JP5712290B2 - 板係止機構 - Google Patents

板係止機構 Download PDF

Info

Publication number
JP5712290B2
JP5712290B2 JP2013520924A JP2013520924A JP5712290B2 JP 5712290 B2 JP5712290 B2 JP 5712290B2 JP 2013520924 A JP2013520924 A JP 2013520924A JP 2013520924 A JP2013520924 A JP 2013520924A JP 5712290 B2 JP5712290 B2 JP 5712290B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
plate
substrate
floating plate
opening
locking mechanism
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2013520924A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2013535345A (ja
Inventor
グラハム ケリー,マイルズ
グラハム ケリー,マイルズ
Original Assignee
グラハム ケリー,マイルズ
グラハム ケリー,マイルズ
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by グラハム ケリー,マイルズ, グラハム ケリー,マイルズ filed Critical グラハム ケリー,マイルズ
Publication of JP2013535345A publication Critical patent/JP2013535345A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5712290B2 publication Critical patent/JP5712290B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B24GRINDING; POLISHING
    • B24BMACHINES, DEVICES, OR PROCESSES FOR GRINDING OR POLISHING; DRESSING OR CONDITIONING OF ABRADING SURFACES; FEEDING OF GRINDING, POLISHING, OR LAPPING AGENTS
    • B24B41/00Component parts such as frames, beds, carriages, headstocks
    • B24B41/04Headstocks; Working-spindles; Features relating thereto
    • B24B41/047Grinding heads for working on plane surfaces
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B24GRINDING; POLISHING
    • B24BMACHINES, DEVICES, OR PROCESSES FOR GRINDING OR POLISHING; DRESSING OR CONDITIONING OF ABRADING SURFACES; FEEDING OF GRINDING, POLISHING, OR LAPPING AGENTS
    • B24B23/00Portable grinding machines, e.g. hand-guided; Accessories therefor
    • B24B23/02Portable grinding machines, e.g. hand-guided; Accessories therefor with rotating grinding tools; Accessories therefor
    • B24B23/022Spindle-locking devices, e.g. for mounting or removing the tool
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B24GRINDING; POLISHING
    • B24BMACHINES, DEVICES, OR PROCESSES FOR GRINDING OR POLISHING; DRESSING OR CONDITIONING OF ABRADING SURFACES; FEEDING OF GRINDING, POLISHING, OR LAPPING AGENTS
    • B24B45/00Means for securing grinding wheels on rotary arbors
    • B24B45/006Quick mount and release means for disc-like wheels, e.g. on power tools
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B24GRINDING; POLISHING
    • B24BMACHINES, DEVICES, OR PROCESSES FOR GRINDING OR POLISHING; DRESSING OR CONDITIONING OF ABRADING SURFACES; FEEDING OF GRINDING, POLISHING, OR LAPPING AGENTS
    • B24B7/00Machines or devices designed for grinding plane surfaces on work, including polishing plane glass surfaces; Accessories therefor
    • B24B7/10Single-purpose machines or devices
    • B24B7/18Single-purpose machines or devices for grinding floorings, walls, ceilings or the like

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Finish Polishing, Edge Sharpening, And Grinding By Specific Grinding Devices (AREA)
  • Polishing Bodies And Polishing Tools (AREA)
  • Constituent Portions Of Griding Lathes, Driving, Sensing And Control (AREA)
  • Grinding Of Cylindrical And Plane Surfaces (AREA)
  • Connection Of Plates (AREA)
  • Helmets And Other Head Coverings (AREA)
  • Bridges Or Land Bridges (AREA)

Description

本発明は機械的係止機構の分野に関する。より詳細には,本発明は表面処理装置用の板及び連結する板係止機構に関する。
表面処理技術は一般に,住居環境及び作業環境の両方において,表面を所望の状態に仕上げるために使用される。一般的な例として,滑らかで美しく魅力的な表面仕上げをもたらすための,木製の床の仕上げ研ぎ,及び,コンクリート製の床の研削処理,並びに,場合によりその後の研磨処理が挙げられる。
典型的には,このような作業を行うには広い表面積を処理する必要があるので,機械式の表面処理装置が使用される。このような装置は周知であり,通常はオービタルサンダーのような単一の研削盤を有する携帯式装置,又は,装置を押し進める操作者によって制御され,かつ,床又は他の表面のより広い表面積をより短時間で適切に仕上げることができる多数の研削盤又は同様の処理工具を備え得る大型の装置の形態をとる。
このような大型の装置は一般に,回転軸によって回転する1又は複数の表面処理盤が取り付けられた回転板を有する。表面処理盤は,回転板に対して回転し,かつ,被処理表面に接触して所望の仕上げを施すことができる。回転板は,何らかのホルダ又は係止機構により定位置に保持する必要がある。
このような大型の表面処理装置の一例は,コンクリート研削機/ポリッシャーである。これらは,典型的には,ハウジング上の錘又は装置自体に内蔵される錘を備えることによって更に重量を増やして研削力/研磨力を増大させた非常に重い装置である。そのため,装置の搬送が困難となり,また,操作中に装置を孤を描くような動作で左右に所望の方法で移動させるために,操作者に一定の体力が必要になる。研削盤の動作速度が高速であると,意図しない動きにより,処理中の表面がえぐれる可能性があり,このような結果が生じるのを防ぐべく,処理中の表面に凹凸が生じた際に微調整が必要であるため,研削/研磨中の装置の制御は極めて重要である。
操作時の制御がより簡単で,コンクリート製及び木製の床等の表面を効果的かつ効率的に処理できる表面処理装置が必要である。
したがって,本発明の目的は,既存の表面処理装置の短所の少なくとも幾つかを克服又は軽減し,かつ,より便利な選択肢を消費者に提供することである。
本発明は,1又は複数の表面処理工具を取り付けた回転板を,表面処理装置に取り外し可能に取り付ける際に使用する板係止機構及び往復運動板を提供する。
唯一又は実際の最大限広範な形態である必要は無いが,本発明は,
(a)基板開口を有する基板;
(b)前記基板と実質的に整列可能な浮動板であって,第1の表面と,アクチュエータと,浮動板開口とを有し,前記第1の表面が前記基板と接触する浮動板;
(c)前記浮動板開口を貫通して前記基板開口と係合する締結具;及び
(d)前記締結具と動作可能に連結され,前記浮動板の第2の表面と接触する弾性部材であって,前記浮動板の前記第2の表面に力を生じさせて,前記基板と接触している前記浮動板の第1の表面を保持することができる弾性部材
を備え,
前記アクチュエータを回転させることで,前記浮動板と前記基板との相対運動によって板を係止することができる表面処理装置用板係止機構に関する。
好適には,前記基板は前記表面処理装置の底面に取り付けるよう適合される。
本発明の更なる形態は,
(a)受容開口と少なくとも1つの阻止部材とを有する連結板;
(b)基板開口を有し,前記受容開口の形状と相補的形状を有する基板;
(c)前記基板と実質的に整列可能な浮動板であって,第1の表面と,少なくとも1つの浮動板突出部と,浮動板開口とを有し,前記第1の表面が前記基板と接触する浮動板;
(d)前記浮動板開口を貫通して前記基板開口と係合する締結具;及び
(e)前記締結具と動作可能に連結され,前記浮動板の第2の表面に接触して,前記基板に接触した前記浮動板の前記第1の表面を保持する弾性部材を備え,
前記基板が前記受容開口内に位置すると,前記浮動板は,少なくとも1つの前記浮動板突出部を少なくとも1つの前記阻止部材と整列させて,前記連結板を定位置で係止することができるよう回転可能である,表面処理装置用板係止機構に関する。
本発明の更に別の形態は,
(a)アクチュエータと,少なくとも1つの浮動板突出部と,浮動板開口とを有する浮動板;
(b)前記浮動板開口を貫通する締結部であって,頭部及びシャンクを有し,基板と係合するよう適合された締結具;及び
(c)少なくとも部分的に前記シャンクを包囲し,前記締結具の頭部と前記浮動板の受容面との間に延在する弾性部材
を備え,
前記締結具の頭部を前記浮動板の前記受容面に移動させて前記弾性部材を圧縮する表面処理装置用板係止機構に関する。
本発明の別の更なる形態は,
(a)締結具を使用して浮動板を基板に連結する工程であって,前記基板は前記表面処理装置の底面に取り付けられ,前記浮動板と前記基板とは実質的に整列可能であり,前記浮動板は少なくとも1つの浮動板突出部を有し,前記締結具は,前記締結具によって部分的に圧縮された状態で保持された弾性部材と動作可能に連結される工程;
(b)前記基板を包囲するように前記連結板を位置決めする工程であって,前記連結板は受容開口と少なくとも1つの阻止部材とを有し,前記受容開口は,整列した前記浮動板及び前記基板の形状と相補的形状である工程;及び
(c)前記浮動板を回転させて,前記少なくとも1つの浮動板突出部を前記少なくとも1つの阻止部材と整列させることにより前記連結板を保持する工程
を含む,連結板を表面処理装置上で保持する方法に関する。
本発明の更なる形態は,中空通路を画定する板鍔を備え,前記板鍔は,前記回転板の面から略垂直に延長して連結板で終端し,前記連結板が前記回転板の面と平行な面内にあり,前記中空通路と連続する受容開口を有する表面処理装置用回転板に関し得る。
本発明の更なる特徴は,以下の詳細な説明から明らかとなるであろう。
本明細書全体にわたって,文脈がその他のものを必要としない限り,表現「含む(comprises)」及び「含む(comprise)」又は「含む(comprising)」等の変化形は規定の整数,或いは整数又は工程の群を含むが,あらゆる他の整数又は整数群を除外するものではないと示唆していることは理解されよう。
本発明を容易に理解及び実用化できるようにするために,添付図面を参照して,好適な実施形態を一例として記載する。添付図面において,同じ符号は同じ部品を示す。
本発明の一実施形態による板係止機構を採用した表面処理装置の底面の斜視図。 本発明の一実施形態による板係止機構の構成部品を,連結する回転板及び付属品と共に示す分解図。 本発明の一実施形態による板係止機構の斜視図。 係止解除された/取り外し可能な態様の,本発明の一実施形態による板係止機構の斜視図。 係止された/操作可能な態様の,本発明の一実施形態による板係止機構の斜視図。 本発明の更なる実施形態による板係止機構の斜視図。 本発明の更に別の実施形態による板係止機構の斜視図。 本発明の様々な実施形態による板係止機構を形成する際に使用する代替設計の平面図。 本発明の様々な実施形態による板係止機構を形成する際に使用する代替設計の平面図。 本発明の様々な実施形態による板係止機構を形成する際に使用する代替設計の平面図。 本発明の様々な実施形態による板係止機構を形成する際に使用する代替設計の平面図。
発明の詳細な説明
本明細書で述べる板係止機構の実施形態を,コンクリート用研削機/ポリッシャーの表面処理装置における使用に関して記載する。しかし,これらはサンダー又は路面処理装置等,多数のその他の表面処理装置にも同様に適用可能であることを理解されたい。
本明細書で使用する用語「表面処理」は,平滑化,研磨,研削,クリーニング,樹脂/ラッカー/塗料等の除去,スライス,破砕,きさげ仕上げを指す。用語「研削」は,一般には,研磨/摩擦加工工程を使用する任意のタイプの表面処理を指すために使用される。
図1は,本発明の一実施形態による板係止機構50を採用した表面処理装置10の底面の斜視図である。表面処理装置10は,当業界で一般に使用されるタイプの任意のコンクリート用研削機,床ポリッシャー,サンダー等であってよい。このような表面処理装置10の非限定的な例としては,ポリバック インターナショナル プロプライエタリー リミテッド(Polivac International Pty Ltd)から市販されている装置(例えば,ブラシ速度420rpmのポリバック(Polivac)PV25床ポリッシャー,ブラシ速度350rpmのポリバックSV30,又はブラシ速度192rpmポリバックSV25サンダー)又はロタバック(Rotavac)から市販されている装置がある。表面処理装置10のハウジング,本体,及び,内部の機構は,それ自体は本発明の主題ではなく,全般的に,表面処理技術の当業者に周知の標準的なタイプとする。
表面処理装置10はハウジング11を有し,操作者がハンドル12を押して駆動すると,研削盤21と共に移動する。表面処理装置10の底面には,研削盤21の形態の表面処理工具を取り付けた回転板20がある。回転板20は中央に,図1に内壁が示された板鍔22で形成される円筒貫通孔又は開口を有する。板鍔22の内部上方には,回転板20を使用中に定位置に保持する働きをする板係止機構50が配置される。図2に更なる詳細を示す。
図2は,本発明の一実施形態の板係止機構50の構成部品を,連結する回転板20及び付属品と共に示す分解図である。記載した実施形態では,回転板20は,研削面に取り付けられる3枚の研削盤21を有し,該研削盤21は,作動中に被処理表面に接触して該被処理表面を研削する。研削盤21は,サンドペーパー,石,炭化ケイ素チップ又はダイヤモンドチップのような研磨材を有する金属構造物であってよい。回転板20は,研削面と反対側の面に,板鍔22を有し,該板鍔22は,回転板20の平面から全体的に上方に突出して,同じ直径の回転板20の研削面の開口と連続する円柱を形成する中空内部を画定する。
また,回転板20は,各研削盤21のための盤取付開口23を備え,該盤取付開口23は,使用時に,各研削盤21内に形成された研削盤開口24と整列する。これらの整列した開口23及び開口24は,研削盤締結具25を受容して研削盤21を定位置に堅固に保持するが,必要に応じて研削盤21を回転させることもできる。図示の実施形態では,研削盤締結具25はマンドレルの形態であるが,有利には,該マンドレル25は磁性マンドレルであり得る。マンドレル頭部26は,連結する研削盤21が不注意に外れてしまわないよう,回転板20の上面に当接した状態で示される。磁性マンドレル25を使用することで,研削盤21を素早く容易に着脱することができ,これによって,十分に滑らかな仕上げを達成するために,段階的に目がより細かくなる材料の研磨材を使用する必要がある場合に,かなりの時間を節約することができる。
回転板20は,多数のバラスト取付開口27を更に備え,回転板20上にバラスト28のような錘を配置し,取り付け可能にして切削力を増大させる。簡単なボルト等であり得るバラスト締結具29は,バラスト28内に形成された開口(図示せず)とバラスト取付開口27とを貫通させて,バラスト28を回転板20に固定するために使用される。バラスト28を表面処理装置10のハウジング11上に配置する,又は,表面処理装置10自体に組み込むのではなく,回転板20上に担持させることができることは,本発明の明白な利点である。板鍔22は,回転板20と表面処理装置10の底面との間に十分な間隙を提供し,これにより,この間隙にバラスト28を配置することができ,また,本発明の板係止機構において,回転板20を効果的に浮揚させることができ(以降で詳細に説明する),これは,バラスト28をより十分に支持することができ,より有効に利用できることを意味する。
分かりやすくするために,図面では連結板30を板鍔22とは別個に示すが,該連結板は板鍔22と一体形成されるのが好ましく,又は,該連結板は,回転板20における研削盤21を有さない表面の最も近くで,レート鍔22の縁に何らかの方法で恒久的に取り付けられ,板鍔22の内部に形成した中空円筒内部を覆う部分的なカバーを形成してもよい。連結板30を,板鍔22の上縁に溶接,ボルト締め,又はそれ以外の方法で固定してもよく,また,連結板30は,図示の実施形態では突出する楔形を有する阻止部材32を形成するように成形された受容開口31を備え,その結果,阻止部材32が,その両側で切欠き部分と隣接するようなパターンが形成される。連結板30は,本発明の板係止機構50の構成部品を形成する。
板係止機構50は,受容開口31の形状と相補的となるよう成形された,受容開口31内に配置することができる係止基板51を更に備える。係止基板51は,その本体55内に形成された中央開口52と,係止基板51の本体55から放射状に広がる突出部材54内に形成された放射状開口53とを有する。楔形の突出部材54と切欠き部分との交互パターンが連結板30のパターンと類似しているため,係止基板51内の比較的小さい開口を無視して,2つを嵌合して1つの堅固な板を形成することができる。係止基板51の厚さと連結板30の厚さは実質的に同じであるため,一方を他方の内部に嵌合すると,表面処理装置10の底面から見た場合,この2つの表面は同一平面を成す。放射状開口53を貫通し,表面処理装置10の適切な強度で回転可能なあらゆる部品に接続するネジ,ボルト等の形態であり得る係止基板締結具56を使用して,係止基板51を表面処理装置10の底面に接続することができる。代替実施形態では,係止基板51は単純に表面処理装置10の底面に既に存在する回転板又は面であってよく,これに浮動板60を取り付けることができる。したがって,本発明は新規の表面処理装置10に組み込むことができるだけでなく,最小限の変更で既存の装置に組み込むことができる。
浮動板60は,係止基板51と接触する接触面を有し,この接触面は,板51の形状と実質的に適合する形状を有する。浮動板60における係止基板51と接触する面と反対側の面は,ハンドル61の形態のアクチュエータを備え,ハンドル61にはハンドル開口62を設けてよい(図3により明確に示す)。ハンドル61の下方にあるのは,少なくとも部分的にネジ付きのシャンク64を有するボルトの形態の締結部材63であり,シャンク64の周囲には,図示の実施形態では圧縮バネのようなバネの形態の弾性部材又は緩衝部材65が配置される。弾性部材65は,使用される材料が比較的摩耗が生じる使用環境に耐えられるものであれば,様々な設計のバネ又は固形ゴム及び/又はポリマー圧縮体等の,当業者に周知の他の様々な形態であってよい。シャンク64のネジ山部分は,浮動板の中央開口66を貫通して,係止基板51のネジ付き中央開口52で終端し,これと係合する。シャンク64のネジ山部分は,実際には浮動板の中央開口66と螺合するのではなく,単に前記開口を貫通するだけである。板係止機構50の構成部品を図3により詳細に示す。
図3は,本発明の一実施形態による板係止機構50の斜視図である。ここでもまた,分かりやすくするために,連結板30を回転板20の残りの部分と別々に示す。図3から明らかなように,浮動板60の形状と係止基板51の形状は,整列した際に連結板30の受容開口31の相補的形状と堅固に嵌合する。
上述したように,係止基板51は係止基板締結具56によって適切な位置で表面処理装置10の底面に固定されるので,いかなる方法でも自由に動かすことができなくなる。係止基板51を取り付ける構成部品(又は係止基板51自体)は,表面処理装置10のモータによって回転可能であることによって回転板20を回転させることができる標準的な部品である。浮動板60の接触面は,ハンドル61に引張力が加わらない限り,係止基板51と直接接触させて保持されるので,浮動板60と係止基板51が定位置で整列すると,ハンドル61がまず受容開口31に入り,係止基板51が受容開口31内に位置し,連結板30の可視面と係止基板51の可視面が実質的に同一平面を成すまで回転板20を引き上げることによって,連結板30と取り付けられる回転板20とを適切な位置に配置する。その後,回転板20は定位置に置かれ,係止される状態となる。
浮動板の中央開口66にはネジ山が無く,それ自体はボルト63のネジ付きシャンク64と係合しないが,浮動板60は弾性部材65によって生じる圧縮力によって係止基板51の表面と接触させて保持される。この圧縮力は,ボルト63を係止基板51に螺合させ,十分に係止基板51と係合させ,ボルト63の頭部又は連結するワッシャで弾性部材65を圧縮する際に生じ,弾性部材65はこの圧縮力を弾性部材が接触する浮動板60の表面に伝達することで,浮動部材60を係止基板51と接触させる。ボルト63を締める程度によって,浮動板60に伝達される力が決定し,ひいては,回転板20からの力が緩衝効果に反する働きをする際に発生する緩衝効果の程度が決定する。
一実施形態では,本発明は,
(a)受容開口と少なくとも1つの阻止部材とを有する連結板;
(b)基板開口を有し,受容開口内に収容される前記基板;
(c)前記基板と接触し,該基板と実質的に整列可能な浮動板であって,少なくとも1つの浮動板突出部と浮動板開口とを有する浮動板;
(d)前記浮動板開口を貫通し,前記基板開口と係合する締結具;及び
(e)前記浮動板の表面に力を加えるよう適合された弾性部材
を備え,
前記少なくとも1つの浮動板突出部を少なくとも1つの阻止部材と整列させるために浮動板を回転させることにより,前記連結板が保持される表面処理装置用板係止機構に関する。
好適には,前記弾性部材は,前記締結具と動作可能に連結される。
好適には,前記弾性部材は,前記締結具が貫通するバネである。
前記締結具が更に前記基板開口内に位置することにより,前記弾性部材は更に圧縮される。前記弾性部材を更に圧縮することで,浮動板の表面に加わる力が増大する。弾性部材によって浮動板の表面に加わる力は,連結板の重量によって浮動板に加わる力に反する働きをする。
図4Aは,本発明の一実施形態による板係止機構50の,係止解除された/取り外し可能な態様を示す斜視図である。図3に関して説明したように,浮動板60と係止基板51とは整列し,共に連結板30の受容開口31に挿入される。図4から明らかなように,浮動板60と係止基板51とが整列すると,係止基板締結具56の頭部は浮動板突出部67内に形成された浮動板開口68内に収容され,これにより,浮動板60のあらゆる回転運動が防止される。
図4Aに示されるこの位置は,係止基板51が表面処理装置10の底面に固定されており,回転板20(分かりやすくするために図示せず)が取り付けられている連結板30がハンドル61から滑り落ち,係止基板51が受容開口31内で同一平面を成す状態を示す。係止基板51と連結板30とは同じ厚さであるため,浮動板60は連結板30の表面より上に位置することが分かる。図示の位置から,使用者は回転板20と連結板30とを定位置で係止することができる。
図4Bは,本発明の一実施形態による板係止機構50の,係止された/操作可能な態様を示す斜視図である。図4Aの位置から図4Bの位置に移動させる際に,使用者はハンドル61を引き上げなければならず,該ハンドル61は浮動板60と一体的に形成されている,又は,浮動板60に取り付けられているため,ハンドル61を引き上げることで,浮動板60は接触していた係止基板51の表面から離れ,弾性部材65が圧縮される。使用者はこのようにして浮動板突出部67が係止基板締結具56の頭部の高さより上に来る位置まで浮動板60を引き上げ,その後,ハンドル61を捻って又は回転させて,浮動板60をボルト63のシャンク64と係止基板51の双方に対して回転させる必要がある。その結果,浮動板突出部67は係止基板締結具56の頭部間に位置し,この位置で使用者はハンドル61を解除することができる。係止基板締結具56は,浮動板60が回転して,浮動板突出部67が突出部材54と整列し,回転板20が外れる位置まで到達するのを防ぐ。したがって,係止基板締結具56は,係止基板51を表面処理装置10に固定する働きだけでなく,板係止機構を係止された/操作可能な位置で保持する働きもする。
この位置では,連結板30の阻止部材32は裏側に閉じ込められた状態であり,係止基板51の突出部材54と接触していた浮動板の突出部67の面と少なくとも部分的に接触することは理解できるであろう。これが操作可能な態様であり,回転板20(連結板30と一体である,又は,連結板30に取り付けられている)が表面処理装置10の底面の定位置で保持され,この位置で浮動板60の前記態様によって係止される。この操作可能な態様では,係止基板51と浮動板60は,板鍔22の壁で画定される中空円筒状開口内に位置する。この態様は図1に示される。続いて,研削盤21を回転板20上の定位置に配置することができ,使用者はセメント床の研削等の表面処理加工を開始することができる。
表面処理加工の終了後に,使用者が回転板20を外す,或いは,バラスト28を追加又は外すことを望む場合は,図4Bに示す位置からハンドル61を引き上げて,係止基板締結具56の頭部が浮動板開口68と整列するまで回転させると,この位置でハンドル61が解除され,図4Aに示す係止解除又は取り外し位置を達成することができる。その後,回転板20は,調整及び再取り付け又は保管のために,容易に取り外される。
上述のシステムは,従来技術に対する多くの利点を提供する。第一に,一旦係止基板51を表面処理装置10の底面に恒久的に取り付けると,ハンドル61を引いて捻ることによって係止形態と解除形態を切り替えるだけで,回転板20の着脱を行うことができる。その結果,例えば,表面を微細な仕上げになるように研削するのに,様々なグレードの研削盤21やバラスト28を回転板20に追加する又は回転板20から取り外す必要があり得る,又は実際に異なるサイズ又は重さの回転板20を使用する必要があり得る,コンクリートの研磨のような作業中において,大幅に時間を節約できる。このような定期的な交換を行うには,回転板20を頻繁に取り外す必要があるので,交換を迅速に行うことができるようにする任意の機構を備えることにより,操作者にとって時間と費用の節約になる。
第二に,重要な点として,図示の設計により,表面処理中に凸凹の表面によって生じる衝突や振動に対する緩衝効果が得られる。表面処理時には,回転板20で研削盤21を保持する方法又は角度,又は被処理表面に研削盤21を向ける方法又は角度が重要である。凹凸の表面によりこの角度が変化するため,所望の動作より強い切削又は研削動作となり,表面を恒久的に損傷する恐れがある。本発明は,回転板20を絶対的な固定位置に保持するのではなく,弾性部材65によって,及び,回転板20を係止機構50によって表面処理装置10の底面から吊下する方法によって,回転板20が被加工表面の特殊な輪郭に応じて撓み,向きを変えることができるようなシステムを提供する。この効果は以下に詳細に説明する。
図4Bに示す係止された態様の際,回転板20は,表面処理装置の底面から実質的に吊下された状態であり,連結板30の阻止部材32が浮動板60の浮動板突出部67と重畳して係合することにより吊下されている。浮動板60は,ネジ付きシャンク64において係止基板51と係合したボルト63の頭部及び連結するワッシャによって定位置で保持されている圧縮バネ65から受ける抵抗力がなければ,浮動板自体の重さによって処理表面に向かって付勢されることになる。操作中に,被加工表面に衝突又は傾斜が生じた場合,回転板20は一方又は他方に傾く。この移動によって生じる力が浮動板突出部67に伝達されて圧縮バネ65に押圧され,該圧縮バネ65を更に圧縮させる。圧縮バネ65は,このわずかな動きを許容するが,力の衝撃を抑制し,回転板20によって追加の力が感知されなくなると通常の状態に戻る。この動作により,過度の研削や表面損傷をもたらす可能性のある不均一な表面による振動や急激な動きを抑制しながら,回転板20,ひいては取り付けられている研削盤21を必要なだけ移動させることによって,不均一な表面に適応することができる。
浮動板60及び弾性部材65を使用することによって得られる可撓性の更なる利点は,表面処理装置10が操作者にとってより操作しやすいことである。上述したように,比較的わずかな圧力で浮動板60を動かすことができ,表面処理装置10は浮動板の動きを維持しながら,その動きに追従する。表面処理装置10を左右に動かすのに必要な操作者の労力は少なく,制御しやすいので,より少ない肉体労作でより良好な仕上げを行うことができる。この点は,必ずしも華奢な人によって操作されるとは限らず,予期しない動き又は望ましくない動きになりやすいために理想的な仕上げを行うことができない先行技術の装置に比べて,大幅に改善された点である。
更に,回転板20の取り付け及び取り外しの容易さに加えて,回転板20自体の設計により,バラスト28を表面処理装置10のハウジング11ではなく回転板20に直接接続することができる。これにより,装置の錘とバラストの錘とを分離しやすくなり,より簡単かつ安全に持ち上げて搬送するために装置とバラストを分離することができる。重要なことは,これにより,表面処理装置自体の衰耗を低減することもできるということであり,これは,回転板20がバラスト28の錘に耐えられるように作られているため,被処理表面の研削時に,表面処理装置10の実作業の大部分を回転板20が担うことによる。研削工具,すなわち,回転板20及び研削盤21を介して処理表面と接触している研削板を,多かれ少なかれ表面処理装置10本体から離し,吊下して浮揚させるシステムを提供することは大きな利点である。なぜなら,被処理表面の調整,衝突等による揺動,及び,処理表面で受ける抵抗が,全て回転板20,ひいては弾性部材65に伝達され,これにより必要な作業及び表面処理装置10に生じる衰耗が低減され,更に,このような事象が生じた際に,使用者が表面処理装置10を制御するのが大幅に容易になるからである。上述した浮揚効果によって得られる利点から考えて,本発明においては,ホイールを有さない,又は,取り外し可能なホイールを有する表面処理装置10と併用するのが好ましい。これは,一連のホイールによって恒久的に持ち上げて支持することで,被処理表面との接触が低減されるので,浮揚支持システムの効果が低下してしまうためである。
本発明の一実施形態は,中空通路を画定する板鍔を備える表面処理装置用の回転板に関し,該鍔は回転板の平面から全体に上方に延長し,中空通路と連通する受容開口を有する連結板で終端する。
好ましくは,板鍔は,回転板の表面より上方に,該板鍔により形成される中空通路内に係止機構を収容するのに十分な距離だけ延長する。
適切には,受容開口は,その中に収容することができる係止基板と相補的形状を有する。回転板には,研削工具及び錘をそれぞれ取り付けるための盤取付開口及び/又はバラスト取付開口を設ける。研削工具を磁性マンドレルのような締結具を使用して回転板に取り付けてよい。磁性マンドレルを使用することにより,研削工具を極めて効率良く取り外して交換できる。
当然のことながら,連結板30の受容開口31はうまく機能するように係止機構の係止基板51の形状に合わせなければならないので,板係止機構50は回転板20の連結板30を含むと考えてよいが,係止板機構50は,表面処理装置10に取り付けるための係止基板51及び浮動板60を,実際に係止作用をもたらす弾性部材65と組み合わせたものである。連結板30は一般に,回転板20と一体に形成される,或いは,回転板20に恒久的に取り付けられるので,回転板及び他の係止機構部品は,相補的形状及び作動係合で定義される相互作用関係にあり,そのため,ここで提案する本発明の解決手段は,回転板と他の係止機構部品により共有される。
本発明が,図1〜図4Bに示す連結板30,受容開口31,係止基板51,及び,浮動板60の特定の形状に限定されないことを当業者は理解するであろう。他の形状も適しており,後述するように,実際には他の形状でもそれぞれ特有の利点が得られる。
図5は,本発明の更なる実施形態による板係止機構100の斜視図である。この板係止機構100は,基本的には上述の形態と同じように動作するが,構成部品の形状は,楔形の阻止部材32,突出部材54,及び,浮動板突出部67から変更されて,クローバ形の設計になるので,個々の突出部の縁は円形になる。
連結板101は,受容開口102と,先端が丸い突出部材に対応する阻止部材103とを有する。係止基板110は,3つの突出部材111と,中央開口112と,係止基板110を表面処理装置10の底面に取り付ける締結具を受容するための多数の放射状開口113とを有する。浮動板120は,浮動板突出部121と,浮動板開口122と,ネジ山を有し,かつ,ボルト125の相補的なネジ付き部分と係合する浮動板中央開口123とを有する。ハンドル126は,浮動板120における係止基板110と接触しない表面に一体的に形成され,圧縮バネの形状の弾性部材127がボルト125の周囲に配置される。
上述の実施形態と同様に,浮動板120と係止基板110のそれぞれの接触面は,形状及び寸法が実質的に同じであるため,大きくずれることなく互いを整列することができる。これらの形状は,受容開口102の形状と相補的であるので,係止基板110をその中に配置することができ,上述したように,回転板(図示していないが,連結板101と一体である)の着脱が可能である。
楔形の設計からクローバ形の設計に形状を変更することによる主な相違点は,回転板から伝わる動きに応じて浮動板が動く方法である。図5に示すクローバ形の設計により,回転板の動きはわずかによりはっきりとした円形の動きになる。この円形の動きは,特定の使用者及び特定の表面の種類の研削に有利に適している。
図6は,本発明の更に別の実施形態による板係止機構200の斜視図である。この板係止機構200は,基本的には上述の形態と同じように動作するが,ここでは部品の形状は,楔形又はクローバの葉の形の設計から変更されて,X字形又は十字形の設計になるので,個々の突出部は五角形の上面及び側面を想起させる。
連結板201は,受容開口202と三角形の阻止部材203とを有する。係止基板210は,4つの突出部材211と,中央開口212と,係止基板210を表面処理装置10の底面に取り付ける締結具を受容するための多数の放射状開口213とを有する。浮動板220は,浮動板突出部221と,浮動板開口222と,ネジ山を有し,かつ,ボルト225の相補的ネジ付き部分と係合する浮動板中央開口223とを有する。ハンドル226は,浮動板220における係止基板210に接触しない表面に一体的に形成され,圧縮バネの形態の弾性部材227がボルト225の周囲に配置される。
上述の実施形態と同様に,浮動板220と係止基板210のそれぞれの接触面は,形状及び寸法が実質的に同じであるため,大きくずれることなく互いを整列することができる。これらの形状は,受容開口202の形状と相補的であるので,係止基板210をその中に配置することができ,前記の通り,回転板(図示していないが,連結板201と一体である)の着脱が可能である。
図5に示す実施形態と同様に,様々な突出部の形状に変更することによる主な相違点は,回転可能な板から伝わる動きに応答して浮動板が動く方法である。図6に示す設計により,より高い毎分回転数で動作する場合に,回転板を更に安定させることができる。
図7A〜図7Dは,本発明の様々な実施形態の板係止機構を形成するために使用する,多数の代替設計310,320,330,340の平面図である。各実施形態は,係止基板が連結板内に収容された図であり,各々の設計では,浮動板は係止基板の下にあり(この図では隠れている),上述した実施形態と同様に,係止基板と実質的に同じ形状である。これらの代替設計は,提供される緩衝効果及び表面処理装置10を駆動する際の操作者の体感の点で,独自の利点を有する。310は,中央部分から延長した突出部を四角形に成形した係止基板及び浮動板の構造を示し,320は三つ又の五角形の突出部を示し,330はカットオフ部を有する単純な三角形を示し,340は310と同じ状態であるが,四角形の突出部の面のそれぞれが湾曲している(最外側部は外側に湾曲している,すなわち凸状であり,側面は内側に湾曲している,すなわち凹状である)形状を示す。
本明細書全体を通じて,その目的は,本発明をいかなる実施形態又は特徴の特定の集合に限定することなく,本発明の好適な実施形態を説明することである。したがって,現開示を考慮して,本発明の範囲から逸脱することなく,例示された特定の実施形態において種々の修正及び変更が可能であることを当業者は理解するであろう。

Claims (22)

  1. (a)受容開口と少なくとも1つの阻止部材とを有する連結板;
    (b)基板開口を有し,前記受容開口の形状と相補的形状を有する基板;
    (c)前記基板と実質的に整列可能な浮動板であって,第1の表面と,少なくとも1つの浮動板突出部と,浮動板開口とを有し,前記第1の表面が前記基板と接触する浮動板;
    (d)前記浮動板開口を貫通して前記基板開口と係合する締結具;及び
    (e)前記締結具と動作可能に連結され,前記浮動板の第2の表面に圧接される弾性部材を備え,
    前記受容開口内に前記基板を収容することにより,前記浮動板を回転して,少なくとも1つの前記浮動板突出部を少なくとも1つの前記阻止部材と整列させて,前記連結板を定位置で係止することができる表面処理装置用板係止機構。
  2. 前記連結板が,研削工具を備える回転板に連結される請求項1記載の板係止機構。
  3. 前記研削工具が,磁性マンドレルによって前記回転板に連結される請求項2記載の板係止機構。
  4. 前記連結板が,前記回転板と一体である請求項1〜3いずれか1項記載の板係止機構。
  5. 前記浮動板が更にアクチュエータを備える請求項1〜4いずれか1項記載の板係止機構。
  6. 前記基板が,本体から延長した少なくとも1つの突出部材を備える請求項1〜5いずれか1項記載の板係止機構。
  7. 前記少なくとも1つの浮動板突出部が,前記少なくとも1つの突出部材において前記基板と整列可能である請求項6記載の板係止機構。
  8. 前記少なくとも1つの突出部材において,前記基板が,前記受容開口の相補部分に収容されるよう適合される請求項1〜7いずれか1項記載の板係止機構。
  9. 前記締結具が前記基板開口と螺合する請求項1〜8いずれか1項記載の板係止機構。
  10. 前記弾性部材が,前記締結具が貫通する圧縮バネである請求項1記載の板係止機構。
  11. 前記締結具を前記基板開口に更に移動させることにより,前記圧縮バネが圧縮され,前記浮動板の前記第1の表面を前記基板と接触させて保持する力が増大する請求項10記載の板係止機構。
  12. 前記少なくとも1つの突出部材において,前記基板が位置決め用締結具を受容するための放射状開口を備える請求項6〜11いずれか1項記載の板係止機構。
  13. 前記位置決め用締結具の頭部が,前記少なくとも1つの浮動板突出部内に形成された浮動板開口内に収容可能である請求項12記載の板係止機構。
  14. 前記アクチュエータが,該アクチュエータを回転させる前に,前記位置決め用締結具の頭部の高さより上に前記浮動板を配置するために,前記基板から離れる方向に十分な間隔だけ移動する請求項13記載の板係止機構。
  15. (a)アクチュエータと,少なくとも1つの浮動板突出部と,浮動板開口とを有する浮動板;
    (b)前記浮動板開口を貫通する締結部であって,頭部及びシャンクを有し,基板と係合するよう適合された締結具;及び
    (c)少なくとも部分的に前記シャンクを包囲し,前記締結具の頭部と前記浮動板の受容面との間に延在する弾性部材
    を備え,
    前記締結具の頭部を前記浮動板の前記受容面に移動させて前記弾性部材を圧縮する表面処理装置用板係止機構。
  16. 前記浮動板が,中央本体から延長した複数の浮動板突出部を有する請求項15記載の板係止機構。
  17. 前記弾性部材が前記締結具が貫通する圧縮バネである請求項15又は16記載の板係止機構。
  18. (a)受容開口と少なくとも1つの阻止部材とを有する連結板;
    (b)基板開口を有し,前記受容開口の形状と相補的形状を有する基板;
    (c)前記基板と実質的に整列可能な浮動板であって,第1の表面と,少なくとも1つの浮動板突出部と,浮動板開口とを有し,前記第1の表面が前記基板と接触する浮動板;
    (d)前記浮動板開口を貫通して前記基板開口と係合する締結具;及び
    (e)前記締結具と動作可能に連結され,前記浮動板の第2の表面に圧接される弾性部材を備え,
    前記受容開口内に前記基板を収容することにより,前記浮動板を回転して,少なくとも1つの前記浮動板突出部を少なくとも1つの前記阻止部材と整列させて,前記連結板を定位置で係止することができる板係止機構と,
    前記連結板が連結される回転板を備え,
    前記回転板が,
    中空通路を画定する板鍔を備え,前記板鍔,前記回転板の面から略垂直に延長して前記連結板で終端し,
    前記連結板が,前記回転板の面と平行な面内にあり,前記中空通路と連続する受容開口を有することを特徴とする表面処理装置
  19. 前記回転板の前記板鍔が,前記回転板の表面より上方に,前記中空通路内に前記板係止機構を収容するのに十分な距離だけ延長する請求項18記載の表面処理装置
  20. 前記回転板の前記受容開口が,前記受容開口と相補的形状を有する基板を収容するよう適合される請求項18又は19記載の表面処理装置
  21. 前記回転板が,研削盤及び錘をそれぞれ取り付けるための盤取付開口及び/又はバラスト取付開口を更に備える請求項18〜20いずれか1項記載の表面処理装置
  22. 前記研削盤が,磁性マンドレルによって前記回転板に取り付けられる請求項21記載の表面処理装置
JP2013520924A 2010-07-29 2010-07-29 板係止機構 Expired - Fee Related JP5712290B2 (ja)

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
PCT/AU2010/000962 WO2012012820A1 (en) 2010-07-29 2010-07-29 Plate locking mechanism

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2013535345A JP2013535345A (ja) 2013-09-12
JP5712290B2 true JP5712290B2 (ja) 2015-05-07

Family

ID=45529265

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2013520924A Expired - Fee Related JP5712290B2 (ja) 2010-07-29 2010-07-29 板係止機構

Country Status (6)

Country Link
US (1) US20130165025A1 (ja)
EP (1) EP2598285A4 (ja)
JP (1) JP5712290B2 (ja)
CN (1) CN103140325A (ja)
AU (1) AU2010358359A1 (ja)
WO (1) WO2012012820A1 (ja)

Families Citing this family (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101558484B1 (ko) 2014-04-23 2015-10-07 김현태 가압 중량의 변경이 가능한 연마기용 기구
US10632586B1 (en) * 2018-01-23 2020-04-28 Amano Pioneer Eclipse Corporation Two speed multi head wood floor sanding system
CN108620976A (zh) * 2018-04-01 2018-10-09 刘少军 一种精确定位浮动去披锋打磨设备
WO2019231323A1 (en) * 2018-05-29 2019-12-05 Lagerwaard Edward Johannes Floor treatment apparatus
CN109202639A (zh) * 2018-08-09 2019-01-15 利辛县盈德纱网有限公司 一种木雕生产用打磨装置
CN111546159B (zh) * 2020-06-08 2021-06-25 上海高仙自动化科技发展有限公司 抛光头组件及石材抛光机器人
CN113021103B (zh) * 2021-04-19 2023-05-12 易筑(深圳)科技有限公司 一种可折叠墙面打磨器
CN113431335B (zh) * 2021-08-03 2023-03-14 宜春职业技术学院(宜春市技术工人学校) 一种用于室内装饰的地面处理设备

Family Cites Families (16)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3912411A (en) * 1971-09-22 1975-10-14 Robert H Moffat Thread latching mechanism
CA1204067A (en) * 1983-04-29 1986-05-06 Miksa Marton Clutch assembly for sanding head
JPH0131373Y2 (ja) * 1985-06-24 1989-09-26
US4657428A (en) * 1985-09-10 1987-04-14 Wiley Edward R Quick change mechanism for circular saw blades and other spinning disc devices
US4730952A (en) * 1986-08-04 1988-03-15 Wiley Edward R Quick change mechanism for circular saw blades
JP3665188B2 (ja) * 1997-09-03 2005-06-29 不二越機械工業株式会社 研磨装置
JP2001219379A (ja) * 2000-02-09 2001-08-14 Dyuuku Planning:Kk 研磨具
JP4657428B2 (ja) * 2000-08-10 2011-03-23 電気化学工業株式会社 急結剤、吹付材料及びそれを用いた吹付工法
DE10225051A1 (de) * 2002-06-06 2004-01-08 Robert Bosch Gmbh Einsatzwerkzeug mit einer Befestigungseinheit
DE10225583A1 (de) * 2002-06-10 2004-01-08 Robert Bosch Gmbh Werkzeugaufnahme und Einsatzwerkzeug
DE10308743B3 (de) * 2003-02-28 2004-11-11 Hilti Ag Schnellspannmutter für scheibenförmige Werkzeuge
DE10352291A1 (de) * 2003-11-08 2005-06-02 Robert Bosch Gmbh Werkzeugaufnahmevorrichtung für ein Einsatzwerkzeug mit einer zumindest im Wesentlichen scheibenförmigen Nabe
DE10361810A1 (de) * 2003-12-30 2005-07-28 Robert Bosch Gmbh Handwerkzeugmaschine mit Spanneinrichtung
JP4730952B2 (ja) * 2005-09-05 2011-07-20 東洋ゴム工業株式会社 空気入りタイヤ
US7186172B1 (en) * 2006-05-15 2007-03-06 Nao Enterprise, Inc. Spring force adapter for round blade for a grinder
US8858301B2 (en) * 2008-01-07 2014-10-14 Lachlan George Reid Attachment mechanism for a cutting disc

Also Published As

Publication number Publication date
WO2012012820A1 (en) 2012-02-02
EP2598285A1 (en) 2013-06-05
AU2010358359A1 (en) 2013-02-28
EP2598285A4 (en) 2013-12-25
CN103140325A (zh) 2013-06-05
US20130165025A1 (en) 2013-06-27
JP2013535345A (ja) 2013-09-12

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5712290B2 (ja) 板係止機構
US8147297B2 (en) Surface grinding machine and grinding head therefor
US10259095B2 (en) Method and apparatus for treating a floor surface with zero-tolerance edging
CA2717530C (en) Orbital smoothing device
US9242331B2 (en) Electric sharpener for ceramic and metal blades
US11326359B2 (en) Concrete surface polishing trowel and conversion adaptor
EP2262613B1 (en) Method, apparatus, and system using adapter assembly for modifying surfaces
US11697182B2 (en) Method and apparatus for removing stock material from a surface
US6287181B1 (en) Universal polishing head
KR20090030413A (ko) 전동식 칼 연마기
JP6163686B2 (ja) 刃研ぎ機及び研磨機
US2611222A (en) Roughing and finishing tool
KR101786193B1 (ko) 왕복식 날 연마장치
EP2230046A1 (en) Sanding head adaptable to an angle grinder
US20180009084A1 (en) Abrading Disc
JP3664663B2 (ja) 木材平面仕上げ用研磨機
KR200432075Y1 (ko) 봉 연마기
WO2011090483A1 (en) Surface grinding machine and grinding head therefor
KR20130033206A (ko) 디스크 샌더
CN206169834U (zh) 一种除尘式金刚石打磨设备
KR101877138B1 (ko) 조립식 연마패드
KR100904980B1 (ko) 전동식 칼 연마기의 연마드럼
KR200302557Y1 (ko) 동력을 이용한 칼갈이 장치
CN113385992A (zh) 多功能金属表面处理设备
KR200269156Y1 (ko) 각도변환용 상부회전추를 구비한 진동바렐연마기용 진동정역모터

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20130726

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20130726

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20140602

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20140829

A602 Written permission of extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

Effective date: 20140905

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20140926

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20150209

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20150309

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5712290

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees