92、プル・ワイヤ・スロット94、プル・ワイヤ引張アーム86A、第1のエルボ96、作動セグメント50A、第2のエルボ98、ピン・キャリア・セグメント88A、及びピボット・ピン52Aを備える。能動的直線復帰機構42Aのこの第2の実施形態のこのレバー46Aが、図30において最も良く示されているように非作動位置にある場合には、プル・ワイヤ引張アーム86Aは、プランジャ・キャップ30Aの後方表面に対接して又は付近にて休止する。プランジャ・アセンブリが、図31に示されているようにハンドル・ハウジング内に完全に引き込まれると、作動ボス48は、レバー46Aの作動セグメント50Aを押圧し、それによりプランジャ・キャップ30Bから離れるようにプル・ワイヤ引張アーム86Aを駆動し、それにより非能動的偏向要素を引っ張って(図31及び図32には図示しないが、図26の非能動的偏向要素56を参照)例えば図18などに示される実質的に直線状の構成へとカテーテル・シャフト18Aの遠位偏向可能セクション16Aを引っ張る。
図33〜図43は、第3の実施形態による能動的直線復帰機構42Bを示す。特に、図33〜図36は、カテーテルが完全に作動された構成にあり、カテーテル先端部分16Aが完全に偏向された構成におかれた場合の、カテーテル10B及びカテーテルの様々な拡大部分を示す。図37〜図39は、プランジャ・アセンブリ12Bが半ニュートラル位置(すなわちほぼ完全に引き戻された構成)にある場合の、カテーテル10B及びカテーテルの拡大部分を示す。最後に、図40〜図43は、プランジャ・アセンブリ12Bがニュートラル位置に完全に引き戻されており(すなわちプランジャ・アセンブリがハンドル・ハウジング14C内に完全に引き戻されており)、それにより能動的直線復帰機構42Bが作動される場合の、カテーテル10B及びカテーテルの様々な拡大構成要素を示す。
図34、図36、図38、図41、及び図43に最も良く示されているように、この構成では、能動的直線復帰機構42Bは、下方ハンドル・ハウジング60Bに枢動可能に取り付けられたレバー46Bを備え、作動ボス48Aが、プランジャ・キャップ30Cの近位表面から近位方向に延在する。操向アクチュエータが、図33〜図36に示されているように完全に作動されると、カテーテル・シャフト18Aの遠位偏向可能セクション16Aは、図33及び図35において最も良く示されているように完全に偏向され、作動ボス48Aは、図34及び図36に示されているようにレバー46Bから離される。
次いで、図37〜図39に示されているように、プランジャ・アセンブリ12Bが、半ニュートラル位置に戻されると(すなわちプランジャ・アセンブリがハンドル・ハウジング14C内に部分的に引き戻されると)、作動ボス48Aは、レバー46Bと初めて接触する。この構成では、カテーテル・シャフト18Aの遠位偏向可能セクション16Aは、実質的に直線状の構成へと部分的に復帰している。特に、カテーテル・シャフトの遠位偏向可能セクション16Aは、図33及び図35に示す完全に偏向された構成にはもはやない。むしろ、カテーテル・シャフトの遠位偏向可能セクションは、図37及び図39に示す部分的に偏向された構成にある。
次に図40〜図43を参照すると、プランジャ・アセンブリ12Bが、後にそのニュートラル位置に戻されると(すなわちプランジャ・アセンブリが、図41及び図43に最も良く示されるようにハンドル・ハウジング14C内に完全に引き戻されると)、プランジャ・キャップ30Cから近位方向に延在する作動ボス48Aは、レバー46Bを近位方向に押し、これにより非能動的偏向要素56Aが引っ張られ、これにより例えば図40及び図42などに示す実質的に直線状の構成へとカテーテル・シャフト18Aの遠位偏向可能セクション16Aが引っ張られる。
図11〜図43との関連で上述した能動的直線復帰機構のいずれにおいても、医師は、単一の機構を作動させることが必要であるにすぎず、それにより所望のシャフト偏向量を生じさせるだけでなく、実質的に直線状の構成へとカテーテル・シャフトを完全に復帰させることができる。
図44は、単一のユーザ・アクチュエータ116との相互作用により実質的に直線状の構成へとカテーテル・シャフト18Aの遠位偏向可能部分を能動的に復帰させるための第4の実施形態を示す。特に、図44は、プランジャ・タイプ・アクチュエータ12C及びカテーテル・シャフト18Aの一部分を示す。図44では、プル・ワイヤ56B(カテーテル・シャフトの遠位偏向可能セクションを偏向させるために使用されるプル・ワイヤ以外の)が、ワイヤ側方偏向ピン100の周囲を回りワイヤ・アンカ102まで延在する実線で示される。この構成では、側方偏向ピン100及びワイヤ・アンカ102は、カテーテル長手方向軸40Aの両側に位置し、ワイヤ・アンカは、側方偏向ピンに対して近位に位置する。ワイヤ長手方向偏向ピン104もまた実線で図示される。このワイヤ長手方向偏向ピンは、ハンドル・ハウジングに取り付けられるが、側方ワイヤ偏向ピン100は、プランジャ・アセンブリ12Cと共に動く。
さらに図44を参照すると、第1の構成で、プランジャ・アセンブリは、ハンドル・ハウジング14Dから完全に延出され、それによりカテーテルの遠位セクションは、例えば図3、図13、及び図35などにおいて示す構成と同様の完全に偏向された構成におかれる。他方で、プランジャが、完全に引き戻された構成におかれると、プル・ワイヤは、ワイヤ側方偏向ピン100(図44で破線円として図示)及びワイヤ長手方向偏向ピン104(同様に、図44で破線円として図示)の周囲を回る破線で示す経路を辿る。図44を検討することから理解され得るように、ワイヤ経路は、プランジャ・アセンブリが完全に延在した構成にある場合よりも、プランジャ・アセンブリが完全に引き戻された構成にある場合により長くなる。したがって、図示するプル・ワイヤ56Bは、プランジャ・アセンブリが完全に引き戻された構成にある場合に引っ張られる。述べたプル・ワイヤのこの引っ張りは、例えば、図18及び図40などに示すものと同様の実質的に直線状の構成へとカテーテル・シャフトの遠位偏向可能セクションを引っ張るために利用され得る。
図45は、実質的に直線状の構成にある(実線)、部分的に偏向された構成にある(短破線で形成される線)、及び仮定に基づく完全に偏向された構成にある(長破線で形成される線)カテーテル・シャフトの遠位偏向可能セクションを概略的に示す。非能動的偏向要素56Cが、第1のアンカ点すなわち第1の連結部106(カテーテル・シャフト上の遠位に位置する)から第2のアクチュエータすなわち微動復帰アクチュエータ108まで延在する実線で示される。同様に、第2のアンカ点すなわち第2の連結部110(カテーテル・シャフト上の遠位に位置する)から偏向アクチュエータ114の一部を構成する一次復帰アクチュエータ112すなわち粗動復帰アクチュエータ112まで延在する能動的偏向要素22Aが図示される。これらの両アクチュエータ114及び112は、ユーザ・アクチュエータ116を介してユーザにより作動される。アンカ点106、110は、図45では単純化のためにカテーテル・シャフトに沿った同一長手方向位置に位置するものとして図示されるが、これらの偏向要素は、同一の遠位位置にて又は同一のプルリング又は他のアンカ点に結合される又は装着される必要はない。また、図45で概略的に示される各アンカ点106、110は、例えばプル・ワイヤが例えばカテーテル・シャフトの遠位部分に取り付けられるか又は形成されるプルリングなどに装着される(例えば圧着又は溶接により)位置などであることが可能である。
図45にも示されているように、微動復帰アクチュエータ108は、粗動復帰アクチュエータ112により自動的に及び直接的に始動される。これは、この図では、「微動復帰アクチュエータ」ボックス108に「粗動復帰アクチュエータ」ボックス112を連結する「トリガ」ライン118によって概略的に示される。これは、例えば図11〜図43などに示す実施形態で行われるものを概略的に示す。偏向アクチュエータが、完全に作動されると、カテーテルの遠位偏向可能セクションは、実質的に直線状のカテーテルの長手方向軸40Aから角度ファイ(Φ)だけ偏向される。この角度は、医師の必要に応じて選択され得るが、図45では約45度として示される。また、この角度ファイ(Φ)は、例えば図3などに示す角度ファイ(Φ)にも対応する。
図45でも示されているように、粗動復帰アクチュエータ112として機能する偏向アクチュエータ114が、ニュートラル位置に戻されると、カテーテル・シャフトは、完全に直線状の構成へは復帰できない。むしろ、カテーテル・シャフトは、角度シータ(Θ)だけ直線から若干オフセットした状態に留まり得る。次いで、カテーテル・シャフトの遠位偏向可能セクションを完全に直線状の又は実質的に直線状の構成へと復帰させるために、第2の復帰アクチュエータすなわち微動復帰アクチュエータ108が作動され得る。既述のように、図45で概略的に示す構成では、微動復帰アクチュエータ108は、粗動復帰アクチュエータ112がニュートラル位置に戻されることによって自動的に始動される。
図46は、図45と同様であるが、微動復帰アクチュエータ108Aがユーザにより作動されるが、粗動復帰アクチュエータ112Aにより必ずしも直接的には作動されない実施形態を概略的に示す。図44に示す実施形態は、図46に示す様式で挙動する。例えば粗動復帰アクチュエータ及び/又はユーザ・アクチュエータの位置を検出するためにセンサ(図示せず)を使用し、粗動復帰アクチュエータ及び/又はユーザ・アクチュエータが消耗している又はカテーテルをニュートラル位置に復帰させ続ける性能が十分に低下していることを感知された位置が示す場合に微動復帰アクチュエータを始動させるなどの、微動復帰アクチュエータを始動させるさらに他の様式が本開示によって予期される。例えば、例えばプランジャ本体(例えば図48の要素68を参照)の中又は上に取り付けられた感知可能特徴部などによりプランジャ本体の位置を感知し得るセンサが、ハンドル・キャップ(例えば図48の要素78を参照)内に配置され得る。
次に図47〜図58を参照として、別の実施形態による複数のユーザ・アクチュエータを備えた能動的直線復帰機構が次に説明される。図47〜図50では、一次アクチュエータ12Dは、完全に作動されており、それによりカテーテル・シャフト18Aの偏向可能遠位セクション16Aは、図47及び図49に最も良く示す完全に偏向された構成におかれる。一次アクチュエータ12Dがこの完全に作動された構成にある場合には、親指用ボス36は、遠位方向に押されており、図48及び図50に良好に示されているようにハンドル・キャップ78から親指用ボスが離される。また、図48及び図50に示されているように、二次手動直線復帰スライダ120が、「オフ」位置すなわち非作動位置にある。
図51〜図54では、一次アクチュエータ12Dは、ニュートラル位置(完全に引き戻された位置)に戻されているが、二次手動直線復帰スライダ120は、「オフ」位置に留まる。したがって、カテーテル遠位偏向可能セクション16Aは、図51及び図53において良好に示されるように若干偏向された構成に留まる。図52を図48と、又は図54を図50と比較すると、プランジャ・アセンブリ12Dが、図52及び図54では引き戻されていることが明らかである。
図55〜図58では、図51〜図54に示す同一のニュートラル構成のままである。しかし、図55〜図58に示す構成では、二次手動直線復帰スライダ120は、作動されており(すなわち「オン」位置へと近位方向に引かれており)、それにより図55及び図57において良好に示される実質的に直線状の構成へとカテーテル先端部分16Aが引っ張られる。この直線復帰機構は、前述の利点のいくつかを実現するが、第2のアクチュエータの作動を必要とする。
図59〜図70は、図47〜図58とそれぞれ同様であるが、能動的直線復帰機構の異なる実施形態を開示している。図59〜図62では、一次アクチュエータ12Eは、完全に作動された構成に在り、これによりカテーテル・シャフト18Aの遠位偏向可能セクション16Aは、図59〜図62に示す完全に偏向された構成へと引っ張られる。図59、図60、及び図62は、完全に延在した構成にあるプランジャ・アセンブリ12E(すなわち一次アクチュエータ)を示し、その結果として図59及び図61に示した完全に偏向された遠位先端部16Aセクションが得られる。
図63〜図66では、プランジャ・アセンブリ12Eは、ニュートラル位置に戻されている(すなわちプランジャ・アセンブリは、ハンドル・ハウジング内に完全に引き戻されている)。手動直線復帰ノブ122である二次アクチュエータ122は、「オフ」位置に留まる。すなわち、図64を図60と、又は図66を図62と比較すると、手動直線復帰ノブは、プランジャ・アセンブリがその完全に作動された構成からそのニュートラル位置に移動されているにもかかわらず、「オフ」位置に留まっていることが分かる。プランジャ・アセンブリがニュートラル位置にあるにもかかわらず、カテーテル・シャフトの遠位偏向可能セクション16Aは、図63及び図65に示されているように若干偏向された構成に留まり得る。図68及び図70に示す「オン」位置へと直線復帰機構を手動で作動させると、非能動的偏向要素が引っ張られ、それによりカテーテル・シャフト18Aの遠位セクション16Aは、図67及び図69において最も良く示される実質的に直線状の構成へと引かれる。
カテーテル製造業者は、二方向性カテーテル及び一方向性カテーテルの両方において使用するための単一カテーテル・シャフトを作製し得る。これにより、例えば製造プロセス及び在庫保管が簡単になり得る。かかる「両使用型」カテーテル・シャフトは、2つの偏向要素又はプル・ワイヤを備え得る。二方向性カテーテルでは、両偏向要素が能動的である。本開示全体を通して示され説明される一方向性カテーテルなどの一方向性カテーテルでは、偏向要素の中の1つのみが能動的であってもよい。しかし、本明細書で説明される実施形態では、非能動的偏向要素の存在は、医療処置時に実質的に直線状の構成へと遠位偏向可能カテーテル・シャフト・セクションを能動的に復帰させるように活用される。
本明細書において、種々の実施形態が、種々の装置、システム、及び/又は方法に対して記載される。多数の特定の詳細が、本明細書において開示され添付の図面に示される実施形態の全体的な構造、機能、製造及び使用についての完全な理解を提供するために記載される。なお、実施形態はそのような特定の詳細なしに実施され得ることは、当業者には理解されよう。他の例において、明細書中に説明した実施形態を不明瞭にしないように、周知の動作、構成要素、および要素は詳細に説明されていない。当業者であれば、実施形態は、非限定的な実施例を説明および図示本明細書であり、したがって、それは、本明細書に開示される特定の構造および機能の詳細は代表的なものであり、必ずしも実施形態の範囲を限定するものではなく、その範囲は添付の特許請求の範囲によってのみ規定されることが理解されるであろう。
明細書の全体を通じて、「種々の実施形態」、「いくつかの実施形態」、「一実施形態」、「1つの実施形態」等への言及は、その実施形態に関連して説明される特定の特徴、構造又は特徴が、少なくとも1つの実施形態に含まれることを意味している。したがって、明細書中の「種々の実施形態において」、「いくつかの実施形態において」、「1つの実施形態において」又は「実施形態において」という語句の出現は、必ずしも全て同じ実施形態に言及しているわけではない。さらに、特定の特徴、構造又は特性は、1又は2以上の実施形態において任意の適切な方法で組み合わせることができる。したがって、一実施形態に関連して図示され又は記載される特定の特徴、構造、または特性は、全体的または部分的に、制限されることなく、1又は2以上の他の実施形態の特徴、構造、または特性と組み合わされる。
「近位」及び「遠位」の語は、本明細書を通じて、患者を処置するのに用いる機器の臨床医が操作する一方の端部に関連して用いられうることが理解されるであろう。「近位」の語は、臨床医に最も近い機器の部分をいい、「遠位」の語は、臨床医から最も離れた部分をいう。さらに、簡潔化かつ明瞭化のために、「垂直」、「水平」、「上」及び「下」などの空間を表現する語は、本明細書において明示された実施形態に関して用いられ得ることも理解されるであろう。しかしながら、外科手術用機器は、多様な方向性及び位置において使用されうるものであり、これらの語は、限定的及び絶対的であることを意図するものではない。
全ての接合に関する言及(たとえば、取り付けられる、結合される、接続される等)は、広義に解釈されるべきであり、要素の接続と要素間の相対的な動きとの間の中間メンバを含む場合がある。このように、接合に関する言及は、2つの要素が直接的に接続され、かつ互いに固定した関係にあることを必ずしも意味するものではない。本明細書で使用される場合、接合の言及は、単一または一体部品として成形された2つの構成要素を含むことができる。添付の特許請求の範囲で定義されている発明の趣旨から逸脱することなく、細部または構造に変更を加えることができる。
以下の項目は、国際出願時の特許請求の範囲に記載の要素である。
[項目1]
初期位置からのカテーテルの遠位部分の偏向を生じさせるように構成された偏向アクチュエータと、
前記カテーテルの前記遠位部分の前記偏向を部分的に戻すように構成された第1の復帰アクチュエータと、
前記初期位置へと前記カテーテルの前記遠位部分の前記偏向を戻すのを継続するように構成された第2の復帰アクチュエータと
を備える、装置。
[項目2]
前記第1の復帰アクチュエータは、前記第2の復帰アクチュエータに結合され、前記第2の復帰アクチュエータは、前記第1の復帰アクチュエータが位置しきい値に到達するのに応答して、前記カテーテルの前記遠位部分の前記偏向を戻すのを継続するように構成される、項目1に記載の装置。
[項目3]
前記第1の復帰アクチュエータに結合され、前記第1の復帰アクチュエータの位置しきい値を決定するように構成され、さらに前記第1の復帰アクチュエータが前記位置しきい値に到達するのに応答して、前記第2の復帰アクチュエータを始動させるようにさらに構成された少なくとも1つのセンサをさらに備える、項目1に記載の装置。
[項目4]
前記偏向アクチュエータと前記カテーテルの前記遠位部分との間に結合された第1のストランドをさらに備え、前記偏向アクチュエータの作動により前記第1のストランドが張力下におかれて、前記カテーテルの前記遠位部分が前記初期位置から偏向される、項目1に記載の装置。
[項目5]
前記第1のストランド及び前記カテーテルの前記遠位部分の第1の連結部をさらに備え、前記第1の連結部は、前記偏向の方向に対応する前記カテーテルの側に位置決めされる、項目4に記載の装置。
[項目6]
前記偏向アクチュエータ及び前記第1の復帰アクチュエータは、プランジャ・デバイス上で一般的に具現化され、前記偏向アクチュエータの作動は、前記プランジャ・デバイスの遠位方向作動を含み、前記第1の復帰アクチュエータの作動は、前記プランジャ・デバイスの近位方向作動を含む、項目4に記載の装置。
[項目7]
前記第2の復帰アクチュエータと前記カテーテルの前記遠位部分との間に結合された第2のストランドをさらに備え、前記第2の復帰アクチュエータの作動により前記第2のストランドが張力下におかれて、前記カテーテルの前記遠位部分は、前記初期位置へと前記カテーテルの前記遠位部分の前記偏向を戻すのを継続する、項目4に記載の装置。
[項目8]
前記第1のストランド及び前記カテーテルの前記遠位部分の第1の連結部であって、前記偏向の前記方向に対応する前記カテーテルの第1の側に位置決めされる第1の連結部と、
前記第2のストランド及び前記カテーテルの前記遠位部分の第2の連結部であって、前記偏向とはほぼ逆の方向に対応する前記カテーテルの第2の側に位置決めされる第2の連結部と
をさらに備える、項目7に記載の装置。
[項目9]
前記偏向アクチュエータ、前記第1の復帰アクチュエータ、及び前記第2の復帰アクチュエータを収容するように構成されたハンドル・ハウジングをさらに備える、項目1に記載の装置。
[項目10]
偏向可能カテーテルであって、
シャフト近位端部、
シャフト遠位端部、
シャフト偏向可能遠位部分、ならびに
前記シャフト近位端部から前記シャフト偏向可能遠位部分に延在する第1の張力部材及び第2の張力部材
を備えるカテーテル・シャフトと、
前記第1の張力部材及び前記第2の張力部材に動作的に結合され、(i)一次復帰アクチュエータすなわち粗動復帰アクチュエータ及び(ii)二次復帰アクチュエータすなわち微動復帰アクチュエータを備える能動的直線復帰機構を備える、偏向アクチュエータと、
前記偏向アクチュエータが少なくとも部分的に内部に取り付けられるハンドル・ハウジングと
を備える、偏向可能カテーテル。
[項目11]
前記一次復帰アクチュエータは、前記二次復帰アクチュエータを自動的に始動させるように構成される、項目10に記載の偏向可能カテーテル。
[項目12]
前記一次復帰アクチュエータは、前記第1の張力部材に動作的に結合され、前記二次復帰アクチュエータは、前記第2の張力部材に動作的に結合される、項目10に記載の偏向可能カテーテル。
[項目13]
前記二次復帰アクチュエータは、レバー及び作動ボスを備える、項目12に記載の偏向可能カテーテル。
[項目14]
前記レバーは、一次アクチュエータに枢動的に取り付けられ、前記作動ボスは、前記ハンドル・ハウジングに固定される、項目13に記載の偏向可能カテーテル。
[項目15]
前記レバーは、前記一次アクチュエータに対する移動のために取り付けられ、前記作動ボスは、前記ハンドル・ハウジングに固定される、項目13に記載の偏向可能カテーテル。
[項目16]
前記レバーは、前記ハンドル・ハウジングに枢動的に取り付けられ、前記作動ボスは、前記一次アクチュエータに固定される、項目13に記載の偏向可能カテーテル。
[項目17]
前記レバーは、前記ハンドル・ハウジングに対する移動のために取り付けられ、前記作動ボスは、前記一次アクチュエータに固定される、項目13に記載の偏向可能カテーテル。
[項目18]
前記レバーは、チューナ及びチューナ・ドラムを介して前記第2の張力部材に装着される、項目13に記載の偏向可能カテーテル。
[項目19]
前記二次復帰アクチュエータは、レバー及び作動ボスを備え、前記作動ボスは、非作動構成から作動構成に前記レバーを作動させるように構成され、前記レバーは、前記レバーが作動された場合に前記第2の張力部材を引っ張るように構成される、項目12に記載の偏向可能カテーテル。
[項目20]
前記偏向アクチュエータは、前記シャフト近位端部と前記シャフト偏向可能遠位部分の近位端部に位置する偏向開始点との間に延在するシャフト長手方向軸に対して所定の最大偏向角度まで前記シャフト偏向可能遠位部分を可変的に偏向させるように動作可能であり、前記一次復帰アクチュエータは、前記シャフト長手方向軸に対してオフセット角度まで前記シャフト偏向可能遠位部分を可変的に戻すように動作可能であり、前記オフセット角度は、前記所定の最大偏向角度未満であり、前記二次復帰アクチュエータは、前記オフセット角度から前記シャフト長手方向軸との整列状態へと前記シャフト偏向可能遠位部分を可変的に戻すように動作可能である、項目10に記載の偏向可能カテーテル。
[項目21]
前記偏向アクチュエータは、前記ハンドル・ハウジングに取り付けられた少なくとも1つのスリーブ軸受によって摺動可能に支持されたプランジャ・アセンブリを備え、前記二次復帰アクチュエータは、レバー及び作動ボスを備え、前記レバーは、前記プランジャ・アセンブリの近位端部に枢動可能に取り付けられる、項目10に記載の偏向可能カテーテル。
[項目22]
前記偏向アクチュエータは、
(A)前記偏向アクチュエータが前記シャフト偏向可能遠位部分を能動的に偏向させないニュートラル構成と、
(B)前記偏向アクチュエータが最大設定偏向角度へと前記シャフト偏向可能遠位部分を能動的に偏向させる完全に作動された構成と
の間で可変的に作動されるように構成され、
前記能動的直線復帰機構は、前記偏向アクチュエータが前記ニュートラル構成に戻されることにより、実質的に直線状の構成に前記シャフト偏向可能遠位部分をおくように自動的に作動されるように構成される、項目10に記載の偏向可能カテーテル。
[項目23]
前記二次復帰アクチュエータは、前記ハンドル・ハウジングに固定され前記第2の張力部材の経路長を変更させるように構成されたピンを備える、項目10に記載の偏向可能カテーテル。
[項目24]
前記二次復帰アクチュエータは、手動アクチュエータを備える、項目10に記載の偏向可能カテーテル。
[項目25]
二次アクチュエータは、ノブ又はレバーを備える、項目24に記載の偏向可能カテーテル。

Claims (11)

  1. 偏向可能カテーテルであって、
    シャフト近位端部、
    シャフト遠位端部、
    シャフト偏向可能遠位部分、並びに、
    前記シャフト近位端部から前記シャフト偏向可能遠位部分に延在する第1の張力部材及び第2の張力部材、
    を備えるカテーテル・シャフトと、
    前記第1の張力部材及び前記第2の張力部材に動作的に結合され、(i)一次復帰アクチュエータすなわち粗動復帰アクチュエータ及び(ii)二次復帰アクチュエータすなわち微動復帰アクチュエータを備える能動的直線復帰機構を備える、偏向アクチュエータと、
    前記偏向アクチュエータが少なくとも部分的に内部に取り付けられるハンドル・ハウジングと
    を備え、
    前記一次復帰アクチュエータは、前記第1の張力部材に動作的に結合され、前記二次復帰アクチュエータは、前記第2の張力部材に動作的に結合され、前記一次復帰アクチュエータは、前記二次復帰アクチュエータを自動的に始動させるように構成され、
    前記二次復帰アクチュエータは、レバー及び作動ボスを備える、カテーテル。
  2. 前記レバーは、前記一次復帰アクチュエータに枢動的に取り付けられ、前記作動ボスは、前記ハンドル・ハウジングに固定される、請求項1に記載の偏向可能カテーテル。
  3. 前記レバーは、前記一次復帰アクチュエータに対する移動のために取り付けられ、前記作動ボスは、前記ハンドル・ハウジングに固定される、請求項1に記載の偏向可能カテーテル。
  4. 前記レバーは、前記ハンドル・ハウジングに枢動的に取り付けられ、前記作動ボスは、前記一次復帰アクチュエータに固定される、請求項1に記載の偏向可能カテーテル。
  5. 前記レバーは、前記ハンドル・ハウジングに対する移動のために取り付けられ、前記作動ボスは、前記一次復帰アクチュエータに固定される、請求項1に記載の偏向可能カテーテル。
  6. 前記レバーは、チューナ及びチューナ・ドラムを介して前記第2の張力部材に装着される、請求項1に記載の偏向可能カテーテル。
  7. 偏向可能カテーテルであって、
    シャフト近位端部、
    シャフト遠位端部、
    シャフト偏向可能遠位部分、並びに、
    前記シャフト近位端部から前記シャフト偏向可能遠位部分に延在する第1の張力部材及び第2の張力部材、
    を備えるカテーテル・シャフトと、
    前記第1の張力部材及び前記第2の張力部材に動作的に結合され、(i)一次復帰アクチュエータすなわち粗動復帰アクチュエータ及び(ii)二次復帰アクチュエータすなわち微動復帰アクチュエータを備える能動的直線復帰機構を備える、偏向アクチュエータと、
    前記偏向アクチュエータが少なくとも部分的に内部に取り付けられるハンドル・ハウジングと
    を備え、
    前記一次復帰アクチュエータは、前記第1の張力部材に動作的に結合され、前記二次復帰アクチュエータは、前記第2の張力部材に動作的に結合され、前記一次復帰アクチュエータは、前記二次復帰アクチュエータを自動的に始動させるように構成され、
    前記二次復帰アクチュエータは、レバー及び作動ボスを備え、前記作動ボスは、非作動構成から作動構成に前記レバーを作動させるように構成され、前記レバーは、前記レバーが作動された場合に前記第2の張力部材を引っ張るように構成される、偏向可能カテーテル。
  8. 前記偏向アクチュエータは、前記シャフト近位端部と前記シャフト偏向可能遠位部分の近位端部に位置する偏向開始点との間に延在するシャフト長手方向軸に対して所定の最大偏向角度まで前記シャフト偏向可能遠位部分を可変的に偏向させるように動作可能であり、前記一次復帰アクチュエータは、前記シャフト長手方向軸に対してオフセット角度まで前記シャフト偏向可能遠位部分を可変的に戻すように動作可能であり、前記オフセット角度は、前記所定の最大偏向角度未満であり、前記二次復帰アクチュエータは、前記オフセット角度から前記シャフト長手方向軸との整列状態へと前記シャフト偏向可能遠位部分を可変的に戻すように動作可能であり、前記一次復帰アクチュエータは、前記二次復帰アクチュエータを自動的に始動させるように構成される、請求項1に記載の偏向可能カテーテル。
  9. 偏向可能カテーテルであって、
    シャフト近位端部、
    シャフト遠位端部、
    シャフト偏向可能遠位部分、並びに、
    前記シャフト近位端部から前記シャフト偏向可能遠位部分に延在する第1の張力部材及び第2の張力部材、
    を備えるカテーテル・シャフトと、
    前記第1の張力部材及び前記第2の張力部材に動作的に結合され、(i)一次復帰アクチュエータすなわち粗動復帰アクチュエータ及び(ii)二次復帰アクチュエータすなわち微動復帰アクチュエータを備える能動的直線復帰機構を備える、偏向アクチュエータと、
    前記偏向アクチュエータが少なくとも部分的に内部に取り付けられるハンドル・ハウジングと
    を備え、
    前記偏向アクチュエータは、前記ハンドル・ハウジングに取り付けられた少なくとも1つのスリーブ軸受によって摺動可能に支持されたプランジャ・アセンブリを備え、前記二次復帰アクチュエータは、レバー及び作動ボスを備え、前記レバーは、前記プランジャ・アセンブリの近位端部に枢動可能に取り付けられる、偏向可能カテーテル。
  10. 前記偏向アクチュエータは、
    (A)前記偏向アクチュエータが前記シャフト偏向可能遠位部分を能動的に偏向させないニュートラル構成と、
    (B)前記偏向アクチュエータが最大設定偏向角度へと前記シャフト偏向可能遠位部分を能動的に偏向させる完全に作動された構成と
    の間で可変的に作動されるように構成され、
    前記能動的直線復帰機構は、前記偏向アクチュエータが前記ニュートラル構成に戻されることにより、実質的に直線状の構成に前記シャフト偏向可能遠位部分をおくように自動的に作動されるように構成される、請求項1に記載の偏向可能カテーテル。
  11. 偏向可能カテーテルであって、
    シャフト近位端部、
    シャフト遠位端部、
    シャフト偏向可能遠位部分、並びに、
    前記シャフト近位端部から前記シャフト偏向可能遠位部分に延在する第1の張力部材及び第2の張力部材、
    を備えるカテーテル・シャフトと、
    前記第1の張力部材及び前記第2の張力部材に動作的に結合され、(i)一次復帰アクチュエータすなわち粗動復帰アクチュエータ及び(ii)二次復帰アクチュエータすなわち微動復帰アクチュエータを備える能動的直線復帰機構を備える、偏向アクチュエータと、
    前記偏向アクチュエータが少なくとも部分的に内部に取り付けられるハンドル・ハウジングと
    を備え、
    前記二次復帰アクチュエータは、前記ハンドル・ハウジングに固定され前記第2の張力部材の経路長を変更させるように構成されたピンを備え、前記一次復帰アクチュエータは、前記二次復帰アクチュエータを自動的に始動させるように構成されている、偏向可能カテーテル。
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