JP5433901B2 - 低減されたスペクトル幅を有するコンパクトなレーザー源 - Google Patents

低減されたスペクトル幅を有するコンパクトなレーザー源 Download PDF

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Description

本発明は狭いスペクトル幅及び高出力を必要とする用途のための、コンパクトなレーザー源に関する。
そのようなレーザー源は、レーザーによる原子冷却、原子干渉分光法の実験、及び慣性センサーのような用途、あるいは他の科学的用途のための光学ベンチにおいて使用される。
DBR(分布ブラッグ反射型)[distributed Bragg Reflector]レーザーダイオードは、多くの用途においてレーザー源として用いられる。それらは動作が簡単であるという長所を有する。例えば、DBRは縦モードの1つにおいて約4THz帯域にわたり、852nmで照射できる。動作は一般に、ダイオード制御電流を固定し、設定点温度を走査することにより、確定した周波数において容易に得られる単一モードで行なわれる。
しかしながら、レーザーダイオードは、望ましい周波数での単一モード動作において、そのような用途に必要とされる性能と両立しない、およそ3MHzの線幅を有する。
単一モードのスペクトル幅又は線幅を減らすため、そのとき追加パラメータ、すなわち空洞の長さが加えられる、延長された空洞のレーザーダイオード構成より生み出されるレーザー源から選択することが必要である。
特に、空洞により得られる単一モードのスペクトル線幅は、空洞の長さに反比例する。この線幅は次の方程式により表わされる。
ΔvEC=Δvdiode[Ldiode/LEC
−ΔvECは、空洞における単一モードの線幅であり、
−Δvdiodeは、レーザーダイオードのみによって提供される単一モードの線幅であり、
−Ldiodeは、レーザーダイオードの共振器の長さであり、
−LECは、延長された空洞の長さである。
延長された空洞の長さLECを増すことにより、空洞における単一モードの線幅ΔvECは減少する。
しかしながら線幅を減少させるために、より長い空洞を用いることは、レーザーダイオード単独で使用される時よりも周波数に関してもっと近い、レーザーの共振モードを与える欠点を有する。支配的なモード選択要素が、延長された空洞において不可欠となる。
図1aはレーザーダイオードLD10を図式的に示す。図1bは延長された空洞内に取り付けられた、図1aのレーザーダイオードLD10を含むレーザー源22を示す。
1mmの共振器長さLdを有する図1aのレーザーダイオードLD10は、30MHzのスペクトル幅の単一モード・レーザービームFdを供給する。
図1bのレーザー源は、ダイオード単体のものよりもずっと狭い、100kHzのオーダーの線幅を有するモードを生成する、延長された空洞内に取り付けられたレーザーダイオードLD10を含む。波長λのための選択要素24は、共振空洞の基本モードを選択するため、レーザービームFdの光路内に置かれる。レーザー源の長さLsは60mmである。
先行技術のレーザー源において、選択要素は(リットロウ又はリッツマンの構成[Littrow or Litmann configuration]における)回折格子か、あるいは一般に20μmの非常に薄い厚みの干渉フィルターで作られる。
回折格子の代わりに干渉フィルターを用いることにより、自己整合プロセスが2つの横断方向に行なわれ得るため、延長された空洞のより良い安定性を確保することが可能である。
図2は、狭いスペクトル線幅を伴う単一モードのレーザービームFuを供給する、先行技術に従って作られたレーザー源の一例を示す。
図2のレーザー源はレーザーダイオードLD10、レーザーダイオード10により生成されたレーザービームFd用の光路を提供する、延長された空洞30、及びレーザーダイオードLD10から出るビームFd用の入力コリメーターレンズ40を備える。
ビームFdは空洞30に沿って、選択要素SELを作り出すエタロン板44、及び出力コリメーターレンズ46を通って、入射ビームFdの一部分をFrfとしてレーザーダイオード10へ反射して返し、入射ビームFdのその他の部分をFtrとして延長された空洞30の外部へ伝送して、レーザー源により生成された有効なレーザービームFuを形成する、出力反射板47へと伝播する。
空洞における光学共鳴は、出力反射板47と、レーザーダイオード10の共振器の反射板48との2つの反射面の間で反射されるビームの往復を通じて生じる。
それを通じて有効なレーザービームFuが通過する、開口50を有する圧電ブロック49は、延長された空洞の長さの調整を可能にする。
レーザーダイオード10は、レーザー源によって出力される有効なビームFuの反射により生み出され得る、戻りのビームFreturnに対して非常に敏感である。レーザーダイオードLDが戻りのビームFreturnにより妨害されるのを防ぐため、延長された空洞30は出力反射板47の後のビーム出口に、レーザー源の出口SIを介して戻りのビームFreturnを阻止する機能を有する、光アイソレーター60を含む。
アイソレーター・コリメーティングレンズ52は、延長された空洞から出るビームを光アイソレーター60上へと集束させる。
既知の方法において、光アイソレーター60は、延長された空洞を出るビームの伝播軸XX’に沿って、直線的に偏光したビームを空洞30の出口において0°のビーム偏光角度で通過させる、偏光子62を含む。
ファラデー回転子64は、偏光子62を出るビームの偏光を+45°にわたり回転させる。ファラデー回転子64を出るビームは、+45°傾いた偏光スプリッター66を通過し、有効なレーザービームFuを45°の偏光と共にレーザー源の出口SIへ伝送する。
ビームFreturnが有効なビームFuの反射により、レーザー源の出口SIを経由してレーザーダイオードLDに戻る場合、偏光回転子66は反射されたビームFreturnの偏光を再度+45°にわたり回転させる。回転子を通る光線の方向にかかわらず、偏光を同じ方向に回転させることがファラデー回転子の特性である。
反射されたビームFreturnは、90°の偏光を伴って偏光子62に到達し、それは従って偏光子62によって阻止され、それがレーザーダイオードLDに戻ることを防止する。
そのようなレーザー源の光強度の損失は大幅であり、レーザーダイオードLD10を出るビームの強度に対して約50%である。
反射偏光子62が使用されるとき、戻りのビームFreturnは有効なビームに対して直角方向に反射され、同様にそれがレーザーダイオードLDに戻ることを防止する。
レーザーダイオードに向かうビームFreturnの戻りを防止する、アイソレーター60を有するそのような延長された空洞のレーザー源の主な欠点は、そのサイズである。そのようなレーザー源は輸送するのが難しく、移動する航空機又は宇宙用途の衛星に搭載するための光学装置の発展にとってマイナスとなる。
レーザー源に要求される重要な特性が:原子冷却ベンチに関しては、100mWのオーダーの出力を有する1MHz未満のレーザービーム線幅、原子検出ベンチに関しては、5mWのオーダーの出力を有する100kHz未満のレーザービーム線幅であるということを想起するのは有益である。
原子冷却及び検出に使用できるコンパクトな光学ベンチの場合、レーザー源の必要な特性は達成がより困難である。−これはとりわけ100mWのオーダーの出力を有する、100kHz未満のレーザービーム線幅を必要とする。
先行技術のレーザー源における欠点を軽減するため、本発明はレーザーダイオードLDによって生成されたレーザービームFd用の光路を提供する、2つの反射面の間で境界を定められている、延長された空洞内に取り付けられる少なくとも1つのレーザーダイオードLDを備えた、有効なレーザービームを生成する外部空洞のレーザー源と、ある共振モードを空洞内のレーザービームの多くの共振モードから選択するための、空洞の光路におけるモード選択フィルターとを提案する。
延長された空洞はその光路において、
0°の基準偏光角θを持ち、レーザーダイオードにより生成されたビームFdの直線偏光の100%を通過させる、偏光子を備える光学装置と、
所定の回転角θを介して偏光子を出るビームの偏光を回転させる偏光回転子と、
その伝送軸が回転子を出るビームの偏光角度と反対の符号及び同じ値である、角度−θの方向に向くように空洞内で傾いている、偏光回転子を出るビームの偏光スプリッターとを含み、
該光学装置は反射されたビーム、すなわち有効なビームの反射がレーザーダイオードLDへと戻ることを防止する。
有利なことに偏光スプリッターは、偏光回転子を出るビームを、有効なレーザービームを形成するその反射軸に沿った反射ビームと、延長された空洞の2つの反射面のうちの1つにより反射されて、レーザーダイオードLDへと戻るように意図された、反射軸に直角な伝送軸に沿って伝送されるビームへと分割する。
1つの実施形態において、回転子を出るビームの偏光の回転角θ及び、偏光スプリッターの伝送軸の角度−θは、該偏光スプリッターにより伝送及び反射される、伝送ビームItと反射ビームIrの要求強度に従って決定され、これらの強さは:
It=cos(2θ
Ir=sin(2θ
により定義される。
本発明によるレーザー源の別の実施形態において、偏光回転子を出るビームの偏光回転角θは+28°に選定され、偏光スプリッターの伝送軸はこの場合−28°に向けられ、反射軸は90−θ、すなわち+62°に向けられる。
別の実施形態において、モード選択フィルターは干渉フィルターである。
本発明による外部空洞のレーザー源において、光学装置は、一方で、該光学装置を通じてレーザーダイオードLDに向けて、空洞の2つの反射面の内の1つにより反射して戻されたビームが、延長された空洞における共振を作り出すため、レーザーダイオードLDから出るビームの偏光と同じ0°の偏光を有し、他方で、偏光スプリッター及び偏光回転子を通じレーザー源の出口SIを経由して戻って来る反射されたビーム、すなわち有効なビームの反射が、偏光子を出るビームの偏光に直角な偏光を有し、偏光子は反射されたビームがレーザーダイオードLDへ戻ることを防止するようなやり方で構成される。
本発明の主な目的は、単一モードのビームの良好なスペクトル性能を依然として得ながら、高いレーザー出力を提供する一方で、小さくコンパクトなレーザー源を生み出すことである。
別の目的は、現状のレーザー源よりも低い製作コストで、信頼性のあるレーザー源を生産することである。
本発明はインデックスをつけられた図面の助けにより、本発明によるレーザー源の一例示的実施形態の記述から、より良く理解されるであろう。
既述であるが、レーザーダイオードLDを図式的に示す。 既述であるが、延長された空洞内に取り付けられた図1aのレーザーダイオードLDを含む、レーザー源を示す。 既述であるが、単一モードのレーザービームを供給する、先行技術のレーザー源の一例示的実施形態を示す。 本発明による延長された空洞のレーザー源を示す。 図3の延長された空洞における、様々なレーザービームの偏光を示す。 図3の延長された空洞における、様々なレーザービームの偏光を示す。 本発明によるコンパクトなレーザー源の、物理的実施形態を示す。 本発明によるコンパクトなレーザー源の、物理的実施形態を示す。
図3は本発明による延長された空洞のレーザー源を示す。
図3のレーザー源は、空洞におけるレーザービームFdの伝播の主軸XX’に沿って:
−レーザーダイオードにより発生する、0°の基準偏光角θを有する直線的に偏光されたレーザービームFd用の光路を備える、延長された空洞82内に取り付けられたレーザーダイオードLD80であって、延長された空洞82が、本実施形態において2つの反射面、すなわち空洞の第1の反射面を形成する、空洞の一端に置かれたミラー92と、第2の反射面を形成する、延長された空洞82のもう一方の端部における、図1a及び1bに示すようなレーザーダイオードLDの共振器の反射板48との間で境界を定められている、レーザーダイオードLDと、
−空洞におけるレーザービームFd用の入力コリメーターレンズ84と、
−延長された空洞において共振モードを選択するためのエタロン板86と、
−レーザービームを空洞のミラー92上に集束させる、出力キャッツアイ・レンズ90と、
−本発明の主な特徴によれば、入力コリメーターレンズ84とエタロン板86(モード選択フィルター86)との間に:
−レーザーダイオードにより生成されたビームFdの、0°の偏光角θを有する直線偏光を100%通過させる偏光子100と、
−偏光子100を出るビームFc1の偏光を、回転角θにわたって、すなわちこの偏光をPfrtだけ回転させるように構成された偏光回転子102と、
−偏光回転子102を出るビームFrtを、有効なレーザービームFuを形成する反射軸rr’に沿った反射ビームR(図4a参照)と、反射軸rr’に直角な伝送軸tt’に沿った伝送ビームTへと分割する、偏光スプリッター104とを含む光学装置94と
を備える。
偏光スプリッター104は、その伝送軸tt’が回転子104の出口において偏光回転角度θと反対の符号及び同じ値である、角度−θの方向に向くような方法で、延長された空洞82のXX’軸に対して傾いており、その反射軸rr’は90°に対するその余角(90−θ)により方向付けられている。
空洞の光路において伝送されたビームFtrは、空洞のミラー92によりレーザーダイオードLDへと反射されて戻るように意図され、延長された空洞におけるミラー92とレーザーダイオードLDの共振器の反射板48との間で、延長された空洞内での光学共鳴を形成する。
本発明によるレーザー源の有効なビームFuは、先行技術のレーザー源においてとは異なり、空洞におけるレーザーダイオードLDによって生成されたビームFdの光路のXX’軸に直角な、YY’軸に沿って横向きに出て行く。
本発明によるこの実施形態において、光学装置94は:
−一方で、傾いた偏光スプリッター104及び、反射されたビームの同じ回転θを再び生み出す回転子102を通過する、空洞のミラー92によりレーザーダイオードLDに向けて反射されて戻るビームは、空洞のミラー92とレーザーダイオードLDの反射板48との間の、ビームの往復による共振を作り出すために、レーザーダイオードLDを出るビームFdと同じ0°の偏光を有し、
−他方で、偏光スプリッター104及び偏光回転子102を通り出口SIを経由して戻って来る反射されたビームFreturn、すなわち有効なビームFuの反射は、偏光子100を出るビームFc1の偏光に直角な偏光を有する。偏光子100は、反射されたビームFreturnがレーザーダイオードLDへ戻ることを防止する。
1つの好適な実施形態において、偏光回転子102を出るビームFrtの偏光回転角θは28°に選定される。この場合、偏光スプリッター104の伝送軸tt’は−28°を向き、反射軸rr’は90−θ、すなわち+62°を向く。
反射されたビームRは、出口SIを経由して空洞を横方向に出た有効なビームFuである。エタロン板86及びキャッツアイ・レンズ90を通った後で、空洞の主方向に沿って伝送される、伝送ビームTはミラー92により、レーザーダイオードLDに向けて反射されて戻る。
1つの実施形態において、偏光子100は例えば偏光分割面Ppを有するタイプの立方体1である。空洞の光路においてレーザーダイオードLDにより生成されたレーザービームFdを経由して、0°の偏光のみが伝送されるであろう。偏光スプリッター104は、偏光分割面Psを有する別の立方体2である。
偏光回転子102はファラデー回転子である。このタイプの回転子において、偏光回転は回転子に作用する磁界の強さに依存する。
本発明によるレーザー源の1つの実施形態において、偏光子100は戻りのビームFreturnを阻止する、妨害タイプの偏光子である。
本発明によるレーザー源の別の実施形態において、偏光子100は反射タイプの偏光子であり、伝送軸に直角な戻りのビームFreturnを反射し、該ビームFreturnがレーザーダイオードLDに向けて通って戻ることを防止する。
本発明によるレーザー源の動作は以下に説明される。
図4a及び4bは、図3の延長された空洞における様々なレーザービームの偏光を示す。
レーザーダイオードLDは、図4aに示す0°の基準偏光角θを有する、直線偏光PfdのレーザービームFdを供給するように構成される。
立方体1(偏光子100)は空洞のXX’軸に沿って、この0°の偏光の100%を有するビームFc1を伝送するように方向付けられ、同じ偏光を持たないビームの全ての部分を空洞の光路のXX’軸に直角に反射する。
立方体1を出る0°の偏光を有するビームFc1は、その偏光を+28°にわたり回転させる偏光回転子102を通過する。図4aは回転子102を出るビームFrtの、+28°の偏光Pfrtを示す。
回転子102を出るビームFrtは立方体2を通過し、その伝送軸Tは−28°に向けられ、そして反射軸Rは+62°に向けられる。
+62°の偏光Pfuの、立方体2によって反射されたビームFuは、空洞の出口SIにおいて有効なビームFuを形成する。立方体2(偏光スプリッター104)によって伝送される、伝送ビームFtrはエタロン板86及びキャッツアイ集束レンズ90を経由して空洞ミラー92へと通過した後で、該空洞ミラー92により反射される。
反射されたビームFuの光強度Itは従って次の方程式:
It=cos(2θ
により表され、伝送されたビームFtrの光強度Irは従って次の方程式:
Ir=sin(2θ
により表されるであろう。
θ=+28°を伴うこの実施形態において、立方体2により伝送される伝送強度Itは、立方体2に到達するビームFrtの強度の30%であり、そして反射強度Irは70%であろう。有効なビームFuの出力は、レーザーダイオードLDにより生成されたビームの70%を表わし、それは同じレーザーダイオードLDを使用した先行技術のレーザー源の出力を優に上回る。
延長された空洞のミラー92に向けて伝送される、伝送ビームFtrを考察する。−28°の偏光の伝送ビームFtrは、キャッツアイ・レンズ90及びエタロン板86を通り、空洞において反射されたビームFtrcを形成する空洞ミラー92によって反射される。反射されたビームFtrcは立方体2及びファラデー回転子102を経由し、帰路を通る。空洞内で反射されたビームFtrcの偏光Pftrcは、偏光回転子102により+28°にわたり回され、該ビームはそのとき0°の偏光Pftrc0を有する(図4b参照)。空洞内の反射されたビームは立方体1により伝送され、すなわち、ビームFtrf0は同じ0°の偏光でレーザーダイオードLDに戻る。
ここで、空洞の出口SIを経由して入る、同じ偏光を持った有効なビームFuの反射から生じる、戻りのビームFreturnを考察する。
立方体2により、XX’軸に沿って空洞の光路上でレーザーダイオードLDに向けて反射される戻りのビームFreturnは、その偏光を+28°にわたって回転させる回転子102を通過する。
偏光回転子102を出る際の、戻りのビームFreturnの偏光は、その初期の+62°偏光(有効なビームFuの偏光)に回転子102内の偏光回転を増し加えたもの、すなわち62°+28°、つまり90°であろう。立方体1(偏光子)100は、この戻りのビームを空洞の光路XX’に直角に反射し、それがレーザーダイオードLDに向けて通って戻ることを防ぐ。
延長された空洞における光学装置94は、ビーム(Fd、Ftrc)が共振空洞の光路に沿った複数回の往復を経ることを可能にするサーキュレーターとして作用するが、空洞の出口SIを経由して戻って来る戻りのビームFreturnを分割し、従ってレーザーダイオードLDが妨害されることを防ぐ。
本発明によるレーザー源の別の実施形態において、延長された空洞におけるミラー92の位置を調整するための圧電ブロック120が、反射面を有する固体の立方体又は円筒から作られ得る。ミラー92として作用するこの反射面は、空洞においてレーザービームを反射することを目的とする、圧電ブロックのその1つの面を金属化することにより製作され得る。
これは、先行技術のレーザー源と異なり、圧電ブロック120が空洞を出る有効なビームFu用の通路50(図2参照)をもはや持つ必要がないためである。そのとき、高い共振周波数(一般的に300kHz)を有する圧電ブロックが使用され、広い周波数帯域にわたる自動制御を可能にし得る。
図5a及び5bは、本発明によるコンパクトなレーザー源の、物理的実施形態を示す。
図5aは本発明によるレーザー源の光学部品を示し、図5bは機械的支持部に搭載された光学部品を示す。
図5aは延長された空洞82の光路のXX’軸に揃えられた、レーザーダイオードLDを示す。延長された空洞82は(図5aには見えない)光学装置94、該光学装置94の偏光スプリッター104、エタロン板86、キャッツアイ集束レンズ90、及びそのミラー92を伴う圧電ブロック120を含む。
図5bは光学部品が適切に位置決めされることを確実にする、機械的支持部140に搭載された、本発明によるレーザー源の様々な光学部品を示す。機械的支持部140は、有効なレーザービームFu用の出口開口部SIを有する。
有効なレーザービームFuは、延長された空洞のXX’軸に直角な方向YY’に沿った出口SIを経由して出る。
本発明によるレーザー源は、先行技術の延長された空洞のレーザー源に対して、多くの利点、とりわけ:
−レーザーダイオードを戻りのビームから分割するための光学装置94を、延長された空洞内に組み込むことによる、同じレベルのスペクトル純度のための省スペースと、
−レーザー源の小型化のための、より狭い線幅と、
−有効なレーザービームFuの出力ゲインと、
−レーザー源により供給される同じ出力に対して、より少なく負荷を受けるダイオードと、従ってより信頼性の高いレーザー源と、
−空洞を出る有効なビームが、圧電ブロックを通過する必要がないことによる、より単純な構造とを有する。
記述された実施形態は限定的なものではなく、上記の光学的機能を満足する光学部品を用いることにより、他の実施形態が可能である。
回転子102の回転角θと、従って偏光スプリッター104の伝送軸の傾き−θは、偏光スプリッターによって生じる望ましい反射力、及び従ってレーザー源により出力される有効出力Puに従って選定され得る。

Claims (10)

  1. 外部空洞のレーザー源であって、
    レーザーダイオードLDにより生成されるレーザービームFd用の光路を提供する、2つの反射面(92、48)の間で境界を定められる、延長された空洞82)に取り付けられた少なくとも1つのレーザーダイオードLD(10)と、
    前記空洞におけるレーザービームの多数の共振モードからある共振モードを選択するための、前記空洞の光路におけるモード選択フィルター(86)と
    を備える、有効なレーザービーム(Fu)を生成する外部空洞のレーザー源において、
    前記空洞(82)がその光路内で、
    0°の基準偏光角θ0を持ち、レーザーダイオードにより生成されたビームFdの直線偏光の100%を通過させる、偏光子(100)を備える光学装置(94)と、
    所定の回転角θ1を介して偏光子を出るビーム(Fc1)の偏光を回転させる、偏光回転子(102)と、
    その伝送軸(tt’)が回転子(102)を出るビーム(Frt)の偏光角度と反対の符号及び同じ値である、角度(−θ1)の方向に向くように前記空洞内で傾いている、偏光回転子を出るビーム(Frt)の偏光スプリッター(104)と
    を含み、
    該光学装置が、反射されたビーム(Freturn)、すなわち有効なビーム(Fu)の反射がレーザーダイオードLDへと戻るのを防止する
    ことを特徴とする、外部空洞のレーザー源。
  2. 偏光スプリッター(104)が、偏光回転子(102)を出るビーム(Frt)を、有効なレーザービーム(Fu)を形成するその反射軸(rr’)に沿った反射ビームと、前記空洞の2つの反射面のうちの1つ(92)により反射されて、レーザーダイオードLDへと戻るように意図された、反射軸(rr’)に直角な伝送軸(tt’)に沿って伝送されるビーム(Ftr)へと分割することを特徴とする、請求項1に記載の外部空洞のレーザー源。
  3. 光学装置(94)が、一方で、該光学装置(94)を通じてレーザーダイオードLDに向けて、前記空洞の2つの反射面の内の1つ(92)により反射して戻されたビームが、前記空洞における共振を作り出すため、レーザーダイオードLDから出るビームの偏光(Fd)と同じ0°の偏光を有し、他方で、偏光スプリッター(104)及び偏光回転子(102)を通じレーザー源の出口SIを経由して戻って来る反射されたビーム(Freturn)、すなわち有効なビーム(Fu)の反射が、偏光子(100)を出るビーム(Fc1)の偏光に直角な偏光を有し、偏光子(100)は反射されたビーム(Freturn)がレーザーダイオードLDへ戻ることを防止するようなやり方で構成されることを特徴とする、請求項1あるいは2に記載の外部空洞のレーザー源。
  4. レーザー源が、前記空洞におけるレーザービームの伝播の主軸XX’に沿って:
    −レーザーダイオードにより発生する、0°の基準偏光角θ0を有する直線的に偏光されたレーザービーム(Fd)用の光路を提供する、前記空洞(82)内に取り付けられたレーザーダイオードLD(80)であって、前記空洞(82)が、2つの反射面、すなわち前記空洞の第1の反射面を形成する、前記空洞の一端に置かれたミラー(92)と、第2の反射面を形成する、前記空洞(82)のもう一方の端部における、レーザーダイオードLDの共振器の反射板(48)との間で境界を定められている、レーザーダイオードLD(80)と、
    前記空洞におけるレーザービームFd用の入力コリメーターレンズ(84)と、
    前記空洞において共振モードを選択するためのエタロン板(86)と、
    −レーザービームを前記空洞のミラー(92)上に集束させる、出力キャッツアイ・レンズ(90)と、
    −入力コリメーターレンズ(84)とエタロン板(86)(モード選択フィルター)との間の光学装置(94)と
    を備えることを特徴とする、請求項1および3のいずれかに記載の外部空洞のレーザー源。
  5. 回転子(102)を出るビーム(Frt)の偏光の回転角(θ1)及び、偏光スプリッター(104)の伝送軸の角度(−θ1)が、該偏光スプリッター(104)により伝送及び反射される、伝送ビームItと反射ビームIrの要求強度に従って決定され、これらの強さが:
    It=cos2(2θ1)
    Ir=sin2(2θ1)
    により定義されることを特徴とする、請求項1および4のいずれかに記載の外部空洞のレーザー源。
  6. 偏光回転子(102)を出るビーム(Frt)の偏光回転角(θ1)が+28°に選定され、偏光スプリッター(104)の伝送軸(tt’)がこの場合−28°に向けられ、反射軸(rr’)が90−θ1、すなわち+62°に向けられることを特徴とする、請求項1〜5のいずれか一項に記載の外部空洞のレーザー源。
  7. 回転子(102)がファラデー回転子であることを特徴とする、請求項1〜6のいずれか一項に記載の外部空洞のレーザー源。
  8. モード選択フィルター(86)が干渉フィルターであることを特徴とする、請求項1〜7のいずれか一項に記載の外部空洞のレーザー源。
  9. 前記ミラー(92)の位置を調整するための圧電ブロック(120)を含むことを特徴とする、請求項4に記載の外部空洞のレーザー源。
  10. 前記ミラー(92)が、前記空洞においてレーザービームを反射することを目的とする、圧電ブロックのその1つの面を金属化することにより製作されることを特徴とする、請求項9に記載の外部空洞のレーザー源。
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