JP5029261B2 - インクジェット記録装置および記録ヘッド - Google Patents

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本発明は、インクジェット記録装置および記録ヘッドに関するものである。
従来より、インクを吐出する複数のノズルが形成されたノズル形成面と対向する位置に搬送される記録媒体に対し、ノズルからインクを吐出して画像を記録する記録ヘッドが知られている。また、記録ヘッドと、その記録ヘッドのノズル形成面に当接し、ノズル形成面に付着したインクを払拭するワイパブレードとを搭載したインクジェット記録装置も知られている。
このような記録ヘッドやインクジェット記録装置に関し、次の特許文献1には、ノズル面6aに付着したインクWをワイパ部材86によって払拭し、その払拭したインクWを、ノズル面6aの幅方向(主走査方向)に沿って延びる溝18によって保持する技術が開示されている。これにより、ワイパ部材86によって払拭したインクWが装置内に垂れるのを防止することができるのである。
特開2003−1834号公報(段落第「0043」、図6(c)等)
しかしながら、上述した特許文献1に開示されている技術では、インクWを保持する溝18は、ノズル面6aの幅方向(主走査方向)に沿って延びるように構成されているので、ノズル面6aを有するインクジェットヘッド6の幅が増大するという問題点があった。
本発明は上述した問題点を解決するためになされたものであり、記録ヘッドの幅を極力増大させることなく、ノズル形成面やワイパブレードに付着したインクが装置内に垂れるのを抑制することができるインクジェット記録装置および記録ヘッドを提供することを目的としている。
この目的を達成するために、請求項1記載のインクジェット記録装置は、インクを吐出する複数のノズルが形成されたノズル形成面を有し、そのノズル形成面と対向する位置に搬送される記録媒体に対して前記ノズルからインクを吐出して画像を記録する記録ヘッドと、前記記録ヘッドのノズル形成面に当接して前記ノズル形成面を払拭するワイパブレードとを備えたものであって、前記ノズル形成面と交差する前記記録ヘッドの側面に形成され、前記ワイパブレードまたは前記ノズル形成面に付着したインクを、前記側面に導入、保持する導入部であって、前記側面のうち前記ノズル形成面から所定間隔を空けた位置から前記ノズル形成面とは離間する方向に延びる溝、または、前記側面のうち前記ノズル形成面から所定間隔を空けた位置から前記ノズル形成面とは離間する方向に延び互いに所定間隔を空けて並列に並ぶ複数の凸部と、隣り合う前記複数の凸部に挟まれて形成される凹部とによって構成されている導入部を備え、主走査方向と直交する副走査方向における前記ワイパブレードの幅は、副走査方向における前記ノズル形成面の幅よりも長く構成されており、前記ワイパブレードは、副走査方向における前記ノズル形成面の幅の全部に当接しつつ、その端部が前記側面のうち前記副走査方向と交差する側面側に突出するように設置され、前記溝、または、前記凸部と前記凹部とは、前記側面のうち前記副走査方向と交差する側面において、並列に複数並んで構成されている。
請求項2記載のインクジェット記録装置は、請求項1に記載のインクジェット記録装置において、前記溝、または、前記凹部と前記突部とは、前記側面自体によって構成されている。
請求項3記載のインクジェット記録装置は、請求項1又は2に記載のインクジェット記録装置において、前記溝、または、前記凹部は、前記ノズル形成面に前記ワイパブレードが当接した状態で前記記録ヘッドが前記主走査方向に移動する方向に沿って次第に、前記ノズル形成面から離間する方向の距離が長くなるように構成されている。
請求項4記載のインクジェット記録装置は、請求項1から3のいずれかに記載のインクジェット記録装置において、前記溝、または、前記凹部は、前記ノズル形成面に前記ワイパブレードが当接した状態で前記記録ヘッドが前記主走査方向に移動する方向に沿って次第に、隣合う溝、または、隣合う凹部の間隔が狭くなるように構成されている。
請求項1記載のインクジェット記録装置によれば、記録ヘッドのノズル形成面をワイパブレードで払拭すると、ノズル形成面に付着したインクはワイパブレードを介してまたは直接に、ノズル形成面と交差する記録ヘッドの側面に形成されている導入部によって記録ヘッドの側面に導入、保持される。よって、ノズル形成面やワイパブレードに付着したインクが装置内に垂れるのが抑制される。また、導入部はノズル形成面と交差する記録ヘッドの側面に形成されているので、記録ヘッドに導入部を形成したとしても、記録ヘッドの幅が増大するのが抑制される。従って、記録ヘッドの幅を極力増大させることなく、ノズル形成面やワイパブレードに付着したインクが装置内に垂れるのを抑制することができるという効果がある。
また、ノズル形成面やワイパブレードに付着したインクは、記録ヘッドの側面のうち、ノズル形成面から所定間隔を空けた位置からノズル形成面とは離間する方向に延びる溝、または、記録ヘッドの側面のノズル形成面から所定間隔を空けた位置からノズル形成面とは離間する方向に延び互いに所定間隔を空けて並列に並ぶ隣合う凸部に挟まれて形成される凹部、による毛細管作用により記録ヘッドの側面に導入、保持される。よって、簡単な構成で導入部を形成することができるという効果がある。
また、溝、または、隣合う凸部によって形成される凹部は、並列に複数並んで構成されているので、記録ヘッドの側面に導入、保持できるインク量が増大し、一層確実に記録ヘッドの側面にインクを導入、保持することができるという効果がある。
更に、ワイパブレードは、副走査方向におけるノズル形成面の幅の全部に当接しつつ、その端部が副走査方向における記録ヘッドの側面側に突出するように設置されているので、ノズル形成面に付着したインクをワイパブレードを介して記録ヘッドの側面に一層確実に導入、保持させることができるという効果がある。
図1は、本発明のインクジェット記録装置の一実施形態に係る複合機10の外観斜視図である。尚、本発明の記録ヘッドの一実施形態に係る記録ヘッド39(図2参照)は、この複合機10に搭載されている。
この複合機10は、下部にプリンタ部11を、上部にスキャナ部12を一体的に備えた多機能装置(MFD:Multi Function Device)であり、プリンタ機能、スキャナ機能、コピー機能、ファクシミリ機能を有する。この複合機10のうちプリンタ部11が本発明に係るインクジェット記録装置に相当する。この複合機10において、プリンタ機能以外の機能は、任意のものであって省略されていてもよい。すなわち、本発明は、スキャナ部12がなく、スキャナ機能やコピー機能を有しない単機能のプリンタとして実施されてもよい。
複合機10は、主に図示されていないパーソナルコンピュータと接続され、このパーソナルコンピュータから送信される画像データや文書データを含む印刷データに基づいて、記録媒体の一例である記録用紙に画像や文書が記録される。ただし、複合機10の使用態様はかかる態様に限定されるものではなく、複合機10がデジタルカメラ等の外部機器と接続され、デジタルカメラから出力される画像データが記録用紙に記録されたり、メモリカード等の各種記憶媒体が複合機10に装填され、この記憶媒体に記憶された画像データ等が記録用紙に記録されることも可能である。なお、本明細書において開示される複合機10の構成は、本発明に係るインクジェット記録装置の一例であり、本発明の要旨を変更しない範囲で構成が適宜変更され得るものであることは当然である。
プリンタ部11は、正面に開口13が形成されており、この開口13から一部が露呈するようにして給紙トレイ14及び排紙トレイ15が上下2段に設けられている。給紙トレイ14は、記録用紙を貯蔵するためのものである。この給紙トレイ14に収容された記録用紙は、プリンタ部11の内部へ給送され、所望の画像が記録された後に排紙トレイ15へ排出されるようになっている。
複合機10の正面上部に操作パネル20が設けられている。この操作パネル20は、プリンタ部11やスキャナ部12を操作するための各種操作ボタンや液晶表示部を備えている。複合機10は、この操作パネル20からの操作指示に基づいて動作する。また、複合機10がパーソナルコンピュータに接続されている場合には、当該複合機10は、パーソナルコンピュータからプリンタドライバ又はスキャナドライバを介して送信される指示に基づいても動作する。
さらに、複合機10の正面にスロット部21が設けられている。記憶媒体である各種小型メモリカードは、このスロット部21に装填されるようになっている。操作パネル20からの入力に基づいて、スロット部21に装填された小型メモリカードに記録された画像データが読み出され、この画像データに関する情報が液晶表示部に表示され、あるいは、任意の画像がプリンタ部11により記録用紙に記録される。
図2は、プリンタ部11の主要な構成を示す斜視図である。プリンタ部11には、主に、給紙トレイ14と、給紙トレイ14の上方に設置されている給紙ローラ25と、給紙トレイ14の奥方から立設し、給紙ローラ25から給紙される記録用紙を搬送する搬送経路を形成する搬送ガイド体50と、搬送ガイド体50の下流側であって、搬送ローラ60と排紙ローラ62との間に往復移動可能に設置されている記録ヘッド39と、記録ヘッド39のインク吐出面と対向配置されているプラテン42と、プラテン42と隣接する位置であってキャリッジ38の走査範囲内に設置されているメンテナンスユニット48とが設けられている。
給紙トレイ14は、上面が開放された略箱状に形成されており、その内部に記録用紙が積載収納される。また、給紙トレイ14の側壁には、排紙トレイ15(図1参照)を支持する支持部14aが形成されており、排紙トレイ15は、支持部14a上にスライド可能に支持されている。
給紙ローラ25は、給紙トレイ14に積載されている記録用紙に当接した状態で回転し、記録用紙を搬送ガイド体50に形成されている搬送経路を経由して搬送ローラ60に給紙する。給紙ローラ25はアーム51の一端に回転可能に軸支されている。アーム51は、シャフト52に対して振り子状に回動可能に支持されており、給紙トレイ14に積載されている記録用紙の積載量に応じて、アーム51と記録用紙とのなす角度が変わるように構成されている。また、アーム51の内部には、図示しない複数個の歯車が直線状に並べて設置されており、この歯車を介して給紙ローラ25が回転する。
搬送ガイド体50は、給紙ローラ25から給紙された記録用紙を搬送ローラ60までU字状に搬送する搬送経路を形成するものである。搬送ローラ60には、搬送ローラ60に追従して回転する従動ローラ(図示せず)が対向配置されており、搬送経路を経由して搬送された記録用紙は、この搬送ローラ60と従動ローラとに挟持され、記録ヘッド39とプラテン42との間に搬送される。
記録ヘッド39は、プラテン42と対向する面に、インクを吐出するノズルが形成されたノズル形成面を有し、そのノズルからプラテン42に支持されてノズル形成面と対向する位置に搬送される記録媒体に対してインク滴を吐出して画像を形成するものである。尚、記録ヘッド39には、複合機10に着脱自在に設置されるインクカートリッジ(図示せず)からシアン(C)・マゼンタ(M)・イエロー(Y)・ブラック(Bk)の各色のインクが供給される。
また、記録ヘッド39は、キャリッジ38に搭載され、主走査方向に往復移動可能に構成されている。キャリッジ38は、プラテン42に対向する領域と、メンテナンスユニット48に対向する領域との範囲に亘って往復移動可能に構成されており、プラテン42と対向する領域で記録ヘッド39から記録媒体に対してインク滴を吐出して記録を実行し、メンテナンスユニット48と対向する領域で記録ヘッド39のメンテナンスを実行する。
プラテン42は、記録ヘッド39の下方に対向配置されており、搬送ローラ60から搬送される記録用紙を記録ヘッド39とは反対側から支持する。インクが供給された記録ヘッド39は、往復移動しながらインクを微小なインク滴としてプラテン42側に吐出し、プラテン42上に搬送される記録用紙に対して画像を形成する。
プラテン42を搬送ローラ60との間に挟んで設置されている排紙ローラ62には、排紙ローラ62に追従して回転する従動ローラ(図示せず)が対向配置されており、記録ヘッド39とプラテン42との間を経由して搬送される記録済みの記録用紙は、この排紙ローラ60と従動ローラとに挟持され、排紙トレイ15(図1参照)に排紙される。
メンテナンスユニット48は、記録ヘッド39のノズル形成面に付着したインクを弾性を有するワイパブレードで払拭するワイプ処理を実行するワイプ機構、記録ヘッド39のノズル形成面を密封した状態でノズル形成面に形成されているノズルからインクを吸引するパージ処理を実行するパージ機構、廃インクトレイ等が設けられており、このメンテナンスユニット48により、記録ヘッド39内の気泡や混色インクの除去等のメンテナンスが行われる。
また、メンテナンスユニット48にはキャリッジレバー27が設けられており、キャリッジ38がメンテナンスユニット48と対向する位置に移動すると、このキャリッジレバー27が押し倒され、図示しないLFモータの動力がメンテナンスユニット48に伝達される。
次に、図3を参照して、上述したメンテナンスユニット48に含まれるワイプ機構40について説明する。図3は、ワイプ機構40の断面図であり、特に、(a)はワイパブレード41がノズル形成面に当接している状態、(b)はワイパブレード41がノズル形成面から離間している状態を示している。
ワイプ機構40は、メンテナンスユニット48の一部として設けられており、キャリッジ38に搭載された記録ヘッド39がメンテナンスユニット48と対向する領域に移動した場合に、その記録ヘッド39と対向する位置に設置されている。
ワイプ機構40には、図3に示すように、弾性を有する板状のワイパブレード41と、そのワイパブレード41の一端を保持するワイパホルダ65と、そのワイパホルダ65の他端側を保持する回転体43とが設けられている。
ワイパブレード41は、回転体43から記録ヘッド39のノズル形成面に対して出没可能に設けられている。ワイパブレード41は、記録ヘッド39の下面の搬送方向長さに対応した長さのゴム製のブレードである。ワイパブレード41が、回転体43側から突出されることによりワイパブレード41の先端部分が撓んだ状態で記録ヘッド39のノズル形成面に当接される。記録ヘッド39は、ワイパブレード41が記録ヘッド39のノズル形成面に当接した状態で、キャリッジ38と共にスライド移動される。これにより、ノズル形成面に付着したインクがワイパブレード41により払拭される。
ワイパホルダ65は、後述する回転体43の回転に伴って記録ヘッド39のノズル形成面に対して出没可能に設置されており、このワイパホルダ65が回転体43からノズル形成面側に突出することで、ワイパホルダ65に支持されているワイパブレード41がノズル形成面に当接し、逆に、回転体43側に没することでワイパブレード41がノズル形成面から離間する。
回転体43は、ワイパホルダ65(ワイパブレード41)を記録ヘッド39のノズル形成面に対して出没させるためのものであり、記録ヘッド39のノズル形成面との間にワイパホルダ65とワイパブレード41とを挟む位置に回転可能に設置されている。
回転体43には、環状のカム溝43aが形成されており、このカム溝43aには、所定範囲に亘って溝の深さが第1深さである第1溝部(43a1)と、溝の深さが第1深さよりも深い第2深さを有し、第1溝部(43a1)の両端と連続するように形成される第2溝部(43a2)とが形成されている。
よって、ワイパホルダ65が第1溝部(43a1)上に位置している場合には、ワイパホルダ65が回転体43からノズル形成面側に突出して、ワイパブレード41がノズル形成面に当接し、ワイパホルダ65が第2溝部(43a2)上に位置している場合には、ワイパホルダ65が回転体43側に没して、ワイパブレード41がノズル形成面から離間する。尚、ワイパホルダ65は図示しないコイルバネによって回転体43側に付勢されており、カム溝43aに従って出没し易くなるように構成されている。
次に、図4を参照して、この回転体43を回転させる動力伝達機構について説明する。図4は、回転体43を底面側から見た斜視図である。図4に示すように、回転体43を回転させる動力伝達機構には、第1ギヤ44と、その第1ギヤ44と噛合する第2ギヤ45と、その第2ギヤ45と一端側が連結されているリンクバー46と、そのリングバー46の他端側と連結されている第3ギヤ47とが設けられている。
この動力伝達機構によれば、キャリッジ38がメンテナンスユニット48と対向する位置に移動し、キャリッジレバー27が押し倒されている状態で、動力源としてのLFモータを所定方向に駆動すると、その回転力が、図示しないギヤ機構を介して、第1ギヤ44に伝達され、第1ギヤ44が図4において反時計回りに回転する。すると、第2ギヤ45とリンクバー46とが図4において時計回りに回転し、第3ギヤ47がパージ処理を実行する場合に使用するポンプを駆動するための第4ギヤ49と噛合する。
一方、動力源としてのLFモータ71を上述したのとは逆回転すると、第1ギヤ44が、図4において時計回りに回転する。すると、第2ギヤ45とリンクバー46とが反時計回りに回転し、第3ギヤ47が回転体43の底面に形成されている第5ギヤ43bと噛合し、回転体43が回転駆動する。そして、この回転体43が回転駆動すると、上述したように、回転体43に形成されているカム溝43aに追従してワイパホルダ65(ワイパブレード41)が記録ヘッド39のノズル形成面に対して出没する。
次に、図5および図6を参照して、上述したワイパブレード41の先端部が当接するノズル形成面39aを有する第1実施形態における記録ヘッド39について詳細に説明する。図5は、第1実施形態の記録ヘッド39をノズル形成面39a側から見た斜視図である。図6は、図5に示す矢印A視方向から見た第1実施形態の記録ヘッド39とワイパブレード41とを示す側面図である。尚、図5,図6では、記録ヘッド39が往復移動する方向を主走査方向、その主走査方向と直交する方向であって記録媒体が搬送される方向を副走査方向として図示している。
記録ヘッド39は、略箱状に形成されており、インクを吐出する複数のノズルNが形成されたノズル形成面39aと、そのノズル形成面39aの縁部からノズル形成面39aとは離間する方向(ノズル形成面39aと略直交する方向)に延びる側面39bとが設けられている。
ノズル形成面39aは、搬送される記録媒体と対向し、ノズルNからインクを吐出して搬送される記録媒体に画像を記録する。側面39bには、ノズル形成面39aから所定間隔D1を空けた位置からノズル形成面39aとは離間する方向に延び、互いに所定間隔D2を空けて並列に並ぶ複数の凸部50と、隣合う凸部50に挟まれて形成される凹部51とが形成されている。
一方、図6に示すように、副走査方向におけるワイパブレード41の幅W1は、副走査方向におけるノズル形成面39aの幅W2よりも長く構成されている。また、ワイパブレード41は、副走査方向におけるノズル形成面39aの幅W2の全部に当接しつつ、その端部が副走査方向における側面39b側に突出するように設置されている。
よって、ワイパブレード41をノズル形成面39aに当接させ、ワイプ処理を実行すると、ワイパブレード41によってノズル形成面39aの全面が払拭される。そして、ノズル形成面39aに付着したインクIは直接に、または、ワイパブレード41を介して、記録ヘッド39の側面39bに形成されている凹部51の毛細管作用によって、記録ヘッド39の側面39bに導入、保持される。
従って、ノズル形成面39aやワイパブレード41に付着したインクが装置内に垂れるのが抑制される。また、凸部50と、凹部51とは、記録ヘッド39の側面39aにノズル形成面39aから離間する方向に延びるように形成されているので、記録ヘッド39aに凸部50と凹部51とを形成したとしても、記録ヘッド39の幅(主走査方向の幅および副走査方向の幅)が増大するのが抑制される。その結果、記録ヘッド39の幅を極力増大させることなく、ノズル形成面39aやワイパブレード41に付着したインクが装置内に垂れるのを抑制することができる。
次に、図7および図8を参照して、第2実施形態における記録ヘッド39について詳細に説明する。図7は、第2実施形態の記録ヘッド39をノズル形成面39a側から見た斜視図である。図8は、図7に示す矢印A視方向から見た第2実施形態の記録ヘッド39とワイパブレード41とを示す側面図である。尚、この第2実施形態の記録ヘッド39については、上述した第1実施形態と同一の構成については、同一の符合を付し、その説明は省略する。
第2実施形態の記録ヘッド39の側面39bには、ノズル形成面39aと交差する交差部39cからノズル形成面39aとは離間する方向(ノズル形成面39aと略直交する方向)に延び、互いに所定間隔D2を空けて並列に並ぶ複数の凸部52と、隣合う凸部52に挟まれて形成される凹部53とが形成されている。
よって、図6に示すように、ワイパブレード41をノズル形成面39aに当接させ、ワイプ処理を実行すると、ノズル形成面39aに付着したインクIは直接に、または、ワイパブレード41を介して、記録ヘッド39の側面39bに形成されている凹部53の毛細管作用によって、記録ヘッド39の側面39bに導入、保持される。
従って、ノズル形成面39aやワイパブレード41に付着したインクが装置内に垂れるのが抑制される。また、凸部52と、凹部53とは、記録ヘッド39の側面39aにノズル形成面39aから離間する方向に延びるように形成されているので、記録ヘッド39aに凸部52と凹部53とを形成したとしても、記録ヘッド39の幅(主走査方向の幅および副走査方向の幅)が増大するのが抑制される。更に、この第2実施形態の記録ヘッド39では、凸部52と、凹部53とが、記録ヘッド39の側面39bのうち、ノズル形成面39aと交差する交差部39cから延びているので、第1実施形態の記録ヘッド39よりもノズル形成面39a側からインクIが凹部53に導入され易い。その結果、記録ヘッド39の幅を極力増大させることなく、ノズル形成面39aやワイパブレード41に付着したインクが装置内に垂れるのを一層、確実に抑制することができる。
次に、図9および図10を参照して、第3実施形態における記録ヘッド39について詳細に説明する。図9は、第3実施形態の記録ヘッド39をノズル形成面39a側から見た斜視図である。図10は、図9に示す矢印A視方向から見た第3実施形態の記録ヘッド39とワイパブレード41とを示す側面図である。尚、この第3実施形態の記録ヘッド39については、上述した第1,第2実施形態と同一の構成については、同一の符合を付し、その説明は省略する。
第3実施形態の記録ヘッド39の側面39bには、ノズル形成面39aから側面39bで屈曲してノズル形成面39aとは離間する方向に延び、互いに所定間隔を空けて並列に並ぶ複数の凸部54と、隣り合う複数の凸部54に挟まれて形成される凹部55とが形成されている。
よって、図6に示すように、ワイパブレード41をノズル形成面39aに当接させ、ワイプ処理を実行すると、ノズル形成面39aに付着したインクIは直接に、または、ワイパブレード41を介して、記録ヘッド39の側面39bに形成されている凹部55の毛細管作用によって、記録ヘッド39の側面39bに導入、保持される。
従って、ノズル形成面39aやワイパブレード41に付着したインクが装置内に垂れるのが抑制される。また、凸部54と、凹部55とは、記録ヘッド39の側面39aにノズル形成面39aから離間する方向に延びるように形成されているので、記録ヘッド39aに凸部54と凹部55とを形成したとしても、記録ヘッド39の幅(主走査方向の幅および副走査方向の幅)が増大するのが抑制される。更に、この第3実施形態の記録ヘッド39では、凸部52と、凹部53とが、ノズル形成面39aから側面39bで屈曲してノズル形成面39aとは離間する方向に延びているので、第1,第2実施形態の記録ヘッド39よりもノズル形成面39a側からインクIが凹部53に導入され易い。その結果、記録ヘッド39の幅を極力増大させることなく、ノズル形成面39aやワイパブレード41に付着したインクが装置内に垂れるのを一層、確実に抑制することができる。
以上、実施形態に基づき本発明を説明したが、本発明は上述した実施形態に何ら限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲内で種々の改良変更が可能であることは容易に推察できるものである。
上述した実施形態では、凸部50,52,54と、凹部51,53,55とを記録ヘッド39に形成する場合について説明したが、この凸部50,52,54と、凹部51,53,55とに代えて、記録ヘッド39の側面39bに溝、または、ノズル形成面39aから側面39bで屈曲する溝を形成するように構成しても良い。この場合であっても、上述したのと同様な効果を奏することができる。
また、上述した溝または凸部50,52,54と、凹部51,53,55とは、記録ヘッド39の副走査方向における上流側の側面39bだけに形成されるものではなく、記録ヘッド39の副走査方向における下流側の側面、記録ヘッド39の主走査方向における上流、下流側の側面に形成しても良い。この場合には、溝または凸部50,52,54と、凹部51,53,55とに導入可能なインク量を増大させることができ、一層確実に、ノズル形成面39aに付着したインクを記録ヘッド39の側面に導入することができる。
また、上述した実施形態では、凸部50,52,54と、凹部51,53,55とのノズル形成面39aから離間する方向の距離については、特に、言及しなかったが、ワイパブレード41が記録ヘッド39に対して相対的に移動する方向に沿って次第に、凸部50,52,54と、凹部51,53,55とのノズル形成面39aから離間する方向の距離が長くなるように構成しても良い。
このように構成することで、ワイパブレード41でノズル形成面39aを払拭するにつれて記録ヘッド39の側面に導入するインク量が増大したとしても、そのインクを確実に凹部51,53,55に導入することができると共に、かかる距離を均一に構成した場合に比べて記録ヘッド39を軽量化することができる。尚、同様に、ワイパブレード41が記録ヘッド39に対して相対的に移動する方向に沿って次第に、毛細管作用が発生することを条件として隣合う凸部50,52,54の間隔が狭まるように構成しても良い。
また、凸部50,52,54と、凹部51,53,55とを、記録ヘッド39の主走査方向における上流、下流側の側面に形成した場合には、かかる凹部51,53,55に導入したインクを吸収するために、凹部51,53,55と嵌合するような凸状の吸収体(例えば、スポンジ)を、装置内の壁面に配置するように構成しても良い。この場合には、凹部51,53,55に導入されたインクが吸収体に吸収され、一層、凹部51,53,55に導入させるインク量を増大させることができる。
本発明の一実施形態に係る複合機の外観斜視図である。 プリンタ部の主要な構成を示す斜視図である。 ワイプ機構の断面図であり、特に、(a)はワイパブレードがノズル形成面に当接している状態、(b)はワイパブレードがノズル形成面から離間している状態を示している。 回転体を底面側から見た斜視図である。 第1実施形態の記録ヘッドをノズル形成面側から見た斜視図である。 図5に示す矢印A視方向から見た第1実施形態の記録ヘッドとワイパブレードとを示す側面図である。 第2実施形態の記録ヘッドをノズル形成面側から見た斜視図である。 図7に示す矢印A視方向から見た第2実施形態の記録ヘッドとワイパブレードとを示す側面図である。 第3実施形態の記録ヘッドをノズル形成面側から見た斜視図である。 図9に示す矢印A視方向から見た第3実施形態の記録ヘッドとワイパブレードとを示す側面図である。
10 複合機(インクジェット記録装置)
39 記録ヘッド
41 ワイパブレード
50,52,54 凸部
51,53,55 凹部

Claims (4)

  1. インクを吐出する複数のノズルが形成されたノズル形成面を有し、そのノズル形成面と対向する位置に搬送される記録媒体に対して前記ノズルからインクを吐出して画像を記録する記録ヘッドと、前記記録ヘッドのノズル形成面に当接して前記ノズル形成面を払拭するワイパブレードとを備えたインクジェット記録装置において、
    前記ノズル形成面と交差する前記記録ヘッドの側面に形成され、前記ワイパブレードまたは前記ノズル形成面に付着したインクを、前記側面に導入、保持する導入部であって、前記側面のうち前記ノズル形成面から所定間隔を空けた位置から前記ノズル形成面とは離間する方向に延びる溝、または、前記側面のうち前記ノズル形成面から所定間隔を空けた位置から前記ノズル形成面とは離間する方向に延び互いに所定間隔を空けて並列に並ぶ複数の凸部と、隣り合う前記複数の凸部に挟まれて形成される凹部とによって構成されている導入部を備え、
    主走査方向と直交する副走査方向における前記ワイパブレードの幅は、副走査方向における前記ノズル形成面の幅よりも長く構成されており、
    前記ワイパブレードは、副走査方向における前記ノズル形成面の幅の全部に当接しつつ、その端部が前記側面のうち前記副走査方向と交差する側面側に突出するように設置され、
    前記溝、または、前記凸部と前記凹部とは、前記側面のうち前記副走査方向と交差する側面において、並列に複数並んで構成されていることを特徴とするインクジェット記録装置。
  2. 前記溝、または、前記凹部と前記突部とは、前記側面自体によって構成されていることを特徴とする請求項1に記載のインクジェット記録装置。
  3. 前記溝、または、前記凹部は、前記ノズル形成面に前記ワイパブレードが当接した状態で前記記録ヘッドが前記主走査方向に移動する方向に沿って次第に、前記ノズル形成面から離間する方向の距離が長くなるように構成されていることを特徴とする請求項1又は2に記載のインクジェット記録装置。
  4. 前記溝、または、前記凹部は、前記ノズル形成面に前記ワイパブレードが当接した状態で前記記録ヘッドが前記主走査方向に移動する方向に沿って次第に、隣合う溝、または、隣合う凹部の間隔が狭くなるように構成されていることを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載のインクジェット記録装置。
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