JP5105078B2 - 走行車両 - Google Patents

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Description

本発明は、車輪に支持される車体の姿勢を安定に制御する走行車両に関する。
従来、搬送装置の姿勢制御としてカウンタウエイトを適用することでバランス状態を良好に維持するものがある(特許文献1参照)。
また、左右の駆動輪を姿勢感知センサの出力に応じて制御駆動することで前後方向のバランス保持のための姿勢制御と走行制御とを行う走行制御部を備えた人用移動機器で、錘を移動することにより、重心位置を変更し、制動時の車体の傾斜を小さくするものがある(特許文献2参照)。
特開2004−129435号公報 特開2004−276727号公報
しかしながら、特許文献1及び特許文献2に記載された発明では、車両のバランスを制御するバランサを新たに設ける必要があり、車両重量が重くなり、走行車両の駆動手段の出力も大きく、高コストとなっていた。
本発明は、上記課題を解決するものであって、搭載部を移動させることにより従来のバランサとしての機能を保持すると共に、搭載部が後方に移動する際の前方のスペースの確保をすることができる走行車両を提供することを目的とする。
そのために、本発明は、車体と、前記車体の進行方向に対して前後のみに移動可能に取り付けられ乗員が搭乗する搭載部と、前記車体に回転可能に支持された車輪と、前記搭載部を移動可能に支持するアクチュエータと、を備えた走行車両において、前記アクチュエータは、前記搭載部の下方に前記搭載部の前端部よりも前記車体の前後方向における後側に前端部が配置され固定された案内部と、前記車体に固定され前記案内部全体よりも前記車体前後方向における全体の長さが短く前記案内部に沿って相対移動する移動部と、を有し、前記搭載部は、前記車体に対して前記アクチュエータによって前後方向のみに移動することによりバランスを保持し、前記アクチュエータ全体の前端部は、前記搭載部が前記車体に対して最も後方に移動した時に前記搭載部の前端部より前記車体の前後方向における後側に配置されることを特徴とする。
請求項1の発明によれば、車体と、前記車体の進行方向に対して前後のみに移動可能に取り付けられ乗員が搭乗する搭載部と、前記車体に回転可能に支持された車輪と、前記搭載部を移動可能に支持するアクチュエータと、を備えた走行車両において、前記アクチュエータは、前記搭載部の下方に前記搭載部の前端部よりも前記車体の前後方向における後側に前端部が配置され固定された案内部と、前記車体に固定され前記案内部全体よりも前記車体前後方向における全体の長さが短く前記案内部に沿って相対移動する移動部と、を有し、前記搭載部は、前記車体に対して前記アクチュエータによって前後方向のみに移動することによりバランスを保持し、前記アクチュエータ全体の前端部は、前記搭載部が前記車体に対して最も後方に移動した時に前記搭載部の前端部より前記車体の前後方向における後側に配置されるので、搭載部の前方の空間を大きくすることができ、乗員の足のためのスペースを大きく確保することができる。また、新たに部材を設ける必要がなく、既存の部材を利用することができ、コストを安くすることができる。
以下、本発明の一例としての実施形態を図面に基づいて説明する。
図1は本実施形態の走行車両を示す図であり、図1(a)は走行車両の正面図、図1(b)は走行車両の側面図である。図2は、本実施形態の走行車両1の座席3下部付近を拡大した図である。
走行車両1は、車体2に搭載部の一例としての座席3を搭載し、ジョイスティック4を操作することで、図示しない左右のホイールモータ等の駆動手段を制御し、車体2及び搭載部の姿勢(傾斜角)を倒立状態に保ちながら、車輪5を駆動して走行する。車体2は、上部に、乗員Mの座る座席3を搭載すると共に、下部で車輪5を支持している。
座席3は、ガイドレール6a及びスライダ6b等を有する案内手段としてのガイド部材を介して車体2に対して前後方向に相対移動可能に支持され、乗員を搭載する座部3a、乗員の背もたれとなるシートバック3b及び座席3を支持するシート支持部材3cを有する。シートバック3bの高さは乗員の頭部より高いことが好ましい。座席3前方には、乗員の脚部を載置するフットレスト8が設けられている。ジョイスティック4は、座席3に座る乗員が操作するもので、座席3に支持されている。左右の車輪5は、共通な軸上でホイールモータ等の駆動手段を介して車体2に対して回転可能に支持されており、前後駆動力を独立に制御することができる。なお、車輪5は、左右二輪に限らず、一輪でも複数輪でもよい。
車体2は、上部フレーム21及び下部フレーム22を有する。上部フレーム21には、平行に配置された移動手段としてのスライドアクチュエータ7が取り付けられる。スライドアクチュエータ7は、第1部材としての案内部7a、第2部材としての移動部7b及び駆動部7c等を有する。座席3は、車体2に対して、スライドアクチュエータ7に沿って相対移動可能に支持されている。これにより、高い剛性を確保すると共に、小さな駆動力で滑らかに移動することができる。
案内部7aは座席3の下方に設けた座席支持部材3cに取り付け固定されている。移動部7bは、車体2の上部フレーム21に取り付け固定され、駆動部7cにより駆動され、案内部7aに沿って相対移動する。また、案内部7a及び移動部7bの前端部7a1,7b1は、座席3の前端部3a1より車体2の前後方向における後側に配置される。さらに、案内部7aは、移動部7bより車体2の前後方向における長さが長く構成されている。
なお、第1部材としての案内部7aは、途中に部材を介して座席3に取り付け固定されてもよい。また、第2部材としての移動部7bも途中に部材を介して車体2側に取り付け固定されてもよい。また、移動部7bは、複数設けてもよい。さらに、バッテリボックス9は他の位置、例えば座席3の後方等へ設けても良い。
さらに、案内部7aを第2部材として車体2の上部フレーム21側に固定し、移動部7bを第1部材として座席3側に固定する構成としてもよい。その際、移動部7bは、案内部7aより車体2の前後方向における長さが長く構成されるのが好ましい。
図3は、本実施形態のスライドアクチュエータ7を示す図である。スライドアクチュエータ7は、案内部7a、移動部7b、駆動部7c及び検出部7dを有する。スライドアクチュエータ7は、案内部7aとしてのレール71にボールねじ72を設置し、ナットブロック73によりボールねじ72に保持されると共に、移動部7bとしてのスライダブロック74を載置したスライダ取付部75を、駆動部7cとしてのサーボモータ76によりレール71に沿って移動させるものである。スライダブロック74の位置は、検出部7dとしてのスライダブロック位置センサ77により検出される。
次に、移動手段としてのスライドアクチュエータ7について説明する。この説明の実施例では、バッテリボックス9等の電気部品及び荷物を座席3の後方に載置し、スライドアクチュエータ7が座席3に直接取り付けられる構成とする。
本実施形態の走行車両1は、スライドアクチュエータ7のみによって座席3を車体2に支持し、移動部7bを駆動部7cにより、駆動させると、案内部7aと移動部7bとが相対的に移動することとなり、スライドアクチュエータ7により、座席3を車体2に対して移動させることができる。
図4及び図5は第1実施例を示す概略図である。図4は座席3が車体2に対して前方に移動した状態、図5は座席3が車体2に対して後方に移動した状態を示す。
第1実施例は、スライドアクチュエータ7を車体幅方向の両側に配置したものである。スライドアクチュエータ7は、案内部7aが座席3の下方に取り付けられ、移動部7bは車体2の上部フレーム21に取り付けられている。また、案内部7aは、移動部7bより車体2の前後方向における長さが長く構成されている。
図4に示すように、座席3が前方に移動した場合、案内部7a及び移動部7bの前端部7a1,7b1は、座席3の前端部3a1より車体2の前後方向における後側に配置される。また、図5に示すように、座席3が後方に移動した場合にも、案内部7a及び移動部7bの前端部7a1,7b1は、座席3の前端部3a1より車体2の前後方向における後側に配置される。
このような構成とすることにより、搭載部が後方に移動する際の座席3の前方の空間を大きくすることができ、乗員の足のためのスペースを大きく確保することができる。
図6及び図7は第2実施例を示す概略図である。図6は座席3が車体2に対して前方に移動した状態、図7は座席3が車体2に対して後方に移動した状態を示す。
第2実施例は、スライドアクチュエータ7を座席3の側面部3dに配置したものである。スライドアクチュエータ7は、案内部7aが座席3の側面部3dに取り付けられ、移動部7bは車体2の上部フレーム21に取り付けられている。また、案内部7aは、移動部7bより車体2の前後方向における長さが長く構成されている。
図6に示すように、座席3が前方に移動した場合、案内部7a及び移動部7bの前端部7a1,7b1は、座席3の前端部3a1より車体2の前後方向における後側に配置される。また、図7に示すように、座席3が後方に移動した場合にも、案内部7a及び移動部7bの前端部7a1,7b1は、座席3の前端部3a1より車体2の前後方向における後側に配置される。
このような構成とすることにより、搭載部が後方に移動する際の座席3の前方の空間を大きくすることができ、乗員の足のためのスペースを大きく確保することができる。
図8及び図9は参考例を示す概略図である。図8は座席3が車体2に対して前方に移動した状態、図9は座席3が車体2に対して後方に移動した状態を示す。
参考例は、スライドアクチュエータ7を座席3の側面部3dに配置したものである。スライドアクチュエータ7は、案内部7aが車体2の上部フレーム21に取り付けられ、移動部7bは座席3の側面部3dに取り付けられている。
図8に示すように、座席3が前方に移動した場合、案内部7a及び移動部7bの前端部7a1,7b1は、座席3の前端部3a1より車体2の前後方向における後側に配置される。また、図9に示すように、座席3が後方に移動した場合、案内部7aは座席3の前方に配置されるが、車体2の前後方向に対して側方にずれて配置される。
このような構成とすることにより、搭載部が後方に移動する際の座席3の前方の空間を大きくすることができ、乗員の足のためのスペースを大きく確保することができる。
本実施形態の発明によれば、車体2と、車体2の進行方向に対して前後に移動可能に取り付けられる座席3と、座席3と車体2との相対位置を制御するスライドアクチュエータ7と、車体2に回転可能に支持された車輪5と、を備えた走行車両1において、スライドアクチュエータ7は、座席3に対して固定された案内部7aと、車体2に固定され案内部7aに沿って相対移動する移動部7bとを有し、車体幅方向の両側に設けられ、スライドアクチュエータ7のみで座席3を支持するので、座席3の前方の空間を大きくすることができ、乗員の足のためのスペースを大きく確保することができる。また、新たに部材を設ける必要がなく、既存の部材を利用することができ、コストを安くすることができる。さらに、アクチュエータの負荷を低減することができ、小型でコンパクトなものを適用することができる。
また、案内部7a及び移動部7bの前端部7a1,7b1は、座席3の前端部3a1より車体2の前後方向における後側に配置されるので、座席3の前方の空間をさらに大きくすることができ、乗員の足のためのスペースを大きく確保することができる。
また、案内部7aは、移動部7bより車体2の前後方向における長さが長いので、座席3の前方の空間をさらに大きくすることができ、乗員の足のためのスペースを大きく確保することができる。
また、案内部7aを座席3の側面部に取り付けたので、座席3の前方の空間をさらに大きくすることができ、乗員の足のためのスペースを大きく確保することができる。
本実施形態の走行車両を示す図である。 本実施形態の走行車両の一部を拡大した正面図である。 本実施形態のスライドアクチュエータを示す図である。 第1実施例を示す図である。 第1実施例を示す図である。 第2実施例を示す図である。 第2実施例を示す図である。 参考例を示す図である。 参考例を示す図である。
符号の説明
1…走行車両、2…車体、3…座席(搭載部)、4…ジョイスティック、5…車輪、7…スライドアクチュエータ(移動手段)、8…フットレスト、9…バッテリボックス

Claims (1)

  1. 車体と、
    前記車体の進行方向に対して前後のみに移動可能に取り付けられ乗員が搭乗する搭載部と、
    前記車体に回転可能に支持された車輪と、
    前記搭載部を移動可能に支持するアクチュエータと、
    を備えた
    走行車両において、
    前記アクチュエータは、
    前記搭載部の下方に前記搭載部の前端部よりも前記車体の前後方向における後側に前端部が配置され固定された案内部と、
    前記車体に固定され前記案内部全体よりも前記車体前後方向における全体の長さが短く前記案内部に沿って相対移動する移動部と、
    を有し、
    前記搭載部は、前記車体に対して前記アクチュエータによって前後方向のみに移動することによりバランスを保持し、
    前記アクチュエータ全体の前端部は、前記搭載部が前記車体に対して最も後方に移動した時に前記搭載部の前端部より前記車体の前後方向における後側に配置される
    ことを特徴とする走行車両。
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