JP5455138B2 - 高精度時間プロトコルメッセージを処理するための方法およびクロックデバイス - Google Patents

高精度時間プロトコルメッセージを処理するための方法およびクロックデバイス Download PDF

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Description

本出願は、その全体が参照により本明細書に組み込まれている、2009年9月17日に中国特許庁に出願した、「METHOD FOR PROCESSING PRECISION TIME PROTOCOL PACKET AND CLOCK DEVICE」という表題の中国特許出願第200910093302.7号、および2010年1月25日に中国特許庁に出願した、「METHOD FOR PROCESSING PRECISION TIME PROTOCOL MESSAGE AND CLOCK DEVICE」という表題の中国特許出願第201010107643.8号の優先権を主張するものである。
本発明は、モバイル通信技術に関し、詳細には、高精度時間プロトコルパケットを処理するための方法およびクロックデバイスに関する。
モバイルネットワークは、全インターネットプロトコル(Internet Protocol、IP)変換に向けて進化しており、モバイルネットワークの全IP変換は、端末アプリケーション、アクセスネットワーク、ベアラネットワーク、コアネットワーク、ならびに保守および管理などの側面を含めて、ネットワーク全体の終端間IP変換プロセスである。アクセスネットワークのIP変換は、様々なサービスにより高い帯域幅を提供して、コストを総合的に削減するためのユーザの多様な帯域幅要件と品質要件とに対応することを目的とする。現在のところ、コアネットワークのIP変換が徐々に完成するにつれて、無線アクセスネットワークのIP変換は、モバイルネットワーク全体が全IP変換に向けて進化するための鍵になっている。
無線アクセスネットワークのIP変換を実施するプロセスにおいて、クロック同期は重要な課題の1つである。クロック同期は、ハンドオーバ性能と有効範囲性能とに大きな影響を及ぼし、システムが第2世代(2nd Generation、2G)モバイル通信システムであるか、第3世代(3rd Generation、3G)モバイル通信システムであるか、または3G後システムであるかにかかわらず、基地局は、クロック周波数の精度に関して厳格な要件を有する。加えて、時分割複信(Time Division Duplexing、TDD)基地局のアップリンクおよびダウンリンクは同じ周波数を使用するため、干渉を回避するためには、クロック位相の精度にも厳格な要件が課される。IEEE1588によって定義された高精度時間プロトコル(Precision Time Protocol、PTP)の基本機能は、マルチキャスト技術を使用する標準イーサネット(登録商標)または別の分散型バスシステムのセンサ内、エグゼキュータ(executor)内、および別の端末デバイス内のクロックのサブマイクロ秒レベルの同期を実行するために使用される、他のクロックとの最も正確なクロック同期を分散型ネットワーク内で維持することである。同期精度を高めるために、PTPは、PTPプロトコルスタックに基づく関連サービスを実施できるように、ハードウェアに関するリアルタイムクロックを含めて、それぞれのネットワークノードがネットワークインターフェースカードを有するべきであることを必要とする。既存のIEEE1588によって定義されるPTP技術では、ノードデバイスによって受信されたPTPパケットがノードデバイスによって処理される必要があるデバイスのPTPパケットであることを仮定すると、それに対応して、デバイスのPTPパケットを異なるノードデバイスに基づいて処理することが可能である。
先行技術には少なくとも以下の問題がある。先行技術は、デバイスのPTPパケットを処理するための解決策だけをノードデバイスに提供する。
本発明の実施形態は、デバイスのPTPパケットでないPTPパケットを決定および処理するための解決策に欠けるという問題を解決するために高精度時間プロトコルパケットを処理するための方法およびクロックデバイスを提供する。
本発明の一実施形態は、高精度時間プロトコルパケットを処理するための方法であって、
クロックデバイスによって、終端間パラメータ情報を運ぶ高精度時間プロトコルPTPパケットを受信するステップと、
終端間パラメータ情報に従って、クロックデバイスによって、受信されたPTPパケットがそのデバイスのPTPパケットでないかどうかを決定するステップと、
受信されたPTPパケットがそのデバイスのPTPパケットでないとき、クロックデバイスによって、そのデバイスのPTPパケットでないPTPパケットを転送するステップとを含む方法を提供する。
本発明の一実施形態は、
終端間パラメータ情報を運ぶ高精度時間プロトコルPTPパケットを受信するように構成された受信モジュールと、
終端間パラメータ情報に従って、受信されたPTPパケットがそのデバイスのPTPパケットでないかどうかを決定するように構成された決定モジュールと、
受信されたPTPパケットがそのデバイスのPTPパケットでないとき、そのデバイスのPTPパケットでないPTPパケットを転送するように構成された転送モジュールとを含むクロックデバイスを提供する。
前述の技術的解決策から分かるように、本発明の実施形態では、終端間パラメータ情報に従って、受信されたPTPパケットがそのデバイスのPTPパケットでないかどうかが決定され、次いで、クロックデバイスがそのデバイスのPTPパケットでないPTPパケットを決定および処理できるように、そのデバイスのPTPパケットでないPTPパケットが転送される。
本発明の第1の実施形態による方法の概略流れ図である。 本発明の第2の実施形態による方法の概略流れ図である。 本発明の第3の実施形態による方法の概略流れ図である。 本発明の第4の実施形態による方法の概略流れ図である。 本発明の第4の実施形態による方法の概略流れ図である。 本発明の第4の実施形態による方法の概略流れ図である。 本発明の第4の実施形態によるシステムの概略構造図である。 本発明の第5の実施形態による方法の概略流れ図である。 本発明の第5の実施形態による方法の概略流れ図である。 本発明の第5の実施形態による方法の概略流れ図である。 本発明の第5の実施形態によるシステムの概略構造図である。 本発明の第6の実施形態による方法の概略流れ図である。 本発明の第7の実施形態によるクロックデバイスの概略構造図である。 本発明の第8の実施形態によるクロックデバイスの概略構造図である。 本発明の第9の実施形態によるクロックデバイスの概略構造図である。 本発明の第10の実施形態によるクロックデバイスの概略構造図である。
図1は、以下を含む、本発明の第1の実施形態による方法の概略流れ図である。
ステップ11。クロックデバイスは、終端間パラメータ情報を運ぶPTPパケットを受信する。
終端間パラメータ情報は、以下の用語のうちの少なくとも1つでありうる。すなわち、宛先アドレスおよびドメイン番号(Domain Number、DN)である。宛先アドレスは、終端間通信における受信側のアドレス情報であり、ドメイン番号は、終端間通信における送信側のドメイン情報である。
ネットワーク配備の間、ネットワークに関与するノードデバイスは、実際の要件に従って、異なるドメインに分割可能であり、異なるドメインは異なるドメイン番号を有する。
ドメインの分割に関して、以下の様式を使用することが可能である。
例えば、終端間周波数同期が実行されるとき、終点の2つのノードデバイス(マスタクロックデバイスおよびスレーブクロックデバイス)は、同じドメイン(例えば、ドメイン1)に分割され、一方、終端間周波数同期に関与する中間ノードデバイスは、別のドメイン(例えば、ドメイン2)に分割される。
別の例では、この分割は、異なるオペレータに基づいて実行され、すなわち、異なるオペレータによって使用されるノードデバイスは、異なるドメインに分割される。
さらに別の例では、この分割は、モバイル通信ネットワークのレベルに基づいて実行され、例えば、2Gネットワークと3Gネットワークとが共存するとき、2Gネットワークのノードデバイスおよび3Gネットワークのノードデバイスは、2つの異なるドメインに分割される。
ドメインの分割後、異なるドメイン内のノードデバイスは、異なるドメイン番号を有する。終端間通信が実行されるとき、送信側のノードデバイスは、生成されたPTPパケット内でその独自のドメイン番号を運び、その後、送信側が属するドメインのドメイン番号を運ぶPTPパケットが受信側のノードデバイスに送られるまで、ドメイン番号を運ぶPTPパケットを後続のノードデバイスに送ることが可能である。
PTPを使用した通信の間、IEEE1588によって定義されるノードデバイスは、通常のクロック(Ordinary Clock、OC)デバイスと、境界クロック(Boundary Clock、BC)デバイスと、透過クロック(Transparent Clock、TC)デバイスとに分割可能である。異なるクロックデバイスは、そのデバイスのPTPパケットに関して異なる処理を実行し、例えば、OCデバイスまたはBCデバイスは、そのデバイスのPTPパケットに関して終了処理を実行することが可能であり、一方、TCデバイスは、そのデバイスのPTPパケットに関して通常のPTP層処理を実行し、次いで、そのPTPパケットを後続のノードデバイスに転送することが可能である。
デバイスのPTPパケットは、クロックデバイスによって処理される必要があるPTPパケットであってよく、終了処理は、受信されたPTPパケットをノードデバイスにおいて転送するのではなく、ノードデバイスにおいてPTPパケットの処理手順を終了するものと理解でき、通常のPTP層処理は、時間遅延情報を追加すること、時間遅延変化情報を追加すること、パケット滞留時間を修正することなどを指す場合がある。
デバイスのPTPパケットを処理するための前述のクロックデバイスのそれぞれに関する特定のプロセスに関しては、先行技術を参照されたい。本発明のこの実施形態は、クロックデバイスが、受信されたPTPパケットがそのデバイスのPTPパケットであるか、またはそのデバイスのPTPパケットでないPTPパケットであるかをどのように決定するかと、そのデバイスのPTPパケットでないPTPパケットをどのように処理するかとに関し、この場合、そのデバイスのPTPパケットでないPTPパケットは、クロックデバイスがPTP層処理を実行する必要がないPTPパケットを指す。
ステップ12。クロックデバイスは、終端間パラメータ情報に従って、受信されたPTPパケットがそのデバイスのPTPパケットでないかどうかを決定する。
異なるクロックデバイスに基づいて、対応するクロックデバイスは、ドメイン番号に従って、受信されたPTPパケットがそのデバイスのPTPパケットでないかどうかを決定することが可能であり、もしくは、宛先アドレスに従って、受信されたPTPパケットがそのデバイスのPTPパケットでないかどうかを決定することが可能であり、または、宛先アドレスとドメイン番号とに従って、受信されたPTPパケットがそのデバイスのPTPパケットでないかどうかを決定することが可能である。
ステップ13。受信されたPTPパケットがそのデバイスのPTPパケットでないとき、クロックデバイスは、そのデバイスのPTPパケットでないPTPパケットを転送する。
このステップでは、そのデバイスのPTPパケットでないPTPパケットは、クロックデバイス自体以外のノードデバイスに転送可能である。
そのデバイスのPTPパケットでないPTPパケットを処理するための解決策は先行技術に存在しないため、クロックデバイスは、そのデバイスのPTPパケットでないPTPパケットを直接廃棄することが可能であり、終端間同期を実施する必要があるとき、中間ノードが終点で生成されたPTPパケットを廃棄する場合、終端間同期は実行可能でない場合があり、これはネットワークの進化とアップグレードとに影響を及ぼす。
この実施形態では、そのデバイスのPTPパケットでないPTPパケットに関する決定および処理は、そのデバイスのPTPパケットでないPTPパケットを決定するステップと、そのデバイスのPTPパケットでないPTPパケットに関して転送処理を実行するステップとによって実施される。これは、そのデバイスのPTPパケットでないPTPパケットを廃棄する問題を回避して、終端間同期の実施を確実にすることが可能である。
前の説明から分かるように、OCデバイス、BCデバイス、およびTCデバイスは、異なる機能を有し、PTPパケットを異なって処理する。したがって、以下の実施形態は、それぞれ、対応する処理を説明する。
図2は、以下を含む、本発明の第2の実施形態による方法の概略流れ図である。
ステップ21。BCデバイスは、ドメイン番号と宛先アドレスとを運ぶPTPパケットを受信することが可能である。
終端間同期の間、送信側のノードデバイスは、生成されたPTPパケット内でドメイン番号を運ぶことが可能であり、この場合、ドメイン番号は、送信側のノードデバイスが属するドメインのドメイン番号である。その後、PTPパケットがそれぞれのノードデバイス上で送信されたとき、ドメイン番号は変更されないままであり、すなわち、ドメイン番号は、送信側のノードデバイスが属するドメインのドメイン番号である。
BCデバイスは、そのデバイスのPTPパケット終了処理を実行して、そのデバイスのPTPパケットを転送しないため、そのデバイスのPTPアドレス内の宛先アドレスは、BCデバイスのアドレスであるべき点を理解されよう。したがって、BCデバイスは、PTPパケットがそのデバイスのPTPパケットかどうかの判定の手順においてドメイン番号に加えて宛先アドレスを比較する必要がある。
ステップ22。BCデバイスは、PTPパケット内で運ばれるドメイン番号と宛先アドレスとに従って、PTPパケットがそのデバイスのPTPパケットでないかどうかを判定する。PTPパケットがそのデバイスのPTPパケットでない場合、ステップ23が実行される。PTPパケットがそのデバイスのPTPパケットである場合、ステップ24が実行される。
詳細には、BCデバイスは、PTPパケット内で運ばれるドメイン番号がBCデバイス自体によって構成されたドメイン番号と同じかどうかを判定する。判定結果が、PTPパケット内で運ばれるドメイン番号はBCデバイス自体によって構成されたドメイン番号とは異なるというものである場合、受信されたPTPパケットはそのデバイスのPTPパケットではない。判定結果が、PTPパケット内で運ばれるドメイン番号はBCデバイス自体によって構成されたドメイン番号と同じであるというものである場合、かつマルチキャストモードが使用されるとき、PTPパケット内で運ばれる宛先アドレスがBCデバイス自体のマルチキャストアドレスかどうかがさらに判定され、判定結果が、受信されたPTPパケット内で運ばれる宛先アドレスはBCデバイス自体のマルチキャストアドレスであるというものである場合、受信されたPTPパケットはそのデバイスのPTPパケットであり、判定結果が、受信されたPTPパケット内で運ばれる宛先アドレスはBCデバイス自体のマルチキャストアドレスでないというものである場合、受信されたPTPパケットはそのデバイスのPTPパケットではない。判定結果が、PTPパケット内で運ばれるドメイン番号はBCデバイス自体によって構成されたドメイン番号と同じであるというものである場合、かつユニキャストモードが使用されるとき、PTPパケット内で運ばれる宛先アドレスがBCデバイス自体のポートアドレスかどうかがさらに判定され、判定結果が、受信されたPTPパケット内で運ばれる宛先アドレスはBCデバイスのポートアドレスであるというものである場合、そのPTPパケットはそのデバイスのPTPパケットであり、判定結果が、PTPパケット内で運ばれる宛先アドレスはBCデバイスのポートアドレスでないというものである場合、そのPTPパケットはそのデバイスのPTPパケットではない。
ステップ23。BCデバイスは、PTPパケットを転送する。
PTPパケットはそのデバイスのPTPパケットでないため、PTPパケットは、BCデバイスだけを通過する。したがって、BCデバイスは、PTPパケットに関してPTP層処理を実行する必要がない。すなわち、BCデバイスは、そのデバイスのPTPパケットでないPTPパケットに関して実行されたPTP層処理を無視して、そのデバイスのPTPパケットでないPTPパケットをクロックデバイス以外のノードデバイスに直接転送し、この場合、クロックデバイス以外のノードデバイスは、ルーティング関係に基づいて決定されたクロックデバイスのネクストホップノードデバイスである。
ステップ24。BCデバイスは、PTPパケットを終了する。
BCデバイスはPTP通信中のそのデバイスのPTPパケットに関して終了処理を実行するため、このステップは、PTPパケットに関して通常のPTP層処理を実行するための先行技術と互換性がある。
この実施形態は、BCデバイスを例にとって説明される。しかし、この実施形態の解決策は、OCデバイスにも適用可能であり、これはここで繰り返して説明されない。
この実施形態では、ドメイン番号と宛先アドレスとに従って、そのデバイスのPTPパケットでないPTPパケットが決定され、その結果、BCデバイスまたはOCデバイスは、受信されたPTPパケットを処理して、それによって、終端間同期の実施を確実にする。
図3は、以下を含む、本発明の第3の実施形態の方法の概略流れ図である。
ステップ31。TCデバイスは、ドメイン番号を運ぶPTPパケットを受信する。
TCデバイスは、受信されたPTPパケット内の宛先アドレスに無関係な、そのデバイスのPTPパケットに関して転送処理を実行する点を理解されよう。したがって、受信されたPTPパケットがそのデバイスのPTPパケットかどうかを決定することも宛先アドレスに無関係である。
ステップ32。TCデバイスは、PTPパケット内で運ばれたドメイン番号に従って、そのPTPパケットがそのデバイスのPTPパケットでないかどうかを判定する。PTPパケットがそのデバイスのPTPパケットでない場合、ステップ33が実行される。PTPパケットがそのデバイスのPTPパケットである場合、ステップ34が実行される。
詳細には、TCデバイスは、受信されたPTPパケット内で運ばれるドメイン番号はTCデバイス自体内で構成されたドメイン番号と同じかどうかを判定する。判定結果が、受信されたPTPパケット内で運ばれるドメイン番号はTCデバイス自体内で構成されたドメイン番号と同じであるというものである場合、受信されたPTPパケットはそのデバイスのPTPパケットである。判定結果が、受信されたPTPパケット内で運ばれるドメイン番号はTCデバイス自体内で構成されたドメイン番号とは異なるというものである場合、受信されたPTPパケットはそのデバイスのPTPパケットでない。
ステップ33。TCデバイスは、PTPパケットを転送する。
TCデバイスは、PTPパケットを直接転送することが可能であるか、またはPTPパケットに関して関連情報処理を実行し、次いで、PTPパケットを転送することが可能である。関連情報処理は、時間遅延情報を追加すること、時間遅延変化情報を追加すること、パケット滞留時間を修正することなどを指す。詳細には、TCデバイスがPTPパケットを直接転送するか、または関連情報処理を実行した後でPTPパケットを転送するかは、ネットワーク構成に従って決定できる。
ステップ34。TCデバイスは、PTPパケットに関して通常のPTP層処理を実行し、次いで、処理されたPTPパケットを送る。
通常のPTP層処理は、時間遅延情報を追加すること、時間遅延変化情報を追加すること、パケット滞留時間を修正することなどでありうる。
TCデバイスはPTP通信中のそのデバイスのPTPパケットに関して関連情報処理を実行するため、このステップは、PTPパケットに関して通常のPTP層処理を実行するための先行技術と互換性がある。
この実施形態では、そのデバイスのPTPパケットでないPTPパケットはドメイン番号に従って決定され、その結果、TCデバイスは、受信されたPTPパケットを処理し、それによって、終端間同期の実施を確実にする。
前述の説明は、BCデバイスまたはOCデバイスおよびTCデバイスの処理プロセスを説明し、前述の原理に基づいて、ハイブリッドネットワークシステム内でPTPパケットの正確な処理を実行することが可能である。例えば、時間同期を用いて既に構成されているネットワークシステム内で終端間周波数同期がさらに実施される。時間同期は、同期されることになるネットワーク要素デバイスによって使用されるクロック信号の位相が矛盾しないように調整することを指し、周波数同期は、同期されることになるネットワーク要素デバイスによって使用されるクロック信号の周波数が矛盾しないように調整することを指す。時間同期に関して使用されるPTPパケットは、時間同期PTPパケットと呼ばれ、周波数同期に関して使用されるPTPパケットは、周波数同期PTPパケットと呼ばれる。
図4A、図4B、および4Cは、本発明の第4の実施形態による方法の概略流れ図である。図5は、本発明の第4の実施形態に対応するシステムの概略構造図である。
図5を参照すると、移動体通信用グローバルシステム(Global System for Mobile Communication、GSM(登録商標))は、周波数同期を実施するために、レイヤ3ユニキャストモードを使用する。経路は、第1のクロックサーバ(IPclkサーバ1)51→第1のBCデバイス52→第2のBCデバイス53→第3のBCデバイス54→GSM(登録商標)基地局55である。時分割同期符号分割多元接続(Time Division Synchronous Code Division Multiple Access、TD-SCDMA)システムは、時間同期を実施するために、レイヤ2マルチキャストモードまたはレイヤ3マルチキャストモードを使用する。経路は、第2のクロックサーバ(IPclkサーバ2)56→第1のBCデバイス52であり、その後、この経路は、第1のBCデバイス52から2つの経路に分割される。1つの経路は、第1のBCデバイス52→第2のBCデバイス53→第3のBCデバイス54→第1の3G基地局(ノードB)57であり、もう1つの経路は、第1のBCデバイス52→第4のBCデバイス58→第3のBCデバイス54→第2の3G基地局59である。
システム配備の間、クロックサーバ51およびGSM(登録商標)基地局55は、同じドメイン番号、例えば、DN1を有するように構成され、第2のクロックサーバ56、第1のBCデバイス52、第2のBCデバイス53、第3のBCデバイス54、第4のBCデバイス58、第1の3G基地局57、および第2の3G基地局59は、別の同じドメイン番号、例えば、DN2を有するように構成される。第1のBCデバイス52、第2のBCデバイス53、第3のBCデバイス54、および第4のBCデバイス58は、マルチキャストモードであるように構成される。
マルチキャストの間、送信されたパケットの宛先アドレスは、マルチキャストプロトコルに準拠したアドレス、すなわち、224.0.0.0から239.255.255.255に及ぶクラスD IPアドレスであり、ユニキャストの間、送信されたパケットの宛先アドレスは、GSM(登録商標)基地局のIPアドレスである。
この実施形態に関与するBCデバイスは、ルータおよびスイッチなど、ネットワーク要素であってよい。
図4A、図4B、および図4Cに示されるように、この実施形態は以下を含む。
ステップ401。第1のクロックサーバは、第1のクロックサーバのドメイン番号(DN1)と宛先アドレス(GSM(登録商標)基地局のIPアドレス)とを運ぶ時間同期PTPパケットを生成する
ステップ402。第1のクロックサーバは、時間同期PTPパケットを第1のBCデバイスに送る。
ステップ403。時間同期PTPパケット内で運ばれるドメイン番号(DN1)は第1のBCデバイス自体内で構成されたドメイン番号(DN2)とは異なるため、第1のBCデバイスは、その時間同期PTPパケットがそのデバイスのPTPパケットでないことを決定する。
ステップ404。第1のBCデバイスは、時間同期PTPパケットを第2のBCデバイスに送る。
ステップ405。第1のBCデバイスと類似して、第2のBCデバイスおよび第3のBCデバイスは、時間同期PTPパケットがGSM(登録商標)基地局に送られるまで同じ処理を実行する。
説明を簡潔にするために、図4A、図4B、および図4Cは、第3のBCデバイスおよび第4のBCデバイスを示さない。しかし、これらのデバイスの配備および機能性は、テキスト部分から依然として決定可能であり、したがって、本発明のこの実施形態の有効範囲内に依然として包含されることを理解されよう。
ステップ406。GSM(登録商標)基地局は、OCデバイスとして機能し、時間同期PTPパケットを受信した後で、時間同期PTPパケット内で運ばれるドメイン番号と宛先アドレスとに従って、その時間同期PTPパケットがそのデバイスのPTPパケットであることを決定し、したがって、終了処理を実行する。
時間同期PTPパケット内で運ばれるドメイン番号は、GSM(登録商標)基地局内で構成されたドメイン番号DN1と同じDN1であるため、時間同期PTPパケット内で運ばれる宛先アドレスはGSM(登録商標)基地局のIPアドレスであり、GSM(登録商標)基地局は、ユニキャストモードであるように構成され、時間同期PTPパケットは、GMS基地局のPTPパケットである。
ステップ407。第2のクロックサーバは、第2のクロックサーバのドメイン番号(DN2)と宛先アドレス(マルチキャストアドレス)とを運ぶ周波数同期PTPパケットを生成する。
ステップ408。第2のクロックサーバは、周波数同期PTPパケットを第1のBCデバイスに送る。
ステップ409。第1のBCデバイスは、波数同期PTPパケット内で運ばれるドメイン番号と宛先アドレスとに従って、その周波数同期PTPパケットがそのデバイスのPTPパケットであることを決定する。
周波数同期PTPパケット内で運ばれるドメイン番号は第1のBCデバイス内で構成されたドメイン番号と同じであるため、周波数同期PTPパケット内で運ばれる宛先アドレスは、第1のBCデバイス自体のマルチキャストアドレスであり、第1のBCデバイスは、マルチキャストモードであるように構成され、周波数同期PTPパケットは、第1のBCデバイスのPTPパケットである。
ステップ410。第1のBCデバイスは、周波数同期PTPパケットを終了する。
ステップ411。第1のBCデバイスは、周波数同期PTPパケットを再生するためにその独自の情報を使用し、この場合、再生された周波数同期PTPパケットは、ドメイン番号DN2と、宛先アドレスとして機能するマルチキャストアドレスとを運び、次いで、再生された周波数同期PTPパケットを第2のBCデバイスと第4のBCデバイスとにそれぞれ送る。
ステップ412。第2のBCデバイスおよび第3のBCデバイス、ならびに第4のBCデバイスおよび第3のBCデバイスは、周波数同期PTPパケット(再生された周波数同期PTPパケット)が第1の3G基地局と第2の3G基地局とに送られるまで、第1のBCデバイスによって実行された処理を同じように実行する。
ステップ413。第1の3G基地局および第2の3G基地局はOCデバイスであり、周波数同期PTPパケットを受信した後で、周波数同期PTPパケット内で運ばれるドメイン番号と宛先アドレスとに従って、その周波数同期PTPパケットがそのデバイスのPTPパケットであることを決定し、したがって、終了処理を実行する。
周波数同期PTPパケット内で運ばれるドメイン番号は、第1の3G基地局内および第2の3G基地局内で構成されたドメイン番号DN2と同じDN2であるため、周波数同期PTPパケット内で運ばれる宛先アドレスは、それぞれ、第1の3G基地局および第2の3G基地局のマルチキャストアドレスであり、第1の3G基地局および第2の3G基地局は、マルチキャストモードであるように構成され、周波数同期PTPパケットは、第1の3G基地局および第2の3G基地局のPTPパケットである。
ステップ401〜406とステップ406〜413との間に時間系列制約関係(time sequence restriction relationship)は存在しない。
この実施形態では、ドメイン番号と宛先アドレスとに従って、PTPパケットがそのデバイスのPTPパケットでないかどうかが決定され、時間同期システムでは、中間ノードがBCデバイスであるとき、終端間周波数同期を平滑に実施することがさらに可能である。
図6A、図6B、および図6Cは、本発明の第5の実施形態による方法の概略流れ図である。図7は、本発明の第5の実施形態に対応するシステムの概略構造図である。
図7を参照すると、GSM(登録商標)システムは、周波数同期を実行するために、レイヤ3ユニキャストモードを使用する。経路は、第1のクロックサーバ(IPclkサーバ1)71→第1のTCデバイス72→第2のTCデバイス73→第3のTCデバイス74→GSM(登録商標)基地局75である。TD-SCDMAシステムは、時間同期を実施するために、レイヤ2ユニキャストモードまたはレイヤ3ユニキャストモードを使用する。経路は、第2のクロックサーバ(IPclk Server 2)76→第1のTCデバイス72→第2のTCデバイス73→第3のTCデバイス74→第1の3G基地局(ノードB)77、および第2のクロックサーバ76→第1のTCデバイス72→第4のTCデバイス78→第3のTCデバイス74→第2の3G基地局79である。
システム配備の間、第1のクロックサーバ71およびGSM(登録商標)基地局75は、同じドメイン番号、例えば、DN1を有するように構成され、第2のクロックサーバ76、第1のTCデバイス72、第2のTCデバイス73、第3のTCデバイス74、第4のTCデバイス78、第1の3G基地局77、および第2の3G基地局79は、別の同じドメイン番号、例えば、DN2を有するように構成される。第1のTCデバイス72、第2のTCデバイス73、第3のTCデバイス74、第4のTCデバイス78、GSM(登録商標)基地局75、第1の3G基地局、および第2の3G基地局は、ユニキャストモードであるように構成される。
ユニキャストの間、送信されたパケットの宛先アドレスは、それぞれ、GSM(登録商標)基地局のIPアドレス、第1の3G基地局のIPアドレス、および第2の3G基地局のIPアドレスである。
この実施形態に関与するTCデバイスは、ルータおよびスイッチなど、ネットワーク要素であってよい。
図6A、図6B、および図6Cに示されるように、この実施形態は以下を含む。
ステップ601。第1のクロックサーバは、第1のクロックサーバのドメイン番号(DN1)と宛先アドレス(GSM(登録商標)基地局のIPアドレス)とを運ぶ時間同期PTPパケットを生成する。
ステップ602。第1のクロックサーバは、時間同期PTPパケットを第1のTCデバイスに送る。
ステップ603。時間同期PTPパケット内で運ばれるドメイン番号(DN1)は第1のTCデバイス自体内で構成されたドメイン番号(DN2)とは異なるため、第1のTCデバイスは、時間同期PTPパケットがそのデバイスのPTPパケットでないことを決定する。
ステップ604。第1のTCデバイスは、時間同期PTPパケットを第2のTCデバイスに送る。
ステップ605。第1のTCデバイスに類似して、第2のTCデバイスおよび第3のTCデバイスは、時間同期PTPパケットがGSM(登録商標)基地局に送られるまで、同じ処理を実行する。
そのデバイスのPTPパケットであるPTPパケットの場合、TCデバイスは、透過伝送を直接実行することが可能であるか、または関連情報処理を実行し、次いで、伝送を実行することが可能である。
ステップ606。GSM(登録商標)基地局はOCデバイスとして機能し、時間同期PTPパケットを受信した後で、時間同期PTPパケット内で運ばれるドメイン番号と宛先アドレスとに従って、時間同期PTPパケットがそのデバイスのPTPパケットであることを決定し、したがって、終了処理を実行する。
時間同期PTPパケット内で運ばれるドメイン番号はGSM(登録商標)基地局内で構成されたドメイン番号DN1と同じDN1であるため、時間同期PTPパケット内で運ばれる宛先アドレスはGSM(登録商標)基地局のIPアドレスであり、GSM(登録商標)基地局は、ユニキャストモードであるように構成され、時間同期PTPパケットはGMS基地局のPTPパケットである。
ステップ607。第2のクロックサーバは、第1の周波数同期PTPパケットと第2の周波数同期PTPパケットとを生成し、この場合、第1の周波数同期PTPパケットおよび第2の周波数同期PTPパケットは、それぞれ、ドメイン番号と宛先アドレスとを運び、第1の周波数同期PTPパケット内で運ばれるドメイン番号と第2の周波数同期PTPパケット内で運ばれるドメイン番号は両方とも、第2のクロックサーバのドメイン番号(DN2)であり、それらの宛先アドレスは、それぞれ、第1の3G基地局のIPアドレスおよび第2の3G基地局のIPアドレスである。
ステップ608。第2のクロックサーバは、第1の周波数同期PTPパケットと第2の周波数同期PTPパケットの両方を第1のTCデバイスに送る。
ステップ609。第1のTCデバイスは、第1の周波数同期PTPパケット内および第2の周波数同期PTPパケット内で運ばれるドメイン番号に従って、第1の周波数同期PTPパケットおよび第2の周波数同期PTPパケットがそのデバイスのPTPパケットであることを決定する。
第1の周波数同期PTPパケット内および第2の周波数同期PTPパケット内で運ばれるドメイン番号は第1のTCデバイス内で構成されたドメイン番号と同じであるため、第1の周波数同期PTPパケットおよび第2の周波数同期PTPパケットは第1のTCデバイスのPTPパケットである。
ステップ610。第1の周波数同期PTPパケットおよび第2の周波数同期PTPパケットに関して通常のPTP層処理を実行した後で、第1のTCデバイスは、処理された第1の周波数同期PTPパケットと処理された第2の周波数同期PTPパケットとをそれぞれ第2のTCデバイスおよび第4のTCデバイスに送る。
ステップ611。第2のTCデバイスおよび第3のTCデバイス、ならびに第4のTCデバイスおよび第3のTCデバイスも、第1の周波数同期PTPパケットと第2の周波数同期PTPパケットとが第1の3G基地局および第2の3G基地局にそれぞれ送られるまで、第1のTCデバイスによって実行された処理を同じように実行する。
説明を簡潔にするために、図6A、図6B、および図6Cは、第3のTCデバイスおよび第4のTCデバイスを示さない。しかし、これらのデバイスの配備および機能性は、テキスト部分から依然として決定可能であり、したがって、本発明のこの実施形態の有効範囲内に依然として包含されることを理解されよう。
ステップ612。第1の3G基地局および第2の3G基地局はOCデバイスであり、それぞれ、第1の周波数同期PTPパケットと第2の周波数同期PTPパケットとを受信した後で、第1の周波数同期PTPパケット内または第2の周波数同期PTPパケット内で運ばれるドメイン番号と宛先番号とに従って、第1の周波数同期PTPパケットまたは第2の周波数同期PTPパケットがそのデバイスのPTPパケットであることを決定し、したがって、終了処理を実行する。
第1の周波数同期PTPパケット内および第2の周波数同期PTPパケット内で運ばれるドメイン番号は、第1の3G基地局内および第2の3G基地局内で構成されたドメイン番号DN2と同じDN2であるため、第1の周波数同期PTPパケット内および第2の周波数同期PTPパケット内で運ばれる宛先アドレスは、それぞれ、第1の3G基地局のIPアドレスおよび第2の3G基地局のIPアドレスであり、第1の3G基地局および第2の3G基地局は、ユニキャストモードであるように構成され、第1の周波数同期PTPパケットおよび第2の周波数同期PTPパケットは、それぞれ、第1の3G基地局のPTPパケットおよび第2の3G基地局のPTPパケットである。
この実施形態では、OCデバイスは、ドメイン番号と宛先アドレスとに従って、そのPTPパケットがそのデバイスのPTPパケットでないかどうかを決定し、TCデバイスは、ドメイン番号に従って、そのPTPパケットがそのデバイスのPTPパケットでないかどうかを決定する。この場合、時間同期システムでは、中間ノードがBCデバイスであるとき、終端間周波数同期を平滑に実施することがさらに可能である。
第4の実施形態および第5の実施形態は、それぞれ、中間ノードとして機能するBCデバイスおよびTCデバイスを例にとり、時間同期を用いて既に構成されているシステム内で終端間周波数同期がさらに実施される。本発明の実施形態の原理は、周波数同期を用いて既に構成されているシステム内で終端間時間同期をさらに実施するために依然として使用可能である点を理解されよう。
クロックデバイス上で前述の処理を実行するモジュールは、詳細には、パケット処理装置であってよい。先行技術では、パケット処理装置は、クロックデバイス内にも存在するが、先行技術におけるパケット処理装置は、そのデバイスのPTPパケットだけを処理することが可能であり、そのデバイスのPTPパケットでないPTPパケットを決定および処理することはできない。前述の実施形態では、パケット処理装置は、そのデバイスのPTPパケットでないPTPパケットを決定および処理するために改善され、それによって、終端間同期の平滑な手順が確実にされる。
前述の実施形態と異なり、本発明の一実施形態は、PTPパケットを処理する方法をさらに提供することが可能である。この方法は、既存のアドレスマッチング装置をクロックデバイス内に追加するかまたは拡張し、その結果、本発明のこの実施形態で提供されるアドレスマッチング装置は、そのデバイスのPTPパケットでないPTPパケットを決定および処理するために使用可能である。
図8は、以下を含む、本発明の第6の実施形態による方法の概略流れ図である。
ステップ81。クロックデバイス内のアドレスマッチング装置は、宛先アドレスを運ぶPTPパケットを受信する。
ステップ82。アドレスマッチング装置は、受信されたPTPパケット内の宛先アドレスがクロックデバイス自体のポートアドレスかどうかを判定する。受信されたPTPパケット内の宛先アドレスがクロックデバイス自体のポートアドレスである場合、ステップ83が実行され、受信されたPTPパケット内の宛先アドレスがクロックデバイス自体のポートアドレスでない場合、ステップ84が実行される。
ステップ83。アドレスマッチング装置は、受信されたPTPパケットがそのデバイスのPTPパケットであることを決定する。次いで、ステップ85が実行される。
ステップ84。アドレスマッチング装置は、受信されたPTPパケットがそのデバイスのPTPパケットでないことを決定する。次いで、ステップ86が実行される。
ステップ85。アドレスマッチング装置は、クロックデバイス内のパケット処理装置がそのデバイスのPTPパケットに関して通常のPTP処理を実行するように、そのデバイスのPTPパケットをクロックデバイス内のパケット処理装置に転送する。次いで、プロセスは終了する。
ステップ86。アドレスマッチング装置は、そのデバイスのPTPパケットでないPTPパケットをクロックデバイス以外のノードデバイスに転送する。
クロックデバイス以外のノードデバイスは、経路情報などの情報に基づいて決定されたクロックデバイスのネクストホップノードである。
この実施形態では、クロックデバイスは、BCデバイス、OCデバイス、またはTCデバイスであってよい。
この実施形態では、そのPTPパケットがそのデバイスのPTPパケットでないかどうかは、そのデバイスのPTPパケットでないPTPパケットの決定および処理を実施して、終端間同期の実施を確実にすることも可能なアドレスマッチング様式を使用して決定される。この実施形態では、ドメイン番号を比較する必要はなく、したがって、実行は簡単かつ好都合である。
図9は、本発明の第7の実施形態によるクロックデバイスの概略構造図である。クロックデバイスは、受信モジュール91と、決定モジュール92と、転送モジュール93とを含む。受信モジュール91は、終端間パラメータ情報を運ぶ高精度時間プロトコルPTPパケットを受信するように構成される。決定モジュール92は、終端間パラメータ情報に従って、受信された高精度時間プロトコルパケットがそのデバイスの高精度時間プロトコルパケットでないかどうかを決定するように構成される。転送モジュール93は、受信された高精度時間プロトコルパケットがそのデバイスの高精度時間プロトコルパケットでないとき、そのデバイスの高精度時間プロトコルパケットでない高精度時間プロトコルパケットを転送するように構成される。
この実施形態では、そのデバイスのPTPパケットでないPTPパケットは、終端間パラメータ情報に従って決定され、そのデバイスのPTPパケットでないPTPパケットに関して、そのデバイスのPTPパケットでないPTPパケットの決定および処理を実施する転送処理が実行される。これは、そのデバイスのPTPパケットでないPTPパケットを廃棄する問題を回避して、終端間同期の実施を確実にすることが可能である。
特定の実施形態では、それぞれの配備を異なるクロックデバイスに基づいて実行することが可能である。
図10は、本発明の第8の実施形態によるクロックデバイスの概略構造図である。クロックデバイスは、BCデバイスまたはOCデバイスであってよいが、この場合、終端間パラメータ情報は、ドメイン番号と宛先アドレスとを含む。
この場合、決定モジュール92は、第1の判定ユニット101と第1の決定ユニット102とを含み、この場合、第1の判定ユニット101は、そのドメイン番号がクロックデバイス自体内で構成されたドメイン番号と同じかどうかを判定するように構成され、第1の決定ユニット102は、第1の判定ユニット101によって取得された判定結果が、そのドメイン番号はクロックデバイス自体内で構成されたドメイン番号とは異なるというものであるとき、受信されたPTPパケットがそのデバイスのPTPパケットでないことを決定するように構成されるか、
もしくは、決定モジュール92は、第1の判定ユニット101と、第2の判定ユニット103と、第2の決定ユニット104とを含み、この場合、第2の判定ユニット103は、第1の判定ユニット101によって取得された判定結果が、そのドメイン番号はクロックデバイス自体内で構成されたドメイン番号と同じであるというものであり、かつクロックデバイスがマルチキャストモードであるとき、その宛先アドレスがクロックデバイス自体のマルチキャストアドレスかどうかをさらに判定するように構成され、第2の決定ユニット104は、第2の判定ユニット103によって取得された判定結果が、その宛先アドレスはクロックデバイス自体のマルチキャストアドレスでないというものであるとき、受信されたPTPパケットがそのデバイスのPTPパケットでないことを決定するように構成されるか、
または、決定モジュール92は、第1の判定ユニット101と、第3の判定ユニット105と、第3の決定ユニット106とを含み、この場合、第3の判定ユニット105は、第1の判定ユニット101によって取得された判定結果が、そのドメイン番号はクロックデバイス自体内で構成されたドメイン番号と同じであるというものであり、かつクロックデバイスがユニキャストモードであるとき、その宛先アドレスがクロックデバイス自体のポートアドレスかどうかをさらに判定するように構成され、第3の決定ユニット106は、第3の判定ユニット105によって取得された判定結果が、その宛先アドレスはクロックデバイス自体のポートアドレスでないというものであるとき、受信されたPTPパケットがそのデバイスのPTPパケットでないことを決定するように構成される。
転送モジュール93は、第1の転送ユニット107を含み、この場合、第1の転送ユニット107は、そのデバイスのPTPパケットでないPTPパケットに関するPTP層処理を無視して、そのデバイスのPTPパケットでないPTPパケットをクロックデバイス以外のノードデバイスに直接転送するように構成される。
この実施形態では、そのデバイスのPTPパケットでないPTPパケットは、ドメイン番号と宛先アドレスとに従って決定され、その結果、BCデバイスまたはOCデバイスは、受信されたPTPパケットを処理し、それによって、終端間同期の実施を確実にする。
図11は、本発明の第9の実施形態によるクロックデバイスの概略構造図である。クロックデバイスはTCデバイスであり、この場合、終端間パラメータ情報は、ドメイン番号を含む。
この場合、決定モジュール92は、第4の判定ユニット111と、第4の決定ユニット112と、第5の決定ユニット113とを含む。第4の判定ユニット111は、そのドメイン番号がTCデバイス自体内で構成されたドメイン番号と同じかどうかを判定するように構成される。第4の決定ユニット112は、第4の判定ユニット111によって取得された判定結果が、そのドメイン番号はTCデバイス自体内で構成されたドメイン番号とは異なるというものであるとき、受信されたPTPパケットがそのデバイスのPTPパケットでないことを決定するように構成される。第5の決定ユニット113は、第4の判定ユニット111によって取得された判定結果が、そのドメイン番号はTCデバイス自体内で構成されたドメイン番号と同じであるというものであるとき、受信されたPTPパケットがそのデバイスのPTPパケットでないことを決定するように構成される。
転送モジュール93は、第2の転送ユニット114または第3の転送ユニット115を含む。第2の転送ユニット114は、デバイスのPTPパケットでないPTPパケットに関するPTP層処理を無視して、そのデバイスのPTPパケットでないPTPパケットをTCデバイス以外のノードデバイスに直接転送するように構成される。第3の転送ユニット115は、そのデバイスのPTPパケットでないPTPパケットに関して通常のPTP層処理を実行して、そのデバイスのPTPパケットでない処理されたPTPパケットをTCデバイス以外のノードデバイスに転送するように構成される。
この実施形態では、そのデバイスのPTPパケットでないPTPパケットは、ドメイン番号に従って決定され、その結果、TCデバイスは、受信されたPTPパケットを処理して、それによって、終端間同期の実装を確実にする。
図10または図11の実施形態に関与するそれぞれのモジュールは、詳細には、クロックデバイスのパケット処理装置内に位置付けられてよい。
図12は、本発明の第10の実施形態によるクロックデバイスの概略構造図である。クロックデバイスは、BCデバイス、OCデバイス、またはTCデバイスであり、この場合、終端間パラメータ情報は宛先アドレスを含む。
この場合、決定モジュール92は、第5の判定ユニット121と第6の決定ユニット122とを含む。第5の判定ユニット121は、その宛先アドレスがクロックデバイス自体のポートアドレスかどうかを判定するように構成される。第6の決定ユニット122は、第5の判定ユニット121によって取得された判定結果が、その宛先アドレスはクロックデバイス自体のポートアドレスでないというものであるとき、クロックデバイスによって受信されたPTPパケットはそのデバイスのPTPパケットでないことを決定するように構成される。
この実施形態に関与する(受信モジュール91と、決定モジュール92と、転送モジュール93とを含む)モジュールは、詳細には、クロックデバイスのアドレスマッチング装置1内に位置付けできる。クロックデバイスは、パケット処理装置2をさらに含み、アドレスマッチング装置1は、第5の判定ユニット121によって取得された判定結果が、その宛先アドレスはクロックデバイス自体のポートアドレスであるというものであるとき、受信されたPTPパケットがそのデバイスのPTPパケットであることを決定して、パケット処理装置2がそのデバイスのPTPパケットに関して通常のPTP層処理を実行するように、そのデバイスのPTPパケットをクロックデバイス内のパケット処理装置2に転送するように構成された第7の決定ユニット123をさらに含むことが可能である。
この実施形態では、PTPパケットがそのデバイスのPTPパケットでないかどうかは、そのデバイスのPTPパケットでないPTPパケットの決定および処理を実施して、終端間同期の実施を確実にすることも可能なアドレスマッチング様式を使用して決定される。この実施形態では、ドメイン番号を比較する必要はなく、したがって、実行は簡単かつ好都合である。
本発明の一実施形態は、(「プロファイル実施解決策」と呼ばれる場合もある)別の実施解決策をさらに提供する。
この実施解決策では、クロックデバイスは、通常のクロックOCデバイス、もしくは境界クロックBCデバイス、または透過クロックTCデバイスであってよく、PTPパケットは、マスタクロックまたはスレーブクロックによって送られたPTPメッセージであり、終端間パラメータ情報は、PTPメッセージ内のプロファイル情報を含む。クロックデバイスは、終端間パラメータ情報に従って、受信されたPTPパケットがそのデバイスのPTPパケットでないかどうかを決定することが可能である。
詳細には、プロファイル情報は、プロファイルIDを含むタイプ長さ値(type-length-value)TLVフィールドであってよく、従って、クロックデバイスは、PTPメッセージ内のプロファイル情報に従って、そのPTPメッセージがそのデバイスに関連するか(または、そのデバイスのPTPパケットでないか)どうかを判定することが可能である。例えば、TLVフィールド内に含まれたプロファイルIDがクロックデバイス内で構成されたプロファイルIDと一致する場合、そのPTPメッセージはそのデバイスに関連することが決定され、TLVフィールド内に含まれたプロファイルIDがクロックデバイス内で構成されたプロファイルIDと一致しない場合、そのPTPメッセージはそのデバイスに無関係であることが決定される。
加えて、TCデバイスの場合、そのデバイスのPTPパケットでないPTPパケットを転送するステップは、以下を含みうる。すなわち、TCデバイスは、そのデバイスのPTPパケットでないPTPパケットに関するPTP層処理を無視して、そのデバイスのPTPパケットでないPTPパケットをTCデバイス以外のノードデバイスに直接転送するか、またはTCデバイスは、そのデバイスのPTPパケットでないPTPパケットに関して通常のPTP層処理を実行して、そのデバイスのPTPパケットでない処理されたPTPパケットをTCデバイス以外のノードデバイスに転送する。
例えば、TLVフィールドは1588パケットに追加される。
1.新しいTLV(Type-Length-Value、タイプ長さ値)フィールドは、1588パケットに追加され、この場合、1588プロファイルIDは、運ばれるパケットに対応し、ネットワークデバイスは、プロファイルIDを検査することが可能である。
2.ネットワークデバイスがBCモードである(すなわち、ネットワークデバイスがBCデバイスである)とき、またはOCモードである(すなわち、ネットワークデバイスがOCデバイスである)とき、パケット内のプロファイルIDがネットワークデバイス内で構成されたプロファイルIDと一致する場合、ネットワークデバイスは、そのパケットに関して終了処理を実行することが可能であり、パケット内のプロファイルIDがネットワークデバイス内で構成されたプロファイルIDと一致しない場合、ネットワークデバイスは、パケットに関して転送処理を実行すること(すなわち、「透過的に送信すること」)が可能であり、この場合、1588V2プロトコル層処理は実行されない。
3.ネットワークデバイスがTCモードである(すなわち、ネットワークデバイスがTCデバイスであるとき)、パケット内のプロファイルIDがネットワークデバイス内で構成されたプロファイルIDと一致しない場合、ネットワークデバイスは、パケット滞留時間を修正して、通常の1588V2プロトコルに基づいて処理を実行することが可能である。パケット内のプロファイルIDがネットワークデバイス内で構成されたプロファイルIDと一致しない場合、ネットワークデバイスは、パケットに関して転送処理を実行すること(すなわち、「透過的に送信すること」)が可能であるか、または通常の1588V2プロトコルに基づいて処理を実行することも可能であり、ネットワーク構成を介して特定の行動を正規化することが可能である。
以下は、特定のシナリオにおける解決策の応用例である。
図4A、図4B、図4C、および図5に対応する技術的解決策では、GSM(登録商標)システムは、周波数同期を実施するために、レイヤ3ユニキャストモードを使用する。この経路は、第1のクロックサーバ51→第1のBCデバイス52→第2のBCデバイス53→第3のBCデバイス54→GSM(登録商標)基地局55である。TD-SCDMAシステムは、時間同時を実施するために、レイヤ2マルチキャストモードまたはレイヤ3マルチキャストモードを使用する。経路は、第2のクロックサーバ56→第1のBCデバイス52であり、その後、この経路は、第1のBCデバイス52から2つの経路に分割される。1つの経路は、第1のBCデバイス52→第2のBCデバイス53→第3のBCデバイス54→第1の3G基地局(ノードB)57であり、もう1つの経路は、第1のBCデバイス52→第4のBCデバイス58→第3のBCデバイス54→第2の3G基地局59である。
OCデバイスによってPTPパケットに関して終了処理を実行する原理はBCデバイスによってPTPパケットに関して終了処理を実行する原理に類似する点を理解されよう。本発明のこの実施形態は、説明のために、主にBCデバイスを例にとるが、それに限定されない。
システム配備の間、第1のクロックサーバ51およびGSM(登録商標)基地局55は、同じドメイン番号、例えば、DN1を有するように構成され、第2のクロックサーバ56、第1のBCデバイス52、第2のBCデバイス53、第3のBCデバイス54、第4のBCデバイス58、第1の3G基地局57、および第2の3G基地局59は、別の同じドメイン番号、例えば、DN2を有するように構成される。第1のBCデバイス52、第2のBCデバイス53、第3のBCデバイス54、および第4のBCデバイス58は、マルチキャストモードであるように構成される。
マルチキャストの間、送信されたパケットの宛先アドレスは、マルチキャストプロトコルに準拠したアドレス、すなわち、224.0.0.0から239.255.255.255に及ぶクラスD IPアドレスであり、ユニキャストの間、送信されたパケットの宛先アドレスは、GSM(登録商標)基地局のIPアドレスである。
この場合、ユニキャストに関与する第1のクロックサーバ51およびGSM(登録商標)基地局55、ならびにマルチキャストに関与する(BCデバイスなどの)ネットワーク要素は、異なる通信プロファイルに属し、異なるプロファイルIDを構成することが可能である。
本発明のこの実施形態で提供される「プロファイル実施解決策」によれば、プロファイルIDを含むTLVフィールドは、第1のクロックサーバ51によって送られた1588パケットに追加可能であり、中間BCデバイスは、パケット内のプロファイルIDがBCデバイスのプロファイルIDと一致するかどうかを判定することが可能である。
この実施形態では、BCデバイスのプロファイルIDはマルチキャストパケットのプロファイルIDだけと一致するため、中間BCノードは、マルチキャストパケットだけを終了し、プロファイルIDを比較した後で、ユニキャストパケットを透過的に送信する。
図6A、図6B、図6C、および図7に対応する技術的解決策では、GSM(登録商標)システムは、周波数同期を実施するために、レイヤ3ユニキャストモードを使用する。この経路は、第1のクロックサーバ71→第1のTCデバイス72→第2のTCデバイス73→第3のTCデバイス74→GSM(登録商標)基地局75である。TD-SCDMAシステムは、時間同期を実施するために、レイヤ2ユニキャストモードまたはレイヤ3ユニキャストモードを使用する。この経路は、第2のクロックサーバ(IPclkサーバ2)76→第1のTCデバイス72→第2のTCデバイス73→第3のTCデバイス74→第1の3G基地局(ノードB)77、および第2のクロックサーバ76→第1のTCデバイス72→第4のTCデバイス78→第3のTCデバイス74→第2の3G基地局79である。
システム配備の間、第1のクロックサーバ71およびGSM(登録商標)基地局75は、同じドメイン番号、例えば、DN1を有するように構成され、第2のクロックサーバ76、第1のTCデバイス72、第2のTCデバイス73、第3のTCデバイス74、第4のTCデバイス78、第1の3G基地局77、および第2の3G基地局79は、別の同じドメイン番号、例えば、DN2を有するように構成される。第1のTCデバイス72、第2のTCデバイス73、第3のTCデバイス74、第4のTCデバイス78、GSM(登録商標)基地局75、第1の3G基地局、および第2の3G基地局は、ユニキャストモードであるように構成される。
ユニキャストの間、送信されたパケットの宛先アドレスは、それぞれ、GSM(登録商標)基地局のIPアドレス、第1の3G基地局のIPアドレス、および第2の3G基地局のIPアドレスである。
この場合、ユニキャストに関与する第1のクロックサーバ71およびGSM(登録商標)基地局、ならびにマルチキャストに関与する(TCデバイスなどの)ネットワーク要素は、異なる通信プロファイルに属し、異なるプロファイルIDを構成することが可能である。
本発明のこの実施形態で提供される「プロファイル実施解決策」によれば、プロファイルIDを含むTLVフィールドは、第1のクロックサーバ71によって送られた1588パケットに追加可能であり、中間TCノードは、パケット内のプロファイルIDがTCデバイスのプロファイルIDと一致するかどうかを判定することが可能である。
この実施形態では、TCデバイスのプロファイルIDはマルチキャストパケットのプロファイルIDだけと一致するため、中間TCノードは、マルチキャストパケットの滞留時間を処理して、プロファイルIDを比較した後で、ユニキャストパケットを直接的かつ透過的に送信する。当然、中間TCノードの構成がデバイスのパケットでないパケットに関して処理が実行されることを明らかに必要とする場合、この実施形態では、中間TCノードが、プロファイルIDを比較した後で、そのパケットは一致しないユニキャストパケットであることを見出した場合ですら、パケットの滞留時間をプロトコルに従って処理することも可能である。
加えて、デバイス実施形態の場合、プロファイル判定ユニットとプロファイル決定ユニットとは、「プロファイル実施解決策」を実施するように決定モジュール内に構成可能である。
決定モジュールは、プロファイル判定ユニットとプロファイル決定ユニットとを含む。プロファイル判定ユニットは、PTPメッセージ内のプロファイル情報に従って、そのPTPメッセージがそのデバイスに関連するかどうかを判定するように構成される。プロファイル決定ユニットは、プロファイル判定ユニットによって取得された判定結果が、そのPTPメッセージはそのデバイスに無関係であるというものであるとき、受信されたPTPパケットがそのデバイスのPTPパケットでないことを決定するように構成される。
したがって、転送モジュールは、第2の転送ユニットまたは第3の転送ユニットを含むことが可能であり、この場合、第2の転送ユニットは、そのデバイスのPTPパケットでないPTPパケットに関するPTP層処理を無視して、そのデバイスのPTPパケットでないPTPパケットをTCデバイス以外のノードデバイスに直接転送するように構成され、第3の転送ユニットは、そのデバイスのPTPパケットでないPTPパケットに関して通常のPTP層処理を実行して、そのデバイスのPTPパケットでない処理されたPTPパケットをTCデバイス以外のノードデバイスに転送するように構成される。
前述の実施形態は、異なるシステム内、例えば、GSM(登録商標)システム内、WCDMAシステム内、もしくはロングタームエボリューション(Long Term Evolution、LTE)システム内で適用可能であり、または前述のシステムのハイブリッドネットワークシステム内でも適用可能である点を理解されよう。
当業者は、前述の実施形態の方法のステップのすべてまたは一部は、プログラムによって命令されるハードウェアによって実施可能である点を理解されよう。プログラムは、コンピュータ可読記憶媒体内に格納可能であり、そのプログラムが実行されるとき、前述の実施形態の方法内のステップが実行される。記憶媒体は、ROM、RAM、磁気ディスク、またはCD-ROMなど、プログラムコードを格納できる任意の媒体を含むことが可能である。最後に、本発明の前述の実施形態は、本発明を限定するのではなく、本発明の技術的解決策を説明することが単に意図される点に留意されたい。本発明は、例示的な実施形態を参照して詳細に説明されているが、当業者は、本発明の技術的解決策の範囲から逸脱せずに、本発明の技術的解決策を変更または置換することが可能である点を理解されたい。
1 アドレスマッチング装置
2 パケット処理装置
51 第1のクロックサーバ(IPclkサーバ1)
52 第1のBCデバイス
53 第2のBCデバイス
54 第3のBCデバイス
55 GSM(登録商標)基地局
56 第2のクロックサーバ(IPclkサーバ2)
57 第1の3G基地局(ノードB)
58 第4のBCデバイス
59 第2の3G基地局
71 第1のクロックサーバ(IPclkサーバ1)
72 第1のTCデバイス
73 第2のTCデバイス
74 第3のTCデバイス
75 GSM(登録商標)基地局
76 第2のクロックサーバ(IPclkサーバ2)
77 第1の3G基地局
78 第4のTCデバイス
79 第2の3G基地局
91 受信モジュール
92 決定モジュール
93 転送モジュール
101 第1の判定ユニット
102 第1の決定ユニット
103 第2の判定ユニット
104 第2の決定ユニット
105 第3の判定ユニット
106 第3の決定ユニット
107 第1の転送ユニット
111 第4の判定ユニット
112 第4の決定ユニット
113 第5の決定ユニット
114 第2の転送ユニット
115 第3の転送ユニット
121 第5の判定ユニット
122 第6の決定ユニット
123 第7の決定ユニット

Claims (10)

  1. 高精度時間プロトコルPTPパケットを処理するための方法であって、
    クロックデバイスによって、終端間パラメータ情報を運ぶPTPパケットを受信するステップであって、前記終端間パラメータがドメイン番号を具備するものであるステップと、
    前記クロックデバイスによって、前記ドメイン番号が前記クロックデバイス自体内で構成されたドメイン番号と同じかどうかを判定するステップと、
    判定結果が、前記ドメイン番号は前記クロックデバイス自体内で構成された前記ドメイン番号とは異なるというものである場合、前記受信されたPTPパケットが前記デバイスのPTPパケットでないことを決定するステップと、
    前記受信されたPTPパケットが前記デバイスのPTPパケットでないとき、前記クロックデバイスによって、前記デバイスのPTPパケットでない前記PTPパケットを転送するステップとを含む方法。
  2. 前記クロックデバイスが、通常のクロックOCデバイスまたは境界クロックBCデバイスであり、前記終端間パラメータ情報が、宛先アドレス更に含み、
    判定結果が、前記ドメイン番号は前記クロックデバイス自体内で構成された前記ドメイン番号と同じであるというものであり、かつ前記クロックデバイスがマルチキャストモードである場合、前記宛先アドレスが前記クロックデバイス自体のマルチキャストアドレスであるかどうかをさらに判定するステップと、
    判定結果が、前記宛先アドレスは前記クロックデバイス自体の前記マルチキャストアドレスでないというものである場合、前記受信されたPTPパケットが前記デバイスのPTPパケットでないことを決定するステップとを含むか、
    または
    判定結果が、前記ドメイン番号は前記クロックデバイス自体内で構成された前記ドメイン番号と同じであるというものであり、かつ前記クロックデバイスがユニキャストモードである場合、前記宛先アドレスが前記クロックデバイス自体のポートアドレスであるかどうかをさらに判定するステップと、
    判定結果が、前記宛先アドレスは前記クロックデバイス自体のポートアドレスでないというものである場合、前記受信されたPTPパケットが前記デバイスのPTPパケットでないことを決定するステップとを含む、請求項1に記載の方法。
  3. 前記デバイスのPTPパケットでない前記PTPパケットを前記転送するステップが、
    前記クロックデバイスによって、前記デバイスのPTPパケットでない前記PTPパケットに関するPTP層処理を無視して、前記デバイスのPTPパケットでない前記PTPパケットを前記クロックデバイス以外のノードデバイスに直接転送するステップを含む、請求項2に記載の方法。
  4. 前記クロックデバイスが透過クロックTCデバイスであり、
    前記判定結果が前記ドメイン番号は前記TCデバイス内で構成された前記ドメイン番号と同じであるというものである場合、前記受信されたPTPパケットが前記デバイスのPTPパケットであることを決定するステップとを含む、請求項1に記載の方法。
  5. 前記デバイスのPTPパケットでない前記PTPパケットを前記転送するステップが、
    前記TCデバイスによって、前記デバイスのPTPパケットでない前記PTPパケットに関するPTP層処理を無視して、前記デバイスのPTPパケットでない前記PTPパケットを前記クロックデバイス以外のノードデバイスに直接転送するステップを含むか、
    または、
    前記TCデバイスによって、前記デバイスのPTPパケットでない前記PTPパケットに関して通常のPTP層処理を実行して、前記デバイスのPTPパケットでない前記処理されたPTPパケットを前記クロックデバイス以外のノードデバイスに転送するステップを含む、請求項4に記載の方法。
  6. 終端間パラメータ情報を運ぶ高精度時間プロトコルPTPパケットを受信するように構成された受信モジュールであって、前記終端間パラメータがドメイン番号を具備するものである受信モジュールと、
    前記ドメイン番号が前記クロックデバイス自体内で構成されたドメイン番号と同じかどうかを判定し、判定結果が、前記ドメイン番号は前記クロックデバイス自体内で構成された前記ドメイン番号とは異なるというものである場合、前記受信されたPTPパケットが前記デバイスのPTPパケットでないことを決定するように構成された決定モジュールと、
    前記受信されたPTPパケットが前記デバイスのPTPパケットでないとき、前記デバイスのPTPパケットでない前記PTPパケットを転送するように構成された転送モジュールと
    を含むクロックデバイス。
  7. 前記クロックデバイスが、通常のクロックOCデバイスまたは境界クロックBCデバイスであり、前記終端間パラメータ情報が、宛先アドレス更に含み、
    前記決定モジュールは、前記判定結果が、前記ドメイン番号前記クロックデバイス自体内で構成された前記ドメイン番号と同じであるというものであり、かつ前記クロックデバイスがマルチキャストモードであるとき、前記宛先アドレスが前記クロックデバイス自体のマルチキャストアドレスであるかどうかをさらに判定するように構成され、また、判定結果が、前記宛先アドレス前記クロックデバイス自体の前記マルチキャストアドレスでないというものであるとき、前記受信されたPTPパケットが前記デバイスのPTPパケットでないことを決定するように構成されるか、
    または、
    前記決定モジュールは、前記判定結果が、前記ドメイン番号前記クロックデバイス自体内で構成された前記ドメイン番号と同じであるというものであり、かつ前記クロックデバイスがユニキャストモードであるとき、前記宛先アドレスが前記クロックデバイス自体のポートアドレスであるかどうかをさらに判定するように構成され、また、判定結果が、前記宛先アドレス前記クロックデバイス自体の前記ポートアドレスでないというものであるとき、前記受信されたPTPパケットが前記デバイスのPTPパケットでないことを決定するように構成される、請求項に記載のクロックデバイス。
  8. 前記転送モジュールが第1の転送ユニットを含み、前記第1の転送ユニットが、前記デバイスのPTPパケットでない前記PTPパケットに関するPTP層処理を無視して、前記デバイスのPTPパケットでない前記PTPパケットを前記クロックデバイス以外のノードデバイスに直接転送するように構成される
    請求項に記載のクロックデバイス。
  9. 前記クロックデバイスが透過クロックTCデバイスであり、
    前記決定モジュールが、前記判定結果が、前記ドメイン番号前記TCデバイス自体内で構成された前記ドメイン番号と同じであるというものであるとき、前記受信されたPTPパケットが前記デバイスのPTPパケットであることを決定するように構成される
    請求項に記載のクロックデバイス。
  10. 前記転送モジュールが、第2の転送ユニットまたは第3の転送ユニットを含み、
    前記第2の転送ユニットが、前記デバイスのPTPパケットでない前記PTPパケットに関するPTPパケットを無視して、前記デバイスのPTPパケットでない前記PTPパケットを前記TCデバイス以外のノードデバイスに直接転送するように構成され、
    前記第3の転送ユニットが、前記デバイスのPTPパケットでない前記PTPパケットに関して通常のPTP層処理を実行して、前記デバイスのPTPパケットでない前記処理されたPTPパケットを前記TCデバイス以外のノードデバイスに転送するように構成される
    請求項に記載のクロックデバイス。
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