JP5295254B2 - 車両周囲監視装置 - Google Patents

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Description

この発明は、車両の周囲に存在している立体物を検出する車両周囲監視装置に関するものである。
従来の車両周囲監視装置は、車両の運転席から死角になる領域を撮影するカメラを設け、ユーザがカメラにより撮影された画像を見ることで、死角領域を視認できるようにしている。
その際、ユーザが、画像上に存在している物体が車両と接触するか否かを判断できることが重要であるが、単一の画像を見るだけでは、物体の高さを把握することが困難であるため、車両と接触するか否かの判断が難しい。
例えば、図16(b)に示すように、高さが異なる物体A,B,Cのどれか1つが車両の周辺に存在しているとき、車両に取り付けられたカメラによって、その物体を撮影すると、カメラにより撮影された画像は、すべて図16(a)のようになる。
実際の物体がCである場合には、物体Cは路面上にあり、車両とは接触する可能性が少ないが、物体がAである場合にはこのまま後進すると車両に接触してしまう。運転上では画像上の物体Dが車両と接触するか否かの判断が重要であるが、カメラにより撮影された画像上では、物体A,B,Cが同じ長さの物体Dとして表示されてしまうため車両と接触するか否かの判断は困難である。
ただし、物体Dの高さを検出して、物体Dの実体が物体A,B,Cのどれであるかを確認することができれば、物体Dが車両と接触するか否かを判断することができる。
例えば、以下の特許文献1には、車両の移動距離とカメラにより撮影された画像上の物体の移動距離とを比較して、画像上の物体が立体物であることを検出する手法が開示されている。
特開2007−087236号公報(段落番号[0030]から[0034]、図1)
従来の車両周囲監視装置は以上のように構成されているので、画像上の物体が立体物であることを検出するには、車両の移動距離を用いる必要があり、車両が停止している状態では、画像上の物体が立体物であることを検出することができないなどの課題があった。
この発明は上記のような課題を解決するためになされたもので、車両が停止している状態でも、立体物を検出することができる車両周囲監視装置を得ることを目的とする。
この発明に係る車両周囲監視装置は、第1及び第2ランプが消灯している状態で、カメラにより撮影された第1の画像、第1ランプが点灯し第2ランプが消灯している状態で、カメラにより撮影された第2の画像、第1ランプが消灯し第2ランプが点灯している状態で、カメラにより撮影された第3の画像を取得する画像取得手段と、その画像取得手段により取得された第1の画像と第2の画像を比較して、第2の画像上に投影されている第1のランプによる立体物の影を検出するとともに、画像取得手段により取得された第1の画像と第3の画像を比較して、第3の画像上に投影されている上記第2のランプによる立体物の影を検出する影検出手段と、影検出手段により検出された第1のランプによる立体物の影を用いて、立体物を検出するとともに、影検出手段により検出された第2のランプによる立体物の影を用いて、立体物を検出する立体物検出手段と、立体物検出手段により第1のランプによる立体物の影を用いて検出された立体物と第2のランプによる立体物の影を用いて検出された立体物を照合して、立体物検出手段の検出結果の妥当性を評価する検出結果評価手段とを備え、この検出結果評価手段により、立体物検出手段により第1のランプによる立体物の影を用いて検出された立体物の座標と第2のランプによる立体物の影を用いて検出された立体物の座標が異なる場合、車両が存在している路面と立体物の影が存在している路面が一致していない旨の認定を行うように構成したものである。
このことによって、この発明は、車両が停止している状態でも、立体物を検出することができるとともに、車両が存在している路面と立体物の影が存在している路面が一致していないことが原因で、立体物の正確な3次元座標(x 0 ,y 0 ,z 0 )を算出することができない場合に、ユーザに注意を喚起して、不意な接触を回避することができる効果がある。
この発明の実施の形態1による車両周囲監視装置を示す構成図である。 この発明の実施の形態1による車両周囲監視装置により車両の周囲が監視される様子を示す説明図である。 この発明の実施の形態1による車両周囲監視装置の処理内容を示すフローチャートである。 ランプ3が消灯している状態で、カメラ2により撮影された画像P1を示す説明図である。 ランプ3が点灯している状態で、カメラ2により撮影された画像P2を示す説明図である。 立体物Aの高さhの表示例を示す説明図である。 この発明の実施の形態2による車両周囲監視装置を示す構成図である。 この発明の実施の形態2による車両周囲監視装置により車両の周囲が監視される様子を示す説明図である。 この発明の実施の形態2による車両周囲監視装置の処理内容を示すフローチャートである。 ランプ3が消灯している状態で、カメラ2により撮影された画像P1を示す説明図である。 ランプ3が点灯している状態で、カメラ2により撮影された画像P2を示す説明図である。 この発明の実施の形態3による車両周囲監視装置を示す構成図である。 この発明の実施の形態3による車両周囲監視装置により車両の周囲が監視される様子を示す説明図である。 この発明の実施の形態3による車両周囲監視装置の検出結果評価に用いる説明図である。 この発明の実施の形態3による車両周囲監視装置の処理内容を示すフローチャートである。 従来の車両周囲監視装置のカメラにより撮影された画像等を示す説明図である。
以下、この発明をより詳細に説明するために、この発明を実施するための最良の形態について、添付の図面に従って説明する。
実施の形態1.
図1はこの発明の実施の形態1による車両周囲監視装置を示す構成図である。
また、図2はこの発明の実施の形態1による車両周囲監視装置により車両の周囲が監視される様子を示す説明図である。
図1,2において、カメラ2は例えば車両1の後部に設置され、車両1の周囲を撮影する。
ランプ3は例えば車両1の後部に設置され、制御部7の指示の下、車両1の周囲に向けて光を照射する。
画像保持部4は制御部7の指示の下、ランプ3が消灯している状態で、カメラ2により撮影された画像P1(第1の画像)を取得して保持するとともに、ランプ3が点灯している状態で、カメラ2により撮影された画像P2(第2の画像)を取得して保持する処理を実施する。
なお、画像保持部4及び制御部7から画像取得手段が構成されている。
影検出部5は制御部7の指示の下、画像保持部4に保持されている画像P1と画像P2を比較して、画像P2上に投影されているランプ3による立体物Aの影Sを検出する処理を実施する。
なお、影検出部5及び制御部7から影検出手段が構成されている。
立体物検出部6は制御部7の指示の下、影検出部5により検出された立体物Aの影Sを用いて、立体物Aを検出する処理を実施する。即ち、影検出部5により検出された立体物Aの影Sを用いて、立体物Aの3次元座標(x0,y0,z0)を算出する処理を実施する。
なお、立体物検出部6及び制御部7から立体物検出手段が構成されている。
制御部7はランプ3、画像保持部4、影検出部5、立体物検出部6及び表示部8の動作を制御する処理部であり、制御部7は立体物検出部6により検出された立体物Aの3次元座標(x0,y0,z0)をユーザが必要な情報に変換して表示部8に表示する。
表示部8は液晶ディスプレイなどから構成されており、制御部7の指示の下、カメラ2により撮影された画像や、ユーザが必要な情報などを表示する。
図2において、座標(xl,yl,zl)はランプ3が設置されている位置を示す座標であり、座標(x0,y0,z0)は立体物Aの頂点の座標である。
また、座標(xb,yb,zb)は立体物Aが路面と交わっている点の座標であり、座標(xs,ys,zs)は立体物Aの頂点に対応する影Sの端点の座標である。
図3はこの発明の実施の形態1による車両周囲監視装置の処理内容を示すフローチャートである。
次に動作について説明する。
まず、制御部7は、ランプ3が消灯している状態で、画像の取得指令を画像保持部4に出力する。
画像保持部4は、制御部7から画像の取得指令を受けると、カメラ2により撮影された画像P1を取得して保持する(ステップST1)。
ここで、図4はランプ3が消灯している状態で、カメラ2により撮影された画像P1を示す説明図である。
図4において、座標(u0,v0)は図2における立体物Aの頂点の座標(x0,y0,z0)に対応する点の画像P1上の座標である。
座標(ub,vb)は図2における立体物Aと路面の交点の座標(xb,yb,zb)に対応する点の画像P1上の座標である。
ただし、ランプ3が消灯している状態で撮影されているので、ランプ3による立体物Aの影Sは、図4の画像P1上には投影されていない。
次に、制御部7は、ランプ3を点灯して(ステップST2)、ランプ3による立体物Aの影Sを路面上に生成してから、画像の取得指令を画像保持部4に出力する。
画像保持部4は、制御部7から画像の取得指令を受けると、カメラ2により撮影された画像P2を取得して保持する(ステップST3)。
ここで、図5はランプ3が点灯している状態で、カメラ2により撮影された画像P2を示す説明図である。
図5において、座標(u0,v0)は図2における立体物Aの頂点の座標(x0,y0,z0)に対応する点の画像P2上の座標である。
座標(ub,vb)は図2における立体物Aと路面の交点の座標(xb,yb,zb)に対応する点の画像P2上の座標である。
座標(us,vs)は図2における影Sの端点の座標(xs,ys,zs)に対応する点の画像P2上の座標である。
制御部7は、画像保持部4が画像P1,P2を取得すると、ランプ3による立体物Aの影Sの検出指令を影検出部5に出力する。
影検出部5は、制御部7から影Sの検出指令を受けると、画像保持部4に保持されている画像P1と画像P2を比較して、画像P2上に投影されているランプ3による立体物Aの影Sを検出する(ステップST4)。
例えば、画像P1の各画素値から画像P2の各画素値を減算し、その減算値が所定の閾値以上である画素が存在する部分を立体物Aの影Sとして検出する。
ただし、影Sの検出方法については、特に限定するものではなく、例えば、ユーザが画像P1と画像P2を見比べて、影Sが存在していると判断する位置を指定するようにしてもよい。
なお、影検出部5は、ランプ3による立体物Aの影Sを検出すると、図2の影Sの端点の座標(xs,ys,zs)に対応する図5の点の座標(us,vs)を取得する。
制御部7は、影検出部5がランプ3による立体物Aの影Sを検出すると、立体物Aの検出指令を立体物検出部6に出力する。
立体物検出部6は、制御部7から立体物Aの検出指令を受けると、影検出部5により検出された立体物Aの影Sを用いて、立体物Aを検出する。
即ち、立体物検出部6は、影検出部5により検出された立体物Aの影Sを用いて、図2における立体物Aの頂点の座標(x0,y0,z0)を算出する(ステップST5)。
以下、立体物検出部6における立体物Aの3次元座標(x0,y0,z0)の算出例を具体的に説明する。
まず、カメラ2の光学中心を座標原点として、座標軸であるZ軸をカメラ2の視線方向、Y軸をZ軸と直交して上方に向かう方向、X軸をY軸及びZ軸と直交する方向とする。
カメラ2とランプ3が車両1に固定されており、カメラ2とランプ3の位置関係が不変であるため、立体物検出部6は、予め、ランプ3が設置されている位置を測定することにより、ランプ3が設置されている位置の座標(xl,yl,zl)を求めておくようにする。
また、立体物検出部6は、立体物Aが路面と交わっている点の座標(xb,yb,zb)と、立体物Aの頂点に対応する影Sの端点の座標(xs,ys,zs)とが同じ平面(車両の路面)上に存在しているので、予め、カメラ2により撮影される画像上の点と、車両1の路面上の点との関係(以下、「カメラ画像/路面関係」と称する)を平面射影変換などで求めておくようにする。
立体物検出部6は、画像保持部4が画像P2を取得すると、カメラ画像/路面関係にしたがって、画像P2上の座標(ub,vb)から、図2における立体物Aと路面の交点の座標(xb,yb,zb)を算出する。
また、立体物検出部6は、カメラ画像/路面関係にしたがって、画像P2上の座標(us,vs)から、図2における影Sの端点の座標(xs,ys,zs)を算出する。
ただし、図2における立体物Aの頂点の座標(x0,y0,z0)は、車両1の路面上に存在しておらず、カメラ画像/路面関係にしたがって、画像P2上の座標(u0,v0)から算出することができないので、立体物検出部6は、以下のように算出する。
立体物検出部6は、立体物Aの頂点の座標(x0,y0,z0)が、既に算出している座標(xl,yl,zl)と座標(xs,ys,zs)の中間に位置しているので、座標(xl,yl,zl)と座標(xs,ys,zs)を用いて、下記の式(1)に示すように、立体物Aの頂点の座標(x0,y0,z0)を定義する。
Figure 0005295254
また、立体物検出部6は、座標x0,y0については、カメラ2の焦点距離fと座標(x0,y0,z0)に対応する画像P2上の座標(u0,v0)を用いて表すことができるので、下記の式(2)のように、座標x0,y0を定義する。
Figure 0005295254
ただし、焦点距離fは、カメラ1の固有値であるため、予め測定して求めておくものとする。
立体物検出部6は、上記のようにして、式(1)と式(2)を定義すると、式(1)と式(2)から、下記の式(3)を導出する。
Figure 0005295254
立体物検出部6は、式(3)を導出すると、式(3)における“s”の値を求め、“s”の値を式(1)に代入することにより、立体物Aの頂点の座標(x0,y0,z0)を算出する。
制御部7は、立体物検出部6が立体物Aを検出すると、立体物Aの3次元座標(x0,y0,z0)をユーザが必要な情報に変換して表示部8に表示する(ステップST6)。
例えば、立体物Aの高さhを表示する場合には、下記の式(4)に示すように、立体物Aの3次元座標(x0,y0,z0)から高さhを算出して、表示部8に表示する。
Figure 0005295254
図6は立体物Aの高さhの表示例を示す説明図である。図6では、立体物Aの高さhが25cmである例を示している。
図6では、立体物Aの高さhの具体的な高さを表示しているが、情報提示の手法については特に限定するものではない。
例えば、車両1に接触するか否かの情報を表示すれば足りる場合には、車両1が乗り越えられない高さh以上の立体物Aを強調表示するようにしてもよい。
以上で明らかなように、この実施の形態1によれば、ランプ3が消灯している状態で、カメラ2により撮影された画像P1を取得して保持するとともに、ランプ3が点灯している状態で、カメラ2により撮影された画像P2を取得して保持する画像保持部4と、画像保持部4に保持されている画像P1と画像P2を比較して、画像P2上に投影されているランプ3による立体物Aの影Sを検出する影検出部5とを設け、立体物検出部6が影検出部5により検出された立体物Aの影Sを用いて、立体物Aを検出するように構成したので、車両1が停止している状態でも、立体物Aを検出することができるなどの効果を奏する。
実施の形態2.
図7はこの発明の実施の形態2による車両周囲監視装置を示す構成図である。
また、図8はこの発明の実施の形態2による車両周囲監視装置により車両の周囲が監視される様子を示す説明図である。
図7及び図8において、図1及び図2と同一符号は同一または相当部分を示すので説明を省略する。
影検出部11は制御部14の指示の下、画像保持部4に保持されている画像P1と画像P2を比較して、画像P1上に投影されている太陽による立体物Aの影Sを検出する処理を実施する。
なお、影検出部11及び制御部14から影検出手段が構成されている。
太陽情報入力部12は例えばGPSを用いて車両1の位置を求め、車両1の位置と現在時刻から太陽の位置を計算し、太陽情報として、太陽光線の方向を示す単位ベクトルを立体物検出部13に与える処理を実施する。
立体物検出部13は制御部14の指示の下、影検出部11により検出された太陽による立体物Aの影Sと太陽情報入力部12から与えられる太陽情報とを用いて、立体物Aを検出する処理を実施する。
なお、太陽情報入力部12、立体物検出部13及び制御部14から立体物検出手段が構成されている。
制御部14はランプ3、画像保持部4、影検出部11、立体物検出部13及び表示部8の動作を制御する処理部であり、制御部14は立体物検出部13により検出された立体物Aの3次元座標(x0,y0,z0)をユーザが必要な情報に変換して表示部8に表示する。
図8において、ベクトル(xv,yv,zv)は太陽光線の方向を示す単位ベクトルである。
図9はこの発明の実施の形態2による車両周囲監視装置の処理内容を示すフローチャートである。
上記実施の形態1では、影検出部5がランプ3による立体物Aの影Sを検出し、立体物検出部6がランプ3による立体物Aの影Sを用いて、立体物Aを検出するものについて示したが、太陽によって立体物Aの影Sが投影される場合には、影検出部11が太陽による立体物Aの影Sを検出し、立体物検出部13が太陽による立体物Aの影Sを用いて、立体物Aを検出するようにしてもよい。
次に動作について説明する。
まず、制御部14は、ランプ3が消灯している状態で、画像の取得指令を画像保持部4に出力する。
画像保持部4は、制御部14から画像の取得指令を受けると、カメラ2により撮影された画像P1を取得して保持する(ステップST11)。
ここで、図10はランプ3が消灯している状態で、カメラ2により撮影された画像P1を示す説明図である。
図10において、座標(u0,v0)は図8における立体物Aの頂点の座標(x0,y0,z0)に対応する点の画像P1上の座標である。
座標(ub,vb)は図8における立体物Aと路面の交点の座標(xb,yb,zb)に対応する点の画像P1上の座標である。
ランプ3が消灯している状態では、ランプ3から立体物Aに向けて光が照射されないので、ランプ3の影響を受けずに、太陽による立体物Aの影Sが画像P1上に投影される。
座標(us,vs)は図8における影Sの端点の座標(xs,ys,zs)に対応する点の画像P1上の座標である。
次に、制御部14は、ランプ3を点灯して(ステップST12)、画像の取得指令を画像保持部4に出力する。
画像保持部4は、制御部14から画像の取得指令を受けると、カメラ2により撮影された画像P2を取得して保持する(ステップST13)。
ランプ3を点灯している状態では、ランプ3から照射された光が立体物Aに照らされるため、太陽による立体物Aの影Sが目立たなくなる。
ここで、図11はランプ3が点灯している状態で、カメラ2により撮影された画像P2を示す説明図である。
図11において、座標(u0,v0)は図8における立体物Aの頂点の座標(x0,y0,z0)に対応する点の画像P2上の座標である。
座標(ub,vb)は図8における立体物Aと路面の交点の座標(xb,yb,zb)に対応する点の画像P2上の座標である。
制御部14は、画像保持部4が画像P1,P2を取得すると、太陽による立体物Aの影Sの検出指令を影検出部11に出力する。
影検出部11は、制御部14から影Sの検出指令を受けると、画像保持部4に保持されている画像P1と画像P2を比較して、画像P1上に投影されている太陽による立体物Aの影Sを検出する(ステップST14)。
例えば、画像P1の各画素値から画像P2の各画素値を減算し、その減算値が所定の閾値以上である画素が存在する部分を立体物Aの影Sとして検出する。
ただし、影Sの検出方法については、特に限定するものではなく、例えば、ユーザが画像P1と画像P2を見比べて、影Sが存在していると判断する位置を指定するようにしてもよい。
なお、影検出部11は、太陽による立体物Aの影Sを検出すると、図8の影Sの端点の座標(xs,ys,zs)に対応する図10の点の座標(us,vs)を取得する。
太陽情報入力部12は、例えば、GPSを用いて車両1の位置(緯度経度)を求め、車両1の位置と現在時刻から太陽の位置を計算し、太陽情報として、太陽光線の方向を示す単位ベクトル(xv,yv,zv)を算出する(ステップST15)。
制御部14は、影検出部11が太陽による立体物Aの影Sを検出し、太陽情報入力部12が太陽光線の方向を示す単位ベクトル(xv,yv,zv)を算出すると、立体物Aの検出指令を立体物検出部13に出力する。
立体物検出部13は、制御部14から立体物Aの検出指令を受けると、影検出部11により検出された立体物Aの影Sと太陽情報入力部12により算出された単位ベクトル(xv,yv,zv)を用いて、立体物Aを検出する。
即ち、立体物検出部13は、影検出部5により検出された立体物Aの影Sと単位ベクトル(xv,yv,zv)を用いて、図8における立体物Aの頂点の座標(x0,y0,z0)を算出する(ステップST16)。
以下、立体物検出部13における立体物Aの3次元座標(x0,y0,z0)の算出例を具体的に説明する。
まず、カメラ2の光学中心を座標原点として、座標軸であるZ軸をカメラ2の視線方向、Y軸をZ軸と直交して上方に向かう方向、X軸をY軸及びZ軸と直交する方向とする。
立体物検出部13は、立体物Aが路面と交わっている点の座標(xb,yb,zb)と、立体物Aの頂点に対応する影Sの端点の座標(xs,ys,zs)とが同じ平面(車両の路面)上に存在しているので、予め、カメラ画像/路面関係を平面射影変換などで求めておくようにする。
立体物検出部13は、画像保持部4が画像P1を取得すると、カメラ画像/路面関係にしたがって、画像P1上の座標(ub,vb)から、図8における立体物Aと路面の交点の座標(xb,yb,zb)を算出する。
また、立体物検出部13は、カメラ画像/路面関係にしたがって、画像P1上の座標(us,vs)から、図8における影Sの端点の座標(xs,ys,zs)を算出する。
ただし、図8における立体物Aの頂点の座標(x0,y0,z0)は、車両1の路面上に存在しておらず、カメラ画像/路面関係にしたがって、画像P1上の座標(u0,v0)から算出することができないので、立体物検出部13は、以下のように算出する。
立体物検出部13は、立体物Aの頂点の座標(x0,y0,z0)と既に算出している座標(xs,ys,zs)が同一の方向、即ち、太陽情報入力部12により算出された単位ベクトル(xv,yv,zv)が示す方向に存在しているので、座標(xs,ys,zs)と単位ベクトル(xv,yv,zv)を用いて、下記の式(5)に示すように、立体物Aの頂点の座標(x0,y0,z0)を定義する。
Figure 0005295254
立体物検出部13は、式(5)のように、立体物Aの頂点の座標(x0,y0,z0)を定義すると、上記実施の形態1の立体物検出部6と同様にして、式(2)を定義し、式(5)と式(2)を用いて、式(5)における“t”の値を求めることで、立体物Aの頂点の座標(x0,y0,z0)を算出する。
制御部14は、立体物検出部13が立体物Aを検出すると、上記実施の形態1の制御部7と同様に、立体物Aの3次元座標(x0,y0,z0)をユーザが必要な情報に変換して表示部8に表示する(ステップST17)。
例えば、立体物Aの高さhを表示する場合には、上記の式(4)を用いて、立体物Aの3次元座標(x0,y0,z0)から高さhを算出して表示する。
以上で明らかなように、この実施の形態2によれば、ランプ3が消灯している状態で、カメラ2により撮影された画像P1を取得して保持するとともに、ランプ3が点灯している状態で、カメラ2により撮影された画像P2を取得して保持する画像保持部4と、画像保持部4に保持されている画像P1と画像P2を比較して、画像P1上に投影されている太陽による立体物Aの影Sを検出する影検出部11とを設け、立体物検出部13が影検出部11により検出された立体物Aの影Sと太陽情報入力部12により算出された単位ベクトル(xv,yv,zv)を用いて、立体物Aを検出するように構成したので、車両1が停止している状態でも、立体物Aを検出することができるなどの効果を奏する。
実施の形態3.
図12はこの発明の実施の形態3による車両周囲監視装置を示す構成図である。
また、図13はこの発明の実施の形態3による車両周囲監視装置により車両の周囲が監視される様子を示す説明図である。
図12及び図13において、図1及び図2と同一符号は同一または相当部分を示すので説明を省略する。
第1のランプであるランプ3aは例えば車両1の後部に設置され、制御部24の指示の下、車両1の周囲に向けて光を照射する。
第2のランプであるランプ3bは例えば車両1の後部において、ランプ3aと異なる位置に設置され、制御部24の指示の下、ランプ3aと異なる位置から車両1の周囲に向けて光を照射する。
画像保持部21は制御部24の指示の下、ランプ3a,3bが消灯している状態で、カメラ2により撮影された画像P1(第1の画像)を取得して保持するとともに、ランプ3aが点灯して、ランプ3bが消灯している状態で、カメラ2により撮影された画像P2(第2の画像)を取得して保持し、また、ランプ3aが消灯して、ランプ3bが点灯している状態で、カメラ2により撮影された画像P3(第3の画像)を取得して保持する処理を実施する。
なお、画像保持部21及び制御部24から画像取得手段が構成されている。
影検出部22は制御部24の指示の下、画像保持部21に保持されている画像P1と画像P2を比較して、画像P2上に投影されているランプ3aによる立体物Aの影Saを検出するとともに、画像保持部21に保持されている画像P1と画像P3を比較して、画像P3上に投影されているランプ3bによる立体物Aの影Sbを検出する処理を実施する。
なお、影検出部22及び制御部24から影検出手段が構成されている。
立体物検出部23は制御部24の指示の下、影検出部22により検出された立体物Aの影Saを用いて、立体物Aを検出するとともに、影検出部22により検出された立体物Aの影Sbを用いて、立体物Aを検出する処理を実施する。
なお、立体物検出部23及び制御部24から立体物検出手段が構成されている。
制御部24はランプ3a,3b、画像保持部21、影検出部22、立体物検出部23及び表示部25の動作を制御する処理部であり、制御部24は立体物検出部23によりランプ3aによる立体物Aの影Saを用いて検出された立体物と、ランプ3bによる立体物Aの影Sbを用いて検出された立体物を照合して、立体物検出部23の検出結果の妥当性を評価する処理を実施する。即ち、ランプ3aによる立体物Aの影Saを用いて検出された立体物の座標と、ランプ3bによる立体物Aの影Sbを用いて検出された立体物の座標とが異なる場合、車両1が存在している路面R1と立体物Aの影Sが存在している路面R2が一致していない旨の認定を実施する。
なお、制御部24は検出結果評価手段を構成している。
表示部25は液晶ディスプレイなどから構成されており、制御部24の指示の下、カメラ2により撮影された画像や、ユーザが必要な情報を表示するほか、制御部24により車両1が存在している路面R1と立体物Aの影Sが存在している路面R2が一致していない旨の認定がなされた場合、例えば、注意を喚起する情報を表示する。
上記実施の形態1,2において、立体物Aの正確な3次元座標(x0,y0,z0)を検出するには、車両1が存在している路面R1と立体物Aの影Sが存在している路面R2が一致している必要がある。
例えば、図13に示すように、車両1が存在している路面R1と立体物Aの影Sが存在している路面R2とが同一平面でない場合、路面R2に投影される立体物Aの影Sが、図2の立体物Aの影Sより短くなるため、立体物Aの正確な3次元座標(x0,y0,z0)を算出することができない。
立体物Aの不正確な3次元座標(x0,y0,z0)をユーザに提示してしまうと、車両1が立体物Aと接触しないはずなのに、接触してしまうなどの問題が発生するため、正確に立体物Aの3次元座標(x0,y0,z0)が算出されているか否かを検証できることが重要である。
そこで、この実施の形態3では、正確に立体物Aの3次元座標(x0,y0,z0)が算出されているか否かを検証できるようにしている。
図14はこの発明の実施の形態3による車両周囲監視装置の検出結果評価に用いる説明図である。
図14において、点D1は立体物Aの影Sが仮に路面R1上に存在するとすれば、ランプ3aにより投影される影Saの端点である。
点D2はランプ3aにより立体物Aの影Saが実際に路面R2上に投影される場合において、その立体物Aの影Saをもとにカメラ2により撮影される画像から算出される点である。
点D3はランプ3aにより実際に路面R2上に投影される立体物Aの影Saの端点である。
点D4は立体物Aの影Sが仮に路面R1上に存在するとすれば、ランプ3bにより路面に投影される影Sbの端点である。
点D5はランプ3bにより実際に路面R2上に投影される場合の立体物Aの影Sbの端点である。
1つのカメラ2を用いて、立体物Aの3次元座標(x0,y0,z0)を求める場合に、上記実施の形態1で述べた手法で、カメラ2により撮影された画像上の点D3を3次元座標に変換すると、点D2の座標になる。
その理由は、上記実施の形態1では、車両1と立体物Aの影Sが同じ路面R1上に存在していることを利用して求めているため、カメラ2から見て、点D3と同じ座標にある路面R1上の点D2に変換されてしまうからである。
この場合、式(1)では、正しくは立体物Aの座標が、ランプ3aと点D3の中間にあるとして求める必要があるが、実際には路面R1上の点D2とランプ3aの中間にある座標として求めてしまうため、異なった座標が求められることになる。
また、もう1つのランプ3bを用いて、立体物Aの座標を求める場合も、同様に、ランプ3bと点D5の中間にあるとして求める必要があるが、路面R1上の点D4とランプ3bの中間にある座標として求めてしまうため、異なった座標が求められることになる。
立体物Aの影Sが路面R1上に存在している場合には、ランプ3aによる影Saから求めた立体物Aの座標と、ランプ3bによる影Sbから求めた立体物Aの座標が一致する。
しかしながら、立体物Aの影Sが路面R1上に存在していない場合には、上述したように、求めた座標が異なるため、車両1と影Sが同じ路面上に存在していないことを検出することができる。
図15はこの発明の実施の形態3による車両周囲監視装置の処理内容を示すフローチャートである。
次に動作について説明する。
まず、制御部24は、ランプ3a,3bが消灯している状態で、画像の取得指令を画像保持部21に出力する。
画像保持部21は、制御部24から画像の取得指令を受けると、カメラ2により撮影された画像P1を取得して保持する(ステップST21)。
次に、制御部24は、ランプ3aを点灯して(ステップST22)、画像の取得指令を画像保持部21に出力する。このとき、ランプ3bについては点灯せずに、消灯している状態を維持する。
画像保持部21は、制御部24から画像の取得指令を受けると、カメラ2により撮影された画像P2を取得して保持する(ステップST23)。
次に、制御部24は、ランプ3aを消灯して、ランプ3bを点灯してから(ステップST24)、画像の取得指令を画像保持部21に出力する。
画像保持部21は、制御部24から画像の取得指令を受けると、カメラ2により撮影された画像P3を取得して保持する(ステップST25)。
制御部24は、画像保持部21が画像P1,P2,P3を取得すると、ランプ3a,3bによる立体物Aの影Sa,Sbの検出指令を影検出部22に出力する。
影検出部22は、制御部24から影Sa,Sbの検出指令を受けると、画像保持部21に保持されている画像P1と画像P2を比較して、画像P2上に投影されているランプ3aによる立体物Aの影Saを検出する。
また、画像保持部21に保持されている画像P1と画像P3を比較して、画像P3上に投影されているランプ3bによる立体物Aの影Sbを検出する(ステップST26)。
影検出部22による影の検出方法は、上記実施の形態1による影検出部5と同様であるため詳細な説明を省略する。
制御部24は、影検出部22がランプ3aによる立体物Aの影Saと、ランプ3bによる立体物Aの影Sbとを検出すると、立体物Aの検出指令を立体物検出部23に出力する。
立体物検出部23は、制御部24から立体物Aの検出指令を受けると、影検出部22により検出された立体物Aの影Saを用いて、立体物Aを検出する。
即ち、立体物検出部23は、上記実施の形態1の立体物検出部6と同様に、影検出部22により検出された立体物Aの影Saを用いて、立体物Aの頂点の座標(x0,y0,z0)を算出する(ステップST27)。
また、立体物検出部23は、制御部24から立体物Aの検出指令を受けると、影検出部22により検出された立体物Aの影Sbを用いて、立体物Aを検出する。
即ち、立体物検出部23は、上記実施の形態1の立体物検出部6と同様に、影検出部22により検出された立体物Aの影Sbを用いて、立体物Aの頂点の座標(x0,y0,z0)を算出する(ステップST27)。
制御部24は、立体物検出部23が立体物Aの頂点の座標(x0,y0,z0)を算出すると、ランプ3aによる立体物Aの影Saを用いて検出された立体物Aの頂点の座標(x0,y0,z0)と、ランプ3bによる立体物Aの影Sbを用いて検出された立体物Aの頂点の座標(x0,y0,z0)を比較する(ステップST28)。
制御部24は、2つの座標(x0,y0,z0)が同じであれば、車両1が存在している路面R1と立体物Aの影Sが存在している路面R2が一致していると認定する。
一方、2つの座標(x0,y0,z0)が異なっていれば、車両1が存在している路面R1と立体物Aの影Sが存在している路面R2が一致していないと認定する。
制御部24は、車両1が存在している路面R1と立体物Aの影Sが存在している路面R2が一致していると認定すると、上記実施の形態1の制御部7と同様に、立体物検出部23により算出された立体物Aの3次元座標(x0,y0,z0)をユーザが必要な情報に変換して表示部25に表示する(ステップST29)。
一方、車両1が存在している路面R1と立体物Aの影Sが存在している路面R2が一致していないと認定すると、立体物Aの正確な3次元座標(x0,y0,z0)を算出することができない旨の注意情報を表示部25に表示する(ステップST30)。
以上で明らかなように、この実施の形態3によれば、画像保持部21に保持されている画像P1と画像P2を比較して、画像P2上に投影されているランプ3aによる立体物Aの影Saを検出するとともに、画像保持部21に保持されている画像P1と画像P3を比較して、画像P3上に投影されているランプ3bによる立体物Aの影Sbを検出する影検出部22と、影検出部22により検出された立体物Aの影Saを用いて、立体物Aを検出するとともに、影検出部22により検出された立体物Aの影Sbを用いて、立体物Aを検出する立体物検出部23とを設け、制御部24が、ランプ3aによる立体物Aの影Saを用いて検出された立体物の座標と、ランプ3bによる立体物Aの影Sbを用いて検出された立体物の座標とが異なる場合、車両1が存在している路面R1と立体物Aの影Sが存在している路面R2が一致していない旨の認定を行うように構成したので、車両1が存在している路面R1と立体物Aの影Sが存在している路面R2が一致していないことが原因で、立体物Aの正確な3次元座標(x0,y0,z0)を算出することができない場合に、ユーザに注意を喚起して、不意な接触を回避することができる効果を奏する。
1 車両、2 カメラ、3 ランプ、4 画像保持部、5 影検出部、6 立体物検出部、7 制御部、8 表示部、P1,P2,P3 画像。

Claims (1)

  1. 車両の周囲を撮影するカメラと、上記車両の周囲に向けて光を照射する第1のランプと、上記第1のランプと異なる位置から上記車両の周囲に向けて光を照射する第2のランプと、上記第1及び第2のランプが消灯している状態で、上記カメラにより撮影された第1の画像上記第1のランプが点灯して、上記第2のランプが消灯している状態で、上記カメラにより撮影された第2の画像、及び上記第1のランプが消灯して、上記第2のランプが点灯している状態で、上記カメラにより撮影された第3の画像を取得する画像取得手段と、上記画像取得手段により取得された第1の画像と第2の画像を比較して、上記第2の画像上に投影されている上記第1のランプによる立体物の影を検出するとともに、上記画像取得手段により取得された第1の画像と第3の画像を比較して、上記第3の画像上に投影されている上記第2のランプによる立体物の影を検出する影検出手段と、上記影検出手段により検出された第1のランプによる立体物の影を用いて、その立体物を検出するとともに、上記影検出手段により検出された第2のランプによる立体物の影を用いて、その立体物を検出する立体物検出手段と、上記立体物検出手段により第1のランプによる立体物の影を用いて検出された立体物と上記第2のランプによる立体物の影を用いて検出された立体物を照合して、上記立体物検出手段の検出結果の妥当性を評価する検出結果評価手段とを備え、上記検出結果評価手段は、上記立体物検出手段により上記第1のランプによる立体物の影を用いて検出された立体物の座標と上記第2のランプによる立体物の影を用いて検出された立体物の座標が異なる場合、上記車両が存在している路面と立体物の影が存在している路面が一致していない旨の認定を行うことを特徴とする車両周囲監視装置。
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