JP5422050B2 - 洋上支持構造物、及びその設置方法 - Google Patents

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Description

本発明は、主に、洋上の部材を支持するために用いられる構造物に関し、特には、例えば、洋上風車等の支持構造物に関する。
一般的な洋上支持構造物は、垂直または末広がりに下向きに延びたデッキレッグを有している。デッキや沖合の装置を構造的に効率よく支持できるように、様々な一般的な配置が提供されているが、構造物の寸法の関係から、材料や組み付けには高い代償が払われている。洋上に設置される場合、風車は単一の杭群を用いて支持されているのが一般的である。
しかしながら、近年では、海岸線からの景観を良くするために、より深場(概ね6、7マイルかそれ以上の沖合)に風車を設置することが検討されている。沖合に風車を移動させると、風車を設置する土台としての単一の杭群のコスト効果が減少する。
洋上風車産業では、単一の杭やコストのかかる重量型の基礎は、深場には適していないと考えているため、近年では、打ち込んだパイプ状の杭を備えたジャケットタイプの土台や支持構造物が洋上風車の支持に用いられている。より大きな出力が得られるように風車は大型化しているため、下部の支持部と風車タワーとの間に配置される切替部分の複雑さや重量は増加している。このジョイントは、一般に、鋳造物や鍛造物、重い金属板を溶接して接続されたものであり、建造時における陸上での組み立て段階で製造される。重い板状ジョイントの組み立てや組み付けは、風車の設置にとって著しくコストがかかる要素となっている。
クレーム発明に対応する実施例は、洋上装置を支持するための支持構造物であって、垂直な軸を有する垂直部材と、前記垂直部材の周囲に配置された少なくとも3つの細長部材とを備える。前記細長部材の各々は、基端と末端とを含み、当該基端は、当該末端よりも前記垂直部材に近接して位置している。支持構造物は、更に、円筒部と、前記垂直部材に接続された凸面部と、を有する切替ジョイントを備える。支持構造物は又、少なくとも3つの上側傾斜補強材を備える。上側傾斜補強材の各々は、前記細長部材の各々の1つに第1端が接続され、前記凸面部に第2端が接続されている。
前記少なくとも3つの上側傾斜補強材の各々の前記第2端は、前記凸面部と全周にわたって接続された外周の範囲を含んでいてもよい。前記少なくとも3つの細長部材は、前記垂直部材の周囲に120度ずつ互いに位置ずれした3つの細長部材のみを含んでいてもよい。前記凸面部は半球状であってもよい。
支持構造物は、更に、少なくとも3つの上側横向き補強材を備えていてもよい。前記上側横向き補強材の各々は、前記細長部材の各々の1つに第1端が接続され、前記円筒部に第2端が接続される。前記凸面部は、外側凸面を含み、前記少なくとも3つの上側傾斜補強材の各々は、外側補強面を含み、前記上側傾斜補強材の各々と前記凸面部との接続部位における、前記外側凸面と、前記外側補強面とが、少なくとも30度の面角度を形成していてもよい。
前記少なくとも3つの上側傾斜補強材の各々は、垂直な軸から40度を越えない補強材支持角度を形成する補強材軸に沿って延びている。前記切替ジョイントは、中空体であり、内面と、この内面に接する強化材料とを含むようにしてもよい。前記強化材料は、鋼鉄とコンクリートとの混合物のように、コンクリート、すなわちショットクリートであってもよい。支持構造物は、更に、前記切替ジョイントに設置される洋上風車装置を含むものであってもよい。
クレーム発明に対応した他の実施例は、洋上装置を洋上で支持するための支持構造物を組み立てて設置する方法であって、陸上において、円筒部と凸面部とを有する切替ジョイントが、垂直なスリーブ部材と当該凸面部で接続される方法を含む。この方法では又、陸上において、少なくとも3つの細長いスリーブ部材が、少なくとも3つの傾斜した補強材を用いて前記垂直なスリーブ部材に接続される。陸上において、前記少なくとも3つの細長いスリーブ部材の各々に、下側の杭を挿入して仮接続することにより支持構造が形成される。下側の杭が挿入されている前記支持構造が、陸上から洋上に搬送される。
この方法では又、洋上での支持面に垂直なケーソンを打ち込むことにより、当該垂直なケーソンが垂直な支持状態に固定される。前記垂直なケーソンを前記垂直なスリーブ部材に入れ込みながら、当該垂直なケーソンの上に前記支持構造が下ろされる。前記細長いスリーブ部材の各々から下側の杭の部分の各々がが分離される。各々の前記細長いスリーブ部材を通じて、下側の杭の部分の各々が前記支持面に打ち込まれる。前記少なくとも3つの細長いスリーブ部材の各々に、上側の杭の部分が挿入される。そして、前記下側の杭の部分の各々に、上側の杭の部分の各々が固定される。
前記下側の杭の部分の各々の打ち込みは、前記上側の杭の部分が挿入された後で行われるようにしてもよい。この方法では、更に、前記上側の杭の部分の各々に打ち込み力が加えられ、当該上側の杭の部分の各々によって前記下側の杭の部分の各々が前記支持面に打ち込まれるようにできる。
実施例の支持構造物及び風車の横立面図である。 図1の支持構造物におけるガイド部分の異なる方向での横立面図である。 図1の支持構造物におけるガイド部分の異なる方向での横立面図である。 プラットフォームの有り無しでの、図2a及び図2bの支持構造物における上面図である。 プラットフォームの有り無しでの、図2a及び図2bの支持構造物における上面図である。 図4は、図2a及び図2bにおける支持構造物の斜視図である。 図5は、コンクリートで補強された切替ジョイントの実施例の断面を示す立面図である。 図6は、図5のコンクリートで補強された切替ジョイントにおける面6−6に沿って平らに切断した断面図である。 外殻に対して軽量な内殻を持ち上げ、挿入し、組み合わせ、これら殻の間の環形の部分にコンクリートを注入する一連の過程を示した横立面図である。 外殻に対して軽量な内殻を持ち上げ、挿入し、組み合わせ、これら殻の間の環形の部分にコンクリートを注入する一連の過程を示した横立面図である。 外殻に対して軽量な内殻を持ち上げ、挿入し、組み合わせ、これら殻の間の環形の部分にコンクリートを注入する一連の過程を示した横立面図である。 外殻に対して軽量な内殻を持ち上げ、挿入し、組み合わせ、これら殻の間の環形の部分にコンクリートを注入する一連の過程を示した横立面図である。 図8は、仮の内殻を利用した、コンクリートで補強された切替ジョイントの別実施例での切断した断面を示す立面図である。 外殻の内部に仮の内殻を組み付け、コンクリートを注入し、仮の内殻を取り除く一連の過程を示した横立面図である。 外殻の内部に仮の内殻を組み付け、コンクリートを注入し、仮の内殻を取り除く一連の過程を示した横立面図である。 外殻の内部に仮の内殻を組み付け、コンクリートを注入し、仮の内殻を取り除く一連の過程を示した横立面図である。 外殻の内部に仮の内殻を組み付け、コンクリートを注入し、仮の内殻を取り除く一連の過程を示した横立面図である。 杭の下側部分を含んでいる図2a−2bの支持構造物の組み立て方法の実施例を表している、上方から陸上を見た斜視図である。 図10aで組み立てられた支持構造物を洋上に設置する方法の実施例での一連の過程を示した横立面図である。 図10aで組み立てられた支持構造物を洋上に設置する方法の実施例での一連の過程を示した横立面図である。 図10aで組み立てられた支持構造物を洋上に設置する方法の実施例での一連の過程を示した横立面図である。 図10aで組み立てられた支持構造物を洋上に設置する方法の実施例での一連の過程を示した横立面図である。 図10aで組み立てられた支持構造物を洋上に設置する方法の実施例での一連の過程を示した横立面図である。 図10aで組み立てられた支持構造物を洋上に設置する方法の実施例での一連の過程を示した横立面図である。 図10aで組み立てられた支持構造物を洋上に設置する方法の実施例での一連の過程を示した横立面図である。 図10aで組み立てられた支持構造物を洋上に設置する方法の実施例での一連の過程を示した横立面図である。
凸面部を有する切替ジョイントを備え、風車のような洋上装置を支持するための支持構造物、及び支持構造物の組み付け、設置の方法の具体例について、洋上風車を例に説明する。当然ながら、支持構造物は、石油やガスの掘削機のプラットフォームのような、他の洋上装置を支持するためにも適用できる。実施例の不必要な曖昧さを避けるため、以下の説明では、ブロック図や他の簡略図で示すことにより、周知の構造や装置についての詳細な説明は省略する。説明の目的として、実施例の完全な理解が得られるように、多数の明示した他の細部について述べる。実施例は、これら明示した細部以外の多様な形態でも実施可能であることは考慮されるべきである。例えば、実施例のシステムや方法は、一般に拡張することができるし、より大きな、またはより小さな部材や切替ジョイントへの接続に適用できる。更に、距離や大きさを図示してはいるが、この発明のシステムや方法は、どんな特殊な設備であっても適用するように変更可能である。
図1〜4に示すように、実施例では、支持構造物10は、羽根14や支持タワー16を含む風車アッセンブリ12と組み合わせて示されている。支持構造物10は、一般にインワードバッタードタイプ(inward batterd type)又はツイストジャケットタイプ(twisted jacket type)と称するものであってもよい。
実施例では、支持構造物10に、垂直な縦軸48を有する垂直なガイド部材又はスリーブ18や、垂直部材18の周囲に配置された3つの細長いガイド部材又はスリーブ20、細長いスリーブ20と垂直なスリーブ18とを接続する様々な補強材、が備えられている。支持構造物10は又、風車アッセンブリ12の支持タワー16のような洋上装置を接続するための円筒部24を有する切替ジョイント22と、垂直なスリーブ18と接続される凸面部26とを備えている。
後述する垂直なスリーブ18や細長いスリーブ20、様々な補強材の組み合わせ、及び切替ジョイント22は、支持構造物10のガイド部分を形成している。そのガイド部分は、支持面30、言い換えれば海底、に打ち込まれた垂直なケーソン28に搭載されており、杭の部分は、水面32の下方に位置する支持面30に打ち込まれている。支持構造物10は、材料、組み立て(製造)及び設置に関して、コストと時間とを最小化する。支持構造物10は、十分な強度を有し、作動中は風車12からの負荷を効果的かつ効率的に支持面30に伝達するとともに、風や波によって発生する長期的な周期的負荷に耐える、優れた疲労耐性を保持している。
細長いスリーブ20のそれぞれは、末端又は末端部34と、この末端34よりも垂直なスリーブ18に近接して位置する基端部36と、を有している。3つの細長いスリーブ20は、垂直なスリーブ18の周囲に120°離れて位置しており、これらの末端34は互いに120°ずつ、ずれて位置している。各スリーブ20は、捩れ形状を形成するように、縦軸48から所定の角度で、末端34から基端部36に向かって延びている。
図3aや図3bに明示されているように、各スリーブ20は又、垂直なスリーブ18に向かって延びているので、基端部36は、末端34よりも垂直なスリーブ18に近接して位置している。各スリーブ20は、第1の端が各スリーブ20に、そして、第2の端が切替ジョイント22の円筒部24に接続、つまりは溶接された、少なくとも1つの上側横向き補強材40によって切替ジョイント22に接続されている。各スリーブ20は又、第1の端が各スリーブ20に、そして、第2の端が切替ジョイント22の凸面部26に接続、つまりは溶接された、少なくとも1つの上側傾斜補強材42によって切替ジョイント22に接続されている。
本実施例では、垂直なスリーブ18と細長いスリーブ20との接続に、2つの補助的な一対の傾斜補強材が用いられている。具体的には、下側傾斜補強材44は、それぞれ、一方の端が各スリーブ20に接続され、上方に延びて他方の端が垂直なスリーブ18に接続されている。また、中間傾斜補強材46は、それぞれ、一方の端が各スリーブ20に接続され、下方に延びて他方の端が垂直なスリーブ18に接続されている。
更に、一組の下側横向き補強材50を備えていてもよい。各下側横向き補強材50は、一方の端が、末端34に近接して各スリーブ20に接続され、他方の端が垂直なスリーブ18に接続されている。上側及び下側の横向き補強材40,50は、実質的に縦軸48と垂直な方向に延びているのが好ましい。横向き補強材は、構造物10の対向する端の部分に配置されており、傾斜補強材は、横向き補強材の間に配置されている。
プラットフォーム52は、スリーブ20の基端部に接続することができ、はしごや階段、電気ケーブル用の導管などの他の付属物も又、構造物10に支持したり取り付けたりすることができる。例えば、下側のJチューブアッセンブリ54は、垂直なスリーブ18に支持できる。
図5及び図6は、互いに境界面25で溶接接合された凸面部26と円筒部24とを含む切替ジョイント22の実施例を示している。切替ジョイント22は、後述するように、外殻の内面に塗布された強化材料、つまりはコンクリートを備えているのが好ましい。しかしながら、他の実施例では、ここで説明する支持構造物における他の創作部位を組み合わせることで、切替ジョイント22は強化材料を使用しなくてよいかもしれない。
本実施例では、切替ジョイント22は、中空の殻体であり、鋼鉄のような高強度な材料で形成された強い外殻又は外壁56と、ガラス繊維や樹脂のような軽量な材料で形成された内殻又は内壁58とを有している。切替ジョイント22は、その上端に、支持タワー16におけるタワー基部のフランジに接続される連結用のフランジ23を有している。
図示のように、部材どうしを溶接して形成される溶接部位60が、円筒部24の外殻56に対する上側横向き補強材40の接続と、凸面部26の外殻56に対する上側傾斜補強材42及び垂直なスリーブ18の接続とに用いられている。凸面部26、具体的にはその外表面は、半球形状が好ましいが、長円形状のようなそれ以外の形状であってもよい。
アクセス通路62が、ジョイント22の基部ないし底部に配置されている。アクセス通路62は、外殻56と内殻58とを貫通するように溶接されており、人一人が垂直なスリーブ18の内部に入り込めるようになっている。アクセス通路62は又、軽量な内殻58の中心部としても機能している。電気ケーブルや機械配線を通すために、スリーブや垂直管64としての管を、外殻56と軽量な内殻58とを貫通して形成してあってもよい。
コンクリート65のような強化材料が、外殻56と内殻58との間に形成される環状部又は環状空隙66に注入されている。注入及び試験用のポート68は、コンクリートの注入及び溢れ出るコンクリートの採取ができる。採取されたコンクリート試料は、後のコンクリート強度検証用の試験柱として持ち出すことができる。合成混合物に基づくグラウトや樹脂のような他の強化材料を用いてもよい。しかしながら、コンクリートや、ショットクリートのような形成物は、安価で容易に利用できるし、十分な強度が得られて取り扱いや適用も容易であることから、特に効果的である。
鋼鉄製の鋲70が、外殻56の内面に溶接されていてもよい。鋲70は、外殻56と内殻58との間で力を伝達し、環状部66内のコンクリート65を補強する。環状部66には、鋼鉄製の補強棒(鉄筋)からなる鉄筋構造72が挿入されていてもよい。鋲70は、鉄筋構造72の間に互い違いに配置されている。重い鉄筋構造72や付加的な鋲70は、応力集中が生じる連結部の近傍に挿入するのが好ましい。別の実施例では、鋲は備えられていない。
図7a〜図7dは、コンクリート形成過程を示している。外殻56の上方に軽量な内殻58が持ち上げられる(図7a)。アクセス通路62が外殻56及び内殻58に溶接される。鉄筋構造72は、外殻56の内面上に挿入されている。図7bに示すように、軽量な内殻58が外殻56の内部へ下ろされる。アクセス通路62は、中心部として、また、軽量な内殻58の仮支持部材として機能する。
軽量な内殻58は、最後には図7cの位置に組み付けられ、アクセス通路62に取り付けられる。コンクリート供給ライン77がコンクリートポンプ78に接続され、供給源からコンクリートライン77を通じて環状部66にコンクリートが注入される。コンクリートは、環状部に充填され(図7d)、試料は、注入及び試験用のポート68を通じて採取することができる。予め計算されていた量のコンクリートが注入されると、コンクリートポンプ78は停止され、コンクリートライン77は撤収される。
図8、図9a〜図9dは、内殻又は内壁が無い点を除いては先の実施例と同様である、切替ジョイント22の別の実施例を表している。図9a〜図9dは、そのコンクリート形成の一連の過程を示している。図9aに示すように、アクセス通路62は外殻56の内面に溶接されており、鉄筋構造72は内部に挿入されている。図9bに示すように、アクセス通路62は、中心部として、また、外殻56の内部に構築される仮骨組み80のための仮支持部材として機能する。
仮骨組み80は、仮殻82と、コンクリートを注入する間、この仮殻82の剛性を保持するために挿入された仮補強材84とを備えている。コンクリートライン76がコンクリートポンプ78に接続され、コンクリートが、外殻56と仮殻82との間に形成された環状部86に注入される。コンクリートは、外殻56の内面と接するように環状部86に充填される。コンクリートの試料は、コンクリート試験用のポート68を通じて採取することができる。
予め計算されていた量のコンクリートが注入されると、コンクリートポンプ78は停止され、コンクリートライン76は撤収される。コンクリートが固まると、仮殻82及び仮補強材84を備えた仮骨組み80は、構造物から取り除かれる。仮骨組みは、ガラス繊維、鋼鉄、木材、その他の材料で形成されていてもよい。
切替ジョイント22の形状、特に凸面形状は、ジョイント22に接続された補強材と協働し、風車タワーアッセンブリの運転中や大きな負荷事象で生じる、あらゆる力やモーメントを、土台、つまりは杭や支持面へ伝達し得る、非常に効果的な力の分散性や伝達性を提供する。これらの効果は、捩れたスリーブの配置や他の補強材の使用によって更に増強されている。更に、切替ジョイント22に強化材料を使用することで、ジョイント22の形成に必要な鋼鉄の量が減少する。それにより、他の重くて高価なジョイントで必要な強度を維持しながら、重量やコストは大幅に低減される。
洋上風車向けの、コンクリートで補強された切替ジョイント22は、打ち込み型又は吸い込み型のパイプ状の杭基礎からなる土台に風車を接続する、改良された構造や方法を提供する。これらは、他の従来法と比べて、土台に風車を接続するのに必要な時間と材料を著しく低減できる。切替ジョイント22の形態は、コストと組み立て時間を最小化しながら、耐久性や剛性、負荷伝達性を最大化する。切替ジョイント22の重量は又、風車の杭基礎用土台の他のタイプと比べて、改良された固有振動数を与える。
強化材料の使用は、凸面部や円筒部の効果的な厚みを増加させるので、外殻と接している、コンクリート、あるいはコンクリート及び補強用の鋼鉄の強度の利用によって、代表的な断面における鋼鉄の実際量よりもいっそう優れている。コンクリートは、コンクリートラインに接続された一般的なコンクリートポンプで容易に注入でき、外殻と、軽量又は仮の内殻との間の環状のスペースをコンクリートで固めることができる。
これに代えて、別の実施例では、鉄筋はあるが、鋼鉄製の鋲は無く、内殻の必要も無しで、外殻の内面に単にショットクリートを吹き付けることができる。鋼鉄製の半球状/円筒状の殻の内側に補強コンクリートを設けることで、内殻の有無にかかわらず、コンクリートや鋼鉄製の補強材の耐久性を損なうおそれのある水、塩霧、補強材の腐食や他の環境要因からコンクリートは保護される。
切替ジョイント22の基部における凸面部の形態は、切替ジョイントへの補強材や付属物の位置に関して、柔軟な許容性を有している。従来、効果的な溶接を行うためには、支持部材の周囲に沿って溶接部位が入り込むように、溶接される補強材の角度は、管状のジョイントが接続される支持部材の外面との間で、少なくとも30度は確保しなければならなかった。出願人は、共振を避けるのに最適な強度、安定性、剛性、耐久性が得られる、補強材の中心線と細長いスリーブとの間の最適な角度Aは略30度であることを確認した。
しかしながら、上側傾斜補強材の外面と、その補強材が接続される凸面部の外面との間の溶接面角度を含め、角度Aを略30度に設定する場合、従来の管状や円錐状の切替ジョイントでは、必要とされる30度より小さくなってしまう。クレーム発明に対応した、切替ジョイント22の外殻56の凸面形状は、少なくとも45度の溶接面角度を形成する。すなわち、外殻56の凸面形状は、上側傾斜補強材42の外面から離れるように拡がっているので、角度Aを略30度に保持しながら、両部材の接続部分の周囲全体に沿って効果的に溶接できる十分なスペースが形成される。その結果、応力集中を招かずに溶接部位の最適な剛性、強度、耐久性が得られ、構造的システム全体の固有振動数の減少を最大化できる。従って、凸面部26の凸面形状は、上側傾斜補強材42が切替ジョイント22の周りに配置されることで、構造的システム全体の固有振動数が減少し、共振を防いでいる。
コンクリートで補強された切替ジョイント22は、建設コストを最小限に抑制しながら、洋上装置の支持や運転に必要とされる十分な強度と耐久性を備えている。切替ジョイント22は、風車及びその支持タワーの空力学的な反応や重力によって発生する荷重やモーメントを、周囲の土地に散逸させるために、タワー基部のフランジから支持構造部材に伝達する。
コンクリートによる殻形態は、重い鋼板材料を付加的に使用せずにジョイントの効果的な厚みを増加させる。凸面部は、補強材の角度と位置に対し、よりいっそうの順応性を与えている。鉄骨のような鋼鉄製の補強材は、コンクリートとともに用いるのが好ましい。他の実施例では、外殻の内面における鋲の配置は、外殻の強化部材の適切な配置を確保するために用いることができる。
図10a〜図10iに示すように、支持構造物10の組み立て及び設置は、陸上で始められる(図10a)。そこでは、垂直なスリーブ18や切替ジョイント22、補強材40,42,44,46,50、及び細長いスリーブ20が互いに接続、つまりは溶接されて支持構造のガイド部分が形成される。プラットフォーム52も、陸上で細長いスリーブ20と切替ジョイント22とに接続してもよい。
陸上の組み立て場所では、下側の杭の部分87は、細長い各スリーブ20内に下ろしておき、細長いスリーブ20の各々の基端部に設けられた把持部89により、細長いスリーブが引っ込んだ状態に一時的に保持しておくとよい。この方法によれば、杭の部分87は、より安定して扱い易い陸上で組み立てられるので、予測が立たない洋上での杭の部分87の組み立てに必要な時間やコスト、労力が軽減される。
1又はそれ以上の支持構造物10は、その後、ジャッキアップバージ90のような海洋船に載せられて洋上に搬送される。バージ90は、ジャッキアップされ、その脚部は支持面30に安定して位置決めされ、バージ本体は水面上に安定して持ち上げられる。図10bに示すように、クレーン92が使用され、バージからケーソン28が持ち上げられて、ケーソン28は、その末端が支持面30、つまりは海底に位置するまで、垂直に水中へ下ろされる。
続いて、図10cに示すように、油圧ハンマー94が用いられ、ケーソン28は支持面30に打ち込まれる。図10dに示すように、ケーソン28が所望の深さまで打ち込まれた後、ケーソン28の上方に垂直なスリーブ18が位置するように、クレーン92でバージ90のデッキから支持構造物10が持ち上げられる。そして、支持構造物10は下ろされ、スリーブ18がケーソン28に形成された停止帯96と接するまで、ケーソン28は、スリーブ18の内部を上方に延びていく(図10e)。
電気ケーブルを支持する支持アッセンブリ98は、スリーブ18の末端に設けるとよい。そうすれば、構造物10が図10eの最終的に落ち着く位置まで下ろされた時、支持アッセンブリ98は停止帯96に接し、垂直なスリーブ18の部分は支持アッセンブリ98の基端に接する。下側の杭の部分87を開放するように把持部89が操作され、杭の部分87は、スリーブ20を通って支持面30内に延びる位置まで重力によってスライドする。杭の部分87の上部はスリーブ20内に保持される(図10f)。
実施例では、それから、上側の杭の部分91が、1つの細長いスリーブ20の上方位置へ、クレーン92によってバージ90から持ち上げられる(図10g)。そして、上側の杭の部分91は、その末端がスリーブ20内の下側の杭の部分87の基端に接するまで、スリーブ20内に下ろされる。
その後、油圧ハンマー94がクレーン92によって支持され(図10h)、上側の杭の部分91に打ち込み力が加えられる。打ち込み力は、下側の杭の部分87の基端に加わって、下側の杭の部分87は支持面30に打ち込まれる(図10i)。上側の杭の部分91及び下側の杭の部分87のそれぞれは、スリーブ20内の互いに接している端部の部分で接続、つまりはグラウチングされる。このプロセスは、他の細長いスリーブ20で繰り返し行われる。
上側の杭の部分91と下側の杭の部分87とを接続しているグラウトされた接合部は、2010年6月3日に出願された同時継続中の米国特許出願12/793230:「グラウトされた接合部、及びその形成方法」に記載された方法を用いて行ってもよい。ここではその全ての内容を援用する。従って、同時継続中の米国特許出願12/793230に詳しく記載されているように、上側の杭の部分91は、一体化された打ち込みヘッド96や差し込みガイド98を含む。クレーン92を用いて、挿入部を備えたグラウトラインアッセンブリが、上側の杭の部分91内に下ろされ、杭を接続するためにグラウトが供給される。
本発明によれば、コンクリートで補強された、球形の頭部及び円筒状の殻からなるジョイントと、外側の頭部及び円筒状の管状殻の組立体のために、軽量な又は仮の、内側の頭部及び円筒状の管状殻の組立体をコンクリートで固める方法とが備えられていることは明らかである。本発明は、多数の図例と共に記載されているので、多くの代替例や具体例、変形例を、本発明の技術分野の当業者が理解できることは明らかである。従って、本開示は、そのような本発明の思想や射程の範囲内にある代替例や具体例、類似例の全てを包含する。

Claims (17)

  1. 洋上装置を支持するための支持構造物であって、
    垂直な軸を有する垂直部材と、
    前記垂直部材の周囲に配置された少なくとも3つの細長部材と、
    円筒部と、前記垂直部材に接続された凸面部と、を有するョイントと、
    少なくとも3つの上側傾斜補強材と、
    を備え、
    前記細長部材の各々は、基端と末端とを含み、当該基端は、当該末端よりも前記垂直部材に近接して位置し、
    上側傾斜補強材の各々が、前記細長部材の各々の1つに第1端が接続され、前記凸面部に第2端が接続されている支持構造物。
  2. 請求項1に記載の支持構造物において、
    前記少なくとも3つの上側傾斜補強材の各々の前記第2端が、前記凸面部と全周にわたって接続された外周の範囲を含む、支持構造物。
  3. 請求項1に記載の支持構造物において、
    前記少なくとも3つの細長部材が、前記垂直部材の周囲に120度ずつ互いに位置ずれした3つの細長部材のみを含む、支持構造物。
  4. 請求項1に記載の支持構造物において、
    前記凸面部が半球状である、支持構造物。
  5. 請求項1に記載の支持構造物において、更に、
    少なくとも3つの上側横向き補強材を備え、
    前記上側横向き補強材の各々が、前記細長部材の各々の1つに第1端が接続され、前記円筒部に第2端が接続されている支持構造物。
  6. 請求項1に記載の支持構造物において、
    前記少なくとも3つの上側傾斜補強材の各々は、前記垂直部材の垂直な軸か略40度支持角度を形成する補強材軸に沿って延びている、支持構造物。
  7. 請求項1に記載の支持構造物において、
    前記ョイントは、中空体であり、内面と、この内面に接する強化材料とを含む、支持構造物。
  8. 請求項7に記載の支持構造物において、
    前記強化材料がコンクリートである、支持構造物。
  9. 請求項1に記載の支持構造物において、更に、
    前記ョイントに設置される洋上風車装置を含む、支持構造物。
  10. 洋上装置を支持するための支持構造物であって、
    垂直な軸を有する垂直部材と、
    前記垂直部材の周囲に配置された少なくとも3つの細長部材と、
    円筒部と、前記垂直部材に接続された凸面部と、を有するョイントと、
    前記凸面部に一端が接続されるとともに前記細長部材の各々の1つに他端が接続されている、少なくとも1つの傾斜補強材と、
    を備える、支持構造物。
  11. 請求項10に記載の支持構造物において、
    前記凸面部が半球状である、支持構造物。
  12. 請求項10に記載の支持構造物において、更に、
    各々の一端が前記円筒部に接続された、少なくとも3つの上側横向き補強材を備える、支持構造物。
  13. 請求項12に記載の支持構造物において、
    前記少なくとも3つの上側横向き補強材の各々が、前記ョイントの中心軸に対し、実質的に直角をなす方向に延びている、支持構造物。
  14. 請求項10に記載の支持構造物において、
    前記ョイントは、中空体であり、内面と、この内面に接する強化材料とを含む、支持構造物。
  15. 請求項14に記載の支持構造物において、
    前記強化材料がコンクリートである、支持構造物。
  16. 洋上装置を洋上で支持するための支持構造物を組み立てて設置する方法であって、
    陸上において、円筒部と凸面部とを有するョイントが、垂直なスリーブ部材と当該凸面部で接続され、
    陸上において、少なくとも3つの細長いスリーブ部材が、少なくとも3つの傾斜した補強材を用いて前記垂直なスリーブ部材に接続され、
    陸上において、前記少なくとも3つの細長いスリーブ部材の各々に、下側の杭を挿入して仮接続することにより支持構造が形成され、
    下側の杭が挿入されている前記支持構造が、陸上から洋上に搬送され、
    洋上での支持面に垂直なケーソンを打ち込むことにより、当該垂直なケーソンが垂直な支持状態に固定され、
    前記垂直なケーソンを前記垂直なスリーブ部材に入れ込みながら、当該垂直なケーソンの上に前記支持構造が下ろされ、
    前記細長いスリーブ部材の各々から下側の杭の部分の各々が分離され、
    各々の前記細長いスリーブ部材を通じて、下側の杭の部分の各々が前記支持面に打ち込まれ、
    前記少なくとも3つの細長いスリーブ部材の各々に、上側の杭の部分が挿入され、
    前記下側の杭の部分の各々に、上側の杭の部分の各々が固定される、方法。
  17. 請求項16に記載の方法において、
    前記下側の杭の部分の各々の打ち込みは、前記上側の杭の部分が挿入された後で行われ、
    前記上側の杭の部分の各々に打ち込み力が加えられ、当該上側の杭の部分の各々によって前記下側の杭の部分の各々が前記支持面に打ち込まれる、方法。
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