JP5251725B2 - 洗車機 - Google Patents

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Description

本発明は、たとえば給油所に設置され洗車に使用される洗車機に関し、特に、混雑状況に応じて洗車速度を変更して洗車効率を向上する洗車機に関する。
従来、給油所などに設置されている洗車機は、被洗浄車両と洗車機本体を前後方向に相対移動させながら、被洗浄車両に貯液タンクに貯留された液剤や洗浄水を噴霧して洗車を行う構成とされている。また、液剤や洗浄水を噴霧しながらブラッシングして洗浄することや、洗浄後に風を吹き付けて乾燥することが行われている。
洗車の際に用いる液剤としては、各種のシャンプーやワックスやコート類が用いられており、被洗浄車両のタイプや表面塗層に適した各種液剤が提案されている。これらの各種液剤は、それぞれ専用の貯液タンクに貯留されており、タンク内に挿入されたチューブを介して、洗車工程の処理に応じて噴霧され消費されていく。また、複数の洗車モードから所望のモードを選択し、使用する液剤の種類を選択して所定の洗車モードに設定する操作パネルやリモートパネルを備えている。操作パネルは洗車機本体に配設しているが、リモートパネルは洗車機本体から離れた位置に設置して、このリモートパネルと操作パネルとを電気的に接続して、リモートパネルに設定された洗車モードにより、洗車機を駆動可能にしている。
操作パネルやリモートパネルを備える洗車機の一例について図4を用いて説明する。この洗車機WAは、複数のブラシを備える洗浄部材と、ブロワと複数の送風ノズルを備える乾燥部材とを一体に装着し、被洗浄車両CAを跨ぐように門型とされる洗車機本体1を備えた構成であり、被洗浄車両CAと洗車機本体1を前後方向に相対移動させながら、複数の貯液タンクに貯留された液剤をそれぞれ水により希釈して前記被洗浄車両へ噴霧して、前記被洗浄車両の洗車を行う。
例えば、洗車機本体1が、車輪3を介してレール2上に沿って走行移動する構成とし、洗車機本体1に設置する操作パネル7もしくは洗車機本体1から離れた位置に設置するリモートパネル7Aに、所望の洗車モードを設定し、被洗浄車両CAを、該被洗浄車両CAを跨ぐ門型とされる洗車機の左右一対のレール間の所定の位置に停車して、スタートボタンを操作して、洗車操作を開始する。
門型の洗車機本体1は、被洗浄車両CAを洗浄するブラシとして、例えば、被洗浄車両CAの上面を洗浄するトップブラシ4と、被洗浄車両CAの両側面と前後面を洗浄する左右一対のサイドブラシ5と、被洗浄車両CAの両側面下部を洗浄する左右一対のロッカーブラシ6を備えている。
また、ブラッシングの際に使用する洗浄水や各種液剤を噴霧する各種ノズルや各種液剤を貯液する貯液タンクを備えている。各種液剤を貯液する複数の貯液タンクは、洗車機本体1に設けられるタンク収納部50に収納されており、電磁式の開閉弁と副給水ホースを備える分配配管部51を介して各ノズルに分配している。液剤を噴霧するノズルとしては、例えば、第一浄水ノズル11、第一洗剤ノズル12、第二浄水ノズル13、撥水コートノズル14、第二洗剤ノズル15、ワックスノズル16などが配設されている。
さらに、乾燥のために、ブロワ20と該ブロワ20からの送風を吹き付ける昇降自在なトップ送風ノズル21と左右一対のサイド送風ノズル22を備えている。また、洗車機本体1に配設する操作パネル7、もしくは、洗車機本体1から離れた位置に設置するリモートパネル7Aを介して、洗車機WAの駆動条件を設定し、設定された条件に基づいて洗車機WAを駆動する構成としている。8は、被洗浄車両CAの有無および車高を検知するセンサであって、例えば、光電センサや超音波を利用したソニックセンサが好適に用いられる。
操作パネル7やリモートパネル7Aには、水洗いモードや、洗剤を用いた洗浄モードや、ワックスを塗布するワックスモードや、撥水剤をコートする撥水モードなどの各種洗車モードを選択する選択ボタンや、ブラシの回転数を制御するブラシ回転スイッチや、スタート・ストップボタンなどが設けられている。
また、洗車機本体1を、洗浄部材を備えた洗浄機本体と乾燥部材を備えた乾燥機本体との別体として、それぞれが、被洗浄車両CAを跨ぐように門型とされ、被洗浄車両CAと洗浄機本体と乾燥機本体とを前後方向に相対移動させながら、被洗浄車両CAの洗車を行う構成の洗車機も知られている。この構成であっても、各種ブラシと各種ノズルを備え、操作パネル7もしくはリモートパネル7Aを備えていることは同じである。
また、上記した洗車機WAにおいては、洗車速度を変更可能とされているタイプの洗車機もあり、洗車コースを選択するときに、所望の洗車速度を選択して設定可能な構成とされている。この構成であれば、ユーザーが設定した洗車速度で洗車機が駆動される。なお、洗車中でも、洗車機の操作ボタンを押すことによって洗車速度を変更可能なタイプの洗車機もある。
例えば、門型の洗車機の制御盤に低速スイッチと高速スイッチとを有するセレクトスイッチ部を設けて、洗車速度を変更とした速度可変型移動式洗車装置が既に提案されている(例えば、特許文献1参照)。
また、被洗浄車両を搬送して洗車を行うタイプの洗車機であって、乾燥工程における車両台数を検出して、車両が一台の場合には、車両の搬送速度を減速するとした洗車装置も既に提案されている(例えば、特許文献2参照)。
特開昭59−102647号公報 実開平5−60969号公報
洗車機を使用するユーザーにとっては、洗車の順番を待つ待機時間は短いほうがよく、洗車機の所有者にとっては、洗車効率を上げることが望ましいので、洗車の順番を待つ車両が複数待機している混雑時には、洗車速度を高速にして効率よく洗車することが好ましい。しかし、混雑程度に応じて洗車機の速度を変更する方法では、常に混雑具合を監視するスタッフが必要となって人件費が嵩み好ましくない。
そのために、スタッフなどの人手を介さずに、リアルタイムに混雑程度を監視して、ユーザーの待ち時間がユーザーの許容限度を越えない程度の良好な洗車速度に調整可能であることが好ましい。
また、乾燥工程での車両台数から車両の搬送速度を変更する方法では、洗車速度を十分速くすることができず、混雑時にユーザーの要望に応えた洗車速度とはならず、混雑時の対応としては不十分である。さらに、ユーザーにとっては、予め混雑が予想される時間帯やその他の条件によっては、少々待機時間が長くても容認できる場合もあり、ただ単に混雑時に洗車速度を一時的に速くするだけでなく、状況に応じた許容範囲内の洗車速度に設定することが好ましい。
そのために、ユーザーの待機時間を短くできる洗車速度、あるいは、混雑状況に応じてユーザーが容認可能な洗車速度に調整可能であることが好ましく、また、この洗車速度に自動的に設定可能な洗車機であることが好ましい。
本発明は、上記問題点に鑑み、混雑具合に応じた洗車速度、および、予め混雑が予想される時間帯やその他の条件による混雑状況に応じてユーザーが許容できる待機時間を割り出して適当な洗車速度に自動的に設定して、効率のよい使い勝手のよい洗車機を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために本発明は、被洗浄車両の運転者が車内から操作して所望の洗車モードに設定するリモートパネルを備え、設定された洗車モードに応じて、洗車機本体と被洗浄車両とを前後方向に相対移動させながら洗車を行う洗車機であって、洗車の順番を待つ待機車両の台数により、それぞれ異なる洗車速度に設定することを特徴としている。
この構成によると、混雑具合によって、それぞれ異なる洗車速度に設定するので、リアルタイムに混雑状況を把握して所定の洗車速度に調整して、効率のよい、使い勝手のよい洗車機を得ることができる。
また本発明は、上記構成の洗車機において、前記リモートパネルに至る待機ステーションを設け、該待機ステーションに複数の車両検知センサを設けて複数の待機車両を検知し、前記リモートパネルが備える制御部に、洗車機本体の洗車速度を所定の設定速度に設定する洗車速度可変設定部を設け、前記制御部を介して、前記車両検知センサが検知する待機車両の台数、および、洗車を行う当該時間および当該時期が、予め設定される混雑する理由がある時に該当するか否かにより予め設定される洗車速度設定条件に従って、所定の設定速度に自動的に設定する速度制御を行うことを特徴としている。この構成によると、待機ステーションに待機している車両台数と混雑する理由があるか否かにより予め設定される洗車速度設定条件に応じて、適当な洗車速度に自動設定するので、人的操作を必要としないで、リアルタイムに混雑状況を把握して所定の洗車速度に調整して、効率のよい、使い勝手のよい洗車機を得ることができる。
また本発明は、上記構成の洗車機において、前記洗車速度設定条件が、混雑が予想される時間帯を設定する第一設定条件と、その他の混雑する理由があると想定される条件、および、当該洗車機が設置されている地域条件により予め設定される条件などのその他の条件を設定する第二設定条件を備えることを特徴としている。この構成によると、予め混雑が予想される時間帯か否か、また、混雑する理由があるか否かによって、洗車速度を調整可能となるので、一時的に混雑したときには、早急に混雑を緩和するために、より速い洗車速度にするなどのきめの細かい速度制御を行うことができる。
また本発明は、上記構成の洗車機において、前記速度制御が、前記待機車両の増加と共に徐々に高速にする第一の速度制御と、前記第一設定条件に該当する時間帯か否かで行う第二の速度制御と、前記第二設定条件に該当するその他の条件か否かで行う第三の速度制御からなることを特徴としている。この構成によると、混雑状況にリアルタイムに対応可能であり、さらに、混雑する理由があるか否かでも速度を調整するので、さらに効率のよい、使い勝手のよい洗車機となる。
また本発明は、上記構成の洗車機において、前記リモートパネルに第一車両検知センサを設けて第一待機車両を検知し、前記待機ステーションに第二車両検知センサおよび第三車両検知センサを設けて第二待機車両と第三待機車両をそれぞれ検知する構成とし、洗車中の前記第一、第二および第三車両検知センサがそれぞれ待機車両を検知しているときに前記第二の速度制御を行い、さらに前記第一設定条件に該当する時間帯でないと判定されたときに前記第三の速度制御を行うことを特徴としている。この構成によると、洗車中の車両以外に、第一、第二、第三の計3台の待機車両を自動的に常時監視して混雑状況を把握することで、混雑程度や混雑の継続時間などの混雑状況をリアルタイムに判定することができる。また、混雑が予想される時間帯であれば、混雑するのは当然であるので、ユーザーもその旨を予め承知しており、洗車速度を敢えて高速にする必要はないので、この状況に適した洗車速度に設定することができる。さらに、混雑が予想される時間帯でないときに混雑していると判定したときには、混雑を早急に緩和することが肝要と判定し、この状況に適したより速い高速の洗車速度に設定することができる。
また本発明は、上記構成の洗車機において、洗車中に前記第一、第二および第三車両検知センサが検知していて、所定の設定速度に設定されているときに、この状態が所定時間継続した後で、前記第二の速度制御、および前記第三の速度制御を行うことを特徴としている。この構成によると、待機車両が三台であっても、この状況が短時間である場合には、そのままの設定速度を維持し、待機車両が三台である状況が所定時間以上継続して初めて次の速度制御を行うので、比較的順調に流れているときには、余分な速度制御を実行しない構成となって、効率のよい速度制御が可能となる。
また本発明は、上記構成の洗車機において、混雑が予想される時間帯であるか、もしくは、混雑が予想されるその他の条件に該当するときに、前記設定速度よりも一段高速の設定速度とし、いずれの条件にも該当しないときには、さらに高速の設定速度とすることを特徴としている。この構成によると、混雑する理由がある状況で混雑していれば、少し洗車速度を上げる。また、混雑する理由がないときに混雑していれば、より高速の洗車速度にするので、待機中のユーザーにとって容易に許容できる速度設定が可能な洗車機となって好ましい。
また本発明は、上記構成の洗車機において、前記制御部に、念入りな洗車が求められる特定条件として降雨後の所定時間を規定する条件を設定可能とし、前記リモートパネルに降雨センサを設けて前記制御部に接続し、該制御部を介して、降雨後である状態と、降雨後の所定時間内である状態を検知したときには、前記第二・第三の速度制御を行わないことを特徴としている。この構成によると、降雨後に水溜りがある状況で走行すると、車体が汚れることが予め想定されるので、この状況を洗車速度を高速にしない特定条件として設定しておくことで、雨上がり後の所定時間内に走行するユーザーの求める洗車仕上がりを満足させることができる。
本発明によれば、混雑具合により、それぞれ異なる洗車速度に設定するので、リアルタイムに混雑状況を把握して所定の洗車速度に調整して、効率のよい、使い勝手のよい洗車機を得ることができる。また、混雑する理由があるか否かにより予め設定される洗車速度設定条件に応じて、適当な洗車速度に自動設定するので、人的操作を必要としないで、リアルタイムに混雑状況を把握して所定の洗車速度に調整して、効率のよい、使い勝手のよい洗車機を得ることができる。
本発明に係る洗車機を設置した洗車場の一例を示す概略平面図である。 本発明に係る洗車機が行う速度制御の一例を示すフローチャートである。 本発明に係る洗車機が行う速度制御の他の例を示すフローチャートである。 洗車機一台の全体構成例を示す側面図である。
以下に本発明の実施形態を図面を参照して説明する。また、同一構成部材については同一の符号を用い、詳細な説明は適宜省略する。
本実施形態の洗車機は、洗浄と乾燥を行う洗車機本体と被洗浄車両とを前後方向に相対移動させながら、被洗浄車両の洗車を行う洗車機であって、例えば、図1に示すように、洗車ステーションWSに進入して停車した被洗浄車両CAを、洗車機本体1がレール2に沿って往復移動して洗車を行う洗車機WAである。
また、洗車ステーションWSの進入口には開閉ゲート61が設置されており、リモートパネル7Aが設置された第一待機ステーションST1が設けられている。そのために、被洗浄車両CAが洗車中に、次の被洗浄車両CA1がこの第一待機ステーションST1に停車して、リモートパネル7Aに自分の所望する洗車モードの設定を行うことができる。つまり、被洗浄車両CA1は第一待機車両CA1である。
また、第一待機車両CA1の後方に第二待機車両CA2が停車して待機可能な第二待機ステーションST2と、第三待機車両CA3が停車して待機可能な第三待機ステーションST3とを設ける構成としている。
また、リモートパネル7Aに第一車両検知センサ81を、第二待機ステーションST2に第二車両検知センサ82を、第三待機ステーションST3に第三車両検知センサ83を設けている。第二車両検知センサ82と第三車両検知センサ83は、それぞれ立設部材に装着される自立式の車両検知センサである。つまり、それぞれの待機ステーションにそれぞれ車両検知センサを設けている。このような構成とすることで、それぞれの車両検知センサのオン時間のタイミングで混雑程度を判別することが可能となる。そのために、リモートパネル7Aが備える制御部に全ての車両検知センサを電気的に接続している。
また、制御部にタイマー手段を設けて、これらの全ての車両検知センサのオン時間の管理を行う構成としている。さらに、洗車機本体1の洗車速度を所定の設定速度に設定する洗車速度可変設定部を設け、この洗車速度可変設定部を備える制御部を介して、車両検知センサ81、82、83が検知する待機車両の台数、および、予め設定される洗車速度設定条件に従って、所定の設定速度に自動的に設定する速度制御を行う構成としている。
前記した洗車速度設定条件として、予め混雑が予想される時間帯を設定する第一設定条件と、その他の混雑する理由があると想定される条件、および、当該洗車機が設置されている地域条件により予め設定される条件などのその他の条件を設定する第二設定条件を設けるようにした。そのために、予め混雑が予想される時間帯か否か、また、混雑する理由があるか否かによって、洗車速度を調整可能となって、予め混雑が予想される時間帯では少し速い洗車速度とし、突発的に一時的に混雑したときには、さらに速い洗車速度にするなどのきめの細かい速度制御を行うことができる。
予め混雑が予想される時間帯とは、土・日曜日や祝祭日、あるいは年末の所定時間(例えば、午前中)などの混雑が予想される時間帯であって、過去の洗車履歴から分析される混雑時間帯である。また、この混雑時間帯は、リモートパネル7Aが蓄積する蓄積データから自動分析することもできる。また、雨のシーズンや黄砂の飛来するシーズンなどの予め車体が汚れやすい理由を設定する第二設定条件に、地域の行事や習慣などにより、混雑が予想される日時などを追加設定するための新たな設定条件を追加可能であることが好ましい。この構成であれば、当該洗車機WAの設置される地域性に適応した効率のよい、使い勝手のよい洗車機となって、さらに好ましいといえる。
そのために、ここで行う速度制御としては、待機車両の増加と共に徐々に高速にする第一の速度制御と、前記第一設定条件に該当する時間帯か否かで行う第二の速度制御と、前記第二設定条件に該当するその他の条件か否かで行う第三の速度制御を採用する構成としている。
この構成であれば、待機車両が増加すれば、第一の速度制御を行い、洗車速度を高速にして混雑を緩和することができる。混雑が予想される時間帯である場合には、ユーザーもある程度の混雑は想定しているので、それほど高速にする必要はなく、第二の速度制御を行い、少し速くする程度でもよい。しかし、混雑が予め想定される時間帯でもなく、混雑が予想されるその他の条件にも該当しない場合には、突発的な一時的な混雑であって、ユーザーも想定していない時間帯や日時に混雑が発生したことになるので、第三の速度制御を行い、可能な限り高速で洗車して混雑を早急に緩和することが望ましい。
上記した第一の速度制御と第二の速度制御と第三の速度制御とを採用する本実施形態であれば、混雑状況にリアルタイムに対応可能であり、さらに、混雑する理由があるか否かでも速度を調整するので、さらに効率のよい、使い勝手のよい洗車機となる。
前記第二の速度制御は、混雑している時間帯が、予め混雑が予想される時間帯か否かで設定する洗車速度を変更する制御であるので、実際に混雑した状態のときに行う。そのために、本実施形態では、第一車両検知センサ81、第二車両検知センサ82、第三車両検知センサ83の全てが検知状態にあるときに前記第二の速度制御を行うようにしている。
第一、第二、第三車両検知センサの全てが検知状態であれば、洗車中の被洗浄車両CAの後に、3台の車両が待機していることを示している。つまり、混雑していることが判別される。しかし、この混雑している時間帯が予め予測される混雑する時間帯であるか否かで、ユーザーの期待する洗車速度は違ってきて、予め混雑が予想される時間帯であれば、それまでの洗車速度をそのまま維持するか、少し増速させる程度でよい。
また、予め混雑が予想される時間帯でないと判定したときには、第二設定条件に規定するその他の条件か否かを判定し、この第二設定条件として規定された、混雑する理由のある条件、例えば、雨上がりかどうか、地域の運動会などの行事の後かどうかなどの、その他の混雑する理由がある条件に該当する場合には、それまでの洗車速度より一段高速の洗車速度に設定する。
しかし、混雑する理由がない場合には、予め混雑が予想される時間帯でもなく、その他の混雑する条件にも該当しないので、突発的な一時的な混雑が発生していると判別される。そのために、このような混雑は早急に解消することが好ましく、さらに高速の洗車速度に設定することが好ましい。
このように、予め混雑が予想される時間帯を設定する第一設定条件と、その他の混雑する理由が想定されるその他の条件を設定する第二設定条件を設定し、混雑と共に徐々に高速にする第一の速度制御と、所定の混雑状態で、且つ、第一設定条件で設定する時間帯であるか否かで洗車速度を変える第二の速度制御と、予め混雑が予想される時間帯でないときに、混雑する理由のある条件に該当するか否かで洗車速度を変える第三の速度制御を行う構成としているので、混雑具合に応じた洗車速度、および、時期や天候に応じてユーザーが許容できる待機時間を割り出して適当な洗車速度に設定して、効率のよい使い勝手のよい洗車機となる。
また、混雑しているかどうかに拘らずに、念入りな洗車が求められることがある。例えば、雨が降って、泥水が流れ出したり、泥水が溜まったりした状態などの、走行した車体が汚れやすい状態となった場合が想定される。このような場合には、洗車を念入りに丁寧に行うことが好ましいので、本実施形態では、このような特定条件下では、前記第二・第三の速度制御を行わず、所定の洗車速度を維持するようにしている。
つまり、混雑する理由がある場合でも、洗車速度を増速せずにそれまでの洗車速度に維持する特定条件を設定可能な構成としている。この構成であれば、予め特定条件を設定しておくことで、ユーザーの希望する洗車仕上がりを満足させることができる。
車体が汚れやすく洗車速度を標準速度に維持する特定条件が降雨後の所定時間を規定する条件の場合には、例えば、リモートパネル7Aに降雨センサ9を設けて制御部に接続し、該制御部を介して、降雨後である状態と、降雨後の所定時間内である状態を検知すればよい。この構成であれば、降雨後に水溜りがある状況で走行すると、車体が汚れることを想定して、この水溜りが存在可能な時間帯を特定条件に設定しておくことで、雨上がり後のユーザーの求める洗車仕上がりを満足させることができる。
次に、図2に示すフローチャートを用いて、本実施形態の速度制御の一例について説明する。
ステップS1で速度制御を開始して速度調整判断が開始されると、先ずステップS2で洗車中の車両があるかないかを判定する。ここで洗車中の車両が無ければ、洗車機は停止しているので、速度レベルは0である。ステップS2で洗車中の車両ありと検知したときにはステップS3に移り、第一待機ステーションに待機車両があるかないか判定する。
前述した第一車両検知センサ81が作動せず、第一待機ステーションに待機車両がないときには標準の洗車速度である設定速度1に自動設定する。また、前記第一車両検知センサ81が車両を検知しているときは、ステップS4に移り、第二、第三待機ステーションに待機車両があるかないか判定し、前述した第二車両検知センサ82、第三車両検知センサ83が共に待機車両を検知した状態でないときには前記設定速度1よりも高速の設定速度2とし、前記第二および第三車両検知センサが共に待機車両を検知しているときはステップS5に移る。
ステップ5では、現在が予め混雑が予想される時間帯であるかないかを判定する。ここで、予め設定された混雑が予想される時間帯であると判定した場合は、前記設定速度2よりも一段高速の設定速度3とする。また、予め設定された混雑が予想される時間帯ではないと判定した場合は、ステップS6に移り、混雑が予想されるその他の理由があるかないかを判定する。
ステップS6で、混雑する理由があると判定したときは、設定速度4とし、混雑する理由がないと判定したときは、設定速度5とする。つまり、予め混雑が予想される時間帯ではないが、その他の混雑する理由がある場合には、設定速度3よりも一段高速の設定速度4として少し洗車速度を上げ、混雑が予想される時間帯でもなく、その他の混雑する理由もない場合は、さらに高速の設定速度5として、混雑を早急に解消するようにしている。
ここで、ステップS4で、第二待機ステーションに待機車両があるかないか判定して、待機車両がある場合には一段高速とし、さらに、第三待機ステーションに待機車両があるかないか判定して、第三待機ステーションにも待機車両がある場合には、さらに高速にすることも可能である。
このように、洗車中に第一車両検知センサが検知していないときは標準の洗車速度である設定速度1とし、洗車中に第一車両検知センサのみが検知しているときは設定速度1よりも高速の設定速度2とし、洗車中に第一および第二車両検知センサが検知しているときは設定速度2よりも高速の設定速度3とし、洗車中に第一、第二および第三車両検知センサが検知しているときは設定速度3よりも高速の設定速度4とする構成であれば、待機車両の増加に応じて洗車速度を高速にするので、混雑状況に応じた速度制御を行うことができる。
また、本実施形態のように、ステップS4で、第二、第三待機ステーションに共に待機車両があるかないか判定し、両待機ステーションに同時に待機車両があるときと、そうでないときで設定速度を変える構成であれば、待機車両が一台のときの洗車速度を、待機車両が三台になったときに速くするので、制御条件が少なくなり、速度制御の簡略化を図ることができる。
さらに、念入りな洗車が求められる特定条件を設定可能とし、該特定条件であると判定したときには、前記第二・第三の速度制御を行わない構成とすることができる。例えば、図中の破線Ynに示すように、予め規定される特定条件に合致する場合には、設定速度を増速しない構成とする。この構成であれば、予め、洗車速度を高速にしない特定条件を設定しておくことで、ユーザーの希望する洗車仕上がりを満足させることができる。
次に、図3に示すフローチャートを用いて、速度制御のその他の例について説明する。
図3に示す速度制御は、洗車中にのみ速度制御を行う例であって、ステップS11で速度制御を開始して速度調整判断が開始されると、第一待機ステーションに待機車両があるかないか判定し(ステップS12)、待機車両がないときは、標準の洗車速度である設定速度1とし、待機車両があるときはステップS13に移る。ステップS13では、第二待機ステーションに待機車両があるかないか判定している。ここで、待機車両がないときは、設定速度1よりも高速の設定速度2とし、待機車両があるときはステップS14に移る。ステップ14では、第三待機ステーションに待機車両があるかないか判定している。
第三待機ステーションに待機車両がないときは、設定速度2よりも一段高速の設定速度3とし、第三待機ステーションに待機車両があるときはステップS15に移る。ステップS15では、この第三待機ステーションでの待機状態が一定時間継続しているかどうかを判定している。
一定時間継続していない場合、つまり、第三待機ステーションに待機車両はあるが、その待機時間がまだ短い場合には、設定速度3より一段高速の設定速度4とする。また、一定時間継続している場合はステップS16に移り、混雑が予想される時間帯であるか、もしくは、混雑する理由があるのかを判定する。
ステップS16で、混雑が予想される時間帯であるか、もしくは、混雑する理由がある場合には、設定速度4よりも一段高速の設定速度5とし、混雑が予想される時間帯でもなく混雑する理由もない場合には、さらに高速の設定速度6とする。
上記の速度制御では、洗車中に第一、第二および第三車両検知センサが検知しているときに、この状態が所定時間継続した後で、混雑する時間帯や混雑する理由があるかないかで速度制御を行う第二の速度制御、および第三の速度制御を行う構成としている。この速度制御であれば、待機車両が三台であっても、この状況が短時間である場合と所定時間以上継続した場合とで洗車速度を変える速度制御を行うので、比較的順調に流れているときには、さほど高速にしない構成となって、効率のよい速度制御が可能となる。
また、混雑が予想される時間帯であるか、もしくは、混雑が予想されるその他の条件に該当するときに、前記設定速度4よりも高速の設定速度5とし、いずれの条件にも該当しないときには、さらに高速の設定速度6としているので、混雑する理由がある状況で混雑していれば、少し洗車速度を上げる。また、混雑する理由がないときに混雑していれば、より高速の洗車速度にするので、待機中のユーザーにとって容易に許容できる速度設定が可能な洗車機となって好ましい。
また、この場合でも、制御部に、念入りな洗車が求められる特定条件を設定可能とし、該特定条件であると判定したときには、前記第二・第三の速度制御を行わない構成とすることができる。例えば、図中の破線Ynに示すように、予め規定される特定条件に合致する場合には、設定速度を増速しない構成とする。例えば、降雨センサを設けて前記制御部に接続し、該制御部を介して、降雨後である状態と、降雨後の所定時間内である状態を検知して、この状態を特定条件として設定する。この構成であれば、降雨後に水溜りがある状況で走行すると、車体が汚れることが予め想定されるので、この状況を特定条件に設定しておくことで、雨上がり後の所定時間内に走行するユーザーの求める洗車仕上がりを満足させることができる。
上記した洗車機は、リモートパネルに所定の洗車モードを設定した後の被洗浄車両が、洗車ステーションに移動して停車し、洗車機を走行させて洗車を行う走行型洗車機であることが好ましい。この構成であれば、洗車機本体の走行速度を変えることで、洗車速度を変更可能となって速度制御が容易となる。洗車機本体の走行速度を変更したときに、洗浄を行う各ブラシは、その運転速度を増減させても、させなくてもよい。
このように、リモートパネルに所望の洗車モードを設定し、被洗浄車両を洗車ステーションに停車して洗車機本体を往復移動して洗車を行うセルフタイプやドライブスルータイプの洗車機であれば、洗車機本体の走行速度を調整するこれらの速度制御を実行することで、混雑状況を監視して速度調整を行うスタッフが不要となって、無人でリアルタイムで混雑具合に応じた速度制御が可能な、効率のよい使い勝手のよい洗車機となる。
前述した速度制御は被洗浄車両CAの洗車中に繰り返し行うことも、新たな洗車が開始される毎に新たな洗車速度に設定することも可能である。被洗浄車両CAの洗車中に繰り返し速度制御を行う構成であれば、洗車中に混んできたときにリアルタイムに対応可能となって、洗車中の洗車速度を混雑具合に応じて随時調整して、混雑を速やかに解消することが可能となる。
上記したように、本実施形態に係る洗車機によれば、混雑具合によって、それぞれ異なる洗車速度を設定するので、リアルタイムに混雑状況を把握して所定の洗車速度に調整することができ、効率のよい、使い勝手のよい洗車機を得ることができる。
また、リモートパネルに至る待機ステーションを設け、該待機ステーションに複数の車両検知センサを設けて複数の待機車両を検知し、前記リモートパネルが備える制御部に、洗車機本体の洗車速度を所定の設定速度に設定する洗車速度可変設定部を設け、前記制御部を介して、車両検知センサが検知する待機車両の台数、および、混雑する理由があるか否かにより予め設定される洗車速度設定条件に従って、所定の設定速度に自動的に設定する速度制御を行う構成の洗車機としたので、人手を介さずに無人でリアルタイムに混雑状況を把握して所定の洗車速度に調整することができ、効率のよい、使い勝手のよい洗車機を得ることができる。
さらに、念入りな洗車が求められる特定条件を設定可能とし、該特定条件であると判定したときには、標準の洗車速度を維持する構成としているので、ユーザーの求める洗車仕上がりを満足させることが可能な洗車機となる。
そのために、混雑時の待ち時間を短縮することも、一時的に混雑する場合だけ処理台数を向上させることも、車体が汚れ易い特定条件下ではユーザーの要望に応じて丁寧に洗車することも可能な洗車機となる。
本発明に係る洗車機は、混雑状況をリアルタイムに判断して洗車速度を自動調整して、混雑時の待ち時間を短縮することができるので、不特定多数のユーザーが利用する洗車場の洗車機として好適に適用される。
1 洗車機本体
2 レール
3 車輪
7A リモートパネル
9 降雨センサ
81 第一車両検知センサ
82 第二車両検知センサ
83 第三車両検知センサ
CA 被洗浄車両
ST1 第一待機ステーション
ST2 第二待機ステーション
ST3 第三待機ステーション
WS 洗車ステーション
WA 洗車機

Claims (8)

  1. 被洗浄車両の運転者が車内から操作して所望の洗車モードに設定するリモートパネルを備え、設定された洗車モードに応じて、洗車機本体と被洗浄車両とを前後方向に相対移動させながら洗車を行う洗車機であって、
    混雑する理由がある時間帯を設定する第一設定条件と、その他の混雑する理由がある条件を設定する第二設定条件とを設け、
    洗車の順番を待つ待機車両の台数が予め定める所定台数に達するまでは、待機車両の台数に応じた所定の洗車速度に設定する第一の速度制御と、
    洗車の順番を待つ待機車両の台数が予め定める所定台数に達した後は、第一設定条件に該当するか、第二設定条件に該当するか、もしくは、いずれの条件にも該当しないかに応じて、第一の速度制御よりも速いそれぞれ異なる洗車速度に設定する速度制御と、を行うことを特徴とする洗車機。
  2. 前記リモートパネルに至る待機ステーションを設け、該待機ステーションに複数の車両検知センサを設けて複数の待機車両を検知し、
    前記リモートパネルが備える制御部に、前記第一設定条件と前記第二設定条件を設定可能とし、これらの条件に応じて、洗車機本体の洗車速度を所定の設定速度に設定する洗車速度可変設定部を設け、
    前記制御部を介して、前記第一の速度制御と、前記第一設定条件に該当する場合に設定する第二の速度制御と、前記第一設定条件に該当しないときに前記第二設定条件に該当するか否かに応じて異なる速度に設定する第三の速度制御とを行い、
    予め設定される洗車速度設定条件に従って、所定の設定速度に自動的に設定することを特徴とする請求項1に記載の洗車機。
  3. 前記第一設定条件は、週末や休日などに混雑が予想される時間帯を設定する条件であり、前記第二設定条件のその他の混雑する理由は、雨や黄砂などにより車両が汚れやすい条件に加えて当該洗車機が設置されている地域条件により予め設定される条件を含むことを特徴とする請求項1または2に記載の洗車機。
  4. 前記第一の速度制御は、待機車両の増加と共に徐々に高速にする速度制御であり、
    前記第二の速度制御は、前記第一の速度制御よりも速い洗車速度に設定する速度制御であり、
    前記第三の速度制御は、前記第一設定条件に該当せず前記第二設定条件に該当する場合には前記第二の速度制御よりも速い洗車速度に設定し、前記第一設定条件および前記第二設定条件に該当しない場合には、さらに高速の洗車速度に設定する速度制御であることを特徴とする請求項2また3に記載の洗車機。
  5. 前記リモートパネルに第一車両検知センサを設けて第一待機車両を検知し、前記待機ステーションに第二車両検知センサおよび第三車両検知センサを設けて第二待機車両と第三待機車両をそれぞれ検知する構成とし、洗車中の前記第一、第二および第三車両検知センサがそれぞれ待機車両を検知しているときに前記第二の速度制御を行い、さらに前記第一設定条件に該当する時間帯でないと判定されたときに前記第三の速度制御を行うことを特徴とする請求項2から4のいずれかに記載の洗車機。
  6. 洗車中に前記第一、第二および第三車両検知センサが検知していて、前記第一の速度制御による所定の設定速度に設定されているときに、この状態が所定時間継続した後で、前記第二の速度制御、および前記第三の速度制御を行うことを特徴とする請求項5に記載の洗車機。
  7. 前記第一設定条件および前記第二設定条件のいずれかに該当する場合には前記第一の速度制御による所定の設定速度より一段高速の設定速度とし、前記第一設定条件および前記第二設定条件のいずれにも該当しない場合には、さらに高速の設定速度とすることを特徴とする請求項6に記載の洗車機。
  8. 前記制御部に、念入りな洗車が求められる特定条件として降雨後の所定時間を規定する条件を設定可能とし、前記リモートパネルに降雨センサを設けて前記制御部に接続し、該制御部を介して、降雨後の所定時間内である状態を検知したときには、前記第二・第三の速度制御を行わないことを特徴とする請求項から7のいずれかに記載の洗車機。
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