JP5589775B2 - 電子装置 - Google Patents

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Description

本発明は、電子装置に関する。
プリント基板ユニットが挿入、抜去可能な筐体を備えた電子装置が知られている。特許文献1、2には、このような電子装置に関連した技術が開示されている。
国際公開番号WO89/10681号公報 特開平11−54966号公報
このようなプリント基板ユニット及び筐体には、それぞれ互いに接続可能なコネクタが設けられている。両コネクタは、プリント基板ユニットを筐体に挿入した際に接続される。このようなプリント基板ユニットを勢いよく筐体に挿入した場合、プリント基板ユニット及び筐体に衝撃が加わる恐れがある。衝撃が大きい場合、チャタリングが発生したり、又はコネクタの端子が変形したりする恐れがある。
本発明は、プリント基板ユニットが筐体に勢いよく挿入されることを防止する電子装置を提供することを目的とする。
本明細書に開示の電子装置は、第1コネクタを有した筐体と、前記筐体に挿入可能なプリント基板、前記プリント基板が前記筐体へ挿入されて前記第1コネクタに接続される第2コネクタ、前記プリント基板に回転可能に連結されたレバー、前記レバーを所定の姿勢でロックするロック機構、を有したプリント基板ユニットと、を備え、前記レバーは、前記プリント基板が前記筐体へ挿入される際に第1姿勢で前記筐体に当接し、前記プリント基板が更に前記筐体へ挿入されることにより前記筐体に当接して一方向に回転し、前記プリント基板の前記筐体への挿入が完了した際に第2姿勢となり、前記ロック機構は、前記レバーを前記第1姿勢にロックする。
本明細書に開示の電子装置は、第1コネクタを有した筐体と、前記筐体に挿入可能なプリント基板、前記プリント基板が前記筐体へ挿入されて前記第1コネクタに接続される第2コネクタ、前記プリント基板に回転可能に連結されたレバー、前記レバーを付勢する付勢部材、を有したプリント基板ユニットと、を備え、前記レバーは、前記プリント基板が前記筐体へ挿入される際に第1姿勢で前記筐体に当接し、前記プリント基板が更に前記筐体へ挿入されることにより前記筐体に当接して一方向に回転し、前記プリント基板の前記筐体への挿入が完了した際に第2姿勢となり、前記付勢部材は、前記レバーが前記第2姿勢となるように付勢する。
プリント基板ユニットが筐体に勢いよく挿入されることを防止する電子装置を提供できる。
図1A、1Bは、実施例1の電子装置とは異なる電子装置の説明図である。 図2は、筐体内の状態を示した図である。 図3A〜3Dは、プリント基板ユニットを筐体へ挿入する際の正規の手順の説明図である。 図4A〜4Cは、プリント基板ユニットを筐体から抜去する際の正規の手順の説明図である。 図5A〜5cは、コネクタの説明図である。 図6A〜6Cは、コネクタの接続の説明図である。 図7A、7Bは、従来のコネクタの例示図である。 図8A〜8Dは、レバーを使用しないでプリント基板ユニットを筐体に挿入した場合の説明図である。 図9A、9Bは、コネクタに生じる問題の説明図である。 図10は、実施例1の電子装置に採用されているプリント基板ユニットの部分拡大図である。 図11は、実施例1の電子装置に採用されているプリント基板ユニットの部品を示した図である。 図12A〜12Dは、実施例1の電子装置におけるプリント基板ユニットの筐体への挿入の手順の説明図である。 図13A〜13Dは、実施例2の電子装置におけるプリント基板ユニットの筐体への挿入の手順の説明図である。 図14A、14Bは、実施例2の電子装置の問題点の説明図である。 図15Aは、実施例3の電子装置の説明図であり、図15Bは、実施例3の変形例の電子装置の説明図である。 図16は、実施例4の電子装置に採用されているプリント基板ユニットの部分拡大図である。 図17は、実施例4の電子装置に採用されているプリント基板ユニットの部品を示した図である。 図18A〜18Dは、実施例4の電子装置におけるプリント基板ユニットの筐体への挿入の手順の説明図である。 図19A〜19Cは、実施例5の電子装置におけるプリント基板ユニットの筐体への挿入の手順について説明図である。
実施例1の電子装置を説明する前に、実施例1の電子装置とは異なる電子装置について説明する。図1A、1Bは、実施例1の電子装置とは異なる電子装置の説明図である。図1Aに示す電子装置は、複数のプリント基板ユニット10x、複数のプリント基板ユニット10xを挿入可能な筐体100、を含む。プリント基板ユニット10xは、プリント基板20x、プリント基板20xに固定された蓋30、プリント基板20xに設けられた2つのレバー40、プリント基板20xに実装されたコネクタ60、を含む。筐体100は、プリント基板20xの平面が鉛直方向に沿う鉛直姿勢で収納可能である。筐体100の挿入口には、上下に水平方向に延びたフレーム110が設けられている。レバー40は、プリント基板20xに所定の範囲を回転可能に設けられている。尚、筐体100には、プリント基板ユニット10xの挿入を案内する溝が複数設けられている。
図1Bに示した電子装置は、筐体100y、複数のプリント基板ユニット10xを含む。筐体100yは、プリント基板20xの平面が水平方向に沿う水平姿勢で収納可能である。以下、図1Aに示した電子装置について説明する。
図2は、筐体100内の状態を示した図である。筐体100内にはバックプレーン120が設けられている。バックプレーン120も剛性を有したプリント回路基板である。バックプレーン120には、複数のコネクタ160が設けられている。プリント基板ユニット10xが筐体100内に挿入されることにより、コネクタ60、160が接続される。これにより、プリント基板20xとバックプレーン120とが電気的に接続される。
図3A〜3Dは、プリント基板ユニット10xを筐体100へ挿入する際の正規の手順の説明図である。図3A〜3Dのそれぞれには、レバー40の状態、コネクタ60、160の状態を示している。レバー40は、プリント基板20xに対して軸部45を支点として回転可能に連結されている。レバー40は、先端側に2つの爪部42、44を有している。フレーム110は、先端が側面視でU字状に形成されている。
図3Aに示すように、レバー40がフレーム110に当接する前は、コネクタ60、160は接続されない。図3Aに示すように、レバー40は自然の状態で倒れた姿勢となる。図3Bに示すように、爪部44がフレーム110に当接するまでプリント基板ユニット10xを筐体100に挿入すると、コネクタ60とコネクタ160とが接触する。この状態から、レバー40を回転させてレバー40を起立した姿勢に移行させようとすると、図3Cに示すように、爪部44がフレーム110から離れ爪部42がフレーム110に当接して、爪部42がフレーム110を手前に押す。これにより、プリント基板20xは筐体100の奥へと移動し、コネクタ60とコネクタ160とがより深く挿入される。更にレバー40を回転させてレバー40を起立させると、図3Dに示すように、プリント基板20xが筐体100の奥まで移動してコネクタ60とコネクタ160とが適切に接続される。
図4A〜4Cは、プリント基板ユニット10xを筐体100から抜去する際の正規の手順の説明図である。図4Aに示すように、コネクタ60とコネクタ160とが適切に接続した状態から、図4Bに示すように、レバー40が倒れた姿勢となるように回転させる。これにより、レバー40の爪部44がフレーム110を押す。更にレバー40を回転させると、プリント基板20xは手前に移動しコネクタ160からコネクタ60が抜け、プリント基板ユニット10xが筐体100から抜去される。このように、レバー40は、プリント基板ユニット10xの筐体100への挿入、抜去作業を補助する。
次に、コネクタについて説明する。図5A、5Bは、コネクタの説明図である。図5Aは、コネクタ60、160を側面から見た図である。図5Bは、図5Aの一部分を拡大している。図5Cは、コネクタ60、160を上面から見た図である。コネクタ60は、複数の挿入穴63、挿入穴63に収納保持された端子68、を有している。また、複数の端子68と対応するように、コネクタ160には複数の端子168が設けられている。端子68は、挿入穴63の内壁を押圧している。端子68は板バネ状である。
図6A〜6Cは、コネクタの接続の説明図である。端子168が挿入穴63に挿入され、端子68が押圧する挿入穴63の内壁と端子68との間に端子168が挿入される。端子68の弾性復元力により、端子68は端子168を押圧する。これにより、端子68と端子168との接続が確保される。
図7A、7Bは、従来のコネクタの例示図である。図7Aに示すように、コネクタ160xの端子168xの径は、端子168よりも径が大きい。また、端子168xの本数は、端子168よりも少ない。また、挿入穴63xは挿入穴63よりも大きく、挿入穴63x内には2つの端子68xが設けられている。2つの端子68xは端子168xを挟むようにして接続される。端子68xも、端子68と同様に、弾性変形可能な薄いバネ状である。尚、図7Aにおいては、コネクタ60xの一部分を断面にして示している。
このように、従来のコネクタ60x、160xの端子68x、168xと比較して、図5A〜5Cに示したコネクタ60、160の端子68、168は高密度に設けられている。このように昨今では端子が高密度に配置されていることが望まれ、必然的に単一の端子の占有面積が縮小されている傾向にある。このため、詳しくは後述するが、このような高密度に配置された端子168は塑性変形する恐れがある。
図8A〜8Dは、レバー40を使用しないでプリント基板ユニット10xを筐体100に挿入した場合の説明図である。プリント基板ユニット10xを勢いよく筐体100に挿入する場合を想定する。図8Aに示すように、レバー40がフレーム110に当接していない状態から、プリント基板ユニット10xを勢いよく筐体100へと挿入すると、図8Bに示すようにレバー40の爪部44がフレーム110に当接する。プリント基板ユニット10xは勢いをつけられているので、図8Cに示すようにレバー40の爪部44がフレーム110に当接した状態で回転する。この際、コネクタ60とコネクタ160とが接続される。そして、図8Dに示すように、レバー40を手動で回転させることによりレバー40は起立した姿勢となる。
このように、レバー40を使用せずにプリント基板ユニット10xを筐体100に挿入する場合、プリント基板ユニット10xを筐体100へ勢いよく挿入することが可能となる。このような挿入により、プリント基板ユニット10x、筐体100に衝撃が加わる。これにより、例えば既に筐体100に挿入されている他のプリント基板ユニット10xのコネクタ60の端子68とコネクタ160の端子168との間でチャタリングが発生する恐れがある。また、プリント基板20xやバックプレーン120に負荷がかかる。
また、コネクタ160には、以下のような問題が起こる恐れがある。図9A、9Bは、コネクタに生じる問題の説明図である。図9Aは、コネクタ60が移動して端子168が挿入穴63に挿入される際の拡大図である。挿入穴63の縁は、端子168の挿入を案内するためのテーパ面63aが形成されている。プリント基板ユニット10を筐体100に挿入する場合、コネクタ60のテーパ面63aに端子168が当接することが考えられる。テーパ面63aが端子168に当接した場合、端子168には、端子168の軸方向の力R1が作用する。力R1は、テーパ面63aに平行な方向の力R2と、テーパ面63aに平行な方向の力R2とに分解できる。力R3は、コネクタ60の移動に作用しない。
図9Bに示すように、力R2は、端子168の軸方向に垂直な方向の力R4と、端子168の軸方向に平行な方向の力R5とに分解できる。力R5は、コネクタ60の移動に作用しない。力R4の反力R4´は、端子168がテーパ面63aに当接する際に端子168への曲げ力として作用する。このため、コネクタ60が勢いよく移動してテーパ面63aが端子168に当接した場合、大きな反力R4´が端子168に作用し、端子168が塑性変形する恐れがある。特に、昨今の端子が高密度に配置する場合、端子を細くする必要があり、このため端子が塑性変形しやすくなる。端子168が塑性変形すると、接触不良が生じる恐れもある。
図10は、実施例1の電子装置に採用されているプリント基板ユニット10の部分拡大図である。図11は、実施例1の電子装置に採用されているプリント基板ユニット10の部品を示した図である。図10は、レバー40が起立した状態を示している。レバー40には、ロックレバー50が連結されている。詳細には、レバー40には孔46が形成され、ロックレバー50には孔46に回転可能に嵌合する軸部56が設けられている。レバー40とロックレバー50との間には、付勢部材Sが設けられている。付勢部材Sは、金属製のバネである。付勢部材Sは、レバー40の凹部48に保持されている。付勢部材Sの一端はレバー40を押圧し、付勢部材Sの他端はロックレバー50の被押圧部58を押圧する。図10において、付勢部材Sは、レバー40に対してロックレバー50を時計方向に付勢している。
ロックレバー50は、円弧状に延びた操作部51、操作部51の基端側と連続した係止部55、を含む。操作部51の先端側には係合部52が形成されている。係止部55には、軸部56が形成されている。係止部55は、レバー40の凹部48に収納される。係止部55は、軸部56を支点として凹部48内で所定の範囲を回転する。レバー40には、起立した状態でのプリント基板20との干渉を防止するために逃げ部49が形成されている。プリント基板20には規制部70が固定されている。図11に示すように、プリント基板20には規制部70を固定するための2つの孔26が設けられている。尚、プリント基板20には、レバー40の軸部45が回転可能に嵌合する孔25が形成されている。
次に、実施例1の電子装置におけるプリント基板ユニット10の筐体100への挿入の手順について説明する。図12A〜12Dは、実施例1の電子装置におけるプリント基板ユニット10の筐体100への挿入の手順の説明図である。尚、実施例1の電子装置は、上述した筐体100を採用している。また、図12A〜12Dにおいては、一部の構造について符号を付することを省略している。
図12Aに示すように、ロックレバー50の係合部52を規制部70に係合させた状態で、プリント基板ユニット10を筐体100へと挿入する。ロックレバー50と規制部70とが係合することにより、レバー40が倒れた姿勢でロックされている。レバー40が倒れた姿勢を第1姿勢と称する。レバー40が第1姿勢でロックされた状態ではプリント基板ユニット10を筐体100の奥へと挿入することはできない。レバー40の爪部44がフレーム110に当接するからである。従って、作業者は図12Bに示すように、付勢部材Sの付勢力に抗してロックレバー50の係合部52を規制部70から離脱させる。これにより、図12Cに示すように、ロックレバー50は規制部70の上方を移動可能になり、レバー40は第1姿勢から起立した姿勢へと移行が可能になる。レバー40が起立した姿勢を第2姿勢と称する。レバー40が第1姿勢から第2姿勢へと移行することにより、図12Dに示すようにプリント基板ユニット10が筐体100への奥へと挿入されコネクタ60とコネクタ160とが適切に接続される。
このように、レバー40がロックレバー50、規制部70により第1姿勢でロックされた状態では、プリント基板ユニット10の筐体100への挿入は規制される。このため、作業者は、プリント基板ユニット10を筐体100に挿入する際にはロックレバー50と規制部70との係合を解除する作業を強いられる。このため、プリント基板ユニット10を勢いよく筐体100に挿入することが抑制される。これにより、上述した問題の発生を抑制できる。
次に、実施例2の電子装置について説明する。尚、実施例1の電子装置と類似の部材については類似の符号を付することにより、重複する説明を省略する。図13A〜13Dは、実施例2の電子装置におけるプリント基板ユニット10´の筐体100への挿入の手順の説明図である。実施例2の電子装置は、プリント基板ユニット10´を採用している。プリント基板ユニット10´は、ロックレバー50´を有している。ロックレバー50´は、一端に係合部52を有し、更に他端側に係合部54を有している。係合部54は、図13Dに示すように、レバー40が第2姿勢の場合に規制部70と係合する。これにより、レバー40は、プリント基板ユニット10´、規制部70により、第1姿勢にロックされるのみならず、第2姿勢でもロックされる。ロックを解除するためには、作業者は、ロックレバー50´の係合部54と規制部70との係合を離脱させて、レバー40を第2姿勢から第1姿勢に変更することが強いられる。これにより、プリント基板ユニット10´が筐体100に適切に挿入された状態でレバー40が誤って操作されて筐体100からプリント基板ユニット10´が抜去されることが防止される。また、第2姿勢でもロックされるので、プリント基板ユニット10´が抜去方向に移動するように振動が加えられた場合であっても、プリント基板ユニット10´が抜けること防止される。このように、ロックレバー50´は、レバー40の誤操作によるプリント基板ユニット10´の抜去を防止している。
実施例3の電子装置について説明する前に、実施例2の電子装置の問題点について説明する。図14A、14Bは、実施例2の電子装置の問題点の説明図である。図14Aに示すように、ロックレバー50を予め規制部70に係合させていない状態で、プリント基板ユニット10´を筐体100に挿入した場合には、図14Bに示すように、レバー40の爪部44がフレーム110に当接して、プリント基板ユニット10´を筐体100へ挿入することができる。このため、プリント基板ユニット10´を勢いよく筐体100に挿入することが可能となる。
図15Aは、実施例3の電子装置の説明図である。図15Aに示すように、レバー40には、レバー40が第1姿勢となるように付勢する付勢部材S1が設けられている。付勢部材S1は、一端がレバー40側を押圧し、他端が規制部70を押圧している。付勢部材S1は軸部45周りに巻きつけられている。このように、付勢部材S1がレバー40を第1姿勢となるように付勢するので、ロックレバー50の係合部52が規制部70に係合することがアシストされる。即ち、付勢部材S1は、レバー40が第1姿勢でロックされることをアシストする。レバー40が第1姿勢にロックされるので、プリント基板ユニット10´´が筐体100に勢いよく挿入されることが抑制される。
図15Bは、実施例3の変形例の電子装置の説明図である。図15Bに示すように、レバー40が第2姿勢となるように付勢する付勢部材S2が設けられている。付勢部材S2は、一端がレバー40側に係合し、他端が規制部70に係合している。付勢部材S2は軸部45周りに巻きつけられている。このように、付勢部材S2がレバー40を第2姿勢となるように付勢されている。レバー40が第2姿勢のままでも、プリント基板ユニット10´´´の筐体100への挿入は抑制される。また、付勢部材S2によりレバー40は第2姿勢となるように付勢されているので、レバー40を第1姿勢から第2姿勢に容易に変更できる。これにより、プリント基板ユニット10´´´の筐体100への挿入時の作業性が向上する。
図16は、実施例4の電子装置に採用されているプリント基板ユニット10aの部分拡大図である。図17は、実施例4の電子装置に採用されているプリント基板ユニット10aの部品を示した図である。レバー40aには、ロックレバー50aが連結されている。ロックレバー50aの先端には係合部52aが形成されている。係合部52aはピン状である。プリント基板20aは、側面視で突状の規制部26a、規制部26aと連続して側面視で湾曲状した被押圧部27a、被押圧部27aに連続して側面視で凹状の被係合部28aを有している。レバー40aには、レバー40aが第2姿勢で規制部26a、被押圧部27aとの干渉を回避するために逃げ部49aが設けられている。付勢部材Saは、凹部48aに収納されている。付勢部材Saの一端はレバー40aを押圧し、付勢部材Saの他端はロックレバー50aを押圧する。図16において、ロックレバー50aは、付勢部材Saによりレバー40aに対して時計方向に付勢されている。レバー40aには、ロックレバー50aの外形に沿うように形成され、ロックレバー50aの回転範囲を規制する規制部47aが形成されている。
次に、実施例4の電子装置におけるプリント基板ユニット10aの筐体100への挿入の手順について説明する。図18A〜18Dは、実施例4の電子装置におけるプリント基板ユニット10aの筐体100への挿入の手順の説明図である。図18Aに示すように、第1姿勢にあるレバー40aは、係合部52aが規制部26aに係合している。これにより、レバー40aは第1姿勢から第2姿勢に移行することが規制されている。付勢部材Saの付勢力に抗して係合部52aが規制部26aから退避するようにロックレバー50aを回転させる。これにより、レバー40aのロックが解除される。次に、図18Bに示すように、係合部52aが被押圧部27aに沿って移動するように、レバー40aを第1姿勢から第2姿勢へと変更する。係合部52aは、付勢部材Saの付勢力に従って、被押圧部27aを押す。図18C、18Dに示すように、係合部52aが被押圧部27aを離脱すると、付勢部材Saの付勢力により、係合部52aは被係合部28aに係合する。これにより、レバー40aは第2姿勢でロックされる。
このように、ロックレバー50aの係合部52aとプリント基板20aの規制部26aとが係合することにより、レバー40aが第1姿勢でロックされる。これにより、プリント基板ユニット10aを筐体100に勢いよく挿入されることを防止できる。また、ロックレバー50aの係合部52aとプリント基板20aの被係合部28aとが係合することにより、レバー40aが第2姿勢でロックされる。これにより、プリント基板ユニット10aが筐体100に適切に挿入された状態でレバー40aが誤って操作されることを防止できる。また、振動によりプリント基板ユニット10aが抜けることが防止できる。
次に、実施例5の電子装置について説明する。図19A〜19Cは、実施例5の電子装置におけるプリント基板ユニット10bの筐体100への挿入の手順についての説明図である。プリント基板ユニット10bには、上述したロックレバーは設けられておらず、レバー40が第2姿勢となるように付勢する付勢部材S3が設けられている。付勢部材S3の一端はレバー40に係合しており、付勢部材S3の他端はプリント基板20bに係合している。例えば、プリント基板20bに形成された孔に付勢部材S3の他端が挿入されている。図19Aに示すように、レバー40を傾斜させた状態であっても、図19Bに示すように、付勢部材S3の付勢力により、レバー40は第2姿勢に位置付けられる。図19Cに示すように、レバー40が第2姿勢の場合にプリント基板20bを筐体100へ挿入しようとすると、レバー40の爪部42がフレーム110に当接して、プリント基板20bの筐体100への挿入は規制される。従って、作業者は、付勢部材S3の付勢力に抗してレバー40を第1姿勢に移行させてから、プリント基板ユニット10bを筐体100に挿入することが強いられる。これにより、プリント基板ユニット10bを筐体100に勢いよく挿入されることが抑制される。
また、レバー40を第2姿勢から第1姿勢に位置付けるためには、作業者は付勢部材S3の付勢力に抗してレバー40を回転させることが強いられる。このため、プリント基板ユニット10bが筐体100に適切に挿入された状態で誤操作によりレバー40が第1姿勢に位置付けられることを防止している。また、振動によりプリント基板ユニット10bが抜けることが防止できる。
以上本発明の好ましい一実施形態について詳述したが、本発明は係る特定の実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲内において、種々の変形・変更が可能である。
上述したレバーは、一つのプリント基板ユニットに対して必ずしも2つ設けられている必要はなく、一つのみが設けられていてもよい。
10、10a、10b、10´、10´´、10´´´ プリント基板ユニット
20、20a、20b プリント基板
26a 規制部
28a 被係合部
40,40a レバー
50、50a ロックレバー
51 操作部
52 係合部
70 規制部
60、160 コネクタ
100 筐体
120 バックプレーン
S、S1〜S3、Sa 付勢部材

Claims (6)

  1. 第1コネクタを有した筐体と、
    前記筐体に挿入可能なプリント基板、前記プリント基板が前記筐体へ挿入されて前記第1コネクタに接続される第2コネクタ、前記プリント基板に回転可能に連結されたレバー、前記レバーを所定の姿勢でロックするロック機構、を有したプリント基板ユニットと、を備え、
    前記レバーは、前記プリント基板が前記筐体へ挿入される際に第1姿勢で前記筐体に当接し、前記プリント基板が更に前記筐体へ挿入されることにより前記筐体に当接して一方向に回転し、前記プリント基板の前記筐体への挿入が完了した際に第2姿勢となり、
    前記ロック機構は、前記レバーを前記第1姿勢にロックし、
    前記ロック機構は、前記レバーに移動可能に連結されたロックレバー、前記プリント基板に設けられ前記ロックレバーと係合することにより前記レバーの前記第1姿勢から前記第2姿勢への移行を規制する規制部、前記ロックレバーが前記規制部と係合するように付勢する付勢部材、を有し、
    前記ロックレバーが前記規制部に係合した状態では、前記レバーに前記第2姿勢となるように力が作用しても前記レバーのロックは維持される、電子装置。
  2. 前記付勢部材の付勢力に抗して前記ロックレバーを前記規制部から離脱させることにより、前記レバーは前記第1姿勢から前記第2姿勢へ移行可能となる、請求項1の電子装置。
  3. 前記ロックレバーは、前記第2姿勢で前記規制部に係合する、請求項2の電子装置。
  4. 前記レバーを前記第1又は第2姿勢側に付勢する付勢部材を備えた、請求項1乃至3の何れかの電子装置。
  5. 前記プリント基板は、前記第2姿勢の前記ロックレバーと係合する被係合部を有している、請求項2の電子装置。
  6. 第1コネクタを有した筐体と、
    前記筐体に挿入可能なプリント基板、前記プリント基板が前記筐体へ挿入されて前記第1コネクタに接続される第2コネクタ、前記プリント基板に回転可能に連結されたレバー、前記レバーを付勢する付勢部材、を有したプリント基板ユニットと、を備え、
    前記レバーは、前記プリント基板が前記筐体へ挿入される際に倒れた姿勢で前記筐体に当接し、前記プリント基板が更に前記筐体へ挿入されることにより前記筐体に当接して一方向に回転し、前記プリント基板の前記筐体への挿入が完了した際に起立した姿勢となり、
    前記レバーが前記起立した姿勢では、当該プリント基板ユニットの前記筐体への挿入は規制され、
    前記付勢部材は、当該プリント基板ユニットが前記筐体に挿入される前においても前記レバーが前記起立した姿勢となるように付勢する、電子装置。
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