JP5522812B1 - バケット装着具 - Google Patents

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Abstract

【課題】クレーンに対するグラブバケットの着脱作業の手間を省いて、水中捨石基礎の構築作業の迅速化に貢献できるとともに、グラブバケットの載置領域の省スペース化に貢献できる、バケット装着具を提供する。
【解決手段】バケット装着具30は、グラブバケット1が載置される載置台31と、載置台31とグラブバケット1との連結を担う連結具32と、載置台31の下端に固定された底板33とを備える。このバケット装着具30は、載置台31上にグラブバケット1を載置したうえで、連結具32によりグラブバケット1とバケット装着具30とを連結してグラブバケット1とバケット装着具30とを一体化することにより、水中捨石Sに対する圧密均し作業を行うことができる捨石均し用重錘としての機能と、該グラブバケット1を起立姿勢で載置することができるバケット架台としての機能の二つの機能を兼ね備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、グラブバケットに装着されるバケット装着具に関する。本発明に係るバケット装着具は、防波堤等の構築にあたり、水中捨石基礎の圧密均しに使用される重錘としての機能と、不使用時におけるグラブバケットを起立姿勢で載置するためのバケット架台としての機能を兼ね備える。
防波堤等の構築に際しては、ケーソン等の構造物の設置固定に先立って、水中捨石基礎が構築される。かかる水中捨石基礎の構築において、水中に投下された捨石に対して専用の重錘を用いて圧密均し作業を行なうことは公知であり、例えば、特許文献1には、鋼材組立製の支枠の下端に、極厚鋼板製の錘板を固定してなる水中捨石均し用重錘が開示されている。特許文献2には、シャフトの下端に重錘部を設けてなる水中捨石均し用重錘が開示されている。
特開昭60−105714号公報 実願平01−055288号(実開平02−148040号)のマイクロフィルム
特許文献1、2に記載の重錘を用いて水中捨石基礎を構築する際には、グラブバケットを使った水底面に対する捨石の投下作業を行ない、その後に重錘を用いて均し作業を行なう必要がある。つまり、特許文献1、2に記載の重錘を用いて水中捨石基礎を構築する際には、まず、クレーン船のクレーンに、オレンジピールなどのグラブバケットを連結し、当該グラブバケットを使って捨石の投下作業を行なったのちに、グラブバケットをクレーンから取り外してクレーンに重錘を付け替え、その後に重錘を使って水中捨石基礎の圧密均し作業を行なう必要がある。このため、特許文献1、2に記載の重錘を用いた場合には、クレーンに対するグラブバケットの取付作業、グラブバケットの取外し作業、および重錘の取付作業などが必要であり、換言すれば、クレーンに対するグラブバケットおよび重錘の着脱作業を複数回行なうことが必要である。従って、従来の捨石均し用重錘を用いる場合には、迅速に水中捨石基礎の構築作業を進めることが困難であり、その点に問題があった。また、クレーン船などの作業船の甲板上には、グラブバケットの載置領域と、捨石均し用重錘の載置領域とを確保する必要があるため、より大型の甲板を備えたクレーン船が必要となったり、複数隻の作業船が必要となる点でも不利があった。加えて、不使用時において、地上のバケット置き場にグラブバケットと捨石均し用重錘とを保管するためには、当該バケット置き場にグラブバケットの載置領域と捨石均し用重錘の載置領域とを別々に確保することが必要であり、より大きな載置領域がバケット置き場に必要となる点にも不利があった。
本発明は以上のような従来の水中捨石均し用重錘の抱える問題を解決するためになされたものであり、クレーンに対するグラブバケットの着脱作業の手間を省いて、水中捨石基礎の構築作業の迅速化に貢献できるとともに、グラブバケットの載置領域の省スペース化に貢献できる、バケット装着具を提供することを目的とする。
本発明は、グラブバケット1に装着されるバケット装着具30を対象とする。このバケット装着具30は、グラブバケット1が載置される載置台31と、載置台31とグラブバケット1との連結を担う連結具32と、載置台31の下端に固定された底板33とを備える。そして、このバケット装着具30は、載置台31上にグラブバケット1を載置したうえで、連結具32によりグラブバケット1とバケット装着具30とを連結してグラブバケット1とバケット装着具30とを一体化することにより、該グラブバケット1ごとバケット装着具30を上下動させて、水中捨石Sに対する圧密均し作業を行うことができる捨石均し用重錘としての機能と、底板33が設置面Gに接当するように該設置面G上にバケット装着具30を載置したうえで、載置台31上にグラブバケット1を載置することで、該グラブバケット1を起立姿勢で載置することができるバケット架台としての機能の二つの機能を兼ね備えることを特徴とする。
本発明のバケット装着具30の装着対象となるグラブバケット1の具体例としては、オレンジピール型のグラブバケットのほか、所謂シェルと称される左右一対のグラブを備える浚渫用或いは荷役用のグラブバケットを挙げることができる。
底板33は、長方形状に形成されており、載置台31は、上フレーム36と下フレーム35と、これら上下フレーム36・35とを連結する支柱37とを含み、これら上下フレーム36・35は、底板33よりも外形形状が小さな正多角形状に形成されており、載置台31の下フレーム35に、底板33のコーナー部を補強するための補強リブ40と、グラブバケット1を構成するグラブ4の下面を受けるグラブ受け34とが固定されている形態を採ることができる。
底板33に水抜き孔41を形成することができる。
このバケット装着具30は、クレーン15から伸びる吊支ロープ6とグラブバケット1との間に介在される連結ピース70を含むものとすることができる。連結ピース70は、吊支ロープ6により水平姿勢に保持される水平体71と、水平体71の下方に固定されて、グラブバケット1を構成する上部フレーム2を連結するための連結体72とを含む。そして、連結体72にグラブバケット1を連結したとき、該グラブバケット1を介して底板33が傾斜する傾斜姿勢となるように構成されている形態を採ることができる。
本発明に係るバケット装着具30は、載置台31上にグラブバケット1を載置したうえで、連結具32によりグラブバケット1とバケット装着具30とを連結してグラブバケット1とバケット装着具30とを一体化することにより、該グラブバケット1ごとバケット装着具30を上下動させて、水中捨石Sに対する圧密均し作業を行うことができる捨石均し用重錘として使用できる。つまり、本発明に係るバケット装着具30は、これをグラブバケット1に装着することにより、該グラブバケット1と相俟って、水中に投下された捨石Sに対する圧密均し作業を行うための捨石均し用重錘として機能するものとなる。これによれば、従来の専用の捨石均し用重錘においては不可避であった、クレーンに対するグラブバケットから捨石均し用重錘への付け替え作業を完全に廃することができる。つまり、本発明に係るバケット装着具30を用いれば、グラブバケット1を使って捨石Sの水底面への投下作業を行った後に、クレーン15からグラブバケット1を取り外すことなく、該グラブバケット1にバケット装着具30を装着するだけで、これらグラブバケット1およびバケット装着具30を使って、捨石Sに対する圧密均し作業を行うことができ、従来のようなクレーン15に対するグラブバケット1から捨石均し用重錘への付け替え作業を完全に廃することができる。以上より、本発明に係るバケット装着具によれば、水中捨石基礎の構築作業における、クレーン15に対するグラブバケット1および捨石均し用重錘の着脱作業の手間を省いて、水中捨石基礎の構築作業の迅速化に貢献できる。
加えて、このバケット装着具30は、底板33が設置面G(例えば、クレーン船の甲板)に接当するように該設置面G上にバケット装着具30を載置したうえで、載置台31上にグラブバケット1を載置することで、該グラブバケット1を起立姿勢で載置することができるバケット架台としても使用できる。このように、本発明に係るバケット装着具30を用いれば、グラブバケット1を起立姿勢で設置面G上に載置することができるので、グラブバケット1を横伏姿勢で載置する場合に比べて、グラブバケット1の載置領域をより小さくできる。また、不使用時や運搬時においては、グラブバケット1とバケット装着具30とを重層的に載置することができるので、両者(グラブバケット1とバケット装着具30)の載置領域(保管領域)を格段に小さくすることができる。
また、本発明によれば、専用の捨石均し用重錘、或いは専用のバケット架台を別々に購入する必要が無く、港湾事業者のコスト負担を軽減できる。既存のグラブバケット1に、本発明に係るバケット装着具30を装着するだけで、該グラブバケット1に捨石均し用重錘としての機能を付加することができるので、専用の捨石均し用重錘を購入する場合に比べて、港湾事業者のコスト負担を軽減できる利点もある。
載置台31の下フレーム35に、底板33のコーナー部を補強するための補強リブ40が固定されていると、底板33のコーナー部が変形することを効果的に防ぐことができる。従って、バケット装着具30の信頼性向上に貢献できる。
底板33に水抜き孔41が形成されていると、圧密均し作業時にバケット装着具30に作用する水の抵抗を小さくすることができる。従って、グラブバケット1に装着されたバケット装着具30をよりスムーズに水底面に投下された捨石S上に落下させることができる。
クレーン15から伸びる吊支ロープ6とグラブバケット1との間に介在される連結ピース70が、吊支ロープ6により水平姿勢に保持される水平体71と、水平体71の下方に固定されて、グラブバケット1を構成する上部フレーム2を連結するための連結体72とを含むものとし、連結体72にグラブバケット1を連結したとき、該グラブバケット1を介して底板33が傾斜する傾斜姿勢となるように構成されていると、作業対象面が斜面であっても、該斜面に対して底板33が平行状となる姿勢状態で、圧密均し作業を進めることができる。
本発明に係るバケット装着具、および該バケット装着具が装着されるグラブバケットの部分縦断正面図であり、該バケット装着具がグラブバケットに装着された状態を示している。 本発明に係るバケット装着具が装着されたグラブバケットを使った圧密均し作業を説明するための図である。 本発明に係るバケット装着具、および該バケット装着具が装着されるグラブバケットの正面図である。 本発明に係るバケット装着具の平面図である。 本発明に係るバケット装着具の縦断側面図である。 本発明に係るバケット装着具のポールの取付構造を説明するための図である。 本発明に係るバケット装着具の分解斜視図である。 本発明に係るバケット装着具の連結具を示す図である。 本発明に係るバケット装着具を構成する連結ピースを説明するための図である。
図1ないし図9に、本発明に係るバケット装着具の実施形態を示す。図1および図3に示すように、バケット装着具が装着されるグラブバケット1は、所謂オレンジピールと称されるバケットである。このグラブバケット1は、上部フレーム2と、上部フレーム2の下方に配される下部フレーム3と、下部フレーム3で揺動開閉自在に軸支される計6本のグラブ4(図4参照)と、上部フレーム2と各グラブ4とを連繋する計6本のリンクアーム5と、上部フレーム2を吊持する吊持ロープ6と、下部フレーム3を吊持してグラブ4を開閉操作する開閉ロープ7などで構成される。図4に示すように、6本のグラブ4は、下部フレーム3の周方向の等間隔位置に配置されている。
図1および図3に示すように、各グラブ4は、し字形に湾曲して下端へ向かって尖る、鋼板製の角状体であるグラブ本体8と、グラブ本体8の下方内面に固定された掬い用の補助板9と、グラブ本体8の先端(下端)に装着された爪10とで構成される。グラブ本体8は、その上端が連結軸11を介して下部フレーム3に揺動可能に軸支されるとともに、上下方向の中途部外側が、リンクアーム5の下端に連結軸12を介して相対揺動可能に連結されている。各リンクアーム5の上端は、連結軸13を介して上部フレーム2に揺動可能に軸支されている。
図1および図2に示すように、上部フレーム2は、2本の吊持ロープ6・6により、クレーン船14のクレーン15のブーム16に吊下げられている。各吊持ロープ6は、クレーン15のブーム16の先端に軸支された上プーリ17を経て、上部フレーム2の上面に設けた吊持ハンガー18に固定されている。以上より、上プーリ17を介してクレーン15から両吊支ロープ6・6を巻取り、或いは送り出すことにより、グラブバケット1を上下動させることができる。図1および図3において、符号19は、上部フレーム2の上面に固定されて、吊持ハンガー18を、ピン20を支点として揺動自在に支持するハンガーブロックを示す。
各開閉ロープ7は、ブーム16の先端に軸支した上プーリ22を経て、上部フレーム2の下面に配置した複数枚のローププーリからなる上プーリ群23と、下部フレーム3の上面に配置した複数枚のローププーリからなる下プーリ群24を経て、上部フレーム2に固定されている。以上より、クレーン15から開閉ロープ7を巻取り、或いは送り出すことにより、上部フレーム2に対して下部フレーム3を上下動させて、図3に実線で示す閉姿勢と、図3に仮想線で示す開姿勢との間で、グラブ4を開閉操作することができる。
図1、図3、図4および図7において、符号30は、以上のような構成からなるグラブバケット1に装着されるバケット装着具を示す。このバケット装着具30は、グラブ4を囲むように構成される支持枠(載置台)31と、支持枠31とグラブバケット1との連結を担う連結具32と、支持枠31の下端に固定された底板33と、グラブ4の下面を受けるグラブ受け34とを備える。
図7に示すように、支持枠31は、底板33に溶接固定される下フレーム35と、下フレーム35の上方に配される上フレーム36と、これら上下フレーム36・35を連結するように、上下方向に伸びる支柱37とで構成される。上下フレーム36・35は、6本の金属製の角パイプのパイプ端どうしを溶接固定して、正六角形状に組み立ててなる。すなわち、上下フレーム36・35のそれぞれは、正六角形状に形成されている。支柱37は、上下フレーム36・35の向かい合うコーナー部どうしを繋ぐように、溶接固定された計6本の角パイプである。図7において符号38は、下フレーム35に固定された支持枠31の補強用の筋交いを示す。この筋交い38は、下フレーム35を構成する各辺の長さ方向の中央部から、向かい合う辺に向かって伸びる計6本の角パイプで構成される。より具体的には、下フレーム35を構成する各辺の長さ方向の中央部から、該下フレーム35の中心部に向かうように配置された計6本の角パイプを、該中心部において溶接固定することにより、中心部から等角度方向に放射状に伸びる「*」形の構造物を形成して、これを筋交い38としている。
図4および図7に示すように、底板33は、長方形状に形成された金属板であり、支持枠31の下フレーム35の下面に、両者(支持枠31と底板33)の中心部が一致する状態で溶接固定されている。平面視における底板33の外形寸法は、支持枠31の外形寸法よりも大きく設定されており、支持枠31の全体が底板33に受け止められている。正六角形状の支持枠31の向かい合う2辺と、長方形状の底板33の向かい合う2辺とは互いに平行状となるように構成されており、支持枠31の残りの4辺は、底板33のコーナー部に対峙している。
支持枠31よりも外方に位置する底板33のコーナー部を含む周縁部を補強するため、下フレーム35の各辺には複数本の補強リブ40が設けられている。補強リブ40は、台形形状の金属板であり、下フレーム35の各辺の外面に溶接固定されている。詳しくは、底板33のコーナー部に対峙する下フレーム35の4辺には、4本ずつ大形の補強リブ40が設けられており、残る下フレーム35の2辺には、5本ずつ小形の補強リブ40が設けられている。図4および図7に示すように、底板33のコーナー部に向う補強リブ40は、対峙する底板33のコーナー部を構成する2辺の近傍に至っている。このように、支持枠31の下フレーム35に、底板33のコーナー部を補強するための補強リブ40が固定されていると、底板33のコーナー部が変形することを効果的に防ぐことができる。
バケット装着具30が装着されたグラブバケット1を水底面に向かって落下させる際の水の抵抗、或いは水底面における圧密均し作業時の水の抵抗を減ずることを目的として、底板33には水抜き孔41が形成されている。底板33の盤面中央部に形成された水抜き孔41の開口寸法は、コーナー部の近傍に形成された水抜き孔41の開口寸法よりも大きく設定されている。ここでは、支持枠31で囲まれる領域内に計12個の水抜き孔41を形成し、補強リブ40の間に計16個の水抜き孔41を形成している。前者の水抜き孔41の開口寸法は、後者の水抜き孔41の開口寸法よりも大きく設定している。このように、底板33に水抜き孔41が形成されていると、水底面に向かって落下させる際、或いは圧密均し作業時にバケット装着具30に作用する水の抵抗を小さくすることができるので、バケット装着具30が装着されたグラブバケット1をよりスムーズに捨石S上に落下させるとともに、スムーズに圧密均し作業を進めることが可能となる。
図1、図5および図7に示すように、グラブ4の下面を受けるグラブ受け34は、支持枠31を構成する下フレーム35の各辺の中央部に固定されている。つまり、下フレームの6つの辺のそれぞれに、グラブ4に対応して計6個のグラブ受け34が固定されている。各グラブ受け34は、その下端が下フレーム35に溶接固定される2本の金属製のベース片43と、これらベース片43の遊端どうしを繋ぐ金属製の受片44と、受片44の上面に固定された木製(アピトン材)の緩衝材45とで構成される。ベース片43の基端部には、グラブ受け34を下フレーム35に係合させるための係合部46が形成されている。図7に示すように、係合部46は、下フレーム35を構成する角パイプのコーナーの外形形状と一致し、該コーナーを構成する内側面および上面に対向する2つの対向内面で区画される断面く字状の凹部であり、該係合部46を使って、ベース片43を下フレーム35のコーナーに係合させた状態で、ベース片43を下フレーム35に溶接することにより、グラブ受け34は下フレーム35に固定されている。緩衝材45は受片44の上面に図示しない締結部材で締結固定されている。
図1および図8に示すように、バケット装着具30とグラブバケット1との連結を担う連結具32は、支持枠31の上フレーム36に固定された第1ブラケット51と、リンクアーム5の外面に固定された第2ブラケット52と、これら第1・第2ブラケット51・52とを連結するターンバックルである連結材53とで構成される。6本のリンクアーム5のそれぞれには、一対の第2ブラケット52・52が設けられている。また、これら第2ブラケット52・52に対応して、支持枠31の上フレーム36の各辺には、一対の第1ブラケット51・51が設けられている(図7参照)。以上より、本実施形態においては、6本のリンクアーム5のそれぞれが2本ずつの連結具32によりバケット装着具30により連結されており、全体としては計12本の連結具32により、バケット装着具30とグラブバケット1とは連結されるものとなっている。
図8に示すように、連結材53は、上端に連結片54が固定された第1ボルト55と、下端に連結片56が固定された第2ボルト57と、両ボルト55・57を繋ぐターンバックル本体58とで構成される。第1および第2ボルト55・57のうち、一方は右ネジで形成し、他方は左ネジで形成する。ターンバックル本体58は、上側の円筒状部59と下側の円筒状部60と、上下の円筒状部間に位置する中間部61とを備える金属成形品であり、上下の円筒状部59・60のそれぞれには、第1および第2ボルト55・57のそれぞれの螺合装着を許す雌ネジ部が形成されている。ターンバックル本体58を回転させることにより、両ボルト55・57を引き寄せる方向、或いは離れる方向へ操作することができる。図8において、符号62は、ターンバックル本体58の不用意な回転を規制することを目的として第1・第2ボルト55・57のそれぞれに螺合装着されたナットを示す。
連結片54・56は、第1ブラケット51或いは第2ブラケット52に連結される二又状の連結壁63を備えており、これら第1・第2ブラケット51・52および連結壁63には、固定用のボルト66の挿通を許す通孔64・65が開設されている。第1・第2ブラケット51・52を連結壁63で挟持し、両者の通孔64・65を位置合わせしたうえで、これら通孔64・65にボルト66を挿通し、連結壁63の通孔65から突出するボルト66にナット67を捩じ込むことにより、第1・第2ブラケット51・52に連結片54・56を連結させることができる。
以上のような構成からなる連結具32を使って、グラブバケット1とバケット装着具30とを連結する際には、まず、グラブバケット1を閉姿勢としたうえ(図3参照)で、クレーン船14の甲板などの設置面G上に載置されたバケット装着具30に対して、グラブバケット1を載置する。このとき、各グラブ4の下面がグラブ受け34の緩衝材45の上面に受け止められる(図1参照)。次に、ターンバックル本体58を回転操作して、上下の連結片54・56の間隔寸法が、第1・第2ブラケット51・52の間隔寸法と略同一となるように、第1ボルト55および第2ボルト57のターンバックル本体58に対する突出寸法を調整する。そして、先に述べたように第1・第2ブラケット51・52のそれぞれを連結壁63で挟持させて、両者の通孔64・65を位置合わせして、これら通孔64・65にボルト66を挿通し、ナット67を捩じ込むことにより、第1・第2ブラケット51・52に連結片54・56を連結させる。次いで、ターンバックル本体58を回転操作して、連結材53を構成する第1・第2ボルト55・57を引き寄せることにより、連結材53を緊張状態とする。これにより、連結具32によりグラブバケット1にバケット装着具30を連結して、両者(グラブバケット1とバケット装着具30)を一体化することができる。最後に、ターンバックル本体58に接するまでナット62を締め付けることにより、ターンバックル本体58を両ボルト55・57に対して回り止め規制する。これにより、不用意にターンバックル本体58が回転し、連結材53の緊張状態が解かれることを防ぐことができる。
以上のように、本実施形態に係るバケット装着具30は、グラブ受け34上にグラブバケット1を載置したうえで、連結具32によりリンクアーム5と支持枠31とを連結することにより、グラブバケット1とバケット装着具30とを一体化できるようにした。これにて、バケット装着具30が装着されたグラブバケット1を、図2に示すように、グラブバケット1ごとバケット装着具30を上下動させて、水中の捨石Sに対する圧密均し作業を行うことができる捨石均し用重錘として使用できる。つまり、本実施形態に係るバケット装着具30は、これをグラブバケット1に装着することにより、該グラブバケット1と相俟って、水中に投下された捨石Sに対する圧密均し作業を行うための捨石均し用重錘として機能するものとなる。これによれば、従来の専用の捨石均し用重錘においては不可避であった、クレーンに対するグラブバケットから捨石均し用重錘への付け替え作業を完全に廃することができる。つまり、本実施形態に係るバケット装着具30を用いれば、グラブバケット1を使って捨石Sの水底面への投下作業を行った後に、クレーン15からグラブバケット1を取り外すことなく、該グラブバケット1にバケット装着具30を装着するだけで、これらグラブバケット1およびバケット装着具30を使って、捨石Sに対する圧密均し作業を行うことができ、クレーン15に対するグラブバケット1から捨石均し用重錘への付け替え作業を完全に廃することができる。以上より本実施形態に係るバケット装着具30を用いれば、水中捨石基礎の構築作業の迅速化に貢献できる。
加えて、このバケット装着具30は、底板33が設置面G(例えば、クレーン船14の甲板)に接当するように該設置面G上にバケット装着具30を載置したうえで、グラブ受け34上にグラブ4が接当するようにグラブバケット1を載置することで、該グラブバケット1を起立姿勢で載置することができるバケット架台としても使用できる。このように、本実施形態に係るバケット装着具30を用いれば、グラブバケット1を起立姿勢で載置することができるので、グラブバケット1を横伏姿勢で載置する場合に比べて、グラブバケット1の載置領域をより小さくできる。また、不使用時や運搬時においては、グラブバケット1とバケット装着具30とを重層的に載置することができるので、グラブバケット1と、専用の捨石均し用重錘とを別々に載置する場合に比べて、グラブバケット1等の載置領域(保管領域)を格段に小さくすることができる。なお、バケット装着具30をバケット架台として使用する場合には、連結具32によるバケット装着具30とグラブバケット1との連結は必須では無く、特に振動が加わる運搬時においては、一部或いは全部の連結具32を使って両者を連結しておけば足りる。
加えて、本実施形態に係るバケット装着具30を用いれば、専用の捨石均し用重錘、或いは専用のバケット架台を別々に購入する必要が無く、港湾事業者のコスト負担を軽減できる。既存のグラブバケット1に、本実施形態に係るバケット装着具30を装着するだけで、該グラブバケット1に捨石均し用重錘としての機能を付加することができるので、専用の捨石均し用重錘を購入する場合に比べて、港湾事業者のコスト負担を軽減できる利点もある。尤も、既存のグラブバケット1に第2ブラケット52が設けられていない場合においては、リンクアーム5に第2ブラケット52を取り付けることが必要となる。
図9に示すように、本実施形態に係るバケット装着具30は、連結ピース70を介して支持することにより、底板33が傾斜する傾斜姿勢とすることができる。すなわち、本実施形態に係るバケット装着具30には、傾斜姿勢とするための連結ピース70を含むものとすることができる。この連結ピース70は、吊支ロープ6により水平姿勢に保持される水平体71と、水平体71の下方に固定されて、グラブバケット1を構成する上部フレーム2を連結するための連結体72とからなる。水平体71の二箇所には、2本の吊支ロープ6・6の遊端部を連結するためのロープ連結孔73・73が開設されている。連結体72は、立直姿勢に配された三角形状の板体であり、その二箇所には、吊持ハンガー18・18を連結するためのハンガー連結部74・74が設けられている。二つのハンガー連結部74・74は、異なる高さ位置に設けられており、両ハンガー連結部74・74に吊持ハンガー18・18を連結したとき、図9に示すように、グラブバケット1を介してバケット装着具30は、その底板33が傾斜する傾斜姿勢となるように構成されている。このように、底板33が傾斜する傾斜姿勢とすることができると、作業対象面が斜面であっても、該斜面に対して底板33が平行状となる姿勢状態で、圧密均し作業を進めることができる。
図1、図2、図3、図6および図9において符号80は、水深測定用のポールを示す。図6に示すように、ポール80は、表面に水深を測定するための表示(赤白表示、或いはメートル表示)が付されたポール本体81と、ポール本体81の下端に装着された中空円筒状の連結金具82とで構成され、支持機構によりバケット装着具30に対して揺動可能に支持されている。支持機構は、先の連結金具82と、支持枠31の上フレーム36に設けられたポール受け83と、これら連結金具82とポール受け83とを連結するためのボルト84およびナット85と、バケット装着具30とポール80とを連結する1本の連結具86とで構成される。ポール受け83は、上フレーム36の一つのコーナー部から外方向に向って片持ち状に張り出し形成されたポール受け本体87と、ポール受け本体87の遊端部の先端に設けられた二本の連結壁88・88で構成され、各連結壁88には、ボルト84の挿通を許す通孔89が開設されている。図6に示すように、連結壁88・88の間に中空円筒状の連結金具82を配置したうえで、連結壁88・88の通孔89および連結金具82にボルト84を挿通し、一方の連結壁88の通孔89から突出するボルト本体にナット85を螺合装着することにより、ポール80の下端をバケット装着具30に揺動可能に連結することができる。また、ポール80の姿勢状態を維持するための連結具86の構成は、先の連結具32の構成と完全に同一である。
以上のような構成からなるポール80の支持機構によれば、ターンバックルである連結具86の締め付け状態を調整することにより、ポール80を任意の姿勢状態とすることができる。すなわち、図1に示すようなバケット装着具30の底板33が水平姿勢となる状態のみならず、図9に示すように、連結ピース70を使って、バケット装着具30の底板33が傾斜する傾斜姿勢とされる場合であっても、グラブバケット1およびバケット装着具30の姿勢状態とは無関係に、常にポール80を垂直姿勢とすることが可能である。
本発明に係るバケット装着具30の装着対象となるグラブバケットは、実施形態に示したような6本のグラブ4を備えるグラブバケットに限られず、例えば、2本〜5本のグラブを備えるグラブバケットにも適用できる。また、本発明に係るバケット装着具30は、実施形態に示したような所謂オレンジピールと称される荷役用のグラブバケットに限られず、2本のグラブを備える浚渫用のグラブバケットにも装着・適用できる。また、上記実施形態においては、吊支ロープ6と開閉ロープ7の二種のロープを備える複索式のグラブバケットにバケット装着具30を装着したが、本発明に係るバケット装着具30はこれに限られず、上部フレーム2に対する下部フレーム3の上下動が油圧機構により行われる油圧式のグラブバケットにも適用できる。
また、本発明に係るバケット装着具30を構成する支持枠(載置台)31の形態は、実施形態で示したような正六角形状に限られず、四角形状などの多角形状とすることができる。底板33の形状も、実施形態に示した長方形状に限られない。
1 グラブバケット
2 上部フレーム
4 グラブ
30 バケット装着具
31 載置台
32 連結具
33 底板
34 グラブ受け
35 下フレーム
36 上フレーム
40 補強リブ
41 水抜き孔
70 連結ピース
71 水平体
72 連結体
G 設置面
S 水中捨石(捨石)

Claims (4)

  1. グラブバケット(1)に装着されるバケット装着具であって、
    グラブバケット(1)が載置される載置台(31)と、載置台(31)とグラブバケット(1)との連結を担う連結具(32)と、載置台(31)の下端に固定された底板(33)とを備えており、
    載置台(31)上にグラブバケット(1)を載置したうえで、連結具(32)によりグラブバケット(1)とバケット装着具(30)とを連結してグラブバケット(1)とバケット装着具(30)とを一体化することにより、該グラブバケット(1)ごとバケット装着具(30)を上下動させて、水中捨石(S)に対する圧密均し作業を行うことができる捨石均し用重錘としての機能と、
    底板(33)が設置面(G)に接当するように該設置面(G)上にバケット装着具(30)を載置したうえで、載置台(31)上にグラブバケット(1)を載置することで、該グラブバケット(1)を起立姿勢で載置することができるバケット架台としての機能の、
    二つの機能を兼ね備えることを特徴とするバケット装着具。
  2. 底板(33)は、長方形状に形成されており、
    載置台(31)は、上フレーム(36)と下フレーム(35)と、これら上下フレーム(36・35)とを連結する支柱(37)とを含み、これら上下フレーム(36・35)は、底板(33)よりも外形形状が小さな正多角形状に形成されており、
    載置台(31)の下フレーム(35)に、底板(33)のコーナー部を補強するための補強リブ(40)と、グラブバケット(1)を構成するグラブ(4)の下面を受けるグラブ受け(34)とが固定されている、請求項1記載のバケット装着具。
  3. 底板(33)に水抜き孔(41)が形成されている、請求項1又は2に記載のバケット装着具。
  4. クレーン(15)から伸びる吊支ロープ(6)とグラブバケット(1)との間に介在される連結ピース(70)を含み、
    連結ピース(70)は、吊支ロープ(6)により水平姿勢に保持される水平体(71)と、水平体(71)の下方に固定されて、グラブバケット(1)を構成する上部フレーム(2)を連結するための連結体(72)とを含み、
    連結体(72)にグラブバケット(1)を連結したとき、該グラブバケット(1)を介して底板(33)が傾斜する傾斜姿勢となるように構成されている、請求項1乃至3のいずれかに記載のバケット装着具。
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