JP4978616B2 - 画像形成装置およびその制御方法 - Google Patents

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本発明は、感光体の表面を帯電した後、露光して静電潜像を形成し、静電潜像に現像剤を供給して現像する画像形成装置およびその制御方法に関する。
一般に、レーザプリンタなどの画像形成装置では、感光体ドラムの表面を帯電した後、露光して静電潜像を形成し、静電潜像にトナーを供給して現像することで、用紙に転写するための画像(トナー像)を形成している。このような画像形成装置では、コロナ放電を行う帯電ワイヤなどの放電部材によって感光体ドラムの表面を帯電する帯電器を備えたものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2006−39139号公報
ところで、帯電していない感光体ドラムの表面電位は、帯電したトナーを担持する現像ローラの表面電位よりも絶対値が小さくなるので、例えば、ウォーミングアップ動作時やクリーニング動作時などに感光体ドラムを帯電させずに回転させた場合、表面にトナーが付着して感光体ドラムがトナーで汚れることとなる。このような現象を抑制するため、通常、感光体ドラムを回転させるときには、帯電器(放電部材)に電圧を印加することで感光体ドラムを帯電させ、その表面電位を現像ローラの表面電位よりも絶対値が大きくなるようにしている。
従来の画像形成装置では、感光体ドラムを帯電させるときには、放電部材に現像動作時に印加される電圧と同じ電圧を印加していた。現像動作時に印加される電圧は、比較的絶対値が大きいので、感光体ドラムを回転させるときに常にこのような電圧(電流)を印加すると、通電時間に依存する放電部材への異物(シリカなど)の付着を促進させる原因となる。放電部材に一定量以上の異物が付着するとコロナ放電が正常に行えなくなり、放電部材の寿命を早めることとなる。
そこで、本発明は、コロナ放電を行う放電部材の長寿命化を図ることができる画像形成装置およびその制御方法を提供することを目的とする。
前記した目的を達成するため、本発明の画像形成装置は、感光体と、コロナ放電を行う放電部材を有し、前記感光体を帯電する帯電器と、帯電した前記感光体を露光して静電潜像を形成する露光装置と、現像剤を担持する現像剤担持体を有し、前記感光体に形成された静電潜像を現像する現像装置と、前記感光体に作用する第1手段と、前記放電部材および前記第1手段に印加する電圧を制御する制御装置と、を備え、前記制御装置は、前記放電部材に対して第1の電圧を印加するモードと、前記放電部材に対して電圧を印加せずに、前記第1手段に対して前記第1の電圧と同極性であり、かつ、前記現像剤担持体の表面電位よりも絶対値が大きい第2の電圧を印加するモードと、を実行可能に構成され、前記第1手段は、前記感光体に付着した現像剤を回収するクリーニング部材であることを特徴とする。
また、前記した目的を達成する本発明は、感光体と、コロナ放電を行う放電部材を有し、前記感光体を帯電する帯電器と、帯電した前記感光体を露光して静電潜像を形成する露光装置と、現像剤を担持する現像剤担持体を有し、前記感光体に形成された静電潜像を現像する現像装置と、前記感光体に作用する第1手段と、を備えた画像形成装置の制御方法であって、前記放電部材に対して第1の電圧を印加する工程と、前記放電部材に対して電圧を印加せずに、前記第1手段に対して前記第1の電圧と同極性であり、かつ、前記現像剤担持体の表面電位よりも絶対値が大きい第2の電圧を印加する工程と、を含み、前記第1手段は、前記感光体に付着した現像剤を回収するクリーニング部材であることを特徴とする。
このような本発明によれば、放電部材に対して第1の電圧を印加するモードと、放電部材に対して電圧を印加せずに、感光体に作用する第1手段に対して第2の電圧を印加するモードとを実行することで、放電部材の通電時間を従来と比較して短くすることができる。その結果、放電部材への異物の付着を抑制することができるので、放電部材の長寿命化を図ることが可能となる。
なお、第2の電圧は、第1の電圧と同極性であり、かつ、現像剤担持体の表面電位よりも絶対値が大きいので、第2の電圧が印加された第1手段の作用によって感光体の表面を現像剤担持体の表面電位より絶対値が大きくなるように帯電させることができる。これにより、感光体に現像剤が付着して感光体が現像剤で汚れることを抑制することができる。
本発明によれば、放電部材に対して第1の電圧を印加するモードと、放電部材に対して電圧を印加せずに、第1手段に対して第2の電圧を印加するモードとを実行することで、放電部材の通電時間を短くすることができるので、放電部材への異物の付着を抑制することができ、放電部材の長寿命化を図ることができる。
<レーザプリンタの構成>
次に、本発明の実施形態について、適宜図面を参照しながら詳細に説明する。参照する図面において、図1は画像形成装置の一例としてのレーザプリンタの全体構成を示す断面図である。
ここで、以下の説明において、方向は、レーザプリンタを使用するユーザを基準にした方向で説明する。すなわち、図1において、紙面に向かって右側を「前」側、紙面に向かって左側を「後」側とし、紙面に向かって奥側を「右」側、紙面に向かって手前側を「左」側とする。また、紙面に向かって上下方向を「上下」方向とする。
図1に示すように、レーザプリンタ1は、本体筐体2内に、記録シートの一例としての用紙Pを供給する給紙部3と、露光装置4と、用紙P上にトナー像(現像剤像)を形成するプロセスカートリッジ5と、用紙P上のトナー像を熱定着させる定着装置8と、メインモータ9と、レーザプリンタ1の動作を制御する制御装置10とを主に備えている。
給紙部3は、本体筐体2内の下部に配置され、本体筐体2に対して着脱可能に装着される給紙トレイ31と、給紙トレイ31内に設けられた揺動可能な用紙押圧板32と、給紙トレイ31の前側上方に設けられた給紙ローラ33、給紙パット34、紙粉取りローラ35,36およびレジストローラ37とを主に備えている。
給紙部3では、給紙トレイ31内の用紙Pが、用紙押圧板32によって給紙ローラ33に寄せられ、給紙ローラ33および給紙パット34で送り出されて、紙粉取りローラ35,36およびレジストローラ37を通った後、1枚ずつプロセスカートリッジ5に搬送される。
露光装置4は、本体筐体2内の上部に配置され、レーザ発光部(図示せず)と、回転駆動するポリゴンミラー41と、レンズ42,43と、反射鏡44,45,46とを主に備えている。露光装置4では、レーザ発光部から出射される画像データに基づくレーザ光(鎖線参照)が、ポリゴンミラー41、レンズ42、反射鏡44,45、レンズ43、反射鏡46の順に反射または通過して、感光体ドラム61の表面で高速走査される。
プロセスカートリッジ5は、露光装置4の下方に配置され、本体筐体2の前側に設けられたフロントカバー21を開いたときにできる開口から、本体筐体2に対して着脱可能に装着される構成となっている。このプロセスカートリッジ5は、ドラムカートリッジ6と、現像装置の一例としての現像カートリッジ7とから構成されている。
ドラムカートリッジ6は、外枠を構成する中空のドラムケース60内に、感光体の一例としての感光体ドラム61と、帯電器62と、第1手段の一例としての転写ローラ63(転写部材)と、クリーニング部材の一例としてのクリーニングブラシ64とを主に備えている。
感光体ドラム61は、ドラムケース60に回転可能に支持されている。この感光体ドラム61は、円筒状の導電性を有するドラム本体が接地されるとともに、ドラム本体の表面部分(外周面)に帯電性の感光層が形成されている。
帯電器62は、感光体ドラム61の上方で感光体ドラム61と接触しないように所定間隔を隔てて対向して配置されている。この帯電器62は、感光体ドラム61の軸方向に沿って張設され、帯電バイアス(電圧)を印加することでコロナ放電を発生させて感光体ドラム61の表面を一様に帯電する放電部材の一例としての帯電ワイヤ62Aを主に備えて構成されている。なお、グリッド電極の有無は任意である。
転写ローラ63は、ドラムケース60に回転可能に支持され、感光体ドラム61の下方で感光体ドラム61と接触するように配置されている。この転写ローラ63は、転写時に転写バイアスVT(図3参照)が印加されることで、感光体ドラム61上に形成されるトナー像を用紙Pに転写するように構成されている。
クリーニングブラシ64は、感光体ドラム61の後方において、その先端が感光体ドラム61と接触するように配置されている。このクリーニングブラシ64は、クリーニング動作時や現像時などにクリーニングバイアスが印加されることで、感光体ドラム61上に付着したトナー(転写されずに残留したトナー)や紙粉などを回収するように構成されている。
現像カートリッジ7は、ドラムカートリッジ6(ドラムケース60)に対して着脱可能に装着される構成となっている。この現像カートリッジ7は、現像ケース70内に、現像剤担持体の一例としての現像ローラ71と、供給ローラ72と、層厚規制ブレード73とを主に備え、トナー収容部74を有している。
現像ローラ71は、感光体ドラム61の前方で感光体ドラム61と接触するように配置され、感光体ドラム61の表面に形成された静電潜像に現像剤の一例としてのトナーを供給するように構成されている。この現像ローラ71には、現像時に現像バイアスVD(図3参照)が印加される。
供給ローラ72は、現像ローラ71にトナーを供給する部材であり、現像ローラ71の前方で現像ローラ71と接触するように配置されている。
層厚規制ブレード73は、現像ローラ71に摺接して、現像ローラ71上に担持されるトナーの厚さを規制する部材である。
トナー収容部74は、トナーを収容する部分であり、供給ローラ72の前方に形成されている。トナー収容部74には、回転することでトナー収容部74内のトナーを撹拌するとともに、トナーを供給ローラ72に供給するアジテータ74Aが設けられている。
このように構成されるプロセスカートリッジ5では、感光体ドラム61の表面が、帯電バイアスV1(第1の電圧)(図3参照)が印加された帯電器62(帯電ワイヤ62A)により一様に帯電された後、露光装置4からのレーザ光の高速走査によって露光される。これにより、露光された部分の電位が下がって、画像データに基づく静電潜像が形成される。
このとき、トナー収容部74内のトナーは、供給ローラ72上に供給され、供給ローラ72と現像ローラ71とが摺接することで現像ローラ71上に供給される。現像ローラ71上に供給されたトナーは、現像ローラ71の回転により現像ローラ71と層厚規制ブレード73との間に進入して一定厚さの薄層として現像ローラ71上に担持される。
現像ローラ71上に担持されたトナーは、現像ローラ71と感光体ドラム61とが接触するときに感光体ドラム61上の静電潜像に供給される。これにより、静電潜像が可視像化(現像)され、感光体ドラム61上にトナー像が形成される。そして、感光体ドラム61と転写ローラ63との間を用紙Pが搬送されることで感光体ドラム61上のトナー像が用紙P上に転写される。
定着装置8は、プロセスカートリッジ5の後方(用紙Pの搬送方向下流側)に配置され、加熱ローラ81と、加熱ローラ81に対向して配置され加熱ローラ81との間で用紙Pを挟持する加圧ローラ82と、定着後の用紙Pを搬送する搬送ローラ83とを主に備えている。
用紙P上に転写されたトナーは、用紙Pが加熱ローラ81と加圧ローラ82との間を通過する間に熱定着される。トナー像が熱定着された用紙Pは、搬送ローラ83および一対の排紙ローラ22によって、本体筐体2の上面に設けられた排紙トレイ23上に排出される。
メインモータ9は、例えば、給紙ローラ33や感光体ドラム61、転写ローラ63、現像ローラ71、アジテータ74A、加熱ローラ81など、レーザプリンタ1の各部に図示しない動力伝達機構を介して駆動力を与える公知のモータであり、本体筐体2内の適宜な位置に配置されている。
制御装置10は、図示しないCPU、RAM、ROM、入出力回路などを備えて構成されており、本体筐体2内の適宜な位置に配置されている。この制御装置10は、入力された画像データや各種の指示、ROMに記憶されたプログラムやデータ、本体筐体2内に設けられた図示しないセンサの出力などに基づいて、帯電ワイヤ62Aや転写ローラ63等に印加する電圧、メインモータ9の駆動などを制御してレーザプリンタ1全体の動作を制御する。
また、制御装置10は、帯電ワイヤ62Aと転写ローラ63に電圧を印加する場合に、
帯電ワイヤ62Aに対して帯電バイアスV1(第1の電圧)を印加するドラム現像モードと、帯電ワイヤ62Aに対して電圧を印加せずに、転写ローラ63に対して後述する転写バイアスV2(第2の電圧)を印加するドラム帯電モードとを実行する。
<制御装置によるレーザプリンタの制御>
次に、制御装置10によるレーザプリンタ1の制御について説明する。なお、本実施形態では、高電位側から低電位側へ移動する正帯電性のトナーを使用する場合について説明するが、負帯電性のトナーを使用する場合であっても同様にして制御することができる。
[画像形成時の制御動作]
まず、画像データを受信してから現像や転写などを実行し、メインモータが駆動を停止するまでの画像形成時における制御装置10によるレーザプリンタ1の制御について説明する。図2は画像形成時における制御装置によるレーザプリンタの制御を示すフローチャートであり、図3は現像ローラ、帯電ワイヤおよび転写ローラへの電圧の印加状態とメインモータの出力状態を示すタイムチャートであり、図4はレーザプリンタの主要部を示す概略図である。なお、図3に示すタイムチャートは、電圧の印加やメインモータの駆動のタイミングを示すものであって、電圧の印加やメインモータの駆動の正確な時刻を示すものではない。
図2および図3に示すように、レーザプリンタ1に対して画像形成を指示する図示しないパーソナルコンピュータなどから画像データが送信されると、制御装置10は、この画像データを受信する(ステップS101)。制御装置10は、画像データを受信すると、転写ローラ63(第1手段)に対して転写バイアスV2(第2の電圧)を印加する(ステップS102)。このとき、帯電ワイヤ62Aには電圧をまったく印加しない。すなわち、制御装置10は、画像データを受信すると、ドラム帯電モードを開始する。
転写バイアスV2は、現像時に帯電ワイヤ62Aに印加される帯電バイアスV1(第1の電圧)と同極性(本実施形態においては「正」)であって、かつ、正帯電したトナーを担持する現像ローラ71の表面電位よりも高い電圧に設定されている。
次いで、制御装置10は、メインモータ9の駆動を開始する(ステップS103)。これによって、感光体ドラム61が回転することになるが、転写バイアスV2が印加された転写ローラ63の作用によって感光体ドラム61の表面が、現像ローラ71の表面電位よりも高い電位に帯電されるため、感光体ドラム61へのトナーの電気的な付着が抑制される。その結果、現像前のウォーミングアップ動作時において、感光体ドラム61がトナーで汚れることを抑制することができる。
なお、転写バイアスV2(第2の電圧)は、現像バイアスVDよりも高い電圧(V2>VD)に設定することが望ましい。これによれば、転写バイアスV2は現像バイアスVDが印加されていない現像ローラ71の表面電位よりも確実に高くなるので、感光体ドラム61へのトナーの電気的な付着が確実に抑制され、感光体ドラム61がトナーで汚れることをより確実に抑制することができる。
次に、制御装置10は、現像前のウォーミングアップ動作、例えば、アジテータ74Aによるトナー収容部74内のトナーの撹拌や供給ローラ72へのトナーの供給、加熱ローラ81の熱源への通電などを所定時間実行する(ステップS104)。そして、制御装置10は、図示しない動力伝達機構(ギヤなど)を介してメインモータ9と給紙ローラ33(給紙部3)とを動力伝達可能に接続するとともに、メインモータ9の出力を上げて、給紙ローラ33を回転させる。これによって、給紙トレイ31内の用紙Pの搬送(給紙)が開始される(ステップS105)。
その後、制御装置10は、帯電ワイヤ62Aに対して帯電バイアスV1を印加して、ドラム現像モードを開始する(ステップS106)。詳細には、図3に示すように、制御装置10は、現像ローラ71に現像バイアスVDが印加される時刻T4から移動時間T以上前のタイミング(時刻T2より前のタイミング)で、帯電ワイヤ62Aに帯電バイアスV1の印加を開始する。具体的に、本実施形態では、時刻T4から感光体ドラム61が1回転する時間分だけ前の時刻T1で、帯電バイアスV1の印加を開始している。
ここで、移動時間Tは、図4に示すように、回転する感光体ドラム61の表面のうちの帯電ワイヤ62Aによって帯電される帯電位置Cが、現像ローラ71からトナーが供給される現像位置Dに移動するのに要する時間である。
このように、時刻T2より前のタイミングで、帯電ワイヤ62Aに帯電バイアスV1の印加を開始することで、感光体ドラム61の表面のうち、帯電ワイヤ62A(帯電バイアスV1)で均一に帯電された部分だけを現像に供することができるので、画像品質を良好かつ一定に保つことができる。なお、転写ローラ63による帯電は接触帯電であるため、感光体ドラム61の表面を均一(画像品質を保つ程度に均一)に帯電させることが難しく、転写ローラ63で帯電された部分が現像に供されると、画像品質が低下するおそれがある。
帯電バイアスV1の印加(ドラム現像モード)を開始した後、制御装置10は、転写ローラ63に印加する転写バイアスをV2からVTに変更する(ステップS107)。詳細には、図3に示すように、制御装置10は、帯電ワイヤ62Aに帯電バイアスV1を印加した後であって、かつ、現像バイアスVDを印加する前(時刻T1から時刻T4までの間)に、転写ローラ63に印加する転写バイアスをV2からVTに変更する。具体的に、本実施形態では、時刻T1から時刻T4までの間の時刻T3の時点で、転写ローラ63に印加する転写バイアスをV2からVTに変更している。
このように、時刻T1から時刻T4までの間に、転写ローラ63に印加する転写バイアスをV2からVTに変更することで、感光体ドラム61の表面を、転写ローラ63(転写バイアスV2)および帯電ワイヤ62A(帯電バイアスV1)の少なくとも一方で常に帯電させることができる。これにより、感光体ドラム61の表面を現像ローラ71の表面電位よりも高い電位に連続して帯電させることができるので、感光体ドラム61へのトナーの電気的な付着が抑制され、感光体ドラム61がトナーで汚れることを確実に抑制することができる。
また、現像バイアスVDを印加する前(時刻T4より前)に、転写ローラ63に印加する転写バイアスをV2からVTに変更することで、転写ローラ63の電圧(転写バイアスVT)を安定させる時間を確保することができる。これにより、転写バイアスを変更した瞬間に不可避的に発生する不安定な電圧の影響を受けることなく転写を行うことができるので、画像品質を良好かつ一定に保つことができる。
転写バイアスをV2からVTに変更してから所定時間経過後、制御装置10は、現像ローラ71に現像バイアスVDを印加する(ステップS108、時刻T4)。これにより、現像が実行されて感光体ドラム61上にトナー像が形成され、給紙された用紙Pに転写される。
そして、制御装置10は、現像(静電潜像へのトナーの供給)終了後に現像バイアスVDの印加を停止し(ステップS109、時刻T5)、転写終了後に転写バイアスVTの印加を停止する(ステップS110、時刻T6)。その後、制御装置10は、感光体ドラム61のクリーニングなど公知の動作を実行した後、最終的にメインモータ9の駆動と帯電バイアスV1の印加を停止する(ステップS111、時刻T7)。
[画像形成時以外の制御動作]
次に、画像形成時以外の動作、例えば、電源ON後やプロセスカートリッジ5の交換後などのウォーミングアップ動作時や、クリーニング動作時(クリーニング動作を単独で実行する場合)などにおける制御装置10によるレーザプリンタ1の制御について簡単に説明する。図5はウォーミングアップ動作時やクリーニング動作時などにおける制御装置によるレーザプリンタの制御を示すフローチャートである。
図5に示すように、レーザプリンタ1の電源が入れられたり、新品のプロセスカートリッジ5が装着されてフロントカバー21が閉じられたり、クリーニング開始の指示が入力されたりすると、制御装置10は、その情報を受信する(ステップS201)。制御装置10は、情報を受信すると、転写ローラ63に対して転写バイアスV2(第2の電圧)を印加する(ステップS202)。このとき、帯電ワイヤ62Aには電圧をまったく印加しない。すなわち、制御装置10は、ドラム帯電モードを開始する。
次いで、制御装置10は、メインモータ9の駆動を開始する(ステップS203)。これによって、感光体ドラム61が回転することになるが、転写バイアスV2が印加された転写ローラ63の作用によって感光体ドラム61の表面が、現像ローラ71の表面電位よりも高い電位に帯電されるため、感光体ドラム61がトナーで汚れることを抑制することができる。
そして、制御装置10は、ウォーミングアップ動作(例えば、アジテータ74Aによるトナー収容部74内のトナーの撹拌、供給ローラ72へのトナーの供給など)やクリーニングブラシ64によるクリーニング動作などを実行する(ステップS204)。制御装置10は、ウォーミングアップ動作やクリーニング動作などを所定時間実行した後、メインモータ9の駆動と転写バイアスV2の印加を停止する(ステップS211)。
以上のように、本実施形態のレーザプリンタ1は、画像形成時の時刻T1から時刻T7までの間は帯電ワイヤ62Aに帯電バイアスV1を印加するドラム現像モードを実行し、画像形成時の画像データ受信時から時刻T1までの間やウォーミングアップ動作時、クリーニング動作時などには転写ローラ63に転写バイアスV2を印加するドラム帯電モードを実行する。これにより、画像形成時の画像データ受信時から時刻T1までの間などには帯電ワイヤ62Aに電圧が印加されないので、帯電ワイヤ62Aの通電時間を従来よりも短くすることができる。その結果、通電時間に依存する帯電ワイヤ62Aへの異物の付着を抑制することが可能となるので、帯電ワイヤ62Aの長寿命化を図ることができる。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は前記実施形態に限定されるものではない。具体的な構成については、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更が可能である。
前記実施形態では、帯電ワイヤ62Aへの帯電バイアスV1の印加開始を、時刻T4から感光体ドラム61が1回転する時間分だけ前の時刻T1で行う例(図3参照)を示したが、本発明はこれに限定されるものではない。例えば、時刻T4から移動時間Tだけ前のタイミング、すなわち、時刻T2で帯電ワイヤ62Aに帯電バイアスV1の印加を開始してもよい。これによれば、帯電ワイヤ62Aに対して帯電バイアスV1を流す時間(通電時間)をより短くすることができるので、通電時間に依存する帯電ワイヤ62Aへの異物の付着をより抑制することが可能となり、帯電ワイヤ62Aのさらなる長寿命化を図ることが可能となる。
前記実施形態では、図3に示したように、時刻T1から時刻T7までの間にドラム現像モードを実行し、画像データ受信時から時刻T1までの間にドラム帯電モードを実行する例を示したが、本発明はこれに限定されるものではない。例えば、図3の現像バイアスVDを印加する時刻T4より移動時間Tだけ前のタイミング(時刻T2)から、転写ローラ63への転写バイアスVTの印加が必要な時点(時刻T6)までの間に帯電ワイヤ62Aに対して帯電バイアスV1を印加するドラム現像モードを実行し、それ以外は帯電ワイヤ62Aに対して電圧を印加せずに、転写ローラ63に対して転写バイアスV2を印加するドラム帯電モードを実行するようにしてもよい。これによれば、帯電ワイヤ62Aの通電時間をさらに減らすことができるので、帯電ワイヤ62Aへの異物の付着をさらに抑制することが可能となり、帯電ワイヤ62Aのさらなる長寿命化を図ることが可能となる。
前記実施形態では、帯電ワイヤ62Aに対して帯電バイアスV1を印加するドラム現像モード中(図3の時刻T1からT3までの間)に、転写ローラ63に対して転写バイアスV2を同時に印加していたが、本発明はこれに限定されるものではない。例えば、図3の時刻T1において、帯電ワイヤ62A(放電部材)に対する帯電バイアスV1(第1の電圧)の印加を開始したら、同時に転写ローラ63(第1手段)に対する転写バイアスV2(第2の電圧)の印加を停止または変更してもよい。
前記実施形態では、放電部材の一例としての張設された帯電ワイヤ62Aを有する帯電器62を採用したが、本発明はこれに限定されず、例えば、針状電極を一列に並べ、針状電極の先端でコロナ放電を行う帯電器(いわゆる鋸歯帯電器)などを採用してもよい。
前記実施形態では、第1手段の一例として転写ローラ63を採用したが、本発明はこれに限定されず、例えば、クリーニングブラシ64(クリーニング部材)を採用してもよい。具体的には、図6に示すように、画像データを受信したときにクリーニングブラシ64にクリーニングバイアスV2(第2の電圧)を印加し、時刻T3(時刻T1から時刻T4までの間)においてクリーニングバイアスをV2からVC(クリーニング動作時に印加される電圧)に変更するように構成してもよい。正帯電性のトナーを使用する場合、クリーニングバイアスV2は、帯電バイアスV1(第1の電圧)と同極性(正)であって、かつ、現像ローラ71の表面電位よりも高い電圧に設定される。
なお、第2の電圧が印加されたクリーニング部材によって、感光体の表面を現像剤担持体の表面電位より絶対値が大きくなるように帯電させるため、第2の電圧は、従来の構成においてクリーニング動作時にクリーニング部材に印加される電圧よりも絶対値が大きくなるように設定されている(例えば、1〜2kV程度)。補足すると、従来の構成においてクリーニング動作時にクリーニング部材に印加される電圧は、感光体の表面を現像剤担持体の表面電位より絶対値が大きくなるように帯電させるには不十分であるため、感光体が現像剤担持体の現像剤で汚れることを抑制するという効果を得ることはできなかった。
前記実施形態では、第1手段として、現像時に感光体ドラム61(感光体)に作用する転写ローラ63(転写部材)やクリーニングブラシ64(クリーニング部材)を例示したが、本発明はこれに限定されるものではない。具体的には、第1手段として、現像時には感光体に作用せず、現像時以外に感光体に作用する(感光体を帯電させる)専用の部材(例えば、ローラなど)を採用してもよい。このような第1手段は、現像時には感光体に作用しないので、放電部材に第1の電圧を印加した後であって、かつ、現像剤担持体に現像バイアスを印加する前に、第2の電圧が印加された状態から電圧が印加されない状態(0V)に変更する(現像時には電圧の印加を停止する)。
前記実施形態では、感光体の一例として感光体ドラム61を採用したが、本発明はこれに限定されず、例えば、感光体ベルトなどを採用してもよい。
前記実施形態では、クリーニング部材の一例としてクリーニングブラシ64を採用したが、本発明はこれに限定されず、例えば、クリーニングローラなどを採用してもよい。
前記実施形態では、レーザ光で感光体ドラム61(感光体)を露光する露光装置4を採用した例を示したが、本発明はこれに限定されるものではない。例えば、LED(発光ダイオード)やEL(エレクトロルミネッセンス)素子、蛍光体などから出射される光で感光体を露光する露光装置を採用してもよい。
前記実施形態では、画像形成装置の一例としてレーザプリンタ1を採用したが、本発明はこれに限定されず、例えば、複写機や複合機などであってもよい。また、前記実施形態では、モノクロ画像を形成する画像形成装置(レーザプリンタ1)を例示したが、これに限定されず、カラー画像を形成する画像形成装置であってもよい。
画像形成装置の一例としてのレーザプリンタの全体構成を示す断面図である。 画像形成時における制御装置によるレーザプリンタの制御を示すフローチャートである。 現像ローラ、帯電ワイヤおよび転写ローラへの電圧の印加状態とメインモータの出力状態を示すタイムチャートである。 レーザプリンタの主要部を示す概略図である。 ウォーミングアップ動作時やクリーニング動作時などにおける制御装置によるレーザプリンタの制御を示すフローチャートである。 現像ローラ、帯電ワイヤ、転写ローラおよびクリーニングブラシへの電圧の印加状態とメインモータの出力状態を示すタイムチャートである。
符号の説明
1 レーザプリンタ
4 露光装置
7 現像カートリッジ
10 制御装置
61 感光体ドラム
62 帯電器
62A 帯電ワイヤ
63 転写ローラ
64 クリーニングブラシ
71 現像ローラ
C 帯電位置
D 現像位置
P 用紙
T 移動時間
V1 帯電バイアス
V2 転写バイアス
VD 現像バイアス
VT 転写バイアス

Claims (6)

  1. 感光体と、
    コロナ放電を行う放電部材を有し、前記感光体を帯電する帯電器と、
    帯電した前記感光体を露光して静電潜像を形成する露光装置と、
    現像剤を担持する現像剤担持体を有し、前記感光体に形成された静電潜像を現像する現像装置と、
    前記感光体に作用する第1手段と、
    前記放電部材および前記第1手段に印加する電圧を制御する制御装置と、を備え、
    前記制御装置は、
    前記放電部材に対して第1の電圧を印加するモードと、
    前記放電部材に対して電圧を印加せずに、前記第1手段に対して前記第1の電圧と同極性であり、かつ、前記現像剤担持体の表面電位よりも絶対値が大きい第2の電圧を印加するモードと、を実行可能に構成され
    前記第1手段は、前記感光体に付着した現像剤を回収するクリーニング部材であることを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記制御装置は、
    前記現像剤担持体に現像バイアスを印加する時点から、前記感光体の帯電位置が現像位置に移動するのに要する時間以上前のタイミングで、前記放電部材に前記第1の電圧の印加を開始し、
    前記第1の電圧を印加した後であって、かつ、前記現像バイアスを印加する前に、前記第1手段に印加する電圧を前記第2の電圧から変更することを特徴とする請求項に記載の画像形成装置。
  3. 前記第2の電圧は、前記現像バイアスよりも絶対値が大きいことを特徴とする請求項に記載の画像形成装置。
  4. 感光体と、コロナ放電を行う放電部材を有し、前記感光体を帯電する帯電器と、帯電した前記感光体を露光して静電潜像を形成する露光装置と、現像剤を担持する現像剤担持体を有し、前記感光体に形成された静電潜像を現像する現像装置と、前記感光体に作用する第1手段と、を備えた画像形成装置の制御方法であって、
    前記放電部材に対して第1の電圧を印加する工程と、
    前記放電部材に対して電圧を印加せずに、前記第1手段に対して前記第1の電圧と同極性であり、かつ、前記現像剤担持体の表面電位よりも絶対値が大きい第2の電圧を印加する工程と、を含み、
    前記第1手段は、前記感光体に付着した現像剤を回収するクリーニング部材であることを特徴とする画像形成装置の制御方法。
  5. 前記現像剤担持体に現像バイアスを印加する時点から、前記感光体の帯電位置が現像位置に移動するのに要する時間以上前のタイミングで、前記放電部材に前記第1の電圧の印加を開始し、
    前記第1の電圧を印加した後であって、かつ、前記現像バイアスを印加する前に、前記第1手段に印加する電圧を前記第2の電圧から変更することを特徴とする請求項に記載の画像形成装置の制御方法。
  6. 前記第2の電圧は、前記現像バイアスよりも絶対値が大きいことを特徴とする請求項に記載の画像形成装置の制御方法。
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