JP4967461B2 - タイヤ構成部材の圧力測定方法 - Google Patents

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本発明は、グリーンタイヤを成形する際にブラダーにより圧着するタイヤ構成部材に加わる圧力を測定する方法に関し、さらに詳しくは、ブラダーにより押圧変形させたタイヤ構成部材の変形を阻害することなく、タイヤ構成部材に加わる圧力を測定することができるタイヤ構成部材の圧力測定方法に関する。
タイヤの製造工程において、ブラダーをインフレートして第1タイヤ構成部材を押圧変形させ、第2タイヤ構成部材に圧着する工程があり、例えば、成形ドラムに巻き付けたカーカス層の端部をブラダーにより折り返して成形ドラムにセットしたビードコアとビードフィラーとの組立体に圧着する工程がある。また、左右のビードコア間にカーカス層を延設した円筒状の第1成形体をブラダーにより膨径して、ベルト層の外周側にトレッドゴム層を配置した円筒状の第2成形体の内周面に圧着する工程がある。
このようにブラダーを使用して圧着する工程では、圧着するタイヤ構成部材が大きく変形する。そのため、ブラダーにより押圧し過ぎると、圧着するタイヤ構成部材が必要とする以上に変形して肉厚変動が生じ、それがタイヤ品質に悪影響を与える。そこで、このように大きく変形するタイヤ構成部材に加わる圧力を知ることは、タイヤ品質を良好にする上で極めて有効である。
従来、タイヤ構成部材間、例えば折り返されるカーカス層の端部とビードフィラーとの間の接触圧力を測定する方法として、センサマットを使用する方法が提案されている(例えば、特許文献1参照)。しかし、センサマットをブラダーにより大きく押圧変形させるタイヤ構成部材に使用すると、その変形に追従するのが難しいのでタイヤ構成部材の変形を阻害する。そのため、グリーンタイヤを成形する状態と同じ状態での圧力測定ができないという問題がある。
特開2002−67183号公報
本発明の目的は、ブラダーにより押圧変形させるタイヤ構成部材の変形を阻害することなく、タイヤ構成部材に加わる圧力を測定することが可能なタイヤ構成部材の圧力測定方法を提供するものである。
上記目的を達成する本発明のタイヤ構成部材の圧力測定方法は、インフレートしたブラダーにより第1タイヤ構成部材を押圧変形させて第2タイヤ構成部材に圧着した際の、前記ブラダーと前記第1タイヤ構成部材との間の圧力を測定するタイヤ構成部材の圧力測定方法であって、前記ブラダーが押圧する前記第1タイヤ構成部材の押圧面及び/または前記ブラダーの外表面の所定の位置に個々に独立した複数の圧力センサーを間隔をあけて配置した後、前記ブラダーをインフレートして前記第1タイヤ構成部材を押圧変形させて前記第2タイヤ構成部材に圧着する一方、前記複数の圧力センサーにより前記ブラダーと前記第1タイヤ構成部材との間の接触圧力を測定することを特徴とする。
本発明の他のタイヤ構成部材の圧力測定方法は、インフレートしたブラダーにより第1タイヤ構成部材を押圧変形させ第2タイヤ構成部材に圧着した際の、前記第1タイヤ構成部材と前記第2タイヤ構成部材との間の圧力を測定するタイヤ構成部材の圧力測定方法であって、前記第1タイヤ構成部材の圧着面及び/または前記第2タイヤ構成部材の被圧着面の所定の位置に個々に独立した複数の圧力センサーを間隔をあけて配置した後、前記ブラダーをインフレートして前記第1タイヤ構成部材を押圧変形させて前記第2タイヤ構成部材に圧着する一方、前記複数の圧力センサーにより前記第1タイヤ構成部材と前記第2タイヤ構成部材との間の接触圧力を測定することを特徴とする。
本発明の更に他のタイヤ構成部材の圧力測定方法は、左右のビードコア間にカーカス層を延設した円筒状の第1成形体からなる第1タイヤ構成部材をブラダーを用いることなく内側に供給した加圧媒体により直接押圧変形させ、ベルト層の外周側にトレッドゴム層を配置した円筒状の第2成形体からなる第2タイヤ構成部材に圧着した際の、前記第1タイヤ構成部材と前記第2タイヤ構成部材との間の圧力を測定するタイヤ構成部材の圧力測定方法であって、前記第1タイヤ構成部材の圧着面及び/または前記第2タイヤ構成部材の被圧着面の所定の位置に個々に独立した複数の圧力センサーを間隔をあけて配置した後、前記加圧媒体をインフレートして前記第1タイヤ構成部材を押圧変形させて前記第2タイヤ構成部材に圧着する一方、前記複数の圧力センサーにより前記第1タイヤ構成部材と前記第2タイヤ構成部材との間の接触圧力を測定することを特徴とする。
上述した本発明によれば、インフレートしたブラダー等により押圧されて第1タイヤ構成部材が大きく変形しても、圧力センサーが個々に独立して配置されているのでセンサマットのように第1タイヤ構成部材の変形を大きく阻害することがないため、グリーンタイヤを成形する状態に近づけた状態で、第1タイヤ構成部材に加わる圧力を測定することが可能になる。その結果、得られた圧力データに基づいて供給する加圧媒体の圧力やブラダーの構造等を適宜選択することで、圧着する第1タイヤ構成部材が必要以上に変形するのを回避して肉厚変動を抑制することができる。
以下、本発明の実施の形態について添付の図面を参照しながら詳細に説明する。
図1は本発明のタイヤ構成部材の圧力測定方法の一実施形態を示し、1は成形ドラム、2はブラダー、3は未加硫のカーカス層(第1タイヤ構成部材)、4はビードコア5Aの外周側に未加硫のビードフィラー5Bを配置してなるコア/フィラー組立体(第2タイヤ構成部材)である。
図1に示す本発明のタイヤ構成部材の圧力測定方法は、点線で示すようにインフレートしたブラダー2によりカーカス層3の端部3aを押圧変形させてコア/フィラー組立体4に圧着した際の、ブラダー2とカーカス層3の端部3aとの間の圧力を測定する方法であり、ここで使用するブラダー2は、カーカス層3の端部3aをターンアップする(折り返す)ためのブラダーである。
この方法では、先ず、成形ドラム1に巻き付けられたカーカス層3の端部3aのブラダー2が押圧する押圧面3xに、個々に独立した複数の圧力センサー6を所定の間隔で測定する位置に貼り付ける。
ここで使用する圧力センサー6としては、ブラダー2が伸びて変形するため、その変形を許容できるものがよく、例えば、図2に示すように、可撓性を有する樹脂製の配線基板7上に検出素子として感圧導電ゴム8を配置した圧力センサーを好ましく挙げることができる。感圧導電ゴム8は円板状に形成するのがよく、その寸法としては、ゴムの変形速度を考慮すると、直径D5mm以上、厚さt0.5mm〜2.0mmのものが、良好な測定精度を確保する上でよい。直径Dの上限値としては測定部位の精度維持の点から15mm以下にするのがよい。以下に説明する他の実施形態で使用する圧力センサー6も同様である。
カーカス層3の押圧面3xの所定の位置に複数の圧力センサー6を配置した後、ブラダー2内に加圧媒体を供給してブラダー2をインフレートさせる。これにより、インフレートしたブラダー2が成形ドラム1に巻き付けられたカーカス層3の端部3aの押圧面3xを押圧し、点線で示すように端部3aとビードフィラー4Bを変形させて、成形ドラム1にセットしたコア/フィラー組立体4とカーカス層3とを圧着する。
他方、インフレートしたブラダー2が圧力センサー6に接触すると、接触順に圧力センサー6が測定を開始し、その測定した接触圧力に対応した電気信号が各圧力センサー6から不図示の配線を介して、コンピュータなどの演算処理装置(不図示)に入力され、そこでカーカス層3の端部3aの各センサー6を配置した部位でのブラダー2との間の接触圧力が算出される。
このように本発明では、カーカス層端部3aの押圧面3xに個々に独立した複数の圧力センサー6を配置したので、インフレートしたブラダー2により押圧されてカーカス層端部3aが大きく変形しても、センサマットのように圧力センサー6がその変形を大きく阻害することがない。そのため、グリーンタイヤを成形する状態に近づけた状態で、変形するカーカス層3に加わる圧力を測定することが可能になる。従って、得られた圧力データに基づいてブラダー2内に供給する加圧媒体の圧力やブラダー2の構造等を適宜選択することで、ブラダー2により圧着するカーカス層3の端部3aが必要以上に変形するのを回避して肉厚変動を防止することができる。
また、圧力センサー6に感圧導電ゴムを使用することで、センサー自体の大きさを小さくすることができるので、圧力センサー6によるカーカス層端部3aの変形阻害を一層改善することができる。
上記実施形態では、複数の圧力センサー6をカーカス層端部3aの押圧面3xに配置するようにしたが、それに代えて、図3に示すように、カーカス層端部3aの押圧面3xに対応するブラダー2の外表面2aの領域2xに貼り付けるようにしてもよい。また、ブラダー2の外表面2aとカーカス層3の押圧面3xの両者に配置することも可能である。
図4,5は、本発明のタイヤ構成部材の圧力測定方法の他の実施形態を示し、11は左右のビードコア12間に未加硫のカーカス層13を延設した円筒状の第1成形体(第1構成部材)、14は未加硫のベルト層15の外周側に未加硫のトレッドゴム層16を配置した円筒状の第2成形体(第2タイヤ構成部材)、17は第1成形体11を膨径して第2成形体14に圧着してグリーンタイヤにシェーピングするためのシェーピングドラム、18はシェーピング用のブラダーである。
図示する第1成形体11は、ビードコア12とカーカス層13に加えて、カーカス層13の内周側に配置した未加硫のインナーライナー層19、ビードコア12の外周側に配置した未加硫のビードフィラー20、及び未加硫のサイドゴム層21とビードクッションゴム層22を備えている。
図4,5に示す本発明のタイヤ構成部材の圧力測定方法は、インフレートしたブラダー18により第1成形体11を押圧変形させ第2成形体14に圧着した際の、ブラダー18と第1成形体11との間の圧力を測定する方法である。この方法では、先ず、図1に示すような成形ドラムで成形された第1成形体11の内周面(押圧面)11xに、個々に独立した複数の圧力センサー6を所定の間隔で測定する位置に貼り付ける。圧力センサー6は、シェーピングドラム17に第1成形体11を取り付ける前に貼り付けても、シェーピングドラム17に第1成形体11を取り付けた後に貼り付けてもよい。
圧力センサー6を第1成形体11の内周面11xに配置した後、ブラダー18内に加圧媒体を供給してブラダー18をインフレートさせる。これにより、インフレートしたブラダー18が第1成形体11の内周面11xを押圧し、円筒状の第1成形体11を外周側に膨張変形(膨径)させて第2成形体14の内周面14yに圧着する。
他方、インフレートしたブラダー18が圧力センサー6に接触すると、接触順に圧力センサー6が測定を開始し、その測定した接触圧力に対応した電気信号が各圧力センサー6から不図示の配線を介して、コンピュータなどの演算処理装置(不図示)に入力され、そこで第1成形体11の内周面11xの各センサー6を配置した部位でのブラダー18との間の接触圧力が算出される。
このように第1成形体11の内周面11xに個々に独立した複数の圧力センサー6を配置することにより、インフレートしたブラダー18により押圧されて第1成形体11が大きく変形しても、センサマットのように圧力センサー6がその変形を大きく阻害することがないため、グリーンタイヤを成形する状態に近づけた状態で、第1成形体11に加わる圧力を測定することが可能になる。従って、得られた圧力データに基づいてブラダー18内に供給する加圧媒体の圧力やブラダー18の構造等を適宜選択することで、ブラダー18により圧着する第1成形体11が必要以上に変形するのを回避することができる。
また、第1成形体11の内周面11xのセンター部に配置した圧力センサー6Aにおける接触圧力が高くなり過ぎると、加硫金型にセットする際にセクター間でグリーンタイヤ(第2成形体14のトレッド面センター部)が噛まれる不具合が発生するが、そこでの圧力を測定することで、この不具合を解消することが可能になる。
また、ショルダー領域に位置する圧力センサー6Bにおける接触圧力が低いと、ステッチング工程(ブラダー18により第1成形体11を第2成形体14に圧着した後、第2成形体14を第1成形体11に密着させるため、押圧ローラをタイヤ軸方向に移動させながら第2成形体14を外周側から押圧して第1成形体11に密着させる工程)で押圧ローラにより押圧する力が弱くなる不具合が発生するが、そこでの圧力を測定することで、この不具合を解消することができる。
上記図4,5の実施形態では、複数の圧力センサー6を第1成形体11の内周面11xに配置するようにしたが、それに代えて、第1成形体11の内周面11xに対応するブラダー18の外表面18aの領域に貼り付けるようにしてもよい。また、ブラダー18の外表面18aと第1成形体11の押圧面11xの両者に配置することも可能である。
図6は、本発明のタイヤ構成部材の圧力測定方法の更に他の実施形態を示す。この図6に示す本発明のタイヤ構成部材の圧力測定方法は、点線で示すようにインフレートしたブラダー2によりカーカス層3の端部3aを押圧変形させてコア/フィラー組立体4に圧着した際の、カーカス層3の端部3aとコア/フィラー組立体4との間の圧力を測定する方法である。
この方法では、先ず、成形ドラム1に巻き付けられたカーカス層3の端部3aの圧着面3yに、個々に独立した複数の圧力センサー6を所定の間隔で測定する位置に貼り付ける。
カーカス層3の圧着面3yの所定の位置に複数の圧力センサー6を配置した後、ブラダー2内に加圧媒体を供給してブラダー2をインフレートさせる。これにより、インフレートしたブラダー2が成形ドラム1に巻き付けられたカーカス層3の端部3aを押圧し、点線で示すように端部3aとビードフィラー5Bを変形させて、成形ドラム1にセットされたコア/フィラー組立体4とカーカス層3とを圧着する。
他方、圧力センサー6がコア/フィラー組立体4に接触すると、接触順に圧力センサー6が測定を開始し、その測定した接触圧力に対応した電気信号が各圧力センサー6から不図示の配線を介して、コンピュータなどの演算処理装置(不図示)に入力され、そこで各センサー6を配置した部位でのカーカス層3の端部3aとコア/フィラー組立体4との間の接触圧力が算出される。
このようにブラダー2により大きく変形するカーカス層端部3aの圧着面3y側に個々に独立した複数の圧力センサー6を配置し、コア/フィラー組立体4との接触圧力を測定することによっても、上記と同様の効果を得ることができる。
図6の実施形態では、複数の圧力センサー6をカーカス層端部3aの圧着面3yに配置する例を示したが、それに代えて、カーカス層端部3aが圧着されるコア/フィラー組立体4の一方の被圧着面4yや、図7に示すように、カーカス層3の端部3aと共に変形するコア/フィラー組立体4(ビードフィラー5B)の他方の被圧着面4zに貼り付けるようにしてもよい。また、両者に配置することも可能である。
図8は、本発明のタイヤ構成部材の圧力測定方法の更に他の実施形態を示す。この図8に示す本発明のタイヤ構成部材の圧力測定方法は、インフレートしたブラダー18により第1成形体11を押圧変形させ第2成形体14に圧着した際の、第1成形体11と第2成形体14との間の圧力を測定する方法である。
この方法では、先ず、成形ドラムで成形された第1成形体11の外周面(圧着面)11yに、個々に独立した複数の圧力センサー6を所定の間隔で測定する位置に貼り付ける。圧力センサー6は、シェーピングドラム17に第1成形体11を取り付ける前に貼り付けても、シェーピングドラム17に第1成形体11を取り付けた後に貼り付けてもよい。
圧力センサー6を第1成形体11の外周面11yに配置した後、ブラダー18内に加圧媒体を供給してブラダー18をインフレートさせる。これにより、インフレートしたブラダー18が第1成形体11の内周面11xを押圧し、円筒状の第1成形体11を外周側に膨張変形(膨径)させて第2成形体14の内周面(被圧着面)14yに圧着する。
他方、圧力センサー6が第2成形体14の内周面14yに接触すると、接触順に圧力センサー6が測定を開始し、その測定した接触圧力に対応した電気信号が各圧力センサー6から不図示の配線を介して、コンピュータなどの演算処理装置(不図示)に入力され、そこで各センサー6を配置した部位での第1成形体11と第2成形体14との間の接触圧力が算出される。
このようにブラダー18により大きく変形する第1成形体11の外周面11y側に個々に独立した複数の圧力センサー6を配置し、第2成形体14との接触圧力を測定することによっても、上記と同様の効果を得ることができる。また、得られた圧力及び接触順のデータに基づき、ステッチング工程において押圧ローラにより押圧する圧力や移動方向を適宜選択することで、第1成形体11と第2成形体14との間に残留するエアを外部に効果的に排出することも可能になる。
図8の実施形態では、複数の圧力センサー6を第1成形体11の外周面11yに配置する例を示したが、それに代えて、第2成形体14の内周面14yに貼り付けるようにしてもよい。また、第1成形体11の外周面11yと第2成形体14の内周面14yの両者に配置するようにしてもよい。更に、図8の実施形態ではブラダー18を用いる例を示したが、ブラダー18を用いずに、シェーピングドラム17に取り付けた第1成形体11の内側に供給した加圧媒体により直接第1成形体11を内側から押圧変形させ、第2成形体14に圧着するようにしたものであってもよい。
本発明において、上述した圧力センサー6は、上記実施形態では周方向において各部位でそれぞれ1つ配置する例を示すが、必要に応じて周方向の複数個所に配置するようにしてもよい。
本発明のタイヤ構成部材の圧力測定方法の一実施形態の要部を示す部分断面図である。 図1の圧力センサーの一例を示す拡大側面図である。 本発明のタイヤ構成部材の圧力測定方法の他の実施形態の要部を示す部分断面図である。 本発明のタイヤ構成部材の圧力測定方法の更に他の実施形態において、圧力センサーを配置した状態を示す断面図である。 図4の本発明のタイヤ構成部材の圧力測定方法の更に他の実施形態において、ブラダーをインスレートして第1タイヤ構成部材を第2タイヤ構成部材に圧着した状態を示す断面図である。 本発明のタイヤ構成部材の圧力測定方法の更に他の実施形態の要部を示す部分断面図である。 本発明のタイヤ構成部材の圧力測定方法の更に他の実施形態の要部を示す部分断面図である。 本発明のタイヤ構成部材の圧力測定方法の更に他の実施形態の要部を示す断面図である。
符号の説明
1 成形ドラム
2 ブラダー
2a 外表面
3 カーカス層(第1タイヤ構成部材)
3a 端部
3x 押圧面
3y 圧着面
4 コア/フィラー組立体(第2タイヤ構成部材)
4y,4z 被圧着面
5A ビードコア
5B ビードフィラー
6 圧力センサー
8 感圧導電ゴム
11 第1成形体(第1構成部材)
11x 内周面(押圧面)
11y 外周面(圧着面)
12 ビードコア
13 カーカス層
14 第2成形体(第2タイヤ構成部材)
14y 内周面(被圧着面)
15 ベルト層
16 トレッドゴム層
18 ブラダー
18a 外表面

Claims (7)

  1. インフレートしたブラダーにより第1タイヤ構成部材を押圧変形させて第2タイヤ構成部材に圧着した際の、前記ブラダーと前記第1タイヤ構成部材との間の圧力を測定するタイヤ構成部材の圧力測定方法であって、
    前記ブラダーが押圧する前記第1タイヤ構成部材の押圧面及び/または前記ブラダーの外表面の所定の位置に個々に独立した複数の圧力センサーを間隔をあけて配置した後、前記ブラダーをインフレートして前記第1タイヤ構成部材を押圧変形させて前記第2タイヤ構成部材に圧着する一方、前記複数の圧力センサーにより前記ブラダーと前記第1タイヤ構成部材との間の接触圧力を測定するタイヤ構成部材の圧力測定方法。
  2. インフレートしたブラダーにより第1タイヤ構成部材を押圧変形させ第2タイヤ構成部材に圧着した際の、前記第1タイヤ構成部材と前記第2タイヤ構成部材との間の圧力を測定するタイヤ構成部材の圧力測定方法であって、
    前記第1タイヤ構成部材の圧着面及び/または前記第2タイヤ構成部材の被圧着面の所定の位置に個々に独立した複数の圧力センサーを間隔をあけて配置した後、前記ブラダーをインフレートして前記第1タイヤ構成部材を押圧変形させて前記第2タイヤ構成部材に圧着する一方、前記複数の圧力センサーにより前記第1タイヤ構成部材と前記第2タイヤ構成部材との間の接触圧力を測定するタイヤ構成部材の圧力測定方法。
  3. 前記第1タイヤ構成部材が成形ドラムに巻き付けられたカーカス層であり、前記第2タイヤ構成部材が前記成形ドラムにセットしたビードコアと該ビードコアの外周側に配置したビードフィラーからなるコア/フィラー組立体であり、前記インフレートしたブラダーにより前記カーカス層の端部を押圧変形して前記ビードフィラーに圧着する請求項1または2に記載のタイヤ構成部材の圧力測定方法。
  4. 前記第1タイヤ構成部材が左右のビードコア間にカーカス層を延設した円筒状の第1成形体であり、前記第2タイヤ構成部材がベルト層の外周側にトレッドゴム層を配置した円筒状の第2成形体であり、前記インフレートしたブラダーにより前記第1成形体を膨径して前記第2成形体の内周面に圧着する請求項1または2に記載のタイヤ構成部材の圧力測定方法。
  5. 左右のビードコア間にカーカス層を延設した円筒状の第1成形体からなる第1タイヤ構成部材をブラダーを用いることなく内側に供給した加圧媒体により直接押圧変形させ、ベルト層の外周側にトレッドゴム層を配置した円筒状の第2成形体からなる第2タイヤ構成部材に圧着した際の、前記第1タイヤ構成部材と前記第2タイヤ構成部材との間の圧力を測定するタイヤ構成部材の圧力測定方法であって、
    前記第1タイヤ構成部材の圧着面及び/または前記第2タイヤ構成部材の被圧着面の所定の位置に個々に独立した複数の圧力センサーを間隔をあけて配置した後、前記加圧媒体をインフレートして前記第1タイヤ構成部材を押圧変形させて前記第2タイヤ構成部材に圧着する一方、前記複数の圧力センサーにより前記第1タイヤ構成部材と前記第2タイヤ構成部材との間の接触圧力を測定するタイヤ構成部材の圧力測定方法。
  6. 前記圧力センサーを構成する検出素子が感圧導電ゴムからなる請求項1乃至5のいずれかに記載のタイヤ構成部材の圧力測定方法。
  7. 前記感圧導電ゴムを直径5mm〜15mm、厚さ0.5mm〜2.0mmの円板状に形成した請求項6に記載のタイヤ構成部材の圧力測定方法。
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