JP5083522B2 - ネットワーク監視方法、ネットワーク監視装置、回線エラー防止システム、ネットワーク監視装置用プログラム - Google Patents

ネットワーク監視方法、ネットワーク監視装置、回線エラー防止システム、ネットワーク監視装置用プログラム Download PDF

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Description

本発明は、無線通信ネットワークを監視するためのネットワーク監視方法及びネットワーク監視装置に関する。本発明は、また、気象データサーバと無線通信ネットワークとネットワーク監視装置とを有する回線エラー防止システムに関する。本発明は、更に、ネットワーク監視装置用のプログラムに関する。
携帯通信事業においては、携帯電話の普及とサービスの多様化に伴いトラフィック量が急激に増加していることを背景に、携帯基地局(セル数)の増加とセル間距離を短縮したネットワークが構築されている。携帯基地局間を結ぶマイクロ波無線通信ネットワークにおいては、伝送距離が短いリンクにおいて有用で、かつ周波数チャンネル数が多いという理由で、10GHz以上の高域周波数帯が主に使用されている。
一般に、マイクロ波無線通信ネットワークにおいて、フェージングや反射による回線品質の劣化(回線エラーの発生)に対しては、周波数ダイバーシティや空間ダイバーシティという構成をとることにより改善される。しかしながら、携帯基地局間の通信のように10GHz以上の高域周波数帯を使用している場合には、回線品質の劣化はフェージングや反射による影響よりも降雨による影響の方が大きい。降雨による回線品質の劣化(回線エラーの発生)は、周波数ダイバーシティや空間ダイバーシティなどに代表される従来の通信方式やシステム構成を駆使したとしても、避けることができず、降雨量が多い場合には回線断になるという問題がある。
なお、この明細書では、回線エラーとは、回線瞬断や回線断等の回線に生じるエラーの総称であると定義する。
このように、降雨量の多い場合には回線エラーや回線断になってしまうという状況は、回線品質を維持し高付加なサービスを提供するという点において極めて深刻である。
特許文献1は、図3及び図5に、実際の水蒸気の塊/雨雲の検出を行うことができる無線基地局を開示している。この際、無線基地局において、実際の水蒸気の塊/雨雲が存在すれば、GPS(Global Positioning System)衛星からの航法信号の受信に遅延が生じてしまうことを利用している。更に、特許文献1は、図3では、無線基地局は、実際の水蒸気の塊/雨雲をGPS衛星からの航法信号の受信の遅延により検出すると、送信電力/誤り訂正能力を予め自動調整し、雨による無線リンクダウンを防ぐことを開示している。また、特許文献1は、図5では、実際の水蒸気の塊/雨雲をGPS衛星からの航法信号の受信の遅延により検出した無線基地局の情報をネットワーク全体で共有することによって、実際に検出した雨により無線リンクダウンが生じる経路とは別の経路に迂回することで、雨による無線リンクダウンを回避することを開示している。
特許文献2は、図1に、衛星通信局において、実際の降雨等による伝送減衰の検出を、受信レベルの減衰量が一定以上の量となったことを検出することにより行うことを開示している。更に、特許文献2は、図1では、衛星通信局において、実際の降雨等による伝送減衰を、受信レベルの減衰量が一定以上の量となったことにより検出すると、回線変更要求信号を制御局に送信すること、及び制御局は、回線変更要求信号を受信すると、衛星通信局の送信周波数の変更、送信帯域幅の縮小変更、及び送信レベル増加の変更を行って、通信回線の再割り当てを行うことを開示している。
特許文献3は、図1に、ナビゲーション装置と情報センタ装置とを備え、情報センタ装置が、道路の各地点の走行予測時刻での気象予報を各地域の気象予報から予測する走行気象予測手段を備えているナビゲーションシステムを開示している。道路の走行予測時刻における気象予報(晴れ、曇、雨など)が取得される(特許文献3の[0062]段落)が、取得された気象予報は、道路の気象予報に該当する平均予測走行時間を求めるために使用されるにすぎない。
特許文献4は、適応変調(Adaptive Modulation)方式の無線通信システムを開示している。この無線通信システムの送信側伝送装置も降雨検出部を有し、降雨検出部における降雨検出量によって変調方式の切り替えを行っている。この為、降雨を検出する過程において、実際の降雨によって回線品質が劣化してくるので、降雨の程度によっては回線エラーが発生することが考えられる。
特開2005−268977号公報 特開2006−203793号公報 特開2007−47148号公報 特開2007−37029号公報
上述したように、特許文献1における無線基地局、特許文献2における衛星通信局、及び特許文献4における送信側伝送装置のように、ネットワークを構成する装置自身が、実際の降雨を検出する部分を持ち、実際に降雨があってから回線品質の劣化を判断するものである。実際に降雨があってからの回線品質の劣化の判断では、一般的な降雨時や大雨、スコールなど、小雨以外のほとんどの場合において、実際に降雨を検知した時点で回線エラーや回線断になっている可能性がある。また、別の経路に切り替える前に、或は変調方式の切り替えを行う前に一時的に回線断になってしまうという問題がある。
本発明の目的は、気象データサーバから取得した所定時間経過後の予測降雨量を元に、所定時間経過後の回線エラーの発生を予測することにより、無線通信ネットワークに、雨が降り出す前に最適な回線ルートへとトラフィックを切り替えさせて、降雨による回線エラーの発生を未然に防ぐことができるネットワーク監視方法、ネットワーク監視装置、回線エラー防止システム、及びネットワーク監視装置用プログラムを提供することにある。
本発明のもう一つの目的は、気象データサーバから取得した所定時間経過後の予測降雨量を元に、所定時間経過後の回線エラーの発生(回線品質の劣化)を予測することにより、無線通信ネットワークに、雨が降り出す前に最適な変調方式に切り替えさせて、降雨による回線エラーの発生を未然に防ぐことができるネットワーク監視方法、ネットワーク監視装置、回線エラー防止システム、及びネットワーク監視装置用プログラムを提供することにある。
本発明の第1の態様によれば、
気象データサーバ及び無線通信ネットワークに接続され、該無線通信ネットワークを監視するネットワーク監視装置であって、該ネットワーク監視装置はプロセッサとメモリとを備え、前記メモリは前記プロセッサが実行するためのプログラムを格納しており、前記メモリは前記プロセッサが前記プログラムを実行する際に一時記憶としても動作するものである前記ネットワーク監視装置において、前記プロセッサにより実行されるネットワーク監視方法であって、
前記気象データサーバの気象予測データから、前記無線通信ネットワークの現状の回線ルートにおける所定時間経過後の予測降雨量を取得する予測降雨量取得ステップと、
前記現状の回線ルートにおける所定時間経過後の前記予測降雨量と同等の降雨量の降雨が実際に前記現状の回線ルートにあったとして、該降雨によって前記現状の回線ルートに回線エラーが発生するか否かを予測する予測ステップと、
前記現状の回線ルートに前記回線エラーが発生すると予測された場合、前記所定時間が経過する前に、前記現状の回線ルートから、降雨による回線エラーの発生がないと予測される別の回線ルートへの切り替えを前記無線通信ネットワークに指示し、前記無線通信ネットワークに前記現状の回線ルートから前記別の回線ルートへの切り替えを行わせる切り替え指示ステップとを含むことを特徴とするネットワーク監視方法が得られる。
本発明の第2の態様によれば、
気象データサーバ及び無線通信ネットワークに接続され、該無線通信ネットワークを監視するネットワーク監視装置であって、該ネットワーク監視装置はプロセッサとメモリとを備え、前記メモリは前記プロセッサが所定の処理を実行するためのプログラムを格納しており、前記メモリは前記プロセッサが前記プログラムを実行する際に一時記憶としても動作するものである前記ネットワーク監視装置において、
前記プロセッサは、前記所定の処理として、
前記気象データサーバの気象予測データから、前記無線通信ネットワークの現状の回線ルートにおける所定時間経過後の予測降雨量を取得する予測降雨量取得処理と、
前記現状の回線ルートにおける所定時間経過後の前記予測降雨量と同等の降雨量の降雨が実際に前記現状の回線ルートにあったとして、該降雨によって前記現状の回線ルートに回線エラーが発生するか否かを予測する予測処理と、
前記現状の回線ルートに前記回線エラーが発生すると予測された場合、前記所定時間が経過する前に、前記現状の回線ルートから、降雨による回線エラーの発生がないと予測される別の回線ルートへの切り替えを前記無線通信ネットワークに指示し、前記無線通信ネットワークに前記現状の回線ルートから前記別の回線ルートへの切り替えを行わせる切り替え指示処理とを実行するものであることを特徴とするネットワーク監視装置が得られる。
本発明の第3の態様によれば、
気象データサーバと、無線通信ネットワークと、前記気象データサーバ及び前記無線通信ネットワークに接続され、該無線通信ネットワークを監視するネットワーク監視装置とを有する回線エラー防止システムにおいて、
前記ネットワーク監視装置はプロセッサとメモリとを備え、前記メモリは前記プロセッサが所定の処理を実行するためのプログラムを格納しており、前記メモリは前記プロセッサが前記プログラムを実行する際に一時記憶としても動作するものであり、
前記プロセッサは、前記所定の処理として、
前記気象データサーバの気象予測データから、前記無線通信ネットワークの現状の回線ルートにおける所定時間経過後の予測降雨量を取得する予測降雨量取得処理と、
前記現状の回線ルートにおける所定時間経過後の前記予測降雨量と同等の降雨量の降雨が実際に前記現状の回線ルートにあったとして、該降雨によって前記現状の回線ルートに回線エラーが発生するか否かを予測する予測処理と、
前記現状の回線ルートに前記回線エラーが発生すると予測された場合、前記所定時間が経過する前に、前記現状の回線ルートから、降雨による回線エラーの発生がないと予測される別の回線ルートへの切り替えを前記無線通信ネットワークに指示し、前記無線通信ネットワークに前記現状の回線ルートから前記別の回線ルートへの切り替えを行わせる切り替え指示処理とを実行するものであることを特徴とする回線エラー防止システムが得られる。
本発明の第4の態様によれば、
気象データサーバ及び無線通信ネットワークに接続され、該無線通信ネットワークを監視するネットワーク監視装置であって、該ネットワーク監視装置はプロセッサとメモリとを備え、前記メモリは前記プロセッサに所定の処理を実行させるためのプログラムを格納しており、前記メモリは前記プロセッサが前記プログラムを実行する際に一時記憶としても動作するものである前記ネットワーク監視装置における前記プログラムにおいて、
前記プログラムは、前記プロセッサに、前記所定の処理として、
前記気象データサーバの気象予測データから、前記無線通信ネットワークの現状の回線ルートにおける所定時間経過後の予測降雨量を取得する予測降雨量取得処理と、
前記現状の回線ルートにおける所定時間経過後の前記予測降雨量と同等の降雨量の降雨が実際に前記現状の回線ルートにあったとして、該降雨によって前記現状の回線ルートに回線エラーが発生するか否かを予測する予測処理と、
前記現状の回線ルートに前記回線エラーが発生すると予測された場合、前記所定時間が経過する前に、前記現状の回線ルートから、降雨による回線エラーの発生がないと予測される別の回線ルートへの切り替えを前記無線通信ネットワークに指示し、前記無線通信ネットワークに前記現状の回線ルートから前記別の回線ルートへの切り替えを行わせる切り替え指示処理とを実行させるものであることを特徴とするネットワーク監視装置用プログラムが得られる。
本発明の第5の態様によれば、
気象データサーバ及び無線通信ネットワークに接続され、該無線通信ネットワークを監視するネットワーク監視装置であって、該ネットワーク監視装置はプロセッサとメモリとを備え、前記メモリは前記プロセッサが実行するためのプログラムを格納しており、前記メモリは前記プロセッサが前記プログラムを実行する際に一時記憶としても動作するものである前記ネットワーク監視装置において、前記プロセッサにより実行されるネットワーク監視方法であって、
前記気象データサーバの気象予測データから、前記無線通信ネットワークの現状の回線ルートにおける所定時間経過後の予測降雨量を取得する予測降雨量取得ステップと、
前記現状の回線ルートにおける所定時間経過後の前記予測降雨量と同等の降雨量の降雨が実際に前記現状の回線ルートにあったとして、該降雨によって前記現状の回線ルートに回線エラーが発生するか否かを予測する予測ステップと、
前記現状の回線ルートに前記回線エラーが発生すると予測された場合、前記所定時間が経過する前に、前記現状の回線ルートを構成する複数の無線局の無線通新の変調方式として、現状の変調方式から、前記予測降雨量と同等の降雨量の降雨でも回線エラーを伴うことのない別変調方式への切り替えを前記現状の回線ルートを構成する前記複数の無線局に指示し、前記現状の回線ルートを構成する前記複数の無線局に、前記現状の変調方式から前記別変調方式への切り替えを行わせる切り替え指示ステップとを含むことを特徴とするネットワーク監視方法が得られる。
本発明の第6の態様によれば、
気象データサーバ及び無線通信ネットワークに接続され、該無線通信ネットワークを監視するネットワーク監視装置であって、該ネットワーク監視装置はプロセッサとメモリとを備え、前記メモリは前記プロセッサが所定の処理を実行するためのプログラムを格納しており、前記メモリは前記プロセッサが前記プログラムを実行する際に一時記憶としても動作するものである前記ネットワーク監視装置において、
前記プロセッサは、前記所定の処理として、
前記気象データサーバの気象予測データから、前記無線通信ネットワークの現状の回線ルートにおける所定時間経過後の予測降雨量を取得する予測降雨量取得処理と、
前記現状の回線ルートにおける所定時間経過後の前記予測降雨量と同等の降雨量の降雨が実際に前記現状の回線ルートにあったとして、該降雨によって前記現状の回線ルートに回線エラーが発生するか否かを予測する予測処理と、
前記現状の回線ルートに前記回線エラーが発生すると予測された場合、前記所定時間が経過する前に、前記現状の回線ルートを構成する複数の無線局の無線通新の変調方式として、現状の変調方式から、前記予測降雨量と同等の降雨量の降雨でも回線エラーを伴うことのない別変調方式への切り替えを前記現状の回線ルートを構成する前記複数の無線局に指示し、前記現状の回線ルートを構成する前記複数の無線局に、前記現状の変調方式から前記別変調方式への切り替えを行わせる切り替え指示処理とを実行するものであることを特徴とするネットワーク監視装置が得られる。
本発明の第7の態様によれば、
気象データサーバと、無線通信ネットワークと、前記気象データサーバ及び前記無線通信ネットワークに接続され、該無線通信ネットワークを監視するネットワーク監視装置とを有する回線エラー防止システムにおいて、
前記ネットワーク監視装置はプロセッサとメモリとを備え、前記メモリは前記プロセッサが所定の処理を実行するためのプログラムを格納しており、前記メモリは前記プロセッサが前記プログラムを実行する際に一時記憶としても動作するものであり、
前記プロセッサは、前記所定の処理として、
前記気象データサーバの気象予測データから、前記無線通信ネットワークの現状の回線ルートにおける所定時間経過後の予測降雨量を取得する予測降雨量取得処理と、
前記現状の回線ルートにおける所定時間経過後の前記予測降雨量と同等の降雨量の降雨が実際に前記現状の回線ルートにあったとして、該降雨によって前記現状の回線ルートに回線エラーが発生するか否かを予測する予測処理と、
前記現状の回線ルートに前記回線エラーが発生すると予測された場合、前記所定時間が経過する前に、前記現状の回線ルートを構成する複数の無線局の無線通新の変調方式として、現状の変調方式から、前記予測降雨量と同等の降雨量の降雨でも回線エラーを伴うことのない別変調方式への切り替えを前記現状の回線ルートを構成する前記複数の無線局に指示し、前記現状の回線ルートを構成する前記複数の無線局に、前記現状の変調方式から前記別変調方式への切り替えを行わせる切り替え指示処理とを実行するものであることを特徴とする回線エラー防止システムが得られる。
本発明の第8の態様によれば、
気象データサーバ及び無線通信ネットワークに接続され、該無線通信ネットワークを監視するネットワーク監視装置であって、該ネットワーク監視装置はプロセッサとメモリとを備え、前記メモリは前記プロセッサに所定の処理を実行させるためのプログラムを格納しており、前記メモリは前記プロセッサが前記プログラムを実行する際に一時記憶としても動作するものである前記ネットワーク監視装置における前記プログラムにおいて、
前記プログラムは、前記プロセッサに、前記所定の処理として、
前記気象データサーバの気象予測データから、前記無線通信ネットワークの現状の回線ルートにおける所定時間経過後の予測降雨量を取得する予測降雨量取得処理と、
前記現状の回線ルートにおける所定時間経過後の前記予測降雨量と同等の降雨量の降雨が実際に前記現状の回線ルートにあったとして、該降雨によって前記現状の回線ルートに回線エラーが発生するか否かを予測する予測処理と、
前記現状の回線ルートに前記回線エラーが発生すると予測された場合、前記所定時間が経過する前に、前記現状の回線ルートを構成する複数の無線局の無線通新の変調方式として、現状の変調方式から、前記予測降雨量と同等の降雨量の降雨でも回線エラーを伴うことのない別変調方式への切り替えを前記現状の回線ルートを構成する前記複数の無線局に指示し、前記現状の回線ルートを構成する前記複数の無線局に、前記現状の変調方式から前記別変調方式への切り替えを行わせる切り替え指示処理とを実行させるものであることを特徴とするネットワーク監視装置用プログラムが得られる。
本発明の第1の態様によるネットワーク監視方法、本発明の第2の態様によるネットワーク監視装置、本発明の第3の態様による回線エラー防止システム、本発明の第4の態様によるネットワーク監視装置用プログラムを用いれば、気象データサーバから取得した所定時間経過後の予測降雨量を元に、所定時間経過後の回線エラーの発生を予測することにより、無線通信ネットワークに、雨が降り出す前に最適な回線ルートへとトラフィックを切り替えさせて、降雨による回線エラーの発生を未然に防ぐことができる。
本発明の第5の態様によるネットワーク監視方法、本発明の第6の態様によるネットワーク監視装置、本発明の第7の態様による回線エラー防止システム、本発明の第8の態様によるネットワーク監視装置用プログラムを用いれば、気象データサーバから取得した所定時間経過後の予測降雨量を元に、所定時間経過後の回線エラーの発生(回線品質の劣化)を予測することにより、無線通信ネットワークに、雨が降り出す前に最適な変調方式に切り替えさせて、降雨による回線エラーの発生を未然に防ぐことができる。
このように本発明は、無線通信ネットワークを構成する無線局自身にて実際の降雨を検出するものではなく、更に、実際に降雨を検出してから回線品質の劣化を判断するものでもなく、「気象データサーバから取得した所定時間経過後の予測降雨量を元に、所定時間経過後の回線エラーの発生を予測する」ことを特徴とする。「気象データサーバから取得した所定時間経過後の予測降雨量を元に、所定時間経過後の回線エラーの発生を予測する」ことは、前記特許文献1、前記特許文献2、前記特許文献3、及び前記特許文献4のいずれにも開示がない。
次に本発明の実施例について図面を参照して説明する。
以下に述べる本発明の一実施例は特許請求の範囲を限定するものではなく、本発明の一例である。
本発明の一実施例においては、マイクロ波無線通信ネットワークを監視するネットワーク監視装置が、気象庁や外部機関から気象予測データ(所定時間(例えば数分間)経過後の気象予測)を取り込み、気象予測データから予測される所定時間経過後の予測降雨量を元に、所定時間経過後の回線エラー(回線瞬断や回線瞬断等の回線に生じるエラーの総称)の発生を予測し、回線エラーの発生が予測された場合、降雨の前にトラフィックをルーティングすることにより、回線エラーを未然に防ぐことができることを特徴としている。
図1を参照すると、本発明の一実施例による回線エラー防止システムは、気象データサーバ10と、マイクロ波無線通信ネットワーク20と、ネットワーク監視装置30とを有する。ネットワーク監視装置30は、気象データサーバ10及びマイクロ波無線通信ネットワーク20にインターネット網40を介して接続されたコンピュータ端末である。ネットワーク監視装置30は、マイクロ波無線通信ネットワーク10を監視するためのものである。
気象データサーバ10は、気象庁或いは外部機関に設けられたコンピュータ端末である。
図示のマイクロ波無線通信ネットワーク20は、携帯基地局21及び22と、複数のマイクロ波中継局23と、これら複数の無線局(携帯基地局21及び22及び複数のマイクロ波中継局23)のトラフィック管理を行うオペレーションセンター24とを有する。ネットワーク監視装置30は、マイクロ波無線通信ネットワーク20のオペレーションセンター24にインターネット網40を介して接続されている。
図2を参照すると、ネットワーク監視装置30は、プロセッサ1とメモリ2とを備えたコンピュータ端末である。メモリ2は、プロセッサ1が所定の処理を実行するためのプログラム(ネットワーク監視装置用プログラム)5を格納している。メモリ2は、プロセッサ1がプログラム5を実行する際に一時記憶としても動作するものである。ネットワーク監視装置30は、更に、キー入力部4と、気象データサーバ10及びマイクロ波無線通信ネットワーク20のオペレーションセンター24とインターネット網40を介して通信するための通信部3とを備えている。また、ネットワーク監視装置30は、プロセッサ1により制御される、例えば液晶ディスプレイからなる表示部6も備えている。
プロセッサ1は、メモリ2に格納されたプログラム(ネットワーク監視装置用プログラム)5に従って、以下の処理を前記所定の処理として実行する。
すなわち、図1及び図2に図3をも加えて参照して、プロセッサ1は、地図上にマイクロ波無線通信ネットワーク20の複数の無線局(21、22、23)及び現状の回線ルートRcがマッピングされたネットワーク図(図1の破線20で囲まれた部分に相当する)を、既成データとしてメモリ2に記憶させておく処理を実行する(図3のDATA1)。
この際、プロセッサ1は、複数の無線局(21、22、23)及び現状の回線ルートRcがマッピングされたネットワーク図を表示部6に表示させておいても良い。
プロセッサ1は、回線エラーが発生してしまう時の最低降雨量を、別の既成データとしてメモリ2に記憶させておく処理を実行する(図3のDATA2)。
この状態で、プロセッサ1は、気象データサーバ10にアクセスし、地図上に各地の所定時間経過後の予測降雨量がマッピングされた気象予測データ11を取得する処理を実行する(図3のステップ100及び101)。気象データサーバ10から取得した気象予測データ11を図4に示す。
図4に示された例では、気象予測データ11は、地図上に所定時間経過の雨雲の情報が記され、各地点(緯度・経度)での単位時間当たりの所定時間経過の降雨量(mm/h)に関する情報を持っている。
更に、プロセッサ1は、気象予測データ11を、メモリ2に記憶されているネットワーク図にマッピングし、気象予測データ11が更にマッピングされたネットワーク図をメモリ2に記憶させる処理を実行する(図3のステップ102)。
この際、プロセッサ1は、気象予測データ11が更にマッピングされたネットワーク図を表示部6に表示させておいても良い。
ここで、プロセッサ1は、メモリ2に記憶されている、気象予測データ11が更にマッピングされたネットワーク図から、マイクロ波無線通信ネットワークの現状の回線ルートにおける所定時間経過後の予測降雨量を取得する処理を実行する(図3のステップ103)。
このようにして、プロセッサ1は、気象データサーバ10の気象予測データ11から、マイクロ波無線通信ネットワーク20の現状の回線ルートRcにおける所定時間経過後の予測降雨量を取得する予測降雨量取得処理を実行する(図3のステップ100〜103)。
続いて、プロセッサ1は、現状の回線ルートRcにおける所定時間経過後の予測降雨量と同等の降雨量の降雨が実際に現状の回線ルートRcにあったとして、該降雨によって現状の回線ルートRcに回線エラーERが発生するか否かを予測する予測処理を実行する(図3のステップ104)。
この際、プロセッサ1は、現状の回線ルートRcにおける所定時間経過後の予測降雨量が、現状の回線ルートRcの少なくとも一箇所において、メモリ2に記憶されている最低降雨量以上である時に、現状の回線ルートRcに回線エラーが発生すると予測する。
また、プロセッサ1は、現状の回線ルートRcにおける所定時間経過後の予測降雨量が、現状の回線ルートRcのいずれの箇所においても、メモリ2に記憶されている最低降雨量未満である時に、現状の回線ルートRcに回線エラーが発生しないと予測する。
プロセッサ1は、現状の回線ルートRcに回線エラーERが発生すると予測された場合、所定時間が経過する前に、現状の回線ルートRcから、降雨による回線エラーの発生がないと予測される別の回線ルートRd(ステップ106)への切り替えをマイクロ波無線通信ネットワーク20の複数の無線局(21、22、23)に指示し(ステップ107)、マイクロ波無線通信ネットワーク20の複数の無線局(21、22、23)に現状の回線ルートRcから別の回線ルートRdへの切り替えを行わせる(ステップ108)切り替え指示処理を実行する。
このように、プロセッサ1は、現状の回線ルートRcに回線エラーERが発生すると予測された場合、所定時間が経過する前に、現状の回線ルートRcから、降雨による回線エラーの発生がないと予測される別の回線ルートRdへの切り替えをマイクロ波無線通信ネットワーク20に指示し、マイクロ波無線通信ネットワーク20に現状の回線ルートRcから別の回線ルートRdへの切り替えを行わせる切り替え指示処理を実行する(ステップ106〜108)。
プロセッサ1は、現状の回線ルートRcに回線エラーが発生しないと予測された場合、現状の回線ルートRcから別の回線ルートRdへの切り替えをマイクロ波無線通信ネットワーク20に指示せずに、現状の回線ルートRcを維持する処理をも前記所定の処理として実行する(ステップ105)。
次に、図1に示した回線エラー防止システムの構成要素について詳細に説明する。
マイクロ波無線通信ネットワーク20の無線局(21、22、23)のマイクロ波無線通信装置(マイクロ波無線通信機器)は、リング、メッシュなどの構成により複数の経路(ルート)を選択できるようなネットワークを形成している。
また、ネットワーク監視装置30は、プログラム制御により動作するコンピュータ端末で構成されている。ネットワーク監視装置30は、各無線局(21、22、23)と複数のルートRc、Rd、・・・が地図上にマッピングされたネットワーク図と、各無線局に設置されている機器情報と、各ルートの回線設計データとを、予め保有し、各無線局(21、22、23)のマイクロ波無線通信装置のアラーム監視と機能制御を行っている。
本発明を実施するにあたり、ネットワーク監視装置30は、インターネット網40を経由し、気象データを保存している気象データサーバ10にアクセスすることにより、図4のような、地図上にマッピングされた所定時間後の気象予測データ(解析雨量・降水量予測)11を取り出す。取り出した気象予測データ11は、図4のように、各地点(緯度・経度)での単位時間当たりの予測降雨量(mm/h)に関する情報を持っている。
ネットワーク監視装置30は、取り出された気象予測データ11を、ネットワーク監視装置30が持つネットワーク図にマッピングする。ネットワーク監視装置30は、このようにマッピングされたネットワーク図に基づいて、各無線局(21、22、23)の地点において所定時間経過後にどの位の降雨量(mm/h)があるか予測する。
ネットワーク監視装置30は、この事前に予測される降雨量(mm/h)により回線エラーが起こるかどうかを予測し、降雨により回線エラーが起こると予測される場合には、降雨の影響のない最適なルートRdへの切り替えを対象となるリンクの各無線局(21、22、23)のマイクロ波無線通信装置に指示する。
この時、各無線局(21、22、23)のマイクロ波無線通信装置及びその付帯設備はトラフィックの経路切り替えが出来るクロスコネクト機能を有しているものとする。
上記によって、降雨による回線品質の劣化を未然に防ぐことと、マイクロ波無線通信ネットワーク20を効率的に活用することが可能となる。
次に、図1に示した回線エラー防止システムの動作を図3に示すフローチャートを使用して詳細に説明する。
本発明の実施にあたっては、ネットワーク監視装置30は、各無線局(21、22、23)と複数のルートRc、Rd、・・・が地図上にマッピングされたネットワーク図を、保有データとして保有しておく(図3のDATA1)。加えて、ネットワーク監視装置30は、複数のルートRc、Rd、・・・の回線設計データ(回線品質を計算したもの)から算出された、回線エラーが発生してしまう時の最低降雨量(B)(mm/h)を、別の保有データとして保有しておく(図3のDATA2)。
実際の動作にあたり、ネットワーク監視装置30は、気象データサーバ10より、図4のような地図上にマッピングされた所定時間後の気象予測データ(解析雨量・降水量予測)11を取得する。また気象状況は刻々と変化するので、アップデートされた気象予測データ11はタイムリーにネットワーク監視装置30に取り込まれる(図3のステップ100及び101)。
ネットワーク監視装置30は、保有データとして保有しているネットワーク図に、ステップ101で取り込んだ気象予測データを重ね合わせ、地図上にネットワーク図と雨雲の動きがマッピングされたものとしてアウトプットする(図3のステップ102)。
ネットワーク監視装置30は、ステップ102で生成されたマップデータから、各無線局位置における所定時間後の予測降雨量(A)(mm/h)を取得する(図3のステップ103)。
ネットワーク監視装置30は、ステップ103で取得した各無線局位置での所定時間後の予測降雨量(A)と、別の保有データとして保有している回線エラーが発生してしまう時の最低降雨量(B)を比較し(図3のステップ104)、AがB未満である場合には現状の回線ルートRcを維持し(図3のステップ105)、AがB以上になる場合には、降雨による影響を回避するための経路選択を行う(図3のステップ106)。
ステップ106の経路選択においては、1)降雨による影響のない経路、2)目的地までの経路長、3)各ルートの伝送容量などの経路選択要素を考慮して別のルートを決定する。また、経路選択において経路が頻繁に切り替わらないように、経路変更のシーケンスにはヒステリシスを持たせる。このようにして決定された別のルートが図1に示した別の回線ルートRdである。
ネットワーク監視装置30は、降雨による影響のある経路(現状の回線ルートRc)と、上記により選択された経路(別の回線ルートRd)上にある全ての無線局(21、22、23)のマイクロ波無線装置に対して、トラフィックの切り替えを指示する(図3のステップ107)。
ネットワーク監視装置30より指示を受けた無線局(21、22、23)のマイクロ波通信装置は、一斉にトラフィックの切り替えを行い、ネットワーク全体で整合の取れたルーティングが可能となる(図3のステップ108)。
次に本発明の別の実施例について述べる。この実施例も特許請求の範囲を限定するものではなく、本発明の一例である。
本発明の別の実施例による回線エラー防止システムでは、現状の回線ルートに予測降雨量により回線エラーが発生すると予測される場合であっても、適応変調(Adaptive Modulation)機能を採用し、降雨の直前に、現状の回線ルートの各無線局に無線通信の変調方式として現状の変調方式から別変調方式へ変更させることにより、降雨による回線エラーの発生を未然に防ぐ。別変調方式への変更により、伝送容量は小さく絞って安定で切れにくい通信を維持し、ネットワークを最大限活用する。
図5を参照すると、本発明の別の実施例による回線エラー防止システムは、図1の回線エラー防止システムと同様の参照符号で示された同様の構成要素を含む。
即ち、図示の回線エラー防止システムは、気象データサーバ10及びマイクロ波無線通信ネットワーク20にインターネット網40を介して接続されたネットワーク監視装置30を有する。マイクロ波無線通信ネットワーク20は、携帯基地局21及び22と、複数のマイクロ波中継局23と、これら複数の無線局(携帯基地局21及び22及び複数のマイクロ波中継局23)のトラフィック管理を行うオペレーションセンター24とを有する。ネットワーク監視装置30は、マイクロ波無線通信ネットワーク20のオペレーションセンター24にインターネット網40を介して接続されている。
図6を参照すると、ネットワーク監視装置30は、プロセッサ1とメモリ2とを備えたコンピュータ端末である。メモリ2は、プロセッサ1が所定の処理を実行するための別のプログラム(別のネットワーク監視装置用プログラム)5’を格納している。メモリ2は、プロセッサ1がプログラム5’を実行する際に一時記憶としても動作するものである。ネットワーク監視装置30は、更に、キー入部40と、気象データサーバ10及びマイクロ波無線通信ネットワーク20のオペレーションセンター24とインターネット網40を介して通信するための通信部3とを備えている。また、ネットワーク監視装置30は、プロセッサ1により制御される、例えば液晶ディスプレイからなる表示部6も備えている。
プロセッサ1は、メモリ2に格納されたプログラム(ネットワーク監視装置用プログラム)5’に従って、以下の処理を前記所定の処理として実行する。
すなわち、図5及び図6に図7をも加えて参照して、プロセッサ1は、地図上にマイクロ波無線通信ネットワーク20の複数の無線局(21、22、23)及び現状の回線ルートRcがマッピングされたネットワーク図(図5の破線20で囲まれた部分に相当する)を、既成データとしてメモリ2に記憶させておく処理を実行する(図7のDATA1)。
この際、プロセッサ1は、複数の無線局(21、22、23)及び現状の回線ルートRcがマッピングされたネットワーク図を表示部6に表示させておいても良い。
プロセッサ1は、回線エラーが発生してしまう時の最低降雨量を、別の既成データとしてメモリ2に記憶させておく処理を実行する(図7のDATA2)。
この状態で、プロセッサ1は、気象データサーバ10にアクセスし、地図上に各地の所定時間経過後の予測降雨量がマッピングされた気象予測データ11を取得する処理を実行する(図7のステップ100及び101)。気象データサーバ10から取得した気象予測データ11を図4に示す。
図4に示した気象予測データ11は、前述したとおり、地図上に所定時間経過の雨雲の情報が記され、各地点(緯度・経度)での単位時間当たりの所定時間経過の降雨量(mm/h)に関する情報を持っている。
更に、プロセッサ1は、気象予測データ11を、メモリ2に記憶されているネットワーク図にマッピングし、気象予測データ11が更にマッピングされたネットワーク図をメモリ2に記憶させる処理を実行する(図7のステップ102)。
この際、プロセッサ1は、気象予測データ11が更にマッピングされたネットワーク図を表示部6に表示させておいても良い。
ここで、プロセッサ1は、メモリ2に記憶されている、気象予測データ11が更にマッピングされたネットワーク図から、マイクロ波無線通信ネットワークの現状の回線ルートにおける所定時間経過後の予測降雨量を取得する処理を実行する(図7のステップ103)。
このようにして、プロセッサ1は、気象データサーバ10の気象予測データ11から、マイクロ波無線通信ネットワーク20の現状の回線ルートRcにおける所定時間経過後の予測降雨量を取得する予測降雨量取得処理を実行する(図7のステップ100〜103)。
続いて、プロセッサ1は、現状の回線ルートRcにおける所定時間経過後の予測降雨量と同等の降雨量の降雨が実際に現状の回線ルートRcにあったとして、該降雨によって現状の回線ルートRcに回線エラーERが発生するか否かを予測する予測処理を実行する(図7のステップ104)。
この際、プロセッサ1は、現状の回線ルートRcにおける所定時間経過後の予測降雨量が、現状の回線ルートRcの少なくとも一箇所において、メモリ2に記憶されている最低降雨量以上である時に、現状の回線ルートRcに回線エラーが発生すると予測する。
また、プロセッサ1は、現状の回線ルートRcにおける所定時間経過後の予測降雨量が、現状の回線ルートRcのいずれの箇所においても、メモリ2に記憶されている最低降雨量未満である時に、現状の回線ルートRcに回線エラーが発生しないと予測する。
プロセッサ1は、現状の回線ルートRcに回線エラーERが発生すると予測された場合、所定時間が経過する前に、現状の回線ルートRcを構成する複数の無線局(21、22、23)の無線通新の変調方式として、現状の変調方式から、予測降雨量と同等の降雨量の降雨でも回線エラーを伴うことのない別変調方式(ステップ106’)への切り替えを現状の回線ルートを構成する複数の無線局(21、22、23)に指示し(ステップ107’)、現状の回線ルートを構成する複数の無線局(21、22、23)に、現状の変調方式から別変調方式への切り替えを行わせる(ステップ108’)切り替え指示処理とを実行する。
プロセッサ1は、現状の回線ルートRcに回線エラーが発生しないと予測された場合、現状の回線ルートRcを構成する複数の無線局(21、22、23)に無線通信の変調方式の切り替えを指示せずに、現状の回線ルートRcを構成する複数の無線局(21、22、23)の無線通信の変調方式として、現状の変調方式を維持する処理をも前記所定の処理として実行する(ステップ105’)。
このように、別の実施例では、各無線局(21、22、23)のマイクロ波無線通信装置に適応変調(Adaptive Modulation)機能を採用することによって、予測降雨量で回線品質に影響が出ると判断される場合には、降雨の直前に無線通信の変調方式の切り替えをネットワーク監視装置30から対象となるリンクの各無線局のマイクロ波無線通信機器に指示する。
上記によって、降雨による回線品質の劣化を未然に防ぐことと、マイクロ波無線通信ネットワーク20を効率的に活用することが可能となる。
なお、図5、図6、及び図7に示された別の実施例は、図1、図2、及び図3に示された一実施例とは、以下の点(1)及び(2)において異なる。
(1)図5及び図6のネットワーク監視装置30のプログラム5’が、図1及び図2のネットワーク監視装置30のプログラム5の代りに用いられていること。
(2)それにより、図7のフローチャートのステップ105’、106’、107’、108’が図3のフローチャートのステップ105、106、107、108の代りにネットワーク監視装置30によって実行されること。
図5の回線エラー防止システムの構成要素及び図7のフローチャートのステップ100〜104の動作の詳細は、既に説明された、図1の回線エラー防止システムの構成要素及び図3のフローチャートのステップ100〜104の動作の詳細と同じであるので、これ以上の説明は省略する。
本発明はモバイルネットワークに限定されるものではなく、通信ネットワークの基幹部をなす幹線ルートのマイクロ波通信や放送通信網など、マイクロ波を使用するあらゆる無線通信システムに適用することができる。
本発明の一実施例による回線エラー防止システムを説明するための図である。 図1に示された回線エラー防止システムにおけるネットワーク監視装置のブロック図である。 図2に示されたネットワーク監視装置の動作を説明するためのフローチャートである。 図2に示されたネットワーク監視装置が気象データサーバから取得した気象予測データを示す図である。 本発明の別の実施例による回線エラー防止システムを説明するための図である。 図5に示された回線エラー防止システムにおけるネットワーク監視装置のブロック図である。 図6に示されたネットワーク監視装置の動作を説明するためのフローチャートである。
符号の説明
1 プロセッサ
2 メモリ
3 通信部
4 入力部
5 プログラム(ネットワーク監視装置用プログラム)
5’ プログラム(ネットワーク監視装置用プログラム)
6 表示部
10 気象データサーバ
11 気象予測データ
20 マイクロ波無線通信ネットワーク
21 携帯基地局(無線局)
22 携帯基地局(無線局)
23 マイクロ波中継局(無線局)
24 オペレーションセンター
30 ネットワーク監視装置
40 インターネット網
Rc 現状の回線ルート
Rd 別の回線ルート
ER 回線エラー

Claims (44)

  1. 気象データサーバ及び無線通信ネットワークに接続され、該無線通信ネットワークを監視するネットワーク監視装置であって、該ネットワーク監視装置はプロセッサとメモリとを備え、前記メモリは前記プロセッサが実行するためのプログラムを格納しており、前記メモリは前記プロセッサが前記プログラムを実行する際に一時記憶としても動作するものである前記ネットワーク監視装置において、前記プロセッサにより実行されるネットワーク監視方法であって、
    前記気象データサーバの気象予測データから、前記無線通信ネットワークの現状の回線ルートにおける所定時間経過後の予測降雨量を取得する予測降雨量取得ステップと、
    前記現状の回線ルートにおける所定時間経過後の前記予測降雨量と同等の降雨量の降雨が実際に前記現状の回線ルートにあったとして、該降雨によって前記現状の回線ルートに回線エラーが発生するか否かを予測する予測ステップと、
    前記現状の回線ルートに前記回線エラーが発生すると予測された場合、前記所定時間が経過する前に、前記現状の回線ルートから、降雨による回線エラーの発生がないと予測される別の回線ルートへの切り替えを前記無線通信ネットワークに指示し、前記無線通信ネットワークに前記現状の回線ルートから前記別の回線ルートへの切り替えを行わせる切り替え指示ステップとを含むことを特徴とするネットワーク監視方法。
  2. 気象データサーバ及び無線通信ネットワークに接続され、該無線通信ネットワークを監視するネットワーク監視装置であって、該ネットワーク監視装置はプロセッサとメモリとを備え、前記メモリは前記プロセッサが実行するためのプログラムを格納しており、前記メモリは前記プロセッサが前記プログラムを実行する際に一時記憶としても動作するものである前記ネットワーク監視装置において、前記プロセッサにより実行されるネットワーク監視方法であって、
    前記気象データサーバの気象予測データから、前記無線通信ネットワークの現状の回線ルートにおける所定時間経過後の予測降雨量を取得する予測降雨量取得ステップと、
    前記現状の回線ルートにおける所定時間経過後の前記予測降雨量と同等の降雨量の降雨が実際に前記現状の回線ルートにあったとして、該降雨によって前記現状の回線ルートに回線エラーが発生するか否かを予測する予測ステップと、
    前記現状の回線ルートに前記回線エラーが発生すると予測された場合、前記所定時間が経過する前に、前記現状の回線ルートから、降雨による回線エラーの発生がないと予測される別の回線ルートへの切り替えを前記無線通信ネットワークに指示し、前記無線通信ネットワークに前記現状の回線ルートから前記別の回線ルートへの切り替えを行わせる切り替え指示ステップとを含む前記ネットワーク監視方法であって、
    地図上に前記無線通信ネットワークの複数の無線局及び現状の回線ルートがマッピングされたネットワーク図を前記メモリに記憶させておくテップをも含み、
    前記予測降雨量取得ステップは、
    前記気象データサーバにアクセスし、地図上に各地の所定時間経過後の予測降雨量がマッピングされた気象予測データを取得するステップと、
    前記気象予測データを、前記メモリに記憶されている前記ネットワーク図にマッピングし、前記気象予測データが更にマッピングされた前記ネットワーク図を前記メモリに記憶させるステップと、
    前記メモリに記憶されている、前記気象予測データが更にマッピングされた前記ネットワーク図から、前記無線通信ネットワークの現状の回線ルートにおける所定時間経過後の予測降雨量を取得するステップとを有することを特徴とするネットワーク監視方法。
  3. 請求項2に記載のネットワーク監視方法において、
    前記回線エラーが発生してしまう時の最低降雨量を前記メモリに記憶させておくステップをも含み、
    前記予測ステップは、
    前記現状の回線ルートにおける所定時間経過後の前記予測降雨量が、前記現状の回線ルートの少なくとも一箇所において、前記メモリに記憶されている最低降雨量以上である時に、前記現状の回線ルートに回線エラーが発生すると予測するステップであることを特徴とするネットワーク監視方法。
  4. 請求項3に記載のネットワーク監視方法において、
    前記予測ステップは、
    前記現状の回線ルートにおける所定時間経過後の前記予測降雨量が、前記現状の回線ルートのいずれの箇所においても、前記メモリに記憶されている最低降雨量未満である時に、前記現状の回線ルートに回線エラーが発生しないと予測するステップであることを特徴とするネットワーク監視方法。
  5. 請求項4に記載のネットワーク監視方法において、
    前記現状の回線ルートに回線エラーが発生しないと予測された場合、前記現状の回線ルートから前記別の回線ルートへの切り替えを前記無線通信ネットワークに指示せずに、前記現状の回線ルートを維持するステップをも含むことを特徴とするネットワーク監視方法。
  6. 請求項3に記載のネットワーク監視方法において、
    前記切り替え指示ステップは、前記現状の回線ルートに前記回線エラーが発生すると予測された場合、前記所定時間が経過する前に、前記現状の回線ルートから、降雨による回線エラーの発生がないと予測される別の回線ルートへの切り替えを前記無線通信ネットワークの前記複数の無線局に指示し、前記無線通信ネットワークの前記複数の無線局に前記現状の回線ルートから前記別の回線ルートへの切り替えを行わせるステップであることを特徴とするネットワーク監視方法。
  7. 気象データサーバ及び無線通信ネットワークに接続され、該無線通信ネットワークを監視するネットワーク監視装置であって、該ネットワーク監視装置はプロセッサとメモリとを備え、前記メモリは前記プロセッサが所定の処理を実行するためのプログラムを格納しており、前記メモリは前記プロセッサが前記プログラムを実行する際に一時記憶としても動作するものである前記ネットワーク監視装置において、
    前記プロセッサは、前記所定の処理として、
    前記気象データサーバの気象予測データから、前記無線通信ネットワークの現状の回線ルートにおける所定時間経過後の予測降雨量を取得する予測降雨量取得処理と、
    前記現状の回線ルートにおける所定時間経過後の前記予測降雨量と同等の降雨量の降雨が実際に前記現状の回線ルートにあったとして、該降雨によって前記現状の回線ルートに回線エラーが発生するか否かを予測する予測処理と、
    前記現状の回線ルートに前記回線エラーが発生すると予測された場合、前記所定時間が経過する前に、前記現状の回線ルートから、降雨による回線エラーの発生がないと予測される別の回線ルートへの切り替えを前記無線通信ネットワークに指示し、前記無線通信ネットワークに前記現状の回線ルートから前記別の回線ルートへの切り替えを行わせる切り替え指示処理とを実行するものであることを特徴とするネットワーク監視装置。
  8. 気象データサーバ及び無線通信ネットワークに接続され、該無線通信ネットワークを監視するネットワーク監視装置であって、該ネットワーク監視装置はプロセッサとメモリとを備え、前記メモリは前記プロセッサが所定の処理を実行するためのプログラムを格納しており、前記メモリは前記プロセッサが前記プログラムを実行する際に一時記憶としても動作するものである前記ネットワーク監視装置において、
    前記プロセッサは、前記所定の処理として、
    前記気象データサーバの気象予測データから、前記無線通信ネットワークの現状の回線ルートにおける所定時間経過後の予測降雨量を取得する予測降雨量取得処理と、
    前記現状の回線ルートにおける所定時間経過後の前記予測降雨量と同等の降雨量の降雨が実際に前記現状の回線ルートにあったとして、該降雨によって前記現状の回線ルートに回線エラーが発生するか否かを予測する予測処理と、
    前記現状の回線ルートに前記回線エラーが発生すると予測された場合、前記所定時間が経過する前に、前記現状の回線ルートから、降雨による回線エラーの発生がないと予測される別の回線ルートへの切り替えを前記無線通信ネットワークに指示し、前記無線通信ネットワークに前記現状の回線ルートから前記別の回線ルートへの切り替えを行わせる切り替え指示処理とを実行するものであり、
    前記プロセッサは、前記所定の処理として、
    地図上に前記無線通信ネットワークの複数の無線局及び現状の回線ルートがマッピングされたネットワーク図を前記メモリに記憶させておく処理をも実行するものであり、
    前記予測降雨量取得処理は、
    前記気象データサーバにアクセスし、地図上に各地の所定時間経過後の予測降雨量がマッピングされた気象予測データを取得する処理と、
    前記気象予測データを、前記メモリに記憶されている前記ネットワーク図にマッピングし、前記気象予測データが更にマッピングされた前記ネットワーク図を前記メモリに記憶させる処理と、
    前記メモリに記憶されている、前記気象予測データが更にマッピングされた前記ネットワーク図から、前記無線通信ネットワークの現状の回線ルートにおける所定時間経過後の予測降雨量を取得する処理とを有することを特徴とするネットワーク監視装置。
  9. 請求項8に記載のネットワーク監視装置において、
    前記プロセッサは、前記所定の処理として、
    前記回線エラーが発生してしまう時の最低降雨量を前記メモリに記憶させておく処理をも実行するものであり、
    前記予測処理は、
    前記現状の回線ルートにおける所定時間経過後の前記予測降雨量が、前記現状の回線ルートの少なくとも一箇所において、前記メモリに記憶されている最低降雨量以上である時に、前記現状の回線ルートに回線エラーが発生すると予測する処理であることを特徴とするネットワーク監視装置。
  10. 請求項9に記載のネットワーク監視装置において、
    前記予測処理は、
    前記現状の回線ルートにおける所定時間経過後の前記予測降雨量が、前記現状の回線ルートのいずれの箇所においても、前記メモリに記憶されている最低降雨量未満である時に、前記現状の回線ルートに回線エラーが発生しないと予測する処理であることを特徴とするネットワーク監視装置。
  11. 請求項10に記載のネットワーク監視装置において、
    前記プロセッサは、前記所定の処理として、
    前記現状の回線ルートに回線エラーが発生しないと予測された場合、前記現状の回線ルートから前記別の回線ルートへの切り替えを前記無線通信ネットワークに指示せずに、前記現状の回線ルートを維持する処理をも実行するものであることを特徴とするネットワーク監視装置。
  12. 請求項9に記載のネットワーク監視装置において、
    前記切り替え指示処理は、前記現状の回線ルートに前記回線エラーが発生すると予測された場合、前記所定時間が経過する前に、前記現状の回線ルートから、降雨による回線エラーの発生がないと予測される別の回線ルートへの切り替えを前記無線通信ネットワークの前記複数の無線局に指示し、前記無線通信ネットワークの前記複数の無線局に前記現状の回線ルートから前記別の回線ルートへの切り替えを行わせる処理であることを特徴とするネットワーク監視装置。
  13. 気象データサーバと、無線通信ネットワークと、前記気象データサーバ及び前記無線通信ネットワークに接続され、該無線通信ネットワークを監視するネットワーク監視装置とを有する回線エラー防止システムにおいて、
    前記ネットワーク監視装置はプロセッサとメモリとを備え、前記メモリは前記プロセッサが所定の処理を実行するためのプログラムを格納しており、前記メモリは前記プロセッサが前記プログラムを実行する際に一時記憶としても動作するものであり、
    前記プロセッサは、前記所定の処理として、
    前記気象データサーバの気象予測データから、前記無線通信ネットワークの現状の回線ルートにおける所定時間経過後の予測降雨量を取得する予測降雨量取得処理と、
    前記現状の回線ルートにおける所定時間経過後の前記予測降雨量と同等の降雨量の降雨が実際に前記現状の回線ルートにあったとして、該降雨によって前記現状の回線ルートに回線エラーが発生するか否かを予測する予測処理と、
    前記現状の回線ルートに前記回線エラーが発生すると予測された場合、前記所定時間が経過する前に、前記現状の回線ルートから、降雨による回線エラーの発生がないと予測される別の回線ルートへの切り替えを前記無線通信ネットワークに指示し、前記無線通信ネットワークに前記現状の回線ルートから前記別の回線ルートへの切り替えを行わせる切り替え指示処理とを実行するものであることを特徴とする回線エラー防止システム。
  14. 気象データサーバと、無線通信ネットワークと、前記気象データサーバ及び前記無線通信ネットワークに接続され、該無線通信ネットワークを監視するネットワーク監視装置とを有する回線エラー防止システムにおいて、
    前記ネットワーク監視装置はプロセッサとメモリとを備え、前記メモリは前記プロセッサが所定の処理を実行するためのプログラムを格納しており、前記メモリは前記プロセッサが前記プログラムを実行する際に一時記憶としても動作するものであり、
    前記プロセッサは、前記所定の処理として、
    前記気象データサーバの気象予測データから、前記無線通信ネットワークの現状の回線ルートにおける所定時間経過後の予測降雨量を取得する予測降雨量取得処理と、
    前記現状の回線ルートにおける所定時間経過後の前記予測降雨量と同等の降雨量の降雨が実際に前記現状の回線ルートにあったとして、該降雨によって前記現状の回線ルートに回線エラーが発生するか否かを予測する予測処理と、
    前記現状の回線ルートに前記回線エラーが発生すると予測された場合、前記所定時間が経過する前に、前記現状の回線ルートから、降雨による回線エラーの発生がないと予測される別の回線ルートへの切り替えを前記無線通信ネットワークに指示し、前記無線通信ネットワークに前記現状の回線ルートから前記別の回線ルートへの切り替えを行わせる切り替え指示処理とを実行するものであり、
    前記プロセッサは、前記所定の処理として、
    地図上に前記無線通信ネットワークの複数の無線局及び現状の回線ルートがマッピングされたネットワーク図を前記メモリに記憶させておく処理をも実行するものであり、
    前記予測降雨量取得処理は、
    前記気象データサーバにアクセスし、地図上に各地の所定時間経過後の予測降雨量がマッピングされた気象予測データを取得する処理と、
    前記気象予測データを、前記メモリに記憶されている前記ネットワーク図にマッピングし、前記気象予測データが更にマッピングされた前記ネットワーク図を前記メモリに記憶させる処理と、
    前記メモリに記憶されている、前記気象予測データが更にマッピングされた前記ネットワーク図から、前記無線通信ネットワークの現状の回線ルートにおける所定時間経過後の予測降雨量を取得する処理とを有することを特徴とする回線エラー防止システム。
  15. 請求項14に記載の回線エラー防止システムにおいて、
    前記プロセッサは、前記所定の処理として、
    前記回線エラーが発生してしまう時の最低降雨量を前記メモリに記憶させておく処理をも実行するものであり、
    前記予測処理は、
    前記現状の回線ルートにおける所定時間経過後の前記予測降雨量が、前記現状の回線ルートの少なくとも一箇所において、前記メモリに記憶されている最低降雨量以上である時に、前記現状の回線ルートに回線エラーが発生すると予測する処理であることを特徴とする回線エラー防止システム。
  16. 請求項15に記載の回線エラー防止システムにおいて、
    前記予測処理は、
    前記現状の回線ルートにおける所定時間経過後の前記予測降雨量が、前記現状の回線ルートのいずれの箇所においても、前記メモリに記憶されている最低降雨量未満である時に、前記現状の回線ルートに回線エラーが発生しないと予測する処理であることを特徴とする回線エラー防止システム。
  17. 請求項16に記載の回線エラー防止システムにおいて、
    前記プロセッサは、前記所定の処理として、
    前記現状の回線ルートに回線エラーが発生しないと予測された場合、前記現状の回線ルートから前記別の回線ルートへの切り替えを前記無線通信ネットワークに指示せずに、前記現状の回線ルートを維持する処理をも実行するものであることを特徴とする回線エラー防止システム。
  18. 請求項15に記載の回線エラー防止システムにおいて、
    前記切り替え指示処理は、前記現状の回線ルートに前記回線エラーが発生すると予測された場合、前記所定時間が経過する前に、前記現状の回線ルートから、降雨による回線エラーの発生がないと予測される別の回線ルートへの切り替えを前記無線通信ネットワークの前記複数の無線局に指示し、前記無線通信ネットワークの前記複数の無線局に前記現状の回線ルートから前記別の回線ルートへの切り替えを行わせる処理であることを特徴とする回線エラー防止システム。
  19. 気象データサーバ及び無線通信ネットワークに接続され、該無線通信ネットワークを監視するネットワーク監視装置であって、該ネットワーク監視装置はプロセッサとメモリとを備え、前記メモリは前記プロセッサに所定の処理を実行させるためのプログラムを格納しており、前記メモリは前記プロセッサが前記プログラムを実行する際に一時記憶としても動作するものである前記ネットワーク監視装置における前記プログラムにおいて、
    前記プログラムは、前記プロセッサに、前記所定の処理として、
    前記気象データサーバの気象予測データから、前記無線通信ネットワークの現状の回線ルートにおける所定時間経過後の予測降雨量を取得する予測降雨量取得処理と、
    前記現状の回線ルートにおける所定時間経過後の前記予測降雨量と同等の降雨量の降雨が実際に前記現状の回線ルートにあったとして、該降雨によって前記現状の回線ルートに回線エラーが発生するか否かを予測する予測処理と、
    前記現状の回線ルートに前記回線エラーが発生すると予測された場合、前記所定時間が経過する前に、前記現状の回線ルートから、降雨による回線エラーの発生がないと予測される別の回線ルートへの切り替えを前記無線通信ネットワークに指示し、前記無線通信ネットワークに前記現状の回線ルートから前記別の回線ルートへの切り替えを行わせる切り替え指示処理とを実行させるものであることを特徴とするネットワーク監視装置用プログラム。
  20. 気象データサーバ及び無線通信ネットワークに接続され、該無線通信ネットワークを監視するネットワーク監視装置であって、該ネットワーク監視装置はプロセッサとメモリとを備え、前記メモリは前記プロセッサに所定の処理を実行させるためのプログラムを格納しており、前記メモリは前記プロセッサが前記プログラムを実行する際に一時記憶としても動作するものである前記ネットワーク監視装置における前記プログラムにおいて、
    前記プログラムは、前記プロセッサに、前記所定の処理として、
    前記気象データサーバの気象予測データから、前記無線通信ネットワークの現状の回線ルートにおける所定時間経過後の予測降雨量を取得する予測降雨量取得処理と、
    前記現状の回線ルートにおける所定時間経過後の前記予測降雨量と同等の降雨量の降雨が実際に前記現状の回線ルートにあったとして、該降雨によって前記現状の回線ルートに回線エラーが発生するか否かを予測する予測処理と、
    前記現状の回線ルートに前記回線エラーが発生すると予測された場合、前記所定時間が経過する前に、前記現状の回線ルートから、降雨による回線エラーの発生がないと予測される別の回線ルートへの切り替えを前記無線通信ネットワークに指示し、前記無線通信ネットワークに前記現状の回線ルートから前記別の回線ルートへの切り替えを行わせる切り替え指示処理とを実行させるものであり、
    前記プログラムは、前記プロセッサに、前記所定の処理として、
    地図上に前記無線通信ネットワークの複数の無線局及び現状の回線ルートがマッピングされたネットワーク図を前記メモリに記憶させておく処理をも実行させるものであり、
    前記予測降雨量取得処理は、
    前記気象データサーバにアクセスし、地図上に各地の所定時間経過後の予測降雨量がマッピングされた気象予測データを取得する処理と、
    前記気象予測データを、前記メモリに記憶されている前記ネットワーク図にマッピングし、前記気象予測データが更にマッピングされた前記ネットワーク図を前記メモリに記憶させる処理と、
    前記メモリに記憶されている、前記気象予測データが更にマッピングされた前記ネットワーク図から、前記無線通信ネットワークの現状の回線ルートにおける所定時間経過後の予測降雨量を取得する処理とを有することを特徴とするネットワーク監視装置用プログラム。
  21. 請求項20に記載のネットワーク監視装置用プログラムにおいて、
    前記プログラムは、前記プロセッサに、前記所定の処理として、
    前記回線エラーが発生してしまう時の最低降雨量を前記メモリに記憶させておく処理をも実行させるものであり、
    前記予測処理は、
    前記現状の回線ルートにおける所定時間経過後の前記予測降雨量が、前記現状の回線ルートの少なくとも一箇所において、前記メモリに記憶されている最低降雨量以上である時に、前記現状の回線ルートに回線エラーが発生すると予測する処理であることを特徴とするネットワーク監視装置用プログラム。
  22. 請求項21に記載のネットワーク監視装置用プログラムにおいて、
    前記予測処理は、
    前記現状の回線ルートにおける所定時間経過後の前記予測降雨量が、前記現状の回線ルートのいずれの箇所においても、前記メモリに記憶されている最低降雨量未満である時に、前記現状の回線ルートに回線エラーが発生しないと予測する処理であることを特徴とするネットワーク監視装置用プログラム。
  23. 請求項22に記載のネットワーク監視装置用プログラムにおいて、
    前記プログラムは、前記プロセッサに、前記所定の処理として、
    前記現状の回線ルートに回線エラーが発生しないと予測された場合、前記現状の回線ルートから前記別の回線ルートへの切り替えを前記無線通信ネットワークに指示せずに、前記現状の回線ルートを維持する処理をも実行させるものであることを特徴とするネットワーク監視装置用プログラム。
  24. 請求項21に記載のネットワーク監視装置用プログラムにおいて、
    前記切り替え指示処理は、前記現状の回線ルートに前記回線エラーが発生すると予測された場合、前記所定時間が経過する前に、前記現状の回線ルートから、降雨による回線エラーの発生がないと予測される別の回線ルートへの切り替えを前記無線通信ネットワークの前記複数の無線局に指示し、前記無線通信ネットワークの前記複数の無線局に前記現状の回線ルートから前記別の回線ルートへの切り替えを行わせる処理であることを特徴とするネットワーク監視装置用プログラム。
  25. 気象データサーバ及び無線通信装置に接続され、該無線通信ネットワークを監視するネットワーク監視装置であって、該ネットワーク監視装置はプロセッサとメモリとを備え、前記メモリは前記プロセッサが実行するためのプログラムを格納しており、前記メモリは前記プロセッサが前記プログラムを実行する際に一時記憶としても動作するものである前記ネットワーク監視装置において、前記プロセッサにより実行されるネットワーク監視方法であって、
    前記気象データサーバの気象予測データから、前記無線通信ネットワークの現状の回線ルートにおける所定時間経過後の予測降雨量を取得する予測降雨量取得ステップと、
    前記現状の回線ルートにおける所定時間経過後の前記予測降雨量と同等の降雨量の降雨が実際に前記現状の回線ルートにあったとして、該降雨によって前記現状の回線ルートに回線エラーが発生するか否かを予測する予測ステップと、
    前記現状の回線ルートに前記回線エラーが発生すると予測された場合、前記所定時間が経過する前に、前記現状の回線ルートを構成する複数の無線局の無線通の変調方式として、現状の変調方式から、前記予測降雨量と同等の降雨量の降雨でも回線エラーを伴うことのない別変調方式への切り替えを前記現状の回線ルートを構成する前記複数の無線局に指示し、前記現状の回線ルートを構成する前記複数の無線局に、前記現状の変調方式から前記別変調方式への切り替えを行わせる切り替え指示ステップとを含むことを特徴とするネットワーク監視方法。
  26. 気象データサーバ及び無線通信装置に接続され、該無線通信ネットワークを監視するネットワーク監視装置であって、該ネットワーク監視装置はプロセッサとメモリとを備え、前記メモリは前記プロセッサが実行するためのプログラムを格納しており、前記メモリは前記プロセッサが前記プログラムを実行する際に一時記憶としても動作するものである前記ネットワーク監視装置において、前記プロセッサにより実行されるネットワーク監視方法であって、
    前記気象データサーバの気象予測データから、前記無線通信ネットワークの現状の回線ルートにおける所定時間経過後の予測降雨量を取得する予測降雨量取得ステップと、
    前記現状の回線ルートにおける所定時間経過後の前記予測降雨量と同等の降雨量の降雨が実際に前記現状の回線ルートにあったとして、該降雨によって前記現状の回線ルートに回線エラーが発生するか否かを予測する予測ステップと、
    前記現状の回線ルートに前記回線エラーが発生すると予測された場合、前記所定時間が経過する前に、前記現状の回線ルートを構成する複数の無線局の無線通信の変調方式として、現状の変調方式から、前記予測降雨量と同等の降雨量の降雨でも回線エラーを伴うことのない別変調方式への切り替えを前記現状の回線ルートを構成する前記複数の無線局に指示し、前記現状の回線ルートを構成する前記複数の無線局に、前記現状の変調方式から前記別変調方式への切り替えを行わせる切り替え指示ステップとを含む前記ネットワーク監視方法であって、
    地図上に前記無線通信ネットワークの複数の無線局及び現状の回線ルートがマッピングされたネットワーク図を前記メモリに記憶させておくステップをも含み、
    前記予測降雨量取得ステップは、
    前記気象データサーバにアクセスし、地図上に各地の所定時間経過後の予測降雨量がマッピングされた気象予測データを取得するステップと、
    前記気象予測データを、前記メモリに記憶されている前記ネットワーク図にマッピングし、前記気象予測データが更にマッピングされた前記ネットワーク図を前記メモリに記憶させるステップと、
    前記メモリに記憶されている、前記気象予測データが更にマッピングされた前記ネットワーク図から、前記無線通信ネットワークの現状の回線ルートにおける所定時間経過後の予測降雨量を取得するステップとを有することを特徴とするネットワーク監視方法。
  27. 請求項26に記載のネットワーク監視方法において、
    前記回線エラーが発生してしまう時の最低降雨量を前記メモリに記憶させておくステップをも含み、
    前記予測ステップは、
    前記現状の回線ルートにおける所定時間経過後の前記予測降雨量が、前記現状の回線ルートの少なくとも一箇所において、前記メモリに記憶されている最低降雨量以上である時に、前記現状の回線ルートに回線エラーが発生すると予測するステップであることを特徴とするネットワーク監視方法。
  28. 請求項27に記載のネットワーク監視方法において、
    前記予測ステップは、
    前記現状の回線ルートにおける所定時間経過後の前記予測降雨量が、前記現状の回線ルートのいずれの箇所においても、前記メモリに記憶されている最低降雨量未満である時に、前記現状の回線ルートに回線エラーが発生しないと予測するステップであることを特徴とするネットワーク監視方法。
  29. 請求項28に記載のネットワーク監視方法において、
    前記現状の回線ルートに回線エラーが発生しないと予測された場合、前記現状の回線ルートを構成する前記複数の無線局に前記無線通信の変調方式の切り替えを指示せずに、前記現状の回線ルートを構成する前記複数の無線局の前記無線通信の変調方式として、前記現状の変調方式を維持するステップをも含むことを特徴とするネットワーク監視方法。
  30. 気象データサーバ及び無線通信装置に接続され、該無線通信ネットワークを監視するネットワーク監視装置であって、該ネットワーク監視装置はプロセッサとメモリとを備え、前記メモリは前記プロセッサが所定の処理を実行するためのプログラムを格納しており、前記メモリは前記プロセッサが前記プログラムを実行する際に一時記憶としても動作するものである前記ネットワーク監視装置において、
    前記プロセッサは、前記所定の処理として、
    前記気象データサーバの気象予測データから、前記無線通信ネットワークの現状の回線ルートにおける所定時間経過後の予測降雨量を取得する予測降雨量取得処理と、
    前記現状の回線ルートにおける所定時間経過後の前記予測降雨量と同等の降雨量の降雨が実際に前記現状の回線ルートにあったとして、該降雨によって前記現状の回線ルートに回線エラーが発生するか否かを予測する予測処理と、
    前記現状の回線ルートに前記回線エラーが発生すると予測された場合、前記所定時間が経過する前に、前記現状の回線ルートを構成する複数の無線局の無線通の変調方式として、現状の変調方式から、前記予測降雨量と同等の降雨量の降雨でも回線エラーを伴うことのない別変調方式への切り替えを前記現状の回線ルートを構成する前記複数の無線局に指示し、前記現状の回線ルートを構成する前記複数の無線局に、前記現状の変調方式から前記別変調方式への切り替えを行わせる切り替え指示処理とを実行するものであることを特徴とするネットワーク監視装置。
  31. 気象データサーバ及び無線通信装置に接続され、該無線通信ネットワークを監視するネットワーク監視装置であって、該ネットワーク監視装置はプロセッサとメモリとを備え、前記メモリは前記プロセッサが所定の処理を実行するためのプログラムを格納しており、前記メモリは前記プロセッサが前記プログラムを実行する際に一時記憶としても動作するものである前記ネットワーク監視装置において、
    前記プロセッサは、前記所定の処理として、
    前記気象データサーバの気象予測データから、前記無線通信ネットワークの現状の回線ルートにおける所定時間経過後の予測降雨量を取得する予測降雨量取得処理と、
    前記現状の回線ルートにおける所定時間経過後の前記予測降雨量と同等の降雨量の降雨が実際に前記現状の回線ルートにあったとして、該降雨によって前記現状の回線ルートに回線エラーが発生するか否かを予測する予測処理と、
    前記現状の回線ルートに前記回線エラーが発生すると予測された場合、前記所定時間が経過する前に、前記現状の回線ルートを構成する複数の無線局の無線通信の変調方式として、現状の変調方式から、前記予測降雨量と同等の降雨量の降雨でも回線エラーを伴うことのない別変調方式への切り替えを前記現状の回線ルートを構成する前記複数の無線局に指示し、前記現状の回線ルートを構成する前記複数の無線局に、前記現状の変調方式から前記別変調方式への切り替えを行わせる切り替え指示処理とを実行するものであり、
    前記プロセッサは、前記所定の処理として、
    地図上に前記無線通信ネットワークの複数の無線局及び現状の回線ルートがマッピングされたネットワーク図を前記メモリに記憶させておく処理をも実行するものであり、
    前記予測降雨量取得処理は、
    前記気象データサーバにアクセスし、地図上に各地の所定時間経過後の予測降雨量がマッピングされた気象予測データを取得する処理と、
    前記気象予測データを、前記メモリに記憶されている前記ネットワーク図にマッピングし、前記気象予測データが更にマッピングされた前記ネットワーク図を前記メモリに記憶させる処理と、
    前記メモリに記憶されている、前記気象予測データが更にマッピングされた前記ネットワーク図から、前記無線通信ネットワークの現状の回線ルートにおける所定時間経過後の予測降雨量を取得する処理とを有することを特徴とするネットワーク監視装置。
  32. 請求項31に記載のネットワーク監視装置において、
    前記プロセッサは、前記所定の処理として、
    前記回線エラーが発生してしまう時の最低降雨量を前記メモリに記憶させておく処理をも実行するものであり、
    前記予測処理は、
    前記現状の回線ルートにおける所定時間経過後の前記予測降雨量が、前記現状の回線ルートの少なくとも一箇所において、前記メモリに記憶されている最低降雨量以上である時に、前記現状の回線ルートに回線エラーが発生すると予測する処理であることを特徴とするネットワーク監視装置。
  33. 請求項32に記載のネットワーク監視装置において、
    前記予測処理は、
    前記現状の回線ルートにおける所定時間経過後の前記予測降雨量が、前記現状の回線ルートのいずれの箇所においても、前記メモリに記憶されている最低降雨量未満である時に、前記現状の回線ルートに回線エラーが発生しないと予測する処理であることを特徴とするネットワーク監視装置。
  34. 請求項33に記載のネットワーク監視装置において、
    前記プロセッサは、前記所定の処理として、
    前記現状の回線ルートに回線エラーが発生しないと予測された場合、前記現状の回線ルートを構成する前記複数の無線局に前記無線通信の変調方式の切り替えを指示せずに、前記現状の回線ルートを構成する前記複数の無線局の前記無線通信の変調方式として、前記現状の変調方式を維持する処理をも実行するものであることを特徴とするネットワーク監視装置。
  35. 気象データサーバと、無線通信ネットワークと、前記気象データサーバ及び前記無線通信ネットワークに接続され、該無線通信ネットワークを監視するネットワーク監視装置とを有する回線エラー防止システムにおいて、
    前記ネットワーク監視装置はプロセッサとメモリとを備え、前記メモリは前記プロセッサが所定の処理を実行するためのプログラムを格納しており、前記メモリは前記プロセッサが前記プログラムを実行する際に一時記憶としても動作するものであり、
    前記プロセッサは、前記所定の処理として、
    前記気象データサーバの気象予測データから、前記無線通信ネットワークの現状の回線ルートにおける所定時間経過後の予測降雨量を取得する予測降雨量取得処理と、
    前記現状の回線ルートにおける所定時間経過後の前記予測降雨量と同等の降雨量の降雨が実際に前記現状の回線ルートにあったとして、該降雨によって前記現状の回線ルートに回線エラーが発生するか否かを予測する予測処理と、
    前記現状の回線ルートに前記回線エラーが発生すると予測された場合、前記所定時間が経過する前に、前記現状の回線ルートを構成する複数の無線局の無線通の変調方式として、現状の変調方式から、前記予測降雨量と同等の降雨量の降雨でも回線エラーを伴うことのない別変調方式への切り替えを前記現状の回線ルートを構成する前記複数の無線局に指示し、前記現状の回線ルートを構成する前記複数の無線局に、前記現状の変調方式から前記別変調方式への切り替えを行わせる切り替え指示処理とを実行するものであることを特徴とする回線エラー防止システム。
  36. 気象データサーバと、無線通信ネットワークと、前記気象データサーバ及び前記無線通信ネットワークに接続され、該無線通信ネットワークを監視するネットワーク監視装置とを有する回線エラー防止システムにおいて、
    前記ネットワーク監視装置はプロセッサとメモリとを備え、前記メモリは前記プロセッサが所定の処理を実行するためのプログラムを格納しており、前記メモリは前記プロセッサが前記プログラムを実行する際に一時記憶としても動作するものであり、
    前記プロセッサは、前記所定の処理として、
    前記気象データサーバの気象予測データから、前記無線通信ネットワークの現状の回線ルートにおける所定時間経過後の予測降雨量を取得する予測降雨量取得処理と、
    前記現状の回線ルートにおける所定時間経過後の前記予測降雨量と同等の降雨量の降雨が実際に前記現状の回線ルートにあったとして、該降雨によって前記現状の回線ルートに回線エラーが発生するか否かを予測する予測処理と、
    前記現状の回線ルートに前記回線エラーが発生すると予測された場合、前記所定時間が経過する前に、前記現状の回線ルートを構成する複数の無線局の無線通信の変調方式として、現状の変調方式から、前記予測降雨量と同等の降雨量の降雨でも回線エラーを伴うことのない別変調方式への切り替えを前記現状の回線ルートを構成する前記複数の無線局に指示し、前記現状の回線ルートを構成する前記複数の無線局に、前記現状の変調方式から前記別変調方式への切り替えを行わせる切り替え指示処理とを実行するものであり、
    前記プロセッサは、前記所定の処理として、
    地図上に前記無線通信ネットワークの複数の無線局及び現状の回線ルートがマッピングされたネットワーク図を前記メモリに記憶させておく処理をも実行するものであり、
    前記予測降雨量取得処理は、
    前記気象データサーバにアクセスし、地図上に各地の所定時間経過後の予測降雨量がマッピングされた気象予測データを取得する処理と、
    前記気象予測データを、前記メモリに記憶されている前記ネットワーク図にマッピングし、前記気象予測データが更にマッピングされた前記ネットワーク図を前記メモリに記憶させる処理と、
    前記メモリに記憶されている、前記気象予測データが更にマッピングされた前記ネットワーク図から、前記無線通信ネットワークの現状の回線ルートにおける所定時間経過後の予測降雨量を取得する処理とを有することを特徴とする回線エラー防止システム。
  37. 請求項36に記載の回線エラー防止システムにおいて、
    前記プロセッサは、前記所定の処理として、
    前記回線エラーが発生してしまう時の最低降雨量を前記メモリに記憶させておく処理をも実行するものであり、
    前記予測処理は、
    前記現状の回線ルートにおける所定時間経過後の前記予測降雨量が、前記現状の回線ルートの少なくとも一箇所において、前記メモリに記憶されている最低降雨量以上である時に、前記現状の回線ルートに回線エラーが発生すると予測する処理であることを特徴とする回線エラー防止システム。
  38. 請求項37に記載の回線エラー防止システムにおいて、
    前記予測処理は、
    前記現状の回線ルートにおける所定時間経過後の前記予測降雨量が、前記現状の回線ルートのいずれの箇所においても、前記メモリに記憶されている最低降雨量未満である時に、前記現状の回線ルートに回線エラーが発生しないと予測する処理であることを特徴とする回線エラー防止システム。
  39. 請求項38に記載の回線エラー防止システムにおいて、
    前記プロセッサは、前記所定の処理として、
    前記現状の回線ルートに回線エラーが発生しないと予測された場合、前記現状の回線ルートを構成する前記複数の無線局に前記無線通信の変調方式の切り替えを指示せずに、前記現状の回線ルートをする前記複数の無線局の前記無線通信の変調方式として、前記現状の変調方式を維持する処理をも実行するものであることを特徴とする回線エラー防止システム。
  40. 気象データサーバ及び無線通信ネットワークに接続され、該無線通信ネットワークを監視するネットワーク監視装置であって、該ネットワーク監視装置はプロセッサとメモリとを備え、前記メモリは前記プロセッサに所定の処理を実行させるためのプログラムを格納しており、前記メモリは前記プロセッサが前記プログラムを実行する際に一時記憶としても動作するものである前記ネットワーク監視装置における前記プログラムにおいて、
    前記プログラムは、前記プロセッサに、前記所定の処理として、
    前記気象データサーバの気象予測データから、前記無線通信ネットワークの現状の回線ルートにおける所定時間経過後の予測降雨量を取得する予測降雨量取得処理と、
    前記現状の回線ルートにおける所定時間経過後の前記予測降雨量と同等の降雨量の降雨が実際に前記現状の回線ルートにあったとして、該降雨によって前記現状の回線ルートに回線エラーが発生するか否かを予測する予測処理と、
    前記現状の回線ルートに前記回線エラーが発生すると予測された場合、前記所定時間が経過する前に、前記現状の回線ルートを構成する複数の無線局の無線通の変調方式として、現状の変調方式から、前記予測降雨量と同等の降雨量の降雨でも回線エラーを伴うことのない別変調方式への切り替えを前記現状の回線ルートを構成する前記複数の無線局に指示し、前記現状の回線ルートを構成する前記複数の無線局に、前記現状の変調方式から前記別変調方式への切り替えを行わせる切り替え指示処理とを実行させるものであることを特徴とするネットワーク監視装置用プログラム。
  41. 気象データサーバ及び無線通信ネットワークに接続され、該無線通信ネットワークを監視するネットワーク監視装置であって、該ネットワーク監視装置はプロセッサとメモリとを備え、前記メモリは前記プロセッサに所定の処理を実行させるためのプログラムを格納しており、前記メモリは前記プロセッサが前記プログラムを実行する際に一時記憶としても動作するものである前記ネットワーク監視装置における前記プログラムにおいて、
    前記プログラムは、前記プロセッサに、前記所定の処理として、
    前記気象データサーバの気象予測データから、前記無線通信ネットワークの現状の回線ルートにおける所定時間経過後の予測降雨量を取得する予測降雨量取得処理と、
    前記現状の回線ルートにおける所定時間経過後の前記予測降雨量と同等の降雨量の降雨が実際に前記現状の回線ルートにあったとして、該降雨によって前記現状の回線ルートに回線エラーが発生するか否かを予測する予測処理と、
    前記現状の回線ルートに前記回線エラーが発生すると予測された場合、前記所定時間が経過する前に、前記現状の回線ルートを構成する複数の無線局の無線通信の変調方式として、現状の変調方式から、前記予測降雨量と同等の降雨量の降雨でも回線エラーを伴うことのない別変調方式への切り替えを前記現状の回線ルートを構成する前記複数の無線局に指示し、前記現状の回線ルートを構成する前記複数の無線局に、前記現状の変調方式から前記別変調方式への切り替えを行わせる切り替え指示処理とを実行させるものであり、
    前記プログラムは、前記プロセッサに、前記所定の処理として、
    地図上に前記無線通信ネットワークの複数の無線局及び現状の回線ルートがマッピングされたネットワーク図を前記メモリに記憶させておく処理をも実行させるものであり、
    前記予測降雨量取得処理は、
    前記気象データサーバにアクセスし、地図上に各地の所定時間経過後の予測降雨量がマッピングされた気象予測データを取得する処理と、
    前記気象予測データを、前記メモリに記憶されている前記ネットワーク図にマッピングし、前記気象予測データが更にマッピングされた前記ネットワーク図を前記メモリに記憶させる処理と、
    前記メモリに記憶されている、前記気象予測データが更にマッピングされた前記ネットワーク図から、前記無線通信ネットワークの現状の回線ルートにおける所定時間経過後の予測降雨量を取得する処理とを有することを特徴とするネットワーク監視装置用プログラム。
  42. 請求項41に記載のネットワーク監視装置用プログラムにおいて、
    前記プログラムは、前記プロセッサに、前記所定の処理として、
    前記回線エラーが発生してしまう時の最低降雨量を前記メモリに記憶させておく処理をも実行させるものであり、
    前記予測処理は、
    前記現状の回線ルートにおける所定時間経過後の前記予測降雨量が、前記現状の回線ルートの少なくとも一箇所において、前記メモリに記憶されている最低降雨量以上である時に、前記現状の回線ルートに回線エラーが発生すると予測する処理であることを特徴とするネットワーク監視装置用プログラム。
  43. 請求項42に記載のネットワーク監視装置用プログラムにおいて、
    前記予測処理は、
    前記現状の回線ルートにおける所定時間経過後の前記予測降雨量が、前記現状の回線ルートのいずれの箇所においても、前記メモリに記憶されている最低降雨量未満である時に、前記現状の回線ルートに回線エラーが発生しないと予測する処理であることを特徴とするネットワーク監視装置用プログラム。
  44. 請求項43に記載のネットワーク監視装置用プログラムにおいて、
    前記プログラムは、前記プロセッサに、前記所定の処理として、
    前記現状の回線ルートに回線エラーが発生しないと予測された場合、前記現状の回線ルートを構成する前記複数の無線局に前記無線通信の変調方式の切り替えを指示せずに、前記現状の回線ルートを構成する前記複数の無線局の前記無線通信の変調方式として、前記現状の変調方式を維持する処理をも実行させるものであることを特徴とするネットワーク監視装置用プログラム。
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