JP5763694B2 - 注文入力装置およびプログラム - Google Patents

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Description

本発明の実施形態は、注文入力装置およびプログラムに関する。
例えばファミリーレストランや居酒屋等の多くの飲食店では、メニュー品目の注文の受付業務や会計業務などの種々の業務に関する処理を実行する処理装置が利用されている。このような処理装置では、店員等のユーザの操作を注文入力装置で入力し、その入力された操作に応じた処理を実行する。
具体的には、飲食店で使用されるシステムの場合、上記の注文入力装置および処理装置はそれぞれ、例えばオーダー端末およびステーション(サーバ)である。そしてこの場合にオーダー端末では、顧客により注文されたメニュー品目を注文担当者が入力操作する。オーダー端末は、入力した操作に基づいて注文されたメニュー品目のリストを含んだ注文情報を生成し、それをステーションに送信する。ステーションは、注文情報に基づいて、調理指示伝票の作成や売上管理処理などを行う。
また、ステーションは、例えばキッチンに設置されるキッチンプリンタも接続している。キッチンプリンタは、注文情報に基づく調理指示伝票および配膳チェック伝票Vを調理人のために印刷する。さらに、キッチンプリンタは、所望のホールスタッフのオーダー端末に対応した呼出しボタンを備えている。
調理担当者は、厨房で料理が出来上がった場合、キッチンプリンタに設けられている所望のホールスタッフのオーダー端末に対応した呼出しボタンを押下する。これにより、ステーションは、調理担当者が押下したボタンに対応するオーダー端末に対して料理が出来上がったことを示す信号を送信する。
しかしながら、上述のように所望のホールスタッフのオーダー端末に対して料理が出来上がったことを示す信号を送信した場合、接客中などの理由によりホールスタッフが料理の配膳を迅速に対応できない場合には、他のホールスタッフが気づくことなく料理が放置されてしまう懸念がある。
実施形態の注文入力装置は、注文に係る注文情報の入力を受け付けて管理装置で管理する注文入力装置において、各種画面を表示する表示部と、設定情報が記憶された記憶装置を含む回路が組み込まれていて近距離における無線通信が可能な媒体との間での無線通信を確立する近距離無線通信部と、通知受信手段と、通知表示手段と、遂行宣言手段と、更新手段と、を備える。前記通知受信手段は、前記管理装置から所望の前記注文情報に係る一斉通知を受信する。前記通知表示手段は、前記通知受信手段により受信した前記一斉通知を前記表示部に表示する。前記遂行宣言手段は、前記通知表示手段により表示された前記一斉通知の内容を遂行したことを宣言する。前記更新手段は、前記遂行宣言手段により遂行が宣言された前記注文情報に対する遂行の完了通知を、前記近距離無線通信部によって通信が確立している前記媒体に記憶された前記設定情報を含めて前記管理装置に通知して前記注文情報を遂行済みに更新させる。そして、前記通知受信手段が受信する所望の前記注文情報に係る一斉通知は、所望の前記注文情報に係る調理完了通知、および当該調理完了通知後に所定時間経過しても前記近距離無線通信部による通信が確立しなかったことを示す提供遅れ通知である。
図1は、実施形態に係る注文処理システムの構成を示すシステム構成図である。 図2は、配膳チェック伝票の一例を示す平面図である。 図3は、オーダー端末の外観を示す平面図である。 図4は、オーダー端末のハードウェア構成を示すブロック図である。 図5は、オーダー端末の配膳処理および配膳提供遅れ処理にかかる機能を示すブロック図である。 図6は、配膳処理の流れを示すフローチャートである。 図7は、配膳処理における画面遷移例を示す図である。 図8は、配膳提供遅れ処理の流れを示すフローチャートである。 図9は、配膳提供遅れ処理における画面遷移例を示す図である。
以下、図面を参照して一実施形態について説明する。
図1は、実施形態に係る注文処理システム100の構成を示すシステム構成図である。この注文処理システム100は、飲食店や販売店などのような顧客の注文に応じて飲食サービスや商品販売サービスを提供する様々な施設で利用可能である。ただし以下においては、飲食店での利用に適応するものとして構成された注文処理システム100について説明することとする。
注文処理システム100は、複数の情報端末1、複数のオーダー端末2、複数の伝票プリンタ3およびステーション4をLAN(Local Area Network)5にそれぞれ接続している。ただし、オーダー端末2は、無線アクセスポイント6を介してLAN5に接続される。情報端末1、オーダー端末2および伝票プリンタ3は、図1では2つずつを図示しているが、その数はそれぞれに任意である。情報端末1、オーダー端末2および伝票プリンタ3は、1つのみが設けられても良い。
情報端末1は、PC(Personal Computer)やPOS(Point of Sales)端末などであり、例えば接客フロアやチェックアウトカウンタに設置される。情報端末1は、顧客に対する案内業務、受注業務、給仕(配膳)業務、あるいは会計業務など各種の業務に関する処理を行う。そして、接客フロアに設置された情報端末1においては、案内業務、受注業務および給仕(配膳)業務に関する処理が主として利用される。また、チェックアウトカウンタに設置された情報端末1においては、さらに会計業務に関する処理が利用される。なお、情報端末1は、上記の業務の一部のみに関する処理を行うことにより、特定の用途に特化したものとしても良い。
オーダー端末2は、操作キーが複数配列されたユーザインタフェースを備え、このユーザインタフェースを介したユーザ操作によって注文に係る注文情報の入力を受け付ける注文入力装置として機能する。オーダー端末2は、入力した操作に従って注文情報を生成し、この注文情報を無線送信する。オーダー端末2から無線送信された注文情報は、無線アクセスポイント6およびLAN5を介してステーション4に伝送される。
ステーション4は、例えばバックヤードに設置され、情報端末1から送信された各種の情報を集計処理し、飲食店の営業に関わる管理業務に関する処理を行う管理装置として機能する。また、ステーション4は、複数の情報端末1で共通に利用される情報の管理処理も行う。
伝票プリンタ3は、例えば接客フロアやキッチンに設置される。接客フロアに設置された伝票プリンタ3は、注文情報に基づく注文伝票を顧客のために印刷する。すなわち、接客フロアに設置された伝票プリンタ3は、いわゆるカスタマープリンタとして利用される。またキッチンに設置された伝票プリンタ3は、注文情報に基づく調理指示伝票および配膳チェック伝票Vを調理人のために印刷する。すなわち、キッチンに設置された伝票プリンタ3は、いわゆるキッチンプリンタとして利用される。
ここで、図2は配膳チェック伝票Vの一例を示す平面図である。図2に示すように、配膳チェック伝票Vは、注文情報に基づくメニュー単品毎に発行される。また、配膳チェック伝票Vは、注文されたメニュー単品にかかる伝票番号(オーダー番号)a、テーブル番号b、メニュー名c、担当者d、注文日時eに加え、バーコードBCを記載する。バーコードBCには、注文情報(伝票番号(オーダー番号)、テーブル番号、メニューコード)が含まれている。
また、キッチンプリンタとして利用される伝票プリンタ3は、バーコードスキャナ3aを備えている。伝票プリンタ3は、バーコードスキャナ3aを介して読み取ったバーコードデータをステーション4に送信する。
概略的には、注文処理システム100においては、情報端末1やオーダー端末2でオーダー入力のための操作をユーザが行うと、その操作に応じて情報端末1やオーダー端末2で生成された注文情報がLAN5を介してステーション4に伝送される。ステーション4は、到来した注文情報を、会計処理や集計処理などのために管理する。またステーション4は、LAN5を介して伝票プリンタ3へと注文情報を送信する。伝票プリンタ3は、到来した注文情報に応じた内容の調理指示伝票や注文伝票を印刷する。
次に、オーダー端末2について説明する。ここで、図3はオーダー端末2の外観を示す平面図、図4はオーダー端末2のハードウェア構成を示すブロック図である。
オーダー端末2は、携帯型の本体として、図3で左側に配置される第1の部材21と、図3で右側に配置される第2の部材22とを備える。第1の部材21および第2の部材22は、いずれも略直方体状をなしている。第2の部材22は、ヒンジ等の止め具23を介して第1の部材21に回動自在に連結されている。この止め具23により、第2の部材22は、第1の部材21に対して第2の部材22を開いた状態(図3)と閉じた状態(不図示)との間で開閉動作する。
第1の部材21は、第2の部材22を第1の部材21に対して開いたときに外側に露出される面21Aに、表示操作部であるタッチパネル24を配置している。また、図3で左側の側面21Bにサイドキー25を設けている。第2の部材22は、この第2の部材22を第1の部材21に対して開いたときに外側に露出される面22Aに、メンブレン方式のキーボード26を配置している。
タッチパネル24は、表示部である液晶ディスプレイ(以下、ディスプレイと略す)241の画面上に操作部であるタッチパネルセンサ242を重ねて配置してなり、表示入力部24Aとテンキー部24Bとに区分されている。表示入力部24Aには、後述する画面データが表示される。テンキー部24Bには、「0」〜「9」のテンキーの他、「戻る」キー、「C」のクリアキー、「更新」キー、「△」および「▽」の上下キー、「・」の小数点キーが配置される。
メンブレン方式のキーボード26には、文字や輪郭が表面にマトリクス状に印刷された複数の固定キーが配置されている。メンブレン方式のキーボード26は、他の種類のキーボードと比較して泥や液体等の汚れに強いという特徴を有している。各固定キーには、それぞれ注文業務を支援するための機能が割り付けられている。
また、本実施形態のオーダー端末2のキーボード26には、後述する配膳処理などにおける注文情報確認を指示する調理完了確認キー26a、後述する配膳処理などにおいて料理の配膳が終了したことを宣言する配膳確認キー26bも割り付けられている。
オーダー端末2は、第1の部材21または第2の部材22のいずれか一方に、制御ボード30を内蔵している。制御ボード30には、図4に示すように、マイクロコンピュータ39が備えられており、このマイクロコンピュータ39が各部を駆動制御する。マイクロコンピュータ39は、図4に示すように、各部を集中的に制御するCPU(Central Processing Unit)31に、アドレスバス,データバス等のバスライン38を介してROM(Read Only Memory)32と、RAM(Random Access Memory)33とが接続されて構成されている。このようなマイクロコンピュータ39には、時計部34、無線部35、キーコントローラ36、タッチパネルコントローラ37、近距離無線通信部40及びサウンドコントローラ41がバスライン38を介して接続されている。
ROM32は、電源を切っても記憶情報が保持される不揮発性メモリであって、制御プログラム321を含むプログラムやメニュー品目の設定データやメニュー品目の品切れデータなどのメニューデータ等の固定的データを記憶する記憶部として機能する。
RAM33は、ディスプレイ241に表示させる画面データやステーション4に送信するデータ等の可変的データを記憶する。時計部34は、現在の日付および時刻を計時する。
無線部35は、無線アクセスポイント6との間でデータの送受信を制御する無線通信部であって、例えばIEEE 802.11規格の無線通信を実行する無線通信デバイスである。
キーコントローラ36は、サイドキー25およびキーボード26の各固定キーを監視し、キー入力の有無を判別する。タッチパネルコントローラ37は、タッチパネル24のディスプレイ241に表示される画面を制御する。また、タッチパネルコントローラ37は、タッチパネルセンサ242の信号により画面上のタッチ位置を示す二次元座標を検出する。
近距離無線通信部40は、NFC(Near Field Communication)として知られるものであって、数センチ程度〜ゼロセンチの近距離での小電力無線通信技術により、例えばICカードXと無線通信を行うためのインタフェースである。なお、ICカードXは、半導体メモリなどの記憶装置を含む集積回路(IC)が組み込まれているとともに、近距離における無線通信機能を有する周知の媒体である。
ICカードXは、例えば飲食店内の各テーブルに備えられており、各テーブルに対応する設定情報であるテーブルナンバーを予め記憶している。
サウンドコントローラ41は、音源デバイスであり、再生対象のオーディオデータをスピーカ42に出力する。
続いて、オーダー端末2のマイクロコンピュータ39(CPU31)が制御プログラム321に従って実行する各種の処理のうち、オーダー端末2の配膳処理について説明する。
ここで、図5はオーダー端末2のマイクロコンピュータ39(CPU31)が発揮する配膳処理および配膳提供遅れ処理にかかる機能を示すブロック図である。図5に示すように、オーダー端末2のCPU31は制御プログラム321に従って動作することによって、通知受信手段311と、通知表示手段312と、遂行宣言手段313と、更新手段314と、として機能する。
通知受信手段311は、ステーション4から所望の注文情報に係る一斉通知(後述する調理完了通知または提供遅れ通知)を受信する。
通知表示手段312は、通知受信手段311により受信した一斉通知をディスプレイ241に表示する。
遂行宣言手段313は、通知表示手段312により表示された一斉通知の内容を遂行したことを宣言する。
更新手段314は、遂行宣言手段313により遂行が宣言された注文情報に対する遂行の完了通知を、近距離無線通信部40によって通信が確立しているICカードXに記憶された設定情報であるテーブルナンバーを含めてステーション4に通知して注文情報を遂行済みに更新させる。
まず、オーダー端末2の配膳処理の流れについて、図6のフローチャートおよび図7の画面遷移例を参照して説明する。
調理担当者は、厨房で料理が出来上がった場合、キッチンプリンタとして利用される伝票プリンタ3のバーコードスキャナ3aにて該当する配膳チェック伝票VのバーコードBC(注文情報(伝票番号(オーダー番号)、テーブル番号、メニューコード))をスキャンする。その後、伝票プリンタ3は、ステーション4に対して、注文情報および調理完了の電文を送信する。
一方、注文情報および調理完了の電文を受信したステーション4は、全てのオーダー端末2に対して注文情報および調理完了を一斉通知する。なお、ステーション4は、オーダー端末2に対する通知のリトライは10秒間だけ行い、仮に通知に失敗した場合でも、調理完了通知済みとして、その後の再送は行わない。
図6のフローチャートに示すように、オーダー端末2のCPU31(通知受信手段311)は、ステーション4から送信された注文情報および調理完了通知を受信し(ステップS21のYes)、オーダー端末2が操作中でなければ(ステップS22のNo)、オーダー端末2のCPU31(通知表示手段312)は、図7(a)に示すような調理完了画面Fをディスプレイ241の表示入力部24Aに表示する(ステップS23)。
図7(a)に示すように、調理完了画面Fは受信した注文情報及び調理完了した旨を表示する画面である。図7(a)に示す調理完了画面Fには、受信した注文情報及び調理完了した旨を表示するポップアップ画面PUが表示される。なお、複数の注文情報の調理完了を受信した場合には、ポップアップ画面PUを注文情報の数だけ表示するようにしても良いし、ポップアップ画面PU内に複数の注文情報を表示するようにしても良い。
図6のフローチャートに示すように、オーダー端末2のCPU31は、ホールスタッフによる調理完了画面Fのポップアップ画面PUの確認ボタンb2の操作によって注文情報確認が指示されたと判断すると(ステップS24のYes)、図7(b)に示すような注文情報確認画面Gをディスプレイ241の表示入力部24Aに表示する(ステップS25)。
図7(b)に示すように、注文情報確認画面Gは受信した注文情報を表示する画面である。図7(b)に示す注文情報確認画面Gには、受信した注文情報が表示されている。
一方、オーダー端末2のCPU31(通知表示手段312)は、操作中に注文情報および調理完了通知を受信した場合には(ステップS22のYes)、図7(c)に示すような操作中の情報登録画面Hに調理完了通知を受信したことを示すメッセージm1をディスプレイ241の表示入力部24Aに表示するとともに(ステップS26)、表示以外の別の報知手段によって注文情報および調理完了通知を受信した旨を報知する(ステップS27)。
報知手段の例としては、予め「調理完了通知を受信した旨」のオーディオデータを用意しておき、サウンドコントローラ41からスピーカ42に出力するようにする。なお、これに限るものではなく、LEDの発光による調理完了通知を受信した旨の報知、バイブレータの振動による調理完了通知を受信した旨の報知などであっても良い。
図6のフローチャートに示すように、オーダー端末2のCPU31は、ホールスタッフによるオーダー端末2のキーボード26の調理完了確認キー26aの操作によって注文情報確認が指示されたと判断すると(ステップS24のYes)、図7(b)に示すような注文情報確認画面Gをディスプレイ241の表示入力部24Aに表示する(ステップS25)。
以上のようにして注文情報の確認を行った何れかのホールスタッフは、出来上がった料理の配膳を行う。そして、ホールスタッフは、料理の配膳が終了すると、オーダー端末2のキーボード26の配膳確認キー26bを操作する。
次いで、オーダー端末2のCPU31(遂行宣言手段313)は、ホールスタッフによるオーダー端末2のキーボード26の配膳確認キー26bの操作によって配膳完了、すなわち一斉通知の内容の遂行完了が指示されたと判断すると(ステップS28のYes)、図7(d)に示すタッチ待ち画面Iをオーダー端末2のディスプレイ241の表示入力部24Aに表示する(ステップS29)。
図7(d)に示すタッチ待ち画面Iには、ICカードXに書き込まれたテーブルナンバーを確認することを示す「テーブルナンバー確認」というメッセージM4と、「テーブルナンバーカードをスキャンしてください」というメッセージM5とが表示される。これにより、操作者であるホールスタッフに対してテーブルナンバー確認の対象となるICカードXとの間での通信確立を促す。
このようにタッチ待ち画面Iが表示されている状態で、オーダー端末2がICカードXに近づけられると、図6のフローチャートに示すように、オーダー端末2のCPU31は、近距離無線通信部40とICカードXとの間で通信が確立したと判断すると(ステップS30のYes)、図7(e)に示すカード内容確認画面Jをオーダー端末2のディスプレイ241の表示入力部24Aに表示する(ステップS31)。
図7(e)に示すように、カード内容確認画面Jは、通信によってICカードXから読み込んだテーブルナンバーなどを表示する。
なお、ICカードXに対するタッチによって近距離無線通信部40とICカードXとの間で通信が確立した場合には、予め定められた「ICカード読み書きの音」に従った音を出力する、あるいは、バイブレータによる振動を発生させる、などの報知を行うようにしても良い。
このようなICカードXに書き込まれたテーブルナンバーの確認後、操作者であるホールスタッフのサイドキー25の操作があった場合には(ステップS32のYes)、オーダー端末2のCPU31(更新手段314)は、スキャンしたテーブルナンバーカードを含めた配膳完了の電文をステーション4に送信し(ステップS33)、オーダー端末2のディスプレイ241の表示入力部24Aを情報登録画面Hに戻して(ステップS34)、処理を終了する。
そして、ステーション4は、オーダー端末2から配膳完了の電文の通知を受信すると、該当する注文情報を配膳完了済みとする。
ところで、伝票プリンタ3のバーコードスキャナ3aにて配膳チェック伝票VのバーコードBCをスキャンしてから(すなわち、調理完了時間の電文を受信してから)、所定時間以内(例えば、30秒以内)に、オーダー端末2でICカードXをスキャンしなかった場合には(すなわち、配膳完了の電文を受信しなかった場合には)、ステーション4は、全てのオーダー端末2に対して注文情報及び提供遅れを一斉通知する。
次いで、オーダー端末2の配膳提供遅れ処理の流れについて、図8のフローチャートおよび図9の画面遷移例を参照して説明する。
図8のフローチャートに示すように、オーダー端末2のCPU31(通知受信手段311)は、ステーション4から送信された注文情報及び提供遅れ通知を受信し(ステップS41のYes)、オーダー端末2が操作中でなければ(ステップS42のNo)、オーダー端末2のCPU31(通知表示手段312)は、図9(a)に示すような提供遅れ画面Kをディスプレイ241の表示入力部24Aに表示する(ステップS43)。
図9(a)に示すように、提供遅れ画面Kは受信した提供遅れである旨を表示する画面である。図9(a)に示す提供遅れ画面Kには、受信した注文情報及び提供遅れである旨を表示するポップアップ画面PUが表示される。なお、複数の注文情報の提供遅れを受信した場合には、ポップアップ画面PUを注文情報の数だけ表示するようにしても良いし、ポップアップ画面PU内に複数の注文情報を表示するようにしても良い。
図8のフローチャートに示すように、オーダー端末2のCPU31は、ホールスタッフによる提供遅れ画面Kのポップアップ画面PUの確認ボタンb2の操作によって提供遅れの確認が指示されたと判断すると(ステップS44のYes)、図9(b)に示すような提供遅れ確認画面Lをディスプレイ241の表示入力部24Aに表示する(ステップS45)。
図9(b)に示すように、提供遅れ確認画面Lは受信した提供が遅れている注文情報を表示する画面である。図9(b)に示す提供遅れ確認画面Lには、受信した注文情報が表示されている。
一方、オーダー端末2のCPU31(通知表示手段312)は、操作中に注文情報および提供遅れ通知を受信した場合には(ステップS42のYes)、図9(c)に示すような操作中の情報登録画面Hに提供遅れ通知を受信したことを示すメッセージm2をディスプレイ241の表示入力部24Aに表示するとともに(ステップS46)、表示以外の別の報知手段によって提供遅れ通知を受信した旨を報知する(ステップS47)。
報知手段の例としては、予め「提供遅れ通知を受信した旨」のオーディオデータを用意しておき、サウンドコントローラ41からスピーカ42に出力するようにする。なお、これに限るものではなく、LEDの発光による注文情報を受信した旨の報知、バイブレータの振動による注文情報を受信した旨の報知などであっても良い。
図8のフローチャートに示すように、オーダー端末2のCPU31は、ホールスタッフによるオーダー端末2のキーボード26の調理完了確認キー26aの操作によって提供遅れの確認が指示されたと判断すると(ステップS44のYes)、図9(b)に示すような提供遅れ確認画面Lをディスプレイ241の表示入力部24Aに表示する(ステップS45)。
以上のようにして提供遅れの確認を行った何れかのホールスタッフは、出来上がった料理の配膳を行う。そして、ホールスタッフは、料理の配膳が終了すると、オーダー端末2のキーボード26の配膳確認キー26bを操作する。
なお、ステップS48〜S54の処理は、前述した図6のステップS28〜S34の処理と何ら変わるものではないため、その説明は省略する。
したがって、調理完了から配膳完了までに、所定時間(例えば、30秒)以上かかった場合には、全てのオーダー端末2に対して提供遅れの警告がなされるので、接客中などの理由によりホールスタッフが料理の配膳を迅速に対応できない場合であっても、他のホールスタッフが提供遅れに気づくことができるので、料理が放置されてしまうことが防止される。
このように、本実施形態のオーダー端末2によれば、ステーション4から受信した所望の注文情報に係る一斉通知(調理完了通知または提供遅れ通知)をディスプレイ241に表示し、表示された一斉通知の内容を遂行したことを宣言し、遂行が宣言された注文情報に対する遂行の完了通知を、近距離無線通信部40によって通信が確立しているICカードXに記憶された設定情報であるテーブルナンバーを含めてステーション4に通知して注文情報を遂行済みに更新させる。これにより、接客中などの理由によりホールスタッフが料理の配膳を迅速に対応できない場合であっても、他のホールスタッフが気づくことができるので、料理が放置されてしまう問題を解消することができる。
本実施形態のオーダー端末2で実行される制御プログラム321は、インストール可能な形式または実行可能な形式のファイルでCD−ROM、フレキシブルディスク(FD)、CD−R、DVD(Digital Versatile Disk)等のコンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録して提供するように構成しても良い。
さらに、本実施形態のオーダー端末2で実行される制御プログラム321を、インターネット等のネットワークに接続されたコンピュータ上に格納し、ネットワーク経由でダウンロードさせることにより提供するように構成しても良い。また、本実施形態のオーダー端末2で実行される制御プログラム321をインターネット等のネットワーク経由で提供または配布するように構成しても良い。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
2 注文入力装置
4 管理装置
40 近距離無線通信部
241 表示部
311 通知受信手段
312 通知表示手段
313 遂行宣言手段
314 更新手段
X 媒体
特開2011−175476号公報

Claims (4)

  1. 注文に係る注文情報の入力を受け付けて管理装置で管理する注文入力装置において、
    各種画面を表示する表示部と、
    設定情報が記憶された記憶装置を含む回路が組み込まれていて近距離における無線通信が可能な媒体との間での無線通信を確立する近距離無線通信部と、
    前記管理装置から所望の前記注文情報に係る一斉通知を受信する通知受信手段と、
    前記通知受信手段により受信した前記一斉通知を前記表示部に表示する通知表示手段と、
    前記通知表示手段により表示された前記一斉通知の内容を遂行したことを宣言する遂行宣言手段と、
    前記遂行宣言手段により遂行が宣言された前記注文情報に対する遂行の完了通知を、前記近距離無線通信部によって通信が確立している前記媒体に記憶された前記設定情報を含めて前記管理装置に通知して前記注文情報を遂行済みに更新させる更新手段と、
    を備え
    前記通知受信手段が受信する所望の前記注文情報に係る一斉通知は、所望の前記注文情報に係る調理完了通知、および当該調理完了通知後に所定時間経過しても前記近距離無線通信部による通信が確立しなかったことを示す提供遅れ通知である、
    ことを特徴とする注文入力装置。
  2. 前記通知表示手段は、当該注文入力装置の操作中に前記通知受信手段により前記一斉通知を受信した場合、前記表示部に表示されている画面に前記一斉通知を受信したことを示すメッセージを表示する、
    ことを特徴とする請求項記載の注文入力装置。
  3. 前記通知表示手段は、前記通知受信手段により前記一斉通知を受信した場合、前記表示部への表示に加えて他の手法にてその旨を報知する報知手段を更に備える、
    ことを特徴とする請求項1または2記載の注文入力装置。
  4. 各種画面を表示する表示部と、設定情報が記憶された記憶装置を含む回路が組み込まれていて近距離における無線通信が可能な媒体との間での無線通信を確立する近距離無線通信部とを備え、注文に係る注文情報の入力を受け付けて管理装置で管理する注文入力装置を制御するコンピュータを、
    前記管理装置から所望の前記注文情報に係る一斉通知を受信する通知受信手段と、
    前記通知受信手段により受信した前記一斉通知を前記表示部に表示する通知表示手段と、
    前記通知表示手段により表示された前記一斉通知の内容を遂行したことを宣言する遂行宣言手段と、
    前記遂行宣言手段により遂行が宣言された前記注文情報に対する遂行の完了通知を、前記近距離無線通信部によって通信が確立している前記媒体に記憶された前記設定情報を含めて前記管理装置に通知して前記注文情報を遂行済みに更新させる更新手段と、
    として機能させ
    前記通知受信手段が受信する所望の前記注文情報に係る一斉通知は、所望の前記注文情報に係る調理完了通知、および当該調理完了通知後に所定時間経過しても前記近距離無線通信部による通信が確立しなかったことを示す提供遅れ通知である、
    プログラム。
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