JP6117714B2 - エレベータ装置 - Google Patents

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Description

本発明は、乗りかごが乗り場ホールへ着床したことを検出する着床検出装置を備えたエレベータ装置に関する。
従来、エレベータ装置には、乗りかごが乗り場へ着床したことを検出する着床検出装置が備えられている。本技術分野の背景技術として、特開2004−224529号公報(特許文献1)がある。この特許文献には、投光および受光を行う反射型光電センサーを乗りかご側のかごドア敷居に設け、反射型光電センサーからの投光を反射する反射部材を乗り場ドア敷居に設けた構成が示されている。これにより、乗りかごが乗り場へ着床すると、乗りかごに設けた反射型光電センサーから投光された光線が、乗り場の反射部材で反射され、反射型光電センサーの受光部へ戻されるため、乗りかごが乗り場へ着床したことを検出することができる。
特開2004−224529号公報
しかしながら、特許文献1に記載されたエレベータ装置は、反射型光電センサーからの投光を確実に反射部材が受け、その反射光が確実に反射型光電センサーが受光できるようにするために、反射型光電センサーおよび反射部材をこれらの調整が行えるような固定ブラケットを介して取り付ける構造としなければならなかった。このため、部品数が多くなり、各部の取り付けを行った後に、光電センサーと反射部材との間の調整に時間を要するという課題があった。
そこで、本発明の目的は、部品点数を少なくすることができ、かつ取り付け後の調整作業を容易にすることができる着床検出装置を有するエレベータ装置を提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明は、乗りかごに取り付けたかごドアの下部を案内するかごドア敷居と、各乗り場に取り付けた乗り場ドアの下部を案内する乗り場ドア敷居と、前記乗りかごが乗り場階に着床したことを検出する着床検出装置を備えたエレベータ装置において、前記着床検出装置は、前記各乗り場ドア敷居に前記かごドア敷居側に突出した板状に形成された固定側感応体と、その端部を前記乗り場ドア敷居側に突出するように配置されて前記乗りかご側に固定され、かつ前記固定側感応体と非接触で対向したとき検出信号を発生するセンサーとを備えており、前記固定側感応体は、乗客の足先を保護するためのトーガードの少なくとも側端部に形成された折り曲げ部から成ることを特徴とする。
本発明によれば、部品点数を少なくすることができ、かつ取り付け後の調整作業を容易にすることができる着床検出装置を備えたエレベータ装置とすることができる。尚、上述した以外の課題、構成および効果は、以下の実施形態の説明により明らかにされる。
本発明者らが先に考案した参考例1によるエレベータ装置の概略構成図である。 図1に示したエレベータ装置の要部を示す斜視図である。 図2に示したエレベータ装置における着床検出装置を乗りかご側から見た正面図である。 図3に示した着床検出装置の側面図である。 図3に示した着床検出装置の平面図である。 本発明者らが先に考案した参考例2によるエレベータ装置の着床検出装置を示す側面図である。 本発明の第1実施形態によるエレベータ装置の着床検出装置を示す正面図である。 図7に示した着床検出装置の平面図である。 本発明の第2実施形態によるエレベータ装置の着床検出装置を示す斜視図である。 図9に示した着床検出装置の平面図である。 本発明の第3実施形態によるエレベータ装置着床検出装置を示す平面図である。 図11に示した乗り場階とは異なる他の乗り場階に構成した着床検出装置を示す平面図である。 11に示した乗り場階とは異なるさらに他の乗り場階に構成した着床検出装置を示す平面図であ
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。はじめに本発明者らが先に考案した参考例1及び参考例2について説明し、次に本発明の第1実施形態。第2実施形態、及び第3実施形態について説明する。
[参考例1]
図1は、本発明者らが先に考案した参考例1によるエレベータ装置の概略構成図である。
エレベータ装置は、図示しないガイドレールに沿って昇降可能に配置された乗りかご1と、図示しない他のガイドレールに沿って昇降可能に配置された釣合いおもり2と、巻上機3と、巻上機3に巻き掛けられ、かつ乗りかご1と釣合いおもり2とをつるべ式に懸垂する主ロープ4などを有している。乗りかご1には、その上方部に設置されたかごドア駆動装置9によって操作されて開閉されるかごドア10と、かごドア10の下部を案内するかごドア敷居11とが取り付けられている。一方、各階の乗り場には、乗りかご1の停止位置でかごドア駆動装置9と連結する関係となる乗りドア駆動部12を介して駆動されて開閉される乗り場ドア13と、乗り場ドア13の下部を案内する乗り場ドア敷居14とが取り付けられている。このような構成のエレベータ装置は、エレベータ制御盤5によって制御される。
図2は、エレベータ装置の要部を示す斜視図である。
乗りかご1は、側面パネル15と、かご床16と、かご天井17と、乗り場側に面した位置に形成した開口部に開閉可能に配置したかごドア10などを有して箱形状に形成されている。かごドア10は、上述したようにその下方部に設置されたかごドア敷居11に沿って案内されるように配置され、その上方部に構成されたかごドア駆動装置9により開閉駆動される。
一方、乗り場に配置された乗り場ドア13は、上述したようにその下方部に配置された乗り場ドア敷居14に沿って案内されるように配置されており、乗りかご1がこの乗り場に着床したとき、かごドア駆動装置9によって開放されるかごドア10に連動して開放される。乗り場ドア敷居14の下方部には、乗りかご1の昇降に支障のない位置に、乗客のつま先の落ち込みを防止するトーガード18が取り付けられている。
乗りかご1が乗り場へ着床したことを検出する着床検出装置は、乗りかご1におけるかごドア敷居11の下部に配置されたセンサー19と、各階の乗り場における乗り場ドア敷居14の下部に配置された固定側感応体20とを有して構成されている。
図3および図4は、着床検出装置を乗りかご1側から見た正面図および側面図である。
乗りかご1に面する側の乗り場ドア敷居14には、乗り場ドア敷居14の長手方向に間隔を有して設けた複数の固定ボルト21を使用して鋼板製のトーガード18が取り付けられている。このトーガード18は、乗客のつま先の落ち込みを防止するものである。このトーガード18の側方の乗り場ドア敷居14には、乗りかご1の昇降方向に延びた板状の固定側感応体20が配置され、その基部には乗り場ドア敷居14の長手方向に長くした楕円孔22が形成されており、この楕円孔22に挿入したボルト23を用いて乗り場ドア敷居14に固定側感応体20が固定されている。ボルト23に対する楕円孔22の相対的な位置を変えることによって、固定側感応体20は、乗り場ドア敷居14の長手方向、つまり水平方向の位置を調整することができる。
固定側感応体20は、上述したように単純な板状であり、図4に示すように乗りかご1の昇降方向に延びた所定の長さaを有し、かごドア敷居11側に突出した所定の突出長bを有し、乗り場ドア敷居14の長手方向には薄い厚みcを有している。このような板状の固定側感応体20は単なる板状であるから容易に製作することができる。
図5は、乗りかご1が乗り場に到着した状態のかごドア敷居11と乗り場ドア敷居14
の対向部に構成された着床検出装置の平面図である。
乗りかご1側にはセンサー19が固定され、一方、乗り場ドア敷居14にはセンサー19と対向して固定側感応体20が配置されている。センサー19は、種々の方式のものを採用することができる。例えば、投光部と受光部とを対向配置し、投光部と受光部間に遮光体が位置したときに投光部から受光部への光軸を遮断したことを検出信号とする遮断型光電センサーや、磁場を形成している検出領域に磁気遮蔽体が位置したときに磁場の変化から検出信号を得る電磁誘導式センサーや、その他の非接触式センサーを使用することができる。遮断型光電センサーを使用した場合、固定側感応体20とは遮光体のことであり、電磁誘導式センサーを使用した場合、固定側感応体20とは磁気遮蔽体のことである。なお以下の説明では、遮断型光電センサーによってセンサー19を構成したものとしている。
センサー19は、平面図として見たときほぼコ字状の形状で、その開放部側端を乗り場ドア敷居14側に延びるように突出させて配置され、かつ、開放部側端間の開放部が乗りかご1の昇降方向に突き抜ける向きに配置されている。センサー19の開放部側端には、図示を省略しているが開放部側端近くの対向部に投光部と受光部が配置されている。これに対して、固定側感応体20は、上述したようにセンサー19側に突出した板状の簡単な形状である。
図示の階に配置した固定側感応体20、また図示しない他の階に配置した固定側感応体は、乗りかご1の昇降方向における同一直線上に配置されている。一方、乗りかご1側に固定されたセンサー19は、乗りかご1と共に昇降方向に移動するが、固定側感応体20に対して昇降方向で近接するものの固定側感応体20と衝突することのない位置に配置されている。ここではセンサー19をコ字状とし、センサー19の開放部側端を乗り場ドア敷居14側に延びるように突出させて配置され、かつ、開放部側端間の開放部が乗りかご1の昇降方向に突き抜ける向きに配置されていることを利用し、センサー19の中心部に形成されている空間部を固定側感応体20が相対的に通過するようにしている。乗りかご1の昇降移動に伴って、昇降方向でセンサー19が固定側感応体20に接近し、やがて両者が同じ昇降方向位置に達すると間隙Gを有して非接触でセンサー19と固定側感応体20が対向する。このとき、センサー19の開放部側端間に固定側感応体20が挿入され、上述した投光部と受光部間の光軸を遮蔽することによって着床検出する構成となっている。
固定側感応体20は、図3で説明したように楕円孔22を用いたボルト23による取り付け構造としているため、楕円孔22におけるボルト23の位置を変更することによって、センサー19と固定側感応体20との対向部に望ましい間隙Gを容易に形成することができる。
このような着床検出装置は、かごドア敷居11の下部にその端部を乗り場ドア敷居14側に突出するように配置した位置検出用のセンサー19と、各乗り場ドア敷居14の下部にかごドア敷居11側に突出した板状に形成され、かつセンサー19と非接触で対応したとき着床検出を行わせることになる固定側感応体20とを備えて構成したため、特に、固定側感応体20の構成が非常に簡単になり、部品点数を少なくすることができ、かつ取り付け後の調整作業を容易にすることができる。しかも、センサー19および固定側感応体20を互いに近接する方向に突出させているため、センサー19および固定側感応体20を近接させて誤動作することなく高精度の検出を行うことができる。
特に、固定側感応体20は、乗りかごの昇降方向に延びて所定の長さaを有し、かごドア敷居11側に突出した所定の突出長bを有し、乗り場ドア敷居14の長手方向には薄い
厚みcを有した単なる板状の簡単な構成とすることができ
[参考例2]
図6は、本発明者らが先に考案した参考例2によるエレベータ装置の着床検出装置を示す側面図である。
かご床16の下部に位置する床下ベース24には乗り場側に突き出されたL型ブラケット25がボルト26などで固定され、L型ブラケット25の乗り場側にセンサー19が固定されている。一方、乗り場ドア敷居14にはセンサー19と対向して固定側感応体20が配置されている。センサー19と固定側感応体20とによって着床検出装置が構成されている。センサー19と固定側感応体20との対応関係は、先に説明した図5と同様である。
図6に示した状態では、乗り場ドア敷居14に固定された固定側感応体20に対して、かごドア敷居11に固定されたセンサー19が非接触状態で対向している。ここで、固定側感応体20は、乗りかご1の昇降方向における長さaが250mmである。着床検出装置は、センサー19と固定側感応体20が間隙Gで対向してから検出するが、固定側感応体20の端部から12.5mm程度の移動距離で、つまり固定側感応体20のほぼ中心部位置で乗りかご1が停止することになる。
このような構成によれば、乗りかご1が上昇する場合でも下降する場合でも、固定側感応体20における昇降方向のほぼ中心部位置で乗りかご1を停止させることができる。
また、固定側感応体20は、センサー19と固定側感応体20が対向して検出してから、乗りかご1が実際に停止させられるまでに要する移動距離の約二倍の乗りかご1の昇降方向における長さaを有して構成され、かつ乗りかご1がかごドア敷居11と乗り場ドア敷居14がほぼ同じレベルで停止している状態で固定側感応体20における昇降方向のほぼ中心部位置にセンサー19の取り付け位置を決定している。
このような構成によれば、固定側感応体20における昇降方向の上方端を乗り場ドア敷居14より大きく突出させたり、大きく後退したりすることなく、乗り場ドア敷居14および固定側感応体20の各上端面をほぼ合わせることができ、固定側感応体20の取り付け時における位置決め調整作業も容易になる。
また、固定側感応体20の取り付け位置は、図5の場合と同様にかごドア10や乗り場ドア13を避けて乗り場ドア敷居14の水平方向の端部側にずらしているため、乗りかご1内と乗り場との間で移動する乗客に対してつまずきの原因とならない。このため、センサー19および固定側感応体20を、乗りかご1の昇降方向に多少ずらして配置することも可能である。また固定側感応体20は、乗り場ドア敷居14におけるかごドア敷居11との対向面間に配置することに限らず、乗り場ドア敷居14の下方へ移動させ、かつかごドア敷居11から多少遠ざかる方向にずらして配置することもでき
[第1実施形態]
図7は、本発明の第1実施形態によるエレベータ装置の着床検出装置を示す正面図で、乗り場ドア敷居14を乗りかご1側から見たものである。また図8は、乗りかご1が乗り場に到着した状態の着床検出装置を示す平面図である。この第1実施形態の乗りかご1、釣り合いおもり2、巻上機3、及び主ロープ4などを含む基本構成は、例えば図1の参考例1に示したものと同等である。
トーガード18には、乗り場ドア敷居14の長手方向、つまり水平方向に長円形状とし
た複数の楕円孔27が形成されており、各楕円孔27内に固定ボルト21を用いて乗りかご1に面する側の乗り場ドア敷居14に鋼板製のトーガード18が固定されている。固定ボルト21と楕円孔27によってトーガード18が水平方向に移動できる範囲内で、乗り場ドア敷居14に対するトーガード18の水平方向の取り付け位置を調整することができる。
また、トーガード18の少なくとも側端部には折り曲げ部が形成され、この折り曲げ部によって固定側感応体20が構成されている。図3および図4で説明した場合と同様に、この固定側感応体20は、乗りかごの昇降方向に延びて所定の長さaを有し、かごドア敷居11側に突出した所定の突出長bを有し、乗り場ドア敷居14の長手方向には薄い厚みcを有した単なる板状の簡単な形状になされている。
乗り場ドア敷居14の下方部には一般的にトーガード18が配置されている。このトーガード18は、固定側感応体20のように水平方向に取り付け位置を微調整する必要はないが、図7に示したようにあえて水平方向に長円形状とした複数の楕円孔27を利用して乗り場ドア敷居14に取り付けられている。このため、トーガード18の側端部に固定側感応体20が形成されても、固定側感応体20の都合に応じて同水平方向への微調整が可能となり、図8に示したセンサー19と固定側感応体20との間に望ましい間隙Gを容易に形成することができる。
この第1実施形態によれば、乗客の足先を保護するために設けられるトーガード18の側端部に折り曲げ部として固定側感応体20を形成しているため、着床検出装置を構成するに当たって、参考例1および参考例1に比べてより一層部品数を減らして構成を簡略化することができ
[第2実施形態]
図9は、本発明の第2実施形態によるエレベータ装置の着床検出装置を示す斜視図である。
かごドア敷居11の長手方向、つまり水平方向に三個のセンサー19A,19B,19Cが並置されて、それぞれ乗りかご1側に固定されている。一方、乗り場ドア敷居14にはセンサー19B,19Cと対向して二個の固定側感応体20B,20Cが配置されている。各センサー19A〜19Cと各固定側感応体20B,20Cによって着床検出装置が構成されている。
各センサー19A〜19Cは、先に説明したセンサー19と同一構成であり、ほぼコ字状の形状で、その開放部側端を乗り場ドア敷居14側に延びるように突出させて配置され、かつ、開放部側端間の開放部が乗りかごの昇降方向に突き抜ける向きに配置されている。また固定側感応体20B,20Cは、先に説明した固定側感応体20と同一構成であり、図3および図4で説明したように乗りかごの昇降方向に延びて所定の長さaを有し、かごドア敷居11側に突出した所定の突出長bを有し、乗り場ドア敷居14の長手方向には薄い厚みcを有している。
図10は、図9に示した着床検出装置の平面図である。
乗りかご1側に設けた各センサー19B,19Cと、乗り場ドア敷居14側に設けたトーガード18の側端部と、この側端部の近傍に折り曲げ部として形成された各固定側感応体20B,20Cとによって二組の着床検出装置が構成されている。この着床検出装置は、乗りかごの昇降に伴って、各センサー19B,19Cの開放部側端間に各固定側感応体20B,20Cが挿入されて対向したとき、上述した投光部と受光部間の光軸を遮蔽す
ることによって着床を検出する構成となっている。
乗りかご1が乗り場へ着床したとき、固定側感応体20B,20Cがセンサー19B,19Cに非接触状態で対向し、上述した投光部と受光部間の光軸を遮断する。このとき着床検出装置は、この遮蔽によって乗りかご1が所定位置に達したことを示す着床検出信号を出力する。このような構成の着床検出装置は、例えば、センサー19Cと固定側感応体20Cとの対向状態において、非接触となるための所定の間隔Gを形成する必要がある。
固定側感応体20B,20Cは、同図に示すように鋼板製のトーガード18を折り曲げ加工して形成されているため、端部に位置する固定側感応体20Bの厚みよりも折り返し構造となる固定側感応体20Cの厚みの方が大きくなる。それでも、センサー19B,19Cと固定側感応体20B,20Cとの対向部分に望ましい間隙Gが形成されるようにしている。
このような構成の着床検出装置においても、第1実施形態の場合と同様に、特に固定側感応体20B,20Cがトーガード18の折り曲げ部から成るため、構成が非常に簡単になり、両者を近接させて配置して誤動作することなく高精度の検出を行うことができる。また、着床検出信号を発生することになるセンサー19A〜18Cには電源が必要であるから、センサー19A〜19Cを乗りかご1側に取り付けると、構成が一層簡略化される。
このような構成によれば、複数のセンサー19A〜19Cと複数の固定側感応体20B,20Cを使用しているため、着床検出装置が二重化され、複数のセンサー19A〜19Cからの着床検出信号を並列に用いることによって一層信頼性を向上させることができ
[第3実施形態]
図11〜図13は、本発明の第3実施形態によるエレベータ装置のそれぞれ異なる乗り場階における着床検出装置を示す平面図である。
それぞれ乗りかご1側に固定された三個のセンサー19A〜19Cは、かごドア敷居11の水平方向に配置されている。各センサー19A〜19Cの開放部側端が乗り場ドア敷居14側に突出するように配置され、かつ、開放部側端間の開放部が上下方向に突き抜ける向きに配置されている。また固定側感応体20A〜20Cは、かごドア敷居11側に突出して形成された板状としている。各乗り場では、各センサー19A〜19Cおよび固定側感応体20A〜20Cのうち着床階毎に異なる組合せパターンが使用され、これによって着床検出装置は着床階検出装置としての機能が付加されている。
11は、例えばA階の乗り場ドア敷居14Aを示している。かごドア敷居11側には、三個のセンサー19A〜19Cが取り付けられているが、A階の乗り場ドア敷居14Aには、かごドア敷居11に取り付けた三個のセンサー19A〜19Cのうち二個のセンサー19A,19Bに対応した位置に、固定側感応体20A,20Bが取り付けられている。
乗りかご1がA階の乗り場へ着床するとき、トーガード18に折り曲げ部として形成された固定側感応体20A,20Bがセンサー19A,19Bに非接触状態で対向し、上述した投光部と受光部間の光軸を遮断する。従って、着床検出装置としては先の実施例の場合と同様に機能する。さらにセンサー19A,19Bからの着床信号を同時に受けたとき、乗りかご1がA階の乗り場へ着床したことを判定する着床階検出装置として利用することができる。この判定は、例えば、図1に示したエレベータ制御盤5に取り込んで、ソフ
トウェアによって判別させる。
これに対して図12は、B階の乗り場ドア敷居14Bを示している。B階の乗り場ドア敷居14Bには、かごドア敷居11に取り付けた三個のセンサー19A〜19Cのうち二個のセンサー19B,19Cに対応した位置に、固定側感応体20B,20Cが取り付けられている。
乗りかご1がB階の乗り場へ着床したとき、固定側感応体20B,20Cがセンサー19B,19Cに非接触状態で対向し、上述した投光部と受光部間の光軸を遮断する。従って、着床検出装置としては先の実施例の場合と同様に機能し、さらにセンサー19B,19Cからの信号を同時に受けたとき、乗りかご1がB階の乗り場へ着床したことを判定する着床階検出装置として利用することができる。
また図13は、C階の乗り場ドア敷居14Cを示している。C階の乗り場ドア敷居14Cには、かごドア敷居11に取り付けた三個のセンサー19A〜19Cのうち二個のセンサー19A,19Cに対応した位置に、固定側感応体20A,20Cが取り付けられている。
乗りかご1がC階の乗り場へ着床したとき、固定側感応体20A,20Cがセンサー19A,19Cに非接触状態で対向し、上述した投光部と受光部間の光軸を遮断する。従って、着床検出装置としては先の実施例の場合と同様に機能し、二個のセンサー19A,19Cからの信号を同時に受けたとき、乗りかご1がC階の乗り場へ着床したことを判定する着床階検出装置として利用することができる。
このような構成の着床検出装置は、三個のセンサー19A〜19Cのうちどの二個のセンサーからの信号を受けたかを判別することによって、着床した階を判別しているが、着床検出装置を利用しての着床階検出機能は、上述の構成に限定されない。例えば、かごドア敷居11に取り付けたセンサー19A〜19Cの個数は、三個に限定されない。また本実施例では、三個のセンサー19A〜19Cのうち組合せパターンを変えた二個のセンサーを同時に着床検出用として使用したが、これに限定するものではない。例えば、三個のセンサー19A〜19Cを設けても、それぞれ位置の異なる一つのセンサーだけを用いれば異なる三つの着床階を検出でき、任意の二個のセンサーを使用した組み合わせによって三つの着床階を検出でき、三個のセンサー19A〜19Cの同時検出によって一つの階床検出を追加することができる。また、センサー19A〜19Cと固定側感応体20A〜20Cの組合せパターンは全ての乗り場において異ならせる必要はない。例えば、一つ置きの階の乗り場に組合せパターンを変えた着床検出装置を設けて上述した方法で着床階の検出を行うが、着床検出装置を設けていない階では、図1に示したエレベータ制御盤5などにおいてソフトウェアによる判定を付加して検出することもできる。
上述した各実施形態で各センサー19A〜19Cは、全体としてほぼコ字状の形状とした遮断型光電センサーとして説明したが、他の構成のセンサーを使用しても良い。その場合、全体としての構成はほぼコ字状の形状に限定するものではなく板状であっても良く、固定側感応体20A〜20Cと対向したときに着床を検出するように構成する。いずれにしても、かごドア敷居11に取り付けられる各センサー19A〜19Cは、その端部を乗り場ドア敷居14側に突出するように配置されたものとする。また、乗り場ドア敷居14に取り付けられるトーガード18に形成した折り曲げ部から成る固定側感応体20A〜20Cは、乗りかごの昇降方向に延びて所定の長さを有し、かごドア敷居11側に突出した所定の突出長を有する。
さらに、着床検出装置を設けるエレベータ装置の構成としては、図1の参考例1に示し
たものに限定するものではなく種々の構成のエレベータ装置に適用することができる。またある実施形態の構成の一部を他の実施例の構成に置き換えることが可能であり、また、ある実施形態の構成に他の実施形態の構成を加えることも可能である。また、各実施形態の構成の一部について、他の構成の追加、削除、置換をすることが可能である。
1 乗りかご
10 かごドア
11 かごドア敷居
13 乗り場ドア
14 乗り場ドア敷居
14A〜14C 乗り場ドア敷居
18 トーガード
19 センサー
19A〜19C センサー
20 固定側感応体
20A〜20C 固定側感応体
21 固定ボルト
22,27 楕円

Claims (6)

  1. 乗りかごに取り付けたかごドアの下部を案内するかごドア敷居と、各乗り場に取り付けた乗り場ドアの下部を案内する乗り場ドア敷居と、前記乗りかごが乗り場階に着床したことを検出する着床検出装置を備えたエレベータ装置において、
    前記着床検出装置は、前記各乗り場ドア敷居に前記かごドア敷居側に突出した板状に形成された固定側感応体と、その端部を前記乗り場ドア敷居側に突出するように配置されて前記乗りかご側に固定され、かつ前記固定側感応体と非接触で対向したとき検出信号を発生するセンサーとを備えており、
    前記固定側感応体は、乗客の足先を保護するためのトーガードの少なくとも側端部に形成された折り曲げ部から成ることを特徴とするエレベータ装置。
  2. 前記固定側感応体は、前記乗りかごの昇降方向の寸法として、前記センサーと前記固定側感応体が対向して検出してから前記乗りかごが実際に停止させられるまでに要する移動距離の約二倍を有したことを特徴とする請求項1に記載のエレベータ装置。
  3. 前記センサーは、前記固定側感応体に対応する側に開放部側を位置させたほぼコ字状の構成とし、かつ、前記開放部側の開放部が上下方向に突き抜ける向きに配置させたことを特徴とする請求項1に記載のエレベータ装置。
  4. 前記センサーは、前記かごドア敷居の水平方向に複数個を配置した遮断型光電センサーから成り、前記固定側感応体は、前記遮断型光電センサーの前記開放部側に挿入されたとき前記遮断型光電センサーの光軸を遮光する板状に形成されたものから成ることを特徴とする請求項3に記載のエレベータ装置。
  5. 前記固定側感応体を有する前記トーガードは、前記トーガードを前記乗り場ドア敷居に取り付ける固定ボルトとの位置関係を調整可能な複数の楕円孔を有していることを特徴とする請求項1に記載のエレベータ装置。
  6. 前記センサーは、前記かごドア敷居の長手方向に複数個設けられ、前記固定側感応体は、前記センサーに対応して前記乗り場ドア敷居の長手方向に複数個前記トーガードに形成されており、異なる位置の前記センサーと前記固定側感応体との組合せパターンを用いて、前記着床検出装置に着床階検出機能を付加したことを特徴とする請求項1に記載のエレベータ装置。
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