JP5540971B2 - 接触子、接続治具及び接触子の製造方法 - Google Patents

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Description

本発明は、対象物に予め設定される対象点と検査装置等とを電気的に接続する接続治具に用いられる絶縁被覆を有する接触子やこの接触子の製造方法に関する。
接続治具は、接触子(プローブ、探針、接触ピン等)を備えていて、それらを経由して、対象物に予め設定される対象点に、検査装置等から電流或いは電気信号を供給するとともに、その対象点から電気信号を検出することによって、対象点間の電気的特性を検出して、導通検査やリーク検査や動作試験等をする。
その対象物としては、例えば、プリント配線基板、フレキシブル基板、セラミック多層配線基板、液晶ディスプレイやプラズマディスプレイ用の電極板又は半導体パッケージ用のパッケージ基板やフィルムキャリアなど種々の基板や、半導体ウェハや半導体チップやCSP (chip size package)などの半導体装置(LSI(Large Scale Integration)など)が該当する。尚、この接触子は、上記の対象物と装置とを電気的に接続することを目的とすることもでき、更に、インターポーザやコネクタのように電極端と電極端とを接続する接続治具としても採用することができる。
本明細書では、上記の対象物を総称して「対象物」と称し、対象物に設定されるとともに接触子が当接して導通状態となる部位を単に「対象点」と称する。尚、対象点と対象点とで挟まれる部位は「対象点間」として設定されることになる。
対象物が、LSIである場合には、LSIに形成される電子回路が対象部となり、この電子回路の表面パッドが夫々対象点となる。この場合には、LSIに形成される電子回路が所望の電気的特性を有していることを保証するために、対象点間の電気的特性を測定して、この電子回路の良否を判断する。
また、対象物が、電気・電子部品を搭載する基板である場合には、基板に形成された配線が対象部となり、この配線の両端が対象点となる。この場合には、対象部となる配線が、それらに電気信号を正確に伝達できることを保証するため、電気・電子部品を実装する前の配線基板に形成された配線上の所定の対象点間の抵抗値やリーク電流等の電気的特性を測定して、その配線の良否を判断する。
具体的には、その配線の良否の判定は、各対象点に、電流供給用及び/又は電圧測定用の接触子の先端を当接させて、電流供給用の接触子から対象点に測定用電流を供給するとともに対象点に当接させた電圧測定用の接触子の先端間の配線に生じた電圧を測定し、それらの供給電流と測定した電圧とから所定の対象点間における配線の抵抗値を算出することによって行う。
例えば、基板検査装置を用いて上記のいずれかの基板の検査を行う場合には、治具移動手段によって基板接続治具の検査用の接触子を被検査基板の対象点まで移動させて、基板に当接させて対象物の所定の検査を行い、検査が終了すると、治具移動手段により治具を対象点から待機位置まで移動させる、という制御が行われる。
2004−115838号公報 2008−25833号公報 2009−160722号公報
特許文献1は、線形素材の外周面に金めっき層を形成し、その上にさらにニッケルめっき層を形成した後に、線形素材を引っ張って線形素材の断面積を小さくする等によって、線形素材を除去することによって、ニッケル電鋳パイプを製造する方法を開示する。
特許文献2は、SUS線の外周面に絶縁被覆を形成し、それにレーザによりらせん状の溝を形成してSUS線の外周面を露出させ、そこに絶縁被覆と同じ厚さのニッケル被膜を形成し、それから、絶縁被覆を除去するとともにSUS線を引きぬいてコイル状スプリング構造を一部に備えるニッケル電鋳パイプを製造する方法を開示する。
特許文献3は、マイクロパイプを別に製造し、そのマイクロパイプの外周面にレジスト膜を形成し、そのレジスト膜に、例えば現像によりらせん状に感光部分を溶かしてらせんスペースパターンを形成するとともに、そのマイクロパイプを周回するスペースパターンを所定間隔で形成し、それをエッチング処理することによって、スペースパターンで分断された複数のマイクロコイルを同時に形成する方法を開示する。
近年、LSIの形成プロセスが向上し、LSIの微細化が推進され、LSI検査用パッドの狭ピッチ化や多数化が進んだことにより、検査対象のLSIやそれを搭載する基板の複雑化や微細化がより進み、検査対象に設定される対象点がより狭く又は小さく形成されるようになったため、接触子がより細く形成されている。このため、多数の微細な接触子をより効率よく製造することが求められている。接触子には、隣接配置される接触子同士が接触して短絡することを防止するために、接触子表面に絶縁膜を形成することが好ましいが、接触子が微細になればなるほど、この絶縁膜を形成することも極めて困難となる。
特許文献1及び2には、線形素材やSUS線を除去した段階で、微細なニッケル電鋳パイプやコイル状スプリング構造を一部に備えるニッケル電鋳パイプを製造する方法が開示されている。しかし、その製造されたニッケル電鋳パイプから接続治具に取り付けられる接触子を製造するためには、さらに、そのパイプを接触子に適した長さに切断したり、接続治具との係止部を形成したりする等の追加の工程が必要である。
また、特許文献3には、特許文献1等によりマイクロパイプを製造した後に、追加の工程によってマイクロコイルを製造する方法が開示されている。そのマイクロコイルから接続治具に取り付けられる接触子を製造するためには、さらに、特許文献1及び2に関連して上述したような追加の工程が必要である。
そこで、本発明は、線形素材やSUS線を取り除いた段階で、追加の工程を必要とすることなく製造される、絶縁膜を有する接続治具に取り付けられる接触子を提供することを目的とする。
また、本発明は、線形素材やSUS線を取り除いた段階で、追加の工程を必要とすることなく接続治具に取り付けられる絶縁膜を有する接触子の製造方法を提供することを目的とする。
さらに、本発明は、線形素材やSUS線を取り除いた段階で、追加の工程を必要とすることなく接続治具に取り付けられる絶縁膜を有する接触子の高い量産性を有する製造方法を提供することを目的とする。
請求項1記載の発明は、対象物に設けられる対象点に電気的に接続される接続治具に組み込まれる接触子であって、導電性材料のめっき層からなる円筒形状管を備え、前記円筒形状管が、両端から対向する向きに所定の長さにわたる先端部及び後端部と、前記先端部と後端部との間に形成された、長軸方向のらせん状の壁面を有するばね部と、前記ばね部が、前記らせん状の壁面に沿って形成される絶縁層を有し、前記ばね部に形成されるめっき層と前記絶縁層の境界面が段差無く形成され、前記ばね部に形成される絶縁層は、前記境界面上に端面が形成され、該円筒形状管の短軸方向外側に広がるテーパ形状を有していることを特徴とする接触子を提供する。
請求項2記載の発明は、前記ばね部に形成される絶縁層は、前記めっき層の端面に対しオーバーハングしていることを特徴とする請求項1記載の接触子を提供する。
請求項3記載の発明は、前記接触子は、前記ばね部の外径が30から100μmであることを特徴とする請求項1又は2に記載の接触子を提供する。
請求項4記載の発明は、前記接触子は、前記めっき層が金めっき層とニッケルめっき層の積層構造を有していることを特徴とする請求項1記載の接触子を提供する。
請求項5記載の発明は、対象物に設けられる対象点に電気的に接続される治具であって、請求項1乃至4いずれかに記載の複数の接触子と、前記複数の接触子の前記先端部が挿通される孔を有するとともに、該複数の接触子の前記後端部が挿通される孔を有するヘッドプレートと前記複数の接触子の前記後端部に電気的に接続するための電極を備えるベースプレートとを備える接続治具を提供する。
請求項6記載の発明は、対象物の対象部に電気的に接続される接続治具に組み込まれる接触子を製造する方法であって、芯材の周囲に非導電性材料の非導電性層を形成する工程と、前記非導電性層の一部を除去して、周回する周状突部を形成するとともに、隣り合う周状突部の間にらせん状のらせん状突部を形成する工程と、前記周状突部と前記らせん状突部が形成された前記芯材に、導電性材料のめっき層が形成される工程と、前記芯材の前記導電性材料のめっき層に絶縁膜を形成する工程と、前記周状突部と前記らせん状突部を除去する工程と、前記周状突部の端面から所定の距離にわたって前記絶縁膜を除去して導電性材料のめっき層を露出させる工程と、前記芯材を除去する工程とを含む、接触子を製造する方法を提供する。
請求項7記載の発明は、前記非導電性層の一部を除去して、周回する周状突部を形成するとともに、隣り合う周状突部の間にらせん状のらせん状突部を形成する工程において、レーザを用いて該非導電性層の一部を除去して、該周状突部と該らせん状突部を形成することを特徴とする請求項6記載の接触子を製造する方法を提供する。
請求項8記載の発明は、前記周状突部の端面から所定の距離にわたって前記絶縁膜を除去して導電性材料のめっき層を露出させる工程において、レーザを用いて前記絶縁膜を除去することを特徴とする請求項6記載の接触子を製造する方法を提供する。
請求項9記載の発明は、前記芯材を除去する工程が終了すると前記接触子が複数製造されることを特徴とする請求項6記載の接触子を製造する方法を提供する。
請求項10記載の発明は、前記らせん状の絶縁膜の端面と前記めっき層の端面が段差無く形成されていることを特徴とする請求項6の接触子を製造する方法を提供する。
請求項11記載の発明は、前記接触子の外径が、30から100μmであることを特徴とする請求項6記載の接触子を製造する方法を提供する。
本発明によって、線形素材やSUS線を取り除いた段階で、追加の工程を必要とすることなく製造され、絶縁被膜を有し、接続治具に取り付けられる、ばねの荷重の大きさが高められた接触子を提供することができる。
本発明によると、線形素材やSUS線を取り除いた段階で、接続治具に保持されるための係止部を備え、ばねの荷重の大きさが高められた接触子を提供することができる。
また、本発明によると、線形素材やSUS線を取り除いた段階で、追加の工程を必要とすることなく接続治具に取り付けることができ、絶縁被膜を有し、ばねの荷重の大きさが高められた、接触子の製造方法を提供することができる。
さらに、本発明によると、線形素材やSUS線を取り除いた段階で、追加の工程を必要とすることなく接続治具に取り付けることができ、絶縁被膜を有し、ばねの荷重の大きさが高められた接触子の高い量産性を有する製造方法を提供することができる。
本発明に係る接触子を製造する段階における金めっき層を形成する工程の一実施例を示す断面図である。 本発明に係る接触子を製造する段階における非導電性層を形成する工程の一実施例を示す断面図である。 本発明に係る接触子を製造する段階における非導電性層の一部を除去する工程の一実施例を示す断面図である。 本発明に係る接触子を製造する段階におけるニッケルめっき層を形成する工程の一実施例を示す断面図である。 本発明に係る接触子を製造する段階における絶縁膜を形成する工程の一実施例を示す断面図である。 本発明に係る接触子を製造する段階における非導電性層を除去する工程の一実施例を示す断面図である。 本発明に係る接触子を製造する段階における絶縁膜の一部を除去する工程の一実施例を示す断面図である。 本発明に係る接触子を製造する段階における金めっき層の一部を除去する工程の一実施例を示す断面図である。 本発明に係る接触子を製造する段階における芯材の引き伸ばし工程の一実施例を示す断面図である。 本発明に係る接触子を製造する段階における芯材の引き抜き工程の一実施例を示す断面図である。 (A)は本発明に係る接触子の一実施形態を示す正面図であり、(B)は、本発明に係る接触子の他の実施形態を示す正面図である。 本発明に係る一実施形態の接触子を一実施形態の接続治具に取り付けた状態を説明するための概略構成図である。 図2(B)に示す本発明に係る一実施形態の接触子を他の実施形態に係る接続治具に取り付けた状態を説明するための概略構成図である。 図2(B)に示す本発明に係る一実施形態の接触子を他の実施形態に係る接続治具に取り付けた状態を説明するための概略構成図である。
図1Aから図1Jまでは、本発明に係る一実施形態の接触子を製造するための各工程の一実施例を示す断面図である。なお、全図において、各部材の厚さ、長さ、形状、部材同士の間隔、隙間等は、理解の容易のために、適宜、拡大・縮小・変形・簡略化等をしている。図の説明の際の上下・左右の表現は、その図に向かった状態でのその図面の面に沿った方向を表すものとする。
図1Aは、芯材10の外周面上に金めっき層12を形成して製造した線材の断面図を示す。この芯材10は、例えば、外径が5μmから300μmの金属線や樹脂線を用いることができる。金属線としては、例えばSUS線を用いることができ、樹脂線としてはナイロン樹脂やポリエチレン樹脂等の合成樹脂線を用いることができる。
金めっき層12は、芯材10の外周面上に形成されており、この金めっき層12を形成することにより、最終工程での芯材10の抜き取りを容易にすることができる。なお、この金めっき層12は、芯材10の抜き取りを容易にするが、芯材10を容易に抜き取りすることができる場合には特に必要とされない。なお、金めっき層12の厚さは、0.1μmから1μmに形成される。
この線材(芯材10と金めっき層12)の長さは、搬送作業の容易性等の観点から50cm以下が望ましいが、それに限定されるものではなく、切断することなく連続的に製造してもよい。
図1Bは、図1Aに示された線材の金めっき層12の外周面上に非導電性層14を形成したものを示す。この非導電性層14は、後述する導電性材料のめっき層16(後述するニッケルめっき層16)を形成する際の、導電性材料のめっき層16の位置を決める。この非導電性層14が存在する部位には、導電性材料のめっき層16が存在せず、非導電性層14が存在しない部位には、導電性材料のめっき層16が存在することになる。
この非導電性層14は、後述する工程で所望する形状となるように、レーザ照射による露光現像によりパターン形成することができる素材が好ましいが、レーザ照射により非導電性層14を直接蒸発若しくは分解によりパターン形成することができる素材を用いても良い。
この非導電性層14の厚みは、導電性材料のめっき層16と絶縁膜18の厚みに応じて適宜調整されるが、7μmから100μmに形成される。
図1Cは、非導電性層14の一部を除去する工程の一実施例を示す断面図である。この図1Cで示される工程では、非導電性層14の一部を除去することにより、等間隔に周回する周状突部14aを形成するとともに、隣り合う周状突部14aの間にらせん状のらせん状突部14bが形成される。
図1Cで示される一実施例では、紙面に向かって、左から周状突部14a、らせん状突部14b、周状突部14a、らせん状突部14bと周状突部14aがこの順番に形成されている。この一実施例では、非導電性層14を例えば3mmから30mmの間隔を置いて所定の幅だけ残るように、非導電性層14を残して周状突部14aを形成している。
らせん状突部14bは、周状突部14aと周状突部14aの間に非導電性層14がらせん状の形状を有するように、非導電性層14が除去されることになる。なお、実際に、非導電性層14に周状突部14aとらせん状突部14bが形成される場合には、線材(芯材10と金めっき層12)に形成される順番(例えば、図1Cなら左から順番)に沿って形成されることになる。なお、非導電性層14が除去された部分(周状突部14aとらせん状突部14b以外の部分)では、金めっき層12が露出することになる。
これらの周状突部14aとらせん状突部14bは、非導電性層14を有する線材にレーザービームを照射して、不要な非導電性層14を除去する方法を採用することができる。この場合、芯材10を周方向に回転させながら、不要な非導電性層14の位置にレーザービームを直接照射し、その照射により非導電性層14を除去する。なお、この方法で使用するレーザービームの出力は、非導電性層14のみを除去することができ、且つ金めっき層12を損傷することがない出力に調整される。
図1Dは、ニッケルめっき層を形成する工程の一実施例を示す断面図である。図1Dの工程では、図1Cで形成される線材の外周にニッケルめっき層16が形成される。このニッケルめっき層16は、線材の非導電性層14が形成されていない部位、つまり、金めっき層12が表面に現れる部位にニッケルめっき層16が形成されることになる。このニッケルめっき層16の厚さは、5μmから50μmに形成される。
図1Eは、絶縁膜を形成する工程の一実施例を示す断面図である。図1Eの工程では、図1Dで形成されるニッケルめっき層16を有する線材の外周に、絶縁膜18が形成される。この絶縁膜18は、線材の非導電性層14が形成されていない部位、つまり、ニッケルめっき層16が表面に現れる部位に絶縁膜18が形成されることになる。この絶縁膜18の形成方法は、特に限定されるものではないが、電着法により形成されることができる。このように電着法を用いることにより、ニッケルめっき層16の表面にのみ絶縁膜18を形成することができ、非導電性層14にはこの絶縁膜18が形成されることがない。この絶縁膜18の厚さは、2μmから50μmに形成される。
この絶縁膜18の膜厚は、上記の範囲に形成されるが、ニッケルめっき層16と積層された際に、周状突部14aとらせん状突部14bを形成する非導電性層14の表面よりも僅かに高く又は僅かに低く形成することができる。絶縁膜18が非導電性層14よりも高く形成される場合には、非導電性層14の表面へ絶縁膜18が乗り上げることになる。また、絶縁膜18が非導電性層14よりも低く形成される場合には、非導電性層14の側面に張り付くように形成される。
図1Fは、非導電性層を除去する工程の一実施例を示す断面図である。図1Fの工程では、図1Eで形成される絶縁膜18を有する線材の非導電性層14を除去する。この工程では、非導電性層14のみを、例えば有機溶剤を用いて除去する。
このように非導電性層14を除去することにより、線材の周状突部14aとらせん状突部14bの部位は、金めっき層12が露出することになる。このため、周状突部14aには、周状溝22aが形成され、らせん状突部14bには、らせん状溝22bが形成されることになる。
なお、らせん状溝22bの部分では、ニッケルめっき層16と絶縁膜18によりらせん状(後述するばね部)形状に形成されることになる。
非導電性層14と絶縁膜18の夫々の厚み方向の高さは、下記のように形成されることになる。非導電性層14よりも高く絶縁膜18が形成される場合には、らせん状溝22bの部位では、絶縁膜18がニッケルめっき層16よりもオーバーハングして形成されていることになる。一方、非導電性層14よりも低く絶縁膜18が形成される場合には、らせん状溝22bの部位では、絶縁膜18とニッケルめっき層16の側面が面一に形成される。また、この場合、絶縁膜18は、非導電性層14の側面に沿って、線材の外方向に広がる湾曲面(盛り上がり状態のような形状)を有するように形成されるため、らせん状溝22bでは絶縁膜18が外側に広がる湾曲面を有していることになる。
図1Gは、絶縁膜の一部を除去する工程の一実施例を示す断面図である。図1Gの工程では、レーザービームを照射して、周状溝22aを形成している絶縁膜18を端面から所定の長さを除去して、ニッケルめっき層16を露出させる。その露出したニッケルめっき層16は、接続治具用の接触子に形成される際に、検査対象部に接触する先端部又は検査装置に接続される接続治具の電極に接触する後端部として機能する部分になり、接続治具の構造に応じて、それらの必要な長さが定まる。そのため、それらを考慮して絶縁膜18が除去される長さが決定されることになる。
図1Hは、金めっき層の一部を除去する工程の一実施例を示す断面図である。図1Hの工程では、図1Gの状態で超音波洗浄を行って、図1Hに示すように、周状溝22aとらせん状溝22bに露出する金めっき層12を除去する。
図1Iは、芯材の引き伸ばし工程の一実施例を示す断面図である。芯材10を白抜き矢印で示すように芯材10の両端を離れる方向に引っ張って、断面積が小さくなるように変形させる。一端を固定して他端のみを引っ張るようにしてもよい。芯材10が延伸してその断面積が小さくなると、芯材10の外周面を被覆していた金めっき層12がその外周面から剥離して、芯材10と金めっき層12との間に空間が形成されることになる。
図1Jは、芯材の引き抜き工程の一実施例を示す断面図である。図1Jの工程では、芯材10を抜き取ると、各周状溝22aによって隣り合う部分が離れて、接触子26と接触子28とが、別個のものとして形成されることになる。この図1Jに示すように、芯材10を抜き取った段階で、他の追加の工程を必要とすることなく絶縁膜を有する接触子を完成させることができる。なお、図1Aから図1Jは、簡略化して電鋳管の一部のみを示しているため、図1Jの工程では、2個の接触子のみが製造されたようになっているが、長い電鋳管を使用することによって、多数の接触子を一度に製造することができる。
図1Jに示すように、接触子26,28は、導電性材料の円筒形状のニッケルめっき層16を備え、その両端側には、ニッケルめっき層16が露出した先端部及び後端部が形成されており、また、先端部と後端部との間には、長軸方向のらせん状の壁面を有するばね部が形成されており、このらせん状の壁面に沿って絶縁層18が形成されている。
本発明の接触子は、上記の如き寸法の条件下において製造することができるが、特に、外径が30から100μm、内径が20から90μm、絶縁膜の厚みが2〜15μmに形成される場合において、接続治具に用いられる接続端子として好適に用いることができる。
図2(A)は、上述の図1Aから図1Jの工程を用いて製造した円筒形状の接触子の一実施形態に係る接触子21を開示する。接触子21は、先端部21aと円筒形状のばね部21cと後端部21bとからなる。後端部21bは先端部21aよりも短い。また、図2(B)は、図2(A)の接触子21と同様に、上述の図1Aから図1Hの工程によって製造した円筒形状の接触子の他の実施形態に係る接触子20を開示する。ただし、図2(A)の接触子と図2(B)の接触子との製造工程の順序は同じであるが、図2(A)の接触子の製造段階の図1Eの工程において、隣り合う2つの溝22a,22bにおいて除去する絶縁層18の幅が異なるため、図2(A)の接触子21は上下が非対称に形成されている。一方、図2(B)の接触子20の両端部20aの長さは同じである。
図2(A)の接触子21は、例えば、外径が約50μm、内径が約35μm、全長が約5mmであり、また、端部21aの長さが約1.5mmであるが、それらに限定されるものではない。
図2(A)の接触子21の先端部21aは対象物の検査対象部に接触し、後端部21bは検査装置に接続される接続治具の電極に接続される。ばね部21cには、らせん形状の空隙(上述するらせん状溝)が形成されたばね部分が形成されていて、弾性力を発揮する。そのため、ばね部21cは伸縮することができ、その伸縮する変位の大きさに比例してばね荷重が定まる。図2(A)及び図2(B)に示すらせん形状のばね部分21c,20cは例示であり、それに限定されることなく、所定のばね荷重を発揮させる等のために、らせん部分を形成するばね部分の幅、ピッチ、厚み、巻数あるいは、ばね部分の形成位置、ばね部分の形成個数を変えることができる。
図2(B)の接触子20は、中央のばね部20cとそれの両側に位置する2つの同じ長さの端部20aとを備える。すなわち、この接触子20は上下対称である。そのため、その接触子20の端部20aの一方を対象物の検査対象部に接触する先端部として用いると、他方は検査装置に接続される接続治具の電極に接続される後端部となる。
図2(A)の接触子21の先端部21a及び後端部21bの長さと、図2(B)の接触子20の2つの端部20aの長さとは、図1Gの工程において、絶縁膜18を端面から除去するニッケルめっきを露出させたその長さによって定まる。
図2(B)の接触子20のように、同じ長さの2つの端部20aを有する接触子を用いると、2つの端部が同一形状で、機能が特定されず、先端部又は後端部のどちらにも利用可能なため、接続治具に組み込む際に上下の認定が不要になり、組立が容易になる。
図3(A)は、一実施例に係る接続治具32に取り付けられた接触子21の状態を説明するために、接続治具の一部のみを示す一部断面図である。この実施形態では、複数の接触子21を保持するために、ヘッドプレート38と支持プレート36とベースプレート35とを備える。それらのプレートは、棒状又は枠状の図示せぬ支持部によって一定の距離離隔して保持されている。このため、この実施形態では、ヘッドプレート38と支持プレート36の間に空間が形成されることになる。
ヘッドプレート38には貫通孔38hが形成されていて、各接触子21の先端部21aが貫通挿通され、この先端部21aを検査点へ案内する。貫通孔38hの内径は、先端部21aの外径より大きく、絶縁膜16の外径よりも小さい。そのため、絶縁膜16の部分がヘッドプレート38に係止され、接触子21が貫通孔38hから抜け出ることはない。複数の貫通孔38hは、対象点の形成されている位置に対応するように高密度になるように接近して形成されるが、隣り合う接触子21が接触しない程度の距離を置く必要がある。支持プレート36には、貫通孔36hが形成されていて、各接触子21の後端部21bが貫通挿入され、この後端部21bを電極40へ案内される。この貫通孔36hの内径は、接触子21の絶縁膜16の外径よりも僅かに大きく形成されている。なお、この支持プレート36の貫通孔36hは、その内部にばね部20cを収容しない程度の長さを有していることが好ましい。これは、ばね部20cの収縮運動時に、貫通孔36hを形成する支持プレート36に接触して、接触子21が破損しないようにするためである。支持プレート36は、ベースプレート35と当接するように配置される。
ここで、本発明に係る接触子では絶縁膜が外周に形成されているため、かなりの高密度で接触子を取り付けるように複数の貫通孔を接近させて形成することができる。
また、図3(A)に示すように、ベースプレート35には、ヘッドプレート38の貫通孔38hに対向する位置に電極40が固定されている。ベースプレート35が無いとすると、接触子21は、自然長において、後端部21bが、ベースプレート35の固定される位置よりも少し突出する程度の長さに設定されているため、図3(A)に示す状態では、後端部21bが電極40に衝突し、ばね部21cが、少し縮んで電極を押す付勢力を発揮している。そのため、電極40と接触子21とが確実に接触する状態を保持している。また、接触子21は、絶縁膜16の下端部が貫通孔38hの周囲のヘッドプレート38に係止されているため、先端部21aの突出量が変動することがなく、対象点に対する押圧力を一定に保つことができる。
図3(B)は、一実施例に係る接続治具30に取り付けられた接触子20の状態を説明するために、接続治具の一部のみを示す一部断面図である。接続治具30は、支持プレート36及びヘッドプレート38を備える。それらは樹脂材料やセラミックス等の絶縁材料からなる。支持プレート36は、ヘッドプレート38をベースプレート35から所定の距離離隔させて保持する。
ヘッドプレート38には貫通孔38hが形成されていて、接触子20の先端部20aが挿通されている。その際、貫通孔38hの内径は、先端部20aの外周を覆うニッケルめっき層16(図1J参照)の外径より大きいが、絶縁膜18の外径よりも小さい。
また、支持プレート36には貫通孔36hが形成されていて、その貫通孔36hは、内径が、絶縁膜18の外径よりも僅かに大きく形成され、接触子20を貫通保持する。
貫通孔38hの内径が接触子20の絶縁膜18の外径よりも小さい結果、絶縁膜18の部分がヘッドプレート38に係止されるため、接触子20が貫通孔38hから抜け出ることがない。
図3(B)に示すように、電極40を保持するベースプレート35が、支持プレート36の貫通孔36hの開口部に対向するように固定されている。ベースプレート35がないとすると、接触子20は、自然長において、後端部20aが、支持プレート36の貫通孔36hの上方の開口部分から少し突出する程度の長さに設定されているため、図3(B)に示す状態では、後端部20aが電極40に衝突し、ばね部20cが、少し縮んで電極を押す付勢力を発揮している。そのため、電極40と接触子20とが確実に接触する状態を維持している。また、接触子20は、絶縁膜16の下端部が貫通孔38hの周囲のヘッドプレート38に係止されているため、先端部20aの突出量が変動することがなく、検査対象に対する押圧力を一定に保つことができる。
図3(C)は、他の実施例に係る接続治具31に接触子20が取り付けられた状態を説明するために、その接続治具の一部のみを示す一部断面図である。接続治具31は、接続治具30とは、接続治具30の支持プレート36に相当する部分が、2つの支持プレート36a,36bからなる点が異なる。支持プレート36bでは、貫通孔36hにテーパ形状の傾斜面34iが形成されていて、ベースプレート35の電極40に向かう開口部分の内径が、接触子20の絶縁膜18の外径よりも小さい。
接触子20を接続治具31に組み込む際には、ヘッドプレート38に支持プレート36aを取り付けたものに、接触子20の先端部20aを上方から支持プレート36aの貫通孔36hを経由してヘッドプレート38の貫通孔38hに挿入する。挿入された先端部20aは、支持プレート36aに沿って貫通孔38hに入り込むが、ばね部20cの絶縁膜18の外径は貫通孔38hの内径よりも大きいため、その絶縁膜18の下端部は、貫通孔38hの周囲のヘッドプレート38に係止され、それにより、接触子20がヘッドプレート38に保持される。
次に、接触子20をヘッドプレート38に保持させた後に、支持プレート36b及びベースプレート35を接続治具31に取り付けるために、広い開口部分を下方にして支持プレート36b及びベースプレート35を支持プレート36a上端部上に載せる。その際、後端部20aを支持プレート36bの貫通孔36hの広い開口部分に位置決めして挿入する。支持プレート36bの貫通孔36hは、傾斜面34iに沿って徐々に狭くなるため、後端部20aはその傾斜面34iに案内されて上方の狭い開口部分まで導かれる。そのように、貫通孔36hが、広い開口部分から狭い開口部分につながる傾斜面34iを有するように形成されているため、接触子20の後端部20aの端面が貫通孔36hを形成する支持プレート36bに引っかかることがなく、その支持プレート36bの貫通孔36hへの接触子20の後端部20aの挿入が容易であり、さらに、傾斜面34iに沿って、確実に、接触子20の後端部20aを貫通孔36hの狭い開口部分まで導くことができ、接触子20の後端部20aと電極40を精度良く位置決め固定することができる。
接触子20の後端部20aは、狭い開口部分まで到達すると、検査装置に電気的に接続された電極40と当接する。なお、電極40がないとすると、接触子20は、自然長において、後端部20aが、支持プレート36bの貫通孔36hの狭い開口部分から少し突出する程度の長さに設定されているため、図3(C)においては、後端部20aが、電極40に衝突し、ばね部20cが少し縮んで電極40を押す付勢力を発揮している。そのため、図3(B)に示す接続治具30と同様に、この接続治具31においても電極40と接触子20との確実な接触状態を維持することができる。また、接触子20は、絶縁膜16の下端部が貫通孔38hの周囲のヘッドプレート38に係止されているため、先端部20aの突出量が変動することがなく、検査対象に対する押圧力を一定に保つことができる。
例えば、基板等の検査時には、接触子20の先端部20aの先端面を対象点に当接させる。その当接した際の押圧力による抗力によって先端部20aが後退するため、それに応じてばね部20cのばね部分が収縮し、そのばね部分が元に戻ろうという力によって、先端部20aの先端面と検査対象との接触が確実になる。その状態で、検査対象の抵抗値を検出したり導通の有無を判断したりすることができる。尚、このようにばね部20cを有していることにより、接触子20の長さや対象物の高さにばらつきがある場合でも、対象点に圧接される際にはばね部20cが適宜に収縮して、接触子20の端部20aが対象点に圧接されることができ、対象点が損傷したりすることを防止することができる。
以上、本発明に係る接続治具用の接触子のいくつかの実施形態について説明したが、本発明はそれらの実施形態に拘束されるものではなく、当業者が容易になしえる追加、削除、改変等は、本発明に含まれるものであり、また、本発明の技術的範囲は、添付の特許請求の範囲の記載によって定められることを承知されたい。
10・・・芯材
12・・・金めっき層
14・・・非導電性層
14a・・周状突部
14b・・らせん状突部
16・・・ニッケルめっき層
18・・・絶縁膜
20,21・・・接触子
20a,21a,21b・・・端部
20c,21c・・・ばね部
22a・・・周状溝
22b・・・らせん状溝
30・・・接続治具

Claims (11)

  1. 対象物に設けられる対象点に電気的に接続される接続治具に組み込まれる接触子であって、
    導電性材料のめっき層からなる円筒形状管を備え、
    前記円筒形状管が、
    両端から対向する向きに所定の長さにわたる先端部及び後端部と、
    前記先端部と後端部との間に形成された、長軸方向のらせん状の壁面を有するばね部と、
    前記ばね部が、前記らせん状の壁面に沿って形成される絶縁層を有し、
    前記ばね部に形成されるめっき層と前記絶縁層の境界面が段差無く形成され、
    前記ばね部に形成される絶縁層は、前記境界面上に端面が形成され、該円筒形状管の短軸方向外側に広がるテーパ形状を有していることを特徴とする接触子。
  2. 前記ばね部に形成される絶縁層は、前記めっき層の端面に対しオーバーハングしていることを特徴とする請求項1記載の接触子。
  3. 前記接触子は、前記ばね部の外径が30から100μmであることを特徴とする請求項1又は2に記載の接触子。
  4. 前記接触子は、前記めっき層が金めっき層とニッケルめっき層の積層構造を有していることを特徴とする請求項1記載の接触子。
  5. 対象物に設けられる対象点に電気的に接続される治具であって、
    請求項1乃至4いずれかに記載の複数の接触子と、
    前記複数の接触子の前記先端部が挿通される孔を有するとともに、該複数の接触子の前記後端部が挿通される孔を有するヘッドプレートと
    前記複数の接触子の前記後端部に電気的に接続するための電極を備えるベースプレートとを備える接続治具。
  6. 対象物の対象部に電気的に接続される接続治具に組み込まれる接触子を製造する方法であって、
    芯材の周囲に非導電性材料の非導電性層を形成する工程と、
    前記非導電性層の一部を除去して、周回する周状突部を形成するとともに、隣り合う周状突部の間にらせん状のらせん状突部を形成する工程と、
    前記周状突部と前記らせん状突部が形成された前記芯材に、導電性材料のめっき層が形成される工程と、
    前記芯材の前記導電性材料のめっき層に絶縁膜を形成する工程と、
    前記周状突部と前記らせん状突部を除去する工程と、
    前記周状突部の端面から所定の距離にわたって前記絶縁膜を除去して導電性材料のめっき層を露出させる工程と、
    前記芯材を除去する工程とを含む、接触子を製造する方法。
  7. 前記非導電性層の一部を除去して、周回する周状突部を形成するとともに、隣り合う周状突部の間にらせん状のらせん状突部を形成する工程において、レーザを用いて該非導電性層の一部を除去して、該周状突部と該らせん状突部を形成することを特徴とする請求項6記載の接触子を製造する方法。
  8. 前記周状突部の端面から所定の距離にわたって前記絶縁膜を除去して導電性材料のめっき層を露出させる工程において、レーザを用いて前記絶縁膜を除去することを特徴とする請求項6記載の接触子を製造する方法。
  9. 前記芯材を除去する工程が終了すると前記接触子が複数製造されることを特徴とする請求項6記載の接触子を製造する方法。
  10. 前記らせん状の絶縁膜の端面と前記めっき層の端面が段差無く形成されていることを特徴とする請求項6の接触子を製造する方法。
  11. 前記接触子の外径が、30から100μmであることを特徴とする請求項6記載の接触子を製造する方法。
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