JP5863205B2 - 代理設定制御システム、代理設定制御方法及びコンピュータプログラム - Google Patents

代理設定制御システム、代理設定制御方法及びコンピュータプログラム Download PDF

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Description

本発明は、代理で設定を行う際の制御技術に関する。
従来、手軽に人とコミュニケーションをとることを可能にする技術が提案されている(例えば、特許文献1参照)。特許文献1の技術では、ユーザ間でメッセージをやり取りすることによって、相互にコミュニケーションをとることができる。
ところで、近年では、スマートフォンやタブレット端末などの通信端末を利用して、友人や知人、又は家族との間で音声通話(例えば、テレビ電話)やテキストチャットなど複数の形式でコミュニケーションをとることができるコミュニケーションアプリが存在する。このようなコミュニケーションアプリを遠くに暮らす家族との間で利用することにより、遠くに暮らす家族があたかも傍にいるように感じさせることができる。
特開2008−113142号公報
しかしながら、アプリケーションをインストールしたにもかかわらず、初期設定として設定する項目が多くて複雑な内容の設定がある場合にはアプリケーションの初期設定を行うのに手間がかかってしまうことがある。特に、機械の操作が苦手な人やお年寄りにとっては、このようなアプリケーションの初期設定を行うことが困難な場合が想定される。そこで、このような問題を解決するために、アプリケーションの初期設定を第3者に代理で行ってもらうことが考えられる。しかし、セキュリティの観点を含めると処理が複雑化してしまうことがおそれもある。そのため、より簡易な方法で代理設定することができる技術が要求されている。このような問題は、アプリケーションの初期設定に限らず、第三者が代理で設定を行う装置全般に共通する問題である。
上記事情に鑑み、本発明は、より簡易な方法で代理設定することができる技術の提供を目的としている。
本発明の一態様は、他の装置に関する設定を代理で行うユーザに操作される設定端末と、前記設定端末のユーザによって設定が行われる設定対象端末とを備える代理設定制御システムであって、前記設定端末は、設定項目に対する設定内容の入力を受け付ける入力部と、前記設定内容を前記設定対象端末に設定するために必要となる認証情報を表示する表示部と、を備え、前記設定対象端末は、前記認証情報を入力させる入力画面を表示する表示部と、前記認証情報の入力を受け付ける入力部と、入力された前記認証情報の認証がなされると、前記設定端末において入力された指示に応じた前記設定内容を自装置の設定内容として設定する設定部と、を備える代理設定制御システムである。
本発明の一態様は、上記の代理設定制御システムであって、前記設定対象端末の表示部は、自装置の設定を代理で行ったユーザの設定内容を承諾するか否か選択させる選択画面をさらに表示する。
本発明の一態様は、上記の代理設定制御システムであって、前記選択画面には設定内容を承諾するか否か選択させる複数のボタン及び自装置の設定を代理で行ったユーザに関する情報が表示され、前記設定対象端末の表示部は、承諾がなされた後に前記入力画面を表示する。
本発明の一態様は、他の装置に関する設定を代理で行うユーザに操作される設定端末と、前記設定端末のユーザによって設定が行われる設定対象端末とを備える代理設定制御システムにおける代理設定制御方法であって、前記設定端末が、設定項目に対する設定内容の入力を受け付ける入力ステップと、前記設定端末が、前記設定内容を前記設定対象端末に設定するために必要となる認証情報を表示する表示ステップと、前記設定対象端末が、前記認証情報を入力させる入力画面を表示する表示ステップと、前記設定対象端末が、前記認証情報の入力を受け付ける入力ステップと、入力された前記認証情報の認証がなされると、前記設定端末において入力された指示に応じた前記設定内容を自装置の設定内容として設定する設定ステップと、を有する代理設定制御方法である。
本発明の一態様は、他の装置に関する設定を代理で行うユーザに操作される設定端末と、前記設定端末のユーザによって設定が行われる設定対象端末とを備える代理設定制御システムとして、前記設定端末に相当する第一のコンピュータ及び前記設定対象端末に相当する第二のコンピュータを動作させるためのコンピュータプログラムであって、前記第一のコンピュータに対し、代理で設定可能な設定項目に対する設定内容の入力を受け付ける入力ステップと、前記設定内容を前記設定対象端末に設定するために必要となる認証情報を表示する表示ステップと、を実行させ、前記第二のコンピュータに対し、前記認証情報を入力させる入力画面を表示する表示ステップと、前記認証情報の入力を受け付ける入力ステップと、入力された前記認証情報の認証がなされると、前記設定端末において入力された指示に応じた前記設定内容を自装置の設定内容として設定する設定ステップと、を実行させるためのコンピュータプログラムである。
本発明により、代理設定を所望するユーザの不安を軽減することが可能となる。
本発明における代理設定制御システム100のシステム構成を示す図である。 設定端末10の機能構成を表す概略ブロック図である。 設定対象端末20の機能構成を表す概略ブロック図である。 制御サーバ30の機能構成を表す概略ブロック図である。 データベースの具体例を示す図である。 ユーザ登録の処理の一例を示す図である。 代理設定完了までに行われる処理を説明するための図である。 設定端末10のユーザにより代理設定がなされた後に設定対象端末20で行われる処理を説明するための図である。 本実施形態における代理設定制御システム100の動作を示すシーケンス図である。
以下、本発明の一実施形態を、図面を参照しながら説明する。
図1は、本発明における代理設定制御システム100のシステム構成を示す図である。
代理設定制御システム100は、通信端末10、通信端末20−1〜20−2及び制御サーバ30を備える。通信端末10、通信端末20−1〜20−2及び制御サーバ30のそれぞれは、ネットワーク40に接続される。
なお、以下の説明では、通信端末20−1及び20−2について特に区別しない場合には通信端末20と称する。また、以下の説明では、通信端末10及び通信端末20について特に区別しない場合には通信端末と称する。また、以下の説明では、通信端末10を設定端末10と称し、通信端末20を設定対象端末20と称する。
代理設定制御システム100の理解のため、本実施形態では、具体例としてアプリケーションの初期設定を代理で行うシステムについて説明する。アプリケーションとは、通信端末において実行されるソフトウェアである。代理設定制御システム100の概要について説明する。設定端末10のユーザの家庭と、設定端末10のユーザの家庭と離れた場所にいる設定対象端末20のユーザの家庭とでコミュニケーションをとるために設定端末10及び設定対象端末20にコミュニケーションアプリがインストールされる。コミュニケーションアプリは、例えば見守り機能や、テレビ電話機能や、手書きメッセージの送信機能や、画像データの送信機能などの機能を備えるアプリケーションである。
設定端末10のユーザは、設定端末10を操作して設定対象端末20のコミュニケーションアプリの初期設定を代理で行う。代理設定がなされると、設定端末10には認証コード(認証情報)が表示される。認証コードは、設定端末10のユーザによって設定された設定内容を設定対象端末20に設定するために必要となるコードである。設定対象端末20のユーザは、設定端末10に表示された認証コードを自装置に入力することでコミュニケーションアプリの初期設定を行う。
以下、代理設定制御システム100の詳細について説明する。
設定端末10は、他の装置(例えば、設定対象端末20)に関する設定を代理で行うユーザ(以下、「代理ユーザ」という。)に操作される通信装置である。他の装置に関する設定とは、例えば他の装置の初期設定及び初期設定後の各種設定や他の装置にインストールされる又はインストールされているアプリケーションの初期設定及び初期設定後の各種設定である。設定端末10は、例えばスマートフォン、タブレット端末、携帯電話、パーソナルコンピュータ、ノートパソコン、ゲーム機器等の情報処理装置を用いて構成される。設定端末10は、代理ユーザの操作に応じて設定対象端末20のコミュニケーションアプリの設定を行う。設定端末10は、ネットワーク40を介して制御サーバ30との間で通信を行う。本実施形態では、代理ユーザが、コミュニケーションアプリにおける特定サービスの契約をしている有料ユーザである場合を例に説明する。特定サービスとは、例えば月額料金が発生するサービスであり、例えば複数のユーザとのコミュニケーションが可能となるサービスである。
設定対象端末20は、代理ユーザによる代理設定を所望するユーザ(以下、「非代理ユーザ」という。)に操作され、設定端末10からの代理設定を受ける対象となっている通信装置である。設定対象端末20は、例えばスマートフォン、タブレット端末、携帯電話、パーソナルコンピュータ、ノートパソコン、ゲーム機器等の情報処理装置を用いて構成される。設定対象端末20は、ネットワーク40を介して制御サーバ30との間で通信を行う。本実施形態では、非代理ユーザが、コミュニケーションアプリにおける特定サービスの契約をしていない無料ユーザである場合を例に説明する。特定サービスの契約をしていない無料ユーザは、1人の有料ユーザとのみコミュニケーションが可能である。
制御サーバ30は、パーソナルコンピュータ等の情報処理装置を用いて構成される。制御サーバ30は、設定端末10と設定対象端末20との間の通信を制御する。
ネットワーク40は、どのように構成されたネットワークでもよい。例えば、ネットワーク40はインターネットを用いて構成されてもよい。
図2は、設定端末10の機能構成を表す概略ブロック図である。
設定端末10は、バスで接続されたCPU(Central Processing Unit)やメモリや補助記憶装置などを備え、代理設定プログラムを実行する。代理設定プログラムの実行によって、設定端末10は、通信部101、入力部102、画面データ記憶部103、制御部104、表示部105を備える装置として機能する。なお、設定端末10の各機能の全て又は一部は、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)やPLD(Programmable Logic Device)やFPGA(Field Programmable Gate Array)等のハードウェアを用いて実現されてもよい。また、代理設定プログラムは、コンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録されてもよい。コンピュータ読み取り可能な記録媒体とは、例えばフレキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM、CD−ROM等の可搬媒体、コンピュータシステムに内蔵されるハードディスク等の記憶装置である。また、代理設定プログラムは、電気通信回線を介して送受信されてもよい。
通信部101は、ネットワーク40を介して制御サーバ30との間で通信を行う。
入力部102は、タッチパネル、ボタン、キーボード、ポインティングデバイス(マウス、タブレット等)等の既存の入力装置を用いて構成される。入力部102は、ユーザの指示を設定端末10に入力する際にユーザによって操作される。例えば、入力部102は、設定項目に対する設定内容の入力を受け付ける。代理で設定可能な設定対象端末20の設定項目は、予め設定されていてもよいし、代理ユーザによって設定されてもよい。また、入力部102は、入力装置を設定端末10に接続するためのインタフェースであってもよい。この場合、入力部102は、入力装置においてユーザの入力に応じて生成された入力信号を設定端末10に入力する。
画面データ記憶部103は、磁気ハードディスク装置や半導体記憶装置などの記憶装置を用いて構成される。画面データ記憶部103は、コミュニケーションアプリにおけるユーザ登録を行うための画面(以下、「登録画面」という。)の画面データ、及び、設定対象端末20の代理設定を行うために必要な画面の画面データを記憶する。
制御部104は、設定端末10の各機能部を制御する。例えば、制御部104は、入力部102を介して入力された指示に応じて送信データを生成し、通信部101を介して制御サーバ30に送信データを送信する。例えば、制御部104は、画面データ記憶部103に記憶されている画面データを表示部105に表示させる。
表示部105は、液晶ディスプレイ、有機EL(Electro Luminescence)ディスプレイ、CRT(Cathode Ray Tube)ディスプレイ等の画像表示装置である。表示部105は、制御部104の制御に従って画面データを表示する。表示部105は、例えば登録画面及び代理設定画面を表示する。表示部105は、画像表示装置を設定端末10に接続するためのインタフェースであってもよい。この場合、表示部105は、受信された情報を表示するための映像信号を生成し、自身に接続されている画像表示装置に映像信号を出力する。
図3は、設定対象端末20の機能構成を表す概略ブロック図である。
設定対象端末20は、バスで接続されたCPUやメモリや補助記憶装置などを備え、設定プログラムを実行する。設定プログラムの実行によって、設定対象端末20は、通信部201、入力部202、画面データ記憶部203、表示部204、制御部205、設定部206を備える装置として機能する。なお、設定対象端末20の各機能の全て又は一部は、ASICやPLDやFPGA等のハードウェアを用いて実現されてもよい。また、設定プログラムは、コンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録されてもよい。コンピュータ読み取り可能な記録媒体とは、例えばフレキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM、CD−ROM等の可搬媒体、コンピュータシステムに内蔵されるハードディスク等の記憶装置である。また、設定プログラムは、電気通信回線を介して送受信されてもよい。
通信部201は、ネットワーク40を介して制御サーバ30との間で通信を行う。
入力部202は、タッチパネル、ボタン、キーボード、ポインティングデバイス(マウス、タブレット等)等の既存の入力装置を用いて構成される。入力部202は、ユーザの指示を設定対象端末20に入力する際にユーザによって操作される。例えば、入力部202は、認証コードの入力を受け付ける。また、入力部202は、入力装置を設定対象端末20に接続するためのインタフェースであってもよい。この場合、入力部202は、入力装置においてユーザの入力に応じて生成された入力信号を設定対象端末20に入力する。
画面データ記憶部203は、磁気ハードディスク装置や半導体記憶装置などの記憶装置を用いて構成される。画面データ記憶部203は、登録画面の画面データ、入力画面の画面データ及び選択画面の画面データを記憶する。入力画面は、認証コードを入力させるための画面である。選択画面は、設定対象端末20の設定を行った代理ユーザの設定内容を承諾するか否か選択させるための画面である。
表示部204は、液晶ディスプレイ、有機ELディスプレイ、CRTディスプレイ等の画像表示装置である。表示部204は、制御部104の制御に従って画面データを表示する。表示部204は、例えば登録画面、入力画面及び選択画面を表示する。表示部204は、画像表示装置を設定対象端末20に接続するためのインタフェースであってもよい。この場合、表示部204は、受信された情報を表示するための映像信号を生成し、自身に接続されている画像表示装置に映像信号を出力する。
制御部205は、設定対象端末20の各機能部を制御する。例えば、制御部205は、入力部202を介して入力された指示に応じて送信データを生成し、通信部101を介して制御サーバ30に送信データを送信する。例えば、制御部205は、画面データ記憶部203に記憶されている画面データを表示部204に表示させる。
設定部206は、入力された認証コードの認証がなされると、代理ユーザによって設定された設定内容を自装置の設定内容として設定する。
図4は、制御サーバ30の機能構成を表す概略ブロック図である。
制御サーバ30は、バスで接続されたCPUやメモリや補助記憶装置などを備え、制御プログラムを実行する。制御プログラムの実行によって、制御サーバ30は、通信部301、制御部302、登録部303、ユーザ情報記憶部304、判定部305を備える装置として機能する。なお、制御サーバ30の各機能の全て又は一部は、ASICやPLDやFPGA等のハードウェアを用いて実現されてもよい。また、制御プログラムは、コンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録されてもよい。コンピュータ読み取り可能な記録媒体とは、例えばフレキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM、CD−ROM等の可搬媒体、コンピュータシステムに内蔵されるハードディスク等の記憶装置である。また、制御プログラムは、電気通信回線を介して送受信されてもよい。
通信部301は、ネットワーク40を介して設定端末10及び設定対象端末20との間で通信を行う。例えば、通信部301は、ユーザ登録に関する情報(以下、「登録情報」という。)を設定端末10及び設定対象端末20から受信する。例えば、通信部301は、設定対象端末20の代理設定に関する情報(以下、「設定情報」という。)を設定端末10から受信する。例えば、通信部301は、設定対象端末20にインストールされたコミュニケーションアプリの代理設定が完了したことを示す通知(以下、「代理設定完了通知」という。)を設定端末10に送信する。代理設定完了通知には、認証コードが含まれる。
制御部302は、制御サーバ30の各機能部を制御する。例えば、制御部302は、通信部301によって受信された登録情報及び設定情報を登録部303に登録させる。
登録部303は、制御部302の制御に従って、登録情報及び設定情報をユーザ情報記憶部304に登録する。また、登録部303は、所定のタイミングで認証コードを生成する。所定のタイミングは、例えば設定情報の登録が完了したタイミングであってもよいし、設定情報を登録するタイミングであってもよいし、その他のタイミングであってもよい。
ユーザ情報記憶部304は、磁気ハードディスク装置や半導体記憶装置などの記憶装置を用いて構成される。ユーザ情報記憶部304は、ユーザ情報データベース及び申請情報データベースを記憶している。
判定部305は、認証コードの正当性を判定する。
図5は、ユーザ情報記憶部304が記憶するデータベースの具体例を示す図である。
図5(A)はユーザ情報データベースの具体例を示す図であり、図5(B)は申請情報データベースの具体例を示す図である。
ユーザ情報データベースは、設定端末10及び設定対象端末20のユーザに関する情報を表すレコード50を複数有する。レコード50は、ユーザID、ユーザ名、契約内容及び登録ユーザ情報の各値を有する。ユーザIDの値は、ユーザを一意に識別するための識別情報を表す。ユーザ名の値は、同じレコード50のユーザの名前を表す。契約内容の値は、同じレコード50のユーザの契約内容を表す。契約内容の具体例として、有料ユーザであるか無料ユーザであるかがある。すなわち、契約内容とは、ユーザが特定サービスの契約者であるか否かを表す。登録ユーザ情報の値は、同じレコード50のユーザがコミュニケーションをとる対象として登録したユーザを表す。登録ユーザ情報の具体例として、登録ユーザID、登録ユーザ名、契約内容及び設定がある。
登録ユーザIDの値は、同じレコード50のユーザが登録したユーザを一意に識別するための識別情報を表す。登録ユーザ名の値は、同じレコード50のユーザが登録したユーザの名前を表す。契約内容の値は、同じレコード50のユーザが登録したユーザの契約内容を表す。設定の値は、同じレコード50のユーザが代理で設定した設定の要否を表す。図5(A)では、設定内容として設定1、設定2及び設定3が示されている。設定の値のONは設定が必要であることを表し、設定の値のOFFは設定が必要ではないことを表す。なお、設定の値は、登録ユーザ情報の契約内容が有料であるユーザには設定されない。
図5(A)に示される例では、ユーザ情報データベースには複数のユーザIDが登録されている。これらのユーザIDは、“AAA”、“DDD”である。図5(A)において、ユーザ情報データベースの最上段に登録されているレコード50は、ユーザIDの値が“AAA”、ユーザ名の値が“ユーザA”、契約内容の値が“有料”、登録ユーザIDの値が“BBB”、登録ユーザ名の値が“ユーザB”、契約内容の値が“無料”、設定1の値が“ON”、設定2の値が“ON”、設定3の値が“ON”である。すなわち、ユーザID“AAA”で識別されるユーザの名前が“ユーザA”であり、ユーザAが特定サービスの契約者であり、ユーザAが登録しているユーザのユーザIDが“BBB”であり、登録ユーザの名前が“ユーザB”であり、ユーザBが特定サービスの契約者ではなく、ユーザAが代理で設定1が必要であると設定し、設定2が必要であると設定し、設定3が必要であると設定したことが表されている。
申請情報データベースは、代理設定の承諾の申請に関する情報を表すレコード51を複数有する。レコード51は、申請ユーザ情報及び対象ユーザ情報の各値を有する。申請ユーザ情報の値は、代理設定の承諾を申請したユーザに関する情報を表す。つまり、申請ユーザ情報は、代理ユーザに関する情報を表す。申請ユーザ情報の具体例として、ユーザID、ユーザ名がある。ユーザIDの値は、代理ユーザを一意に識別するための識別情報を表す。ユーザ名の値は、同じレコード51の代理ユーザの名前を表す。対象ユーザ情報の値は、同じレコード51の代理ユーザによって代理設定の承諾を申請されたユーザに関する情報を表す。つまり、対象ユーザ情報は、非代理ユーザに関する情報を表す。対象ユーザ情報の具体例として、対象ユーザID、対象ユーザ名、設定及び認証コードがある。
対象ユーザIDの値は、同じレコード51の代理ユーザに代理設定の承諾を申請された非代理ユーザを一意に識別するための識別情報を表す。対象ユーザ名の値は、同じレコード51の代理ユーザに代理設定の承諾を申請された非代理ユーザの名前を表す。設定の値は、同じレコード51の代理ユーザが代理設定した設定の要否を表す。認証コードの値は、同じレコード51の代理ユーザが設定した設定対象端末20の設定内容を設定対象端末20に設定するために必要となる認証情報を表す。
図5(B)に示される例では、申請情報データベースには1つのユーザIDが登録されている。このユーザIDは、“AAA”である。図5(B)において、申請情報データベースの最上段に登録されているレコード51は、ユーザIDの値が“AAA”、ユーザ名の値が“ユーザA”、対象ユーザIDの値が“BBB”、対象ユーザ名の値が“ユーザB”、設定1の値が“ON”、設定2の値が“ON”、設定3の値が“ON”、認証コードの値が“XXXX”である。すなわち、ユーザID“AAA”で識別されるユーザの名前が“ユーザA”であり、ユーザAが代理設定の承諾を申請している対象となるユーザのユーザIDが“BBB”であり、対象となるユーザの名前が“ユーザB”であり、ユーザAが代理で設定1が必要であると設定し、設定2が必要であると設定し、設定3が必要であると設定し、これらの設定をユーザBが操作する設定対象端末20に設定するために必要となる認証コードが“XXXX”であることが表されている。
図6は、ユーザ登録の処理の一例を示す図である。
図6(A)はユーザ種別を選択するための画面例を表す図であり、図6(B)は具体的な登録内容を入力するための画面例を表す図である。なお、ユーザ登録の処理は、コミュニケーションアプリの初回起動時にのみ実行される。
まず、ユーザが通信端末を操作してコミュニケーションアプリを起動させる。通信端末の制御部は、ユーザの操作に応じて画面データ記憶部に記憶されている登録画面の画面データを表示部に表示させる。これにより、図6(A)に示される画面が表示部に表示される。図6(A)に示される例では、表示部の画面にはユーザ種別を選択させることを促す文字列、ユーザ種別の選択領域60などが表示される。ここで、ユーザ種別は、有料ユーザ及び無料ユーザといった契約内容によるユーザの種別を表す。
選択領域60内には、「有料ユーザ」を示すボタン及び「無料ユーザ」を示すボタンが表示されている。「有料ユーザ」を示すボタンは、ユーザが自身を有料ユーザとして登録する場合に使用するボタンである。つまり、ユーザが「有料ユーザ」のボタンを選択した場合、「有料ユーザ」のボタンを選択したユーザが有料ユーザとして登録される。「無料ユーザ」を示すボタンは、ユーザが自信を無料ユーザとして登録する場合に使用するボタンである。つまり、ユーザが「無料ユーザ」のボタンを選択した場合、「無料ユーザ」のボタンを選択したユーザが無料ユーザとして登録される。ユーザは、選択領域60内に表示された「有料ユーザ」及び「無料ユーザ」のボタンのうち、いずれかのボタンを選択する。ユーザによっていずれかのボタン(例えば、「有料ユーザ」を示すボタン)が選択されると、制御部は図6(B)に示す画面を表示部に表示させる。
図6(B)に示す画面には、コミュニケーションアプリで利用するユーザID及びユーザ名を入力するための入力枠61及び62、登録ボタンなどが表示される。ユーザは、入力する対象となる入力枠を選択し、選択した入力枠に対応する内容を入力する。例えば、ユーザは、入力枠61を押下し、自身で利用するユーザIDを入力する。ユーザが登録ボタンを押下すると、ユーザ登録が完了する。
次に、ユーザ登録の処理の具体的な流れについて説明する。
通信端末は、登録された情報(ユーザID、ユーザ名及び契約内容)を制御サーバ30に送信する。制御サーバ30の通信部301は、通信端末から送信された情報を受信し、受信した情報を制御部302に出力する。制御部302は、登録部303を制御して、受信された情報をユーザ情報記憶部304に記憶されているユーザ情報データベースのユーザID、ユーザ名及び契約内容の項目に登録させる。これにより、ユーザの登録が完了する。
上述したような処理が行なわれた結果、登録を完了したユーザは有料ユーザ、すなわち代理ユーザとなり、当該ユーザが操作する通信端末は設定端末10となる。
図7は、代理設定完了までに行われる処理を説明するための図である。
図7(A)〜図7(D)は、代理設定完了までに行われる4つのステップを表した図である。まず、図6で説明したようにユーザ登録が完了すると、設定端末10の表示部105には図7(A)に示されるようなポップアップ画面1051が重畳表示される。ポップアップ画面1051には、ユーザ登録が完了した旨を示す文字列、無料ユーザ、すなわち非代理ユーザの設定対象端末20の設定内容を代理で行うか否かを選択させる選択ボタン1052などが表示される。
選択ボタン1052は、「実施する」を示すボタン及び「実施しない」を示すボタンである。「実施する」を示すボタンは、代理ユーザが非代理ユーザの設定対象端末20にインストールされているコミュニケーションアプリの設定内容を代理で設定する場合に選択されるボタンである。代理ユーザによって「実施する」のボタンが選択された場合、設定端末10の制御部104は図7(B)に示す画面を表示部105に表示させる。図7(B)に示す画面のデータは、画面データ記憶部103に記憶されている。
図7(B)に示す画面には、代理ユーザが代理で設定を行う設定対象端末20のユーザに関するユーザID、名前(ユーザ名)及びふりがなを入力するための入力枠63、64及び65などが表示される。代理ユーザは、入力部102を操作して、入力する対象となる入力枠を選択し、選択した入力枠に対応する内容を入力する。制御部104は、代理ユーザによって入力枠63、64及び65に所定の内容(ユーザID、名前(ユーザ名)及びふりがな(ふりがなは入力しなくてもよい))が入力されて次へボタンが押下されると、図7(C)の画面を表示部105に表示させる。
図7(C)に示す画面には、代理ユーザが代理で設定可能な設定項目などが表示される。代理で設定可能な設定項目は、領域1053内に表示されている。図7(C)に示す例では、設定項目は、設定1、設定2及び設定3である。設定項目の具体的な内容としては、テレビ電話のワンタッチボタン設定や、手紙のワンタッチ送信ボタン設定や、テレビ電話自動応答設定などがある。領域1053内には、設定項目毎に設定の要否を選択させる切り替えボタンが表示されている。
代理ユーザは、入力部102を操作して、切り替えボタンを切り替えることにより各設定項目を設定する必要があるか否かを選択することができる。例えば、切り替えボタンの表示がONを示す場合には、当該切り替えボタンに対応付けられている設定項目が必要、すなわち設定項目を設定することを表す。一方、切り替えボタンの表示がOFFを示す場合には、当該切り替えボタンに対応付けられている設定項目が必要ない、すなわち設定項目を設定しないことを表す。
図7(D)に示すポップアップ画面1054は、図7(C)の画面において「登録する」を示すボタンが押下されることにより設定端末10の表示部105に表示される。ポップアップ画面1054には、代理設定が完了した旨を示す文字列、認証コードなどが表示される。このようなポップアップ画面1054は、制御部104による制御によって表示部105に表示される。これにより、代理ユーザは、認証コードを把握することができる。
図8は、設定端末10のユーザにより代理設定がなされた後に設定対象端末20で行われる処理を説明するための図である。
図8(A)は選択画面の具体例を示す図である。選択画面は、代理ユーザによって代理設定が行われた後に、非代理ユーザが設定対象端末20を操作することによって設定対象端末20の表示部204に表示される。選択画面は、非代理ユーザが、設定対象端末20を操作してコミュニケーションアプリを起動したタイミングで表示部204に表示されてもよい。選択画面には、代理ユーザから代理設定が行われたことを示す文字列、代理ユーザに関する情報、選択ボタン2041などが表示される。非代理ユーザは、選択画面を見ることによって、代理設定の承諾の申請があったこと、代理ユーザがどのような人物であるかを把握することができる。
選択ボタン2041は、代理ユーザから承諾の申請がなされた代理設定を承諾するか否か非代理ユーザに選択させるためのボタンである。「承諾しない」を示すボタンは、代理ユーザから申請された代理設定を承諾しないことを示すボタンである。非代理ユーザが「承諾しない」を示すボタンを選択した場合には、代理ユーザに代理設定された設定内容が設定対象端末20に設定されない。「承諾する」を示すボタンは、代理ユーザから申請された代理設定を承諾することを示すボタンである。非代理ユーザが「承諾する」を示すボタンを選択した場合には、設定対象端末20の表示部204に図8(B)に示す入力画面が表示される。
図8(B)は入力画面の具体例を示す図である。入力画面には、認証コードの入力を促していることを表す文字列、認証コードの入力領域2042、認証コードの入力ボタン2043、確定ボタン及びキャンセルボタンなどが表示される。非代理ユーザは、入力ボタン2043に示される数字を押下することによって認証コードの入力を行う。なお、非代理ユーザは、所定の動作を行うことによって認証コードを取得する。所定の動作とは、例えば事前に代理ユーザに電話やメール等の連絡手段で認証コードを問い合わせることであってもよいし、直接会って認証コードを聞くことであってもよい。なお、非代理ユーザは、その他の方法で認証コードを取得してもよい。
図9は、本実施形態における代理設定制御システム100の動作を示すシーケンス図である。なお、図9では、代理設定の処理についてのみ説明する。
設定端末10のユーザは、設定端末の入力部102を操作して設定対象端末20の代理設定を行う旨を入力する(ステップS101)。設定端末10の制御部104は、入力部102を介して代理設定を行う旨(図7(A)の「実施する」を示すボタン)が入力されると、画面データ記憶部103から設定対象端末20のユーザ情報を入力させるための画面データを取得する。そして、制御部104は、取得した画面データを表示部105に表示させ(図7(B)の画面)、登録相手の情報の入力を受け付ける(ステップS102)。
次に、制御部104は、登録相手の情報が入力されると、画面データ記憶部103から設定項目に対する設定の要否を入力させるための画面データを取得する。そして、制御部104は、取得した画面データを表示部105に表示させ(図7(C)の画面)、設定の要否の指示の入力を受け付ける(ステップS103)。制御部104は、設定の要否の指示が入力されると、ステップS102及びステップS103の処理で入力された情報を登録情報として通信部301を介して制御サーバ30に送信する(ステップS104)。この際送信される登録情報には、設定端末10のユーザのユーザIDやユーザ名などの情報が含まれる。
制御サーバ30の通信部301は、設定端末10から送信された登録情報を受信する。通信部301は、受信した登録情報を制御部302に出力する。制御部302は、登録部303を制御して登録情報をユーザ情報記憶部304に登録させる。登録部303は、制御部302の制御に従って登録情報をユーザ情報記憶部304に登録する(ステップS105)。
具体的には、まず登録部303は、ユーザ情報記憶部304に記憶されている申請情報データベースを読み出す。次に、登録部303は、読み出した申請情報データベースに申請ユーザのユーザID、ユーザ名、対象ユーザのユーザID、ユーザ名及びステップS103の処理で入力された設定内容を登録する。その後、登録部303は、所定のタイミング(例えば、登録が完了すると)で認証コードを生成し、生成した認証コードを、ステップS205の処理で登録した対象ユーザ情報に対応付けて登録する。登録部303は、登録した情報及び認証コードを制御部302に出力する。制御部302は、認証コードを含む代理設定完了通知を生成し、通信部301を介して代理設定完了通知を設定端末10に送信する(ステップS106)。
設定端末10の通信部101は、制御サーバ30から送信された代理設定完了通知を受信する。制御部104は、受信された代理設定完了通知を表示部105に表示させる(ステップS107)。例えば、制御部104は、代理設定完了通知をポップアップ表示で表示部105に表示させる(例えば、図7(D))。この際表示される代理設定完了通知には認証コードも含まれる。
また、制御サーバ30の制御部302は、ステップS105の処理で申請情報データベースに登録した情報のうち、申請ユーザに関する情報(申請ユーザのユーザID及びユーザ名)を含む申請情報を生成し、通信部301を介して設定対象端末20に送信する(ステップS108)。
設定対象端末20の通信部201は、制御サーバ30から送信された申請情報を受信する。制御部205は、非代理ユーザによって操作入力がなされると、画面データ記憶部203に記憶されている選択画面の画面データに申請情報に含まれる申請ユーザに関する情報を設定して表示部204に選択画面を表示させる(ステップS109)。非代理ユーザは、選択画面に表示されている内容に従って承諾するか否か選択する。承諾する旨の内容が入力されると、制御部205は入力画面を表示部204に表示させる。その後、非代理ユーザは、所定の動作により代理ユーザに認証コードを問い合わせる(ステップS110)。これにより、非代理ユーザは認証コードを取得する。制御部205は、入力部202を介して認証コードの入力がなされると、通信部201を介して認証コードを制御サーバ30に送信する(ステップS111)。この際、認証コードの他に申請ユーザID及び対象ユーザIDも送信される。
制御サーバ30の通信部301は、設定対象端末20から送信された認証コード、申請ユーザID及び対象ユーザIDを受信する。通信部301は、受信した認証コード、申請ユーザID及び対象ユーザIDを制御部302に出力する。制御部302は、判定部305を制御して認証コードの正当性を判定させる。判定部305は、制御部302の制御に従って認証コードの正当性を判定する(ステップS112)。
具体的には、まず判定部305は、ユーザ情報記憶部304に記憶されている申請情報データベースを読み出す。次に、判定部305は、読み出した申請情報データベースに登録されているレコード51のうち、受信された申請ユーザID及び対象ユーザIDに対応するレコード51を選択する。そして、判定部305は、選択したレコード51の認証コードの項目に記録されている値と、設定対象端末20から送信された認証コードとを比較する。認証コードが一致する場合、判定部305は認証コードが正しいと判定する。一方、認証コードが一致しない場合、判定部305は認証コードが正しくないと判定する。
判定の結果、認証コードが正しいと判定されたため、登録部303は認証コードが正しいと判定されたユーザの情報をユーザ情報データベースに追加登録する。具体的には、登録部303は、ユーザ情報記憶部304に記憶されているユーザ情報データベースを読み出す。次に、判定部305は、読み出したーザ情報データベースのユーザIDの項目のうち、認証コードが正しいと判定されたユーザのユーザIDに対応するレコード50を選択する。そして、選択したレコード50の登録ユーザ情報の項目にユーザ情報を登録する。制御部302は、登録が完了した旨の通知及び設定情報を含む完了通知を通信部301を介して設定対象端末20に送信する(ステップS113)。
設定対象端末20の通信部201は、制御サーバ30から送信された完了通知を受信する。制御部205は、設定部206を制御して、受信された完了通知に含まれる設定情報に応じた設定を行うように制御する。設定部206は、制御部205の制御に従って、設定情報に応じた設定内容を自装置の設定内容に設定する(ステップS114)。また、制御部205は、登録が完了した旨の通知を表示部204に表示させる。
以上のように構成された代理設定制御システム100によれば、設定端末10に認証コードが表示され、設定対象端末20に認証コードを入力するための入力画面が表示される。したがって、非代理ユーザは、代理ユーザが設定した設定項目の内容を設定対象端末20に設定する場合には代理ユーザに認証コードを問い合わせる必要がある。しかし、非代理ユーザは、事前に代理ユーザに認証コードを問い合わせることにより代理ユーザがどのような人物であるか把握することができる。このように非代理ユーザが、事前に代理ユーザを把握できることによりセキュリティが向上される。また、第3者に代理設定してもらう場合に比べて処理が複雑化することもない。そのため、より簡易な方法で代理設定することが可能になる。
また、代理で設定を行ってもらうことができるため、非代理ユーザは自身で設定を行う必要がない。したがって、機械が苦手な人やお年寄りが設定を行う際に生じる手間を軽減することができる。
<変形例>
本実施形態では、代理設定制御システム100が1台の設定端末10を備える構成を示しているが、代理設定制御システム100は2台以上の設定端末10を備えるように構成されてもよい。また、本実施形態では、代理設定制御システム100が2台の設定対象端末20を備える構成を示しているが、代理設定制御システム100は1台の設定対象端末20を備えるように構成されてもよいし、3台以上の設定対象端末20を備えるように構成されてもよい。
認証コードは、4桁の数字である必要はなく、3桁以下の数字であってもよいし、5桁以上の数字であってもよいし、文字列や記号であってもよい。
本実施形態では、設定項目が3つの構成を示しているが、設定項目は2つ以下であってもよいし、4つ以上であってもよい。
図7(C)に示す画面には、各設定項目に対してアドレスなどの設定内容が入力されてもよいし、要否を選択する設定項目と設定内容を入力させる設定項目とが混在して表示されてもよい。
本実施形態では、設定端末10及び設定対象端末20が画像データを記憶する構成を示したが、画像データは制御サーバ30が記憶していてもよい。このように構成される場合、設定端末10及び設定対象端末20は画像データを記憶する必要がない。また、制御サーバ30は、通信端末から送信された情報により、通信端末に表示させる画面の画像データと、ユーザ情報記憶部304に記憶されている情報とを用いて、通信端末に送信するための画面データを生成する。そして、制御サーバ30は、生成した画面データを通信端末に送信する。通信端末は、受信した画面データを表示する。
以上、この発明の実施形態について図面を参照して詳述してきたが、具体的な構成はこの実施形態に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計等も含まれる。
10…設定端末, 20(20−1、20−2)…設定対象端末, 30…制御サーバ, 40…ネットワーク, 101…通信部, 102…入力部, 103…画面データ記憶部, 104…制御部, 105…表示部, 201…通信部, 202…入力部, 203…画面データ記憶部, 204…表示部, 205…制御部, 206…設定部, 301…通信部, 302…制御部, 303…登録部, 304…ユーザ情報記憶部, 305…判定部

Claims (5)

  1. 他の装置に関する設定を代理で行うユーザに操作される設定端末と、前記設定端末のユーザによって設定が行われる設定対象端末とを備える代理設定制御システムであって、
    前記設定端末は、
    設定項目に対する設定内容の入力を受け付ける入力部と、
    前記設定内容を前記設定対象端末に設定するために必要となる認証情報を表示する表示部と、
    を備え、
    前記設定対象端末は、
    前記認証情報を入力させる入力画面を表示する表示部と、
    前記認証情報の入力を受け付ける入力部と、
    入力された前記認証情報の認証がなされると、前記設定端末において入力された指示に応じた前記設定内容を自装置の設定内容として設定する設定部と、
    を備え
    前記設定対象端末の表示部は、自装置の設定を代理で行ったユーザの設定内容を承諾するか否か選択させる選択画面をさらに表示し、
    前記選択画面には設定内容を承諾するか否か選択させる複数のボタン及び自装置の設定を代理で行ったユーザに関する情報が表示され、
    前記設定対象端末の表示部は、承諾がなされた後に前記入力画面を表示する代理設定制御システム。
  2. 前記設定端末の表示部は、前記設定端末を操作するユーザの登録が完了した後に、前記設定対象端末の設定を行うか否かを選択させるための複数のボタンを表示し、前記設定対象端末の設定を行う旨のボタンが選択された場合に前記設定対象端末のユーザの情報を入力させるための画面を表示し、前記設定対象端末のユーザの情報が入力された後に前記設定項目を表示し、前記入力部を介して前記設定内容が入力された後に前記認証情報を表示する、請求項1に記載の代理設定制御システム。
  3. 前記認証情報は、前記設定端末のユーザと前記設定対象端末のユーザとの間で行われる音声によるコミュニケーションによって取得される情報である、請求項1又は2に記載の代理設定制御システム。
  4. 他の装置に関する設定を代理で行うユーザに操作される設定端末と、前記設定端末のユーザによって設定が行われる設定対象端末とを備える代理設定制御システムにおける代理設定制御方法であって、
    前記設定端末が、設定項目に対する設定内容の入力を受け付ける入力ステップと、
    前記設定端末が、前記設定内容を前記設定対象端末に設定するために必要となる認証情報を表示する表示ステップと、
    前記設定対象端末が、前記認証情報を入力させる入力画面を表示する表示ステップと、
    前記設定対象端末が、前記認証情報の入力を受け付ける入力ステップと、
    入力された前記認証情報の認証がなされると、前記設定端末において入力された指示に応じた前記設定内容を自装置の設定内容として設定する設定ステップと、
    を有し、
    前記設定対象端末が、前記表示ステップにおいて、自装置の設定を代理で行ったユーザの設定内容を承諾するか否か選択させる選択画面をさらに表示し、
    前記選択画面には設定内容を承諾するか否か選択させる複数のボタン及び自装置の設定を代理で行ったユーザに関する情報が表示され、
    前記設定対象端末が、前記表示ステップにおいて、承諾がなされた後に前記入力画面を表示する代理設定制御方法。
  5. 他の装置に関する設定を代理で行うユーザに操作される設定端末と、前記設定端末のユーザによって設定が行われる設定対象端末とを備える代理設定制御システムとして、前記設定端末に相当する第一のコンピュータ及び前記設定対象端末に相当する第二のコンピュータを動作させるためのコンピュータプログラムであって、
    前記第一のコンピュータに対し、
    代理で設定可能な設定項目に対する設定内容の入力を受け付ける入力ステップと、
    前記設定内容を前記設定対象端末に設定するために必要となる認証情報を表示する表示ステップと、
    を実行させ、
    前記第二のコンピュータに対し、
    前記認証情報を入力させる入力画面を表示する表示ステップと、
    前記認証情報の入力を受け付ける入力ステップと、
    入力された前記認証情報の認証がなされると、前記設定端末において入力された指示に応じた前記設定内容を自装置の設定内容として設定する設定ステップと、
    を実行させ
    前記第二のコンピュータが、前記表示ステップにおいて、自装置の設定を代理で行ったユーザの設定内容を承諾するか否か選択させる選択画面をさらに表示し、
    前記選択画面には設定内容を承諾するか否か選択させる複数のボタン及び自装置の設定を代理で行ったユーザに関する情報が表示され、
    前記第二のコンピュータが、前記表示ステップにおいて、承諾がなされた後に前記入力画面を表示するためのコンピュータプログラム。
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