JP5233904B2 - Led駆動回路 - Google Patents

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Description

本発明は、LED(発光ダイオード)を駆動するLED駆動回路に関する。
近年、LEDを駆動するLED駆動回路の開発・実用化が進んでおり、1例としてPWM定電流制御を用いたLED照明が挙げられる。図13は、従来のLED駆動回路の構成を示す回路図である。このLED駆動回路は、図13に示すように、回生ダイオードD1、リアクトルL1、及びドライバIC1を備え、LED10を駆動させる。また、ドライバIC1は、内部にFET等のスイッチ素子Q1とスイッチ素子駆動回路3と定電流回路2とを有している。このドライバIC1は、スイッチ素子Q1に対して直列接続となるように外部の電流検出抵抗R1に接続されているが、当該電流検出抵抗R1を内部に有していてもよい。さらに、定電流回路2は、コンパレータ21と制御回路22とからなり、スイッチ素子Q1に一定値以上の電流が流れるのを防止する。
コンパレータ21は、−側端子に入力される基準電圧Vrefと+側端子に入力される電流検出抵抗R1に生じる電圧とを比較し、比較結果を制御回路22に対して出力する。電流検出抵抗R1は、スイッチ素子Q1に直列に接続され、スイッチ素子Q1に流れる電流に応じた電圧を両端に発生し、コンパレータ21の+側端子に当該電圧を印加する。制御回路22は、コンパレータ21による比較結果に基づいてスイッチ素子Qのオンデューティ比を調整するための信号を出力する。
スイッチ素子駆動回路3は、定電流回路2内の制御回路22による出力信号に基づいてスイッチ素子Q1のゲートに電圧を印加し、スイッチ素子Q1のオン/オフを行う。
次に、従来のLED駆動回路の動作を説明する。図14は、従来のLED駆動回路の動作を説明する図である。また、図15は、従来のLED駆動回路の動作時における各部の波形を示す図である。なお、図14において、定電流回路2及びスイッチ素子駆動回路3は記載が省略されているが、実際には存在するものとする。
まず、スイッチ素子Q1は、図15の時刻tにおいて所定のゲート電圧Vgがスイッチ素子駆動回路3から印加されることによりオンする。その際に、オン電流(負荷電流)は、図14に示すように電源からリアクトルL1、スイッチ素子Q1、電流検出抵抗R1、グランドの順で流れ、リアクトルL1に逆起電力を蓄える。
図15の時刻tからtまでの間において、オン電流は、リアクトルL1の定数に応じて所定の傾き(di=L1*dV/dt)を持って増加する。このオン電流が電流検出抵抗R1に流れているため、電流検出抵抗R1に発生する電圧Vrsも同様に増加する。
時刻tにおいて、電流検出抵抗R1に発生する電圧Vrsが基準電圧Vrefを超えると、コンパレータ21の出力が反転するので、制御回路22は、スイッチ素子Q1をオフするための信号を出力する。スイッチ素子駆動回路3は、制御回路22による出力信号に基づいてスイッチ素子Q1のゲート電圧を下げ、スイッチ素子Q1をオフさせる。
これにより、リアクトルL1に蓄えられた逆起電力の蓄積エネルギーは、リアクトルL1、LED10、及びダイオードD1で形成されたループを回生電流として流れて消費される。したがって、電流検出抵抗R1に電流は流れず、電流検出抵抗R1の両端の電圧Vrsは、ゼロとなる。
その後、所定時間経過後に、時刻tにおいて制御回路22は、スイッチ素子Q1をオンするための信号を出力する。すなわち、ここで説明する従来のLED駆動回路は、オフ時間固定で動作を行う回路である。スイッチ素子駆動回路3は、制御回路22による出力信号に基づいてスイッチ素子Q1のゲート電圧を上げ、スイッチ素子Q1をオンさせる。
以上説明した動作を繰り返すことにより、図13に示す従来のLED駆動回路は、LED10に適切な電流を供給して駆動させることができる。
特許文献1には、簡易な構成で実現でき、並列された複数のLED回路に等しい電流を流すLED駆動回路が記載されている。このLED駆動回路は、時間的に変化する電流を生成する電流源と第1および第2の平滑コンデンサとを備え、第1の平滑コンデンサと並列に配され、1つあるいは直列接続された複数のLEDからなる第1のLED回路と、第2の平滑コンデンサと並列に配され、1つあるいは直列接続された複数のLEDからなる第2のLED回路とを駆動する回路であり、2つのコイルがタップを介して接続されるとともに当該タップに上記電流源で生成された電流が流れ込むように構成された分流コイルと、当該分流コイルの一方端および上記第1の平滑コンデンサの一方電極間に接続された第1の逆流防止ダイオードと、当該分流コイルの他方端および上記第2の平滑コンデンサの一方電極間に接続された第2の逆流防止ダイオードとを備えている。
このLED駆動回路によれば、電流源によって生成された時間的に変化する電流が分流コイルに流れ込む。このとき、該分流コイルでは電磁結合作用が発生し、第1および第2のLED回路の順方向電流−順方向電圧特性に関わりなく、電流源から流れ込んだ電流を2つの巻線数の逆比に分けることができる。そして、分流された電流を、各逆流防止ダイオードを介して、並列に配された平滑コンデンサおよびLED回路に与えることができる。これにより、各LED回路の順方向電流−順方向電圧特性が異なっていても、各LED回路に所望の電流(例えば、等しい電流)を流すことができる。この結果、各LED回路における光量(輝度)の不揃い、電流値の相違による温度上昇や寿命差の発生といった問題を解決でき、シンプルな構成でもって高品位の製品を提供できる。また、製造コストを低く抑えることが可能となる。
特開2006−319221号公報
しかしながら、回生ダイオードD1やLED10等の素子が壊れることによる断線や、物理的に配線が外れることにより、スイッチ素子Q1が破壊に至る場合が考えられる。図16は、断線が発生した場合の従来のLED駆動回路の動作を説明する図である。また、図17は、断線が発生した場合の従来のLED駆動回路の動作時における各部の波形を示す図である。なお、図16において、定電流回路2及びスイッチ素子駆動回路3は記載が省略されているが、図14と同様に、実際には存在するものとする。
まず、スイッチ素子Q1は、図17の時刻tにおいて所定のゲート電圧Vgがスイッチ素子駆動回路3から印加されることによりオンする。その際に、オン電流(負荷電流)は、図16に示すように電源からリアクトルL1、スイッチ素子Q1、電流検出抵抗R1、グランドの順で流れ、リアクトルL1に逆起電力を蓄える。
図17の時刻tからtまでの間において、オン電流は、リアクトルL1の定数に応じて所定の傾き(di=L1*dV/dt)を持って増加する。このオン電流が電流検出抵抗R1に流れているため、電流検出抵抗R1に発生する電圧Vrsも同様に増加する。
ここで、時刻tからtまでの間において断線が発生したとする。時刻tにおいて、電流検出抵抗R1に発生する電圧Vrsが基準電圧Vrefを超えると、コンパレータ21の出力が反転するので、制御回路22は、スイッチ素子Q1をオフするための信号を出力する。スイッチ素子駆動回路3は、制御回路22による出力信号に基づいてスイッチ素子Q1のゲート電圧を下げ、スイッチ素子Q1をオフさせる。
しかしながら、断線が生じているため、リアクトルL1に蓄えられた逆起電力の蓄積エネルギーは、LED10側に回生電流として流れることができない。したがって、リアクトルL1に蓄えられた逆起電力のエネルギーは、オフ状態のスイッチ素子Q1をブレイクダウンさせて電流を流し、図17の時刻tまでの間に完全に消費される。
ここでブレイクダウン時の電圧Vdssは、正常動作時のスイッチ素子Q1のドレイン電圧Vbbよりも高いので、オフ期間に流れる電流が同じでも消費するエネルギーは大きくなり、図17の時刻tまでに消費される。
すなわち、逆起電力の大きさやブレイクダウン電圧Vdssにより消費するエネルギーは左右され、時刻t〜tは任意に変化する。
その後、スイッチ素子Q1がオフされた時刻tから所定時間経過後の時刻tにおいて、制御回路22は、スイッチ素子Q1をオンするための信号を出力する。スイッチ素子駆動回路3は、制御回路22による出力信号に基づいてスイッチ素子Q1のゲート電圧を上げ、スイッチ素子Q1をオンさせる。
リアクトルL1に蓄積されたエネルギーは消費されてしまったため、リアクトルL1、スイッチ素子Q1、及び電流検出抵抗R1を流れるオン電流は、ゼロから徐々に上昇することになる。これに伴い、電流検出抵抗R1の両端に生じる電圧Vrsもゼロから徐々に上昇するので、基準電圧Vrefを超えるまでの時間が長くなり、スイッチ素子Q1のオン時間(時刻tからtまで)は、断線発生前よりも長くなる。
また、時刻t〜tの期間、常にスイッチ素子Q1がブレイクダウンしている場合には、回生したエネルギー量から電流が流れ始める。
時刻tにおいて、電流検出抵抗R1に発生する電圧Vrsが基準電圧Vrefを超えると、スイッチ素子Q1は再びオフされる。時刻tの場合と同様に、リアクトルL1に蓄えられた逆起電力のエネルギーは、オフ状態のスイッチ素子Q1をブレイクダウンさせて電流を流し、図17の時刻tまでの間に完全に消費される。以上の動作が繰り返されることにより、スイッチ素子Q1は破壊に至る。
すなわち、スイッチ素子Q1がオン/オフ動作を繰り返すことで、スイッチ素子Q1の発熱が増加し、破壊耐量が低下(スイッチ素子Q1の接合部温度の上限限界値までのマージンが減少)する。耐量が印加エネルギーを下回った(スイッチ素子Q1の接合部温度が最大温度を超えた)時点で、スイッチ素子Q1は破壊に至る。
また、特許文献1に記載されたLED駆動回路においても、上述した問題と同様の問題が発生する可能性が考えられる。特許文献1に記載されたLED駆動回路は、複数のLED回路に駆動電流を等しく分流するために、電流源となるスイッチング電源回路の出力側に接続された分流コイルを備えている。しかしながら、分流コイルやその手前の整流ダイオードに断線等の障害が発生した場合には、スイッチング電源回路内のスイッチング素子がオンした際にコイルに蓄積されたエネルギーは、放出先が無くなるため、スイッチング素子のオフ時にブレイクダウン動作でスイッチング素子に消費され、ついには破損に至らせるという問題がある。
本発明は上述した従来技術の問題点を解決するもので、LED等の素子破壊や断線等が生じた場合においても、スイッチ素子の破壊を回避するLED駆動回路を提供することを課題とする。
本発明に係るLED駆動回路は、上記課題を解決するために、LEDを駆動するLED駆動回路であって、前記LEDに電流を供給するための電力エネルギーを蓄積するリアクトルと、オン時において前記リアクトルに電流を流すとともに、オフ時において前記リアクトルに蓄積されたエネルギーを前記LEDに供給させるためのスイッチ素子と、前記スイッチ素子に流れる電流を検出する電流検出部と、前記電流検出部により検出された電流値に基づいて、前記スイッチ素子に流れる電流を一定に制御するための第1制御信号を生成する定電流回路と、前記電流検出部により検出された電流と前記定電流回路により生成された第1制御信号とに基づいて、前記スイッチ素子がオン状態からオフ状態に切り換わるタイミングから所定時間経過後に前記スイッチ素子に所定値以上の電流が流れていると判断した場合に、前記記スイッチ素子をオフ状態に維持するための第2制御信号を生成する断線検知回路と、前記定電流回路により生成された第1制御信号に基づいて前記スイッチ素子を駆動するとともに、前記断線検知回路により生成された第2制御信号に基づいて断線時に前記第1制御信号に優先して前記スイッチ素子をオフ状態に維持するスイッチ素子駆動回路とを備え、前記電流検出部は、前記スイッチ素子に直列に接続され、前記スイッチ素子に流れる電流に応じた電圧を発生させる抵抗により構成され、前記断線検知回路は、前記定電流回路により生成された第1制御信号に所定の遅延を与えて出力するディレイ回路と、前記抵抗に発生した電圧と所定の基準電圧とを比較して比較結果を出力するコンパレータと、前記ディレイ回路の出力と前記コンパレータの出力とに基づいて、断線が発生していると判断した場合にラッチ信号を生成して前記第2制御信号として出力するラッチ回路とを有することを特徴とする。
本発明によれば、LED等の素子破壊や断線等が生じた場合においても、スイッチ素子の破壊を回避するLED駆動回路を提供することができる。
本発明の実施例1の形態のLED駆動回路の構成を示す回路図である。 本発明の実施例1の形態のLED駆動回路の動作を示す各部の波形図である。 本発明の実施例1の形態のLED駆動回路の断線検知回路による断線検知領域を示す図である。 本発明の実施例1の形態のLED駆動回路の別の構成による動作を説明する図である。 本発明の実施例1の形態のLED駆動回路の別の構成による動作時における各部の波形を示す図である。 本発明の実施例1の形態のLED駆動回路の別の構成による断線が発生した場合の動作を説明する図である。 本発明の実施例1の形態のLED駆動回路の別の構成による断線が発生した場合の動作時における各部の波形を示す図である。 本発明の実施例2の形態のLED駆動回路の構成を示す回路図である。 本発明の実施例2の形態のLED駆動回路の動作を示す各部の波形図である。 ステップアップコンバータによるLED駆動回路の構成を示す回路図である。 本発明の実施例3の形態のLED駆動回路の構成を示す回路図である。 本発明の実施例3の形態のLED駆動回路の動作を示す各部の波形図である。 従来のLED駆動回路の構成を示す回路図である。 従来のLED駆動回路の動作を説明する図である。 従来のLED駆動回路の動作時における各部の波形を示す図である。 断線が発生した場合の従来のLED駆動回路の動作を説明する図である。 断線が発生した場合の従来のLED駆動回路の動作時における各部の波形を示す図である。
以下、本発明のLED駆動回路の実施の形態を、図面に基づいて詳細に説明する。
以下、本発明の実施例について図面を参照しながら説明する。まず、本実施の形態の構成を説明する。図1は、本発明の実施例1のバックブーストコンバータ方式のLED駆動回路の構成を示す回路図である。このLED駆動回路は、図1に示すように、回生ダイオードD1、リアクトルL1、電流検出抵抗R1、及びドライバIC1aを備え、LED10を駆動する。また、ドライバIC1aは、内部にFET等のスイッチ素子Q1とスイッチ素子駆動回路3と定電流回路2と断線検知回路4aとを有している。したがって、図13で説明した従来のLED駆動回路と異なる点は、断線検知回路4aが新たに設けられている点である。なお、図1において、図13における構成要素と同一ないし均等のものは、前記と同一符号を以て示し、重複した説明を省略する。
リアクトルL1は、LED10に電流を供給するための電力エネルギーを蓄積する。また、スイッチ素子Q1は、オン時においてリアクトルL1に電流を流すとともに、オフ時においてリアクトルL1に蓄積されたエネルギーをLED10に供給させるための素子である。
電流検出抵抗R1は、本発明の電流検出部に対応し、スイッチ素子Q1に流れる電流を検出する。具体的には、電流検出抵抗R1は、スイッチ素子Q1に直列に接続され、スイッチ素子Q1に流れる電流に応じた電圧を発生させる抵抗である。
定電流回路2は、コンパレータ21と制御回路22とからなり、電流検出抵抗R1により検出された電流値に基づいて、スイッチ素子Q1に流れる電流を一定に制御するための第1制御信号を制御回路22において生成し、スイッチ素子駆動回路3及び断線検知回路4aに出力する。
断線検知回路4aは、電流検出抵抗R1により検出された電流と定電流回路2により生成された第1制御信号とに基づいて、スイッチ素子Q1がオン状態からオフ状態に切り換わるタイミングから所定時間経過後にスイッチ素子Q1に所定値以上の電流が流れていると判断した場合に、スイッチ素子Q1をオフ状態に維持するための第2制御信号を生成する。
スイッチ素子駆動回路3は、定電流回路2により生成された第1制御信号に基づいてスイッチ素子Q1のゲートに電圧を印加し、スイッチ素子Q1を駆動するとともに、断線検知回路4aにより生成された第2制御信号に基づいて断線時に第1制御信号に優先してスイッチ素子Q1をオフ状態に維持する。
断線検知回路4aについて詳述すると、断線検知回路4aは、ディレイ回路41とコンパレータC1とNOR回路43とSRラッチ回路44とからなる。ディレイ回路41は、定電流回路2により生成された第1制御信号に所定の遅延Txを与えて出力する。コンパレータC1は、電流検出抵抗R1に発生した電圧と所定の基準電圧Vxとを比較して比較結果を出力する。
NOR回路43は、ディレイ回路41の出力とコンパレータC1の出力とがいずれもローレベルである場合にのみハイレベルの信号をSRラッチ回路44のS端子に出力し、その他の場合にはローレベルの信号を出力する。
SRラッチ回路44は、本発明のラッチ回路に対応し、NOR回路43によりハイレベルの信号が出力された場合に、ハイレベルの第2制御信号をスイッチ素子駆動回路3に出力する。スイッチ素子駆動回路3は、ハイレベルの第2制御信号が入力されると、第1制御信号の状態にかかわらず、スイッチ素子Q1をオフ状態に維持する。
すなわち、SRラッチ回路44は、ディレイ回路41の出力とコンパレータC1の出力とに基づいて、断線が発生していると判断した場合にラッチ信号を生成して第2制御信号として出力する。断線の発生の有無は、NOR回路43により出力された信号に基づいて判断される。NOR回路43によりハイレベルの信号が出力された場合には、スイッチ素子Q1がオフ状態であるにもかかわらず所定のドレイン電流がスイッチ素子Q1に流れていることを意味するため、SRラッチ回路44は、断線(LED10や回生ダイオードD1の素子破壊等も含む)が生じていると判断し、ラッチ信号を生成して第2制御信号として出力する。
次に、上述のように構成された本実施の形態の作用を説明する。図2は、本実施例のLED駆動回路の動作を示す各部の波形図である。まず、スイッチ素子Q1は、図2の時刻tにおいて所定のゲート電圧がスイッチ素子駆動回路3から印加されることによりオンする。その際に、オン電流(負荷電流)は、電源からリアクトルL1、スイッチ素子Q1、電流検出抵抗R1、グランドの順で流れ、リアクトルL1に逆起電力の電力エネルギーを蓄積する。
図2の時刻tからtまでの間において、オン電流(Q1電流、負荷電流)は、リアクトルL1の定数に応じて所定の傾き(di=L1*dV/dt)を持って増加する。このオン電流が電流検出抵抗R1に流れているため、電流検出抵抗R1に発生する電圧(R1部発生電圧)も同様に増加する。
時刻tにおいて、電流検出抵抗R1に発生する電圧(R1部発生電圧)が基準電圧Vrefを超えると、コンパレータ21の出力が反転するので、制御回路22は、スイッチ素子Q1をオフするための第1制御信号を出力する。この第1制御信号は、具体的には図2に示す「定電流回路出力電圧」であり、時刻tにおいてスイッチ素子Q1をオフするためにローレベルとなる。
スイッチ素子駆動回路3は、定電流回路2により生成された第1制御信号に基づいてスイッチ素子Q1を駆動する。したがって、スイッチ素子駆動回路3は、制御回路22による第1制御信号(定電流回路出力電圧)に基づいてスイッチ素子Q1のゲート電圧を下げ、スイッチ素子Q1をオフさせる。
これにより、リアクトルL1に蓄えられた逆起電力の蓄積エネルギーは、リアクトルL1、LED10、及びダイオードD1で形成されたループを回生電流として流れて消費される。したがって、電流検出抵抗R1に電流は流れず、電流検出抵抗R1の両端の電圧(R1部発生電圧)は、ゼロとなる。
ディレイ回路41は、第1制御信号に所定の遅延Txを与えて出力するので、図2の「ディレイ回路出力電圧」に示すように、第1制御信号(定電流回路出力電圧)がローレベルになった時点tから所定時間Tx経過後の時刻tにおいてローレベルになる。本実施例において、ディレイ回路41は、制御回路22の出力側に接続され、直接第1制御信号を受ける構成になっているが、必ずしもこの構成にかぎらず、スイッチ素子駆動回路3の出力側に接続される構成でもよい。この場合には、ディレイ回路41は、スイッチ素子駆動回路3の出力に基づいて、間接的に第1制御信号を受け、所定の遅延Txを与えて出力することになり、制御回路22に接続された場合と同一の動作となる。
なお、時刻tからtまでの間において、ディレイ回路41の出力である「ディレイ回路出力電圧」はローレベルであるが、コンパレータC1の出力(C1出力電圧)はハイレベルであるため、NOR回路43は、ローレベルの出力を維持する。
その後、時刻tから所定時間経過後の時刻tにおいて、制御回路22は、スイッチ素子Q1をオンするためのハイレベルの第1制御信号を出力する。スイッチ素子駆動回路3は、制御回路22による第1制御信号に基づいてスイッチ素子Q1のゲート電圧を上げ、スイッチ素子Q1をオンさせる。
時刻tからtまでの間の動作は、上述した時刻tからtまでの間における動作と同様であるため、重複した説明を省略する。ただし、時刻tからtまでの間において断線が発生したとする。この「断線」は、回生経路となるLED10又は回生ダイオードD1が接続されている部分の配線が外れたり、LED10又は回生ダイオードD1自体が破壊されて断線状態に至っている場合を含むものであり、図1に示す「断線発生箇所」において何らかの不具合により、回生経路が物理的に絶たれている状態をいうものとする。
時刻tにおいて、電流検出抵抗R1に発生する電圧(R1部発生電圧)が基準電圧Vrefを超えると、コンパレータ21の出力が反転するので、制御回路22は、スイッチ素子Q1をオフするための第1制御信号を出力する。スイッチ素子駆動回路3は、制御回路22による出力信号に基づいてスイッチ素子Q1のゲート電圧を下げ、スイッチ素子Q1をオフさせる。
しかしながら、断線が生じているため、リアクトルL1に蓄えられた逆起電力の蓄積エネルギーは、LED10側に回生電流として流れることができない。したがって、リアクトルL1に蓄えられた逆起電力のエネルギーは、オフ状態のスイッチ素子Q1をブレイクダウンさせて電流を流す。すなわち、スイッチ素子Q1が持つ固有の耐圧でブレイクダウンし、その固有の電圧を維持したままドレイン電流(リアクトル電流)は流れ続ける。この電流は、電流検出抵抗R1にも流れるため、電流検出抵抗R1に正電位の電位差を生じさせる。したがって、抵抗R1に発生する電圧が基準電圧Vxよりも高い間は、コンパレータC1は、ローレベルの出力を維持する。
ディレイ回路41の出力電圧は、第1制御信号(定電流回路出力電圧)がローレベルになった時点tから所定時間Tx経過後の時刻tにおいてローレベルになる。したがって、時刻tにおいて、ディレイ回路41の出力である「ディレイ回路出力電圧」がローレベルであり、コンパレータC1の出力(C1出力電圧)もローレベルであるため、NOR回路43は、ハイレベルのパルス信号を出力する。
SRラッチ回路44は、NOR回路43によりハイレベルの信号が出力されたため、断線が発生したと判断し、ハイレベルのラッチ信号を第2制御信号としてスイッチ素子駆動回路3に出力する。スイッチ素子駆動回路3は、断線検知回路4aにより生成された第2制御信号に基づいて断線時に第1制御信号に優先してスイッチ素子Q1をオフ状態に維持する。すなわち、スイッチ素子駆動回路3は、ハイレベルの第2制御信号が入力されると、第1制御信号の状態にかかわらず、スイッチ素子Q1をオフ状態に維持する。
図3は、本実施例のLED駆動回路の断線検知回路4aによる断線検知領域を示す図である。図3中のVgは、スイッチ素子Q1のゲートに印加される電圧を示すものであり、図2中の「Q1ゲート電圧」と同じである。このVgがローレベルになるタイミングは、第1制御信号(図2の定電流回路出力電圧)がローレベルになるタイミングと同じである。
図3中のVrsは、電流検出抵抗R1の両端に発生した電圧であり、図2中の「R1部発生電圧」と同じである。また、図3中の「断線検知信号」は、NOR回路43の出力を示す信号であり、図2中の「NOR回路出力電圧」と同じである。
図1乃至図3に示すように、断線検知回路4aは、定電流回路2により生成された第1制御信号がオフになるタイミングからブランク時間Txが経過した後であって、且つ電流検出抵抗R1に発生する電圧Vrsが基準電圧Vxよりも高い場合に断線を検知する。NOR回路43は、上述した条件を満たす場合に、断線を検知したとして、断線検知信号をSRラッチ回路44に出力する。
断線検知条件となるディレイ時間Txは、ディレイ回路41によりゼロ以上の値で調節が可能である。ゼロに近い値に設定するほど検知レベルが高いといえるが、チャタリングの発生が予想される場合には、チャタリングの影響が出ない程度にディレイ時間Txの設定を行う必要がある。仮に、ディレイ時間Txの長さをゼロに設定する場合には、ディレイ回路41は不要である。
また、断線検知条件となる基準電圧Vxは、コンパレータC1の+側端子に入力する電圧によりゼロ以上の値で調節が可能である。ゼロに近い値に設定するほど検知レベルが高いといえるが、ノイズの発生が予想される場合には、ノイズの影響が出ない程度に基準電圧Vxの設定を行う必要がある。
図2の時刻tにおいてSRラッチ回路44によりハイレベルのラッチ信号が第2制御信号として出力されると、上述したように、スイッチ素子駆動回路3は、第1制御信号の状態にかかわらず、スイッチ素子Q1をオフ状態に維持する。したがって、図2の時刻tにおいて電流検出抵抗R1に発生する電圧が基準電圧Vxを下回ってNOR回路43の出力がローレベルになったとしても、SRラッチ回路44の出力はハイレベルのままであり、スイッチ素子Q1はオフ状態を維持する。
したがって、従来のLED駆動回路であれば、断線状態にもかかわらずにスイッチ素子Q1のオン/オフが繰り返され、スイッチ素子Q1のオフ時にブレイクダウン動作でリアクトルL1の蓄積エネルギーがスイッチ素子Q1に消費され、この動作が繰り返されることによりスイッチ素子Q1を破損に至らせていたところ、本発明のLED駆動回路は、断線後はスイッチ素子Q1をオフ状態に維持し、上述した破壊モードを回避することができる。
上述のとおり、本発明の実施例1の形態に係るLED駆動回路によれば、LED10等の素子破壊や断線等が生じた場合においても、スイッチ素子Q1の破壊を回避することができる。上述したように、断線検知後は、スイッチ素子Q1がオフ状態に維持されるため、スイッチ素子Q1の発熱が増加して破壊耐量が低下するといった事態を回避することができる。
すなわち、本発明のLED駆動回路は、PWM定電流制御を実現するための電流検出抵抗R1に発生する電位差を検知し、瞬時にスイッチ素子Q1をラッチオフすることで、スイッチ素子Q1の耐量が印加エネルギーを下回る前にスイッチ素子Q1の破壊を回避することができる。
また、断線検知回路4a内にディレイ回路41やコンパレータC1を備えることにより、断線検知領域を決定するためのブランク時間Tx及び基準電圧Vxを調整することができるので、本実施例のLED駆動回路は、チャタリングやノイズの影響を受けることなく正確に断線を検知することができる。
なお、図4は、本実施例のLED駆動回路の別の構成による動作を説明する図である。また、図5は、本実施例のLED駆動回路の別の構成による断線不発生時の各部の波形を示す図である。ただし、図4において、定電流回路2、スイッチ素子駆動回路3、及び断線検知回路4aの記載は省略している。図1に示すLED駆動回路と異なる点は、降圧コンバーター方式であり、LED10がオン電流の経路内に設けられている点である。したがって、図4に示すLED駆動回路は、オン電流とオフ電流(回生電流)との両方の電流をLED10に流して駆動する。図4に示すLED駆動回路の断線不発生時における動作は、図5に示すように、図15で説明した従来のLED駆動回路と同じであるため説明を省略する。
図6は、本実施例のLED駆動回路の別の構成による断線発生時の動作を説明する図である。また、図7は、本実施例のLED駆動回路の別の構成による断線発生時の各部の波形を示す図である。ただし、図7の波形は、断線検知回路4aが無い場合の動作を説明するものであるため、図17と同じである。断線検知回路4aを備えている場合には、本実施例のLED駆動回路は、断線後はスイッチ素子Q1をオフ状態に維持するため、図7における時刻t以後にスイッチ素子Q1をオンさせることはない。
図4,6に示すような構成の場合に問題となるのは、オン電流が流れずに回生電流のみが流れる場所における断線(例えば回生ダイオードD1の破壊等)であるので、断線検知回路4aは、そのような断線を検知した場合にスイッチ素子Q1をオフ状態に維持するための第2制御信号を生成する。一方、LED10が破壊した場合には、そもそもオン電流も流れなくなるため、リアクトルL1にエネルギーが蓄積されることもなく、スイッチ素子Q1が破壊されるという問題は生じない。
図8は、本発明の実施例2のLED駆動回路の構成を示す回路図である。実施例1の図1に示すLED駆動回路と異なる点は、断線検知回路4b内にカウンタ回路45が新たに設けられている点である。
カウンタ回路45は、ディレイ回路41の出力とコンパレータC1の出力とに基づいて、スイッチ素子Q1がオン状態からオフ状態に切り換わるタイミングから所定時間経過後にスイッチ素子Q1に所定値以上の電流が流れている状態が発生した回数を計数する。本実施例において、カウンタ回路45は、ハイレベルの信号をN回受けた場合に1パルスの信号を出力するものとする。
また、SRラッチ回路44は、カウンタ回路45により計数された回数が所定値以上に達した場合に断線が発生していると判断してラッチ信号を生成し、第2制御信号として出力する。具体的には、SRラッチ回路44は、カウンタ回路45からパルス信号を受信した場合に、ラッチ信号を出力する。
その他の構成は実施例1の図1に示すLED駆動回路と同様であり、重複した説明を省略する。
次に、上述のように構成された本実施の形態の作用を説明する。本実施例のLED駆動回路の動作は、カウンタ回路45以外の部分において実施例1のLED駆動回路とほぼ同様である。
図9は、本実施例のLED駆動回路の動作を示す各部の波形図である。まず、スイッチ素子Q1は、図9の時刻tにおいて所定のゲート電圧がスイッチ素子駆動回路3から印加されることによりオンする。その際に、オン電流(負荷電流)は、電源からリアクトルL1、スイッチ素子Q1、電流検出抵抗R1、グランドの順で流れ、リアクトルL1に逆起電力の電力エネルギーを蓄積する。
図9の時刻tからtまでの間において、オン電流(Q1電流、負荷電流)は、リアクトルL1の定数に応じて所定の傾きを持って増加する。このオン電流が電流検出抵抗R1に流れているため、電流検出抵抗R1に発生する電圧(R1部発生電圧)も同様に増加する。
時刻tにおいて、電流検出抵抗R1に発生する電圧(R1部発生電圧)が基準電圧Vrefを超えると、コンパレータ21の出力が反転するので、制御回路22は、スイッチ素子Q1をオフするための第1制御信号を出力する。この第1制御信号は、具体的には図9に示す「定電流回路出力電圧」であり、時刻tにおいてスイッチ素子Q1をオフするためにローレベルとなる。
スイッチ素子駆動回路3は、定電流回路2により生成された第1制御信号に基づいてスイッチ素子Q1を駆動する。したがって、スイッチ素子駆動回路3は、制御回路22による第1制御信号(定電流回路出力電圧)に基づいてスイッチ素子Q1のゲート電圧を下げ、スイッチ素子Q1をオフさせる。
これにより、リアクトルL1に蓄えられた逆起電力の蓄積エネルギーは、リアクトルL1、LED10、及びダイオードD1で形成されたループを回生電流として流れて消費される。したがって、電流検出抵抗R1に電流は流れず、電流検出抵抗R1の両端の電圧(R1部発生電圧)は、ゼロとなる。
ディレイ回路41は、第1制御信号に所定の遅延Txを与えて出力するので、図9の「ディレイ回路出力電圧」に示すように、第1制御信号(定電流回路出力電圧)がローレベルになった時点tから所定時間Tx経過後の時刻tにおいてローレベルになる。
なお、時刻tからtまでの間において、ディレイ回路41の出力である「ディレイ回路出力電圧」はローレベルであるが、コンパレータC1の出力(C1出力電圧)はハイレベルであるため、NOR回路43は、ローレベルの出力を維持する。
その後、時刻tから所定時間経過後の時刻tにおいて、制御回路22は、スイッチ素子Q1をオンするためのハイレベルの第1制御信号を出力する。スイッチ素子駆動回路3は、制御回路22による第1制御信号に基づいてスイッチ素子Q1のゲート電圧を上げ、スイッチ素子Q1をオンさせる。
時刻tからtまでの間の動作は、上述した時刻tからtまでの間における動作と同様であるため、重複した説明を省略する。ただし、時刻tからtまでの間において断線が発生したとする。
時刻tにおいて、電流検出抵抗R1に発生する電圧(R1部発生電圧)が基準電圧Vrefを超えると、コンパレータ21の出力が反転するので、制御回路22は、スイッチ素子Q1をオフするための第1制御信号を出力する。スイッチ素子駆動回路3は、制御回路22による出力信号に基づいてスイッチ素子Q1のゲート電圧を下げ、スイッチ素子Q1をオフさせる。
しかしながら、断線が生じているため、リアクトルL1に蓄えられた逆起電力の蓄積エネルギーは、LED10側に回生電流として流れることができない。したがって、リアクトルL1に蓄えられた逆起電力のエネルギーは、オフ状態のスイッチ素子Q1をブレイクダウンさせて電流を流す。すなわち、スイッチ素子Q1が持つ固有の耐圧でブレイクダウンし、その固有の電圧を維持したままドレイン電流(リアクトル電流)は流れ続ける。この電流は、電流検出抵抗R1にも流れるため、電流検出抵抗R1に正電位の電位差を生じさせる。したがって、抵抗R1に発生する電圧が基準電圧Vxよりも高い間は、コンパレータC1は、ローレベルの出力を維持する。
ディレイ回路41の出力電圧は、第1制御信号(定電流回路出力電圧)がローレベルになった時点tから所定時間Tx経過後の時刻tにおいてローレベルになる。したがって、時刻tにおいて、ディレイ回路41の出力である「ディレイ回路出力電圧」がローレベルとなり、コンパレータC1の出力(C1出力電圧)もローレベルであるため、NOR回路43は、ハイレベルのパルス信号を出力する。
カウンタ回路45は、NOR回路43によるパルス信号の数を計数する。これにより、カウンタ回路45は、スイッチ素子Q1がオン状態からオフ状態に切り換わるタイミングから所定時間Tx経過後にスイッチ素子Q1に所定値以上の電流が流れている状態が発生した回数を計数することができる。時刻tにおいて、1回目のパルス信号を受けたため、カウンタ回路45は、「1」として計数する。
その後、時刻tにおいて、制御回路22は、スイッチ素子Q1をオンするための信号を出力する。スイッチ素子駆動回路3は、制御回路22による出力信号に基づいてスイッチ素子Q1のゲート電圧を上げ、スイッチ素子Q1をオンさせる。
リアクトルL1に蓄積されたエネルギーは消費されてしまったため、リアクトルL1、スイッチ素子Q1、及び電流検出抵抗R1を流れるオン電流は、ゼロから徐々に上昇する。これに伴い、電流検出抵抗R1の両端に生じる電圧(R1部発生電圧)もゼロから徐々に上昇する。
時刻tにおいて、電流検出抵抗R1に発生する電圧(R1部発生電圧)が基準電圧Vrefを超えると、スイッチ素子Q1は再びオフされる。時刻tの場合と同様に、リアクトルL1に蓄えられた逆起電力のエネルギーは、オフ状態のスイッチ素子Q1をブレイクダウンさせて電流を流す。抵抗R1に発生する電圧が基準電圧Vxよりも高い間(時刻t10まで)は、コンパレータC1は、ローレベルの出力を維持する。
ディレイ回路41の出力電圧は、第1制御信号(定電流回路出力電圧)がローレベルになった時点tから所定時間Tx経過後の時刻tにおいてローレベルになる。したがって、時刻tにおいて、ディレイ回路41の出力である「ディレイ回路出力電圧」がローレベルとなり、コンパレータC1の出力(C1出力電圧)もローレベルであるため、NOR回路43は、ハイレベルのパルス信号を出力する。
カウンタ回路45は、NOR回路43によるパルス信号の数を計数する。時刻tにおいて、2回目のパルス信号を受けたため、カウンタ回路45は、「2」として計数する。
これを繰り返し、時刻t13において、N回目のパルス信号を受けたときに、カウンタ回路45は、パルス信号をSRラッチ回路44に出力する。
SRラッチ回路44は、カウンタ回路45によりハイレベルの信号が出力されたため、断線が発生したと判断し、ハイレベルのラッチ信号を第2制御信号としてスイッチ素子駆動回路3に出力する。スイッチ素子駆動回路3は、断線検知回路4aにより生成された第2制御信号に基づいて断線時に第1制御信号に優先してスイッチ素子Q1をオフ状態に維持する。
その他の作用は実施例1の図1に示すLED駆動回路と同様であり、重複した説明を省略する。
上述のとおり、本発明の実施例2の形態に係るLED駆動回路によれば、実施例1の効果に加え、スイッチ素子Q1がオン状態からオフ状態に切り換わるタイミングから所定時間Tx経過後にスイッチ素子Q1に所定値以上のドレイン電流が流れている状態が所定回数以上発生した場合にのみ、断線が発生したと判断してスイッチ素子Q1をオフ状態に維持するので、断線検知の信頼性を増すことができ、安定した動作を行うことができる。
図10は、ステップアップコンバータによるLED駆動回路の構成を示す回路図である。実施例1,2で説明した本発明のLED駆動回路は、図10に示すようなステップアップコンバータにも有効である。すなわち、定電流回路2、スイッチ素子駆動回路3、及び断線検知回路4aあるいは4bを図10に示すステップアップコンバータによるLED駆動回路に適用することにより、整流ダイオードD1aやLED10a〜10e等が断線を生じてスイッチ素子Q1にリアクトルL1の蓄積エネルギーが消費されても、断線を検知してスイッチ素子Q1のスイッチング動作を停止させ、スイッチ素子Q1の破壊を回避することができる。
図11は、本発明の実施例3のLED駆動回路の構成を示す回路図である。実施例2の図8に示すLED駆動回路と異なる点は、断線検知回路4c内においてディレイ回路41が存在しない点と、カウンタ回路45の代わりにタイマ回路46が設けられている点である。
コンパレータC1は、電流検出抵抗R1に発生した電圧と所定の基準電圧Vxとを比較して比較結果を出力する。
NOR回路43は、定電流回路2により生成された第1制御信号とコンパレータC1の出力とがいずれもローレベルである場合にのみハイレベルの信号をタイマ回路46に出力し、その他の場合にはローレベルの信号を出力する。
タイマ回路46は、NOR回路43により出力された信号が所定時間Ta以上継続してハイレベルを維持した場合に、ハイレベルの断線検知信号を生成して出力する。NOR回路43によりハイレベルの信号が出力されている状態は、上述したようにスイッチ素子Q1がオフ状態であるにもかかわらず所定のドレイン電流がスイッチ素子Q1に流れていることを意味する。すなわち、タイマ回路46は、定電流回路2により生成された第1制御信号とコンパレータC1の比較結果の出力とに基づいて、断線が発生していると考えられる状態が所定時間Ta以上継続した場合に断線検知信号を出力する。
SRラッチ回路44は、本発明のラッチ回路に対応し、タイマ回路46により出力された断線検知信号が入力された場合にラッチ信号を生成して第2制御信号として出力する。具体的には、SRラッチ回路44は、タイマ回路46からパルス信号を受信した場合に、ラッチ信号を出力する。
その他の構成は実施例2の図8に示すLED駆動回路と同様であり、重複した説明を省略する。
次に、上述のように構成された本実施の形態の作用を説明する。本実施例のLED駆動回路の動作は、タイマ回路46以外の部分において実施例1のLED駆動回路とほぼ同様である。図12は、本実施例のLED駆動回路の動作を示す各部の波形図である。まず、スイッチ素子Q1は、図12の時刻tにおいて所定のゲート電圧がスイッチ素子駆動回路3から印加されることによりオンする。その際に、オン電流(負荷電流)は、電源からリアクトルL1、スイッチ素子Q1、電流検出抵抗R1、グランドの順で流れ、リアクトルL1に逆起電力の電力エネルギーを蓄積する。
図12の時刻tからtまでの間において、オン電流(Q1電流、負荷電流)は、リアクトルL1の定数に応じて所定の傾きを持って増加する。このオン電流が電流検出抵抗R1に流れているため、電流検出抵抗R1に発生する電圧(R1部発生電圧)も同様に増加する。
時刻tにおいて、電流検出抵抗R1に発生する電圧(R1部発生電圧)が基準電圧Vrefを超えると、コンパレータ21の出力が反転するので、制御回路22は、スイッチ素子Q1をオフするための第1制御信号を出力する。この第1制御信号は、具体的には図12に示す「定電流回路出力電圧」であり、時刻tにおいてスイッチ素子Q1をオフするためにローレベルとなる。
スイッチ素子駆動回路3は、定電流回路2により生成された第1制御信号に基づいてスイッチ素子Q1を駆動する。したがって、スイッチ素子駆動回路3は、制御回路22による第1制御信号(定電流回路出力電圧)に基づいてスイッチ素子Q1のゲート電圧を下げ、スイッチ素子Q1をオフさせる。
これにより、リアクトルL1に蓄えられた逆起電力の蓄積エネルギーは、リアクトルL1、LED10、及びダイオードD1で形成されたループを回生電流として流れて消費される。したがって、電流検出抵抗R1に電流は流れず、電流検出抵抗R1の両端の電圧(R1部発生電圧)は、ゼロとなる。
なお、時刻tからtまでの間において、第1制御信号(定電流回路出力電圧)はローレベルであるが、コンパレータC1の出力(C1出力電圧)はハイレベルであるため、NOR回路43は、ローレベルの出力を維持する。
その後、時刻tから所定時間経過後の時刻tにおいて、制御回路22は、スイッチ素子Q1をオンするためのハイレベルの第1制御信号を出力する。スイッチ素子駆動回路3は、制御回路22による第1制御信号に基づいてスイッチ素子Q1のゲート電圧を上げ、スイッチ素子Q1をオンさせる。
時刻tからtまでの間の動作は、上述した時刻tからtまでの間における動作と同様であるため、重複した説明を省略する。ただし、時刻tからtまでの間において断線が発生したとする。
時刻tにおいて、電流検出抵抗R1に発生する電圧(R1部発生電圧)が基準電圧Vrefを超えると、コンパレータ21の出力が反転するので、制御回路22は、スイッチ素子Q1をオフするための第1制御信号を出力する。スイッチ素子駆動回路3は、制御回路22による出力信号に基づいてスイッチ素子Q1のゲート電圧を下げ、スイッチ素子Q1をオフさせる。
しかしながら、断線が生じているため、リアクトルL1に蓄えられた逆起電力の蓄積エネルギーは、LED10側に回生電流として流れることができない。したがって、リアクトルL1に蓄えられた逆起電力のエネルギーは、オフ状態のスイッチ素子Q1をブレイクダウンさせて電流を流す。すなわち、スイッチ素子Q1が持つ固有の耐圧でブレイクダウンし、その固有の電圧を維持したままドレイン電流(リアクトル電流)は流れ続ける。この電流は、電流検出抵抗R1にも流れるため、電流検出抵抗R1に正電位の電位差を生じさせる。したがって、抵抗R1に発生する電圧が基準電圧Vxよりも高い間は、コンパレータC1は、ローレベルの出力を維持する。
第1制御信号(定電流回路出力電圧)は、時刻tにおいてローレベルになる。したがって、時刻tにおいて第1制御信号がローレベルであり、コンパレータC1の出力(C1出力電圧)もローレベルであるため、NOR回路43は、ハイレベルの信号を出力する。
タイマ回路46は、NOR回路43により出力された信号が所定時間Ta以上継続してハイレベルを維持した場合に、ハイレベルの断線検知信号を生成して出力する。したがって、タイマ回路46は、NOR回路43によりハイレベルの信号が出力された時刻tから時間の計測を開始するとともに、NOR回路43の出力信号を監視する。その後、NOR回路43の出力信号がハイレベルを維持したまま所定時間Taが経過したため、時刻tにおいてタイマ回路46は、断線が発生していると考えられる状態が所定時間Ta以上継続したと判断し、断線検断線検知信号をSRラッチ回路44に出力する。
SRラッチ回路44は、タイマ回路46によりハイレベルの断線検知信号が出力されたため、ハイレベルのラッチ信号を第2制御信号としてスイッチ素子駆動回路3に出力する。スイッチ素子駆動回路3は、断線検知回路4cにより生成された第2制御信号に基づいて断線時に第1制御信号に優先してスイッチ素子Q1をオフ状態に維持する。
その他の作用は実施例1の図1に示すLED駆動回路と同様であり、重複した説明を省略する。
上述のとおり、本発明の実施例3の形態に係るLED駆動回路によれば、タイマ回路46を備えることにより、NOR回路43の出力信号が所定時間(Ta)ハイレベルを維持した場合にのみLED10等の素子破壊や断線等が生じたと判断するので、実施例1で説明したLED駆動回路のようにディレイ回路41を備えていなくてもチャタリングの影響を受けることなく正確に断線を検知することができ、実施例1と同様の効果を得ることができる。
本発明に係るLED駆動回路は、LED照明等に使用されるLEDを駆動するLED駆動回路に利用可能である。
1,1a,1b ドライバIC
2 定電流回路
3 スイッチ素子駆動回路
4a,4b,4c 断線検知回路
10,10a,10b,10c,10d,10e LED
21 コンパレータ
22 制御回路
41 ディレイ回路
43 NOR回路
44 SRラッチ回路
45 カウンタ回路
46 タイマ回路
Q1 スイッチ素子
D1,D1a 回生ダイオード
C1 コンパレータ
L1 リアクトル
R1 電流検出抵抗

Claims (3)

  1. LEDを駆動するLED駆動回路であって、
    前記LEDに電流を供給するための電力エネルギーを蓄積するリアクトルと、
    オン時において前記リアクトルに電流を流すとともに、オフ時において前記リアクトルに蓄積されたエネルギーを前記LEDに供給させるためのスイッチ素子と、
    前記スイッチ素子に流れる電流を検出する電流検出部と、
    前記電流検出部により検出された電流値に基づいて、前記スイッチ素子に流れる電流を一定に制御するための第1制御信号を生成する定電流回路と、
    前記電流検出部により検出された電流と前記定電流回路により生成された第1制御信号とに基づいて、前記スイッチ素子がオン状態からオフ状態に切り換わるタイミングから所定時間経過後に前記スイッチ素子に所定値以上の電流が流れていると判断した場合に、前記記スイッチ素子をオフ状態に維持するための第2制御信号を生成する断線検知回路と、
    前記定電流回路により生成された第1制御信号に基づいて前記スイッチ素子を駆動するとともに、前記断線検知回路により生成された第2制御信号に基づいて断線時に前記第1制御信号に優先して前記スイッチ素子をオフ状態に維持するスイッチ素子駆動回路と、
    を備え、
    前記電流検出部は、前記スイッチ素子に直列に接続され、前記スイッチ素子に流れる電流に応じた電圧を発生させる抵抗により構成され、
    前記断線検知回路は、
    前記定電流回路により生成された第1制御信号に所定の遅延を与えて出力するディレイ回路と、
    前記抵抗に発生した電圧と所定の基準電圧とを比較して比較結果を出力するコンパレータと、
    前記ディレイ回路の出力と前記コンパレータの出力とに基づいて、断線が発生していると判断した場合にラッチ信号を生成して前記第2制御信号として出力するラッチ回路と、
    を有することを特徴とするLED駆動回路。
  2. 前記断線検知回路は、前記ディレイ回路の出力と前記コンパレータの出力とに基づいて、前記スイッチ素子がオン状態からオフ状態に切り換わるタイミングから所定時間経過後に前記スイッチ素子に所定値以上の電流が流れている状態が発生した回数を計数するカウンタ回路を有し、
    前記ラッチ回路は、前記カウンタ回路により計数された回数が所定値以上に達した場合に断線が発生していると判断してラッチ信号を生成することを特徴とする請求項1記載のLED駆動回路。
  3. 前記断線検知回路は、
    前記抵抗に発生した電圧と所定の基準電圧とを比較して比較結果を出力するコンパレータと、
    前記定電流回路により生成された第1制御信号と前記コンパレータの比較結果の出力とに基づいて、断線が発生していると考えられる状態が所定時間以上継続した場合に断線検知信号を出力するタイマ回路と、
    前記タイマ回路により出力された断線検知信号が入力された場合にラッチ信号を生成して前記第2制御信号として出力するラッチ回路と、
    を有することを特徴とする請求項1記載のLED駆動回路。
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