JP4893887B2 - 充電装置 - Google Patents

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Description

本発明はロボットに搭載されているバッテリを充電する装置に関する。
基体から延設された複数の脚部の動作が制御システムによって制御されることにより、当該複数の脚部で立った状態で静止かつ移動可能なロボットに搭載されているバッテリを充電する装置が提案されている(たとえば、特許文献1参照)。当該充電装置によれば、充電装置側の第1コネクタと、ロボット側の第2コネクタとが接続された状態で、充電用電源からの出力電流が接続状態にある当該2つのコネクタを介してバッテリに供給されることにより、当該バッテリが充電される。
特開平06−031668号公報
しかし、第1および第2コネクタを接続状態から分離状態に切り替えるためにロボットが静止したまま第1コネクタが動かされる場合、当該ロボットに力が作用してその姿勢が不安定になる可能性が生じる。
そこで、本発明は、ロボットがその複数の脚部により立った状態で安定に静止した状態を維持しながら、当該ロボットに搭載されているバッテリを充電することができる装置を提供することを解決課題とする。
本発明は、基体から延設された複数の脚部の動作が制御システムによって制御されることにより、前記複数の脚部で立った状態で静止かつ移動可能なロボットに搭載されているバッテリを充電する装置であって、充電用電源と、第1コネクタと、前記第1コネクタを駆動するコネクタ駆動機構と、前記コネクタ駆動機構の動作を制御する充電制御部とを備え、前記第1コネクタには第1充電用端子及び第1信号用端子が設けられ、前記基体には前記第1コネクタと接続される第2コネクタが設けられ、前記第2コネクタには第2充電用端子及び第2信号用端子が設けられ、前記第1及び第2コネクタの接続状態において、前記第1及び第2充電用端子が接続され、かつ、前記第1及び第2信号用端子が接続される一方、前記第1及び第2コネクタの分離状態において、前記第1及び第2充電用端子が分離され、かつ、前記第1及び第2信号用端子が分離され、前記充電制御部が、前記第1及び第2コネクタの分離状態にあるとき前記ロボットが前記複数の脚部で立ったまま所定位置に所定姿勢で静止している状況を確認したことを要件として、前記第1及び第2コネクタを接続状態にするため、前記コネクタ駆動機構に前記第1コネクタを前進駆動させ、前記制御システムと前記第1及び第2信号用端子を介して通信することにより前記第1及び第2コネクタが接続状態にあることを確認したことを要件として、前記充電用電源からの出力電流により前記第1及び第2充電用端子を介して前記バッテリを充電し、前記第1及び第2コネクタを接続状態から分離状態にするため、前記コネクタ駆動機構に前記第1コネクタを後退駆動させ、前記第1コネクタが後退駆動されている途中で前記第1及び第2信号用端子を介して前記制御システムと通信可能であることを要件として前記第1コネクタの後退駆動量を制限する装置に関する。
前記課題を解決するための第1発明の充電装置は、前記充電制御部が前記コネクタ駆動機構に前記第1コネクタを後退駆動させるとき、前記ロボットが有する傾斜センサから出力される角度信号を前記第1及び第2信号用端子を介して受信することができ、かつ、当該角度信号により表される前記基体の鉛直方向に対する傾斜角度が、前記第1コネクタをそれ以上後退駆動させた場合に前記ロボットの姿勢が不安定になる可能性があるような第1所定角度以上である場合、前記コネクタ駆動機構に前記第1コネクタの後退駆動を停止させることを特徴とする。
第1発明の充電装置によれば、ロボットの位置および姿勢のそれぞれが所定位置および所定姿勢にあることが確認されたことを要件として、第1コネクタが前進駆動される。したがって、ロボットが所定位置に所定姿勢で立って静止している状態が実現されれば、ロボットに姿勢変更等のためのさらなる動作を強いることなく、第1コネクタが前進駆動されることによって第1および第2コネクタが確実に接続されうる。
また、第1および第2信号用端子を介して充電制御部がロボットの制御システムと通信することにより接続状態にあることが確認されたことを要件として、充電用電源の出力電流が第1および第2充電用端子を介してバッテリに供給される。したがって、第1および第2コネクタが接続状態にないにもかかわらず、充電制御部が、バッテリが充電されている状態であると誤認する等の異常事態が回避されうる。
さらに、バッテリの充電完了等のタイミングで第1コネクタが後退駆動されることによって第1および第2コネクタが確実に分離される。そして、ロボットが複数の脚部の動きによって充電装置から離れて移動することができる。
一方、第1コネクタが後退駆動されたにもかかわらず第1および第2コネクタが接続されたままだと、ロボットの基体が第1コネクタに引っ張られるように傾斜する。しかるに、第1および第2コネクタの接続状態が解除されていないため、第1および第2信号用端子の接続状態が維持されていることを利用して、ロボットの姿勢が不安定になる事態が回避されうる。すなわち、充電制御部が第1および第2信号用端子を介して制御システムと通信することが可能な状況では第1コネクタの後退駆動が制限される。したがって、第1コネクタが無条件で後退駆動されることによりロボットの姿勢が不安定になる事態が回避されうる。
さらに、第1コネクタが後退駆動されている途中で、充電制御部によってロボットの傾斜センサから出力された角度信号が受信された場合、当該角度信号により表される基体の傾斜角度が認識されうる。角度信号が受信可能であることは、第1及び第2コネクタの接続状態が維持されていること、ひいては第1コネクタがそれ以上後退駆動されるとロボットの姿勢が不安定になる可能性が高くなることを意味している。そこで、当該傾斜角度が第1所定角度以上であるという判定結果に応じて、第1コネクタの後退駆動が停止される。このため、第1コネクタが第2コネクタから分離されるときに、立ったまま静止しているロボットの姿勢が不安定になる事態が回避されうる。
第2発明の充電装置は、第1発明の充電装置において、前記充電制御部が、前記コネクタ駆動機構に前記第1コネクタの後退駆動を停止させた後、前記第1コネクタを前進駆動させ、前記角度信号により表される前記基体の鉛直方向に対する傾斜角度が前記第1所定角度より小さい第2所定角度以下になったとき、前記コネクタ駆動機構に前記第1コネクタの前進駆動を停止させ、かつ、前記第1コネクタを再び後退駆動させることを特徴とする。
第2発明の充電装置によれば、ロボットの姿勢が不安定にならないうちに、ロボットの姿勢を第1コネクタの後退駆動開始時におけるもとの姿勢に近づけた上で第1コネクタが再び後退駆動される。すなわち、第1及び第2コネクタの分離が不首尾に終わった場合でも、ロボットの姿勢安定を図りながら第1及び第2コネクタの分離が再び試行されうる。
第3発明の充電装置は、第2発明の充電装置において、前記充電制御部が、前記第1及び第2コネクタの接続状態から分離状態への試行回数又は累積時間が閾値を超えた場合、前記コネクタ駆動機構に前記第1コネクタのさらなる後退駆動を停止させることを特徴とする。
第3発明の充電装置によれば、第1コネクタの後退駆動の繰り返し等によって第1及び第2コネクタを分離させることができないような異常状態では、第1コネクタのさらなる後退駆動が禁止されるため、充電装置の動作経済が図られる。
前記課題を解決するための第4発明の充電装置は、前記充電制御部が、前記コネクタ駆動機構に前記第1コネクタを後退駆動させた上で、前記第1コネクタをそれ以上後退駆動させた場合に前記ロボットの姿勢が不安定になる可能性があるような第1所定位置に停止させ、前記制御システムとの通信可否を判定し、当該通信が可能であると判定したことを要件として、前記コネクタ駆動機構による前記第1コネクタのさらなる後退駆動を禁止することを特徴とする。
第4発明の充電装置によれば、第1コネクタが後退駆動された上で第1所定位置に停止された状態で、充電制御部によってロボットの制御システムとの通信可否が判定される。この状態で当該通信が可能であることは、第1及び第2コネクタの接続状態が維持されていることを意味し、さらには第1コネクタがそれ以上後退駆動されるとロボットの姿勢が不安定になる可能性が高くなることを意味している。そこで、当該通信が可能であるという判定結果に応じて、第1コネクタのさらなる後退駆動が禁止される。このため、第1コネクタが第2コネクタから分離されるときに、立ったまま静止しているロボットの姿勢が不安定になる事態が回避されうる。
第5発明の充電装置は、第4発明の充電装置において、前記充電制御部が、前記コネクタ駆動機構による前記第1コネクタの後退駆動を禁止してから、該コネクタ駆動機構に該第1コネクタを前進駆動させた上で第2所定位置に停止させ、該コネクタ駆動機構に該第1コネクタを再び後退駆動させることを特徴とする。
第5発明の充電装置によれば、ロボットの姿勢が不安定にならないうちに、ロボットの姿勢を第1コネクタの後退駆動開始時におけるもとの姿勢に近づけた上で第1コネクタが再び後退駆動される。すなわち、第1及び第2コネクタの分離が不首尾に終わった場合でも、ロボットの姿勢安定を図りながら第1及び第2コネクタの分離が再び試行されうる。
さらに、第6発明の充電装置は、第5発明の充電装置において、前記充電制御部が、前記第1及び第2コネクタの接続状態から分離状態への試行回数又は累積時間が閾値を超えた場合、該コネクタ駆動機構に該第1コネクタのさらなる後退駆動を停止させることを特徴とする。
第6発明の充電装置によれば、第1コネクタの後退駆動の繰り返し等によって第1及び第2コネクタを分離させることができないような異常状態では第1コネクタのさらなる後退駆動が停止されるため、充電装置の動作経済が図られる。
また、第7発明の充電装置は、第1〜第6発明のうちいずれか1つの充電装置において、前記充電制御部が、前記コネクタ駆動機構による前記第1コネクタの後退移動量が増大するにつれて、該コネクタ駆動機構に該第1コネクタの後退駆動速度を段階的又は連続的に低下させることを特徴とする。
第7発明の充電装置によれば、立ったまま静止しているロボットの姿勢が不安定になる蓋然性が高まるにつれて第1コネクタが徐々に低速度で後退駆動される。したがって、ロボットの基体が鉛直方向に対して傾斜している状態で第1及び第2コネクタが分離状態になったとき、基体がそれまで第1コネクタから受けていた力の慣性によって動き続け、立ったまま静止しているロボットの姿勢が不安定になる事態が回避される。
さらに、第8発明の充電装置は、第1〜第7発明のうちいずれか1つの充電装置において、前記第1コネクタに第1係合部が設けられ、前記第2コネクタに第2係合部が設けられ、該第1及び第2コネクタの接続状態において該第1及び第2係合部が係合している一方で、該第1及び第2コネクタの分離状態において該第1及び第2係合部の係合が解除されていることを特徴とする。
第8発明の充電装置によれば、第1及び第2係合部の係合によって第1及び第2コネクタの接続状態の確実が図られる。一方、第1コネクタが後退駆動されるときに第1及び第2係合部の係合が解除されないために第1及び第2コネクタが分離されない場合、前記のように第1コネクタの後退移動が停止等されるため、ロボットの姿勢が不安定になる事態が回避される。
また、第9発明の充電装置は、第8発明の充電装置において、前記第1係合部として前記第1コネクタに設けられたロッドの側壁から径方向に突設されているピンを備え、該ロッドの先端部は前記ロボットが前記所定姿勢で前記所定位置にいる状況で、前記第1充電用端子及び前記第1信号用端子のそれぞれよりも前記第2コネクタの近くに位置し、該ロッドはロッド回転駆動機構により軸回りに回転駆動され、前記第2係合部として該ロッドが軸方向に抜き差しされるチューブの側壁に形成されているガイドの終端部を備え、該ガイドは該ロッドが軸回りに回転しながら軸方向に動かされて該チューブに抜き差しされるときに該ピンを該チューブの周方向に案内し、前記充電制御部が該ロッド回転駆動機構によって該ロッドを軸回りに回転させ、かつ、該ロッドが軸方向に移動するように前記コネクタ駆動機構に前記第1コネクタを前進駆動又は後退駆動させることを特徴とする。
第9発明の充電装置によれば、ロッドが軸回りに、たとえば時計回りに回転駆動されながら第1コネクタが前進駆動される。これにより、ロッドの側壁に突設されたピンがチューブの側壁に形成されたガイドによってガイドの後端部に向かって案内されながら、ロッドがチューブに徐々に挿入される。さらに、第1充電用端子及び第1信号用端子のそれぞれが、第2充電用端子及び第2信号用端子のそれぞれに接続される。また、第1及び第2コネクタの位置が若干ずれていても、ロッドがチューブに挿入されていく過程で第1及び第2コネクタの当該位置ずれが補正される。そして、ピンがガイドの終端部に係合することにより第1及び第2コネクタの接続状態の確実を図ることができる。
一方、ロッドが軸回りにたとえば反時計回りに回転駆動されながら第1コネクタが後退駆動される。これにより、ピンがガイドによってガイドの先端部に向かって案内されながら、ロッドがチューブから徐々に引き抜かれる。また、第1充電用端子および第1信号用端子のそれぞれが、第2充電用端子および第2信号用端子のそれぞれから分離される。そして、ピンおよびガイドが引っかかっている等の原因により、第1および第2コネクタが分離状態にならない場合でも、第1コネクタの後退駆動が停止等されるため、ロボットの姿勢が不安定になる事態が回避される。
さらに、第10発明の充電装置は、第1〜第9発明のうちいずれか1つの充電装置において、前記第1及び前記第2コネクタが接続状態にあるとき、前記基体の変位にともなう該第2コネクタの変位に追従しうるように前記コネクタを保持するコンプライアンス機構を備えていることを特徴とする。
第10発明の充電装置によれば、第1及び第2コネクタが接続状態にあるときにロボットが動作することにより基体が変位した場合、基体の変位にともなう第2コネクタの変位に第1コネクタを追従変位させることができる。したがって、ロボットの動作によって第1及び第2コネクタに損傷をきたすような無理な力が各コネクタに作用する事態が回避されうる。
本発明の充電装置の実施形態について図面を用いて説明する。まず、充電装置およびその充電対象であるバッテリが搭載されているロボットの構成について説明する。
図1に示されている充電装置1は充電用電源10の出力電流によりロボット2に搭載されているバッテリ20を充電するための装置である。
充電装置1は充電用電源10と、充電装置1の動作を制御等する充電制御部11と、第1コネクタ12と、コネクタ駆動機構13とを備えている。また、充電装置1はロボット2のかかと部分に設けられた第1マークM1を赤外光等の光を利用して検知する第1センサ111と、ロボット2の基体P0の背面に設けられた第2マークM2を赤外光等の光を利用して検知する第2センサ112とを備えている。
図2および図3に示されているように第1コネクタ12には第1充電用端子122、第1信号用端子124およびロッド126が並列に水平方向に突出して設けられている。ロッド126の側壁には一対のピン(第1係合部)127が突設されている。ロッド126はコンプライアンス機構によって径方向への動きまたはぶれが可能な状態で第1コネクタ12に取り付けられている。
コネクタ駆動機構13はシリンダ式の駆動機構である。図3に示されているようにコネクタ駆動機構13は、基礎130と、先端部に第1コネクタ12が取り付けられているスライダ131と、スライダ131を基礎130の上でスライド往復させるシリンダロッド132と、シリンダロッド132をその径方向への動きまたはぶれが可能な状態で保持するコンプライアンス機構134と、ロッド126を軸回りに回転駆動するロッド回転駆動機構136とを備えている。第1コネクタ12の位置はシリンダロッド132によるスライダ131の駆動量に基づいて測定される。
ロボット2はヒューマノイドロボットであり、基体P0の上方に配置された頭部P1と、基体P0の上部に上部両側から延設された左右の腕部P2と、左右の腕部P2のそれぞれの先端に設けられている手部P4と、基体P0の下部から下方に延設された左右の脚部P3と、左右の脚部P3のそれぞれの先端に設けられている足部P5とを備えている。ロボット2はバッテリ20と、ロボット1の動作を制御等する制御システム21と、基体P0の背面側に設けられている第2コネクタ22とを備えている。ロボット2は頭部P1に搭載された頭カメラ211と、基体P0の前面側下部に設けられている腰カメラ212とを備えている。ロボット2は基体P0の鉛直方向に対する傾斜角度に応じた信号を出力する傾斜センサ216のほか、腕部P2や脚部P3等の各関節角度に応じた信号を出力するロータリーエンコーダ、および手部P4や足部P5等に作用する力に応じた信号を出力する6軸力センサ等の種々のセンサを備えている。さらに、ロボット2は腕部P2、手部P4および脚部P3等の駆動源として各関節部分等に設けられたアクチュエータを備えている。
図2および図4に示されているように第2コネクタ22には第2充電用端子222、第2信号用端子224およびチューブ226が並列に設けられている。チューブ226の側壁が部分的に切り欠かれてガイド(第2係合部)227が形成されている。
第1コネクタ12および第2コネクタ22の接続状態において、第1充電用端子122および第2充電用端子222が接続され、第1信号用端子124および第2信号用端子224が接続され、ロッド126がチューブ226に挿入され、かつ、ピン127がガイド227の終端部に係合している。一方、第1コネクタ12および第2コネクタ22の分離状態において、第1充電用端子122および第2充電用端子222が離反され、第1信号用端子124および第2信号用端子224が離反され、ピン127がガイド227の終端部との係合が解除され、かつ、ロッド126がチューブ226から引き抜かれている。
前記構成の充電装置1の機能について説明する。
まず、ロボット2が位置および姿勢のそれぞれを所定位置および所定姿勢に一致させるように制御する。たとえば図5(a)に示されているように充電装置1に近づくように移動し、図5(b)に示されているように充電装置1に背を向けて立ち、図5(c)に示されているように後ろ向きに移動した上で立ったまま静止する。ロボット2の制御システム21は頭カメラ211により撮像された画像から充電装置1の存在を認識し、また、腰カメラ212により撮像されたフロアマークFM1およびFM2の位置および姿勢に基づき、充電装置1に対する立ち位置および姿勢を認識することができる。
一方、充電装置1においては充電制御部11により「第1制御処理」が実行される。具体的には、充電装置1が商業用電源に接続された等のタイミングで第1センサ111がOFFからONに切り替えられ(図6/S102)、第1コネクタ12および第2コネクタ22の接続試行回数を表す指数mが初期値「0」にリセットされる(図6/S104)。なお、第1センサ111は定常的にONとされていてもよい。また、第1センサ111によりロボット2のかかと部分(足部P5の後側)に付されている第1マークM1が検知されたことを要件として(図6/S106‥YES)、第2センサ112がOFFからONに切り替えられる(図6/S108)。また、第2センサ112によりロボット2の基体P0の背面に付されている第2マークM2が検知されたことを要件として(図6/S112‥YES)、コネクタ駆動機構13により第1コネクタ12が前進駆動または第2コネクタ22に接近する方向に駆動される(図6/S114)。
その後、第1コネクタ12が一定時間内に中間位置に到達したか否かが判定される(図6/S116)。当該判定結果が肯定的であった場合(図6/S116‥YES)、第1コネクタ12がさらに前進駆動される(図6/S118)。また、第1コネクタ12が一定時間内に接続位置に到達したか否かが判定される(図6/S120)。第1コネクタ12が当該接続位置にあるとき、ロッド126の先端部がチューブ226に挿入され、かつ、ピン127がガイド227の先端部に案内されている。
当該判定結果が肯定的であった場合(図6/S120‥YES)、コネクタロック駆動が実行される(図6/S122)。このとき、ロッド回転駆動機構136によりロッド126が軸回りに一定方向に回転駆動される。また、第1コネクタ12がコネクタロックの実現を補助するために前進駆動される。これにより、ロッド126の側壁に突設されているピン127がチューブ226のガイド227により案内されながら、ロッド126がチューブ226に徐々に挿入され、ピン127がガイド227の終端部にいたって係合してコネクタロックが実現される。コネクタロックの実現により第1コネクタ12および第2コネクタ22が接続状態になる。すなわち、第1充電用端子122および第2充電用端子222が接続され、かつ、第1信号用端子124および第2信号用端子224が接続される。
さらに、ロッド回転駆動機構136によるロッド126の回転角度に基づき、一定時間内にコネクタロックが終了したか否かが判定される(図6/S124)。そして、当該判定結果が肯定的である場合(図6/S124‥YES)、第1コネクタ12の前進駆動が停止され(図6/S126)、第2センサ112がONからOFFに切り替えられる(図6/S128)。また、充電制御部11が第1信号用端子124および第2信号用端子224を介して制御システム21と通信することによりバッテリ20の帯電量(SOC)等を認識した上で、バッテリ20の充電が開始される(図6/S130)。これにより、充電用電源10からの出力電流が第1充電用端子122および第2充電用端子222を介してロボット2に供給され、バッテリ20が充電される。
なお、第2センサ112により第2マークM2が検知されなかった場合(図6/S112‥NO)、第2センサ112がONからOFFに切り替えられる(図6/S136)。また、指数mが閾値「3」以下であることを要件として(図6/S148‥NO)、第1センサ111による第1マークM1の検知(図6/S016参照)以降の処理が繰り返される。一方、指数mが閾値「3」を超えたことを要件として、第1制御処理の実行が禁止され、スピーカ(図示略)から音が出力される等の異常対応処理が実行される(図6/S148‥YES,S150)。
また、第1コネクタ12が一定時間内に中間位置または接続位置に到達しなかった場合(図6/S116‥NO,S120‥NO)、第1コネクタ12の前進駆動が停止される(図6/S138)。また、第2センサ112がONからOFFに切り替えられ(図6/S140)、かつ、第1コネクタ12が後退駆動される(図6/S142)。また、一定時間内に第1コネクタ12が初期位置に復帰したか否かが判定される(図6/S144)。そして、当該判定結果が肯定的である場合(図6/S144‥YES)、第1コネクタ12の後退駆動が停止される(図6/S146)。さらに、指数mが3以下であることを要件として(図6/S148‥NO)、第1センサ111による第1マークM1の検知(図6/S016参照)以降の処理が繰り返される。一方、指数mが3より大きいことを要件として(図6/S148‥YES)、異常対応処理が実行される(図6/S150)。
さらに、ピン127がガイド227の途中で引っかかった等の原因により、一定時間内にコネクタロックが終了しなかった場合(図6/S124‥NO)、コネクタアンロック駆動が実行される(図6/S132)。このとき、ロッド回転駆動機構136によりロッド126が軸回りにコネクタロック駆動時とは反対方向に回転駆動される。また、第1コネクタ12がコネクタアンロックの実現を補助するために後退駆動されてもよい。これにより、ロッド126の側壁に突設されているピン127がチューブ226のガイド227により案内されながら、ロッド126がチューブ226から徐々に引き抜かれてコネクタアンロックが実現される。コネクタアンロックの実現により第1コネクタ12および第2コネクタ22が分離状態になる。すなわち、第1充電用端子122および第2充電用端子222が分離され、かつ、第1信号用端子124および第2信号用端子224が分離される。
また、ロッド回転駆動機構136によるロッド126の回転角度に基づき、一定時間内にコネクタアンロックが実現されたか否かが判定される(図6/S134)。当該判定結果が肯定的である場合、第1コネクタ12が一定時間内に中間位置または接続位置に到達しなかったと判定された場合と同様に、第2センサ112がONからOFFに切り替えられる等の処理が実行される(図6/S134‥YES,S140等参照)。一方、当該判定結果が否定的である場合、異常対応処理が実行される(図6/S134‥NO,S150)。
バッテリ20の充電開始後、充電装置1において充電制御部11により「第2制御処理」が実行される。具体的には、第1コネクタ12および第2コネクタ22の分離試行回数を表す指数nが初期値「0」にリセットされる(図7/S202)。また、制御システム21から出力される、バッテリ20の充電が終了したことを表す充電完了信号の有無が判定される(図7/S204)。当該判定結果が否定的であった場合(図7/S204‥NO)、制御システム21から出力される、ロボット2が充電装置1から離れて移動することを示す充電終了指令信号の有無が判定される(図7/S206)。充電完了信号または充電終了指令信号があったと判定された場合(図7/S204‥YES,S206‥YES)、充電用電源10からバッテリ20への電流供給が停止される(図7/S208)。
その上で、コネクタアンロック駆動が実行され(図7/S210)、一定時間内にコネクタアンロックが終了したか否かが判定される(図7/S212)。一定時間内にコネクタアンロックが終了したと判定された場合(図7/S212‥YES)、コネクタ駆動機構13により第1コネクタ12が後退駆動される(図7/S214)。
また、傾斜センサ216から出力される、図9に示されているようなロボット2の基体P0の鉛直方向に対する傾斜角度θを表す角度信号の有無が判定される(図7/S220)。角度信号がないと判定された場合(図7/S220‥YES)、第1コネクタ12が初期位置に復帰したか否かが判定される(図7/S260)。当該判定結果が否定的である場合(図7/S260‥NO)、第1コネクタ12の後退駆動が継続される(図7/S214)。一方、当該判定結果が肯定的である場合(図7/S260‥YES)、第1コネクタ12の後退駆動が停止される(図7/S262)。これにより充電装置1の一連の動作が終了する。
一方、角度信号があると判定された場合(図7/S220‥NO)、当該角度信号により表される傾斜角度θが第1所定角度θ1未満であるか否かが判定される(図7/S222)。そして、基体P0の傾斜角度θが第1所定角度θ1未満であると判定された場合(図7/S222‥YES)、第1コネクタ12の後退駆動が継続される(図7/S214)。一方、基体P0の傾斜角度θが第1所定角度θ1以上であると判定された場合(図7/S222‥NO)、コネクタ駆動機構13により第1コネクタ12の後退駆動が停止され(図7/S224)、かつ、前進駆動される(図7/S226)。
さらに、基体P0の傾斜角度θが第1所定角度θ1より小さい第2所定角度θ2以下になったか否かが判定される(図7/S228)。そして、基体P0の傾斜角度θが第2所定角度θ2より大きいと判定された場合(図7/S228‥NO)、第1コネクタ12の前進駆動が継続される(図7/S226)。一方、基体P0の傾斜角度θが第2所定角度θ2以下であると判定された場合(図7/S228‥YES)、コネクタ駆動機構13により第1コネクタ12の前進駆動が停止され(図7/S270)、かつ、指数nが1だけ増加される(図7/S272)。
そして、指数nが閾値「3」以下であることを要件として(図7/S274‥NO)、第1コネクタ12が再び後退駆動される等、一連の処理が繰り返される(図7/S214等参照)。一方、指数nが閾値「3」を超えたことを要件として(図7/S274‥NO)、異常対応処理が実行される(図7/S276)。なお、一定時間内にコネクタアンロックが終了しない場合も(図7/S212‥NO)、異常対応処理が実行される(図7/S276)。
前記機能を発揮する充電装置1によれば、ロボット2の位置および姿勢のそれぞれが所定位置および所定姿勢にあることが確認されたことを要件として、第1コネクタ12が前進駆動される(図5(c),図6/S106,S110,S112,S114,S118参照)。したがって、ロボット2が所定位置に所定姿勢で立って静止している状態が実現されれば、ロボット2に姿勢変更等のためのさらなる動作を強いることなく、第1コネクタ12が前進駆動されることによって第1コネクタ12および第2コネクタ22が確実に接続されうる。
また、第1信号用端子124および第2信号用端子224を介して充電制御部11がロボット2の制御システム21と通信することにより接続状態にあることが確認されたことを要件として、充電用電源10の出力電流が第1充電用端子122および第2充電用端子222を介してバッテリ20に供給される(図6/S124,S130参照)。したがって、第1コネクタ12および第2コネクタ22が接続状態にないにもかかわらず、充電制御部11が、バッテリ20が充電されている状態であると誤認する等の異常事態が回避されうる。
さらに、バッテリ20の充電完了等のタイミングで第1コネクタ12が後退駆動されることによって第1コネクタ12および第2コネクタ22が確実に分離される(図7/S214,S262参照)。そして、ロボット2が複数の脚部P4の動きによって充電装置1から離れて移動することができる。
一方、第1コネクタ12が後退駆動されたにもかかわらず第1コネクタ12および第2コネクタ22が接続されたままだと、図9に示されているようにロボット2の基体P0が第1コネクタ12により後方に引っ張られるように傾斜する。しかるに、第1コネクタ12および第2コネクタ22の接続状態が解除されていないため、第1信号用端子124および第2信号用端子224の接続状態が維持されていることを利用して、ロボット2の姿勢が不安定になる事態が回避されうる。すなわち、第1コネクタ12が後退駆動されている途中で、充電制御部によってロボット2の傾斜センサ212から出力された角度信号が受信された場合、当該角度信号により表される基体P0の傾斜角度θが認識されうる(図7/S220,S222参照)。角度信号が受信可能であることは、第1コネクタ12および第2コネクタ22の接続状態が維持されていること、ひいては第1コネクタ12がそれ以上後退駆動されるとロボット2の姿勢が不安定になる可能性が高くなることを意味している(図9参照)。そこで、当該傾斜角度θが第1所定角度θ1以上であるという判定結果に応じて、第1コネクタ12の後退駆動が停止される(図7/S222,S224参照)。このため、第1コネクタ12が第2コネクタ22から分離されるときに、立ったまま静止しているロボット2の姿勢が不安定になる事態が回避されうる。
さらに、第1コネクタ12の後退駆動の停止後、第1コネクタ12が前進駆動される(図7/S224,S226参照)。そして、当該傾斜角度θが第1所定角度θ1より小さい第2所定角度θ2以下になったとき、第1コネクタ12の前進駆動が停止され、かつ、第1コネクタ12が再び後退駆動される(図7/S228,S270,S214参照)。これにより、ロボット2の姿勢が不安定にならないうちに、ロボット2の姿勢を第1コネクタ12の後退駆動開始時におけるもとの姿勢に近づけた上で第1コネクタ12が再び後退駆動される。すなわち、第1コネクタ12および第2コネクタ22の分離が不首尾に終わった場合でも、ロボット2の姿勢安定を図りながら第1コネクタ12および第2コネクタ22の分離が再び試行されうる。
また、第1コネクタ12および第2コネクタ22の分離試行回数nが閾値3を超えた場合、第1コネクタ12のさらなる後退駆動が停止される(図6/S274,S276)。これにより、第1コネクタ12の後退駆動等の繰り返しによって第1コネクタ12および第2コネクタ22を分離させることができないような異常状態では、第1コネクタ12のさらなる後退駆動が禁止されるため、充電装置1の動作経済が図られる。
さらに、シリンダロッド132の軸方向へのぶれを吸収するコンプライアンス機構134が設けられている(図3参照)。このため、第1コネクタ12および第2コネクタ22が接続状態にあるときにロボット2がその場で腕部P2を振る等、動作することにより基体P0が変位した場合、基体P0の変位にともなう第2コネクタ22の変位に第1コネクタ12を追従変位させることができる。したがって、ロボット2の動作によって第1コネクタ12および第2コネクタ22に損傷をきたすような無理な力が作用する事態が回避されうる。
なお、前記実施形態では角度信号に基づいて第1コネクタ12の後退駆動が制限された(図7/S220,S222,S224参照)。そのほか、第1コネクタ12が後退駆動される途中で、充電制御部11により制御システム21との通信可否が定常的に判定され(通信信号が角度信号に限定されない。)、当該通信が可能であると判定されたことを要件として、第1コネクタ12の後退駆動が制限されてもよい。これにより、第1コネクタ12および第2コネクタ22の接続状態が解除されていないため、第1信号用端子124および第2信号用端子224の接続状態が維持されていることを利用して、ロボット2の姿勢が不安定になる事態が回避されうる。すなわち、充電制御部11が第1信号用端子124および第2信号用端子224を介して制御システム21と通信することが可能な状況では第1コネクタ12の後退駆動が制限される。したがって、第1コネクタ12が無条件で後退駆動されることによりロボット2の姿勢が不安定になる事態が回避されうる。
また、第1コネクタ12の後退駆動の途中で、充電制御部11により制御システム21との通信可否が断続的に判定され、当該通信が可能であると判定されたことを要件として、第1コネクタ12の後退駆動が制限されてもよい。たとえば、第2制御処理の一部の処理(図7/S220,S222,S224,S226,S228参照)が、図8に示されているような処理に置換されてもよい。図8において図7と共通する処理については説明を省略する。
コネクタアンロック終了後、第1コネクタ12が第1所定位置に到達したことを要件として第1コネクタ12の後退駆動が停止される(図8/S240‥YES,S242)。このとき、制御システム21との通信可否が判定される(図8/S244)。そして、当該通信が不可能であると判定された場合、第1コネクタ12が再び後退駆動される(図8/S244‥YES,S246)。一方、当該通信が可能であると判定されたことを要件として、第1コネクタ12のさらなる後退駆動が禁止され、第1コネクタ12が前進駆動される(図8/S244‥NO,S248)。また、第1コネクタ12が第2所定位置に到達したことを要件として第1コネクタ12の前進駆動が停止され、かつ、第1コネクタ12が再び後退駆動される(図8/S250‥YES,S270,S272)。
当該構成の充電装置1によれば、第1コネクタ12が後退駆動された上で第1所定位置に停止された状態で、充電制御部11によってロボット2の制御システム21との通信可否が判定される(図8/S244参照)。この状態で当該通信が可能であることは、第1コネクタ12および第2コネクタ22の接続状態が維持されていることを意味し、さらには第1コネクタ12がそれ以上後退駆動されるとロボット2の姿勢が不安定になる可能性が高くなることを意味している(図9参照)。そこで、当該通信が可能であるという判定結果に応じて、第1コネクタ12のさらなる後退駆動が禁止される。このため、第1コネクタ12が第2コネクタ22から分離されるときに、立ったまま静止しているロボット2の姿勢が不安定になる事態が回避されうる。
さらに、ロボット2の姿勢が不安定にならないうちに、ロボット2の姿勢を第1コネクタ12の後退駆動開始時におけるもとの姿勢に近づけた上で第1コネクタ12が再び後退駆動される(図8/S248,S250,S270,S272参照)。すなわち、第1コネクタ12および第2コネクタ22の分離が不首尾に終わった場合でも、ロボット2の姿勢安定を図りながら第1コネクタ12および第2コネクタ22の分離が再び試行されうる。
また、充電制御部11が、コネクタ駆動機構13による第1コネクタ12の後退移動量が増大するにつれて、コネクタ駆動機構13に第1コネクタ12の後退駆動速度を段階的または連続的に低下させてもよい。これにより、立ったまま静止しているロボット2の姿勢が不安定になる蓋然性が高まるにつれて第1コネクタ12が徐々に低速度で後退駆動される(図9参照)。したがって、ロボット2の基体P0が鉛直方向に対して傾斜している状態で第1コネクタ12および第2コネクタ22が分離状態になったとき、基体P0がそれまで第1コネクタ12から受けていた力の慣性によって動き続け、立ったまま静止しているロボット2の姿勢が不安定になる事態が回避される。
前記実施形態では第1コネクタ12は水平方向に進退駆動されたが、他の実施形態として後退駆動時にロボット2に水平方向成分の力が作用するようなあらゆる方向に第1コネクタ12が進退駆動されてもよい。
充電装置およびロボットの構成説明図。 第1および第2コネクタの構成説明図。 本発明の充電装置の構成説明図。 第2コネクタの構成説明図。 ロボットによる位置および姿勢制御方法の説明図。 本発明の充電装置による第1制御処理の説明図。 本発明の充電装置による第2制御処理(その1)の説明図。 本発明の充電装置による第2制御処理(その2)の説明図。 充電装置およびロボットの状態例示図。
1‥充電装置、2‥ロボット、10‥充電用電源、11‥充電制御部、12‥第1コネクタ、13‥コネクタ駆動機構、20‥バッテリ、21‥制御システム、22‥第2コネクタ、122‥第1充電用端子、124‥第1信号用端子、126‥ロッド、127‥ピン(第1係合部)、136‥ロッド駆動機構、222‥第2充電用端子、224‥第2信号用端子、226‥チューブ、227‥ガイド(第2係合部)、P0‥基体。

Claims (10)

  1. 基体から延設された複数の脚部の動作が制御システムによって制御されることにより、前記複数の脚部で立った状態で静止かつ移動可能なロボットに搭載されているバッテリを充電する装置であって、
    充電用電源と、第1コネクタと、前記第1コネクタを駆動するコネクタ駆動機構と、前記コネクタ駆動機構の動作を制御する充電制御部とを備え、前記第1コネクタには第1充電用端子及び第1信号用端子が設けられ、
    前記基体には前記第1コネクタと接続される第2コネクタが設けられ、前記第2コネクタには第2充電用端子及び第2信号用端子が設けられ、前記第1及び第2コネクタの接続状態において、前記第1及び第2充電用端子が接続され、かつ、前記第1及び第2信号用端子が接続される一方、前記第1及び第2コネクタの分離状態において、前記第1及び第2充電用端子が分離され、かつ、前記第1及び第2信号用端子が分離され、
    前記充電制御部が、
    前記第1及び第2コネクタの分離状態にあるとき前記ロボットが前記複数の脚部で立ったまま所定位置に所定姿勢で静止している状況を確認したことを要件として、前記第1及び第2コネクタを接続状態にするため、前記コネクタ駆動機構に前記第1コネクタを前進駆動させ、
    前記制御システムと前記第1及び第2信号用端子を介して通信することにより前記第1及び第2コネクタが接続状態にあることを確認したことを要件として、前記充電用電源からの出力電流により前記第1及び第2充電用端子を介して前記バッテリを充電し、
    前記第1及び第2コネクタを接続状態から分離状態にするため、前記コネクタ駆動機構に前記第1コネクタを後退駆動させ、前記第1コネクタが後退駆動されている途中で前記第1及び第2信号用端子を介して前記制御システムと通信可能であることを要件として前記第1コネクタの後退駆動量を制限し、
    前記充電制御部が前記コネクタ駆動機構に前記第1コネクタを後退駆動させるとき、前記ロボットが有する傾斜センサから出力される角度信号を前記第1及び第2信号用端子を介して受信することができ、かつ、当該角度信号により表される前記基体の鉛直方向に対する傾斜角度が、前記第1コネクタをそれ以上後退駆動させた場合に前記ロボットの姿勢が不安定になる可能性があるような第1所定角度以上である場合、前記コネクタ駆動機構に前記第1コネクタの後退駆動を停止させることを特徴とする充電装置。
  2. 請求項記載の充電装置であって、
    前記充電制御部が、前記コネクタ駆動機構に前記第1コネクタの後退駆動を停止させた後、前記第1コネクタを前進駆動させ、前記角度信号により表される前記基体の鉛直方向に対する傾斜角度が前記第1所定角度より小さい第2所定角度以下になったとき、前記コネクタ駆動機構に前記第1コネクタの前進駆動を停止させ、かつ、前記第1コネクタを再び後退駆動させることを特徴とする充電装置。
  3. 請求項記載の充電装置であって、
    前記充電制御部が、前記第1及び第2コネクタの接続状態から分離状態への試行回数又は累積時間が閾値を超えた場合、前記コネクタ駆動機構に前記第1コネクタのさらなる後退駆動を停止させることを特徴とする充電装置。
  4. 基体から延設された複数の脚部の動作が制御システムによって制御されることにより、前記複数の脚部で立った状態で静止かつ移動可能なロボットに搭載されているバッテリを充電する装置であって、
    充電用電源と、第1コネクタと、前記第1コネクタを駆動するコネクタ駆動機構と、前記コネクタ駆動機構の動作を制御する充電制御部とを備え、前記第1コネクタには第1充電用端子及び第1信号用端子が設けられ、
    前記基体には前記第1コネクタと接続される第2コネクタが設けられ、前記第2コネクタには第2充電用端子及び第2信号用端子が設けられ、前記第1及び第2コネクタの接続状態において、前記第1及び第2充電用端子が接続され、かつ、前記第1及び第2信号用端子が接続される一方、前記第1及び第2コネクタの分離状態において、前記第1及び第2充電用端子が分離され、かつ、前記第1及び第2信号用端子が分離され、
    前記充電制御部が、
    前記第1及び第2コネクタの分離状態にあるとき前記ロボットが前記複数の脚部で立ったまま所定位置に所定姿勢で静止している状況を確認したことを要件として、前記第1及び第2コネクタを接続状態にするため、前記コネクタ駆動機構に前記第1コネクタを前進駆動させ、
    前記制御システムと前記第1及び第2信号用端子を介して通信することにより前記第1及び第2コネクタが接続状態にあることを確認したことを要件として、前記充電用電源からの出力電流により前記第1及び第2充電用端子を介して前記バッテリを充電し、
    前記第1及び第2コネクタを接続状態から分離状態にするため、前記コネクタ駆動機構に前記第1コネクタを後退駆動させ、前記第1コネクタが後退駆動されている途中で前記第1及び第2信号用端子を介して前記制御システムと通信可能であることを要件として前記第1コネクタの後退駆動量を制限し、
    前記充電制御部が、前記コネクタ駆動機構に前記第1コネクタを後退駆動させた上で、前記第1コネクタをそれ以上後退駆動させた場合に前記ロボットの姿勢が不安定になる可能性があるような第1所定位置に停止させ、前記制御システムとの通信可否を判定し、当該通信が可能であると判定したことを要件として、前記コネクタ駆動機構による前記第1コネクタのさらなる後退駆動を禁止することを特徴とする充電装置。
  5. 請求項記載の充電装置であって、
    前記充電制御部が、前記コネクタ駆動機構による前記第1コネクタの後退駆動を禁止してから、前記コネクタ駆動機構に前記第1コネクタを前進駆動させた上で第2所定位置に停止させ、前記コネクタ駆動機構に該第1コネクタを再び後退駆動させることを特徴とする充電装置。
  6. 請求項記載の充電装置であって、
    前記充電制御部が、前記第1及び第2コネクタの接続状態から分離状態への試行回数又は累積時間が閾値を超えた場合、前記コネクタ駆動機構に前記第1コネクタのさらなる後退駆動を停止させることを特徴とする充電装置。
  7. 請求項1〜のうちいずれか1つに記載の充電装置において、
    前記充電制御部が、前記コネクタ駆動機構による前記第1コネクタの後退移動量が増大するにつれて、前記コネクタ駆動機構に前記第1コネクタの後退駆動速度を段階的又は連続的に低下させることを特徴とする充電装置。
  8. 請求項1〜のうちいずれか1つに記載の充電装置において、
    前記第1コネクタに第1係合部が設けられ、前記第2コネクタに第2係合部が設けられ、前記第1及び第2コネクタの接続状態において前記第1及び第2係合部が係合している一方で、前記第1及び第2コネクタの分離状態において前記第1及び第2係合部の係合が解除されていることを特徴とする充電装置。
  9. 請求項記載の充電装置において、
    前記第1係合部として前記第1コネクタに設けられたロッドの側壁から径方向に突設されているピンを備え、前記ロッドの先端部は前記ロボットが前記所定姿勢で前記所定位置にいる状況で、前記第1充電用端子及び前記第1信号用端子のそれぞれよりも前記第2コネクタの近くに位置し、前記ロッドはロッド回転駆動機構により軸回りに回転駆動され、
    前記第2係合部として前記ロッドが軸方向に抜き差しされるチューブの側壁に形成されているガイドの終端部を備え、前記ガイドは前記ロッドが軸回りに回転しながら軸方向に動かされて前記チューブに抜き差しされるときに前記ピンを前記チューブの周方向に案内し、
    前記充電制御部が前記ロッド回転駆動機構によって前記ロッドを軸回りに回転させ、かつ、前記ロッドが軸方向に移動するように前記コネクタ駆動機構に前記第1コネクタを前進駆動又は後退駆動させることを特徴とする充電装置。
  10. 請求項1〜のうちいずれか1つに記載の充電装置において、前記第1及び前記第2コネクタが接続状態にあるとき、前記基体の変位にともなう前記第2コネクタの変位に追従しうるように前記コネクタを保持するコンプライアンス機構を備えていることを特徴とする充電装置。
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