JP5619667B2 - 階層情報管理方法及び装置 - Google Patents

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Description

0001 本発明は、概してシンプロビジョニング及び階層管理に関し、特に、階層情報を保存かつ復元するための方法及び装置に関する。
0002 近年、シンプロビジョニングが普及してきている。シンプロビジョニングは、ライトコマンドを受信するストレージサブシステムの領域を、未割り当て領域に割り当てるための方法である。現在、ストレージサブシステムは、頻繁にアクセスされている割り当て領域を、高速かつ高価な媒体に移動し、ほとんどアクセスされていない未割り当て領域を、低速で安価な媒体に移動する。このように、特定の時間にだけ作動するプログラムがアクセスする領域は、プログラムが作動しない時は、アクセスされず、低速な媒体に移動される。しかし、プログラムが開始する時に、性能の問題が起こる。
0003 本発明の典型的な実施形態は、階層情報を保存かつ復元するための方法及び装置を提供する。特定の実施形態では、ストレージサブシステムは、階層移動ログ情報を記録する。階層移動ログは、領域が異なる階層に移動される場合の、領域と階層の関係を含む。ストレージサブシステムは、ジョブが開始した時に、階層を復元するために階層移動ログ情報を使用して、領域を元の階層に移動する。
0004 本発明の一態様は、ホストと、ネットワークと、当該ネットワークを介して当該ホストに接続されるストレージシステムとを含むシステムにおけるデータ階層管理方法であって、メモリと、複数の仮想ボリュームと、複数の論理ボリュームと、複数の物理媒体とを有するストレージシステムを対象とする。前記方法は、仮想ボリュームアドレス及び論理ボリュームアドレスによって特定される領域を選択することと、前記領域へのアクセス数に基づいて前記領域のための移動先階層を決定することと、前記決定された移動先階層及び時間を入力することによって階層移動ログ情報を更新することとを含む、階層移動ログ情報設定プロセスを実行することと、特定の領域を移動するか否かを決定するために、前記階層移動ログ情報を用いるプロセスであって、特定の時間を選択することによって、前記階層移動ログ情報から階層移動ログをロードすることと、前記特定の領域の現在の階層が、前記階層移動ログによって特定される移動先階層と等しいか否かを確認することと、前記現在の階層が前記移動先階層と等しくない場合は、前記特定の領域を前記移動先階層に移動することとを含むプロセスを実行することとを含む。
0005 いくつかの実施形態では、前記方法は、前記現在の階層が前記移動先階層に等しい場合は、前記特定の領域を前記現在の階層に維持することをさらに含む。前記方法は、論理ボリューム名と、論理ボリュームアドレスと、媒体タイプと、RAIDグループ名と、RAIDグループアドレスとを含む、前記論理ボリュームの論理ボリューム情報を格納することをさらに含む。前記方法は、仮想ボリューム名と、仮想ボリュームアドレスと、論理ボリューム名と、論理ボリュームアドレスと、アクセス数と、アクセス容量とを含む、前記論理ボリュームの仮想ボリューム情報を格納することをさらに含む。前記方法は、階層と、媒体タイプと、容量閾値とを含む、階層及び媒体定義情報を格納することをさらに含み、前記特定の領域の前記現在の階層が、前記仮想ボリューム情報と、前記論理ボリューム情報と、前記階層及び媒体定義情報とから決定される。前記移動先階層が、前記仮想ボリューム情報と、前記階層及び媒体定義情報とを参照して決定される。論理ボリューム容量が、前記論理ボリュームアドレスと、前記階層及び媒体定義情報からの前記容量閾値とから計算され、前記領域のための前記移動先階層が、前記領域へのアクセス数と、前記論理ボリューム容量とに基づいて決定される。前記方法は、仮想ボリューム名と、仮想ボリュームアドレスと、容量と、アクセス数と、容量ごとのアクセスと、現在の階層と、移動先階層とを含む階層移動先情報であって、容量ごとのアクセスの多い順に整理されている階層移動先情報を格納することをさらに含み、前記階層移動先情報が、前記仮想ボリューム情報と、前記論理ボリューム情報からの前記媒体タイプとに基づいて作成される。
0006 特定の実施形態では、前記階層移動ログ情報が、ログIDと、時間と、当該ログID及び時間に対応する性能とを含み、かつ仮想ボリューム名と、仮想ボリュームアドレスと、当該仮想ボリューム名及び仮想ボリュームアドレスに対応する階層とをさらに含む。前記方法は、領域へのリードアクセス又はライトアクセスのいずれか一方がなされた後で、前記領域への前記アクセス数を更新することをさらに含む。前記階層移動ログ情報が、前記決定された移動先階層及び前記時間、並びに前記領域へのアクセスの性能を入力することによって更新される。前記アクセス性能が、IOPS(Input Output Operations Per Second)又はBPS(Bits Per Second)のいずれか一方で測定される。
0007 本発明の別の態様に従って、データの階層管理のストレージシステムは、ネットワークを介してホストと接続され、当該ストレージシステムは、プロセッサと、メモリと、複数の仮想ボリュームと、複数の論理ボリュームと、複数の物理媒体と、階層制御モジュールとを含む。当該階層制御モジュールは、階層移動ログ情報を設定するように構成され、当該階層制御モジュールは、仮想ボリュームアドレス及び論理ボリュームアドレスによって特定される領域を選択することと、前記領域へのアクセス数に基づいて前記領域のための移動先階層を決定することと、前記決定された移動先階層及び時間を入力することによって階層移動ログ情報を更新することとを含む。前記階層制御モジュールは、前記階層移動ログ情報を使用して特定の領域を移動するか否かを決定するように構成され、当該階層制御モジュールは、特定の時間を選択することによって前記階層移動ログ情報から階層移動ログをロードすることと、前記特定の領域の現在の階層が、前記階層移動ログによって特定される移動先階層と等しいか否かを確認することと、前記現在の階層が前記移動先階層と異なる場合は、前記特定の領域を前記移動先階層に移動することとを含む。
0008 本発明の別の態様は、仮想ボリュームアドレス及び論理ボリュームアドレスによって特定される領域を選択することと、前記領域へのアクセス数に基づいて前記領域のための移動先階層を決定することと、前記決定された移動先階層及び前記領域へのアクセスの時間及び性能を入力することによって階層移動ログ情報を更新することとを含む、階層移動ログ情報設定プロセスを実行することによって、及び特定の領域を移動するか否かを決定するために前記階層ログ情報を使用するプロセスの実行であって、特定の時間を選択することによって前記階層移動ログ情報から階層移動ログをロードすることと、前記領域の現在の階層が、前記階層移動ログによって特定される移動先階層に等しいか否かを確認することと、前記現在の階層が前記移動先階層に等しくない場合、前記特定の領域を前記移動先階層に移動することとを含む、前記プロセスの実行によって、データの階層管理を行うインタフェースを対象とし、前記前記特定の領域の前記現在の階層は、階層及び媒体定義情報から決定されるものである。当該インタフェースは、ユーザから、階層と、媒体タイプと、容量閾値と、デフォルト階層とを含む前記階層及び媒体定義情報を受信することと、前記受信された階層及び媒体定義情報を階層管理画面に表示することと、前記階層管理画面に表示される前記階層及び媒体定義情報を更新するために、前記ユーザが操作するOKボタンを表示することとを実行するコンピュータ可読プログラムコード装置を含む。
0009 特定の実施形態では、前記インタフェースは、複数の復元ポイントを含む復元ポイント選択画面であって、それぞれの復元ポイントが、領域へのアクセスの時間及び性能を有し、ユーザが前記特定の時間に対応する時間の前記複数の復元ポイントのうちの一つを選択するための、復元ポイント選択画面を表示することと、前記選択された復元ポイントを復元するために、前記ユーザが操作する復元ボタンを表示することとを実行するコンピュータ可読プログラムコード装置をさらに含む。
0010 本発明の上記及びその他の特徴及び効果は、特定の実施形態についての以下の詳細な説明を考慮することにより、当業者にとって明らかとなるであろう。
0011 図1は、本発明の方法及び装置が適用され得る情報システムのハードウェア構成の一例を示す。 0012 図2は、図1のアプリケーションサーバのメモリ及び図1のストレージサブシステムのメモリの一例を示す。 0013 図3は、RAIDグループ情報、論理ボリューム情報、及びプール情報の一例を示す。 0014 図4は、仮想ボリューム情報並びに階層及び媒体定義情報の一例を示す。 0015 図5は、階層移動先情報及び階層移動ログ情報の一例を示す。 0016 図6は、階層管理画面及び復元ポイント選択画面の一例を示す。 0017 図7は、リードコマンド及びライトコマンドの一例を示す。 0018 図8は、ストレージサブシステムがアプリケーションサーバからリードコマンド又はライトコマンドを受信した場合に、ストレージサブシステムがSSD及びHDDからデータを読み出し、SSD及びHDDにデータを書き込むことを示す流れ図の一例である。 0019 図9は、定期的に実行される階層移動を示す流れ図の一例である。 0020 図10は、階層復元を示す流れ図の一例である。
0021 以下の本発明についての詳細な説明では、開示の一部を成すとともに、それによって本発明が実施され得る例示的実施形態が実例として(但し限定ではない)示される、添付の図面を参照する。当該図面において、類似の数字は、いくつかの図面を通してほぼ同様の構成要素を示すものである。また、留意すべき点として、詳細な説明では様々な例示的実施形態を提供する(以下に説明し、かつ図面で示される通り)が、本発明は本明細書において説明されかつ示される実施形態に限定されず、当業者が知っているであろう又は知るようになり得るその他の実施形態にも及び得る。本明細書における「一実施形態」、「本実施形態」、又は「上述の実施形態」の言及は、当該実施形態に関連して説明される特定の特性、構造又は特徴が、本発明の少なくとも一つの実施形態に含まれることを意味し、本明細書の様々な箇所において上記文言が使用されていても、必ずしもすべてが同一の実施形態を言及するものではない。さらに、以下の詳細な説明において、本発明を徹底して理解できるように、多くの具体的な詳細が記載されている。但し、本発明を実施するためにこれらの具体的な詳細すべてが必要なわけではないことは、当業者にとって明らかであろう。他の状況では、本発明を不必要に曖昧にしないように、周知の構造、材料、回路、プロセス及びインタフェースの詳細については説明しておらず、かつ/又はブロック図において図示している場合もある。
0022 さらに、以下の詳細な説明の一部は、コンピュータ内のオペレーションのアルゴリズム及び象徴的な態様に関して示されている。これらのアルゴリズム記述及び象徴的な態様は、データ処理分野の当業者がその新しいアイディアのエッセンスを最も効果的に他の当業者に伝えるために使用する手段である。アルゴリズムとは、望ましい最終状態又は結果へと導く一連の定義されたステップである。本発明において、実施されるステップは、具体的な結果を達成するための相応の物理的操作を必要とする。通常は(必ずしもそうではないが)、当該数量は、格納、転送、組み合わせ、比較、その他の操作が可能な電気もしくは磁気信号又は命令の形態を取る。主に一般的な使用のために、上記の信号をビット、値、要素、記号、文字、用語、数字、命令等として言及することが時として便利であることが証明されている。但し、上記の及び類似の用語のすべてが、適切な物理数量に対応付けられるものであり、かつ当該数量に適用される単に便利なラベルであることを留意すべきである。別段の記載がない限り、以下の解説から明らかなように、当然のことながら説明全体を通して、「処理」、「演算」、「計算」、「判断」、「表示」等の用語を用いた解説は、コンピュータシステムのレジスタ及びメモリ内の物理的(電子的)数量として表わされるデータを、コンピュータシステムのメモリもしくはレジスタ又はその他の情報記憶、送信もしくは表示装置の中の物理的数量として同様に表わされるその他のデータに操作しかつ変換する、コンピュータシステム又はその他の情報処理装置の動作又はプロセスを含み得る。
0023 本発明は、本明細書における動作を実施する装置にも関する。この装置は、必要とされる目的のために特別に構築してもよく、又は一つ以上のコンピュータプログラムによって選択的に起動又は再構成された一つ以上の汎用コンピュータを含み得る。当該コンピュータプログラムは、光ディスク、磁気ディスク、読取専用記憶装置(ROM)、ランダムアクセスメモリ(RAM)、ソリッドステート装置及びドライブ、又は電子情報の格納に適したその他の種類の媒体等(但し、これらに限定されない)のコンピュータ読取可能記憶媒体に格納され得る。本明細書において示されるアルゴリズム及び表示態様は、特定のコンピュータ又はその他の装置に本質的に関係しているわけではない。様々な汎用システムを、本明細書における教示に従ってプログラム及びモジュールと共に使用してもよく、又は望ましい方法ステップを実施するためにより特化した装置を構築することが都合がよいということが判明するかもしれない。さらに、本発明は、特定のプログラミング言語を参照して説明されてはいない。当然のことながら、本明細書に記載されている通りに本発明の教示を実施するために、様々なプログラミング言語を使用してもよい。プログラミング言語の命令は、一つ以上の処理装置、例えば中央処理装置(CPU)、プロセッサ、又はコントローラによって実行され得る。
0024 本発明の例示的実施形態は、以下でより詳細に記述されるように、シンプロビジョニングの機能において階層情報を保存かつ復元するための装置、方法、及びコンピュータプログラムを提供する。
0025 システム構成
0026 図1は、本発明の方法及び装置が適用され得る情報システムのハードウェア構成の一例を示す。このシステムは、アプリケーションサーバ100、SAN(ストレージエリアネットワーク)120、LAN(ローカルエリアネットワーク)140、及びストレージサブシステム160から構成される。アプリケーションサーバ100は、CPU(中央演算装置)101、メモリ102、HDD(ハードディスクドライブ)103、SANインタフェース104、及びLANインタフェース105から構成される。
0027 CPU101は、メモリ102からプログラムを読み出し、プログラムを実行する。メモリ102は、アプリケーションサーバ100がプログラム及びデータを起動かつ格納する時に、HDD103からプログラム及びデータを読み出す。HDD103は、プログラム及びデータを格納する。SANインタフェース104は、アプリケーションサーバ100とSAN120を接続する。SAN120は、アプリケーションサーバ100とストレージサブシステム160を接続する。アプリケーションサーバ100は、SAN120を用いて、ストレージサブシステム160にアプリケーションデータを送信し、ストレージサブシステム160からアプリケーションデータを受信する。
0028 ストレージサブシステム160は、SANインタフェース161、CPU163、メモリ164、ディスクインタフェース165、SSD(Solid State Drive)166、及びHDD167から構成される。SANインタフェース161は、ストレージサブシステム160とSAN120を接続する。CPU163は、メモリ164からプログラムを読み出し、プログラムを実行する。メモリ164は、ストレージサブシステム160がプログラム及びデータを起動かつ格納する時に、HDD167及びSSD166からプログラム及びデータを読み出す。ディスクインタフェース165は、ストレージサブシステム160、SSD166、及びHDD167を接続する。SSD166は、プログラム及びデータを格納する。HDD167は、プログラム及びデータを格納する。
0029 図2は、本実施形態に従う図1のアプリケーションサーバのメモリ102及び図1のストレージサブシステム160のメモリ164の一例を示す。
0030 メモリ102は、OS(オペレーティングシステム)プログラム201及びアプリケーションプログラム202から構成される。OSプログラム201は、アプリケーションプログラム202を実行する。アプリケーションプログラム202(例えばデータベースプログラム)は、ストレージサブシステム160からデータを読み出し、データを処理し、結果をストレージサブシステム160に書き込む。
0031 メモリ164は、ディスク制御プログラム221、RAID(Redundant Arrays of Inexpensive (or Independent) Disks)グループ情報222、論理ボリューム情報223、プール情報224、仮想ボリューム情報225、階層及び媒体定義情報226、階層移動先情報227、階層移動ログ情報228、及び階層制御プログラム229から構成される。
0032 ディスク制御プログラム221は、アプリケーションサーバ100からリードコマンド及びライトコマンドを受信し、RAIDグループ情報222、論理ボリューム情報223、プール情報224、仮想ボリューム情報225、及び階層及び媒体定義情報226を用いて、SSD166及びHDD167からデータを読み出し、SSD166及びHDD167にデータを書き込む。階層制御プログラム229は、論理ボリューム情報223を用いて階層移動先情報227を計算し、階層移動先情報227を用いて異なる階層に領域を移動し、階層移動ログ情報228を記録する。
0033 図3は、RAIDグループ情報222、論理ボリューム情報223、及びプール情報224の一例を示す。
0034 RAIDグループ情報222は、RAIDグループ名301、媒体名302、媒体タイプ303、及びRAIDレベル304の欄を含む。例えば、行305は、「RG A」が「SSD A」、「SSD B」、「SSD C」、「SSD D」を有し、「RG A」の媒体タイプが「SSD」であり、「RG A」のRAIDレベルが「RAID10(2D+2D)」であることを示す。
0035 論理ボリューム情報223は、論理ボリューム名321、論理ボリュームアドレス322、媒体タイプ323、RAIDグループ名324、及びRAIDグループアドレス325の欄を含む。例えば、行326は、「L−VOL A」の媒体タイプが「SSD」であり、「L−VOL A」が「RG A」のアドレス「0」〜「199」に割り当てられていることを示す。
0036 プール情報224は、プール名341、論理ボリューム名342、及び仮想ボリューム名343の欄を含む。例えば、行344は、「POOL A」が「L−VOL A」、「L−VOL B」、及び「L−VOL C」を有し、「POOL A」の領域が「V−VOL A」によって使用されることを示す。
0037 図4は、仮想ボリューム情報225及び階層及び媒体定義情報226の一例を示す。
0038 仮想ボリューム情報225は、仮想ボリューム名401、仮想ボリュームアドレス402、論理ボリューム名403、論理ボリュームアドレス404、アクセス数405、及び容量ごとのアクセス406の欄を含む。例えば、行407は、「V−VOL A」のアドレス「0」〜「99」が「L−VOL A」のアドレス「0」〜「99」に割り当てられ、「V−VOL A」のアドレス「0」〜「99」のアクセス数が「11000」であり、「V−VOL A」のアドレス「0」〜「99」の容量ごとのアクセスが「110」であることを示す。
0039 階層及び媒体定義情報226は、階層421、媒体タイプ422、容量閾値423、及びデフォルト階層424の欄を含む。容量閾値423は、媒体タイプ422の媒体が仮想ボリュームに割り当てられる最大容量率である。例えば、行425は、対象である階層が「0」であり、かつ階層定義情報226が「SSD」媒体に割り当てられ、媒体タイプが「SSD」である論理ボリュームの「80%」領域が仮想ボリュームに割り当てられ、階層「0」がデフォルト階層ではないように定義された対象を示す。
0040 図5は、階層移動先情報227及び階層移動ログ情報228の一例を示す。
0041 階層移動先情報227は、仮想ボリューム名501、仮想ボリュームアドレス502、容量503、アクセス数504、容量ごとのアクセス505、現在の階層506、及び移動先階層507の欄を含む。例えば、行508は、「V−VOL A」のアドレス「0」〜「99」の容量が「100」であり、「V−VOL A」のアドレス「0」〜「99」のアクセス数が「11000」であり、「V−VOL A」のアドレス「0」〜「99」の容量ごとのアクセスが「110」であり、「V−VOL A」のアドレス「0」〜「99」の現在の階層が「0」であり、「V−VOL A」のアドレス「0」〜「99」の移動先階層が「0」であることを示す。
0042 階層移動ログ情報228は、ログID521、日時522、IOPS523、仮想ボリューム名541、仮想ボリュームアドレス542、及び階層543の欄を含む。例えば、行524及び行544は、ログIDが「5」であり、「V−VOL A」のアドレス「0」〜「99」が「02/16/2010 06:03PM」に階層「0」に移動され、「02/16/2010 06:03PM」におけるストレージサブシステム160へのアクセスの量が「7」IOPS(毎秒あたり入出力オペレーション)であることを示す。IOPSは、アクセス性能の1つの測定方法である。性能の別の測定方法は、BPS(ビット毎秒)である。
0043 図6は、階層管理画面600及び復元ポイント選択画面620の一例を示す。管理者は、階層601、媒体タイプ602、容量閾値603、及びデフォルト階層604を入力する。階層及び媒体定義情報226は、管理者が「OK」ボタン607を押すと、管理者によって入力されたデータに更新される。
0044 復元ポイント選択画面620は、復元ポイント621、日時622、及びIOPS623の欄を含む。例えば、行624は、いくつかのアドレスが異なる階層に移動された日時が「02/16/2010 06:03PM」であって、「02/16/2010 06:03PM」におけるストレージサブシステムへのアクセス量が「7」IOPSであったことを示す。管理者は、復元ポイントを選択し、「復元」ボタン629を押す。
0045 図7は、リードコマンド700及びライトコマンド720の一例を示す。リードコマンド700は、コマンドタイプ701、ボリューム名702、及びボリュームアドレス703を含む。リードコマンド700は、アプリケーションサーバ100からストレージサブシステム160に送信される。ライトコマンド720は、コマンドタイプ721、ボリューム名722、ボリュームアドレス723、及びデータ724を含む。ライトコマンド720は、アプリケーションサーバ100からストレージサブシステム160に送信される。
0046 プロセスのフロー
0047 図8は、ストレージサブシステム160がアプリケーションサーバ100からリードコマンド700又はライトコマンド720を受信した場合に、ストレージサブシステム160がSSD166及びHDD167からデータを読み出し、SSD166及びHDD167にデータを書き込むことを示す流れ図の一例である。
0048 ステップ801では、ディスク制御プログラム221は、アプリケーションサーバ100からリードコマンド700又はライトコマンド720を受信する。ステップ802では、ディスク制御プログラム221がステップ801で受信したコマンドがライトコマンド720である場合は、プロセスは決定ステップ803に進む。そうでない場合、プロセスは決定ステップ806に進む。
0049 決定ステップ803(ライトコマンド)では、ボリューム名722及びボリュームアドレス723が仮想ボリューム情報225に割り当てられている場合は、プロセスはステップ805に進む。そうでない場合、プロセスはステップ804に進む。ステップ804では、ディスク制御プログラム221は、論理ボリュームの領域を仮想ボリュームの未割り当て領域に割り当てる。例えば、ディスク制御プログラム221は、領域を割り当てるために、デフォルト階層424が「X」である媒体「SATA HDD」を選択する。ライトコマンド720のボリューム名722は、「V−VOL A」である。プール情報224によると、「V−VOL A」は、「POOL A」に属する。「POOL A」は、「L−VOL A」、「L−VOL B」、及び「L−VOL C」から構成される。論理ボリューム情報223によると、「L−VOL A」の媒体タイプ323は「SSD」であり、「L−VOL B」の媒体タイプ323は「SAS HDD」であり、「L−VOL C」の媒体タイプ323は「SATA HDD」である。従って、ディスク制御プログラム221は、「L−VOL C」を選択することができる。ディスク制御プログラム221は、仮想ボリューム情報305をステップ804の結果に更新する。ステップ805では、ディスク制御プログラム221は、ライトコマンド720からボリューム名722及びボリュームアドレス723を取得し、仮想ボリューム情報225から論理ボリューム名403及び論理ボリュームアドレス404を取得し、論理ボリューム情報223からRAIDグループ名324及びRAIDグループアドレス325を取得し、RAIDグループ情報222から媒体名302を取得し、データ724をSSD166及びHDD167に書き込む。
0050 決定ステップ806(ライトコマンドではない)では、ボリューム名702及びボリュームアドレス703が仮想ボリューム情報225に割り当てられている場合は、プロセスはステップ808に進む。そうでない場合、プロセスはステップ807に進む。ステップ807では、ディスク制御プログラム221は、アプリケーションサーバ100に「0」を返す。なぜならば、ボリューム名702及びボリュームアドレス703によって特定される領域が、データが書き込まれる領域ではないからである。ステップ808では、ディスク制御プログラム221は、リードコマンド700からボリューム名322及びボリュームアドレス323を取得し、仮想ボリューム情報225から論理ボリューム名403及び論理ボリュームアドレスを取得し、論理ボリューム情報223からRAIDグループ名324及びRAIDグループアドレス325を取得し、RAIDグループ情報222から媒体名302を取得し、SSD166及びHDD167からデータを読み出す。
0051 ステップ809(ステップ805、807、又は808の後で)では、ディスク制御プログラム221は、アクセス数405を1だけ加算し、容量ごとのアクセス406を計算する。例えば、仮想ボリュームアドレス402は「0-99」であり、アクセス数は、行407の「11000」である。従って、行407の容量ごとのアクセス406は、「11000」を「100」で除算した「110」である。
0052 図9は、定期的に実行される階層移動を示す流れ図の一例である。例えば、このフローは1時間ごとに実行される。ステップ901では、階層制御プログラム229は、仮想ボリューム情報225と、論理ボリューム情報223からの媒体タイプ323とを取得し、階層移動先情報227を作成し、アクセス数505の多い順に行をソートする。ステップ902では、階層制御プログラム229は、論理ボリュームアドレス322と、階層及び媒体定義情報226からの容量閾値423とから計算された、論理ボリューム容量に基づき、どの領域を異なる階層へ移動するかを決定する。例えば、階層「0」の容量閾値423は「80%」であり、階層「0」の論理ボリュームは「L−VOL A」であり、「L−VOL A」の容量は200バイトである。従って、階層「0」に割り当てられる容量は、160バイトである。行508の容量503は100バイトであり、行509の容量503は50バイトであり、行510の容量503は50である。行508の容量503と行509の容量503の総量は150であり、かつ行508の容量503、行509の容量503、及び行510の容量503の総量は200である。従って、「V−VOL A」のアドレス「0」〜「99」および「V−VOL B」のアドレス「0」〜「49」の移動先階層507は、階層「0」である。
0053 ステップ903では、階層制御プログラム229は、階層移動先情報227から1行を選択する。判定ステップ904では、ステップ903で取得された現在の階層506がステップ903で取得された移動先階層507と等しい場合は、プロセスは判定ステップ906に進む。そうでない場合には、プロセスはステップ905に進む。ステップ905では、階層制御プログラム229は、ステップ903で選択された領域を、ステップ903で取得された移動先階層507にコピーする。例えば、「V−VOL A」のアドレス「150」〜「199」は、「L−VOL B」のアドレス「0」〜「49」にマップされるが、「L−VOL A」のアドレス「150」〜「199」はどこにもマップされない。従って、階層制御プログラム229は、「L−VOL B」のアドレス「0」〜「49」上のデータを「L−VOL A」のアドレス「150」〜「199」にコピーし、仮想ボリューム情報225を更新する。判定ステップ906では、階層移動先情報227のすべての行が処理されない場合は、プロセスはステップ903に戻る。そうでない場合、プロセスは終了する。
0054 図10は、階層復元を示す流れ図の一例である。例えば、このフローは1時間ごとに実行される。ステップ1001では、階層制御プログラム229は、復元ポイント選択画面620から復元ポイントの日時を取得する。例えば、復元ポイントは、行624から選択される。従って、復元ポイントの日時は、「02/16/2010 06:03PM」である。ステップ1002では、階層制御プログラム229は、日時522がステップ1001で取得された日時と等しい階層移動ログ情報228を取得する。
0055 ステップ1003では、階層制御プログラム229は、階層移動ログ情報228から1行選択する。ステップ1004では、階層制御プログラム229は、ステップ1003で仮想ボリューム情報225、論理ボリューム情報223、及び階層及び媒体定義情報226から選択された領域の現在の階層を取得する。例えば、行544がステップ1003で選択された場合、「V−VOL A」のアドレス「0」〜「99」は階層「0」である。
0056 ステップ1005では、ステップ1003で取得された階層543がステップ1004で取得された階層421と等しい場合は、プロセスは判定ステップ1007に進む。そうでない場合、プロセスはステップ1006に進む。ステップ1006では、階層制御プログラム229は、ステップ1003で選択される領域を、ステップ903で取得された階層543にコピーする。例えば、「V−VOL A」のアドレス「0」〜「49」が階層「0」に配置されない場合は、階層制御プログラム229は、「V−VOL A」のアドレス「0」〜「49」上のデータを、階層「0」上の空の領域にコピーする。判定ステップ1007では、階層移動ログ情報228のすべての行が処理されていない場合は、プロセスはステップ1003に戻る。そうでない場合、プロセスは終了する。
0057 当然のことながら、図1に示すシステム構成は、本発明が実施され得る情報システムの単なる例示であり、本発明は特定のハードウェア構成に限定されない。本発明を実施するコンピュータ及びストレージシステムは、上述の発明を実施するために用いられるモジュール、プログラム及びデータ構造を格納しかつ読み出すことができる公知のI/O装置(例えば、CD及びDVDドライブ、フロッピーディスクドライブ、ハードドライブ等)も有し得る。これらのモジュール、プログラム及びデータ構造は、当該コンピュータ読取可能媒体上で符号化することができる。例えば、本発明のデータ構造は、本発明で使用されるプログラムが存在する一つ以上のコンピュータ読取可能媒体から独立したコンピュータ読取可能媒体に格納することができる。システムの構成要素は、あらゆる形態又は媒体のデジタルデータ通信(例えば、通信ネットワーク)によって相互接続することができる。通信ネットワークの例としては、ローカルエリアネットワーク、ワイドエリアネットワーク(例えば、インターネット)、無線ネットワーク、ストレージエリアネットワーク等を含む。
0058 説明では、本発明を徹底的に理解できるようにするために説明する目的で多くの詳細が記載されている。しかし、当業者にとっては、本発明を実施するためにはこれら具体的な詳細のすべてが必要なわけではないことは明らかであるだろう。また、留意すべき点として、本発明は、通常はフローチャート、流れ図又はブロック図として記載されるプロセスとして説明されてもよい。フローチャートでは動作を逐次プロセスとして説明し得るが、動作の多くは並行して又は同時に実行することができる。さらに、動作の順番は並び替えてもよい。
0059 当技術分野では周知であるように、上述の動作は、ハードウェア、ソフトウェア、又はソフトウェアとハードウェアの組み合わせによって実行することができる。本発明の実施形態の様々な態様は、回路や論理装置(ハードウェア)を用いて実施してよく、その一方で、その他の態様は、機械読み取り可能媒体(ソフトウェア)上に記憶された命令を用いて実施してもよく、これがプロセッサによって実行された場合には、本発明の実施形態を実行する方法をプロセッサに実施させるものである。さらに、本発明のいくつかの実施形態は、ハードウェアのみにおいて実施されてよく、その他の実施形態は、ソフトウェアのみで実施されてよい。さらに、説明された様々な機能は、一つのユニットで実施することができ、又はあらゆる方法によって多くの構成要素に分散することができる。ソフトウェアによって実施された場合、上記の方法は、コンピュータ読取可能媒体に記憶された命令に基づいて、汎用コンピュータなどのプロセッサによって実行され得る。望ましい場合には、圧縮及び/又は暗号化形式で命令を媒体に記憶することができる。
0060 上記により、本発明が、階層情報を保存かつ復元するための方法、装置及びコンピュータ読取可能媒体に記憶されたプログラムを提供するものであることが明らかであろう。さらに、本明細書において特定の実施形態が示され説明されているが、当業者にとって当然のことながら、開示された特定の実施形態の代わりに、同じ目的を達成するために創造されたいかなる構成を用いてもよい。本開示は、本発明のあらゆる適応又はバリエーションを対象とすることを意図したものであり、また以下の請求項で用いられる用語は、本発明を本明細書で開示されている特定の実施形態に限定するものとは解釈されるべきではないことが理解される。むしろ本発明の範囲は、以下の請求項によって全面的に判断されるものであり、以下の請求項は、当該請求項が権利を有する同等物の範囲全体と共に、請求項の解釈について確立された原則に従って解釈されるものである。

Claims (20)

  1. ホストと、ネットワークと、当該ネットワークを介して当該ホストに接続されるストレージシステムとを含むシステムにおけるデータ階層管理方法であって、前記ストレージシステムは、メモリと、複数の仮想ボリュームと、複数の論理ボリュームと、複数の物理媒体とを有し、
    前記データ階層管理方法は、
    仮想ボリュームアドレス及び論理ボリュームアドレスによって特定される領域を選択し、
    前記領域へのアクセス数に基づいて前記領域の移動先の階層を決定し、
    前記領域の情報と、該領域の移動先階層の情報と、該領域を移動した時間情報と対応付けて階層移動ログ情報を更新して、階層移動ログ情報設定プロセスを実行する第1のステップと、
    外部からの入力に応じて選択された過去の特定の時間を取得し、該取得された特定の時間に対応する階層移動ログを前記階層移動ログ情報から取得し、
    前記取得された階層移動ログの前記特定の時間に対応する移動先階層と、前記特定の時間に対応付られた前記領域の現在の階層とが同じ階層か判定し、
    前記現在の階層前記移動先階層とが同じ階層ではない場合に、前記領域を前記移動先階層に移動して、前記階層移動ログ情報を用いて、前記特定の時間における前記領域の前記移動先階層の階層状態を復元する階層状態復元プロセスを実行する第2のステップと、
    を含む、データ階層管理方法。
  2. 前記第2のステップにおいて、
    前記現在の階層前記移動先階層とが同じ階層である場合、前記領域の階層を前記現在の階層に維持する
    ことを特徴とする、請求項1に記載のデータ階層管理方法。
  3. 前記第1のステップにおいて、
    論理ボリューム名と、論理ボリュームアドレスと、媒体タイプと、RAIDグループ名と、RAIDグループアドレスとを対応付けて、前記論理ボリュームの論理ボリューム情報を格納する
    ことを特徴とする、請求項1に記載のデータ階層管理方法。
  4. 前記第1のステップにおいて、
    仮想ボリューム名と、仮想ボリュームアドレスと、前記論理ボリューム名と、前記論理ボリュームアドレスと、アクセス数と、容量ごとのアクセスとを対応付けて、前記論理ボリュームの仮想ボリューム情報を格納する
    ことを特徴とする、請求項3に記載のデータ階層管理方法。
  5. 前記第1のステップにおいて、
    階層と、媒体タイプと、容量閾値とを対応付けて、階層及び媒体定義情報を格納
    前記第2のステップにおいて、
    前記領域の前記現在の階層が、前記仮想ボリューム情報と、前記論理ボリューム情報と、前記階層及び媒体定義情報とから決定される、
    ことを特徴とする、請求項4に記載のデータ階層管理方法。
  6. 前記第1のステップにおいて、
    前記移動先階層が、前記仮想ボリューム情報と、前記階層及び媒体定義情報とを参照して決定される、
    ことを特徴とする、請求項5に記載のデータ階層管理方法。
  7. 前記第1のステップにおいて、
    論理ボリューム容量、前記論理ボリュームアドレスと、前記階層及び媒体定義情報の前記容量閾値とから計算され、
    前記領域の前記移動先階層が、前記領域へのアクセス数と、前記論理ボリューム容量とに基づいて決定される、
    ことを特徴とする、請求項5に記載のデータ階層管理方法。
  8. 前記第1のステップにおいて、
    仮想ボリューム名と、仮想ボリュームアドレスと、容量と、アクセス数と、容量ごとのアクセスと、現在の階層と、移動先階層とが対応付けられ、容量ごとのアクセスの多い順に整理されている階層移動先情報を格納
    前記階層移動先情報が、前記仮想ボリューム情報と、前記論理ボリューム情報の前記媒体タイプに対応する階層とに基づいて作成される、
    ことを特徴とする、請求項4に記載のデータ階層管理方法。
  9. 前記階層移動ログ情報の各階層移動ログには、ログIDと、前記特定の時間と、該特定の時間性能とが対応付けられ、かつ、該特定の時間に階層を移動した仮想ボリューム名と、仮想ボリュームアドレスと、移動先の階層とが対応付けられている
    ことを特徴とする、請求項1に記載のデータ階層管理方法。
  10. 前記第1のステップにおいて、
    領域へのリードアクセス又はライトアクセスのいずれか一方がなされた後で、前記領域への前記アクセス数を更新する
    ことを特徴とする、請求項1に記載のデータ階層管理方法。
  11. 前記第1のステップにおいて、
    前記階層移動ログ情報の更新の際に、前記決定された移動先階層と、前記領域を該移動先階層に移動した時間と、該領域へのアクセスの性能とが対応付けられる
    ことを特徴とする、請求項1に記載のデータ階層管理方法。
  12. 前記アクセス性能が、IOPS(Input Output Operations Per Second)又はBPS(Bits Per Second)のいずれか一方で測定される、
    ことを特徴とする、請求項11に記載のデータ階層管理方法。
  13. ネットワークを介してホストと接続されるデータ階層管理のストレージシステムであって、
    プロセッサと、
    メモリと、
    複数の仮想ボリュームと、
    複数の論理ボリュームと、
    複数の物理媒体と、
    前記仮想ボリュームの領域の階層移動を制御する階層制御モジュールと、
    を備え、
    前記階層制御モジュールは、
    仮想ボリュームアドレス及び論理ボリュームアドレスによって特定される領域を選択し、前記領域へのアクセス数に基づいて前記領域の移動先の階層を決定し、前記領域の情報と、該領域の移動先階層の情報と、該領域を移動した時間情報と対応付けて階層移動ログ情報を更新して、階層移動ログ情報を設定し、
    外部からの入力に応じて選択された過去の特定の時間を取得し、該取得された特定の時間に対応する階層移動ログを前記階層移動ログ情報から取得し、前記取得された階層移動ログの前記特定の時間に対応する移動先階層と、前記特定の時間に対応付られた前記領域の現在の階層とが同じ階層か判定し、前記現在の階層前記移動先階層とが同じ階層ではない場合に、前記領域を前記移動先階層に移動して、前記階層移動ログ情報を用いて、前記特定の時間における前記領域の前記移動先階層の階層状態を復元する
    ことを特徴とする、ストレージシステム。
  14. 前記メモリに、論理ボリューム名と、論理ボリュームアドレスと、媒体タイプと、RAIDグループ名と、RAIDグループアドレスとを対応付けて、前記論理ボリュームの論理ボリューム情報を格納する、
    ことを特徴とする、請求項13に記載のストレージシステム。
  15. 前記メモリに、仮想ボリューム名と、仮想ボリュームアドレスと、論理ボリューム名と、論理ボリュームアドレスと、アクセス数と、容量ごとのアクセスとを対応付けて、前記論理ボリュームの仮想ボリューム情報を格納する、
    ことを特徴とする、請求項14に記載のストレージシステム。
  16. 前記メモリに、階層と、媒体タイプと、容量閾値とを対応付けて、階層及び媒体定義情報を格納し、
    前記領域の前記現在の階層が、前記仮想ボリューム情報と、前記論理ボリューム情報と、前記階層及び媒体定義情報とから決定される、
    ことを特徴とする、請求項15に記載のストレージシステム。
  17. 前記メモリに、仮想ボリューム名と、仮想ボリュームアドレスと、容量と、アクセス数と、容量ごとのアクセスと、現在の階層と、移動先階層とが対応づけられ、容量ごとのアクセスの多い順に整理されている階層移動先情報を格納し、
    前記階層移動先情報が、前記仮想ボリューム情報と、前記論理ボリューム情報の前記媒体タイプに対応する階層とに基づいて作成される、
    ことを特徴とする、請求項15に記載のストレージシステム。
  18. 前記階層移動ログ情報の各階層移動ログには、ログIDと、前記特定の時間と、該特定の時間性能とが対応付けられ、かつ、該特定の時間に階層を移動した仮想ボリューム名と、仮想ボリュームアドレスと、移動先の階層とが対応付けられている
    ことを特徴とする、請求項13に記載のストレージシステム。
  19. データの階層管理を行うインタフェースであって、
    仮想ボリュームアドレス及び論理ボリュームアドレスによって特定される領域を選択し、前記領域へのアクセス数に基づいて前記領域の移動先の階層を決定し、前記領域の情報と、該領域の移動先階層の情報と、該領域を移動した時間情報と対応付けて階層移動ログ情報を更新して、階層移動ログ情報設定プロセスを実行し、
    外部からの入力に応じて選択された過去の特定の時間を取得し、該取得された特定の時間に対応する階層移動ログを前記階層移動ログ情報から取得し、前記取得された階層移動ログの前記特定の時間に対応する移動先階層と、前記特定の時間に対応付られた前記領域の現在の階層とが同じ階層か判定し、前記現在の階層前記移動先階層とが同じ階層ではない場合に、前記領域を前記移動先階層に移動して、前記階層移動ログ情報を用いて、前記特定の時間における前記領域の前記移動先階層の階層状態を復元する階層状態復元プロセスを実行し、
    前記領域の前記現在の階層は、階層と、媒体タイプと、容量閾値とが対応付けられた階層及び媒体定義情報から決定され、
    管理者の入力に応じて指定された、階層と、媒体タイプと、容量閾値と、デフォルト階層とを含む前記階層及び媒体定義情報を受信
    前記受信した階層及び媒体定義情報を階層管理画面に表示
    管理者の入力に応じて、前記階層管理画面に表示され前記階層及び媒体定義情報を更新する
    ことを特徴とする、インタフェース。
  20. 前記特定の時間を含む複数の復元ポイントが表示される復元ポイント選択画面であって、
    各復元ポイントは、いくつかの領域が異なる階層に移動された過去の時間と、該時間の性能とを含み、
    管理者により、前記複数の復元ポイントのうちの1つが選択されるための復元ポイント選択ボタンと、前記復元ポイント選択ボタンにより選択された復元ポイントに対応する階層状態を復元する前記階層状態復元プロセスを実行させるための復元実行ボタンを含む
    ことを特徴とする、請求項19に記載のインタフェース。
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