JP6061123B2 - Portable toilet - Google Patents
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Description
本発明は、主に一般室内で使用されるポータブルトイレに関する。 The present invention relates to a portable toilet mainly used in a general room.
一般に、トイレ室内での***が困難な人には、一般室内でポータブルトイレが用いられている。ポータブルトイレは、重量が大きく、一人で容易に持ち運ぶことができないため、室内間を容易に移動できるように、脚部にキャスターが取り付けられたものがある。例えば、特許文献1及び2に開示されているキャスター付きのポータブルトイレを図7及び8に示す。
Generally, a portable toilet is used in a general room for those who have difficulty in excretion in the toilet room. Some portable toilets are heavy and cannot be easily carried by one person, so there are those in which casters are attached to the legs so that they can be easily moved between rooms. For example, a portable toilet equipped with casters disclosed in
図7に示すポータブルトイレ80は、本体部81と、本体部81の左右両側に取り付けられた左右一対の高さ調整可能な脚部82とを備えている。脚部82は、足踏み板である底板83と、底板83から立設された前後一対の支柱84a、84bと、後方の支柱84bの内側の後下縁に取り付けられたキャスター85とを備えている。底板83の後端部には外側が幅広な足踏み部83aが設けられており、足踏み部83aの裏面には、上方に傾斜した傾斜部83bが形成されている。キャスター85の車輪85aは、ブラケット85bを介して、床面Fよりも僅かに上方に浮いた位置に取り付けられている。
A
ポータブルトイレ80を移動させるときには、背もたれ86や肘掛け87を手で引いてポータブルトイレ80を後方に傾倒させるとともに、底板83の足踏み部83aを足で踏むことによって、ポータブルトイレ80を傾倒状態にして、床面Fに接地させたキャスター85の車輪85aを使用してポータブルトイレ80を移動させる。ポータブルトイレ80の重量が大きい場合であっても、足踏み部83aの傾斜部83bの下端を支点とするテコの原理によって、ポータブルトイレ80を後方に傾倒させるのを容易に補助することができる。
When the
図8に示すポータブルトイレ90は、家具調椅子型の本体部91と、傾動用アクチュエータ機構ACを介して本体部91を支持する左右一対の脚部92とを備えている。脚部92は、底板93(水平支持体)と、底板93から立設された前後一対の支柱94a、94bと、底板93の下面に取り付けられた前後一対のキャスター95、95とを備えている。使用者がポータブルトイレ90の便座に着座していないときには、図8に示すように、キャスター95、95によりポータブルトイレ90が支持されている。使用者がポータブルトイレ90の便座に着座すると、使用者の体重によりキャスター95、95の車輪95a、95aが底板93に没入して、底板93が床面Fに接地する。
A
ポータブルトイレ90は、傾動用アクチュエータ機構ACの作動により本体部91を前傾させることが可能であり、その結果、使用者の***時の着座・起立動作を機械力により若干の支援・介助することができる。ポータブルトイレ90は、家具調椅子型の本体部91に傾動用アクチュエータ機構ACを組み込んでいるため、単なるポータブルトイレに比べ重量大となっている。このため、ポータブルトイレ90の不使用時には、キャスター95、95によりポータブルトイレ90を軽快に移動することが可能とされていると共に、使用時には、使用者の体重により車輪95a、95aが没入して、底板93によりポータブルトイレ90を安定して支持することが可能とされている。
The
ポータブルトイレ80においては、ポータブルトイレ80を移動するときに、底板83の傾斜部83bの下端が床面Fの段差等の障害物に引っ掛からないようにするためには、ポータブルトイレ80をある程度大きく後方に傾倒させる必要がある。このとき、本体部81の便槽内に汚物等が入っている状態であれば、ポータブルトイレ80の傾倒及びポータブルトイレ80を移動するときの振動及び衝撃により、便槽内の汚物等が本体部81の外部に漏れ出す虞がある。
In the
一方、ポータブルトイレ90においては、本体部91の水平を保ってキャスター95、95によりポータブルトイレ90を軽快に移動することが可能であるため、ポータブルトイレ90の移動中に便槽内の汚物等が本体部91の外部に漏れ出す虞が小さい。ところが、ポータブルトイレ90においては、使用者の着座が完了するまでの間は、ポータブルトイレ90の安定性がなく容易に動いてしまう。このため、使用者がポータブルトイレ90の便座に着座しようとしたときに、ポータブルトイレ90が不意に動いて、使用者に不安感を与える虞がある。
On the other hand, in the
本発明は、上記した実情に鑑みてなされたものであり、使用者がポータブルトイレを移動するときに、便槽内の汚物等の外部への漏れ出しを抑えつつ容易に移動することが可能であると共に、使用者がポータブルトイレの便座に着座するときに、不意に移動することがない安定性が得られているキャスター付きのポータブルトイレを提供することを課題とする。 The present invention has been made in view of the above circumstances, and when a user moves a portable toilet, it is possible to easily move while suppressing leakage of filth and the like in the toilet tank to the outside. Another object of the present invention is to provide a portable toilet with a caster that is stable so that it does not move unexpectedly when a user sits on the toilet seat of the portable toilet.
上記の課題を解決するため、請求項1に係るポータブルトイレの構成上の特徴は、便座及び便槽を有する本体部と、該本体部を下方から支持する脚部とを備えるポータブルトイレであって、前記脚部は、前記本体部の重心よりも前方及び後方のうちのいずれか一方に設けられ床面に接地可能な第一接点と、該本体部の重心よりも前方及び後方のうちのいずれか他方に設けられ該床面に接地可能な第二接点と、該第二接点の前記第一接点側と反対側に配設され付勢部材により下方に付勢された車輪を有するキャスターと、を備え、前記便座に使用者が着座していない前記ポータブルトイレの不使用時には、前記第一接点の少なくとも一部及び前記キャスターの前記車輪が前記床面に接地していると共に、前記第二接点が該床面から離間しており、前記便座に使用者が着座している前記ポータブルトイレの使用時には、該使用者の体重が前記キャスターの前記付勢部材の付勢力に抗することにより前記第二接点が下降して、前記第一接点の少なくとも一部及び該第二接点の少なくとも一部が前記床面に接地しており、前記キャスターは、前記車輪との回転用係合部を有する内側ブラケットと、前記内側ブラケットとの摺動部を有する外側ブラケットと、を具備し、前記内側ブラケットはガイドピンを有し、前記外側ブラケットは前記ガイドピンの係合部としてのガイド穴を有し、前記ガイド穴は、床面の凸部に応じ、前記付勢部材の効力に抗して前記車輪及び前記ガイドピンを上昇可能な長穴であることである。
In order to solve the above-mentioned problem, a structural feature of the portable toilet according to
請求項2に係る発明の構成上の特徴は、請求項1に記載のポータブルトイレにおいて、前記ポータブルトイレの不使用時における前記第二接点と前記床面との離隔は、5〜15mmとされていることである。
The structural feature of the invention according to claim 2 is the portable toilet according to
請求項1に係るポータブルトイレによれば、ポータブルトイレの不使用時には、本体部を支持する脚部の第一接点の少なくとも一部及びキャスターの車輪が床面に接地している。よって、第一接点の少なくとも一部と床面との摩擦により、ポータブルトイレが容易に動かないように安定化が図られている。したがって、使用者がポータブルトイレの便座に着座するときに、ポータブルトイレが不意に移動する虞が小さく、使用者に不安感を与える虞が小さい。 According to the portable toilet of the first aspect, when the portable toilet is not used, at least a part of the first contact of the leg portion supporting the main body and the wheel of the caster are grounded to the floor surface. Therefore, stabilization is achieved so that the portable toilet does not easily move due to friction between at least a part of the first contact and the floor surface. Therefore, when the user sits on the toilet seat of the portable toilet, the possibility that the portable toilet moves unexpectedly is small, and the possibility that the user feels uneasy is small.
また、ポータブルトイレの不使用時の状態から移動時の状態にするには、ポータブルトイレの第一接点側を僅かに持ち上げて、第一接点及び第二接点の両方が床面から離間した状態にするとよい。これにより、付勢部材により下方に付勢されたキャスターの車輪のみが床面に接地した状態にすることができる。このとき、第一接点及び第二接点と床面との離隔を同程度に保てば、本体部の水平を保ってキャスターによりポータブルトイレを軽快に移動することが可能である。また、キャスターの車輪が付勢部材により下方に付勢されているため、車輪が床面の段差等を乗り越えるときに本体部に加わる振動及び衝撃が付勢部材で吸収される。したがって、使用者がポータブルトイレを移動するときに、便槽内の汚物等の外部への漏れ出しを抑えつつ容易に移動することが可能である。 To move the portable toilet from the non-use state to the moving state, lift the first contact side of the portable toilet slightly so that both the first contact and the second contact are separated from the floor surface. Good. Thereby, only the wheel of the caster urged | biased below by the urging | biasing member can be made into the state which earth | grounded the floor surface. At this time, if the distance between the first contact and the second contact and the floor surface is maintained at the same level, the portable toilet can be easily moved by the caster while maintaining the level of the main body. Further, since the wheel of the caster is urged downward by the urging member, vibration and impact applied to the main body when the wheel gets over the step on the floor is absorbed by the urging member. Therefore, when the user moves the portable toilet, it is possible to easily move while suppressing leakage of filth in the toilet tank to the outside.
また、請求項1に係るポータブルトイレによれば、ポータブルトイレの使用時には、使用者の体重により第二接点が下降して、第一接点の少なくとも一部及び第二接点の少なくとも一部が床面に接地している。このとき、キャスターの車輪は床面に接地していても床面から離間していてもよい。ポータブルトイレの使用時に第一接点の少なくとも一部及び第二接点の少なくとも一部が床面に接地していることによって、ポータブルトイレを安定して支持することが可能である。
In the portable toilet according to
なお、請求項1における「第一接点」及び「第二接点」とは、長さや面積を持たない幾何学的な点のことを表しているのではなく、床面に接地可能な脚部の部位のことを表している。したがって、「第一接点」及び「第二接点」には、床面と点接触する点のほか、床面と線接触する線や、床面と面接触する面も含まれている。また、「第一接点」及び「第二接点」の点数(箇所数)の制限はなく、例えば、「第一接点」及び「第二接点」を、それぞれ床面との接触面積が大きい1点とすることが可能であるし、それぞれ床面との接触面積が小さい複数点とすることも可能である。
In addition, the “first contact” and the “second contact” in
また、「第一接点」及び「第二接点」は、本体部の重心を挟んで前後に離間して設けられていることに限定されず、本体部の重心を挟んで前後に隣接して連続的に設けられていてもよい。また、ポータブルトイレの不使用時及び使用時において、第一接点の少なくとも一部が床面に接地しているが、「一部」は第一接点の特定の一部分を指していることに限定されない。ポータブルトイレの不使用時と使用時とで第一接点のそれぞれ異なる部分が床面に接地していてもよい。また、ポータブルトイレの使用時において、第二接点の少なくとも一部が床面に接地しているが、床面の凹凸によっては第二接点の全体が床面に接地せずに一部のみが床面に接地する場合もある。 In addition, the “first contact” and the “second contact” are not limited to be provided apart from each other across the center of gravity of the main body, and are continuously adjacent to each other across the center of gravity of the main body. May be provided. In addition, when the portable toilet is not used or used, at least a part of the first contact is grounded to the floor surface, but “part” is not limited to a specific part of the first contact. . Different portions of the first contact may be grounded to the floor surface when the portable toilet is not used and when used. In addition, when using a portable toilet, at least a part of the second contact is grounded to the floor, but depending on the unevenness of the floor, the entire second contact is not grounded to the floor and only a part of the second contact is grounded. In some cases, the surface is grounded.
請求項2に係るポータブルトイレによれば、ポータブルトイレの不使用時における第二接点と床面との離隔は、5〜15mmとされている。この離隔が5mm以上であれば、ポータブルトイレの移動時において、第二接点が床面の段差等の障害物に引っ掛かることを好適に防止することができる。また、この離隔が15mm以内であれば、使用者がポータブルトイレの便座に着座するときの便座の沈み込み量が小さく、使用者に不安感を与える虞が小さい。 According to the portable toilet of the second aspect, the distance between the second contact and the floor surface when the portable toilet is not used is 5 to 15 mm. If this separation is 5 mm or more, the second contact can be suitably prevented from being caught by an obstacle such as a step on the floor surface when the portable toilet is moved. Moreover, if this separation is within 15 mm, the sinking amount of the toilet seat when the user is seated on the toilet seat of the portable toilet is small, and there is little possibility that the user will feel uneasy.
以上のように、本発明によれば、使用者がポータブルトイレを移動するときに、便槽内の汚物等の外部への漏れ出しを抑えつつ容易に移動することが可能であると共に、使用者がポータブルトイレの便座に着座するときに、不意に移動することがない安定性が得られているキャスター付きのポータブルトイレを提供することができる。 As described above, according to the present invention, when the user moves the portable toilet, the user can easily move while suppressing leakage of filth and the like in the toilet bowl to the outside. It is possible to provide a portable toilet with a caster that is stable so as not to move unexpectedly when sitting on the toilet seat of the portable toilet.
図1〜6に基づき、本発明の一実施形態によるポータブルトイレについて説明する。なお、説明中における上、下、左、右、前、後とは、図1〜6に示す上、下、左、右、前、後のことであり、便座に着座した使用者にとっての上、下、左、右、前、後を指している。図1は、ポータブルトイレ1を左斜め前方から見た外観斜視図を示している。図1における上下方向は紙面平行方向、左方向及び前方向は紙面手前方向、右方向及び後方向は紙面奥方向に向いている。図2は、ポータブルトイレ1を左斜め後方から見た外観斜視図を示している。図2における上下方向は紙面平行方向、左方向及び後方向は紙面手前方向、右方向及び前方向は紙面奥方向に向いている。
Based on FIGS. 1-6, the portable toilet by one Embodiment of this invention is demonstrated. In the description, “up”, “down”, “left”, “right”, “front”, and “rear” are upper, lower, left, right, front, and rear as shown in FIGS. , Down, left, right, front, back. FIG. 1 shows an external perspective view of the
図3は、ポータブルトイレ1を左方から見た側面図であって、ポータブルトイレ1の不使用時の状態を示している。図4は、図2に示したポータブルトイレ1に備わるキャスター53を拡大して説明する斜視図を示している。図5は、キャスター53を左右方向の中心位置で切断した断面図であって、ポータブルトイレ1の不使用時の状態を示している。図6は、キャスター53の断面図であって、ポータブルトイレ1の使用時(着座時)の状態を示している。
FIG. 3 is a side view of the
図1及び2に示すように、ポータブルトイレ1は、本体部10と、背もたれ30と、左右一対の肘掛け40、40と、本体部10を下方から支持する左右一対の脚部50、50と、を備えている。本体部10は、使用者が着座する便座11と、汚物等を溜める便槽12と、人体局部に洗浄水を噴射する洗浄装置13と、洗浄装置13に供給する洗浄水を貯留する水タンク14と、を備えている。本体部10の詳細については、従来の洗浄装置付きポータブルトイレを参照できるため、説明を省略する。
As shown in FIGS. 1 and 2, the
本体部10の左側面及び右側面の各前方には、左右一対の支柱20a、20aが取り付けられている。本体部10の左側面及び右側面の各後方には、左右一対の支柱20b、20bが取り付けられている。支柱20b、20bの各上端は、支柱20a、20aの各上端よりも高い位置まで延びている。便座11に着座した使用者の背中を後方から支える背もたれ30は、左右一対の支柱20b、20bの各上端を繋ぐように取り付けられている。便座11に着座した使用者の肘を下方から支える肘掛け40は、前方の支柱20aの上端と後方の支柱20bの中間部とを繋ぐように取り付けられている。
A pair of left and
左右一対の脚部50、50は、本体部10の左側面及び右側面のそれぞれに取り付けられている。左右一対の脚部50、50の構造は、左右対称であるため、以下、本体部10の左側面に取り付けられている脚部50について説明し、本体部10の右側面に取り付けられている脚部50についての説明は省略する。図3に示すように、脚部50は、本体部10の左側面に取り付けられた前後一対の支柱51a、51bと、前後一対の支柱51a、51bの各下端を繋ぐように取り付けられた底板52と、底板52の後端に取り付けられたキャスター53と、を備えている。
The pair of left and
底板52は、前後方向に長い棒状部材である。底板52の上下方向の厚さは、ほぼ均一厚さであり、底板52の上面及び下面は、ほぼ平坦な面となっている。底板52の上面が前後一対の支柱51a、51bの各下端に固定されている。図3に示すように、便座11に使用者が着座していないポータブルトイレ1の不使用時には、底板52の平坦な下面のうちで最前方の前方接点52a(第一接点の一部)のみが床面Fに接地している。図示していないが、便座11に使用者が着座しているポータブルトイレ1の使用時には、底板52の平坦な下面の全体が床面Fに接地する。
The
底板52の下面の床面Fに接地可能な全範囲のうちで、最前方の前方接点52aは、本体部10の重心Gよりも前方に位置しており、最後方の後方接点52b(第二接点の一部)は、本体部10の重心Gよりも後方に位置している。図4及び5に示すように、底板52の後下縁には、前方に向かってかつ上方に向かって凹設された、左方から見てL字状を呈する凹部52cが形成されている。
Of the entire range that can be grounded to the floor F on the lower surface of the
図4〜6に示すように、キャスター53は、底板52の後端と後方の支柱51bの後下縁とに跨って取り付けられている。キャスター53は、車輪53aと、内側ブラケット53bと、外側ブラケット53cと、ガイドピン53dと、ピン53eと、圧縮コイルバネ53f(付勢部材)と、カバー53gと、を備えている。なお、図4は、キャスター53の内部構造を説明するために、カバー53gを取り外した状態を示している。
As shown in FIGS. 4 to 6, the
車輪53aは、軸方向が左右方向に向いた回転軸53a1を中心として、前後方向に鉛直回転可能とされている。車輪53aの回転軸53a1の各端部は、内側ブラケット53bに形成された後述する左右一対の保持穴53b4、53b4に、それぞれ回転可能に保持されている。車輪53aの外周面の下端は、ポータブルトイレ1の移動時、不使用時及び使用時に、常に床面Fに接地している。図3及び4に示すように、車輪53aの回転軸53a1よりも後方は、脚部50の左右及び後方に露出している。
The
内側ブラケット53bは、左右一対の側板53b1、53b1と、両側板53b1、53b1の上端同士を繋ぐ上板53b2とを有する一体成形品である。図4に示すように、内側ブラケット53bは、後方から見てコ字状の凹部を下方に向けた背面形状を呈しており、1枚の金属板を直角に曲げ加工することにより形成されている。図5及び6に示すように、側板53b1は、左方から見てL字状を呈している。側板53b1のL字状の一方の面は上下方向に長く延び、面の中央部付近には円形の保持穴53b3が形成されている。また、側板53b1のL字状の他方の面は前後方向に長く延び、面の後方寄りには円形の保持穴53b4が形成されている。上板53b2は、上方から見て矩形状を呈しており、面の中央部には円形の保持穴53b5が形成されている。
The
外側ブラケット53cは、左右一対の側板53c1、53c1と、両側板53c1、53c1の前端同士を繋ぐ前板53c2と、前板53c2の上端から後方に延びる上板53c3と、前板53c2の下端から前方に延びる下板53c4とを有する一体成形品である。外側ブラケット53cは、1枚の金属板を直角に曲げ加工することにより形成されている。側板53c1は、左方から見て上下方向に長い矩形状を呈しており、内側ブラケット53bの上述した保持穴53b3に対応する位置には上下方向に長い長穴状のガイド穴53c5が形成されている。前板53c2は、後方から見て上下方向に長い矩形状を呈しており、面の中央部付近には円形の取付け穴53c6が形成されている。上板53c3は、上方から見て矩形状を呈しており、面の中央部には円形の保持穴53c7が形成されている。下板53c4は、上方から見て前後方向に長い矩形状を呈しており、面の中央部付近には円形の取付け穴53c8が形成されている。
The
図5に示すように、外側ブラケット53cの前板53c2の上方部は、後方の支柱51bの後下縁に当接しており、外側ブラケット53cの前板53c2の下方部及び下板53c4は、L字状を呈する凹部52cの底部に当接している。外側ブラケット53cは、取付け穴53c6を利用して、後方の支柱51bにネジ止め固定されている。また、外側ブラケット53cは、取付け穴53c8を利用して、下方より底板52の後下縁にネジ止め固定されている。したがって、外側ブラケット53cは、後方の支柱51b及び底板52を介して本体部10に固定されており、本体部10と一体に動く。
As shown in FIG. 5, the upper part of the front plate 53c2 of the
図4及び5に示すように、外側ブラケット53cの左右一対の側板53c1、53c1と、前板53c2と、上板53c3とに囲まれた凹部内に、内側ブラケット53bが挿入されている。また、外側ブラケット53cの側板53c1と、内側ブラケット53bの側板53b1との隙間、及び外側ブラケット53cの前板53c2と、内側ブラケット53bの側板53b1の前端との隙間は極僅かとされている。そして、外側ブラケット53cの左右一対のガイド穴53c5、53c5、及び内側ブラケット53bの左右一対の保持穴53b3、53b3に一本のガイドピン53dが挿入されている。ガイドピン53dは、ガイド穴53c5の上端から下端までの範囲を上下方向に摺動可能とされている。
As shown in FIGS. 4 and 5, the
これにより、内側ブラケット53bは、外側ブラケット53cの側壁53c1及び前板53c2と、ガイド穴53c5及びガイドピン53dの組み合わせとにより、前後左右方向への動きと回転とが規制されている。よって、内側ブラケット53bは、ガイドピン53dの摺動可能な範囲内で、外側ブラケット53cの凹部内を上下方向に摺動可能とされている。
Accordingly, the movement and rotation of the
内側ブラケット53bの上板53b2に形成された保持穴53b5、及び外側ブラケット53cの上板53c3に形成された保持穴53c7には、一本のピン53eが挿入されている。内側ブラケット53bが最も下方に摺動している状態において、内側ブラケット53bの上板53b2と、外側ブラケット53cの上板53c3との間には、圧縮コイルバネ53fが圧縮状態で挟持されている。よって、キャスター53の車輪53aは、内側ブラケット53bを介して圧縮コイルバネ53fにより下方に付勢されている。圧縮コイルバネ53fが車輪53aを下方に付勢する付勢力(以下、初期付勢力と呼ぶ)は、ポータブルトイレ1の全重量と同程度とされている。ピン53eが圧縮コイルバネ53fの中心に緩挿されていることによって、圧縮コイルバネ53fの抜け落ちが防止されている。
One
カバー53gは、左方から見てL字状を呈しており、1枚の金属板を直角に曲げ加工することにより形成されている。または、L字状に成形されたプラスチック部材により形成されている。カバー53gは、L字状の角部を上斜め後方に向けた状態で、外側ブラケット53cの両側板53c1、53c1の上方部に、上方かつ後方から被せられている。これにより、圧縮コイルバネ53fが外部から視認できないようになっている。
The
図3、5及び6に基づいて、キャスター53の動作を説明する。図3及び5に示すように、便座11に使用者が着座していないポータブルトイレ1の不使用時には、底板52の前方接点52a及びキャスター53の車輪53aが床面Fに接地している。底板52の後方接点52bは、床面Fから離間しており、後方接点52bと床面Fとの離隔Cは、10mm程度とされている。ポータブルトイレ1の不使用時には、ポータブルトイレ1の全重量の半分程度の荷重が圧縮コイルバネ53fに圧縮力として作用する。この圧縮力は、圧縮コイルバネ53fが車輪53aを下方に付勢する初期付勢力よりも小さいため、この圧縮力により圧縮コイルバネ53fが圧縮されることはない。
The operation of the
ポータブルトイレ1の移動時には、使用者は、例えば、両肘掛け40、40を手で掴んで、ポータブルトイレ1の前方を僅かに持ち上げて、底板52の前方接点52a及び後方接点52bの両方が床面Fから離間した状態とすればよい。これにより、キャスター53の車輪53aのみが床面Fに接地している状態となる。ポータブルトイレ1の移動時には、ポータブルトイレ1の全重量の半分程度の荷重と、ポータブルトイレ1の移動時の振動及び衝撃に伴う慣性力及び衝撃力とが圧縮コイルバネ53fに圧縮力として作用する。通常、この圧縮力は、上述した初期付勢力よりも小さいため、この圧縮力により圧縮コイルバネ53fが圧縮されることはない。ただし、ポータブルトイレ1に大きな振動及び衝撃が作用した場合には、上記の圧縮力が、上述した初期付勢力を上回って、圧縮コイルバネ53fが一時的に圧縮される。
When the
図6に示すように、便座11に使用者が着座しているポータブルトイレ1の使用時には、ポータブルトイレ1の全重量の半分程度の荷重と、使用者の体重とが圧縮コイルバネ53fに圧縮力として作用する。この圧縮力は、上述した初期付勢力を上回っているため、圧縮コイルバネ53fが圧縮される。圧縮コイルバネ53fが圧縮されることによって、底板52の後方接点52bが下降して、前方接点52aから後方接点52bまでの底板52の平坦な下面の全体が床面Fに接地する。
As shown in FIG. 6, when the
なお、図6に示すポータブルトイレ1の使用時において、ガイドピン53dは、ガイド穴53c5の上端まで到達しておらず、圧縮コイルバネ53fの付勢力に抗してキャスター53の車輪53aを更に若干上昇させることが可能となっている。これにより、床面Fに若干の凸部がある場合であっても、凸部に応じて車輪53aが上昇可能であるため、後方接点52bを床面Fに確実に接地させることが可能となっている。
When the
本実施形態のポータブルトイレ1によれば、ポータブルトイレ1の不使用時には、本体部10を支持する脚部50の底板52の前方接点52a及びキャスター53の車輪53aが床面Fに接地している。よって、前方接点52aと床面Fとの摩擦により、ポータブルトイレ1が容易に動かないように安定化が図られている。したがって、使用者がポータブルトイレ1の便座11に着座するときに、ポータブルトイレ1が不意に移動する虞が小さく、使用者に不安感を与える虞が小さい。
According to the
また、本実施形態のポータブルトイレ1によれば、ポータブルトイレ1の移動時には、圧縮コイルバネ53fにより下方に付勢されたキャスター53の車輪53aのみが床面Fに接地している。このとき、底板52の前方接点52a及び後方接点52bと床面Fとの離隔Cを同程度に保てば、本体部10の水平を保ってキャスター53によりポータブルトイレ1を軽快に移動することが可能である。また、キャスター53の車輪53aが圧縮コイルバネ53fにより下方に付勢されているため、車輪53aが床面Fの段差等を乗り越えるときに本体部10に加わる振動及び衝撃が圧縮コイルバネ53fで吸収される。したがって、使用者がポータブルトイレ1を移動するときに、便槽12内の汚物等の外部への漏れ出しを抑えつつ容易に移動することが可能である。
Moreover, according to the
また、本実施形態のポータブルトイレ1によれば、ポータブルトイレ1の使用時には、使用者の体重により底板52の後方接点52bが下降して、前方接点52aから後方接点52bまでの底板52の平坦な下面の全体が床面Fに接地している。ここで、前方接点52aは、本体部10の重心Gよりも前方に位置しており、後方接点52bは、本体部10の重心Gよりも後方に位置している。したがって、ポータブルトイレ1を脚部50で安定して支持することが可能である。
Further, according to the
また、本実施形態のポータブルトイレ1によれば、ポータブルトイレ1の不使用時における底板52の後方接点52bと床面Fとの離隔Cは、10mm程度とされている。この離隔Cが5mm以上とされているため、ポータブルトイレ1の移動時において、後方接点52bが床面Fの段差等の障害物に引っ掛かることを好適に防止することができる。また、この離隔Cが15mm以内とされているため、使用者がポータブルトイレ1の便座11に着座するときの便座11の沈み込み量が小さく、使用者に不安感を与える虞が小さい。
Further, according to the
本発明のポータブルトイレは、上述した実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において、当業者が行い得る変更、改良等を施した種々の形態にて実施することができることは言うまでもない。 The portable toilet of the present invention is not limited to the above-described embodiment, and may be implemented in various forms that are modified or improved by those skilled in the art without departing from the gist of the present invention. Needless to say, you can.
例えば、本実施形態においては、脚部50の底板52の下面が平坦であるため、床面Fに接地可能な前方接点52a及び後方接点52bが平坦な連続面に設けられている。しかし、前方接点52a及び後方接点52bは、平坦な連続面に設けられることに限定されず、前方接点と後方接点とを前後に離間した面に設けてもよい。また、前方接点及び後方接点の面積についても限定されない。
For example, in this embodiment, since the lower surface of the
また、本実施形態においては、前方接点52aが底板52の平坦な下面の最前方に設けられているため、ポータブルトイレ1の不使用時及び使用時において、前方接点52aが常に床面Fに接地している。しかし、ポータブルトイレの不使用時と使用時とで底板の前方のそれぞれ異なる部分が床面に接地する構成であってもよい。例えば、底板の下面の最前方に僅かな上方に傾いた傾斜部が形成されている場合や、底板の下面の前方が緩やかに上方に反っている場合には、ポータブルトイレの不使用時と使用時とで底板の前方のそれぞれ異なる部分が床面に接地する場合がある。
In the present embodiment, the
また、本実施形態においては、ポータブルトイレ1の後方側のみキャスター53を備えているが、ポータブルトイレの前方側のみにキャスターを備える構成とすることもできる。また、本実施形態においては、左右一対のキャスター53、53を備えているが、キャスター53の配置は、左右一対に限定されない。例えば、左右一対の底板52、52の後端同士を繋ぐ棒状部材を配置して、この棒状部材の左右の中央部に1個のキャスター、又はこの棒状部材に2個以上の複数個のキャスターを備える構成とすることもできる。
Moreover, in this embodiment, although the
また、本実施形態においては、ポータブルトイレ1の不使用時における底板52の後方接点52bと床面Fとの離隔Cを10mm程度としているが、離隔Cは10mm程度に限定されない。床面Fの段差等のポータブルトイレ1の使用環境を勘案した上で、離隔Cを5〜15mmの範囲で適宜設定することができる。
In the present embodiment, the distance C between the
1 … ポータブルトイレ 10 … 本体部
11 … 便座 12 … 便槽
50 … 脚部 52a … 前方接点(第一接点の一部)
52b … 後方接点(第二接点の一部) 53 … キャスター
53a … 車輪 53f … 圧縮コイルバネ(付勢部材)
C … 離隔 F … 床面
G … 重心
DESCRIPTION OF
52b: Rear contact (part of second contact) 53 ...
C ... Separation F ... Floor G ... Center of gravity
Claims (2)
前記脚部は、前記本体部の重心よりも前方及び後方のうちのいずれか一方に設けられ床面に接地可能な第一接点と、該本体部の重心よりも前方及び後方のうちのいずれか他方に設けられ該床面に接地可能な第二接点と、該第二接点の前記第一接点側と反対側に配設され付勢部材により下方に付勢された車輪を有するキャスターと、を備え、
前記便座に使用者が着座していない前記ポータブルトイレの不使用時には、前記第一接点の少なくとも一部及び前記キャスターの前記車輪が前記床面に接地していると共に、前記第二接点が該床面から離間しており、
前記便座に使用者が着座している前記ポータブルトイレの使用時には、該使用者の体重が前記キャスターの前記付勢部材の付勢力に抗することにより前記第二接点が下降して、前記第一接点の少なくとも一部及び該第二接点の少なくとも一部が前記床面に接地しており、
前記キャスターは、前記車輪との回転用係合部を有する内側ブラケットと、前記内側ブラケットとの摺動部を有する外側ブラケットと、を具備し、
前記内側ブラケットはガイドピンを有し、前記外側ブラケットは前記ガイドピンの係合部としてのガイド穴を有し、
前記ガイド穴は、床面の凸部に応じ、前記付勢部材の効力に抗して前記車輪及び前記ガイドピンを上昇可能な長穴であるポータブルトイレ。 A portable toilet comprising a main body having a toilet seat and a toilet tub, and legs that support the main body from below,
The leg portion is provided at one of the front and rear of the center of gravity of the main body and can be grounded to the floor surface, and either of the front or rear of the center of gravity of the main body. A second contact that is provided on the other side and can be grounded to the floor; and a caster having a wheel that is disposed on the opposite side of the second contact from the first contact side and is biased downward by a biasing member. Prepared,
When the portable toilet in which no user is seated on the toilet seat is not in use, at least a part of the first contact and the wheel of the caster are in contact with the floor, and the second contact is on the floor. Away from the surface,
When the portable toilet in which the user is seated on the toilet seat is used, the weight of the user resists the urging force of the urging member of the caster, so that the second contact is lowered, and the first At least a portion of the contact and at least a portion of the second contact are grounded to the floor;
The caster includes an inner bracket having a rotating engagement portion with the wheel, and an outer bracket having a sliding portion with the inner bracket,
The inner bracket has a guide pin, and the outer bracket has a guide hole as an engaging portion of the guide pin,
The portable toilet is a portable toilet that is a long hole that can raise the wheel and the guide pin against the effectiveness of the urging member according to the convex portion of the floor surface.
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