JP4883538B2 - 剥離装置 - Google Patents

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Description

本発明は、シート状粘着材を被覆しているセパレータを剥離する剥離装置に関する。
両面テープ等の粘着材を介して、2つの被着体を貼り合わせることがある。このような貼り合わせの過程は、一般的に以下のように進行する。まず、一面がセパレータに覆われた粘着材を一方の被着体に貼付する。続いて、該セパレータを剥離して粘着材の他面を露出させた後、他方の被着体を貼着する。
被着体同士を綺麗に貼り合わせるためには、セパレータを綺麗に剥離すること、即ち、露出した粘着材の面がフラットで凹凸がない状態であることが求められる。このセパレータを剥離可能な手法としては、人の手で一枚一枚剥離する手法の他、特許文献1或いは特許文献2に開示の手法が挙げられる。
特許文献1では、薄板状物品の表面に貼付した粘着性の保護フィルムの表面に剥離用粘着テープを圧着して、この粘着テープの粘着力によって保護フィルムを薄板状物品から剥離する手法について開示されている。
また、特許文献2では、基板に貼り付けられている薄膜の一部を引き起こす薄膜引起手段によって薄膜を引き起こし、その引き起こされた薄膜と基板の間に圧縮空気を吹き付けて薄膜を剥離する手法について開示されている。
特開昭59−174677号公報 特開昭62−50835号公報
人の手によりセパレータを剥離する場合、セパレータと粘着材との剥離角度やセパレータを引っ張る速度を一定にして行うことができないことから、粘着材が被着体から浮いてしまう等の問題がある。
特許文献1に開示の剥離方法では、剥離用粘着テープを消費するので、ランニングコストが高いという問題がある。
また、一般的にセパレータの縁は粘着材の外周から張り出していることから、剥離用粘着テープをセパレータに圧着させる際、セパレータの外周と剥離用粘着テープとの密着度が不十分になりやすい。このため、剥離用粘着テープを引き起こす際に、剥離用粘着テープがセパレータから剥離してしまい、粘着材からセパレータを剥離できない事態が生じる。
特許文献2に開示の剥離方法では、ノズルで圧縮空気を吹き付けるので、埃や塵等を巻き上げてしまうおそれがある。粘着材上に埃等が付着することにより、粘着材と被着体との貼り合わせが綺麗に行えないという問題がある。
本発明は、上記事項に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、セパレータを綺麗に剥離できるセパレータの剥離装置を提供することにある。
本発明に係る剥離装置は、
一方の面にセパレータが被覆されたシート状粘着材を被着体に貼着した後に、前記セパレータを剥離する剥離装置において、
前記被着体の面に沿って剥離方向に前後移動可能な本体と、
所定の支持点周りを回動可能に前記本体に取り付けられ、ヘッド面の剥離方向後部が円弧状に形成されるとともに、前記ヘッド面に凹部が形成された押圧ヘッドと、
前記押圧ヘッドの前記凹部に設けられた押圧ローラーと、
クランプヘッドを有し、前記押圧ヘッドの剥離方向後方に設けられたクランプ装置と、を備え、
前記クランプヘッドと前記押圧ヘッドとで前記セパレータの縁を狭持し、
前記本体の剥離方向への前進に従動して前記押圧ヘッドが前記セパレータを押圧しながら回転して前記セパレータの縁を剥離するとともに、前記押圧ヘッドの回転によって前記押圧ローラーを前記セパレータに当接させ、
前記本体の剥離方向への前進に従動して前記押圧ローラーが前記セパレータを押圧しながら回転し、前記シート状粘着材から前記セパレータを剥離する、ことを特徴とする。
また、前記押圧ヘッドの回転を任意の角度で固定する回転角度制御機構を備えていてもよい。
また、前記回転角度制御機構は、前記本体或いは前記押圧ヘッドにストッパーが設けられ、前記押圧ヘッドを回転させ、前記ストッパーに前記押圧ヘッド或いは前記本体を当接させて前記押圧ヘッドの回転角度を固定してもよい。
また、前記ヘッド面に開口部を有する吸引経路が前記押圧ヘッド内部に形成され、前記クランプヘッドには前記開口部に対応する位置に貫通孔が形成されていてもよい。
本発明に係る剥離装置では、押圧ヘッドと押圧ローラーでセパレータを押圧しながら剥離している。このため、シート状粘着材と被着体との密着度が向上し、シート状粘着材が被着体から剥がれることがないとともに、被着体の浮き上がりを抑止してセパレータを綺麗に剥がすことができる。そして、押圧ローラーを用いることにより、長尺のセパレータの剥離にも適用することができる。
実施の形態1に係る剥離装置の概略構成を示す正面図である。 実施の形態1に係る剥離装置の概略構成を示す側面図である。 実施の形態1に係る剥離装置の剥離動作を示す正面図である。 実施の形態1に係る剥離装置の剥離動作を示す正面図である。 実施の形態1に係る剥離装置の剥離動作を示す正面図である。 実施の形態1に係る剥離装置の剥離動作を示す正面図である。 実施の形態1に係る剥離装置の剥離動作を示す正面図である。 実施の形態1に係る剥離装置の剥離動作を示す正面図である。 実施の形態2に係る剥離装置の概略構成を示す正面図である。 実施の形態2に係る剥離装置の概略構成を示す側面図である。 実施の形態2に係る剥離装置の剥離動作を示す正面図である。 実施の形態2に係る剥離装置の剥離動作を示す正面図である。 実施の形態2に係る剥離装置の剥離動作を示す正面図である。 実施の形態2に係る剥離装置の剥離動作を示す正面図である。 実施の形態2に係る剥離装置の剥離動作を示す正面図である。 押圧ヘッドとクランプヘッドの断面の部分拡大図である。 押圧ヘッドとクランプヘッドの断面の部分拡大図である。
(実施の形態1)
実施の形態1に係る剥離装置1について説明する。剥離装置1は、図1の正面図、図2の側面図に示すように、主として、本体11と、押圧ヘッド14と、クランプ装置15とから構成され、これらは載置台21の上方に配置されている。
本体11は、支持点13を介して押圧ヘッド14を支持している。本体11は、昇降シリンダ12と接続しており、昇降シリンダ12によって昇降可能に構成されている。昇降シリンダ12上部は、不図示の支持レールに接続しており、本体11は載置台21の上面に沿って、剥離方向に前後動可能に構成されている。
押圧ヘッド14は、支持点13を介して、本体に取り付けられている。押圧ヘッド14の載置台21に対向する面(以下、ヘッド面)は、載置台21に向けて突出するようにして円弧状に形成されている。押圧ヘッド14は、不図示のモータ等の駆動装置により、支持点13を中心に回動可能に構成されている。
押圧ヘッド14の剥離方向後方には、クランプ装置15が備えられている。このクランプ装置は、アーム15aと、クランプヘッド15bとから構成されている。そして、アーム15aの上部は押圧ヘッド14の端部に接続されており、この接続箇所を支点にして不図示のモータ等の駆動装置によって回動可能である。また、クランプヘッド15bはアーム15a内部を長手方向に摺動可能であり、クランプ装置15の長さは伸縮自在である。
載置台21は、後述するセパレータ31が被覆されたシート状粘着材32が貼着された被着体33が置かれる台である。
続いて、図3〜図8を参照して、剥離装置1の剥離動作について説明する。
まず、セパレータ31が被覆されたシート状粘着材32が貼着された被着体33を準備する。この被着体33は、セパレータ31が押圧ヘッド14に対向するようにして載置台21上に配置される。なお、載置台21上に被着体33を配置し、この状態でセパレータ31が被覆されたシート状粘着材32を貼着させてもよい。
なお、ここでいうシート状粘着材32は、両面に粘着性を備えたシート状の部材であれば特に限定されない。また、セパレータ31としては、シート状粘着材32の表面を保護している台紙や保護フィルム等が挙げられるが、これらに限定されるものではない。
続いて、図3に示すように、押圧ヘッド14を時計回りに回転させ、押圧ヘッド14のヘッド面の剥離方向後端部とセパレータ31の縁との位置合わせを行う。そして、昇降シリンダ12を介して本体11を下降させる。本体11の下降に伴って、矢印Fで示すように、押圧ヘッド14のヘッド面端部がセパレータ31をシート状粘着材32へ向けて押さえ付けることになる。
続いて、図4に示すように、クランプ装置15により、セパレータ31の縁をクランプヘッド15bと押圧ヘッド14のヘッド面端部とで狭持する。クランプ装置15は、上述のように回動可能で且つ伸縮自在なので、アーム15aの回転、クランプヘッド15bの伸縮を行うことにより、セパレータ31の縁を押圧ヘッド14のヘッド面に押し付けるようにして狭持する。なお、セパレータ31の外周は、狭持しやすいようにシート状粘着材32からはみ出して構成されている。これにより、セパレータ31のみが、クランプヘッド15bと押圧ヘッド14のヘッド面端部とで狭持される。
続いて、図5に示すように、押圧ヘッド14によってセパレータ31を押圧した状態を維持しつつ、本体11を一定の速度で剥離方向に前進させる。本体11の前進に従動して、押圧ヘッド14は支持点13を支点にして反時計回りに回転することになる。セパレータ31の縁は上述のように狭持されたままなので、押圧ヘッド14の回転により、セパレータ31の縁が引き上げられる。このようにして、セパレータ31の一部がシート状粘着材32から剥離される。押圧ヘッド14にてセパレータ31を押圧しながら行っているため、言い換えれば、押圧ヘッド14のヘッド面でセパレータ31を押圧した後に、セパレータ31が剥離されるので、シート状粘着材32と被着体33との密着度が向上し、セパレータ31の剥離の際、シート状粘着材32が被着体33から剥がれることがない。
その後、図6、図7の順に示すように、本体11を更に剥離方向に前進させることで、徐々にセパレータ31がシート状粘着材32から離間し、引き剥がされる。そして、図8に示すようにセパレータ31が完全にシート状粘着材32から剥離される。
このように、ヘッド面が円弧状の押圧ヘッド14でセパレータ31を押圧しながらセパレータ31を剥離でき、また、ヘッド面が円弧状の押圧ヘッド14の回転によって、剥離角度(浮き上がったセパレータ31とシート状粘着材32とがなす接触角度)を一定にして剥離でき、更に、本体11を一定の速度で剥離方向に前進させることで、一定の速度でセパレータ31を剥離できる。これにより、セパレータ31の剥離の際、被着体33からシート状粘着材32が浮き上がることがないとともに、セパレータ31の剥離後に露出したシート状粘着材32の面に、凹凸が生じることがない。また、シート状粘着材32と被着体33との密着度が高まるとともに、全域に渡って密着度は一定になる。このように、シート状粘着材32の露出面は凹凸のないフラットな面となるので、シート状粘着材32上に不図示の他方の被着体を綺麗に貼着することができる。
更に、同様の理由から、剥離している最中にセパレータ31に引っ張られて被着体33が載置台21から浮き上がることもない。通常連続的に剥離装置を駆動して、順次多数のセパレータ31の剥離を行うが、被着体33が浮き上がると剥離装置の稼働を停止しなければならない。しかし、本実施の形態では被着体33の浮き上がりを防止できることから、剥離装置の稼働停止を抑えられるとともに、不良品の発生をも抑えられるので、生産効率が向上する。
(実施の形態2)
続いて、実施の形態2に係る剥離装置2について説明する。剥離装置2は、図9の正面図、図10の側面図に示すように、本体11と、押圧ヘッド14と、クランプ装置15と、押圧ローラー16と、ストッパー17とから構成され、これらは載置台21の上方に配備されている。
本体11、クランプ装置15、載置台21、昇降シリンダ12については、それぞれ上述した実施の形態1と同様であるため、説明を省略する。
押圧ヘッド14は、支持点13を介して、本体に取り付けられている。押圧ヘッド14の載置台21に対向する面(以下、ヘッド面)は、剥離方向後方部が円弧状に形成されている。押圧ヘッド14は、不図示のモータ等の駆動装置により、支持点13を中心に回動可能に構成されている。
そして、押圧ヘッド14のヘッド面には中央部から剥離方向前部にかけて凹部が形成されている。そして、この凹部に、押圧ローラー16が備えられている。押圧ローラー16は、押圧ヘッド14とほぼ同幅に設定され、セパレータ31をほぼ全域に渡って押圧できるようにされている。
また、本体11には、押圧ヘッド14の回転角度制御機構として、押圧ヘッド14の反時計回りの回転を任意の角度で固定する棒状のストッパー17が設けられている。
続いて、図11〜図15を参照して剥離装置2の剥離動作について説明する。
図11に示すセパレータ31の縁を押圧ヘッド14とクランプヘッド15bで狭持するまでの過程については、前述した実施の形態1と同様である。
図12に示すように、本体11を剥離方向に前進させる。本体11の前進により、押圧ヘッド14が反時計回りに回転する。セパレータ31の縁が狭持されているので、セパレータ31がシート状粘着材32から離間していく。押圧ヘッド14がセパレータ31を押圧しながら、シート状粘着材32からセパレータ31を離間させていくので、被着体33からシート状粘着材32が浮き上がることなくセパレータ31の一部がシート状粘着材32から剥離される。
そして、押圧ヘッド14の回転が進むにつれ、押圧ローラー16がセパレータ31に当接し、矢印Fで示すように、セパレータ31をシート状粘着材32に押し付けることになる。押圧ヘッド14の回転は、押圧ヘッド14の上部がストッパー17に当接することで停止する。
図13に示すように、更に、本体11を剥離方向に前進させると、押圧ヘッド14は一定の角度を保ったまま、追随して剥離方向に移動する。本体11の移動により、押圧ローラー16はセパレータ31をシート状粘着材32に押し付けながら回転して前進する。そして、セパレータ31の縁が押圧ヘッド14のヘッド面とクランプヘッド15bによって狭持されたままなので、セパレータ31はシート状粘着材32から徐々に引き剥がされる。
そして、図14、図15の順に、更に本体11を剥離方向に前進させることにより、セパレータ31をシート状粘着材32から完全に剥離することができる。
このように、セパレータ31は押圧ローラー16で押圧された後に、剥離されることになる。押圧ローラー16の押圧によって、シート状粘着材32と被着体33との密着度が高まるので、シート状粘着材32が被着体33から剥離することを抑えられる。
このように、剥離動作の前半では円弧状の押圧ヘッド14によりセパレータ31を押圧しており、また、剥離動作の中盤以降では押圧ローラー16によりセパレータ31を押圧している。これにより、実施の形態1と同様、シート状粘着材32の浮き上がりが生じることなく、セパレータ31の剥離後に露出したシート状粘着材32の面には凹凸が生じることがない。このシート状粘着材32の露出面は凹凸のないフラットな面となり、シート状粘着材32上に不図示の他方の被着体を綺麗に貼着することができる。
また、実施の形態1と同様に、剥離している最中にセパレータ31に引っ張られて被着体33が載置台21から浮き上がることもない。このため、連続して剥離装置を稼働させる場合でも、剥離装置を停止させる必要がないとともに、不良品の発生をも抑えられ、生産効率が向上する。
また、本実施の形態2に係る剥離装置2では、押圧ローラー16を用いているため、剥離方向への十分な前後移動が可能であれば、様々な長さのセパレータ31の剥離が可能であり、押圧ヘッド14の剥離方向の長さよりも長尺なセパレータ31を剥離する際に特に有効である。
なお、上記ではストッパー17を用いて押圧ヘッド14の回転角度を制御する回転角度制御機構について説明したが、押圧ヘッド14を所定の回転角度で固定することができる機構であれば、これに限定されることはない。例えば、鉛直方向に延在するストッパー17を用いてもよく、ストッパー17の長さ調節可能なものにして、適宜押圧ヘッド14の回転角度を任意の角度に固定できるものであってもよい。また、ストッパー17は、本体11、押圧ヘッド14のいずれに設けてもよい。
また、押圧ヘッド14を回転させるモータ等の駆動装置を制御することで、押圧ヘッド14の回転を任意の角度に制御する形態であってもよい。
セパレータ31やシート状粘着材32の素材等により、好ましい剥離角度は異なるが、本実施の形態における回転角度制御機構によって、押圧ヘッド14の回転角度をそれぞれの素材に適した角度に固定することで、種々のセパレータ31の剥離が可能である。
また、押圧ヘッド14のヘッド面とクランプヘッド15bで確実にセパレータ31を狭持して、セパレータ31の剥離が確実に行われたか否かを確認すべく、吸引機構を設けてもよい。
図16は、押圧ヘッド14のヘッド面とクランプヘッド15bの断面を部分的に拡大した図である。
この押圧ヘッド14の内部には、ヘッド面に開口部を有する吸引経路14aが形成されている。そして吸引経路14aの上部は、ホース等を介して真空装置(不図示)に接続されている。
また、クランプヘッド15bには、この吸引経路14aに対応する位置、即ち、吸引経路14aの直線上に貫通孔15cが形成されている。
セパレータ31の縁を押圧ヘッド14のヘッド面とクランプヘッド15bとで狭持した状態で、真空装置を稼働させると、図17に示すように、吸引経路14aの開口部がセパレータ31によって塞がれるので、吸引経路14a内が真空状態となる。このように真空状態になった場合には、真空状態を検出するセンサ(不図示)の作動により押圧ヘッド14のヘッド面とクランプヘッド15bで確実にセパレータ31を狭持したことを確認できる。即ち、セパレータ31の剥離が確実に行われたことを確認できる。
一方、セパレータ31が狭持されていない場合には、クランプヘッド15bに形成された貫通孔15cから外気が永続して吸引されることになり、吸引経路14a内が真空状態になることはない。この場合には、真空状態を検出するセンサが作動しないので、押圧ヘッド14のヘッド面とクランプヘッド15bとでセパレータ31が狭持されていないこと、即ち、セパレータ31の剥離ができなかったことを確認できる。
これにより、セパレータ31の剥離が不十分、即ち不良品が発生しているか否かが容易にわかるので、不慮の不良品の誘発を抑制することができる。なお、吸引経路14a内が真空になったか否かは、公知の制御装置等(不図示)を用いて行えばよい。また、セパレータ31が狭持されているか否かは、剥離動作中のいずれのタイミングで行ってもよい。
1 剥離装置
2 剥離装置
11 本体
12 昇降シリンダ
13 支持点
14 押圧ヘッド
14a 吸引経路
15 クランプ装置
15a アーム
15b クランプヘッド
15c 貫通孔
16 押圧ローラー
17 ストッパー
21 載置台
31 セパレータ
32 シート状粘着材
33 被着体

Claims (4)

  1. 一方の面にセパレータが被覆されたシート状粘着材を被着体に貼着した後に、前記セパレータを剥離する剥離装置において、
    前記被着体の面に沿って剥離方向に前後移動可能な本体と、
    所定の支持点周りを回動可能に前記本体に取り付けられ、ヘッド面の剥離方向後部が円弧状に形成されるとともに、前記ヘッド面に凹部が形成された押圧ヘッドと、
    前記押圧ヘッドの前記凹部に設けられた押圧ローラーと、
    クランプヘッドを有し、前記押圧ヘッドの剥離方向後方に設けられたクランプ装置と、を備え、
    前記クランプヘッドと前記押圧ヘッドとで前記セパレータの縁を狭持し、
    前記本体の剥離方向への前進に従動して前記押圧ヘッドが前記セパレータを押圧しながら回転して前記セパレータの縁を剥離するとともに、前記押圧ヘッドの回転によって前記押圧ローラーを前記セパレータに当接させ、
    前記本体の剥離方向への前進に従動して前記押圧ローラーが前記セパレータを押圧しながら回転し、前記シート状粘着材から前記セパレータを剥離する、ことを特徴とする剥離装置。
  2. 前記押圧ヘッドの回転を任意の角度で固定する回転角度制御機構を備えることを特徴とする請求項に記載の剥離装置。
  3. 前記回転角度制御機構は、前記本体或いは前記押圧ヘッドにストッパーが設けられ、
    前記押圧ヘッドを回転させ、前記ストッパーに前記押圧ヘッド或いは前記本体を当接させて前記押圧ヘッドの回転角度を固定することを特徴とする請求項に記載の剥離装置。
  4. 前記ヘッド面に開口部を有する吸引経路が前記押圧ヘッド内部に形成され、
    前記クランプヘッドには前記開口部に対応する位置に貫通孔が形成されている、ことを特徴とする請求項1に記載の剥離装置。
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