JP5468172B1 - 熱風炉設備 - Google Patents

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Abstract

【課題】高炉ガスへの他の燃料の添加量を低減できる熱風炉設備を提供すること。
【解決手段】熱風炉設備1Aは、熱風炉2と、熱風炉2に燃焼用空気を送る燃焼用空気管3と、高炉から排出された高炉ガスを、熱風炉2の燃料ガスとして熱風炉2に送る燃料ガス管4と、熱風炉2から排出された排ガスを煙突9に送る煙道管5と、煙道管5に連結され、熱交換によって熱風炉2の排ガスから回収した熱により燃焼用空気及び燃料ガスの一方を予熱する第1予熱手段6Aと、高炉ガスの一部を燃焼させる第1加熱機72を有し、当該第1加熱機72で発生した熱により燃焼用空気及び燃料ガスの他方を予熱する第2予熱手段7Aと、を備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、高炉に送る空気を加熱する熱風炉設備に関する。
従来、高炉に送る空気(高炉用空気)を加熱する熱風炉設備が知られている(例えば特許文献1を参照)。特許文献1に記載の設備では、高炉用空気は、ブロワーにより昇圧されて熱風炉に送られ、熱風炉を通過して高炉に送られている。ブロワーと熱風炉とを接続する配管には、熱交換器が連結されている。この熱交換器では、ブロワーによる昇圧により温度が上昇した空気から、熱が回収される。また、熱風炉から排出される排ガスは、煙突に送られている。煙突と熱風炉とを接続する配管にも、他の熱交換器が連結されている。この熱交換器では、熱風炉の排ガスから、熱が回収される。特許文献1に記載の設備では、上述の熱交換器で回収された熱により、熱風炉に供給される燃料ガス及び燃焼用空気が予熱されている。
特開平9−287013号公報
上述のような熱風炉設備では、高炉から排出された高炉ガス(BFG(Blast Furnace Gas))が、燃料ガスとして熱風炉に供給される場合がある。高炉ガスの熱量は比較的低いため、熱量が不足する場合には、他の燃料(例えば、液化石油ガス(LPG(Liquefied Petroleum Gas))、コークス炉ガス(COG(Coke OvenGas))等)が高炉ガスに添加される。液化石油ガスは比較的高価であり、コークス炉ガスは他の設備においても利用されるため、高炉ガスへの他の燃料の添加量は少ないことが好ましい。
特許文献1に記載の設備では、上述の熱交換器で回収された熱により燃料ガス及び燃焼用空気が予熱されることにより、他の燃料の添加量を低減できるものの、この添加量を更に低減できる技術の開発が望まれている。
本発明は、このような課題を解決するために成されたものであり、高炉ガスへの他の燃料の添加量を低減できる熱風炉設備を提供することを目的とする。
本発明の一側面の熱風炉設備は、高炉用空気を加熱する熱風炉設備であって、高炉用空気を加熱する熱風炉と、熱風炉に燃焼用空気を送る燃焼用空気管と、高炉から排出された高炉ガスを、熱風炉の燃料ガスとして熱風炉に送る燃料ガス管と、熱風炉から排出された排ガスを煙突に送る煙道管と、煙道管に連結されると共に、燃焼用空気管及び燃料ガス管の一方の管に連結され、熱交換によって熱風炉の排ガスから回収した熱により燃焼用空気及び高炉ガスの一方を予熱する第1予熱手段と、高炉ガスの一部を燃焼させる第1加熱機を有し、燃焼用空気管及び燃料ガス管の他方の管に連結され、第1加熱機で発生した熱により燃焼用空気及び高炉ガスの他方を予熱する第2予熱手段と、を備える。
本発明の一側面の熱風炉設備では、燃焼用空気及び高炉ガスの一方が、熱風炉の排ガスから回収された熱により予熱され、さらに、燃焼用空気及び高炉ガスの他方が、高炉ガスの一部を燃焼させて発生した燃焼熱により予熱される。高炉ガスを燃焼させて発生した燃焼熱を用いると、燃焼用空気又は高炉ガスを比較的高い温度まで加熱することが可能となる。従って、高炉ガスへの他の燃料の添加量を低減できる。
第1予熱手段は、煙道管に連結された第1熱交換器と、一方の管に連結された第2熱交換器と、第1熱交換器と第2熱交換器とを接続し、第1熱交換器において熱を回収した液体状の熱媒体を第2熱交換器に送る熱媒管と、熱媒管に連結され、高炉ガスの一部を燃焼させて発生した熱により液体状の熱媒体を加熱する第2加熱機と、を有していてもよい。この場合、燃焼用空気及び高炉ガスの一方は、熱風炉の排ガスから回収された熱に加えて、高炉ガスの一部を燃焼させて発生した熱により加熱される。上述のように、高炉ガスを燃焼させて発生した燃焼熱を用いると、燃焼用空気又は燃料ガスを比較的高い温度まで加熱することが可能となるため、高炉ガスへの他の燃料の添加量を低減できる。
第1予熱手段は、煙道管に連結された高温部と、一方の管に連結された低温部と、を有し、高温部で蒸発した媒体を低温部に送ると共に低温部で凝集した媒体を高温部に送るヒートパイプ式の熱交換器であってもよい。ヒートパイプ式の熱交換器を用いる場合、液体状の熱媒体を循環させて熱交換を行う場合に比して、熱媒体を送るための配管等が不要になるため、設備を簡易化できる。
第2予熱手段は、他方の管に連結された第3熱交換器と、第1加熱機と第3熱交換器とを接続し、第1加熱機において高炉ガスの一部を燃焼させて発生したガスを第3熱交換器に送る加熱ガス管と、を有していてもよい。この構成によれば、第3熱交換器において、第1加熱機で発生したガスと、燃焼用空気又は高炉ガスとの間で、熱交換を行うことが可能となる。この場合、例えば、熱交換に石油系炭化水素等の熱媒体を用いる場合に比して、燃焼用空気又は高炉ガスを高い温度まで予熱することが可能となる。
本発明によれば、高炉ガスへの他の燃料の添加量を低減できる熱風炉設備を提供することが可能となる。
第1実施形態に係る熱風炉設備を示す構成図である。 第2実施形態に係る熱風炉設備を示す構成図である。 第3実施形態に係る熱風炉設備を示す構成図である。 第4実施形態に係る熱風炉設備を示す構成図である。 第5実施形態に係る熱風炉設備を示す構成図である。 比較例に係る熱風炉設備を示す構成図である。
以下、実施形態について図面を参照しながら詳細に説明する。説明において、同一要素又は相当要素には同一の符号を付し、重複する説明を省略する。
[第1実施形態]
図1は、第1実施形態に係る熱風炉設備を示す構成図である。熱風炉設備1Aは、高炉(不図示)に送る空気(高炉用空気)を加熱する。熱風炉設備1Aは、複数(ここでは3基)の熱風炉2、燃焼用空気管3、燃料ガス管4、煙道管5、第1予熱手段6A、第2予熱手段7A及び高炉用空気管8を備えている。
熱風炉2は、高炉用空気を加熱する。熱風炉2は、燃焼室21、蓄熱室22及び連絡管23を有している。燃焼室21は、燃料ガスを燃焼させる。燃焼室21は、燃焼用空気管3及び燃料ガス管4と接続されている。蓄熱室22は、燃焼室21で発生した排ガスから熱を回収して蓄熱する。蓄熱室22は、連絡管23により燃焼室21と連通されており、燃焼室21で発生した排ガスが連絡管23から導入される。熱風炉2には、高炉用空気を高炉に送る配管24が設けられている。熱風炉2における燃焼温度は、例えば、1450℃程度である。
燃焼用空気管3は、燃焼用空気を各熱風炉2に送る。燃焼用空気管3には、燃焼用空気を送風する燃焼用空気送風機31が接続されている。燃焼用空気管3は、熱風炉2の台数に応じて、複数(ここでは3本)に分岐されている。燃焼用空気管3の分岐された各部分は、燃焼室21に接続されており、燃焼用空気送風機31から送り出された空気を、燃焼用空気として燃焼室21に送る。燃焼用空気管3の分岐された各部分には、弁Vが設けられている。燃焼用空気送風機31から燃焼用空気管3に導入される燃焼用空気の温度(予熱前の燃焼用空気の温度)は、例えば、地域により異なり、10〜50℃程度である。
燃料ガス管4は、高炉から排出された高炉ガス(BFG)を、燃料ガスとして各熱風炉2に送る。燃料ガス管4は、高炉と接続されている。燃料ガス管4は、熱風炉2の台数に応じて、複数(ここでは3本)に分岐されている。燃料ガス管4の分岐された各部分は、燃焼室21に接続されており、高炉ガスを燃焼室21に送る。燃料ガス管4の分岐された各部分には、弁Vが設けられている。
高炉ガスの熱量は、例えば2.93〜3.56MJ/m程度である。高炉から燃料ガス管4に導入される高炉ガスの温度(予熱前の高炉ガスの温度)は、例えば10〜50℃程度である。なお、本願において、熱量とは、高位発熱量のことである。
煙道管5は、熱風炉2から排出された排ガスを煙突9に送る。煙道管5は、煙突9と接続されている。煙道管5は、熱風炉2の台数に応じて複数(ここでは3本)に分岐されており、各蓄熱室22と接続されている。煙道管5の分岐された部分のそれぞれには、弁Vが設けられている。
第1予熱手段6Aは、熱交換により熱風炉2の排ガスから回収した熱により、燃焼用空気を予熱する。第1予熱手段6Aは、第1熱交換器61、熱媒管62、第2熱交換器63及びポンプ64を有している。
第1熱交換器61は、煙道管5に連結されている。第2熱交換器63は、燃焼用空気管3に連結されている。熱媒管62は、第1熱交換器61と第2熱交換器63とを接続しており、第1熱交換器61と第2熱交換器63との間で液体状の熱媒体(例えば、石油系炭化水素等)を循環させる。熱媒管62は、熱媒体を第1熱交換器61から第2熱交換器63に送る往路熱媒管62aと、熱媒体を第2熱交換器63から第1熱交換器61に送る復路熱媒管62bとを含んでいる。ポンプ64は、熱媒体を圧送する。ポンプ64は、復路熱媒管62bに連結されている。
往路熱媒管62aには、第1熱交換器61と第2熱交換器63との間に、弁Vが設けられている。復路熱媒管62bには、第1熱交換器61とポンプ64との間に、複数の弁V,Vが設けられている。また、復路熱媒管62bには、ポンプ64と第2熱交換器63との間に、複数の弁V,Vが設けられている。
第1熱交換器61では、煙道管5を流れる熱風炉2の排ガスと熱媒管62を流れる熱媒体との間で熱交換が行われ、煙道管5を流れる熱風炉2の排ガスの熱が、熱媒管62を流れる熱媒体により回収される。第2熱交換器63では、熱媒管62を流れる熱媒体と燃焼用空気管3を流れる燃焼用空気との間で熱交換が行われ、熱媒管62を流れる熱媒体の熱(熱風炉2の排ガスから回収された熱)により、燃焼用空気管3を流れる燃焼用空気が予熱される。
第2予熱手段7Aは、高炉ガスの一部を燃焼させて発生した熱(燃焼熱)により、高炉ガスを予熱する。第2予熱手段7Aは、燃料ガス分岐管71、バーナー(第1加熱機)72、バーナー用空気管73、バーナー用空気送風機74、加熱ガス管75及び第3熱交換器76を有している。
燃料ガス分岐管71は、燃料ガス管4から分岐した管である。燃料ガス分岐管71は、バーナー72と接続されている。燃料ガス分岐管71は、燃料ガス管4を流れる高炉ガスの一部をバーナー72に送る。燃料ガス分岐管71には、流量調整ダンパーDが設けられている。バーナー72は、燃料ガス分岐管71から送られてきた高炉ガスを燃焼する。
バーナー用空気管73は、バーナー72とバーナー用空気送風機74とを接続している。バーナー用空気送風機74は、バーナー72における燃焼用の空気を送風する。バーナー用空気管73は、バーナー用空気送風機74から送り出された空気をバーナー72に送る。バーナー用空気管73には、流量調整ダンパーDが設けられている。加熱ガス管75は、バーナー72と第3熱交換器76とを接続しており、バーナー72において高炉ガスを燃焼させて発生した排ガスを、第3熱交換器76に送る。
第3熱交換器76は、燃料ガス管4に連結されている。第3熱交換器76では、バーナー72の排ガスと燃料ガス管4を流れる高炉ガスとの間で熱交換を行い、バーナー72の排ガスの熱(高炉ガスの一部を燃焼させて発生した燃焼熱)により、燃料ガス管4を流れる高炉ガスを予熱する。第3熱交換器76は煙突10と接続されており、熱交換に使用されたバーナー72の排ガスが煙突10に送られる。
高炉用空気管8は、高炉用空気を熱風炉2に送る。高炉用空気管8は、高炉用空気送風機81と接続されている。高炉用空気管8は、熱風炉2の台数に応じて複数(ここでは3本)に分岐されており、各蓄熱室22と接続されている。高炉用空気管8の分岐された各部分には、弁Vが設けられている。高炉用空気管8は、高炉用空気送風機81から送り出された空気を、高炉用空気として蓄熱室22のそれぞれに送る。
以上のような熱風炉設備1Aでは、例えば、複数の熱風炉2のうち、一部(例えば、2基)の熱風炉2で蓄熱が行われると共に、残り(例えば、1基)の熱風炉2で高炉用空気の加熱が行われる。
具体的には、蓄熱が行われる熱風炉2では、燃焼室21に燃焼用空気管3から燃焼用空気が導入されると共に燃料ガス管4から高炉ガスが導入され、高炉ガスが燃焼される。燃焼室21で発生した排ガスは連絡管23を介して蓄熱室22に導入され、排ガスの熱が蓄熱室22により回収される。蓄熱室22を通過した排ガスは、煙道管5を介して煙突9に送られる。
この際、第1予熱手段6Aでは、第1熱交換器61において、熱風炉2の排ガスと熱媒体との間で熱交換が行われることにより熱風炉2の排ガスの熱が回収され、第2熱交換器63において、熱媒体と燃焼用空気との間で熱交換が行われることにより燃焼用空気が予熱される。そして、予熱された燃焼用空気が、燃焼室21に導入される。
また、第2予熱手段7Aでは、バーナー72において、燃料ガス分岐管71から送られてきた高炉ガスが燃焼され、第3熱交換器76において、バーナー72の排ガスと高炉ガスとの間で熱交換が行われることにより高炉ガスが予熱される。そして、予熱された高炉ガスが、燃焼室21に導入される。
例えば、高炉ガスの熱量が3.56MJ/m程度の場合、燃焼用空気を70℃以上、高炉ガスを70℃以上まで予熱すると、高炉ガスに他の燃料を添加しなくてもよい(BFG専焼)。また、例えば、高炉ガスの熱量が2.93MJ/m程度の場合、燃焼用空気を355℃以上、高炉ガスを355℃以上まで予熱すると、高炉ガスに他の燃料を添加しなくてもよい。このように、高炉ガスの熱量に応じて最適設計を行うことが考えられる。
高炉用空気の加熱が行われる熱風炉2では、高炉用空気管8から蓄熱室22に高炉用空気が導入され、蓄熱室22に蓄熱された熱により加熱された高炉用空気が、配管24から高炉に送られる。そして、高炉用空気の加熱が行われている熱風炉2の蓄熱量が所定以下に低減すると、高炉用空気の加熱を行う熱風炉2と、蓄熱を行う熱風炉2とが、切り換えられる。
以上、本実施形態の熱風炉設備1Aでは、燃焼用空気が、熱風炉2の排ガスから回収された熱により予熱され、さらに、高炉ガスが、高炉ガスの一部を燃焼させて発生した燃焼熱により予熱される。高炉ガスを燃焼させて発生した燃焼熱を用いると、高炉ガスを比較的高い温度まで加熱できる。従って、高炉ガスへの他の燃料の添加量を低減できる。
ここで、第1予熱手段6Aの熱媒体は、上述のように、例えば石油系炭化水素等であり、加熱し過ぎると変質して、粘度等が変化するおそれがある。このため、第1予熱手段6Aの熱媒体は、所定の温度以下で使用することが好ましい。従って、例えば第1予熱手段6Aにより燃焼用空気及び高炉ガスの双方を予熱する場合、燃焼用空気及び高炉ガスを比較的低い温度までしか予熱することができない。
これに対し、本実施形態では、第2予熱手段7Aは、燃料ガス管4に連結された第3熱交換器76と、バーナー72と第3熱交換器76とを接続し、バーナー72において高炉ガスの一部を燃焼させて発生したガスを第3熱交換器76に送る加熱ガス管75と、を有している。本実施形態の第2予熱手段7Aでは、石油系炭化水素等の熱媒体を用いることなく、バーナー72で発生した排ガスと高炉ガスとの間で熱交換を行うことにより高炉ガスを予熱しているため、石油系炭化水素等の熱媒体を用いる場合に比して、高炉ガスを高い温度まで予熱できる。
[第2実施形態]
第2実施形態の熱風炉設備について説明する。図2は、第2実施形態に係る熱風炉設備を示す構成図である。本実施形態に係る熱風炉設備1Bが、第1実施形態に係る熱風炉設備1A(図1参照)と相違する点は、第1予熱手段6Bでは燃焼用空気に代えて高炉ガスが予熱され、第2予熱手段7Bでは高炉ガスに代えて燃焼用空気が予熱される点である。
具体的には、熱風炉設備1Bでは、第1予熱手段6Bの第2熱交換器63は、燃焼用空気管3に代えて、燃料ガス管4に連結されている。第2予熱手段7Bの第3熱交換器76は、燃料ガス管4に代えて、燃焼用空気管3に連結されている。
熱風炉設備1Bでは、第1予熱手段6Bの第2熱交換器63において、熱媒体と高炉ガスとの間で熱交換が行われることにより、高炉ガスが予熱される。また、第2予熱手段の第3熱交換器76において、バーナー72で発生した排ガスと燃焼用空気との間で熱交換が行われることにより、燃焼用空気が予熱される。
本実施形態の熱風炉設備1Bでは、高炉ガスが、熱風炉2の排ガスから回収された熱により予熱され、さらに、燃焼用空気が、高炉ガスの一部を燃焼させて発生した燃焼熱により予熱される。高炉ガスを燃焼させて発生した燃焼熱を用いると、燃焼用空気を比較的高い温度まで加熱できる。従って、高炉ガスへの他の燃料の添加量を低減できる。
第2予熱手段7Bでは、石油系炭化水素等の熱媒体を用いることなく、バーナー72の排ガスと燃焼用空気との間で熱交換を行うことにより燃焼用空気を予熱しているため、石油系炭化水素等の熱媒体を用いる場合に比して、燃焼用空気を高い温度まで予熱できる。
[第3実施形態]
第3実施形態の熱風炉設備について説明する。図3は、第3実施形態に係る熱風炉設備を示す構成図である。本実施形態に係る熱風炉設備1Cが、第1実施形態に係る熱風炉設備1A(図1参照)と相違する点は、第1予熱手段6Cが第2加熱機65を有している点である。
具体的には、第2加熱機65は、高炉ガスの一部を燃焼させて発生した燃焼熱により、熱媒体を加熱する。第2加熱機65は、往路熱媒管62aに連結されている。第2加熱機65は、バーナー65a及び熱交換部65bを含んでいる。
バーナー65aでは、高炉ガスの一部及び燃焼用の空気が導入され、高炉ガスが燃焼される。熱交換部65bでは、バーナー65aにより加熱されたガスと第1熱交換器61から送られてきた熱媒体との間で熱交換が行われ、バーナー65aにより加熱されたガスの熱により熱媒体が加熱される。そして、加熱された熱媒体が第2熱交換器63に送られる。
往路熱媒管62aにおいて第2加熱機65の上流部には、ポンプ66が連結されてもよい。
本実施形態の熱風炉設備1Cは、第1実施形態に係る熱風炉設備1Aと同様な効果を奏する。加えて、熱風炉設備1Cでは、燃焼用空気は、熱風炉2の排ガスから回収された熱に加えて、高炉ガスの一部を燃焼させて発生した燃焼熱により加熱される。従って、燃焼用空気を比較的高い温度まで加熱でき、高炉ガスへの他の燃料の添加量を低減できる。
[第4実施形態]
第4実施形態の熱風炉設備について説明する。図4は、第4実施形態に係る熱風炉設備を示す構成図である。本実施形態に係る熱風炉設備1Dが、第2実施形態に係る熱風炉設備1B(図2参照)と相違する点は、第1予熱手段6Dが第2加熱機65を有している点である。第2加熱機65の構成は、第3実施形態(図3参照)と同様である。
本実施形態の熱風炉設備1Dは、第2実施形態に係る熱風炉設備1Bと同様な効果を奏する。加えて、熱風炉設備1Dでは、高炉ガスは、熱風炉2の排ガスから回収された熱に加えて、高炉ガスの一部を燃焼させて発生した燃焼熱により加熱される。従って、高炉ガスを比較的高い温度まで加熱でき、高炉ガスへの他の燃料の添加量を低減できる。
[第5実施形態]
第5実施形態の熱風炉設備について説明する。図5は、第5実施形態に係る熱風炉設備を示す構成図である。本実施形態に係る熱風炉設備1Eが、第1実施形態に係る熱風炉設備1A(図1参照)と相違する点は、第1予熱手段6Eがヒートパイプ式の熱交換器である点である。
具体的には、第1予熱手段6Eは、高温部67及び低温部68を有している。高温部67は、煙道管5に連結されている。低温部68は、燃焼用空気管3に連結されている。高温部67と低温部68との間では、揮発性を有する媒体が循環する。
高温部67では、熱風炉2の排ガスと液体状の媒体との間で熱交換が行われ、熱風炉2の排ガスの熱により媒体が蒸発する。蒸発した媒体は、低温部68に送られる。低温部68では、気体状の媒体と燃焼用空気との間で熱交換が行われ、気体状の媒体の熱により燃焼用空気が予熱される。熱を奪われた媒体は、凝集し、高温部67に送られる。
本実施形態の熱風炉設備1Eでは、燃焼用空気が、熱風炉2の排ガスから回収された熱により予熱され、さらに、高炉ガスが、高炉ガスの一部を燃焼させて発生した燃焼熱により予熱される。従って、高炉ガスが比較的高い温度まで加熱され、高炉ガスへの他の燃料の添加量を低減できる。
第1予熱手段6Eは、煙道管5に設けられた高温部67と、燃焼用空気管3に設けられた低温部68と、を有し、高温部67で蒸発した媒体を低温部68に送ると共に低温部68で凝集した媒体を高温部67に送るヒートパイプ式の熱交換器である。第1予熱手段6Eでは、液体状の熱媒体を循環させて熱交換を行う場合に比して、熱媒体を送るための配管等が不要になるため、設備を簡易化できる。
以上、実施形態について説明したが、本発明は必ずしも上述した実施形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で様々な変更が可能である。
各要素の構成、個数及び材質等は、上記実施形態における構成、個数及び材質等に限られず、適宜変更可能である。
以下、本発明の内容を、実施例及び比較例を参照してより詳細に説明するが、本発明は、下記の実施例に限定されるものではない。
[評価計算]
上述の図1〜4の熱風炉設備1A〜1Dについて、実際の運転データに類似する条件に基づいて、各種温度を算出した(実施例1〜4)。また、図6の比較例に係る熱風炉設備100について、各種温度を算出した(比較例)。
図6に示されるように、比較例に係る熱風炉設備100は、高炉ガスの燃焼を利用した予熱手段(第2予熱手段、第2加熱機)を備えていない。熱風炉設備100では、燃料ガス管4に、第1予熱手段60が有する第4熱交換器69が設けられている。第4熱交換器69には、往路熱媒管62aから分岐した管と、復路熱媒管62bから分岐した管とが接続されている。熱風炉設備100では、第1予熱手段60により燃焼用空気及び高炉ガスの双方が予熱される。
各例において、前記前提条件は以下の通りである。比較例においては、高炉ガスのみでは、熱風炉において必要な燃焼温度が得られなかったため、高炉ガスにコークス炉ガス(COG)を添加した(詳しくは後述)。計算結果を表1に示す。
予熱前の燃焼用空気の温度 :20℃
予熱前の高炉ガスの温度 :40℃
熱風炉における燃焼温度 :1450℃
熱風炉の排ガスの第1熱交換器を通過前の温度 :250℃
熱風炉の排ガスの第1熱交換器を通過後の温度 :150℃
第1予熱手段の熱媒体の第1熱交換器を通過前の温度:100℃
第1予熱手段の熱媒体の第1熱交換器を通過後の温度:200℃
第1予熱手段の熱媒体の第2加熱機を通過後の温度 :300℃(実施例3,4のみ)
高炉ガスの熱量 :2.96MJ/m
コークス炉ガスの熱量 :16.72MJ/m(比較例のみ)
Figure 0005468172
表1に示されるように、実施例1〜4では、高炉ガスの一部を燃焼させて発生した燃焼熱により燃焼用空気及び高炉ガスの少なくとも一方を予熱することで、コークス炉ガスを添加しないにもかかわらず、比較例に比して、燃焼用空気及び高炉ガスの双方が高い温度まで予熱することできた。
第1予熱手段の熱媒体は、上述のように、例えば石油系炭化水素等であり、加熱し過ぎると変質して、粘度等が変化するおそれがある。従って、第1予熱手段の熱媒体は、300℃以下で使用した。よって、第1予熱手段により燃焼用空気及び高炉ガスの双方が予熱される比較例では、実施例1〜4に比して、予熱後の燃焼用空気及び高炉ガスの双方の温度が低かった。このため、比較例では、熱風炉において必要な燃焼温度(1450℃)を得るために、高炉ガスよりも高い熱量を有するコークス炉ガスを高炉ガスに添加する必要があった。
本発明によれば、高炉ガスへの他の燃料の添加量を低減できる熱風炉設備を提供することができる。
1A〜1E…熱風炉設備、2…熱風炉、3…燃焼用空気管、4…燃料ガス管、5…煙道管、6A〜6E…第1予熱手段、7A,7B…第2予熱手段、9…煙突、61…第1熱交換器、62…熱媒管、63…第2熱交換器、65…第2加熱機、67…高温部、68…低温部、72…バーナー(第1加熱機)、75…加熱ガス管、76…第3熱交換器。

Claims (4)

  1. 高炉用空気を加熱する熱風炉設備であって、
    前記高炉用空気を加熱する熱風炉と、
    前記熱風炉に燃焼用空気を送る燃焼用空気管と、
    前記高炉から排出された高炉ガスを、前記熱風炉の燃料ガスとして前記熱風炉に送る燃料ガス管と、
    前記熱風炉から排出された排ガスを煙突に送る煙道管と、
    前記煙道管に連結されると共に、前記燃焼用空気管及び前記燃料ガス管の一方の管に連結され、熱交換によって前記熱風炉の前記排ガスから回収した熱により前記燃焼用空気及び前記高炉ガスの一方を予熱する第1予熱手段と、
    前記高炉ガスの一部を燃焼させる第1加熱機を有し、前記燃焼用空気管及び前記燃料ガス管の他方の管に連結され、前記第1加熱機で発生した熱により前記燃焼用空気及び前記高炉ガスの他方を予熱する第2予熱手段と、を備える、
    熱風炉設備。
  2. 前記第1予熱手段は、
    前記煙道管に連結された第1熱交換器と、
    前記一方の管に連結された第2熱交換器と、
    前記第1熱交換器と前記第2熱交換器とを接続し、前記第1熱交換器において熱を回収した液体状の熱媒体を前記第2熱交換器に送る熱媒管と、
    前記熱媒管に連結され、前記高炉ガスの一部を燃焼させて発生した熱により前記液体状の熱媒体を加熱する第2加熱機と、を有する、
    請求項1に記載の熱風炉設備。
  3. 前記第1予熱手段は、前記煙道管に連結された高温部と、前記一方の管に連結された低温部と、を有し、前記高温部で蒸発した媒体を前記低温部に送ると共に前記低温部で凝集した前記媒体を前記高温部に送るヒートパイプ式の熱交換器である、
    請求項1に記載の熱風炉設備。
  4. 前記第2予熱手段は、
    前記他方の管に連結された第3熱交換器と、
    前記第1加熱機と前記第3熱交換器とを接続し、前記第1加熱機において前記高炉ガスの一部を燃焼させて発生したガスを前記第3熱交換器に送る加熱ガス管と、を有する、
    請求項1〜3のいずれか一項に記載の熱風炉設備。
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