JP5181636B2 - ウェザーストリップ及びその成形方法 - Google Patents

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Description

本発明は、車両のボディに形成された乗降口の周縁に位置するフランジ板部に装着されて、その乗降口を開閉するスライドドアと前記ボディの乗降口の周縁との間をシールする帯状のウェザーストリップ及びその成形方法に関する。
上記したウェザーストリップに関する技術が特許文献1に記載されている。
前記ウェザーストリップ100は、図8に示すように、グリップ部102と中空シール部103とからなり、グリップ部102が溝102mを利用してボディ101の乗降口の周縁に位置するフランジ板部104に嵌められるように構成されている。また、中空シール部103は、スライドドア105が閉じられたときに、そのスライドドア105に押圧されて変形し、前記スライドドア105とボディ101の乗降口の周縁間をシールする。ここで、中空シール部103には、前側面(スライドドア105が当接する側と反対側の面)にストッパ部材107が取り付けられている。これにより、中空シール部103がスライドドア105に後方から押圧されて変形する際に、前方へ転倒し難くなる。この結果、スライドドア105と中空シール部103とが良好に面接触するようになり、スライドドア105とボディ101の乗降口周縁間のシール不良を防止できる。
特開平10−6773号公報
上記したウェザーストリップ100では、図8に示すように、スライドドア105が閉じられたときに中空シール部103が前方に倒れることがないため、車室内側からその中空シール部103が見えるようになる(白矢印(目線)参照)。一般的に、ウェザーストリップ100のグリップ部102は車室内の壁面意匠を構成するため、そのグリップ部102の表面は室内の装飾壁材であるトリム(図示省略)と等しい色彩の表皮層に覆われている。これに対して、中空シール部103は、シール性重視で、装飾性はほとんど配慮されていないため、ゴム材の地色(黒色)がそのまま現れている。
このため、スライドドア105が閉じられたときに、車室内の壁面とウェザーストリップ100の中空シール部103との間で色彩の相違による違和感が生じる。即ち、車室内色の一体感がなくなって見栄えが低下し、高級感が損なわれるという問題がある。
本発明は、上記問題点を解決するためになされたものであり、本発明が解決しようとする課題は、ウェザーストリップにより車両の室内色の一体感が損なわれないようにして、車室内の見栄えを向上させることである。
上記した課題は、各請求項の発明によって解決される。
請求項1の発明は、車両のボディに形成された乗降口の周縁に位置するフランジ板部に装着されて、その乗降口を開閉するスライドドアと前記ボディの乗降口の周縁との間をシールする帯状のウェザーストリップであって、外周側に形成された溝を利用して前記ボディの前記フランジ板部に嵌められる構成であり、車室内の壁面意匠を構成する表皮層を備えるグリップ部と、筒状に成形されて前記グリップ部より車幅方向外側に配置されており、前記スライドドアが閉じられたときに、そのスライドドアに押圧されて変形し、前記スライドドアと前記ボディの乗降口の周縁間をシールする中空シール部とを有し、前記中空シール部は、前記スライドドアに押圧されて変形するシール本体部と、そのシール本体部を前記グリップの外側面に接続する前側連結部、後側連結部と、前記スライドドアが閉じられたときに、車室内側から見える露出部分に積層されて、前記グリップ部の表皮層と共に車室内の壁面意匠を構成する表皮層とを備えており、前記中空シール部の前側連結部と後側連結部と表皮層とは、前記グリップ部と等しい硬さのゴム材により構成されており、前記中空シール部のシール本体部は、前記グリップ部よりも軟らかいゴム材により構成されていることを特徴とする。
本発明によると、ウェザーストリップの中空シール部の表面には、スライドドアが閉じられたときに車室内側から見える露出部分に、グリップ部の表皮層と共に車室内の装飾壁面を構成する表皮層が積層されている。このため、スライドドアとウェザーストリップのグリップ部との隙間位置にあって車室内側から見える中空シール部の露出部分が車室内の壁面に対して違和感を生じなくなる。即ち、車室内の一体感が損なわれることがなく、車室内の見栄えが向上し、高級感を出せるようになる。
また、中空シール部の前側連結部と後側連結部と表皮層とは、グリップ部と等しい硬さのゴム材により構成されているため、前記スライドドアを閉じる際、そのスライドドアに押された中空シール部のシール本体部が硬いゴム材に支えられて押圧方向に倒れ難くなる。このため、スライドドアとボディ間のシール不良を防止するため、従来のように、ストッパ部材を設ける必要がなくなる。
請求項2の発明によると、中空シール部の表皮層は、グリップ部の表皮層と等しい色彩に設定されていることを特徴とする。
このため、室内色の統一を図ることができる。
請求項3の発明によると、グリップ部と中空シール部とに積層される表皮層は、着色されたゴム材により構成されていることを特徴とする。
このため、表皮層と中空シール部とを一体化でき、スライドドアの開閉に伴って中空シール部が変形しても、前記表皮層が経時的に中空シール部の表面から剥がれるような不具合が生じない。
請求項4の発明によると、押し出し成形により、心材の周囲にグリップ部及び中空シール部の前側連結部と後側連結部とを成形する硬ゴム材成形工程と、前記硬ゴム材成形工程の後、同じく押し出し成形により、前記中空シール部の前記シール本体部を成形する軟ゴム材成形工程と、前記軟ゴム材成形工程の後、同じく押し出し成形により、硬ゴム材の前記表皮層を成形する表皮層成形工程とを有することを特徴とする。
このように、押し出し成形により、硬いゴム材からなる部分、軟らかいゴム材からなる部分、及び表皮層を順番に成形する構成のため、表皮層の成形が容易になる。
本発明によると、ウェザーストリップにより車両室内の一体感が損なわれることがないため、車室内の見栄えが向上し、高級感を出せるようになる。
[実施形態1]
以下、図1から図7に基づいて本発明の実施形態1に係るウェザーストリップ及びその成形方法について説明する。ここで、図1、図2は本実施形態に係るウェザーストリップの平断面図、全体図であり、図3から図5はウェザーストリップの働きを表す斜視図、平面図である。また、図6はウェザーストリップの成形方法等を表す模式図であり、図7はウェザーストリップが取り付けられる車両のボディの乗降口を車室内側から表した正面図である。
なお、図中の前後左右及び上下は車両の前後左右及び上下に対応している。
<車両のボディ2及びスライドドア4の構造概要ついて>
ウェザーストリップ10について説明する前に、図4、図7等に基づいて、車両のボディ2における乗降口20の周縁後部の構造及びスライドドア4の後部構造について説明する。
ボディ2の乗降口20は、図7に示すように、略角形に形成されており、前記ボディ2の表面を構成するアウタパネル21(図4参照)と、そのアウタパネル21を内側から支えるインナパネル22との接合部分が前記乗降口20の周縁でフランジ板部23を構成している。そして、前記フランジ板部23に後記するウェザーストリップ10が装着されている。
前記アウタパネル21は、図4に示すように、ボディ2の表面を構成する意匠面21eと、その意匠面21eに対して窪んでおり、前記フランジ板部23の周囲に位置する窪み面21bとを備えている。そして、アウタパネル21の窪み面21bの部分に、前記乗降口20を閉じた状態のスライドドア4が収納される。即ち、スライドドア4が乗降口20を閉じた状態で、そのスライドドア4の意匠面41eはボディ2の意匠面21eと連続するようになる。
また、インナパネル22の車室内側の表面は装飾材である樹脂製のトリムT2によって覆われている。
スライドドア4は、意匠面41eを備えるアウタパネル41と、インナパネル42とを備えており、そのインナパネル42が、図4に示すように、ボディ2のアウタパネル21の窪み面21bとほぼ等しい凸形状に成形されている。また、スライドドア4のインナパネル42の表面(車室内側の表面)には、ウェザーストリップ10に対応する位置にシール平面43が前記乗降口20を囲むように形成されている。さらに、インナパネル42の表面は、前記シール平面43に囲まれた範囲内が装飾材である樹脂製のトリムT4によって覆われている。
<ウェザーストリップ10について>
ウェザーストリップ10は、図3〜図5に示すように、ボディ2の乗降口20の周縁に位置するフランジ板部23に装着されて、その乗降口20を開閉するスライドドア4とボディ2の乗降口20の周縁との間をシールする帯状部材である。ウェザーストリップ10は、図2に示すように、フランジ板部23を全周に亘って覆うことができるように、フランジ板部23の周方向の長さ寸法とほぼ等しい長さ寸法に設定されている。
ウェザーストリップ10は、図1の横断面図(図2のI-I矢視断面図)に示すように、グリップ部12と中空シール部14とから構成されている。グリップ部12は、ボディ2のフランジ板部23に嵌められてウェザーストリップ10を固定するとともに、図3に示すように、車室内側の装飾材であるトリムT2の端縁を覆う部分である。グリップ部12は、ボディ2のフランジ板部23に嵌められるU字部121と、そのU字部121の表側(溝121mと反対側)から一定幅で帯状に突出し、トリムT2の端縁を覆う被覆部123とにより、断面略F字形に形成されている。
グリップ部12のU字部121には、ボディ2のフランジ板部23が挿入される溝121mの両側壁にそのフランジ板部23の抜け止めを図るための抜け止め防止板122a,122b,122c,122dが突出形成されている。抜け止め防止板122a,122b,122c,122dは、フランジ板部23の挿入方向に傾斜しており、フランジ板部23の室外側を押さえる抜け止め防止板122a,122b,122cに対してフランジ板部23の室内側を押さえる抜け止め防止板122dの突出寸法が大きく設定されている。
また、グリップ部12のU字部121には、断面U字形をした鉄板124が埋め込まれて、溝121mの幅寸法が一定値に確保されている。
さらに、グリップ部12の表面には、被覆部123からU字部121にかけて車室内側の装飾材であるトリムT2とほぼ等しい色彩の表皮層125が積層されている。
中空シール部14は、図1に示すように、筒状に成形されてグリップ部12に対して車幅方向外側に配置されており、スライドドア4が閉じられたときに、そのスライドドア4に押圧されて変形し、スライドドア4とボディ2の乗降口20の周縁間をシールする。
中空シール部14は、グリップ部12のU字部121の外側面に接続される断面略L字形の前側連結部141、後側連結部142と、スライドドア4に押圧されて変形するシール本体部144とから構成されている。
また、中空シール部14のシール本体部144と前側連結部141との表面には、グリップ部12の表皮層125と連続して、その表皮層125と等しい色彩の表皮層145が積層されている。ここで、シール本体部144の表皮層145は、図3から図5に示すように、スライドドア4が閉じられたときに車室内側から見える露出部分に積層されている。なお、図5の白矢印は目線を表している。
即ち、断面略L字形の前側連結部141、後側連結部142が本発明の中空シール部においてグリップ部側に位置する壁材に相当し、シール本体部144が本発明のスライドドアが当接する側の壁材に相当する。
<ウェザーストリップ10の成形方法について>
次に、図6に基づいて、ウェザーストリップ10の成形方法について簡単に説明する。
ウェザーストリップ10は、図6(A)に示す押出し成形装置により所定断面形状に成形される。即ち、ローラ10dに巻かれた帯状の鉄板124が水平に引き出され、第1成形型10a、第2成形型10b及び第3成形型10cに通された状態で矢印方向に移動できるように構成されている。第1成形型10aには、微発泡エチレンプロピレンゴム(EPDM)Xが供給される。そして、微発泡エチレンプロピレンゴム(EPDM)Xが第1成形型10aから押出され、鉄板124を包み込むようにウェザーストリップ10のグリップ部12と中空シール部14の前側連結部141、後側連結部142とが成形される。
また、第2成形型10bには、高発泡エチレンプロピレンゴムYが供給される。そして、高発泡エチレンプロピレンゴムYが第2成形型10bから押出され、中空シール部14のシール本体部144が成形される。
さらに、第3成形型10cには、トリムT2とほぼ等しい色彩の微発泡エチレンプロピレンゴムZが供給される。そして、微発泡エチレンプロピレンゴムZが第3成形型10cから押出され、グリップ部12の表皮層125と中空シール部14の表皮層145とが形成される。
上記したように、ウェザーストリップ10のグリップ部12、中空シール部14の前側連結部141、後側連結部142、及び表皮層125,145は、微発泡エチレンプロピレンゴムX,Zにより成形されるため、前記グリップ部12等は比較的硬い。これに対して、中空シール部14のシール本体部144は、高発泡エチレンプロピレンゴムYにより成形されるため、シール本体部144は比較的軟らかくなる。
即ち、第1成形型10aによりウェザーストリップ10のグリップ部12と中空シール部14の前側連結部141、後側連結部142とを成形する工程が本発明の硬ゴム材成形工程に相当し、第2成形型10bにより中空シール部14のシール本体部144を成形する工程が本発明の軟ゴム材成形工程に相当する。また、第3成形型10cによりグリップ部12の表皮層125と中空シール部14の表皮層145とを成形する工程が本発明の表皮層成形工程に相当する。
このようにして、ウェザーストリップ10の成形が完了すると、図6(B)に示すように、ウェザーストリップ10の熱処理が行なわれる。これにより、グリップ部12等を構成する微発泡エチレンプロピレンゴムXと、シール本体部144を構成する高発泡エチレンプロピレンゴムY、及び表皮層125,145を構成する微発泡エチレンプロピレンゴムZの相互間の接合力が強化される。
次に、ウェザーストリップ10の表面処理が行なわれた後、所定長さに裁断され、鉄板124が断面U字形に曲げられて、ウェザーストリップ10が完成する。
<ウェザーストリップ10の取付け及び動作について>
ウェザーストリップ10は、図3から図5に示すように、グリップ部12のU字部121がボディ2の乗降口20の周縁に位置するフランジ板部23に嵌められることで、前記乗降口20の周縁に取付けられる。そして、ウェザーストリップ10が乗降口20の周縁に取付けられた状態で、車室内側の装飾材であるトリムT2の端縁がグリップ部12の被覆部123によって覆われる。
そして、スライドドア4が閉じられたときに、中空シール部14のシール本体部144が、図5等に示すように、スライドドア4のシール平面43に押圧されて変形し、前記スライドドア4とボディ2の乗降口20の周縁間をシールする。このとき、ウェザーストリップ10の中空シール部14の前側連結部141、後側連結部142は、前述のように、微発泡エチレンプロピレンゴムXによってシール本体部144よりも十分硬く形成されている。このため、シール本体部144が変形しても前側連結部141、後側連結部142は、ほとんど変形することがなく、中空シール部14がスライドドア4の押圧力で図5の矢印E方向に倒れ込むことがない。
<本実施形態に係るウェザーストリップ10の長所について>
本実施形態に係るウェザーストリップ10によると、中空シール部14の表面には、スライドドア4が閉じられたときに車室内側から見える露出部分に、車室内の装飾壁面を構成するグリップ部12の表皮層125と同色の表皮層145が積層されている。このため、スライドドア4とウェザーストリップ10のグリップ部12との隙間位置にあって車室内側から見える中空シール部14の露出部分が目立たなくなり、車室内の壁面と中空シール部14との間で色彩の相違による違和感が生じない。即ち、車室内色の一体感が損なわれることがなく、車室内の見栄えが向上し、高級感を出せるようになる。
また、中空シール部14においてグリップ部12側に位置する壁材(前側連結部141、後側連結部142)は、そのグリップ部12と等しい硬さのゴム材により構成されているため、スライドドア4を閉じる際、そのスライドドア4に押された中空シール部14が硬いゴム材に支えられて押圧方向に倒れ難くなる。このため、スライドドア4とボディ2間のシール不良を防止するため、従来のように、ストッパ部材を設ける必要がなくなる。
さらに、表皮層125、145は着色されたゴム材により構成されているため、表皮層145と中空シール部14とを一体化でき、スライドドア4の開閉に伴って中空シール部14が変形しても、表皮層145が経時的に中空シール部14の表面から剥がれるような不具合が生じない。
また、押し出し成形により、硬いゴム材からなる部分、軟らかいゴム材からなる部分、及び表皮層を順番に成形する構成のため、表皮層の成形が容易になる。
<変更例>
ここで、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲における変更が可能である。例えば、本実施形態では、中空シール部14の表皮層145とグリップ部12の表皮層125とを共に、グリップ部12と等しい硬さのゴム材により成形する例を示した。しかし、中空シール部14の表皮層145をシール本体部144と等しい軟らかさのゴム材により成形することも可能である。
また、中空シール部14の表皮層145とグリップ部12の表皮層125とを車室内側の装飾材であるトリムT2とほぼ等しい色彩で構成する例を示したが、室内における色彩の調和を考慮してトリムT2と異なる色彩にすることも可能である。また、中空シール部14の表皮層145とグリップ部12の表皮層125とを異なる色彩にすることも可能である。
本発明の実施形態1に係るウェザーストリップの平断面図である。 ウェザーストリップの全体側面図である。 ウェザーストリップの働きを表す斜視図である。 ウェザーストリップの働きを表す平面図である。 図4のV矢視拡大図である。 ウェザーストリップの成形方法等を表す模式図(A図、B図)である。 ウェザーストリップが取付けられる車両のボディの乗降口を車室内側から表した正面図である。 従来のウェザーストリップの働きを表す平面図である。
符号の説明
2・・・・・ボディ
4・・・・・スライドドア
10・・・・ウェザーストリップ
12・・・・グリップ部
121m・・溝
125・・・表皮層
14・・・・中空シール部
141・・・前側連結部(壁材)
142・・・後側連結部(壁材)
144・・・シール本体部(スライドドアが当接する側に壁材)
145・・・表皮層
20・・・・乗降口
23・・・・フランジ板部

Claims (4)

  1. 車両のボディに形成された乗降口の周縁に位置するフランジ板部に装着されて、その乗降口を開閉するスライドドアと前記ボディの乗降口の周縁との間をシールする帯状のウェザーストリップであって、
    外周側に形成された溝を利用して前記ボディの前記フランジ板部に嵌められる構成であり、車室内の壁面意匠を構成する表皮層を備えるグリップ部と、
    筒状に成形されて前記グリップ部より車幅方向外側に配置されており、前記スライドドアが閉じられたときに、そのスライドドアに押圧されて変形し、前記スライドドアと前記ボディの乗降口の周縁間をシールする中空シール部とを有し、
    前記中空シール部は、前記スライドドアに押圧されて変形するシール本体部と、そのシール本体部を前記グリップの外側面に接続する前側連結部、後側連結部と、前記スライドドアが閉じられたときに、車室内側から見える露出部分に積層されて、前記グリップ部の表皮層と共に車室内の壁面意匠を構成する表皮層とを備えており、
    前記中空シール部の前側連結部と後側連結部と表皮層とは、前記グリップ部と等しい硬さのゴム材により構成されており、前記中空シール部のシール本体部は、前記グリップ部よりも軟らかいゴム材により構成されていることを特徴とするウェザーストリップ。
  2. 請求項1に記載されたウェザーストリップであって、
    前記中空シール部の表皮層は、前記グリップ部の表皮層と等しい色彩に設定されていることを特徴とするウェザーストリップ。
  3. 請求項1又は請求項2のいずれかに記載されたウェザーストリップであって、
    前記グリップ部と前記中空シール部とに積層される表皮層は、着色されたゴム材により構成されていることを特徴とするウェザーストリップ。
  4. 請求項3に記載されたウェザーストリップの成形方法であって、
    押し出し成形により、心材の周囲にグリップ部及び中空シール部の前側連結部と後側連結部とを成形する硬ゴム材成形工程と、
    前記硬ゴム材成形工程の後、同じく押し出し成形により、前記中空シール部の前記シール本体部を成形する軟ゴム材成形工程と、
    前記軟ゴム材成形工程の後、同じく押し出し成形により、硬ゴム材の前記表皮層を成形する表皮層成形工程と、
    を有することを特徴とするウェザーストリップの成形方法。
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