JP4971871B2 - 折機 - Google Patents

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Description

本発明は、紙通し時において搬送されるウェブが断裁されることにより形成される紙のうち、ウェブにおける最初に断裁する断裁位置よりもウェブ搬送方向最下流側の最初の紙を、排紙する折機に関する。
巻紙輪転印刷機には、印刷後に乾燥冷却されたウェブを所定の長さごとに断裁し、このウェブが断裁されることにより形成される紙をその幅方向または長さ方向に折ることにより、ウェブから折丁を形成する折機が設けられている。この折機には、種々の構造のものが提供されているが、例えば、断裁胴と、折胴と、第1及び第2くわえ胴とを有し、互いに周面を対向させて同期回転させるようにした構造のものがある。このような折機においては、搬送される印刷後のウェブを断裁胴と折胴との間で断裁した後、このウェブから断裁した紙を折胴と第1くわえ胴との間で折って折丁として排出するか、あるいは、更にその折丁を第1くわえ胴と第2くわえ胴との間で折って排出するようにしていた。
このような従来の折機は、例えば、特許文献1に開示されている。
実開平5−65536号公報
ここで、上記従来の折機における断裁胴と折胴との間においては、これら互いの逆方向への同期回転に伴って、断裁胴の断裁刃が折胴の刃受け内に進入することで、搬送されるウェブは突き切られるように断裁されて紙に形成される。そして、折胴の針によって、ウェブにおける断裁する断裁位置よりもウェブ搬送方向上流側の紙(ウェブ)の先端を、順次保持するようになっている。
また、折機内に紙通しを行う場合にも、断裁胴と折胴との間においては、上述したように、紙通しされたウェブが断裁胴の断裁刃と折胴の刃受けとの協働により断裁されることになる。しかしながら、ウェブにおける最初に断裁する断裁位置よりもウェブ搬送方向上流側の紙は、その先端が折胴の針に保持されるものの、ウェブにおける最初に断裁する断裁位置よりもウェブ搬送方向下流側の最初の紙は、所定の長さに達していないことが多く、その先端が折胴の針に保持されないことがある。このように、最初の紙の先端が折胴の針により保持されなかったときには、この最初の紙がどこにも引っ掛かることなく折機の下方に落下して排紙されればよいが、場合によっては、断裁胴、折胴、折機内のその他の部位に引っ掛かるおそれがある。
更に、断裁胴の外周面やその断裁刃には、搬送される印刷後のウェブを連続して断裁することから、静電気が発生し易くなっており、特に最初の紙における紙搬送方向上流側が断裁胴に貼り付く傾向にある。このように、最初の紙における紙搬送方向上流側が静電気によって断裁胴側に貼り付くと、断裁胴がその最初の紙を巻き込んで回転してしまい、その最初の紙が折胴や折機内に搬送されることで、印刷機が損傷するおそれがある。
従って、本発明は上記課題を解決するものであって、紙通し時においてウェブにおける最初に断裁する断裁位置よりもウェブ搬送方向下流側の最初の紙を確実に排紙することができる折機を提供することを目的とする。
上記課題を解決する第1の発明に係る折機は、
回転可能に支持される断裁胴と、
前記断裁胴の外周面に対向し、且つ、回転可能に支持され、前記断裁胴との間で搬送されるウェブを断裁することにより形成されるシート状物の先端側を保持する保持胴と、
を備えた折機において、
ウェブにおける最初に断裁する断裁位置よりもウェブ搬送方向下流側であって先端側が前記保持胴に保持されないシート状物に対し、当該シート状物を前記断裁胴の外周面から剥がすようにエアを噴き付けるエア噴付手段を備える
ことを特徴とする。
上記課題を解決する第2の発明に係る折機は、
回転可能に支持される断裁胴と、
前記断裁胴の外周面に対向し、且つ、回転可能に支持され、前記断裁胴との間で搬送されるウェブを断裁することにより形成されるシート状物の先端側を保持する保持胴と、
を備えた折機において、
ウェブにおける最初に断裁する断裁位置よりもウェブ搬送方向下流側であって先端側が前記保持胴に保持されないシート状物に対し、前記断裁胴の外周面に当該シート状物が貼り付かないようにエアを噴き付けるエア噴付手段を備える
ことを特徴とする。
上記課題を解決する第3の発明に係る折機は、
回転可能に支持される断裁胴と、
前記断裁胴の外周面に対向し、且つ、回転可能に支持され、前記断裁胴との間で搬送されるウェブを断裁することにより形成されるシート状物の先端側を保持する保持胴と、
を備えた折機において、
ウェブにおける最初に断裁する断裁位置よりもウェブ搬送方向下流側であって先端側が前記保持胴に保持されないシート状物と前記断裁胴の外周面との間に向けてエアを噴き付けるエア噴付手段を備える
ことを特徴とする。
上記課題を解決する第4の発明に係る折機は、
第1乃至第3のいずれかの発明に係る折機において、
前記保持胴の下側外周面に沿うように設けられ、前記保持胴に保持されたシート状物を案内する案内手段を備え、
前記エア噴付手段は、前記保持胴に保持されないシート状物に対し、前記断裁胴と前記保持胴との対向位置から前記保持胴に保持されないシート状物の先端までの距離が前記対向位置から前記案内手段のシート状物搬送方向上流側の先端までの距離よりも長くなったときに、噴き付け動作を行う
ことを特徴とする。
上記課題を解決する第5の発明に係る折機は、
第1乃至第3のいずれかの発明に係る折機において、
前記エア噴付手段は、前記保持胴に保持されないシート状物の前記断裁胴と対向する面にエアを噴き付ける
ことを特徴とする。
上記課題を解決する第6の発明に係る折機は、
第1乃至第3のいずれかの発明に係る折機において、
前記断裁胴と前記保持胴との間よりもウェブ搬送方向上流側におけるウェブの先端を検出するウェブ先端検出手段と、
前記折機の回転角度を検出する回転角度検出手段とを備え、
搬送されるウェブの先端が前記ウェブ先端検出手段により検出されてから、前記折機が所定の回転角度に回転したことを前記回転角度検出手段が検出したときに、前記エア噴付手段は噴き付け動作を行う
ことを特徴とする。
上記課題を解決する第7の発明に係る折機は、
第1乃至第3のいずれかの発明に係る折機において、
前記エア噴付手段から噴き出されたエアを前記保持胴に保持されないシート状物に導く整流手段を備える
ことを特徴とする。
上記課題を解決する第8の発明に係る折機は、
第1乃至第3のいずれかの発明に係る折機において、
前記エア噴付手段は、前記断裁位置よりも下方に配置される
ことを特徴とする。
従って、本発明に係る折機によれば、先端側が保持胴に保持されないシート状物に対し、エア噴付手段によりエアを噴き付けることにより、紙通し時においてウェブにおける最初に断裁する断裁位置よりもウェブ搬送方向下流側の最初のシート状物を確実に下方に排紙することができる。しかも、エア噴付手段は、最初のシート状物に対し、その最初のシート状物を断裁胴の外周面から剥がすように噴き付ける、または、断裁胴の外周面にその最初のシート状物が貼り付かないように噴き付けるので、断裁胴に貼り付いた最初のシート状物や、断裁胴に貼り付く前の最初のシート状物にも有効である。
また、エア噴付手段の噴き付け動作は、断裁胴と保持胴との対向位置から保持胴に保持されないシート状物の先端までの距離が対向位置から案内手段のシート状物搬送方向上流側の先端までの距離よりも長くなったときに行われるので、保持胴に保持されない最初のシート状物にエアを噴き付けても、案内手段と保持胴との間に、最初のシート状物が侵入することを確実に防止することができる。
更に、保持胴に保持されない最初のシート状物の断裁胴と対向する面に、エアを噴き付けることにより、排紙方向を一定にすることができるので、安定した排紙を行うことができる。しかも、整流手段を設けているので、確実に、最初のシート状物の断裁胴と対向する面に、エアを噴き付けることができる。そして、ウェブ先端が検出されてから、断裁胴または保持胴が所定の回転角度に回転したときに、エア噴付手段が噴き付け動作を行うことにより、噴き付け時期を一定に制御することができる。
以下、本発明に係る折機を図面を用いて詳細に説明する。図1は本発明の一実施例に係る折機の概略構成図、図2は図1の要部拡大図、図3は本発明の一実施例に係る折機における紙通し時の作用説明図であって、搬送されたウェブの先端を検出したときの様子を示した図、図4は図3に続く作用説明図であって、ウェブを断裁したときの様子を示した図、図5は図4に続く作用説明図であって、貼り付いた最初の紙にエアが噴き付けられた様子を示した図、図6は図5に続く作用説明図であって、最初の紙が排紙される様子を示した図、図7は紙通し時におけるウェブの断裁の様子を示した図である。
図1及び図2に示すように、図示しない巻紙輪転印刷機には折機1が設けられている。折機1の入側には、搬送される印刷後のウェブW1を挟むように対向配置される上テンションローラ11a,11b及び下テンションローラ12a,12bが回転可能に支持されている。また、これら上テンションローラ11a,11bと下テンションローラ12a,12bとの間には、搬送されるウェブW1を挟むように対向配置される横ミシン胴13b及びその受胴13aが回転可能に支持されている。
横ミシン胴13bの外周部には、その軸方向に延設する図示しないミシン刃が設けられている。一方、受胴13aの外周部には、そのミシン刃を受ける図示しない刃受けが設けられている。即ち、受胴13aと横ミシン胴13bとの間にウェブW1が搬送されることにより、ウェブW1におけるその幅方向にミシン目が形成される。
下テンションローラ12a,12bの下方には、投受光式のウェブ先端検出用センサ(ウェブ先端検出手段)31がウェブW1を挟むように対向配置されている。このウェブ先端検出用センサ31により、紙通し時において搬送されるウェブW1の先端が検出可能となっている。
ウェブ先端検出用センサ31の下方には、断裁胴14が回転可能に支持されている。断裁胴14の外周部には、その軸方向に延設する断裁刃14aが設けられている。
断裁胴14には、回転可能に支持される折胴(保持胴)15が対向している。折胴15の外周部には、その軸方向に配列する複数の針15bと、その軸方向に延設する差込みナイフ15cが設けられている。そして、針15b及び差し込みナイフ15cは、その周方向において等間隔に配置されている。更に、針15bの近傍には、その軸方向に延設する刃受け15aが形成されている。
折胴15には、断裁胴14との対向点よりも当該折胴15の回転方向下流側において、回転可能に支持される第1くわえ胴16が対向している。第1くわえ胴16の外周部には、その軸方向に延設するくわえ板16a及び差込みナイフ16bが設けられている。そして、くわえ板16a及び差し込みナイフ16bは、その周方向において等間隔に配置されている。
第1くわえ胴16には、折胴15との対向点よりも当該第1くわえ胴16の回転方向下流側において、回転可能に支持される第2くわえ胴17が対向している。第2くわえ胴17の外周部には、その軸方向に延設するくわえ板17aが設けられている。
折胴15の下方には、その下側外周面に沿うように円弧状に形成される案内板(案内手段)18が設けられている。この案内板18の先端18aは、断裁胴14と折胴15との対向位置の下方に配置されており、その内面には、図示しないブラシが折胴15の回転方向下流側に向けて植立されている。更に、折胴15の回転軸には、当該折胴15の回転角度を検出するロータリエンコーダ(回転角度検出手段)32が接続されている。
従って、断裁胴14と折胴15との対向位置近傍では、これら互いの逆方向への同期回転に伴って、断裁胴14の断裁刃14aが折胴15の刃受け15a内に進入することにより、搬送されるウェブW1は、断裁刃14aと刃受け5aとの協働によって突き切られるように断裁されて、紙(シート状物)W2に形成される。そして、折胴15の針15bによって、断裁されたウェブW1の先端が保持される。即ち、ウェブW1における断裁する断裁位置よりもウェブ搬送方向上流側の紙W2の先端が順次保持されるようになっている。
また、折胴15と第1くわえ胴16との対向位置近傍では、これら互いの逆方向への同期回転に伴って、折胴15の差込みナイフ15cと第1くわえ胴16のくわえ板16aとの協働により、折胴15の針15bに保持された紙W2は、くわえ板16aにくわえられる。これにより、紙W2は、その紙搬送方向における任意の位置において幅方向に折られることになり、折丁W3に形成される。
なお、折胴15の差込みナイフ15cは、その針15bに対して、折胴15の周方向に移動可能となっているので、紙W2をその紙搬送方向における任意の位置においてその幅方向に折ることができる。しかも、この差込みナイフ15cは、折胴15の外周面に対して出没可能となっており、これにより、その折動作の有無を選択できるようになっている。
更に、第1くわえ胴16と第2くわえ胴17との対向位置近傍では、これら互いの逆方向への同期回転に伴って、第1くわえ胴16の差込みナイフ16bと第2くわえ胴17のくわえ板17aとの協働により、第1くわえ胴16のくわえ板16aにくわえられた折丁W3は、くわえ板17aにくわえられる。これにより、折丁W3は、その折丁搬送方向における任意の位置において幅方向に折られることになる。
なお、第1くわえ胴16の差込みナイフ16bは、そのくわえ板16aに対して、第1くわえ胴16の周方向に移動可能となっているので、折丁W3をその折丁搬送方向における任意の位置においてその幅方向に折ることができる。しかも、この差込みナイフ16bは、第1くわえ胴16の外周面に対して出没可能となっており、これにより、その折動作の有無を選択できるようになっている。
第2くわえ胴17の側方(図1中右側)には、搬送装置19が設けられている。搬送装置19には、複数のローラ19aが回転可能に支持されており、このローラ19aには搬送ベルト19bが掛け回されている。即ち、ローラ19aを回転駆動させて搬送ベルト19bを走行させることにより、折丁W3が搬送ベルト19b間に挟持されて搬送される。また、搬送装置19内の上方には、チョッパブレード20が上下方向に揺動可能に設けられている。即ち、チョッパブレード20を下方に揺動させることにより、搬送ベルト19bにより搬送される折丁W3に対して、チョッパ折りが行われる。
搬送装置19における搬送ベルト19bの走行方向下流側には、羽根車21が回転可能に設けられている。更に、この羽根車21の下方には、排紙コンベア22が設けられている。
断裁胴14の下方には、エア噴付装置(エア噴付手段)33が設けられている。エア噴付装置33は、紙通し時において、断裁胴14の断裁刃14aと折胴15の刃受け15aとの協働により、搬送されるウェブW1を最初に断裁したときに形成される最初の紙(シート状物)Sに対して、エアを噴き付けるものである。即ち、詳細は後述するが、この最初の紙Sは、紙通し時においてウェブにおける最初に断裁する断裁位置よりもウェブ搬送方向下流側に配置されるものである。
そして、エア噴付装置33のエア噴き付け方向の下方には、整流板(整流手段)34が設けられている。整流板34は、エア噴付装置33の噴出口から折胴15に向けて上方に傾斜して配置されている。これにより、最初の紙Sに対して噴き付けたエアの拡がりが抑えられている。
次に、上述した構成をなす折機1における、ウェブW1を折丁W3に形成するときの動作、及び、紙通しを行うときの動作について、説明する。
先ず、折機1において搬送されるウェブW1を折丁W3に形成する場合について、図1及び図2を用いて説明する。
図1及び図2に示すように、印刷後乾燥冷却されたウェブW1が上テンションローラ11a,11bを介して受胴13aと横ミシン胴13bとの間に搬送されると、ウェブW1にそのウェブ搬送方向において所定の間隔で横ミシン目が形成される。次いで、この横ミシン目が形成されたウェブW1は、下テンションローラ12a,12bを介して、断裁胴14と折胴15との間に搬送される。
そして、ウェブW1が断裁胴14と折胴15との対向位置に搬送されると、これら互いの逆方向への同期回転に伴って、断裁胴14の断裁刃14aが折胴15の刃受け15a内に進入することにより、ウェブW1は断裁刃14aと刃受け15aとの協働によって突き切られるように断裁される。これにより、ウェブW1は、紙搬送方向の長さが所定の長さLwの紙W2に形成されることになる。また、このような断裁が行われると共に、折胴15の針15bによって、断裁されたウェブW1の先端が保持される。即ち、ウェブW1における断裁する断裁位置よりもウェブ搬送方向上流側の紙W2の先端が順次保持される(図7参照)。
次いで、折胴15の針15bに保持された紙W2が折胴15と第1くわえ胴16との対向位置に搬送されると、これら互いの逆方向への同期回転に伴って、折胴15の差込みナイフ15cと第1くわえ胴16のくわえ板16aとの協働によって、紙W2はくわえ板16aにくわえられる。このとき、紙W2は、その紙搬送方向における任意の位置、即ち、横ミシン目が形成される位置が折り込まれるように、くわえ板16aにくわえ替えされる。これにより、紙W2は折丁W3に形成されることになる。
なお、断裁胴14と折胴15との対向位置から折胴15と第1くわえ胴16との対向位置までの間においては、折胴15の針15bに保持される紙W2は、当該折胴15の回転によりその下側外周面に沿って搬送される。このとき、紙W2は、案内板18のブラシにより折胴15の下側外周面に押圧されており、紙W2の垂れ下がりが防止される。
そして、第1くわえ胴16のくわえ板16aに保持された折丁W3が第1くわえ胴16と第2くわえ胴17との対向位置に搬送される。ここで、折丁W3を更に折り込む場合には、それら互いの逆方向への同期回転に伴って、第1くわえ胴16の差込みナイフ16bと第2くわえ胴17のくわえ板17aとの協働によって、折丁W3はくわえ板17aにくわえられる。このとき、折丁W3は、その折丁搬送方向における任意の位置、即ち、横ミシン目が形成される位置が折り込まれるように、くわえ板17aにくわえ替えされる。これにより、折丁W3は更に折り込まれることになる。一方、折丁W3を更に折り込む必要がない場合には、折丁W3は、第1くわえ胴16のくわえ板16aから第2くわえ胴17のくわえ板17aに単にくわえ替えされる。
このようにして、ウェブW1(紙W2)は、平行1回折り(二つ折り)、平行2回折り(四つ折り)、デルタ折り(三つ折り)のいずれかの折丁W3に形成されることになる。
次いで、第2くわえ胴17のくわえ板17aに保持された折丁W3は、搬送装置19の搬送ベルト19bに受け渡される。ここで、折丁W3を更に折り込む場合には、搬送ベルト19bにより搬送される折丁W3に対して、チョッパブレード20を下方に揺動してチョッパ折りを行う。そして、このチョッパ折りされた折丁W3は、搬送装置19の下方に配置される図示しない排紙コンベア等により排紙される。一方、前記折丁W3を更に折り込む必要がない場合には、折丁W3は、羽根車21を介して排紙コンベア22により排紙される。
次に、折機1に紙通しを行う場合について、図3乃至図7を用いて説明する。
図3に示すように、紙通しされたウェブW1が、テンションローラ11a,11b、12a,12b、及び受胴13a,横ミシン胴13bとの間を介して、断裁胴14と折胴15との間に搬送される。このとき、紙通しされたウェブW1の先端はウェブ先端検出用センサ31により検出されることになり、この検出と共にロータリエンコーダ32により折胴15の回転角度の検出が開始される。
そして、図4に示すように、ウェブ1が断裁胴14と折胴15との対向位置に搬送されると、これら互いの逆方向への同期回転に伴って、断裁胴14の断裁刃14aが折胴15の刃受け15a内に進入することにより、ウェブW1は断裁刃14aと刃受け15aとの協働によって突き切られるように断裁される。これにより、図7に示すように、ウェブW1は、当該ウェブW1における最初に断裁する断裁位置よりもウェブ搬送方向下流側の最初の紙Sに形成された後、ウェブW1における断裁する断裁位置よりもウェブ搬送方向上流側の紙W2が順に形成されることになる。
ここで、紙通し時における最初の断裁においては、ウェブW1における最初に断裁する断裁位置よりもウェブ搬送方向上流側の紙W2は、その先端が折胴15の針15bに保持されるものの、それよりもウェブ搬送方向下流側の最初の紙Sは、所定の長さLwに達していないことが多く、その先端が折胴15の針15bに保持されないことがある。即ち、図7に示すように、最初の紙Sは、所定の長さLwよりも短い紙搬送方向の長さが長さLsに形成されることが多い。
このように、最初の紙Sは、上述した紙W2よりもその長さが短いために、折胴15の針15bに保持されていないので、無保持状態となっている。これにより、一般に、紙通し時において最初の紙Sが形成されると、そのまま断裁胴14または折胴15の下方に落下して排紙されることになる。
しかしながら、特に、断裁胴14の外周面やその断裁刃14aには、搬送される印刷後のウェブW1を連続して断裁することから、静電気が発生し易くなっており、図5に示すように、最初の紙Sにおける紙搬送方向上流側(後端側または上端側)が断裁胴14に貼り付く傾向にある。このように、最初の紙Sにおける紙搬送方向上流側が静電気によって断裁胴14側に貼り付くと、断裁胴14がこの最初の紙Sを巻き込んで回転してしまい、その最初の紙Sが折胴15や折機1内に搬送されることで、印刷機が損傷するおそれがある。
また、最初の紙Sが断裁胴14側に貼り付く場合であっても、例えば、図7の2点鎖線に示すように、最初の紙Sの長さLsが落下基準長さLo(<Lw)よりも長い場合には、仮に、最初の紙Sが断裁胴14側に貼り付いたとしても、最初の紙Sはその自重により自然落下する。一方、図7の実線に示すように、最初の紙Sの長さLsが落下基準長さLoよりも短い場合には、最初の紙Sの自重よりも断裁胴14側に貼り付く貼り付け力の方が大きいために、最初の紙Sは下方に落下することなく断裁胴14側に貼り付いたままとなる。
そこで、本発明に係る折機1では、紙通し時に形成される最初の紙Sに対して、その長さLsの長短に関わらず、エア噴付装置33からエアを噴き付けることにより、断裁胴14側に最初の紙Sが貼り付く場合があっても、最初の紙Sを確実に排紙するようにしている。つまり、断裁胴14に貼り付いた最初の紙Sに対しては、その後端側を断裁胴14の外周面から剥がすように噴き付けると共に、断裁胴14に貼り付く前の最初の紙Sに対しては、断裁胴14の外周面にその後端側が貼り付かないように噴き付けるようにする。
これを詳細に説明すると、図5に示すように、最初の紙Sの先端(下端)が案内板18の先端18aよりも低い位置に配置されるときに、この最初の紙Sの断裁胴14と対向する面に対してエア噴付装置33からエアを噴き付けるようにしている。これにより、折胴15の外周面と案内板18の内面との間に、エアが噴き付けられた最初の紙Sが侵入しないようになっている。
また、エア噴付装置33の噴き付け時期(タイミング)は、折胴15の回転角度に基づいて設定されている。これは、搬送されるウェブW1の先端がウェブ先端検出用センサ31により検出されてから、折胴15が所定の回転角度に回転して、この回転角度がロータリエンコーダ32により検出されたときに、エア噴付装置33からエアを最初の紙Sに向けて噴き付けている。
更に、エア噴付装置33から噴き出されたエアは、整流板34の上面を沿うように流れるので、その流れの拡がりが抑えられている。これにより、噴き出されたエアは、最初の紙Sと断裁胴14の外周面との間に向けて流れた後、最初の紙Sの断裁胴14と対向する面における先端付近に衝突する。この結果、最初の紙Sは断裁胴14側から容易に切り離されることになる。
次いで、図6に示すように、エアが噴き付けられた最初の紙Sは、案内板18の外面に沿って排紙される。これにより、断裁胴14側に貼り付いた最初の紙S、または、断裁胴14に貼り付くことなくそのまま落下しようとする最初の紙Sのいずれかの場合であっても、常に案内板18の外面に沿うように排紙されるので、排紙方向が一定となり、安定した排紙が行われる。
なお、本実施形態においては、折胴15の回転角度をロータリエンコーダ32により検出するように構成したが、上テンションローラ11a,11b、下テンションローラ12a,12b、受け胴13a、横ミシン胴13b、断裁胴14、第1くわえ胴16、第2くわえ胴17の少なくとも1つの回転角度を検出するように構成しても構わない。また、最初の紙Sの後端側が断裁胴14側に貼り付く、または、貼り付かない構成としたが、最初の紙Sの先端側が断裁胴14側に貼り付く、または、貼り付かない構成としても構わない。
従って、本発明に係る折機によれば、紙通し時においてウェブW1から断裁されて折胴15に保持されない最初の紙Sに対し、折胴14と案内板18との間に侵入しないように、エア噴付装置33からエアを噴き付けることにより、紙通し時においてウェブW1における最初に断裁する断裁位置よりもウェブ搬送方向下流側の最初の紙Sを確実に排紙することができる。
しかも、エア噴付装置33は、最初の紙Sの先端が案内板18の先端18aよりも下方に通り過ぎてから、この最初の紙Sに対してエアを噴き付けているので、折胴15と案内板18との間に最初の紙Sが侵入することを確実に防止することができる。更に、最初の紙Sの断裁胴14と対向する面にエアを噴き付けているので、最初の紙Sが静電気により断裁胴14側に貼り付いた状態であっても、これを容易に断裁胴14の外周面や断裁刃14aから切り離して排紙することができると共に、エアが噴き付けられた最初の紙Sを案内板18の外面に沿って排紙することができ、排紙方向を一定にして安定した排紙を行うことができる。
また、ウェブ先端検出用センサ31により紙通しされたウェブW1の先端を検出すると共に、ロータリエンコーダ32により折胴15の回転角度を検出して、折胴15が所定の回転角度に回転したときに、エア噴付装置33からエアを最初の紙Sに向けて噴き付けることにより、エア噴付装置33の噴き付け時期を一定に制御することができるので、最初の紙Sに対して、常に同じタイミングで、且つ、同じ方向から確実にエアを噴き付けることができる。
更に、エア噴付装置33から噴き出されたエアを整流板34により最初の紙Sに導くようにしたことにより、エア噴付装置33から噴き出されたエアの拡がりを抑えることができるので、効果的に最初の紙Sにエアを噴き付けることができる。
本発明に係る折機は、紙幅や折仕様の変更において、ウェブにおける断裁位置よりもウェブ搬送方向上流側のシート状物を、折機内部から排紙する装置に適用可能である。
本発明の一実施例に係る折機の概略構成図である。 図1の要部拡大図である。 本発明の一実施例に係る折機における紙通し時の作用説明図であって、搬送されたウェブの先端を検出したときの様子を示した図である。 図3に続く作用説明図であって、ウェブを断裁したときの様子を示した図である。 図4に続く作用説明図であって、貼り付いた最初の紙にエアが噴き付けられた様子を示した図である。 図5に続く作用説明図であって、最初の紙が排紙される様子を示した図である。 紙通し時におけるウェブの断裁の様子を示した図である。
符号の説明
1 折機
11a,11b 上テンションローラ
12a,12b 下テンションローラ
13a 受胴
13b 横ミシン胴
14 断裁胴
14a 断裁刃
15 折胴
15a 刃受け
15b 針
15c 差込みナイフ
16 第1くわえ胴
16a くわえ板
16b 差込みナイフ
17 第2くわえ胴
17a くわえ板
18 案内板
18a 先端
19 搬送装置
19a ローラ
19b 搬送ベルト
20 チョッパブレード
22 排紙コンベア
31 ウェブ先端検出センサ
32 ロータリエンコーダ
33 エア噴付装置
34 整流板

Claims (8)

  1. 回転可能に支持される断裁胴と、
    前記断裁胴の外周面に対向し、且つ、回転可能に支持され、前記断裁胴との間で搬送されるウェブを断裁することにより形成されるシート状物の先端側を保持する保持胴と、
    を備えた折機において、
    ウェブにおける最初に断裁する断裁位置よりもウェブ搬送方向下流側であって先端側が前記保持胴に保持されないシート状物に対し、当該シート状物を前記断裁胴の外周面から剥がすようにエアを噴き付けるエア噴付手段を備える
    ことを特徴とする折機。
  2. 回転可能に支持される断裁胴と、
    前記断裁胴の外周面に対向し、且つ、回転可能に支持され、前記断裁胴との間で搬送されるウェブを断裁することにより形成されるシート状物の先端側を保持する保持胴と、
    を備えた折機において、
    ウェブにおける最初に断裁する断裁位置よりもウェブ搬送方向下流側であって先端側が前記保持胴に保持されないシート状物に対し、前記断裁胴の外周面に当該シート状物が貼り付かないようにエアを噴き付けるエア噴付手段を備える
    ことを特徴とする折機。
  3. 回転可能に支持される断裁胴と、
    前記断裁胴の外周面に対向し、且つ、回転可能に支持され、前記断裁胴との間で搬送されるウェブを断裁することにより形成されるシート状物の先端側を保持する保持胴と、
    を備えた折機において、
    ウェブにおける最初に断裁する断裁位置よりもウェブ搬送方向下流側であって先端側が前記保持胴に保持されないシート状物と前記断裁胴の外周面との間に向けてエアを噴き付けるエア噴付手段を備える
    ことを特徴とする折機。
  4. 請求項1乃至3のいずれかに記載の折機において、
    前記保持胴の下側外周面に沿うように設けられ、前記保持胴に保持されたシート状物を案内する案内手段を備え、
    前記エア噴付手段は、前記保持胴に保持されないシート状物に対し、前記断裁胴と前記保持胴との対向位置から前記保持胴に保持されないシート状物の先端までの距離が前記対向位置から前記案内手段のシート状物搬送方向上流側の先端までの距離よりも長くなったときに、噴き付け動作を行う
    ことを特徴とする折機。
  5. 請求項1乃至3のいずれかに記載の折機において、
    前記エア噴付手段は、前記保持胴に保持されないシート状物の前記断裁胴と対向する面にエアを噴き付ける
    ことを特徴とする折機。
  6. 請求項1乃至3のいずれかに記載の折機において、
    前記断裁胴と前記保持胴との間よりもウェブ搬送方向上流側におけるウェブの先端を検出するウェブ先端検出手段と、
    前記折機の回転角度を検出する回転角度検出手段とを備え、
    搬送されるウェブの先端が前記ウェブ先端検出手段により検出されてから、前記折機が所定の回転角度に回転したことを前記回転角度検出手段が検出したときに、前記エア噴付手段は噴き付け動作を行う
    ことを特徴とする折機。
  7. 請求項1乃至3のいずれかに記載の折機において、
    前記エア噴付手段から噴き出されたエアを前記保持胴に保持されないシート状物に導く整流手段を備える
    ことを特徴とする折機。
  8. 請求項1乃至3のいずれかに記載の折機において、
    前記エア噴付手段は、前記断裁位置よりも下方に配置される
    ことを特徴とする折機。
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