JP4989685B2 - 情報記録媒体 - Google Patents

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Description

本発明は、工程管理情報を記憶すると共に表示する情報記録媒体に関し、より詳細には、電子情報を記憶した記憶領域と該電子情報を可視情報として書き換え可能に表示するための書き換え領域とを有する情報記録媒体と当該情報記憶媒体に対する書き換え可能装置よりなる工程管理情報の書換表示システムにおける情報記録媒体に関する。
近年、情報の記録媒体として、例えば、クレジットカード、キャッシュカード、ライセンスカード、IDカード、定期券、会員証などのカード状記録媒体が使用されている。これらの記録媒体は、その記録媒体の種類や発券団体を示す情報や、保有者に関する情報を目視可能なように印刷した印刷領域と、記録媒体の保有者に関する電子情報を記憶する磁気テープやICチップ等のような記憶領域とを備えている。通常、このような記録媒体は使い捨てであり、例えば、有効期限が切れてしまうと廃棄処分となっている。
このような問題点を解決するために、書き換え層、中間層及びIC層から構成される非接触型ICカードに関するものが開示されている。書き換え層には、書き換え記録層が設けられており、有機低分子物質及び赤外線吸収材等が分散されている。この有機低分子物質には、加熱されると結晶状態が変化するものが選ばれている。このため、加熱により可視情報を記録することができる。これにより、例えば、乗車区間や有効期間といった可視情報が表示される。また、IC層のモジュール層にはCPUとメモリが設けられており、そこには乗車区間や有効期間を示すデータが格納されており、自動改札装置等によってデータが読み出される(例えば、特許文献1参照)。
ここで、上記したような再利用可能な記録媒体を工程管理システムに適用したものが開示されている。これは、所要の情報を書き換え可能に表示するための工程管理票としてのデジタルペーパと、工程管理に関する情報を処理するための情報処理装置と、デジタルペーパと情報処理装置との間の通信を行うための通信手段とを備え、工程管理情報の変更時にも再使用可能な工程管理票を用いて、効率的な工程管理を行えるようにしたものである(例えば、特許文献2参照)。
しかしながら、上記特許文献2に記載の発明によると、工程管理者が工程管理に関する情報をデジタルペーパにダウンロードし、その情報に基づいて各々の工程管理者が作業するため、例えば、複数の工程管理者間における工程を流れるような組み立て等の作業では、各工程管理者間(前工程、後工程など)の情報伝達がうまく行われない場合があった。
さらに、各工程において、後続の工程に対して、作業指示を行うような場合は、各工程に対応する帳票/指示書をその都度起票し、その帳票/指示書を出力するなどの処理が必要であった。このような処理を行うことは、流れ作業における情報伝達の効率化を妨げる要因の一つとなっていた。
本発明は、上述のごとき実情に鑑みてなされたものであり、工程管理情報及び工程間における伝達情報を記憶した記憶領域と該記憶領域に記憶した工程管理情報及び伝達情報を可視情報として書き換え可能に表示するための書き換え領域とを有する情報記録媒体を提供すること、情報記録媒体を用いて効率的に工程管理業務等を行えるようにするための書換表示システムを提供すること、を目的としてなされたものである。
本発明の第1の技術手段は、工程管理に関する電子情報を工程に対応付けて記憶した記憶領域と、当該記憶領域に記憶されたいずれかの工程に対応する工程管理に関する電子情報を可視情報として書き換え可能に表示するための書き換え領域とを有する情報記録媒体と、各工程に対応付けて設置され、前記情報記録媒体と通信して前記書き換え領域に表示された可視情報を書き換える書き換え可能装置と、各工程に対応付けて設置され、前記情報記録媒体と通信し情報の入出力を行う通信手段と、を備える工程管理情報の書表示システムにおける情報記録媒体であって、前記情報記録媒体は、前記記憶領域に、前記書き換え領域に表示する情報と共に、書き換え領域及び/又は表示領域の数、表示位置、表示面積の1又は複数を含むレイアウト情報を記憶し、前記書き換え可能装置と通信し、対応する工程の工程管理に関する電子情報を前記記憶領域から読み出し、読み出した工程管理に関する電子情報を当該工程で表示する情報の種類や量に応じた前記レイアウト情報に基づいて前記書き換え領域を書き換え制御する情報記録媒体を特徴とする。
第2の技術手段は、第1の技術手段において、前記通信手段を介して、後続工程に伝達する伝達情報を受信すると後続工程で表示するために前記記憶領域に記憶することを特徴とする。
本発明によると、工程管理情報及び工程間における伝達情報を記憶した記憶領域と該記憶領域に記憶した工程管理情報及び伝達情報を可視情報として書き換え可能に表示するための書き換え領域とを有する情報記録媒体を利用することにより、効率的に工程管理業務等を行うことができる。
本発明の一実施形態に係る情報記録媒体の構成例を説明するための図である。 図1に示したIC領域の構成例を示す図である。 図2(B)に示した非接触型IC領域の通信方式の一例について示した図である。 本発明の情報記録媒体を用いた書換表示システムの構成例について説明するための図である。 本発明の情報記録媒体を工程管理システムに適用した場合の構成例について説明するための図である。 情報記録媒体のIC領域に格納された工程管理情報テーブル及び表示領域管理テーブルの一例を説明するための図である。 本発明の一実施形態である情報記録媒体を用いた工程管理システムの構成例について説明するための図である。
図1は、本発明の一実施形態に係る情報記録媒体の構成例を説明するための図で、図中、10は情報記録媒体で、該情報記録媒体10は、書き換え可能な書き換え領域11、書き換え不可の表示領域12、ICチップを備えたIC領域13を有している。書き換え領域11には、後述する書き換え可能装置(以下、リライタブル装置という)により、IC領域13に記憶した電子情報が可視情報として書き換え可能に表示される。表示領域12は、書き換え不可の領域であるため、一度印字された可視情報は書き換えることができない。尚、表示領域12を書き換え領域として構成し、後述する書き換え可否制御情報により書き換えの可否を制御するようにしてもよい。この情報記録媒体10は、少なくとも1箇所以上の書き換え領域11を有していればよく、この書き換え領域11はどのように配置してあってもよい。また、書き換え領域11及び表示領域12の形状は矩形でなく、円形、楕円、多角形でも構わない。また、情報記録媒体10は、IC領域13を、書き換え領域11及び表示領域12を設けた面と異なる面に設けている。これにより、情報を表示させる表示面積を大きくとることが可能となる。
図2は、図1に示したIC領域13の構成例を示す図で、このIC領域13はICタグの種類に応じて接触型と非接触型とに分類され、本実施形態では接触型ICタグを利用したものを接触型IC領域13aとし、非接触型ICタグを利用したものを非接触型IC領域13bとして説明するものとする。
図2(A)は、接触型IC領域13aについて示した図で、接触型IC領域13aは、基材上に接点部13aと、ICチップ(CPU13a,ROM13a,EEPROM13a,RAM13aを含む)とを有している。図2(B)は、非接触型IC領域13bについて示した図で、非接触型IC領域13bは、基材上にアンテナ部13bと、ICチップ(CPU13b,ROM13b,EEPROM13b,RAM13bを含む)とを有している。上記したICチップの構成は接触型IC領域13a及び非接触型IC領域13bにおいて同様であるため、本例では、非接触型IC領域13bを代表例として説明する。
まず、ICチップに含まれるEEPROM13bは、電気的に書込み/消去が可能な不揮発性メモリで、データやプログラムを記憶しておくことができる。このEEPROM13b以外にも、例えば、フラッシュメモリ、FeRAM等を適用することができる。CPU13b(中央演算処理装置)は、プログラムに従って計算したり、情報の送受信を制御する。ROM13b及びRAM13bは、CPU13bに組み込まれており、必要に応じてデータやプログラムを記憶する。このICチップは、IC領域13の中核的な部分で外部からの情報を取り入れて記憶処理を行うものである。
また、接触型IC領域13aの場合、接点部13aを有し、接点部13aは、接触型IC領域13aとリーダ/ライタ装置との間でデータ交換したり、接触型IC領域13aのICチップを動作させるための電力を供給する。この接点部13aは、各接点に応じて役割が予め決められている。また、非接触型IC領域13bの場合、アンテナ部13bを有し、アンテナ部13bは、電波を介して外部機器との間で情報のやり取りを行うと共に、非接触型IC領域13bのICチップを動作させるための電力を発生させる。尚、情報記録媒体10には、上記した接触型IC領域13a又は非接触型IC領域13bのどちらのIC領域を設けてもよいが、それぞれのIC領域に応じたリーダ/ライタ装置を設置しておく必要がある。
図3は、図2(B)に示した非接触型IC領域13bの通信方式の一例について示した図である。非接触型IC領域13bの通信方式には大きく分けて、磁界方式、電波方式、光方式の3つがある。図3(A)は、磁界方式の一つである電磁結合方式の構成例について示した図で、図3(B)は、赤外線を利用した光方式の構成例について示した図である。また、図3(C)は、磁界方式の一つである電磁誘導方式の構成例について示した図で、図3(D)は、マイクロ波を利用したマイクロ波方式の構成例について示した図である。このように、非接触型ICタグは、用途に応じて形状や特性も多様であり、その通信距離は、例えば、1mm程度のものから5m程度のものまで幅広い。上記したように通信方式が数種類あることから、用途に応じて最適な通信方式を選択することができる。また、非接触型ICタグの形状も、例えば、ラベル形、カード形、コイン形、スティック形等、さまざまなものがある。
図4は、本発明の情報記録媒体10を用いた書換表示システムの構成例について説明するための図で、本書換表示システムは、情報記録媒体10,書き換え可能(以下、リライタブルという)装置21,情報記録媒体10との間で情報を送受信するための通信手段22,各種情報を入力するための端末装置23を有している。本実施形態ではリライタブル装置21と通信手段22とを別々に図示しているが、通信手段22をリライタブル装置21に物理的に含めるように構成しても良い。
本実施形態に示す書換表示システムにおいて、情報記録媒体10のIC領域13として、図2(B)に示したような非接触型IC領域13bを用いて説明するものとする。
非接触型IC領域13bは、通信手段22からの電波をアンテナ部13bで受信することにより、例えば、上記したような磁界方式、電波方式、光方式など各種の通信方式によって内蔵するCPU13bに電力を発生させる。CPU13bは、発生した電力によりICチップ内に格納されているプログラムに従って計算したり、ICチップに記憶した電子情報に基づいて書き換え領域11を書き換えるようにリライタブル装置21に指示するなどの各種処理の実行や、情報の送受信の制御等を電波を介して行う。リライタブル装置21は、情報記録媒体10からの書き換え指示に従って、前記電子情報に基づいて書き換え領域11を書き換える。
本書換表示システムを工程管理システムに適用した場合において、例えば、工程管理において各工程間の伝達情報等が端末装置23から入力されると、その伝達情報を通信手段22を介して情報記録媒体10の非接触型IC領域13b(ICチップ)に記憶し、記憶した伝達情報を可視情報として書き換え領域11に表示させるようにしてもよい。尚、通信手段22には、情報記録媒体10のIC領域13との間で非接触方式による情報の送受信を制御するための制御部と、該制御部に接続されたアンテナとを備えているものとする。
図5は、本発明の情報記録媒体10を工程管理システムに適用した場合の構成例について説明するための図で、情報記録媒体10は、書き換え領域11、表示領域12、ICチップを備えたIC領域13を有している。この情報記録媒体10は、例えば、部品を格納するキャビネットなどに添付され、例えば、第1工程(部品登録時)〜第2工程(部品加工時)〜第3工程(製品納品時)からなる複数の生産工程において、各工程の担当者又は工程管理者によって持ち回りで使用される。書き換え領域11は、リライタブル装置21により、上記各生産工程(第1工程,第2工程,第3工程等)に応じた工程管理情報が可視情報として書き換え可能に表示される。尚、本実施形態における情報記録媒体10は、3つの各作業工程からなる一連の工程に対して適用した例について示しているが、本発明は、複数の工程からなる一連の流れ作業を行う工程管理、例えば、生産管理,物流管理,飛行場等における検査管理等、様々な流れ作業を実行するための工程管理全般に適用することができる。
本発明によると、流れ作業を行うような工程管理に対して、各工程に応じて情報記録媒体の表示内容を書き換えることで、次工程あるいは未処理工程に対する指示の効率化を図ることができると共に、繰り返し書き換えて利用することにより、紙資源を無駄に使用しなくて済み環境負荷を低減することができる。
また、情報記録媒体の表示に関して、指示内容に応じて表示領域を設定可能としたために、例えば、緊急時の伝達情報を拡大表示するといった表示方法が可能となる。このため、担当者等は視覚的に情報を確認することが可能となり、迅速な対応をとることができる。
また、複数部品を組み合わせるあるいは同じ種類の部品をまとめる統合化工程において、複数枚の帳票を1つの帳票に書き換えすることが可能となるため、紙資源を無駄に使用しなくて済み環境負荷を低減すると共に、帳票の確認回数が減ることにより、担当者のチェックミスなどを未然に防止することが可能となる。
図6は、情報記録媒体10のIC領域13に格納された工程管理情報テーブル及び表示領域管理テーブルの一例を説明するための図である。図6(A)は、各生産工程を管理するための工程管理情報テーブルの一例を示した図で、この工程管理情報テーブルには印刷出力する帳票の種類毎に属性情報を管理するための属性情報を含むものとする。図6(B)は、各表示領域を管理するための表示領域管理テーブルの一例を示した図である。これらの工程管理情報テーブル及び表示領域管理テーブルは、情報記録媒体10のICチップに予め記憶させておくものとする。
図6(A)において、工程管理情報テーブルには、例えば部品登録情報、加工指示情報、納品情報などの工程管理に関する情報が生産工程毎に登録されている。この工程管理情報は、工程(本例では、第1工程、第2工程、第3工程)毎に、例えば、工程内容(登録処理,加工処理,納品処理など)、工程の識別情報(工程固有の工程番号など)、書き換え領域11及び表示領域12に表示させる情報の種類(これは、例えば書き換え領域11には登録情報,指示情報,納品情報等を表示させ、表示領域12には日時、生産担当者等を表示させる)、各リライタブル装置に割り当てられた固有番号などを含むものとする。また、工程管理情報テーブルに含まれる属性情報は、印刷出力する帳票の種類(本例では、登録帳票,加工帳票,納品帳票)に応じて、指示情報の有無、通知先(担当者,管理者,配送先など)、連絡手段(メール,電話,FAXなど)、関連処理の有無、統合処理の有無などを含むものとする。
ここで、幾つかの異なる工程が、その後の別の工程で統合されるような場合、具体的には、例えば、複数の部品を組み立てて新たな1部品(製品)とするような統合化工程を有する場合には、前記複数部品の工程に応じた複数の帳票(情報記録媒体)が1枚の情報記録媒体10に統合処理される。統合処理を必要とするかどうかは、属性情報の「統合処理」により判断することができる。本例では、加工帳票及び納品帳票に対して統合処理する必要があることがわかる。
図6(B)において、表示領域管理テーブルには、表示領域に応じた書き換え可否制御情報や、レイアウト情報などを含む表示領域に関する管理情報が登録されている。上記書き換え可否制御情報は、情報記録媒体10の書き換え領域を同一面上に複数箇所設けた場合、すなわち、情報記録媒体10の書き換え領域11及び表示領域12とも書き換え領域として構成した場合、各書き換え領域について書き換えの可否を制御するためのもので、本例では、書き換え領域11は書き換え可能で、表示領域12は書き換え不可であることがわかる。このように、書き換え可能領域と書き換え不可領域とをソフトウェアにより制御することができる。
また、上記レイアウト情報は、書き換え領域の数,表示位置,表示面積のいずれか1又は複数を含むもので、このレイアウト情報に従って工程管理情報及び伝達情報等を書き換え領域11に書き換えることができる。ここで、工程管理情報の情報量、例えば、可視情報として表示される指示内容のデータ量に応じてレイアウト情報を変更するようにしてもよい。表示させる可視情報は、例えば、文字,アルファベット,数字,記号,コードなどを含み、リライタブル装置21により印字出力される。
図7は、本発明の一実施形態である情報記録媒体10を用いた工程管理システムの構成例について説明するための図で、図中、20は第1工程(部品登録工程)で、該第1工程20は、情報記録媒体10,リライタブル装置21,情報記録媒体10との間で情報を送受信するための通信手段22,担当者が使用する端末装置23を有し、30は第2工程(加工工程)で、該第2工程30は、第1工程20からの情報記録媒体10,リライタブル装置31,情報記録媒体10との間で情報を送受信するための通信手段32,担当者が使用する端末装置33を有し、40は第3工程(納品工程)で、該第3工程40は、第2工程30からの情報記録媒体10,リライタブル装置41,情報記録媒体10との間で情報を送受信するための通信手段42,担当者が使用する端末装置43を有し、50は工程管理情報を登録した工程管理情報DBである。尚、工程管理情報DB50を含まないシステム構成としてもよい。本実施形態において情報記録媒体10は、工程選択手段14,工程管理情報読出手段15,書換指示手段16,工程管理情報テーブル及び表示領域管理テーブルをIC領域13に格納して有し、各工程(第1工程20,第2工程30,第3工程40)に対応付けて設置したリライタブル装置21,31,41により書き換え領域11の表示内容をその都度書き換えて使用される。
ここで、第1工程20に含まれる構成を代表例として以下に説明する。尚、第2工程30及び第3工程40についても第1工程20と同様の構成を有するため、ここでの説明は省略する。
まず、リライタブル装置21は、第1工程20に対応付けられており、通信手段22を介して情報記録媒体10と通信することができ、情報記録媒体10の書き換え領域11に表示された可視情報を書き換えることができる。尚、本実施形態ではリライタブル装置21と通信手段22とを別々に図示しているが、通信手段22をリライタブル装置21に物理的に含めるように構成しても良い。情報記録媒体10の表示領域11への印字/消去は、例えば、光(カラーの場合)や、熱(モノクロの場合)を利用した公知の書き換え技術により実現することができる。
また、リライタブル装置21は、情報記録媒体10のIC領域13に記憶した表示領域管理テーブルに含まれるレイアウト情報に従って書き換え領域11を書き換えるようにしてもよい。また、リライタブル装置21は、情報記録媒体10が書き換え領域11を複数箇所有する場合、IC領域13に記憶した工程管理情報テーブルに含まれる書き換え可否制御情報に従って各書き換え領域の中で書き換え可能な書き換え領域を選択的に書き換えることもできる。
また、端末装置23は、通信手段22を介して情報記録媒体10と通信することができ、担当者が工程間の伝達情報等を端末装置23から入力することにより、その伝達情報を情報記録媒体10のIC領域13に記憶させることができる。尚、本実施形態の端末装置23は、デスクトップコンピュータとして図示しているが、携帯電話や、PDA(Personal Digital Assistant)、モバイルコンピュータなどであってもよく、情報記録媒体10への情報書き込み/読み取り手段を有していればよい。尚、上記伝達情報には、自工程(本例では、第1工程20)における作業結果、次の工程(第2工程30)や未処理工程(第2工程30及び第3工程40)への伝達事項などを含むものとする。
情報記録媒体10の記憶領域(ROM13b,EEPROM13b,RAM13bなど)には、工程選択手段14,工程管理情報読出手段15,書換指示手段16をプログラムとして格納し、また、前記した工程管理情報テーブル及び表示領域管理テーブルを予め格納しておくものとする。工程選択手段14は、通信手段22を介してアクセスしたリライタブル装置21に対応した生産工程を前記記憶領域の中から選択する。工程管理情報読出手段15は、工程選択手段14により選択した生産工程に応じた工程管理情報を読み出す。書換指示手段16は、工程管理情報読出手段15から読み出した工程管理情報に基づいて表示領域12を書き換えるようにリライタブル装置21に指示する。ここで、IC領域13として非接触型IC領域13bを設けた場合、通信手段22に近づけるだけで、情報交換を行うことが可能となる。尚、上記各手段を実行するプログラムの格納場所は、情報記録媒体10でなくてもよく、通信手段22又はリライタブル装置21又は端末装置23に格納するようにしてもよい。
情報記録媒体10は、リライタブル装置31に書き換え指示(例えば、第1工程20→第2工程30)を行う際に、第2工程30において、第1工程20からの情報記録媒体10のIC領域13において当該書き換え指示する生産工程(第2工程30)に関する伝達情報が記憶されているかどうか判断し、その結果、前記伝達情報が記憶されている場合、第2工程30の工程管理情報及び伝達情報に基づいて書き換え領域11を書き換えるようにリライタブル装置31に指示する。この場合、リライタブル装置31は、情報記録媒体10からの書き換え指示に従って、書き換え領域11に表示されている第1工程20の工程管理情報を消去した後に、第2工程30の工程管理情報を書き換え領域11に印刷する。
ここで、幾つかの異なる工程が、その後の別の工程で統合されるような場合、具体的には、例えば、複数の部品を組み立てて新たな1部品(製品)とするような統合化工程を有する場合には、前記複数部品の生産工程に応じた複数の帳票(情報記録媒体)が1枚の情報記録媒体10に統合処理される。具体例として、端末装置23は、前記複数部品の生産工程に応じた帳票に統合化工程に対する伝達情報などが記憶されていた場合、その伝達情報を一旦記憶し、記憶した伝達情報を一括して情報記録媒体10のIC領域13に記憶するようにする。統合化工程において、リライタブル装置21は、IC領域13に記憶された伝達情報を一括して書き換え領域11に印刷出力させる。
また、工程管理情報DB50は、工程毎に工程管理情報を登録したもので、この工程管理情報DB50を有するシステム構成の場合、上記工程管理情報を情報記録媒体10のIC領域13に予め記憶しておく必要はない。この場合、各工程において作業を実施するときに、端末装置23は、自工程に関する工程管理情報を工程管理情報DB50から取得し、その取得した工程管理情報を情報記録媒体10のIC領域13にその都度記憶するようにする。更に、工程間における伝達情報を工程管理情報DB50に登録するようにすれば、IC領域13のメモリ容量を少なく構成することが可能となる。
10…情報記録媒体、11…書き換え領域、12…表示領域、13…IC領域(記憶領域)、13a…接触型IC領域、13a…接点部、13a,13b…CPU、13a,13b…ROM、13a,13b…EEPROM、13a,13b…RAM、13b…非接触型IC領域、13b…アンテナ部、14…工程選択手段、15…工程管理情報読出手段、16…書換指示手段、20…第1工程、21,31,41…書き換え可能(リライタブル)装置、22,32,42…通信手段、23,33,43…端末装置、30…第2工程、40…第3工程、50…工程管理情報DB。
特開平10−287072号公報 特開2002−73138号公報

Claims (2)

  1. 工程管理に関する電子情報を工程に対応付けて記憶した記憶領域と、当該記憶領域に記憶されたいずれかの工程に対応する工程管理に関する電子情報を可視情報として書き換え可能に表示するための書き換え領域とを有する情報記録媒体と、
    各工程に対応付けて設置され、前記情報記録媒体と通信して前記書き換え領域に表示された可視情報を書き換える書き換え可能装置と、
    各工程に対応付けて設置され、前記情報記録媒体と通信し情報の入出力を行う通信手段と、を備える工程管理情報の書表示システムにおける情報記録媒体であって、
    前記情報記録媒体は、前記記憶領域に、前記書き換え領域に表示する情報と共に、書き換え領域及び/又は表示領域の数、表示位置、表示面積の1又は複数を含むレイアウト情報を記憶し、
    前記書き換え可能装置と通信し、対応する工程の工程管理に関する電子情報を前記記憶領域から読み出し、読み出した工程管理に関する電子情報を当該工程で表示する情報の種類や量に応じた前記レイアウト情報に基づいて前記書き換え領域を書き換え制御することを特徴とする情報記録媒体。
  2. 請求項1に記載の情報記録媒体において、前記通信手段を介して、後続工程に伝達する伝達情報を受信すると後続工程で表示するために前記記憶領域に記憶することを特徴とする情報記録媒体。
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