JP5129027B2 - 感熱性粘着・接着ラベルおよび容器 - Google Patents

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Description

本発明は一般に感熱性粘着・接着ラベルに関するものであり、より特定的には、容器に対して、糊残りがなく、温水による剥離特性を有し、容易に剥離することができるように改良された感熱性粘着・接着ラベルに関する。また、本発明は、そのような感熱性粘着・接着ラベルを貼付した容器に関する。
ガラス瓶やPET(ポリエチレンテレフタレート)ボトル等のプラスチックボトルに代表される各種容器には、容器破損保護、内容物に関する表示、意匠性の点から通常、各種のラベルが貼付・装着されている。
ラベルの貼付・装着は、図5(A)を参照して、PETボトル5の胴部外周に、印刷を施したプラスチックフィルムからなる矩形のラベル4を巻きつけ、ラベル裏面の先端側4aを第1の接着剤層2aによりボトル5の表面に貼り付け、後端側4bを、巻かれたラベル4の表面に第2の接着剤層2bにより接着することにより行われ、これによって、図5(B)に示すラベル4が装着されたPETボトル5を得ている。
近年、廃棄物量の低減、資源の有効利用の観点から、使用後のPETボトルをリサイクルする動きが定着しつつあり、PETボトルに貼付又は装着されたラベルは、リサイクルの際に容易にPETボトルから分離できるものが好ましいため、それに適する接着剤を用いたラベルやそのラベルを貼付又は装着したPETボトルが種々提案されている(例えば特許文献1,2参照)。
特開平2003−36030号公報 特開平2006−106234号公報
ところで、PETボトルリサイクル推進協議会から平成13年4月1日に出された、指定PETボトルの自主設計ガイドラインのラベル・印刷等評価基準の剥離適性評価では、1)物理的剥離試験、2)熱水剥離試験、3)熱アルカリ剥離試験の3条件の剥離試験が提示されている。
しかしながら、上記特許文献1,2に開示される感熱性粘着・接着ラベルあるいは現在市場で流通している感熱性粘着・接着ラベルは、熱アルカリ処理による剥離は可能であるが、熱水処理による剥離では接着剤がPETボトルに残ってしまうことが多い。また、熱アルカリ処理施設を持つ業者は少なく、熱水処理施設しか持たない業者が大半である。
本発明は上記問題を解決するためになされたもので、熱水処理だけで、ラベルがPETボトルから容易に剥離し、かつPETボトルに接着剤が残らない感熱性粘着・接着ラベルを提供することを目的とする。
本発明の他の目的は、そのような感熱性粘着・接着ラベルを貼付したボトルを提供することにある。
本発明は、前端部と後端部を有する基材フィルムを備えるラベルであって、前記前端部を容器の胴部に接着して固定してぐるりと巻きつけられ、前記前端部の上に前記後端部を接着することにより、容器に装着される感熱性粘着・接着ラベルに係る。前記基材フィルムの前記前端部に、前記容器とラベルを接着するための、オレフィン系接着剤と界面活性剤を含む第1の接着剤層が設けられており、前記基材フィルムの前記後端部に、ラベル同士を接着するための、アクリル系の粘着剤又はディレードタック型粘着剤で形成された前記界面活性剤を含まない第2の接着剤層が設けられていることを特徴とする
上記界面活性剤は、界面自由エネルギーを小さくし、水に馴染みやすい性質を第1の接着剤層に与えるため、熱水処理だけで、PETボトルからラベルが剥離し、かつPETボトルに接着剤が残らない。
本発明において用いられる界面活性剤として、親水性部分がイオン性(カチオン性・アニオン性・双性)のものと非イオン性(ノニオン性)のものいずれも使用できる。また、低分子系と高分子系のいずれも使用できる。
アニオン性界面活性剤としては、通常の洗浄剤組成物に用いるものを適宜使用することができる。例えば、高級脂肪酸石けん、アルキルリン酸塩、ポリオキシアルキレンアルキルエーテルリン酸塩、アルキル硫酸塩、アルキルスルホン酸塩、ポリオキシアルキレンアルキルエーテル硫酸塩、アルキルベンゼンスルホン酸塩、α―オレフィンスルホン酸塩、アシル化アミノ酸塩、N−アシルーN−メチルタウリン塩、高級脂肪酸エステルスルホン酸塩、アルキルエーテル酢酸塩、ポリオキシアルキレンアルキルエーテル酢酸塩等が挙げられる。ここで用いられる塩としては、ナトリウム、カリウム、マグネシウム、カルシウム等の金属塩、アンモニウム塩又は低級アルカノールアミン(例えばモノ、ジ、トリエタノールアミン)塩等の形態でも使用できる。各アニオン性活性剤において、疎水部は炭素数6〜24のアルキル基又はアシル基が好ましく、炭素数10〜22のものが更に好ましく、12〜18のものが特に好ましく、直鎖又は分岐のいずれでもよく、また2種以上の炭素数の混合物であってもよい。またポリオキシエチレン部を有するアニオン性界面活性剤において、ポリオキシエチレン部の平均付加モル数は0.5〜5が好ましく、1〜5が更に好ましく、2〜3が特に好ましい。2種以上の付加モル数の混合物であってもよい。上記例示の中でも、高級脂肪酸石けん、アルキルリン酸塩、ポリオキシアルキレンアルキルアルキルエーテルリン酸塩、ポリオキシアルキレンアルキルエーテル硫酸塩が汎用性の点から好ましく、その中でも更に、アルキルリン酸塩、ポリオキシアルキレンアルキルエーテルリン酸塩等のリン酸エステル塩がゲル又は液晶状態を形成する配合領域が広い点から好ましく、その中でも特に、モノアルキルリン酸ナトリウム、モノアルキルリン酸カリウム、ポリオキシエチレンアルキルエーテルリン酸ナトリウム、ポリオキシエチレンアルキルエーテルリン酸カリウムが好ましい。
カチオン性界面活性剤も使用でき、これは水中で解離したとき陽イオンとなるものである。親水基として例えばテトラアルキルアンモニウムを持つ。アルキルトリメチルアンモニウム塩 RN+(CH3)3X−、ジアルキルジメチルアンモニウム塩 RR'N+(CH3)2X−、アルキルベンジルジメチルアンモニウム塩 RN+(CH2Ph)(CH3)2X−などが挙げられる。
双性(両性)界面活性剤も使用でき、これは分子内にアニオン性部位とカチオン性部位の両方をもっているので、溶液のpHに応じて陽・両性・陰イオンとなる。アルキルジメチルアミンオキシド R(CH3)2NO、アルキルカルボキシベタイン R(CH3)2N+CH2COO−などが挙げられる。
非イオン性(ノニオン性)界面活性剤も使用できる。これは、親水部が非電解質、つまりイオン化しない親水性部分を持つもので、アルキルグリコシドのような低分子系、あるいはポリエチレングリコールやポリビニルアルコールのような高分子系のものがある。Triton X 、Pluronic、Tween などの商品名で売られている。ポリオキシエチレンアルキルエーテル RO(CH2CH2O)mH、脂肪酸ソルビタンエステル、アルキルポリグルコシド、脂肪酸ジエタノールアミド RCON(CH2CH2OH)2、アルキルモノグリセリルエーテル ROCH2CH(OH)CH2OHなどが挙げられる。
上記基材フィルムには、二軸延伸ポリプロピレンフィルム又は二軸延伸ポリエステルフィルムが好適に用いられる。これらフィルムは透明であっても、パール調フィルムや乳白フィルムのように不透明なフィルムであってもよい。
上記オレフィン系接着剤は、エチレン、プロピレン、ブテン−1、ペンテン−2、ヘキセン−1、ヘプテン−1、オクテン−1、4−メチル−1−ペンテン等の炭素数が2〜10のα−オレフィンをモノマー単位とする単独重合体、異種モノマーによる共重合体又はこれら重合体の混合物であるポリオレフィン樹脂を母体とし、これに不飽和カルボン酸無水物及び/又は炭素数が8〜18である(メタ)アクリル酸エステルもしくは(メタ)アクリルアミド誘導体でグラフト変性された樹脂で形成されるのが好ましい。上記不飽和カルボン酸無水物及び/又は(メタ)アクリル酸エステルもしくは(メタ)アクリルアミド誘導体は一般に0.2〜40重量%含まれているのが好ましい。
上記オレフィン系接着剤における、上記ポリオレフィン樹脂は、炭素数2〜10のα−オレフィンをモノマー単位とする単独重合体、異種モノマーによる共重合体又はこれら重合体の混合物であるのが好ましい。上記ポリオレフィン樹脂は、特にエチレン−プロピレン共重合体、プロピレン−ブテン共重合体、エチレン−プロピレン−ブテン共重合体及びメタロセン触媒を重合触媒として製造したプロピレン系ランダム共重合体からなる群より選ばれた1種以上のプロピレン系樹脂であることが好ましい。また、該プロピレン系樹脂における、プロピレンの含有割合は50重量%以上98重量%以下であることが好ましい。
上記界面活性剤は、上記第1の接着剤層中に、固形分で、0.2〜45重量%含まれているのが好ましい。0.2重量%より少ないと水に馴染ませる力が弱い、一方45重量%より多くなると、接着力を下げるからである。
前記第2の接着剤層の、前記基材フィルムの幅方向における長さは、前記基材フィルムの幅よりも短くされているのが好ましい。より好ましくは、前記第2の接着剤層は、前記基材フィルムの幅方向において、該基材フィルムの両端部より0.2mm以上内側に形成されているのがよい。巻いてラベル同士を重ね合わせて接着固定する際、重ね合わせがずれたときに、第2の接着剤層の糊面がはみ出して、ラベルと容器が第2の接着剤層で接着されないようにするためである。ラベルと容器が第2の接着剤層で接着されてしまうと、糊が容器に残る原因となるからである。
上記第1の接着剤層の接着強度は、23℃の環境下で次の条件を全て満たすように選ばれるのが好ましい。
1) 容器−ラベル間接着強度(180°剥離);2.0N/15mm以下。
2) 容器−ラベル間接着強度(引張りせん断);15.0N/15mm以上。
容器−ラベル間の180°剥離での接着強度が2.0N/15mm以下であると、手で容易にラベルを剥がすことができ好ましい。180°剥離での接着強度の下限値は0.01N/15mmである。また、容器−ラベル間の引張りせん断での接着強度が15.0N/15mm以上であると、感熱性粘着・接着ラベルをPETボトルに装着する際、第1の接着剤層をPETボトルに接着させた後、感熱性粘着・接着ラベルに充分な張力を加えて巻きつけることができるため好ましい。せん断剥離での接着強度の上限値は80N/15mmである。
この発明の他の局面に従う容器は、上述の感熱性粘着・接着ラベルの前端部を容器に接着して一定の張力を上記ラベルの長手方向に与えながら、上記ラベルを上記容器に巻回して該ラベルの後端部を上記ラベルの前端部の上に接着してなる。
本発明によれば、容器とラベルを接着する第1の接着剤層として、オレフィン系の接着剤に界面活性剤を含めたものを用いる。界面活性剤は水に馴染みやすい性質を第1の接着剤層に与えるため、熱水処理だけで、容器からラベルが剥離し、かつ容器に接着剤が残らない。
(実施の形態1)
図1(A)は、本発明に係る感熱性粘着・接着ラベルの裏面図である。図1(B)は、B−B線に沿う断面図である。図1(C)は、変形例の、B−B線に沿う断面図である。図1(D)は感熱性粘着・接着ラベルのロールの斜視図である。
熱水処理だけで、PETボトルからラベルが剥離し、かつPETボトルに接着剤が残らない感熱性粘着・接着ラベル4を得るという目的を、裏面に形成された接着剤層を、PETボトルとラベルを接着する、オレフィン系接着剤と界面活性剤を含む第1の接着剤層2(感熱性)と、上記感熱性粘着・接着ラベル同士を接着する第2の接着剤層3(感熱性)とから構成するということによって、実現した。
本発明において、感熱性粘着・接着ラベルの基材フィルム1となるのは、二軸延伸ポリプロピレンフィルム又は二軸延伸ポリエステルフィルムであり、基材フィルム1の厚みは12〜80μmが好ましく、さらに好ましくは15〜60μmである。
市販されている基材フィルムとしては、具体的には、二軸延伸ポリプロピレンフィルムとしては、例えば、東洋紡績株式会社製「パイレン(登録商標)P2261(片面コロナ処理)、P2161(両面コロナ処理)」、フタムラ化学株式会社製「FOS(片面コロナ処理)、FOS−BT(両面コロナ処理)」、東レ株式会社製「トレファン(登録商標)2548(両面コロナ処理)、2578(片面コロナ処理)」などが例示できる。
また、パール調二軸延伸ポリプロピレンフィルムとして、例えば、フタムラ化学株式会社製「POL−BT」、乳白二軸延伸ポリプロピレンフィルムとして、例えば、東セロ株式会社製「乳白OP NW−2」が例示できる。
二軸延伸ポリステルフィルムとしては、例えば、東洋紡績株式会社製「東洋紡エスペット(登録商標) E5100」、東レ株式会社製「ルミラー(登録商標)T60」、帝人デュポンフィルム株式会社製「帝人テトロンフィルムG2、メリネックス(登録商標)S」などが好適に使用できる。
本発明において、基材フィルム1の印刷層6及び接着剤層2,3を設ける面は、基材フィルム1が二軸延伸ポリプロピレンフィルムの場合には、コロナ処理が施されているのが好ましい。コロナ処理により、印刷層中の印刷インキや接着剤層中のオレフィン系接着剤との密着性が向上するからである。基材フィルム1がポリエステルフィルムの場合には、コロナ処理は特に必要でない。
また、基材フィルム1が二軸延伸ポリプロピレンフィルムの場合には、両面コロナ処理を使用するとラベル−ラベル同士(ラベル−第2の接着剤−ラベル)の接着強度が強くなるため、低温保管時のラベル安定性(冷蔵庫 5℃保管)が増すために好適に使用出来る。
本発明において、第1の接着剤層2を形成するオレフィン系接着剤は、エチレン−プロピレン共重合体、プロピレン−ブテン共重合体、エチレン−プロピレン−ブテン共重合体及びメタロセン触媒を重合触媒として製造したプロピレン系ランダム共重合体からなる群から選ばれる1種以上のプロピレン系樹脂を、不飽和カルボン酸無水物及び/又は炭素数が8〜18である(メタ)アクリル酸エステルもしくは(メタ)アクリルアミド誘導体でグラフト変性された樹脂を含んでいる。
不飽和カルボン酸無水物としては、無水マレイン酸、無水イタコン酸、無水シトラコン酸又は無水アコニット酸を用いることができ、好ましくは、無水イタコン酸又は無水マレイン酸である。
炭素数8〜18である(メタ)アクリル酸エステルとしては、(メタ)アクリル酸メチル、(メタ)アクリル酸エチル、(メタ)アクリル酸ブチル、(メタ)アクリル酸シクロへキシル、(メタ)アクリル酸オクチル、(メタ)アクリル酸ラウリル又は(メタ)アクリル酸ステアリルを用いることができる。
(メタ)アクリルアミド誘導体としては、アクリルアミド又はメタアクリルアミド末端の水素原子の一つ又は二つが、他の置換基で置換された化合物であり、例えば、ダイアセトンアクリルアミド、N,N−ジエチル(メタ)アクリルアミドを用いることができる。
オレフィン系接着剤は、粘着付与剤を含んでいてもよい。粘着付与剤としては、特に限定するものではなく、従来公知のものを用いることができる。例えば、テルペン樹脂、水素添加テルペン樹脂、石油樹脂等が挙げられる。
その他、アクリル系ディレードタック粘着剤を添加することもできる。アクリル系ディレードタック粘着剤を添加する場合、添加量は固形分30重量%以下であることが好ましい。
ここで、第1の接着剤層と第2の接着剤層との関係について、図1(A)、図1(B)、図1(D)を参照してさらに詳しく説明する。感熱性粘着・接着ラベル4は、基材フィルム1と、その裏面に形成された印刷層6と、前記容器とラベルを接着するオレフィン系接着剤と界面活性剤を含む第1の接着剤層2と、前記感熱性粘着・接着ラベル同士を接着する第2の接着剤層3とを備える。1枚の感熱性粘着・接着ラベル4の長手方向の長さは、1本の容器の胴回りの長さにシールの重ね代を加えた長さに相当する。第2の接着剤層3の、基材フィルム1の幅方向における長さは、基材フィルム1の幅よりも短くされている。なお、図1(C)を参照して、基材フィルム1が不透明フィルムの場合、印刷層6は、表面側に形成される。
第1の接着剤層2の厚みは、1〜10μmが好ましい。この厚みの範囲にあると、好適な接着強度が得られ好ましい。
第2の接着剤層3には、一般的なアクリル系の粘着剤やディレードタック型粘着剤と呼ばれる粘着剤を用いることができる。
ここで、ディレードタック型粘着剤としては、EVA系、アクリル系、ゴム系等が挙げられ、具体的には、東洋インキ製造株式会社製「ヒートマジック(登録商標) DW4070」等が例示できる。DW4070の接着強度(180°剥離)は、3.0N/15mmであった。第2の接着剤層の厚みは、3〜10μmが好ましい。
第1の接着剤層2及び第2の接着剤層3に、耐ブロッキング性を付与する目的で、有機系微粒子、無機系微粒子、液状ワックス、固形ワックス、アクリル樹脂又はウレタン樹脂を添加してもよい。
本発明において、印刷層6を形成する印刷インキについては、二軸延伸ポリプロピレンフィルム又は二軸延伸ポリエステルフィルムに密着性があり、印刷可能であれば特に限定はなく、従来公知の印刷インキを用いることができる。印刷方法についても、特に限定はないが、生産性の点ではグラビア印刷が好ましい。印刷層6の厚みは、そのデザインによって厚みは異なるが、概ね0.5〜5.0μmである。
また、第1の接着剤層2及び第2の接着剤層3も、基材フィルム1の裏面に印刷層6を印刷する際に、グラビア印刷等で、同時に塗布して形成するのが好ましい。第1の接着剤層2及び第2の接着剤層3は、印刷層の上に塗布する方法もある。また、第1の接着剤層2や第2の接着剤層3が塗布される位置に、印刷面が無い様に、予めくり抜いたデザインで印刷した後、第1の接着剤層2や第2の接着剤層3を塗布する方法もある。印刷層6を、くり抜いたデザインで印刷した後、接着剤層2,3を塗布する場合には、接着剤層2,3と印刷層6の面が、ほぼ面一になるように設計すると、耐ブロッキング性を向上させることができる。印刷層6の上に接着剤層2,3を塗布すると、印刷インキと接着剤が喰いこみあって、感熱性粘着・接着ラベルの基材フィルム1と接着剤2,3との密着性[接着強度)が向上し好ましい。
このようにして得られた感熱性粘着・接着ラベルは、ボトル等の容器から、容易に剥離することができ、かつ容器に接着剤が残らないという特性を有している。以下、本発明の実施例を比較例とともに説明する。
以下の各例での接着強度及び熱水剥離特性は次のとおり測定したものである。
[接着強度]
まず、図2(A)(B)を参照して、感熱性粘着・接着ラベル4とPETシート(東洋紡績株式会社製 E5101タイプ 厚み100μm、コロナ未処理 PETボトルの代用)5とを、第1の接着剤層2で、下記条件で接着した。
圧カ:9.8N/cm2
圧着時問: 0.5秒
温度: 90℃
第1の接着剤の塗布幅(長手方向):20mm
次に、長さ50mm× 幅15mmの大きさに測定試料を切り出した。(図1(A)参照)
この試料を、剥離試験機(新東科学株式会社製 Peeling TESTER HEIDON−17)を用いて、23℃環境下で、測定速度300mm/minで剥離し、接着強度を測定した。また、試料の加熱は、加熱装置(新東科学株式会社製 HP2000)を用いて行った。
図2(A)は、180°剥離(JIS K 6854−2に準拠)をする様子を図示したものであり、図2(B)は、引張りせん断剥離(JIS K 6850に準拠)をする様子を図示したものである。図2(B)において、接着部分の長さは20mmである。
[熱水剥離特性]
熱水剥離特性の評価用試料は次の通り準備した。
感熱性粘着・接着ラベル4を用いて、図3で示すように、PETボトルに装着した。まず、ロールからラベル4を巻き出し、ラベルをカットする。次いで、加熱ロールで第1の接着剤層2及び第2の接着剤層3を活性化させる。加熱ロールの温度は105℃であった。次に、第1の接着剤層2がPETボトル5と接するように、感熱性粘着・接着ラベル4の裏面の先端側4aをPETボトル5に押し当てて接着させる。その後感熱性粘着・接着ラベル4は、一定の張力をラベルの長手方向に与えながら、PETボトル5の胴部にぐるりと巻きつけられ、後端側4bを、巻かれたラベル4の先端側4aの表面に第2の接着剤層3により接着する。これによって、ラベル4が装着されたPETボトル5が得られた。
1) 感熱性粘着・接着ラベルを装着したPETボトルを8mmメッシュで粉砕して作ったフレークを85℃の熱水中にフレーク濃度10%(重量比)で浸漬し、15分間ゆっくり攪拌する。次いで、フィルターで濾過してフレークの目視確認を行う。ラベルがボトルから剥離して水に浮き、印刷インキ、粘着・接着剤がボトルに残らないこと。
2) 感熱性粘着・接着ラベルを装着したPETボトルを8mmメッシュで粉砕したフレークを、90℃に加熱した1.5%アルカリ水溶液中に、フレーク濃度10%[重量比)で浸漬し、15分間ゆっくり攪拌する。ついでフィルターでろ過し、フレークの目視確認を行う。ラベルが剥離し水に浮き、印刷インキ、粘着・接着剤がボトルに残らないこと。
3) 感熱性粘着・接着ラベルを装着したPETボトルを8mmメッシュで粉砕して作ったフレーク200gを、5Lの水に投入し、30秒間激しく攪拌する、次に1分間静置した後、浮遊物を除去して、水を取り除いて、沈殿物をバットに移動し、乾燥する。次いで目視確認を行い、ラベル、印刷付きフレーク、接着剤付きフレークを分離し、重量を測定する。印刷付きフレークと粘着・接着剤付きフレークが1200ppm以下であること。
上記の条件1)〜3)を全て満たす場合を「○」、一部でも満たさない場合には、「×」とした。
(実施例1〜6、比較例1〜2)
二軸延伸ボリプロピレンフィルム(東洋紡績株式会社製P2161 厚み50μm)のコロナ処理面に、水性グラビアインキ(大日本インキ化学工業株式会社製ファインラップ(登録商標)WPV709白)を用いて、白ベタ一色の印刷をした。図1(B)を参照して、印刷層6の厚みは2μmであった。
次に、第1の接着剤層2として、オレフィン系接着剤(日本製紙ケミカル株式会社製 アウローレン(登録商標)S−5183MX、固形分15%)に、固形分で表1に示す配合量になるように、メタノールに溶かせたカチオン系界面活性剤(ラウリルトリメチルアンモニウムクロライド、25%濃度)又はメタノールに溶かせたアニオン系界面活性剤(ポリオキシエチレンアルキルエーテルリン酸カリウム、50%濃度)を添加し、版深度45μm、線数120線のグラビア版で塗布した。第2の接着剤層3として、ディレードタック型粘着剤(東洋インキ製造株式会社製 ヒートマジック(登録商標)DW4070、固形分58%)を、版深度60μm、線数100線のグラビア版で塗布した。第1の接着剤層2の厚みは2.5μm、第2の接着剤層3の厚みは8.0μmであった。また、第1の接着剤層2の塗布面積は、7%/ラベル面積であった。第2の接着剤層3の塗布面積は3%であった。第2の接着剤層3はラベルーラベルを固定するのみであるため、その塗布面積は小さくてよい。
アウローレン(登録商標)S−5183MXは、無水マレイン酸・アクリル変性低結晶ポリオレフィンで、無水マレイン酸4%、分子量7万前後、融点60〜70℃、Tg−20℃であった。このようなオレフィン系樹脂感熱性粘着剤を熱で活性化することにより、粘着性が高まり、ボトルに巻ける粘着強度が得られる。更に常温下では、PETボトルを構成する樹脂とオレフィン系樹脂層の粘着性(分子間力)が低下する。
界面活性剤は、オレフィン系接着剤に水に馴染み易い性質を与える。界面活性剤を含まないオレフィン系樹脂を用いた場合では、85℃の温水に15分間浸漬しても、剥離しなかった。
(実施例7)
第1の接着剤層2として、オレフィン系接着剤(日本製紙ケミカル株式会社製 アウローレン(登録商標)S−5183MX、固形分15%)とディレードタック型粘着剤(東洋インキ製造株式会社製 ヒートマジック(登録商標)DW4070、固形分58%)とアニオン系界面活性剤(ポリオキシエチレンアルキルエーテルリン酸カリウム、50%濃度)を表1に示す配合量とし、他の条件は実施例1と同じようにした。
(比較例3)
第1の接着剤層2すなわちボトルーラベル接着剤層を、ラベルーラベル接着用に用いた上記ヒートマジック(登録商標)DW4070で構成し、他の条件は実施例1と同じにした。
得られた感熱性粘着・接着ラベル4の接着強度と熱水剥離特性を測定し、表1にまとめた。
表1において、
アウローレンS−5183MX(接着剤):固形分15%
ヒートマジックDW4070(接着剤):固形分57.5±1.5%
カチオン界面活性剤:ラウリルトリメチルアンモニウムクロライド(25%濃度、メタノール希釈)
アニオン界面活性剤:ポリオキシエチレンアルキルエーテルリン酸カリウム(50%濃度、メタノール希釈)
である。
(実施の形態2)
実施の形態1で得られた感熱性粘着・接着ラベルを用いて、図3で示すように、PETボトルに装着した。まず、ロールからラベル4を取り出し、ラベルカットする。次いで、加熱ロールで第1及び第2接着剤2,3を活性化させる。加熱ロールの温度は105℃であった。次に、第1の接着剤層2がPETボトル5と接するように、感熱性粘着・接着ラベル4の裏面の先端側4aをPETボトル5に押し当てて接着する。その後感熱性粘着・接着ラベル4は、一定の張力をラベルの長手方向に与えながら、PETボトル5の胴部にぐるりと巻きつけられ、後端側4bを、巻かれたラベル4の先端側4aの表面に第2の接着剤層3により接着する。これによって、ラベル4が装着されたPETボトル5が得られる。第1の接着剤層2は、界面活性剤を含むオレフィン系の接着剤であり、熱水で容易に除去できるので、熱水処理をすると、この接着剤は熱水に溶けるように膨潤し、ボトルから容易に剥離する。このような界面活性剤を含んでいるので、たとえ、ラベルを剥がした後、第1の接着剤層2がPETボトル5の表面に付着して残っても、水に馴染み易く、熱水処理するだけで、これを除去することができる。
(実施の形態3)
図4は、実施の形態3に係る態様を示す図である。第2の接着剤層3の塗布幅5〜15mmである。第2の接着剤層3の、基材フィルム1の幅方向における長さは、基材フィルムの幅よりも短くされている。より好ましくは、第2の接着剤層3は、基材フィルム1の幅方向において、該基材フィルム1の両端部より0.2mm以上内側に形成されているのがよい(L≧0.2mm)。巻いてラベル同士を重ね合わせて接着固定する際、重ね合わせがずれたときに、第2の接着剤層3の糊面がはみ出して、ラベルとボトルが第2の接着剤層3で接着されないようにするため、十分の余裕を持たせるためである。ラベルとボトルが第2の接着剤層3で接着されてしまうと、糊がボトルに残る原因となるからである。
本実施例で得られたラベルは、PETボトルリサイクル推進協議会が2001年に制定した「指定PETボトル自主設計ガイドライン」の「別表3:分離・剥離適性評価基準」の分類でAAランクを満たすものであった。すなわち、手又はカッター等の簡単な工具で剥離でき、接着剤等がボトルに残らなかった。比重分離層による分離で20ppm以下に分離できた。85℃の温水に15分間浸漬した時、ラベル印刷等が剥離し、接着剤がフレークに残らなかった。
上記実施例では容器として、PETボトルを例示したが、この発明はこれに限られるものでなく、ラベルを貼り付ける他の容器にも応用できる。
今回開示された実施例はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
本発明に係る感熱性粘着・接着ラベルは、熱水処理するだけでプラスチックボトルから剥がれ、糊がプラスチックボトル側に残らないので、リサイクル性の高いプラスチックボトルが得られる。
(A) 本発明に係る感熱性粘着・接着ラベルの裏面図である。 (B) 図1(A)におけるB−B線に沿う断面図である。 (C) 変形例の、図1(A)におけるB−B線に沿う断面図である。 (D) 感熱性粘着・接着ラベルのロールの斜視図である。 ラベルとボトルとの接着強度を測定する方法を示す図である。 (A)は、180°剥離をする様子を図示したものである。 (B)は、引張りせん断剥離をする様子を図示したものである。 感熱性粘着・接着ラベルをPETボトルに装着する様子を示す図である。 ラベルを容器に巻きつけて端部を重ね合わせて接着する段階で、重ね合わせがずれた場合を図示した概念図である。 従来例に係る感熱性粘着・接着ラベルをPETボトルに装着する様子を示す図である。
符号の説明
1 基材フィルム
2 容器とラベルを接着する第1の接着剤層
3 ラベルとラベルを接着する第2の接着剤層
4 感熱性粘着・接着ラベル
4a 先端側
4b 後端側
5 PETボトル
6 印刷層

Claims (8)

  1. 前端部と後端部を有する基材フィルムを備えるラベルであって、前記前端部を容器の胴部に接着して固定してぐるりと巻きつけられ、前記前端部の上に前記後端部を接着することにより、容器に装着される感熱性粘着・接着ラベルにおいて、
    前記基材フィルムの前記前端部に、前記容器とラベルを接着するための、オレフィン系接着剤と界面活性剤を含む第1の接着剤層が設けられており、
    前記基材フィルムの前記後端部に、ラベル同士を接着するための、アクリル系の粘着剤又はディレードタック型粘着剤で形成された前記界面活性剤を含まない第2の接着剤層が設けられていることを特徴とする感熱性粘着・接着ラベル。
  2. 前記オレフィン系接着剤は、ポリオレフィン樹脂を母体とし、該母体に不飽和カルボン酸無水物及び/又は炭素数が8〜18である(メタ)アクリル酸エステルもしくは(メタ)アクリルアミド誘導体でグラフト変性された樹脂で形成され、
    前記不飽和カルボン酸無水物及び/又は(メタ)アクリル酸エステルもしくは(メタ)アクリルアミド誘導体が0.2〜40重量%含有されている、請求項1に記載の感熱性粘着・接着ラベル。
  3. 前記オレフィン系接着剤における、前記ポリオレフィン樹脂が、炭素数2〜10のα−オレフィンをモノマー単位とする単独重合体、異種モノマーによる共重合体又はこれら重合体の混合物である請求項1又は2に記載の感熱性粘着・接着ラベル。
  4. 前記界面活性剤は、前記第1の接着剤層中に、固形分で、0.2〜45重量%含まれている請求項1に記載の感熱性粘着・接着ラベル。
  5. 前記第1の接着剤層の接着強度が、23℃の環境下で次の条件を全て満たす請求項1に記載の感熱性粘着・接着ラベル。
    1) 容器−ラベル間接着強度(180度剥離);2.0N/15mm以下。
    2) 容器−ラベル間接着強度(引張りせん断);15.0N/15mm以上。
  6. 前記第2の接着剤層の、前記基材フィルムの幅方向における長さは、前記基材フィルムの幅よりも短くされている請求項1に記載の感熱性粘着・接着ラベル。
  7. 前記第2の接着剤層は、前記基材フィルムの幅方向において、該基材フィルムの両端部より0.2mm以上内側に形成されている請求項6に記載の感熱性粘着・接着ラベル。
  8. 請求項1〜7のいずれか1項に記載の感熱性粘着・接着ラベルの前端部を容器に接着して一定の張力を前記ラベルの長手方向に与えながら、前記ラベルを前記容器に巻回して該ラベルの後端部を前記ラベルの前端部の上に接着してなる容器。
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